JP2022188713A - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吸収性本体2と、外装体3とを有するパンツ型使い捨ておむつ1であって、外装体3は、腹側領域Aに配される腹側外装体3Aと、背側領域Bに配される背側外装体3Bとを含み、腹側外装体3A又は前記背側外装体3Bは、おむつ1の外面を形成する外層シート32と、内層シート31とを有し、腹側外装体3A又は前記背側外装体3Bは、外層シート32及び内層シート31が厚み方向に重なった重なり領域45と、外層シート及び32内層シート31のうちいずれか一方のシートが、他方のシートにおける股下領域C側の端縁から該股下領域C側に延出している非重なり領域46とを有し、重なり領域45と非重なり領域46とは剛性が異なり、外層シート32又は内層シート31は、着色された着色領域35を有し、重なり領域45と非重なり領域46とは色差が1.5以上である。
【選択図】図2
Description
したがって本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る吸収性物品を提供することにある。
前記外装体は、前記腹側領域に配される腹側外装体と、前記背側領域に配される背側外装体とを含んでいる。
前記腹側外装体又は前記背側外装体は、前記パンツ型使い捨ておむつの外面を形成する外層シートと、該外層シートの肌対向面側に配された内層シートとを有している。「腹側外装体又は背側外装体」という表現には、腹側外装体及び背側外装体のいずれか一方のみの場合と、腹側外装体及び背側外装体の両方の場合のいずれもが含まれる。
前記腹側外装体又は前記背側外装体は、前記外層シート及び前記内層シートが厚み方向に重なった重なり領域と、前記外層シート及び前記内層シートのうちいずれか一方のシートが、他方のシートにおける前記股下領域側の端縁から該股下領域側に延出している非重なり領域とを有し、前記重なり領域と前記非重なり領域とは剛性が異なる。
前記外層シート又は前記内層シートは、着色された着色領域を有し、前記重なり領域と前記非重なり領域とは色差が1.5以上である。
図1に本発明の吸収性物品の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつ(以下、「おむつ」と言う。)1を示す。おむつ1は、図1~図3に示すとおり、着用時に着用者の腹側に配される腹側領域Aと、該着用者の背側に配される背側領域Bと、その間に位置する股下領域Cとを備える。またおむつ1は、着用者の前後方向に対応する長手方向Xと該長手方向Xに対応する幅方向Yとを有する。長手方向Xは、腹側領域Aから股下領域Cを経て背側領域Bに至る方向である。股下領域Cは、着用時に着用者の股間に配される。
吸収体23は、吸収性本体2と同様に、おむつ1の長手方向Xに長い形状を有しており、表面シート21と裏面シート22との間に介在配置されている。
本明細書における剛性とは、JIS L 1913に規定されるハンドルオメーター法によって測定された剛軟度を意味する。非重なり部の幅が短過ぎる等、吸収性物品の状態のままでは測定が困難な場合、外装体を構成する各シートを分離して、非重なり部を構成するシートを取り出し、該シートを試験機の支持台上に載置して測定を行ってもよい。
非重なり領域46の剛性N2は、好ましくは21mN以上、より好ましくは30mN以上であり、また好ましくは42mN以下、より好ましくは38mN以下であり、また好ましくは21mN以上42mN以下、より好ましくは30mN以上38mN以下である。
背側領域Bにおける重なり領域45と非重なり領域46の長さの差W3-W4は、好ましくは3mm以上、より好ましくは5mm以上であり、また好ましくは10mm以下、より好ましくは8mm以下であり、また好ましくは3mm以上10mm以下、より好ましくは5mm以上8mm以下である。
背側外装体3Bの長手方向X外方の端縁から、背側領域Bの重なり領域45の股下領域C側の端縁までの距離Wtは、好ましくは110mm以上、より好ましくは120mm以上であり、また好ましくは207mm以下、より好ましくは197mm以下であり、また好ましくは110mm以上207mm以下、より好ましくは120mm以上197mm以下である。
長手方向Xにおける腹側領域Aの非重なり領域46の長さW2は、好ましくは0mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また好ましくは12mm以下、より好ましくは10mm以下であり、また好ましくは0mm以上12mm以下、より好ましくは2mm以上10mm以下である。
長手方向Xにおける背側領域Bの非重なり領域46の長さW4は、好ましくは0mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また好ましくは12mm以下、より好ましくは10mm以下であり、また好ましくは0mm以上12mm以下、より好ましくは2mm以上10mm以下である。
内層シート31及び外層シート32の一方のシートが着色領域35を有する場合、他方のシートは、色差を大きくする観点から、一般的な不織布の色である白色であることが好ましいが、非重なり領域46と重なり領域45との間に所定の色差を生じさせる限り白色以外に着色されていてもよい。例えば、一方のシートを、緑、赤、青等の濃い色とする一方、他方のシートを、薄緑、薄赤、薄青等の淡い色としてもよい。一方のシートの色と他方をシートの色とは同一系色の色でも異系統の色でも良い。
図5及び図6に示す実施形態のように、外層シート32が、内層シート31における股下領域C側の端縁31cから股下領域C側に延出し、その延出部分が、非重なり領域46を形成している場合も、非重なり領域46と重なり領域45との見え方を異ならせて、非重なり領域46の存在による足の動かしやすさを確実に視認させる観点、及び色彩の統一感の観点等から、重なり領域45と非重なり領域46との色差は、上記のような範囲とすることが好ましい。
色差計としては、エックスライト社製の測色計/濃度計eXact(商品名)等を用いることができる。JIS Z 8729に規定する「L*a*b*表色系」では、L*は明るさを、a*、b*は色の方向を示しており、a*は略赤方向、-a*は略緑方向、b*は略黄色方向、-b*は略青方向を示している。そして、色差(ΔE*)は、下記式(1)で求められる値である。
ΔE*=[(ΔL*)2+(Δa*)2+(Δb*)2]1/2・・・(1)
ΔL*、Δa*、Δb*は、それぞれ、対比する2色間のL*値、a*値、b*値の差である。例えばΔL*は、ΔL*=L*2-L*1により計算される。
測定は、吸収性物品の腹側外装体又は背側外装体における、吸収性本体に重なっていない部分を、その非肌対向面側が鉛直方向の上方を向くように、水平な支持台上にシワや折れ曲がりがないように載置して行う。
そして、前記支持台上に載置した部分における、重なり領域45及び非重なり領域46のそれぞれにセンサーの先端部を押し当てて計測する。測定機器を、台に静置したおむつに垂直に押し当てて測定を行う。重なり領域45及び非重なり領域46のそれぞれについて、この計測を任意の3箇所で行い、その平均値を、それぞれの測定値とする。
サンプルが高い透光性を有し、支持台の色の影響を受ける場合は、支持台上に白色のコピー用紙を固定し、該コピー用紙上にサンプルを載置して測定する。
非重なり部の幅が短過ぎる等、吸収性物品の状態のままでは測定が困難な場合、外装体を構成する各シートを分離して、非重なり部を構成するシートを取り出し、該シートを前記支持台上に載置して測定を行ってもよい。
また、腹側外装体又は背側外装体における、吸収性本体に重なっていない部分からサンプルを切り出し、該サンプルを、その非肌対向面側が鉛直方向の上方を向くように、水平な支持台上にシワや折れ曲がりがないように載置し、そのサンプルにおける、重なり領域45及び非重なり領域46のそれぞれにセンサーの先端部を押し当てて計測してもよい。
腹側外装体3Aは、幅方向Yにおける積層領域41の両側及び、腹側外装体3Aにおける吸収性本体2の端縁の位置よりもウエスト開口部WH側には、吸収性本体2とは重なっていない領域(以下、「非積層領域」とも言う。)42を有している。
非接合領域44は、腹側外装体3Aの非重なり領域46を含んでいることが好ましい。非接合領域44が非重なり領域46を含んでいることにより、おむつ1の着用者が足を動かしたときに、非重なり領域46が一層捲れやすくなり、着用者が足をより動かしやすくなる。
非接合領域44は、吸収性本体2と重なる部分の幅方向Yの全域において、非重なり領域46を含んでいることが好ましく、吸収性本体2と重なる部分の幅方向Yの全域において、非重なり領域46及び重なり領域45を含むことが好ましい。
図5及び図6に示す実施形態のように、外層シート32を、内層シート31における股下領域C側の端縁31cから延出させて非重なり領域46を形成した場合においても、内層シート31に代えて外層シート32が着色領域35を有していてもよく、内層シート31及び外層シート32が着色領域35を有していてもよい。例えば、一方のシートを、緑、赤、青等の濃い色とする一方、他方のシートを、薄緑、薄赤、薄青等の淡い色としてもよい。一方のシートの色と他方をシートの色とは同一系色の色でも異系統の色でも良い。
表面シート21としては、液透過性を有するシート、例えば不織布や穿孔フィルムなどを用いることができる。表面シートは、その肌対向面側が凹凸形状になっていてもよい。例えば表面シートの肌対向面側に、散点状に複数の凸部を形成することができる。あるいは、表面シートの肌対向面側に、一方向に延びる畝部と溝部とを交互に形成することができる。そのような目的のために、2枚以上の不織布を用いて表面シート21を形成することもできる。
着色領域35は、文字、図形及び記号等であってもよい。また着色領域35は、該着色領域35の全域が無模様一色であってもよい。
また接合部36は、長手方向Xに連続していてもよい。
接合部36を形成する方法は特に制限されず、例えば、外層シート32又は内層シート31に接着剤等を塗布することに形成してもよいし、熱、超音波等により、外層シート32及び内層シート31を互いに融着させることにより形成してもよい。
<1>
着用者の前後方向に対応する長手方向と該長手方向に直交する幅方向とを有し、腹側領域及び背側領域と、該腹側領域と該背側領域との間に位置する股下領域とを備え、吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配される外装体とを有するパンツ型使い捨ておむつであって、
前記外装体は、前記腹側領域に配される腹側外装体と、前記背側領域に配される背側外装体とを含み、
前記腹側外装体又は前記背側外装体は、前記パンツ型使い捨ておむつの外面を形成する外層シートと、該外層シートの肌対向面側に配された内層シートとを有し、
前記腹側外装体又は前記背側外装体は、前記外層シート及び前記内層シートが厚み方向に重なった重なり領域と、前記外層シート及び前記内層シートのうちいずれか一方のシートが、他方のシートにおける前記股下領域側の端縁から該股下領域側に延出している非重なり領域とを有し、前記重なり領域と前記非重なり領域とは剛性が異なり、
前記外層シート又は前記内層シートは、着色された着色領域を有し、前記重なり領域と前記非重なり領域とは色差が1.5以上である、パンツ型使い捨ておむつ。
前記腹側外装体又は前記背側外装体は、前記吸収性本体と重なる領域を有し、該領域は、該外装体と該吸収性本体とが接合された接合領域と、該接合領域よりも前記股下領域側に位置し且つ該外装体と該吸収性本体とが接合されていない非接合領域とを有し、
前記非接合領域は、前記非重なり領域を含んでいる、前記<1>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<3>
前記非接合領域は、前記非重なり領域に加えて、前記重なり領域を含んでいる前記<2>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<4>
前記腹側外装体又は前記背側外装体は、前記外層シート及び前記内層シートが前記幅方向に間欠的に接合されている、前記<1>~<3>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
前記腹側外装体の前記長手方向に沿う両側部と、前記背側外装体の前記長手方向に沿う両側部とが接合されて一対のサイドシール部が形成されており、
前記サイドシール部において、前記腹側外装体又は前記背側外装体の前記両側部は、前記非重なり領域が非肌対向面側に折り返されて接合されている、前記<1>~<4>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<6>
前記一対のサイドシール部の少なくとも一部において、前記背側外装体における前記折り返された部分が、該背側外装体における折り返されていない部分に、接合されている、前記<5>に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<7>
前記吸収性本体は、吸収体と、該吸収体の肌対向面側を覆う表面シートと、該吸収体の非肌対向面側を覆う裏面シートとを有し、
前記非重なり領域と、前記裏面シートとは色差が15以下である、前記<1>~<6>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<8>
前記重なり領域の剛性に対する前記非重なり領域の剛性との比率が0.28以上0.98以下、好ましくは0.49以上0.56以下である、前記<1>~<7>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
前記腹側外装体の前記長手方向外方の端縁から、該腹側領域の前記重なり領域の前記股下領域側の端縁までの距離Wsに対する、該長手方向における該腹側領域の該重なり領域の長さW1と、該長手方向における該腹側領域の前記非重なり領域の長さW2との差W1-W2の比(W1-W2/Ws)が、1.2%以上11%以下、好ましくは1.4%以上9%以下である、前記<1>~<8>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<10>
前記背側外装体の前記長手方向外方の端縁から、該背側領域の前記重なり領域の前記股下領域側の端縁までの距離Wtに対する、該長手方向における該背側領域の該重なり領域の長さW3と、該長手方向における該背側領域の前記非重なり領域の長さW4との差W3-W4の比(W3-W4/Ws)が、1.2%以上10.5%以下、好ましくは1.4%以上8.5%以下である、前記<1>~<9>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<11>
前記外装体は、前記腹側外装体と前記背側外装体とに分割されている、前記<1>~<10>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<12>
前記背側外装体において、前記外層シートと前記内層シートは間欠に接合されている、前記<1>~<11>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
前記外層シートが前記内層シートよりも前記長手方向の長さが長く、前記外層シートが前記着色領域を有する、前記<1>~<12>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<14>
前記外層シートが前記内層シートよりも前記長手方向の長さが長く、前記内層シートが前記着色領域を有する、前記<1>~<12>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<15>
前記内層シートが前記外層シートよりも前記長手方向の長さが長く、前記外層シートが前記着色領域を有する、前記<1>~<12>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<16>
前記内層シートが前記外層シートよりも前記長手方向の長さが長く、前記内層シートが前記着色領域を有する、前記<1>~<12>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<17>
前記内層シートの全域に前記着色領域が配されており、前記外層シートは光透過性を有している、前記<1>~<12>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
前記内層シートと前記外層シートの間に弾性部材が配置されており、
前記外層シートと前記内層シートが、前記幅方向に並んで前記長手方向に間隔を空けた複数の接合部より接合されており、
前記弾性部材は前記長手方向に隣り合う前記複数の接合部の間に配置されている、前記<1>~<17>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<19>
前記着色領域は、文字、図形及び記号のいずれか一を有する、前記<1>~<18>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<20>
前記着色領域のL*値の値が56~96、a*値の値が-70~-40、b*値の値が-20~30であることが好ましい、前記<1>~<19>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<21>
前記裏面シートのデザインを除く背景色がL*値の値が56~96、a*値の値が-70~-40、b*値の値が-20~30であることが好ましい、前記<1>~<20>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
前記腹側外装体における前記長手方向外方の端縁の位置と、前記背側外装体における該長手方向外方の端縁の位置とを一致させたときに、
前記背側外装体の方が前記腹側外装体よりも、前記股下領域側の端部が、前記股下領域側に位置している、前記<1>~<21>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
<23>
前記腹側外装体又は前記背側外装体と前記吸収性本体とが重なる積層領域を有し、
前記積層領域と前記重なり領域とが重なる領域において、前記腹側外装体又は前記背側外装体と前記吸収性本体とはホットメルト接着剤で接合されており、
前記重なり領域における前記吸収性本体と重なっていない領域において、前記外層シートと前記内層シートとは熱接合で接合されており、
前記積層領域と前記非重なり領域とが重なる領域において、前記腹側外装体又は前記背側外装体と前記吸収性本体は熱接合で接合されている、前記<1>~<22>のいずれか一に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
2 吸収性本体
21 表面シート
22 裏面シート
23吸収体
3 外装体
3A 腹側外装体
3B 背側外装体
31 内層シート
32 外層シート
35 着色領域
33 弾性部材
41 積層領域
42 非積層領域
43 接合領域
44 非接合領域
45 重なり領域
46 非重なり領域
A 腹側領域
B 背側領域
C 股下領域
X 長手方向
Y 幅方向
Claims (7)
- 着用者の前後方向に対応する長手方向と該長手方向に直交する幅方向とを有し、腹側領域及び背側領域と、該腹側領域と該背側領域との間に位置する股下領域とを備え、吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配される外装体とを有するパンツ型使い捨ておむつであって、
前記外装体は、前記腹側領域に配される腹側外装体と、前記背側領域に配される背側外装体とを含み、
前記腹側外装体又は前記背側外装体は、前記パンツ型使い捨ておむつの外面を形成する外層シートと、該外層シートの肌対向面側に配された内層シートとを有し、
前記腹側外装体又は前記背側外装体は、前記外層シート及び前記内層シートが厚み方向に重なった重なり領域と、前記外層シート及び前記内層シートのうちいずれか一方のシートが、他方のシートにおける前記股下領域側の端縁から該股下領域側に延出している非重なり領域とを有し、前記重なり領域と前記非重なり領域とは剛性が異なり、
前記外層シート又は前記内層シートは、着色された着色領域を有し、前記重なり領域と前記非重なり領域とは色差が1.5以上である、パンツ型使い捨ておむつ。 - 前記腹側外装体又は前記背側外装体は、前記吸収性本体と重なる領域を有し、該領域は、該外装体と該吸収性本体とが接合された接合領域と、該接合領域よりも前記股下領域側に位置し且つ該外装体と該吸収性本体とが接合されていない非接合領域とを有し、
前記非接合領域は、前記非重なり領域を含んでいる、請求項1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。 - 前記非接合領域は、前記非重なり領域に加えて、前記重なり領域を含んでいる、請求項2に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 前記腹側外装体又は前記背側外装体は、前記外層シート及び前記内層シートが前記幅方向に間欠的に接合されている、請求項1~3のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 前記腹側外装体の前記長手方向に沿う両側部と、前記背側外装体の前記長手方向に沿う両側部とが接合されて一対のサイドシール部が形成されており、
前記サイドシール部において、前記腹側外装体又は前記背側外装体の前記両側部は、前記非重なり領域が非肌対向面側に折り返されて接合されている、請求項1~4のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。 - 前記吸収性本体は、吸収体と、該吸収体の肌対向面側を覆う表面シートと、該吸収体の非肌対向面側を覆う裏面シートとを有し、
前記非重なり領域と、前記裏面シートとは色差が15以下である、請求項1~5のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。 - 前記重なり領域の剛性に対する前記非重なり領域の剛性との比率が0.28以上0.98以下である、請求項1~6のいずれか一項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
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