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JP3137708B2 - ポリウレタンエラストマーの製造方法およびそのために適当なポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレン−グリコールとグリシジル化合物との材料混合物 - Google Patents

ポリウレタンエラストマーの製造方法およびそのために適当なポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレン−グリコールとグリシジル化合物との材料混合物

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JP3137708B2
JP3137708B2 JP04010865A JP1086592A JP3137708B2 JP 3137708 B2 JP3137708 B2 JP 3137708B2 JP 04010865 A JP04010865 A JP 04010865A JP 1086592 A JP1086592 A JP 1086592A JP 3137708 B2 JP3137708 B2 JP 3137708B2
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polyoxybutylene
glycol
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polyoxyalkylene
polyoxypropylene
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ヴォルフガング、シュトレーレ
ペーター、グロル
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Original Assignee
BASF SE
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は(a)有機ポリイソシアネートお
よび/あるいは変性有機ポリイソシアネートを、 (b)少なくとも1種類の分子量200から9000
ポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレン−グリコー
ル、 (c)少なくとも1種類の連鎖延長剤および/あるいは
架橋剤、および (d)少なくとも1種類のグリシジル化合物と、 (e)発泡剤、(f)触媒、(g)助剤および/あるい
は添加剤の存在下もしくは不存在下に反応させることに
よりポリウレタンエラストマー(以下においてPUエラ
ストマーと略称するが、例えばPU繊維、熱可塑性PU
(TPU)、PU成形体などが挙げられ、これらは発泡
体でも非発泡体であってもよい)の製造方法、ならび
に、これに使用されるポリオキシブチレン−ポリオキシ
アルキレン−グリコール(b)およびグリシジル化合物
(d)から成る材料混合物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PU発泡もしくは非発泡成形体、TPU
は、特許文献、各種技術文献により古くから公知であ
る。その技術的価値は、その良好な機械特性と価格的に
有利な加工処理特性との結合に在る。種々の化学的合成
成分を種々の量割合で使用して、加工処理性および機械
特性において各種各様の熱塑性処理可能の、あるいは架
橋された気泡性あるいは非気泡性のPUエラストマーを
製造することができる。PUエラストマーの概要、その
特性および用途は、例えばミュンヘン、ウィーンのカル
ル、ハンゼル、フェルラーク社刊、1966年第1版、
R.フィーヴェークおよびA.ヘーヒトレン編、198
3年第2版、G.エルテル編、「クンストシュトフ、ハ
ントブーフ」第7巻「ポリウレタン」に記載されてい
る。
【0003】このようなPUエラストマーは、例えばポ
リヒドロキシ化合物としてポリオキシブチレン−グリコ
ールを使用して製造され得る。これにより得られるPU
エラストマーおよびTPUは、極めて良好な機械特性お
よび高い耐加水分解性を有する。しかしながら、これら
の欠点は高い吸油性である。
【0004】ヨーロッパ特許出願公開4356号(米国
特許4224432号)は、ポリオキシブチレン−ポリ
オキシアルキレン−グリコール、その製造方法およびポ
リウレタン製造のためのその使用を開示している。ポリ
オキシブチレン−グリコールの代りにこのポリオキシブ
チレン−ポリオキシアルキレン−グリコールを使用し
て、テトラヒドロフランおよびエチレンオキサイドある
いは1,2−プロピレンオキサイドと共重合させること
によりPUエラストマーを製造する場合、たしかにその
吸油性は著しく低減せしめられるが、生成PUエラスト
マーの機械特性はかなり劣化する。さらにこのようにし
て得られるPUエラストマーは、製造の際の強烈な悪臭
と共に、著しく黄色ないし褐色に着色される。
【0005】また東独特許出願公開238992号公報
によれば、ポリステロールを基礎とするPUエラストマ
ーのための対加水分解安定剤として、エポキシ化合成生
成物、例えばエポキシ化トリグリセライド、アルキルエ
ポキシステアレート、フタレート、テトラヒドロフタレ
ート、あるいはエポキシ化天然生成物、例えばエポキシ
化大豆油、なたね油、あぶらな油などの使用が開示され
ている。
【0006】さらに、米国特許3793362号の教示
によれば、ジフェニルメタン−ジイソシアネートとポリ
フェニル−ポリメチレン−ポリイソシアネートの混合物
の酸性度および塩素含有分を低減させるためには、脂肪
族および芳香族ヒドロキシル化合物からのグリシジルエ
ーテルが適当であるとのことである。
【0007】そこで本発明の目的ないしこの分野の技術
的課題は、低油澎潤性であって、極めて良好な機械特性
を有する、できるだけ無色のPUエラストマー、ことに
TPUおよびPU成形エラストマーを製造することであ
る。
【0008】
【発明の要約】しかるにこの目的ないし技術的課題は、
意外にも特定のグリシジル化合物の添加と共に、PU軟
質構成成分形成のための分子量200から9000のポ
リヒドロキシル化合物として対加水分解安定性ポリオキ
シブチレン−ポリオキシアルキレン−グリコールの使用
により達成され、ないし解決されることが見出された。
【0009】本発明の対象は、(a)有機ポリイソシア
ネートおよび/あるいは変性有機ポリイソシアネート
を、 (b)200から9000の分子量を有し、全体重量に
対して少なくとも50重量%のオキシブチレン単位をブ
ロックとしてあるいはランダム分布で結合含有する少な
くとも1種類のポリオキシブチレン−ポリオキシアルキ
レン−グリコール、 (c)少なくとも1種類の連鎖延長剤および/あるいは
架橋剤、および (d)少なくとも1種類のグリシジル化合物と、 (e)発泡剤、(f)触媒、(g)助剤および/あるい
は添加剤の存在下もしくは不存在下に反応させることに
よりポリウレタンエラストマーを製造する方法におい
て、上記ポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレン−
グリコール(b)として、ポリオキシブチレン−ポリオ
キシエチレン−グリコール、ポリオキシブチレン−ポリ
オキシプロピレン−グリコール、ポリオキシブチレン−
ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン−グリコー
ルあるいは少なくとも2種類の上記ポリオキシブチレン
−ポリオキシアルキレン−グリコールの混合物を、また
上記グリシジル化合物(d)として
【0010】ブチレングリコール−ジグリシジルエーテ
ル、ビスフェノールA−ジグリシジルエーテル、トリグ
リシジル−p−アミノフェノール、トリグリシジルイソ
シアヌレート、テトラグリシジル−4,4’−ジアミノ
−ジフェニルメタンおよびテトラキス−(4−(グリシ
ジルオキシ)−フェニル)−エタンのうちから選ばれる
ものとを使用することを特徴とする方法である。
【0011】また全体重量に対して85から99.95
重量%の、好ましくは95から99.9、ことに98.
5から99.5重量%の、少くとも1種類のポリオキシ
ブチレン−ポリオキシアルキレン−グリコール(b)で
あって、200から9000の、好ましくは500から
3500、ことに800から2200の分子量を有し、
その全体重量に対して少くとも50重量%、好ましくは
50から90、ことに65から80重量%のオキシブチ
レン単位を含有し、オキシブチレン単位とオキシアルキ
レン単位とをブロックとしてあるいはランダム分布で結
合含有しており、ポリオキシブチレン−ポリオキシエチ
レン−グリコール、ポリオキシブチレン−ポリオキシプ
ロピレングリコールおよびポリオキシブチレン−ポリオ
キシプロピレン−ポリオキシエチレン−グリコールのう
ちから選ばれるものと、0.05から15重量%の、好
ましくは0.1から5、ことに0.5から1.5重量%
の少くとも1種類のグリシジル化合物(d)であって、
【0012】ブチレングリコール−ジグリシジルエーテ
ル、ビスフェノールA−ジグリシジルエーテル、トリグ
リシジル−p−アミノフェノール、トリグリシジルイソ
シアヌレート、テトラグリシジル−4,4’−ジアミノ
−ジフェニルメタンおよびテトラキス−(4−(グリシ
ジルオキシ)−フェニル)−エタンのうちから選ばれる
ものとから成る材料混合物も本発明の対象である。
【0013】本発明方法により製造されたPUエラスト
マーは、本質的に無色であり、有意の高いK値を有し、
著しく改善された機械特性、ことに引張り強さおよび破
断時伸びを示し、かなり改善された耐摩耗性および低温
特性を有する。また油澎潤性および油吸収性も低減され
る。またPUエラストマー、ことにPU成形エラストマ
ー形成のための反応混合物の高い流動性および射出成形
法もしくは押出成形法による成形体形成の際のTPU顆
粒の極めて良好な加工処理性も言及に価する。
【0014】
【発明の構成】PUエラストマー、ことにTPUおよび
発泡性もしくは非発泡性PU成形エラストマーを製造す
るための材料としては、ポリウレタン化学において公知
の各種化合物が適当であるが、これらを個々的に列挙す
れば以下の通りである。
【0015】(a)有機の、場合により変性されたポリ
イソシアネートとしては、脂肪族、脂環式、ことに芳香
族ジイソシアネートを使用するのが有利である。具体的
にはヘキサメチレン−ジイソシアネート−1,6、2−
メチル−ペンタメチレン−ジイソシアネート−1,5、
2−エチル−ブチレン−ジイソシアネート−1,4のよ
うな脂肪族ジイソシアネートあるいはこれら脂肪族ジイ
ソシアネートの少くとも2種類の混合物、イソホロンジ
イソシアネート、1,4−シクロヘキサン−ジイソシア
ネート、1−メチル−2,4−および−2,6−シクロ
ヘキサンジイソシアネートならびにこれら異性体混合
物、4,4′−、2,4′−および2,2′−ジシクロ
ヘキシルメタンジイソシアネートならびにこれら異性体
混合物のような脂環式ジイソシアネート、ことに2,4
−トルイレンジイソシアネート、2,4−および2,6
−トルイレンジイソシアネート、4,4′−、2,4′
−および2,2′−ジフェニルメタン−ジイソシアネー
ト、2,4′−および4,4′−ジフェニルメタン−ジ
イソシアネートの混合物、ウレタン変性液状4,4′−
および/あるいは2,4′−ジフェニルメタン−ジイソ
シアネート、4,4′−ジイソシアネート−ジフェニル
エタン−1,2、4,4′−、2,4′−および2,
2′−ジイソシアネート−ジフェニルエタン−1,2の
混合物、ことに少くとも95重量%の4,4′−ジイソ
シアネート−ジフェニルエタン−1,2と1,5−ナフ
チレン−ジイソシアネートの混合物のような芳香族ジイ
ソシアネートである。
【0016】有機ジイソシアネートは、場合により少量
の、このジイソシアネートに対して3モル%、ことに1
モル%までの3官能性あるいはこれ以上の多官能性のポ
リイソシアネートで代替され得るが、この量はTPU製
造の場合には、さらに熱塑性成形加工可能のポリウレタ
ンを得るためにはさらに限定されねばならない。2官能
性以上のこのようなイソシアネートを大量に使用する場
合、反応性水素原子を有する2官能性以下の化合物を使
用することにより、ポリウレタンの過度の化学的架橋を
回避する。2官能性以上の多官能性イソシアネートとし
ては、ジフェニルメタン−ジイソシアネートとポリフェ
ニル−ポリメチレン−ポリイソシアネートの混合物、い
わゆる粗製MDIならびにイソシアヌレート、尿素、ビ
ウレット、アロファネート、ウレタンおよび/あるいは
カルボジイミドで変性された4,4′−および/あるい
は2,4′−ジフェニルメタン−ジイソシアネートが挙
げられる。
【0017】分子量制御剤としても使用され得る、反応
性水素原子を有する適当な単官能性化合物は、例えばブ
チル−、ジブチル−、オクチル−、ステアリル−、N−
メチルステアリル−アミン、ピロリドン、ピペリジン、
シクロヘキシルアミンのようなモノアミンおよびブタノ
ール、アミルアルコール、1−エチルエキサノール、オ
クタノール、ドデカノール、シクロヘキサノール、エチ
レングリコールモノエチルエーテルのようなモノアルコ
ールである。
【0018】(b)本発明において比較的高分子量のポ
リオキシブチレン−ポリオキシアルキレン−グリコール
としては、ポリオキシブチレン−ポリオキシエチレン−
グリコール、ポリオキシブチレン−ポリオキシプロピレ
ン−グリコール、ポリオキシブチレン−ポリオキシプロ
ピレン−ポリオキシエチレン−グリコールあるいは上記
ポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレン−グリコー
ルの少くとも2種類の混合物が使用される。このポリオ
キシブチレン−ポリオキシアルキレン−グリコールは一
般的に200から9000、好ましくは500から35
00、ことに800から2200の分子量を有し、
(b)全重量に対して少くとも50重量%、好ましくは
50から90重量%、ことに65から80重量%のオキ
シブチレン単位を含有する。このオキシブチレン単位
は、オキシエチレン、オキシプロピレンあるいはオキシ
エチレンおよびオキシプロピレンのようなオキシアルキ
レン単位と同様に、ブロック状もしくはランダム状分布
で結合含有される。ポリオキシブチレン−ポリオキシア
ルキレン−ポリオールとしてことに好ましいのは、分子
量800から2200の、ブロック状もしくはランダム
状分布の各単位から成る、ポリオキシブチレン−ポリオ
キシエチレン−グリコールである。
【0019】(c)適当な連鎖延長剤および/あるいは
架橋剤は、一般的に400より小さい、ことに60から
300の分子量を有する。炭素原子2から15個、こと
に2、4あるいは6個を有するアルカンジオール、例え
ばエタン−、1,3−プロパン−、1,5−ペンタン
−、1,6−ヘキサン−、1,7−ヘプタン−、1,8
−オクタン−、1,9−ノナン−、1,10−デカンジ
オール、ことに1,4−ブタンジオールならびに炭素原
子4から8個のジアルキレングリコール、例えばジエチ
レングリコールおよびジプロピレングリコールを使用す
るのが有利である。また通常12個より多くない炭素原
子を有する分枝鎖の、かつ/あるいは不飽和のアルカン
ジオール、例えば1,2−プロパンジオール、2−メチ
ル−、2,2−ジメチル−プロパンジオール−1,3、
2−ブチル−2−エチルプロパンジオール−1,3、ブ
テン−2−ジオール−1,4およびブチン−2−ジオー
ル−1,4、2から4個の炭素原子を有するグリコール
とテレフタル酸のジエステル、例えばテレフタル酸−ビ
ス−エチレングリコールもしくは−ブタンジオール−
1,4、ハイドロキノンもしくはレゾルシンのヒドロキ
シアルキレンエーテル、例えば1,4−ジ−(β−ヒド
ロキシエチル)−ハイドロキノン、1,3−ジ−(β−
ヒドロキシエチル)−レゾルシン、2から12個の炭素
原子を有するアルカノールアミン、例えばエタノールア
ミン、2−アミノプロパノール、3−アミノー2,2−
ジメチルプロパノール、N−メチル−およびN−エチル
−ジエタノールアミンのようなN−アルキルジアルカノ
ールアミン、炭素原子2から15個の脂肪族ないし脂環
式ジアミン、例えばエチレン−、1,2−、1,3−プ
ロピレン−、1,4−ブチレン−および1,6−ヘキサ
メチレン−ジアミン、イソホロンジアミン、1,4−シ
クロヘキシレン−ジアミンおよび4,4′−ジアミノ−
ジシクロヘキシルメタン、N−アルキル−およびN,
N′−ジアルキル−アルキレンジアミン、例えばN−メ
チル−プロピレンジアミンおよびN,N′−ジメチル−
エチレン−ジアミン、芳香族ジアミン、例えばメチレン
−ビス−(4−アミノ−3−安息香酸メチルエステ
ル)、1,2−ビス−(2−アミノフェニル−チオ)エ
タン、トリメチレングリコール−ジ−p−アミノ安息香
酸エステル、2,4−および2,6−トルイレン−ジア
ミン、3,5−ジエチル−2,4−および−2,6−ト
ルイレン−ジアミン、4,4′−ジアミノ−ジフェニル
メタン、3,3′−ジクロロ−4,4′−ジアミノ−ジ
フェニルメタン、1級オルト−ジ−、−トリ−および/
あるいは−テトラアルキル置換−4,4′−ジアミノ−
ジフェニルメタン、例えば3,3′−ジ−および3,
3′,5,5′−テトラ−イソプロピル−4,4′−ジ
アミノ−ジフェニルメタンも使用される。
【0020】PU成形エラストマー製造のために有利に
使用される多官能性架橋剤としては、例えばグリセリ
ン、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリット、ト
リヒドロキシシクロヘキサンのような3官能性およびさ
らに多官能性アルコール、例えばテトラ−(2−ヒドロ
キシエチル)−エチレンジアミン、テトラ−(2−ヒド
ロキシプロピル)−エチレンジアミンのようなテトラヒ
ドロキシアルキルアルキレン−ジアミンが挙げられる。
【0021】PUエラストマーの硬さおよびTPUのメ
ルトフローインデックスを調整するため、構成材料
(b)および(c)の相対的使用量割合は広い範囲で変
えられる。TPU中2官能性連鎖延長剤(c)の量が増
大するに伴ない、硬さおよび溶融粘度は増大するが、メ
ルトフローインデックスは減少する。
【0022】好ましい硬さに関して、構成材料(b)お
よび(c)の必要量は簡単な実験で決定され得る。ポリ
オキシブチレン−ポリオキシアルキレン−グリコール
(b)の重量に対し、連鎖延長剤および/あるいは架橋
剤は5から50重量%の割合で使用されるのが好まし
く、軟質PUエラストマー製造のためには8から15重
量%、硬質PUエラストマーの場合は30から50重量
%が好ましい。
【0023】本発明方法によるPUエラストマー製造に
以降の記載にかかわらず、請求項1に記載のグリシジ
ル化合物(d)を使用する必要がある。
【0024】
【化5】 nは1から6、好ましくは2から4の数値、ことに2
を、Xは炭素原子1から6個、ことに1から3個のアル
キレン基、アリーレン基、ことにフェニレン基、好まし
くはブリッジを構成するN、ことにOを、R1 およびR
2 は互に同じでも異なってもよく、それぞれメチル基、
エチル基、ことに水素を意味する。
【0025】このようなグリシジル化合物としては、例
えば以下のものが挙げられる。
【0026】
【化6】
【0027】
【化7】
【0028】本発明において使用されるべきグリシジル
化合物は、単独で、あるいは混合物として使用され得
る。有利に使用されるグリシジル化合物としては、ブリ
ッジ構成員Xとして窒素あるいは酸素を結合含有するも
のであって、例えばブチレングリコール−ジグリシジル
エーテル、トリグリシジル−p−アミノフェノール、ト
リグリシジルイソシアヌラート、テトラグリシジル−
4,4′−ジアミノ−ジフェニルメタン、テトラキス−
(4−(グリシジルオキシ)−フェニル)−エタン、こ
とにビスフェノール−A−ジグリシジルエーテルであ
る。
【0029】本発明によりPUエラストマーを製造する
ためのジグリシジル化合物(d)は、構成材料(b)と
(d)の合計重量に対して、通常0.05から15重量
%、好ましくは0.1から5、ことに0.5から1.5
重量%の量で使用される。
【0030】非気泡性PUエラストマー、ことにPU成
形エラストマーおよびTPU製造は、触媒(f)および
助剤(g)の存在下に行なわれるのが好ましい。これに
対して、非気泡性PUエラストマー、ことにPU成形エ
ラストマー製造のためには、必要な発泡剤(e)のほか
に触媒(f)および助剤(g)が使用される。PUエラ
ストマーの機械特性を変えるためには、さらに添加剤
(g)が使用される。
【0031】(e)気泡性PUエラストマー製造のため
の発泡剤(e)としては、イソシアネート基と反応して
二酸化炭素を形成する水が好ましい。この水の使用量
は、高分子量ポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレ
ン−グリコール(b)100重量%に対して、0.01
から3重量%、好ましくは0.1から2、ことに0.2
から1重量%が好ましい。
【0032】水と混合して物理作用的発泡剤を使用し、
あるいはもっぱら物理作用的発泡剤を使用することもで
きる。液状であって、有機の、場合により変性されたポ
リイソシアネート(a)に対して不活性の、沸点が10
0℃以下、好ましくは50℃以下、ことに−50℃から
30℃であって、発熱重付加反応の影響下に蒸発するも
のが好ましい。このような液状発泡剤としてはn−ペン
タン、イソペンタン、工業的ペンタン混合物、n−プタ
ン、イソブタン、プロパンのような炭化水素、例えばフ
ラン、ジメチルエーテル、ジエチルエーテルのようなエ
ーテル、例えばアセトン、メチルエチルケトンのような
ケトン、例えばエチルアセテート、メチルホルミエート
のようなエステル、ことにメチレンクロライド、ジフル
オロメタン、トリクロロフルオロメタン、ジクロロジフ
ルオロメタン、ジクロロモノフルオロメタン、1,1,
1−ジクロロフルオロエタン、1,1,1−クロロジフ
ルオロエタン、ジクロロテトラフルオロエタン、テトラ
フルオロエタン、1,1,2−トリクロロ−1,2,2
−トリフルオロエタン、ヘプタフルオロプロパンのよう
なハロゲン化炭化水素、ならびにクリプトンのような希
ガスが挙げられる。またこれら低沸点液体相互間の、か
つ/あるいは他の置換もしくは非置換炭化水素との混合
液も使用され得る。
【0033】これら物理作用的発泡剤の使用量は、PU
エラストマーの所望密度との関係で簡単な実験により決
定され得るが、高分子量ポリオキシブチレン−ポリオキ
シアルキレン−グリコール(b)100重量部に対し
て、一般的に1から15重量部、ことに2から11重量
部の量で使用される。ただし、水と共用される場合には
対応して減量される。場合により変性ポリイソシアネー
ト(b)と物理作用的発泡剤とを混合して、その粘度を
低減させるのが好ましい場合もある。
【0034】(f)触媒(f)としては、材料(b)お
よび(c)のヒドロキシル基含有化合物とポリイソシア
ネート(a)との反応を促進させる化合物を使用するの
が好ましい。有機金属化合物、ことに有機錫化合物、例
えば有機カルボン酸の錫(II)塩、ことに錫(II)
アセテート、錫(II)オクトエート、錫(II)エチ
ルヘキソエート、錫(II)ラウレート、有機カルボン
酸のジアルキル錫(IV)塩、ことにジブチル錫−ジア
セテート、ジブチル錫−ジラウレート、ジブチル錫−マ
レエート、ジブチル錫−ジアセテートが挙げられる。ま
た2,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロピ
リミジンのようなアミジン、トリエチルアミン、トリブ
チルアミン、ジメチルベンジルアミン、N−メチル−、
N−エチル−、N−シクロヘキシルモルホリン、N,
N,N′,N′−テトラメチル−エチレンジアミン、
N,N,N′,N′−テトラメチル−ブタンジアミンも
しくは−ヘキサンジアミン、ペンタメチル−ジエチレン
トリアミン、テトラメチル−ジアミノエチルエーテル、
ビス−(ジメチルアミノプロピル)−尿素、1,4−ジ
メチルピペラジン、1,2−ジメチルイミダゾール、1
−アザ−ビシクロ(3,3,0)−オクタン、ことに
1,4−ジアザ−ビシクロ−(2,2,2)−オクタン
のような3級アミン、またトリエタノールアミン、トリ
イソプロパノールアミン、N−メチル−およびN−エチ
ル−ジエタノールアミン、ジメチルエタノールアミンの
ようなアルカノールアミノ化合物も適当である。この触
媒ないし混合触媒の使用量はポリオキシブチレン−ポリ
オキシアルキレン−グリコール(b)の重量に対して、
0.001から5重量%、ことに0.05から2重量%
である。
【0035】(g)PUエラストマー製造のための反応
混合物は、場合によりさらに他の助剤および/あるいは
添加剤(g)を含有してもよい。例えば界面活性剤、気
泡安定剤、気胞制御剤、充填剤、難燃化剤、核形成剤、
酸化防止剤、安定剤、滑剤、離型剤、染料、顔料などで
ある。
【0036】界面活性剤としては、出発材料の均質化を
助勢し、場合により気胞構造制御にも適する化合物が挙
げられる。例えばひまし油サルフェートないし脂肪酸の
ナトリウム塩、ならびに脂肪酸アミン塩、例えばオレイ
ン酸ジエチルアミン、ステアリン酸ジエタノールアミ
ン、リシノール酸ジエタノールアミン、スルホン酸塩、
例えばドデシルベンゼン−ないしジナフチル−メタンジ
スルホン酸およびリシノール酸のアルカリ塩もしくはア
ンモニウム塩のような乳化剤、シロキサン−オキシアル
キレン共重合体、その他のオルガノポリシロキサン、オ
キシエチル化アルキルフェノール、オキシエチル化脂肪
アルコール、パラフィン油、ひまし油ないしリシノール
酸のエステル、硫酸化油、ピーナッツ油のような気泡安
定化剤、パラフィン、脂肪アルコール、ジメチルポリシ
ロキサンのような気胞制御剤である。乳化作用、気胞構
造の改善および/あるいは気泡安定化のためには、さら
に側鎖基としてポリオキシアルキレンおよびフルオロア
ルカンを有するポリアクリレートオリゴマーが適当であ
る。表面活性剤は、通常、ポリオキシブチレン−ポリオ
キシアルキレン−グリコール(b)100重量部に対し
て、0.01から5重量部の割合で使用される。
【0037】充填剤、ことに補強充填剤として、それ自
体公知、慣用の、有機、無機の充填剤、補強剤、強化剤
が使用される。具体的には珪酸塩系の無機充填剤、例え
ばアンチゴライト、蛇紋石、角せん石、アンヒボール、
クリソタイル、タルク、金属酸化物、例えばカオリン、
酸化アルミニウム、珪酸アルミニウム、酸化チタン、酸
化鉄、金属塩、例えば白亜、重石、無機顔料、例えば硫
化カドミウム、硫化錫ならびにガラス粉粒である。有機
充填剤としては、カーボンブラック、メラミン、膨張グ
ラファイト、コロホニウム、シクロペンタジエニル樹脂
およびグラフト重合体が挙げられる。
【0038】補強作用を有する充填剤としては、例えば
高い熱成形耐性あるいは極めて高い剛性を必要とする場
合、炭素、ことにガラスの繊維を使用するのが好まし
く、この際繊維と共に接着性増大剤および/あるいは調
整剤を使用することができる。適当なガラス繊維として
は、例えばガラス繊維織成体、マット、フリースおよび
/あるいはことにガラス系ロービング、直径5から20
0μm、ことに6から15μmの高アルカリ性E−ガラ
ス繊維系で、加工成形後の平均長さが0.05から1m
m、ことに0.1から0.5mmとなるものが好まし
い。
【0039】無機もしくは有機の充填剤は、単独でも混
合物としても使用されることができ、反応混合物に対
し、構成材料(a)から(d)の合計重量の0.5から
50重量%、ことに1から30重量%の量で添加され
る。
【0040】適当な難燃化剤は、例えばトリクレシルホ
スフェート、トリス−(2−クロロエチル)−ホスフェ
ート、トリス−(2−クロロプロピル)−ホスフェー
ト、トリス−(1,3−ジクロロプロピル)−ホスフェ
ート、トリス−(2,3−ジブロモプロピル)−ホスフ
ェート、テトラキス−(2−クロロエチル)−エチレン
ジホスフェートである。
【0041】上述したハロゲン化ホスフェートのほか
に、無機難燃化剤、例えば赤燐、アルミニウムオキシハ
イドレート、アンチモントリオキサイド、砒素トリオキ
サイド、アンモニウムポリホスフェート、カルシウムサ
ルフェート、あるいはメラミンのようなシアヌール酸誘
導体、あるいは少くとも2種類の難燃化剤から成る混合
物、例えばアンモニウムポリホスフェートとメラミンな
らびに場合によりスターチおよび/あるいは澎張グラフ
ァイトを使用して、本発明方法により製造されるPUエ
ラストマーを難燃化処理することができる。これらは構
成材料(a)から(d)の100重量部に対して5から
50重量部、ことに5から25重量部の割合で添加され
得る。
【0042】核形成剤としては、例えばタルク、カルシ
ウムフルオライド、ナトリウムフェニルホスフィネー
ト、アルミニウムオキサイド、ポリテトラフルオロエチ
レン微細粉が、構成材料(a)から(d)の合計重量に
対して5重量%までの割合で使用される。
【0043】適当な酸化防止剤および熱安定化剤として
は、周期律表I族金属のハロゲン化物、例えばハロゲン
化ナトリウム、カリウム、リチウムを、場合により銅
(I)ハロゲン化物、例えば塩化物、臭化物、沃化物、
立体障害フェノール、ハイドロキノン、ならびにこれら
の置換化合物および混合物を、構成材料(a)から
(d)の合計重量に対し1重量%までの割合で本発明に
よる成形体材料に添加することができる。
【0044】対紫外線安定化剤としては、種々の置換レ
ゾルシン、サリチレート、ベンゾトリアゾール、ベンゾ
フェノンならびに立体障害アミンを、構成材料(a)か
ら(d)の合計重量に対し、2.0重量%までの量で添
加する。
【0045】滑剤および離型剤としては、ステアリン
酸、ステアリルアルコール、ステアリン酸エステル、ス
テアリン酸アミドならびにペンタエリトリットの脂肪酸
エステルが、構成材料(a)から(d)の合計重量に対
し1重量%までの量で使用される。
【0046】さらにニグロシンのような有機染料、チタ
ンオキサイド、カドミウムサルファイド、カドミウムサ
ルファイドセレナイド、フタロシアニン、ウルトラマリ
ンブルー、カーボンブラックのような顔料も添加され得
る。
【0047】上述したもののほかのさらに慣用の助剤お
よび添加剤については各種文献、例えば1962年ない
し1964年、インターサイエンス、パブリッシャーズ
刊、「ハイポリマー」XVI巻「ポリウレタン」におけ
るJ.H.ソーンダースおよびK.C.フリッシュの論
稿、1966年第1版および1983年第2刊、ミュン
ヘン、ウイーンのカルル、ハンゼル、フェルラーク社刊
「クンストシュトフ」VII巻「ポリウレタン」参照。
【0048】PUエラストマー製造のため、有機の、場
合により変性されたポリイソシアネート(a)、ポリオ
キシブチレン−ポリオキシアルキレン−グリコール
(b)、連鎖延長剤および/あるいは架橋剤(c)は、
グリシジル化合物(d)の存在下に、ポリイソシアネー
ト(a)のNCO基対材料(b)および(c)の反応性
水素の当量割合が0.95から1.15:1、好ましく
は1.00から1.07:1、ことに1.01から1.
05:1となるようにして反応せしめられる。
【0049】PUエラストマーは、それ自体公知の態様
で、公知混合装置により例えばワンショット法あるいは
プレポリマー法で連続的もしくは非連続的に製造され得
る。TPUは押出法(例えば米国特許3642964
号)により、ことにベルト法(例えば英国特許出願公開
1057018号)により製造するのが好ましい。
【0050】非発泡PU成形エラストマーを製造するた
めには、出発材料を15から90℃、ことに20から3
5℃の温度で常法により混合し、反応混合物を非密閉
の、場合により加熱した成形型中に充填し、硬化させ
る。発泡性PU成形エラストマーは、出発材料を同様に
して混合し、場合により加熱された成形型中に充填し、
反応混合物を圧縮周縁を形成しないように実質上非加圧
下に発泡させ、あるいは充填後に型を閉鎖し、反応混合
物を例えば1.1から8、好ましくは1.2から6、こ
とに2から4の圧縮度により圧縮して発泡させて成形体
をもたらす。成形体が充分な硬さのとき、直ちに型から
取出す。この離型時点は、ことに成形型の温度、形状、
反応混合物の反応性などにより相違するが、一般的には
0.5から20分の範囲である。
【0051】本発明方法により製造されたTPUは、公
知方法により顆粒化された後、中間的貯蔵され、常法に
より熱塑性加工、例えば射出成形、押出成形、カレンダ
ー成形により、成形体ないしシートになされる。
【0052】本発明方法により製造された非発泡性PU
エラストマーは、充填剤なしで1.0から1.4g/c
3 、ことに1.1から1.25g/cm3 、充填剤含
有エラストマーは、通常1.2g/cm3 より大きい密
度を有する。発泡性エラストマーは0.2から1.1g
/cm3 、ことに0.45から0.95g/cm3 の密
度を示す。
【0053】本発明により製造されたPUエラストマー
は、成形体製造、ことに機械部品、輸送産業分野に有利
に使用され得る。これは特にチューブ、被膜、シート、
発条的素子、緩衝材、被覆層の形成に適当である。
【0054】実施例 (TPUの製造)実施例1から10および対比例IからVI 一般的製造法 (a)ポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレン−グ
リコールおよびグリシジル化合物の混合物1000重量
部を、110℃の温度、2ミリバールの圧力で1時間処
理し、次いでこれに400重量部の1,4−ブタンジオ
ールを合併し、65℃に加熱した4,4′−ジフェニル
メタンージイソシアネートから成る溶融体のNCO値1
01.5に対応する量と共に烈しく撹拌する。反応温度
が120℃に達したところで、均質な反応混合物を12
5℃に加熱した板上に注下する。約2分後に板状の粗生
成物を得るが、これを粗く細断した後、100℃に15
分間加熱する。次いでショア硬さ60DのこのTPUを
冷却し、顆粒化し、成形体試料を射出成形する。
【0055】(b)上記(a)と同様にして、ただしシ
ョア硬さ88AのTPUを製造するため、125重量部
の1,4−ブタンジオールを使用して処理する。
【0056】TPU製造のために使用されたグリシジル
化合物の種類およびポリオキシブチレン−ポリオキシア
ルキレン−グリコールに対するその使用量(重量%)な
らびに成形体試料につき測定された機械特性を下表1に
一括して示す。
【0057】表1の註釈 Poly THF ER 1800:分子量1800、
全重量に対して約30重量%のエチレンオキサイド単位
をランダム分布で結合含有するポリオキシブチレン−ポ
リオキシエチレン−グリコール。
【0058】Poly THF ER 1250:上記
Poly THF ER1800と同様の、ただし分子
量1250のポリオキシブチレン−ポリオキシエチレン
−グリコール。
【0059】Poly THF EB 1200:分子
量1200、全重量に対して約30重量%のエチレンオ
キサイド単位をブロックとして結合含有するポリオキシ
ブチレン−ポリオキシエチレン−グリコール。
【0060】Poly THF PR 1300:分子
量1300、全重量に対して約30重量%のプロピレン
オキサイド単位をランダム分布で結合含有するポリオキ
シブチレン−ポリオキシプロピレン−グリコール。
【0061】Poly THF 2000:分子量20
00のポリオキシブチレングリコール。
【0062】TrGIC:トリグリシジルイソシアヌレ
ート。
【0063】TGDDM:テトラグリシジル−4,4′
−ジアミノ−ジフェニルメタン。
【0064】BFD:ビスフェノールF−ジグリシジル
エーテル。
【0065】DGA:N,N−ジグリシジルアニリン。
【0066】GY 1180:Araldit(登録商
標) GY 1180(バーゼルのチバ、ガイギー
社)。
【0067】成形体試料の機械特性は以下により測定さ
れた。
【0068】油澎潤性はASTM−3油により100℃
における15日間貯蔵、引張り強さはDIN 5350
4、破断時伸びはDIN 53504、K値はツェルロ
ーゼヘミー13(1932)58頁のフィケンチャー
値、ノッチ衝撃強さはDIN 53453(0℃におけ
る破壊度%、oBは破壊なし)による。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】
【0071】実施例11 分子量1250、全重量に対して約30重量%のエチレ
ンオキサイド単位をランダム分布で結合含有するポリオ
キシブチレン−ポリオキシエチレン−グリコール150
0重量部と、ビスフェノールA−ジグリシジルエーテル
15重量部の混合物を110℃の温度、2ミリバールの
圧力で1時間処理し、次いで1,4−ブタンジオール1
85重量部をこの混合物に合併し、70℃に加熱し、烈
しく撹拌しつつ、65℃に加熱した4,4′−ジフェニ
ルメタン−ジイソシアネート溶融体のNCO値104に
相当する量(846重量部)を添加した。
【0072】反応混合物のその後の処理を上述(a)と
同様にして行なった。
【0073】これにより得られたTPU成形体試料の機
械特性は以下の通りであった。
【0074】 ショア硬さ 82.5A 色 無色 油澎潤性(%) 9.1 DIN 53504による引張り強さ(N/mm2 ) 22.7 DIN 53504による破断時伸び 670 K値 66.3 DIN 53453によるノッチ衝撃強さ (0℃における破壊度) 破壊なし
【0075】(PU成形エラストマー)対比例VIIおよび実施例12 (VIIa)対比物質としてのNCO基含有プレポリマ
ーの製造0.003重量%の燐酸で安定化された、分子
量1800、全重量に対して約30重量%のオキシエチ
レン単位をランダム分布で結合含有するポリオキシブチ
レン−ポリオキシエチレン−グリコール1000重量部
を、110℃の温度、10ないし20ミリバールの圧力
下に1時間処理し、50℃に冷却後、撹拌しつつこの温
度で45分間にわたり2,4−トルイレンジイソシアネ
ート212重量部を添加した。次いでこの反応混合物を
80℃に約5分間加熱し、この温度で撹拌しつつ約2時
間でプレポリマー形成を終結した。得られたプレポリマ
ーのNCO含有分は4.6重量%を示した。
【0076】(12a)本発明によるNCO基含有プレ
ポリマーの製造 対比例VIIaと同様にして、ただし0.5重量%のト
リグリシジルイソシアヌレートを含有するポリオキシブ
チレン−ポリオキシエチレンーグリコールを使用して処
理した。
【0077】得られたプレポリマーは4.6重量%のN
CO含有分を有し、23℃において940m・Pasの
粘度を示した。
【0078】(VIIb)上記対比例VIIaにより製
造され、90℃に加熱したNCO基含有プレポリマー
に、烈しく撹拌しつつ90℃に加熱された3,3′−ジ
クロロ−4,4′−ジアミノ−ジフェニルメタンを添加
した。反応混合物が発熱反応により115℃の温度に達
した後、これを110℃に加熱した金属製成形型内に注
下し、硬化させた。成形体試料が充分な安定性を示すに
至ったところで離型し、100℃に24時間加熱した。
【0079】(12b)対比例VIIbと同様にして、
ただし実施例12aにより製造したNCO基含有プレポ
リマーを使用して処理した。
【0080】成形体試料の機械特性を下表2に示す。表2 ショア硬さ 色 油澎潤 引張り 破断時 摩耗 性(%) 強さ(N/mm2) 伸び(%) (mg) 実施例12b 88A 無色 8.6 40.2 554 38 対比例 VIIb 88A 暗黄 8.6 6.8 95 112 褐色
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング、シュトレーレ ドイツ連邦共和国、6900、ハイデルベル ク、ハムペヴェーク、9 (72)発明者 ペーター、グロル ドイツ連邦共和国、6737、ベール−イゲ ルハイム、ヨーハン−ゼバスティアン− バッハ−シュトラーセ、15 (56)参考文献 特開 昭60−123523(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/00 - 18/87 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)有機ポリイソシアネートおよび/あ
    るいは変性有機ポリイソシアネートを、 (b)200から9000の分子量を有し、全体重量に
    対して少なくとも50重量%のオキシブチレン単位をブ
    ロックとしてあるいはランダム分布で結合含有する少な
    くとも1種類のポリオキシブチレン−ポリオキシアルキ
    レン−グリコール、 (c)少なくとも1種類の連鎖延長剤および/あるいは
    架橋剤、および (d)少なくとも1種類のグリシジル化合物と、 (e)発泡剤、(f)触媒、(g)助剤および/あるい
    は添加剤の存在下もしくは不存在下に反応させることに
    よりポリウレタンエラストマーを製造する方法におい
    て、 上記ポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレン−グリ
    コール(b)として、 ポリオキシブチレン−ポリオキシエチレン−グリコー
    ル、ポリオキシブチレン−ポリオキシプロピレン−グリ
    コール、ポリオキシブチレン−ポリオキシプロピレン−
    ポリオキシエチレン−グリコールあるいは少なくとも2
    種類の上記ポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレン
    −グリコールの混合物を、また上記グリシジル化合物
    (d)としてブチレングリコール−ジグリシジルエーテ
    ル、ビスフェノールA−ジグリシジルエーテル、トリグ
    リシジル−p−アミノフェノール、トリグリシジルイソ
    シアヌレート、テトラグリシジル−4,4’−ジアミノ
    −ジフェニルメタンおよびテトラキス−(4−(グリシ
    ジルオキシ)−フェニル)−エタンのうちから選ばれる
    ものとを使用することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】全体重量に対して85から99.95重量
    %の、少なくとも1種類のポリオキシブチレン−ポリオ
    キシアルキレン−グリコール(b)であって、 200
    から9000の分子量を有し、その全体重量に対して少
    なくとも50重量%のオキシブチレン単位を含有し、オ
    キシブチレン単位とオキシアルキレン単位とをブロック
    としてあるいはランダム分布で結合含有しており、ポリ
    オキシブチレン−ポリオキシエチレン−グリコール、ポ
    リオキシブチレン−ポリオキシプロピレングリコールお
    よびポリオキシブチレン−ポリオキシプロピレン−ポリ
    オキシエチレン−グリコールのうちから選ばれるもの
    と、 0.05から15重量%の少なくとも1種類のグリシジ
    ル化合物(d)であって、ブチレングリコール−ジグリシジルエーテル、ビスフェ
    ノールA−ジグリシジルエーテル、トリグリシジル−p
    −アミノフェノール、トリグリシジルイソシアヌレー
    ト、テトラグリシジル−4,4’−ジアミノ−ジフェニ
    ルメタンおよびテトラキス−(4−(グリシジルオキ
    シ)−フェニル)−エタンのうちから選ばれる ものとか
    ら成る材料混合物。
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