JP2602311B2 - 乗客コンベアの手摺ベルト駆動装置 - Google Patents
乗客コンベアの手摺ベルト駆動装置Info
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- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は乗客コンベアの手摺ベルト駆動装置に係り、
特にベルトをローラにより挟圧駆動する乗客コンベアの
手摺ベルト駆動装置に関する。
特にベルトをローラにより挟圧駆動する乗客コンベアの
手摺ベルト駆動装置に関する。
乗客コンベアの手摺ベルト駆動装置例えばエスカレー
ターや電動道路などの乗客コンベアの手摺ベルト駆動装
置は第3図に示すように構成されている。即ち、手摺ベ
ルト駆動装置1は傾斜して設置されたフレーム2の中に
内蔵されており、無端状の手摺ベルト3の帰路側を挟圧
駆動するように位置している。4は欄干で、その周縁に
前記手摺ベルト3の往路側を案内するように前記フレー
ム2の左右に長手方向に沿って一対支持されている。ま
た、駆動力は原動機5から一対の鎖歯車6に伝達され、
ここから左右にあるチェーン7およびアイドラスプロケ
ツト8を介して、駆動装置1に伝達されるようになつて
いる。
ターや電動道路などの乗客コンベアの手摺ベルト駆動装
置は第3図に示すように構成されている。即ち、手摺ベ
ルト駆動装置1は傾斜して設置されたフレーム2の中に
内蔵されており、無端状の手摺ベルト3の帰路側を挟圧
駆動するように位置している。4は欄干で、その周縁に
前記手摺ベルト3の往路側を案内するように前記フレー
ム2の左右に長手方向に沿って一対支持されている。ま
た、駆動力は原動機5から一対の鎖歯車6に伝達され、
ここから左右にあるチェーン7およびアイドラスプロケ
ツト8を介して、駆動装置1に伝達されるようになつて
いる。
第4図及び第5図は例えば特開昭57−170373号公報に
記載の手摺ベルト駆動装置を示すもので、チエーン7に
より伝達された動力はアイドラスプロケツト9を介して
チエーン10に伝達され、チエーン10が4個並設された駆
動ローラ12と同軸のスプロケツト11a〜11d及びアイドラ
スプロケツト17に巻き掛けられていることにより、各駆
動ローラ12を回転するようになつている。駆動ローラ12
は各々に対向して設けた従動ローラ14との間に手摺ベル
ト3を挟圧し、摩擦駆動する構造である。従動ローラ14
およびアイドラスプロケツト17は固定部材である固定枠
15に回転可能に支持されており、固定枠15はブラケツト
16を介してフレーム2に固定支持されている。一方、各
駆動ローラ12は手摺ベルト3に対し挟圧力を与える目的
で、手摺ベルトの押圧方向に可動できるようになつてい
る。即ち、スプロケツト11a〜11dを同軸に設けた各駆動
ローラ12は可動体である可動プレート13に回転可能に取
付けられており、可動プレート13はこれに固定されたボ
ス18及び固定枠15に固定されたボス19を貫通するガイド
ピン20により、上下方向にのみ可動するように構成され
ている。また、アイドラスプロケツト9も可動プレート
13の下方に回転可能に取付けられている。さらに、アイ
ドラスプロケツト8はフレーム2に回転可能に取付けら
れてる。
記載の手摺ベルト駆動装置を示すもので、チエーン7に
より伝達された動力はアイドラスプロケツト9を介して
チエーン10に伝達され、チエーン10が4個並設された駆
動ローラ12と同軸のスプロケツト11a〜11d及びアイドラ
スプロケツト17に巻き掛けられていることにより、各駆
動ローラ12を回転するようになつている。駆動ローラ12
は各々に対向して設けた従動ローラ14との間に手摺ベル
ト3を挟圧し、摩擦駆動する構造である。従動ローラ14
およびアイドラスプロケツト17は固定部材である固定枠
15に回転可能に支持されており、固定枠15はブラケツト
16を介してフレーム2に固定支持されている。一方、各
駆動ローラ12は手摺ベルト3に対し挟圧力を与える目的
で、手摺ベルトの押圧方向に可動できるようになつてい
る。即ち、スプロケツト11a〜11dを同軸に設けた各駆動
ローラ12は可動体である可動プレート13に回転可能に取
付けられており、可動プレート13はこれに固定されたボ
ス18及び固定枠15に固定されたボス19を貫通するガイド
ピン20により、上下方向にのみ可動するように構成され
ている。また、アイドラスプロケツト9も可動プレート
13の下方に回転可能に取付けられている。さらに、アイ
ドラスプロケツト8はフレーム2に回転可能に取付けら
れてる。
このような構成により、チエーン7に伝達された駆動
力はアイドラスプロケツト9に回転力を与えるととも
に、その張力Tによりアイドラスプロケツト9を介して
可動プレート13全体を下方に押し下げることになる。一
方、チエーン10に伝達された駆動力も駆動ローラ12に回
転力を与えるとともに、アイドラスプロケツト17が固定
枠15に取付けられているため、この部分のチエーン10の
張力T2により、スプロケツト11bと11cを介して可動プレ
ート13全体を下方に張力2T2で押し下げることになる。
そこで、可動プレート13は上下に可動となつているた
め、前記張力Tと張力2T2の和は、駆動ローラ12が手摺
ベルド3を従動ローラ14との間に挾圧する力となつて働
くことになる。これにより、手摺ベルト3は駆動ローラ
12により摩擦駆動される。
力はアイドラスプロケツト9に回転力を与えるととも
に、その張力Tによりアイドラスプロケツト9を介して
可動プレート13全体を下方に押し下げることになる。一
方、チエーン10に伝達された駆動力も駆動ローラ12に回
転力を与えるとともに、アイドラスプロケツト17が固定
枠15に取付けられているため、この部分のチエーン10の
張力T2により、スプロケツト11bと11cを介して可動プレ
ート13全体を下方に張力2T2で押し下げることになる。
そこで、可動プレート13は上下に可動となつているた
め、前記張力Tと張力2T2の和は、駆動ローラ12が手摺
ベルド3を従動ローラ14との間に挾圧する力となつて働
くことになる。これにより、手摺ベルト3は駆動ローラ
12により摩擦駆動される。
上記構成の手摺ベルト駆動装置の全挾圧力Pは前記よ
り P=T+2T2 …(1) となる。また、機構上T2=1/2×T1であり、さらにアイ
ドラスプロケツト9の2個のスプロケツト9aと9bのピツ
チ円径を同一とすれば、T1=Tとなるため、これを前記
(1)式に代入すれば、全挾圧力Pは P=2T ……(2) となる。
り P=T+2T2 …(1) となる。また、機構上T2=1/2×T1であり、さらにアイ
ドラスプロケツト9の2個のスプロケツト9aと9bのピツ
チ円径を同一とすれば、T1=Tとなるため、これを前記
(1)式に代入すれば、全挾圧力Pは P=2T ……(2) となる。
一方、手摺ベルト3の走行抵抗Rとチエーン10の張力
T1の関係は、駆動ローラ12の直径とスプロケツト11のピ
ツチ円径の比を2/3とすれば、T1=3/2×R=Tとなるた
め、これを前記(2)式に代入すれば、全挾圧力Pと移
動手摺3の走行抵抗Rとの関係は P=3R …(3) となる。
T1の関係は、駆動ローラ12の直径とスプロケツト11のピ
ツチ円径の比を2/3とすれば、T1=3/2×R=Tとなるた
め、これを前記(2)式に代入すれば、全挾圧力Pと移
動手摺3の走行抵抗Rとの関係は P=3R …(3) となる。
しかるに、手摺ベルト駆動装置を手摺ベルトの走行路
に対して片寄せて設けた場合、即ち、第3図に示すよう
に、エスカレーターの上方部に設けた場合には、上昇運
転時と下降運転というように、運転方向が順方向と逆方
向とでは手摺ベルト3の走行抵抗Rは異なり、一般に下
降運転時は上昇運転時の60〜80%となる。このため、全
挾圧力Pも上昇運転時と下降運転時では異なつていた。
に対して片寄せて設けた場合、即ち、第3図に示すよう
に、エスカレーターの上方部に設けた場合には、上昇運
転時と下降運転というように、運転方向が順方向と逆方
向とでは手摺ベルト3の走行抵抗Rは異なり、一般に下
降運転時は上昇運転時の60〜80%となる。このため、全
挾圧力Pも上昇運転時と下降運転時では異なつていた。
本発明の第1の目的は、上昇運転時と下降運転時での
ベルトの挾圧力をほぼ一定にできる乗客コンベアの手摺
ベルト駆動装置を提供することにある。
ベルトの挾圧力をほぼ一定にできる乗客コンベアの手摺
ベルト駆動装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、順方向に移動させたときと逆
方向に移動させたときとで走行抵抗が異なっても手摺ベ
ルトの挟圧力をほぼ一定にできる乗客コンベアの手摺ベ
ルト駆動装置を提供することにある。
方向に移動させたときとで走行抵抗が異なっても手摺ベ
ルトの挟圧力をほぼ一定にできる乗客コンベアの手摺ベ
ルト駆動装置を提供することにある。
上記目的は、少なくとも3個並設した駆動ローラのう
ち、下降運転時にベルトを引込む側寄りの駆動ローラ間
にアイドラスプロケツトを配置し、このアイドラスプロ
ケツトを介して前記各駆動ローラと同軸の各スプロケツ
トにチエーンを巻掛けることにより達成される。
ち、下降運転時にベルトを引込む側寄りの駆動ローラ間
にアイドラスプロケツトを配置し、このアイドラスプロ
ケツトを介して前記各駆動ローラと同軸の各スプロケツ
トにチエーンを巻掛けることにより達成される。
上記構成により、上昇運転時にスプロケツトとアイド
ラスプロケツト間に作用するチエーンの張力を低減させ
ることができ、これにより下降運転時のベルト挾圧力に
接近させるようにしたのである。
ラスプロケツト間に作用するチエーンの張力を低減させ
ることができ、これにより下降運転時のベルト挾圧力に
接近させるようにしたのである。
以下、本発明の一実施例をエスカレーターの手摺ベル
ト駆動装置について第1図,2図に沿つて説明する。
ト駆動装置について第1図,2図に沿つて説明する。
往路側を欄干の周縁に案内された手摺ベルト3の帰路
側を挾圧する一対の駆動ローラ12と従動ローラ14を3組
手摺ベルト長手方向に沿つて配置し、前記駆動ローラ12
群は可動体である可動プレート13に、従動ローラ14群は
固定部材である固定枠15に設けている。
側を挾圧する一対の駆動ローラ12と従動ローラ14を3組
手摺ベルト長手方向に沿つて配置し、前記駆動ローラ12
群は可動体である可動プレート13に、従動ローラ14群は
固定部材である固定枠15に設けている。
また、アイドラスプロケツト17を可動プレート13の下
方で、下降運転時に手摺ベルト3を引込む側(D矢印
側)寄りの駆動ローラ12間に対向する固定枠16上に設
け、このアイドラスプロケツト17を介して、D矢印側寄
りの駆動ローラ14に同軸に設けたスプロケツト11bおよ
び11cにチエーン10を巻き掛けている。その他の構成は
従来構造と同じ構成としている。
方で、下降運転時に手摺ベルト3を引込む側(D矢印
側)寄りの駆動ローラ12間に対向する固定枠16上に設
け、このアイドラスプロケツト17を介して、D矢印側寄
りの駆動ローラ14に同軸に設けたスプロケツト11bおよ
び11cにチエーン10を巻き掛けている。その他の構成は
従来構造と同じ構成としている。
このような構成において、下降運転時のチエーン7の
張力をTd、チエーン10の張力をTd1とすると、アイドラ
スプロケツト17に巻掛けたチエーン10の張力T2は、機構
上T2=2/3×Td1となるため、これを前記(1)式に代入
すれば、下降運転時の全挾圧力Pdは、 となる。
張力をTd、チエーン10の張力をTd1とすると、アイドラ
スプロケツト17に巻掛けたチエーン10の張力T2は、機構
上T2=2/3×Td1となるため、これを前記(1)式に代入
すれば、下降運転時の全挾圧力Pdは、 となる。
また、下降運転時の全挾圧力Pdと手摺ベルト3の走行
抵抗R4との関係は、前記(3)式と同様にして となる。
抵抗R4との関係は、前記(3)式と同様にして となる。
一方、上昇運転時(U矢印)のチエーン7の張力を
Tu、チエーン10の張力をTu1とすれば、アイドラスプロ
ケツト17に巻掛けたチエーン10の張力T2は機構上T2=1/
3×Tu1となるため、これを前記(1)式に代入すれば、
上昇運転時の全挾圧力Puは、 となる。
Tu、チエーン10の張力をTu1とすれば、アイドラスプロ
ケツト17に巻掛けたチエーン10の張力T2は機構上T2=1/
3×Tu1となるため、これを前記(1)式に代入すれば、
上昇運転時の全挾圧力Puは、 となる。
また、上昇運転時の全挾圧力Puと手摺ベルト3の走行
抵抗Ruとの関係は、前記(3)式と同様にして となる。
抵抗Ruとの関係は、前記(3)式と同様にして となる。
しかるに、下降運転時の手摺ベルト3の走行抵抗Rdは
上昇運転時の手摺ベルト3の走行抵抗Ruに対して前述し
た如く、一般に60〜80%程度であるから、いま、ここで
は平均的に Rd=5/7×Ru …(8) として、これを前記(5)式に代入すれば、 となる。ここで、前記(7)式と前記(9)式を比較し
てみると Pd=Pu …(10) となることがわかる。
上昇運転時の手摺ベルト3の走行抵抗Ruに対して前述し
た如く、一般に60〜80%程度であるから、いま、ここで
は平均的に Rd=5/7×Ru …(8) として、これを前記(5)式に代入すれば、 となる。ここで、前記(7)式と前記(9)式を比較し
てみると Pd=Pu …(10) となることがわかる。
以上説明したように、駆動ローラ12と従動ローラ14と
を3組とし、下降運転時に手摺ベルト3を引込む側寄り
の前記駆動ローラ12間にアイドラスプロケツト17を設け
たことにより、上昇運転時の手摺ベルト3の挾圧力を下
降運転時の手摺ベルト3の挾圧力と同じにすることがで
きる。
を3組とし、下降運転時に手摺ベルト3を引込む側寄り
の前記駆動ローラ12間にアイドラスプロケツト17を設け
たことにより、上昇運転時の手摺ベルト3の挾圧力を下
降運転時の手摺ベルト3の挾圧力と同じにすることがで
きる。
このように、手摺ベルト3の挾圧力を低減することが
できるので、手摺ベルト3の損傷を防止できる。即ち、
手摺ベルト3は接着剤により何層にも素材を接着して所
定の厚さの手摺ベルト3を得ているが、前記挾圧力が大
きいと、素材間の接着力を弱めてゆき、手摺ベルト3を
厚さ方向にふくらませる問題がある。本発明実施例は挾
圧力を低下させることにより、上記手摺ベルト3の損傷
を防止できるのである。
できるので、手摺ベルト3の損傷を防止できる。即ち、
手摺ベルト3は接着剤により何層にも素材を接着して所
定の厚さの手摺ベルト3を得ているが、前記挾圧力が大
きいと、素材間の接着力を弱めてゆき、手摺ベルト3を
厚さ方向にふくらませる問題がある。本発明実施例は挾
圧力を低下させることにより、上記手摺ベルト3の損傷
を防止できるのである。
ところで、上記実施例は駆動ローラ12が3個併設され
たものであるが、4個並設,5個並設の駆動ローラを備え
た手摺ベルト駆動装置にも適用することができる。即
ち、駆動ローラが4個並設された場合には、端の駆動ロ
ーラとそれに隣接する駆動ローラとの間に対向する位置
にアイドラスプロケツトを配置してチエーンを巻掛け、
また駆動ローラが5個並設された場合には、中心の駆動
ローラとその両側に隣接する駆動ローラとの間及び端の
駆動ローラとそれに隣接する駆動ローラとの間のいずれ
かにアイドラスプロケツトを配置してチエーンを巻掛け
ることにより、手摺ベルトの挾圧力を変えることができ
る。
たものであるが、4個並設,5個並設の駆動ローラを備え
た手摺ベルト駆動装置にも適用することができる。即
ち、駆動ローラが4個並設された場合には、端の駆動ロ
ーラとそれに隣接する駆動ローラとの間に対向する位置
にアイドラスプロケツトを配置してチエーンを巻掛け、
また駆動ローラが5個並設された場合には、中心の駆動
ローラとその両側に隣接する駆動ローラとの間及び端の
駆動ローラとそれに隣接する駆動ローラとの間のいずれ
かにアイドラスプロケツトを配置してチエーンを巻掛け
ることにより、手摺ベルトの挾圧力を変えることができ
る。
また、上記実施例はエスカレーターや傾斜型電動道路
などの傾斜型乗客コンベヤの手摺ベルト駆動装置である
が、順方向に移動させるときと逆方向に移動させるとき
とで手摺ベルトの走行抵抗が異なる乗客コンベアの手摺
ベルト駆動装置などに適用できる。
などの傾斜型乗客コンベヤの手摺ベルト駆動装置である
が、順方向に移動させるときと逆方向に移動させるとき
とで手摺ベルトの走行抵抗が異なる乗客コンベアの手摺
ベルト駆動装置などに適用できる。
本発明によれば、下降運転時と上昇運転時の手摺ベル
トの挟圧力をほぼ等しくすることができるとともに、順
方向に移動させたときと逆方向に移動させたときとで走
行抵抗が異なっても手摺ベルトの挟圧力をほぼ一定にす
ることができる。
トの挟圧力をほぼ等しくすることができるとともに、順
方向に移動させたときと逆方向に移動させたときとで走
行抵抗が異なっても手摺ベルトの挟圧力をほぼ一定にす
ることができる。
第1図は本発明による傾斜型コンベアのベルト駆動装置
の一実施例を示す側面図、第2図は第1図のA−A線に
沿う断面図、第3図は従来のエスカレーターの手摺ベル
ト駆動装置を示す側面図、第4図は第3図の手摺駆動装
置の拡大図、第5図は第4図のB−B線に沿う断面図で
ある。 3……手摺ベルト、7,10……チエーン、11……駆動ロー
ラと同軸のスプロケツト、12……駆動ローラ、13……可
動プレート、14……従動ローラ、15……固定枠、17……
アイドラスプロケツト。
の一実施例を示す側面図、第2図は第1図のA−A線に
沿う断面図、第3図は従来のエスカレーターの手摺ベル
ト駆動装置を示す側面図、第4図は第3図の手摺駆動装
置の拡大図、第5図は第4図のB−B線に沿う断面図で
ある。 3……手摺ベルト、7,10……チエーン、11……駆動ロー
ラと同軸のスプロケツト、12……駆動ローラ、13……可
動プレート、14……従動ローラ、15……固定枠、17……
アイドラスプロケツト。
Claims (3)
- 【請求項1】傾斜して設置されたフレームに支持された
欄干の周縁を移動する無端状の手摺ベルトと、この手摺
ベルトの帰路側を挟圧するように配置された少なくとも
3組の駆動ローラ及び従動ローラと、前記各駆動ローラ
を軸支して前記挟圧方向に可動する可動体と、前記各従
動ローラを軸支して前記フレームに固定される固定部材
と、前記各駆動ローラと同軸のスプロケットと、前記手
摺ベルトに対して前記従動ローラ側に位置し前記固定部
材に軸支されたアイドラスプロケットと、前記各スプロ
ケットと前記アイドラスプロケットに巻掛けて前記駆動
ローラを前記手摺ベルトに押圧しながら回転させるチェ
ーンとを有する乗客コンベアの手摺ベルト駆動装置にお
いて、前記アイドラスプロケットを、前記複数の駆動ロ
ーラのうち下降運転時に前記手摺ベルトを引込む側寄り
の駆動ローラ間に対向する位置に設置したことを特徴と
する乗客コンベアの手摺ベルト駆動装置。 - 【請求項2】傾斜して設置されたフレームに支持された
欄干の周縁を移動する無端状の手摺ベルトと、この手摺
ベルトの帰路側を挟圧するように配置された3組の駆動
ローラ及び従動ローラと、前記各駆動ローラを軸支して
前記挟圧方向に可動する可動体と、前記各従動ローラを
軸支して前記フレームに固定される固定部材と、前記各
駆動ローラと同軸のスプロケットと、前記手摺ベルトに
対して前記従動ローラ側に位置し前記固定部材に軸支さ
れたアイドラスプロケットと、前記各スプロケットと前
記アイドラスプロケットに巻掛けて前記各駆動ローラを
前記手摺ベルトに押圧しながら回転させるチェーンとを
有する乗客コンベアの手摺ベルト駆動装置において、前
記アイドラスプロケットを、前記3個の駆動ローラのう
ち下降運転時に前記手摺ベルトを引込む側寄りの駆動ロ
ーラ間に対向する位置に設置したことを特徴とする乗客
コンベアの手摺ベルト駆動装置。 - 【請求項3】欄干の周縁を順方向に移動させたときの走
行抵抗と逆方向に移動させたときの走行抵抗が異なる無
端状の手摺ベルトと、この手摺ベルトの帰路側を挟圧す
るように配列された少なくとも3組の駆動ローラ及び従
動ローラとを有し、前記駆動ローラを前記手摺ベルト側
に押圧しながら回転させる乗客コンベアの手摺ベルト駆
動装置において、前記各駆動ローラを前記手摺ベルト側
に押圧するために前記各駆動ローラと同軸のスプロケッ
トとの間にチェーンを巻掛けたアイドラスプロケット
を、前記手摺ベルトの走行抵抗が小さい運転時に前記手
摺ベルトを引込む側寄りに偏位した駆動ローラ間に位置
させたことを特徴とする乗客コンベアの手摺ベルト駆動
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP781189A JP2602311B2 (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | 乗客コンベアの手摺ベルト駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP781189A JP2602311B2 (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | 乗客コンベアの手摺ベルト駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02193886A JPH02193886A (ja) | 1990-07-31 |
JP2602311B2 true JP2602311B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=11675987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP781189A Expired - Fee Related JP2602311B2 (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | 乗客コンベアの手摺ベルト駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602311B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006111408A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Hitachi Ltd | マルチカーエレベータ |
CN100410161C (zh) * | 2004-04-27 | 2008-08-13 | 株式会社日立制作所 | 乘客传送装置的移动扶手驱动装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5638937A (en) * | 1995-01-13 | 1997-06-17 | Inventio Ag | Handrail drive system conversion |
JP5063563B2 (ja) * | 2008-11-19 | 2012-10-31 | 株式会社日立製作所 | 乗客コンベア及びハンドレール駆動装置 |
-
1989
- 1989-01-18 JP JP781189A patent/JP2602311B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100410161C (zh) * | 2004-04-27 | 2008-08-13 | 株式会社日立制作所 | 乘客传送装置的移动扶手驱动装置 |
JP2006111408A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Hitachi Ltd | マルチカーエレベータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02193886A (ja) | 1990-07-31 |
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