JP2873493B2 - 血糖調節剤 - Google Patents
血糖調節剤Info
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- JP2873493B2 JP2873493B2 JP2210895A JP21089590A JP2873493B2 JP 2873493 B2 JP2873493 B2 JP 2873493B2 JP 2210895 A JP2210895 A JP 2210895A JP 21089590 A JP21089590 A JP 21089590A JP 2873493 B2 JP2873493 B2 JP 2873493B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はズズメバチ(Vespa属)の幼虫が分泌する
だ液中に含まれるアミノ酸類で構成される組成物を含む
血糖調節剤に関するものである。
だ液中に含まれるアミノ酸類で構成される組成物を含む
血糖調節剤に関するものである。
(従来の技術及び発明の解決しようとする課題) 従来、スズメバチの幼虫に関する報告、特に幼虫が分
泌するだ液に関する報告はほとんどなく、その組成は全
く解明されていなかった。またスズメバチの驚異的な筋
持続力はどの様な栄養に由来するのかも全く不明であっ
た。
泌するだ液に関する報告はほとんどなく、その組成は全
く解明されていなかった。またスズメバチの驚異的な筋
持続力はどの様な栄養に由来するのかも全く不明であっ
た。
本発明者らは、種々のスズメバチの幼虫が分泌するだ
液について研究し、その組成を明らかにするとともに、
その組成物が極めて有効な筋持続剤として作用すること
を見出し、その有効成分を解明して来た。すなわち該組
成物が、通常のタンパク質あるいはその水解物中に比較
的多量に含有されるアスパラギン酸やグルタミン酸をほ
とんど含有せず、プロリンとグリシンを主成分とするア
ミノ酸組成物であり、この組成物が血中乳酸値を低下さ
せ、疲労の低下や運動の持続に有効であるということを
見出した。
液について研究し、その組成を明らかにするとともに、
その組成物が極めて有効な筋持続剤として作用すること
を見出し、その有効成分を解明して来た。すなわち該組
成物が、通常のタンパク質あるいはその水解物中に比較
的多量に含有されるアスパラギン酸やグルタミン酸をほ
とんど含有せず、プロリンとグリシンを主成分とするア
ミノ酸組成物であり、この組成物が血中乳酸値を低下さ
せ、疲労の低下や運動の持続に有効であるということを
見出した。
本発明者らは、上記の組成物が上記の作用の他にさら
に血糖調節作用を有することを見出し、本発明を完成し
たものである。
に血糖調節作用を有することを見出し、本発明を完成し
たものである。
(課題を解決するための手段) すなわち、本発明はアミノ酸組成物であって、スレオ
ニンを2〜15モル、プロリンを4〜30モル、グリシンを
7〜20モル、バリンを4〜8モル、イソロイシンを3〜
9モル、ロイシンを2〜12モル、チロシンを1〜9モ
ル、フェニルアラニンを0.5〜5モル、リジンを5〜11
モルの割合で含有し、かつそれぞれ5モル以下の割合の
メチオニン、トリプトファン、ヒスチジン、アルギニン
を含むことを特徴とする血糖調節剤を提供することを目
的とする。
ニンを2〜15モル、プロリンを4〜30モル、グリシンを
7〜20モル、バリンを4〜8モル、イソロイシンを3〜
9モル、ロイシンを2〜12モル、チロシンを1〜9モ
ル、フェニルアラニンを0.5〜5モル、リジンを5〜11
モルの割合で含有し、かつそれぞれ5モル以下の割合の
メチオニン、トリプトファン、ヒスチジン、アルギニン
を含むことを特徴とする血糖調節剤を提供することを目
的とする。
本発明の血糖調節剤は、種々のスズメバチの幼虫だ液
をアミノ酸分析機で分析して明らかにし、その有効成分
を含有するアミノ酸組成物として完成されたものであ
る。
をアミノ酸分析機で分析して明らかにし、その有効成分
を含有するアミノ酸組成物として完成されたものであ
る。
本発明の血糖調節剤の例を、以下の第1表に示す。
表中、キイロはキイロスズメバチ(Vespa Xanth opte
ra)由来の組成物、モンはモンスズメバチ(Vespa crab
ro)由来の組成物、ヒメはヒメスズメバチ(Vespa trop
ica)由来の組成物、コガタはコガタスズメバチ(Vespa
analis)由来の組織物、オオはオオスズメバチ(Vespa
mandarinia)由来の組成物(各々、分析値を示す)を示
し、また、VAAMは本発明の血糖調節剤を製造する場合の
一例を示したものである。
ra)由来の組成物、モンはモンスズメバチ(Vespa crab
ro)由来の組成物、ヒメはヒメスズメバチ(Vespa trop
ica)由来の組成物、コガタはコガタスズメバチ(Vespa
analis)由来の組織物、オオはオオスズメバチ(Vespa
mandarinia)由来の組成物(各々、分析値を示す)を示
し、また、VAAMは本発明の血糖調節剤を製造する場合の
一例を示したものである。
本発明の血糖調節剤を構成するアミノ酸は特にL−ア
ミノ酸を用いることが好ましい。
ミノ酸を用いることが好ましい。
本発明の血糖調節剤は、スレオニン(Thr)を2〜15
モル、プロリン(Pro)を4〜30モル、グリシン(Gly)
を7〜20モル、バリン(Val)を4〜8モル、イソロイ
シン(I−Leu)を3〜9モル、ロイシン(Leu)を2〜
12モル、チロシン(Tyr)を1〜9モル、フェニルアラ
ニン(Phe)を0.5〜5モル、リジン(Lys)を5〜11モ
ルの割合で含有し、かつそれぞれ5モル以下の割合でメ
チオニン(Met)、トリプトファン(Trp)、ヒスチジン
(His)、アルギニン(Arg)を含有する。
モル、プロリン(Pro)を4〜30モル、グリシン(Gly)
を7〜20モル、バリン(Val)を4〜8モル、イソロイ
シン(I−Leu)を3〜9モル、ロイシン(Leu)を2〜
12モル、チロシン(Tyr)を1〜9モル、フェニルアラ
ニン(Phe)を0.5〜5モル、リジン(Lys)を5〜11モ
ルの割合で含有し、かつそれぞれ5モル以下の割合でメ
チオニン(Met)、トリプトファン(Trp)、ヒスチジン
(His)、アルギニン(Arg)を含有する。
その他に3モル以下の割合のタウリン(Tau)、2モ
ル以下の割合のリン酸エタノールアミノ(P−EtAm)、
1モル以下の割合のアスパラギン酸(Asp)、5モル以
下の割合のセリン(Ser)、5モル以下の割合のアスパ
ラギン(Asn)、4モル以下の割合のグルタミン酸(Gl
u)、12モル以下の割合のアラニン(Ala)、0.5モル以
下の割合のシスチン(Cys)、1モル以下の割合のβ−
アラニン(β−Ala)、0.5モル以下の割合のγ−アミノ
酪酸(GABA)、3モル以下の割合のエタノールアミン
(EtAm)、2モル以下の割合のアンモニア(NH3)、3
モル以下の割合のオルニチン(Orn)、1モル以下の割
合の1−メチルヒスチジン(1−MeHis)、1モル以下
の割合の3−メチルヒスチジン(3−MeHis)を含むこ
とができる。
ル以下の割合のリン酸エタノールアミノ(P−EtAm)、
1モル以下の割合のアスパラギン酸(Asp)、5モル以
下の割合のセリン(Ser)、5モル以下の割合のアスパ
ラギン(Asn)、4モル以下の割合のグルタミン酸(Gl
u)、12モル以下の割合のアラニン(Ala)、0.5モル以
下の割合のシスチン(Cys)、1モル以下の割合のβ−
アラニン(β−Ala)、0.5モル以下の割合のγ−アミノ
酪酸(GABA)、3モル以下の割合のエタノールアミン
(EtAm)、2モル以下の割合のアンモニア(NH3)、3
モル以下の割合のオルニチン(Orn)、1モル以下の割
合の1−メチルヒスチジン(1−MeHis)、1モル以下
の割合の3−メチルヒスチジン(3−MeHis)を含むこ
とができる。
例えば第1表記載のVAAMを基に本発明の血糖調節剤を
説明すれば、スレオニンを約6.3モル、プロリンを約15.
8モル、グリシンを約16.8モル、バリンを約5.1モル、イ
ソロイシンを約4.0モル、ロイシンを約5.4モル、チロシ
ンを約5.2モル、フェニルアラニンを約3.4モル、リジン
を約7.6モル、メチオニンを約0.47モル、トリプトファ
ンを約1.9モル、ヒスチジンを約2.3モル、アルギニンを
約3.1モルの割合で含む血糖調節剤としてもよく、ま
た、さらに上記の組成を加えて、アスパラギン酸を約0.
14モル、セリンを約2.2モル、グルタミン酸を約2.8モ
ル、アラニンを約5.3モルの割合で含む血糖調節剤とし
てもよい。特に後者の組成物(VAAM)は血糖調節剤とし
て好ましい。
説明すれば、スレオニンを約6.3モル、プロリンを約15.
8モル、グリシンを約16.8モル、バリンを約5.1モル、イ
ソロイシンを約4.0モル、ロイシンを約5.4モル、チロシ
ンを約5.2モル、フェニルアラニンを約3.4モル、リジン
を約7.6モル、メチオニンを約0.47モル、トリプトファ
ンを約1.9モル、ヒスチジンを約2.3モル、アルギニンを
約3.1モルの割合で含む血糖調節剤としてもよく、ま
た、さらに上記の組成を加えて、アスパラギン酸を約0.
14モル、セリンを約2.2モル、グルタミン酸を約2.8モ
ル、アラニンを約5.3モルの割合で含む血糖調節剤とし
てもよい。特に後者の組成物(VAAM)は血糖調節剤とし
て好ましい。
本発明の血糖調節剤を製造するにあたっては、市販の
上記アミノ酸を上記の所定割合で混合すれば良い。通常
は粉末状で均一に混合して組成物とすればよいが。構成
成分を蒸留水に溶解して若しくは溶液状態で混合し、乾
燥して組成物を製造しても良い。本発明の組成物は室温
以下で製造することが好ましい。
上記アミノ酸を上記の所定割合で混合すれば良い。通常
は粉末状で均一に混合して組成物とすればよいが。構成
成分を蒸留水に溶解して若しくは溶液状態で混合し、乾
燥して組成物を製造しても良い。本発明の組成物は室温
以下で製造することが好ましい。
本発明の血糖調節剤は微弱な苦味を呈し、マウスに経
口投与した場合20g/kgでも全く毒性を発現せず、LD50は
20g/kgをはるかに上まわる。
口投与した場合20g/kgでも全く毒性を発現せず、LD50は
20g/kgをはるかに上まわる。
本発明の血糖調節剤の投与形態は特に限定されない
が、経口投与、直腸投与、注射による投与等の一般的投
与経路を経ることができる。経口投与の場合には、上記
組成を有する組成物自体として、あるいは医薬上許容さ
れる担体は、賦形剤、希釈剤等とともに混合し、散剤、
顆粒剤、錠剤、カプセル剤、トローチ剤、シロップ剤等
として用いてもよい。ただし、固体散剤、錠剤では吸収
に時間がかかる場合もあるので、組成物自体の経口投与
が好ましい。その場合には適当な添加剤、例えば塩化ナ
トリウム等の塩類、pH調節剤、キレート剤等と共に水溶
液として投与することが好ましい。本発明の血糖調節剤
には他のアミノ酸、水溶性ビタミン類、クエン酸等の酸
類を添加してもよく、また、適当な風味を加えてドリン
ク剤としてもよい。また、注射剤としては、適当な緩衝
剤、等張剤等を添加し、減菌蒸留水に溶解したものを用
いて、例えば静脈内に点滴静注すればよい。
が、経口投与、直腸投与、注射による投与等の一般的投
与経路を経ることができる。経口投与の場合には、上記
組成を有する組成物自体として、あるいは医薬上許容さ
れる担体は、賦形剤、希釈剤等とともに混合し、散剤、
顆粒剤、錠剤、カプセル剤、トローチ剤、シロップ剤等
として用いてもよい。ただし、固体散剤、錠剤では吸収
に時間がかかる場合もあるので、組成物自体の経口投与
が好ましい。その場合には適当な添加剤、例えば塩化ナ
トリウム等の塩類、pH調節剤、キレート剤等と共に水溶
液として投与することが好ましい。本発明の血糖調節剤
には他のアミノ酸、水溶性ビタミン類、クエン酸等の酸
類を添加してもよく、また、適当な風味を加えてドリン
ク剤としてもよい。また、注射剤としては、適当な緩衝
剤、等張剤等を添加し、減菌蒸留水に溶解したものを用
いて、例えば静脈内に点滴静注すればよい。
本発明の組成物はきわめて低毒性であるのでその投与
量は非常に広範に設定でき、さらに、投与方法、使用目
的により異なるが通常1回に0.5〜5g、好ましくは1回
に1〜2g、1日投与量として1〜20g、好ましくは4〜1
0gとすることが好ましい。これらの溶液剤とする場合に
は0.5〜10wt%溶液として10〜1000ml、好ましくは1〜4
wt%溶液として100〜400mlを1回投与量とすればよい。
注射剤としては0.5〜2wt%溶液として1回あたり10ml〜
500ml、好ましくは100〜300mlを投与すればよい。
量は非常に広範に設定でき、さらに、投与方法、使用目
的により異なるが通常1回に0.5〜5g、好ましくは1回
に1〜2g、1日投与量として1〜20g、好ましくは4〜1
0gとすることが好ましい。これらの溶液剤とする場合に
は0.5〜10wt%溶液として10〜1000ml、好ましくは1〜4
wt%溶液として100〜400mlを1回投与量とすればよい。
注射剤としては0.5〜2wt%溶液として1回あたり10ml〜
500ml、好ましくは100〜300mlを投与すればよい。
実施例 第1表中に記載された本発明の血糖調節剤VAAMを、室
温下蒸留水に成分アミノ酸を加えて溶解することによ
り、16mg/mlの水溶液として製造した。
温下蒸留水に成分アミノ酸を加えて溶解することによ
り、16mg/mlの水溶液として製造した。
このVAAM水溶液について、血糖値調節作用を試験し
た。
た。
尚、対照として以下の組成を有するカゼイン、アミノ
酸組成物(CAAM)を同様に水溶液(VAAMと窒素当量)と
して使用した。
酸組成物(CAAM)を同様に水溶液(VAAMと窒素当量)と
して使用した。
血中グルコーステスト A.試験方法 ヘキソキナーゼとグルコース−6−リン酸デヒドロゲ
ナーゼによってグルコースが6−リン酸δグルコノラク
トンに変わる時に1分子生成するNADPHを340nmの吸収測
定によって求めた。ベーリンガー社の臨床試薬を用いて
行った。
ナーゼによってグルコースが6−リン酸δグルコノラク
トンに変わる時に1分子生成するNADPHを340nmの吸収測
定によって求めた。ベーリンガー社の臨床試薬を用いて
行った。
B.試験結果 a)VAAM水溶液の遊泳前後の血糖値への影響 5週令のマウス(体重18〜22g、試験前15時間絶食)
に37.5μl/gの検体を経口投与で与え、30分後に0.3gの
負荷をかけて強制遊泳(35℃)に開始した。遊泳前の投
与後30分と遊泳30分後に血糖値を測定した。血糖値の測
定は以下の方法により行った。遊泳前には蒸留水投与マ
ウス(コントロール)、CAAM投与マウス及びVAAM投与マ
ウスで有意な差はなかった。遊泳後には蒸留水投与マウ
スが48.7mg/dl、CAAM投与マウスが、41.9mg/dlであり遊
泳前と比較してかなり減少していた。10%ブドウ糖溶液
投与マウスも遊泳前後で半減していた。しかし、VAAM投
与マウスでは71.7mg/dlであり、遊泳前と変化は少な
く、ブドウ糖とVAAMの併用では血糖値の低下はブドウ糖
の単独投与より少なかった(第1図)。従って、本発明
の血糖調節剤は強制運動時に血糖値を維持する働きがあ
ることが示された。
に37.5μl/gの検体を経口投与で与え、30分後に0.3gの
負荷をかけて強制遊泳(35℃)に開始した。遊泳前の投
与後30分と遊泳30分後に血糖値を測定した。血糖値の測
定は以下の方法により行った。遊泳前には蒸留水投与マ
ウス(コントロール)、CAAM投与マウス及びVAAM投与マ
ウスで有意な差はなかった。遊泳後には蒸留水投与マウ
スが48.7mg/dl、CAAM投与マウスが、41.9mg/dlであり遊
泳前と比較してかなり減少していた。10%ブドウ糖溶液
投与マウスも遊泳前後で半減していた。しかし、VAAM投
与マウスでは71.7mg/dlであり、遊泳前と変化は少な
く、ブドウ糖とVAAMの併用では血糖値の低下はブドウ糖
の単独投与より少なかった(第1図)。従って、本発明
の血糖調節剤は強制運動時に血糖値を維持する働きがあ
ることが示された。
第1図は本発明の組成物の遊泳前後の血糖値への影響を
示す図である。
示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧口 好三 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新日本製鐵株式會社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 31/195 A61K 31/13 A61K 31/18 A61K 35/64 CA(STN)
Claims (5)
- 【請求項1】アミノ酸組成物であって、スレオニンを2
〜15モル、プロリンを4〜30モル、グリシンを7〜20モ
ル、バリンを4〜8モル、イソロイシンを3〜9モル、
ロイシンを2〜12モル、チロシンを1〜9モル、フェニ
ルアラニンを0.5〜5モル、リジンを5〜11モルの割合
で含有し、かつそれぞれ5モル以下の割合のメチオニ
ン、トリプトファン、ヒスチジン、アルギニンを含むこ
とを特徴とする血糖調節剤。 - 【請求項2】さらにアルパラギン酸を1モル以下、セリ
ンを5モル以下、グルタミン酸を4モル以下、アラニン
を12モル以下の割合で含む請求項1記載の血糖調節剤。 - 【請求項3】さらにタウリンを3モル以下、β−アラニ
ンを1モル以下、γ−アミノ酪酸を0.5モル以下、エタ
ノールアミンを3モル以下、アンモニアを2モル以下、
オルニチンを3モル以下、1−メチルヒスチジンを1モ
ル以下、3−メチルヒスチジンを1モル以下の割合で含
む請求項2記載の血糖調節剤。 - 【請求項4】スレニオンを6.3モル、プロリンを15.8モ
ル、グリシンを16.8モル、バリンを5.1モル、イソロイ
シンを4.0モル、ロイシンを5.4モル、チロシンを5.2モ
ル、フェニルアラニンを3.4モル、リジンを7.6モル、メ
チオニンを0.47モル、トリプトファンを1.9モル、ヒス
チジンを2.3モル、アルギニンを3.1モルの割合で含む請
求項1記載の血糖調節剤。 - 【請求項5】さらにアスパラギン酸を0.14モル、セリン
を2.2モル、グルタミン酸を2.8モル、アラニンを5.3モ
ルの割合で含む請求項4記載の血糖調節剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2210895A JP2873493B2 (ja) | 1990-08-09 | 1990-08-09 | 血糖調節剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2210895A JP2873493B2 (ja) | 1990-08-09 | 1990-08-09 | 血糖調節剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0495026A JPH0495026A (ja) | 1992-03-27 |
JP2873493B2 true JP2873493B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=16596861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2210895A Expired - Fee Related JP2873493B2 (ja) | 1990-08-09 | 1990-08-09 | 血糖調節剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2873493B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0873754B1 (en) | 1996-01-09 | 2003-07-30 | Riken | Amino acid compositions |
US5965596A (en) | 1997-08-12 | 1999-10-12 | Harris; Roger | Methods and compositions for increasing the anaerobic working capacity in tissue |
DE69708109T2 (de) * | 1996-08-12 | 2002-08-01 | Mark Dunnett | Verfahren und zusammensetzungen zur steigerung der anaerobe leistungsfähigkeit in geweben |
US7504376B2 (en) | 1996-08-12 | 2009-03-17 | Natural Alternatives International | Methods and compositions for increasing the anaerobic working capacity in tissues |
JP2000072669A (ja) * | 1998-08-24 | 2000-03-07 | Inst Of Physical & Chemical Res | アミノ酸・糖組成物 |
JP4528925B2 (ja) | 2003-05-30 | 2010-08-25 | 独立行政法人理化学研究所 | アミノ酸組成物及び補液 |
JPWO2005027898A1 (ja) * | 2003-09-19 | 2007-11-15 | 独立行政法人理化学研究所 | アミノ酸組成物 |
ES2402935T3 (es) | 2005-03-21 | 2013-05-10 | Abbott Laboratories | Composición de aminoácidos para mejorar la tolerancia a la glucosa |
DK3081215T3 (da) | 2005-05-23 | 2020-04-27 | Natural Alternatives Int Inc | Sammensætninger og fremgangsmåder til langvarig frigørelse af beta-alanin |
KR102222161B1 (ko) | 2011-06-23 | 2021-03-02 | 이노바푸드 에이비 | 개선된 식품 조성물 |
-
1990
- 1990-08-09 JP JP2210895A patent/JP2873493B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH0495026A (ja) | 1992-03-27 |
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