JP2970091B2 - ハイブリツド車 - Google Patents
ハイブリツド車Info
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- JP2970091B2 JP2970091B2 JP19212991A JP19212991A JP2970091B2 JP 2970091 B2 JP2970091 B2 JP 2970091B2 JP 19212991 A JP19212991 A JP 19212991A JP 19212991 A JP19212991 A JP 19212991A JP 2970091 B2 JP2970091 B2 JP 2970091B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generator
- motor
- stirling engine
- hybrid vehicle
- electric motor
- Prior art date
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Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K6/00—Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00
- B60K6/20—Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00 the prime-movers consisting of electric motors and internal combustion engines, e.g. HEVs
- B60K6/50—Architecture of the driveline characterised by arrangement or kind of transmission units
- B60K6/54—Transmission for changing ratio
- B60K6/543—Transmission for changing ratio the transmission being a continuously variable transmission
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02G—HOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02G1/00—Hot gas positive-displacement engine plants
- F02G1/04—Hot gas positive-displacement engine plants of closed-cycle type
- F02G1/043—Hot gas positive-displacement engine plants of closed-cycle type the engine being operated by expansion and contraction of a mass of working gas which is heated and cooled in one of a plurality of constantly communicating expansible chambers, e.g. Stirling cycle type engines
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイブリツド車に関す
るもので、電気自動車の走行性能・走行距離を向上させ
るものである。
るもので、電気自動車の走行性能・走行距離を向上させ
るものである。
【0002】
【従来の技術】ハイブリツド車の従来技術として、例え
ば実開昭58−31703号公報に開示されたものがあ
る。この従来のハイブリツド車80を図4に基づいて説
明すると、熱機関81の出力軸に一方向クラツチ82を
介して発電機兼用の電動機(以下、電動機と略記する)
83を連結し、この電動機83の出力軸に変速機84を
介してデフアレンシヤル85を連結し、デフアレンシヤ
ル85にドライブシヤフト86を介して車輪87を連結
している。
ば実開昭58−31703号公報に開示されたものがあ
る。この従来のハイブリツド車80を図4に基づいて説
明すると、熱機関81の出力軸に一方向クラツチ82を
介して発電機兼用の電動機(以下、電動機と略記する)
83を連結し、この電動機83の出力軸に変速機84を
介してデフアレンシヤル85を連結し、デフアレンシヤ
ル85にドライブシヤフト86を介して車輪87を連結
している。
【0003】また、電動機83を発電機として使用する
か電動機として使用するかを決定する制御手段88が電
動機83を制御し、電動機83はこの制御手段88を介
してバツテリ89と接続されている。尚、熱機関81の
駆動状態はアクセルペダル90により制御される。
か電動機として使用するかを決定する制御手段88が電
動機83を制御し、電動機83はこの制御手段88を介
してバツテリ89と接続されている。尚、熱機関81の
駆動状態はアクセルペダル90により制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術のハイブリツド車80では、熱機関81と電動機8
3との間は一方向クラツチ82によつて接続されている
ので、熱機関81から電動機83へと駆動力を伝達する
ことはできても、その逆はできない。従つて、熱機関の
始動に際しては電動機83の他に新たなスタータ用の電
動機を設けなければならない。特に、熱機関がスターリ
ングエンジンの場合、スタータ用電動機の容量は非常に
大きなものが要求されて車両重量の増加を招き、ハイブ
リツド車の走行性能(最高速度・走行距離等)に悪影響
を及ぼすおそれがあつた。
技術のハイブリツド車80では、熱機関81と電動機8
3との間は一方向クラツチ82によつて接続されている
ので、熱機関81から電動機83へと駆動力を伝達する
ことはできても、その逆はできない。従つて、熱機関の
始動に際しては電動機83の他に新たなスタータ用の電
動機を設けなければならない。特に、熱機関がスターリ
ングエンジンの場合、スタータ用電動機の容量は非常に
大きなものが要求されて車両重量の増加を招き、ハイブ
リツド車の走行性能(最高速度・走行距離等)に悪影響
を及ぼすおそれがあつた。
【0005】また、電動機83とデフアレンシヤル85
との間は変速機84によつて接続されているので、熱機
関81の出力軸及び電動機83の出力軸の回転数は車輪
87の回転数に依存してしまう。従つて、ハイブリツド
車の低速走行時に、電動機を発電機として用いバツテリ
を充電しようとしても、熱機関81の回転数を変速機8
4の変速幅以上には大きくとれず、バツテリの充電が充
分にできないという不具合を有していた。
との間は変速機84によつて接続されているので、熱機
関81の出力軸及び電動機83の出力軸の回転数は車輪
87の回転数に依存してしまう。従つて、ハイブリツド
車の低速走行時に、電動機を発電機として用いバツテリ
を充電しようとしても、熱機関81の回転数を変速機8
4の変速幅以上には大きくとれず、バツテリの充電が充
分にできないという不具合を有していた。
【0006】そこで、本発明では、スターリングエンジ
ンを熱機関とするハイブリツド車の走行性能を向上させ
ることを、その技術的課題とする。
ンを熱機関とするハイブリツド車の走行性能を向上させ
ることを、その技術的課題とする。
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した本発明の技術的
課題を解決するために講じた本発明の第1の技術的手段
は、スターリングエンジンと発電機兼用の電動機とを走
行駆動源とし、発電機兼用の電動機とバツテリとを接続
したハイブリツド車において、スターリングエンジンと
発電機兼用の電動機との間に断続クラツチを配置すると
共に、発電機兼用の電動機とハイブリツド車のデフアレ
ンシヤルとの間に無段変速機を配置し、スターリングエ
ンジンの始動時には、断続クラツチを接続して発電機兼
用の電動機を始動用電動機として使用し、ハイブリツド
車の低速走行時には、スターリングエンジンの余剰出力
を利用して発電機兼用の電動機を発電機として使用する
ようにしたことである。
課題を解決するために講じた本発明の第1の技術的手段
は、スターリングエンジンと発電機兼用の電動機とを走
行駆動源とし、発電機兼用の電動機とバツテリとを接続
したハイブリツド車において、スターリングエンジンと
発電機兼用の電動機との間に断続クラツチを配置すると
共に、発電機兼用の電動機とハイブリツド車のデフアレ
ンシヤルとの間に無段変速機を配置し、スターリングエ
ンジンの始動時には、断続クラツチを接続して発電機兼
用の電動機を始動用電動機として使用し、ハイブリツド
車の低速走行時には、スターリングエンジンの余剰出力
を利用して発電機兼用の電動機を発電機として使用する
ようにしたことである。
【0009】前述した本発明の技術的課題を解決するた
めに講じた本発明の第2の技術的手段は、スターリング
エンジンと発電機兼用の電動機とを走行駆動源とし、発
電機兼用の電動機とバツテリとを接続したハイブリツド
車において、スターリングエンジンと発電機兼用の電動
機との間に流体クラツチを配置すると共に、発電機兼用
の電動機とハイブリツド車のデフアレンシヤルとの間に
無段変速機を配置し、スターリングエンジンの始動時に
は、流体クラツチを介して発電機兼用の電動機によりス
ターリングエンジンを始動し、ハイブリツド車の低速走
行時には、スターリングエンジンの余剰出力を利用して
発電機兼用の電動機を発電機として使用するようにした
ことである。
めに講じた本発明の第2の技術的手段は、スターリング
エンジンと発電機兼用の電動機とを走行駆動源とし、発
電機兼用の電動機とバツテリとを接続したハイブリツド
車において、スターリングエンジンと発電機兼用の電動
機との間に流体クラツチを配置すると共に、発電機兼用
の電動機とハイブリツド車のデフアレンシヤルとの間に
無段変速機を配置し、スターリングエンジンの始動時に
は、流体クラツチを介して発電機兼用の電動機によりス
ターリングエンジンを始動し、ハイブリツド車の低速走
行時には、スターリングエンジンの余剰出力を利用して
発電機兼用の電動機を発電機として使用するようにした
ことである。
【0010】
【作用】上述した本発明の第1・第2の技術的手段によ
れば、発電機兼用の電動機を用い、断続クラツチ又は流
体クラツチを介してスターリングエンジンを始動できる
ので、新たなスタータ用電動機を必要とせず車両重量の
増大が免れる。
れば、発電機兼用の電動機を用い、断続クラツチ又は流
体クラツチを介してスターリングエンジンを始動できる
ので、新たなスタータ用電動機を必要とせず車両重量の
増大が免れる。
【0011】また、発電機兼用の電動機の出力軸は無段
変速機を介してデフアレンシヤルと接続されており、そ
の変速幅は非常に大きいので車輪の回転数は発電機兼用
の電動機の回転数に影響しない。従つて、ハイブリツド
車の低速走行時においても発電機兼用の電動機とつなが
るスターリングエンジンの回転数は高くとることがで
き、バツテリを充分に充電することができる。
変速機を介してデフアレンシヤルと接続されており、そ
の変速幅は非常に大きいので車輪の回転数は発電機兼用
の電動機の回転数に影響しない。従つて、ハイブリツド
車の低速走行時においても発電機兼用の電動機とつなが
るスターリングエンジンの回転数は高くとることがで
き、バツテリを充分に充電することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の技術的手段を具体化した実施
例について添付図面に基づいて説明する。
例について添付図面に基づいて説明する。
【0013】図1に示す本発明第1実施例のハイブリツ
ド車10において、スターリングエンジン11の出力軸
に断続クラツチ(例えば乾式クラツチや油圧多板式クラ
ツチ等)12を介して発電機兼用の電動機(以下、電動
機と略記する)13を連結し、この電動機13の出力軸
にクラツチ(例えば乾式クラツチや油圧多板式クラツチ
等)14および無段変速機(例えばCVT:Conti
nuousVariable Transmissio
n等)15を介してデフアレンシヤル16を連結し、デ
フアレンシヤル16にドライブシヤフト17を介して車
輪18を連結している。
ド車10において、スターリングエンジン11の出力軸
に断続クラツチ(例えば乾式クラツチや油圧多板式クラ
ツチ等)12を介して発電機兼用の電動機(以下、電動
機と略記する)13を連結し、この電動機13の出力軸
にクラツチ(例えば乾式クラツチや油圧多板式クラツチ
等)14および無段変速機(例えばCVT:Conti
nuousVariable Transmissio
n等)15を介してデフアレンシヤル16を連結し、デ
フアレンシヤル16にドライブシヤフト17を介して車
輪18を連結している。
【0014】また、電動機13を発電機として使用する
か電動機として使用するかを決定する制御手段19が電
動機13を制御し、電動機13はこの制御手段19を介
してバツテリ20と接続されている。
か電動機として使用するかを決定する制御手段19が電
動機13を制御し、電動機13はこの制御手段19を介
してバツテリ20と接続されている。
【0015】以上の構成を有するハイブリツド車10の
作動について、図2も併せて参照のうえ以下に説明す
る。
作動について、図2も併せて参照のうえ以下に説明す
る。
【0016】まず、車両が完全に静止状態にあり、走行
を行おうとする際には、断続クラツチ12を接続してバ
ツテリ20から電動機13へと電力を供給し、電動機1
3にてスターリングエンジン11を始動する。尚、スタ
ーリングエンジン11はその特性上、着火後30秒程度
は出力できない。
を行おうとする際には、断続クラツチ12を接続してバ
ツテリ20から電動機13へと電力を供給し、電動機1
3にてスターリングエンジン11を始動する。尚、スタ
ーリングエンジン11はその特性上、着火後30秒程度
は出力できない。
【0017】次に、車両の停止時において、制御手段1
9がバツテリ20の充電が必要であると判断すると、制
御手段19はクラツチ14を離断して電動機13とデフ
アレンシヤル15とを非接続状態に保ち、断続クラツチ
12を接続してスターリングエンジン11と電動機13
とを接続状態とする。このとき、スターリングエンジン
11は発電負荷に応じてその出力回転数を制御され、電
動機13は発電機として駆動されてバツテリ20を充電
する。一方、制御手段19がバツテリ20の充電が必要
ないと判断すると、制御手段19は断続クラツチ12お
よびクラツチ14を共に離断し、スターリングエンジン
11はアイドリング状態に保たれる。
9がバツテリ20の充電が必要であると判断すると、制
御手段19はクラツチ14を離断して電動機13とデフ
アレンシヤル15とを非接続状態に保ち、断続クラツチ
12を接続してスターリングエンジン11と電動機13
とを接続状態とする。このとき、スターリングエンジン
11は発電負荷に応じてその出力回転数を制御され、電
動機13は発電機として駆動されてバツテリ20を充電
する。一方、制御手段19がバツテリ20の充電が必要
ないと判断すると、制御手段19は断続クラツチ12お
よびクラツチ14を共に離断し、スターリングエンジン
11はアイドリング状態に保たれる。
【0018】次に、車両速度が0km/hを超えて第1
設定速度(例えば20km/h程度)までの領域におい
ては、制御手段19は断続クラツチ12を離断すると共
に、クラツチ14を接続する。従つて、車両は電動機1
3によりクラツチ14、無段変速機15を介して駆動さ
れる。
設定速度(例えば20km/h程度)までの領域におい
ては、制御手段19は断続クラツチ12を離断すると共
に、クラツチ14を接続する。従つて、車両は電動機1
3によりクラツチ14、無段変速機15を介して駆動さ
れる。
【0019】次に、車両速度が第1設定速度A1(例え
ば20km/h程度)から第2設定速度A2(例えば5
0km/h程度)の領域において、制御手段19がバツ
テリ20の充電が必要であると判断すると、制御手段1
9は断続クラツチ12およびクラツチ14を共に接続す
る。このとき、電動機13は発電機として作用してバツ
テリ20を充電するので、スターリングエンジン11の
出力は車両の駆動に供されると共に、発電機としての電
動機13の駆動にも供される。尚、スターリングエンジ
ン11は車両の走行負荷及び発電負荷に応じてその出力
回転数を制御される。一方、制御手段19がバツテリ2
0の充電が必要ないと判断すると、制御手段19は断続
クラツチ12を離断し、スターリングエンジン11はア
イドリング状態に保たれ、クラツチ14を接続し、車両
は電動機13により駆動される。
ば20km/h程度)から第2設定速度A2(例えば5
0km/h程度)の領域において、制御手段19がバツ
テリ20の充電が必要であると判断すると、制御手段1
9は断続クラツチ12およびクラツチ14を共に接続す
る。このとき、電動機13は発電機として作用してバツ
テリ20を充電するので、スターリングエンジン11の
出力は車両の駆動に供されると共に、発電機としての電
動機13の駆動にも供される。尚、スターリングエンジ
ン11は車両の走行負荷及び発電負荷に応じてその出力
回転数を制御される。一方、制御手段19がバツテリ2
0の充電が必要ないと判断すると、制御手段19は断続
クラツチ12を離断し、スターリングエンジン11はア
イドリング状態に保たれ、クラツチ14を接続し、車両
は電動機13により駆動される。
【0020】次に、車両速度が第2設定速度A2から第
3設定速度A3(例えば90km/h程度)の領域にお
いて、制御手段19がバツテリ20の充電が必要である
と判断すると、制御手段19は断続クラツチ12および
クラツチ14を共に接続する。このとき、電動機13は
発電機として作用してバツテリ20を充電するので、ス
ターリングエンジン11の出力は車両の駆動に供される
と共に、発電機としての電動機13の駆動にも供され
る。尚、スターリングエンジン11は車両の走行負荷及
び発電負荷に応じてその出力回転数を制御される。一
方、制御手段19がバツテリ20の充電が必要ないと判
断すると、制御手段19は断続クラツチ12を接続し、
車両はスターリングエンジン11により駆動される。但
し、電動機13は発電機として作用するが、バツテリ2
0への充電ラインを制御手段19がカツトするので、バ
ツテリ20の充電は行われない。
3設定速度A3(例えば90km/h程度)の領域にお
いて、制御手段19がバツテリ20の充電が必要である
と判断すると、制御手段19は断続クラツチ12および
クラツチ14を共に接続する。このとき、電動機13は
発電機として作用してバツテリ20を充電するので、ス
ターリングエンジン11の出力は車両の駆動に供される
と共に、発電機としての電動機13の駆動にも供され
る。尚、スターリングエンジン11は車両の走行負荷及
び発電負荷に応じてその出力回転数を制御される。一
方、制御手段19がバツテリ20の充電が必要ないと判
断すると、制御手段19は断続クラツチ12を接続し、
車両はスターリングエンジン11により駆動される。但
し、電動機13は発電機として作用するが、バツテリ2
0への充電ラインを制御手段19がカツトするので、バ
ツテリ20の充電は行われない。
【0021】最後に、第3設定速度A3を超える領域に
おいて、制御手段19は断続クラツチ12およびクラツ
チ14を共に接続する。このとき、スターリングエンジ
ン11の出力は常時最高出力状態とされ、この最高出力
を超える分を電動機13が補う。
おいて、制御手段19は断続クラツチ12およびクラツ
チ14を共に接続する。このとき、スターリングエンジ
ン11の出力は常時最高出力状態とされ、この最高出力
を超える分を電動機13が補う。
【0022】図3は、本発明第2実施例のハイブリツド
車40の要部構成図であり、第1実施例と異なる部分
は、断続クラツチ12の代わりに流体クラツチ41が用
いられる点である。その他の部分については、第1実施
例と同一であり、同一の番号符号を付して説明を省略す
る。また、第2実施例の作用についても断続クラツチ1
2が流体クラツチ41に代わり、断続クラツチ12の離
断時には流体クラツチ41が滑つているだけである。
車40の要部構成図であり、第1実施例と異なる部分
は、断続クラツチ12の代わりに流体クラツチ41が用
いられる点である。その他の部分については、第1実施
例と同一であり、同一の番号符号を付して説明を省略す
る。また、第2実施例の作用についても断続クラツチ1
2が流体クラツチ41に代わり、断続クラツチ12の離
断時には流体クラツチ41が滑つているだけである。
【0023】
【発明の効果】以上に示した様に本発明では、スターリ
ングエンジンと発電機兼用の電動機との間を断続または
流体クラツチにて接続すると共に、発電機兼用の電動機
とデフアレンシヤルとの間を無段変速機にて接続してい
るので、スターリングエンジンの始動に際し、断続また
は流体クラツチを介して発電機兼用の電動機にてスター
リングエンジンを始動でき、スタータ用電動機を別途必
要とすることがなく車両重量が軽減できる。また、無段
変速機の変速幅は非常に大きいので、この特性を利用す
ることにより車両の低速走行時においてもスターリング
エンジンは高速回転数を保持でき、電動機を発電機とし
て利用してバツテリを充電できる。
ングエンジンと発電機兼用の電動機との間を断続または
流体クラツチにて接続すると共に、発電機兼用の電動機
とデフアレンシヤルとの間を無段変速機にて接続してい
るので、スターリングエンジンの始動に際し、断続また
は流体クラツチを介して発電機兼用の電動機にてスター
リングエンジンを始動でき、スタータ用電動機を別途必
要とすることがなく車両重量が軽減できる。また、無段
変速機の変速幅は非常に大きいので、この特性を利用す
ることにより車両の低速走行時においてもスターリング
エンジンは高速回転数を保持でき、電動機を発電機とし
て利用してバツテリを充電できる。
【図1】本発明第1実施例のハイブリツド車10の構成
図を示す。
図を示す。
【図2】図1における定常走行曲線の特性図を示す。
【図3】本発明第2実施例のハイブリツド車40の要部
構成図を示す。
構成図を示す。
【図4】従来技術のハイブリツド車80の構成図を示
す。
す。
10,40 ハイブリツド車、 11 スターリングエンジン、 12 断続クラツチ、 13 発電機兼用の電動機、 15 無段変速機、 16 デフアレンシヤル、 20 バツテリ、 41 流体クラツチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02N 11/04 (56)参考文献 特開 平2−101903(JP,A) 特開 昭58−69403(JP,A) 特開 昭57−155121(JP,A) 特開 昭54−132929(JP,A) 実開 昭58−46202(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 17/04 B60L 11/14 F02G 1/045 F02N 11/04 B60K 9/00
Claims (2)
- 【請求項1】 スターリングエンジンと発電機兼用の電
動機とを走行駆動源とし、 該発電機兼用の電動機とバツテリとを接続したハイブリ
ツド車において、 前記スターリングエンジンと前記発電機兼用の電動機と
の間に断続クラツチを配置すると共に、 前記発電機兼用の電動機と前記ハイブリツド車のデフア
レンシヤルとの間に無段変速機を配置し、 前記スターリングエンジンの始動時には、前記断続クラ
ツチを接続して前記発電機兼用の電動機を始動用電動機
として使用し、 前記ハイブリツド車の低速走行時には、前記スターリン
グエンジンの余剰出力を利用して前記発電機兼用の電動
機を発電機として使用することを特徴とするハイブリツ
ド車。 - 【請求項2】 スターリングエンジンと発電機兼用の電
動機とを走行駆動源とし、 該発電機兼用の電動機とバツテリとを接続したハイブリ
ツド車において、 前記スターリングエンジンと前記発電機兼用の電動機と
の間に流体クラツチを配置すると共に、 前記発電機兼用の電動機と前記ハイブリツド車のデフア
レンシヤルとの間に無段変速機を配置し、 前記スターリングエンジンの始動時には、前記流体クラ
ツチを介して前記発電機兼用の電動機により前記スター
リングエンジンを始動し、 前記ハイブリツド車の低速走行時には、前記スターリン
グエンジンの余剰出力を利用して前記発電機兼用の電動
機を発電機として使用することを特徴とするハイブリツ
ド車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19212991A JP2970091B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | ハイブリツド車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19212991A JP2970091B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | ハイブリツド車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538956A JPH0538956A (ja) | 1993-02-19 |
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