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JP3121357B2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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Publication number
JP3121357B2
JP3121357B2 JP02409254A JP40925490A JP3121357B2 JP 3121357 B2 JP3121357 B2 JP 3121357B2 JP 02409254 A JP02409254 A JP 02409254A JP 40925490 A JP40925490 A JP 40925490A JP 3121357 B2 JP3121357 B2 JP 3121357B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
trimmer
frame
trimmer blade
spring
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP02409254A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04231991A (ja
Inventor
利夫 生田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP02409254A priority Critical patent/JP3121357B2/ja
Publication of JPH04231991A publication Critical patent/JPH04231991A/ja
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Publication of JP3121357B2 publication Critical patent/JP3121357B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気かみそり、殊にネッ
ト刃とトリマー刃とを備えるとともに、この両種の刃を
同時に肌に当てることができるようになっている電気か
みそりに関する。
【0002】
【従来の技術】ネット刃とトリマー刃との両者がほぼ同
じ高さ位置に配設されて両種の刃を同時に肌に当てるこ
とができる電気かみそりがある。一例のヘッド部2を
12に示す。角筒状に形成されたフレーム7の上面開口
における中央部には、多数の刃孔を備えた外刃21と、
この外刃21の内面に摺接する内刃22とからなるネッ
ト刃20が配設され、上記開口内におけるネット刃20
の両脇には夫々トリマー刃5,5が配設されている。図
中3は内刃22を往復駆動するための駆動子、38は駆
動子3とトリマー刃5とを連結している継手である。
【0003】この電気かみそりでは、図に示すように、
ネット刃20と両トリマー刃5,5を同時に肌Sに当て
ることができ、この状態で図中白抜き矢印で示す方向に
電気かみそりを動かせば、長い毛やくせ毛がまずトリマ
ー刃5によって切断され、短い毛やトリマー刃5による
切断で短くなった毛がネット刃20で切断される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気かみそりに
おけるトリマー刃は、その上下位置が固定であり、この
ためにトリマー刃とネット刃の両者を同時に肌に当てる
にあたり、トリマー刃先端とネット刃とを結ぶ線が一義
的に決まってしまっており、このために様々である人体
の肌の凹凸形状に添わせて動かすことが難しいという問
題を有している。なお、トリマー刃の上下位置を切り替
えられるようにしたものもあるが、切り替えた位置での
トリマー刃は実際上、固定の場合と同じであって、同じ
問題を有している。
【0005】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところはネット刃とトリマー刃
との同時使用を円滑に且つ快適に行える電気かみそりを
提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、ネッ
ト刃とトリマー刃とを上端に備えて両種の刃を同時に肌
に接触させることができるようにされた電気かみそりに
おいて、枠状のフレーム内にトリマー刃とネット刃とを
配するとともにトリマー刃をフレームに対してばね付勢
に抗して下方へ沈み込み自在に支持して、ネット刃に対
するトリマー刃上下位置を可変としていることに特徴
を有している。本発明によれば、トリマー刃はばね付勢
に抗した沈み込み動作、すなわちフロート動作が可能と
なっているために、トリマー刃が肌の凹凸や肌の押し付
け力に応じて上下に動くものであり、このためにトリマ
ー刃とネット刃の両者を共に肌に当てることが容易に行
える。この時、トリマー基台に固定刃や可動刃を取り付
けたものとして形成されたトリマー刃が、そのトリマー
基台にフロートばねを一体に備えて、フレームに弾接す
る該フロートばねのばね力で上方へ弾発付勢されている
ものとするのがトリマー刃のフロート動作を簡単に得る
ことができる点で好ましく、また、フレーム外面に取り
付けられた上下スライド自在なスライド釦がフレーム内
に配されたトリマー刃に連結されてスライド釦と共にト
リマー刃がフレームに対して上下スライド自在となって
いるとともに、スライド釦の操作によるトリマー刃の上
方へのスライドでフレームが備えるストッパーとの係止
でトリマー刃のフレーム及びスライド釦に対する沈み込
み動作を阻止するフックをトリマー刃が備えたものとす
るのが、もみ上げの切断などにトリマー刃を使用する際
の使い勝手の点で好ましい。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図示例は乾電池を電源とするとともに防水タイプ
となっている往復式電気かみそりであって、図2により
全体構造をまず説明すると、図中1は本体であって、有
底筒状の電池カバー1aと、筒状の上部ハウジング1b
と、上部ハウジング1bにおける斜め方向に向けられた
上端開口を閉じる蓋1dとで筐体が形成されたもので、
その上部ハウジング1b内にはモータ10が配設されて
いる。また上部ハウジング1bの下端には電池収納部1
3を備えたホルダー15がビス止めで連結されており、
電池カバー1aはこのホルダー15を覆うものとなって
いる。図中1cは下部ハウジング1aの上端部外周面に
装着されたアクセントリング、16はホルダー15に設
けられてばね17による付勢で電池カバー1a内面の係
合凹部18に係合して電池カバー1aを止める係合片、
1gは防水用のOリングである。
【0008】本体1の前面には、本体1に対して上下ス
ライド自在となっているスイッチハンドル60と、この
スイッチハンドル60の上動(オン操作)をロックする
ためのロックハンドル61と、スイッチハンドル60の
上下操作に伴って回転するカム62、そしてこのカム6
2にてオンオフされる接点部とからなるスイッチ6が配
設されている。
【0009】一方、本体1の上端に斜め向きに設けられ
たヘッド部2は、角筒状のフレーム7と、このフレーム
7の上端面の開口内に配されたネット刃20及びネット
刃20の両脇に配される一対のトリマー刃5,5とから
なるもので、外刃21とこの外刃21内面に摺接する内
刃22とからなるネット刃20における内刃22は、駆
動子3を介して前記モータ10に連結されている。この
駆動子3は、モータ10の出力軸に取り付けられたバラ
ンサー付きの偏心軸12の回転運動を往復運動に変換し
て内刃22に往復運動を行わせる。図中39は内刃22
を外刃21に向けて付勢している押し上げばね、1eは
前記蓋蓋1dにおける駆動子3の貫通部の防塵(防水)
のためのパッキン、1fはパッキン1eの固定のための
押さえ板である。
【0010】上記ヘッド部2についてさらに詳しく説明
する。フレーム7はその一端の下縁部が上記本体1にヒ
ンジを介して連結されたもので、一面の表面側にはスラ
イド釦8が上下スライド自在に設けられている。そして
このフレーム7の内面には図5に示すように、トリマー
刃5の上下動ガイドのためのリブ72,73,74と、
後述するトリマー駆動子9を軸支するための軸71と、
外刃21の保持のためのフック70と、ストッパー75
とが形成されたものとなっている。なお、スライド釦8
が設けられた側の面では、リブ73,74間に縦長のガ
イド孔を、軸71の部分にも縦長のガイド孔を備えてお
り、軸71はスライド釦8の内面に突設されている。
【0011】一方、トリマー刃5は刃基台50と、押し
上げばね51、可動刃52、固定刃53、トリマー基台
54、そしてトリマー基台54と一体に形成されたトリ
マー駆動子9とからなるもので、上端縁と刃基台50と
の間に固定刃53と可動刃52と押し上げばね51とが
装着されるトリマー基台54は、フレーム7におけるリ
ブ72とフレーム7内面との間に挿入されるガイド片5
5を備えるとともに、リブ73,74間に挿入されるガ
イド片56を備え、さらにガイド片55からフロートば
ね57とフック58とを突設したものとなっている。前
記トリマー駆動子9は、軸71が通される上下に長い軸
孔90を備えて上端が可動刃52に連結されるものであ
って、ガイド片56,56に薄肉片59,59で一体に
つながっており、下端には前記駆動子3との連結用の継
手38に係合する係合溝91を備えている。駆動子3に
往復動を行わせれば、継手38を介して軸71で支持さ
れたトリマー駆動子9の揺動駆動がなされる。
【0012】そしてこのようにフレーム7に取り付けら
れたトリマー基台54は、図1に示すように、フック5
8とストッパー75との係合によって上方への移動に制
限もしくはクリックが付与されるとともに、フロートば
ね57の先端がフック70の根元部の上面に弾接するこ
とで、フレーム7に対してトリマー基台54を上方に付
勢するばね力が与えられる。このために、軸71はトリ
マー駆動子9に設けられた軸孔90の下方側に位置する
ものであり、トリマー刃5を肌に押し付けたならば、こ
のトリマー刃5はフロートばね57に抗して軸71と軸
孔90の上下隙間α分だけ沈むことが可能になっている
ものである。
【0013】なお、スライド釦8が配設された側にあっ
てスライド釦8に設けられた軸71でトリマー駆動子9
が軸支されたトリマー刃5も同じ動きを行う。また、こ
のトリマー刃は、スライド釦8を上方にスライドさせ
れば、軸71がスライド釦8に設けられている上に、ス
ライド釦8はトリマー基台54の各ガイド片56に連結
されるピン82を備えていることから、図6及び図7に
示すように、トリマー刃5も同時に上方へスライドし
フレーム7より上方へ飛び出し、フック58の下端縁が
ストッパー75の上端縁に係止するところでクリック固
定されて、トリマー刃5のフレーム7及びスライド釦8
に対する沈み込み動作が阻止される上に、この時、フロ
ートばね57はフック70から離れるために、トリマー
刃5がフロート動作することはない。
【0014】また、駆動子3とトリマー駆動子9とをつ
なぐ継手38は、上下2カ所にトリマー駆動子9との係
合部を備え、通常時は下方の係合部38aをトリマー駆
動子9の係合溝91に、トリマー刃9が上方に移動した
時には上方の係合部38bを係合溝91に係合させるた
めに、トリマー刃5の駆動は同じようになされる。ただ
し、図8に示すように、トリマー駆動子9の上下移動量
bよりも、上下の係合部38a,38bの間隔aを大き
くしているために、つまりトリマー刃5を上方に移動さ
せた時、継手38と係合する部分から軸71までの距離
Dが短くなるようにしているために、トリマー刃5が下
方に位置する場合よりも、上方に移動させた場合の方が
トリマー刃5における可動刃52の振幅が大きく、切断
能力が高くなる。
【0015】なお、フレーム7が図7におけるX点を中
心として回動するように本体1に取り付けている場合、
上下二つの係合部38a,38bがあることは、係合溝
91との間に引っ掛かりが生じてフレーム7を回動させ
にくくなるが、これが顕著な時には、図において上方側
の係合部38bを左方側にずらせた位置に設けるとよ
い。
【0016】
【0017】
【0018】図9〜図11にさらに他の実施例を示す。
これはトリマー基台54のガイド片55の下端にフレー
ム7内面に形成されたばね受け77の上面に接すること
になるフロートばね57を一体に形成するとともに、ガ
イド片56の下端にフレーム7内面に形成されたばね受
け78と係合する補助ばね95を一体に形成したもので
ある。そして通常位置においては、フロートばね57は
なんら変形することなくばね受け77の上面に接するだ
けとするとともに、逆V字形をなす補助ばね95の開口
内にばね受け78を挟み込むことで、上方への初期保持
用ばね力を発生させるとともに左右のがたつきをなく
し、トリマー刃5が沈み込んだ時、フロートばね57が
ばね受け77との間でトリマー刃5を上方に付勢するば
ね力が生じるようにしている。トリマー刃5が沈み込ん
でいない場合には、フロートばね57のたわみを零とす
ることによって、フロートばね57のクリープ変形をな
くしたものである。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トリマー
刃が肌の凹凸に併せて上下に動くためにトリマー刃とネ
ット刃の両者を共に肌に当てることが容易に行えるもの
であり、このためにネット刃とトリマー刃との同時使用
を円滑に且つ快適に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例における破断正面図で、(a)は
通常時、(b)はフロート時を示している。
【図2】電気かみそり全体の縦断面図である。
【図3】ヘッド部を示しており、(a)は平面図、(b)は正
面図である。
【図4】ヘッド部縦断面図で右側のトリマー刃がフロー
トしている状態を示している。
【図5】破断分解正面図である。
【図6】一方のトリマー刃を上方に突出させた状態の縦
断面図である。
【図7】一方のトリマー刃を上方に突出させた状態の破
断正面図である。
【図8】トリマー駆動子と継手の係合状態の説明図であ
る。
【図9】他の実施例の破断分解正面図である。
【図10】通常状態の破断正面図である。
【図11】補助ばねの作用を示す正面図である。
【図12】従来例の縦断面図である。
【符号の説明】
2 ヘッド部 5 トリマー刃 20 ネット刃

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネット刃とトリマー刃とを上端に備えて
    両種の刃を同時に肌に接触させることができるようにさ
    れた電気かみそりにおいて、枠状のフレーム内にトリマ
    ー刃とネット刃とを配するとともにトリマー刃をフレー
    ムに対してばね付勢に抗して下方へ沈み込み自在に支持
    して、ネット刃に対するトリマー刃上下位置を可変と
    していることを特徴とする電気かみそり。
  2. 【請求項2】 トリマー基台に固定刃や可動刃を取り付
    けたものとして形成されたトリマー刃は、そのトリマー
    基台にフロートばねを一体に備えて、フレームに弾接す
    る該フロートばねのばね力で上方へ弾発付勢されている
    ことを特徴とする請求項1記載の電気かみそり。
  3. 【請求項3】 フレーム外面に取り付けられた上下スラ
    イド自在なスライド釦がフレーム内に配されたトリマー
    刃に連結されてスライド釦と共にトリマー刃がフレーム
    に対して上下スライド自在となっているとともに、スラ
    イド釦の操作によるトリマー刃の上方へのスライドでフ
    レームが備えるストッパーとの係止でトリマー刃のフレ
    ーム及びスライド釦に対する沈み込み動作を阻止するフ
    ックをトリマー刃が備えていることを特徴とする請求項
    1または2記載の電気かみそり。
JP02409254A 1990-12-28 1990-12-28 電気かみそり Expired - Lifetime JP3121357B2 (ja)

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US5611145A (en) * 1991-12-20 1997-03-18 Wetzel; Matthias Dry-shaving apparatus
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CN113478528A (zh) * 2021-08-09 2021-10-08 中山市小石陶瓷刀片有限公司 一种t型手刮剃须刀刀片的固定结构及其组成的刀头

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