JP4853419B2 - 主軸装置 - Google Patents
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Description
(1) ステータを有するハウジングと、
前記ステータと対向配置されるロータを有し、一端で工具をクランプ可能な回転軸と、
前記ロータに対して工具側で前記回転軸を支持する第1軸受部と、
前記ロータに対して反工具側で前記回転軸を支持する第2軸受部と、
を備えた主軸装置であって、
前記第1軸受部の軸受には定圧予圧が付与されており、前記第2軸受部の軸受には定位置予圧が付与されることを特徴とする主軸装置。
(2) 前記ハウジングに対して軸方向に摺動自在に嵌合する軸受スリーブと、
外輪が前記ハウジングに内嵌されると共に、内輪が前記回転軸に外嵌される前側転がり軸受、及び、該前側転がり軸受より反工具側で、外輪が前記軸受スリーブに内嵌されると共に、内輪が前記回転軸に外嵌される中間転がり軸受を備え、前記前側転がり軸受と前記中間転がり軸受が背面組合せされる前記第1軸受部と、
前記ハウジングと前記軸受スリーブとの間に配設され、前記前側転がり軸受と前記中間転がり軸受とに定圧予圧を付与する予圧付加機構と、
を備えることを特徴とする(1)に記載の主軸装置。
(3) 前記前側転がり軸受及び前記中間転がり軸受は、それぞれ並列に組み合された2個ずつのアンギュラ玉軸受で構成され、互いに背面組み合わせされることを特徴とする(2)に記載の主軸装置。
(4) 前記前側転がり軸受は並列に組み合された2個のアンギュラ玉軸受であり、前記中間転がり軸受は1個のアンギュラ玉軸受であり、互いに背面組み合わせされることを特徴とする(2)に記載の主軸装置。
前記ハウジングは、前記ステータが取り付けられる中間ハウジングと、前記中間ハウジングに着脱自在に締結され、前記第1軸受部が内部に配設されるフロントハウジングと、を備え、
前記ステータの内径は、前記他の軸受スリーブの外径より大きく設定されており、
前記フロントハウジング、前記回転軸、前記ロータ、前記第1軸受部、前記第2軸受部、及び、前記他の軸受スリーブを有する半組立体は、前記フロントハウジングと前記中間ハウジングとの締結を解除することで、前記中間ハウジングから前記工具側に一体に抜き取り可能であることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の主軸装置。
(6) 前記軸受スリーブの外周面に、40℃における動粘度が5000〜30000cstのシリコン油が塗布されていることを特徴とする(2)〜(5)のいずれかに記載の主軸装置。
(7) 前記ハウジングに対して軸方向に摺動自在に嵌合する他の軸受スリーブ、をさらに備え、
前記第2軸受部は、前記他の軸受スリーブと外輪とのはめあい寸法が互いに異なる一対の転がり軸受を備えることを特徴とする(1)〜(6)のいずれかに記載の主軸装置。
前記フロントハウジングの反工具側端面と前記外輪押えのフランジ部との間に配置され、前記フロントハウジングに対する前記軸受スリーブの移動量を規制する調整リングと、
を備えることを特徴とする(2)〜(7)のいずれかに記載の主軸装置。
(9) 前記調整リングは、半径方向から着脱可能となるように分割されていることを特徴とする(8)に記載の主軸装置。
2 回転軸
3 ロータ
4 第1軸受部
5 第2軸受部
6 ハウジング
7 フロントハウジング
9 中間ハウジング
13 ステータ
15A、15B アンギュラ玉軸受(前側転がり軸受、第1軸受部の軸受)
16 軸受スリーブ
17A、17B アンギュラ玉軸受(中間転がり軸受、第1軸受部の軸受)
18 予圧ばね(予圧付加機構)
19 調節リング
21 他の軸受スリーブ
22A、22B アンギュラ玉軸受(第2軸受部の軸受)
U 半組立体
Claims (9)
- ステータを有するハウジングと、
前記ステータと対向配置されるロータを有し、一端で工具をクランプ可能な回転軸と、
前記ロータに対して工具側で前記回転軸を支持する第1軸受部と、
前記ロータに対して反工具側で前記回転軸を支持する第2軸受部と、
を備えた主軸装置であって、
前記第1軸受部の軸受には定圧予圧が付与されており、前記第2軸受部の軸受には定位置予圧が付与されることを特徴とする主軸装置。 - 前記ハウジングに対して軸方向に摺動自在に嵌合する軸受スリーブと、
外輪が前記ハウジングに内嵌されると共に、内輪が前記回転軸に外嵌される前側転がり軸受、及び、該前側転がり軸受より反工具側で、外輪が前記軸受スリーブに内嵌されると共に、内輪が前記回転軸に外嵌される中間転がり軸受を備え、前記前側転がり軸受と前記中間転がり軸受が背面組合せされる前記第1軸受部と、
前記ハウジングと前記軸受スリーブとの間に配設され、前記前側転がり軸受と前記中間転がり軸受とに定圧予圧を付与する予圧付加機構と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の主軸装置。 - 前記前側転がり軸受及び前記中間転がり軸受は、それぞれ並列に組み合された2個ずつのアンギュラ玉軸受で構成され、互いに背面組み合わせされることを特徴とする請求項2に記載の主軸装置。
- 前記前側転がり軸受は並列に組み合された2個のアンギュラ玉軸受であり、前記中間転がり軸受は1個のアンギュラ玉軸受であり、互いに背面組み合わせされることを特徴とする請求項2に記載の主軸装置。
- 前記ハウジングに対して軸方向に摺動自在に嵌合し、且つ、前記第2軸受部の軸受の外輪が内嵌される他の軸受スリーブ、をさらに備え、
前記ハウジングは、前記ステータが取り付けられる中間ハウジングと、前記中間ハウジングに着脱自在に締結され、前記第1軸受部が内部に配設されるフロントハウジングと、を備え、
前記ステータの内径は、前記他の軸受スリーブの外径より大きく設定されており、
前記フロントハウジング、前記回転軸、前記ロータ、前記第1軸受部、前記第2軸受部、及び、前記他の軸受スリーブを有する半組立体は、前記フロントハウジングと前記中間ハウジングとの締結を解除することで、前記中間ハウジングから前記工具側に一体に抜き取り可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の主軸装置。 - 前記軸受スリーブの外周面に、40℃における動粘度が5000〜30000cstのシリコン油が塗布されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の主軸装置。
- 前記ハウジングに対して軸方向に摺動自在に嵌合する他の軸受スリーブ、をさらに備え、
前記第2軸受部は、前記他の軸受スリーブと外輪とのはめあい寸法が互いに異なる一対の転がり軸受を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の主軸装置。 - 前記中間転がり軸受の外輪端面と当接して前記軸受スリーブに固定されると共に、前記フロントハウジングの反工具側端面と対向するフランジ部を有する外輪押えと、
前記フロントハウジングの反工具側端面と前記外輪押えのフランジ部との間に配置され、前記フロントハウジングに対する前記軸受スリーブの移動量を規制する調整リングと、
を備えることを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の主軸装置。 - 前記調整リングは、半径方向から着脱可能となるように分割されていることを特徴とする請求項8に記載の主軸装置。
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JP2007192143A JP4853419B2 (ja) | 2007-07-24 | 2007-07-24 | 主軸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007192143A JP4853419B2 (ja) | 2007-07-24 | 2007-07-24 | 主軸装置 |
Publications (2)
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JP2009028803A JP2009028803A (ja) | 2009-02-12 |
JP4853419B2 true JP4853419B2 (ja) | 2012-01-11 |
Family
ID=40399907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007192143A Active JP4853419B2 (ja) | 2007-07-24 | 2007-07-24 | 主軸装置 |
Country Status (1)
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