JP2023117927A - サーバ装置、通信装置およびそれらの制御方法、プログラム - Google Patents
サーバ装置、通信装置およびそれらの制御方法、プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】手続処理の電子化において、利用者の手続きにおける負担の増加を抑えながら、手続処理の電子化に要する事業者のコストを低減する。【解決手段】サーバ装置は、第1の外部装置から所定の手続きに関わるコードイメージの生成を要求する生成要求を受信する。生成要求は、所定の手続きの設定入力を行うためのUI画面の情報を含み、サーバ装置は、この生成要求に基づいて、特定のアプリケーションを実行している第2の外部装置によりUI画面を生成させるための画面生成コードを生成し、画面生成コードを表すコードイメージを生成し、生成されたコードイメージを出力する。【選択図】 図2
Description
本発明は、サーバ装置、通信装置およびそれらの制御方法、プログラムに関する。
各種申し込みの手続を迅速化するために、申し込み手続をデジタル化、オンライン化することが望まれている。一般に、コードイメージ(例えば、QRコード(登録商標))にはURLが記述されており、コードイメージを読み取った通信端末はそのURLに従って専用の申し込みページへアクセスする。通信端末のユーザが申し込みページに必要な設定をすることで、必要な手続情報が生成される。このように事業者は、申し込みページと当該申し込みページへアクセスするためのアクセス先を示すコードイメージとを用意することにより、利用者から手続情報を取得し、申し込み等の各種手続を実行することができる。このような、手続のオンライン化(電子化)によれば、通信端末を所有する利用者と事業者は、非対面で手続きを進めることができ、効率的である。また、手続を行いたい利用者は、コードイメージをスマートフォンのカメラで読み取り、当該コードイメージに記述されたURLへアクセスすることで申し込みページへアクセスすることができる。結果、利用者は、URLの文字列を手入力するという煩わしさから解放される。
一方、特許文献1には、地図上の複数のQRコード(登録商標)を時系列で順番に読み取ることで、各QRコード(登録商標)に記述されている地点情報の順番に従うルート情報をサーバから取得することができる情報取得システムが記載されている。
事業者が、コードイメージを読み取った通信端末によりアクセスされる申し込みページを用意するにはコストがかかってしまう。すなわち、事業者が手続きのための専用ページを用意し、管理するにはコストがかかる。特に、手続きを行うアプリケーションやWebページでは、頻繁に手続きを追加していく必要があるが、従来の技術ではプログラムコードを記述して実現するため、都度、入念なテストが必要となり、コストと時間を要している状況にある。したがって、コードイメージの提供のみで、利用者の申し込み設定の内容等を含む手続情報を取得できれば、事業者の負担が軽減され、より手続の電子化を促進することができる。
一般に、申し込み手続きを行う場合には、利用者がいくつかの選択、設定を行うことが要求される。特許文献1に記載された技術に基づいて、選択肢ごとにコードイメージを用意して、利用者が選択肢に対応するコードイメージを読み取るようにすれば、事業者は申込設定用のページを用意することなく必要な手続情報を得ることができるであろう。しかしながら、1つの情報コードから得られる情報は固定的であるため、選択肢の数だけコードイメージを用意する必要が生じる。そのため、選択肢が増えると、パンフレットなどに掲載する情報コードの数が増えてしまう。パンフレットなどの紙面に掲載できる情報コードには限りがあるし、利用者は多くのコードイメージから読み取るべきコードイメージを特定しなければならず、利用者の負担も増えてしまう。従って、選択肢に対応するコードイメージを用意するような方法は実用的とは言えない。
本発明の一態様では、手続処理の電子化において、利用者の手続きにおける負担の増加さ抑えながら、手続処理の電子化に要する事業者のコストを低減する技術を提供する。
本発明の一態様によるサーバ装置は、以下の構成を備える。すなわち、
第1の外部装置から所定の手続きに関わるコードイメージの生成を要求する生成要求を受信する受信手段と、前記生成要求は、前記所定の手続きの設定入力を行うためのUI画面の情報を含み、
前記生成要求に基づいて、特定のアプリケーションを実行している第2の外部装置により前記UI画面を生成させるための画面生成コードを生成する第1生成手段と、
前記画面生成コードを表すコードイメージを生成する第2生成手段と、
前記第2生成手段により生成された、前記コードイメージを出力する出力手段と、を備え。
第1の外部装置から所定の手続きに関わるコードイメージの生成を要求する生成要求を受信する受信手段と、前記生成要求は、前記所定の手続きの設定入力を行うためのUI画面の情報を含み、
前記生成要求に基づいて、特定のアプリケーションを実行している第2の外部装置により前記UI画面を生成させるための画面生成コードを生成する第1生成手段と、
前記画面生成コードを表すコードイメージを生成する第2生成手段と、
前記第2生成手段により生成された、前記コードイメージを出力する出力手段と、を備え。
本発明によれば、手続処理の電子化において、利用者の手続きにおける負担の増加を抑えながら、手続処理の電子化に要する事業者のコストを低減することができる。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
図1Aは、本実施形態による電子手続システムの構成例を示すブロック図である。電子手続システムは、サーバ装置101と、事業者側の情報処理装置の例である事業者PC102a~102cと、利用者側の情報処理装置の例である利用者端末103a~103dと、各種の手続きを実行する手続サーバ105を有する。サーバ装置101と、複数の事業者PC102a~102cと、複数の利用者端末103a~103dと、手続サーバ105とは、ネットワーク104を介して接続されている。サーバ装置101、事業者PC102a~102c、利用者端末103a~103d、手続サーバ105の台数は、図示された台数に限られるものではない。また、ネットワーク104の例としては、インターネットがあげられ得る。以下、複数の事業者PCのうちの任意の事業者PCを示す場合は、事業者PC102と記載する。同様に、複数の利用者端末のうちの任意の利用者端末を示す場合は、利用者端末103と記載する。事業者PC102にはパーソナルコンピュータが想定されるが、タブレットやスマートフォンなど他の情報処理装置であってもよい。利用者端末103としては、例えば、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータなどがあげられる。
サーバ装置101は、事業者PC102にコード作成画面を提供し、事業者PC102においてコード作成画面を介して入力された情報に基づいてコードイメージを生成し、発行する。コードイメージには、例えば、QRコード(登録商標)を用いることができるが、もちろんこれに限られるものではない。サーバ装置101により発行されるコードイメージは、特定のアプリケーションを実行している利用者端末103が、ユーザからの設定入力を受け付けるためのUI画面を生成し表示するための画面生成情報を含む。すなわち、この特定のアプリケーションを実行している利用者端末103は、読み取ったコードイメージに記述されている画面生成情報に基づいて、手続きに必要な各種設定を入力するためのUI画面を生成し、表示する。UI画面を介してユーザにより設定された情報は、手続情報としてサーバ装置101に送信される。サーバ装置101は、利用者端末103から受信した手続情報を手続サーバ105へ送信する。手続サーバ105は、受信した手続情報に基づいて事業者が行うべき手続処理、例えば、加入手続き、決済、課金等を行い、事業者に手続の発生や、決済の完了等を通知する。
図1Bは、サーバ装置101のハードウェア構成例を示す図である。CPU151は、ROM152またはRAM153に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。ROM152は読み出し専用メモリである。RAM153は読み書き可能なメモリであり、CPU151が実行するプログラムが展開される。また、RAM153は、CPU151が各種処理を実行する際のワーク領域を提供する。二次記憶装置154は、例えばハードディスクを備え、大容量記憶領域を提供する。入力部155は、CPU151の制御下でユーザによる操作入力を受け付ける。出力部156は、CPU151の制御下で表示出力、音声出力などを行う。I/F157は、例えば、ネットワーク104と接続するためのインターフェースである。バス158は、上述した各部を接続する。
なお、事業者PC102、利用者端末103も同様のハードウェア構成を有する。例えば、事業者PC102は一般的なパーソナルコンピュータにより実現され得るものであり、入力部155としてキーボードやポインティングデバイスを、出力部156として液晶ディスプレイなどの表示部を有し得る。また、例えば利用者端末103の場合、出力部156は液晶ディスプレイなどの表示部を含み、入力部155は、カメラと、液晶ディスプレイ上に配置されたタッチパネルを含み得る。
図2は、サーバ装置101の機能構成例を示すブロック図である。図2に示される各機能部は、サーバ装置101のCPU151がROM152または二次記憶装置154に格納されているプログラムを実行することにより実現され得る。なお、各機能部は、専用のハードウェアにより実現されてもよいし、専用のハードウェアとCPU151との協働により実現されてもよい。
コード生成部201は、外部装置である事業者PC102にコード作成画面を提供する。また、コード生成部201は、事業者PC102においてコード作成画面を用いて入力された情報(コードイメージ作成情報)と手続識別情報(以下、手続ID)を含むコードイメージの生成要求を受信する。なお、手続IDは、手続サーバ105が手続処理に付与したIDである。コード生成部201は、事業者PC102から受信した生成要求に基づいて、画面生成コードを生成し、画面生成コードと手続IDを含むコードイメージを生成する。画面生成コードは、特定のアプリケーションを実行している利用者端末103において、UI画面を生成、表示させるための情報である。また、コード生成部201は、生成した画面生成コードを表すコードイメージを事業者PC102に送信する。
アプリケーション処理部202は、外部装置である利用者端末103と通信を行い、種々の情報のやり取りを行う。例えば、アプリケーション処理部202は、コード生成部201が生成したコードイメージを読み取って処理するための専用の特定のアプリケーションを利用者端末103へ配信する。この特定のアプリケーションを実行している利用者端末103は、コード生成部201が生成したコードイメージを光学的に読み取り、そのコードイメージに含まれている画面生成コードに基づいてUI画面を生成し、表示する。UI画面を介してユーザにより設定された内容は、コードイメージに含まれている手続IDとともに手続情報として利用者端末103から送信され、アプリケーション処理部202は、その手続情報を受信する。
手続処理部203は、アプリケーション処理部202が受信した手続情報(手続IDとユーザ設定された内容)を手続サーバ105へ送信する。手続サーバ105は、手続情報に基づいて手続処理を実行し、手続(および決済)が発生したことを事業者PC102へ通知する。なお、手続サーバ105を外部装置としているが、手続サーバ105の機能がサーバ装置101に含まれてもよい。
図3は、利用者端末103において実行される特定のアプリケーションが提供する機能構成の例を示すブロック図である。すなわち、利用者端末103は特定のアプリケーションを実行することにより図3の各機能を実行する。すなわち、図3に示される各機能部は、利用者端末103のCPU151が、二次記憶装置154に格納されている特定のアプリケーションのプログラムを実行することにより実現され得る。
コード読取部301は、利用者端末103が有するカメラを用いてコードイメージを撮影し、イメージデータを取得する。コード読取部301は、取得したイメージデータを解析して、手続IDと画面生成コードを取得する。UI制御部302は、情報コード読取部301が取得した画面生成コードに基づいてユーザによる選択入力などを行うためのUI画面を生成する。UI制御部302は、生成したUI画面を利用者端末103が備える液晶ディスプレイに表示する表示制御を行う。手続情報生成部303は、ユーザによりUI画面を介して設定された内容と手続IDを含む手続情報を生成し、外部装置であるサーバ装置101(アプリケーション処理部202)に送信する。
図4は、事業者PC102とサーバ装置101による画面生成コードおよびコードイメージの生成処理を示すフローチャートである。S401において、事業者PC102は、サーバ装置101が接続されているネットワーク104と接続し、サーバ装置101のコード生成部201へログインするためのログイン要求を送信する。例えば、事業者PC102のユーザが、サーバ装置101(コード生成部201)が提供するWebページにおいてログインに必要な情報を入力すると、ログイン要求がサーバ装置101へ送信される。S421において、サーバ装置101のコード生成部201は、事業者PC102からログイン要求を受信すると、受信したログイン要求に基づいてユーザ認証を行う。ユーザ認証は、例えば、ログイン要求に含まれている識別情報およびパスワードと、サーバ装置101が管理する識別情報およびパスワードに基づいて行われる。ユーザ認証に成功すると、コード生成部201は、ログイン許可を事業者PC102に送信する。他方、ユーザ認証に失敗すると、コード生成部201はログインに失敗したことを事業者PC102に送信する。ログインに失敗すると、図4に示される事業者PC102の処理とサーバ装置101の処理は終了する。
ログインに成功すると、S402において、事業者PC102は、Webページへのユーザの所定の操作に応じてコード作成画面をサーバ装置101に要求する。コード生成部201は、S422で事業者PC102からコード作成画面の要求を受け付けると、S423でコード作成画面(ウエブページ)を事業者PC102に提供する。S403において、事業者PC102は、提供されたコード作成画面(ウエブページ)をディスプレイに表示し、コードイメージを作成するためのユーザによる入力を受け付ける。
図5Aは、コード生成部201が提供するコード作成画面の一例を示す図である。コード作成画面は、事業者PC102において表示され、情報コード作成のためのユーザ入力を受け付ける。事業者名501には、ログインを行った事業者の名称が自動的に表示される。手続IDフィールド502は、ユーザによる手続IDの入力を受け付ける。手続IDは手続サーバ105により割り当てられた手続処理のIDである。手続IDは、例えば、手続サーバ105へ処理を依頼した際に、手続サーバ105から通知される。許容コード数フィールド503は、生成されるコードイメージの個数の上限値(数値)の入力を受け付ける。条項確認部504は、手続に関する条項を利用者に確認させるか否かを設定する。ユーザは、確認「あり」を選択した場合、ボックス504aに条項が記述されたテキストファイルのファイル名を記述する。部品選択部505は、プルダウンリストを表示し、ユーザにUI画面に表示されるUI部品を選択させる。
図5Bは、手続ID、情報コードの許容数、条項確認に対する設定が行われた後、プルダウンリスト506において「文字入力枠」が選択された様子を示している。図5Bでは、手続IDフィールド502に、手続IDを表すテキスト「aaabbbcccdddeeefffggg」が記載された様子が示されている。また、図5Bでは、許容コード数フィールド503に「2」が設定されており、コードイメージの数の上限が2であることを示している。許容コード数については、後述する。さらに、図5Bでは、条項確認部504で「あり」が選択され、条項が記述されたテキストファイルが指定された様子が示されている。また、図5Bでは、部品選択部505のプルダウンリストにおいて「文字入力枠」が選択されたことにより、文字入力枠のための設定フィールド510が表示された様子が示されている。設定フィールド510については図5Cで詳述する。また、図5Bにおいて、部品選択部505から新たにUI部品が選択されると、選択された部品に対応する設定フィールドが追加表示される。送信ボタン507が押されると、コード作成画面で設定された情報がコードイメージ作成情報としてサーバ装置101(コード生成部201)に送信される。
図5Cは、文字入力枠に関する設定を行うための設定フィールドを説明する図である。図5C(a)には、文字入力枠に関する設定を行うための設定フィールド510が示されている。見出しフィールド511には、文字入力枠に関して表示される見出しをテキスト入力することができる。選択部512では、文字入力枠の文字数制限を選択することができ、「100文字以内」が選択されている様子が図示されている。取り消しボタン590は、設定入力枠を削除するためのボタンである。
図5Cの(b)には、(a)の設定内容により生成される命令コードの例が示されている。文字入力枠の命令コードは、[命令ID]と[見出し]で構成される。図示の例において、[命令ID(id)]は「aa001」であり、文字数制限が100文字である文字入力枠を示している。また、[見出し(header)]は、見出しフィールド511に入力された文字列(本例では「既往歴を入力してください」)である。図5Cの(c)は、特定のアプリケーションを実行している利用者端末103が(b)に示される命令コードを実行することにより表示されるUI部品(文字入力枠)の画面表示例である。利用者端末103において、ユーザは、文字入力枠に文字数制限内で自由に文字を入力することができる。
図5Dは、部品選択部505において「選択設定(テキスト)」が選択された場合にコード作成画面に表示される設定フィールド520を示す。図5Dの(a)において、見出しフィールド521には、選択設定の見出しとして表示されるテキストが入力される。選択肢数フィールド522は、当該選択設定における選択肢の数を示す。例えば、選択肢数フィールド522に「5」が設定されると、5つの選択肢が作成されることになる。選択肢フィールド523には、各選択肢のテキストが入力される。選択肢フィールド523は、選択肢数フィールド522に設定された個数だけ提示される。
図5Dにおいて、(b)は(a)に示される設定内容により生成される命令コードの例を示す。選択設定(テキスト)の命令コードは、[命令ID][見出し][選択肢数][選択肢]により構成される。図示の例において、[命令ID(id)]である「ba001」は、部品選択が選択設定(テキスト)であることを示す。[見出し(header)]は、見出しフィールド521に入力された文字列(本例では「ご希望の内容を選択してください」)である。また、[選択肢数(number of items)]は、選択肢数フィールド522に設定された値(本例では5)が設定される。また、[選択肢]には、選択肢フィールド523に入力された文字列が記述される。
図5Dの(c)は、特定のアプリケーションを実行している利用者端末103が(b)に示される命令コードを実行することにより表示される選択設定のUI部品の画面表示例である。ここでは、[選択肢]により指定された選択肢をプルダウンリストから選択するユーザインターフェースが示されているが、これに限られるものではなく、例えば、ラジオボタンやチェックボックスを用いて選択が行われてもよい。また、コード作成画面において、プルダウン形式かラジオボタン形式かをユーザが選択できるようにしてもよい。
図5Eは、部品選択部505において選択設定(テーブル・1段階)が選択された場合に、コード作成画面に表示される設定フィールド530を説明する図である。図5Eの(a)は、設定フィールド530を示す。テーブル名フィールド531は、選択肢のリストが記述されたデータテーブルを識別する識別名である。データテーブルの指定のみで複数の選択肢を表すことができるので、選択肢の数が多い場合に有効である。
図5Eの(b)は、(a)に示される設定内容により生成される命令コードの例を示す。選択設定(テーブル・1段階)の命令コードは、[命令ID][テーブル名]により構成される。図示の例において、[命令ID(id)]である「bb001」は、部品が選択設定(テーブル・1段階)であることを示す。[テーブル名]は、選択設定(テーブル・1段階)の画面を生成する際に用いられるデータテーブルを示す。(b)の例では、RE008が指定されている。なお、RE008のデータテーブル532は事業者PC102からサーバ装置101へアップロードされるが、コードイメージにはそのテーブル名のみが記述され、内容はコードイメージには含まれない。よって、多くの選択肢を有するUI部品が用いられる場合でも、コードイメージに含める文字数を少なくすることができる。データテーブル532は、先頭行に見出しの文字列が記録され、2行目以降に選択肢が記録される。
図5Eの(c)は、特定のアプリケーションを実行している利用者端末103が(b)に示される命令コードを実行することにより表示されるUI部品(選択設定)の画面表示例である。利用者端末103は、命令ID=bb001を含む命令コードを実行すると、まず、当該命令コードに含まれているテーブル名のデータテーブルをサーバ装置101より取得する。そして、利用者端末103は、データテーブルの先頭行から見出しの文字列を抽出して表示し、2行目以降の選択肢を用いてプルダウンリストを用いた部品を表示する。なお、上記例では、データテーブルの先頭行を見出しの文字列としたがこれに限られるものではない。例えば、設定フィールド530に、見出しのテキストを入力するためのフィールドが設けられてもよい。この場合、データテーブルの先頭行を見出しとして用いる必要はない。
図5Fは、部品選択部505において選択設定(テーブル・多段階)が選択された場合に、コード作成画面に表示される設定フィールドを説明する図である。選択設定(テーブル・多段階)では、階層的に用意された複数の選択肢を用いて、利用者に多段階の選択を行わせることができる。図5F(a)は、選択設定(テーブル・多段階)のための設定フィールド540を示す。設定フィールド540の構成は、設定フィールド530と同様であり、テーブル名フィールド541には、テーブル名が入力される。
図5Fの(b)は、(a)に示される設定内容により生成される命令コードの例を示す。選択設定(テーブル・多段階)の命令コードは、[命令ID][テーブル名]により構成される。図示の例において、[命令ID(id)]である「bc001」は、部品が選択設定(テーブル・多段階)であることを示す。[テーブル名]は、選択設定(テーブル・多段階)の画面を生成する際に用いられるデータテーブルを示す。(b)の例では、RE009が指定されている。なお、RE009のデータテーブル542は事業者PC102からサーバ装置101へアップロードされるが、コードイメージにはそのテーブル名のみが記述され、内容はコードイメージには含まれない。データテーブル542において、選択項目(1)の列は、第1の階層の選択肢であり、選択項目(2)の列は第2の階層の選択肢である。各階層の選択肢を記録した列の先頭行には、それぞれの見出しの文字列が記録されており、2行目以降に選択肢が記録されている。
図5Fの(c)は、特定のアプリケーションを実行している利用者端末103が(b)に示される命令コードを実行することにより表示されるUI部品(選択設定)の画面表示例である。利用者端末103は、命令ID=bc001を含む命令コードを実行すると、まず、当該命令コードに含まれているテーブル名(RE009)により特定されるデータテーブル542の、第1の階層の列のデータをサーバ装置101より取得する。第1の階層の列とは、データテーブル542の選択項目(1)の列である。利用者端末103は、データテーブル542の第1の階層の列の先頭行から見出しの文字列を抽出して表示し、2行目以降の選択肢を用いてプルダウンリストを用いた選択部品を表示する。プルダウンリストから第1の階層について1つの選択肢が選択されると、利用者端末103は、データテーブル542の第2の階層の列を用いたUI部品を提供する。すなわち、利用者端末103は、データテーブル542の選択項目(2)の列の先頭行から見出しの文字列を抽出して表示し、第1の階層について選択された選択肢の下位に属する選択肢を取得してプルダウンリストを用いた選択部品を表示する。こうして、選択設定(テーブル・多段階)によれば、テーブルを指定する命令コードにより、多段階で選択を行うUI部品が提供される。
図5Gは、部品選択部505において選択設定(テーブル・動的選択肢)が選択された場合に、コード作成画面に表示される設定フィールドを説明する図である。選択設定(テーブル・動的選択肢)では、階層的に用意された複数の選択肢を用いて、利用者に多段階の選択を行わせることができるとともに、選択部品に受付可能な残数を表示することができる。図5G(a)は、選択設定(テーブル・動的選択肢)のための設定フィールド550を示す。設定フィールド550の構成は、設定フィールド530と同様であり、テーブル名フィールド551には、テーブル名が入力される。
図5Gの(b)は、(a)に示される設定内容により生成される命令コードの例を示す。選択設定(テーブル・動的選択肢)の命令コードは、[命令ID][テーブル名]により構成される。図示の例において、[命令ID(id)]である「bd001」は、部品が選択設定(テーブル・多段階)であることを示す。[テーブル名]は、選択設定(テーブル・動的選択肢)の画面を生成する際に用いられるデータテーブル552を示す。(b)の例では、RE010が指定されている。多階層による項目選択の仕組みは図5Fに示した選択設定(テーブル・多段階)と同様である。データテーブル552には、各行に枠IDが割り当てられ、各枠IDに、受け付け可能な数(枠数)が記録されている。サーバ装置101(アプリケーション処理部202)は、設定を受け付けた利用者のIDと枠IDとを紐づけた受付テーブル553を生成、保持している。また、サーバ装置101(アプリケーション処理部202)は、受付テーブル553を基に枠IDごとに設定を受け付けた数(受付数)を集計し、枠IDと受付数を紐づけて記録した集計テーブル554を生成、保持している。利用者端末103からデータテーブル552の選択項目(3)の選択肢が要求されると、サーバ装置101は、送信対象の選択肢について、データテーブル552に記録されている枠数から集計テーブル554の受付数を差し引いた値(残りの枠数)を計算する。サーバ装置101は、計算された値(残りの枠数)を、選択項目(3)の選択肢とともに利用者端末103に提供する。
図5Gの(c)は、特定のアプリケーションを実行している利用者端末103が(b)に示される命令コードを実行することにより表示されるUI部品(選択設定)の画面表示例である。利用者端末103は、命令ID=bd001を含む命令コードを実行すると、当該命令コードに含まれているテーブル名(RE010)により特定されるデータテーブル552の、第1の階層の列のデータをサーバ装置101より取得する。第1の階層について1つの項目が選択されると、利用者端末103は、データテーブル552の第2の階層の列から、第1の階層について選択された選択肢の下位に属する選択肢を取得してプルダウンリストを用いた選択部品を表示する。第2の階層について1つの選択肢が選択されると、利用者端末103は、データテーブル552の第3の階層の列から、第2の階層について選択された選択肢の下位に属する選択肢を取得してプルダウンリストを用いた選択部品を表示する。このとき、各選択肢は、受け付け可能な残数とともに表示される。こうして、選択設定(テーブル・動的選択肢)によれば、残りの枠数を参照しながら多段階の選択を行うことを可能にするUI部品が提供される。
図5Hは、部品選択部505において日付選択が選択された場合に、コード作成画面に表示される設定フィールドを説明する図である。日付選択では、日付選択を行わせるためのUI部品を設定することができる。図5H(a)は、日付選択のための設定フィールド560を示す。設定フィールド560において、見出しフィールド561には、見出しの文字列が設定される。また、設定フィールド560は、カレンダーから日付指定を行えるUI部品を選択するための選択部562、プルダウンリストから日付指定を行えるUI部品を選択するための選択部563を示す。カレンダーからの指定(選択部563)が選択された場合、「(曜日の)指定なし」、「平日のみ選択可能」、「土日のみ選択可能」から一つを選択することができる。設定部564では、設定可能な日付の範囲を示す設定値範囲、UI部品として最初に画面に表示される際の日付を示すデフォルト値が設定される。
図5Hの(b)は、(a)に示される設定内容により生成される命令コードの例を示す。日付選択の命令コードは、[命令ID][見出し][デフォルト値][設定値範囲]により構成される。図示の例において、[命令ID(id)]である「ca001」は、UI部品がカレンダーによる日付選択であることを示す。[見出し(header)]は、見出しフィールド561に入力された文字列(本例では「ご希望の日付を選択してください」)である。また、[デフォルト値(default value)]は2021年9月1日であり、[設定値範囲(range value)]は2021年9月1日~2021年12月31日である。
図5Hの(c)は、(b)に示された命令コードにより利用者端末103に表示されるUI部品であり、まず、デフォルトで指定された年月のカレンダーが表示される。三角マーク565は、前月、翌月へ表示を切り替えるための操作部品であり、これにより設定値範囲で設定された日付の範囲内でカレンダーを切り替えることができる。カレンダーの切り替えに応じて、切り替え後の月のカレンダーがサーバ装置101から提供される。また、図5Hの(d)は、プルダウンリストから日付の選択を行うUI部品が選択された場合に、利用者端末103に表示されるUI部品である。プルダウンリストに最初に表示される年月日はデフォルト値により設定された年月日であり、プルダウンリストで選択できる日付の範囲は設定値範囲で設定された範囲である。
図5Iは、部品選択部505において住所入力が選択された場合に、コード作成画面に表示される設定フィールドを説明する図である。住所入力では、住所を入力させるためのUI部品が提供される。図5I(a)は、住所入力のための設定フィールド570を示す。設定フィールド570において、見出しフィールド571には、見出しの文字列が設定される。図5I(b)は、(a)に示される設定内容により生成される命令コードの例を示す。住所入力の命令コードは、[命令ID][見出し]により構成される。図示の例において、[命令ID(id)]である「da001」は、UI部品が住所入力であることを示す。[見出し(header)]は、見出しフィールド571に入力された文字列(本例では「配送先の住所を入力してください」)である。
図5Iの(c)は、特定のアプリケーションを実行している利用者端末103が(b)に示される命令コードを実行することにより表示される住所入力の画面表示例である。利用者端末103は、命令ID=da001を含む命令コードを実行すると、見出しに記述された文字列(本例では、「配送先の住所を入力してください」)と住所入力用のUI部品を表示する。住所入力では、郵便番号が入力されると、利用者端末103は入力された郵便番号をサーバ装置101に送信する。サーバ装置101は、郵便番号を受信すると、該当する住所(都道府県+市町村)を利用者端末103に返す。利用者端末103は、サーバ装置101から受信した住所を表示し、これに続く番地および建物名をユーザに入力させる。
以上のようにして、事業者PC102においてユーザがコード作成画面への入力を終えて、図5A、図5Bに示される送信ボタン507を押すと、図4のS404において、事業者PC102は、サーバ装置101にコード作成要求を送信する。コード作成要求は、上述したコード作成画面においてユーザが設定した設定情報と手続IDを含む。S424において、サーバ装置101のコード生成部201は、事業者PC102からコード作成要求を受信する。S425において、コード生成部201は、コード作成要求に含まれている設定情報に基づいて、上述したような設定枠を含む画面を特定のアプリケーションに生成させるための画面生成コードを生成する。
S426において、コード生成部201は、データ圧縮の結果得られた情報を表すのに必要なコードイメージの数が、許容コード数フィールド503に設定された数(許容数)以下であるか否かを判定する。必要な情報コードの数が許容数以下の場合(S426でYES)、S427において、コード生成部201は、手続IDと画面生成コードを表すコードイメージを生成する。なお、コード生成部201は、画面生成コードと手続IDをデータ圧縮して得られる圧縮データを用いてコードイメージを生成するようにしてもよい。他方、必要となるコードイメージの数が許容数より多い場合(S427でNO)、S428において、コード生成部201は、S425で生成された画面生成コードを識別するコードIDを示すコードイメージを生成する。このとき、許容数のコードイメージに収まる範囲で画面生成コードをコードイメージに格納するようにしてもよい。画面生成コードをなるべくコードイメージに含ませることにより、利用者端末103がUI画面を生成する際にサーバ装置101から取得する画面生成コードの量を低減することができる。
S429において、コード生成部201は、手続ID、S427またはS428で生成されたコードイメージ、S425で生成された画面生成コード、コードID(S428が実行された場合)を関連付けて記憶部(例えば、二次記憶装置154)に保存する。また、コード生成部201は、S427またはS428で生成されたコードイメージを、コード作成要求の送信元の事業者PC102に送信する。或いは、事業者PC102からのダウンロード要求に応じて、サーバ装置101が、S427またはS428で生成されたコードイメージを送信するようにしてもよい。
次に、利用者端末103により、手続システムを用いた手続きを行うための処理について説明する。図6は、利用者端末とサーバ装置による手続処理を説明するフローチャートである。なお、以下に説明される処理の開始に先立って、利用者端末103には特定のアプリケーションがインストールされており、サーバ装置101の記憶部(例えば、二次記憶装置154)には利用者端末103の情報(利用者情報)が記録されているものとする。なお、この利用者端末103の登録は、特定のアプリケーションから必要な利用者情報を入力することによりなされてもよいし、別のアプリケーションによりなされてもよい。また、特定のアプリケーションは、アプリケーション処理部202より利用者端末103にダウンロードされるものとする。
利用者端末103において特定のアプリケーションが起動されると、S601においてコード読取部301がサーバ装置101(アプリケーション処理部202)へのログインを行う。例えば、コード読取部301は利用者の識別情報とパスワードを含むログイン要求をサーバ装置101に送信する。S621において、アプリケーション処理部202は、ログイン要求に含まれている識別情報およびパスワードと、記憶部(例えば、二次記憶装置154)に記憶されている識別情報およびパスワードとに基づいて、ログインを許可する否かを判定する。
ログインが許可され、利用者端末103が備えるカメラを用いてユーザがコードイメージを撮影すると、S602において、コード読取部301はそのコードイメージの撮影画像を解析し、手続IDと画面生成コードを取得する。S603において、UI制御部302は、画面生成コードにしたがってUI画面を生成し、ディスプレイに表示する。
図7は、S603におけるUI画面の生成処理を説明するフローチャートである。S701において、UI制御部302は、コードイメージの撮影画像を解析し、画面生成コードと手続IDを取得する。S702において、UI制御部302は、サーバ装置101から画面生成コードをダウンロードする必要があるか否かを判定する。本例では、コードIDを含むコードイメージが生成された場合(S428)に、画面生成コードのダウンロードが必要と判定される。ダウンロードが必要と判定された場合(S702でYES)、S703においてUI制御部302は、サーバ装置101(アプリケーション処理部202)からコードIDに関連付けられている画面生成コードをダウンロードする。具体的には、UI制御部302は、画面生成コードのIDを含むダウンロード要求をサーバ装置101に行う。サーバ装置101のアプリケーション処理部202は、このダウンロード要求を受信すると、ダウンロード要求に含まれているIDに対応する画面生成コードを記憶部(例えば、二次記憶装置154)から取得し、利用者端末103に送信する(図6のS622)。一方、ダウンロードが不要と判定された場合(S702でNO)、処理はS704に進む。
S704において、UI制御部302は、S701で取得された画面生成コード、または、S703でサーバ装置101からダウンロードされた画面生成コードに基づいてUI部品の画像を生成する。S705において、UI制御部302は、画面生成コードがサーバ装置101からのデータをダウンロードするための指定を含むか否かを判定する。画面生成コードがデータを要求している場合(S705でYES)、S706において、UI制御部302は、サーバ装置101のアプリケーション処理部202から、画面生成コードにより指定されたデータを取得する。すなわち、UI制御部302は、UI部品の生成に必要な情報をアプリケーション処理部202に要求し、アプリケーション処理部202はこの要求に応じて情報をUI制御部302に提供する(S622)。この処理により、例えば、図5E~図5Gにおいて示した選択設定のUI部品に用いられるデータテーブルや、図5Hに示した日付選択のUI部品に用いられるカレンダーデータが取得される。
S707において、UI制御部302は、取得された画面生成コードにより表される全ての設定枠を含むUI画面の生成を完了したかを判定する。未完成であれば(S707でNO)、処理はS704に戻り、上記処理が繰り返される。一方、全ての設定枠を含むUI画面の生成が完了したと判定された場合(S707でYES)、本処理は終了する。
図6に戻り、S604において、UI制御部302は、S603で生成されたUI画面を表示し、当該UI画面へのユーザ入力を受け付ける。ユーザは、例えば、図5C(c)のように表示されたUI部品の入力枠に文字列を入力したり、図5D(c)のように表示されたプルダウンリストから所望の選択肢を選択したりする。S605において、UI制御部302は、S604で受け付けたユーザ入力に応じてUI画面を更新する。例えば、UI制御部302は、図5Dの選択設定(テキスト)において、複数の選択肢からユーザにより選択された選択肢をユーザが把握できるような表示を行う。また、UI制御部302は、図5Cに示されるような文字入力枠に対してテキストが入力された場合、入力されたテキストを文字領域枠内に表示する。また、図5F等で説明したような階層的な選択肢の場合、S603(S706)において、UI制御部302は、データテーブル542の全体をサーバ装置101から取得する。UI制御部302は、あらかじめ全体が取得されたデータテーブル542を参照し、上位階層の選択肢の一つが選択されたことに応じて下位階層の選択肢をデータテーブル542から取得し、UI画面を更新する。
なお、上記では、UI画面の生成、更新に必要な情報をS603ですべて取得しているがこれに限られるものではない。例えば、図5Fに示される選択設定(テーブル・多段階)の場合、S603において、UI制御部302は、データテーブル542から第1階層の選択肢を取得する。その後、S605において、UI制御部302は、上位階層の選択肢(選択項目(1))のうちの一つが選択されたことに応じて、選択された選択肢をサーバ装置101に通知する。サーバ装置101は、通知された選択肢の下位階層の選択肢をデータテーブル542から取得し、UI制御部302に送信する。UI制御部302は、サーバ装置101(S622)から送信された解階層の選択肢を用いて、UI画面を更新する。また、例えば、図5Iのような住所入力において、UI制御部302は、郵便番号が入力されたことに応じて、入力された郵便番号をサーバ装置101に通知し、対応する住所データをサーバ装置101から受信してUI画面に表示する。また、図5Gのような動的選択肢のUI画面への表示では、残り枠数の表示を極力最新のものとするために、UI制御部302は、UI画面において日付選択が行われたことに応じて、時刻の選択項目と残り枠数をサーバ装置101から取得するようにしてもよい。
以上のようなUI部品への入力操作の受け付け、およびUI画面の更新は、UI画面において送信が指示されるまで(S606でNOと判定されている間)行われる。UI画面における送信の指示は、例えば、UI画面に設けられた送信ボタン(不図示)が押されることによりなされる。UI画面から送信が指示されると(S606でYES)、S607において、手続情報生成部303は、UI画面においてユーザが設定した内容と、コードイメージから取得された手続IDとを含む手続情報を生成する。S608において、手続情報生成部303は、S607で生成した手続情報をログイン中のサーバ装置101へ送信する。
S623において、サーバ装置101のアプリケーション処理部202は、利用者端末103の手続情報生成部303から送信された手続情報を受信する。手続情報が受信されると、S624において、手続処理部203は、受信された手続情報と、ログインしている利用者の情報(利用者情報)を手続サーバ105へ送信する。手続サーバ105は、手続処理部203から送信されたこれらの情報に基づいて、手続IDにより特定される手続の処理を行う。手続サーバ105は、手続が完了すると、手続の完了通知をサーバ装置101に送る。サーバ装置101のアプリケーション処理部202は、手続サーバ105から完了通知を受信すると、これを利用者端末103に送信する。S609において、手続情報生成部303は、完了通知を受信すると、その旨をユーザに通知する表示を行う。なお、上記処理では、サーバ装置101にあらかじめ登録されている利用者情報を用いたが、これに限られるものではない。例えば、利用者端末103が、マイナンバーカードに印刷されている二次元コードを読み取って得た個人情報を手続情報に含め、サーバ装置101は手続情報に含まれている個人情報を利用者情報として用いてもよい。
なお、上記実施形態において、コードイメージとして、QRコード(登録商標)のような二次元コードを用いたがこれに限られるものではなく、例えば、バーコードのような一次元コードが用いられてもよい。また、コードイメージに含まれる情報は暗号化されてもよい。その場合、特定のアプリケーションは、あらかじめ取り決めておいた復号キーを用いて暗号化された情報を復号してUI画面生成のためのコードを得る。
以上のように、実施形態の手続システムによれば、問い合わせに関する入力用のフォームをあらかじめ何種類かのパーツとして用意し、これを簡易なコードで呼び出すことが可能となる。さらにはこの簡易なコードをQRコード(登録商標)などのコードイメージに変換することにより、システムに改修を加えることなく、手続きを簡単に追加することが可能となる。システムに改修を加えないため、通常用意する必要があるテスト環境が不要となり、コードイメージを作成してその場でテストを行い、そのままリリースすることが可能となる。テストに関する費用や時間がほとんど不要となることは、手続きを追加する事業者にとっても、システム運営側にとっても非常に大きなメリットをもたらす。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
101:サーバ装置、102:事業者PC、103:利用者端末、104:ネットワーク、105:手続サーバ、201:コード生成部、202:アプリケーション処理部、203:手続処理部、301:コード読取部、302:UI制御部、303:手続情報生成部
Claims (15)
- 第1の外部装置から所定の手続きに関わるコードイメージの生成を要求する生成要求を受信する受信手段と、前記生成要求は、前記所定の手続きの設定入力を行うためのUI画面の情報を含み、
前記生成要求に基づいて、特定のアプリケーションを実行している第2の外部装置により前記UI画面を生成させるための画面生成コードを生成する第1生成手段と、
前記画面生成コードを表すコードイメージを生成する第2生成手段と、
前記第2生成手段により生成された、前記コードイメージを出力する出力手段と、を備えることを特徴とするサーバ装置。 - 前記出力手段は、前記コードイメージのデータを前記第1の外部装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
- 前記コードイメージは、前記所定の手続きを識別する識別情報を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のサーバ装置。
- 前記生成要求を生成するためのユーザ入力を行うための画面を前記第1の外部装置に送信する送信手段をさら備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のサーバ装置。
- 前記生成要求は、コードイメージの個数の上限値を含み、前記画面生成コードのうち前記上限値の個数のコードイメージに収まらない画面生成コードを記憶する記憶手段をさらに備え、
前記第1生成手段は、前記記憶手段に記憶された画面生成コードを前記サーバ装置から取得するための情報を含むコードイメージを生成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のサーバ装置。 - 前記特定のアプリケーションを実行している前記第2の外部装置から、前記コードイメージが表す画面生成コードに従って生成された前記UI画面を介して設定された情報と、前記所定の手続きを識別する識別情報とを含む手続情報を受信する受信手段と、
前記手続情報に基づいて前記所定の手続を実行するよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のサーバ装置。 - 前記特定のアプリケーションを実行している前記第2の外部装置からの通知に応じて、前記UI画面を前記コードイメージが表す画面生成コードに従って生成するために必要なデータ、または、前記UI画面を更新するために必要なデータを提供する提供手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のサーバ装置。
- 前記生成要求に基づいて、前記UI画面を介して行われる多段階の選択に対応した階層的な選択肢が記述されたテーブルを保持する保持手段を含み、
前記提供手段は、前記第2の外部装置からの通知に応じて、前記テーブルの全体を前記第2の外部装置へ提供することを特徴とする請求項7に記載のサーバ装置。 - 前記生成要求に基づいて、前記UI画面を介して行われる多段階の選択に対応した階層的な選択肢が記述されたテーブルを保持する保持手段を含み、
前記提供手段は、前記第2の外部装置からの段階ごとの選択の通知に応じて、次の段階の選択に必要な選択肢を前記テーブルから取得し、前記第2の外部装置へ提供することを特徴とする請求項7に記載のサーバ装置。 - 前記生成要求に基づいて、前記UI画面を介して行われる選択に対応した複数の選択肢と、前記複数の選択肢のそれぞれの受け付け可能な数が記述されたテーブルを保持する保持手段と、
前記複数の選択肢のそれぞれについて受け付けが行われた数を集計する集計手段と、をさらに備え、
前記提供手段は、前記第2の外部装置に、前記テーブルの前記受け付け可能な数から前記集計された数を差し引いて前記複数の選択肢を提供することを特徴とする請求項7に記載のサーバ装置。 - コードイメージを読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた前記コードイメージから抽出された画面生成コードに基づいて、UI画面を生成する生成手段と、
前記UI画面を表示部に表示させる表示制御手段と、
前記UI画面を介したユーザ入力を受け付ける受付手段と、
前記UI画面を介して受け付けた設定情報と、前記コードイメージから抽出された手続識別情報を所定の外部装置へ送信する送信手段と、を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記コードイメージは、外部装置から取得するデータを特定する識別情報を含み、
前記生成手段は、前記識別情報により識別されるデータを前記所定の外部装置から取得し、前記UI画面の生成に用いることを特徴とする請求項11に記載の通信装置。 - 第1の外部装置から所定の手続きに関わるコードイメージの生成を要求する生成要求を受信する受信工程と、前記生成要求は、前記所定の手続きの設定入力を行うためのUI画面の情報を含み、
前記生成要求に基づいて、特定のアプリケーションを実行している第2の外部装置により前記UI画面を生成させるための画面生成コードを生成する第1生成工程と、
前記画面生成コードを表すコードイメージを生成する第2生成工程と、
前記第2生成工程で生成された、前記コードイメージを出力する出力工程と、を備えることを特徴とするサーバ装置の制御方法。 - コードイメージを読み取る読取工程と、
前記読取工程で読み取られた前記コードイメージから抽出された画面生成コードに基づいて、UI画面を生成する生成工程と、
前記UI画面を表示部に表示させる表示制御工程と、
前記UI画面を介したユーザ入力を受け付ける受付工程と、
前記UI画面を介して受け付けた設定情報と、前記コードイメージから抽出された手続識別情報を所定の外部装置へ送信する送信工程と、を備えることを特徴とする通信装置の制御方法。 - 請求項13または14に記載された制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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