JP4051832B2 - 給紙装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる給紙装置に関し、特に、安定した原稿の繰り出しが可能な給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ等に用いられる給紙装置には、積層された複数の原稿を1枚毎に分離する分離ローラと、分離ローラよりも原稿搬送方向の上流側に位置すると共に、原稿搬送方向側へ原稿を送り出すピックアップローラとを備えているものがある。通常、この分離ローラとピックアップローラとは、フレーム部材によってそれぞれが回転可能に軸支されている。
【0003】
その一例として、図5に、従来の給紙装置50の一部を概略的に示した側断面図を示す。給紙スロープ51の上には、複数の原稿用紙Pが積層されており、給紙スロープ51の搬送方向下流側(図5における右側)に配設された分離片52によって複数の原稿用紙Pが分離されている。
【0004】
分離片52の上方には、分離片52と協動して複数枚の原稿用紙Pを一枚毎に分離して、その分離した原稿用紙Pを搬送方向下流側へ向けて搬送する分離ローラ53が配設されている。この分離ローラ53は、分離ローラ軸53aによって給紙装置50の本体およびフレーム部材54に回転可能に軸着されている。分離ローラ53の軸方向における側方には、分離ローラ53の回転を後述するアイドルギヤ56へ伝達するためのギヤ(図示せず)が周設されている。
【0005】
フレーム部材54の搬送方向上流側(図5における左側)には、分離ローラ53と同様に分離した原稿用紙Pを搬送方向下流側へ向けて搬送するピックアップローラ55が配設されている。このピックアップローラ55は、ピックアップローラ軸55aによってフレーム部材54に回転可能に軸着されている。ピックアップローラ55の軸方向における側方には、分離ローラ53と同様に回転を伝達するためのギヤ(図示せず)が周設されている。
【0006】
ピックアップローラ55と分離ローラ53との間には、分離ローラ53の回転をピックアップローラ55へ伝達するアイドルギヤ56が、分離ローラ53のギヤ、およびピックアップローラ55のギヤに噛合可能な位置に配設されている。アイドルギヤ56は、アイドルギヤ軸56aによってフレーム部材54に回転可能に軸着されている。なお、図5中に示されるアイドルギヤ56の外周円は歯車の歯先円を、内周円は歯車の歯底円をそれぞれ示しており、その外周円と内周円との間の1点鎖線は、歯車のピッチ円をそれぞれ示している。
【0007】
このように、アイドルギヤ56を分離ローラ53とピックアップローラ55との間に挿設することにより、分離ローラ53およびピックアップローラ55を同一方向へ回転させることができる。よって、分離ローラ53およびピックアップローラ55によって、最上段に積載された原稿用紙Pを1枚だけ搬送方向下流側へ搬送することができるのである。
【0008】
ここで、原稿用紙Pを給紙スロープ51の上に積載する場合、ピックアップローラ55が給紙スロープ51の上面に当接されたままの状態では原稿用紙Pを挿入しにくいので、従来は、フレーム部材54の上部に突設された鉤部54aと給紙装置50の本体から垂下された鉤部50aとを引張バネ57で連結し、ピックアップローラ55を上方へ引っ張り上げた状態で原稿用紙Pを挿入していた。
【0009】
原稿用紙Pの挿入が完了して、給紙を開始する際には、分離ローラ53およびピックアップローラ55が最上段に積載された原稿用紙Pへ当接され、原稿用紙Pの搬送方向へ回転を開始するのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる方式により給紙を行った場合、給紙動作時にもピックアップローラ55は引張バネ57によって上方へ引っ張られているため、ピックアップローラ55が原稿用紙Pに当接する力が不安定になる等により、ピックアップローラ55による原稿用紙Pの繰り出し(搬送)が不安定になりやすいという問題点があった。
【0011】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、安定した原稿の繰り出しを行うことができる給紙装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1記載の給紙装置は、積層された複数の原稿を1枚毎に分離する分離ローラと、その分離ローラよりも原稿搬送方向の上流側に配設されると共に、その分離ローラ側へ原稿を送り出すピックアップローラと、前記分離ローラの回転軸と前記ピックアップローラの回転軸とを軸支するフレーム部材とを備えており、前記フレーム部材を覆うカバーと、前記カバーを閉じた場合に前記分離ローラの回転軸を回転中心として前記フレーム部材の前記ピックアップローラ側を持ち上げるための持ち上げ手段とを備えている。
【0013】
【0014】
請求項2記載の給紙装置は、請求項1記載の給紙装置において、前記持ち上げ手段は、前記カバーの前記フレーム部材側に配設されたカバー突起部材と、前記フレーム部材における前記分離ローラの回転軸よりも反ピックアップローラ側に形成されると共に、前記カバーを閉じた場合に前記カバー突起部材によって前記分離ローラの回転軸を回転中心とし て前記フレーム部材の前記ピックアップローラ側を持ち上げるためのフレーム突起部材とを備えている。
【0015】
この請求項2記載の給紙装置によれば、請求項1記載の給紙装置と同様に作用する上、カバーが閉じられるとカバー突起部材によってフレーム突起部材が押し下げられることによって、フレーム部材が分離ローラの回転軸を回転中心としてピックアップローラ側が持ち上がる方向に回転される。
【0016】
請求項3記載の給紙装置は、請求項2記載の給紙装置において、前記カバー突起部材は板バネによって形成されている。
この請求項3記載の給紙装置によれば、請求項2記載の給紙装置と同様に作用する上、カバー突起部材は板バネによって形成されているので、カバー突起部材がフレーム突起部材を押し下げた後は、カバー突起部材はフレーム突起部材から外れ、分離ローラ側へ容易に落下される。
【0017】
請求項4記載の給紙装置は、請求項1から3のいずれかに記載の給紙装置において、前記分離ローラの回転軸が反原稿搬送方向へ回転する場合には、その分離ローラの回転軸の回転を前記フレーム部材へ伝達してそのフレーム部材を反原稿側へ回転させて跳ね上げ、前記ピックアップローラを原稿から隔離させる跳ね上げ部材を備えている。
【0018】
この請求項4記載の給紙装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の給紙装置と同様に作用する上、原稿の搬送(給紙)が完了した後に、所定量だけ分離ローラの回転軸を反原稿搬送方向へ回転すると、跳ね上げ部材によってフレーム部材へ分離ローラの回転軸の回転が伝達されてフレーム部材が反原稿側へ回転されて跳ね上げられ、ピックアップローラが原稿から隔離される。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。本実施例の給紙装置1は、後述する分離ローラ10、ピックアップローラ12、フレーム部材11等により構成されており、ファクシミリ装置などに使用される画像読取装置2に装着されている。
【0024】
図1は、ファクシミリ装置の上部に配設された本発明の一実施例である給紙装置1を装着した画像読取装置2の内部構造を概略的に示した側断面図であり、図中の矢印付き一点鎖線Xは原稿用紙Pの搬送方向および搬送経路を示している。
【0025】
図1に示すように、原稿用紙Pの搬送方向上流側(図1における左上側)には、略板状に形成された給紙トレイ3が搬送方向下流側へ向けて下降傾斜して配設されている。給紙トレイ3の搬送方向下流側には、給紙トレイ3に載せられた積層状態の原稿用紙Pを画像読取装置2の内部へ誘導する給紙スロープ4が、給紙トレイ3と同様に搬送方向下流側へ向けて下降傾斜して配設されている。
【0026】
給紙スロープ4の終端部近傍には、上部が略鉤型に形成されたフロントアクチュエータ5が支点5aを中心に回転可能に軸支されている。給紙トレイ3から供給された原稿用紙Pが、給紙スロープ4を経由してフロントアクチュエータ5に到達すると、原稿用紙Pによってフロントアクチュエータ5が倒され、支点5aを中心に回転する。このようにフロントアクチュエータ5が回転されることにより、給紙が完了したことをセンサ(図示せず)が検知することができる。
【0027】
給紙スロープ4の搬送方向下流側には、略平板状に形成された分離片6が、搬送方向下流側へ向けて上昇傾斜して配設されている。この分離片6は、可撓性を有するシリコンゴムなどの合成樹脂材料で形成されており、後述する分離ローラ10と協動して、給紙スロープ4に積載された複数枚の原稿用紙Pを一枚毎に分離するためのものである。分離片6は、前述のように、シリコンゴムなどの表面摩擦係数の大きな材料で形成されているので、その表面に接触する複数枚の原稿用紙Pを引っ掛けて一枚毎に分離することができるのである。
【0028】
分離片6の下面には、分離片6を上方に押し上げる略く字形の押上部材7が配設されており、この押上部材7はヒンジ8を介して画像読取装置2の本体に回転可能に取着されている。さらに、押上部材7の下面には、圧縮バネ9が装着されている。この圧縮バネ9が伸長しようとする力によって、押上部材7が分離片6へ向けて付勢されるのである。
【0029】
分離片6の上方には、分離片6と協動して複数枚の原稿用紙Pを一枚毎に分離して、その分離した原稿用紙Pを搬送方向下流側へ向けて搬送する分離ローラ10が配設されている。この分離ローラ10は、分離ローラ軸10aによってフレーム部材11を貫通しつつ、画像読取装置2の本体に回転可能に軸着されている。フレーム部材11の搬送方向上流側(図1における左側)には、分離ローラ10と同様に分離した原稿用紙Pを搬送方向下流側へ向けて搬送するピックアップローラ12が配設されている。このピックアップローラ12は、ピックアップローラ軸12aによってフレーム部材11に回転可能に軸着されている。この分離ローラ10およびピックアップローラ12によって、最上段に積載された原稿用紙Pが1枚だけ後述する第1搬送ローラ13および第1押さえローラ14へ搬送される。
【0030】
分離ローラ10およびピックアップローラ12が回転可能に軸着されたフレーム部材11は、分離ローラ軸10aを支点として画像読取装置2の本体に回転可能に軸着されている。原稿用紙Pを給紙スロープ4へ挿入する場合には、ピックアップローラ12が給紙の障害となるので、フレーム部材11はその分離ローラ軸10aを中心としてピックアップローラ12が上昇する方向に回転する。一方、給紙スロープ4への原稿用紙Pの挿入が完了して給紙を開始する場合には、ピックアップローラ12を原稿用紙Pの表面に当接する必要があるので、フレーム部材11はその分離ローラ軸10aを中心としてピックアップローラ12が下降する方向に回転する。なお、給紙装置1の詳細については、後述する。
【0031】
分離片6の搬送方向下流側には、分離された原稿用紙Pを搬送方向下流側へ向けて搬送する第1搬送ローラ13が配設されており、その第1搬送ローラ13の下方には、第1搬送ローラ13へ原稿用紙Pを押圧するための第1押さえローラ14が配設されている。第1搬送ローラ13および第1押さえローラ14は、それぞれ画像読取装置2の本体に回転可能に軸着されている。第1搬送ローラ13および第1押さえローラ14の搬送方向下流側には、湾曲部15が形成されており、この湾曲部15を原稿用紙Pが通過すること、原稿用紙Pの表裏が逆転される。
【0032】
湾曲部15の終端部には、原稿用紙Pを搬送方向下流側へ向けて搬送する第2搬送ローラ16が配設されており、その第2搬送ローラ16の下方には、第2搬送ローラ16へ原稿用紙Pを押圧するための第2押さえローラ17が配設されている。第2搬送ローラ16および第2押さえローラ17は、それぞれ画像読取装置2の本体に回転可能に軸着されている。分離片6によって1枚毎に分離された原稿用紙Pは、第1搬送ローラ13、第1押さえローラ14、および、第2搬送ローラ16、第2押さえローラ17によりそれぞれ挟持されると共に、第1搬送ローラ13および第2搬送ローラ16の回転に伴って所定速度で搬送され、画像読取部18へ送られる。
【0033】
第2搬送ローラ16および第2押さえローラ17の搬送方向下流側には、原稿用紙Pの画像を読み取る画像読取部18が設けられている。画像読取部18は、原稿用紙Pの画像を読み取るセンサであるCIS19や、CIS19を装着した読取部材20、原稿用紙Pを読取部材20へ押圧しつつ搬送するためのプラテンローラ21などによって構成されている。プラテンローラ21の表面には、画像を読み取る際に白色の基準とするホワイトテープが巻回されている。
【0034】
第2搬送ローラ16および第2押さえローラ17によって搬送されてきた原稿用紙Pは、プラテンローラ21によりCIS19を装着した読取部材20へ押圧されつつ搬送されることによって、その裏面に描かれた画像が読み取られる。
【0035】
画像読取部18の搬送方向下流側には、読取済みの原稿用紙Pを画像読取装置2から外部へ排紙するための排紙ローラ22が配設されており、その排紙ローラ22の下方には、排紙ローラ22へ原稿用紙Pを押圧するための排紙押さえローラ23が配設されている。排紙ローラ22および排紙押さえローラ23は、それぞれ画像読取装置2の本体に回転可能に軸着されている。画像読取部18で画像が読み取られた原稿用紙Pは、排紙ローラ22および排紙押さえローラ23により挟持されると共に、排紙ローラ22の回転に伴って所定速度で搬送され、画像読取装置2の外部へ排紙される。
【0036】
排紙ローラ22および排紙押さえローラ23の搬送方向前方の下方には、排紙された読取済みの原稿用紙Pを貯留する略板状に形成された排紙トレイ24が配設されている。また、給紙スロープ4から湾曲部15を経由して排紙ローラ22に至る画像読取装置2の上部には、画像読取装置2を保護するためのカバー25が覆設されている。
【0037】
図2を参照して、給紙装置1の第1実施例の詳細について説明する。図2は、第1実施例の給紙装置1の平面図である。なお、理解を容易にするために、フレーム部材11の上面部を透視して示している。図中の矢印付き一点鎖線Xは、図1と同様に、原稿用紙Pの搬送方向を示している。
【0038】
給紙装置1の略中央部には、分離ローラ10が配設されている。前述のように、分離ローラ10は、分離ローラ軸10aによってフレーム部材11を貫通しつつ、画像読取装置2の本体に回転可能に軸着されている。フレーム部材11の内側における分離ローラ10の側方には、分離ローラ10の回転を後述するアイドルギヤ11bへ伝達するための分離ギヤ10bが配設され、分離ローラ軸10aに固着されている。
【0039】
フレーム部材11の搬送方向上流側(図2における左側)には、分離ローラ10と同様に分離した原稿用紙Pを搬送方向下流側へ向けて搬送するピックアップローラ12が配設されている。このピックアップローラ12は、ピックアップローラ軸12aによってフレーム部材11に回転可能に軸着されている。フレーム部材11の内側におけるピックアップローラ12の側方には、アイドルギヤ11bからの回転をピックアップローラ12へ伝達するためのピックアップギヤ12bが配設され、ピックアップローラ軸12aに固着されている。
【0040】
ピックアップギヤ12bと分離ギヤ10bとの間には、分離ローラ10の回転をピックアップローラ12へ伝達するアイドルギヤ11bが、ピックアップギヤ12b、および分離ギヤ10bに噛合可能な位置に配設されている。アイドルギヤ11bは、アイドルギヤ軸11aによってフレーム部材11に回転可能に軸着されている。
【0041】
このように、アイドルギヤ11bを分離ギヤ10bとピックアップギヤ12bとの間に挿設することにより、分離ローラ10およびピックアップローラ12を同一方向へ回転させることができる。よって、分離ローラ10およびピックアップローラ12によって、最上段に積載された原稿用紙Pを1枚だけ搬送方向下流側へ搬送することができるのである。
【0042】
分離ローラ軸10aにおけるフレーム部材11の外側には、分離ローラ軸10aが反原稿搬送方向へ回転された場合に、分離ローラ軸10aの回転をフレーム部材11へ伝達してフレーム部材11を反原稿用紙P側へ回転させて跳ね上げ、ピックアップローラ12を原稿用紙Pから隔離させるための跳ね上げ部材30が配設されている。跳ね上げ部材30は、フレームカラー11d、第1カラー31、第2カラー32、第1バネクラッチ33、第2バネクラッチ34などによって構成されている。
【0043】
フレーム部材11における分離ローラ軸10aの挿嵌部11cの近傍からは、円筒状に形成されたフレームカラー11dが分離ローラ軸10aを内包しつつ延出されている。フレーム部材11とフレームカラー11dとは、一体構造になっていると共に、分離ローラ軸10aは、このフレームカラー11dの内部において回転可能になっている。
【0044】
分離ローラ軸10aにおけるフレームカラー11dの側方には、略円筒状に形成された第1カラー31が配設され、分離ローラ軸10aに対して回転可能に挿嵌されている。第1カラー31の略中央部には、後述する第1バネクラッチ33と第2バネクラッチ34とを隔離するための略中空円板状の隔壁31aが周設されている。
【0045】
分離ローラ軸10aにおける第1カラー31の反フレームカラー11d側の側方には、略円筒状に形成された第2カラー32が配設され、分離ローラ軸10aに対して固着されつつ挿嵌されている。第2カラー32の反フレーム部材11側の端部には、第2バネクラッチ34の脱落を防止するための略中空円板状のガード壁32aが周設されている。
【0046】
これら第1カラー31、第2カラー32の外周に第1バネクラッチ33および第2バネクラッチ34が巻回されることにより、分離ローラ軸10aとフレーム部材11との回転の伝達が制御される。
【0047】
フレームカラー11dの外周面と隔壁31aよりもフレームカラー11d側の第1カラー31の外周面とには、略螺旋バネ状に形成された第1クラッチ部材としての第1バネクラッチ33が巻回されている。この第1バネクラッチ33は、分離ローラ軸10aが原稿搬送方向へ回転した場合にはバネが緩んでバネ径が大きくなり、逆に分離ローラ軸10aが反原稿搬送方向へ回転した場合にはバネが締まってバネ径が小さくなるように構成されている。つまり、分離ローラ軸10aが原稿搬送方向へ回転した場合には、フレームカラー11dと第1カラー31とは滑って別々に回転または停止し、分離ローラ軸10aが反原稿搬送方向へ回転した場合には、フレームカラー11dと第1カラー31とが一体となって回転または停止するのである。
【0048】
隔壁31aよりも第2カラー32側の第1カラー31の外周面と第2カラー32の外周面とには、第1バネクラッチ33と同様に略螺旋バネ状に形成された第2クラッチ部材としての第2バネクラッチ34が巻回されている。この第2バネクラッチ34は、第1バネクラッチ33とは逆方向に巻回されており、分離ローラ軸10aが原稿搬送方向へ回転した場合にはバネが締まってバネ径が小さくなり、逆に分離ローラ軸10aが反原稿搬送方向へ回転した場合にはバネが緩んでバネ径が大きくなるように構成されている。つまり、分離ローラ軸10aが原稿搬送方向へ回転した場合には、第1カラー31と第2カラー32とは一体となって回転または停止し、分離ローラ軸10aが反原稿搬送方向へ回転した場合には、第1カラー31と第2カラー32とが滑って別々に回転または停止するのである。
【0049】
ただし、第2バネクラッチ34は第1バネクラッチ33とは異なり、分離ローラ軸10aが反原稿搬送方向へ回転した場合でも、所定のトルクが発生するまではバネが締まり続けるので、第1カラー31と第2カラー32とは一体となって回転または停止し続ける。所定以上のトルクが発生した場合は、第1バネクラッチ33と同様に作用し、バネが緩んでバネ径が大きくなり、第1カラー31と第2カラー32とは滑って別々に回転または停止する。
【0050】
なお、本第1実施例では、各カラー11d,31,32の外周面に略螺旋バネ状に形成されたバネクラッチ33,34を巻回したが、各カラー11d,31,32の内周面に略螺旋バネ状に形成されたバネクラッチ33,34を巻回するタイプのクラッチ部材としても良い。
【0051】
次に、図3を参照して、第2実施例について説明する。図3は、第2実施例の給紙装置1の平面図である。なお、理解を容易にするために、図2と同様にフレーム部材11の上面部を透視して示している。図中の矢印付き一点鎖線Xは、図2と同様に、原稿用紙Pの搬送方向を示している。第2実施例では、前記した第1実施例に対して、次の点が変更されている。
【0052】
第1実施例では、跳ね上げ部材30の第1クラッチ部材としてバネタイプのワンウェイクラッチである第1バネクラッチ33を用いた。それに対して、第2実施例では、跳ね上げ部材40の第1クラッチ部材としてベアリングタイプのワンウェイクラッチであるベアリングクラッチ35を用いている。なお、他の部分は前記した第1実施例と同様であるので、第1実施例と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0053】
フレーム部材11における分離ローラ軸10aの挿嵌部11cの近傍からは、円筒状に形成されたベアリングクラッチ35が分離ローラ軸10aを内包しつつ延出されている。フレーム部材11とベアリングクラッチ35とは、一体構造になっていると共に、分離ローラ軸10aは、このベアリングクラッチ35の内部において回転可能になっている。
【0054】
ベアリングクラッチ35の本体と分離ローラ軸10aとの間には、第1カラー36が挿嵌されており、第1カラー36と分離ローラ軸10aとは回転可能になっている。ベアリングクラッチ35の内部には、6個の円柱状のベアリング35aが一方向にのみ回転可能に軸支されており、この6個のベアリング35aが第1カラー36を原稿搬送方向にのみ回転可能に包容している。
【0055】
つまり、分離ローラ軸10aが原稿搬送方向へ回転した場合には、ベアリング35aが回転してベアリングクラッチ35と第1カラー36とが別々に回転または停止する。逆に、分離ローラ軸10aが反原稿搬送方向へ回転した場合には、ベアリング35aが回転せず、ベアリングクラッチ35と第1カラー36とが一体となって回転または停止するのである。
【0056】
第1カラー36の外周面と第2カラー32の外周面とには、第1実施例と同様に略螺旋バネ状に形成された第2クラッチ部材としての第2バネクラッチ34が巻回されている。構成および作用については、第1実施例と全く同様である。
【0057】
図4(a),(b)は、画像読取装置2の内部に装着された給紙装置1を概略的に示した側断面図であり、図4(a)はカバー25が開いた状態、図4(b)はカバー25が閉じた状態を示している。前述のように、分離ローラ10は、分離ローラ軸10aによってフレーム部材11を貫通しつつ、画像読取装置2の本体に回転可能に軸着されている。
【0058】
フレーム部材11の搬送方向上流側(図4における左側)には、分離ローラ10と同様に分離した原稿用紙Pを搬送方向下流側へ向けて搬送するピックアップローラ12が配設されている。このピックアップローラ12は、ピックアップローラ軸12aによってフレーム部材11に回転可能に軸着されている。分離ローラ10およびピックアップローラ12が回転可能に軸着されたフレーム部材11は、分離ローラ軸10aを支点として画像読取装置2の本体に回転可能に軸着されている。
【0059】
給紙装置1の上方には、画像読取装置2を保護するためのカバー25が覆設されている。カバー25における搬送方向下流側(図4における右側)の下端部には、カバー25を回転させるためのヒンジ25aが配設されている。このヒンジ25aを回転中心としてカバー25を開閉させることができる。カバー25の内面側における略中央部の下面には、凸部25bが形成されており、その凸部25bの中心部分にはネジ37と螺合可能なネジ孔25cが穿設されている。凸部25bの下面には、略L字形に形成された板バネ38が配設されており、ネジ37によってカバー25の凸部25bに螺着されている。板バネ38の先端部分は、略ヘアピン状に屈曲されている。
【0060】
フレーム部材11の側面からは、カバー25を閉じた場合に板バネ38の下端部が押圧できる位置に、フレーム突起11eが突設されている。図4(a)に示すように、フレーム部材11は、カバー25が閉じられてフレーム突起11eが板バネ38の下端部に押圧されることによって、分離ローラ軸10aを回転中心としてピックアップローラ12側が持ち上がる方向(矢印U)へ回転される。このように、カバー25を閉じると常にピックアップローラ12が原稿用紙Pから隔離される方向へ跳ね上げられるので、容易に新規の原稿用紙Pをピックアップローラ12の下部へ差し込むことができる。
【0061】
フレーム突起11eが板バネ38の下端部に押圧された後、板バネ38はヒンジ25aを回転中心として旋回し、フレーム突起11eから分離ローラ10側へ弾性変形しながら、分離ローラ10とフレーム突起11eとの間へ落下する。よって、フレーム部材11が分離ローラ軸10aを回転中心としてピックアップローラ12側が持ち上がる方向に回転された後、再び原稿用紙Pの搬送(給紙)が開始されると、フレーム部材11が分離ローラ軸10aを回転中心としてピックアップローラ12側が下降する方向に回転することができる。従って、カバー25を閉じて一度ピックアップローラ12が持ち上がった後も、ピックアップローラ12を下降させて原稿用紙Pの搬送(給紙)を円滑に行うことができるのである。
【0062】
次に、図1を参照して、給紙装置1を装着した画像読取装置2の動作について説明する。まず、画像が描かれた複数枚の原稿用紙Pを画像面が上になるように給紙トレイ3上に積載する。そして、その原稿用紙Pを給紙スロープ4に積層状態のまま挿嵌すると、フロントアクチュエータ5が搬送方向前方へ倒れ、支点5aを中心に回転する。このフロントアクチュエータ5の回転により、センサ(図示せず)が給紙完了を検知する。かかる原稿用紙Pの先端が、分離ローラ10の下部表面と分離片6の上面とに当接すると、複数枚の原稿用紙Pの挿嵌が完了する。
【0063】
続いて、画像読取スイッチ(図示せず)をオンすると、分離ローラ軸10aが原稿搬送方向へ回転し、フレーム部材11は分離ローラ軸10aを回転中心としてピックアップローラ12が下降する方向(反時計回り)へ回転する。それと同時に、分離ローラ10およびピックアップローラ12が原稿搬送方向へ回転を開始する。すると、分離片6は、その表面に接触する複数枚の原稿用紙Pを引っ掛けて1枚毎に分離する。更に分離ローラ10およびピックアップローラ12を回転させると、分離ローラ10と接触する最も上側の原稿用紙Pが1枚だけ前方へ搬送されるのである。なお、給紙装置1の動作の詳細については、後述する。
【0064】
分離ローラ10によって搬送された1枚の原稿用紙Pは、第1搬送ローラ13および第1押さえローラ14によって湾曲部15へ搬送され、湾曲部15を通過した原稿用紙Pは、第2搬送ローラ16および第2押さえローラ17によって画像読取部18へ所定速度で搬送される。
【0065】
画像読取部18へ搬送されてきた原稿用紙Pは、プラテンローラ21によりCIS19を装着した読取部材20へ押圧されつつ搬送されることによって、その裏面に描かれた画像が読み取られる。画像読取部18を通過した原稿用紙Pは、排紙ローラ22および排紙押さえローラ23により挟持されると共に、排紙ローラ22の回転に伴って所定速度で搬送され、排紙トレイ24上へ排紙される。
【0066】
次に、図2および図3を参照して、給紙装置1の動作の詳細について説明する。まず、分離ローラ軸10aが駆動モータ(図示せず)によって原稿搬送方向へ回転されると、第2バネクラッチ34のバネが締まってバネ径が小さくなる。すると、第1カラー31と第2カラー32とは一体となって回転する。前述のように、第2カラー32は分離ローラ軸10aに固着されつつ挿嵌されており、第1カラー31は分離ローラ軸10aに対して回転可能に挿嵌されているので、このような場合には第1カラー31と第2カラー32とは、分離ローラ軸10aと一体となって回転する。
【0067】
また、分離ローラ軸10aが原稿搬送方向へ回転される場合は、第1バネクラッチ33のバネが緩んでバネ径が大きくなる。すると、フレームカラー11dと第1カラー31とは滑るので、フレーム部材11と一体となっているフレームカラー11dは回転せず、第1カラー31は前述のように第2カラー32および分離ローラ軸10aと一体となって回転する。
【0068】
第2実施例のように第1クラッチ部材としてベアリングクラッチ35を用いた場合も同様で、分離ローラ軸10aが原稿搬送方向へ回転される場合は、ベアリング35aが回転してベアリングクラッチ35と第1カラー36とが滑るので、フレーム部材11と一体となっているベアリングクラッチ35は回転せず、第1カラー36は前述のように第2カラー32および分離ローラ軸10aと一体となって回転する。
【0069】
このように、分離ローラ軸10aが原稿搬送方向へ回転する場合には、フレーム部材11に対して分離ローラ軸10aが回転できるので、分離ローラ10とピックアップローラ12とが協動して原稿用紙Pを搬送方向下流側へ搬送(給紙)するのである。
【0070】
所定の原稿用紙Pの搬送(給紙)が全て完了したら、駆動モータ(図示せず)によって分離ローラ軸10aを所定量だけ反原稿搬送方向へ回転する。分離ローラ軸10aを反原稿搬送方向へ回転すると、原稿搬送方向へ回転した場合とは逆に第1バネクラッチ33のバネが締まる方向で、第2バネクラッチ34のバネが緩む方向となる。
【0071】
まず、所定量だけ分離ローラ軸10aが反原稿搬送方向へ回転する場合は、分離ローラ軸10aには所定以上のトルクが発生していないので、第2バネクラッチ34のバネは締まり続けている。よって、第1カラー31と第2カラー32とは一体となって分離ローラ軸10aと共に回転する。さらに、第1バネクラッチ33はバネが締まってバネ径が小さくなるので、フレームカラー11dと第1カラー31とは一体となって回転する。
【0072】
つまり、フレームカラー11d、第1カラー31、第2カラー32が一体となって分離ローラ軸10aと共に回転するので、分離ローラ軸10aの反原稿搬送方向への回転がそのままフレーム部材11へ伝達される。よって、分離ローラ軸10aの反原稿搬送方向の回転によって、フレーム部材11をピックアップローラ12が原稿用紙Pから隔離する方向(上昇方向)へ跳ね上げることができるのである。
【0073】
第2実施例のように第1クラッチ部材としてベアリングクラッチ35を用いた場合も同様で、分離ローラ軸10aが反原稿搬送方向へ回転する場合は、ベアリング35aが回転せず、ベアリングクラッチ35と第1カラー36とが一体となって回転する。よって、ベアリングクラッチ35、第1カラー36、第2カラー32が一体となって分離ローラ軸10aと共に回転するので、分離ローラ軸10aの反原稿搬送方向への回転がそのままフレーム部材11へ伝達される。
【0074】
このように、第1クラッチ部材がベアリングクラッチ35で構成されていても、原稿用紙Pを搬送(給紙)する場合には、ベアリングクラッチ35と第1カラー36とを確実に滑動させて分離ローラ軸10aを回転させることができると共に、フレーム部材11をピックアップローラ12が原稿用紙Pから隔離される方向へ跳ね上げる場合には、ベアリングクラッチ35と第1カラー36とを確実に一体に回転させて分離ローラ軸10aの回転をフレーム部材11へ伝達することができる。
【0075】
所定の原稿用紙Pの搬送(給紙)が全て完了、または途中で中断してジャム処理などを行う場合、原稿用紙Pを反原稿搬送方向へ手で引っ張り出すと、分離ローラ軸10aには所定以上のトルクが発生する。そのような場合、第2バネクラッチ34のバネは緩んでバネ径が大きくなる。すると、第1カラー31と第2カラー32とは滑るので、第1カラー31はフレーム部材11から延出されたフレームカラー11dと一体となってフレーム部材11を跳ね上げつつ、その位置に停止する。一方、第2カラー32は分離ローラ軸10aと一緒に回転を続ける。つまり、原稿用紙Pを反原稿搬送方向へ引っ張り出すことができる。
【0076】
よって、原稿用紙Pに反原稿搬送方向への引張力を加え、分離ローラ軸10aに所定以上のトルクを発生させて分離ローラ10を反原稿搬送方向へ回転させることにより、フレーム部材11を跳ね上げつつ、原稿用紙Pを容易に分離ローラ10の下面から反原稿搬送方向へ引き出すことができるのである。かかる構成によれば、原稿用紙Pを反原稿搬送方向へ引っ張り出す際に、原稿用紙Pを破損させることがない。
【0077】
所定の原稿用紙Pの搬送(給紙)が全て完了してフレーム部材11が跳ね上げられた後、再び原稿用紙Pの搬送(給紙)を開始する場合には、先程と同様に分離ローラ軸10aが駆動モータ(図示せず)によって原稿搬送方向へ回転を開始する。このような場合、第1バネクラッチ33は、フレーム部材11が自重によって下降しようとする力により、バネが締まってバネ径が小さくなっている。また、第2バネクラッチ34は、フレーム部材11が自重によって下降しようとする力により、バネが緩もうとするが、分離ローラ軸10aには所定以上のトルクが発生していないので、第2バネクラッチ34のバネは締まり続けている。よって、第1カラー31と第2カラー32とフレームカラー11dとは一体となって分離ローラ軸10aと共に回転するので、分離ローラ軸10aの原稿搬送方向への回転がそのままフレーム部材11へ伝達される。すると、跳ね上げられていたフレーム部材11が下降して、ピックアップローラ12が原稿用紙Pの上面へ当接される。それと同時に、分離ローラ10とピックアップローラ12とが原稿搬送方向へ回転して、原稿用紙Pを搬送方向下流側へ搬送(給紙)する。以下、前述と同様の動作を繰り返す。
【0078】
次に、図4(a),(b)を参照して、ジャム処理終了後にカバー25が閉じられた場合の給紙装置1の動作の詳細について説明する。まず、カバー25を開くと、給紙装置1は原稿用紙Pの搬送(給紙)を完了した状態になっているので、フレーム部材11が下降しており、ピックアップローラ12は原稿用紙Pの上面へ当接されたままとなっている(図4(a)参照)。
【0079】
ジャム処理が終了して、カバー25がヒンジ25aを回転中心として閉じられると、図4(a)に示すように、カバー25の下面から突設された板バネ38の略ヘアピン状に屈曲された先端部分が、フレーム部材11の側面から突設されたフレーム突起11eの上面を押圧する。すると、第1バネクラッチ33のバネが緩んでフレームカラー11dと第1カラー31とがすべり、フレーム部材11は分離ローラ軸10aを回転中心としてピックアップローラ12側が持ち上がる方向(矢印U)へ回転する。この時、分離ローラ軸10aは回転せず、停止したままである。
【0080】
ピックアップローラ12側が持ち上がる方向(矢印U)へフレーム部材11が回転を続けると、板バネ38はヒンジ25aを回転中心として旋回し、フレーム突起11eから分離ローラ10側へ弾性変形しながら、分離ローラ10とフレーム突起11eとの間へ落下する(図4(b)参照)。すると、板バネ38によるフレーム突起11eへの押圧力がなくなり、フレーム部材11は外部からの作用力を全く受けない状態となるが、フレーム部材11が自重によりピックアップローラ12側が下降する方向へ回転しようとすると、第1バネクラッチ33のバネが締まってフレームカラー11dと第1カラー31とが一体となる。
【0081】
また、所定以上のトルクが分離ローラ軸10aに作用していないので、第2バネクラッチ34のバネは締まり続けており、第1カラー31と第2カラー32とは一体となっている。よって、フレームカラー11d、第1カラー31、第2カラー32は分離ローラ軸10aと一体となって、回転せずに停止し続ける。つまり、カバー25を閉じると、フレーム部材11はピックアップローラ12側が持ち上がる方向へ跳ね上がったまま停止することができるのである(図4(b)参照)。
【0082】
カバー25を閉じた後に再び原稿用紙Pの搬送(給紙)を開始する場合は、分離ローラ軸10aが駆動モータ(図示せず)によって原稿搬送方向へ回転を開始する。このような場合、第1バネクラッチ33は、フレーム部材11が自重によって下降しようとする力により、バネが締まってバネ径が小さくなっている。また、第2バネクラッチ34は、フレーム部材11が自重によって下降しようとする力により、バネが緩もうとするが、分離ローラ軸10aには所定以上のトルクが発生していないので、第2バネクラッチ34のバネは締まり続けている。よって、第1カラー31と第2カラー32とフレームカラー11dとは一体となって分離ローラ軸10aと共に回転するので、分離ローラ軸10aの原稿搬送方向への回転がそのままフレーム部材11へ伝達される。すると、跳ね上げられていたフレーム部材11が下降して、ピックアップローラ12が原稿用紙Pの上面へ当接される。
【0083】
以上説明したように、本実施例の給紙装置1は、原稿用紙Pの搬送(給紙)が完了した後に、所定量だけ分離ローラ軸10aを反原稿搬送方向へ回転すると、跳ね上げ部材30,40がフレーム部材11へ分離ローラ軸10aの回転を伝達してフレーム部材11を反原稿用紙P側へ回転させて跳ね上げ、ピックアップローラ12を原稿用紙Pから隔離する。よって、原稿用紙Pの搬送(給紙)が完了した後は、容易に新規の原稿用紙Pをピックアップローラ12の下部へ差し込むことができる。さらに、原稿用紙Pの搬送(給紙)時には、フレーム部材11にピックアップローラ12を原稿用紙Pから隔離するための外力が作用していないので、安定した原稿用紙Pの繰り出しを行うことができるのである。
【0084】
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
【0085】
【発明の効果】
請求項1記載の給紙装置によれば、カバーが閉じられると分離ローラの回転軸を回転中心としてフレーム部材のピックアップローラ側が持ち上がる。よって、カバーを閉じると常にピックアップローラが原稿から隔離される方向へ跳ね上げられる。従って、カバーを閉じることにより、容易に新規の原稿をピックアップローラの下部へ差し込むことができるという効果がある。
【0086】
請求項2記載の給紙装置によれば、請求項1記載の給紙装置の奏する効果に加え、更に、カバーが閉じられるとカバー突起部材によってフレーム突起部材が押し下げられることによって、フレーム部材が分離ローラの回転軸を回転中心としてピックアップローラ側が持ち上がる方向に回転される。よって、カバーを閉じると常にピックアップローラが原稿から隔離される方向へ跳ね上げられる。従って、カバーを閉じることにより、容易に新規の原稿をピックアップローラの下部へ差し込むことができるという効果がある。
【0087】
請求項3記載の給紙装置によれば、請求項2記載の給紙装置の奏する効果に加え、更に、カバー突起部材は板バネによって形成されているので、カバー突起部材がフレーム突起部材を押し下げた後は、カバー突起部材はフレーム突起部材から外れ、分離ローラ側へ容易に落下することができる。よって、フレーム部材が分離ローラの回転軸を回転中心としてピックアップローラ側が持ち上がる方向に回転された後、再び原稿の搬送(給紙)が開始されると、フレーム部材が分離ローラの回転軸を回転中心としてピックアップローラ側が下降する方向に回転することができる。従って、カバーを閉じて一度ピックアップローラが持ち上がった後も、ピックアップローラを下降させて原稿の搬送(給紙)を円滑に行うことができるという効果がある。
【0088】
請求項4記載の給紙装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の給紙装置の奏する効果に加え、更に、原稿の搬送(給紙)が完了した後に、所定量だけ分離ローラの回転軸を反原稿搬送方向へ回転すると、跳ね上げ部材によってフレーム部材へ分離ローラの回転軸の回転が伝達されてフレーム部材が反原稿側へ回転されて跳ね上げられ、ピックアップローラが原稿から隔離される。よって、原稿の搬送(給紙)が完了した後は、容易に新規の原稿をピックアップローラの下部へ差し込むことができるという効果がある。さらに、原稿の搬送(給紙)時には、フレーム部材にピックアップローラを原稿から隔離するための外力が作用していないので、安定した原稿の繰り出しを行うことができるという効果がある。
【0089】
【0090】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である給紙装置を装着した画像読取装置の内部構造を概略的に示した側断面図である。
【図2】 第1実施例の給紙装置の平面図である。
【図3】 第2実施例の給紙装置の平面図である。
【図4】 (a)は、カバーが開いた状態における画像読取装置の内部に装着された給紙装置を概略的に示した側断面図であり、(b)は、カバーが閉じた状態における画像読取装置の内部に装着された給紙装置を概略的に示した側断面図である。
【図5】 従来の給紙装置の一部を概略的に示した側断面図である。
【符号の説明】
1 給紙装置
10 分離ローラ
10a 分離ローラ軸(分離ローラの回転軸)
11 フレーム部材
11d フレームカラー
11e フレーム突起部材(持ち上げ手段の一部)
12 ビックアップローラ
25 カバー
30,40 跳ね上げ部材
31,36 第1カラー
32 第2カラー
33 第1バネクラッチ(第1クラッチ部材)
34 第2バネクラッチ(第2クラッチ部材、バネタイプのワンウェイクラッチ)
35 ベアリングクラッチ(第1クラッチ部材、ベアリングタイプのワンウェイクラッチ)
38 板バネ(カバー突起部材、持ち上げ手段の一部)
P 原稿用紙(原稿)
Claims (4)
- 積層された複数の原稿を1枚毎に分離する分離ローラと、その分離ローラよりも原稿搬送方向の上流側に配設されると共に、その分離ローラ側へ原稿を送り出すピックアップローラと、前記分離ローラの回転軸と前記ピックアップローラの回転軸とを軸支するフレーム部材とを備えた給紙装置において、
前記フレーム部材を覆うカバーと、前記カバーを閉じた場合に前記分離ローラの回転軸を回転中心として前記フレーム部材の前記ピックアップローラ側を持ち上げるための持ち上げ手段とを備えていることを特徴とする給紙装置。 - 前記持ち上げ手段は、前記カバーの前記フレーム部材側に配設されたカバー突起部材と、前記フレーム部材における前記分離ローラの回転軸よりも反ピックアップローラ側に形成されると共に、前記カバーを閉じた場合に前記カバー突起部材によって前記分離ローラの回転軸を回転中心として前記フレーム部材の前記ピックアップローラ側を持ち上げるためのフレーム突起部材とを備えていることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
- 前記カバー突起部材は板バネによって形成されていることを特徴とする請求項2記載の給紙装置。
- 前記分離ローラの回転軸が反原稿搬送方向へ回転する場合には、その分離ローラの回転軸の回転を前記フレーム部材へ伝達してそのフレーム部材を反原稿側へ回転させて跳ね上げ、前記ピックアップローラを原稿から隔離させる跳ね上げ部材を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の給紙装置。
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