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JP4427993B2 - 半導体発光素子の製造方法 - Google Patents

半導体発光素子の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、転位密度を低減するとともに光取り出し効率を高めることができる半導体発光素子の製造方法に関する。更に詳しくは、素子内部の全反射による光取り出し効率の低下を抑制することができる半導体発光素子の製造方法に関する。
半導体発光素子の輝度を上げるためには種々の方法が行なわれている。大きく分けて、素子自体の入力電流に対する発光量を上げる方法と、発生した光を効率良く素子外部に取り出す光取り出し効率を上げる方法が挙げられる。前者は、結晶層を構成する材料、結晶構造、結晶成長性の良し悪しやそれら結晶層の組み合わせおよび製造プロセスに負うところが大きい。後者は、素子の構造やその素子を装置基板に搭載したときの構造による光の反射等を検討し、発生した光を減衰させずに漏れなく素子外部に取り出すところが重要になる。例えば、青色又は緑色発光素子として好適とされるGaN系半導体を用いた半導体発光素子においては、上述した製造プロセスに関する技術開発及び光取り出し効率を高めるための技術開発が活発に行われている。
前者については、GaN系半導体の結晶成長時に生じる転位密度を低減することが高品質の素子を製造するために重要な技術の一つとされている。例えば、特許文献1によれば、基板に形成された凹凸部を介して結晶層を選択成長することにより転位密度を低減し、良質の結晶層によって入力電流に対する発光効率を高める技術が開示されている。
また、後者について、半導体発光素子の内部の発光領域で発生した光は、外部に光を取り出す面に対して入射角が大きいと全反射によって外部に光を取り出すことができないことから、従来、素子をパッケージングしたときの境界面で全反射される光をパッケージ内の内部ミラーで再度反射させて外部に取り出す方法や半導体発光素子で発生した光を角度調整されたパッケージ内の内部ミラーで直接反射して外部に取り出す方法などが採られている。例えば、結晶成長基板に対して平行な面に結晶層を成長させたプレーナ型と呼ばれる構造を有する半導体発光素子では、全反射による光取り出し効率の低下を抑制するために、パッケージに含まれる外部ミラーによって発光領域である結晶層に対してランダムな方向に発生する光を一方向に揃える方法が採られる場合もある。
しかしながら、素子サイズの微小化とともにパッケージに反射ミラーの如き光反射手段を設けることが困難となる場合もあり、素子本体に光取り出し効率を高める構造を直接作り込む技術も求められている。例えば、特許文献1によれば、凹凸部が形成された基板に素子を形成し、この素子を基板から剥離する際に基板に転写される凹凸部によって素子内部の全反射を低減して光取り出し効率を高める技術が開示されている。
特開2002−31841号公報
ところで、上述したGaN系半導体で構成される半導体発光素子の輝度を高めるためには、特許文献1に開示された凹凸部を素子に形成する技術だけでなく、さらに素子の光取り出し効率を高めるための構造を素子本体に形成する技術が求められている。例えば、上述した凹凸部を光取り出し効率を高めるためのさらに最適な形状にすることが重要となるが、特許文献1は凹凸部の詳細な形状については言及していない。また、素子の発光領域に対する凹凸部の位置も光取り出し効率を決める際の重要な要素となる。
しかしながら、今後、素子の微小化がさらに進展していった場合には、光取り出し効率を高めるための凹凸部を微小な素子に精度良く形成する技術も重要となる。素子形成後に光を用いて所要の凹凸部を微小な領域に形成することは困難であるうえ、素子毎にこれら凹凸部を形成することは半導体発光素子の製造工程を煩雑なものとし、製造コストの増大にもつながる。
また、上述したGaN系半導体で構成される半導体発光素子を形成する際には、結晶成長を行うための基板としてGaN基板やサファイア基板が広く用いられているが、これら基板から素子を剥離する際には基板を傷める場合があり、一度使用した基板を再度素子形成に用いることは難しく、半導体発光素子の製造コストの増大を招いていた。
さらに、素子の輝度を高めるためには発光効率を高めることも重要であり、上述した転位密度の如き欠陥密度を低減し、良質な結晶層を成長させることも重要となる。
よって、本発明は上述した問題点を鑑みてなされたものであり、転位密度が低減された結晶層を形成するとともに、光取り出し効率を高めるためのより最適な構造が素子に直接形成された半導体発光素子及びその製造方法に関する。さらに、製造コストが低減された半導体発光素子の製造方法に関する。
本発明にかかる半導体発光素子の製造方法は、サファイア基板の表面側にマスク層を形成し、マスク層の所望の位置をパターニングによって除去することにより、側面が傾斜面とされた窓領域を形成し、選択成長により、窓領域からマスク層を介して結晶層及び発光層を形成し、基板の裏面側からレーザ光を照射することにより、前記サファイア基板から前記結晶層を剥離し、傾斜面の形状を反映した面が素子本体毎に形成されるように、発光層及び結晶層を所要の間隔で分離することを特徴とする。
本発明で形成される半導体発光素子によれば、発光層で発生した光が素子内部で全反射されることが殆どないようにより最適な傾斜面を素子に直接形成することができる。さらに、予め基板に形成された所要の傾斜面の形状を反映した面を素子に形成することにより、素子に対して個別に所要の傾斜面を形成することなく素子の光取り出し効率を高めることができる。また、素子形成後に別途所要の傾斜面を形成することなく、所要の傾斜面を基板からの素子剥離にあわせて形成することができる。よって、素子形成後に所要の傾斜面を形成する工程を別途行うことがないうえ、予め基板に精度良く所要の傾斜面に合わせた形状を形成しておくことにより、煩雑な形状を反映した面を容易に素子に形成し、より光取り出し効率を高めることも可能となる。さらに、前記結晶層を所要の傾斜面から成長させることによって転位の如き欠陥を低減することも可能となり、良質の結晶層を成長させることができる。
また、本発明にかかる半導体発光素子の製造方法によれば、素子形成後に別途所要の傾斜面を形成することなく、所要の傾斜面の形状を反映した面を基板からの素子剥離にあわせて形成することができる。素子形成後に所要の傾斜面を形成する工程を別途行うことがないうえ、予め基板に精度良く所要の傾斜面を形成しておくことにより煩雑な形状を構成する傾斜面を容易に転写することができ、より光取り出し効率を高めることが可能となる。さらに、素子剥離した基板を再度素子形成に用いることが可能となり、素子の製造コストを低減することもできる。このような半導体発光素子の製造方法は、所要の傾斜面が形成された微小な素子を一括して形成する場合には好適な製造方法である。
本発明にかかる半導体発光素子の製造方法によれば、素子形成の際に形成される傾斜面によって素子内部における光の全反射を低減することが可能となり、素子の光取り出し効率を高めることが可能な半導体発光素子を得ることができる。さらに、本発明にかかる半導体発光素子の製造方法によれば、素子から出射される光の出射方向が制御された半導体発光素子を得ることができる。
また、本発明にかかる半導体発光素子の製造方法によれば、素子形成に使用する基板を繰り返し使用することができ、光取り出し効率が高められた素子の製造コストを低減することも可能となる。さらに、一度基板に上述した傾斜面を形成しておくことにより、素子毎に精度良くこの傾斜面を形成する必要がなくなり、光取り出し効率を高めるための構造を簡便、且つ精度良く素子に形成することもできる。また、本発明にかかる半導体発光素子によれば、所要の傾斜面により構成される凹凸部を介して結晶層を基板から選択成長させることにより、転位密度が低減された良質の結晶層を有する半導体発光素子を製造することもできる。
以下、本発明にかかる半導体発光素子及びその製造方法について図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1及び図3を参照しながら、本実施形態にかかる半導体発光素子の製造方法について説明する。図1は、サファイア基板11の裏面側からエキシマレーザ光Lを照射する工程を示す工程図である。
基板主面をC+面とするサファイア基板11上にはマスク層12が形成され、n型GaN層13はマスク層12の一部を除去して形成される窓領域18から選択成長されている。マスク層12の側面17は、サファイア基板11の主面に対して傾斜した傾斜面とされるとともに、後述するInGaN層14に対して傾斜した傾斜面とされる。n型GaN層13を結晶成長させるために緩衝層を設ける際には、この緩衝層を形成する主たる材料としてはAlNを用いても良い。すなわち、基板上に結晶成長させる結晶層、或いは素子構造に応じて好適な基板、マスク層、又は緩衝層を選択して組み合わせることもできる。
窓領域18は、基板主面をC+面とするサファイア基板11上にマスク層12を形成した後、マスク層12の所要の領域を除去して形成される。また、本実施形態においては、マスク層12はSiOで形成されているが、これに限定されず、サファイア基板11上にSiNを成膜した後、SiNの一部を除去して形成することもできる。
窓領域18は、一旦サファイア基板11上にマスク層12を形成した後、マスク層12に所要のパターングを行うことで形成される。マスク層12をパターニングする際には、例えば、フォトリソグラフィーとフッ酸系エッチャントを好適な条件で行うことで窓領域18を形成するとともに、側面17を所要の傾斜面とすることができる。また、側面17をS面(1−101)に沿って形成することでn型GaN層13を容易に結晶成長させることもできる。なお、窓領域18の大きさは作りたい素子の特性により変えることもできる。さらに、本実施形態にかかるマスク層12のパターニング方法に限定されず、側面17を所要の傾斜面となるように精度良く形成することができる方法であれば如何なる方法を用いてマスク層12の一部を除去して良い。
n型GaN層13は、窓領域18からマスク層12を介して選択成長される結晶層であり、例えばシリコンドープのGaNを結晶成長させた結晶層である。n型GaN層13は、窓領域18から選択成長されることで転位密度が低減された結晶層とされる。n型GaN層13は窓領域18から成長するが、しばらく成長を続けると周囲がS面(1−101)よりなる六角錐の形状を露呈してくる。さらに、n型GaN層13を成長させると、窓領域18からそれぞれ成長したn型GaN層13が会合し、略平坦な結晶層となる。
InGaN層14は、n型GaN層13の上に形成される発光層である。InGaN層14は、n型GaN層13とp型GaN層15に挟み込まれて単一の量子井戸構造を構成するが、発光層として(Al)GaN/InGaNの量子井戸層や多重量子井戸層などにすることも可能であり、ガイド層として機能するGaNまたはInGaNを用いて多重構造とすることもできる。その際、InGaN層のすぐ上の層にはAlGaN層を成長することが好ましい。
p型GaN層15は、マグネシウムドープのGaNをInGaN層14上に成長させることで形成される。p電極16は、p型GaN層15の表面にNi/Pt/AuまたはNi(Pd)/Pt/Auを蒸着することで形成することができる。
上述のようにして形成されたn型GaN層13及びInGaN層14を含む素子本体に対して、サファイア基板11の裏面側からエキシマレーザ光Lを照射し、サファイア基板11からn型GaN層13を剥離する。
サファイア基板11のバンドギャップは、n型GaN層13のバンドギャップより大きく、エキシマレーザ光Lをサファイア基板11の裏面側から照射した場合には、エキシマレーザ光Lがサファイア基板11を透過し、n型GaN層13に吸収される。例えば、サファイア基板11のバンドギャップが約8.3eV、n型GaN層13のバンドギャップが約3.4eVである場合、波長が248nm程度のエキシマレーザ光Lはサファイア基板11を透過し、n型GaN層13にのみ吸収される。特に、サファイア基板11近傍のn型GaN層13によってエキシマレーザ光Lは吸収されることからn型GaN層13とサファイア基板11との接合力が弱められ、サファイア基板11からn型GaN層13を剥離することができる。このようにして、サファイア基板11を殆ど傷めることなく、サファイア基板11からn型GaN層13を剥離することができる。
さらに、サファイア基板11はn型GaN層13を剥離する際に殆ど損傷を受けることがないため、再度結晶成長に用いることができる。したがって、サファイア基板11に精度良くマスク層12を形成しておけば、マスク層12の側面17の形状が反映された面が形成される結晶層を繰り返し結晶成長させることができ、微小な素子に上述した傾斜面を有する凸部を転写する際には本実施形態の如き半導体発光素子の製造方法は好適である。特に、最終的な素子サイズが100μm以下とされる半導体発光素子に対しては、光取り出し効率を高めるための構造を素子本体に直接、且つ精度良く形成することが困難であるため、本実施形態の如き半導体発光素子の製造方法は好適とされる。
図2は、n型GaN層13からサファイア基板11を剥離した状態を示す図である。サファイア基板11から剥離されたn型GaN層13の剥離面には、サファイア基板11及びサファイア基板11に形成されたマスク層12の形状が反映された面が形成されることにより、凸部19a、凹部19bが形成されている。凸部19aの側面17'は、マスク層12の側面17の形状がほぼそのまま反映されてなる傾斜面であり、発光層とされるInGaN層14に対して傾斜している。凸部19aの側面17'は、InGaN層14から出射される光の全反射を低減するようにInGaN層14に対して傾斜している。また、側面17のInGaN層14にする傾斜角度は予めサファイア基板11に窓領域18を形成する際に調整しておくことができる。
また、n型GaN層13の結晶成長に好適な面方位となるように窓領域18を形成し、マスク層12の側面17を略そのままn型GaN層13に転写することもできる。例えば、側面17がS面(1−101)となるように形成しておくことによりn型GaN層13の結晶成長が容易に行えるとともに、サファイア基板11からの剥離も容易となる。
また、p電極16は凸部19aの上側に形成され、p電極16の略下側とされるInGaN層14の主たる発光領域の下側に凸部19aが位置することになる。したがって、InGaN層14の主たる発光領域から出射された光の大部分が凸部19aの側面17'に入射し、この光が殆ど全反射されることなく素子外部に取り出されることになる。
続いて図3に示すように、InGaN層14及びp型GaN層15の一部をn型GaN層13が露出するまで除去し、n電極20が形成されて半導体発光素子22が形成される。n電極20は、例えば、Ti/Al/Pt/Au電極を露出したn型GaN層13の表面に蒸着することで形成される。
このように、本実施形態にかかる半導体発光素子及びその製造方法によれば、光取り出し効率を高めるために予め基板上に形成された所要の傾斜面を反映する面を素子に形成することで容易に光取り出し効率を高めるための構造を素子に直接形成することができる。さらに、素子サイズに合わせて所要の傾斜面を形成しておくことにより、微小な素子に対しても所要の傾斜面を精度良く形成することができる。
さらに、本実施形態の半導体発光素子の製造方法によれば、素子を形成する基板を繰り返し使用することができ、半導体発光素子を製造する際の製造コストを低減することも可能となる。
[参考例1]
次に、図4乃至図6を参照しながら、参考例1にかかる半導体発光素子及びその製造方法について説明する。図4は、GaN基板41の裏面側からエキシマレーザ光Lを照射する工程を示す工程図である。
図4に示すように、所要の傾斜面47を有する凹凸部42が形成されたGaN基板41上に、InGaN層51が形成され、その上に素子本体を構成するn型GaN層43、InGaN層44、p型GaN層45及びp電極46が順次形成されている。
GaN基板41に形成された凹凸部42は、例えばウェットエッチングにより所要の傾斜面47を形成するようにGaN基板41の一部を除去して形成される。傾斜面47は、GaN基板41の主面に対して傾斜した傾斜面とされる。このような傾斜面47は、発光層であるInGaN層44で発生した光の素子内部における全反射を低減するようにInGaN層44に対する傾斜角が設定されている。
さらに後述するように、傾斜面47はGaN基板41の上側に形成されるInGaN層44に対して傾斜した傾斜面とされる。例えば、後述するように、傾斜面47がS面となるようにGaN基板41の一部を除去することにより良質のn型GaN層43を結晶成長させることもできる。
InGaN層51は、GaN層41から素子本体を剥離するための剥離層であり、GaN基板41の凹凸部42上にInGaNを結晶成長させることで形成される。n型GaN層43は、InGaN層51がGaN基板41の裏面側から照射される光Lによってアブレーションされることによって剥離される。光Lは、GaN基板41を透過してInGaN層43に吸収される波長を有する光であれば如何なる光で良い。このように、剥離層とされるInGaN層51を介してn型GaN層43をGaN基板41から剥離することにより、n型GaN層43及びGaN基板41が殆ど損傷を受けることがない。したがって、n型GaN層43を含む素子の品質を低下させることがないうえに、精度良く形成された傾斜面47を維持することが可能であることから、光取り出し効率が高められた半導体発光素子をGaN基板41を再利用して繰り返し製造することもできる。
また、InGaN層51のバンドギャップがInGaN層44で発生した光より小さい場合には、素子形成後にInGaN層44で発生した光がn型GaN層43に残留するInGaN層51によって吸収されないように、n型GaN層43をGaN基板41から剥離した後、InGaN層51を除去しておけば良い。
n型GaN層43は、InGaN層51上に、例えばシリコンドープのGaNを結晶成長させた結晶層である。n型GaN層43は、凹凸部42から選択成長されることで転位密度が低減された結晶層とされる。n型GaN層43は凸部から成長するが、しばらく成長を続けると周囲がS面(1−101)よりなる六角錐の形状を露呈してくる。さらに、n型GaN層43を成長させると、凹部からからそれぞれ成長したn型GaN層43と会合し、略平坦な結晶層となる。
InGaN層44は、n型GaN層43の上に形成される発光層である。InGaN層44は、n型GaN層43とp型GaN層45に挟み込まれて単一の量子井戸構造を構成するが、発光層として(Al)GaN/InGaNの量子井戸層や多重量子井戸層などにすることも可能であり、ガイド層として機能するGaNまたはInGaNを用いて多重構造とすることもできる。その際、InGaN層のすぐ上の層にはAlGaN層を成長することが好ましい。
p型GaN層45は、マグネシウムドープのGaNをInGaN層44上に成長させることで形成される。p電極46は、p型GaN層45の表面にNi/Pt/AuまたはNi(Pd)/Pt/Auを蒸着することで形成される。
上述のようにして形成されたn型GaN層43、InGaN層44、p型GaN層45、及びp電極46からなる素子本体に対して、GaN基板41の裏面側から光Lを照射する。InGaN層51は光Lを吸収し、アブレーションされる。これにより、GaN基板41からn型GaN層43が分離され、GaN基板41から素子本体が分離される。光Lは、GaN基板41を透過してInGaN層51に吸収されるエネルギーを有する光であれば如なる光でも良く、例えば、波長が380〜420nm程度のレーザ光を用いることが可能である。
図5は、InGaN層45及びp電極46を形成した後、InGaN層51をアブレーションすることによりn型GaN層43からGaN基板41を剥離した状態を示す図である。n型GaN層43の剥離面は、GaN基板41に形成された凹凸部42の形状を反映した凹凸部42'を有する。凹凸部42'を構成する傾斜面47'は凹凸部42'を構成する平坦部48に対して所定の角度で傾斜しており、この角度は発光層とされるInGaN層44で発生する光が全反射されることを低減するように設定されている。また、n型GaN層43の結晶成長に好適な面方位となるようにGaN基板41に凹凸部42を形成し、素子本体をGaN基板41から剥離する際にn型GaN層43にこの凹凸部42の形状が反映された凹凸部42'を形成することもできる。
参考例1においては、n型GaN層43の下面に複数の凹凸部42'が形成されているが、所要の傾斜面で構成された凹部、又は凸部を素子一個に一つずつ形成することもできる。このように各素子にそれぞれ所要の傾斜面からなる凹部、又は凸部が一つずつ形成されていることにより、発光層とされるInGaN層44の発光領域で発生した光を効率良く素子外部に取り出すことが可能となり、光取り出し効率を高めることができる。さらに、発光層の主たる発光領域がこれら凹部、又は凸部の中心付近の上側に位置することにより、素子の平坦な表面による全反射を低減することができ、主たる発光領域で発生した光の大部分を素子外部に取り出すことも可能である。
上述のようにしてn型GaN層43に所要の傾斜面47を形成した後、図6に示すように、InGaN層44及びp型GaN層45の一部をn型GaN層43が露出するまで除去し、n電極50を形成して半導体発光素子52が形成される。n電極50は、例えば、Ti/Al/Pt/Au電極を露出したn型GaN層43の表面に蒸着することで形成される。
図4乃至図6を参照しながら説明したように、参考例1にかかる半導体発光素子によれば、発光層で発生した光が素子内部で全反射されることを低減することができ、光取り出し効率を高めることができる。また、素子毎に所要の傾斜面からなる凹部、又は凸部を形成することにより発光層の発光領域から出射される光を効率良く素子外部に取り出すこともできる。
さらに、参考例1にかかる半導体発光素子の製造方法によれば、素子本体が形成される基板から素子本体を分離するとともに素子本体に所要の傾斜面からなる凹凸部を形成することができ、簡便な製造工程で光取り出し効率が高められた半導体発光素子を形成することが可能となる。さらにまた、素子形成に使用した基板を繰り返し素子形成に使用することも可能であり、半導体発光素子の製造コストを低減することもできる。
[参考例2]
次に、図7及び図9を参照しながら、参考例2にかかる半導体発光素子及びその製造方法について説明する。参考例2にかかる半導体発光素子は、略球面を構成する傾斜面が形成されることにより光取り出し効率が高められた半導体発光素子である。
図7に示すように、傾斜面77によって凹凸部72が形成されたサファイア基板71上にn型GaN層73が形成され、その上にInGaN層74、p型GaN層75及びp電極76が順次形成されることでサファイア基板71上に素子本体が形成される。
傾斜面77は、後述するようにサファイア基板71の上側に形成されるInGaN層74に対して傾斜した傾斜面とされる。後述するように、この傾斜面の形状が反映された傾斜面77'によって、InGaN層74で発生した光が効率良く素子外部に取り出されることになる。
サファイア基板71に形成された凹凸部72は、例えばドライエッチングにより所要の傾斜面77を形成するようにサファイア基板71の一部を除去して形成される。傾斜面77は、サファイア基板71の主面に対して傾斜した傾斜面とされ、凹凸部72を構成する凹部から凸部にかけて略球面を構成する。傾斜面77は図中奥行き方向に沿って上述した略球面の一部をなすように傾斜しており、凹凸部72を構成する凹部はサファイア基板71の主面に形成された椀形状をなす孔部とされる。
n型GaN層73は、サファイア基板71の主面に、例えばシリコンドープのGaNを結晶成長させた結晶層であり、凹凸部から選択成長されることで転位密度が低減されている。n型GaN層73は凹凸部72の凸部から成長するが、しばらく成長を続けると周囲がS面(1−101)よりなる六角錐の形状を露呈してくる。さらに、n型GaN層73を成長させると、凹部から成長したn型GaN層73と会合し、略平坦なn型GaN層73が形成される。
InGaN層74は、n型GaN層73の上に形成される発光層である。InGaN層74は、n型GaN層73とp型GaN層75に挟み込まれて単一の量子井戸構造を構成するが、発光層として(Al)GaN/InGaNの量子井戸層や多重量子井戸層などにすることも可能であり、ガイド層として機能するGaNまたはInGaNを用いて多重構造とすることもできる。その際、InGaN層のすぐ上の層にはAlGaN層を成長することが好ましい。
p型GaN層75は、例えばマグネシウムドープのGaNをInGaN層74上に成長させることで形成されている。p電極76は、凹凸部72のピッチに合わせてp型GaN層75の表面にNi/Pt/AuまたはNi(Pd)/Pt/Auを蒸着することで形成されている。
上述のようにして形成されたn型GaN層73、InGaN層74、p型GaN層75、及びp電極76からなる素子本体に対して、サファイア基板71の裏面側からエキシマレーザ光Lを照射する。n型GaN層73はエキシマレーザ光Lを吸収し、サファイア基板71近傍のn型GaN層73がアブレーションされる。これにより、サファイア基板71とn型GaN層73の接合力が低下し、サファイア基板71からn型GaN層73が分離される。エキシマレーザ光Lは、サファイア基板71を透過してn型GaN層73に吸収されるエネルギーを有する光であれば如なる光でも良く、例えば、波長が248nm程度のエキシマレーザ光を用いることが可能である。
図8は、n型GaN層73をアブレーションすることによりn型GaN層73からサファイア基板71を剥離した状態を示す図である。n型GaN層73の剥離面にはサファイア基板71に形成された凹凸部72の形状を反映した凹凸部72'が形成されている。凹凸部72'を構成する傾斜面77'は、凹凸部72'を構成する凹部の平坦部より突出した略球面を形成し、発光層とされるInGaN層74で発生する光の全反射を低減することができる。このように略球面を構成する傾斜面77'は、素子外部に取り出すために略球形状を構成しており、第1、又は第2の実施形態で形成される平坦な傾斜面に比べて発光層とされるInGaN層74で発生する光の全反射をさらに効率良く低減することができる。特に、傾斜面77'で構成される略球面の上側に発光層の主たる発光領域が位置している場合には、この主たる発光領域で発生する光の大部分をこの略球面を介して素子外部に出射することもできる。
続いて、図9に示すように、n型GaN層73、InGaN層74、p型GaN層75及びp電極76からなる素子本体を個別の素子に分離し、n電極80を形成して半導体発光素子82が形成される。なお、素子分離をサファイア基板71で行ってから各素子の素子本体をサファイア基板71から剥離して良い。
n電極80は、凹凸部72'を構成していた凸部72'aの周囲に形成されており、例えば、Ti/Al/Pt/Au電極をn型GaN層73の剥離面に蒸着することで形成される。このようにして形成される半導体発光素子82は、n型GaN層73の下面の略全体が略球面形状とされており、その球面形状の略中心の上側にp電極76が形成されている。InGaN層44のうちp電極76の下側の領域で電流密度が高くなる傾向にあることから、p電極76の下側付近がInGaN層44の主たる発光領域とされ、この主たる発光領域で発生した光の大部分を素子外部に取り出すことが可能となる。さらに、InGaN層44のうちn型GaN層73に形成された略球面の中心付近の狭い領域を発光領域とすることにより、この発光領域で発生した光を効率良く素子外部に取り出すこともできる。
また、参考例2にかかる半導体発光素子82は略球面とされる凸部72'aを有する。凸部72'aの代わりに略球面とされる凹部が素子毎に形成されていても良い。このように、素子一個についてそれぞれ所要の傾斜面で構成された凹部、又は凸部が一つずつ形成されていることにより、各半導体発光素子82で発生する光を効率良く素子外部に取り出すことができる。
図10は、参考例2にかかる半導体発光素子の別の例を示す図である。本例の半導体発光素子92は、図7乃至図9を参照しながら説明した半導体発光素子82の下面に光反射膜97が形成された構成を有する。
半導体発光素子92は、半導体発光素子82と略同様にして形成されるため製造方法の詳細な説明は省略するが、下面が略球面形状とされるn型GaN層93、発光層とされるInGaN層94、p型GaN層95、p電極96、n型GaN層93の下面に形成された凸部98の周囲に形成されたn電極90、及び凸部98の表面に形成された光反射膜97から構成されている。
光反射膜97は、略球面形状とされる凸部98の略全面を被覆するように形成されており、例えば金属薄膜を蒸着で形成することができる。このような光反射膜97は、InGaN層94の主たる発光領域とされるp電極96下のInGaN層94から出射される光の大部分を反射し、半導体発光素子92の上側に当該光を出射する。これにより、半導体発光素子92の凸部98から素子外部に光を取り出すだけでなく、半導体発光素子92から出射される光の射出角を半導体発光素子92の下側から上側に変更することもできる。また、素子内部における光の全反射を低減することもできることから、半導体発光素子92は光が出射される向きを制御できるだけでなく、光取り出し効率も高められている。
このように、参考例2にかかる半導体発光素子82、又は半導体発光素子92によれば、素子本体に形成された略球面形状によって素子内部における光の全反射を低減することができ、光取り出し効率を高めることができる。さらに、参考例2にかかる半導体発光素子の製造方法によれば、素子本体が形成される基板から素子本体を分離するとともに略球面を素子本体に転写することができ、簡便な製造工程で光取り出し効率が高められた半導体発光素子を形成することが可能となる。また、このような素子形成に用いられた基板を繰り返し使用して素子形成を行うことも可能である。一度精度良く所定の凹凸部を基板に形成しておけば、高精度、且つ簡便に素子を形成することができるうえ、基板を繰り返し使用することができることから素子の製造コストを低減することも可能となる。
[参考例3]
次に、図11及び図13を参照しながら、参考例3にかかる半導体発光素子及びその製造方法について説明する。サファイア基板101の主面に傾斜面107,108が形成され、その上にn型GaN層103、InGaN層104、p型GaN層105、及びp電極106が順次形成されている。
図11に示すように、傾斜面107,108はフレネル形状を構成し、後述するようにこのフレネル形状がn型GaN層103に転写されることにより、n型GaN層103がフレネルレンズとして機能する。サファイア基板101の主面に傾斜面107,108を形成する際には、例えばサファイア基板101の主面をドライエッチングによって除去すれば良い。また、サファイア基板101の主面を直接加工する場合に限定されず、上述した実施形態の構成を用いることにより、サファイア基板101の主面にSiOの如き材料によってマスク層を形成し、このマスク層をパターニングしてフレネル形状を形成することもできる。
また、サファイア基板101は、n型GaN層103を剥離した後に再度素子形成に使用することができる。サファイア基板101の表面にフレネル形状の如き複雑な形状を一度形成してしまえば、このサファイア基板101を繰り返して使用することで同様のフレネル形状が形成された素子を精度良く簡便に形成することができる。したがって、光取り出し効率が高められた素子の製造コストを低減することも可能となる。
n型GaN層103、InGaN層104、p型GaN層105、及びp電極106は、第1の実施形態で説明したn型GaN層13、InGaN層14、p型GaN層15、及びp電極16と略同様にして形成されているため、詳細な説明は省略する。なお、p電極106は、フレネル形状の中心付近の上側に形成されており、InGaN層104のうちp電極106の下側とされる主たる発光領域はフレネル形状の中心付近の上側に位置する。
上述のようにして形成されたn型GaN層103及びInGaN層104からなる素子本体に対して、サファイア基板101の裏面側からエキシマレーザ光Lを照射し、サファイア基板101からn型GaN層103を剥離する。エキシマレーザ光Lの波長は、248nm程度であり、そのエネルギーはサファイア基板101のバンドギャップより小さい。よって、エキシマレーザ光Lはサファイア基板101を透過し、サファイア基板101に損傷を殆ど与えない。サファイア基板101を透過したエキシマレーザ光Lは、n型GaN層103に吸収され、n型GaN層103とサファイア基板101との接合力が弱められることによりn型GaN層103がサファイア基板101から剥離される。
図12は、n型GaN層103からサファイア基板101を剥離した状態を示す図である。n型GaN層103の剥離面には、サファイア基板101に形成された傾斜面107,108が転写されることでフレネル形状が形成されている。n型GaN層103の剥離面に形成されたフレネル形状を構成する傾斜面107',108'は、p電極106の下側とされる主たる発光領域を中心とした略同心円状に形成されている。
このような傾斜面107',108'により、InGaN層104の主たる発光領域で発生した光を素子外部に効率良く出射することができる。すなわち、フレネル形状が形成されたn型GaN層103は、光学的には凸レンズ、或いは凹レンズの効果を奏しながら略平板状のレンズとして機能する。したがって、n型GaN層103の下側が略球面とされる場合に比べて、n型GaN層103の下側から突出する寸法を小さくしながら素子内部における全反射を低減することができるとともに光取り出し効率を高めることができる。特に、InGaN層104の主たる発光領域が狭く、且つフレネル形状の中心付近の上側に位置する場合には、さらに効率良く発光領域で発生した光の大部分を素子外部に取り出すことができる。
続いて図13に示すように、InGaN層104及びp型GaN層105の一部をn型GaN層103が露出するまで除去し、n電極110が形成される。n電極110は、例えば、Ti/Al/Pt/Au電極を露出したn型GaN層103の表面に蒸着することで形成され、これにより半導体発光素子112が形成される。
本発明の実施形態にかかる半導体発光素子の製造方法において、基板の裏面側から光を照射する工程を示す工程図である。 同半導体発光素子の製造方法において、基板から素子本体を分離する工程を示す工程図である。 同半導体発光素子の製造方法において、n電極を形成する工程を示す工程図である。 参考例1にかかる半導体発光素子の製造方法において、基板の裏面側から光を照射する工程を示す工程図である。 同半導体発光素子の製造方法において、基板から素子本体を分離する工程を示す工程図である。 同半導体発光素子の製造方法において、n電極を形成する工程を示す工程図である。 参考例2にかかる半導体発光素子の製造方法において、基板の裏面側から光を照射する工程を示す工程図である。 同半導体発光素子の製造方法において、基板から素子本体を分離する工程を示す工程図である。 同半導体発光素子の製造方法において、n電極を形成する工程を示す工程図である。 参考例2にかかる半導体発光素子の別の例を示す断面構造図である。 参考例3にかかる半導体発光素子の製造方法において、基板の裏面側から光を照射する工程を示す工程図である。 同半導体発光素子の製造方法において、基板から素子本体を分離する工程を示す工程図である。 同半導体発光素子の製造方法において、n電極を形成する工程を示す工程図である。
11,71 サファイア基板
12 マスク層
18 窓領域
19b 凹部
19a 凸部
48 平坦部
77 傾斜面
78 凹凸部
97 光反射膜
101 サファイア基板

Claims (3)

  1. サファイア基板の表面側にマスク層を形成し、
    前記マスク層の所望の位置をパターニングによって除去することにより、側面が傾斜面とされた窓領域を形成し、
    選択成長により、前記窓領域から前記マスク層を介して結晶層及び発光層を形成し、
    前記サファイア基板の裏面側からレーザ光を照射することにより、前記基板から前記結晶層を剥離し、
    前記傾斜面の形状を反映した面が素子本体毎に形成されるように、前記発光層及び前記結晶層を所要の間隔で分離する
    半導体発光素子の製造方法。
  2. 前記窓領域の傾斜面は、S面(1−101)とする
    請求項1記載の半導体発光素子の製造方法
  3. 前記結晶層及び前記発光層は、GaN系半導体からなる
    請求項1記載の半導体発光素子の製造方法。
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