JP2604279Y2 - ダイアフラム弁 - Google Patents
ダイアフラム弁Info
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- JP2604279Y2 JP2604279Y2 JP1997000419U JP41997U JP2604279Y2 JP 2604279 Y2 JP2604279 Y2 JP 2604279Y2 JP 1997000419 U JP1997000419 U JP 1997000419U JP 41997 U JP41997 U JP 41997U JP 2604279 Y2 JP2604279 Y2 JP 2604279Y2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K1/00—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
- F16K1/02—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with screw-spindle
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K41/00—Spindle sealings
- F16K41/10—Spindle sealings with diaphragm, e.g. shaped as bellows or tube
- F16K41/12—Spindle sealings with diaphragm, e.g. shaped as bellows or tube with approximately flat diaphragm
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は弁技術、特に進歩したダ
イアフラム弁に関する。 【0002】 【従来技術とその問題点】有毒で危険な流体を取扱うシ
ステムに金属ダイアフラム弁がしばしば使用されてき
た。ダイアフラムは弁の空洞と弁作動機構との間を全体
的に密封できるのでこの弁が前述のような環境下に好ん
で使用されている。明らかに、このダイアフラムはその
故障によって危険な流体を突然に漏洩させるのでダイア
フラムはこのような弁において非常に重要なエレメント
である。ダイアフラムエレメントの寿命は作動中に受け
るストレスの種類にぴったりと比例していると一般に認
められている。その結果、ダイアフラムエレメントばか
りでなく、その取付け方や作動方法も改善するための試
みがなされてきた。一般的に、これらの試みは弁をひど
く複雑化しまたその製造と保守に関連した問題をひどく
複雑化した。 【0003】 【課題】したがって、本考案の目的は、溶接部によって
弁室を完全に密封し且つ屈曲力を該溶接部に作用させな
いようにダイアフラム装置を作動ステムに溶接して締付
たダイアフラム型弁を提供することである。なお別の目
的は、作動機構ステムを軸線方向に自由に移動させなが
ら、任意のねじり荷重をステムを通じてダイアフラム又
はステムチップ装置に伝えないようなダイアフラム型弁
を提供することである。 【0004】 【問題点を解決するための手段】本考案はダイアフラム
に不当なストレスを作用させず非常に長い耐久性を与え
る独特のダイアフラム構造と取付け構造を包含するダイ
アフラム型弁を提供する。本考案はまたダイアフラムと
その協働の弁エレメントにねじり荷重等を受けさせずに
開放位置と閉さ位置との間を移動させることができる進
歩した作動機構を提供する。更に、前記作動機構は弁の
作動位置を容易に目で見ることができる表示を提供す
る。本考案の一つの観点によれば、全体的に円筒状の弁
室を形成するため外側から内方に延在する開口すなわち
孔を有する弁主体部を含むダイアフラム弁を提供する。
弁作動ステムが弁エレメントに係合するため弁室の中に
軸線方向に延びるように配置されている。前記弁室は主
体部に締め付け状に接合させている外周縁とステムの外
周に溶接されている内周縁とを有する環状可撓性の金属
ダイアフラムによって密封されている。ダイアフラムに
ねじり荷重を与えずに弁室の軸線方向にステムを選択的
に移動させるための作動装置を設けている。前記作動装
置はステムを軸回転させないが軸線方向には移動させ得
るようボンネット部材とステムの間に協働面を備えるよ
う前記ステムが貫通するボンネット部材を包含してい
る。前記ボンネット部材によって駆動部材が回転自在に
担持されており、該駆動部材はステムに形成した対応ね
じに嵌合するねじを有する。ボンネットナットが前記ボ
ンネット部材並びに駆動部材を囲繞し且つ主体部にねじ
込まれて前記ボンネット部材並びにダイアフラムを主体
部に密封係合状態に締付ている。前記駆動部材を軸線方
向外側に絶えず押圧するための装置を前記ナット部材に
担持している。更に、ハンドル部材がボンネット部材の
上に配置され且つ前記駆動部材に分離自在に接合されて
いる。 【0005】本考案の別の観点によれば、ステム部材と
ナット部材の両者がボンネット部材の軸線方向外側に延
在し且つステム部材がハンドル部材の孔を貫通し、ステ
ムの外側自由端が弁エレメントの位置を目で確かめる標
識となる。本考案のなお別の観点によれば、ダイアフラ
ム装置が並置状態に配置した割合薄くて環状の複数枚の
金属部材を含むダイアフラム弁を提供する。弁作動用ス
テム部材が環状の金属部材の中を軸線方向に延び且つそ
こに連続状の周囲溶接部によって接合され、前記溶接部
は環状部材の内周に延在してステムに対して前記金属部
材を密封している。前記環状金属部材の外周縁を弁室の
外周において主体部に密封状に締付るための第1締付装
置が設けられている。ダイアフラムの内周縁をステムの
周囲に締付るため第2締付装置が設けられている。第2
締付装置は溶接部の半径方向外側の地点において環状部
材に係合してこれを締付、ダイアフラムの屈曲時に生ず
る力が溶接部に作用するのを防止するように配置されて
いる。 【0006】別の観点により、第2締付装置は環状金属
部材の軸線方向対向側に設けた1対の締付部材すなわち
締付部材を包含する。各組の締付部材はステムによって
担持され、かつ環状金属部材に対面し且つ前記環状部材
からそれらの締付点の半径方向外方に曲っている対向面
を有する。本考案のなお別の観点によれば、特にダイア
フラム弁に使用するに適したステムチップシール構造を
提供し、この構造は協働する環状の弁座に対し軸線方向
に接近又は離去するよう取付けた弁部材を包含してい
る。前記弁部材はそこから弁座に向って軸線方向に延在
する円筒形端部を包含している。前記端部の直径は弁座
の内径より小さい。前記端部は摺動自在に受け入れられ
且つ弁座の内径より大きい外径を有する環状の剛性のあ
るリング部材を担持している。全般的に円筒状のスリー
ブがリング部材と別個に軸線方向に移動するよう取付け
られ且つ弁部材によって前記剛性リング部材の軸線方向
外方に担持されて、前記スリーブと前記剛性リング部材
との間に前記弁座に向って開口する環状室を形成してい
る。弾性シールリングが前記環状室内に設けられ且つ前
記弁部材が軸線方向に弁座に向って移動するとき該弁座
に係合するようになった端面を有する。分離した多くの
弾性装置を前記剛性リングと弁部材との間に配置して、
剛性リング部材をシールリングとスリーブに対し軸線方
向に移動できるようにし且つ前記シールリングと弁座と
の間の圧縮力が増大するとき前記剛性リングを弁座に接
触させたまま保持できるようにする。 【0007】なお別の観点によれば、前記スリーブは弁
部材が弁座の方に移動したとき弁部材と線接触するよう
な形状をした端面を有する。また、前記剛性部材はなる
べく前記弾性シールリング部材のごく近く地域で弁座と
線接触するような形状をしている。 【0008】 【実施例】上述の目的並びに効果とその他の目的並びに
効果は添付図面を参考にした次の説明から明らかとなる
であろう。本考案の好適な実施例を説明するのが目的で
あって本考案を限定することを目的としていない図面を
特に参照すれば、図1は本考案に基づいて作った弁の全
般的構成を示し、前記弁はダイアフラム装置14によっ
て外端を密閉している全般的に円筒形の内側弁室12を
有する主体部10を包含している。ステムチップシール
装置16が弁室12の中においてそこを流れる流れを制
御するように配置されている。前記弁はハンドル部材2
0を含む作動装置18によって開放位置と閉さ位置の間
を移動する。 【0009】考慮中の実施例において主体部10は適当
な金属例えば不銹鋼で作られ且つ流入通路20′と流出
通路22を備えている。図面に示すように流入通路2
0′の端部は全体的に円筒形の弁室12と軸線方向に並
んだ上向き開口24となっている。図面に示すように弁
室12は第1円筒区画26と幾分直径の大きい外側区画
28とを含む段付き孔を形成している。弁室の内端の底
部は開口24の周囲に環状の弁座域を形成する円錐状傾
斜底壁30となっている。あとで説明するように内端に
ステムチップシール部材16を担持する作動用ステム部
材34が弁室12の中に軸線方向に延在するように取付
けられている。弁室12は前述のダイアフラム装置14
によって密封されている。本実施例において、ダイアフ
ラム装置14は全般的に1983年4月5日出願の米国
特許出願番号第482,218 号に記載するように形成した多
層金属ダイアフラムエレメント36を包含する。前記米
国特許出願の記載を参考としてこの明細書にも組入れて
ある。図5に示すように概して前記ダイアフラム36は
3個の別々の環状金属円板エレメント38、40、42
から成る多層ダイアフラムとして形成されている。図面
に示すように円板部材38、40、42はなるべく厚さ
が等しく且つ前述の米国特許出願に述べているように各
円板部材はなるべくロックウエルC硬度的38以上に熱
処理されているオーステナイト不銹鋼で作る。 【0010】図2を参照すれば、ダイアフラム36の外
周縁部44は第1円筒区画26と外側区画28の間の継
目に形成された肩部46に受け入れられている。前記ダ
イアフラム36はあとで述べるようにボンネット部材5
0によって肩部46に密封状に締付られている。特に図
6を参照すれば、肩部46とボンネット部50の締付面
52との間の関連を幾分詳細に示している。使用されて
いる特定の締付構造は前述の米国特許出願に詳細に示さ
れている。しかしながら、一般的に言えば、第1締付装
置を構成する肩部46とボンネット締付面52は、相隔
たって対向し扁平で且つ平行な円周面域54、60を備
え、該円周面域はダイアフラムをその外周から内方へ締
付て把持するための第1の締付面を提供する。この第1
締付面54、60から軸線方向並びに半径方向にへだた
った位置において前記ダイアフラムを締付るため扁平で
平行な第2締付面62、64が設けられている。第1と
第2の締付面は比較的鋭いコーナー66、68を備え、
このコーナー66、68を横切ってダイアフラム36が
軸線方向に曲げられる。コーナー66、68はダイアフ
ラム36の対向面に対し優秀な密封性を提供する。なる
べく肩部46とその相手の締付面52の機械仕上げの公
差は次のようにえらばれる。すなわち面54、60の間
の間隔によってこの区域に面62、64の間の締付作用
に対比した最高の締付作用を常にもたらすことができる
ようにえらばれている。このことによってダイアフラム
の第1密封作用が面54、56で発生し弁の掃除を良好
に行うことができる。 【0011】ダイアフラム36の外周は第2コーナー7
2と傾斜コーナー70によって更に曲げられ且つ締付ら
れる。これらのコーナー70、72はコーナー66、6
8の間の実際の間隔より僅かの距離互いに軸線方向に有
効にへだてられている。ダイアフラム36の外周部はコ
ーナー66、68に生ずる変形よりも大きく変形させら
れる。前述の特許出願に詳述しているようにこの関係は
ダイアフラムにとって非常に効果的な周辺シールを提供
する。再び図2と図5を参照すれば、ダイアフラム36
は、弁エレメントを構成する、ステムチップ装置16の
主体部78に形成した垂直方向のカラー部76の周りに
ぴったりと受け入れられる中心開口74を備えている。
ステムチップ主体部78とダイアフラム36の中心開口
74の内側周辺部との間をシールするため、内側周辺部
の全周に亘って完全溶け込み溶接部80を設けて、ダイ
アフラムを主体部78に確実に接合してシールする。ま
た前記溶接部はダイアフラムのすべての層を接合して前
記多数層の間に漏洩通路ができるのを防止する。なるべ
く、本考案の観点により溶接部80の半径方向外側の位
置においてダイアフラム36を主体部78に機械的に締
付るための装置を設ける。図示の実施例においてステム
チップ主体部78はステム34の下部の縮小端部86に
ねじ84で連結されている。ダイアフラムの内周縁部の
締付はステム34の大径部88の下に在る環状締付リン
グ82とダイアフラム36の上面との間の作用によって
行われる。図面に示すように環状リング82はダイアフ
ラム36の中心開口74よりかなり大きい内側開口径9
0を有する。このことによって、ステムチップ主体部7
8がステム34にねじで締付られるときリング82の下
面とステムチップ主体部78の上面との間の締付作用が
溶接部80のかなり外側の位置で生ずることになる。弁
の往復動とダイアフラム36の屈曲のときに発生する曲
げ応力が溶接部80に伝わるのを防止するため溶接部8
0の充分外側に距離“D”があらかじめ決められてい
る。勿論この距離はダイアフラムの大きさと(又は)厚
さによって変わってくる。これによって、ステムチップ
主体部78と環状締付リング82とによって、第2締付
装置が構成され、一対の締付部材をなす。 【0012】なるべく、ステムチップ78の上面92は
図面に示すようにダイアフラムからなめらかに離れるよ
うな形状をしている。同様にクランプリング部材82の
下面もまたダイアフラム36の上面からなめらかに外方
にはなれるように形成されている。この構成によって、
クランプリング82が与える締付力を地域94に集中さ
せ且つダイアフラム36に必要なたわみを起こさせ急峻
な曲がり等を発生させない。作動装置18の全体的構成
と作動は図1を参照することにより最良に理解できる。
ここに示すようにボンネット部材50は外方に延在する
フランジ状部100を備え、該フランジ状部100はそ
の外周縁部102が外側区画28の中にぴったりと且つ
摺動自在に受け入れられるような大きさである。全体的
に軸線方向に延在するスリーブ部104がフランジ部1
00から上方に延在する。ボンネット部材50はボンネ
ットナット部材106によって外側区画28に締付状態
に保持され、前記ボンネットナット部材106は相手の
ねじ108によって外側区画28にねじ込まれている。
ボンネットナット部材106の上端に適当なレンチフラ
ット110を備え、該レンチフラットはナットを孔28
に締付たり外したりするためレンチを作用させる扁平部
を有している。またボンネットナット部材106を締付
ることによってボンネット部材50を前述のダイアフラ
ム締付位置に移動させることが分る。 【0013】前記ステム部材34が図示のようにボンネ
ット部材50とボンネットナット部材106の中を軸線
方向にのびている。なるべく、前記ステム部材34はス
テムの面とボンネットの面が協働することによってボン
ネットナット部材に相対的に回転しないようになってい
る。特に本実施例によると、ステム34は(図4に最良
に示すように)全般的に六角形をした半径方向の区画1
12を有する。ボンネット部材50は前記区画112の
六角形の隅部にぴったりと且つ摺動自在に係合するよう
に配置された長手方向の溝117を設けるようにブロー
チ加工やその他の機械加工を加えられている中心孔11
4を有する。溝117はステム34を自由に軸線方向に
摺動させるが回転は妨げる。外方に延在するフランジ1
18を有する全般的に円筒形の作動部材116によって
ステム34を選択的に軸線方向に移動させることができ
る。この点で、作動部材116はステム34のための駆
動部材を構成する。作動部材116の下端120がボン
ネット部材50のスリーブ104に形成した孔の中にぴ
ったりと収容され且つ案内される。前記フランジ部11
8はボンネットナット部材106の軸線方向の孔124
にぴったりと且つ回転自在に受け入れられる大きさであ
る。作動部材116の長さは上端部126がボンネット
ナット部材106から外方に延出するような長さであ
る。ステム34の外部と作動部材116の内部の間に適
当なねじ128が形成されている。なるべく、前記ねじ
128を左ねじにして、作動部材116を時計方向に回
転すればステム34を内方に移動すなわち閉さ運動をさ
せるようにしている。 【0014】図示の実施例において、作動部材116は
スリーブ部104の頂部とフランジ118の下面との間
に在るスプリング波形座金130によって外方向に絶え
ず押圧されている。更に、ブロンズ材料等で作ったベア
リング座金132がフランジ118の上面と、ボンネッ
トナット部材106に担持される半径方向内方に延在す
るフランジ136の下面との間に配置されている。この
構成によって作動部材116をステム34の調節のため
自由に駆動回転できるが軸線方向に移動できないようか
たく保持する。作動部材116の外端に結合しているハ
ンドル部材20によって前記作動部材116を選択的に
回転できる。しかし実施例ごとに多くの別の型式のハン
ドルを設けることができ、ハンドル部材20は金属イン
サート140の周りにモールドされているハンドル主体
部138を包含する。インサート140の作動部材11
6の外端にぴったりと受け入れられるような大きさの中
心孔142を備えている。ハンドル部材20を作動部材
116に連結するためソケットヘッド止めねじ144を
インサート140に設けている。図面に示すように、止
めねじ144に近づくためハンドル主体部138に適当
な孔146を形成している。 【0015】弁が開放位置に移動したときステム34の
自由端148がハンドル主体部138から外方に延出
し、弁が開放位置に在ることを目で見えるようにできる
長さをもった自由端148をステム部材34に備えてい
る。弁が第1図の閉さ位置に在るときステムの上端がハ
ンドル部材20の上面と略同一平面上になるようになっ
ている。ステムチップシール装置16の構成と配置は図
2及び図3を参照すれば最良に理解できる。この図に示
すように、ステムチップ主体部78の下端に該主体部7
8の軸線方向と半径方向に開口する円周方向のへこみ1
50を備えている。へこみ150の内径dは口24の直
径より僅かに小さい。金属製のシールリング部材152
が主体部78の下端に保持され且つへこみ150の内壁
に摺動自在に受け入れられている。リング152は全般
的に扁平な下面154を有し、該下面154の端部は比
較的鋭い外側コーナー156となっている。前記コーナ
ー156は弁が図3の閉さ位置に向って移動するとき口
24の周囲で弁室12の傾斜座壁30と接触するように
構成されている。かくして、コーナー156は口24の
周りにおいて略金属耐金属の線接触を行う。 【0016】弾性リングすなわち座金部材158がリン
グ152の軸線方向内方に配置され且つ前記リング15
2の後部とへこみ150の軸方向の面157との間に保
持されている。本実施例において、リング158は処女
ポリテトラフルオロエチレンから成形され且つリング1
52と面157の間の地域すなわちスペースを殆んど完
全に充たすような大きさである。適当な弾力性の耐摩耗
性シール材料例えばクロロトリフルオロエチレン又は充
てん済ポリテトラフルオルエチレンで成形した弾性シー
ルリング160がリング152、158の半径方向外方
に配置されている。あとで説明する理由のためリング1
60は前述のリング158より剛性が大きい。リング1
60は内側リング152、158と主体部78の外径と
の間を殆んどみたすような形状になっている。図面に示
すように、リング160はリング152に形成した半径
方向外方延出のフランジ164の下方に延在する半径方
向内方延出部162を有する。リング160の内方延出
部162はリング152を主体部78に対して軸線方向
に保持する作用を行う。なるべく、またあとで説明する
理由によって、弾性シールリング160の下面すなわち
シール面167はリング160、152が主体部78に
組立てられたとき、リング152のコーナー156より
少し下か又は略同一平面上にくる。 【0017】リング152、160は主体部78の外面
にぴったりと摺動自在に受け入れられる円周方向に連続
した金属製スリーブ部材166によって定位置に保持さ
れる。図面に示すように、スリーブ部材166は弾性シ
ールリング160の外周を下方向に延在し且つ該スリー
ブ部材はリング160の軸線方向外部の下に延在する内
方に連続して延出したフランジ部168を有する。スリ
ーブ部材166は主体部78上の適当な肩部の上を内方
に曲げられている半径方向内方フランジまたはタブ17
0(図2)によって主体部78に摺動自在に保持されて
いる。また、あとで述べる理由によって、前記連続状フ
ランジ部168はなるべく室12の傾斜座壁30の傾斜
角度α(アルファー)より僅かに大きい角度β(ベータ
ー)で傾斜している。 【0018】ステムチップシール装置16を図示のよう
に配置すると、弁が閉さ運動することによって弾性シー
ルリング160の端面167と弁座域との間を接触させ
る。一層閉さ運動が進行すると弾性シールリング160
が圧縮され且つ剛性リング152の外側コーナー156
が弾性シールリング160の半径方向内方で弁座域と接
触する。更に閉さ運動を進行すると弾性シールリング1
60のシール面167と弁座域の間に作用する圧縮力が
増大する。リング152のコーナー156と弁座域との
間の力も増大するがその程度は少ない。その理由は剛性
が少なく一層弾力性のあるリング158が一層容易に圧
縮力を受けリング152を主体部78とリング160に
対して或る程度後退させるためである。この作用によっ
て面167と弁座域との間の密封圧力を増大させながら
リング152を弁座域に接触させ続けることができる。
またリング160内に作用する圧縮力がフランジ部16
8によってスリーブ166に下向きの力を作用させ続け
る。弁が最終的に閉さするとスリーブ166の下縁が弁
座域と弾性シールリング160の円周上で線接触する。
このようにして弾性シールリング160が剛性のある内
側リング152と外側スリーブ166の間にはさまれ
る。更に内側リング152と外側スリーブ166が弁座
部と金属対金属の線接触をなし且つ全体的に弾性シール
リング160を締付る。 【0019】図7はダイアフラムの外周を弁主体部10
に取付けて密封するための変形例を示す。図7の実施例
において、図1乃至図6について上述した部品に対応す
る部品を示すため同一の参照番号にダッシュをつけた。
これらの部品の説明は特に注意する以外は図7の部品に
も同じように使用できる。特に図7の実施例において肩
部46は図6の段付き形状と違って扁平に作られてい
る。ダイアフラム36′が扁平肩部46′に載り且つダ
イアフラムの外周に比較的近く設けた完全溶け込み溶接
部170によって前記肩部に連続状に溶接されている。
即ち、溶接部170は肩部46の半径方向内側に形成さ
れている。この溶接部は個々の円板部材を互に且つ主体
部10′に対して固着させ且つ完全に密封する。ダイア
フラムはまた溶接部170の半径方向内方に在る円周方
向に連続した比較的せまい締付バンドを提供するように
ボンネット部材50′から外方に延出する締付面172
によって肩部46′に締付られている。前記締付面17
2はなるべく略肩部46′に平行である。 【0020】弁の作動中にダイアフラム36′に生ずる
屈曲力が溶接部170に伝わらないように該溶接部17
0と締付面172との間を関連づけている。本考案につ
いて当業者が作り且つ使用できる程度に充分くわしく説
明した。明らかに、他人が明細書を読んで理解すれば前
記好適実施例の修正と変更を行えるであろう。しかし、
このような修正変更はすべて実用新案登録請求の範囲と
その等価物に含まれる限りにおいて本考案に入るものと
考える。
イアフラム弁に関する。 【0002】 【従来技術とその問題点】有毒で危険な流体を取扱うシ
ステムに金属ダイアフラム弁がしばしば使用されてき
た。ダイアフラムは弁の空洞と弁作動機構との間を全体
的に密封できるのでこの弁が前述のような環境下に好ん
で使用されている。明らかに、このダイアフラムはその
故障によって危険な流体を突然に漏洩させるのでダイア
フラムはこのような弁において非常に重要なエレメント
である。ダイアフラムエレメントの寿命は作動中に受け
るストレスの種類にぴったりと比例していると一般に認
められている。その結果、ダイアフラムエレメントばか
りでなく、その取付け方や作動方法も改善するための試
みがなされてきた。一般的に、これらの試みは弁をひど
く複雑化しまたその製造と保守に関連した問題をひどく
複雑化した。 【0003】 【課題】したがって、本考案の目的は、溶接部によって
弁室を完全に密封し且つ屈曲力を該溶接部に作用させな
いようにダイアフラム装置を作動ステムに溶接して締付
たダイアフラム型弁を提供することである。なお別の目
的は、作動機構ステムを軸線方向に自由に移動させなが
ら、任意のねじり荷重をステムを通じてダイアフラム又
はステムチップ装置に伝えないようなダイアフラム型弁
を提供することである。 【0004】 【問題点を解決するための手段】本考案はダイアフラム
に不当なストレスを作用させず非常に長い耐久性を与え
る独特のダイアフラム構造と取付け構造を包含するダイ
アフラム型弁を提供する。本考案はまたダイアフラムと
その協働の弁エレメントにねじり荷重等を受けさせずに
開放位置と閉さ位置との間を移動させることができる進
歩した作動機構を提供する。更に、前記作動機構は弁の
作動位置を容易に目で見ることができる表示を提供す
る。本考案の一つの観点によれば、全体的に円筒状の弁
室を形成するため外側から内方に延在する開口すなわち
孔を有する弁主体部を含むダイアフラム弁を提供する。
弁作動ステムが弁エレメントに係合するため弁室の中に
軸線方向に延びるように配置されている。前記弁室は主
体部に締め付け状に接合させている外周縁とステムの外
周に溶接されている内周縁とを有する環状可撓性の金属
ダイアフラムによって密封されている。ダイアフラムに
ねじり荷重を与えずに弁室の軸線方向にステムを選択的
に移動させるための作動装置を設けている。前記作動装
置はステムを軸回転させないが軸線方向には移動させ得
るようボンネット部材とステムの間に協働面を備えるよ
う前記ステムが貫通するボンネット部材を包含してい
る。前記ボンネット部材によって駆動部材が回転自在に
担持されており、該駆動部材はステムに形成した対応ね
じに嵌合するねじを有する。ボンネットナットが前記ボ
ンネット部材並びに駆動部材を囲繞し且つ主体部にねじ
込まれて前記ボンネット部材並びにダイアフラムを主体
部に密封係合状態に締付ている。前記駆動部材を軸線方
向外側に絶えず押圧するための装置を前記ナット部材に
担持している。更に、ハンドル部材がボンネット部材の
上に配置され且つ前記駆動部材に分離自在に接合されて
いる。 【0005】本考案の別の観点によれば、ステム部材と
ナット部材の両者がボンネット部材の軸線方向外側に延
在し且つステム部材がハンドル部材の孔を貫通し、ステ
ムの外側自由端が弁エレメントの位置を目で確かめる標
識となる。本考案のなお別の観点によれば、ダイアフラ
ム装置が並置状態に配置した割合薄くて環状の複数枚の
金属部材を含むダイアフラム弁を提供する。弁作動用ス
テム部材が環状の金属部材の中を軸線方向に延び且つそ
こに連続状の周囲溶接部によって接合され、前記溶接部
は環状部材の内周に延在してステムに対して前記金属部
材を密封している。前記環状金属部材の外周縁を弁室の
外周において主体部に密封状に締付るための第1締付装
置が設けられている。ダイアフラムの内周縁をステムの
周囲に締付るため第2締付装置が設けられている。第2
締付装置は溶接部の半径方向外側の地点において環状部
材に係合してこれを締付、ダイアフラムの屈曲時に生ず
る力が溶接部に作用するのを防止するように配置されて
いる。 【0006】別の観点により、第2締付装置は環状金属
部材の軸線方向対向側に設けた1対の締付部材すなわち
締付部材を包含する。各組の締付部材はステムによって
担持され、かつ環状金属部材に対面し且つ前記環状部材
からそれらの締付点の半径方向外方に曲っている対向面
を有する。本考案のなお別の観点によれば、特にダイア
フラム弁に使用するに適したステムチップシール構造を
提供し、この構造は協働する環状の弁座に対し軸線方向
に接近又は離去するよう取付けた弁部材を包含してい
る。前記弁部材はそこから弁座に向って軸線方向に延在
する円筒形端部を包含している。前記端部の直径は弁座
の内径より小さい。前記端部は摺動自在に受け入れられ
且つ弁座の内径より大きい外径を有する環状の剛性のあ
るリング部材を担持している。全般的に円筒状のスリー
ブがリング部材と別個に軸線方向に移動するよう取付け
られ且つ弁部材によって前記剛性リング部材の軸線方向
外方に担持されて、前記スリーブと前記剛性リング部材
との間に前記弁座に向って開口する環状室を形成してい
る。弾性シールリングが前記環状室内に設けられ且つ前
記弁部材が軸線方向に弁座に向って移動するとき該弁座
に係合するようになった端面を有する。分離した多くの
弾性装置を前記剛性リングと弁部材との間に配置して、
剛性リング部材をシールリングとスリーブに対し軸線方
向に移動できるようにし且つ前記シールリングと弁座と
の間の圧縮力が増大するとき前記剛性リングを弁座に接
触させたまま保持できるようにする。 【0007】なお別の観点によれば、前記スリーブは弁
部材が弁座の方に移動したとき弁部材と線接触するよう
な形状をした端面を有する。また、前記剛性部材はなる
べく前記弾性シールリング部材のごく近く地域で弁座と
線接触するような形状をしている。 【0008】 【実施例】上述の目的並びに効果とその他の目的並びに
効果は添付図面を参考にした次の説明から明らかとなる
であろう。本考案の好適な実施例を説明するのが目的で
あって本考案を限定することを目的としていない図面を
特に参照すれば、図1は本考案に基づいて作った弁の全
般的構成を示し、前記弁はダイアフラム装置14によっ
て外端を密閉している全般的に円筒形の内側弁室12を
有する主体部10を包含している。ステムチップシール
装置16が弁室12の中においてそこを流れる流れを制
御するように配置されている。前記弁はハンドル部材2
0を含む作動装置18によって開放位置と閉さ位置の間
を移動する。 【0009】考慮中の実施例において主体部10は適当
な金属例えば不銹鋼で作られ且つ流入通路20′と流出
通路22を備えている。図面に示すように流入通路2
0′の端部は全体的に円筒形の弁室12と軸線方向に並
んだ上向き開口24となっている。図面に示すように弁
室12は第1円筒区画26と幾分直径の大きい外側区画
28とを含む段付き孔を形成している。弁室の内端の底
部は開口24の周囲に環状の弁座域を形成する円錐状傾
斜底壁30となっている。あとで説明するように内端に
ステムチップシール部材16を担持する作動用ステム部
材34が弁室12の中に軸線方向に延在するように取付
けられている。弁室12は前述のダイアフラム装置14
によって密封されている。本実施例において、ダイアフ
ラム装置14は全般的に1983年4月5日出願の米国
特許出願番号第482,218 号に記載するように形成した多
層金属ダイアフラムエレメント36を包含する。前記米
国特許出願の記載を参考としてこの明細書にも組入れて
ある。図5に示すように概して前記ダイアフラム36は
3個の別々の環状金属円板エレメント38、40、42
から成る多層ダイアフラムとして形成されている。図面
に示すように円板部材38、40、42はなるべく厚さ
が等しく且つ前述の米国特許出願に述べているように各
円板部材はなるべくロックウエルC硬度的38以上に熱
処理されているオーステナイト不銹鋼で作る。 【0010】図2を参照すれば、ダイアフラム36の外
周縁部44は第1円筒区画26と外側区画28の間の継
目に形成された肩部46に受け入れられている。前記ダ
イアフラム36はあとで述べるようにボンネット部材5
0によって肩部46に密封状に締付られている。特に図
6を参照すれば、肩部46とボンネット部50の締付面
52との間の関連を幾分詳細に示している。使用されて
いる特定の締付構造は前述の米国特許出願に詳細に示さ
れている。しかしながら、一般的に言えば、第1締付装
置を構成する肩部46とボンネット締付面52は、相隔
たって対向し扁平で且つ平行な円周面域54、60を備
え、該円周面域はダイアフラムをその外周から内方へ締
付て把持するための第1の締付面を提供する。この第1
締付面54、60から軸線方向並びに半径方向にへだた
った位置において前記ダイアフラムを締付るため扁平で
平行な第2締付面62、64が設けられている。第1と
第2の締付面は比較的鋭いコーナー66、68を備え、
このコーナー66、68を横切ってダイアフラム36が
軸線方向に曲げられる。コーナー66、68はダイアフ
ラム36の対向面に対し優秀な密封性を提供する。なる
べく肩部46とその相手の締付面52の機械仕上げの公
差は次のようにえらばれる。すなわち面54、60の間
の間隔によってこの区域に面62、64の間の締付作用
に対比した最高の締付作用を常にもたらすことができる
ようにえらばれている。このことによってダイアフラム
の第1密封作用が面54、56で発生し弁の掃除を良好
に行うことができる。 【0011】ダイアフラム36の外周は第2コーナー7
2と傾斜コーナー70によって更に曲げられ且つ締付ら
れる。これらのコーナー70、72はコーナー66、6
8の間の実際の間隔より僅かの距離互いに軸線方向に有
効にへだてられている。ダイアフラム36の外周部はコ
ーナー66、68に生ずる変形よりも大きく変形させら
れる。前述の特許出願に詳述しているようにこの関係は
ダイアフラムにとって非常に効果的な周辺シールを提供
する。再び図2と図5を参照すれば、ダイアフラム36
は、弁エレメントを構成する、ステムチップ装置16の
主体部78に形成した垂直方向のカラー部76の周りに
ぴったりと受け入れられる中心開口74を備えている。
ステムチップ主体部78とダイアフラム36の中心開口
74の内側周辺部との間をシールするため、内側周辺部
の全周に亘って完全溶け込み溶接部80を設けて、ダイ
アフラムを主体部78に確実に接合してシールする。ま
た前記溶接部はダイアフラムのすべての層を接合して前
記多数層の間に漏洩通路ができるのを防止する。なるべ
く、本考案の観点により溶接部80の半径方向外側の位
置においてダイアフラム36を主体部78に機械的に締
付るための装置を設ける。図示の実施例においてステム
チップ主体部78はステム34の下部の縮小端部86に
ねじ84で連結されている。ダイアフラムの内周縁部の
締付はステム34の大径部88の下に在る環状締付リン
グ82とダイアフラム36の上面との間の作用によって
行われる。図面に示すように環状リング82はダイアフ
ラム36の中心開口74よりかなり大きい内側開口径9
0を有する。このことによって、ステムチップ主体部7
8がステム34にねじで締付られるときリング82の下
面とステムチップ主体部78の上面との間の締付作用が
溶接部80のかなり外側の位置で生ずることになる。弁
の往復動とダイアフラム36の屈曲のときに発生する曲
げ応力が溶接部80に伝わるのを防止するため溶接部8
0の充分外側に距離“D”があらかじめ決められてい
る。勿論この距離はダイアフラムの大きさと(又は)厚
さによって変わってくる。これによって、ステムチップ
主体部78と環状締付リング82とによって、第2締付
装置が構成され、一対の締付部材をなす。 【0012】なるべく、ステムチップ78の上面92は
図面に示すようにダイアフラムからなめらかに離れるよ
うな形状をしている。同様にクランプリング部材82の
下面もまたダイアフラム36の上面からなめらかに外方
にはなれるように形成されている。この構成によって、
クランプリング82が与える締付力を地域94に集中さ
せ且つダイアフラム36に必要なたわみを起こさせ急峻
な曲がり等を発生させない。作動装置18の全体的構成
と作動は図1を参照することにより最良に理解できる。
ここに示すようにボンネット部材50は外方に延在する
フランジ状部100を備え、該フランジ状部100はそ
の外周縁部102が外側区画28の中にぴったりと且つ
摺動自在に受け入れられるような大きさである。全体的
に軸線方向に延在するスリーブ部104がフランジ部1
00から上方に延在する。ボンネット部材50はボンネ
ットナット部材106によって外側区画28に締付状態
に保持され、前記ボンネットナット部材106は相手の
ねじ108によって外側区画28にねじ込まれている。
ボンネットナット部材106の上端に適当なレンチフラ
ット110を備え、該レンチフラットはナットを孔28
に締付たり外したりするためレンチを作用させる扁平部
を有している。またボンネットナット部材106を締付
ることによってボンネット部材50を前述のダイアフラ
ム締付位置に移動させることが分る。 【0013】前記ステム部材34が図示のようにボンネ
ット部材50とボンネットナット部材106の中を軸線
方向にのびている。なるべく、前記ステム部材34はス
テムの面とボンネットの面が協働することによってボン
ネットナット部材に相対的に回転しないようになってい
る。特に本実施例によると、ステム34は(図4に最良
に示すように)全般的に六角形をした半径方向の区画1
12を有する。ボンネット部材50は前記区画112の
六角形の隅部にぴったりと且つ摺動自在に係合するよう
に配置された長手方向の溝117を設けるようにブロー
チ加工やその他の機械加工を加えられている中心孔11
4を有する。溝117はステム34を自由に軸線方向に
摺動させるが回転は妨げる。外方に延在するフランジ1
18を有する全般的に円筒形の作動部材116によって
ステム34を選択的に軸線方向に移動させることができ
る。この点で、作動部材116はステム34のための駆
動部材を構成する。作動部材116の下端120がボン
ネット部材50のスリーブ104に形成した孔の中にぴ
ったりと収容され且つ案内される。前記フランジ部11
8はボンネットナット部材106の軸線方向の孔124
にぴったりと且つ回転自在に受け入れられる大きさであ
る。作動部材116の長さは上端部126がボンネット
ナット部材106から外方に延出するような長さであ
る。ステム34の外部と作動部材116の内部の間に適
当なねじ128が形成されている。なるべく、前記ねじ
128を左ねじにして、作動部材116を時計方向に回
転すればステム34を内方に移動すなわち閉さ運動をさ
せるようにしている。 【0014】図示の実施例において、作動部材116は
スリーブ部104の頂部とフランジ118の下面との間
に在るスプリング波形座金130によって外方向に絶え
ず押圧されている。更に、ブロンズ材料等で作ったベア
リング座金132がフランジ118の上面と、ボンネッ
トナット部材106に担持される半径方向内方に延在す
るフランジ136の下面との間に配置されている。この
構成によって作動部材116をステム34の調節のため
自由に駆動回転できるが軸線方向に移動できないようか
たく保持する。作動部材116の外端に結合しているハ
ンドル部材20によって前記作動部材116を選択的に
回転できる。しかし実施例ごとに多くの別の型式のハン
ドルを設けることができ、ハンドル部材20は金属イン
サート140の周りにモールドされているハンドル主体
部138を包含する。インサート140の作動部材11
6の外端にぴったりと受け入れられるような大きさの中
心孔142を備えている。ハンドル部材20を作動部材
116に連結するためソケットヘッド止めねじ144を
インサート140に設けている。図面に示すように、止
めねじ144に近づくためハンドル主体部138に適当
な孔146を形成している。 【0015】弁が開放位置に移動したときステム34の
自由端148がハンドル主体部138から外方に延出
し、弁が開放位置に在ることを目で見えるようにできる
長さをもった自由端148をステム部材34に備えてい
る。弁が第1図の閉さ位置に在るときステムの上端がハ
ンドル部材20の上面と略同一平面上になるようになっ
ている。ステムチップシール装置16の構成と配置は図
2及び図3を参照すれば最良に理解できる。この図に示
すように、ステムチップ主体部78の下端に該主体部7
8の軸線方向と半径方向に開口する円周方向のへこみ1
50を備えている。へこみ150の内径dは口24の直
径より僅かに小さい。金属製のシールリング部材152
が主体部78の下端に保持され且つへこみ150の内壁
に摺動自在に受け入れられている。リング152は全般
的に扁平な下面154を有し、該下面154の端部は比
較的鋭い外側コーナー156となっている。前記コーナ
ー156は弁が図3の閉さ位置に向って移動するとき口
24の周囲で弁室12の傾斜座壁30と接触するように
構成されている。かくして、コーナー156は口24の
周りにおいて略金属耐金属の線接触を行う。 【0016】弾性リングすなわち座金部材158がリン
グ152の軸線方向内方に配置され且つ前記リング15
2の後部とへこみ150の軸方向の面157との間に保
持されている。本実施例において、リング158は処女
ポリテトラフルオロエチレンから成形され且つリング1
52と面157の間の地域すなわちスペースを殆んど完
全に充たすような大きさである。適当な弾力性の耐摩耗
性シール材料例えばクロロトリフルオロエチレン又は充
てん済ポリテトラフルオルエチレンで成形した弾性シー
ルリング160がリング152、158の半径方向外方
に配置されている。あとで説明する理由のためリング1
60は前述のリング158より剛性が大きい。リング1
60は内側リング152、158と主体部78の外径と
の間を殆んどみたすような形状になっている。図面に示
すように、リング160はリング152に形成した半径
方向外方延出のフランジ164の下方に延在する半径方
向内方延出部162を有する。リング160の内方延出
部162はリング152を主体部78に対して軸線方向
に保持する作用を行う。なるべく、またあとで説明する
理由によって、弾性シールリング160の下面すなわち
シール面167はリング160、152が主体部78に
組立てられたとき、リング152のコーナー156より
少し下か又は略同一平面上にくる。 【0017】リング152、160は主体部78の外面
にぴったりと摺動自在に受け入れられる円周方向に連続
した金属製スリーブ部材166によって定位置に保持さ
れる。図面に示すように、スリーブ部材166は弾性シ
ールリング160の外周を下方向に延在し且つ該スリー
ブ部材はリング160の軸線方向外部の下に延在する内
方に連続して延出したフランジ部168を有する。スリ
ーブ部材166は主体部78上の適当な肩部の上を内方
に曲げられている半径方向内方フランジまたはタブ17
0(図2)によって主体部78に摺動自在に保持されて
いる。また、あとで述べる理由によって、前記連続状フ
ランジ部168はなるべく室12の傾斜座壁30の傾斜
角度α(アルファー)より僅かに大きい角度β(ベータ
ー)で傾斜している。 【0018】ステムチップシール装置16を図示のよう
に配置すると、弁が閉さ運動することによって弾性シー
ルリング160の端面167と弁座域との間を接触させ
る。一層閉さ運動が進行すると弾性シールリング160
が圧縮され且つ剛性リング152の外側コーナー156
が弾性シールリング160の半径方向内方で弁座域と接
触する。更に閉さ運動を進行すると弾性シールリング1
60のシール面167と弁座域の間に作用する圧縮力が
増大する。リング152のコーナー156と弁座域との
間の力も増大するがその程度は少ない。その理由は剛性
が少なく一層弾力性のあるリング158が一層容易に圧
縮力を受けリング152を主体部78とリング160に
対して或る程度後退させるためである。この作用によっ
て面167と弁座域との間の密封圧力を増大させながら
リング152を弁座域に接触させ続けることができる。
またリング160内に作用する圧縮力がフランジ部16
8によってスリーブ166に下向きの力を作用させ続け
る。弁が最終的に閉さするとスリーブ166の下縁が弁
座域と弾性シールリング160の円周上で線接触する。
このようにして弾性シールリング160が剛性のある内
側リング152と外側スリーブ166の間にはさまれ
る。更に内側リング152と外側スリーブ166が弁座
部と金属対金属の線接触をなし且つ全体的に弾性シール
リング160を締付る。 【0019】図7はダイアフラムの外周を弁主体部10
に取付けて密封するための変形例を示す。図7の実施例
において、図1乃至図6について上述した部品に対応す
る部品を示すため同一の参照番号にダッシュをつけた。
これらの部品の説明は特に注意する以外は図7の部品に
も同じように使用できる。特に図7の実施例において肩
部46は図6の段付き形状と違って扁平に作られてい
る。ダイアフラム36′が扁平肩部46′に載り且つダ
イアフラムの外周に比較的近く設けた完全溶け込み溶接
部170によって前記肩部に連続状に溶接されている。
即ち、溶接部170は肩部46の半径方向内側に形成さ
れている。この溶接部は個々の円板部材を互に且つ主体
部10′に対して固着させ且つ完全に密封する。ダイア
フラムはまた溶接部170の半径方向内方に在る円周方
向に連続した比較的せまい締付バンドを提供するように
ボンネット部材50′から外方に延出する締付面172
によって肩部46′に締付られている。前記締付面17
2はなるべく略肩部46′に平行である。 【0020】弁の作動中にダイアフラム36′に生ずる
屈曲力が溶接部170に伝わらないように該溶接部17
0と締付面172との間を関連づけている。本考案につ
いて当業者が作り且つ使用できる程度に充分くわしく説
明した。明らかに、他人が明細書を読んで理解すれば前
記好適実施例の修正と変更を行えるであろう。しかし、
このような修正変更はすべて実用新案登録請求の範囲と
その等価物に含まれる限りにおいて本考案に入るものと
考える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を含むダイアフラム弁の断面図。
【図2】図1の弁の弁室とステムチップ装置の拡大断面
図。 【図3】ステムチップ装置の密封部が弁座と係合した閉
さ位置に在る状態を示す拡大断面図。 【図4】図1の線4−4における断面図。 【図5】図2の円形部分の円形部分の拡大図。 【図6】図1の円形部分の拡大断面図。 【図7】ダイアフラムの外周部を主体部に密封するため
の修正型構造を示す図6に類似の拡大断面図である。 【符号の説明】 10 主体部 12 弁室 14 ダイアフラム装置 16 ステムチップシール装置 20 ハンドル部材 20′ 流入通路 22 流出通路 24 開口 26 第1円周区画 28 大径区画 30 底壁 34 作動システム部材 36 ダイアフラムエレメント 38、40、42 円板部材 46 肩部 50 ボンネット部材 52 締付面 66、68 コーナー 70、72 コーナー 78 主体部 82 リング部材 106 ボンネットナット部 110 ボンネットナット 116 作動部材 130、132 座金 140 インサート 152 シールリング 156 コーナー 160 シールリング 166 シール部材 172 締付面 170 溶接部
図。 【図3】ステムチップ装置の密封部が弁座と係合した閉
さ位置に在る状態を示す拡大断面図。 【図4】図1の線4−4における断面図。 【図5】図2の円形部分の円形部分の拡大図。 【図6】図1の円形部分の拡大断面図。 【図7】ダイアフラムの外周部を主体部に密封するため
の修正型構造を示す図6に類似の拡大断面図である。 【符号の説明】 10 主体部 12 弁室 14 ダイアフラム装置 16 ステムチップシール装置 20 ハンドル部材 20′ 流入通路 22 流出通路 24 開口 26 第1円周区画 28 大径区画 30 底壁 34 作動システム部材 36 ダイアフラムエレメント 38、40、42 円板部材 46 肩部 50 ボンネット部材 52 締付面 66、68 コーナー 70、72 コーナー 78 主体部 82 リング部材 106 ボンネットナット部 110 ボンネットナット 116 作動部材 130、132 座金 140 インサート 152 シールリング 156 コーナー 160 シールリング 166 シール部材 172 締付面 170 溶接部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 ゲアリー ウィリアム シェッフェル
アメリカ合衆国 オハイオ州 44241
ストリーツボロ ステイト ルート 43
−8384
(56)参考文献 特開 昭60−23686(JP,A)
特開 昭53−122927(JP,A)
実開 昭62−96177(JP,U)
実開 昭61−67472(JP,U)
実開 昭61−204084(JP,U)
実開 昭62−184273(JP,U)
実公 昭51−54257(JP,Y2)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16K 41/00 - 41/18
F16K 7/12 - 7/20
Claims (1)
- (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.外部から内方へ延在する弁室を形成する弁主体部、 前記主体部の外部から軸線方向に前記室の中に延在する
弁作動用ステム、 前記ステムを前記弁室の中で軸線方向に一定の運動をさ
せながら前記弁室を密閉するため前記主体部並びに前記
ステムに締付たダイアフラム装置、 前記弁作動用ステムを選択的に移動させるための作動装
置、 を包含し、前記ダイアフラム装置が並置状態に配置され
且つ一体構造のダイアフラム部材を形成するように内周
に連続状に延びる溶接部によって前記ステムに接合され
た薄い複数枚の環状金属部材を包含し、前記ダイアフラ
ム部材は前記弁室の略横方向に延在し前記ステムがその
軸線方向に延びるように配置され、前記ダイアフラム装
置が前記ダイアフラム部材の外周縁部を前記弁室の周り
において前記主体部に密封状に締付る第1締付装置と前
記ダイアフラム部材の内周縁部を前記ステムの周りに密
封状に締付る第2締付装置を包含し、 前記ダイアフラム部材の屈曲時に発生する力が前記溶接
部に作用するのを防止するため前記第2締付装置が前記
溶接部の半径方向外側において前記ダイアフラム部材に
係合し且つこれを締付る、 ことを特徴とするダイアフラム弁。 2.前記ダイアフラム部材の外周縁部が前記第1締付装
置の半径方向内側にある連続状溶接部によって前記主体
部に溶接されている請求項1記載の弁。 3.前記第2締付装置が前記ダイアフラム部材の軸線方
向に向い合った側に配置された1対の締付部材を包含
し、前記締付部材のそれぞれが前記ステムによって担持
され且つ前記ダイアフラムに面する対向面を有し、前記
対向面が前記ダイアフラムから軸線方向に離れるように
曲っている請求項1記載の弁。 4.前記第2締付装置が前記ダイアフラム装置を形成す
る前記環状金属部材の中心に受け入れられる軸線方向の
カラーを包含する請求項1記載の弁。 5.前記弁室に配置され且つ前記ステムに接合された弁
エレメントを包含し、前記弁エレメントの1部分が前記
第2締付装置の1部分を構成する請求項4記載の弁。 6.前記作動装置が、 前記ステムを軸線方向に移動可能にするが回転を防止す
るため前記ステムとの間に協働面を形成するよう前記ス
テムが貫通しているボンネット部材、 前記ステム部材を囲繞する状態で前記ボンネット部材に
よって回転自在に担持され且つ回転することによって前
記ステムを軸線方向に移動させるため前記ステムに係合
するねじを有する駆動部材、 前記ボンネット部材と駆動部材とを囲繞し且つ前記主体
部にねじ込まれ且つ前記ボンネット部材を前記主体部に
締付るためのナット部材、 前記駆動部材の回転を可能にするがその軸線方向の外向
き移動を防止するため前記駆動部材と係合するよう前記
ナット部材に設けたベアリング装置、 前記ボンネット部材の上に配置され且つ前記駆動部材に
接合され且つ前記ステム部材が軸線方向に貫通している
ハンドル装置、 を包含することを特徴とする請求項1に記載のダイアフ
ラム弁。 7.前記ベアリング装置が前記駆動部材と前記ナット部
材に協働の肩部を包含し、環状のベアリング部材がそれ
ら肩部の間に配置されている請求項6記載のダイアフラ
ム弁。 8.前記ナット部材が前記孔の外端に軸線方向に受け入
れられ且つ前記ダイアフラムの外周縁が前記ボンネット
と前記主体部の間に締付られる請求項6記載のダイアフ
ラム弁。 9.前記ベアリング装置が前記駆動部材を前記ナット部
材の軸線方向外方に押圧するためのスプリング装置を包
含する請求項8記載のダイアフラム弁。 10.前記スプリング装置が前記ボンネット部材と前記
駆動部材の間に配置されている請求項9記載のダイアフ
ラム弁。 11.前記弁作動用ステム部材は、開放位置にあるとき
その自由端がハンドル装置から突出するような軸方向長
さを有する請求項9記載のダイアフラム弁。 12.前記ボンネット部材が前記ナット部材の中に延在
する円筒形部分を包含する請求項11記載のダイアフラ
ム弁。 13.前記ベアリング装置が前記駆動部材に形成された
軸線方向の肩部と前記ナット部材に形成された半径方向
の協働肩部とを包含する請求項12記載のダイアフラム
弁。
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