JP3877704B2 - 3次元表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、観察者から見て異なった奥行き位置に配置される複数の表示用光学素子を備える3次元表示装置に係り、特に、モアレの発生を防止する3次元表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の透過型表示装置(例えば、液晶表示装置)を、観察者から見て異なった奥行き位置に配置することにより、観察者に3次元立体像を表示する3次元表示装置が知られている(下記特許文献1、特許文献2参照)。
これらの3次元表示装置に使用される透過型表示装置では、図18に示すように、複数の画素10の重心位置が周期的になるように、複数の画素10が配置される。
そのため、前述の各特許文献に記載されている3次元表示装置では、各透過型表示装置の画素パターンが干渉して、モアレ(干渉縞)が発生するという問題点があった。
このモアレの発生を防止するために、前述の特許文献2には、複数の透過型表示装置の間に拡散板を配置することが記載されている。
【0003】
なお、本願発明に関連する先行技術文献としては以下のものがある。
【特許文献1】
特開2001−54144号公報
【特許文献2】
特許第3335998号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の特許文献2に記載されているような拡散板を用いてモアレの発生を防止する方法は、画像がぼけ表示分解能が低下する、あるいは、光が拡散するので正面の輝度が暗くなってしまうという問題点があった。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、観察者から見て異なった奥行き位置に配置される複数の表示用光学素子を備える3次元表示装置において、拡散板を使用することなく、モアレの発生を防止することが可能となる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
前述したモアレが発生する理由は、3次元表示装置に使用される表示用光学素子において、複数の画素の重心位置が周期的になるように、複数の画素が配置されていることに原因がある。
そこで、本発明では、3次元表示装置に使用される表示用光学素子において、複数配置される画素の重心位置が非周期的なるようにしたことを最も主要な特徴とする。
即ち、本発明は、観察者から見て異なった奥行き位置に配置される複数の表示用光学素子を備える3次元表示装置であって、前記各表示用光学素子は、複数の画素を有し、前記複数の表示用光学素子の少なくとも1つは、前記複数の画素の重心位置が非周期的になるように、前記複数の画素が配置されていることを特徴とする。
【0006】
また、本発明は、観察者から見て異なった奥行き位置に配置される複数の表示用光学素子を備える3次元表示装置であって、前記各表示用光学素子は、複数の画素を有するとともに、前記複数の画素は、前記複数の画素の重心位置が周期的になるように配置され、前記複数の表示用光学素子の少なくとも1つは、前記表示用光学素子の表示面側に配置され、前記複数の画素の重心位置を光学的に非周期的とするシフト光学系を備えることを特徴とする。
本発明の好ましい実施の形態では、前記シフト光学系が、凹凸を有する透明板、凹凸を有する透明板を組み合わせたもの、不均一な屈折率を有する透明板、あるいは、ファイバーのある端点の他表面への斜影がもう一方の端点と異なるファイバーを含むオプティカルファイバープレートであることを特徴とする。
本発明の好ましい実施の形態では、前記シフト光学系は、偏光を保存する。
【0007】
また、本発明において、表示用光学素子の各画素は、発光素子からなる画素、あるいは、光学特性を制御することにより出射光を制御する画素である。
ここで、光学特性を制御することにより出射光を制御する画素は、散乱度、透過率、吸収率、または、複屈折率を制御することにより出射光を制御する画素である。
また、本発明において、前記各表示用光学素子に表示される2次元像は、前記観察者から見て異なった奥行き位置に配置されるそれぞれの表示用光学素子に対して、表示対象物体を前記観察者の視線方向から射影した二次元像であって、かつ、前記各表示用光学素子に表示される2次元像における前記観察者から見た輝度を、前記表示対象物体の奥行き位置に応じてそれぞれ独立に変化させることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
なお、実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
[本実施の形態の3次元表示装置に適用される表示用光学素子の構造]
図1、図2は、本発明の実施の形態の3次元表示装置に適用される表示用光学素子の一例の各画素の配置状態の一例を示す図である。
図1、図2に示すように、同図に示す表示用光学素子は、複数の画素10の重心位置が非周期的になるように、複数の画素10を配置したことを特徴とする。
これにより、図1に示す表示用光学素子11と、他の表示用光学素子を積層しても、図1に示す表示用光学素子11および他の表示用光学素子の画素パターンが干渉して、モアレ(干渉縞)が発生するのを防止することが可能となる。
しかも、図1に示す表示用光学素子11では、拡散板を使用しないので、画像がぼけ表示分解能が低下することもなく、あるいは、光が拡散して正面の輝度が暗くなることもない。
ここで、画素10の重心位置とは、例えば、画素の形に切り抜いた紙を、一点で支持したときに、バランスがとれる点である。
【0009】
図3は、本発明の実施の形態の3次元表示装置に適用される表示用光学素子の他の例を示す要部断面図である。
図3に示す表示用光学素子では、図18に示すように、複数の画素10の重心位置が周期的になるように、表示用光学素子11の複数の画素10が配置される。
しかしながら、図3に示す表示用光学素子では、表示用光学素子11の前面にシフト光学系を配置し、観察者から見た場合に、表示用光学素子11における複数の画素10の重心位置が非周期的になるようにしたものである。
図3に示す表示用光学素子では、このシフト光学系として、凹凸を有する透明板20が使用される。
表示用光学素子11の画素10から出射する光は、凹凸を有する透明板20の表面を通るときに光線が曲げられるので、図3の実線に示すように、複数の画素10の重心位置が周期的になるように、表示用光学素子の複数の画素10が配置されていても、観察者には、図3の波線に示すように、複数の画素10の重心位置が非周期的になるように、表示用光学素子11の複数の画素10が配置されているように感じられる。なお、図3において、実線は実際の画素10の位置を示し、波線は、観察者に感じられる見かけ上の画素10の位置を示す。
これにより、図3に示す表示用光学素子11と、他の表示用光学素子を積層しても、図3に示す表示用光学素子11および他の表示用光学素子の画素パターンが干渉して、モアレ(干渉縞)が発生するのを防止することが可能となる。
しかも、図3に示す表示用光学素子11では、拡散板を使用しないので、画像がぼけ表示分解能が低下することもなく、あるいは、光が拡散して正面の輝度が暗くなることもない。
【0010】
図4は、図3に示す表示用光学素子に使用されるシフト光学系の他の例を示す要部断面図である。
図4にシフト光学系は、凹凸を有する透明板20と、凹凸を有する透明板21とを組み合わせたものである。
図4に示す凹凸を有する透明板20と、凹凸を有する透明板21を使用することにより、複数の画素10の重心位置が周期的になるように、表示用光学素子の複数の画素10が配置されていても、観察者には、複数の画素10の重心位置が非周期的になるように、表示用光学素子11の複数の画素10が配置されているように感じられる。
これにより、図4に示す表示用光学素子11と、他の表示用光学素子を積層しても、図4に示す表示用光学素子11および他の表示用光学素子の画素パターンが干渉して、モアレ(干渉縞)が発生するのを防止することが可能となる。
しかも、図4に示す表示用光学素子11では、拡散板を使用しないので、画像がぼけ表示分解能が低下することもなく、あるいは、光が拡散して正面の輝度が暗くなることもない。
【0011】
図5は、図3に示す表示用光学素子に使用されるシフト光学系の他の例を示す要部断面図である。
図5に示すシフト光学系は、不均一な屈折率を有する透明板22である。
図5に示す不均一な屈折率を有する透明板22を光が通過する際に、屈折率の変化により光線が曲げられるので、前述の図3の場合と同様、複数の画素10の重心位置が周期的になるように、表示用光学素子の複数の画素10が配置されていても、観察者には、複数の画素10の重心位置が非周期的になるように、表示用光学素子11の複数の画素10が配置されているように感じられる。
これにより、図5に示す表示用光学素子11と、他の表示用光学素子を積層しても、図5に示す表示用光学素子11および他の表示用光学素子の画素パターンが干渉して、モアレ(干渉縞)が発生するのを防止することが可能となる。
しかも、図5に示す表示用光学素子11では、拡散板を使用しないので、画像がぼけ表示分解能が低下することもなく、あるいは、光が拡散して正面の輝度が暗くなることもない。
なお、図5では、不均一な屈折率を有する透明板22として、内部に、平板状の高屈折率部分22aを有する透明板を図示しているが、高屈折率部分22aは平板状である必要はなく、また、図5において、高屈折率部分22aは、低屈折率部分であってもよい。
即ち、図5に示す不均一な屈折率を有する透明板22は、透明板の一方から入射される光が、図3、図4に示すような光路を通り、透明板の他方から出射されるものであればよい。
【0012】
図6は、図3に示す表示用光学素子に使用されるシフト光学系の他の例を示す要部断面図である。
図6に示すシフト光学系は、ファイバーのある端点の他表面への斜影がもう一方の端点と異なるファイバーを含むオプティカルファイバープレート23である。
図6に示すオプティカルファイバープレート23では、オプティカルファイバープレート23を構成する個々のファイバーの中で一部のファイバー(例えば、23a,23b)が湾曲している。
そのため、図6の矢印Aの位置から、ファイバー23aに入射する光は、矢印Aとは異なる位置である、図6の矢印Bの位置から出射する。
図6に示すオプティカルファイバープレート23を使用することにより、複数の画素10の重心位置が周期的になるように、表示用光学素子の複数の画素10が配置されていても、観察者には、複数の画素10の重心位置が非周期的になるように、表示用光学素子11の複数の画素10が配置されているように感じられる。
これにより、図6に示す表示用光学素子11と、他の表示用光学素子を積層しても、図6に示す表示用光学素子11および他の表示用光学素子の画素パターンが干渉して、モアレ(干渉縞)が発生するのを防止することが可能となる。
しかも、図6に示す表示用光学素子11では、拡散板を使用しないので、画像がぼけ表示分解能が低下することもなく、あるいは、光が拡散して正面の輝度が暗くなることもない。
なお、前述の説明において、画素とは、赤、緑、青のサブピクセルの集まりでも、あるいは、赤、緑、青の各サブピクセルであってもよい。
【0013】
[実施の形態1]
図7は、本発明の実施の形態1の3次元表示装置の概略構成を示す模式図である。
本実施の形態では、図7に示すように、観察者100の前面に、透過型表示装置(101,102)(透過型表示装置101が透過型表示装置102より観察者100に近い)を配置する。
本実施の形態では、透過型表示装置101に、例えば、車両などの動画像を表示し、透過型表示装置102に、背景画像を表示することにより、観察者100に奥行きのある画像を提示することが可能である。
本実施の形態では、透過型表示装置(101,102)の少なくとも1つが、前述の図1ないし図6に示す表示用光学素子で構成される。
ここで、透過型表示装置(101,102)としては、液晶表示装置(例えば、ツイストネマティック型液晶ディスプレイ、イン・プレイン型液晶ディスプレイ、ホモジニアス型液晶ディスプレイ、強誘電液晶ディスプレイ、ゲスト−ホスト型液晶ディスプレイ、高分子分散型液晶ディスプレイ、ホログラフィック高分子分散型液晶ディスプレイ、あるいはこれらの組み合わせ)、あるいは、EL表示装置などが使用される。
【0014】
したがって、本実施の形態において、透過型表示装置(101,102)がEL表示装置などの自発光型の表示装置の場合は、画素10は、発光素子からなる画素となる。
また、本実施の形態において、透過型表示装置(101,102)が、液晶表示装置などの場合は、画素10は、光学特性を制御することにより出射光を制御する画素となる。
ここで、光学特性を制御することにより出射光を制御する画素は、散乱度、透過率、吸収率、または、複屈折率を制御することにより出射光を制御する画素である。
本実施の形態において、透過型表示装置(101,102)が、液晶表示装置などの場合は、図7に示すように、観察者100から見て最も後方に、光源110を配置する必要があるが、透過型表示装置102がEL表示装置などの自発光型表示装置の場合は、光源110は必要ない。
このように、本実施の形態では、透過型表示装置(101,102)の少なくとも1つが、前述の図1ないし図6に示す表示用光学素子であるため、各透過型表示装置(101,102)の画素パターンが干渉して、モアレ(干渉縞)が発生するのを防止することが可能となる。
しかも、本実施の形態では、拡散板を使用しないので、画像がぼけ表示分解能が低下することもなく、あるいは、光が拡散して正面の輝度が暗くなることもない。
なお、本実施の形態において、透過型表示装置は2つに限定されるものではなく、2つ以上の透過型表示装置を使用することも可能である。
【0015】
[実施の形態2]
図8は、本発明の実施の形態2の3次元表示装置の概略構成を示す模式図である。
本実施の形態では、図8に示すように、観察者100の前面に、複数の透過型表示装置、例えば、透過型表示装置(101,102)(透過型表示装置101が透過型表示装置102より観察者100に近い)と、種々の光学素子と、光源110を用いて光学系103を構築する。
透過型表示装置(101,102)としては、液晶表示装置(例えば、ツイストネマティック型液晶ディスプレイ、イン・プレイン型液晶ディスプレイ、ホモジニアス型液晶ディスプレイ、強誘電液晶ディスプレイ、ゲスト−ホスト型液晶ディスプレイ、高分子分散型液晶ディスプレイ、ホログラフィック高分子分散型液晶ディスプレイ、あるいはこれらの組み合わせ)、あるいは、EL表示装置などが使用される。
また、光学素子としは、例えば、レンズ、全反射鏡、部分反射鏡、曲面鏡、プリズム、偏光素子、波長板などを用いる。
図8に示す3次元表示装置は、透過型表示装置(101,102)として液晶表示装置を使用するものであり、そのため、光源110が、観察者100から見て最も後方に配置された場合を示す。
【0016】
本実施の形態の3次元表示装置は、前述の特許文献1に記載されているDFD(Depth Fused 3-D)方式の3次元表示装置である。
以下、図8〜図13を用いて、DFD方式の3次元表示装置の原理について説明する。
初めに、図9に示すように、観察者100に提示したい3次元物体104を、観察者100から見て、透過型表示装置(101,102)へ射影した像(以下、「2D化像」と呼ぶ。)である2D化像(105,106)を生成する。
この2D化像の生成方法としては、例えば、観察者100の視線方向から3次元物体104をカメラ撮影した二次元像を用いる方法、あるいは別の方向から撮影した複数枚の二次元像から合成する方法、あるいはコンピュータグラフィックによる合成技術やモデル化を用いる方法など種々の方法がある。
この2D化像(105,106)を、図8に示すように、透過型表示装置101と透過型表示装置102との双方に、観察者100の右眼と左眼を結ぶ線上の一点から見て重なるように、2D化像(107,108)として表示する。
これは、例えば、2D化像(105,106)の各々の中心位置や重心位置の配置と、各々の像の拡大/縮小率を制御することで可能となる。
前記構成を有する装置上で、観察者100が見る像は、2D化像108を透過し、さらに2D化像107を透過した光によって生成される。
【0017】
本実施の形態における重要な要点は、その観察者100が見る像の輝度を、表示しようとする3次元物体104の輝度と同じになるように一定に保ちつつ、2D化像107と2D化像108の透過度の配分を変えることで、観察者100の感じる像の奥行き位置を変えることである。
その変え方の一例を以下に述べる。
なお、ここでは、白黒図面であるため、分かりやすいように図面上では透過度が低い方を濃く示してある。
例えば、3次元物体104が透過型表示装置101上にある場合には、図10に示すように、透過型表示装置101上の透過度を、2D化像107の輝度が3次元物体104の輝度に等しくなるように設定し、透過型表示装置102上の2D化像108の部分の透過度を、例えば、その透過型表示装置102の最大値とする。
次に、例えば、3次元物体104が観察者100より少し遠ざかって、透過型表示装置101より透過型表示装置102側に少し寄った位置にある場合には、図11に示すように、透過型表示装置101上の2D化像107の部分の透過度を少し増加させ、透過型表示装置102上の2D化像108の部分の透過度を少し減少させる。
【0018】
また、例えば、3次元物体104が観察者100よりさらに遠ざかって、透過型表示装置101より透過型表示装置102側にさらに寄った位置にある場合には、図12に示すように、透過型表示装置101上の2D化像107の部分の透過度をさらに増加させ、透過型表示装置102上の2D化像108の部分の透過度をさらに減少させる。
さらに、例えば、3次元物体104が透過型表示装置102上にある場合には、図13に示すように、透過型表示装置102上の透過度を、2D化像108の輝度が3次元物体104の輝度に等しくなるように設定し、透過型表示装置101上の2D化像107の部分の透過度を、例えば、透過型表示装置101の最大値とする。
このように表示することにより、人の生理的あるいは心理的要因あるいは錯覚により、表示しているのが2D化像(107,108)であっても、観察者100にはあたかも透過型表示装置(101,102)の中間に3次元物体104が位置しているように感じられる。
即ち、例えば、透過型表示装置(101,102)の2D化像(107,108)の部分の透過度をほぼ同じに設定した場合には、透過型表示装置(101,102)の奥行き位置の中間付近に3次元物体104があるように感じられる。
【0019】
本実施の形態では、透過型表示装置(101,102)の少なくとも1つが、前述の図1ないし図6に示す表示用光学素子で構成される。
したがって、本実施の形態において、透過型表示装置(101,102)がEL表示装置などの自発光型の表示装置の場合は、画素10は、発光素子からなる画素となる。
また、本実施の形態において、透過型表示装置(101,102)が、液晶表示装置などの場合は、画素10は、光学特性を制御することにより出射光を制御する画素となる。
ここで、光学特性を制御することにより出射光を制御する画素は、散乱度、透過率、吸収率、または、複屈折率を制御することにより出射光を制御する画素である。
なお、図8では、光源110が、観察者100から見て最も後方に配置されるが、透過型表示装置102がEL表示装置などの自発光型表示装置の場合は、光源110は必要ない。
このように、本実施の形態では、透過型表示装置(101,102)の少なくとも1つが、前述の図1ないし図6に示す表示用光学素子であるため、各透過型表示装置(101,102)の画素パターンが干渉して、モアレ(干渉縞)が発生するのを防止することが可能となる。
しかも、本実施の形態では、拡散板を使用しないので、画像がぼけ表示分解能が低下することもなく、あるいは、光が拡散して正面の輝度が暗くなることもない。
【0020】
図14は、図8に示す透過型表示装置(101,102)の一例の概略構成を示す模式図である。
図14に示すように、透過型表示装置101は、偏光可変装置として機能する液晶表示パネル201と、偏光板(203,2031)とを有し、透過型表示装置102は、偏光可変装置として機能する液晶表示パネル202と、偏光板(213,2131)とを有する。
液晶表示パネル(201,202)の内部には、カラーフィルタ(図示せず)も設けられる。
液晶表示パネル(201,202)は、各画素単位で、偏光の方向を変化できるので、出射光の偏光方向と、出射側の偏光板の偏光方向により、出射する光の強度を変化でき、全体として光の透過度を変化させることができる。
したがって、液晶表示パネル(201,202)の各画素単位に、通過する光の偏光方向を制御することにより、液晶表示パネル201および液晶表示パネル202毎に、独立に透過度を変化させることができる。
ここで、透過型表示装置(101,102)上に表示される2D化像(107,108)は、カラー画像の二次元像である。
なお、図14に示す3次元表示装置は、前述の実施の形態1の3次元表示装置にも適用可能である。
【0021】
[実施の形態2の変形例]
図15は、本発明の実施の形態2の3次元表示装置の変形例の概略構成を示す模式図である。
図15に示す3次元表示装置では、透過型表示装置101が、偏光可変装置として機能する液晶表示パネル201と偏光板203とを有し、透過型表示装置102が、偏光可変装置として機能する液晶表示パネル202と偏光板213を有する。
即ち、図15に示す3次元表示装置では、偏光板203と、偏光板213との間に、液晶表示パネル201と、液晶表示パネル202とが配置される。
また、偏光板213の後方(偏光板213の透過型表示装置101と反対の側)に、光源(バックライト)110が配置される。
液晶表示パネル(201,202)は、ツイストネマティック型液晶ディスプレイ、イン・プレイン型液晶表示装置、ホモジニアス型液晶表示装置、強誘電液晶表示装置、反強誘電液晶表示装置などから偏光板を取り除いた装置である。
また、液晶表示パネル(201,202)の内部には、カラーフィルタ(図示せず)も設けられる。
【0022】
図15に示す3次元表示装置でも、各透過型表示装置(101,102)に表示される2D化像(107,108)における、観察者100から見た像の輝度を、図8〜図13で説明たように変化させることにより、透過型表示装置(101,102)上、あるいは、透過型表示装置101と透過型表示装置102との間の任意の位置に、3次元立体像を表示することが可能である。
但し、本実施の形態では、偏光方向が、液晶表示パネル201と液晶表示パネル212とを通過する間に変化することを考慮して、各液晶表示パネル(201,212)の偏光方向の制御を行う必要がある。
前述の図14に示すように、透過型表示装置101として、両側に偏光板(203,2031)を設けた液晶表示パネル201、および、透過型表示装置102として、両側に偏光板(213,2131)を設けた液晶表示パネル202を使用する場合には、光源110からの照射光の光路中に4枚の偏光板(203,2031,213,2131)が挿入されることになるので、全体としての透過度が低くなり、表示が暗くなる欠点がある。
これに対して、図15に示す3次元表示装置では、液晶表示パネル(201,202)を、2枚の偏光板(203,213)で挟むようにしたので、表示が暗くなるのを防止することができる。
【0023】
図15に示す3次元表示装置において、従来のように、透過型表示装置101と透過型表示装置102との間にモアレを防止するための拡散板を配置すると、拡散板で偏光が解消する方向に変化するので、コントラストの低下など表示特性が劣化する。
しかしながら、図15に示す3次元表示装置では、透過型表示装置(101,102)の少なくとも1つが、前述の図1ないし図6に示す表示用光学素子であり、図15に示す3次元表示装置では、透過型表示装置101と透過型表示装置102との間にモアレを防止するための拡散板を配置する必要がないので、コントラストの低下などの表示特性が劣化することがない。
特に、図3〜図6に示す表示用光学素子のシフト光学系の材料として、複屈折率の小さい、あるいは、複屈折のない材料を用いると、シフト光学系により偏光が変化しない(即ち、シフト光学系が偏光を保存する)ので、コントラストの低下などの表示特性が劣化するのを防止することができる。
【0024】
また、図15に示す3次元表示装置では、液晶表示パネル(201,202)における輝度を実質的に大きな自由度で制御できる利点も有する。
すなわち、図14に示す透過型表示装置(101,102)の場合には、光源110からの照射光は、各透過型表示装置(101,102)を通過する間に変化しない、あるいは減少するしかなく、各透過型表示装置(101,102)における輝度は、変化しない、あるいは、減少するしかない。
これに対して、図15に示す3次元表示装置では、出射側の偏光板203までは、光量は実質的にほとんど変化せず、各液晶表示パネル(201,202)ではその偏光方向のみが変化している。
しかも、偏光方向は、各液晶表示パネル(201,202)でほぼ加算されて回転していくが、出射側の偏光板203の外から観察した場合、出射側の偏光板203の透過偏光方向を基準として0〜90度までは各液晶表示パネル(201,202)の輝度は減少し、90〜180度までは輝度は上昇し、180〜270度までは輝度は減少し、270〜360度までは輝度は上昇するというように輝度の上昇、減少を繰り返せる。
したがって、各液晶表示パネル(201,202)の輝度は、その直前の偏光可変装置の輝度に比べて、上昇することも、変化しないことも、減少することも可能となる。
但し、実際には、例えば、ツイストネマティック型液晶表示装置などにおいては、最大の角度変化が90度である場合が多いため、これを考慮して設計を行う必要がある。
【0025】
図16は、本発明の実施の形態2の3次元表示装置の他の変形例の概略構成を示す模式図である。
図16に示す3次元表示装置は、透過型表示装置101と透過型表示装置102との間にフロントライト150を配置したものである。
透過型表示装置101は、偏光可変装置として機能する液晶表示パネル201と、偏光板(203,2031)とを有し、透過型表示装置102は、反射型の液晶表示装置であり、偏光可変装置として機能する液晶表示パネル202と、偏光板2131と反射板205とを有する。
また、フロントライト150は、導光板151と、反射シート152と、光源(冷陰極蛍光灯)153とで構成される。
導光板151は、外部から入力される光は、そのまま通過するので、透過型表示装置102の反射板205で反射された光は、導光板151を通過して透過型表示装置101に入射される。
したがって、図16に示す3次元表示装置でも、各透過型表示装置(101,102)に表示される2D化像(107,108)における、観察者100から見た像の輝度を、図8〜図13で説明たように変化させることにより、透過型表示装置(101,102)上、あるいは、透過型表示装置101と透過型表示装置102との間の任意の位置に、3次元立体像を表示することが可能である。
なお、図16に示す3次元表示装置は、前述の実施の形態1の3次元表示装置にも適用可能である。
【0026】
図17は、本発明の実施の形態2の3次元表示装置の他の変形例の概略構成を示す模式図である。
図17に示す3次元表示装置は、反射板205に代えて反射型偏光板206を使用し、かつ、内側の2つの偏光板(2031、2131)を省略した点で、図16に示す3次元表示装置と相異する。
図17に示す3次元表示装置でも、各透過型表示装置(101,102)に表示される2D化像(107,108)における、観察者100から見た像の輝度を、図8〜図13で説明たように変化させることにより、透過型表示装置(101,102)上、あるいは、透過型表示装置101と透過型表示装置102との間の任意の位置に、3次元立体像を表示することが可能である。
特に、導光板151、および、図3〜図6に示す表示用光学素子のシフト光学系の材料として、複屈折率の小さい、あるいは、複屈折のない材料を用いると、導光板151、およびシフト光学系により偏光が変化しないので、コントラストの低下などの表示特性が劣化するのを防止することができる。
なお、図17に示す3次元表示装置は、前述の実施の形態1の3次元表示装置にも適用可能である。
【0027】
また、前述の説明では、2D化像を表示する透過型表示装置の中で主に2つの透過型表示装置に関してのみ記述し、かつ観察者100に提示する3次元物体が2つの透過型表示装置の間にある場合について説明したが、2D化像を表示する透過型表示装置の個数がこれよりも多く、あるいは提示する3次元物体の位置が異なる場合であっても、同様な構成が可能であることは明らかである。
さらに、本実施の形態における二次元像の表示面は、本発明の趣旨から見て、必ずしも平面である必要はなく、球面や楕円面や二次曲面や他の複雑な曲面であっても同様な効果が得られることは明らかである。
また、前述の説明では、例えば、3次元物体全体の奥行き位置を、各透過型表示装置(101,102)に表示した2D化像を用いて表現する場合について主に述べたが、本実施の形態の3次元表示装置は、前述の特許文献1に記載したように、3次元物体自体が有する奥行きを表現する方法及び装置としても使用できる。
同様に、本実施の形態の3次元表示装置は、前述の特許文献に記載したように、3次元物体自体が移動する場合にも使用できる。
2D化像が3次元的に移動する場合、2D化像の左右・上下方向への移動に関しては通常の二次元表示装置の場合と同様に各透過型表示装置(101,102)内での動画再生によって可能であり、奥行き方向への移動に関しては、前述の特許文献1に記載したように、透過型表示装置101、および透過型表示装置102に表示される2D化像(107,108)の輝度(観察者100から見た輝度)の変化を時間的に行うことで、3次元像の動画を表現することが可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明によれば、観察者から見て異なった奥行き位置に配置される複数の表示用光学素子を備える3次元表示装置において、拡散板を用いることなく、モアレの発生を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の3次元表示装置に適用される表示用光学素子の一例の各画素の配置状態の一例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の3次元表示装置に適用される表示用光学素子の一例の各画素の配置状態の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の3次元表示装置に適用される表示用光学素子の他の例を示す要部断面図である。
【図4】図4は、図3に示す表示用光学素子に使用されるシフト光学系の他の例を示す要部断面図である。
【図5】図3に示す表示用光学素子に使用されるシフト光学系の他の例を示す要部断面図である。
【図6】図3に示す表示用光学素子に使用されるシフト光学系の他の例を示す要部断面図である。
【図7】本発明の実施の形態1の3次元表示装置の概略構成を示す模式図である。
【図8】本発明の実施の形態2の3次元表示装置の概略構成を示す模式図である。
【図9】本発明の実施の形態2の3次元表示装置の表示原理を説明するための図である。
【図10】本発明の実施の形態2の3次元表示装置の表示原理を説明するための図である。
【図11】本発明の実施の形態2の3次元表示装置の表示原理を説明するための図である。
【図12】本発明の実施の形態2の3次元表示装置の表示原理を説明するための図である。
【図13】本発明の実施の形態2の3次元表示装置の表示原理を説明するための図である。
【図14】図8に示す透過型表示装置の概略構成を示す模式図である。
【図15】本発明の実施の形態2の3次元表示装置の変形例の概略構成を示す模式図である。
【図16】本発明の実施の形態2の3次元表示装置の他の変形例の概略構成を示す模式図である。
【図17】本発明の実施の形態2の3次元表示装置の他の変形例の概略構成を示す模式図である。
【図18】従来のフラットディスプレイの各画素の配置状態を示す図である。
【符号の説明】
10…画素、11…表示用光学素子、20,21…凹凸を有する透明板、22…不均一な屈折率を有する透明板、22a…高屈折率部分、23…オプティカルファイバープレート、23a,23b…ファイバー、100…観察者、101,102…透過型表示装置、103…光学系、104…3次元物体、105,106,107,108…2D化像、110,153…光源、150…フロントライト、151…導光板、152…反射シート、201,202…液晶表示パネル、203,213,2031,2131…偏光板、205…反射板、206…反射型偏光板。
Claims (11)
- 観察者から見て異なった奥行き位置に配置される複数の表示用光学素子を備える3次元表示装置であって、
前記各表示用光学素子は、複数の画素を有し、
前記複数の表示用光学素子の少なくとも1つは、前記複数の画素の重心位置が非周期的になるように、前記複数の画素が配置されていることを特徴とする3次元表示装置。 - 観察者から見て異なった奥行き位置に配置される複数の表示用光学素子を備える3次元表示装置であって、
前記各表示用光学素子は、複数の画素を有するとともに、前記複数の画素は、前記複数の画素の重心位置が周期的になるように配置され、
前記複数の表示用光学素子の少なくとも1つは、前記表示用光学素子の表示面側に配置され、前記複数の画素の重心位置を光学的に非周期的とするシフト光学系を備えることを特徴とする3次元表示装置。 - 前記シフト光学系は、凹凸を有する透明板であることを特徴とする請求項2に記載の3次元表示装置。
- 前記シフト光学系は、凹凸を有する透明板を組み合わせたものであることを特徴とする請求項2に記載の3次元表示装置。
- 前記シフト光学系は、不均一な屈折率を有する透明板であることを特徴とする請求項2に記載の3次元表示装置。
- 前記シフト光学系は、ファイバーのある端点の他表面への斜影がもう一方の端点と異なるファイバーを含むオプティカルファイバープレートであることを特徴とする請求項2に記載の3次元表示装置。
- 前記シフト光学系は、偏光を保存することを特徴とする請求項2に記載の3次元表示装置。
- 前記画素は、発光素子からなる画素であることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の3次元表示装置。
- 前記画素は、光学特性を制御することにより出射光を制御する画素であることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の3次元表示装置。
- 前記画素は、散乱度、透過率、吸収率、または、複屈折率を制御することにより出射光を制御する画素であることを特徴とする請求項9に記載の3次元表示装置。
- 前記各表示用光学素子に表示される2次元像は、前記観察者から見て異なった奥行き位置に配置されるそれぞれの表示用光学素子に対して、表示対象物体を前記観察者の視線方向から射影した二次元像であって、かつ、前記各表示用光学素子に表示される2次元像における前記観察者から見た輝度を、前記表示対象物体の奥行き位置に応じてそれぞれ独立に変化させることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の3次元表示装置。
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