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JP4943769B2 - 撮影装置および合焦位置探索方法 - Google Patents

撮影装置および合焦位置探索方法 Download PDF

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JP4943769B2 JP2006221630A JP2006221630A JP4943769B2 JP 4943769 B2 JP4943769 B2 JP 4943769B2 JP 2006221630 A JP2006221630 A JP 2006221630A JP 2006221630 A JP2006221630 A JP 2006221630A JP 4943769 B2 JP4943769 B2 JP 4943769B2
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Description

本発明は顔検出AF機能を備えた撮影装置に関する。
従来、逆光状態を判別する撮像装置が存在する。例えば特許文献1によると、被写体が逆光状態か否か判定し、逆光状態の時は電荷蓄積型イメージセンサの積分時間を長くして、再度積分を行い、そのときのセンサ出力に基づいて再度焦点検出をやり直す。
特許文献2によると、2種類のサンプリング手段(少なくとも蓄積時間の一部が共通)を有し、逆光と判断された場合には、第2サンプリング手段の出力を優先して焦点検出を行う。
特許文献3によると、画像信号の高周波成分の信号量を検出することにより合焦評価値を取得し、この合焦評価値に基づいて合焦位置を検出し、検出された合焦位置が、合焦位置であるか偽合焦位置であるかを判定する。
特開平05−264887号公報 特開平11−223759号公報 特開2006−145666号公報
特許文献1の技術では、逆光状態の場合には、都合2回の積分と2回の演算処理を行うため、焦点検出に時間がかかる。特許文献2の技術では、逆光判定の結果に応じて、AF用の電荷蓄積時間を変化させるためには、撮像素子の動作を切り替える必要がある。特許文献3では、撮影シーンに適した合焦が行われるとは限らない。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、シーンに適したAF制御を行うことで、合焦率を高めることを目的とする。
本発明は、撮影レンズを介して被写体像を撮影素子上に結像させ、該撮影素子より得られる画像信号から所望の周波数成分をフィルタにより抽出し、抽出された周波数成分を積分して焦点評価値を算出し、該算出した焦点評価値に基づいて撮影レンズの合焦位置を探索する撮影装置または合焦位置探索方法に関する。
本発明に係る撮影装置は、被写体像の撮影シーンを判別するシーン判別部と、シーン判別部によって判別された撮影シーンに基づき、撮影レンズの合焦位置の探索範囲またはフィルタの抽出すべき周波数成分のうち少なくともいずれか一方を変更した上で、合焦位置を探索するよう撮影レンズを移動させる制御部と、を備える。
この発明によると、撮影シーンに応じて合焦位置探索範囲または合焦検出用フィルタのうち少なくともいずれか一方を変更して、合焦位置を算出するから、逆光の有無や顔の有無などの撮影シーンに応じた正確な合焦位置の探索を行うことができる。
ここで、撮影シーンは、逆光状態・順光状態であること、人物撮影か人物以外の被写体の撮影であること、画像の明暗、高コントラスト・低コントラストであることを含む。
また、本発明に係る撮影装置は、 撮影シーンを判別するシーン判別部と、シーン判別部によって判別された撮影シーンに応じた合焦位置探索手順を実行する制御部と、を備える。
この発明によると、撮影シーンに応じた適切な合焦位置算出手順を実行することで、撮影シーンに応じた正確な合焦を行うことができる。
また、本発明に係る撮影装置は、フィルタから出力された信号に基づいて焦点評価値を算出するための第1の手順、および第1の手順とは異なる第2の手順で、それぞれ第1の仮合焦位置および第2の仮合焦位置を算出する仮合焦位置算出部と、第1の仮合焦位置と第2の仮合焦位置との差が所定の範囲内であるか否かを判定し、差が所定の範囲内であると判定されたことに応じ、最終的な合焦位置として第1の仮合焦位置に撮影レンズを移動させる制御部と、を備える。
この発明によると、2つの異なる手順で仮合焦位置を算出し、それらの誤差が所定の範囲内であれば、第1の仮合焦位置を最終的な合焦位置とすることで、第1の仮合焦位置が真の合焦位置としての確からしさが担保され、正確な合焦を行うことができる。
仮合焦位置検出部は、差が所定の範囲内でないと判定されたことに応じ、第1の仮合焦位置の焦点評価値算出対象領域およびフィルタの抽出すべき周波数成分のうち少なくともいずれか一方を変更した上、第1の仮合焦位置を再び算出し、制御部は、再び検出された第1の仮合焦位置と第2の仮合焦位置との差が所定の範囲内であるか否かを判定し、差が所定の範囲内であると判定されたことに応じ、第1の仮合焦位置を最終的な合焦位置として撮影レンズを移動させるようにしてもよい。
制御部は、差が所定の範囲内であると判定されるまで、第1の仮合焦位置の再算出を繰り返すようにしてもよい。
制御部は、第1の仮合焦位置の算出の回数が1以上の所定の回数を超えたことに応じ、所定の基準位置を最終的な合焦位置として撮影レンズを移動させるようにしてもよい。
撮影シーンを判別するシーン判別部をさらに備え、制御部は、シーン判別部によって判別された撮影シーンに基づき、所定の範囲または所定の基準位置のうち少なくとも一方を変化させるようにしてもよい。
シーン判別部は、逆光状態を検出し、制御部は、シーン判別部による逆光状態の検出に応じ、異なる2つの焦点評価値算出対象領域について算出された2つの仮合焦位置を比較し、両者の差が所定の範囲内である場合、2つの焦点評価値算出対象領域のいずれか一方について検出された2つの仮合焦位置を最終的な合焦位置とするようにしてもよい。
画像信号に基づいて顔領域を検出する顔検出部と、顔検出部が検出した顔領域に基づいて、首領域、胸領域、腹領域および足領域のうち少なくともいずれか1つを決定する領域決定部と、をさらに備えてもよい。
この場合、異なる2つの焦点評価値算出対象領域は、顔領域、首領域、胸領域、腹領域および足領域ならびにこれらの全部または一部を組み合わせた領域のうちいずれか2つを含んでもよい。
また、焦点評価値算出対象領域は、顔領域、首領域、胸領域、腹領域および足領域ならびにこれらの全部または一部を組み合わせた領域のうちいずれか1つを含んでもよい。
フィルタの抽出すべき周波数成分は、所定の第1の周波数成分から第1の周波数成分よりも低い所定の第2の周波数成分に切り替えられるようにしてもよい。
本発明に係る合焦位置探索方法は、被写体像の撮影シーンを判別するステップと、判別された撮影シーンに基づき、撮影レンズの合焦位置の探索範囲またはフィルタの抽出すべき周波数成分のうち少なくともいずれか一方を変更した上で、合焦位置を探索するよう撮影レンズを移動させるステップと、を備える。
本発明に係る合焦位置探索方法は、撮影シーンを判別するステップと、判別された撮影シーンに応じた合焦位置探索手順を実行するステップと、を備える。
本発明に係る合焦位置探索方法は、フィルタから出力された信号に基づいて焦点評価値を算出するための第1の手順、および第1の手順とは異なる第2の手順で、それぞれ第1の仮合焦位置および第2の仮合焦位置を算出するステップと、第1の仮合焦位置と第2の仮合焦位置との差が所定の範囲内であるか否かを判定し、差が所定の範囲内であると判定されたことに応じ、最終的な合焦位置として第1の仮合焦位置に撮影レンズを移動させるステップと、を備える。
この発明によると、撮影シーンに応じて合焦位置検出範囲または合焦検出用フィルタのうち少なくともいずれか一方を変更して、合焦位置を算出するから、逆光の有無や顔の有無などの撮影シーンに応じた正確な合焦を行うことができる。
以下、添付した図面を参照し本発明の好ましい実施の形態を説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態に係るデジタルカメラ(以下カメラと略す)100の正面図である。
カメラ100の正面に配備されたレンズ鏡胴60には、ズームレンズ101a及びフォーカスレンズ101bを含む撮影レンズ101が内蔵されており、ズームレンズ101aを光軸方向に移動させることで焦点距離調節が行なわれるとともに、フォーカスレンズ101bを光軸方向に移動させることによりピント調節が行なわれる。
レンズ鏡胴60は、カメラボディ180に沈胴した状態から、予め設定された最短焦点距離位置であるワイド端と最長焦点距離位置であるテレ端との間で進退することで、カメラボディ180から繰り出し、また収納される。この図では、レンズ鏡胴60がカメラボディ180に沈胴した状態が示されている。
またカメラ100には、非撮影時には撮影レンズ101の前面を覆って撮影レンズ101と外界とを遮ることで撮影レンズ101を保護する状態をつくり出すとともに、撮像時には撮影レンズを外界に露出するレンズカバー61が設けられている。
レンズカバー61は開閉自在な機構で構成されており、開放状態で撮影レンズ101の前面を覆い、閉鎖状態で撮影レンズ101の前面を外界に露出する。レンズカバー61は電源スイッチ121のオン/オフに連動して開放/閉鎖される。この図ではレンズカバー61は開放状態となっている。
カメラ100の上面には、中央部分にレリーズスイッチ104の配備されたモードダイヤル123と電源スイッチ121とが配備されており、正面には、ストロボ105a、AF補助光ランプ105b、セルフタイマランプ105c等が配備されている。
図2はカメラ100の背面図である。カメラ100の背面には、ズームスイッチ127が配備されている。ズームスイッチ127のワイド(W)側を押すと、押し続けている間、レンズ鏡胴60がワイド端(広角)側に繰り出し、テレ(T)側の他方を押すと、押し続けている間、レンズ鏡胴60がテレ端(望遠)側に移動する。
カメラ100の背面には、画像表示LCD102、十字キー124、顔ボタン125、情報位置指定キー126等も設けられている。十字キー124は、上下左右がそれぞれ表示明るさ調節/セルフタイマ/マクロ撮影/ストロボ撮影を設定する操作系である。後述するが、十字キー124の下キーを押下することで、セルフタイマ回路83の計時完了後にメインCPU20がCCD132にシャッタ動作を行わせるセルフ撮影モードの設定を行える。撮影モード設定時に顔ボタン125が押下されると、後述の顔検出を開始させる。
図3はカメラ100のブロック図である。カメラ100にはユーザがこのカメラ100を使用するときに種々の操作を行なうための操作部120が設けられている。この操作部120には、カメラ100を作動させるための電源投入用の電源スイッチ121、オート撮影、マニュアル撮影、風景撮影モード、ポートレート撮影モード、証明写真モード等を選択するためのモードダイヤル123、各種のメニューの設定や選択あるいはズームを行なうための十字キー124、顔ボタン125、および十字キー124で選択されたメニューの実行やキャンセル等を行なうための情報位置指定キー126が備えられている。
また、カメラ100には、撮影画像や再生画像等を表示するための画像表示LCD102と、操作の手助けを行なうための操作LCD表示103が備えられている。
このカメラ100にはレリーズスイッチ104が配備されている。このレリーズスイッチ104によって撮影の開始指示がメインCPU20へと伝えられる。このカメラ100では所定のメニュー画面によって撮影と再生との切り替えが自在になっている。また、カメラ100には、コントラストAF時に被写体に投光スポットを照射するための発光ダイオード(LED)からなるAF補助光ランプ105b、閃光を発光するストロボ105aを有する閃光発光装置が配備されている。
また、カメラ100には、撮影レンズ101と、絞り131と、撮影レンズ101および絞り131を経由して結像された被写体像をアナログの画像信号に変換する撮像素子であるCCDセンサ132(以下CCD132と略記する)とが備えられている。CCD132は、CCD132に照射された被写体光により発生した電荷を可変の電荷蓄積時間(露光期間)の間蓄積することにより画像信号を生成するものである。CCD132からは、CG部136から出力される垂直同期信号VDに同期したタイミングでフレーム毎の画像信号が順次出力される。
撮像素子にCCD132を用いた場合には、色偽信号やモアレ縞等の発生を防止するために、入射光内の不要な高周波成分を除去する光学的ローパスフィルタ132aが配設されている。また、入射光内の赤外線を吸収若しくは反射して、長波長域で感度が高いCCDセンサ132固有の感度特性を補正する赤外カットフィルタ132bが配設されている。光学的ローパスフィルタ132a及び赤外カットフィルタ132bの具体的な配設の態様は特に限定されない。
また、カメラ100には、CCDセンサ132からのアナログ画像信号が表わす被写体像のホワイトバランスを合わせるとともにその被写体像の階調特性における直線の傾き(γ)を調節し、さらにアナログ画像信号を増幅する増幅率可変の増幅器を含む白バランス・γ処理部133が備えられている。
さらに、カメラ100には、白バランス・γ処理部133からのアナログ信号をディジタルのR,G,B画像データにA/D変換するA/D変換部134と、そのA/D変換部134からのR,G,B画像データを格納するバッファメモリ135が備えられている。
A/D変換部134によって得られたR,G,B画像データは、AF検出部150にも入力される。
AF検出部150は、画像データの通過周波数帯域(切り捨てずに通過させる周波数帯域)が高いあるいは低い、異なる2つのハイパスフィルタのいずれか一方をAFフィルタとして切り替え可能である。AF検出部150は、これらのフィルタのうちいずれか一方のフィルタをAFフィルタとして優先的に用いることで、後述のAF評価値を算出する。
どちらのフィルタを優先的に用いるかは、EEPROM146に予めデフォルトの優先順位を記憶してもよいし、後述する逆光判定処理の結果に応じて切り替えてもよいし、顔検出の結果に応じて切り替えてもよい。
例えば、CPU20によって、順光と判定された場合や、明るい撮影シーンと判定された場合や、モードダイヤル123で風景モードが選択されたと判定された場合や、顔が検出されないと判定された場合、顔領域が検出されても顔領域の面積が画像全体の面積に比して所定の比率(例えば1/10)より小さい(すなわち風景のデータ量が多い)と判定された場合、分割測光により複数のエリアごとに輝度を求め、隣接するエリアの輝度の差が所定以上と判定されるなど、高コントラストの撮影シーンと判定された場合などは、画像データ全体の、あるいは顔領域の高周波成分が多くなるから、通過周波数帯域の高い方のフィルタに切り替えるとよい。
あるいは、逆光と判定された場合や、夜景モードが選択された場合、顔領域の面積が所定比率より小さい場合、暗い撮影シーン、低コントラストの撮影シーンである場合は、顔領域よりもそれ以外の領域の高周波成分が多くなったり、画像データの量が全体的に、あるいは顔領域の画像データの量が減少するから、可及的に所定の周波数成分を抽出すべく、通過周波数帯域の低い方のフィルタに切り替えるとよい。
あるいは、風景画など、顔領域が検出されない場合、通過周波数帯域が高い方のハイパスフィルタに切り替えてもよい。
以下、優先される方のAFフィルタをFirst_Filter、優先されない方のAFフィルタをSecond_Filterで表すこともある。以下説明の簡略のため、通過周波数帯域の高い方をFirst_Filter、通過周波数帯域の低い方をSecond_Filterとするが、それらのフィルタの通過周波数帯域を逆にしてもよい。
AF検出部150は、A/D変換部134からの画像データのうち、所望の積算エリア(AF領域)に対応するR,G,B画像データの全部または一部(例えばG信号のみ)を使用し、1次元水平方向あるいは垂直方向に連続する画像データから、通過周波数帯域の切り替え可能なAFフィルタを介して所定の周波数成分を抽出し、この周波数成分を積算した値(AF評価値)をCPU20に出力する。
AF検出部150が1度の機会で得た画像からFirst_FilterとSecond_Filterの双方について同時に異なる周波数成分を抽出し、それらに対応した2つのAF評価値を同時に出力してもよい。First_FilterとSecond_Filterを順次切り替えてAF評価値を算出する場合は、AFフィルタをFirst_Filterに切り替えた場合とSecond_Filterに切り替えた場合の2回に渡りフォーカスレンズ101bを移動させる必要があるが、こうすれば1回の移動で済む。
CPU20は、AF検出部150から出力されたAF評価値が最大になるレンズ位置にフォーカス用モータ111を介してフォーカスレンズ101bを移動させる。
また、カメラ100には、CG(クロックジェネレータ)部136と、測光・測距用CPU137と、充電・発光制御部138と、通信制御部139と、YC処理部140と、電源電池68とが備えられている。
CG部136は、CCDセンサ132を駆動するための垂直同期信号VD,高速掃き出しパルスPを含む駆動信号、白バランス・γ処理部133,A/D変換部134を制御する制御信号、および通信制御部139を制御する制御信号を出力する。また、このCG部136には、測光・測距用CPU137からの制御信号が入力される。
測光・測距用CPU137は、ズーム用モータ110、フォーカス用モータ111、絞り調節を行う絞り用モータ112を制御してズームレンズ101a、フォーカスレンズ101b、絞り131をそれぞれ駆動することにより被写体までの距離の算出(測距)を行ない、CG部136および充電・発光制御部138を制御する。ズーム用モータ110、フォーカス用モータ111、絞り用モータ112の駆動は、モータドライバ62によって制御され、モータドライバ62の制御コマンドは、測光・測距用CPU137あるいはメインCPU20から送られる。
なお、ズームレンズ101a、フォーカスレンズ101b、絞り131、AF補助光照射角の駆動源は、ズーム用モータ110、フォーカス用モータ111、絞り用モータ112のような各種モータに限定する必然性はなく、アクチュエータなどであってもよい。
測光・測距用CPU137は、レリーズスイッチ104が半押し(S1オン)されると、CCD132によって周期的(1/30秒から1/60秒ごと)に得られる画像データ(スルー画像)に基づいて被写体の明るさの測光(EV値の算出)を行う。
即ち、AE演算部151は、A/D変換部134から出力されたR、G、Bの画像信号を積算し、その積算値を測光・測距用CPU137に提供する。測光・測距用CPU137は、AE演算部151から入力する積算値に基づいて被写体の平均的な明るさ(被写体輝度)を検出し、撮影に適した露出値(EV値)を算出する。
そして、測光・測距用CPU137は、得られたEV値に基づいて絞り131の絞り値(F値)及びCCD132の電子シャッタ(シャッタスピード)を含む露出値を所定のプログラム線図にしたがって決定する(AE動作)。
レリーズスイッチ104が全押し(S2オン)されると、測光・測距用CPU137は、その決定した絞り値に基づいて絞り131を駆動し、絞り131の開口径を制御するとともに、決定したシャッタスピードに基づき、CG136を介してCCD132での電荷蓄積時間を制御する。
AE動作は、絞り優先AE,シャッタ速度優先AE,プログラムAEなどがあるが、いずれにおいても、被写体輝度を測定し、この被写体輝度の測光値に基づいて決められた露出値、すなわち絞り値とシャッタスピードとの組み合わせで撮影を行うことにより、適正な露光量で撮像されるように制御しており、面倒な露出決定の手間を省くことができる。
AF検出部150は、測光・測距CPU137により選定された所望のAF領域に対応する画像データをA/D変換部134から抽出する。焦点位置を探索・検出する方法は、合焦位置で画像データのAF領域部分の高周波成分が最大振幅になるという特徴を利用して行う。AF検出部150は、抽出された画像データの高周波成分を1フィールド期間積分することにより、振幅値を算出する。AF検出部150は、測光・測距CPU137がフォーカス用モータ111を駆動制御してフォーカスレンズ101bを可動範囲内、即ち無限遠側の端点(INF点)から至近側の端点(NEAR点)の間で移動させている間に順次振幅値の計算を実行し、最大振幅を検出した時に検出値を測光・測距CPU137に送信する。ただし本出願人による特開2001−208959号公報のように、無限遠側に焦点位置があると推測される風景モードが設定された場合などは、合焦に要する時間を短縮するため、必要に応じて無限遠側から至近側にフォーカスレンズ101bを移動させてもよい。
測光・測距CPU137は、この検出値を取得して対応する合焦位置に、フォーカスレンズ101bを移動させるようにフォーカス用モータ111に指令を出す。フォーカス用モータ111は、測光・測距CPU137の指令に応じてフォーカスレンズ101bを合焦位置に移動させる(AF動作)。
測光・測距用CPU137は、メインCPU20とのCPU間通信によってレリーズスイッチ104と接続されており、ユーザによりレリーズスイッチ104が半押しされた時に、この合焦位置の検出が行われる。また、測光・測距用CPU137には、ズーム用モータ110が接続されており、メインCPU20が、ズームスイッチ127によってユーザからのTELE方向又はWIDE方向へのズームの指令を取得した場合に、ズーム用モータ110を駆動させることにより、ズームレンズ101aをWIDE端とTELE端との間で移動させる。
充電・発光制御部138は,ストロボ105aを発光させるために電源電池68からの電力の供給を受けて図示しない閃光発光用のコンデンサを充電したり、そのストロボ105aの発光を制御する。
充電・発光制御部138は,電源電池68の充電開始、レリーズスイッチ104の半押し・全押し操作信号等の各種の信号や、発光量、発光タイミングを示す信号をメインCPU20や測光・測距CPU137から取り込んだことに応じ、セルフタイマランプ(タリーランプ)105cやAF補助光ランプ105bへの電流供給制御を行い、所望の発光量が所望のタイミングで得られるように制御する。
なお、セルフタイマランプ105cはLEDで構成してもよく、AF補助光ランプ105bを構成するLEDと共通にしてもよい。
メインCPU20には、セルフタイマ回路83が接続されている。メインCPU20は、セルフ撮影モードが設定されている場合、レリーズスイッチ104の全押し信号に基づいて計時を行なう。この計時中に、メインCPU20は測光・測距CPU137を介し、残り時間に合わせて点滅速度をだんだんと早めながら、セルフタイマランプ105cを点滅させる。セルフタイマ回路83は、計時完了後に計時完了信号をメインCPU20に入力する。メインCPU20は、計時完了信号に基づいて、CCD132にシャッタ動作を実施させる。
通信制御部139には、通信ポート107が備えられており、この通信制御部139は、カメラ100により撮影された被写体の画像信号をUSB端子が備えられたパーソナルコンピュータ等の外部装置に出力し、およびこのような外部装置からカメラ100に画像信号を入力することにより、その外部装置との間のデータ通信を担うものである。また、このカメラ100は、ロール状の写真フイルムに写真撮影を行なう通常のカメラが有するISO感度80,100,200,400,1600等に切り替える機能を模擬した機能を有し、ISO感度400以上に切り替えられた場合、白バランス・γ処理部133の増幅器の増幅率が所定の増幅率を越えた高増幅率に設定された高感度モードとなる。通信制御部139は、高感度モードでの撮影中は、外部装置との通信を停止する。
また、カメラ100には、圧縮・伸長&ID抽出部143と、I/F部144が備えられている。圧縮・伸長&ID抽出部143は、バッファメモリ135に格納された画像データを、バスライン142を介して読み出して圧縮し、I/F部144を経由してメモリカード200に格納する。また、圧縮・伸長&ID抽出部143は、メモリカード200に格納された画像データの読み出しにあたり、メモリカード200固有の識別番号(ID)を抽出し、そのメモリカード200に格納された画像データを読み出して伸長し、バッファメモリ135に格納する。
バッファメモリ135に格納されたY/C信号は、圧縮・伸長&ID抽出部143によって所定のフォーマットに従って圧縮された後、I/F144を介してメモリカード200のようなリムーバブルメディアないしハードディスク(HDD)75のような内蔵型大容量記憶媒体に所定の形式(例えばExif(Exchangeable Image File Format)ファイル)で記録される。ハードディスク(HDD)75へのデータ記録またはハードディスク(HDD)75からのデータの読込みは、メインCPU20の指令に応じてハードディスクコントローラ74によって制御される。
また、カメラ100には、メインCPU20と、EEPROM146と、YC/RGB変換部147と、表示用のドライバ148とが備えられている。メインCPU20は、このカメラ100全体の制御を行なう。EEPROM146には、このカメラ100固有の固体データやプログラム等が格納されている。YC/RGB変換部147は、YC処理部140で生成されたカラー映像信号YCを3色のRGB信号に変換して表示用のドライバ148を経由して画像表示LCD102に出力する。
また、カメラ100は、AC電源から電力を得るためのACアダプタ48と電源電池68とが着脱可能な構成となっている。電源電池68は充電可能な二次電池、例えばニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池で構成される。電源電池68は使い切り型の一次電池、例えばリチウム電池、アルカリ電池で構成してもよい。電源電池68は図示しない電池収納室に装填することにより、カメラ100の各回路と電気的に接続される。
ACアダプタ48がカメラ100に装填されAC電源からACアダプタ48を介してカメラ100に電力が供給される場合には、電源電池68が電池収納室に装填されている場合であっても、優先的に当該ACアダプタ48から出力された電力がカメラ100の各部に駆動用の電力として供給される。また、ACアダプタ48が装填されておらず、かつ電源電池68が電池収納室に装填されている場合には、当該電源電池68から出力された電力がカメラ100の各部に駆動用の電力として供給される。
なお、図示しないが、カメラ100には、電池収納室内に収納される電源電池68とは別にバックアップ電池が設けられている。内蔵バックアップ電池には例えば専用の二次電池が用いられ、電源電池68によって充電される。バックアップ電池は、電源電池68の交換や取り外し等、電源電池68が電池収納室に装填されていない場合、カメラ100の基本機能に給電する。
即ち、電源電池68又はACアダプタ48からの電源供給が停止すると、バックアップ電池がスイッチング回路(図示せず)によってRTC15等に接続され、これらの回路に給電する。これにより、バックアップ電池29が寿命に達しない限り、RTC15等の基本機能には、電源供給が間断なく継続する。
RTC(Real Time Clock)15は計時専用のチップであり、電源電池68やACアダプタ48からの給電がオフされていてもバックアップ電池から電源供給を受けて継続的に動作する。
画像表示LCD102には透過型又は半透過型の液晶パネル71を背面側から照明するバックライト70が配設されており、省電力モードの場合には、メインCPU20によりそのバックライト70の明るさ(輝度)がバックライトドライバ72を介して制御され、バックライト70の消費電力が低減されるようになっている。また、省電力モードは、操作部120の情報位置指定キー126を押して画像表示LCD102にメニュー画面を表示させ、そのメニュー画面で所定の操作を行うことによってオン/オフを設定することができるようになっている。
図4は顔検出LSI20bのブロック構成の一例を示す。
図5は、顔検出LSI20bが顔情報として出力する情報を例示する。顔検出LSI20bは、A/D変換部134からバッファメモリ135に逐次出力されて記憶されるCCDRAW画像から、人物の顔部分を含む領域である顔領域の数、各顔の位置、各顔の大きさ、各顔の検出スコア(検出された顔領域が実際の顔であることの確からしさ)、各顔の向き、各顔の傾きなどの情報を含む顔情報を検出し、その検出結果をバッファメモリ135に出力する。
図6はCPU20によって制御される、顔検出処理を利用した撮影動作の概要を示すフローチャートである。この図に示すように、顔検出処理を行うタイミングは、大きく分けてスルー画から行う場合(S3)と、本露光後に行う場合(S12)の2通りが存在する。本明細書で説明する顔検出S1AF(S9)は、スルー画中の顔検出の結果を使って、AFエリアをXY平面上で限定し、確実にピントを合わせることを目的とする。
図7は顔検出S1AFの動作の概要を示すフローチャートである。
この動作の概略を説明すると、顔ボタン125の押下操作などの所定操作によって顔検出がオンにされており、かつスルー画から顔検出を試みた結果、顔が検出された場合は、他のAF方式に優先して動作させる。
なお、具体的な顔検出S1AFの実施方法としては、例えば本出願人による特願2006−046123号において記述された技術を適用することができる。
図8は、顔検出S1AFのS21「AF領域設定」の流れを示すフローチャートである。
S41では、AFの対象とすべき任意の1つの顔領域を選択する。選択の仕方としては、例えば、各顔領域の大きさを求め、最も面積の大きい顔領域を選択する。
S42では、逆光判定処理を行う。この処理の詳細は後述する。
S43では、顔検出LSI20bが出力した顔領域の座標のうち、S41で選択された顔領域の座標を基準に、AF領域を算出する。この動作の概略を示すと、顔検出LSI20bの検出した顔情報に含まれる顔の大きさ・向き・傾きを基準にAF領域の中心および矩形の4頂点の座標を算出する。次に、算出されたそれらの中心座標および4頂点座標を、実際にAF評価値を取得する対象となるCCDRAW画像の座標系に変換する。そして、その変換後の4頂点を直線で結ぶことで形成される矩形の閉領域を、AF領域とする。
図9は、逆光判定処理の流れを示すフローチャートであり、図10は、逆光判定の要点を概念的に示す。
逆光判定処理では、顔検出LSI20bの検出した垂直方向の顔領域周縁の外側の画素の測光値から、顔領域周縁を介在させてその外側の画素と相対する垂直方向の顔領域周縁の内側の画素の測光値を減じ、その差分値が所定の閾値を超えれば、その値(Temp_deltaEV)を保存しておく。これを、AEの16分割エリアの画素のそれぞれについて繰り返す(図9のS50〜S71、図10)。
さらに、画素ごとに保存された上記差分値(Temp_deltaEV)のうち最大のもの(max_deltaEV)を、所定の閾値(FACE_AF_BACKLIGHT_TH)を10倍した値とを比較し(S72)、max_deltaEV>FACE_AF_BACKLIGHT_TH×10であれば逆光であると判断し(S73)、max_deltaEV>FACE_AF_BACKLIGHT_TH×10でなければ逆光ではないと判断する(S74)。
なお、撮像素子やAF検出部の構成に応じて、水平方向の顔領域周縁の外側の画素の測光値から内側の画素の測光値を減じるようにさせても良い。
また、図11に示すように、逆光判定処理で逆光であると判断された場合は、逆光用に特化したAF動作を行う旨のフラグ「1」をEEPROM146に記憶し、逆光でないと判断された場合は、逆光用に特化したAF動作を行わない旨のフラグ「0」をEEPROM146に記憶する。
図12は、逆光用に特化したAF動作を行う旨のフラグ「1」がEEPROM146に記憶された場合に対応した特有のAF動作を含んだAF動作の流れを示すフローチャートである。この処理は、図7のS26〜S30の詳細な内容を表す。
この処理では、まず、「逆光用顔AFエリア設定」、「中断処理OFF設定」、「顔狭範囲サーチ後の全域サーチOFF設定」を行う。
ここで、「逆光用顔AFエリア設定」は、顔情報に基づいたAF領域(図8のS43で算出されたAF領域)を逆光用顔AFエリアに設定する処理である。
また、「中断処理OFF設定」は、フォーカスレンズ101bを一定方向に一定量(Search_Step)ずつ微小駆動(ステップ駆動)することで新たに取得したAF評価値と、微小駆動前に取得した前回のAF評価値とを比較して、AF評価値が減少した場合、AF評価値のピーク点(いわゆるジャスピン位置)を通過したものと判断して(減少傾向にあるとして)AFサーチを中断する処理自体を、行わない設定をすることである。
これは、信号量の多い画像や高コントラストの画像ではAF評価値のピーク点の存在が比較的正確に判断され、それ以後は無駄なサーチを中断する(中断処理)のがよいのであるが、逆光時の顔領域はノイズ成分が多く、ここから得られたAF評価値の極大点が大山小山のように複数出現し、減少傾向にあると判定された最初の大山の極大点が、ノイズに起因し、必ずしも真の合焦位置でない可能性もあり、その大山のピークでAFサーチを中断すると正確な合焦が完了していない可能性があるからである。
また、「顔狭範囲サーチ後の全域サーチOFF設定」は、顔検出利用狭範囲サーチでAF評価値のピークがなかった場合に、全域サーチを行わない設定である。つまり、至近側(Near側)から無限遠側(INF側)に向けてフォーカスレンズ101bをステップ駆動する範囲を、所定の基準位置(Pulse_Target)を基準に特定の範囲に限定(至近側に向けた所定の距離(Pulse Target - Search_Step * Search_Range_Near)の範囲内および無限遠側に向けた所定の距離(Pulse Target + Search_Step * Search_Range_Inf)の範囲内に限定)して、AF評価値のピークを探索した後、AF評価値のピークがなかった場合でも全域サーチは行わない。これは、順光時では顔領域にノイズ成分が少ないため、所定の基準位置(Pulse Target)から多少離れたところにピークが存在しても、ある程度の信頼性は確保されるが、逆光時ではノイズ成分等、本来の顔のコントラストとは異なる情報に影響される割合が高く、所定の基準位置(Pulse Target)から離れたところのピーク位置は信頼性が低いためである。
なお、至近側のステップ駆動の基準値(Search_Range_Near)と無限遠側のステップ駆動の基準値(Search_Range_Inf)は、別個の値とすることができる。この場合は、至近側のサーチ範囲(Pulse Target - Search_Step * Search_Range_Near)と無限遠側のサーチ範囲(Pulse Target + Search_Step * Search_Range_Inf)をそれぞれ別個に設定できる。
次に、図8のS43で算出されたAF領域を基準に、撮影レンズ101のAF用のサーチ範囲を設定する(S101)。なお、このサーチ範囲の大きさは、順光時とは別の値を設定できる。次に、上記サーチ範囲内で撮影レンズ101を駆動することでAF評価値を取得し(S102)、First_Filterの抽出した周波数成分から求めたAF評価値のピークを得ることができたか否かを判断し(S103)、ピークを得ることができればS105、得ることができなければS104へ移行する。
次に、Second_Filterの抽出した周波数成分から求めたAF評価値のピークを得ることができたか否かを判断し(S104)、ピークを得ることができればS105、得ることができなければS115へ移行する。
そして、S103もしくはS104でAF評価値のピークが得られたときの撮影レンズ101の位置を算出し、これを仮合焦位置(Temp_pint_pulse0)とする(S105)。
次に、仮合焦位置(Temp_pint_pulse0)が、所定の基準位置(Pulse Target、任意の方法で予め設定された焦点位置であり、いわゆる置きピン)から、至近側の所定の限界距離(Backlight_Range_Near)の範囲内にあるか否か、および無限遠側の所定の限界距離(Backlight_Range_Inf)の範囲内にあるか否かを判断し(S106、S107)、至近側または無限遠側の所定の限界距離の範囲内になければ、仮合焦位置(Temp_pint_pulse0)が合焦位置としての信頼性が低いものとして、S108に移行する。仮合焦位置(Temp_pint_pulse0)が、至近側かつ無限遠側の所定の基準位置(Pulse Target)から所定の範囲内にあれば、仮合焦位置が合焦位置としての信頼性が高いものとして、S115に移行する。
なお、所定の基準位置(Pulse Target)の決定方法は、仮合焦位置(Temp_pint_pulse0)の算出方法と異なれば何でもよく、様々な方法が考えられる。例えば、顔領域が検出された場合は、画面内における顔の比率とズーム位置とに基づいて算出する。あるいは、顔領域が検出されなかった場合は、風景モードなど現在設定されている撮影モードおよびズーム位置に対応したデフォルト位置あるいは通常AF時のデフォルト位置をEEPROM146から読み出し、これを所定の基準位置としてもよい。あるいは、逆光判定の結果に対応した基準位置をEEPROM146から読み出してもよい。
また、至近側の限界距離の基準値(Backlight_Range_Near)と無限遠側の限界距離の基準値(Backlight_Range_Inf)は、別個の値とすることができる。例えば、風景モードなどの遠距離撮影シーンでは無限遠側に合焦位置があり、人物モード(あるいは顔検出時)やマクロ撮影モードなどの近距離撮影シーンでは至近側に合焦位置があり、撮影シーンによって合焦位置の存在が想定される範囲が広くなったり狭くなったり、あるいは至近側・無限遠側に偏るなど、撮影シーンによって変わる。そこで例えば、人物モードや顔検出時には、無限遠側の限界距離の基準値(Backlight_Range_Inf)の値を至近側の限界距離の基準値(Backlight_Range_Near)よりも小さくして、意図した被写体よりも後ろにピントが合う(いわゆる後ピン)のを防止することができる。
至近側の限界距離の基準値(Backlight_Range_Near)と無限遠側の限界距離の基準値(Backlight_Range_Inf)を別個に設定できない場合は、基準位置を撮影シーンの判別結果に応じて変化させてもよい。
S108では、逆光用に特化したAF動作を行う旨のフラグ「1」がEEPROM146に記憶されているか否かを判断する。フラグ「1」が記憶されていればS109、フラグ「0」が記憶されていればS114に移行する。
S109〜113は、逆光用に特化したAF動作である。ここでは、特願2006−046123号の段落0196以降において開示されたようなAF領域拡大処理により、顔領域を基準にして胴体方向にAF領域を拡大し、拡大により得ることができた領域(拡大領域)から元の顔領域や首、足などの所定エリアを差し引いて残った領域を胸領域とし、これを顔領域とは独立別個の新たなAF領域とし(S109)、S110に移行する。ただし、拡大領域そのものを新たなAF領域としてもよい。
図13にAF領域拡大処理の内容を概念的に示す。この処理は、顔情報に含まれる顔の傾きに応じ、AF領域を、所定の大きさに至るまで、顔から胴体に向かう方向に、所定の増分により順次拡大していく。図13(a)は、顔の傾きが0度である場合、AF領域を垂直下方に、顔領域の5倍の大きさに至るまで、顔領域と同じ大きさの増分で順次拡大する様子を示す。図13(b)は、顔の傾きが90度である場合、AF領域を水平左方に、顔エリアの6倍の大きさに至るまで、顔領域と同じ大きさの増分で順次拡大する様子を示す。図13(c)は、顔の傾きが180度である場合、AF領域を垂直上方に、顔エリアの5倍の大きさに至るまで、顔領域と同じ大きさの増分で順次拡大する様子を示す。図13(d)は、顔の傾きが270度である場合、AF領域を水平右方に、顔エリアの6倍の大きさに至るまで、顔領域と同じ大きさの増分で順次拡大する様子を示す。
顔検出を使ったAFの基本は、顔領域を基準に決定したAF領域からAF評価値を求めてピーク点を探索するスポットAFで行われる。しかし実際は、顔領域のAF評価値のピークが小さく合焦位置が求まらない場合も存在する。このような場合、AF領域拡大処理を用いて得られたAF領域を用いる。
S110では、画像中の胸領域を基準に、撮影レンズ101のAF用のサーチ範囲を設定してAF評価値を取得し、First_Filterの抽出したデータから算出されたAF評価値のピークを得ることができたか否かを判断し、ピークを得ることができればS112、得ることができなければS111へ移行する。
S111では、画像中の胸領域範囲を基準に、撮影レンズ101のAF用のサーチ範囲を設定してAF評価値を取得し、Second_Filterの抽出したデータから算出されたAF評価値のピークを得ることができたか否かを判断し、ピークを得ることができればS112、得ることができなければS120へ移行する。
S112では、S110またはS111で、AF評価値のピークが得られたときの撮影レンズ101の位置を算出し、これを仮合焦位置(Temp_pint_pulse2)とする。
S113では、2つの仮合焦位置の差の絶対値|Temp_pint_pulse0-Temp_pint_pulse2|が、所定の許容閾値未満であるか否かを判断する。上記絶対値が所定の許容閾値未満である場合はS114、許容閾値未満でない場合はS119に移行する。
S114では、仮合焦位置(Temp_pint_pulse0)が最終的な合焦位置としての信頼性が高いものとして、撮影レンズ101を仮合焦位置(Temp_pint_pulse0)に移動し、ピントを合わせる。
S115〜S118は、それぞれS109〜112の処理が「顔領域」から「胸領域」に置換された処理である。あるいは「首領域」、「腹領域」、「足領域」に置換することもできる。
すなわちまずS115では、上述の拡大処理などにより胸領域が決定されたか否かを判断する。胸領域を決定することができた場合はS115、決定できない場合はS120に移行する。
S116では、胸領域をAF領域としてFirst_Filterのデータに基づきAF評価値を算出し、このピーク点をサーチする。この結果、AF評価値のピークが存在すればS118、ピークが存在しなければS117に移行する。
S117では、画像中の胸領域範囲内に基づいてAF評価値を取得し、Second_Filterのデータに基づくAF評価値のピークを得ることができたか否かを判断し、ピークを得ることができればS118、得ることができなければS120へ移行する。
S118では、AF評価値のピークが得られたときの撮影レンズ101の位置を算出し、これを仮合焦位置(Temp_pint_pulse0)とする。
S119では、仮合焦位置(Temp_pint_pulse2)が最終的な合焦位置としての信頼性が高いものとして、撮影レンズ101を仮合焦位置(Temp_pint_pulse2)に移動し、ピントを合わせる。ただし、仮合焦位置(Temp_pint_pulse2)を最終的な合焦位置とする・しないを示すフラグをEEPROM146に予め記憶させておき、仮合焦位置(Temp_pint_pulse2)を最終的な合焦位置とするフラグが記憶されているときに限って撮影レンズ101を仮合焦位置(Temp_pint_pulse2)に移動してもよい。
S120では、仮合焦位置(Temp_pint_pulse0)および仮合焦位置(Temp_pint_pulse2)のいずれも合焦位置としての信頼性が低いものとして、撮影レンズ101を所定の基準位置(Pulse Target)に移動し、ピントを合わせる。
以上の動作により、逆光シーンにおいても、AF領域を顔から別の人物被写体に関する領域に変えたり、あるいはフィルタの通過周波数帯域を落とすことで、可及的に合焦位置の探索を行うことができる。
なお、図14は、逆光用に特化したAF動作を行わない旨のフラグ「0」がEEPROM146に記憶された場合に対応したAF動作を含んだAF動作の流れを示す。
この処理の概要を示すと、フォーカスレンズ101bを一定方向に微小駆動(ステップ駆動)を行うことでAF評価値を取得し(S131〜S132)。ステップ駆動の駆動量は焦点深度程度だが、焦点距離(ズーム位置)とAFサーチ時の絞り値の組み合わせで定義される。実際の駆動量は全て通常AF時の値と同じとし、EEPROM146に設定された固定値パラメータを使用する。
AFサーチの中断処理をするか否かの判断(S134)、および中断処理をする場合の判定をFirst_filterの評価値に対してのみ行うか否かの判断(S135)は、EEPROM146の設定値で決定される。
また、顔検出利用狭範囲サーチでAF評価値のピークがなかった場合に、全域サーチを行うか否かの判断(S141)もEEPROM146の設定値で決定される。全域サーチを行う場合、サーチの開始位置をNEAR側サーチ限界にする(S149)か、あるいはINF側サーチ限界にする(S150)かの判断(S148)も、EEPROM146の設定値で設定が可能である。
<第2実施形態>
第1実施形態のS117では、胸領域をAF領域として、ピークを得ることができなければS120へ移行していた。
しかし、図15に示すように、胸領域でピークが得られなければ(S117で“No”)、さらにAF領域を変化させてAF評価値の算出し直し、ピークを得るべく処理を繰り返してもよい。すなわち、胸領域以外の適当な領域、上述の拡大処理により順次得られる、腹(あるいは首や足なども可)に相当する首領域をAF領域とし、あるいは上述の拡大処理により順次拡大することで得られた拡大領域をAF領域とし(S201)、このAF領域の画像データからFirst_Filter、Second_Filterで特定の周波数成分を抽出し、これらをそれぞれ積算してAF評価値を得て、ピークが得られたか否かを判断し(S202、S203)、ピークが得られたら、仮合焦位置(Temp_pint_pulse2)を算出し(S204)、ここに合焦する(S119)。
このように、AF領域を変化させた上で、改めて2つの異なる通過周波数帯についてAF評価値を算出し直す動作を繰り返すことで、AF評価値のピークを得る可能性が増し、可及的に正確な合焦をすることができる。
AF領域の変更を繰り返すべき所定回数は任意である。例えば顔から、首、腹、足と3回AF領域を変化させてAF評価値を繰り返し算出し直しても、AF評価値のピークを得ることができない場合、撮影レンズ101を所定の基準位置(Pulse Target)に移動し、ピントを合わせるとよい。
<第3実施形態>
第1ないし第2実施形態では逆光判定の結果に応じてAF領域を変化させていたが、逆光判定に限らず、各種の撮影シーンの判別に応じて切り替えてもよい。
例えば、CPU20によって、モードダイヤル123で風景モードが選択されたと判定されかつ顔領域が検出された場合、AF領域を、画像を中心に所定の拡大率(例えば1.2倍)で拡大するとよい。
あるいは、証明写真モードでは、AF領域を拡大すると後ピンの心配があるから、AF領域を拡大しない方がよい。
デジタルカメラの正面図 デジタルカメラの背面図 デジタルカメラのブロック構成図 顔検出LSIのブロック構成図 顔検出LSIの出力する顔情報の一例を示す図 撮影動作の概略フローチャート 顔検出AFの概略フローチャート AF対象顔領域設定の概略フローチャート 逆光判定処理のフローチャート 逆光判定の概念説明図 逆光判定の結果を示すフラグの一例を示す図 第1実施形態に係る逆光顔AF処理のフローチャート AF領域拡大処理の内容を概念的に示す図 順光AF処理のフローチャート 第2実施形態に係る逆光顔AF処理の要部フローチャート
符号の説明
20:メインCPU、20b:顔検出LSI、83:セルフタイマ回路、101:撮影レンズ、105c:セルフタイマランプ、132:CCD、134:A/D変換部、150:AF検出部、151:AE演算部

Claims (2)

  1. 撮影レンズを介して被写体像を撮影素子上に結像させ、該撮影素子より得られる画像信号から所望の周波数成分をフィルタにより抽出し、抽出された周波数成分を積分して焦点評価値を算出し、該算出した焦点評価値に基づいて前記撮影レンズの合焦位置を探索する撮影装置であって、
    前記被写体像の撮影シーンを判別するシーン判別部と、
    前記シーン判別部によって判別された撮影シーンに基づき、前記撮影レンズの合焦位置の探索範囲を所定の基準位置を基準に特定の範囲に限定した上で、前記合焦位置を探索するよう前記撮影レンズを移動させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記シーン判別部によって判別された撮影シーンに基づき、前記撮影レンズの合焦位置の探索範囲を所定の基準位置を基準に特定の範囲に限定した上で、前記合焦位置を探索するよう前記撮影レンズを移動させた後、前記焦点評価値のピークがなかった場合、前記撮影レンズの合焦位置を全域で探索する全域探索を行わない設定をする撮影装置。
  2. 撮影レンズを介して被写体像を撮影素子上に結像させ、該撮影素子より得られる画像信号から所望の周波数成分をフィルタにより抽出し、抽出された周波数成分を積分して焦点評価値を算出し、該算出した焦点評価値に基づいて前記撮影レンズの合焦位置を探索する合焦位置探索方法であって、
    前記被写体像の撮影シーンを判別するステップと、
    判別された撮影シーンに基づき、前記撮影レンズの合焦位置の探索範囲を所定の基準位置を基準に特定の範囲に限定した上で、前記合焦位置を探索するよう前記撮影レンズを移動させるステップと、
    前記判別された撮影シーンに基づき、前記撮影レンズの合焦位置の探索範囲を所定の基準位置を基準に特定の範囲に限定した上で、前記合焦位置を探索するよう前記撮影レンズを移動させた後、前記焦点評価値のピークがなかった場合、前記撮影レンズの合焦位置を全域で探索する全域探索を行わない設定をするステップと
    を含む合焦位置探索方法。
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