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JP4687753B2 - 色変換テーブル作成プログラム、色変換テーブル作成装置、および色変換テーブルの作成方法 - Google Patents

色変換テーブル作成プログラム、色変換テーブル作成装置、および色変換テーブルの作成方法 Download PDF

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Description

本発明は、色変換テーブル作成プログラム、色変換テーブル作成装置、および色変換テーブルの作成方法に関するものである。
色の表現方法としてRGB表色系を用いる第1のデバイス(例えばモニタ装置)と、色の表現方法としてCMYK表色系を用いる第2のデバイス(例えばプリンタ)との間で色を合わせるために、従来は、RGB表色系のパラメータ(RGBの各値)とCMYK表色系のパラメータ(CMYKの各色)との対応関係を記述した色変換テーブルを予め作成しておき、その色変換テーブルを用いて、RGB表色系のデータをCMYK表色系のデータに変換する処理を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
従来の色変換テーブルの作成方法について説明する。まず、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)がプリンタに指令して、テストパッチ画像を記録紙に印刷させる。テストパッチ画像は、互いに色が異なる複数のテストパッチから構成されている。各テストパッチには、パッチ番号が割り当てられており、このテストパッチの出力の際に用いられるCMYK表色系のテストデータは、各テストパッチと、そのテストパッチ出力の際に用いられたCMYK値との対応関係が把握できるように、PCにも記憶されている。次に、テストパッチ画像を測色し、パッチの測色結果と、テストデータのCMYK値とに基づいて、RGB値とCMYK値の対応関係を表す情報を作成する。
図8は、従来の色変換テーブルの作成方法を説明する図であり、図8(a)は、レッド(R)、マゼンタ(M)、ブルー(B)、シアン(C)、グリーン(G)、イエロー(Y)を基本カラーとして設定した円錐空間を表した図あって、図8(b)は、(a)に示す円錐空間からブルー(B)の色相を切り出して示す図である。
PCは、図8(a)に示す円錐空間を基本カラー毎に処理する。まず、円錐空間から切り出される1の基本カラー(図8に示す例ではB)の色相を処理対象とし、テストパッチの測色結果を利用して、点P3(ホワイト)からP0(ブラック)を結ぶ無彩色軸100、点P0(ブラック)からP7(基本カラ)を結ぶ辺102、格子点P7からP3を結ぶ辺104上の各点におけるRGB値とCMYK値との対応関係を求める。このようにして、各辺上の点におけるRGB値とCMYK値を求めると、次に、無彩色軸100,辺102,104で囲まれた色域内部の各点における、RGB値とCMYK値との対応関係を表す情報を、線形補間により算出する。
図8(b)に示すように、色域内部の点Xに対応したシアンの値Cxを求める場合、対応関係が既知の点R,S,P,Qに対応したC(シアン)値を用いて、例えば下記式(1)〜(3)により算出する。
Cx1=C+(C−C)*a/b ・・・(1)
Cx2=C+(C−C)*c/d ・・・(2)
Cx =(Cx1+Cx2)/2 ・・・(3)
ここで、Cは点Pに対応するC値であり、Cは点Qに対応するC値であり、Cは点Rに対応するC値であり、Cは点Sに対応するC値である。また、aは線分PX間の距離であり、bは線分PQの距離であり、cは線分RXの距離であり、dは線分RSの距離である。
同様にして、M,Y,Kの各色についても、点Xに対応した値を求めることができる。そして、色域内部の各点について、CMYK各色の対応する値を算出することにより、選択した色域(図8においてはブルー)全域について、RGB値とCMYK値の対応関係を求めることができる。
特開2005−244879号公報
しかしながら、線形補間により色域内部の各点の対応関係を求めることとすると、階調性に不具合が生じる場合がある、という問題点があった。
図9(a)は、ホワイトからブラックまでの色の変化と、その色をCMYの3色で表現するために必要なインク量との関係を実験により求めた結果を示すグラフである。このグラフにおいて、横軸は無彩色軸のホワイトからブラックまでの色の変化を表し、縦軸はCMY各色のインク量を表している。図9(a)に示すように、よりブラックに近い色を表現するためにはより多量のインクが用いられるものの、CMY各色のインク量は、カーブを描きながら非線形に増加する。すなわち、無彩色軸上の色の変化とインク量とは比例していない。
同様に、図9(b)は、ホワイトから基本カラーR(レッド)までの色の変化と、その色をCMYの3色で表現するために必要なインク量との関係を実験により求めた結果を示すグラフである。このグラフにおいて、横軸がホワイトから基本カラーR(レッド)までの色の変化を表し、縦軸がCMY各色のインク量を表している。図9(b)に示すように、Rを表現するためのM(マゼンタ)とY(イエロー)のインク量は、基本カラーに近づくほど増加するが、やはり色の変化とインク量とは非線形な関係にある。
同様に、図9(c)は、ホワイトからブラックまでの色の変化と、その色をCMYKの4色で表現するためのインク量との関係を実験により求めた結果を示すグラフである。また、図9(d)は、ホワイトから基本カラーB(ブルー)までの色の変化と、その色をCMYKの4色で表現するためのインク量との関係を実験により求めた結果を示すグラフである。図9(c),図9(d)に示すように、CMYのインクにKを加えた場合であっても、色の変化とインク量とは非線形な関係にある。
したがって、色域内部の対応関係を単純に線形補間により求めることとすると、このようなインク量のカーブが適切に反映されず、階調性に不具合が生じる場合があるのである。
例えば、ホワイトから基本カラーまでの色に対応したインク量を示すカーブが、図9(b)に示すように下に凸の特性を持っていた場合は、単に線形補間により対応するCMYK値を算出すると、目的とする色よりも濃い色が表現されてしまい、その部分において滑らかな階調性が得られないこととなるのである。
このような不具合を解消するために、一旦作成したRGB値とCMYK値との対応関係を部分的に再調整することも考えられるが、このようにすると、色変換テーブルの作成におけるステップ数が増加し、処理に長時間を要するという別の不都合が生じる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、階調性に優れた色変換が可能な色変換テーブルを作成することができる色変換テーブル作成プログラム、色変換テーブル作成装置、および色変換テーブルの作成方法を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の色変換テーブル作成プログラムは、第1のデバイスが用いる第1の表色系で表現された入力色信号と、第2のデバイスが用いる第2の表色系で表現された出力色信号との関係を求め、その関係に基づいて入力色信号を出力色信号に変換するための色変換テーブルを作成するプログラムであって、前記第1の表色系で表現された色空間におけるホワイトからブラックまでを結ぶ第1表色系グレーライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系グレーデータを作成するグレーデータ作成ステップと、前記色空間におけるホワイトから基本カラーまでを結ぶ第1表色系淡部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系淡部データを作成する淡部データ作成ステップと、前記色空間における基本カラーからブラックまでを結ぶ第1表色系暗部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系暗部データを作成する暗部データ作成ステップと、前記色空間における、前記第1表色系グレーラインと前記第1表色系淡部ラインと前記第1表色系暗部ラインとで囲まれた色域内の注目する入力色信号に対応する出力色信号を算出するために、前記注目する入力色信号を通過して前記第1表色系淡部ラインに平行な第1補助線と前記第1表色系グレーラインとの交点P1に対応する第2表色系グレーデータの出力色信号、および前記第1補助線と前記第1表色系暗部ラインとの交点Q1に対応する第2表色系暗部データの出力色信号を、前記淡部データ作成ステップにより作成される第2表色系淡部データを反映した補間係数を用いて補間することにより、前記注目する入力色信号に対応した出力色信号を求める淡部データ反映ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項2記載の色変換テーブル作成プログラムは、請求項1記載の色変換テーブル作成プログラムにおいて、前記淡部データ反映ステップで用いる前記補間係数は、前記第1表色系グレーラインに平行で且つ前記交点Q1を通過する第2補助線と前記第1表色系淡部ラインとの交点Q2に対応する前記第2表色系淡部データの出力色信号と、前記第1表色系グレーラインに平行で且つ前記注目する入力色信号を通過する第3補助線と前記第1表色系淡部ラインとの交点R1に対応する前記第2表色系淡部データの出力色信号とに基づく淡部データ特性値を反映した値であることを特徴とする。
請求項3記載の色変換テーブル作成プログラムは、請求項2記載の色変換テーブル作成プログラムにおいて、前記淡部データ反映ステップで用いる前記補間係数は、前記交点P1から前記交点Q1までの距離に対する、前記交点P1から前記注目する入力色信号までの距離の比に対応した距離データと、前記淡部データ特性値とを重みをつけて加算することにより得られる値であり、前記注目する入力色信号が、前記色域において前記第1表色系淡部ラインに近いほど、前記淡部データ特性値の重みを大とすることを特徴とする。
請求項4記載の色変換テーブル作成プログラムは、請求項2または3のいずれかに記載の色変換テーブル作成プログラムにおいて、前記淡部データ反映ステップで用いる淡部データ特性値は、前記交点Q2に対応する第2表色系淡部データの出力色信号のうち最も濃度の高い色の値と、前記交点R1に対応する第2表色系淡部データの出力色信号のうち最も濃度の高い色の値とに基づいて算出されることを特徴とする。
請求項5記載の色変換テーブル作成プログラムは、第1のデバイスが用いる第1の表色系で表現された入力色信号と、第2のデバイスが用いる第2の表色系で表現された出力色信号との関係を求め、その関係に基づいて入力色信号を出力色信号に変換するための色変換テーブルを作成するプログラムであって、前記第1の表色系で表現された色空間におけるホワイトからブラックまでを結ぶ第1表色系グレーライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系グレーデータを作成するグレーデータ作成ステップと、前記色空間におけるホワイトから基本カラーまでを結ぶ第1表色系淡部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系淡部データを作成する淡部データ作成ステップと、前記色空間における基本カラーからブラックまでを結ぶ第1表色系暗部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系暗部データを作成する暗部データ作成ステップと、前記色空間における、前記第1表色系グレーラインと前記第1表色系淡部ラインと前記第1表色系暗部ラインとで囲まれた色域内の注目する入力色信号に対応する出力色信号を算出するために、前記注目する入力色信号を通過して前記第1表色系グレーラインに平行な第3補助線と前記第1表色系淡部ラインとの交点R1に対応する第2表色系淡部データの出力色信号、および前記第3補助線と前記第1表色系暗部ラインとの交点S1に対応する前記第2表色系暗部データの出力色信号を、前記グレーデータ作成ステップにより作成される第2表色系グレーデータを反映した補間係数を用いて補間することにより、前記注目する入力色信号に対応した出力色信号を求めるグレーデータ反映ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項6記載の色変換テーブル作成プログラムは、請求項5記載の色変換テーブル作成プログラムにおいて、前記グレーデータ反映ステップで用いる前記補間係数は、前記第1表色系グレーライン上の少なくとも2つの代表点に対応した、前記第2表色系グレーデータに含まれる少なくとも2つの出力色信号に基づいて定まるグレーデータ特性値を反映した値であることを特徴とする。
請求項7記載の色変換テーブル作成プログラムは、請求項6記載の色変換テーブル作成プログラムにおいて、前記グレーデータ反映ステップで用いる前記補間係数は、前記交点R1から前記交点S1までの距離に対する、前記交点R1から前記注目する入力色信号までの距離の比に対応した距離データと、前記グレーデータ特性値とに基づいて得られる値であり、前記注目する入力色信号が、前記色域において前記第1表色系グレーラインに近いほど、前記グレーデータ特性値の重みを大とすることを特徴とする。
請求項8記載の色変換テーブル作成プログラムは、請求項5から7のいずれかに記載の色変換テーブル作成プログラムにおいて、前記グレーデータ反映ステップは、前記交点R1に対応する第2表色系淡部データの出力色信号、および前記交点S1に対応する前記第2表色系暗部データの出力色信号を、前記グレーデータ作成ステップにより作成される第2表色系グレーデータを反映した補間係数を用いて補間することにより得られる値と、前記注目する入力色信号を通過して前記第1表色系淡部ラインに平行な第1補助線と前記第1表色系グレーラインとの交点P1に対応する第2表色系グレーデータの出力色信号、および前記第1補助線と前記第1表色系暗部ラインとの交点Q1に対応する第2表色系暗部データの出力色信号を、前記淡部データ作成ステップにより作成される第2表色系淡部データを反映した補間係数を用いて補間することにより得られる値とに基づいて、前記注目する入力色信号に対応した出力色信号を求めることを特徴とする。
請求項9記載の色変換テーブル作成装置は、第1のデバイスが用いる第1の表色系で表現された入力色信号と、第2のデバイスが用いる第2の表色系で表現された出力色信号との関係を求め、その関係に基づいて入力色信号を出力色信号に変換するための色変換テーブルを作成するものであって、前記第1の表色系で表現された色空間におけるホワイトからブラックまでを結ぶ第1表色系グレーライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系グレーデータを作成するグレーデータ作成手段と、前記色空間におけるホワイトから基本カラーまでを結ぶ第1表色系淡部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系淡部データを作成する淡部データ作成手段と、前記色空間における基本カラーからブラックまでを結ぶ第1表色系暗部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系暗部データを作成する暗部データ作成手段と、前記色空間における、前記第1表色系グレーラインと前記第1表色系淡部ラインと前記第1表色系暗部ラインとで囲まれた色域内の注目する入力色信号に対応する出力色信号を算出するために、前記注目する入力色信号を通過して前記第1表色系淡部ラインに平行な第1補助線と前記第1表色系グレーラインとの交点P1に対応する第2表色系グレーデータの出力色信号、および前記第1補助線と前記第1表色系暗部ラインとの交点Q1に対応する第2表色系暗部データの出力色信号を、前記淡部データ作成手段により作成される第2表色系淡部データを反映した補間係数を用いて補間することにより、前記注目する入力色信号に対応した出力色信号を求める淡部データ反映手段とを備えることを特徴とする。
請求項10記載の色変換テーブル作成装置は、第1のデバイスが用いる第1の表色系で表現された入力色信号と、第2のデバイスが用いる第2の表色系で表現された出力色信号との関係を求め、その関係に基づいて入力色信号を出力色信号に変換するための色変換テーブルを作成するものであって、前記第1の表色系で表現された色空間におけるホワイトからブラックまでを結ぶ第1表色系グレーライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系グレーデータを作成するグレーデータ作成手段と、前記色空間におけるホワイトから基本カラーまでを結ぶ第1表色系淡部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系淡部データを作成する淡部データ作成手段と、前記色空間における基本カラーからブラックまでを結ぶ第1表色系暗部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系暗部データを作成する暗部データ作成手段と、前記色空間における、前記第1表色系グレーラインと前記第1表色系淡部ラインと前記第1表色系暗部ラインとで囲まれた色域内の注目する入力色信号に対応する出力色信号を算出するために、前記第1表色系グレーラインに平行で且つ前記注目する入力色信号を通過する第3補助線と前記第1表色系淡部ラインとの交点R1に対応する第2表色系淡部データの出力色信号、および前記第3補助線と前記第1表色系暗部ラインとの交点S1に対応する前記第2表色系暗部データの出力色信号を、前記グレーデータ作成手段により作成される第2表色系グレーデータを反映した補間係数を用いて補間することにより、前記注目する入力色信号に対応した出力色信号を求めるグレーデータ反映手段とを備えることを特徴とする。
請求項11記載の色変換テーブルの作成方法は、第1のデバイスが用いる第1の表色系で表現された入力色信号と、第2のデバイスが用いる第2の表色系で表現された出力色信号との関係を求め、その関係に基づいて入力色信号を出力色信号に変換するための色変換テーブルを作成する方法であって、前記第1の表色系で表現された色空間におけるホワイトからブラックまでを結ぶ第1表色系グレーライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系グレーデータを作成するグレーデータ作成ステップと、前記色空間におけるホワイトから基本カラーまでを結ぶ第1表色系淡部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系淡部データを作成する淡部データ作成ステップと、前記色空間における基本カラーからブラックまでを結ぶ第1表色系暗部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系暗部データを作成する暗部データ作成ステップと、前記色空間における、前記第1表色系グレーラインと前記第1表色系淡部ラインと前記第1表色系暗部ラインとで囲まれた色域内の注目する入力色信号に対応する出力色信号を算出するために、前記注目する入力色信号を通過して前記第1表色系淡部ラインに平行な第1補助線と前記第1表色系グレーラインとの交点P1に対応する第2表色系グレーデータの出力色信号、および前記第1補助線と前記第1表色系暗部ラインとの交点Q1に対応する第2表色系暗部データの出力色信号を、前記淡部データ作成ステップにより作成される第2表色系淡部データを反映した補間係数を用いて補間することにより、前記注目する入力色信号に対応した出力色信号を求める淡部データ反映ステップとを備えることを特徴とする。
請求項12記載の色変換テーブルの作成方法は、第1のデバイスが用いる第1の表色系で表現された入力色信号と、第2のデバイスが用いる第2の表色系で表現された出力色信号との関係を求め、その関係に基づいて入力色信号を出力色信号に変換するための色変換テーブルを作成する方法であって、前記第1の表色系で表現された色空間におけるホワイトからブラックまでを結ぶ第1表色系グレーライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系グレーデータを作成するグレーデータ作成ステップと、前記色空間におけるホワイトから基本カラーまでを結ぶ第1表色系淡部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系淡部データを作成する淡部データ作成ステップと、前記色空間における基本カラーからブラックまでを結ぶ第1表色系暗部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系暗部データを作成する暗部データ作成ステップと、前記色空間における、前記第1表色系グレーラインと前記第1表色系淡部ラインと前記第1表色系暗部ラインとで囲まれた色域内の注目する入力色信号に対応する出力色信号を算出するために、前記注目する入力色信号を通過して前記第1表色系グレーラインに平行な第3補助線と前記第1表色系淡部ラインとの交点R1に対応する第2表色系淡部データの出力色信号、および前記第3補助線と前記第1表色系暗部ラインとの交点S1に対応する前記第2表色系暗部データの出力色信号を、前記グレーデータ作成ステップにより作成される第2表色系グレーデータを反映した補間係数を用いて補間することにより、前記注目する入力色信号に対応した出力色信号を求めるグレーデータ反映ステップとを備えることを特徴とする。
請求項1記載の色変換テーブル作成プログラムによれば、注目する入力色信号を通過して前記第1表色系淡部ラインに平行な第1補助線と第1表色系グレーラインとの交点P1に対応する第2表色系グレーデータの出力色信号、および第1補助線と第1表色系暗部ラインとの交点Q1に対応する第2表色系暗部データの出力色信号が、第2表色系淡部データを反映した補間係数を用いて補間されることにより、注目する入力色信号に対応した出力色信号が求められるので、ホワイトから基本カラーまでの色の変化に対して、第2表色系淡部データが非線形の関係にあるとしても、階調性に優れた色変換テーブルを作成することができるという効果がある。
請求項2記載の色変換テーブル作成プログラムによれば、請求項1記載の色変換テーブル作成プログラムの奏する効果に加え、淡部データ反映ステップで用いる補間係数は、第1表色系グレーラインに平行で且つ交点Q1を通過する第2補助線と第1表色系淡部ラインとの交点Q2に対応する第2表色系淡部データの出力色信号と、第1表色系グレーラインに平行で且つ注目する入力色信号を通過する第3補助線と第1表色系淡部ラインとの交点R1に対応する第2表色系淡部データの出力色信号とに基づく淡部データ特性値を反映した値である。よって、第2表色系淡部データの特性に応じた適切な出力色信号が求められるので、より階調性に優れた色変換テーブルを作成することができるという効果がある。
請求項3記載の色変換テーブル作成プログラムによれば、請求項2記載の色変換テーブル作成プログラムの奏する効果に加え、淡部データ反映ステップで用いる前記補間係数は、交点P1から交点Q1までの距離に対する、交点P1から注目する入力色信号までの距離の比に対応した距離データと、淡部データ特性値とを重みをつけて加算することにより得られる値であり、注目する入力色信号が、色域において第1表色系淡部ラインに近いほど、淡部データ特性値の重みを大とするので、より階調性に優れた色変換テーブルを作成することができるという効果がある。注目する入力色信号が第1表色系淡部ラインに近いほど、第2表色系淡部データの特性の影響が大きくなるため、上述のように重みを定めることにより、より適切な出力色信号を求めることができるのである。
請求項4記載の色変換テーブル作成プログラムによれば、請求項2または3に記載の色変換テーブル作成プログラムの奏する効果に加え、淡部データ反映ステップで用いる淡部データ特性値は、交点Q2に対応する第2表色系淡部データの出力色信号のうち最も濃度の高い色の値と、交点R1に対応する第2表色系淡部データの出力色信号のうち最も濃度の高い色の値とに基づいて算出されるので、色合いに最も大きい影響を与える色に対応した適切な淡部データ特性値に基づいて、出力色信号を求めることができるという効果がある。
請求項5記載の色変換テーブル作成プログラムによれば、注目する入力色信号を通過して前記第1表色系グレーラインに平行な第3補助線と第1表色系淡部ラインとの交点R1に対応する第2表色系淡部データの出力色信号、および第3補助線と第1表色系暗部ラインとの交点S1に対応する第2表色系暗部データの出力色信号を、第2表色系グレーデータを反映した補間係数を用いて補間することにより、注目する入力色信号に対応した出力色信号が求められるので、ホワイトからブラックまでの色の変化に対して、第2表色系グレーデータが非線形的な関係にあるとしても、階調性に優れた色変換テーブルを作成することができるという効果がある。
請求項6記載の色変換テーブル作成プログラムによれば、請求項5記載の色変換テーブル作成プログラムの奏する効果に加え、グレーデータ反映ステップで用いる補間係数は、第1表色系グレーライン上の少なくとも2つの代表点に対応した、第2表色系グレーデータに含まれる少なくとも2つの出力色信号に基づいて定まるグレーデータ特性値を反映した値である。よって、第2表色系グレーデータの特性に応じた適切な出力色信号が求められるので、より階調性に優れた色変換テーブルを作成することができるという効果がある。
請求項7記載の色変換テーブル作成プログラムによれば、請求項6記載の色変換テーブル作成プログラムの奏する効果に加え、グレーデータ反映ステップで用いる補間係数は、交点R1から交点S1までの距離に対する、交点R1から注目する入力色信号までの距離の比に対応した距離データと、グレーデータ特性値とに基づいて得られる値であり、注目する入力色信号が色域において第1表色系グレーラインに近いほど、グレーデータ特性値の重みを大とするので、より階調性に優れた色変換テーブルを作成することができるという効果がある。注目する入力色信号が第1表色系グレーラインに近いほど、第2表色系グレーデータの特性の影響が大きくなるため、上述のように重みを定めることにより、より適切な出力色信号を求めることができるのである。
請求項8記載の色変換テーブル作成プログラムによれば、請求項5から7のいずれかに記載の色変換テーブル作成プログラムの奏する効果に加え、第2表色系グレーデータと第2表色系淡部データとを反映した補間係数を用いて補間することにより得られる値に基づいて、注目する入力色信号に対応した出力色信号を求めることができるので、ホワイトから基本カラーまでの色の変化に対して、第2表色系淡部データが非線形の関係にあり、且つ、ホワイトからブラックまでの色の変化に対して、第2表色系グレーデータが非線形的な関係にあるとしても、階調性に優れた色変換テーブルを作成することができるという効果がある。
請求項9記載の色変換テーブル作成装置および請求項11記載の色変換テーブルの作成方法によれば、請求項1記載の色変換プログラムと同様の作用効果を奏する。
請求項10記載の色変換テーブル作成装置および請求項12記載の色変換テーブルの作成方法によれば、請求項5記載の色変換プログラムと同様の作用効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の色変換テーブル作成プログラムの一例である色変換テーブル作成プログラム17cがインストールされたパーソナルコンピュータ10(以下、PC10と称する)と、PC10に接続されたプリンタ40との電気的構成を示すブロック図である。なお、PC10は本発明の色変換テーブル作成装置の一例に相当するものであり、本発明の色変換テーブルの作成方法を実現する。
本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10は、色変換テーブル作成プログラムに従って、テーブル作成処理(図3参照)を実行することにより、モニタ装置23が用いるRGB表色系で表現される入力色信号と、プリンタ40が用いるCMYK表色系で表現される出力色信号との関係を求め、この関係に基づいて、入力色信号を出力色信号に変換するための色変換テーブルを作成する。
一方、プリンタ40は、PC10から入力された出力色信号に基づいて、記録用紙へCMYKのインクを吐出して画像形成を行ういわゆるインクジェットプリンタで構成されている。
図1に示すように、PC10は、CPU11、ROM13、RAM15、ハードディスクドライブ17(以下、HDD17と称す)、インターフェイス19、入力装置21、モニタ装置23とを主に有し、これらはバスラインを介してお互いに接続されている。
CPU11は、ROM13やRAM15やHDD17に記憶される固定値やプログラムに従って、バスラインにより接続された各部を制御する。ROM13は、PC10の動作を制御するためのプログラムなどが格納されたメモリであり、RAM15は、CPU11の処理に必要なデータなどを一時的に記憶するための読み書き可能なメモリである。
HDD17は、ハードディスクドライブであり、色変換テーブル17a、プリンタドライバ17b、色変換テーブル作成プログラム17cを記憶する。
図2は、色変換テーブル17aの一例を模式的に示す図である。図2に示すように、色変換テーブル17aは、RBG表色系の入力色信号とCMYK表色系の出力色信号との関係を記憶するテーブルである。よって、この色変換テーブル17aに記憶された関係に従って、RGB表色系の入力色信号をCMYK表色系の出力色信号に変換することができる。
図3は、三次元直交座標系で表したRGB表色系の色空間と、その色空間における格子点Pとを示す図である。図2を参照して説明した色変換テーブル17aは、各格子点Pに対応した入力色信号と出力色信号との関係を記憶する。すなわち、色変換テーブル17aには、入力色信号に含まれるR値,G値,B値がとり得る全ての組み合わせについて(換言すると、RGB表色系にて表現可能な全色について)、それに対応する出力色信号を記憶するのではなく、離散的な入力色信号と、その入力色信号に対応した出力色信号を記憶する。
このため、プリンタ装置40では、CPU41が実行する色変換・印刷処理にて、色変換テーブル17aに記憶された格子点P以外の入力色信号を出力色信号に色変換する際は、立方体補間、三角柱補間、四面体補間等の補間法により、入力色信号に応じた出力色信号を推定するのであるが、公知の処理であるため、これ以上の説明は省略する。
図1に戻り説明する。プリンタドライバ17bは、色変換テーブル17aを用いた色変換処理、および色変換処理により得られたCMYK表色系の出力色信号をプリンタ40へ出力する処理を、PC10に実行させるプログラムである。
色変換テーブル作成プログラム17cは、色変換テーブル17a(図2参照)を作成するためのプログラムであり、図4を参照して後述するテーブル作成処理(S10)をPC10に実行させる。
入力装置21は、ユーザ指示を入力するためのものであり、例えば、キーボードやマウスなどで構成される。モニタ装置23は、例えば、CRTディスプレイや液晶ディスプレイなどにより構成され、各種処理内容や入力されたデータなどを視覚的に表示するものである。
プリンタ40は、演算装置であるCPU41と、そのCPU41により実行される各種の制御プログラムやデータを記憶したROM43と、このプリンタ40に接続されるPC10から入力された印刷データや制御信号を記憶するためのメモリであるRAM45とを備えている。また、これらのCPU41、ROM43、RAM45は、バスラインを介して互いに接続されており、かかるバスラインは、入出力ポートに接続される。
この入出力ポートは、インターフェイス47と印刷部49にも接続されている。印刷部49は、記録用紙へインクを吐出するためのノズルが形成された記録ヘッドを備え、CPU41からの指令に従い、図示しないインクカートリッジから記録ヘッドに供給されるインクをノズルから吐出して、記録用紙に画像を形成する。本実施形態では、記録ヘッドへは、C,M,Y,Kの4色のインクが供給される。また、入出力ポート59は、インターフェイス47が接続されており、プリンタ40は、インターフェイス47およびインターフェイス19を介し、PC10とデータ通信可能に接続される。
図4は、PC10が実行するテーブル作成処理(S10)を示すフローチャートである。テーブル作成処理(S10)は、色変換テーブル17aの作成指示がユーザから入力された場合に実行される処理である。
まず、PC10からプリンタ40へテストデータを出力する(S110)。テストデータは、CMYKの各色について、0から255までの濃度値を含むものであり、プリンタ40にテストパッチ画像を形成させる。テストパッチ画像には、段階的に濃度が異なる複数のパッチが、CMYKの各色について形成される。
次に、図示しない測色器を用いて、テストパッチ画像内の各パッチの色彩値の測定を行い、その測色結果を保存する(S120)。ここで、測色器は、測定したパッチの色彩値をL*a*b*表色系の各パラメータ(パラメータL*,a*,b*)で表して、その測色値(L*a*b*値)を出力する周知の測色器である。S120の処理において、CPU11は、プリンタが出力した各パッチの測色値であるL*a*b*値をパッチの管理番号と対応付けてRAM15に保存する。
なお、PC10には、RGB表色系の入力色信号と、その入力色信号に基づいてモニタ装置23に表示されるパッチの色を測色して得られるL*a*b表色系の測色値との対応関係が予め記憶されている。よって、L*a*b表色系の測色値を媒介として、RGB表色系の入力色信号と、CMYK表色系の出力色信号との対応関係を求めることができる。
まず、RGB表色系の色空間(図3参照)のホワイトからブラックまでを結ぶ無彩色軸50(図5参照)上の入力色信号の格子点(代表点の一例)に対応した出力色信号を表すグレーカーブ(第2表色系グレーデータの一例)を作成する(S130)。
次に、RGB色空間におけるホワイトから基本カラーまでを結ぶ淡部原色ライン52(図5参照)上の入力色信号の格子点に対応した出力色信号を表す淡部原色カーブ(第2表色系淡部データの一例)を作成する(S140)。ここで、本実施形態では、基本カラーとして、R,G,B,C,M,Yの6色を予め定めている。
次に、RGB色空間における基本カラーからブラックまでを結ぶ暗部原色ライン54(図5参照)上の入力色信号の格子点に対応した出力色信号を表す暗部原色カーブ(第2表色系暗部データの一例)を作成する(S150)。なお、暗部原色カーブは、基本カラー毎に作成される。
次に、無彩色軸と淡部原色ラインと暗部原色ラインとで囲まれた色域内の注目する入力色信号に対応する出力色信号を算出するために、補間演算を行う(S160:淡部データ反映ステップ)。
図5は、円錐空間のRGB色空間から切り出される、ブラック(K)からホワイト(W)を結ぶ無彩色軸50と、ホワイト(W)から基本カラー(B)を結ぶ淡部原色ライン52および基本カラー(B)からブラック(K)を結ぶ暗部原色ライン54とで囲まれたB(ブルー)の色域56を模式的に示す図である。上述したように、無彩色軸50、淡部原色ライン52、暗部原色ライン54上の点に対応した出力色信号は、測色値に基づいて定められるため、次に、これらライン上の点に対応した出力色信号を用いて、色域56内の点に対応した出力色信号を求める。
図5に示すように、第1実施形態の補間演算では、注目する入力色信号X1を通過し、淡部原色ラインに平行な第1補助線58を設定し、その第1補助線58と無彩色軸50との交点P1、および第1補助線58と暗部原色ラインとの交点Q1を決定する。また、注目する入力色信号X1を通過し、無彩色軸50に平行な第3補助線60を設定し、その第3補助線60と淡部原色ラインとの交点R1、および第3補助線60と暗部原色ライン54との交点S1とを決定する。
そして、その交点P1,Q1に対応する出力色信号を補間係数kを用いて補間し、且つ交点R1と交点S1とを距離に基づいて補間することにより、注目する入力色信号X1に対応した出力色信号(Cx,Mx,Yx,Kx)を求める。
ここで、上記補間係数kは、淡部原色ライン52に対応した出力色信号(淡部原色カーブ)の特性を表す淡部データ特性値nを反映する値である。この淡部データ特性値nは、無彩色軸50に平行で且つ交点Q1を通過する第2補助線62と淡部原色ライン52との交点Q2に対応する出力色信号(Cq,Mq,Yq,Kq)と、第3補助線60と淡部原色ライン52との交点R1に対応する出力色信号(C2,M2,Y2,K2)とに基づく値であって、例えば以下の(1)式のように定義することができる。
n = (CMY2-CMYw)/(CMYq-CMYw) ・・・(1)
但し、
CMYw = max(Cw,Mw,Yw)
CMYq = max(Cq,Mq,Yq)
CMY2 = max(C2,M2,Y2)
すなわち、淡部データ特性値nは、ホワイトに相当する出力色信号(Cw,Mw,Yw)のうち、最も濃度が高い色の値CMYwを基準値とし、交点R1に対応する出力色信号(C2,M2,Y2,K2)のうち最も濃度の高い色の値CMY2と基準値との差(CMY2-CMYw)に対する、交点Q2に対応する出力色信号(Cq,Mq,Yq,Kq)のうち最も濃度の高い色の値CMYqと基準値との差(CMYq-CMYw)の比を表す値である。このようにすれば、色合いに最も大きい影響を与える色に対応した適切な淡部データ特性値nを決定することができる。
そして、上述のようにして定まる淡部データ特性値nと、交点間の距離に基づく補間係数kを求める。具体的には、距離データa/bに重みc/dを乗算し、淡部データ特性値nに重み(d-c)/dを乗算し、両者を加算することにより補間係数kを求める。補間係数kの演算式の一例は、下記(2)式に示す。
k = n*(d-c)/d + a/b*c/d ・・・(2)
ここで、距離データa/bは、交点P1から交点Q1までの距離bに対する、交点P1から注目する入力色信号X1までの距離aの比である。また、距離cは、交点R1から注目する入力色信号X1までの距離であり、距離dは、交点R1から交点S1までの距離である。すなわち、距離データa/bと淡部データ特性値nとにかける重み((d-c)/dおよびc/d)は、注目する入力色信号x1が、色域において淡部原色ライン52に近いほど、淡部データ特性値nの重みを大とするように定められている。
そして、上述のようにして求まる補間係数k、交点P1に対応する出力色信号(C0,M0,Y0,K0),交点Q1に対応する出力色信号(C1,M1,Y1,K1)を用いて、例えば、下記の(3)式に示すように補間することにより、色域56における横方向の補間結果Cx1を取得する。また、下記の(4)式に示すように、交点R1に対応する出力色信号(C2,M2,Y2,K2)と交点S1に対応する出力色信号(C3,M3,Y3,K3)とを距離を表す補間係数c/dで補完することにより縦方向の補間結果Cx2を取得する。そして、下記の(5)式に示すように、横方向の補間結果Cx1と縦方向の補間結果Cx2とを平均することで、注目する入力色信号X1に対応した出力色信号Cxを求める。
Cx1= C0+(C1-C0)*k ・・・(3)
Cx2= C2+(C3-C2)*c/d ・・・(4)
Cx= (Cx1+Cx2)/2 ・・・(5)
なお、下記の式は、図5に示す注目する入力色信号X1に対応した出力色信号(Cx,Mx,Yx,Kx)のうち、Cxを算出する式であるが、Mx,Yx,Kxについても同様にして求めることができる。
図4に戻り説明する。次に、全基本カラーについて処理をしたかを判断し(S170)、否定される場合(S170:No)、S160の処理に戻り、次の基本カラーを処理対象として処理を繰り返す。
一方、S170の判断が肯定されると(S170:Yes)、次に、基本カラー毎の処理結果に基づき、色相間における、入力色信号と出力色信号との対応関係を求め(S180)、RGB表色系からCMYK表色系に色変換可能な色変換テーブルを作成し、HDD17(図1参照)に登録し(S190)、テーブル作成処理(S10)を終了する。
第1実施形態のテーブル作成処理(S10)によれば、CMYK表色系の淡部原色カーブを反映した補間係数kを用いて補間されることにより出力色信号が求められるので、ホワイトから基本カラーまでの色の変化に対して、淡部原色カーブが非線形の関係にあるとしても、階調性に優れた色変換テーブルを作成することができる。
また、補間係数kは、CMYK表色系の淡部原色カーブの特性を表す淡部データ特性値nを反映した値である。よって、CMYK表色系の淡部原色カーブの特性に応じた適切な出力色信号を求めることができる。
また、補間係数kは、注目する入力色信号X1が、色域において淡部原色ライン52に近いほど、淡部データ特性値の重みを大とするので、その点からも、階調性に優れた色変換テーブルを作成することができる。注目する入力色信号が淡部原色ライン52に近いほど、淡部原色カーブの特性の影響が大きくなるため、上述のように重みを定めることにより、より適切な出力色信号を求めることができるのである。
なお、色変換テーブルの作成後(S10)、ユーザからの指示に基づいて、色変換テーブルの微調整を実行する公知の処理を追加しても良いが、本実施形態のテーブル作成処理(S10)によれば、色変換テーブルの微調整を行わなくても、階調性に優れた色変換テーブル17aを自動的に作成することができるため、色変換テーブルの微調整は必須の処理ではない。
次に、図6を参照して、第2実施形態の色変換テーブル作成プログラム17cについて説明する。なお、第2実施形態で説明する色変換テーブル作成プログラム17cは、色域内を補間演算する処理(S160)の演算内容が、第1実施形態の色変換テーブル作成プログラム17cと異なっているが、他の点は同一である。よって、電気的構成を示すブロック図、およびテーブル作成処理(S10)を示すフローチャートは、第1実施形態のブロック図及びフローチャートと同一となるため、省略する。
図6は、第2実施形態の色変換テーブル作成プログラム17cに基づいて実行される、色域56内を補間演算する処理(S160)の具体的内容を説明する図であり、円錐空間のRGB色空間から切り出される、無彩色軸50と、基本カラーBの淡部原色ライン52および暗部原色ライン54とで囲まれたB(ブルー)の色域56を模式的に示す図である。なお、図6に示す交点P1,R1,S1,Q1、第1補助線58および第3補助線60については、第1実施形態において説明しているため、第2実施形態では詳細な説明を省略する。また、注目する入力色信号X1に対応した出力色信号のC値(Cx)、Y値(Yx)、M値(Mx)を算出する演算式は、第1実施形態と第2実施形態とで同一であるため、詳細な説明を省略する。
したがって、本第2実施形態では、注目する入力色信号に対応した出力色信号のK値(Kx)を算出する演算方法に焦点を当てて説明する。
上記第1実施形態では、淡部原色カーブの特性を表す淡部データ特性値nを求め、その淡部データ特性値nを補間係数kに反映していたが、第2実施形態では、入力色信号X1に対応した出力色信号のK値(Kx)を求めるために、グレーカーブの特性を表すグレーデータ特性値oを求め、そのグレーデータ特性値oを反映した補間係数mを用いて補完処理を行う。
ここで、グレーデータ特性値oは、無彩色軸50上の点P2、ホワイト(W)、ブラック(K)に対応した、グレーカーブに含まれる出力色信号Kr,Kw,Kkに基づく値であって、例えば下記(6)式のように定義することができる。
o = (Kr-Kw)/(Kk-Kw) ・・・(6)
但し、Krは点P2に対応した黒値であり、Kkはブラック(K)に対応した黒値であり、Kwはホワイト(W)に対応した黒値である。
また、ホワイト(W)から点P2までの距離をeとすると、点P2は、下記の(7)式の条件を満たす点として定義することができる。
c/d = e/f ・・・(7)
ここで、cは点R1とX1との間の距離であり、dは点R1と点S1との間の距離である。また、fは、ホワイトからブラックまでの距離である。すなわち、グレーデータ特性値oは、ホワイトに相当する出力色信号の黒の値Kwを基準値とし、ブラックと基準値との差(Kk-Kw)に対する、交点P2に対応する出力色信号の黒色のKrと基準値との差(Kr-Kw)の比を表す値である。
次に、上述のようにして定まるグレーデータ特性値oと、交点間の距離とに基づいた補間係数mを求める。具体的には、下記(8)式のように、距離データc/dに重みa/bを乗算し、グレーデータ特性値oに重み(b-a)/bを乗算し、両者を加算することにより補間係数mを求める。
m = o*(b-a)/b + c/d*a/b ・・・(8)
ここで、距離データc/dは、交点R1から交点S1までの距離dに対する、交点R1から注目する入力色信号X1までの距離cの比である。また、距離aは、交点P1から注目する入力色信号X1までの距離であり、距離bは、交点P1から交点Q1までの距離である。すなわち、距離データc/dとグレーデータ特性値oとにかける重み((b-a)/bおよびa/b)は、注目する入力色信号x1が、色域56において無彩色軸50に近いほど、グレーデータ特性値oの重みを大とするように定められている。
そして、上述のようにして求まる補間係数m、交点P1に対応する出力色信号の黒値(K0),交点Q1に対応する出力色信号の黒値(K1)を用いて、例えば、下記の(9)式に示すように補間することにより、色域56における横方向の補間結果Kx1を取得する。
また、下記の(10)式に示すように、交点R1に対応する出力色信号の黒値(K2)と交点S1に対応する出力色信号の黒値(K3)とを距離を表す補間係数c/dで補完することにより縦方向の補間結果Kx2を取得する。そして、下記の(11)式に示すように、横方向の補間結果Kx1と縦方向の補間結果Kx2とを平均することで、注目する入力色信号X1に対応した出力色信号の黒値Kxを求める。
Kx1= K0+(K1-K0)*m ・・・(9)
Kx2= K2+(K3-K2)*c/d ・・・(10)
Kx= (Kx1+Kx2)/2 ・・・(11)
第2実施形態によれば、ホワイトからブラックまでの色の変化に対して、グレーカーブが非線形的な関係にあるとしても、階調性に優れた色変換テーブルを作成することができる。また、グレーカーブの特性に応じた適切な出力色信号が求められるので、より階調性に優れた色変換テーブルを作成することができる。
また、注目する入力色信号X1が色域56において無彩色軸50に近いほど、グレーデータ特性値oの重みを大とするので、より階調性に優れた色変換テーブルを作成することができる。注目する入力色信号X1が無彩色軸50に近いほど、グレーカーブの特性の影響が大きくなるため、上述のように重みを定めることにより、より適切な出力色信号を求めることができるのである。
次に、図7を参照して、第3実施形態の色変換テーブル作成プログラム17cについて説明する。なお、第3実施形態で説明する色変換テーブル作成プログラム17cは、色域56内を補間演算する処理(S160)の演算内容が、第1実施形態および第2実施形態の色変換テーブル作成プログラム17cと異なっているが、他の点は同一である。よって、電気的構成を示すブロック図、およびテーブル作成処理(S10)を示すフローチャートは、第1実施形態のブロック図及びフローチャートと同一となるため、省略する。
図7は、第3実施形態の色変換テーブル作成プログラム17cに基づいて実行される、色域56内を補間演算する処理(S160)の具体的内容を説明する図であり、円錐空間のRGB色空間から切り出される、無彩色軸50と、基本カラーBの淡部原色ライン52および暗部原色ライン54とで囲まれたB(ブルー)の色域56を模式的に示す図である。なお、図7に示す交点P1,P2,R1,S1,Q1,Q2、および第1補助線58から第3補助線60については、第1実施形態または第2実施形態のいずれかで説明しているため、第3実施形態では詳細な説明を省略する。
上述した第1実施形態および第2実施形態で説明した色変換テーブル17aは、RGBの値で構成される入力色信号を、CMYKの4色の値で構成される出力色信号に色変換するためのテーブルであった。これに対し、第3実施形態では、入力色信号をCMYの三色の値で構成される出力色信号に色変換するための色変換テーブルを作成するものとして説明する。記録用紙が光沢紙の場合、定着率の低い黒を用いずに画像を形成する場合があるからである。なお、第3実施形態のテーブル作成処理(S10)においてテストパッチ画像を印刷する際には、CMYの三色のインクを用いてパッチを形成し、RGB表色系の入力色信号とCMYの出力色信号との対応関係を表すグレーカーブ、淡部原色カーブ、暗部原色カーブが作成されているものとする。
また、上記第1実施形態では、淡部原色カーブの特性を表す淡部データ特性値nを反映した補間係数kを用いて、出力色信号(Cx,Mx,Yx,Kx)を求めていた。また、第2実施形態では、グレーカーブの特性を表すグレーデータ特性値oを反映した補間係数mを用いて、出力色信号の黒値(Kx)を求めていた。これに対し、本第3実施形態では、第1実施形態と同一の補間係数kに加えて、グレーデータ特性値o’を反映した補間係数m’を求め、2つの補間係数k,m’を用いて補完することにより、入力色信号に対応した出力色信号(Cx,Mx,Yx)を求める。なお、補間係数kは、第1実施形態で説明した補間係数kと同一であるため、本第3実施形態では説明を省略する。一方、第3実施形態で用いるグレーデータ特性値o’は、第2実施形態で説明したグレーデータ特性値oと異なる点を有するため、以下、詳細に説明する。
第2実施形態で説明したグレーデータ特性値oが、グレーカーブに含まれる出力色信号の黒値に基づく値であった。これに対し、第3実施形態では、黒値を用いずにグレーデータ特性値o’を求める。なお、グレーデータ特性値o’を求めるために、色域56において新たな交点S2を求める。交点S2は、交点S1を通り、淡部原色ライン52に平行な第4補助線64と、無彩色軸50との交点として求められる。
そして、グレーデータ特性値o’は、交点P1に対応した出力色信号(C0,M0,Y0)、ホワイトWに対応した出力色信号(Cw,Mw,Yw)、交点S2に対応した出力色信号(Cs,Ms,Ys)を用いて、例えば、下記(12)式のように定義することができる。
o' = (CMY0-CMYw)/(CMYs-CMYw) ・・・(12)
但し
CMY0 = max(C0,M0,Y0)
CMYs = max(Cs,Ms,Ys)
CMYw = max(Cw,Mw,Yw)
このように、第3実施形態のグレーデータ特性値o’は、ホワイトに相当する出力色信号(Cw,Mw,Yw)のうち、最も濃度が高い色の値CMYwを基準値とし、交点S2に対応する出力色信号(Cs,Ms,Ys)のうち最も濃度の高い色の値CMYsと基準値との差(CMYs-CMYw)に対する、交点P1に対応する出力色信号(C0,M0,Y0)のうち最も濃度の高い色の値CMY0と基準値との差(CMY0-CMYw)の比を表す値である。このようにすれば、色合いに最も大きい影響を与える色に対応した適切なグレーデータ特性値o’を決定することができる。
そして、上述のようにして定まるグレーデータ特性値o’と、交点間の距離を表す距離データとに基づく補間係数m’を求める。具体的には、距離データc/dに重みa/bを乗算し、グレーデータ特性値o'に重み(b-a)/bを乗算し、両者を加算することにより得られる値であって、例えば下記(13)式のように表される。
m’= o’*(b-a)/b + c/d*a/b ・・・(13)
なお、グレーデータ特性値o’と距離データとにかける重みは、第2実施形態で説明した重みと同等であるため、本第3実施形態では説明を省略する。
そして、このようにして求めた補間係数k,m’を用いて、入力色信号に対応した出力色信号を、例えば、下記(14)〜(16)式のように演算して求める。
Cx1 = C0 + (C1-C0) * k ・・・(14)
Cx2 = C2 + (C3-C2) * m’ ・・・(15)
Cx =(Cx1+Cx2)/2 ・・・(16)
なお、上記の式は、注目する入力色信号X1に対応した出力色信号(Cx,Mx,Yx)のうち、Cxを算出する式であるが、Mx,Yxについても同様にして求めることができる。
第3実施形態の色変換テーブル作成プログラム17cによれば、ホワイトから基本カラーまでの色の変化に対して、淡部原色カーブが非線形の関係にあり、且つ、ホワイトからブラックまでの色の変化に対して、グレーカーブが非線形的な関係にあるとしても、階調性に優れた色変換テーブルを作成することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、プリンタはインクジェットプリンタで構成されるものとして説明したが、レーザプリンタについても、本発明を適用可能である。
また、上記実施形態では、PCでLUTを作成し、色変換処理をPCで行うものとして説明したが、プリンタ側で色変換処理を行う場合には、例えば、PCで作成したLUTをプリンタへ送信するようにしてもよいし、プリンタ自身がLUTを作成するように構成しても良い。
また、上記実施形態では、第1補助線58が淡部原色ライン52に平行であるものとして説明し、第3補助線60が無彩色軸50に平行であるものとして説明したが、淡部原色ライン52に対して非平行な第1補助線58や、無彩色軸50に対して非平行な第3補助線を設定しても良い。
本発明の色変換テーブル作成プログラムの一例である色変換テーブル作成プログラムがインストールされたPCと、PCに接続されたプリンタとの電気的構成を示すブロック図である。 色変換テーブルの一例を模式的に示す図である。 三次元直交座標系で表したRGB表色系の色空間と、その色空間における格子点とを示す図である。 PCが実行するテーブル作成処理を示すフローチャートである。 円錐空間のRGB色空間から切り出される、無彩色軸と、基本カラーBの淡部原色ラインおよび暗部原色ラインとで囲まれたBの色域を模式的に示す図である。 第2実施形態の色変換テーブル作成プログラムに基づいて実行される、色域内を補間演算する処理の具体的内容を説明する図である。 第3実施形態の色変換テーブル作成プログラムに基づいて実行される、色域内を補間演算する処理の具体的内容を説明する図である。 (a)は、R,M,B,C,G,Yが基本カラーとして設定された円錐空間を表した図あって、(b)は、(a)に示す円錐空間からBの色相を切り出して示した図である。 (a)は、ホワイトからブラックまでの色の変化と、その色をCMYの3色で表現するために必要なインク量との関係を実験により求めた結果を示すグラフである。(b)は、ホワイトから基本カラーRまでの色の変化と、その色をCMYの3色で表現するために必要なインク量との関係を実験により求めた結果を示すグラフである。(c)は、ホワイトからブラックまでの色の変化と、その色をCMYKの4色で表現するためのインク量との関係を実験により求めた結果を示すグラフである。(d)は、ホワイトから基本カラーBまでの色の変化と、その色をCMYKの4色で表現するためのインク量との関係を実験により求めた結果を示すグラフである。
符号の説明
10 PC(色変換テーブル作成装置の一例)
17a 色変換テーブル
17c 色変換テーブル作成プログラム
23 モニタ装置(第1のデバイスの一例)
40 プリンタ(第2のデバイスの一例)
50 無彩色軸(第1表色系グレーラインの一例)
52 淡部原色ライン(第1表色系淡部ラインの一例)
54 暗部原色ライン(第1表色系暗部ラインの一例)
56 色域
58 第1補助線
60 第3補助線
S130 グレーデータ作成ステップ、グレーデータ作成手段
S140 淡部データ作成ステップ、淡部データ作成手段
S150 暗部データ作成ステップ、暗部データ作成手段
S160 淡部データ反映ステップ、淡部データ反映手段
S160 グレーデータ反映ステップ、グレーデータ反映手段

Claims (12)

  1. 第1のデバイスが用いる第1の表色系で表現された入力色信号と、第2のデバイスが用いる第2の表色系で表現された出力色信号との関係を求め、その関係に基づいて入力色信号を出力色信号に変換するための色変換テーブルを作成する色変換テーブル作成プログラムであって、
    前記第1の表色系で表現された色空間におけるホワイトからブラックまでを結ぶ第1表色系グレーライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系グレーデータを作成するグレーデータ作成ステップと、
    前記色空間におけるホワイトから基本カラーまでを結ぶ第1表色系淡部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系淡部データを作成する淡部データ作成ステップと、
    前記色空間における基本カラーからブラックまでを結ぶ第1表色系暗部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系暗部データを作成する暗部データ作成ステップと、
    前記色空間における、前記第1表色系グレーラインと前記第1表色系淡部ラインと前記第1表色系暗部ラインとで囲まれた色域内の注目する入力色信号に対応する出力色信号を算出するために、
    前記注目する入力色信号を通過して前記第1表色系淡部ラインに平行な第1補助線と前記第1表色系グレーラインとの交点P1に対応する第2表色系グレーデータの出力色信号、および前記第1補助線と前記第1表色系暗部ラインとの交点Q1に対応する第2表色系暗部データの出力色信号を、
    前記淡部データ作成ステップにより作成される第2表色系淡部データを反映した補間係数を用いて補間することにより、前記注目する入力色信号に対応した出力色信号を求める淡部データ反映ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする色変換テーブル作成プログラム。
  2. 前記淡部データ反映ステップで用いる前記補間係数は、
    前記第1表色系グレーラインに平行で且つ前記交点Q1を通過する第2補助線と前記第1表色系淡部ラインとの交点Q2に対応する前記第2表色系淡部データの出力色信号と、
    前記第1表色系グレーラインに平行で且つ前記注目する入力色信号を通過する第3補助線と前記第1表色系淡部ラインとの交点R1に対応する前記第2表色系淡部データの出力色信号と
    に基づく淡部データ特性値を反映した値であることを特徴とする請求項1記載の色変換テーブル作成プログラム。
  3. 前記淡部データ反映ステップで用いる前記補間係数は、
    前記交点P1から前記交点Q1までの距離に対する、前記交点P1から前記注目する入力色信号までの距離の比に対応した距離データと、前記淡部データ特性値とを重みをつけて加算することにより得られる値であり、
    前記注目する入力色信号が、前記色域において前記第1表色系淡部ラインに近いほど、前記淡部データ特性値の重みを大とすることを特徴とする請求項2記載の色変換テーブル作成プログラム。
  4. 前記淡部データ反映ステップで用いる淡部データ特性値は、
    前記交点Q2に対応する第2表色系淡部データの出力色信号のうち最も濃度の高い色の値と、前記交点R1に対応する第2表色系淡部データの出力色信号のうち最も濃度の高い色の値とに基づいて算出されることを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載の色変換テーブル作成プログラム。
  5. 第1のデバイスが用いる第1の表色系で表現された入力色信号と、第2のデバイスが用いる第2の表色系で表現された出力色信号との関係を求め、その関係に基づいて入力色信号を出力色信号に変換するための色変換テーブルを作成する色変換テーブル作成プログラムであって、
    前記第1の表色系で表現された色空間におけるホワイトからブラックまでを結ぶ第1表色系グレーライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系グレーデータを作成するグレーデータ作成ステップと、
    前記色空間におけるホワイトから基本カラーまでを結ぶ第1表色系淡部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系淡部データを作成する淡部データ作成ステップと、
    前記色空間における基本カラーからブラックまでを結ぶ第1表色系暗部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系暗部データを作成する暗部データ作成ステップと、
    前記色空間における、前記第1表色系グレーラインと前記第1表色系淡部ラインと前記第1表色系暗部ラインとで囲まれた色域内の注目する入力色信号に対応する出力色信号を算出するために、
    前記注目する入力色信号を通過して前記第1表色系グレーラインに平行な第3補助線と前記第1表色系淡部ラインとの交点R1に対応する第2表色系淡部データの出力色信号、および前記第3補助線と前記第1表色系暗部ラインとの交点S1に対応する前記第2表色系暗部データの出力色信号を、
    前記グレーデータ作成ステップにより作成される第2表色系グレーデータを反映した補間係数を用いて補間することにより、前記注目する入力色信号に対応した出力色信号を求めるグレーデータ反映ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする色変換テーブル作成プログラム。
  6. 前記グレーデータ反映ステップで用いる前記補間係数は、
    前記第1表色系グレーライン上の少なくとも2つの代表点に対応した、前記第2表色系グレーデータに含まれる少なくとも2つの出力色信号に基づいて定まるグレーデータ特性値を反映した値であることを特徴とする請求項5記載の色変換テーブル作成プログラム。
  7. 前記グレーデータ反映ステップで用いる前記補間係数は、
    前記交点R1から前記交点S1までの距離に対する、前記交点R1から前記注目する入力色信号までの距離の比に対応した距離データと、前記グレーデータ特性値とに基づいて得られる値であり、
    前記注目する入力色信号が、前記色域において前記第1表色系グレーラインに近いほど、前記グレーデータ特性値の重みを大とすることを特徴とする請求項6記載の色変換テーブル作成プログラム。
  8. 前記グレーデータ反映ステップは、
    前記交点R1に対応する第2表色系淡部データの出力色信号、および前記交点S1に対応する前記第2表色系暗部データの出力色信号を、前記グレーデータ作成ステップにより作成される第2表色系グレーデータを反映した補間係数を用いて補間することにより得られる値と、
    前記注目する入力色信号を通過して前記第1表色系淡部ラインに平行な第1補助線と前記第1表色系グレーラインとの交点P1に対応する第2表色系グレーデータの出力色信号、および前記第1補助線と前記第1表色系暗部ラインとの交点Q1に対応する第2表色系暗部データの出力色信号を、前記淡部データ作成ステップにより作成される第2表色系淡部データを反映した補間係数を用いて補間することにより得られる値とに基づいて、
    前記注目する入力色信号に対応した出力色信号を求めることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の色変換テーブル作成プログラム。
  9. 第1のデバイスが用いる第1の表色系で表現された入力色信号と、第2のデバイスが用いる第2の表色系で表現された出力色信号との関係を求め、その関係に基づいて入力色信号を出力色信号に変換するための色変換テーブルを作成する色変換テーブル作成装置であって、
    前記第1の表色系で表現された色空間におけるホワイトからブラックまでを結ぶ第1表色系グレーライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系グレーデータを作成するグレーデータ作成手段と、
    前記色空間におけるホワイトから基本カラーまでを結ぶ第1表色系淡部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系淡部データを作成する淡部データ作成手段と、
    前記色空間における基本カラーからブラックまでを結ぶ第1表色系暗部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系暗部データを作成する暗部データ作成手段と、
    前記色空間における、前記第1表色系グレーラインと前記第1表色系淡部ラインと前記第1表色系暗部ラインとで囲まれた色域内の注目する入力色信号に対応する出力色信号を算出するために、
    前記注目する入力色信号を通過して前記第1表色系淡部ラインに平行な第1補助線と前記第1表色系グレーラインとの交点P1に対応する第2表色系グレーデータの出力色信号、および前記第1補助線と前記第1表色系暗部ラインとの交点Q1に対応する第2表色系暗部データの出力色信号を、
    前記淡部データ作成手段により作成される第2表色系淡部データを反映した補間係数を用いて補間することにより、前記注目する入力色信号に対応した出力色信号を求める淡部データ反映手段とを備えることを特徴とする色変換テーブル作成装置。
  10. 第1のデバイスが用いる第1の表色系で表現された入力色信号と、第2のデバイスが用いる第2の表色系で表現された出力色信号との関係を求め、その関係に基づいて入力色信号を出力色信号に変換するための色変換テーブルを作成する色変換テーブル作成装置であって、
    前記第1の表色系で表現された色空間におけるホワイトからブラックまでを結ぶ第1表色系グレーライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系グレーデータを作成するグレーデータ作成手段と、
    前記色空間におけるホワイトから基本カラーまでを結ぶ第1表色系淡部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系淡部データを作成する淡部データ作成手段と、
    前記色空間における基本カラーからブラックまでを結ぶ第1表色系暗部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系暗部データを作成する暗部データ作成手段と、
    前記色空間における、前記第1表色系グレーラインと前記第1表色系淡部ラインと前記第1表色系暗部ラインとで囲まれた色域内の注目する入力色信号に対応する出力色信号を算出するために、
    前記第1表色系グレーラインに平行で且つ前記注目する入力色信号を通過する第3補助線と前記第1表色系淡部ラインとの交点R1に対応する第2表色系淡部データの出力色信号、および前記第3補助線と前記第1表色系暗部ラインとの交点S1に対応する前記第2表色系暗部データの出力色信号を、
    前記グレーデータ作成手段により作成される第2表色系グレーデータを反映した補間係数を用いて補間することにより、前記注目する入力色信号に対応した出力色信号を求めるグレーデータ反映手段とを備えることを特徴とする色変換テーブル作成装置。
  11. 第1のデバイスが用いる第1の表色系で表現された入力色信号と、第2のデバイスが用いる第2の表色系で表現された出力色信号との関係を求め、その関係に基づいて入力色信号を出力色信号に変換するための色変換テーブルを作成する色変換テーブルの作成方法であって、
    前記第1の表色系で表現された色空間におけるホワイトからブラックまでを結ぶ第1表色系グレーライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系グレーデータを作成するグレーデータ作成ステップと、
    前記色空間におけるホワイトから基本カラーまでを結ぶ第1表色系淡部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系淡部データを作成する淡部データ作成ステップと、
    前記色空間における基本カラーからブラックまでを結ぶ第1表色系暗部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系暗部データを作成する暗部データ作成ステップと、
    前記色空間における、前記第1表色系グレーラインと前記第1表色系淡部ラインと前記第1表色系暗部ラインとで囲まれた色域内の注目する入力色信号に対応する出力色信号を算出するために、
    前記注目する入力色信号を通過して前記第1表色系淡部ラインに平行な第1補助線と前記第1表色系グレーラインとの交点P1に対応する第2表色系グレーデータの出力色信号、および前記第1補助線と前記第1表色系暗部ラインとの交点Q1に対応する第2表色系暗部データの出力色信号を、
    前記淡部データ作成ステップにより作成される第2表色系淡部データを反映した補間係数を用いて補間することにより、前記注目する入力色信号に対応した出力色信号を求める淡部データ反映ステップとを備えることを特徴とする色変換テーブルの作成方法。
  12. 第1のデバイスが用いる第1の表色系で表現された入力色信号と、第2のデバイスが用いる第2の表色系で表現された出力色信号との関係を求め、その関係に基づいて入力色信号を出力色信号に変換するための色変換テーブルを作成する色変換テーブルの作成方法であって、
    前記第1の表色系で表現された色空間におけるホワイトからブラックまでを結ぶ第1表色系グレーライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系グレーデータを作成するグレーデータ作成ステップと、
    前記色空間におけるホワイトから基本カラーまでを結ぶ第1表色系淡部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系淡部データを作成する淡部データ作成ステップと、
    前記色空間における基本カラーからブラックまでを結ぶ第1表色系暗部ライン上の入力色信号の代表点に対応した出力色信号を表す第2表色系暗部データを作成する暗部データ作成ステップと、
    前記色空間における、前記第1表色系グレーラインと前記第1表色系淡部ラインと前記第1表色系暗部ラインとで囲まれた色域内の注目する入力色信号に対応する出力色信号を算出するために、
    前記注目する入力色信号を通過して前記第1表色系グレーラインに平行な第3補助線と前記第1表色系淡部ラインとの交点R1に対応する第2表色系淡部データの出力色信号、および前記第3補助線と前記第1表色系暗部ラインとの交点S1に対応する前記第2表色系暗部データの出力色信号を、
    前記グレーデータ作成ステップにより作成される第2表色系グレーデータを反映した補間係数を用いて補間することにより、前記注目する入力色信号に対応した出力色信号を求めるグレーデータ反映ステップとを備えることを特徴とする色変換テーブルの作成方法。
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