JP2530600B2 - スイツチ - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、ヘアードライヤ等の電気機器に設置され
る配線基板用スイッチに関する。
る配線基板用スイッチに関する。
従来、ヘアードライヤ等の電気機器に使用されている
スイッチは、たとえば、特開昭55-113409号公報に記載
されているように、スイッチハウジング内に固定接点板
と可動接点板とを備え、両端子板の基部等からなるスイ
ッチの端子をスイッチハウジングの外に突出させる等し
て露出させるようにしていた。
スイッチは、たとえば、特開昭55-113409号公報に記載
されているように、スイッチハウジング内に固定接点板
と可動接点板とを備え、両端子板の基部等からなるスイ
ッチの端子をスイッチハウジングの外に突出させる等し
て露出させるようにしていた。
しかしながら、このようなスイッチは、電気機器を組
み立てる場合、電気部品と接続するには、その端子にリ
ード線等を介して接続しなければならないので、電気機
器の配線の作業に手間がかかるという問題があった。ま
た、リード線等は半田付けにより接続されることが多い
ため、配線作業時に接続部が断線する恐れが多く、接続
信頼性が劣ったものとなる恐れが多いという問題もあっ
た。
み立てる場合、電気部品と接続するには、その端子にリ
ード線等を介して接続しなければならないので、電気機
器の配線の作業に手間がかかるという問題があった。ま
た、リード線等は半田付けにより接続されることが多い
ため、配線作業時に接続部が断線する恐れが多く、接続
信頼性が劣ったものとなる恐れが多いという問題もあっ
た。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので
あって、電気機器の組み立ての際、配線作業が簡単にな
るとともに、電気部品との接続信頼性が高くなるスイッ
チを提供することを目的としている。
あって、電気機器の組み立ての際、配線作業が簡単にな
るとともに、電気部品との接続信頼性が高くなるスイッ
チを提供することを目的としている。
前記のような目的を達成するため、この発明は、電気
配線用の導体板を備えた配線基板に一体化されているス
イッチであって、前記導体板がばね性を有して前記配線
基板内に埋設されており、この導体板は幅方向が配線基
板の面に対し直交するようにして配線基板外に延びる延
長部分からなる少なくとも一対の接点板を備え、対の接
点板はその一方が可動接点板、他方がこの可動接点板の
先端部の側部に設置された固定接点板であり、前記両接
点板は、配線基板に設けられた開口部に突出するよう設
けられ、両接点板は、開口部の裏側より挿入されたハウ
ジングにより側方および底側が覆われ、前記対の接点板
を開閉する操作部が、前記ハウジングの上面を覆うよう
にしてハウジングにスライド可能に設置されており、前
記操作部が前記可動接点板の先端部を前記固定接点板に
押し付けたり、押し付けを解除したりするようになって
いることを特徴とするスイッチをその要旨としている。
配線用の導体板を備えた配線基板に一体化されているス
イッチであって、前記導体板がばね性を有して前記配線
基板内に埋設されており、この導体板は幅方向が配線基
板の面に対し直交するようにして配線基板外に延びる延
長部分からなる少なくとも一対の接点板を備え、対の接
点板はその一方が可動接点板、他方がこの可動接点板の
先端部の側部に設置された固定接点板であり、前記両接
点板は、配線基板に設けられた開口部に突出するよう設
けられ、両接点板は、開口部の裏側より挿入されたハウ
ジングにより側方および底側が覆われ、前記対の接点板
を開閉する操作部が、前記ハウジングの上面を覆うよう
にしてハウジングにスライド可能に設置されており、前
記操作部が前記可動接点板の先端部を前記固定接点板に
押し付けたり、押し付けを解除したりするようになって
いることを特徴とするスイッチをその要旨としている。
以下に、この発明をその実施例をあらわす図面を参照
しながら詳しく説明する。
しながら詳しく説明する。
第1図〜第3図は、この発明にかかるスイッチの実施
例を示す。図にみるように、二つのスイッチA,Bが、内
部に配線用の導体板1を備えた配線基板2に設けられて
いる。導体板1は図示のようにその面方向を配線基板の
面方向に一致させるようにして配線基板2内に埋設され
ている。導体板1としては、たとえば、燐青銅等のばね
性を有する材料からなるものが用いられている。スイッ
チAは、固定接点板3,4、可動接点板5,6、スイッチハウ
ジング7および操作部(スライド釦)8をそれぞれ備
え、スイッチBは、固定接点板9,可動接点板10,スイッ
チハウジング11および操作部12をそれぞれ備えている。
導体板2の前後部には、開口部13a,13bが設けられてお
り、開口部13aの前後には横長の突部14,15が設けられて
おり、開口部13bの前後にはコ字形の突部16,17が設けら
れている。突部14の上面には、開口部13a側両側に凹部
(フック係合凹部)14aが一つずつ設けられており、突
部15の上面には、開口部13a側に凹部(フック係合凹
部)15a、両側にガイドリブ15bが設けられている。突部
16,17の上面には、開口部13b側に凹部(フック係合凹
部)16a,17aがそれぞれ設けられ、突部16の片側および
突部17の両側には、ガイドリブ16b,17bがそれぞれ設け
られている。固定接点板3,4,9および可動接点板5,6,10
はいずれも導体板1から延び出した延長部分からなるも
のである。可動接点板5は、第4図に示されているよう
に、導体板1に対して縦に折り曲げられ、幅方向が配線
基板2に対して直交するようになっている。固定接点板
3,4,9および可動接点板6,10も同様である。固定接点板
3,4は、突部14の両側より開口部13aの後端に向けて突出
しており、開口部13aの両側に設けられた突部18a,18bに
先端部が固定されている。両固定接点板3,4の中間部の
内側面には接点3a,4aが設けられている。可動接点板5,6
は、並んだ状態で、突部15より開口部13aの前端に向け
て突出しており、先端部が固定接点板3,4の内側に位置
している。両可動接点板5,6の先端部の外側面における
固定接点板3,4の接点3a,4aと対応する位置には接点5a,6
aが設けられている。また、両可動接点板5,6の中間部に
は、内側に向かって突出する突部5b,6bが折り曲げによ
って設けられている。固定接点板9は突部16の片側より
開口部13bの後端に向けて突出しており、開口部13bの片
側に設けられた突部19に先端部が固定されている。固定
接点板9の中間部の内側面には接点9aが設けられてい
る。可動接点板10は、突部17より開口部13bの前端に向
けて突出しており、先端部が固定接点板9の内側に位置
している。可動接点板10の先端部の外側面における固定
接点板9の接点9aと対応する位置には接点10aが設けら
れている。また、可動接点板10の中間部には、固定接点
板9とは反対の方向に向かって突出する突部10bが折り
曲げによって設けられている。ハウジング7は、基盤7a
の上面の前端両側にフック20が一つずつ設けられ、後端
にフック20が一つ設けられている。中間部両側には突条
21が1本ずつ設けられ、両突条21の中間部には上端が鉤
形となった横長のフック受け部21aが設けられている。
両突条21の前方には、ガイトリブ22が一つずつ突設され
ている。ハウジング7は、配線基板2の裏側より開口部
13aに挿入され、各フック20が凹部14a,15aに引っ掛けら
れて固定されている。ハウジング7のガイドリブ22は、
開口部13aの固定接点3,4の外側部分より挿入されて、上
端が突部14よりも突出している。ハウジング7の前後端
は開口部13aの前後端とつき合わされるようにしている
ので、配線基板2の開口部13a部分の強度が向上すると
ともに、スイッチA内部の密閉度合が向上している。ま
た、ハウジング7の両側に突条21が設けられていること
からもスイッチA内部の密閉度合が向上している。ハウ
ジング11は、基盤11aの上面前後端にフック20が1つず
つ設けられ、中間部両側には突条23が1本ずつ設けられ
ている。両突条23の前部には上端が鉤形となった横長の
フック受け部23aが設けられている。一方の突条23の前
方にはガイドリブ24が突設されている。ハウジング11
は、配線基板2の裏側より開口部13bに挿入され、各フ
ック20が凹部16a,17aに引っ掛けられて固定されるよう
になっている。ハウジング11のガイドリブ24は、開口部
13bの固定接点板9の外側部分より挿入されて、上端が
突部16よりも突出するようになっている。ハウジング11
の前後端は開口部13bの前後端とつき合わされるように
なっているので、配線基板2の開口部13b部分の強度が
向上するとともに、スイッチB内部の密閉度合が向上す
るようになっている。また、ハウジング11の両側に突条
23が設けられていることからも、スイッチB内部の密閉
度合が向上している。操作部8は、基盤8aの上面に突部
25aが設けられ、第5図に示されているように、下面両
側にフック26が一つずつ設けられている。下面中央部に
は、長さ方向に沿う突条27が設けられている。この突条
27は、後部両側に側方に突出する突部27a,27bが設けら
れおり、可動接点板5に向けられる側の突部27aは、可
動接点板6に向けられる側の突部27bよりも前端が前方
に突き出している。操作部8は、両側のフック26がハウ
ジング7のフック受け部21aに引っ掛けられて、ハウジ
ング7に前後にスライド可能に設置されている。操作部
8は、ガイド22,15bによってスライド運動がガイドされ
るようになっている。操作部12は、基盤12aの上面に突
部25bが設けられ、下面両側にフック28が一つずつ設け
られている。下面中央部には長さ方向に沿う突条29が設
けられている。操作部12は、両側のフック28がハウジン
グ11のフック受け部23aに引っ掛けられて、ハウジング1
1に前後にスライド可能に設置されている。操作部12
は、ガイド24,16b,17bによってスライド運動がガイドさ
れるようになっている。
例を示す。図にみるように、二つのスイッチA,Bが、内
部に配線用の導体板1を備えた配線基板2に設けられて
いる。導体板1は図示のようにその面方向を配線基板の
面方向に一致させるようにして配線基板2内に埋設され
ている。導体板1としては、たとえば、燐青銅等のばね
性を有する材料からなるものが用いられている。スイッ
チAは、固定接点板3,4、可動接点板5,6、スイッチハウ
ジング7および操作部(スライド釦)8をそれぞれ備
え、スイッチBは、固定接点板9,可動接点板10,スイッ
チハウジング11および操作部12をそれぞれ備えている。
導体板2の前後部には、開口部13a,13bが設けられてお
り、開口部13aの前後には横長の突部14,15が設けられて
おり、開口部13bの前後にはコ字形の突部16,17が設けら
れている。突部14の上面には、開口部13a側両側に凹部
(フック係合凹部)14aが一つずつ設けられており、突
部15の上面には、開口部13a側に凹部(フック係合凹
部)15a、両側にガイドリブ15bが設けられている。突部
16,17の上面には、開口部13b側に凹部(フック係合凹
部)16a,17aがそれぞれ設けられ、突部16の片側および
突部17の両側には、ガイドリブ16b,17bがそれぞれ設け
られている。固定接点板3,4,9および可動接点板5,6,10
はいずれも導体板1から延び出した延長部分からなるも
のである。可動接点板5は、第4図に示されているよう
に、導体板1に対して縦に折り曲げられ、幅方向が配線
基板2に対して直交するようになっている。固定接点板
3,4,9および可動接点板6,10も同様である。固定接点板
3,4は、突部14の両側より開口部13aの後端に向けて突出
しており、開口部13aの両側に設けられた突部18a,18bに
先端部が固定されている。両固定接点板3,4の中間部の
内側面には接点3a,4aが設けられている。可動接点板5,6
は、並んだ状態で、突部15より開口部13aの前端に向け
て突出しており、先端部が固定接点板3,4の内側に位置
している。両可動接点板5,6の先端部の外側面における
固定接点板3,4の接点3a,4aと対応する位置には接点5a,6
aが設けられている。また、両可動接点板5,6の中間部に
は、内側に向かって突出する突部5b,6bが折り曲げによ
って設けられている。固定接点板9は突部16の片側より
開口部13bの後端に向けて突出しており、開口部13bの片
側に設けられた突部19に先端部が固定されている。固定
接点板9の中間部の内側面には接点9aが設けられてい
る。可動接点板10は、突部17より開口部13bの前端に向
けて突出しており、先端部が固定接点板9の内側に位置
している。可動接点板10の先端部の外側面における固定
接点板9の接点9aと対応する位置には接点10aが設けら
れている。また、可動接点板10の中間部には、固定接点
板9とは反対の方向に向かって突出する突部10bが折り
曲げによって設けられている。ハウジング7は、基盤7a
の上面の前端両側にフック20が一つずつ設けられ、後端
にフック20が一つ設けられている。中間部両側には突条
21が1本ずつ設けられ、両突条21の中間部には上端が鉤
形となった横長のフック受け部21aが設けられている。
両突条21の前方には、ガイトリブ22が一つずつ突設され
ている。ハウジング7は、配線基板2の裏側より開口部
13aに挿入され、各フック20が凹部14a,15aに引っ掛けら
れて固定されている。ハウジング7のガイドリブ22は、
開口部13aの固定接点3,4の外側部分より挿入されて、上
端が突部14よりも突出している。ハウジング7の前後端
は開口部13aの前後端とつき合わされるようにしている
ので、配線基板2の開口部13a部分の強度が向上すると
ともに、スイッチA内部の密閉度合が向上している。ま
た、ハウジング7の両側に突条21が設けられていること
からもスイッチA内部の密閉度合が向上している。ハウ
ジング11は、基盤11aの上面前後端にフック20が1つず
つ設けられ、中間部両側には突条23が1本ずつ設けられ
ている。両突条23の前部には上端が鉤形となった横長の
フック受け部23aが設けられている。一方の突条23の前
方にはガイドリブ24が突設されている。ハウジング11
は、配線基板2の裏側より開口部13bに挿入され、各フ
ック20が凹部16a,17aに引っ掛けられて固定されるよう
になっている。ハウジング11のガイドリブ24は、開口部
13bの固定接点板9の外側部分より挿入されて、上端が
突部16よりも突出するようになっている。ハウジング11
の前後端は開口部13bの前後端とつき合わされるように
なっているので、配線基板2の開口部13b部分の強度が
向上するとともに、スイッチB内部の密閉度合が向上す
るようになっている。また、ハウジング11の両側に突条
23が設けられていることからも、スイッチB内部の密閉
度合が向上している。操作部8は、基盤8aの上面に突部
25aが設けられ、第5図に示されているように、下面両
側にフック26が一つずつ設けられている。下面中央部に
は、長さ方向に沿う突条27が設けられている。この突条
27は、後部両側に側方に突出する突部27a,27bが設けら
れおり、可動接点板5に向けられる側の突部27aは、可
動接点板6に向けられる側の突部27bよりも前端が前方
に突き出している。操作部8は、両側のフック26がハウ
ジング7のフック受け部21aに引っ掛けられて、ハウジ
ング7に前後にスライド可能に設置されている。操作部
8は、ガイド22,15bによってスライド運動がガイドされ
るようになっている。操作部12は、基盤12aの上面に突
部25bが設けられ、下面両側にフック28が一つずつ設け
られている。下面中央部には長さ方向に沿う突条29が設
けられている。操作部12は、両側のフック28がハウジン
グ11のフック受け部23aに引っ掛けられて、ハウジング1
1に前後にスライド可能に設置されている。操作部12
は、ガイド24,16b,17bによってスライド運動がガイドさ
れるようになっている。
スイッチAは、第6図の(a)〜(c)に示されてい
るように動作する。すなわち、同図の(a)に示される
ように、操作部8の突条27が後退しているときは、固定
接点板3の接点3aと可動接点板5の接点5aの組み合わせ
および固定接点板4の接点4aと可動接点板6の接点6aの
組み合わせは、いずれもOFF状態となっている。つぎ
に、同図の(b)に示されているように、突条27を中ほ
どまで前進させると、突条27の突部27aが可動接点板5
の突部5bを外側へ押すので、接点5aが接点3aに押し付け
られ、接点3a,5aの組み合わせがONとなる。同図の
(c)に示されているように、さらに突条27を前進させ
ると、突条27の突部27bが可動接点板6の突部6bを外側
へ押すので、接点6aが接点4aに押し付けられ、接点4a,6
aの組み合わせもONとなる。この状態において、最も後
まで突条27を後退させると、可動接点板5,6は、そのば
ね性により、図(a)に示されているように、元の形状
に戻って、接点3a,5aの組み合わせおよび接点4a,6aの組
み合わせの両方がOFFとなる。
るように動作する。すなわち、同図の(a)に示される
ように、操作部8の突条27が後退しているときは、固定
接点板3の接点3aと可動接点板5の接点5aの組み合わせ
および固定接点板4の接点4aと可動接点板6の接点6aの
組み合わせは、いずれもOFF状態となっている。つぎ
に、同図の(b)に示されているように、突条27を中ほ
どまで前進させると、突条27の突部27aが可動接点板5
の突部5bを外側へ押すので、接点5aが接点3aに押し付け
られ、接点3a,5aの組み合わせがONとなる。同図の
(c)に示されているように、さらに突条27を前進させ
ると、突条27の突部27bが可動接点板6の突部6bを外側
へ押すので、接点6aが接点4aに押し付けられ、接点4a,6
aの組み合わせもONとなる。この状態において、最も後
まで突条27を後退させると、可動接点板5,6は、そのば
ね性により、図(a)に示されているように、元の形状
に戻って、接点3a,5aの組み合わせおよび接点4a,6aの組
み合わせの両方がOFFとなる。
スイッチBは、操作部12が後退しているときは、固定
接点板9の接点9aと可動接点板10の接点10aとはOFF状態
となる。操作部12を前進させると、突条29が可動接点板
10の突部10bを外側へ押すので、接点10aが接点9aに押し
つけられ、両接点がONとなる。この状態において、操作
部12を後退させると、可動接点板は、そのばね性によっ
て元の形状に戻り、接点9a,10aがOFFとなる。
接点板9の接点9aと可動接点板10の接点10aとはOFF状態
となる。操作部12を前進させると、突条29が可動接点板
10の突部10bを外側へ押すので、接点10aが接点9aに押し
つけられ、両接点がONとなる。この状態において、操作
部12を後退させると、可動接点板は、そのばね性によっ
て元の形状に戻り、接点9a,10aがOFFとなる。
この発明にかかるスイッチは、前記のように、接点板
が配線基板の導体板より延び出たものから構成されてい
るから、スイッチと電気機器との間の接続は、導体板を
電気機器に接続するだけですむようになる。そのため、
電気機器の組み立ての際、配線作業が簡単になるととも
に、電気部品との接続信頼性も高くなる。
が配線基板の導体板より延び出たものから構成されてい
るから、スイッチと電気機器との間の接続は、導体板を
電気機器に接続するだけですむようになる。そのため、
電気機器の組み立ての際、配線作業が簡単になるととも
に、電気部品との接続信頼性も高くなる。
前記実施例のスイッチA,Bでは、各接点の下方および
側方をハウジングで覆い、上方を操作部で覆うようにし
ているので、内部の接点が露出せず、防塵効果が高いも
のとなっている。
側方をハウジングで覆い、上方を操作部で覆うようにし
ているので、内部の接点が露出せず、防塵効果が高いも
のとなっている。
つぎに、スイッチA,Bをヘアードライヤに設置した例
を第7図に示す。
を第7図に示す。
図にみるように、このヘアードライヤは、本体30の内
部の上部分に、スイッチA,Bを備えた配線基板2が配置
されている。本体30の配線基板2の下部分は空気の通路
31となっており、前端開口が吐出口31a,後端開口が吸込
口31bとなっている。通路31内にはヒータ32,モータ33,
整流翼34,ファン35がそれぞれ設けられている。本体30
の上面におけるスイッチA,Bの上方に位置する部分には
開口部36,37が設けられている。開口部36,37には、スイ
ッチ駆動釦38,39が設けられている。駆動釦38,39の裏面
には凹部38a,39aがそれぞれ設けられ、これらの凹部38
a,39aには、操作部8,12の突部25a,25bが挿入されてい
る。そして、駆動釦38,39を前後にスライドさせると、
操作部8,12が前後にスライドするようになっている。図
中、1は導体板,7および11はスイッチハウジングであ
る。
部の上部分に、スイッチA,Bを備えた配線基板2が配置
されている。本体30の配線基板2の下部分は空気の通路
31となっており、前端開口が吐出口31a,後端開口が吸込
口31bとなっている。通路31内にはヒータ32,モータ33,
整流翼34,ファン35がそれぞれ設けられている。本体30
の上面におけるスイッチA,Bの上方に位置する部分には
開口部36,37が設けられている。開口部36,37には、スイ
ッチ駆動釦38,39が設けられている。駆動釦38,39の裏面
には凹部38a,39aがそれぞれ設けられ、これらの凹部38
a,39aには、操作部8,12の突部25a,25bが挿入されてい
る。そして、駆動釦38,39を前後にスライドさせると、
操作部8,12が前後にスライドするようになっている。図
中、1は導体板,7および11はスイッチハウジングであ
る。
ヘアードライヤの電気回路は、たとえば、第8図に示
されているように構成される。図中、A,Bはこの発明に
かかるスイッチ,C1,C2はコンデンサ,Dは全波整流回
路,Eはサーモスイッチ,3,4,9は固定接点板,5,6,10は可
動接点板,32aは主ヒータ,32bは従ヒータ,33はモータ,40
は分圧抵抗,41はヒューズ,42は電源である。
されているように構成される。図中、A,Bはこの発明に
かかるスイッチ,C1,C2はコンデンサ,Dは全波整流回
路,Eはサーモスイッチ,3,4,9は固定接点板,5,6,10は可
動接点板,32aは主ヒータ,32bは従ヒータ,33はモータ,40
は分圧抵抗,41はヒューズ,42は電源である。
このヘアードライヤは次のように動作する。スイッチ
Bの可動接点板10と固定接点板9とが接続された状態
で、スイッチAにおける可動接点板5と固定接点板3と
が接続されると、全波整流回路Dを介してモータ33に電
流が供給される。モータ33が回転するとファン35(第7
図参照)がまわるので、空気が吸込口31bから流入し、
通路31を通り抜けて吐出口31aから風となって出てい
く。スイッチAにおけ可動接点板6と固定接点板4とが
接続されていないと、主ヒータ32aに電流が流れず発熱
しないので、吐出口31aから出てくる風は冷風となって
いる。可動接点板6も固定接点板4に接続すると、主ヒ
ータ32aは電流が流れて発熱状態となるので、吐出口31a
から出てくる風は熱風となる。つぎに、スイッチBの可
動接点板10と固定接点板9との接続を解除すると、主ヒ
ータ32aとともに従ヒータ32bも発熱するようになるけれ
ども、主ヒータ32aと従ヒータ32bとは直列に接続されて
いるので、総発熱量は主ヒータ32aだけで発熱がなされ
ているときよりも減少する。ただ、同時にモータ33の回
転数が減るために、風量も減少して吐出口31aから出る
風の温度は変化しないようになっている。
Bの可動接点板10と固定接点板9とが接続された状態
で、スイッチAにおける可動接点板5と固定接点板3と
が接続されると、全波整流回路Dを介してモータ33に電
流が供給される。モータ33が回転するとファン35(第7
図参照)がまわるので、空気が吸込口31bから流入し、
通路31を通り抜けて吐出口31aから風となって出てい
く。スイッチAにおけ可動接点板6と固定接点板4とが
接続されていないと、主ヒータ32aに電流が流れず発熱
しないので、吐出口31aから出てくる風は冷風となって
いる。可動接点板6も固定接点板4に接続すると、主ヒ
ータ32aは電流が流れて発熱状態となるので、吐出口31a
から出てくる風は熱風となる。つぎに、スイッチBの可
動接点板10と固定接点板9との接続を解除すると、主ヒ
ータ32aとともに従ヒータ32bも発熱するようになるけれ
ども、主ヒータ32aと従ヒータ32bとは直列に接続されて
いるので、総発熱量は主ヒータ32aだけで発熱がなされ
ているときよりも減少する。ただ、同時にモータ33の回
転数が減るために、風量も減少して吐出口31aから出る
風の温度は変化しないようになっている。
この発明にかかるスイッチは、ヘアードライヤに設け
られるものとは限定されない。
られるものとは限定されない。
この発明にかかるスイッチは、電気配線用の導体板を
備えた配線基板に用いられているスイッチであって、前
記導体板がばね性を有し、これより延び出した少なくと
も一対の延長部分からなる接点板を備えるとともに、前
記対の接点板を開閉する操作部を備えているので、電気
機器の組み立ての際、配線作業が簡単になるとともに、
電気部品との接続信頼性が高くなる。そして、この発明
にかかるスイッチでは、導体板が配線基板内に埋設され
ており、そして、対の接点板は、このように配線基板内
に埋設されて配線基板にしっかりと固定された導体部分
から配線基板の面に対して直交するようにして導体基板
外に延びた延長部分からなるから、配線基板に対する対
の接点板の幅方向も位置関係も安定かつ強固となり、ス
イッチの信頼性が高くなっている。
備えた配線基板に用いられているスイッチであって、前
記導体板がばね性を有し、これより延び出した少なくと
も一対の延長部分からなる接点板を備えるとともに、前
記対の接点板を開閉する操作部を備えているので、電気
機器の組み立ての際、配線作業が簡単になるとともに、
電気部品との接続信頼性が高くなる。そして、この発明
にかかるスイッチでは、導体板が配線基板内に埋設され
ており、そして、対の接点板は、このように配線基板内
に埋設されて配線基板にしっかりと固定された導体部分
から配線基板の面に対して直交するようにして導体基板
外に延びた延長部分からなるから、配線基板に対する対
の接点板の幅方向も位置関係も安定かつ強固となり、ス
イッチの信頼性が高くなっている。
さらに、各接点の側方および底側がハウジングで覆わ
れ、上方は操作部で覆われているので、内部の接点が露
出せず、防塵効果が高いものとなる。
れ、上方は操作部で覆われているので、内部の接点が露
出せず、防塵効果が高いものとなる。
第1図はこの発明にかかるスイッチの1実施例Aの斜視
図、第2図はこの発明にかかるスイッチA,Bの各部品お
よび配線基板の斜視図、第3図は配線基板の横断面部、
第4図は可動接点板の折り曲げ状態説明図、第5図はス
イッチAの操作部の裏側からみた斜視図、第6図の
(a)〜(c)はスイッチAの動作説明図、第7図はス
イッチA,Bが用いられたヘアードライヤの構造説明図、
第8図は同ヘアードライヤの電気回路図である。 1……導体板、2……配線基板、3,4,9……固定接点
板、5,6,10……可動接点板、8,12……操作部、A,B……
スイッチ
図、第2図はこの発明にかかるスイッチA,Bの各部品お
よび配線基板の斜視図、第3図は配線基板の横断面部、
第4図は可動接点板の折り曲げ状態説明図、第5図はス
イッチAの操作部の裏側からみた斜視図、第6図の
(a)〜(c)はスイッチAの動作説明図、第7図はス
イッチA,Bが用いられたヘアードライヤの構造説明図、
第8図は同ヘアードライヤの電気回路図である。 1……導体板、2……配線基板、3,4,9……固定接点
板、5,6,10……可動接点板、8,12……操作部、A,B……
スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−159519(JP,A) 実開 昭60−186602(JP,U) 実開 昭53−8586(JP,U) 実開 昭52−57885(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】電気配線用の導体板を備えた配線基板に一
体化されているスイッチであって、 前記導体板がばね性を有して前記配線基板内に埋設され
ており、 この導体板は幅方向が配線基板の面に対し直交するよう
にして配線基板外に延びる延長部分からなる少なくとも
一対の接点板を備え、 対の接点板はその一方が可動接点板、他方がこの可動接
点板の先端部の側部に設置された固定接点板であり、 前記両接点板は、配線基板に設けられた開口部に突出す
るよう設けられ、 両接点板は、開口部の裏側より挿入されたハウジングに
より側方および底側が覆われ、 前記対の接点板を開閉する操作部が、前記ハウジングの
上面を覆うようにしてハウジングにスライド可能に設置
されており、 前記操作部が前記可動接点板の先端部を前記固定接点板
に押し付けたり、押し付けを解除したりするようになっ
ている ことを特徴とするスイッチ。 - 【請求項2】可動接点板は中間部に固定接点板とは反対
側に突出する突部を持ち、操作部は可動接点板と平行に
正逆スライドするようになっており、操作部が一方向に
スライドしたとき、可動接点板の突部が操作部により押
されて可動接点板の先端部が固定接点板に押し付けら
れ、操作部が逆方向にスライドしたとき、突部の押し付
けが解除されるようになっている特許請求の範囲第1項
記載のスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60209709A JP2530600B2 (ja) | 1985-09-21 | 1985-09-21 | スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60209709A JP2530600B2 (ja) | 1985-09-21 | 1985-09-21 | スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6269415A JPS6269415A (ja) | 1987-03-30 |
JP2530600B2 true JP2530600B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=16577341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60209709A Expired - Fee Related JP2530600B2 (ja) | 1985-09-21 | 1985-09-21 | スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2530600B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2553509A (en) * | 2016-08-30 | 2018-03-14 | Dyson Technology Ltd | A handheld appliance |
CN111184333A (zh) * | 2020-03-12 | 2020-05-22 | 深圳奥郎格环保有限公司 | 干发器 |
JP7190706B2 (ja) | 2020-03-12 | 2022-12-16 | 深▲せん▼奥郎格環保有限公司 | ヘアドライヤー |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5624057Y2 (ja) * | 1975-10-20 | 1981-06-05 | ||
JPS55159519A (en) * | 1979-05-30 | 1980-12-11 | Matsushita Electric Works Ltd | Slide switch |
JPS60186602U (ja) * | 1984-05-21 | 1985-12-11 | 三洋電機株式会社 | 電気機器のスイツチ装置 |
-
1985
- 1985-09-21 JP JP60209709A patent/JP2530600B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6269415A (ja) | 1987-03-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |