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JP4227075B2 - ポリマーで構造が与えられた液体脂肪相を含む固形エマルション - Google Patents

ポリマーで構造が与えられた液体脂肪相を含む固形エマルション Download PDF

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Description

本発明は、ヒトの、頭皮を含む皮膚のための、及び/又は唇のための、エマルションタイプの、特定のポリマーで構造が与えられた液体脂肪相を含む、ケア及び/又はトリートメント及び/又はメイクアップ組成物に関する。この組成物は、本質的に、特に、スティック又はディッシュの形態に注型されたメイクアップ製品の形態、特にコンシーラースティック、ボディメイクアップ、ファンデーション又はリップ製品であり、その適用は、自然で軽く、時間を経ても良好な定着力を有する付着を形成する。さらに、この組成物は、油中水型(W/O)固形エマルションの形態である。
固形化粧品又は皮膚科製品中で、ワックス及び/又はフィラーの助けで、構造が付与された、すなわちゲル化及び/又は剛性が与えられた、液体脂肪相が、一般に見出される。これは特に、デオドラント、リップクリーム、リップスティック、コンシーラー製品、アイシャドウ、及びジャー又はディッシュ中に注型されたファンデーションなどの固形組成物の場合に見出される。ディッシュに注型された製品は、しばしばコンパクトと称される。
本発明の目的では、「液体脂肪相」なる表現は、一般的に互いに相容性で、少なくとも部分的には水性相に不溶性の、室温で液体の一以上の非水性化合物(油とも称される)からなり、室温(25℃)及び大気圧(760mmHg)で液体の脂肪相を意味する。非水性化合物又は油は、揮発性でも非揮発性でもよい。例えば、液体脂肪相は、一以上の揮発性化合物、一以上の非揮発性化合物又はこれらの揮発性及び非揮発性化合物の混合物を含むことができる。
本発明の目的のために、「揮発性化合物」なる用語は、室温及び大気圧下で、皮膚又は唇と接触して、1時間未満に蒸発することが可能なあらゆる非水性媒体を意味する。本発明の揮発性溶媒(類)は、室温及び大気圧下で、蒸気圧がゼロでない、特に10-3乃至300mmHg、好ましくは0.3mmHgを超えた、室温で液体の有機溶媒及び特に揮発性化粧油である。
液体脂肪相に構造を付与することは、特に熱く湿度の高い領域で、特に固体組成物から滲出することを制限することを可能にし、さらに皮膚又は唇に付着した後に、しわ及び細かい筋でこの相が移動又は広がるのを制限するものであり、このことは、リップスティック、コンシーラー製品又はアイシャドウには特に望まれていることである。「移動」なる用語は、液体脂肪相が、メイクアップの最初の線を越えて移動することを意味する。液体脂肪相のこの移動は、特にそれが大きいとき、そして、この相に染料が加えられているとき、唇と眼のまわりに美観的でない効果をもたらし、特にしわと細かい筋を際立たせる。この移動については、しばしば、女性たちから、着色メイクアップ製品、例えば標準的なリップスティック、コンシーラー製品及びアイシャドウの大きな欠点であるといわれている。
さらに、注型されたケア又はメイクアップ組成物は、通常、無水形態であり、特に、顔及びボディ、そして睫毛にも、不快な、重たい、脂っぽい現象、ときには、マスクをつけたような、窮屈な感覚をもたらし、これは受け入れられないものとなり得る。
メイクアップを軽くし、これらの重たく脂っぽい現象を低減するため、美容師は、その注意をエマルション形態のファンデーション及びリップスティック組成物に向けている、例えば、資生堂は、その特許出願EP−A−0374332で、揮発性シリコーン油、固体の炭化水素が主体のワックス、ポリオキシアルキレン基で変性されたオルガノポリシロキサン(脂肪相中で水性相の乳化剤として機能している)、及び粉末フィラーを含む、油中水型タイプの固形エマルションの形態で、フレッシュな効果を生む、リップスティック及びファンデーション組成物を意図している。同様にして、プロクター&ギャンブル社は、US−A−6688831号公報において、一以上の湿潤剤、顔料、および有機両親媒性化合物と組み合わせて、一以上の揮発性シリコーンを含み、皮膚上又は組成物中に、前記湿潤剤を含むスメクチックリオトロピック液晶を形成することができる保湿性メイクアップ組成物を記載している。
高い含有量のワックスの存在によって、これらの組成物は、やはり、重く、広げるのが困難で、組成物に不快な感触を与えるという欠点を有している。さらに、これらのワックスの存在は、一般的に、メイクアップのマット化を起こし、これらはリップスティックやアイシャドウについて常に望まれるものではない。
欧州特許出願公開第374332号公報 米国特許第6688831号明細書
前記欠点を有さず、フレッシュで、軽く、経時的に定着力が良好で、それを適用した皮膚と唇を適用時または経時的に乾燥させないような組成物のニーズが存在している。さらに、この組成物は、経時的に安定で、製造が容易でなければならない。得られるメイクアップの結果は、自然でなければならず、マスクをつけたような、窮屈な感覚を有してはならず、又は均一でなければならない。
本発明の目的は、正確には、皮膚および/又は顔の唇および/又は外皮のケアおよび/又はメイクアップおよび/又はトリートメントのための固形エマルションであって、上記欠点を克服することが可能なものである。
「エマルション」なる用語は、水性相と液体脂肪相を含み、2つの相の一方が他方の相に、乳化剤により、又は乳化剤なしで、分散していて、混合物が裸眼では均質な組成物を意味する。「固形エマルション」なる用語は、室温および大気圧下で、自重で流れないエマルションを意味する。
出願人は、驚くべきことに、水性相と脂肪相を含む固形エマルション中の特定のポリマーの使用によって、皮膚、唇、又はケラチン繊維への適用で、とても美容に適した特性の皮膜をもたらす、注型又はコンパクト製品を得ることを可能にすることを見出した。特に、その皮膜は、柔軟で、快適で、「フレッシュ」である。さらに、組成物(又はエマルション)は、経時的に安定で、室温で、滲出しない。
「安定」なる用語は、室温において少なくとも2ヶ月、さらには、9ヶ月、滲出しない組成物を意味する。
本発明は、唇のメイクアップ製品、例えばリップスティック、リップグロスおよびリップペンシル、及びヒトの顔又はボディのための皮膚メイクアップ製品、例えばファンデーション、任意にスティックとして、ジャー又はディッシュに注型されたもの、コンシーラー製品、アイシャドウ、ルージュおよび転写刺青製品、並びに、頭皮を含む皮膚のための、及び唇のためのケアおよび/又はトリートメント製品、例えば抗日光製品、特に顔の皮膚又は唇を保護するためのスティック形態のもの、ボディ衛生製品、例えば、デオドラント、特にスティック形態のもの、増粘化シャンプーおよびコンディショナー、および眼のメイクアップ製品、例えばアイライナー、ペンシル及びマスカラ、特にケーキ形態に注型されたもの、さらには、毛髪及びアイシャドウなどのケラチン繊維のためのメイクアップ又はケア製品である。
より具体的には、本発明の目的は、水性相と液体脂肪相が含む固形エマルションであって、水性相と液体脂肪相は一方が他方中に分散されており、前記液体脂肪相は、重量平均分子量が1000乃至30000の範囲の少なくとも一のポリマーで構造が与えられ、該ポリマーは、a)少なくとも一のヘテロ原子を有する、炭化水素を主体とする反復単位を含むポリマー骨格、及びb)これらの炭化水素を主体とする単位に連結している、任意に官能化された、12乃至120の炭素原子を含むペンダント及び/又は末端脂肪鎖を含み、前記水性相、前記液体脂肪相及び前記ポリマーが生理的に許容される媒体を形成するものである、固形エマルションである。
より具体的には、前記重量平均分子量は、100000未満、より好ましくは50000未満である。
本発明の組成物は、任意に変形可能な形態でもよく、多少堅めのペースト状又は固形でもよい。水中油型(O/W)又は油中水型(W/O)エマルションでもよく、さらには、三重エマルションの形態でもよい。特に、スティックとして、又はディッシュ中の注型形態、さらには、堅い油中水型エマルション、特に注型エマルションの形態でもよい。
液体脂肪相に構造を付与することは、用いられるヘテロ原子を有するポリマーの性質によって、改変することができ、多少堅い構造、特にチューブ又はスティックの形態を得るようにすることができる。これらの堅い組成物を着色するときに、適用後、色の均一な、多少光沢のある、フレッシュな、重くない、柔軟で、移動が無く、特に経時的な色の耐性が良好な付着を得ることを可能にする。
本発明の組成物中の構造付与ポリマーは、室温(25℃)及び大気圧(760mmHg、すなわち約1.013×105Pa)で変形可能でない固体である。それは、組成物を不透明にすることなく構造を付与することができる。
本発明の目的のために、「官能化された鎖」なる表現は、特に、ヒドロキシル、エーテル、オキシアルキレン、ポリオキシアルキレン、フルオロ又はペルフルオロを含むハロゲン、エステル、シロキサン及びポリシロキサン基から選ばれる、一以上の官能化又は反応性基を含むアルキル鎖を意味する。さらに、一以上の脂肪鎖の水素原子は、少なくとも一部はフッ素原子で置換されることができる。
本発明の目的で、「ポリマー」なる用語は、少なくとも二の反復単位を含む化合物を意味する。
本発明によれば、「炭化水素主体の反復単位」なる表現は、2乃至80の炭素原子、好ましくは2乃至60の炭素原子を含み、水素原子を有し、酸素原子を有する可能性もあり、直鎖状、分子状又は環状、飽和又は不飽和でもよい単位を意味する。これらの単位は、各々、ポリマー骨格に、ペンダント状でない一以上のヘテロ原子も含む。これらのヘテロ原子は、窒素、硫黄、及びリン原子及びその組み合わせを、任意に1以上の酸素原子と組み合わせて含む。これらの単位は、カルボニルタイプの極性基も含むことができる。
ヘテロ原子を含むこれらの単位は、特に、ポリアミドタイプの骨格を形成するアミド単位、ポリウレタン、ポリウレア及び/又はポリウレア−ウレタン骨格を形成するカルバマート及び/又は尿素単位である。これらの単位は、好ましくはアミド単位である。ペンダント鎖は、有利には、ポリマー骨格の少なくとも一のヘテロ原子に直接連結している。
炭化水素主体の単位の間には、ポリマーは、シリコーン単位又はオキシアルキレン単位を含むことができる。
さらに、本発明の組成物のポリマーは、有利には、ヘテロ原子を含む単位と脂肪鎖の合計数に対して、40乃至98%、好ましくは50乃至95%の脂肪鎖を含む。ヘテロ原子を含む単位の性質と割合は、液体脂肪相の性質によって決められ、特に、脂肪相の性質に類似している。例えば、ヘテロ原子を含む単位が極性であるほど、ポリマー中の割合が高いほど(いくつかのヘテロ原子の存在に対応する)、極性油へのポリマーの親和性がより高くなる。反対に、ヘテロ原子を含む単位が、無極性が高いほど、さらには、全く極性がなければ、又はその割合が低いほど、無極性油に対するポリマーの親和性が高くなる。
本発明の目的は、また、水性相と液体脂肪相が含む固形エマルションであって、水性相と液体脂肪相は一方が他方中に分散されており、液体脂肪相は、重量平均分子量が1000乃至30000の範囲の少なくとも一のポリアミドで構造が与えられ、前記ポリアミドは、a)アミド反復単位を含むポリマー骨格、及びb)これらのアミド単位に連結している、任意に官能化される可能性がある、12乃至120の炭素原子を含むペンダント及び/又は末端脂肪鎖を含むものであり、前記水性相、液体脂肪相及び前記ポリマーが生理的に許容される媒体を形成するものである、固形エマルションである。
このエマルションは、非変性形態で用いることができ、又は、生理的に許容される媒体を含むより複雑な組成物に導入することができる。
ペンダント脂肪鎖は、好ましくはアミド単位の少なくとも一の窒素原子に連結している。
特に、このポリアミドの脂肪鎖は、アミド単位と脂肪鎖の合計数に対して、40乃至98%、好ましくは50%乃至95%を占める。
有利には、本発明の組成物の第1のポリマー、特にポリアミドは、重量平均分子量が、100000未満(特に1000乃至100000の範囲)、特に50000未満(特に1000乃至50000の範囲)、とりわけ1000乃至300000の範囲、好ましくは2000乃至20000の範囲、さらに好ましくは2000乃至10000の範囲である。
本発明に用いられる好ましい構造付与ポリマーとしては、12乃至120の炭素原子、特に12乃至68の炭素原子を含むペンダント脂肪鎖及び/又は末端の脂肪鎖で分枝状となったポリアミド(末端の脂肪鎖は、エステル基を介して、ポリアミドに連結している)を挙げることができる。
これらの第1のポリマーは、好ましくは、少なくとも32の炭素原子を含む(特に32乃至44の炭素原子を含む)ジカルボン酸と、少なくとも2の炭素原子を含む(特に2乃至36の炭素原子を含む)ジアミンとの重縮合で得られるポリマーである。二酸は、好ましくは、少なくとも16の炭素原子、好ましくは16乃至24の炭素原子を含むエチレン性不飽和脂肪酸由来のダイマー、例えばオレイン酸、リノール酸、リノレン酸である。ジアミンは、好ましくはエチレンジアミン、ヘキシレンジアミン又はヘキサメチレンジアミンである。一又は2の末端カルボン酸基を含むポリマーについては、それらを、少なくとも4の炭素原子、好ましくは10乃至36の炭素原子、より好ましくは12乃至24の、さらに好ましくは16乃至24、例えば18の炭素原子を含むモノアルコールでエステル化することが有利である。
これらのポリマーは、特にUnion Camp社からのUS−A−5783657公報に記載されたものである。これらのポリマーの各々は、特に下記式(I)を満たすものである。
Figure 0004227075
上記式において、nは、エステル基の数が、エステル基とアミド基の合計数の10乃至50%を占めるようになるアミド単位の数を表し;R1は、各々独立して、少なくとも4の炭素原子、特に4乃至24の炭素原子を含むアルキル又はアルケニル基であり;R2は、各々独立して、飽和又は不飽和のC4乃至C42の炭化水素が主体の基を表すが、ただし、基R2の50%は、飽和又は不飽和のC30乃至C42の炭化水素主体の基であり;R3は、各々独立して、少なくとも2の炭素原子、水素原子、任意に一以上の酸素又は窒素原子を含む有機基;R4は、各々独立して、水素原子、飽和又は不飽和のC1乃至C10のアルキル基、又はR3又は別のR4への直接結合であって、R3とR4が両方結合する窒素原子は、R4−N−R3により規定される複素環構造の一部を形成しており、基R4の少なくとも50%は水素原子を示す。
式(I)の特定の場合において、本発明の目的で任意に官能化される末端脂肪鎖は、最後のヘテロ原子に連結される末端鎖であり、この場合、ポリアミド骨格の窒素である。
特に、本発明の目的の末端及び/又はペンダント脂肪鎖の一部を形成している、式(I)のエステル基は、エステルとアミド基の合計数の15乃至40%、さらに好ましくは20乃至35%を占める。さらに、nは有利には、1乃至5の範囲の整数を表す。好ましくは、R1は飽和又は不飽和のC12乃至C22、好ましくはC16乃至C22のアルキル基である。有利には、R2は、C10乃至C42の炭化水素が主体の(アルキレン)基とすることができる。好ましくは、基R2の少なくとも50%、さらには少なくとも75%が、30乃至42の炭素原子を含む基である。他の基R2は、C4乃至C19であり、さらに好ましくはC4乃至C12の水素含有基である。好ましくは、R3はC2乃至C36の炭化水素主体の基又はポリオキシアルキレン基を表し、R4は水素原子を表す。好ましくは、R3は飽和又は不飽和のC2乃至C12の炭化水素主体の基を表す。炭化水素主体の基は、直鎖状、環状、又は分枝状でもよく、飽和又は不飽和基でもよい。さらに、アルキル及びアルキレン基は、直鎖状、又は分枝状の基でもよい。
有利には、本発明の組成物中のポリマーは、重量平均分子量が2000乃至20000の範囲、さらに好ましくは2000乃至10000の範囲である。
本発明によれば、液体脂肪相の構造付与は、式(I)の一以上のポリマーの助けによって得られる。一般的に、式(I)のポリマーは、ポリマーの混合物の形態であり、これらの混合物は、nが0の化合物、すなわちジエステルに相当する式(I)の合成製品を含むこともできる。
本発明の組成物で用いられる構造付与ポリマーの例としては、Bush Boake Allen社により、Uniclear 80及びUniclear 100の名で製造及び/又は市販されている市販の製品を挙げることができる。それらは、各々、鉱物油中の80%(活性剤として)ゲル、及び100%(活性剤)ゲルの形態で市販されている。それらは、88乃至94℃の軟化点を有する。これらの市販製品は、重量平均分子量が約6000の、エチレンジアミンと結合した、C36二酸のコポリマーの混合物である。末端のエステル基は、残存する酸の末端とセチルアルコール、ステアリルアルコール、又はそれらの混合物(セチルステアリルアルコールとしても知られている)とのエステル化に由来するものである。
本発明で用いることができる構造付与剤としては、脂肪族ジカルボン酸とジアミン(各々、2を超えたカルボキシル基と2を超えたアミン基を含む化合物を含む)との縮合で得られるポリアミド樹脂(隣接する個々の単位のカルボキシル及びアミン基がアミド結合の形態で縮合されている)を挙げることができる。これらのポリアミド樹脂は、特に、商品名Versamid(登録商標)の名で、General Milles, Inc.及びHenkel Corp.(Versamid 930,744又は1655)、又はOlin Mantieson Chemical Corp.により、商品名Onamid(登録商標)の名で、特にOnamid S 又はCの名で市販されているものである。これらの樹脂は、重量平均分子量が6000乃至9000の範囲である。これらのポリアミドについてのさらなる情報としては、US−A−3645705及びUS−A−3148125公報を参照することができる。より具体的には、Versamid(登録商標)930又は744が用いられる。
Union Camp Corp.により、Uniz-Rez(2658,2931,2970,2621,2613,2624,2665,1554,2623,及び2662)の参照で市販されているポリアミド、及びHenkel社により参照Macromelt6212として市販されている製品も用いることができる。これらのポリアミドについてのさらなる情報としては、US−A−5500209公報を参照することができる。
本発明の組成物の構造付与ポリマーは、有利には、軟化点が65℃を超え、190℃にまですることもできる。それらは好ましくは、軟化点が、70乃至130℃、さらには80乃至105℃である。この軟化点は、既知の構造付与ポリマーよりも低く、こうしてポリマーの使用を容易にする。これは本発明の主題であり、液体脂肪相の分解を制限するものである。これらのポリマーは、特に非ワックス性ポリマーである。
ポリマーは、有利には、室温で液体で非揮発性である少なくとも一の両親媒性化合物(親水性/親油性バランス(HLB)が12未満、特に1乃至8の範囲、好ましくは1乃至5の範囲)と組み合わせる。本発明によれば、一以上の両親媒性化合物を用いることができる。これらの両親媒性化合物の目的は、ヘテロ原子を含むポリマーの構造付与特性を補強し、ポリマーの使用を容易にし、固形エマルションの付着性を改善することである。
本発明によれば、エマルションタイプの組成物の10g乃至200g、さらに好ましくは30g乃至100gの範囲の硬度を有することができる。この硬度は、前記組成物中にプローブを突き通し、特に、高さ5mm、径が8mmのエボナイトシリンダーを備えたテキスチャーアナライザー(例えば、RheoからのTA-XT2)を用いる方法に従って、測定することができる。硬度測定は、前記組成物の5試料の中央で20℃で行なわれる。シリンダーは、プレスピード2mm/s、ついでスピード0.5mm/s、最後にポストスピード2mm/sで、組成物の各サンプル中に導入され、合計押しのけ量は1mmである。記録した硬度値は、最大ピークの値である。試料は約1cm厚である。
本発明の組成物(又はエマルション)の硬度は、組成物が自己保持性で、容易に崩壊して、皮膚及び/又は唇及び/又は外皮に満足すべき付着を形成するような量である。さらに、この硬度で、本発明の組成物は、良好な衝撃強さを有する。
本発明によれば、特にディッシュとして、任意にスティック形態として注型された固形エマルションは、変形可能で、柔軟な弾性のある固形の挙動を示し、適用時に著しく弾性のある柔らかさを与えるものである。従来の注型組成物は、この弾性及び柔軟性の特性を有していない。
本発明の組成物で用いられる両親媒性化合物(類)は、極性部分に連結した親油性部分を含み、親油性部分は、少なくとも8の炭素原子、特に18乃至32の炭素原子、さらにこの増しKは18乃至28の炭素原子を含む含む炭化水素鎖を含む。この又はこれらの両親媒性化合物(類)の極性部分は、好ましくは、1乃至12のヒドロキシル基を含むアルコール類及びポリオール類、少なくとも2のオキシアルキレン単位をを含み、0乃至20のオキシプロピレン単位及び/又は0乃至20のオキシエチレン単位を含むポリオキシアルキレン類から選ばれる化合物の残基である。特に、両親媒性化合物は、グリセリン、ソルビタン又はメチルグルコースのヒドロキシステアリン酸エステル類、オレイン酸エステル類、及びイソステアリン酸エステル類、あるいは、オクチルドデカノールなどの分枝状C12乃至C26の脂肪アルコール、及びそれらの混合物から選ばれるエステルである。これらのエステル類の中で、モノエステル及びモノエステルとジエステルの混合物が好ましい。
両親媒性化合物の量とヘテロ原子含有ポリマーの量は、ゲルの所望の硬度に応じて選ばれ、意図された特定の適用によって決められる。ポリマーと両親媒性化合物の各々の量は、それらが、磨り減ることが可能なスティックを創るようなものでなければならない。実際には、ポリマーの量は(活性剤として)組成物の全重量の0.5乃至80重量%、好ましくは5乃至40重量%、さらに好ましくは7乃至20重量%を占める。両親媒性化合物の量は、存在する場合、実際には、組成物の全重量の0.1乃至35重量%、さらに好ましくは1乃至15重量%を
占める。
組成物の液体脂肪相は、有利には、ヘテロ原子を含む単位のそれと同様の基を含む液体油(類)を、少なくとも40%、例えば50乃至100%含む。特に、ポリアミドタイプの骨格で構造付与された液体脂肪相は、高い割合の、すなわち液体脂肪相の全重量の少なくとも40%、さらに好ましくは50乃至100重量%の液体の無極性油、特に炭化水素主体の油又はその混合物を含む。
部分的にシリコーン主体の骨格を含むポリマーで構造付与された、液体脂肪相について、この脂肪相は好ましくは、液体脂肪相の全重量に対して少なくとも40%の、さらに好ましくは50乃至100重量%の、シリコーン主体の液体油又は油の混合物を含む。
炭化水素主体のタイプの無極性ポリマーで構造付与された液体脂肪相について、この脂肪相は、有利には、液体脂肪相の全重量に対して少なくとも40%の、さらには50乃至100重量%の、液体の無極性、特に炭化水素主体の液体油又は油の混合物を含む。
「炭化水素主体の油」なる用語は、炭素と水素原子を有し、エーテル、エステル、酸又はヒドロキシル官能基を有することもある、あらゆる油を意味する。
特に、本発明の極性油は:
−C4乃至C24の長さの種々の鎖を有することができる脂肪酸とグリセリンとのエステルからなるトリグリセリド類を高い含有量で含む、植物由来の炭化水素が主体の油類であって、これらの鎖は、直鎖状又は分枝状、飽和又は不飽和のものとすることができ;これらの油は特に、小麦胚芽油、トウモロコシ油、ヒマワリ油、カリテバター、ヒマシ油、スイートアーモンド油、マカデミア油、アプリコット油、大豆油、綿実油、アルファルファ油、ケシ油、カボチャ油、ゴマ油、マロー油、菜種油、アボガド油、ヘーゼルナッツ油、ブドウ種子油、クロフサスグリ種子油、月見草油、アワ油、オオムギ油、キノア油、オリーブ油、ライムギ油、サフラワー油、クワイナッツ油、パッションフラワー油、ジャコウバラ油;あるいは、カプリル酸/カプリン酸のトリグリセリド類、例えば、Stearineries Duboisにより市販されているもの、又はMiglyol 810,812及び818の名でDynamit Nobelにより市販されているもの;
−式R1COOR2の合成油類又はエステル類であり、R1は1乃至40の炭素原子を含む直鎖状又は分枝状の脂肪酸の残基を表し、R2は1乃至40の炭素原子を含む特に分枝状の炭化水素主体の鎖を表し、R1+R2が10以上のもの、例えば、パーセリン油(セトステアリルオクタノアート)、イソノナン酸イソノニル、C12−C15アルキルベンゾアート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、イソステアリン酸イソステアリル、及びオクタン酸、デカン酸、又はリシノール酸のアルキル又はポリアルキルエステル類;;ヒドロキシル化エステル類、例えば乳酸イソステアリル及びリンゴ酸ジイソステアリル;及びペンタエリトリトールエステル類;
−10乃至40の炭素原子を含む合成エーテル類;
−C8乃至C26の脂肪アルコール、例えばオレイルアルコール;
−それらの混合物
である。
本発明における無極性油は、特に、シリコーン油、例えば、室温で液体である、直鎖状又は環状の、揮発性又は非揮発性ポリジメチルシロキサン類(PDMS)、ペンダントの、又は/又はシリコーン鎖の末端に、アルキル、アルコキシ又はフェニル基を含む(これらの基は2乃至24の炭素原子を有する)を含むポリジメチルシロキサン類;フェニルシリコーン類、例えばフェニルトリメチコーン類、フェニルジメチコーン類、フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサン類、ジフェニルジメチコーン類、ジフェニルメチルジフェニルトリシロキサン類、及び2−フェニルエチルトリメチルシロキシシリカート類;合成又は鉱物由来の直鎖状又は分枝状、揮発性又は非揮発性の炭化水素、例えば揮発性又は非揮発性の流動パラフィンとその誘導体、ワセリン、流動ラノリン、ポリデセン類、水素添加ポリイソブテン、例えばパールリーム、及びスクアラン、及びそれらの混合物である。構造付与された油、特に、ポリアミドで構造付与されたもの、特に式(I)のもの、又はポリウレタン又はポリウレア又はポリウレア−ポリウレタンで構造付与されたものは、好ましくは無極性油であり、特に、鉱物又は合成由来の炭化水素主体タイプの油又は油の混合物であり、特に、炭化水素類、特にアルカン類、例えばパールリーム油、イソパラフィン類、例えばイソドデカン、及びスクアラン、及びそれらの混合物から選ばれる。これらの油は、有利には一以上のフェニルシリコーン油類と組み合わせられる。
液体脂肪相は好ましくは、特に、鉱物、植物、又は合成由来の炭化水素主体の油、合成エステル類又はエーテル類及びシリコーン油類、及びそれらの混合物から選ばれる少なくとも一の非揮発性油を含む。
実際には、液体脂肪相の合計は、組成物の全重量の5乃至98重量%、20乃至75重量%を占める。
本発明の組成物の液体脂肪相は、少なくとも一の揮発性非水性化合物、すなわち一以上の揮発性化合物をも含むことができる。揮発性化合物は、一般的には非揮発性化合物のための溶媒である。
本発明によれば、これらの揮発性化合物は、特に、皮膚、唇又は外皮への組成物の適用を容易にする。これらの揮発性化合物は、炭化水素主体の化合物、任意にペンダント又はシリコーン鎖の末端にアルキル又はアルコキシ基を含むシリコーン化合物、又はこれらの揮発性化合物の混合物でもよい。
本発明に用いられることができる揮発性化合物としては、室温の粘度が10cSt未満で、特に2乃至7のケイ素原子を含む直鎖状又は環状シリコーン油類であって、これらのシリコーン類が任意に1乃至10の炭素原子を含むアルキル又はアルコキシ基を含むものを挙げることができる。本発明に用いられる揮発性シリコーン油類としては、特に、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ヘプタメチルヘキシルトリシロキサン、ヘプタメチルオクチルトリシロキサン、ヘキサメチルジシシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、及びドデカメチルペンタシロキサン、及びそれらの混合物が挙げられる。
本発明に用いられる他の揮発性化合物としては、8乃至16の炭素原子を含む炭化水素主体の揮発性油、及びそれらの混合物、特に分枝状C8−C16アルカン類、例えばC8−C16イソアルカン類(イソパラフィン類としても知られている)、イソドデカン、イソデカン、イソヘキサデカン、及び例えば、商品名"Isopars"又は"Permetyls"の名で市販されている油類、分枝状C8−C16エステル類、例えばイソヘキシルネオペンタノアート、及びそれらの混合物が挙げられる。揮発性化合物(又は溶媒)は、好ましくは、8乃至16の炭素原子を含む炭化水素主体の揮発性油類、及びそれらの混合物から選ばれる。
揮発性フッ素化合物もまた使用することができる。
これらの揮発性化合物は、存在する場合、特に質量含有量が、組成物全重量に対して、0乃至97.5重量%、好ましくは1乃至75重量%、より好ましくは3乃至45重量%を占める。一般的に、用いられる揮発性化合物の量は、すべりと広がり特性を得るのに十分な量である。この量は、広がり特性の所望の強度によって、当業者によって適合されるであろう。
本発明の組成物は、液体脂肪相に不混和性の水性相も含み、これは水を含み、任意に一以上の水性相増粘剤又はゲル化剤で増粘化又はゲル化されており、任意に水混和性化合物、例えばC2乃至C7低級アルコール、少なくとも二のヒドロキシル基と2乃至10の炭素原子を含むポリオール、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、D−パンテノール又はポリエチレングリコールを含む。水性相は、特に、組成物の全重量に対して、1乃至80重量%、さらに好ましくは5乃至70重量%を占める。
本発明のエマルションは、そのHLB(親水性/親油性バランス)値が、エマルションの感覚に適合した界面活性剤又は界面活性剤の混合物を用いて、得ることができる。
本発明に用いられる界面活性剤としては、W/Oエマルションを得るのに適したものを用いることができ、HLB値が7未満のものを挙げることができ、特に、ポリオールの脂肪酸エステル類、例えば、ソルビトール又はグリセリンの、モノ−、ジ−、トリ−,又はセスキオレイン酸エステル又はステアリン酸エステル、グリセリルラウラート、又はポリエチレングリコールラウラート;ペンダント又はシリコーン骨格の末端に、例えば6乃至22の炭素原子を含むアルキル又はアルコキシ鎖を有するアルキル又はアルコキシジメチコーンコポリオールが挙げられる。O/Wエマルションを得るために用いられる界面活性剤としては、HLB値が7を超えるものを挙げることができ、例えばポリエチレングリコールの脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノステアラート又はモノラウラート);ソルビトールのポリオキシエチレン化脂肪酸エステル類(ステアラート又はオレアート);ポリオキシエチレン化アルキル(ラウリル、セチル、ステアリル又はオクチル)エーテル類及びジメチコーンコポリオール類が挙げられる。一般的に、この分野で当業者に周知のあらゆる両性イオン性(カチオン性又はアニオン性)界面活性剤とあらゆる非イオン性界面活性剤を用いることができる。
本発明の組成物は、考慮される分野で通常用いられているあらゆる添加剤を含むことができ、特に、染料、抗酸化剤、精油、防腐剤、香料、電解質(カチオン類又はポリカチオン類)、フィラー、ワックス、室温でペースト状の製品、中和剤、脂溶性ポリマー又は媒体に分散性のポリマー、化粧又は皮膚科活性剤、例えば、エモリエント、保湿剤、ビタミン類、必須脂肪酸、サンスクリーン、及び分散剤、例えば、ポリ(12−ヒドロキシステアリン酸)、及びこれらの混合物から選ばれる。これらの添加剤は、組成物の全重量に対して、0乃至20重量%(特に0.01乃至20重量%)、さらに好ましくは、0.01乃至10重量%の割合で、組成物中に存在することができる。組成物は、有利には、少なくとも一の化粧または皮膚科活性剤を含む。
言うまでもないが、当業者は、任意の添加剤及び/又はその量の選択に、意図された添加により本発明の組成物の有利な特性を損ねない、または実質的に損ねないように注意を払うであろう。
本発明の組成物は、着色皮膚科組成物の形態で、又は、ケラチン物質、例えば皮膚、唇及び/又は外皮、例えばケラチン繊維などのためのケア組成物の形態で、抗日光組成物の形態で、又はボディ衛生組成物の形態で、特にスティック形態のデオドラント製品又はメイクアップ除去剤の形態で用いることができる。特に、皮膚、外皮又は唇のためのケアベースとして用いることができる(寒さ及び/又は日光及び/又は風に対して唇を保護するためのリップクリーム、又は皮膚、爪、又は毛髪のためのケア製品)。
本発明の組成物は、また、皮膚のための着色メイクアップ製品の形態、例えばファンデーション、任意に、ケア又はトリートメント特性を有するもの、ブラッシャー、フェースパウダー、アイシャドウ、コンシーラー製品、アイライナー、ボディのためのメイクアップ製品;唇のためのメイクアップ製品、例えば、リップスティック、リップグロス又はリップペンシル、任意にケア又はトリートメント特性を有するもの;睫毛及び毛髪などの外皮のためのメイクアップ製品、特にマスカラケーキの形態、眉毛のためのメイクアップ製品、特にペンシルの形態、又は爪のためのメイクアップ製品とすることもできる。
言うまでも無く、発明の組成物は、化粧品として又は皮膚科で許容されるものでなければならない。すなわち、非毒性の生理的に許容される媒体を含むものでなければならず、ヒトの皮膚、外皮又は唇に適用できるものでなければならない。本発明の目的では、「化粧品として許容される」なる表現は、快適な外観、臭い、及び感覚の組成物を意味する。
組成物は、有利には、少なくとも一の化粧活性剤及び/又は一の皮膚科活性剤及び/又は少なくとも一の染料を含む。エマルション中での、上記の重量平均分子量が1000乃至30000の範囲の少なくとも一のポリマーの使用によって、組成物中に存在する活性剤と染料を捕捉し、それらを適用した場所、すなわち唇、皮膚又は外皮に保つことを可能にする。
本発明の染料は、化粧品又は皮膚科組成物で通常用いられている親油性染料、親水性染料、顔料及び真珠光沢剤、及びそれらの混合物から選ぶことができる。この染料は、存在する場合、一般的には、組成物の全重量に対して、0.01乃至50重量%、好ましくは0.5乃至30重量%の割合で存在する。
脂溶性染料は、例えば、スーダンレッド、D&Cレッド17、D&Cグリーン6、β−カロチン、大豆油、スーダンブラウン、D&Cイエロー11、D&Cバイオレット2、D&Cオレンジ5、又はキノリンイエローである。それらは、組成物の全重量に対して(存在する場合)、0.1乃至20重量%、より好ましくは0.1ないし6重量%を占めることができる。
顔料は白色または着色されていてもよく、鉱物および/または天然の、被覆又は非被覆のものでもよい。鉱物顔料の中では、二酸化チタン、任意に表面処理されたもの、酸化ジルコニウム、または酸化セリウム、並びに酸化鉄、酸化クロム、マンガンバイオレット、ウルトラマリンブルー、クロム水和物、又はフェリックブルーを挙げることができる。有機顔料の中では、カーボンブラック、D&Cタイプの顔料、及びコチニールカルミン又はバリウム、ストロンチウム、カルシウム,又はアルミニウム主体のレーキ類を挙げることができる。顔料は、存在する場合、組成物の全重量に対して、0.1乃至50重量%、さらには2乃至30重量%を占めることができる。
真珠光沢顔料は、チタンで、又はオキシ塩化ビスマスで被覆されたマイカなどの白色真珠光沢顔料、酸化鉄で被覆されたチタンマイカ、特にフェリックブルーまたは酸化クロムで被覆されたチタンマイカ、上記タイプの有機顔料で被覆されたチタンマイカ、並びにオキシ塩化ビスマス主体の真珠光沢顔料などの着色真珠光沢剤から選択することができる。それらは、存在する場合、組成物の全重量に対して、0.1乃至20重量%、より好ましくは0.1ないし15重量%を占めることができる。
組成物は、スティック形態の構造付与を改善するために、任意に、一以上のワックスを含むことができるが、ワックスが無くてもこの堅い形態を得ることはできる。本発明の目的のために、ワックスは、室温(25℃)で固体の親油性脂肪化合物であり、固体/液体の可逆性状態変化を受け、融点が40℃を超え、200℃であることもあり、固体状態で異方性結晶組織を有する。結晶のサイズは、結晶が光を回折及び/又は散乱して、組成物に曇った、多少不透明の外観を与えるようなものである。ワックスをその融点まで上げることにより、油と混和して、微視的に均質な混合物を形成することが可能となるが、その混合物の温度を室温に戻すと、混合物の油中でワックスの再結晶化が得られる。上記混合物の光沢の現象は、混合物中のこの再結晶のためである。こうして、組成物は、有利には、ワックスはほんのわずか、又は全く含まない。
本発明の目的のために、ワックスは、一般的には、化粧品及び皮膚科で用いられるものである;それらは特に天然由来、特に、天然起源のもの、例えば蜜蝋、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、オーキュリーワックス、モクロウ、コルク繊維ワックス、又はサトウキビワックス、パラフィンワックス、リグナイトワックス、ミクロクリスタリンワックス、ラノリンワックス、モンタンワックス、オゾケライト類、及び水素添加油類、例えば水素添加ホホバ油、並びに合成由来のワックス類、例えば、エチレンの重合により得られるポリエチレンワックス類、及びフィッシャートロプシュ合成により得られるワックス類、脂肪酸エステル類及び40℃で固体のグリセリド類、シリコーンワックス類、例えば40℃で固体のアルキル−又はアルコキシ−又はポリ(ジ)メチルシロキサンエステ
ル類である。
本発明の組成物は、化粧品又は皮膚科で一般的に用いられる周知の方法で製造することができる。ポリマーを少なくともその軟化点まで加熱すること、両親媒性化合物(類)、乳化剤、染料、及び添加剤を任意に溶融状態でそこに添加すること、ついで全部を、きれいな透明な溶液が得られるまで混合することからなる方法により製造することができる。温度を下げた後、揮発性化合物(類)、ついで水性相を、得られた混合物に添加する。混合物をついでホモゲナイズする。得られた均質な混合物は、ついで、ディッシュ又はリップスティック型などの適当な型に、又は直接パッケージ(特に、ケース又はディッシュ)に注ぐことができる。
本発明の主題は、また、組成物、特に上記化粧品組成物の、ケラチン物質への適用を含む、ヒトケラチン物質、特に、皮膚、唇及び外皮のためのケア、メイクアップ、又はトリートメント美容方法である。
本発明は、以下の実施例で、詳細に示される。パーセントは、重量パーセントで示される。
実施例1:W/Oファンデーション
相A
・ソルビタンイソステアラート(UniqemaからのArlacel 987)4.5%
・防腐剤 0.2%
相B
・Uniclear 80 15%
・2−オクチルドデカノール 3.6%
・水素添加イソパラフィン(パールリーム) 11%
相C
・二酸化チタン 4.1%
・水素添加イソパラフィン 7%
・酸化鉄 1.3%
相D
・香料 0.65%
相E
・水 100%とする量
・防腐剤 0.3%
・硫酸マグネシウム 0.7%
・プロピレングリコール 3%
相(B)は、120℃に攪拌しながら加熱し、ついで300rpmで回転するRaineriホモゲナイザーを用いてホモゲナイズする。ついで相Aを添加し、相Cを添加し、3ロールミルを用いてプリグラインドする。相Dと相Eを、ついで注意深く均一に、Heidolphホモゲナイザーで、100℃に加熱した上記混合物中に添加する。混合物を、10分間接触させておき、ついで、ディッシュに注ぐ。
得られる製品は、固形で、指で取り上げるのが容易である。それはフレッシュで、広げるのが容易で、皮膚上に、軽く、均一な付着を形成する。得られるメイクアップの結果は、自然で、繻子のようである。(テクスチュロメーターを用いた)その硬度は35gである。
実施例2:固形W/Oファンデーション
相A
・ソルビタンイソステアラート(UniqemaからのArlacel 987)4.5%
・防腐剤 0.2%
相B
・Uniclear 80 15%
・2−オクチルドデカノール 3.6%
・水素添加イソパラフィン(パールリーム) 6%
・イソドデカン 5%
相C
・二酸化チタン 4.1%
・水素添加イソパラフィン 7%
・酸化鉄 1.3%
・ナイロン粉末 8%
相D
・香料 0.65%
相E
・水 100%とする量
・防腐剤 0.3%
・硫酸マグネシウム 0.7%
・プロピレングリコール 3%
このファンデーションの製造は、実施例1と同様に行なう。得られた製品は、魅力的な固体のテキスチャーを有し、実施例1の製品と同じ特性を有している。
実施例3:W/Oファンデーション
相A
・ソルビタンイソステアラー(UniqemaからのArlacel 987)6%
・防腐剤 0.2%
相B
・Uniclear 80 15%
・2−オクチルドデカノール 3.6%
・水素添加イソパラフィン(パールリーム) 11%
・イソドデカン 22.5%
・シクロヘキサジメチルシロキサン(8cSt) 5%
(Dow CorningからのDC 246)
相C
・二酸化チタン 4.1%
・水素添加イソパラフィン 3.3%
・酸化鉄 10.7%
・ナイロン粉末 4%
相D
・香料 0.65%
相E
・水 100%とする量
・防腐剤 0.2%
・硫酸マグネシウム 0.7%
得られた製品は、やはり魅力的な固体のテキスチャーを有し、実施例1の製品と同じ化粧品特性を有している。
実施例4:W/Oファンデーション
このファンデーションは、Uniclear 80を15%でなく、17%使用している点で実施例1と異なる。得られた製品は、固形で、硬度は49.2gである。

Claims (20)

  1. 水性相と液体脂肪相を含む油中水型固形エマルションであって
    前記液体脂肪相は、重量平均分子量が1000乃至30000の範囲の少なくとも一のポリマーで構造が与えられ、該ポリマーは、下記式(I):
    Figure 0004227075
    (式中、
    nは、エステル基の数が、エステル基とアミド基の合計数の10乃至50%を占めるようになるアミド単位の数を表し;
    は、各々独立して、少なくとも4の炭素原子を含むアルキル又はアルケニル基であり;
    は、各々独立して、飽和又は不飽和のC 乃至C 42 の炭化水素主体の基を表すが、ただし、基R の50%は、飽和又は不飽和のC 30 乃至C 42 の炭化水素主体の基であり;
    は、各々独立して、少なくとも2の炭素原子、水素原子、任意に一以上の酸素又は窒素原子を含む有機基であり;
    は、各々独立して、水素原子、飽和又は不飽和のC 乃至C 10 のアルキル基、又はR 又は別のR への直接結合であって、R とR が両方結合する窒素原子は、R −N−R により規定される複素環構造の一部を形成しており、基R の少なくとも50%は水素原子を示す)
    のポリマー及びそれらの混合物から選ばれ、
    前記水性相、前記液体脂肪相及び前記ポリマーが生理的に許容される媒体を形成するものである、
    油中水型固形エマルション。
  2. 前記ポリマーの重量平均分子量が、2000乃至20000の範囲であることを特徴とする請求項記載のエマルション。
  3. がC12乃至C22のアルキル基であることを特徴とする請求項1又は2記載のエマルション。
  4. 基Rが、30乃至42の炭素原子を含む基であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のエマルション。
  5. 前記ポリマーが、組成物の全重量に対して、活性剤として、0.5乃至80重量%を占めることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項記載のエマルション。
  6. 前記液体脂肪相が、液体脂肪相の全重量に対して少なくとも40重量%の無極性油を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項記載のエマルション。
  7. 前記液体脂肪相が、鉱物、植物又は合成由来の、少なくとも一の炭化水素が主体の油、合成エステル類又はエーテル類、及びシリコーン油類、及びこれらの混合物を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項記載のエマルション。
  8. 前記液体脂肪相が揮発性化合物を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項記載のエマルション。
  9. 前記液体脂肪相が少なくとも一の非揮発性油も含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項記載のエマルション。
  10. 前記液体脂肪相が、エマルションの全重量に対して、5乃至98%を占めることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項記載のエマルション。
  11. 前記水性相が、エマルションの全重量に対して、1乃至80重量%を占めることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項記載のエマルション。
  12. ケラチン物質のためのケア及び/又はトリートメント及び/又はメイクアップ組成物であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項記載のエマルション。
  13. 少なくとも一の染料も含むことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項記載のエマルション。
  14. 前記染料が、親油性染料、親水性染料、顔料及び真珠光沢剤、及びそれらの混合物から選ばれることを特徴とする請求項13記載のエマルション。
  15. 前記染料が、エマルションの全重量に対して、0.01乃至50重量%の量で存在することを特徴とする請求項13又は14記載のエマルション。
  16. 水性相ゲル化剤、抗酸化剤、精油、防腐剤、香料、電解質、フィラー、ワックス、室温でペースト状の脂肪化合物、中和剤、脂溶性ポリマー又は媒体に分散性のポリマー、化粧品又は皮膚科活性剤、及び分散剤、及びそれらの混合物から選ばれる少なくとも一の添加剤を含むことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項記載のエマルション。
  17. 注型形態であることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項記載のエマルション。
  18. マスカラ、アイライナー、ファンデーション、リップグロス、リップスティック、ブラッシャー、デオドラント製品、メイクアップ除去剤、ボディメイクアップ製品、アイシャドウ、ルージュ、コンシーラー製品、抗日光製品又は顔又はボディのためのケア製品の形態であることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか一項記載のエマルション。
  19. 硬度が10g乃至200gであることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか一項記載のエマルション。
  20. 請求項1乃至19のいずれか一項記載のエマルションをケラチン物質へ適用することを含む、ヒトケラチン物質のケア、メイクアップ又はトリートメントのための美容方法。
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