JP3107271U - 検温装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 粘着部材を使わずに感温素子により検温できると共に、簡単でコンパクトに収納できる検温装置を提供する。
【解決手段】 中空状筐体内に設けられた検温器本体を有し、オブジェクトの所定部位に装着しコードを介して前記検温器本体と連結する感温部材によって測定を行う検温装置において、前記感温部材が取り付けられて前記オブジェクトの所定部位に固持するための取付バンドが付設され、前記筐体内の前記検温器本体の設置部位の隣接部位に、外向けに開口が開設され、該開口を覆うように蓋が設けられ、前記感温部材と前記コードを、前記取付バンドと共に前記開口を経て前記筐体内に入れて前記蓋により閉じるように構成される。
【選択図】図3
【解決手段】 中空状筐体内に設けられた検温器本体を有し、オブジェクトの所定部位に装着しコードを介して前記検温器本体と連結する感温部材によって測定を行う検温装置において、前記感温部材が取り付けられて前記オブジェクトの所定部位に固持するための取付バンドが付設され、前記筐体内の前記検温器本体の設置部位の隣接部位に、外向けに開口が開設され、該開口を覆うように蓋が設けられ、前記感温部材と前記コードを、前記取付バンドと共に前記開口を経て前記筐体内に入れて前記蓋により閉じるように構成される。
【選択図】図3
Description
本考案は、検温装置に関するものである。
従来、検温器などの計測装置として、例えば、米国特許第6,641,544号があり、それに開示されている構成として、図1は、携帯用検温器1の構成を示す斜視図、図2は該検温器の使用例の概略図を示す。図1に示すように、コンパクト型筐体11と、該筐体11に内蔵される検温器本体(図示せず)と、前記検温器本体に前記筐体11内から引出されたコード142を介して連結される感温機構13とから構成されている。前記筐体11の表面部には、前記検温器本体と電気的に接続される表示部122と、警報を発するためのスピーカ部123と、電源、設定などの操作スイッチ124とが配置される。前記筐体11の底面部には、図示しないクリップが設けられている。前記コード142は、コード巻取り手段14によって巻き取られてコンパクトに収納され、その先端に前記感温機構13が設けられる。前記感温機構13は、前記コード142を介して電気的に接続される感温素子131と、該感温素子131を装着する例えば円盤形ゲル状粘着部材132とからなる。なお、前記感温素子131としてサーミスタを用いる。
該検温器1は、図2に示されるように、前記筐体11の底面部に設けられたクリップによってオブジェクト例えば乳幼児の服に留められ、前記感温機構13は、前記粘着部材132によって体の表面例えば心臓付近に貼り付けられ、前記感温素子131によって連続して検温する。検出した温度は、前記コード142を介して前記検温器本体へ転送されて処理され、前記表示部122に表示される。そして、体温が異常に高く、または低くなったり高くなったり安定しない緊急事態が発生すると、前記スピーカ部123によって警告音が発せられ、周囲に通報するようにしてなる。
米国特許第6,641,544号
このような検温器によれば、測定可能な部位が大幅に増大すると共に、持続的に検温できるが、体温を測定しない時は、散らかしたりしないよう各構成をまとめて専用のバッグやケースに収納しなければならない。また、前記検温器は、前記粘着部材132の貼り付けによって検温を行うので、粘着部材の使用を重ねるに伴い粘着力が低下し肌に全面的に貼り付かなくなって検温にばらつきを生じたり、剥れて測定できなくなったりする不都合がある。
従って、本考案は、上記問題点を解決すべくなされたものであり、感温素子が粘着力の低下によりもたらす問題点がある従来の粘着部材を使わずに検温できると共に、簡単でコンパクトに収納できる検温装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する検温装置は、中空状筐体内に設けられた検温器本体を有し、オブジェクトの所定部位に装着しコードを介して前記検温器本体と連結する感温部材によって測定を行う検温装置において、前記感温部材が取り付けられて前記オブジェクトの所定部位に固持するための取付バンドが付設され、前記筐体内の前記検温器本体の設置部位の隣接部位外向けに開口が開設され、該開口を覆うように蓋が設けられ、前記感温部材と前記コードを、前記取付バンドと共に前記開口より前記筐体内に入れて前記蓋によって閉じるように構成されることを特徴とするものである。
また、前記蓋は、該蓋の端縁から切り込んで前記コードを引出せるための小穴が設けられていることを特徴とするものである。
また、前記バンドは、概ね中央部にその上端縁から開口を経て前記感温部材を収容できる保持具としてのポケットが設けられ、両端部に互いに繋ぎ止める留め具が設けられていることを特徴とするものである。
また、前記バンドは、概ね中央部にその上端縁から開口を経て前記感温部材を収容できる保持具としてのポケットが設けられ、両端部に互いに繋ぎ止める留め具が設けられていることを特徴とするものである。
上記構成によると、筐体に蓋で閉じる開口を開けてあるので、不使用時には、各構成を筐体にまとめて格納することができ、分散したり汚れたりすることのないよう専用のバッグやケースに収納しなくてもすむ。また、オブジェクトに装着するための取付バンドが付設されるので、感温部材は、従来のようにオブジェクトへの装着のための粘着部材を使うことなく、付設しているバンドのポケットに入れてオブジェクトの肌に密着させて保持することができるので、有効に該粘着部材の粘着力低下による不具合を大幅低減することができる。
以下、図面に基づいて本考案の実施形態を説明する。
図3は、本実施例の検温装置の正面斜視図、図4は、同背面斜視図、図5は該検温装置の構成を示す概略分解斜視図、図6は図3の右側視図である。
図3は、本実施例の検温装置の正面斜視図、図4は、同背面斜視図、図5は該検温装置の構成を示す概略分解斜視図、図6は図3の右側視図である。
該検温装置は、バンド4に取り付けた中空状筐体2に内蔵された検温器本体31を有し、オブジェクトの腕又は腹にバンド4を巻き付けてコード5を介して検温器本体31と連結する例えば円盤状の感温部材6を、オブジェクトの肌に密着させて検温を行うものであり、検温器本体31は、中空状筐体2例えば上半部21に内蔵され、制御処理手段311と制御処理手段311と接続された記憶手段312などをそなえる。筐体2の表面側に、検温器本体31と連結して温度などを表示するための例えばLEDよりなるディスプレイ部321と、高温などの緊急事態を報知するためのスピーカ部322と、電源、設定などの操作スイッチ323とが設けられている。
また、感温部材6を保持する保持具としてオブジェクトに装着可能な取付バンド4が設けられ、筐体2の例えば下半部22の底面側には、コード5と感温部材6を、取付バンド4と共に筐体2の下半部22にコンパクトに収容できるよう開口23が開設され、蓋24によって覆われる。取付バンド4は、オブジェクトの例えば腕、又は腹に巻き付ける長さをした細長いバンドであり、その概ね中央部に、その充分な厚さをして上端面の開口部から窪んで感温部材6を取り入れて収容できる保持具である偏平状ポケット42が設けられ、両端部に例えばマジックテープなどの互いに繋ぎ止める留め具411、412が設けられている。ポケット42のオブジェクトに面した側壁部には窓43が空けられ、透明シート430が張付けられている。
コード5は、一端が検温器本体31と接続され、他端にソケット53が設けられた第1のコード51と、一端にソケット53に対応して差込可能なプラグ54が設けられ、他端が感温部材6と接続されてある第2のコード52とからなっている。
筐体2の底面及び蓋24の開口23とは逆側の表面には、バンド4に係止するための係止手段26としての例えばクリップ261、262、263が3つ設けられている。また、蓋24の例えば上端縁から切り込んでコード5、好ましくは図4に示すように第2のコード52の一部だけを引出せるための小穴25が設けられてある。なお、小穴25は、好ましくはその入り口が穴径より狭く形成される。なお、該検温装置による検温の作業は、従来の検温器と同様であるので、説明は省く。そして該検温装置の回路構成を、参考までに図7に概略示す。
該検温装置により検温を行う時は、図6の状態より、蓋24を開けて開口23より、下半部22内に収容されているバンド4、コード5及び感温部材6を取り出してプラグ54をソケット53に差込んで、感温部材6を取付バンド4の保持具であるポケット42に入れ、第2のコード52の一部だけを小穴25より外に伸出するように小穴25を通すと共に、ソケット53にプラグ54を差込んで連結した第1のコード51と第2のコード52を再び筐体2に詰め戻し、蓋24によって筐体2の開口23を覆う。そしてバンド4のポケット42が筐体2の底面に設けられたクリップ262、263の間に位置するようバンド4にクリップ262、263を係合する(図4)。バンド4の窓43をオブジェクトの肌と密着させながら例えば腕部や腹部に巻き付け、バンド4の両端部に設けられた留め具411、412によって繋ぎ止め、操作スイッチ323によってスイッチオンして検温を行う。そして、従来の技術と同様に、感温部材6により測定した値は、コード5を介して連結した検温器本体31により処理し、表示部321に表示され、温度が異常に表示されたときは、スピーカ部322によって警告音が発せられて周囲に通報する。
そして、検温を行わない時は、バンド4をクリップ262、263から取り外し、蓋24を開けると共にコード5を小穴25から外し、感温部材6とバンド4をコード5と共に開口23を介して筐体21の下半部22内に入れ、蓋24で開口23を閉じて格納する(図6)。なお、筐体21内に格納し終えた検温装置は例えばクリップ261によってベルトやジャケットのポケットに係止して持ち歩くことができる。
上記構成により、筐体に蓋で閉じられる開口を開けてあるので、使用しない時は、例えばコードや、感温部材、感温部材の取付バンドなどをまとめて専用のバッグやケースに収納しなくても、開口を介して筐体にまとめて格納することができる。また、感温部材を取付けオブジェクトに装着するための取付バンドが付設されるので、感温部材は従来のようにオブジェクトへの装着のための粘着部材を使わずにバンドによって保持され計測することができるので、粘着部材の粘着力低下による検温データのばらつき、または剥れて検温を失敗する不都合を大幅に低減することができる。
以上の説明で明らかのように、本考案によれば、従来の検温器のように粘着部材を使わずに検温することができると共に、容器を増加させず、検温装置筐体にまとめて格納できる実用性と携帯便利性を兼備する携帯用検温装置が実現される。
2...筐体
21...上半部
22...下半部
23...開口
24...蓋
25...小穴
26...係止手段
261,262,263...クリップ
31...検温器本体
311...制御処理手段
312...記憶手段
321...ディスプレイ部
322...スピーカ部
323...操作スイッチ
4...取付バンド
411,412...留め具
42...ポケット(保持具)
43...窓
430...透明シート
5...コード
51...第1のコード
52...第2のコード
53...ソケット
54...プラグ
6...感温部材
21...上半部
22...下半部
23...開口
24...蓋
25...小穴
26...係止手段
261,262,263...クリップ
31...検温器本体
311...制御処理手段
312...記憶手段
321...ディスプレイ部
322...スピーカ部
323...操作スイッチ
4...取付バンド
411,412...留め具
42...ポケット(保持具)
43...窓
430...透明シート
5...コード
51...第1のコード
52...第2のコード
53...ソケット
54...プラグ
6...感温部材
Claims (5)
- 中空状筐体内に設けられた検温器本体を有し、オブジェクトの所定部位に装着しコードを介して前記検温器本体と連結する感温部材によって測定を行う検温装置において、
前記感温部材が取り付けられて前記オブジェクトの所定部位に固持するための取付バンドが付設され、
前記筐体内の前記検温器本体の設置部位の隣接部位に、外向けに開口が開設され、該開口を覆うように蓋が設けられ、
前記感温部材と前記コードを、前記取付バンドと共に前記開口を経て前記筐体内に入れて前記蓋により閉じるように構成されることを特徴とする検温装置。 - 前記蓋は、該蓋の端縁から切り込んで前記コードを引出すための小穴が設けられ、前記開口と逆側の表面に前記バンドに係止するための係止手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の検温装置。
- 前記バンドは、概ね中央部の上端面に開口部が設けられ、該開口部から窪んで前記感温部材を収容できる保持具とするポケットが設けられ、両端部に互いに繋ぎ止める留め具が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の検温装置。
- 前記ポケットのオブジェクトに面した側壁部には窓が空けられ、透明シートが張り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の検温装置。
- 前記コードは、一端が前記検温器本体と接続され、他端にソケットが設けられた第1のコードと、一端に前記ソケットに対応してプラグが設けられ、他端が前記感温部材と接続されてある第2のコードとからなっていることを特徴とする請求項1に記載の検温装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004004962U JP3107271U (ja) | 2004-08-18 | 2004-08-18 | 検温装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004004962U JP3107271U (ja) | 2004-08-18 | 2004-08-18 | 検温装置 |
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ID=43269992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013517883A (ja) * | 2010-01-28 | 2013-05-20 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | モジュールリテーナ |
KR102033567B1 (ko) * | 2019-04-02 | 2019-10-17 | 지종완 | 생체정보 측정 장치 |
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2004
- 2004-08-18 JP JP2004004962U patent/JP3107271U/ja not_active Expired - Fee Related
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