[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP3352972B2 - タッチパネル入力装置 - Google Patents

タッチパネル入力装置

Info

Publication number
JP3352972B2
JP3352972B2 JP8837199A JP8837199A JP3352972B2 JP 3352972 B2 JP3352972 B2 JP 3352972B2 JP 8837199 A JP8837199 A JP 8837199A JP 8837199 A JP8837199 A JP 8837199A JP 3352972 B2 JP3352972 B2 JP 3352972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transparent plate
movable
transparent
fixed
input device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8837199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000284913A (ja
Inventor
年史 前田
宏始 田中
英将 櫻田
Original Assignee
エスエムケイ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=13940948&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3352972(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by エスエムケイ株式会社 filed Critical エスエムケイ株式会社
Priority to JP8837199A priority Critical patent/JP3352972B2/ja
Priority to TW088111019A priority patent/TW442747B/zh
Priority to KR1019990025613A priority patent/KR100546475B1/ko
Priority to US09/417,567 priority patent/US6522322B1/en
Publication of JP2000284913A publication Critical patent/JP2000284913A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3352972B2 publication Critical patent/JP3352972B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/045Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means using resistive elements, e.g. a single continuous surface or two parallel surfaces put in contact

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明板の表面をペ
ン、指などで押圧し、押圧位置に従った指示入力データ
を、処理装置へ出力するタッチパネル入力装置に関し、
特に、透明な絶縁性液体を透明板間に封入することによ
って視認性を高めたタッチパネル入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】タッチパネル入力装置は、主として液晶パ
ネル、CRT等の表示画面上に配置し、表示内容を見な
がらタッチパネル入力装置の押圧操作面を押圧し、押圧
位置を検出することによって、表示内容に対応する指示
入力データを、その処理装置へ出力するものである。そ
こで、この種の用途に用いられるタッチパネル入力装置
は、基板、基板上に絶縁間隙を隔てて積層される可動
板、これらの対向面に配置される導電体層などの主要な
構成部材を透明な材料で形成し、下方の表示画面を透視
できる構造としているが、基板と可動板との間に屈折率
の差の大きい空気が介在し、透過率が80%程度と、見
づらいものであった。
【0004】このため、例えば、特開昭64−1463
0号、特開平2−105916号には、基板と可動板の
間に、比較的、これらの材質の屈折率と屈折率の値が近
い透明な絶縁性液体を注入し、反射率を低下させて透過
率を向上させたタッチパネル入力装置が開示されてい
る。
【0005】これらに示される従来のタッチパネル入力
装置100を、図5で説明すると、図中101は、可動
板である薄い透明板、102は、表示装置(図示せず)
側の基板である厚い透明基板であり、これらは、枠状の
スペーサ105によってわずかな間隙を隔てて積層され
ている。
【0006】透明板101と透明基板102の対向面に
は、ITO(インジウム・スズ酸化物)被膜等からなる
均一な厚さの透明導電体層103、104と、各透明導
電体層103、104の両側で電気接続するリード部1
03a、103b、104a、104bが印刷され、透
明導電体層103、104間の接触位置での電圧を、リ
ード部103a、103b、104a、104bから引
き出すことによって、接触位置すなわち透明板101の
押圧位置を検出している。
【0007】透明導電体層103、104間は、スペー
サ105により通常は隔てられているが、軽い押圧力で
透明導電体層103、104間が誤接触しないように透
明導電体層104上に、エポキシ樹脂等絶縁性の合成樹
脂からなるドットスペーサ106が適宜間隔を隔てて印
刷されている。このドットスペーサ106は、入力専用
ペンを持った手元が、押圧操作面を誤って押圧してしま
う操作(いわゆるお手つき操作)があっても、押圧面の
曲率半径が大きい手元では、押圧された位置が押圧位置
として検出されることがないようにしたものである。
【0008】スペーサ105は、接着剤によって、上下
の面を透明導電体層103、104の周囲に接着し、ス
ペーサ105内の透明導電体層103、104間を密封
している。
【0009】このスペーサ105によって密封される透
明導電体層103、104の間に、透明な絶縁性液体1
07が注入される。透明な絶縁性液体107は、透明導
電体層103、104の屈折率(例えばITOでは、
1.9)と比較的近い屈折率の液体で、例えば、シリコ
ンオイル(屈折率1.4)が用いられる。
【0010】このように、透明導電体層103、104
間に比較的屈折率の近い透明な絶縁性液体107を介在
させることによって、タッチパネル入力装置100の上
方から受ける光の反射率は低下し、全体の透過率は、9
0%前後に上昇し、その下方に配置される表示画面の視
認性が著しく向上する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】この種の従来のタッチパネル入力装置10
0においては、絶縁性液体107が、押圧して撓む透明
板101内に密封されているため、図6のように、全体
を傾けた状態とすると、絶縁性液体107が自重で下方
に沈降する。その結果、上方の一部は、真空に近い状態
となり、ドットスペーサ106があったとしても、その
間で、透明板101と透明基板102の対向面が、数μ
mまで接近するものであった。このとき、透明導電体層
103、104は、広範囲で面接触するため、その間の
接触抵抗は、2乃至3kΩまで低下し、接触したものと
誤認識して、押圧操作が行われたものと判定してしまう
問題があった。
【0013】一方、透明板101を押圧操作して、透明
導電体層103を対向する透明導電体層104へ接触さ
せる際には、その間に封入された絶縁性液体107が薄
膜状に介在して電気的導通が取り難くなり、接触位置を
検出するための荷重(以下、ON荷重という)が上昇
し、透明板101へより高い押圧力が要求されるもので
あった。
【0014】単位面積当たりの押圧力が高いスタイラス
ペンなど入力操作専用機器を用いれば、通常の押圧力で
入力できるが、指など、比較的広い面積で押圧操作する
場合には、単位面積当たりの接触圧が充分とれず、押圧
位置を検出できないものであった。
【0015】従って、指で透明板101の押圧操作面を
なぞって、表示画面上に文字、図形を描いたり、カーソ
ルのドラッグ操作を行う場合には、高い押圧力で押圧位
置を移動させる必要があり、操作性が悪いものであっ
た。
【0016】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、装置全体を傾斜させても、誤
動作することがなく、しかも、指で入力する場合であっ
ても、軽い押圧操作力で押圧位置を入力することができ
るタッチパネル入力装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
【0018】請求項1のタッチパネル入力装置は、互い
の対向面が導電体層で覆われた可動側透明板及び固定側
透明板と、2枚の透明板に、導電体層の周囲で密着し、
導電体層間をわずかな間隙dを隔てて平行に支持するシ
ール部と、シール部により密封された2枚の透明板間に
注入される透明な絶縁性液体とを備え、可動側透明板を
押圧して接触する導電体層間の接触位置から、押圧位置
を検出するタッチパネル入力装置において、固定側透明
板は、可動側透明板との対向面を、ケミカル腐蝕法を用
いて凹凸面としたソーダライムガラスであり、ソーダラ
イムガラスの凹凸面と、インジウム ・スズ酸化物からな
る導電体層の間に、酸化シリカのアンダーコートが施さ
れていることを特徴とする。
【0019】透明な絶縁性液体がシール部により密封さ
れた2枚の透明板間に注入されるので、導電体層は、空
気に触れることなく透明な絶縁性液体に接し、透明板上
方からの光の透過率が上昇する。
【0020】固定側透明板の導電体層は、凹凸面とした
透明板の対向面に沿って屈曲し、絶縁性液体に接する導
電体層の表面も凹凸面となる。
【0021】入力装置全体を傾斜させると、絶縁性液体
が下方に沈下するが、絶縁性液体が不足する上方では、
導電体層の凸部のみが対向する透明板の導電体層に近接
し、面接触とならないので、接触抵抗は低下しない。従
って、導電体層が接触したものとご認識することがな
く、誤動作しない。
【0022】可動側透明板が押圧されると、絶縁性液体
は、凹凸面となった導電体層の凹部へ押し出されるの
で、導電体層間に薄膜状に介在しにくく、導電体層間が
導通する。従って、ON荷重を、絶縁性液体を介在させ
ていない入力装置のON荷重とほぼ同等とすることがで
き、単位面積当たりの押圧力が低下する指などの押圧操
作であっても、押圧位置を検出できる。
【0023】固定側透明板は、可動側透明板との対向面
に、ケミカル腐蝕法を用いて凹凸面を形成するので、微
小な高低差の凹凸面を容易に形成することができ、量産
しても、その品質のばらつきがない。
【0024】ソーダライムガラスの凹凸面は、酸化シリ
カがアンダーコートされるので、ソーダライムガラスか
らアルカリ成分が流出しない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、上下の導電体層
を均一な抵抗膜で形成したいわゆるアナログタイプのタ
ッチパネル入力装置1で実施した場合の一実施の形態に
ついて、図1乃至図4で説明する。図1は、透明な絶縁
性液体11を封入するタッチパネル入力装置1の分解斜
視図、図2は、縦に傾けたタッチパネル入力装置1の縦
断面図、図3は、図2の要部拡大断面図、図4は、押圧
位置を検出するための回路図である。
【0026】これらの図において、2は、上方の透明板
となる可動側透明板で、透明な合成樹脂、例えばPET
(ポリエチレンテレフタレート)を用いて可撓性のシー
ト状に成形したものである。可動側透明板2の材質とし
ては、透明である程度の可撓性を備えたものであれば、
PC(ポリカーボネート)、PES(ポリエーテルスル
ホン)、PI(ポリイミド)、ガラス等を用いることが
できる。
【0027】可動側透明板2の上面には、透明なハード
コート剤(図示せず)が塗布され、押圧操作面2aとな
る上面を保護している。
【0028】また、3は、下方の透明板となる固定側透
明板で、後述する接着剤層10によって、可動側透明板
2の下方に平行に配置され、その間隔は、それぞれの対
向面を覆う可動導電体層4と固定導電体層5が、間隔d
で平行に配置される間隔となっている。間隔dは、例え
ば、導電体層間の絶縁が保証できる5μm以上であり、
封入する絶縁性液体11の体積を必要以上に大きくしな
い50μm未満の間隔であり、10μm以上20μm未
満が好ましい。固定側透明板3は、ソーダライムガラス
の板ガラスを用いる。
【0029】図2と図3に示すように、固定側透明板3
の上面、すなわち、可動側透明板2との対向面は、その
全面が凹凸面3aとなっている。
【0030】凹凸面3aの高低差は、可動導電体層4と
固定導電体層5の間隔dに対して極めて小さい幅であ
り、例えば、間隔dが10μm以上20μm未満の間隔
であったとすると、凹凸の平均高低差を、0.2μm乃
至0.4μmの範囲で、最大高低差が0.4μm以上
0.8μm未満となるように、凹凸面3aが形成され
る。
【0031】本実施の形態では、このように、微小な高
低差の凹凸面を、板ガラス3の対向面(表面)に形成す
るため、ケミカル腐蝕法による化学的加工法を用いてい
る。すなわち、板ガラス3表面に、ガラスの表面を溶か
すフッ化水素等の溶解液を噴霧し、凹凸を形成するもの
で、溶解液の濃度、噴霧時間、圧力などを調整して所望
の高低差、粗さの凹凸面を得る。
【0032】ケミカル腐蝕法によって板ガラスの対向面
を加工するため、微小な高低差の凹凸を簡単に形成する
ことができ、また、タッチパネル入力装置を量産する際
にも、凹凸面に高低差にばらつきのない板ガラスを、
産できる。
【0033】前述したように、可動側透明板2の下面
と、この下面に対向する固定側透明板3の凹凸面3a
に、透明導電膜である可動導電体層4と固定導電体層5
が、約0.01乃至0.03μmの均一な膜厚で固着さ
れている。可動導電体層4と固定導電体層5は、それぞ
れ、ITO(インジウム・スズ酸化物)で形成され、均
一な膜厚で膜付けされることによって、導電体層の各位
置で単位長さあたりの抵抗値を等くしている。
【0034】尚、固定側透明板3は、ソーダライムガラ
スで成形されているので、そのアルカリ成分が後述する
透明な絶縁性液体11に溶け出さないよう、固定側透明
板3の凹凸面3aと固定導電体層5の間に、酸化シリカ
(Sよるアンダーコート(図示せず)が施さ
れている。
【0035】図2に示すように、固定導電体層5上に
は、絶縁性の合成樹脂からなるドットスペーサ6が、固
着されている。この種のタッチパネル入力装置1では、
一般的に0.5mm乃至3mmのピッチでドットスペー
サ6が設置されるが、本実施の形態では、例えば、2m
mピッチで、その高さは、接着剤層10によって隔てら
れる可動導電体層4と固定導電体層5の間隙dに比べて
低い3乃至10μmの高さで形成されている。このドッ
トスペーサ6は、いわゆるお手つき操作による誤入力を
防止するものである。
【0036】また、可動側透明板2の下面には、可動導
電体層4の図1においてX方向の両側辺において可動導
電体層4と電気接続するX印加側リード部7aとX接地
側リード部7bが印刷されている。X印加側リード部7
aとX接地側リード部7bは、銀ペーストなどの不透明
な導電体であり、それぞれの一端は、外部回路と電気接
続するため、可動側透明板2の外部接続部2bまで引き
出されている。
【0037】同様に、固定側透明板3の下面には、固定
導電体層5の図1においてX方向と直交するY方向の両
側辺において、固定導電体層5と電気接続するY印加側
リード部8aとY接地側リード部8bが印刷されてい
る。Y印加側リード部8aとY接地側リード部8bも、
銀ペーストなどの不透明な導電体であり、それぞれの一
端は、外部接続部2bと対向する固定側透明板3の外部
接続部3bまで引き出されている。
【0038】外部接続部2b、3bまで引き出された各
リード部7a、7b、8a、8bは、図2に示すよう
に、フレキシブル基板9の上下の面に対応して印刷され
たパターンに導電性接着剤12で接続され、図4の押圧
位置検出回路部20に電気接続する。
【0039】可動側透明板2と固定側透明板3とは、導
電体層4、5の周囲で、弾力性を有する紫外線硬化型感
圧接着剤(例えば、アチソン社製商品名ML−2525
1)10によって接着される。この接着剤は、紫外線硬
化型であり、スクリーン印刷に適し、塗布する厚さを調
整することができるので、例えば、導電体層4、5の間
隔が所定の間隔dとなるように、固定側透明板3上に印
刷で塗布する。図1に示すように、接着剤の印刷は、フ
レキシブル基板9と導電接着剤12で接続する外部接続
部3bの位置を迂回し、固定導電体層5を囲繞するよう
に行われる。
【0040】接着剤を印刷した後、紫外線を照射する
と、数秒で分子間が結合して硬化し、弾力性のある接着
剤層10に変化する。
【0041】図2に示すように、接着剤層10を挟み可
動側透明板2と固定側透明板3を押圧すると、感圧性で
あるので、接着剤層10を介して可動側透明板2と固定
側透明板3の対向面が接着し、可動導電体層4と固定導
電体層5は、間隙dで、平行に配置される。
【0042】また、紫外線硬化型感圧接着剤は、硬化し
た後に弾力性を有するので、可動側透明板2は、接着剤
層10若しくは固定側透明板3に対して弾性をもって水
平方向(X,Y平面と平行な方向)に移動可能となって
いる。従って、接着剤層10の近傍の押圧操作面2aを
押圧しても、可動側透明板2aが内側に移動し、可動導
電体層4は、押圧位置で確実に固定導電体層5に接触す
る。
【0043】可動側透明板2と固定側透明板3の接着過
程で、透明な絶縁性液体11が、その間の空間に注入さ
れている。接着して可動導電体層4と固定導電体層5で
挟まれた間隙dの空間は、周囲が接着剤層10で囲まれ
ることによって、外部と完全に遮断されていて、この空
間内に注入された透明な絶縁性液体11は、外部に漏れ
ることなく封入される。
【0044】絶縁性液体11を封入した状態で、接着剤
層10を構成する紫外線硬化型感圧接着剤は、溶剤を含
まない固形分100%の接着剤であるので、絶縁性液体
11と接しても、接着剤層10から溶剤が絶縁性液体1
1中に溶け込み、絶縁性液体11の透明性を損なうとい
う問題は生じない。
【0045】透明な絶縁性液体11としては、真水、パ
ラフィン系オイル、石油系オイル、植物オイル、シリコ
ンオイル等透明であれば、種々の液体を用いることがで
きるが、ここでは、押圧を解除した後、速やかに可動側
透明板2と固定側透明板3間が原位置に復帰するよう
に、粘度が5cpから20cp程度の流動性が高いシリ
コンオイルを用いている。
【0046】シリコンオイルの屈折率(1.4)は、空
気の屈折率(1.0)と比較して、導電体層4、5の材
質であるITOの屈折率(1.9)に近く、従って、空
気と導電体層4、5の境界における光の反射率は、シリ
コンオイルが直接導電体層4、5と接する本実施の形態
とすることによって、飛躍的に減少し、タッチパネル入
力装置1全体の光の透過率は、90%以上とすることが
できる。
【0047】尚、固定側透明板3の対向面は、その全面
が凹凸面3aとなっているが、入射光が散乱するだけで
あり、光の透過率に影響を与えるものではない。
【0048】可動導電体層4と固定導電体層5間の間隙
dは、5μm以上20μmと狭いので、密封された絶縁
性液体11には、表面張力が発生するが、タッチパネル
入力装置1を傾斜させると、前述したように、絶縁性液
体11の自重が勝って下方に沈降し、その結果、上部が
真空に近い状態まで減圧して、図2に示すように、上方
の一部で、可動側透明板2と固定側透明板3の対向面が
接近する。
【0049】固定側透明板3の対向面は、凹凸面3aと
なっているので、その上に0.01乃至0.03μmの
厚さで被着された固定導電体層5の表面も、同様に凹凸
面となっている。従って、接近した部分においては、図
3に示すように、固定導電体層5の凸部のみが可動導電
体層4に接触するものであり、固定導電体層5と可動導
電体層4全体の接触抵抗は、大きく低下するものとはな
らず、接触したものと誤認識して、押圧操作が行われた
ものと誤って判定することがない。
【0050】一方、押圧操作の際には、ほぼ平面の導電
体層103、104間を接触させる従来と比較し、凸部
のみが接触するため、接触面積は減少するが、その分、
単位面積当たりの接触圧が大きくなり、全体の接触抵抗
に大きな相違は生じない。
【0051】のみならず、本実施の形態に係るタッチパ
ネル入力装置1では、絶縁性液体11が、固定導電体層
5の凹部に逃げるので、固定導電体層5と可動導電体層
4間に介在することがなく、従来に比べて低い押圧力で
良好な接触を得ることができる。従って、専用ペンに比
較して大きい押圧面となる指などによって、押圧面2a
を押圧操作しても、押圧位置を入力することが可能とな
る。
【0052】このように構成されたタッチパネル入力装
置1は、図示しない液晶表示画面上に取り付けられ、ペ
ン、指等で押圧された押圧操作面2aの押圧位置を、押
圧位置検出回路部20で検出することによって、押圧位
置下方に表示された指示内容を表す指示入力データを、
図示しないパーソナルコンピュータへ出力するものであ
る。以下、押圧位置検出回路20における押圧位置の検
出を、図4で説明する。
【0053】可動導電体層4と固定導電体層抵抗層5
は、それぞれ均一な抵抗体で形成されているので、導電
体層4、5の印加側リード部7a、8aに座標検出用電
圧を印加し、他側の接地側リード部7b、8bを接地す
ると等しい傾きの電位勾配が形成され、導電体層4、5
の各位置でリード部からの距離に比例した電位が生じ
る。
【0054】押圧位置検出を行う場合には、まずX座標
検出モードとして、CPU13からの制御によってX側
のスイッチ14、15を閉じ可動導電体層4に電位勾配
をかけるとともに、Y側のスイッチ16、17を開放す
る。このとき、A/Dコンバータ18の入力端子と接続
するスイッチ19は、固定導電体層5のY接地側リード
部8b側と接続している。
【0055】ここで、押圧操作面2aのP点(x,y
)が、スタイラスペンなどで押圧されると、可動導電
体層4が固定導電体層5で接触する。可動導電体層4上
のP点での電位VxPは、図のようにX印加側リード部
7aからの距離の抵抗をx、X接地側リード部7bか
らの距離の抵抗をxとすれば、VCC×x/(x
+x)となり、この電位VxPをA/Dコンバータ1
8で読み取ることによって、x座標(x)を検出す
る。
【0056】次いで、Y座標検出モードとして、X側の
スイッチ14、15を開放するとともに、Y側のスイッ
チ16、17を閉じ、A/Dコンバータ18の入力端子
と接続するスイッチ19を、可動導電体層4のX接地側
リード部7b側へ接続する。
【0057】固定導電体層5上のP点での電位V
yPは、同様にY印加側リード部8aからの距離の抵抗
をy、Y接地側リード部8aからの距離の抵抗をy
とすれば、VCC×y÷(y+y)となり、この
電位VyPをA/Dコンバータ18で読み取ることによ
って、y座標(y)を検出する。
【0058】このようにX、Y座標検出モードを繰り返
し、押圧操作面2aの押圧操作による押圧位置を、X方
向とY方向で検出する。
【0059】上述の実施の形態は、可動導電体層4と固
定導電体層5を、上下の透明板2、3の対向面に一様に
貼り付けたいわゆるアナログタイプのタッチパネル入力
装置1で説明したが、可動導電体層4と固定導電体層5
を、それぞれ多数の短冊状の可動接触片と固定接触片に
分割し、可動側透明板2と固定側透明板3の対向面に、
互いに直交するように貼り付けマトリックス状の接触位
置を設定した、いわゆるデジタルタイプのタッチパネル
入力装置としてもよい。このデジタルタイプのタッチパ
ネル入力装置では、いずれかの接触した可動接触片と固
定接触片から接触位置、すなわち、可動側透明板2に対
する押圧位置を検出するものである。
【0060】また、上述の実施の形態では、固定側透明
板3の対向面を凹凸面3aとしたが、可動側透明板4の
固定側透明板3との対向面も、凹凸面としてもよい。
【0061】また、凹凸面の高低差、間隔は、導電体層
4、5の間隔d、固定側透明板3と可動側透明板4の弾
性、厚み等を考慮して決定されるものであり、必ずしも
上述の数値例に限らない。
【0062】更に、誤接触防止のためドットスペーサ
は、いずれのタイプのタッチパネル入力装置において
も、必ずしも設ける必要はない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、上方からの光の透過率が上昇し、下方に配置さ
れる表示画面が見やすくなり、しかも、タッチパネル入
力装置を傾斜させても、操作面が押圧されたものと誤認
識することがない。
【0064】更に、押圧操作の際には、凹凸面3aによ
って形成される固定導電体層5の凹部へ絶縁性液体11
を退避させることができるので、絶縁性液体11を介在
させていない状態のON荷重と同等若しくはそれ以下と
することができ、単位面積当たりの押圧力が低下する指
などの押圧操作であっても、軽い押圧力で押圧位置を入
力できる。
【0065】更に、微小な高低差の凹凸を、透明板の対
向面に容易に形成することができ、また、多数の透明板
に対する加工を行っても、凹凸面の高低差にばらつきが
なく、安定した品質のタッチパネル入力装置を量産でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】透明な絶縁性液体11を封入する本発明に係る
タッチパネル入力装置1の分解斜視図である。
【図2】縦に傾斜させたタッチパネル入力装置1の縦断
面図である。
【図3】図2の要部拡大断面図である。
【図4】押圧位置検出回路20の回路図である。
【図5】従来のタッチパネル入力装置100を示す分解
斜視図である。
【図6】タッチパネル入力装置100の要部縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 タッチパネル入力装置 2 可動側透明板 3 固定側透明板 3a 凹凸面 4 可動導電体層 5 固定導電体層 10 シール部(接着剤層) 11 透明な絶縁性液体(シリコンオイル) d 間隙
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−286812(JP,A) 特開 平3−283220(JP,A) 特開 平5−338086(JP,A) 特開 平8−221198(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/033 360 H01H 13/14 H01H 13/70

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いの対向面が導電体層(4)(5)で
    覆われた可動側透明板(2)及び固定側透明板(3)
    と、 2枚の透明板(2)(3)に、導電体層(4)(5)の
    周囲で密着し、導電体層(4)(5)間をわずかな間隙
    dを隔てて平行に支持するシール部(10)と、 シール部(10)により密封された2枚の透明板(2)
    (3)間に注入される透明な絶縁性液体(11)とを備
    え、可動側透明板(2)を 押圧して接触する導電体層(4)
    (5)間の接触位置から、押圧位置を検出するタッチパ
    ネル入力装置において、固定側透明板(3)は、可動側透明板(2)との対向面
    を、ケミカル腐蝕法を用いて凹凸面(3a)としたソー
    ダライムガラスであり、 ソーダライムガラスの凹凸面(3a)と、インジウム・
    スズ酸化物からなる導電体層(5)の間に、酸化シリカ
    のアンダーコートが施されている ことを特徴とするタッ
    チパネル入力装置。
JP8837199A 1999-03-30 1999-03-30 タッチパネル入力装置 Expired - Fee Related JP3352972B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8837199A JP3352972B2 (ja) 1999-03-30 1999-03-30 タッチパネル入力装置
TW088111019A TW442747B (en) 1999-03-30 1999-06-29 Touch panel inputting device
KR1019990025613A KR100546475B1 (ko) 1999-03-30 1999-06-30 터치 패널 입력장치
US09/417,567 US6522322B1 (en) 1999-03-30 1999-10-14 Touch panel input device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8837199A JP3352972B2 (ja) 1999-03-30 1999-03-30 タッチパネル入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000284913A JP2000284913A (ja) 2000-10-13
JP3352972B2 true JP3352972B2 (ja) 2002-12-03

Family

ID=13940948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8837199A Expired - Fee Related JP3352972B2 (ja) 1999-03-30 1999-03-30 タッチパネル入力装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6522322B1 (ja)
JP (1) JP3352972B2 (ja)
KR (1) KR100546475B1 (ja)
TW (1) TW442747B (ja)

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7071926B2 (en) * 2000-11-06 2006-07-04 Nissha Printing Co., Ltd. Touch panel capable of wide-area inputting
JP3551310B2 (ja) * 2000-12-20 2004-08-04 ミネベア株式会社 表示装置用タッチパネル
KR100347439B1 (ko) * 2001-02-28 2002-08-03 주식회사 에이터치 터치 패널의 압력 감지 구조 및 감지 방법
US6896981B2 (en) * 2001-07-24 2005-05-24 Bridgestone Corporation Transparent conductive film and touch panel
JP3798287B2 (ja) * 2001-10-10 2006-07-19 Smk株式会社 タッチパネル入力装置
KR100463157B1 (ko) * 2001-10-17 2004-12-23 주식회사 엘지화학 터치 패널
DE10228523B4 (de) 2001-11-14 2017-09-21 Lg Display Co., Ltd. Berührungstablett
US8307549B2 (en) * 2001-11-20 2012-11-13 Touchsensor Technologies, Llc Method of making an electrical circuit
US6809280B2 (en) * 2002-05-02 2004-10-26 3M Innovative Properties Company Pressure activated switch and touch panel
JP3871991B2 (ja) * 2002-09-30 2007-01-24 Smk株式会社 タッチパネル
US7098897B2 (en) * 2003-06-30 2006-08-29 Motorola, Inc. Touch screen assembly and display for an electronic device
US7165323B2 (en) * 2003-07-03 2007-01-23 Donnelly Corporation Method of manufacturing a touch screen
US8068186B2 (en) * 2003-10-15 2011-11-29 3M Innovative Properties Company Patterned conductor touch screen having improved optics
US20070151838A1 (en) * 2006-01-05 2007-07-05 Lundell Louis J Electronic device keypad
US8264466B2 (en) * 2006-03-31 2012-09-11 3M Innovative Properties Company Touch screen having reduced visibility transparent conductor pattern
KR20070103833A (ko) * 2006-04-20 2007-10-25 삼성전자주식회사 터치스크린 표시장치
US20080136791A1 (en) * 2006-12-07 2008-06-12 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Liquid resistive touch panel
JP5012340B2 (ja) * 2007-09-07 2012-08-29 Tdk株式会社 タッチスイッチ用中間体製造方法
US8223130B2 (en) * 2007-11-28 2012-07-17 Sony Corporation Touch-sensitive sheet member, input device and electronic apparatus
JP5401838B2 (ja) * 2007-11-28 2014-01-29 ソニー株式会社 触覚シート部材、入力装置及び電子機器
JP4720868B2 (ja) 2008-07-31 2011-07-13 カシオ計算機株式会社 タッチパネル
US20100097330A1 (en) * 2008-10-16 2010-04-22 Lee James Y Methods and apparatus for improving optical performance for touch screens and related devices
JP2010205611A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Casio Computer Co Ltd タッチパネル
JP2010205610A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Casio Computer Co Ltd タッチパネル
JP5169911B2 (ja) * 2009-03-04 2013-03-27 カシオ計算機株式会社 タッチパネル及びその製造方法
CN101943964A (zh) * 2009-07-08 2011-01-12 群康科技(深圳)有限公司 触控面板
JP5392677B2 (ja) * 2009-07-08 2014-01-22 株式会社ジャパンディスプレイ 入力装置および入力機能付き表示装置
CN101995988B (zh) 2009-08-19 2012-08-15 群康科技(深圳)有限公司 触摸屏
CN102063214B (zh) * 2009-11-18 2017-05-24 北京富纳特创新科技有限公司 触摸屏及显示装置
KR20120044501A (ko) * 2010-10-28 2012-05-08 삼성모바일디스플레이주식회사 터치 스크린 패널을 구비한 표시 장치 및 그 제조 방법
KR102114212B1 (ko) * 2012-08-10 2020-05-22 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 표시 장치
KR20140139648A (ko) * 2013-05-27 2014-12-08 삼성전자주식회사 보호 커버
JP5639707B1 (ja) * 2013-12-27 2014-12-10 株式会社フジクラ 入力装置の製造方法
JP6741995B2 (ja) 2016-04-15 2020-08-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 フレキシブルタッチセンサおよびその製造方法
US10768702B2 (en) * 2017-03-28 2020-09-08 Kyocera Corporation Display device
JP2022166480A (ja) * 2021-04-21 2022-11-02 日東電工株式会社 スイッチ装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4958148A (en) * 1985-03-22 1990-09-18 Elmwood Sensors, Inc. Contrast enhancing transparent touch panel device
US4990900A (en) * 1987-10-01 1991-02-05 Alps Electric Co., Ltd. Touch panel
JPH06325657A (ja) * 1993-05-13 1994-11-25 Hitachi Aic Inc 透明タッチパネル
JP3411771B2 (ja) * 1996-01-23 2003-06-03 ティーディーケイ株式会社 光記録媒体
EP0798272B1 (en) * 1996-03-27 2004-08-18 Asahi Glass Company Ltd. Laminate and process for its production
JPH10172377A (ja) * 1996-12-04 1998-06-26 Gunze Ltd タッチパネルのタッチ側用透明フィルム基板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000284913A (ja) 2000-10-13
TW442747B (en) 2001-06-23
US6522322B1 (en) 2003-02-18
KR20000062107A (ko) 2000-10-25
KR100546475B1 (ko) 2006-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3352972B2 (ja) タッチパネル入力装置
JP2000029612A (ja) タッチパネル入力装置
KR100458483B1 (ko) 터치 패널 입력장치
US9537483B2 (en) Touch panel having a insulation layer
US9152289B2 (en) Installation structure of thin-type display and resistive film type touch panel, resistive film type touch panel unit with front-surface protrusions, and thin-type display unit with back-surface protrusions
US5844175A (en) Analog-type transparent touch panel with improved electrode arrangement and simplified method for producing the same
US6717083B2 (en) Polarizing device integrated with touch sensor
US20090086113A1 (en) Touch panel and touch liquid crystal display using the same
KR100903419B1 (ko) 저항막 방식 터치 패널 및 터치 스크린 표시 장치
US20040104900A1 (en) Touch panel with liquid crystal display device
KR101119386B1 (ko) 터치스크린
JP2002287884A (ja) タッチパネル
JP2004302546A (ja) タッチパネル
KR100510723B1 (ko) 액정 표시 장치 일체형 터치 패널
KR20010096667A (ko) 터치 패널의 기판 배선 구조
KR100510730B1 (ko) 액정 표시 장치와 터치 패널의 부착 방법
JP3174469U (ja) 引っ掻き防止層を具えた抵抗式タッチパネル
KR101127412B1 (ko) 시인성이 향상된 터치패널 및 그 제조방법
KR100531412B1 (ko) 액정 표시 장치 일체형 터치 패널
KR20100031305A (ko) 밀봉용 더미 전극을 구비하는 터치 패널 및 그 제조 방법
KR100480825B1 (ko) 액정 표시 장치 일체형 터치 패널
JP2001042294A (ja) 入力機能付液晶装置及びその製造方法
JP2006113925A (ja) タッチパネル
JPH07175575A (ja) 高精細透明タッチパネル

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070920

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080920

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080920

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100920

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110920

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110920

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120920

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130920

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130920

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees