JP2777810B2 - 鉱油留分の低温流動性を改善する為のポリマーブレンド - Google Patents
鉱油留分の低温流動性を改善する為のポリマーブレンドInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 ジィーゼル燃料または暖房用石油の如き鉱油留分は、
原料である原油の原産地次第でおよび加工方法に依存し
て精製の際に色々な量で長鎖n−パラフィンを含有して
いる。既に久しい以前から公知のように、この種の鉱油
生成物の低温での流動性は原則としてn−パラフィンの
含有量によって左右される。かゝるn−パラフィンは飽
和温度を下回った場合に、薄い台形のあるいは斜方形の
板並びに細い針状の斜方晶系の結晶格子の状態で晶出す
る。更にこれらの結晶変態は相互に入混じって成長しそ
して凝集する傾向があり、その際に三次元的網状構造が
生じる。n−パラフィンの結晶化は流動性の低下および
粘度の増加を平行して伴う。その結果としてジィーゼル
エンジン自動車および炉の場合にフィターの目づまりが
生じ得るし、これが燃料の正確な配量供給に害を及ぼし
そして酷い場合には燃料供給を完全に中断させる。
原料である原油の原産地次第でおよび加工方法に依存し
て精製の際に色々な量で長鎖n−パラフィンを含有して
いる。既に久しい以前から公知のように、この種の鉱油
生成物の低温での流動性は原則としてn−パラフィンの
含有量によって左右される。かゝるn−パラフィンは飽
和温度を下回った場合に、薄い台形のあるいは斜方形の
板並びに細い針状の斜方晶系の結晶格子の状態で晶出す
る。更にこれらの結晶変態は相互に入混じって成長しそ
して凝集する傾向があり、その際に三次元的網状構造が
生じる。n−パラフィンの結晶化は流動性の低下および
粘度の増加を平行して伴う。その結果としてジィーゼル
エンジン自動車および炉の場合にフィターの目づまりが
生じ得るし、これが燃料の正確な配量供給に害を及ぼし
そして酷い場合には燃料供給を完全に中断させる。
いわゆる流動性改善剤を用いることによって大抵の場
合にn−パラフィンによる上述のフィルターの目づまり
の問題は克服できる。低温の場合にもn−パラフィン/
流動性改善剤−付加物が発生してジーゼルエンジンおよ
び燃焼装置を摩擦なく運転することを可能とする。この
種の付加物または流動性改善剤として一般に、エチレン
と酢酸ビニルとより成るコポリマー(EVA−コポリマ
ー)がジーゼルエンジン用燃料および暖房用石油の冷間
安定性を改善する為の色々な方法で使用される。
合にn−パラフィンによる上述のフィルターの目づまり
の問題は克服できる。低温の場合にもn−パラフィン/
流動性改善剤−付加物が発生してジーゼルエンジンおよ
び燃焼装置を摩擦なく運転することを可能とする。この
種の付加物または流動性改善剤として一般に、エチレン
と酢酸ビニルとより成るコポリマー(EVA−コポリマ
ー)がジーゼルエンジン用燃料および暖房用石油の冷間
安定性を改善する為の色々な方法で使用される。
しかしながらこの標準的な添加が役立たない中間留分
(middle distillate cuts)も現在ますます増えてい
る。この分類には高い最終沸点(FBP>380℃)の中間留
分が属している。かゝる油の曇り点(CP)が約±0℃よ
り著しく上であることは稀でない。
(middle distillate cuts)も現在ますます増えてい
る。この分類には高い最終沸点(FBP>380℃)の中間留
分が属している。かゝる油の曇り点(CP)が約±0℃よ
り著しく上であることは稀でない。
特許文献から、既に述べたエチレン−酢酸ビニル−コ
ポリマーへの添加物によって問題のこの種の油をも克服
するためにその活性を向上させる実験がされていること
が判っている。
ポリマーへの添加物によって問題のこの種の油をも克服
するためにその活性を向上させる実験がされていること
が判っている。
例えば色々な分子量および色々な酢酸ビニル含有のEV
A−コポリマーより成るブレンドが開示されている(ド
イツ特許出願公開第2,206,719号明細書)。更に他の組
成の重合体物質、例えばポリアクリレート(米国特許第
4,058,371号明細書、ドイツ特許出願公開第2,613,316号
明細書)、エチレン−α−オレフィン−コポリマー(ベ
ルギー特許第749,254号明細書)およびステアリルアル
コール類のエステル(フランス特許第2,114,718号明細
書)を添加することも公知である。同様にα−オレフィ
ン、アクリレートおよびマレイン酸誘導体より成る反応
生成物をアミン類と一緒に用いることも公知である。
A−コポリマーより成るブレンドが開示されている(ド
イツ特許出願公開第2,206,719号明細書)。更に他の組
成の重合体物質、例えばポリアクリレート(米国特許第
4,058,371号明細書、ドイツ特許出願公開第2,613,316号
明細書)、エチレン−α−オレフィン−コポリマー(ベ
ルギー特許第749,254号明細書)およびステアリルアル
コール類のエステル(フランス特許第2,114,718号明細
書)を添加することも公知である。同様にα−オレフィ
ン、アクリレートおよびマレイン酸誘導体より成る反応
生成物をアミン類と一緒に用いることも公知である。
しかしかゝる生成物の抑制効果は充分なものでなく、
特に低温の場合にパラフィンが沈澱する。更に、特定の
公知の添加物は特定の中間留分に限ってしか使用できな
いという欠点がある。
特に低温の場合にパラフィンが沈澱する。更に、特定の
公知の添加物は特定の中間留分に限ってしか使用できな
いという欠点がある。
本発明者は、以下に記載のポリマーブレンドによって
中間留分の低温流動挙動が明らかに改善され得ることを
見出した。
中間留分の低温流動挙動が明らかに改善され得ることを
見出した。
本発明の対象は、(A1)10〜60重量%の酢酸ビニルお
よび40〜90重量%のエチレンより成るコポリマーまたは
(A2)15〜50重量%の酢酸ビニル、0.5〜20重量%のC6
〜C24−α−オレフィンおよび30〜70重量%のエチレン
より成るコポリマーと (B)10〜90重量%のC6〜C24−α−オレフィンおよび1
0〜90重量%のN−C6〜C22−アルキルマレインイミドよ
り成るコポリマーと より成り、ただしコポリマー(A1)または(A2)とコポ
リマー(B)との混合比が100:1〜1:1である、ポリマー
ブレンドである。
よび40〜90重量%のエチレンより成るコポリマーまたは
(A2)15〜50重量%の酢酸ビニル、0.5〜20重量%のC6
〜C24−α−オレフィンおよび30〜70重量%のエチレン
より成るコポリマーと (B)10〜90重量%のC6〜C24−α−オレフィンおよび1
0〜90重量%のN−C6〜C22−アルキルマレインイミドよ
り成るコポリマーと より成り、ただしコポリマー(A1)または(A2)とコポ
リマー(B)との混合比が100:1〜1:1である、ポリマー
ブレンドである。
A1およびA2のところに挙げたコポリマーは高圧合成
(反応圧:100〜200MPa;反応温度:120〜280℃)を経て塊
状重合において公知の方法により得られる。ポリマー
(A1)としては、15〜40重量%の酢酸ビニルおよび相応
して60〜85重量%のエチレンを含有するものが特に好ま
しい。ポリマー(A2)は20〜30重量%の酢酸ビニルおよ
び2〜5重量%のα−オレフィンを含有しているのが好
ましい。この種のポリマーの一部はドイツ特許第2,102,
469号明細書に開示されており、そこに記載された方法
によって製造される。
(反応圧:100〜200MPa;反応温度:120〜280℃)を経て塊
状重合において公知の方法により得られる。ポリマー
(A1)としては、15〜40重量%の酢酸ビニルおよび相応
して60〜85重量%のエチレンを含有するものが特に好ま
しい。ポリマー(A2)は20〜30重量%の酢酸ビニルおよ
び2〜5重量%のα−オレフィンを含有しているのが好
ましい。この種のポリマーの一部はドイツ特許第2,102,
469号明細書に開示されており、そこに記載された方法
によって製造される。
コポリマー(B)は、50重量%のα−オレフィンおよ
び50重量%のN−アルキルマレインイミドを含有するも
のが好ましい。α−オレフィンは、炭素原子数8〜18で
あり、N−アルキルマレインイミドのアルキル基は12〜
22の炭素原子数を有しているのが好ましい。(B)の所
に記したコポリマーは、N−アルキルマレインイミドお
よびα−オレフィンを120℃で一般的な遊離基開始剤、
例えば第三ブチルペルベンゾエートまたはアゾビスイソ
ブチロニトリルを用いて溶液重合することによって得ら
れる。モノマーのマレインイミドはまず、無水マレイン
酸と相応するアミンとを、120〜150℃で共沸剤としての
芳香族炭化水素、例えばトルエンまたはキシレンおよび
触媒としてのp−トルエンスルホン酸を用いて化学量論
的に反応させることによって得られる。反応の進行は酸
価によって測定することができる。
び50重量%のN−アルキルマレインイミドを含有するも
のが好ましい。α−オレフィンは、炭素原子数8〜18で
あり、N−アルキルマレインイミドのアルキル基は12〜
22の炭素原子数を有しているのが好ましい。(B)の所
に記したコポリマーは、N−アルキルマレインイミドお
よびα−オレフィンを120℃で一般的な遊離基開始剤、
例えば第三ブチルペルベンゾエートまたはアゾビスイソ
ブチロニトリルを用いて溶液重合することによって得ら
れる。モノマーのマレインイミドはまず、無水マレイン
酸と相応するアミンとを、120〜150℃で共沸剤としての
芳香族炭化水素、例えばトルエンまたはキシレンおよび
触媒としてのp−トルエンスルホン酸を用いて化学量論
的に反応させることによって得られる。反応の進行は酸
価によって測定することができる。
次いでこの溶液にα−オレフィンおよび遊離基触媒を
添加し、約100〜140℃で加熱することによって重合す
る。しかしこの重合は溶剤なしに溶融状態で実施するこ
とができ、その際N−アルキルマレインイミドの製造に
必要とされた溶剤を重合前に留去する。三種の全てのコ
ポリマーの平均分子量は約1,000〜10,000gmol-1であ
る。ポリマー(A1)または(A2)とポリマー(B)との
混合比は100:1〜1:1、殊に10:1〜6:1(重量部)であ
る。
添加し、約100〜140℃で加熱することによって重合す
る。しかしこの重合は溶剤なしに溶融状態で実施するこ
とができ、その際N−アルキルマレインイミドの製造に
必要とされた溶剤を重合前に留去する。三種の全てのコ
ポリマーの平均分子量は約1,000〜10,000gmol-1であ
る。ポリマー(A1)または(A2)とポリマー(B)との
混合比は100:1〜1:1、殊に10:1〜6:1(重量部)であ
る。
本発明のポリマーブレンドは各成分を単に混合するこ
とによって製造される。
とによって製造される。
本発明のポリマーブレンドは、非常に広範な活性に特
徴があり、冒頭に記載した問題の油の冷間特性を改善す
ることを可能としている。このポリマーブレンドは鉱油
留分に約10〜500ppmの量で添加する。
徴があり、冒頭に記載した問題の油の冷間特性を改善す
ることを可能としている。このポリマーブレンドは鉱油
留分に約10〜500ppmの量で添加する。
I.N−アルキルマレインイミドの製造 実施例1 攪拌機、内部温度計および水分離器を備えた1の四
つ口フラスコ中に、98g(1モル)の無水マレイン酸お
よび0.35gのp−トルエンスルホン酸を100gのトルエン
中に50℃で溶解する。これに101g(1モル)のn−ヘキ
シルアミンを、温度が80℃と90℃との間に保持できるよ
うにゆっくりと滴加する。発熱反応が衰退した後に内部
温度を120℃に高める。6時間に渡って全部で8〜12gの
水を除く。その際内部温度は最初120℃で最後に140℃で
ある。20の酸価の淡褐色の溶液が得られる。
つ口フラスコ中に、98g(1モル)の無水マレイン酸お
よび0.35gのp−トルエンスルホン酸を100gのトルエン
中に50℃で溶解する。これに101g(1モル)のn−ヘキ
シルアミンを、温度が80℃と90℃との間に保持できるよ
うにゆっくりと滴加する。発熱反応が衰退した後に内部
温度を120℃に高める。6時間に渡って全部で8〜12gの
水を除く。その際内部温度は最初120℃で最後に140℃で
ある。20の酸価の淡褐色の溶液が得られる。
実施例2 実施例1と同様に、98g(1モル)の無水マレイン酸
に325g(1モル)の溶融したドコシルアミンを添加す
る。この方法によって50の酸価を持つ褐色のペーストが
得られる。
に325g(1モル)の溶融したドコシルアミンを添加す
る。この方法によって50の酸価を持つ褐色のペーストが
得られる。
実施例3 実施例1と同様に、98g(1モル)の無水マレイン酸
に270g(1モル)の溶融したステアリルアミンを添加す
る。この方法によって30の酸価を持つ褐色のペーストが
得られる。
に270g(1モル)の溶融したステアリルアミンを添加す
る。この方法によって30の酸価を持つ褐色のペーストが
得られる。
II.N−アルキルマレインイミド/α−オレフィン−コポ
リマーの製造 実施例1 フラスコの壁の輪郭に合った攪拌機、還流冷却器、接
触温度計および滴加ロートを備えた1の四つ口フラス
コ中に、I.1に従って製造された溶液200gをヘキセン−
(1)200gと一緒に最初に導入する。この混合物を100
℃に加熱し、2gのAIBN(アゾビスイソブチロニトリル)
を40gのトルエンに溶解した溶液を20分間に渡って滴加
する。添加終了後に2時間更に120℃に維持する。
リマーの製造 実施例1 フラスコの壁の輪郭に合った攪拌機、還流冷却器、接
触温度計および滴加ロートを備えた1の四つ口フラス
コ中に、I.1に従って製造された溶液200gをヘキセン−
(1)200gと一緒に最初に導入する。この混合物を100
℃に加熱し、2gのAIBN(アゾビスイソブチロニトリル)
を40gのトルエンに溶解した溶液を20分間に渡って滴加
する。添加終了後に2時間更に120℃に維持する。
実施例2 実施例II.1に記載した処方に従って、実施例I.2によ
って製造された溶液200gをC20−、C21−およびC24−α
−オレフィンより成る混合物200gと一緒に最初に導入
し、120℃に加熱する。40gのトルエンと2gのt−ブチル
ベンゾイルペルオキシドとの混合物を20分に渡って滴加
しそしてその後に更に2時間140℃に維持する。
って製造された溶液200gをC20−、C21−およびC24−α
−オレフィンより成る混合物200gと一緒に最初に導入
し、120℃に加熱する。40gのトルエンと2gのt−ブチル
ベンゾイルペルオキシドとの混合物を20分に渡って滴加
しそしてその後に更に2時間140℃に維持する。
実施例3 トルエンを除いた実施例I.2の200gのイミドを、200g
のオクタデセン−(1)と一緒に120℃にする。これに2
gのt−ブチルベンゾイルペルオキシドを少量づつ加え
る。発熱反応が衰退したのちに赤褐色のコポリマーが得
られる。K−値(トルエンに溶解した5%濃度で溶解し
25℃で測定)は全ての場合に10〜15であった。
のオクタデセン−(1)と一緒に120℃にする。これに2
gのt−ブチルベンゾイルペルオキシドを少量づつ加え
る。発熱反応が衰退したのちに赤褐色のコポリマーが得
られる。K−値(トルエンに溶解した5%濃度で溶解し
25℃で測定)は全ての場合に10〜15であった。
実施例4 実施例II.1に記載した処方に従って、実施例I.3によ
って製造された溶液200gをC18−α−オレフィン(オク
タデセン)200gと一緒に最初に導入し、120℃に加熱す
る。40gのトルエンと2gのAIBNとの混合物を20分に渡っ
て滴加しそしてその後に更に2時間120℃に維持する。
って製造された溶液200gをC18−α−オレフィン(オク
タデセン)200gと一緒に最初に導入し、120℃に加熱す
る。40gのトルエンと2gのAIBNとの混合物を20分に渡っ
て滴加しそしてその後に更に2時間120℃に維持する。
用途例 標準化した試験方法として、CFPP−試験[鉱油ろ過目
詰まり点(Clod Filter Pulgging Point)]を行う。こ
の場合、CFPP(DIN 51428に従って測定)は濾過性の限
界値を示している。
詰まり点(Clod Filter Pulgging Point)]を行う。こ
の場合、CFPP(DIN 51428に従って測定)は濾過性の限
界値を示している。
全ての試験は、Herzog社のCFPP−装置MC−840−D6で
実施した。
実施した。
以下のポリマーを試験した: A:6重量部のエチレン−酢酸ビニル−コポリマー(26.5
重量%の酢酸ビニルを含有;分子量1000〜4000gmol-1)
および、50重量%の1−オクタデセンと50重量%のN−
ステアリルマレイン酸イミドとのコポリマー1重量部よ
り成るブレンド。
重量%の酢酸ビニルを含有;分子量1000〜4000gmol-1)
および、50重量%の1−オクタデセンと50重量%のN−
ステアリルマレイン酸イミドとのコポリマー1重量部よ
り成るブレンド。
B:Aの所の如きエチレン−酢酸ビニル−コポリマー10重
量部およびAの所の如きオクタデセン/ステアリルマレ
イン酸イミド1重量部より成るブレンド。
量部およびAの所の如きオクタデセン/ステアリルマレ
イン酸イミド1重量部より成るブレンド。
C:69重量%のエチレン、26重量%の酢酸ビニルおよび5
重量%のジ−イソブチレンより成るターポリマー6重量
部および、50重量%の1−オクタデセンと50重量%のN
−ステアリルマレイン酸イミドとのコポリマー1重量部
より成るブレンド。
重量%のジ−イソブチレンより成るターポリマー6重量
部および、50重量%の1−オクタデセンと50重量%のN
−ステアリルマレイン酸イミドとのコポリマー1重量部
より成るブレンド。
D:Aの所の如きエチレン−酢酸ビニル−コポリマー(酢
酸ビニル含有量;26.5重量%)。
酸ビニル含有量;26.5重量%)。
E:Cの所に記した如きターポリマー(69重量%のエチレ
ン、26重量%の酢酸ビニルおよび5重量%のジ−イソブ
チレン)。
ン、26重量%の酢酸ビニルおよび5重量%のジ−イソブ
チレン)。
F:26.4重量%の酢酸ビニル含有量および57.3重量%の固
形分含有量を有するエチレン−酢酸ビニル−コポリマ
ー。
形分含有量を有するエチレン−酢酸ビニル−コポリマ
ー。
G:50重量%の固形分含有量のエチレン−酢酸ビニル−コ
ポリマー。
ポリマー。
H:26.4重量%の酢酸ビニル含有量および65.7重量%の固
形分含有量を有するエチレン−酢酸ビニル−コポリマ
ー。
形分含有量を有するエチレン−酢酸ビニル−コポリマ
ー。
I:エチレン−ビニルプロピオナート−コポリマー。
J:ワックス酸化物を混入したエチレン−酢酸ビニル−2
−オレフィン−ターポリマー。
−オレフィン−ターポリマー。
以下の表に記載した結果は、本発明のポリマーブレン
ドが鉱油留分の低温流動性に関して最良の結果をもたら
すことを明らかにしている。
ドが鉱油留分の低温流動性に関して最良の結果をもたら
すことを明らかにしている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C08F 222/40 C08F 222/40 (72)発明者 ユリアネ バルツエル ドイツ連邦共和国、フランクフルト・ア ム・マイン、イム・トルツ、51 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 23/00 - 57/12 C08F 10/00 - 22/40 C08F 110/00 - 122/40 C08F 210/00 - 222/40 C10M 143/00 - 145/16
Claims (6)
- 【請求項1】(A1)10〜60重量%の酢酸ビニルおよび40
〜90重量%のエチレンより成るコポリマーまたは(A2)
15〜50重量%の酢酸ビニル、0.5〜20重量%のC6〜C24−
α−オレフィンおよび30〜70重量%のエチレンより成る
コポリマーと (B)10〜90重量%のC6〜C24−α−オレフィンおよび1
0〜90重量%のN−C6〜C22−アルキルマレインイミドよ
り成るコポリマーと より成り、ただしコポリマー(A1)または(A2)とコポ
リマー(B)との混合比が100:1〜1:1である、ポリマー
ブレンド。 - 【請求項2】コポリマー(A1)または(A2)とコポリマ
ー(B)との混合比が10:1〜6:1である請求項1に記載
のポリマーブレンド。 - 【請求項3】コポリマー(A1)が15〜40重量%の酢酸ビ
ニルを含有しそしてコポリマー(A2)が20〜30重量%の
酢酸ビニルおよび2〜5重量%のα−オレフィンを含有
している請求項1に記載のポリマーブレンド。 - 【請求項4】コポリマー(B)が50重量%のα−オレフ
ィンと50重量%のN−アルキルマレインイミドより成る
請求項1に記載のポリマーブレンド。 - 【請求項5】請求項1に記載のポリマーブレンドを製造
する方法において、最初に溶剤中で無水マレイン酸を化
学量論量のC6〜C22−アルキルアミンと反応させ、そう
して得られるN−アルキルマレインイミドを直接的にC6
〜C24−α−オレフィンと一緒に重合することによって
コポリマー(B)を製造し、そしてこのコポリマーをコ
ポリマー(A1)または(A2)と混合することを特徴とす
る、上記方法。 - 【請求項6】請求項1に記載のポリマーブレンドを、鉱
油留分の流動性を改善する為に添加物として10〜500ppm
の量で用いる方法。
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