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JP4835194B2 - 紙幣取扱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動取引装置に具備される紙幣入出金機等の紙幣取扱装置に関する。
従来、銀行などの金融機関に設置される自動取引装置には紙幣入出金機が具備されており、紙幣の取引が可能である。紙幣入出金機は、顧客から投入されて紙幣を入金処理するとともに、顧客の要求に応じて出金処理を行う。図12は自動取引装置を示す一部破断斜視図である。
図12において、自動取引装置1の接客側にはカード挿入口2、通帳挿入口3、顧客操作部4、表示部5および紙幣入出金口6が設けられている。自動取引装置1の内部には紙幣入出金機7が設けられている。紙幣入出金口6は紙幣入出金機7の一部であり、紙幣入出金口6から投入された紙幣は紙幣入出金機7で入金処理され、また顧客から出金の要求があると、紙幣入出金機7から繰り出された紙幣が紙幣入出金口6から払い出される。
図13に紙幣入出金機の内部構成の概略を示す。図13において、紙幣入出金機7には、接客部8、紙幣鑑別部9、一時保留部10および紙幣スタッカ11a、11b、11cが設けられている。接客部8には、上述の紙幣入出金口6、紙幣入出金口6から投入された紙幣を受け入れると共に出金用紙幣が集積されるプール部12、プール部12から紙幣を1枚ずつ装置内に繰り出すための接客分離部13および出金用の紙幣をプール部12に搬送すると共に入金時のリジェクト紙幣を集積する集積部14が設けられている。
紙幣鑑別部9は、紙幣の金種判別や真偽判別を行う。一時保留部10は、入金時に紙幣鑑別部9により正常と判別された紙幣を一時的に集積する。また紙幣スタッカ11a、11b、11cは、出金用の紙幣を金種別に格納する。
ここで紙幣入出金機7の入金処理動作を説明する。紙幣が紙幣入出金口6から投入されると、投入された紙幣はプール部12に収納される。プール部12は回転可能になっており、紙幣投入時は開口部が上方を向いており、投入後は90度回転して開口部が接客分離部13側を向く。この状態で接客分離部13が図示しない駆動系により駆動され、プール部12内の紙幣が1枚ずつ装置内に繰り出される。
紙幣は矢印A方向に搬送され、紙幣鑑別部9に送られて1枚ずつ金種、真偽が判別される。紙幣鑑別部9で正常と判別された紙幣は矢印B方向に搬送され、一時保留部10に集積される。また紙幣鑑別部9で異常と判別された紙幣は矢印C方向に搬送され、接客部8の集積部14に搬送されて集積される。集積部14に集積された紙幣は、投入紙幣のすべてが鑑別された後、一括してプール部12へ送られ、その後プール部12は90度回転して開口部が上方に向けられ、その中の紙幣が顧客に返却される。
次に出金処理動作について説明する。図示しない制御部から出金指示が出されると、紙幣スタッカ11a、11b、11cのいずれかから指定の金額の紙幣が繰り出され、矢印D方向に搬送され、紙幣鑑別部9に送られる。紙幣鑑別部9で鑑別された後、矢印C方向へ搬送され、集積部14へ搬送される。この場合、集積部14には紙幣は集積されず、紙幣は1枚ずつ集積部14を通過してプール部12に集積される。すべての紙幣がプール部12に集積されると、プール部12は90度回転して開口部が上方に向けられ、その中の紙幣が顧客に払い出される。
図14に集積部およびプール部を上方から見た状態を示す。図14において、集積部14にはサイドガイド15a、15bが設けられており、両者の幅はWに設定されている。プール部12にはサイドガイド16a、16bが設けられており、両者の幅はJに設定されている。また集積部14の左側はサイドガイド17a、17bを有する搬送路18が形成されており、サイドガイド17aとサイドガイド17bの幅はKに設定されている。ここで各部のサイドガイドの幅の大きさの関係は、搬送される紙幣19の幅をLとすると、K=W>J>Lに設定されている。
紙幣を出金する場合、図13で説明したように、集積部14は搬送路として使用される。紙幣は集積部14までは図示しない駆動系により1枚ずつクランプ搬送され、プール部12に放出される。このとき、紙幣19が左右にずれて搬送された場合は、プール部12に放出されたときにサイドガイド16a、16bに案内され、プール部12の内部に集積される。
また入金処理の場合、集積部14はリジェクト紙幣が集積される場所となる。この場合、上述したように、紙幣19は搬送路18までは図示しない駆動系によりクランプ搬送され、その後集積部14に放出され、集積される。集積部14に集積された紙幣19は、次にプール部12に一括して搬送される。
以上のように集積部14は、出金処理の場合は搬送路として使用され、入金処理の場合は集積部として使用される。このような集積部を有する紙幣取扱装置として、例えば特開平9−161125号公報に開示されるものがある(段落0050等参照)。
特開平9−161125号公報
しかしながら上述した従来の紙幣取扱装置においては、入金取引の際に、搬送異常が発生する惧れがあった。これについて図面により説明する。図15は従来の問題点を示す図である。
図15において、入金処理の場合、リジェクト紙幣として搬送されてきた紙幣19は、搬送路18までは図示しない駆動系によりクランプ搬送され、その後集積部14に放出され、集積される。集積部14に集積された紙幣19は、次にプール部12に一括して搬送されるが、このとき、一括して搬送される紙幣19が集積部14の片方のサイドガイド(例えば15a)方向に片寄っていると、紙幣19はプール部12のサイドガイド16aのテーパー部16aaに衝突し、点線で示すように紙幣19にスキューが発生する。これにより、紙幣19がプール部12内で異常な集積状態となり、その後の動作不良を発生させる原因となる。
上記課題を解決するために本発明は、上流側から搬送されてきた紙幣を順次集積し、集積した紙幣を下流側へ搬送する集積搬送部を有する紙幣取扱装置において、前記集積搬送部の幅を可変とし、上流側から搬送されてきた紙幣を集積するときに前記集積搬送部の幅を狭くし、集積された紙幣をさらに下流側へ搬送するときに前記集積搬送部の幅を集積の場合よりも広くすることを特徴とするものである。
本発明によれば、上流側から搬送されてきた紙幣を集積する場合は、集積搬送部の幅を狭くし、集積搬送部から下流側に紙幣を搬送する場合は集積搬送部の幅を広くしたので、集積搬送部から下流に紙幣を搬送する際に、紙幣がガイド等に衝突することはなく、動作不良を回避することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。各図面に共通する要素には同一の符号を付す。図1は本発明の実施の形態の紙幣取扱装置の集積部を示す斜視図である。図1において、実施の形態の紙幣取扱装置21の集積部22は、入金処理のときにはリジェクト紙幣の集積部として使用され、出金処理のときには搬送路として使用されるものである。集積部22は、自動取引装置の接客部に設けられる。
集積部22には、上部搬送手段としての上部ベルトユニット23と下部搬送手段としての下部ベルトユニット24が設けられている。上部ベルトユニット23は、搬送ガイド25と2本の搬送ベルト26、27とを一体に形成して構成される。また下部ベルトユニット24は、搬送ガイド28と2本の搬送ベルト29、30とを一体に形成して構成される。
図2は下部ベルトユニットを示す斜視図である。図2において、搬送ガイド28には切欠き31a、31b、31c、31dが形成され、これらの切欠き31a、31b、31c、31dにそれぞれプーリ32a、32b、32c、32dが回転可能に配置され、プーリ32aとプーリ32dとの間に搬送ベルト29が掛け渡され、プーリ32bとプーリ32cとの間に搬送ベルト30が掛け渡されている。搬送ベルト29、30は搬送ガイド28の上面28aより上方に突出している。プーリ32cおよびプーリ32dはシャフト33に取付けられ、シャフト33が図示しない駆動系により回転されることにより回転する。搬送ガイド28は図示しない駆動系により、シャフト33を中心に矢印E−F方向に回動する。
また搬送ガイド28の両側部には切欠き28c、28dが形成されており、搬送ガイド28の前端部に突部28e、28fが形成されている。後述するように、これらの突部28e、28fは図1に示すサイドガイド37、38に接触することによりサイドガイド37、38を移動させる。
図1に戻って説明すると、上部ベルトユニット23も下部ベルトユニット24とほぼ同様の構成を有する。搬送ベルト26はプーリ34aとプーリ34dとの間に掛け渡され、搬送ベルト27はプーリ34bとプーリ34cとの間に掛け渡されている。搬送ベルト26、27は搬送ガイド25の下面25aより下方に突出している。これらのプーリ34a、34b、34c、34dは、図示しないシャフトに取付けられ、この図示しないシャフトは搬送ガイド25に回転自在に取付けられている。
上部ベルトユニット23の搬送ベルト26、27は、それぞれ下部ベルトユニット24の搬送ベルト29、30に圧接することにより回転するようになっている。下部ベルトユニット24が矢印E方向に回動した状態においては、上部ベルトユニット23の搬送ベルト26、27は、それぞれ下部ベルトユニット24の搬送ベルト29、30に全長に渡って接触するが、下部ベルトユニット24が矢印F方向に回動した状態(図1に示す状態)においては、上部ベルトユニット23の搬送ベルト26、27は、それぞれ下部ベルトユニット24の搬送ベルト29、30にプーリ32d、32cの位置でのみ接触する。
また集積部22には、サイドガイド37、38が移動可能に設けられている。サイドガイド37、38は、紙幣19の幅方向のガイド幅、即ち、搬送方向に直行する方向の幅、を規制するもので、矢印G−H方向に図示しないガイドに沿って移動可能となっている。サイドガイド37、38の外側には圧縮スプリング39が設けられており、サイドガイド37は矢印G方向に押圧され、サイドガイド38は矢印H方向に押圧されている。
サイドガイド37、38の下部内側(下部ベルトユニット24側)にはテーパー部40、41がそれぞれ形成されている。サイドガイド37、38はそれぞれ下部ベルトユニット24の搬送ガイド28に対して両側から押圧されており、下部ベルトユニット24の位置により、搬送ガイド28の突部28e、28fにサイドガイド37、38の平面部37a、38aまたはテーパー部40、41が接触する。即ち、搬送ガイド28が下方へ下がった状態(矢印F方向に回動した状態)では、テーパー部40、41が突部28e、28fに接触し、搬送ガイド28が上方へ上がった状態(矢印E方向に回動した状態)では、平面部37a、38aが搬送ガイド28の突部28e、28fに接触する。サイドガイド37、38は常に矢印G−H方向にのみ移動し、サイドガイド37、38がテーパー部40、41以外の部分に接触することはない。
図3は本実施の形態の紙幣入出金機の内部構成を示す構成図である。図3において、紙幣入出金機50には、従来例と同様に、接客部8、紙幣鑑別部9、一時保留部10および紙幣スタッカ11a、11b、11cが設けられている。接客部8には、紙幣入出金口6、紙幣入出金口6から投入された紙幣を受け入れると共に出金用紙幣が集積されるプール部12、プール部12から紙幣を1枚ずつ装置内に繰り出すための接客分離部13および出金用の紙幣をプール部12に搬送すると共に入金時のリジェクト紙幣を集積する集積部22が設けられている。
次に本実施の形態による紙幣入出金機の動作を説明する。まず紙幣入出金機50の入金処理動作を説明する。入金処理モードにおいては、集積部22の下部ベルトユニット24は、図示しない制御部により、図4に示す矢印F方向に回動され、紙幣Pが上部ベルトユニット23と下部ベルトユニット24の間に入り込めるようになる。なお図4は下部ベルトユニットの動作を示す側面図である。
下部ベルトユニット24が下方へ回動することにより、下部ベルトユニット24の搬送ガイド28の突部28e、28fは、サイドガイド37、38のテーパー部40、41に接触する。サイドガイド37、38はスプリング39により互いに接近する方向に押圧されているので、図5に示すように、点線で示す位置から実線で示す位置まで移動する。これにより集積部22における搬送幅は、図6に示すように、W1となり、集積部22に集積される紙幣19はこの搬送幅W1の範囲内に集積される。ここでW1=Jとする。なおJは、図3に示すプール部12のサイドガイド16a、16bの幅である。また図5は集積部の動作を示す正面図であり、図6は集積部の動作を示す平面図である。
図3において、まず紙幣が紙幣入出金口6から投入されると、投入された紙幣はプール部12に収納される。プール部12は、紙幣投入時は開口部が上方を向いており、投入後は90度回転して開口部が接客分離部13側を向く。この状態で接客分離部13が図示しない駆動系により駆動され、プール部12内の紙幣が1枚ずつ装置内に繰り出される。
紙幣は矢印A方向に搬送され、紙幣鑑別部9に送られて1枚ずつ金種、真偽が判別される。紙幣鑑別部9で正常と判別された紙幣は矢印B方向に搬送され、一時保留部10に集積される。また紙幣鑑別部9で異常と判別された紙幣は矢印C方向に搬送され、接客部8の集積部22に搬送されて集積される。このとき、上述のように、紙幣19は搬送幅W1の範囲内に集積される。
投入紙幣のすべての搬送動作が終了すると、図示しない制御部により、集積部22の下部ベルトユニット24を、図7に示すように、矢印E方向に回動させ、上部ベルトユニット23に接触させる。なお図7は下部ベルトユニットの動作を示す側面図である。これにより、集積された紙幣19は、上部ベルトユニット23の搬送ベルト26、27と下部ベルトユニット24の搬送ベルト29、30とに挟まれ、搬送可能になる。
下部ベルトユニット24が上方に(矢印E方向に)回動することにより、下部ベルトユニット24の搬送ガイド28の突部28e、28fは、サイドガイド37、38のテーパー部40、41から上昇し、平面部37a、38aに接触する。このときサイドガイド37、38は、図8に示すように、点線で示す位置から実線で示す位置まで移動する。これにより集積部22における搬送幅は、図9に示すように、W2となる。ここで、W2=K>W1とする。なお図8は集積部の動作を示す正面図であり、図9は集積部の動作を示す平面図である。
次に集積部22内に集積された紙幣19は、一括してプール部12へ送られる。即ち、図9において、集積された紙幣19は、W1の範囲内に集積されている。この状態から、上部ベルトユニット23の搬送ベルト26、27と下部ベルトユニット24の搬送ベルト29、30で挟持され、プール部12へ搬送される。このとき、紙幣19はW1の範囲内に集積されているので、搬送される際にプール部12のサイドガイド16a、16bのテーパー部16aa、16baに突き当たることなく、プール部12内に搬送される。その後プール部12は90度回転して開口部が上方に向けられ、その中の紙幣が顧客に返却される。
次に出金処理動作について説明する。図示しない制御部から出金指示が出される。出金処理モードにおいては、集積部22の下部ベルトユニット24は、図示しない制御部により、図2に示す矢印E方向に回動され、上部ベルトユニット23と下部ベルトユニット24が全長に渡って接触した状態になる。
また下部ベルトユニット24が上方へ回動することにより、下部ベルトユニット24の搬送ガイド28の突部28e、28fは、図8で説明したように、サイドガイド37、38のテーパー部40、41から上昇し、平面部37a、38aに接触する。このときサイドガイド37、38は、点線で示す位置から実線で示す位置まで移動し、集積部22における搬送幅はW2となる。
図3に示す紙幣スタッカ11a、11b、11cのいずれかから指定の金額の紙幣が繰り出され、矢印D方向に搬送され、紙幣鑑別部9に送られる。紙幣鑑別部9で鑑別された後、矢印C方向へ搬送され、集積部22へ搬送される。この場合、集積部22には紙幣は集積されず、紙幣は1枚ずつ集積部22を通過してプール部12に集積される。すべての紙幣がプール部12に集積されると、プール部12は90度回転して開口部が上方に向けられ、その中の紙幣が顧客に払い出される。
以上のように本実施の形態によれば、集積部22のサイドガイド37、38を搬送幅方向に移動可能とし、入金処理動作のときは、即ち集積部22を集積場所として使用する場合は、集積部22の幅を狭くし、集積部22を搬送部として使用する場合は、集積部22の幅を広くしたので、集積した紙幣を下流のプール部12へ搬送する際にサイドガイド16a、16bに突き当たることなく搬送され、スキュー等を防止することができる。
また、集積部22のサイドガイド37、38の移動を、下部ベルトユニット24の回動動作に連動させて移動させるようにしたので、集積部22の移動のための機構を特に新たに設ける必要が無く、簡単な構成で集積部22の幅の設定を行うことができる。
次に第2の実施の形態を説明する。図10は第2の実施の形態の集積部の要部を示す概略斜視図である。図10において、変形例の集積部60は、サイドガイド61、62が移動可能に設けられ、両サイドガイド61、62にはスクリューシャフト63が回転可能に取付けられている。スクリューシャフト63にはギア64が取付けられ、ギア64はモータ65のギア66と噛み合っている。モータ65を回転させることにより、スクリューシャフト63が回転し、これに伴ってサイドガイド61、62が矢印G−H方向に移動する。スクリューシャフト63が一方向に回転することにより、サイドガイド61、62が互いに近づく方向に移動し、他方向に回転することにより、サイドガイド61、62は互いに遠ざかる方向に移動する。サイドガイド61、62は、互いに接近した位置においても、上部ベルトユニットおよび下部ベルトユニットに接触しない構成となっている。その他の機構的な構成は前記第1の実施の形態と同様である。
図11は第2の実施の形態の紙幣入出金機の制御ブロック図である。図11において、制御部70は紙幣入出金機の動作全体を制御するもので、制御部70には顧客操作部71、モータ駆動部72が接続され、モータ駆動部72にはモータ65が接続されている。顧客操作部71は顧客の操作により取引の種類を選択入力するもので、ここで入金取引や出金取引を選択入力する。モータ駆動部72は、集積部60のサイドガイド61、62を移動させるためのモータ65を駆動する。
次に第2の実施の形態の動作を説明する。ここでは主に集積部60のサイドガイド61、62の移動動作について説明する。制御部70が顧客制御部71で入金取引が選択されたことを検出すると、モータ駆動部72を介してモータ65を駆動し、サイドガイド61、62を互いに接近させる方向に移動させる。またこのとき、図示しない下部ベルトユニットを下方へ回動させ、上部ベルトユニットと下部ベルトユニットの間に紙幣を集積可能とする。移動後のサイドガイド61、62の間隔は、第1の実施の形態と同様に図5に示すW1とする。この状態で、集積部60にリジェクト紙幣が集積される。
リジェクト紙幣がすべて集積部60に集積されたことを制御部70が検出すると、制御部70はモータ駆動部72を介してモータ65を先ほどとは逆方向に回転させ、サイドガイド61、62を互いに遠ざける方向に移動させる。またこのとき、図示しない下部ベルトユニットを上方へ回動させ、上部ベルトユニットと下部ベルトユニットを接触させて紙幣を搬送可能とする。広げられたサイドガイド61、62の間隔は、第1の実施の形態と同様に、図9に示すW2とする。この状態で集積された紙幣が下流側のプール部へ搬送される。
また制御部70が顧客制御部71で出金取引が選択されたことを検出すると、モータ駆動部72を介してモータ65を駆動し、サイドガイド61、62を互いに遠ざける方向に移動させる。移動後のサイドガイド61、62の間隔は、第1の実施の形態と同様に図5に示すW1とする。この状態で、出金紙幣が集積部60を搬送される。なお集積部60における集積動作および搬送動作は前記第1の実施の形態の動作と同様に行われる。
以上のように第2の実施の形態によれば、モータ65により集積部60のサイドガイド61、62を移動させるようにし、紙幣の集積時にはサイドガイド61、62の幅を狭くし、紙幣の搬送時にはサイドガイド61、62の幅を広くするようにしたので、集積部22に集積した紙幣を搬送方向下流のプール部に搬送する際の紙幣のスキューを防止することができる。
本発明の上記各実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記各実施の形態では、リジェクト紙幣の集積部を例にして説明したが、集積と搬送をともに行う箇所であれば上記の箇所に限られない。また、上記各実施の形態では上側ユニットと下側ユニットの搬送手段として搬送ベルトによる搬送手段を用いる例を示したが、上側・下側ユニットに搬送ローラを用いた搬送手段を適用することも可能である。
実施の形態の紙幣取扱装置の集積部を示す概略斜視図である。 下部ベルトユニットを示す斜視図である。 本実施の形態の紙幣入出金機の内部構成を示す構成図である。 下部ベルトユニットの動作を示す側面図である。 集積部の動作を示す正面図である。 集積部の動作を示す平面図である。 下部ベルトユニットの動作を示す側面図である。 集積部の動作を示す正面図である。 集積部の動作を示す平面図である。 第2の実施の形態の集積部の要部を示す概略斜視図である。 第2の実施の形態の紙幣入出金機の制御ブロック図である。 自動取引装置を示す一部破断斜視図である。 紙幣入出金機の内部構成の概略を示す構成図である。 集積部およびプール部を示す平面図である。 従来の問題点を示す平面図である。
符号の説明
19 紙幣
22、60 集積部
23 上部ベルトユニット
24 下部ベルトユニット
25、28 搬送ガイド
28e、28f 突部
37、38、61、62 サイドガイド

Claims (3)

  1. 上流側から搬送されてきた紙幣を順次集積し、集積した紙幣を下流側へ搬送する集積搬送部を有する紙幣取扱装置において、
    前記集積搬送部の幅を可変とし、
    上流側から搬送されてきた紙幣を集積するときに前記集積搬送部の幅を狭くし、
    集積された紙幣をさらに下流側へ搬送するときに前記集積搬送部の幅を集積の場合よりも広くすることを特徴とする紙幣取扱装置。
  2. 前記集積搬送部の上流側から下流側へ紙幣を集積することなく搬送する場合、前記集積搬送部の幅を、紙幣を集積する場合よりも広くする請求項1記載の紙幣取扱装置。
  3. 前記集積搬送部は、上側搬送手段と下側搬送手段とを具備し、
    前記上側搬送手段と下側搬送手段のいずれか一方の搬送手段を上流側が開くように回動可能とし、
    上流側から搬送されてくる紙幣を集積するときに前記一方の搬送手段を上流側が開くように回動させ、該回動により前記集積搬送部の幅を狭くし、
    集積された紙幣をさらに下流側へ搬送するときに前記一方の搬送手段を上流側が閉じるように回動させ、該回動により前記集積搬送部の幅を広くする請求項1または2記載の紙幣取扱装置。
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