JP3453077B2 - 自動車用シートの位置、姿勢可変装置 - Google Patents
自動車用シートの位置、姿勢可変装置Info
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Description
ル上に設けられるシートへの着座位置を前後に可変とさ
せ、かつ、このシートを着座可能な姿勢から前上方に回
動させてコンパクトな収納姿勢に可変とさせるようにす
る自動車用シートの位置、姿勢可変装置に関するもので
ある。
8‐67186号公報で示されるものがある。
のフロアパネルの上方に位置するシート本体と、このシ
ート本体を上記フロアパネルに支持させる支持手段とを
備え、上記シートは着座可能な姿勢とされている。
持手段には次のようなものが提案されている。
下面側から下方に向って延出する前、後シートレッグ
と、これら前、後シートレッグを前後に回動自在とさせ
るようその各上端部を上記シート本体に枢支させる前、
後上枢支具と、上記前シートレッグを前後に回動自在と
させるようその下端部を上記フロアパネルに枢支させる
前下枢支具と、上記後シートレッグの下端部を上記フロ
アパネルに係脱自在に係止させかつこの係止状態で上記
後シートレッグを前後に回動自在となるよう上記フロア
パネルに枢支させる係止具と、上記前シートレッグの下
端部に上記後シートレッグの下端部を連結させる連結リ
ンクとを備えている。
後シートレッグを前下枢支具と係止具を中心として前後
方向に回動させると共に、上記シート本体と前、後シー
トレッグとを前、後上枢支具を中心として相対的に回動
させれば、上記シート本体をほぼ水平に前後方向に移動
させることができ、これにより、着座者の体格や好みに
合うようにシートへの着座位置が前後に変更できるよう
になっている。
中心として所定回動位置まで前方回動させると共に、上
記係止具による係止を解除させ上記シート本体を上記前
上枢支具を中心として所定回動位置まで前上方に回動さ
せると、車体の側面視で、上記前上枢支具、後上枢支
具、前下枢支具、および後シートレッグと連結リンクと
の枢支点を結ぶ線が、縦長で前後方向の幅寸法が小さい
菱形となり、もって、上記シートは前後方向でコンパク
トな縦長の収納姿勢にされることとされ、このシートの
収納時には、車室の乗車空間や作業空間が広げられるこ
ととされている。
菱形の収納姿勢にしたシートを上記前下枢支具を中心と
して、上記とは逆に後下方に回動させれば、上記した菱
形の幅寸法が徐々に大きくなりながら、矩形に近づき、
上記後シートレッグの下端部が上記係止具によりフロア
パネルに自動的に係止させられて、シートは前記した元
の着座可能な姿勢に戻される。
これに伴い回動する後シートレッグの下端部が上記係止
具によりフロアパネルに係止させられようとする際、上
記後シートレッグの下端部は、これを上記前シートレッ
グの下端部に連結させている上記連結リンクによって、
上記係止具の係止部に対し被係止部が所定位置に位置決
めされ、このため、この係止具による上記係止が円滑に
なされるようになっている。
技術では、各シートレッグの下端部はその細部の構造ま
でが外観上容易に見えることとなっており、しかも、上
記構成では、後シートレッグの下端部に取り付けられた
被係止部は係止部に係止される機構に加えて、この係止
状態を保持させる機構も備えていて、この機構の細部の
構造までが外観上容易に見えることとなっており、これ
ら構造の細部までが見えるということは、シートの見栄
えを低下させる原因となって好ましくない。
び/もしくはこの下端部と被係止部とを一体的にその外
方から覆うカバー体を設け、もって、上記シートレッグ
の下端部や被係止部等が容易には見えないようにするこ
とにより、シートの見栄えを良好に保持させるようにす
ることが考えられる。
止部を覆うカバー体を設けると、このカバー体の外端部
は上記シートレッグから前後方向の外方に突出しがちと
なり、よって、次のような問題点が生じるおそれがあ
る。
に変更させようとして、シートレッグの下端部を中心と
してこのシートレッグを前方回動させると、上記カバー
体の後端部下端とフロアパネルとの間に、後方に向って
開口するある程度容積の大きい空間が生じることとな
る。このため、シートの後方に存在する小荷物などの物
が上記空間に入り込むおそれが生じる。
だとすると、その後、上記係止具を中心としてシートレ
ッグを後方回動させると、この回動に伴い後方回動する
上記カバー体の後端部下端とフロアパネルとの間に上記
物が挟み込まれて、上記物体が破損させられるという不
都合を生じる。
されたもので、シートが備えるシートレッグをフロアパ
ネルに対し前後に回動自在にさせ、もしくは、これに加
えて、このシートレッグの下端部をフロアパネルに対し
係脱自在とさせる係止具を設けた場合に、上記シートレ
ッグの下端部や係止具が外観上容易に見えないようにし
てシートの見栄えを向上させるようにし、かつ、このよ
うにした場合でも、上記シートレッグの周りに存在する
何らかの物に支障が生じないようにすることを課題とす
る。
の本発明の自動車用シートの位置、姿勢可変装置は、次
の如くである。
ロアパネル2の上方に位置するシート本体6と、このシ
ート本体6を上記フロアパネル2に支持させる支持手段
7とを備え、上記支持手段7が、上記シート本体6の下
面側から下方に向って延出する前、後シートレッグ1
3,14を備え、これら前、後シートレッグ13,14
を前後に回動自在とさせるようその各上端部を上記シー
ト本体6に枢支させると共にその各下端部を上記フロア
パネル2に枢支させた自動車用シートの位置、姿勢可変
装置において、
ち、少なくともいずれか一つのシートレッグ14の下端
部をその外方から覆うカバー体40を設け、
として前後方向のうちいずれか一方向(Fr)に回動さ
せたとき、上記カバー体40の他方向(Frの逆)側の
端部下端とフロアパネル2との間に生じる空間41をそ
の外方から覆うプロテクタ42を設けたものである。
て、上記支持手段7が、上記前、後シートレッグ13,
14のうち、少なくともいずれか一方のシートレッグ1
4の下端部を上記フロアパネル2に係脱自在に係止させ
かつこの係止状態で上記シートレッグ14を前後に回動
自在となるよう上記フロアパネル2に枢支させる係止具
18を備え、この係止具18が上記フロアパネル2に固
着された係止部29と、上記シートレッグ14の下端部
に取り付けられて上記係止部29に係脱自在に係止され
る被係止部30とを備えた自動車用シートの位置、姿勢
可変装置において、
30とを一体的にその外方から覆うカバー体40を設け
たものである。
て、上記前、後シートレッグ13,14のうち、いずれ
か一方のシートレッグ14の下端部に対して上記係止具
18を設け、上記支持手段7が、他方のシートレッグ1
3の下端部に上記一方のシートレッグ14の下端部を連
結させる連結リンク37を備えた自動車用シートの位
置、姿勢可変装置において、
結リンク37に片持ち支持させ、他端部を上記一端部4
3から上記他方向(Frの逆)に向い突出する自由端部
44にしたものである。
ように、請求項1から3のうちいずれか1つの発明に加
えて、上記プロテクタ42の一端部43を上記シートレ
ッグ13,14側に片持ち支持させ、他端部を上記一端
部43から前後方向のうち上記他方向(Frの逆)に向
い突出する自由端部44にし、上記プロテクタ42の少
なくとも一部を弾性体で構成し、上記シートレッグ1
3,14をその下端部を中心として前後方向のうち上記
他方向(Frの逆)に向って所定回動位置にまで回動さ
せたとき、上記プロテクタ42の自由端部44が上記フ
ロアパネル2に圧接するようにしたものである。
て、上記係止部29に対する被係止部30の係止を解除
させ、上記他方のシートレッグ13の下端部を中心とし
て上記シート本体6を上方に回動させたとき、上記プロ
テクタ42の自由端部44が上記カバー体40の外面に
接近するようにしたものである。
により説明する。
車体で、矢印Frはこの自動車の車体1の前方を示して
いる。
ロアパネル2を有し、このフロアパネル2の上方におけ
る車体1の内部が車室3とされ、この車室3に乗員など
着座者用のシート4が設けられている。このシート4
は、上記フロアパネル2の上方に位置するシート本体6
と、このシート本体6を上記フロアパネル2に支持させ
る支持手段7とを備えている。
の上方でほぼ水平に延びるシートクッション8と、この
シートクッション8の後端部側から上方に向って突出す
るシートバック9と、このシートバック9の下端部を上
記シートクッション8の後端部に枢支させる枢支手段1
0とを備え、この枢支手段10を中心として、上記シー
トバック9が前下方に向って往復回動(A,B)自在と
されている。また、図示しないが、上記シートバック9
を任意回動位置でその回動を阻止可能とさせるリクライ
ニング手段が設けられている。
な姿勢」とされており、つまり、上記シート本体6のシ
ートクッション8は着座者が腰掛け可能な姿勢とされ、
上記シートバック9は、上記シートクッション8へ腰掛
けた状態で、背もたれ可能な姿勢とされている。
8の前部の下面側から下方に向って延出する左右一対の
板金製前シートレッグ13と、上記シートクッション8
の後部の下面側から下方に向って延出する左右一対の板
金製後シートレッグ14と、これら前、後シートレッグ
13,14を前後に回動自在とさせるようその各上端部
を上記シートクッション8に枢支させる前、後上枢支具
15,16と、上記前シートレッグ13を前後に回動自
在とさせるようその下端部を上記フロアパネル2に枢支
させる前下枢支具17と、上記後シートレッグ14の下
端部を上記フロアパネル2に係脱自在に係止させる係止
具18とを備えている。
れ上記シートクッション8の下面から突出するようこの
シートクッション8に固着されたブラケット21,22
と、これら各ブラケット21,22に上記前、後シート
レッグ13,14の各上端部を枢支させる枢支軸23,
24とを備えている。一方、上記前下枢支具17は、上
記フロアパネル2に固着されたブラケット26と、この
ブラケット26に上記前シートレッグ13の下端部を枢
支させる枢支軸27とを備えている。
上面から上方に突出するようこのフロアパネル2に固着
されて係止軸かつ枢支軸を兼用するストライカである係
止部29と、上記後シートレッグ14の下端部に取り付
けられこの下端部の上下動により上記係止部29に係脱
自在に係止される下方に向って開く切り欠き形状の被係
止部30とを備え、上記係止部29に対し被係止部30
が係止したままの状態に保持可能とする不図示の保持手
段が設けられている。また、上記係止部29に対する被
係止部30の係止状態で、上記係止部29を中心として
上記後シートレッグ14が前後に回動自在とされ、つま
り、上記係止具18の係止部29は上記後シートレッグ
14を上記フロアパネル2に前後に回動自在に枢支させ
ている。
3,14の各前後回動により、上記シート本体6はフロ
アパネル2に対し前後に移動自在とされている(C,
D)。
に向って突出していて、荷物などをフロアパネル2上に
置く場合に邪魔になりがちであるため、上記係止部29
の後方近傍におけるフロアパネル2上に上記係止部29
の頂部とほぼ同じ高さの嵩上げ体31が設けられてい
る。
記フロアパネル2上に載置されて固着される弾性でゴム
製のブロック32と、嵩上げ体31の表面を構成して上
記ブロック32を覆うカーペット33とを備えている。
して上記前シートレッグ13が所定の後方回動位置まで
後方回動したとき(図2,5)、この前シートレッグ1
3の一部を当接させてそれ以上の後方回動を阻止する後
回動ストッパ34が設けられ、この後回動ストッパ34
は上記フロアパネル2に固着されている。また、上記前
下枢支具17の枢支軸27を中心として上記前シートレ
ッグ13が所定の前方回動位置まで前方回動したとき
(図1,3)、この前シートレッグ13の一部を当接さ
せてそれ以上の前方回動を阻止する前回動ストッパ35
が設けられ、この前回動ストッパ35は上記前下枢支具
17のブラケット26に形成されている。
る前シートレッグ13の後方への回動阻止と、前回動ス
トッパ35による前シートレッグ13の前方への回動阻
止とにより、シート4の「着座可能な姿勢」でのシート
本体6の最後部位と最前部位とが定められ、これら両部
位の間がシート本体6の前後可動範囲とされている。
て、上記前、後シートレッグ13,14の回動を解除自
在に阻止可能とする不図示の阻止操作手段が設けられて
おり、この手段への操作により、シート本体6をフロア
パネル2の前後方向における所望位置に支持させること
ができ、即ち、シート4への着座位置を着座者の体格や
好みに合わせて前後に変更できることとされている。
トレッグ14の下端部を連動連結させる断面円形の金属
弾性棒材である連結リンク37が設けられている。この
連結リンク37は、弾性的に屈曲可能であり、その一端
部である前端部が上記前シートレッグ13の下端部に上
記枢支軸27により枢支され、他端部である後端部が上
記後シートレッグ14の下端部に他の枢支軸38により
枢支されている。この枢支軸38の軸心39は車幅方向
に延び、車体1の側面視で後シートレッグ14の回動中
心となる係止部29の軸心の近傍に配設されている。な
お、上記連結リンク37の前端部は前シートレッグ13
の下端部の近傍でフロアパネル2や前下枢支具17のブ
ラケット26に枢支させてもよく、つまり、フロアパネ
ル2やブラケット26を介して上記前シートレッグ13
の下端部に連結させてもよい。
4の「着座可能な姿勢」から、図2,3中二点鎖線で示
すように、上記シートバック9を往回動(A)させる
と、このシートバック9はシートクッション8の上面側
に重ね合わせ可能とされている。
させようとする場合には、上記したように、シートクッ
ション8にシートバック9を重ね合わせ、上記シート本
体6を上記前後可動範囲の最前部位にまで移動させ(図
3)、かつ、上記係止具18の係止を解除させて上記シ
ート本体6を上記前上枢支具15の枢支軸23を中心と
して前上方に回動させ、縦長の姿勢とさせる(図4一点
鎖線)。次に、上記シート本体6、前シートレッグ1
3、後シートレッグ14、および連結リンク37を車体
1の側面視で上下方向に長くて前後方向の幅寸法が小さ
い菱形にさせると、このシート4の前後方向の幅寸法が
小さくなり、コンパクトとなる。
記前上枢支具15の枢支軸23を中心として前上方に回
動させ、上記フロアパネル2から上方に離れた所定回動
位置にまで回動させれば(図4中実線)、上記シート4
は更に幅寸法の小さい菱形の「収納姿勢」とされる。そ
して、このように、シート4を「収納姿勢」とさせたと
き、このシート4を「収納姿勢」に解除自在に保持する
保持手段が設けられており、この保持により、上記シー
ト4は「収納姿勢」のままに収納され、この場合、シー
ト4の後方の乗車空間や作業空間が拡げられて有益であ
る。
を後下方に回動させると、これに伴い回動する後シート
レッグ14の下端部は上記係止具18によりフロアパネ
ル2に係止させられようとするが、この際、上記後シー
トレッグ14の下端部の係止具18の被係止部30は、
これを上記前シートレッグ13の下端部に連動連結させ
ている上記連結リンク37によって、上記係止具18の
係止部29に対する所定位置に位置決めされ、このた
め、上記係止具18の被係止部30は係止部29に確実
に係脱自在に係合させられ、シート4は「着座可能な姿
勢」に戻される。
7の後端部に車幅方向に延びる枢支軸38が一体成形さ
れている。
部30とを一体的にその外方から覆う樹脂製の箱形カバ
ー体40が設けられ、このカバー体40は上記後シート
レッグ14に不図示の締結具により着脱自在に締結され
て固着されている。上記カバー体40の後部は上記後シ
ートレッグ14の下端部と被係止部30よりも後方に向
って突出している。
レッグ14の下端部を中心として、これを換言すれば、
上記係止具18の係止部29を中心として、上記後シー
トレッグ14を前後方向のうちいずれか“一方向”であ
る前方(Fr)に回動させたとき、上記カバー体40の
“他方向”(Frの逆)側の後部下端とフロアパネル2
との間に生じる空間41をその後上方から覆うプロテク
タ42が設けられている。
の基部となる一端部43(前端部)は上記後シートレッ
グ14の下端部側である上記連結リンク37の後端部と
カバー体40とに支持され、他端部(後端部)は上記一
端部43から後方に向って突出する自由端部44とされ
ている。上記の場合、プロテクタ42の一端部43は、
上記連結リンク37の前後方向における上記カバー体4
0側の端部(上記した後端部)に支持されている。
すると、このプロテクタ42は、車体1の平面視で前方
に向って開くほぼコの字形状のプロテクタフレーム47
を備えている。このプロテクタフレーム47は上記カバ
ー体40の後部の幅寸法にほぼ合致するよう左右に離れ
て位置しそれぞれ前後方向に延びる一対の側部フレーム
48,48と、車幅方向に延びてこれら側部フレーム4
8,48の各後端を一体的に結合させる後部フレーム4
9とを備えている。
フレーム48,48のうち、一方(左側)の側部フレー
ム48の前端部を上記連結リンク37の後端部に支持さ
せる支持具51と、他方(右側)の側部フレーム48の
前端部を上記枢支軸38のほぼ軸心39上で上記カバー
体40に枢支させる枢支軸52とを備え、上記プロテク
タ42のプロテクタフレーム47はその前端部が、車幅
方向で上記支持具51と枢支軸52とにより上記後シー
トレッグ14の下端部側に両端支持されている。上記支
持具51は、ほぼ上記軸心39上で上記枢支軸38に外
嵌されるコイル形状の捩りばねで構成され、この捩りば
ねの一端部は、上記連結リンク37に係脱自在に係止さ
れ、他端部に上記一方の側部フレーム48の前端部が一
体的に結合させられている。
ー体40とプロテクタ42のプロテクタフレーム47と
は上記枢支軸52を中心として相対的に回動自在である
ため、上記プロテクタフレーム47は実質的には上記支
持具51だけで上記連結リンク37に支持されている。
そして、上記プロテクタフレーム47は上記軸心39を
中心として上記支持具51の付勢力に抗しながら上下に
回動自在とされ、また、この際、上記後シートレッグ1
4およびカバー体40と、プロテクタフレーム47と
は、軸心39上の枢支軸38の枢支により、互いに外力
を与え合うことなく互いに円滑に相対的に回動する。な
お、上記プロテクタフレーム47、支持具51、および
枢支軸52は一本の弾性線材を折り曲げることにより、
構成が簡単になるよう形成されており、全体的に弾性体
とされている。
面視で上記プロテクタフレーム47の枠内の空間に位置
する矩形で平坦な形状のプロテクタ本体55を備えてい
る。このプロテクタ本体55の一端部(後端部)は上記
プロテクタ42の自由端部44の後部フレーム49に連
結され、他端部(前端部)は、上記プロテクタフレーム
47よりも上方で上記カバー体40の後面にクリップで
ある固着具56で固着されている。上記プロテクタ本体
55は、十分の強度と可撓性とを有した膜体で、布製、
樹脂シート、もしくは弾性を有する薄い板金製とされ、
上記空間41をその後上方から覆っている。
下端部と被係止部30とはカバー体40により覆われて
いるため、上記被係止部30の細部の機構が外観上容易
に見えることが防止される。よって、上記シート4の見
栄えが良好に保たれる。
4がその下端部の係止具18を中心として後方回動し、
シート4が前後可動範囲の最後部位に位置させられたと
き、上記プロテクタ42は、上記嵩上げ体31の前部端
面と、カバー体40の後面との間に収納されるようにな
っており、このため、上記プロテクタ42が車室3の乗
員などの邪魔になることが防止される。また、上記嵩上
げ体31の前部上端と上記カバー体40の後面との間の
隙間は小さくされていて、この隙間に小荷物等の何らか
の物が入り込むことは防止されている。
後部位の状態から係止具18を中心として後シートレッ
グ14を前方回動させると、これと共に回動したカバー
体40の後下端部とフロアパネル2との間には後方に向
って開く空間41が生じることとなるが、この空間41
は後上方の外方から前記プロテクタ42により覆われ、
このため、上記空間41に何らかの物が入り込むことも
防止される。
動の後に、これを後方回動させたとき、これと共に後方
回動するカバー体40の後下端部とフロアパネル2との
間に上記物が挟み込まれるということが防止され、つま
り、上記したようにカバー体40を設けた場合でも、上
記シート4の後方に存在する何らかの物に支障が生じる
ということは防止される。
の一端部43における一方の側部フレーム48は支持具
51により連結リンク37の後端部に支持され、他方の
側部フレーム48は上記カバー体40に枢支されてい
て、上記プロテクタ42は、上記後シートレッグ14の
前方回動には直接的には影響を受けることなく、前記前
下枢支具17の枢支軸27を中心としたほぼ上記連結リ
ンク37の回動にのみ連動する。また、この連結リンク
37は、前、後シートレッグ13,14の各下端部同士
を連結させるものであって、上記各前、後シートレッグ
13,14は上記した各下端部を中心として前後に回動
するため、上記連結リンク37は上記後シートレッグ1
4の回動に伴ってはほとんど回動や移動することはな
い。このため、上記後シートレッグ14の回動にかかわ
らず、上記プロテクタ42は連結リンク37に支持され
て上記空間41を覆う位置に保持される。
端部の係止具18を中心として大きく前方回動したとし
ても、上記空間41は上記プロテクタ42で確実に覆わ
れて、この空間41への何らかの物の入り込みはより確
実に防止される。
18を中心として後シートレッグ14を前方回動させ、
シート本体6を最前部位に位置させたとき、上記プロテ
クタ42の自由端部44は、上記嵩上げ体31の前部上
端とほぼ同じ高さとされ、かつ、この前部上端に近接さ
れることとなっている。
向の全回動範囲で、上記空間41は常に上記嵩上げ体3
1とプロテクタ42とにより覆われることとなって、こ
の空間41への物の入り込みがより確実に防止される。
姿勢」にさせようとして、係止具18による係止を解除
して、上記前下枢支具17を中心として上記シート本体
6を前上方に回動させたとき、前記したように、シート
本体6、前シートレッグ13、後シートレッグ14、お
よび連結リンク37は車体1の側面視で菱形となり、こ
れに伴い、上記連結リンク37に一端部43が支持され
ている上記プロテクタ42の自由端部44が上記カバー
体40の後部外面に接近することとされている。
させたとき、上記プロテクタ42がカバー体40の外面
から外方に大きく突出することが防止されて、上記シー
ト4の収納時の見栄えも良好に保たれると共に、プロテ
クタ42が邪魔になることも防止される。
に、シート4の「収納姿勢」では、上記プロテクタ42
の自由端部44はカバー体40の内部にまで入り込むま
で回動しようとして、その分、上記プロテクタフレーム
47や、特に支持具51の弾性により、上記自由端部4
4が上記カバー体40に圧接することとなっている。
よりコンパクトに収納されると共に、走行時の振動でが
たつくことが防止される。
タ42の構成に関し、前記前後方向における“一方向”
を前方(Fr)とし、“他方向”を後方(Frの逆)と
したが、上記“一方向”を後方、“他方向”を前方とし
てもよい。また、上記カバー体40とプロテクタ42と
は前、後シートレッグ13,14の双方に設けてもよ
く、いずれか一方にのみ設けてもよい。
3の下端部に対して設けてもよい。また、係止具18は
前、後シートレッグ13,14の各下端部に対しそれぞ
れ設けてもよく、このようにすれば、上記シート4は全
体的に上記フロアパネル2に対し着脱自在となる。
は、上記後シートレッグ14の下端部側である上記カバ
ー体40だけに支持させてもよく、また、上記後シート
レッグ14の下端部に直接支持させてもよい。
る。
その下端部の係止具18を中心として所定回動位置にま
で後方回動させ、シート本体6を最後部位にさせたと
き、上記プロテクタ42の自由端部44がカーペット3
3を介して上記フロアパネル2に圧接することとされて
いる。
に、上記プロテクタ42の自由端部44はフロアパネル
2の下側にまで入り込もうとして、その分、上記プロテ
クタフレーム47や、特に支持具51の弾性により、上
記自由端部44が上記フロアパネル2に確実に圧接す
る。
タ42により、隙間が生じることなくより確実に覆われ
ることとなり、よって、この空間41への物の入り込み
がより確実に防止される。
8を中心として後シートレッグ14が前方回動し、これ
に連動する連結リンク37と共に上記プロテクタ42の
自由端部44が多少上方に移動しようとしても、上記自
由端部44がフロアパネル2に圧接していた分、上記自
由端部44とフロアパネル2との間に大きい隙間の生じ
ることが防止される。
更に確実に防止される。
であるため、図面に共通の符号を付してその重複した説
明を省略する。
パネルの上方に位置するシート本体と、このシート本体
を上記フロアパネルに支持させる支持手段とを備え、上
記支持手段が、上記シート本体の下面側から下方に向っ
て延出する前、後シートレッグを備え、これら前、後シ
ートレッグを前後に回動自在とさせるようその各上端部
を上記シート本体に枢支させると共にその各下端部を上
記フロアパネルに枢支させた自動車用シートの位置、姿
勢可変装置において、
もいずれか一つのシートレッグの下端部をその外方から
覆うカバー体を設けてある。
が外観上容易に見えることが防止される。よって、上記
シートの見栄えが良好に保たれる。
心として前後方向のうちいずれか一方向に回動させたと
き、上記カバー体の他方向側の端部下端とフロアパネル
との間に生じる空間をその外方から覆うプロテクタを設
けてある。
を中心として前後方向の一方向に回動させると、これと
共に回動したカバー体の他方向側の端部下端とフロアパ
ネルとの間には上記他方向に向って開く空間が生じるこ
ととなるが、この空間はその外方から上記プロテクタに
より覆われるため、上記空間に何らかの物が入り込むこ
とが防止される。
動の後に、これを他方向に回動させたとき、これと共に
回動するカバー体の上記他方向側の端部下端とフロアパ
ネルとの間に上記物が挟み込まれるということが防止さ
れ、つまり、上記したようにカバー体を設けた場合で
も、上記シートの周りに存在する何らかの物に支障が生
じるということは防止される。
前、後シートレッグのうち、少なくともいずれか一方の
シートレッグの下端部を上記フロアパネルに係脱自在に
係止させかつこの係止状態で上記シートレッグを前後に
回動自在となるよう上記フロアパネルに枢支させる係止
具を備え、この係止具が上記フロアパネルに固着された
係止部と、上記シートレッグの下端部に取り付けられて
上記係止部に係脱自在に係止される被係止部とを備えた
自動車用シートの位置、姿勢可変装置において、
一体的にその外方から覆うカバー体を設けてある。
部の構造と共に、被係止部の細部の機構の構造も外観上
容易に見えることが防止される。よって、上記シートの
見栄えが良好に保たれる。
グのうち、いずれか一方のシートレッグの下端部に対し
て上記係止具を設け、上記支持手段が、他方のシートレ
ッグの下端部に上記一方のシートレッグの下端部を連結
させる連結リンクを備えた自動車用シートの位置、姿勢
可変装置において、
に片持ち支持させ、他端部を上記一端部から上記他方向
に向い突出する自由端部にしてあり、次の効果が生じ
る。
一端部が連結リンクに支持されていて、ほぼ上記連結リ
ンクの動作にのみ連動する。また、この連結リンクは、
前、後シートレッグの各下端部同士を連結させるもので
あって、上記各シートレッグは上記した各下端部を中心
として前後に回動するため、上記連結リンクは上記シー
トレッグの回動に伴ってはほとんど回動や移動すること
がない。このため、上記シートレッグの回動にかかわら
ず、上記プロテクタは連結リンクに支持されて上記空間
を覆う位置に保持される。
中心として前後方向の上記一方向に大きく回動したとし
ても、上記空間はプロテクタで確実に覆われて、この空
間への何らかの物の入り込みはより確実に防止される。
部を上記シートレッグ側に片持ち支持させ、他端部を上
記一端部から前後方向のうち上記他方向に向い突出する
自由端部にし、上記プロテクタの少なくとも一部を弾性
体で構成し、上記シートレッグをその下端部を中心とし
て前後方向のうち上記他方向に向って所定回動位置にま
で回動させたとき、上記プロテクタの自由端部が上記フ
ロアパネルに圧接するようにしてある。
より、隙間が生じることなくより確実に覆われることと
なり、よって、この空間への物の入り込みがより確実に
防止される。
心として上記一方向に回動し、これに連動する上記プロ
テクタの自由端部が多少上方に移動しようとしても、上
記自由端部がフロアパネルに圧接していた分、上記自由
端部とフロアパネルとの間に大きい隙間の生じることが
防止される。
確実に防止される。
係止部の係止を解除させ、上記他方のシートレッグの下
端部を中心として上記シート本体を上方に回動させたと
き、上記プロテクタの自由端部が上記カバー体の外面に
接近するようにしある。
係止具による係止を解除して、上記他方のシートレッグ
の下端部を中心にシート本体を上方に回動させシートを
収納姿勢にさせたとき、上記プロテクタがカバー体の外
面から外方に大きく突出することが防止される。
良好に保たれると共に、上記プロテクタが邪魔になるこ
とも防止される。
後部位にあるときのシートの全体側面図である。
前部位にあるときのシートの全体側面図である。
に相当する作用説明図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 シートが車体のフロアパネルの上方に位
置するシート本体と、このシート本体を上記フロアパネ
ルに支持させる支持手段とを備え、上記支持手段が、上
記シート本体の下面側から下方に向って延出する前、後
シートレッグを備え、これら前、後シートレッグを前後
に回動自在とさせるようその各上端部を上記シート本体
に枢支させると共にその各下端部を上記フロアパネルに
枢支させた自動車用シートの位置、姿勢可変装置におい
て、 上記前、後シートレッグのうち、少なくともいずれか一
つのシートレッグの下端部をその外方から覆うカバー体
を設け、 上記シートレッグをその下端部を中心として前後方向の
うちいずれか一方向に回動させたとき、上記カバー体の
他方向側の端部下端とフロアパネルとの間に生じる空間
をその外方から覆うプロテクタを設けた自動車用シート
の位置、姿勢可変装置。 - 【請求項2】 上記支持手段が、上記前、後シートレッ
グのうち、少なくともいずれか一方のシートレッグの下
端部を上記フロアパネルに係脱自在に係止させかつこの
係止状態で上記シートレッグを前後に回動自在となるよ
う上記フロアパネルに枢支させる係止具を備え、この係
止具が上記フロアパネルに固着された係止部と、上記シ
ートレッグの下端部に取り付けられて上記係止部に係脱
自在に係止される被係止部とを備えた自動車用シートの
位置、姿勢可変装置において、 上記シートレッグの下端部と被係止部とを一体的にその
外方から覆うカバー体を設けた請求項1に記載の自動車
用シートの位置、姿勢可変装置。 - 【請求項3】 上記前、後シートレッグのうち、いずれ
か一方のシートレッグの下端部に対して上記係止具を設
け、上記支持手段が、他方のシートレッグの下端部に上
記一方のシートレッグの下端部を連結させる連結リンク
を備えた自動車用シートの位置、姿勢可変装置におい
て、 上記プロテクタの一端部を上記連結リンクに片持ち支持
させ、他端部を上記一端部から上記他方向に向い突出す
る自由端部にした請求項2に記載の自動車用シートの位
置、姿勢可変装置。 - 【請求項4】 上記プロテクタの一端部を上記シートレ
ッグ側に片持ち支持させ、他端部を上記一端部から前後
方向のうち上記他方向に向い突出する自由端部にし、上
記プロテクタの少なくとも一部を弾性体で構成し、上記
シートレッグをその下端部を中心として前後方向のうち
上記他方向に向って所定回動位置にまで回動させたと
き、上記プロテクタの自由端部が上記フロアパネルに圧
接するようにした請求項1から3のうちいずれか1つに
記載の自動車用シートの位置、姿勢可変装置。 - 【請求項5】 上記係止部に対する被係止部の係止を解
除させ、上記他方のシートレッグの下端部を中心として
上記シート本体を上方に回動させたとき、上記プロテク
タの自由端部が上記カバー体の外面に接近するようにし
た請求項3に記載の自動車用シートの位置、姿勢可変装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35363798A JP3453077B2 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 自動車用シートの位置、姿勢可変装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35363798A JP3453077B2 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 自動車用シートの位置、姿勢可変装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000177457A JP2000177457A (ja) | 2000-06-27 |
JP3453077B2 true JP3453077B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=18432201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35363798A Expired - Fee Related JP3453077B2 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | 自動車用シートの位置、姿勢可変装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3453077B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6078512B2 (ja) * | 2014-10-17 | 2017-02-08 | 本田技研工業株式会社 | シート構造 |
-
1998
- 1998-12-11 JP JP35363798A patent/JP3453077B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2000177457A (ja) | 2000-06-27 |
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