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JP4922589B2 - 排気浄化装置 - Google Patents

排気浄化装置 Download PDF

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JP4922589B2
JP4922589B2 JP2005268821A JP2005268821A JP4922589B2 JP 4922589 B2 JP4922589 B2 JP 4922589B2 JP 2005268821 A JP2005268821 A JP 2005268821A JP 2005268821 A JP2005268821 A JP 2005268821A JP 4922589 B2 JP4922589 B2 JP 4922589B2
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Description

本発明は、車両等の排気管に触媒を設けてなる排気浄化装置に関するものである。
自動二輪車や自動四輪車等の車両では、排気ガスに含まれる炭化水素(HC)や窒素酸化物(NOx)等を除去するため、排気管に触媒を設けている。下記特許文献1には、自動二輪車の排気管のうち、マフラーに触媒を設けた技術が開示されている。
特開昭60−17220号公報
図8は、触媒の一例を示す断面図である。触媒100は、外筒102と、該外筒102内に設けられた触媒本体103とを有している。外筒102は、ステンレス等の金属製であり、触媒本体103は、ステンレス等によって形成されたハニカム構造体の表面に触媒金属を担持させたものである。触媒本体103は、外筒102の内面にロウ付けによって固着されている。
上記触媒100を排気管101に固定する場合、触媒本体103の外周側に位置する外筒102の外面に溶接を施すと、外筒102と触媒本体103とのロウ付け部分が熱影響を受けやすくなる。そのため、外筒102の端部102Aを触媒本体103よりも軸心O1方向に突出させるとともに、この突出部分に溶接W5を施すことによって、外筒102と触媒本体103とのロウ付け部分に熱が及ばないようにしている。
しかし、外筒102の端部102Aを触媒本体103よりも突出させると、当該外筒102内には浄化に寄与しない無駄領域ができる。そのため、外筒102内の全体に触媒本体を設けた触媒よりも無駄領域の分だけ浄化性能に劣ることになる。
そこで、本発明は、外筒全体の長さを排気浄化のために有効に利用することができ、しかも、触媒を排気管に固定する際の熱影響が、外筒と触媒本体との接続部分に及ぶことを防止することができる、排気浄化装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、排気管の内部に触媒を設けてなる排気浄化装置において、前記触媒が、外筒と、該外筒の軸長方向に間隔をあけて該外筒内に設けられた複数の触媒本体と、を備えており、前記複数の触媒本体は、それぞれ、金属製のハニカム構造を有しており、前記外筒は、前記複数の触媒本体の軸長方向全長を覆っており、前記複数の触媒本体間に形成された空間の外周側に位置する前記外筒の外面が、前記排気管の内部に固定される被固定面とされており、排気流れ方向上流側の前記触媒本体は、排気流れ方向下流側の前記触媒本体より短く形成されており、前記排気管の内面に取付ブラケットが固定され、該取付ブラケットに前記被固定面が固定されており、前記取付ブラケットは、外側筒部と内側筒部と接続筒部とから一体に形成されており、前記内側筒部は前記被固定面に溶接固定され、前記外側筒部は、前記触媒本体間の前記空間の外周側に位置する前記排気管の内面に、溶接固定されていることを特徴とする。
上記のように、外筒内に複数の触媒本体を間隔をあけて設けると、一方の触媒本体を通過した排気ガスは、触媒本体間の空間で一旦混ぜ合わされた後、他方の触媒を通過するようになるため、触媒本体全体で均一に排気ガスを浄化することが可能となる。そのため、外筒内に複数の触媒を間隔をあけて設けた触媒は、同じ長さの外筒全体に1つの触媒本体を備えた触媒と比較して、触媒本体の量が少なくなるにも関わらず、略同じ性能を発揮する。
したがって、請求項1の本発明では、外筒全体の長さを浄化のために利用することができるとともに、外筒全体に1つの触媒本体を備えた触媒と略同様の性能を発揮することが可能となり、しかも、複数の触媒本体間の空間の外周側に位置する被固定面で、触媒を排気管に固定しているので、触媒を排気管に固定する際の熱影響が、外筒と触媒本体との接続部分に及ぶことを防止することができる。
また、排気流れ方向上流側の触媒本体が、排気流れ方向下流側の触媒本体より短く形成されているので、より高温の排気ガスが流通する排気流れ上流側の触媒本体の温度上昇をより促進して活性化し、浄化効率を向上させることができる。
また、排気管の内面形状と触媒の外面形状との形状に違いを取付ブラケットによって吸収することができ、排気管の内部形状に関わらず触媒を適切に固定することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、気流れ方向上流側の前記触媒本体の排気上流端と前記外筒の排気上流端とが略一致し、排気流れ方向下流側の前記触媒本体の排気下流端と前記外筒の排気下流端とが略一致していることを特徴とする。
気流れ方向上流側の前記触媒本体の排気上流端と前記外筒の排気上流端とが略一致し、排気流れ方向下流側の前記触媒本体の排気下流端と前記外筒の排気下流端とが略一致しているので、浄化に寄与しない無駄領域を削除し、外筒全体の長さを排気浄化のために有効に利用することができる。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記間隔の長さは、排気流れ方向下流側の触媒本体の軸長方向長さより短くなっていることを特徴とする。

本発明によれば、外筒全体の長さを排気浄化のために有効に用いることができるとともに、触媒を排気管に固定する際の熱影響が外筒と触媒本体との接続部分に及ぶことを防止することができる。
図1は、本発明の実施形態にかかる排気浄化装置を示す平面図である。この排気浄化装置は2本の排気管11を備え、該排気管11は、例えば、V型2気筒エンジン10の各気筒に接続されている。各排気管11は、エンジンの各気筒に前端が接続された第1の管部13と、該第1の管部13の後端に接続された第2の管部14とを備え、第2の管部14は、内部に膨張室を形成したマフラーを構成している。
図2は、マフラー(第2の管部)14を拡大して示す断面図である。該マフラー14は、外筒体16と、該外筒体16の内側に配置された内筒体17とによって外郭が構成され、内筒体17の内部には、第1膨張室18、第2膨張室19、及び第3膨張室20が形成されている。また、マフラー14は、前後方向に向けて配置され、排気ガスは、マフラー14内を前から後へX方向に流れるようになっている。
第1膨張室18には、連結管体21が取り付けられている。連結管体21は、前部が第1膨張室18から前方へ突出するとともに第1の管部13(図1)に接続されている。連結管体21の後部は、内筒体17に支持板23を介して支持されるとともに、外周面に多数の第1流通孔21Aを貫通して備えている。支持板23には、周方向に複数の開口23Aが形成されている。したがって、第1の管部13から流れる排気ガスは連結管体21を通り、第1流通孔21Aを介して第1膨張室18に流入し、支持板23の開口23Aを介して支持板23の後方に流れるようになっている。
第1膨張室18と第2膨張室19との間には、第1仕切り壁35が設けられ、該第1仕切り壁35には、触媒30が貫通して設けられている。排気ガスは、第1膨張室18から触媒30を通過して第2膨張室19に流入するようになっている。触媒30について後述する。
第2膨張室19と第3膨張室20との間には第2仕切り壁24が設けられ、第3膨張室20の後端部は、後端壁25で閉鎖されている。第2仕切り壁24と後端壁25とには、前後方向に延びる中間管体26が貫通して設けられている。第3膨張室20内において、中間管体26は、第3仕切り壁27によって閉塞されている。第3仕切り壁27よりも前側で、第2膨張室19内に位置する中間管体26の外周面には、複数の第2流通孔26Aが形成され、第3仕切り壁27よりも前側で、第3膨張室20内に位置する中間管体26の外周面には、複数の第3流通孔26Bが形成され、第3仕切り壁27よりも後側で、第3膨張室20内に位置する中間管体の外周面には、複数の第4流通孔26Cが形成されている。
第2膨張室19内に流入した排気ガスは、第2流通孔26Aから中間管体26内に流入し、第3流通孔26Bから第3膨張室20内に流入する。さらに、排気ガスは、第4流通孔26Cから中間管体26に流入するとともに、中間管体26の後端開口から外部に放出されるようになっている。
図1に示すように、2本の排気管11は、接続管28によって相互に接続されており、該接続管28の各端部は、図2に示すように、各排気管11のマフラー14における第1膨張室18に接続されている。これにより、2本の排気管11には略均等に排気ガスが流れるようになっている。
〔触媒の構成〕
図2に示すように、触媒30は、円筒形の外筒31と、該外筒31内に配置された触媒本体32,33とからなる。外筒31は、ステンレス等の金属製であり、軸心O1を前後方向(排気流れ方向X)に向けて配置されている。触媒本体32,33は、ステンレス等によって形成されたハニカム構造体の表面に触媒金属を担持させることによって構成されている。触媒本体32,33は、外筒31にロウ付けによって固着されている。
触媒本体32,33は、外筒31の軸心O1方向(軸長方向)に2つ並べて設けられており、両者の間には空間Sが形成されている。前側(排気流れ方向X上流側)の触媒本体32は、同後側(下流側)の触媒本体33よりも短く形成されている。前側の触媒本体32の前端と外筒31の前端とは略一致され、後側の触媒本体33の後端と外筒31の後端とは略一致されている。
前記触媒30は、前記第1仕切り壁35を介してマフラー14内部に固定されている。すなわち、第1仕切り壁35は、触媒30をマフラー14に固定する取付ブラケットとしても機能している。図3は、触媒30の固定部分を拡大して示す断面図である。取付ブラケット(第1仕切り壁)35は、マフラー14の内筒体17の内面に沿って配置された外側筒部35Aと、触媒30の外筒31の外面に沿って配置されるとともに外側筒部35Aに対して軸心O1方向及び半径方向にずれて配置された内側筒部35Bと、外側筒部35Aと内側筒部35Bとの隣接する端部を接続する傾斜した接続筒部35Cとからなり、これらは一体に形成されている。
内筒体17には、取付ブラケット35の外側筒部35Aが重なった部分に、複数の貫通孔17Aが形成されており、この貫通孔17Aにプラグ溶接W1を施すことによって、外側筒部35Aが、内筒体17の内面に固定されている。
触媒30の外筒31の外面は、取付ブラケット35の内側筒部35Bの後端に周方向複数箇所で隅肉溶接W2によって固定されている。外筒31の外面の溶接W2された部分(被固定面31A)は、前後の触媒本体32間の空間Sの外周側に位置している。
〔本実施形態の作用効果〕
したがって、本実施形態では次のような作用効果を奏する。
(1)2つの触媒本体32,33の間には空間Sが形成され、この空間Sの外周側に位置する外筒31の外面(被固定面)31Aが、取付ブラケット35を介してマフラー14の内面に固定されているので、溶接W2の熱が、外筒31と触媒本体32,33とのロウ付け部分に伝わり難くなり、ロウ付け部分への熱影響を少なくすることができる。
(2)前記触媒30は、取付ブラケット35を介してマフラー14に固定されているので、マフラー14の内部形状に、触媒30の形状を合わせる必要は必ずしもなく、取付ブラケット35で対応することができる。したがって、マフラー14の内部形状にかかわらず、触媒30を適切に固定することができる。
(3)従来技術のように、外筒内に1つの触媒本体を備えている場合、排気ガスは、最初から最後まで同じハニカムの目を流れることになる。そのため、触媒本体内の温度分布やガス分布等によっては、あるハニカムの目で浄化が終わっても、他のハニカムの目では浄化が進んでいないといった、バラツキが生じることがある。本実施形態の触媒30は、2つの触媒本体32,33を間隔(空間S)をあけて配置しているので、前側の触媒本体32を通過して浄化された排気ガスは、一旦空間Sで混ぜ合わされた後、更に、後側の触媒本体33に流入し、再度浄化される。したがって、2つの触媒本体32,33を用いてバラツキ無く排気ガスを浄化することができ、浄化効率を向上することができる。
また、一般に、外筒の長さが同じで、その長さ全体に1つの触媒本体を設けたものと、2つの触媒本体32,33を空間Sをあけて設けたものとでは、略同じ性能を発揮する。したがって、本実施形態の触媒30は、空間Sを備える分だけ触媒本体32,33の量を少なくすることができ、コスト低減を図ることができる。
(4)前記触媒30は、マフラー14の前部側に配置されているので、比較的高温の排気ガスを流通させることができ、触媒本体30の温度上昇を促進して活性化を図ることができる。
(5)前記触媒30は、前側の触媒本体32を後側の触媒本体33よりも短く形成しているので、より高温の排気ガスが流通する前側の触媒本体32の温度上昇をより促進して活性化し、浄化効率を向上することができる。
参考の実施形態
図4は、参考の実施形態を示す平面図である。第1実施形態では、触媒30をマフラー14の膨張室19内に設けた例を示したが、本実施形態では、マフラーに到る前の排気管11内に触媒30を配置した例を示している。本実施形態の排気管11は、並列4気筒のエンジン10に用いられる排気管11であり、各気筒の排気口に接続される4本の第1の管部41と、第1の管部41を2本ずつに集合する2本の第1集合管42と、各第1集合管42に接続された2本の触媒管43と、2本の触媒管43を1本に集合する第2集合管44と、第2集合管44に接続される第2の管部45と、を有し、第2の管部45には、図示しない分岐管やマフラー等が接続されるようになっている。
前記触媒管43の内部には、触媒30が配置されている。本実施形態の触媒30も、外筒31と、外筒31内部に設けられた2つの触媒本体32,33とからなっているが、2つの触媒本体32,33は略同じ長さであり、外筒31の軸心方向の中央部に空間Sが形成されている。各触媒本体32,33は、それぞれ外周面の軸心O1方向の略中央に配置されたロウ箔77によって外筒31にロウ付けされている。
図5は、触媒30の固定部分を拡大して示す断面図である。本実施形態では、第1実施形態のような取付ブラケット35を用いておらず、直接排気管(触媒管43)に触媒30を取り付けている。触媒30の空間部Sの外周側に位置する外筒31の外面は、第1実施形態と同様に被固定面とされ、触媒管43の被固定面に接する部分には、周方向複数箇所に貫通孔43Aが形成されている。そして、この貫通孔43Aにプラグ溶接W3を施すことによって触媒管43に触媒30が固定されている。したがって、本実施形態においても第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
第2実施形態
図6は、本発明の第2実施形態にかかる排気管11を示す断面図である。本実施形態の排気管11は膨張室を有するマフラーであり、このマフラー11の内部に触媒30を備えている。マフラー11は、外筒体51及び内筒体52で外郭を構成し、外筒体51の軸心方向両端は、前端壁53及び後端壁54で閉鎖されている。内筒体52の内部には、第1膨張室56、第4膨張室57、第3膨張室58、第2膨張室59がこの順で前から配置され、各膨張室56,57,58,59は第1,第2,第3仕切り壁60,61,62で仕切られている。
第1,第2,第3仕切り壁60,61,62には、第1膨張室56と第2膨張室59とを連通する第1連通管63が貫通し、第2仕切り壁61には、第3膨張室58と第4膨張室57とを連通する第2連通管64が貫通している。さらに、第2,第3仕切り壁61,62及び後端壁54には、排出管65が貫通し、該排出管65は、一端部が第4膨張室57内で開口するとともに、他端部が後端壁54で開口している。第3仕切り壁62には、第2膨張室59と第3膨張室58とを連通する連通孔(図示略)が形成されている。
内筒体52の内部には、触媒30が設けられている。触媒30は、第1,第2,第3仕切り壁60,61,62を貫通して設けられ、該仕切り壁61,62,63によって直接的に支持されている。触媒30の一端部は第1膨張室56内に配置されており、当該一端部には、多数の流通孔70Aを外周面に形成した吐出管70が取り付けられている。触媒30の他端部は第2膨張室59内に配置されており、該他端部には、U字状に湾曲した湾曲管71の一端が接続されている。湾曲管71の他端は、前端壁53、第1,第2,第3仕切り壁60,61,62を貫通して設けられた流入管72に接続されている。
本実施形態のマフラー11には、流入管72の一端から排気ガスが流入する。そして、排気ガスは、湾曲管71から触媒30を経て、吐出管70の流通孔70Aから第1膨張室56に流入する。そして、排気ガスは、第1膨張室56から第1連通管63を介して第2膨張室59に流入し、第2膨張室59から連通孔(図示略)を介して第3膨張室58に流入し、第3膨張室58から第2連通管64を介して第4膨張室57に流入し、第4膨張室57から排出管65を介して外部に排出されるようになっている。
前記触媒30は、外筒31及び2つの触媒本体32,33からなり、2つの触媒本体32,33の間に空間Sが形成されている点で前述の第1,第2実施形態と同様である。排気流れ方向X上流側の触媒本体32は、同下流側の触媒本体33よりも短く形成されている。2つの触媒本体32,33間の空間Sの外周側に位置する外筒31の外面は、被固定面とされ、第2仕切り壁61に溶接で固定されている。
図7は、触媒30の固定部分を示す拡大断面図であり、触媒30の外筒31は、第2仕切り壁61に形成した孔61Aに貫通しており、該孔61Aの周縁は、排気流れ方向Xに折曲している。そして孔61Aの周縁と、外筒31の外面(被固定面)31Aとは、周方向複数箇所で溶接W4によって固定されている。
本実施形態においても第1実施形態と同様の作用効果を奏する。また、本実施形態のように、マフラー11内の複数の膨張室を区画する仕切り壁61を貫通するように触媒30を設けることによって、仕切り壁61を取付ブラケットとして触媒30を固定することができる。
〔他の実施形態〕
(1)上記実施形態では、触媒30は、外筒31内に2つの触媒本体32,33を設けたものとなっているが、3以上の触媒本体を設けたものでもよい。
(2)複数の触媒本体32,33は、同じ浄化性能(ハニカムの目の大きさ等)であってもよいし、異なってもよい。
本発明は、自動二輪車、自動四輪車等の車両や、作業機械、産業機械等の排気浄化装置として有効に利用することができる。
本発明の第1実施形態に係る排気管の平面図である。 同排気管の拡大断面図である。 触媒の固定部分を拡大して示す断面図(図2のIII部拡大断面図)である。 参考の実施形態に係る排気管の平面図である。 触媒の固定部分を拡大して示す断面図(図4のV部拡大断面図)である。 本発明の第2実施形態に係る排気管の断面図である。 触媒の固定部分を拡大して示す断面図(図6のVII部拡大断面図)である。 従来技術に係る排気管の断面図である。
11 排気管
30 触媒
31 外筒
32 触媒本体
33 触媒本体
35 第1仕切り壁(取付ブラケット)

Claims (3)

  1. 排気管の内部に触媒を設けてなる排気浄化装置において、
    前記触媒が、外筒と、該外筒の軸長方向に間隔をあけて該外筒内に設けられた複数の触媒本体と、を備えており、
    前記複数の触媒本体は、それぞれ、金属製のハニカム構造を有しており、
    前記外筒は、前記複数の触媒本体の軸長方向全長を覆っており、
    前記複数の触媒本体間に形成された空間の外周側に位置する前記外筒の外面が、前記排気管の内部に固定される被固定面とされており、
    排気流れ方向上流側の前記触媒本体は、排気流れ方向下流側の前記触媒本体より短く形成されており、
    前記排気管の内面に取付ブラケットが固定され、該取付ブラケットに前記被固定面が固定されており、
    前記取付ブラケットは、外側筒部と内側筒部と接続筒部とから一体に形成されており、前記内側筒部は前記被固定面に溶接固定され、前記外側筒部は、前記触媒本体間の前記空間の外周側に位置する前記排気管の内面に、溶接固定されていることを特徴とする、排気浄化装置。
  2. 気流れ方向上流側の前記触媒本体の排気上流端と前記外筒の排気上流端とが略一致し、
    排気流れ方向下流側の前記触媒本体の排気下流端と前記外筒の排気下流端とが略一致していることを特徴とする、請求項1記載の排気浄化装置。
  3. 前記間隔の長さは、排気流れ方向下流側の触媒本体の軸長方向長さより短くなっていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の排気浄化装置。
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