JP2721661B2 - 表示方法 - Google Patents
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- JP2721661B2 JP2721661B2 JP8098305A JP9830596A JP2721661B2 JP 2721661 B2 JP2721661 B2 JP 2721661B2 JP 8098305 A JP8098305 A JP 8098305A JP 9830596 A JP9830596 A JP 9830596A JP 2721661 B2 JP2721661 B2 JP 2721661B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は表示方法に関し、
特に、ウィンドウとデータ資源に対するウィンドウ内表
示データの範囲を表わすスクロールバーとを対をなして
表示する表示方法に関する。
特に、ウィンドウとデータ資源に対するウィンドウ内表
示データの範囲を表わすスクロールバーとを対をなして
表示する表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6および図7は従来のワークステーシ
ョンにおけるマルチウィンドウ表示方法を説明するため
の図であり、特に、図6はウィンドウWにデータ資源全
体を表示した場合を示し、図7はその一部を表示した場
合を示す。マルチウィンドウシステムでは、データ資源
を表示するウィンドウは通常データの一部のみを表示す
るようになっていて、その表示部分が全体に対してどの
位置に相当するのかを2つのスクロールバー100、2
00によって示している。また、スクロールバー10
0、200は全体に対し表示する部分を指定するのにも
用いられる。たとえば、図7に示す例では、上方と右方
とに表示されたハッチング部によりウィンドウWに表示
されていないデータがその方向に存在していることを示
している。ウィンドウWの表示内容をスクロールする場
合には、スクロールバー100または200の一端にカ
ーソルを移動し、マウスの移動に伴なって表示部分に相
当するスクロールバーの長さPhまたはPvを移動させ
て、移動状況を示す。
ョンにおけるマルチウィンドウ表示方法を説明するため
の図であり、特に、図6はウィンドウWにデータ資源全
体を表示した場合を示し、図7はその一部を表示した場
合を示す。マルチウィンドウシステムでは、データ資源
を表示するウィンドウは通常データの一部のみを表示す
るようになっていて、その表示部分が全体に対してどの
位置に相当するのかを2つのスクロールバー100、2
00によって示している。また、スクロールバー10
0、200は全体に対し表示する部分を指定するのにも
用いられる。たとえば、図7に示す例では、上方と右方
とに表示されたハッチング部によりウィンドウWに表示
されていないデータがその方向に存在していることを示
している。ウィンドウWの表示内容をスクロールする場
合には、スクロールバー100または200の一端にカ
ーソルを移動し、マウスの移動に伴なって表示部分に相
当するスクロールバーの長さPhまたはPvを移動させ
て、移動状況を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
マルチウィンドウシステムでは、表示内容をスクロール
させるとき、スクロールバーを移動させて表示内容のス
クロール状況を表わすようにしているが、従来の方法で
は、表示データ300、ウィンドウの標題400および
スクロールバー100、200を1つの描画データにま
とめて表示していたため、スクロールバーをマウスの移
動に合わせて描き変えるには、描画速度の点で無理があ
った。このため、従来は表示部分に相当するスクロール
バーを疑似的に移動させて表示部分が確定したときに、
その表示内容とスクロールバーの再描画を行うようにし
ている。したがって、従来の方法では、表示部分の確定
前後で表示内容が変わってしまうという問題点があり、
また、これを一致させようとすると、CPUに負担がか
かりすぎるため、リアルタイム動作が困難になるという
問題点があった。
マルチウィンドウシステムでは、表示内容をスクロール
させるとき、スクロールバーを移動させて表示内容のス
クロール状況を表わすようにしているが、従来の方法で
は、表示データ300、ウィンドウの標題400および
スクロールバー100、200を1つの描画データにま
とめて表示していたため、スクロールバーをマウスの移
動に合わせて描き変えるには、描画速度の点で無理があ
った。このため、従来は表示部分に相当するスクロール
バーを疑似的に移動させて表示部分が確定したときに、
その表示内容とスクロールバーの再描画を行うようにし
ている。したがって、従来の方法では、表示部分の確定
前後で表示内容が変わってしまうという問題点があり、
また、これを一致させようとすると、CPUに負担がか
かりすぎるため、リアルタイム動作が困難になるという
問題点があった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、表
示内容のスクロール動作に合わせ、スクロールバーを同
時にスクロールできるような表示方法を提供することで
ある。
示内容のスクロール動作に合わせ、スクロールバーを同
時にスクロールできるような表示方法を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る表示方法
は、ウィンドウと、データ資源に対するウィンドウ内表
示データの範囲を表わすスクロールバーとを対をなして
表示する表示方法であって、前記データ資源を記憶する
第1の記憶ステップと、前記データ資源の表示サイズと
前記ウィンドウ内表示データのサイズとの比率を算出す
る算出ステップと、前記算出された比率に基づくスクロ
ールバーパターンを生成して記憶する第2の記憶ステッ
プと、及び前記データ資源及び前記スクロールバーパタ
ーンの一部を対をなしてウィンドウ表示している際に、
前記データ資源におけるウィンドウ表示データ読出領域
が移動したとき、その移動方向と逆方向に前記記憶され
たスクロールバーパターンの読出位置を移動させる移動
ステップとを備えて構成される。
は、ウィンドウと、データ資源に対するウィンドウ内表
示データの範囲を表わすスクロールバーとを対をなして
表示する表示方法であって、前記データ資源を記憶する
第1の記憶ステップと、前記データ資源の表示サイズと
前記ウィンドウ内表示データのサイズとの比率を算出す
る算出ステップと、前記算出された比率に基づくスクロ
ールバーパターンを生成して記憶する第2の記憶ステッ
プと、及び前記データ資源及び前記スクロールバーパタ
ーンの一部を対をなしてウィンドウ表示している際に、
前記データ資源におけるウィンドウ表示データ読出領域
が移動したとき、その移動方向と逆方向に前記記憶され
たスクロールバーパターンの読出位置を移動させる移動
ステップとを備えて構成される。
【0006】本発明に係る表示方法によれば、データ資
源の表示サイズとウィンドウ内表示データのサイズとの
比率を算出し、算出された比率に基づくスクロールバー
パターンを生成して記憶することで、ウィンドウ内表示
データのスクロール指示に連動して、その移動方向とは
逆方向にスクロールバーパターンを移動させる。特に、
一度生成したスクロールバーパターンの読出位置を変更
するだけで、スクロールバーパターンが移動表示される
ので、CPUの負荷は少なく、リアルタイムで描画を行
なうことができる。
源の表示サイズとウィンドウ内表示データのサイズとの
比率を算出し、算出された比率に基づくスクロールバー
パターンを生成して記憶することで、ウィンドウ内表示
データのスクロール指示に連動して、その移動方向とは
逆方向にスクロールバーパターンを移動させる。特に、
一度生成したスクロールバーパターンの読出位置を変更
するだけで、スクロールバーパターンが移動表示される
ので、CPUの負荷は少なく、リアルタイムで描画を行
なうことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図2はこの発明の一実施の形態の
電気的構成を示す概略ブロック図である。図2を参照し
て、この発明の一実施の形態の電気的構成について説明
する。
電気的構成を示す概略ブロック図である。図2を参照し
て、この発明の一実施の形態の電気的構成について説明
する。
【0008】ワークステーションには、MPU(マイク
ロ・プロセッサ・ユニット)1が設けられていて、MP
U1にはバスライン2を介してインターフェイス3、R
OM4、ワーキングRAM5、プログラムRAM6、画
像メモリ7、ビデオRAM8、CRTコントローラ9お
よびフロッピィディスクコントローラ10が接続されて
いる。インターフェイス3には、キーボード11とマウ
スコントローラ12とが接続される。
ロ・プロセッサ・ユニット)1が設けられていて、MP
U1にはバスライン2を介してインターフェイス3、R
OM4、ワーキングRAM5、プログラムRAM6、画
像メモリ7、ビデオRAM8、CRTコントローラ9お
よびフロッピィディスクコントローラ10が接続されて
いる。インターフェイス3には、キーボード11とマウ
スコントローラ12とが接続される。
【0009】キーボード11は、アルファベットおよび
数字を入力するためのキーと、各種の制御キーとを有す
る。マウスコントローラ12は、マウス13のコントロ
ーラであり、マウス13の移動量に応じた移動量データ
と、マウス13のポイントキー操作時の制御データとを
MPU1からの要求信号に同期して出力する。ROM4
はシステムプログラムおよびアイコンパターン等の固定
データを記憶するものである。
数字を入力するためのキーと、各種の制御キーとを有す
る。マウスコントローラ12は、マウス13のコントロ
ーラであり、マウス13の移動量に応じた移動量データ
と、マウス13のポイントキー操作時の制御データとを
MPU1からの要求信号に同期して出力する。ROM4
はシステムプログラムおよびアイコンパターン等の固定
データを記憶するものである。
【0010】ワーキングRAM5は各処理データを記憶
する各種バッファ、レジスタバッファおよび各種メモリ
のアドレスレジスタを含む。さらに、ワーキングRAM
5には、マウス13によって移動されるカーソルの座標
値を保持するカーソルレジスタと、ウィンドウの優先順
位、ウィンドウのサイズ情報およびウィンドウメモリの
アドレス情報とを管理するウィンドウ管理テーブルと、
カーソルによって指示される位置の各ウィンドウ内のデ
ータを特定するための座標管理テーブルとが設けられて
いる。プログラムRAM6は、アプリケーションプログ
ラムを記憶するものである。
する各種バッファ、レジスタバッファおよび各種メモリ
のアドレスレジスタを含む。さらに、ワーキングRAM
5には、マウス13によって移動されるカーソルの座標
値を保持するカーソルレジスタと、ウィンドウの優先順
位、ウィンドウのサイズ情報およびウィンドウメモリの
アドレス情報とを管理するウィンドウ管理テーブルと、
カーソルによって指示される位置の各ウィンドウ内のデ
ータを特定するための座標管理テーブルとが設けられて
いる。プログラムRAM6は、アプリケーションプログ
ラムを記憶するものである。
【0011】画像メモリ7は、画像データを記憶するも
のであって、各ウィンドウごとに区画されている。画像
メモリ7の画像データはバスライン2を介してビデオR
AM8に転送される。ビデオRAM8はCRTディスプ
レイ14の画像に対応した画像データを記憶するもので
あり、当該画像データがCRTコントローラ9によって
CRTディスプレイ14と同期して読出され、表示出力
される。ビデオRAM8は、優先順位の低い画像より順
に書換えられ、最終的には最も優先順位の高い画像を記
憶する。
のであって、各ウィンドウごとに区画されている。画像
メモリ7の画像データはバスライン2を介してビデオR
AM8に転送される。ビデオRAM8はCRTディスプ
レイ14の画像に対応した画像データを記憶するもので
あり、当該画像データがCRTコントローラ9によって
CRTディスプレイ14と同期して読出され、表示出力
される。ビデオRAM8は、優先順位の低い画像より順
に書換えられ、最終的には最も優先順位の高い画像を記
憶する。
【0012】CRTコントローラ9は上述のカーソルレ
ジスタのデータが供給されたとき、ビデオRAM8のデ
ータと合成してカーソルマークを表示する機能を有して
いる。フロッピィディスクコントローラ10は、フロッ
ピィディスク15をコントロールするものである。MP
U1はROM4のシステムプログラムおよびプログラム
RAM6のアプリケーションプログラムに従ってシステ
ム制御を行う。
ジスタのデータが供給されたとき、ビデオRAM8のデ
ータと合成してカーソルマークを表示する機能を有して
いる。フロッピィディスクコントローラ10は、フロッ
ピィディスク15をコントロールするものである。MP
U1はROM4のシステムプログラムおよびプログラム
RAM6のアプリケーションプログラムに従ってシステ
ム制御を行う。
【0013】次に、上述のワークステーションの一般的
な動作について概略説明する。マウス13等の指示によ
って複数種類の画像データ(キャラクタデータを含む)
をマルチウィンドウにて表示する場合、画像データはカ
ーソルレジスタの座標値を基準とし、かつウィンドウサ
イズおよび優先順位に基づいて合成展開される。
な動作について概略説明する。マウス13等の指示によ
って複数種類の画像データ(キャラクタデータを含む)
をマルチウィンドウにて表示する場合、画像データはカ
ーソルレジスタの座標値を基準とし、かつウィンドウサ
イズおよび優先順位に基づいて合成展開される。
【0014】マウス13によってウィンドウ内の設定位
置を指示したとき、カーソルレジスタの座標値は座標管
理テーブルに基づいて対応するウィンドウ内の座標値に
変換され、各データ要素ごとに予め定められた固定座標
内にあるか否かが判定され、ポイントしたデータ要素が
特定される。この特定はアプリケーションプログラムに
よって定義され、通常のアイコン指示、キャラクタ指示
となる。また、ウィンドウ表示をする場合には、画像メ
モリ7中の表示開始アドレスとウィンドウサイズ、さら
にビデオRAM8の位置アドレスが保持され、画像デー
タはビデオRAM8に転送される。さらに、ウィンドウ
サイズ内のデータをスクロールする場合には、表示開始
アドレスを変位させてデータ伝送が行われる。
置を指示したとき、カーソルレジスタの座標値は座標管
理テーブルに基づいて対応するウィンドウ内の座標値に
変換され、各データ要素ごとに予め定められた固定座標
内にあるか否かが判定され、ポイントしたデータ要素が
特定される。この特定はアプリケーションプログラムに
よって定義され、通常のアイコン指示、キャラクタ指示
となる。また、ウィンドウ表示をする場合には、画像メ
モリ7中の表示開始アドレスとウィンドウサイズ、さら
にビデオRAM8の位置アドレスが保持され、画像デー
タはビデオRAM8に転送される。さらに、ウィンドウ
サイズ内のデータをスクロールする場合には、表示開始
アドレスを変位させてデータ伝送が行われる。
【0015】図1はこの発明の一実施の形態における画
像データを説明するための図である。図1を参照して、
画像データについて説明する。図1において、データ7
1、72および73は画像メモリ7に区画された各ウィ
ンドウに対応する画像データであり、各ウィンドウより
大きいデータサイズを有している。データ資源としての
データ71はウィンドウW1に対応する画像データであ
り、データ処理されたキャラクタデータまたはグラフィ
ックデータである。CRTディスプレイ14に表示され
るウィンドウW1の表示開始アドレスはアドレスポイン
タAP1に保持されていて、ウィンドウW1の枠711
のデータが読出されて表示されるようになっている。
像データを説明するための図である。図1を参照して、
画像データについて説明する。図1において、データ7
1、72および73は画像メモリ7に区画された各ウィ
ンドウに対応する画像データであり、各ウィンドウより
大きいデータサイズを有している。データ資源としての
データ71はウィンドウW1に対応する画像データであ
り、データ処理されたキャラクタデータまたはグラフィ
ックデータである。CRTディスプレイ14に表示され
るウィンドウW1の表示開始アドレスはアドレスポイン
タAP1に保持されていて、ウィンドウW1の枠711
のデータが読出されて表示されるようになっている。
【0016】データ72は垂直スクロールバーウィンド
ウW2に対応するグラフィック画像データであり、ウィ
ンドウW1の表示範囲を表わす空白部721と、後で説
明する残部を表わすハッチングパターン部722と、ス
クロール方向を表わす方向指示アイコンとして利用され
る矢印パターン部723とで構成されている。ウィンド
ウW2の表示開始アドレスはアドレスポインタAP2に
保持されていて、ウィンドウW2の枠724のデータが
読出されて表示されるようになっている。データ73は
水平スクロールバーウィンドウW3に対応するグラフィ
ック画像データであり、上述の垂直スクロールバーパタ
ーンと同様の構成を有する。
ウW2に対応するグラフィック画像データであり、ウィ
ンドウW1の表示範囲を表わす空白部721と、後で説
明する残部を表わすハッチングパターン部722と、ス
クロール方向を表わす方向指示アイコンとして利用され
る矢印パターン部723とで構成されている。ウィンド
ウW2の表示開始アドレスはアドレスポインタAP2に
保持されていて、ウィンドウW2の枠724のデータが
読出されて表示されるようになっている。データ73は
水平スクロールバーウィンドウW3に対応するグラフィ
ック画像データであり、上述の垂直スクロールバーパタ
ーンと同様の構成を有する。
【0017】ウィンドウW3の表示開始アドレスはアド
レスポインタAP3に保持されていて、ウィンドウW3
の枠734のデータが読出されて表示されるようになっ
ている。データ71、72および73は、各々AP1〜
AP3により読出されて、ビデオRAM8に転送され、
ビデオRAM8の予め定められた位置アドレスVAP
1、VAP2、VAP3をそれぞれ開始アドレスとして
書込まれて、合成記憶される。
レスポインタAP3に保持されていて、ウィンドウW3
の枠734のデータが読出されて表示されるようになっ
ている。データ71、72および73は、各々AP1〜
AP3により読出されて、ビデオRAM8に転送され、
ビデオRAM8の予め定められた位置アドレスVAP
1、VAP2、VAP3をそれぞれ開始アドレスとして
書込まれて、合成記憶される。
【0018】図3および図4はこの発明の一実施の形態
の表示動作を説明するためのフロー図であり、図5は動
作説明のための図である。次に、図1ないし図5を参照
して、この発明の一実施の形態の動作について説明す
る。
の表示動作を説明するためのフロー図であり、図5は動
作説明のための図である。次に、図1ないし図5を参照
して、この発明の一実施の形態の動作について説明す
る。
【0019】ウィンドウ形成にあたって、ステップS1
(図示ではS1と略称する)において、たとえばフロッ
ピィディスク15からのデータ読出、あるいは、キーボ
ード11からのデータ入力処理によって、ワーキングR
AM5上にデータが作成され、画像メモリ7の予め区画
されたエリアに画像データ71として記憶される。続い
て、ステップS2において、ウィンドウW1の形成処理
が行なわれ、ウィンドウ枠711が設定される。
(図示ではS1と略称する)において、たとえばフロッ
ピィディスク15からのデータ読出、あるいは、キーボ
ード11からのデータ入力処理によって、ワーキングR
AM5上にデータが作成され、画像メモリ7の予め区画
されたエリアに画像データ71として記憶される。続い
て、ステップS2において、ウィンドウW1の形成処理
が行なわれ、ウィンドウ枠711が設定される。
【0020】続いて、ステップS3において、画像デー
タ71のサイズとウィンドウ枠711のサイズとの比率
が算出される。たとえば、図5(A)にしめすように、
ウィンドウ枠711が表示データ71に対して位置して
いる場合には、左方残部、表示部分、右方残部の比率は
l1:l2:l3の比率となる。続いて、ステップS4
において、l1、l2、l3により図1に示すようなス
クロールバーパターン72、73が画像メモリ7に形成
される。スクロールバーパターン73について図5
(B)を参照して説明すると、空白部731が中央部に
形成され、この両側部にl1+l3が合成されて、ハッ
チングパターン部732が形成される。
タ71のサイズとウィンドウ枠711のサイズとの比率
が算出される。たとえば、図5(A)にしめすように、
ウィンドウ枠711が表示データ71に対して位置して
いる場合には、左方残部、表示部分、右方残部の比率は
l1:l2:l3の比率となる。続いて、ステップS4
において、l1、l2、l3により図1に示すようなス
クロールバーパターン72、73が画像メモリ7に形成
される。スクロールバーパターン73について図5
(B)を参照して説明すると、空白部731が中央部に
形成され、この両側部にl1+l3が合成されて、ハッ
チングパターン部732が形成される。
【0021】垂直スクロールバーパターン72も同様に
して形成される。スクロールバーパターン72および7
3は、ウィンドウ枠711が画像データ71の最端部に
移動したとき、ウィンドウW2、W3の対応する端部に
ハッチングパターンが表示されないように配分される。
して形成される。スクロールバーパターン72および7
3は、ウィンドウ枠711が画像データ71の最端部に
移動したとき、ウィンドウW2、W3の対応する端部に
ハッチングパターンが表示されないように配分される。
【0022】その後、ステップS5において、各画像デ
ータがビデオRAM8に転送され、ウィンドウ内のデー
タのみが表示され、ステップS6において、マウス13
等のキー操作によってスクロールが指示されると、ステ
ップS7において、メモリアドレスが設定され、そのう
ちに対応した各画像データがビデオRAM8に転送され
る。
ータがビデオRAM8に転送され、ウィンドウ内のデー
タのみが表示され、ステップS6において、マウス13
等のキー操作によってスクロールが指示されると、ステ
ップS7において、メモリアドレスが設定され、そのう
ちに対応した各画像データがビデオRAM8に転送され
る。
【0023】次に、上述の転送動作およびスクロール動
作を詳細に説明する。
作を詳細に説明する。
【0024】ステップS11では、画像メモリ7のアド
レスポインタAP1からウィンドウW1に対応するたと
えばNバイトの画像データが順次読出されて、ビデオR
AM8に転送され、開始点VAP1を起点として書込ま
れる。続いて、ステップS12では、画像メモリ7のア
ドレスポインタAP2からウィンドウW2に対応するた
とえばMバイトの画像データが順次読出されて、ビデオ
RAM8に転送され、開始点VAP2を起点として書込
まれる。続いて、ステップS13では、画像メモリ7の
アドレスポインタAP3からウィンドウW3に対応する
たとえばPバイトの画像データが順次読出されて、ビデ
オRAM8に転送され、開始点VAP3を起点として書
込まれる。以上の処理によって、CRTディスプレイ1
4上に図5(C)のようなウィンドウが表示される。
レスポインタAP1からウィンドウW1に対応するたと
えばNバイトの画像データが順次読出されて、ビデオR
AM8に転送され、開始点VAP1を起点として書込ま
れる。続いて、ステップS12では、画像メモリ7のア
ドレスポインタAP2からウィンドウW2に対応するた
とえばMバイトの画像データが順次読出されて、ビデオ
RAM8に転送され、開始点VAP2を起点として書込
まれる。続いて、ステップS13では、画像メモリ7の
アドレスポインタAP3からウィンドウW3に対応する
たとえばPバイトの画像データが順次読出されて、ビデ
オRAM8に転送され、開始点VAP3を起点として書
込まれる。以上の処理によって、CRTディスプレイ1
4上に図5(C)のようなウィンドウが表示される。
【0025】マウス13の操作によって、矢印パターン
90を指示し、マウス13を移動することによりスクロ
ール処理に移行し、上下、左右方向のスクロール操作が
行なわれる。すなわち、ステップS14において、スク
ロール割込処理の開始が指示されると、ステップS15
において、垂直スクロールか否かが判別される。左右方
向へのスクロールであれば、続いて、ステップS16に
おいて、左方向へのスクロールか否かが判別される。ま
た、垂直方向へのスクロールであれば、ステップS21
において、上方へのスクロールか否かが判別される。
90を指示し、マウス13を移動することによりスクロ
ール処理に移行し、上下、左右方向のスクロール操作が
行なわれる。すなわち、ステップS14において、スク
ロール割込処理の開始が指示されると、ステップS15
において、垂直スクロールか否かが判別される。左右方
向へのスクロールであれば、続いて、ステップS16に
おいて、左方向へのスクロールか否かが判別される。ま
た、垂直方向へのスクロールであれば、ステップS21
において、上方へのスクロールか否かが判別される。
【0026】左方へのスクロールであれば、ステップS
17において、AP1−1を新たなAP1とし、続い
て、ステップS18において、AP3+1を新たなAP
3とする。右方へのスクロールであれば、ステップS1
9において、AP1+1を新たなAP1とし、続いて、
ステップS20において、AP3−1を新たなAP3と
する。上方へスクロールであれば、ステップS22にお
いて、AP1−n(nは画像データ71の水平データ
数)を新たなAP1とし、続いて、ステップS23にお
いて、AP2+m(mは画像データ72の水平データ
数)を新たなAP2とする。下方へのスクロールであれ
ば、ステップS24において、AP1+nを新たなAP
1とし、続いて、ステップS25におて、AP2−mを
新たなAP2とする。
17において、AP1−1を新たなAP1とし、続い
て、ステップS18において、AP3+1を新たなAP
3とする。右方へのスクロールであれば、ステップS1
9において、AP1+1を新たなAP1とし、続いて、
ステップS20において、AP3−1を新たなAP3と
する。上方へスクロールであれば、ステップS22にお
いて、AP1−n(nは画像データ71の水平データ
数)を新たなAP1とし、続いて、ステップS23にお
いて、AP2+m(mは画像データ72の水平データ
数)を新たなAP2とする。下方へのスクロールであれ
ば、ステップS24において、AP1+nを新たなAP
1とし、続いて、ステップS25におて、AP2−mを
新たなAP2とする。
【0027】上述のようにして、アドレスポインタを更
新して、所定の時間待機後、上述のステップS11、S
12およびS13を実行することによって、ウィンドウ
W1、W2およびW3がスクロールされる。すなわち、
左方へのスクロールであれば、ウィンドウW1のデータ
は右方にシフトされ、最左端に新たなデータが表示され
る。また、ウィンドウW3内のスクロールバーパターン
がウィンドウW1と逆方向にシフトされ、右端の残部を
示すハッチングパターン部が増加し、左端のハッチング
パターン部が減少する。右方へのスクロールであれば、
ウィンドウW1のデータは左方にシフトされ、最右端に
新たなデータが表示される。また、ウィンドウW3内の
スクロールバーパターンがウィンドウW1と逆方向にシ
フトされ、右端のハッチングパターン部が減少し、左端
のハッチングパターン部が増加する。
新して、所定の時間待機後、上述のステップS11、S
12およびS13を実行することによって、ウィンドウ
W1、W2およびW3がスクロールされる。すなわち、
左方へのスクロールであれば、ウィンドウW1のデータ
は右方にシフトされ、最左端に新たなデータが表示され
る。また、ウィンドウW3内のスクロールバーパターン
がウィンドウW1と逆方向にシフトされ、右端の残部を
示すハッチングパターン部が増加し、左端のハッチング
パターン部が減少する。右方へのスクロールであれば、
ウィンドウW1のデータは左方にシフトされ、最右端に
新たなデータが表示される。また、ウィンドウW3内の
スクロールバーパターンがウィンドウW1と逆方向にシ
フトされ、右端のハッチングパターン部が減少し、左端
のハッチングパターン部が増加する。
【0028】上方へのスクロールであれば、ウィンドウ
W1のデータは下方にシフトされ、最上端に新たなデー
タが表示される。また、ウィンドウW2内のスクロール
バーパターンがウィンドウW1と逆方向にシフトされ、
下端のハッチングパターン部が増加し、上端のハッチン
グパターン部が減少する。
W1のデータは下方にシフトされ、最上端に新たなデー
タが表示される。また、ウィンドウW2内のスクロール
バーパターンがウィンドウW1と逆方向にシフトされ、
下端のハッチングパターン部が増加し、上端のハッチン
グパターン部が減少する。
【0029】下方へのスクロールであれば、ウィンドウ
W1のデータは上方にシフトされ、最下端に新たなデー
タが表示される。また、ウィンドウW2内のスクロール
バーパターンがウィンドウW1と逆方向にシフトされ、
上端のハッチングパターンが増加し、下端のハッチング
パターンが減少する。
W1のデータは上方にシフトされ、最下端に新たなデー
タが表示される。また、ウィンドウW2内のスクロール
バーパターンがウィンドウW1と逆方向にシフトされ、
上端のハッチングパターンが増加し、下端のハッチング
パターンが減少する。
【0030】なお、上述のウィンドウW1、W2および
W3のデータ比率を1:1:1であるとすると、上述の
方法でもよいが、一般的に画像データ71と画像データ
72、73比率が異なるため、好ましくは、ウィンドウ
W1のスクロール処理を複数回行なうごとに、ウィンド
ウW2、W3を1回スクロールさせるようにする。スク
ロールの比率は、画像データサイズとウィンドウ枠サイ
ズの比率によって決定すればよい。
W3のデータ比率を1:1:1であるとすると、上述の
方法でもよいが、一般的に画像データ71と画像データ
72、73比率が異なるため、好ましくは、ウィンドウ
W1のスクロール処理を複数回行なうごとに、ウィンド
ウW2、W3を1回スクロールさせるようにする。スク
ロールの比率は、画像データサイズとウィンドウ枠サイ
ズの比率によって決定すればよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明の表示方法によれ
ば、データ資源の表示サイズとウィンドウ内表示データ
のサイズとの比率を算出し、算出された比率に基づくス
クロールバーパターンを生成して記憶することで、ウィ
ンドウ内表示データのスクロール指示に連動して、その
移動方向とは逆方向にスクロールバーパターンを移動さ
せる。特に、一度生成したスクロールバーパターンの読
出位置を変更するだけで、スクロールバーパターンが移
動表示されるので、CPUの負荷は少なく、リアルタイ
ムで描画を行なうことができる。
ば、データ資源の表示サイズとウィンドウ内表示データ
のサイズとの比率を算出し、算出された比率に基づくス
クロールバーパターンを生成して記憶することで、ウィ
ンドウ内表示データのスクロール指示に連動して、その
移動方向とは逆方向にスクロールバーパターンを移動さ
せる。特に、一度生成したスクロールバーパターンの読
出位置を変更するだけで、スクロールバーパターンが移
動表示されるので、CPUの負荷は少なく、リアルタイ
ムで描画を行なうことができる。
【図1】本発明の一実施の形態における画像データを説
明するための図である。
明するための図である。
【図2】本発明の一実施の形態の電気的構成を示す概略
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態を説明するためのフロー
図である。
図である。
【図4】本発明の一実施の形態の動作を説明するための
フロー図である。
フロー図である。
【図5】本発明の一実施の形態の動作説明のための図で
ある。
ある。
【図6】従来のワークステーションにおけるマルチウィ
ンドウ表示方式を説明するための図である。
ンドウ表示方式を説明するための図である。
【図7】従来のワークステーションにおけるマルチウィ
ンドウ表示方式を説明するための図である。
ンドウ表示方式を説明するための図である。
1 MPU 3 インターフェイス 4 ROM 5 ワーキングRAM 6 プログラムRAM 7 画像メモリ 8 ビデオRAM 9 CRTコントローラ 11 キーボード 12 マウスコントローラ 13 マウス 14 CRTディスプレイ 71 画像データ 711 ウィンドウW1の枠 72 垂直スクロールバーウィンドウW2に対応する
グラフィク画像データ 721 空白部 722 ハッチングパターン部 723 矢印パターン部 724 ウィンドウW2の枠 73 水平スクロールバーウィンドウW3に対応するグ
ラフィック画像データ 734 ウィンドウW3の枠 AP1、AP2、AP3 アドレスポインタ VAP1、VAP2、VAP3 書き込み開始点 W1、W2、W3 ウィンドウ
グラフィク画像データ 721 空白部 722 ハッチングパターン部 723 矢印パターン部 724 ウィンドウW2の枠 73 水平スクロールバーウィンドウW3に対応するグ
ラフィック画像データ 734 ウィンドウW3の枠 AP1、AP2、AP3 アドレスポインタ VAP1、VAP2、VAP3 書き込み開始点 W1、W2、W3 ウィンドウ
Claims (1)
- 【請求項1】 ウィンドウと、データ資源に対するウィ
ンドウ内表示データの範囲を表わすスクロールバーとを
対をなして表示する表示方法であって、 前記データ資源を記憶する第1の記憶ステップと、 前記データ資源の表示サイズと前記ウィンドウ内表示デ
ータのサイズとの比率を算出する算出ステップと、 前記算出された比率に基づくスクロールバーパターンを
生成して記憶する第2の記憶ステップと、及び前記デー
タ資源及び前記スクロールバーパターンの一部を対をな
してウィンドウ表示している際に、前記データ資源にお
けるウィンドウ表示データ読出領域が移動したとき、そ
の移動方向と逆方向に前記記憶されたスクロールバーパ
ターンの読出位置を移動させる移動ステップとを備えた
表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8098305A JP2721661B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8098305A JP2721661B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 表示方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63121337A Division JPH0746307B2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08255070A JPH08255070A (ja) | 1996-10-01 |
JP2721661B2 true JP2721661B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=14216223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8098305A Expired - Lifetime JP2721661B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2721661B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6382560A (ja) * | 1986-09-27 | 1988-04-13 | Toshiba Corp | デ−タ処理装置 |
-
1996
- 1996-04-19 JP JP8098305A patent/JP2721661B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08255070A (ja) | 1996-10-01 |
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