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JP2020519644A - 3,4,5−三置換−1,2,4−トリアゾールおよび3,4,5−三置換−3−チオ−1,2,4−トリアゾール、ならびにそれらの使用 - Google Patents

3,4,5−三置換−1,2,4−トリアゾールおよび3,4,5−三置換−3−チオ−1,2,4−トリアゾール、ならびにそれらの使用 Download PDF

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JP2020519644A JP2019562574A JP2019562574A JP2020519644A JP 2020519644 A JP2020519644 A JP 2020519644A JP 2019562574 A JP2019562574 A JP 2019562574A JP 2019562574 A JP2019562574 A JP 2019562574A JP 2020519644 A JP2020519644 A JP 2020519644A
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ボード オブ トラスティーズ オブ ザ サザン イリノイ ユニバーシティ オン ビハーフ オブ サザン イリノイ ユニバーシティ エドワーズビル
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Abstract

本開示は、ソマトスタチン受容体4型アゴニストである新規な化合物を記載している。【選択図】なし

Description

政府の権利
本発明は、アメリカ国立衛生研究所により授与された認可番号AG047858の下、政府の支援によりなされた。政府は、本発明に特定の権利を有する。
技術分野
本開示は、ソマトスタチン受容体4型アゴニストである化合物に関する。
背景
ソマトスタチン放出阻害因子(SRIF)としても公知のソマトスタチンは、ヒトの身体全てに分布される環状ペプチドであり、数多くの生理学的工程に関与する。SRIFは、テトラデカペプチドおよびN−末端伸長形態(SST−28)として存在する。
Figure 2020519644
選択的にスプライシングされたSSTR2AおよびSSTR2B受容体をはじめとし、6種のソマトスタチン受容体(SSTR)サブタイプ;SSTR1〜5が存在する。ソマトスタチン受容体は元々、ソマトスタチンのヨウ素化された合成類似体を用いた結合試験に基づき2種のファミリー:高親和性ファミリー(SRIF−1)および低親和性ファミリー(SRIF−2)に分別された。SRIFが、その受容体に結合すると、それは、細胞内シグナル伝達経路の変化を生じる。SSTRは、全てがG−タンパク質共役受容体(GPCR)である。SRIFは、受容体の作用を通して、身体全てのエンドクリンおよびエクソクリン分泌に主として阻害性の影響を生じ、細胞分化および増殖を調節して、中枢神経系内で神経伝達物質/神経調節物質として作用する。SRIFは、エンドクリンおよびエクソクリン分泌への阻害作用に加え、末梢および中枢神経系(CNS)における神経活性への数多くの調節効果を示したことが前提となり、各受容体が、主要な治療ターゲットになった。
概要
本開示の一態様は、式(I):
Figure 2020519644
(式中、
Figure 2020519644
は、独立して、単結合または非存在であり;
A、B、およびCは、独立して、C、N、OまたはSであり;
およびRは、独立して、水素、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のヘテロアリール、置換もしくは非置換のC〜Cアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換の縮合環系であり;
は、置換または非置換のC〜Cアルキルであり;
、R、およびRは、独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のアルキル、置換または非置換のアルコキシ、置換または非置換のアミン、スルホキシド、スルホン、チオスルフィナート、チオスルホナート、チオアミド、スルフィミド、スルホキシミド、スルホンジイミン、またはハロゲン化硫黄であり;
およびRは、独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のC〜Cアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のヘテロアリール、または置換もしくは非置換のシクロアルキルであり;
は、置換または非置換のC〜Cアルキルであるが、
但し、RがCアルキルであれば、Rが3,4−ジクロロベンゼンでないことを条件とする)を含む化合物、またはその医薬的に許容できる塩を包含する。
本開示の別の態様は、式(II):

Figure 2020519644
(式中、
Figure 2020519644
は、独立して、単結合または非存在であり;
A、B、およびCは、独立して、C、N、OまたはSであり;
Dは、S、O、NR16、またはPであり;
およびRは、独立して、水素、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のヘテロアリール、置換もしくは非置換のC〜Cアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換の縮合環系であり;
は、置換または非置換のC〜Cアルキルであり;
、R、およびRは、独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のアルキル、置換または非置換のアルコキシ、置換または非置換のアミン、スルホキシド、スルホン、チオスルフィナート、チオスルホナート、チオアミド、スルフィミド、スルホキシミド、スルホンジイミン、またはハロゲン化硫黄であり;
およびRは、独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のC〜Cアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のヘテロアリール、または置換もしくは非置換のシクロアルキルであり;
およびR15は、独立して、置換または非置換のC〜Cアルキルであり;
16は、水素、C〜Cアルキル、アリール、またはベンジルである)で示される化合物、またはその医薬的に許容できる塩を包含する。
詳細な記載
本開示は、ソマトスタチン受容体4型アゴニストであることが見出されている式(I)および式(II)で示される化合物を提供する。
本開示の様々な態様を、以下により詳細に記載する。
I.式(I)で示される化合物
本明細書で提供されるのは、式(I):
Figure 2020519644
(式中、
Figure 2020519644
は、独立して、単結合または非存在であり;
A、B、およびCは、独立して、C、N、OまたはSであり;
およびRは、独立して、水素、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のヘテロアリール、置換もしくは非置換のC〜Cアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換の縮合環系であり;
は、置換または非置換のC〜Cアルキルであり;
、R、およびRは、独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のアルキル、置換または非置換のアルコキシ、置換または非置換のアミン、スルホキシド、スルホン、チオスルフィナート、チオスルホナート、チオアミド、スルフィミド、スルホキシミド、スルホンジイミン、またはハロゲン化硫黄であり;
およびRは、独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のC〜Cアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のヘテロアリール、または置換もしくは非置換のシクロアルキルであり;
は、置換または非置換のC〜Cアルキルであるが、
但し、RがCアルキルであれば、Rが3,4−ジクロロベンゼンでないことを条件とする)を含む化合物、またはその医薬的に許容できる塩である。
一態様において、式(I)で示される化合物は、
Figure 2020519644
がそれぞれ単結合であり、A、BおよびCがNである、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、RおよびRが独立して、水素または置換もしくは非置換のC〜Cアルキルである、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、RおよびRが水素である、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、RおよびRが置換または非置換のC〜Cアルキルである、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、RおよびRが独立して置換もしくは非置換のアリール、または置換もしくは非置換の縮合環系である、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、Rが置換または非置換の縮合環系である、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、Rが置換または非置換のインドールである、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、Rが置換または非置換のアリールである、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、R
Figure 2020519644
である、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、R10、R11、R12、R13、およびR14が独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のアルキル、置換または非置換のアルコキシ、置換または非置換のアミン、スルホキシド、スルホン、チオスルフィナート、チオスルホナート、チオアミド、スルフィミド、スルホキシミド、スルホンジイミン、またはハロゲン化硫黄である、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、R10、R11、R12、R13、およびR14が独立して、水素、F、Cl、Br、I、CF、OCH、NO、OCH(C)、C、SOCH、またはOCFである、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、Rが置換または非置換のC〜Cアルキルである、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、Rが置換または非置換のプロピルである、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、Rが非置換のプロピルである、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、R、R、およびRが独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換または非置換のアルキルである、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、R、R、およびRが水素である、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、Rがメチルである、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、Rがエチルである、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(I)で示される化合物は、

Figure 2020519644
Figure 2020519644
Figure 2020519644
Figure 2020519644
Figure 2020519644
からなる群から選択され得る、前述の式(I)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R13、およびR14が水素であり;R12がフルオロである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R11、R12、R13、およびR14が水素であり;R10がクロロである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R13、およびR14が水素であり;R12がクロロである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がクロロである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rが1−アミノエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がクロロである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;AおよびCが窒素であり、Bが炭素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R13、およびR14が水素であり;R12がクロロである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R13、およびR14が水素であり;R12がメトキシである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がブロモである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がフルオロである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がトリフルオロメチルである、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが1−メチル−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がトリフルオロメチルである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がメトキシである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、およびR14が水素であり;R11およびR13がクロロである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが1−メチル−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R13、およびR14が水素であり;R11およびR12がクロロである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R13、およびR14が水素であり;R12がベンジルである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がオキソメチルベンゼンである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がスルホニルメタンである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がトリフルオロメトキシである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R11、R12、R13、およびR14が水素であり;R10がメトキシである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、およびR14が水素であり;R11およびR13がフルオロである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がニトロである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がシアノである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R13、およびR14が水素であり;R12がメトキシである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが5−メトキシ−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R13、およびR14が水素であり;R12がフルオロである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが5−メトキシ−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが5−メトキシ−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R13、およびR14が水素であり;R12がメトキシである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが5−メトキシ−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がトリフルオロメチルである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが6−フルオロ−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R13、およびR14が水素であり;R12がフルオロである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが6−フルオロ−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R13、およびR14が水素であり;R12がメトキシである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが6−フルオロ−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rが6−フルオロ−3−インドールである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R13、およびR14が水素であり;R12がフルオロである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R13、およびR14が水素であり;R12がクロロである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がトリフルオロメチルである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが6−フルオロ−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がトリフルオロメチルである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がスルホニルメタンである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが6−フルオロ−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが6−フルオロ−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がブロモである、式(I)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Rが6−フルオロ−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;Rがtert−ブチルである、式(I)を含む。
II.式(II)で示される化合物
同じく本明細書で提供されるのは、式(II):
Figure 2020519644
(式中、
Figure 2020519644
は、独立して、単結合または非存在であり;
A、B、およびCは、独立して、C、N、OまたはSであり;
Dは、S、O、NR16、またはPであり;
およびRは、独立して、水素、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のヘテロアリール、置換もしくは非置換のC〜Cアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換の縮合環系であり;
は、置換または非置換のC〜Cアルキルであり;
、R、およびRは、独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のアルキル、置換または非置換のアルコキシ、置換または非置換のアミン、スルホキシド、スルホン、チオスルフィナート、チオスルホナート、チオアミド、スルフィミド、スルホキシミド、スルホンジイミン、またはハロゲン化硫黄であり;
およびRは、独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のC〜Cアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のヘテロアリール、または置換もしくは非置換のシクロアルキルであり;
およびR15は、独立して、置換または非置換のC〜Cアルキルであり;
16は、水素、C〜Cアルキル、アリール、またはベンジルである)を含む化合物、またはその医薬的に許容できる塩である。
一態様において、式(II)で示される化合物は、

Figure 2020519644
がそれぞれ単結合であり、A、B、およびCがNである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、DがSである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、Rが結合である、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、R15が非置換のC〜Cアルキルである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、R15が非置換のC〜Cアルキルである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、RおよびRが独立して水素または置換もしくは非置換のC〜Cアルキルである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、RおよびRが水素である、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、RおよびRが独立して置換もしくは非置換のアリール、または置換もしくは非置換の縮合環系である、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、Rが置換または非置換の縮合環系である、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
さらに別の態様において、式(II)で示される化合物は、Rが置換もしくは非置換のインドール、置換もしくは非置換のナフタレン、または置換もしくは非置換のキノロンである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、Rが置換もしくは非置換のアリール、または置換もしくは非置換のインドールである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、R
Figure 2020519644
である、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、R10、R11、R12、R13、およびR14が独立して水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアミン、スルホキシド、スルホン、チオスルフィナート、チオスルホナート、チオアミド、スルフィミド、スルホキシミド、スルホンジイミン、またはハロゲン化硫黄である、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、R10、R11、R12、R13、およびR14が独立して、水素、F、Cl、Br、I、CF、OCH、NO、OCH(C)、C、SOCH、またはOCFである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、Rが置換または非置換のC〜Cアルキルである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、Rが置換または非置換のプロピルである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
さらに別の態様において、式(II)で示される化合物は、Rが非置換のプロピルである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、R、R、およびRが独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換または非置換のアルキルである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、R、R、およびRが水素である、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、
Figure 2020519644
からなる群から選択され得る、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、本開示の化合物は、

Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが2−キノリンであり;Rがプロピルであり;R、R、R、RおよびRが水素であり;Rがアリールであり;Rが非存在であり;R15がメチルであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが2−キノリンであり;Rがプロピルであり;R、R、R、RおよびRが水素であり;Rが3−インドールであり;Rが非存在であり;R15がエチルであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが2−ナフタレンであり;Rがプロピルであり;R、R、R、RおよびRが水素であり;Rがベンゼンであり;Rが非存在であり;R15がメチルであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが5−フルオロ−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、R、RおよびRが水素であり;Rがベンゼンであり;Rが非存在であり;R15がメチルであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが1−ナフタレンであり;Rがプロピルであり;R、R、R、RおよびRが水素であり;Rがベンゼンであり;Rが非存在であり;R15がメチルであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、R、RおよびRが水素であり;Rがベンゼンであり;Rが非存在であり;R15がメチルであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rがアリールであり;Rがプロピルであり;R、R、R、RおよびRが水素であり;Rがベンゼンであり;Rが非存在であり;R15がメチルであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが3−メチルオキシ−アリールであり;Rがプロピルであり;R15が炭素であり;R、R、R、R、R、およびRが水素である、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、

Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが2−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;Rがベンゼンであり;Rが非存在であり;R15がメチルであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rがベンゼンであり;Rがプロピルであり;R15が炭素であり;R、R、R、R、RおよびRが水素である、式(II)を含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、R12が非置換のC〜Cアルキルである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、R15が非置換のC〜Cアルキルである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、R15が非置換のC〜Cアルキルである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、RおよびRが独立して水素または置換もしくは非置換のC〜Cアルキルである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、RおよびRが水素である、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、RおよびRが独立して置換もしくは非置換のアリール、または置換もしくは非置換の縮合環系である、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、Rが置換または非置換の縮合環系である、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
さらに別の態様において、式(II)で示される化合物は、Rが置換または非置換のインドールである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、Rが置換または非置換のアリールである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
さらに別の態様において、式(II)で示される化合物は、R
Figure 2020519644
である、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、R10、R11、R12、R13、およびR14が独立して水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアミン、スルホキシド、スルホン、チオスルフィナート、チオスルホナート、チオアミド、スルフィミド、スルホキシミド、スルホンジイミン、またはハロゲン化硫黄である、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、R10、R11、R12、R13、およびR14が独立して、水素、F、Cl、Br、I、CF、OCH、NO、OCH(C)、C、SOCH、またはOCFである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、Rが置換または非置換のプロピルである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、Rが非置換のプロピルである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、R、R、およびRが独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換または非置換のアルキルである、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、R、R、およびRが水素である、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、式(II)で示される化合物は、
Figure 2020519644
Figure 2020519644
からなる群から選択され得る、前述の式(II)で示される化合物のいずれかを含む。
別の態様において、本開示の化合物は、

Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;R15がメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;R15がメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R12、およびR14が水素であり;R13がクロロである、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;R15がメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R12、およびR14が水素であり;R13がフルオロである、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;R15がメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、およびR14が水素であり;R12およびR13がクロロである、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rがベンゼンであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがエチルであり;R15がメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;R15がメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;R15がメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R12、およびR14が水素であり;R13がトリフルオロメチルである、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;R15がメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R12、およびR14が水素であり;R13がフルオロである、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;R15がメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、およびR14が水素であり;R12およびR13がクロロである、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;R15がメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R12、およびR14が水素であり;R13がブロモである、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが3−フルオロベンゼンであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;R15がメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;R15がメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R12、R13、およびR14が水素である、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;R15がメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R13、およびR14が水素であり;R11およびR12がクロロである、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;R15がメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R13、およびR14が水素であり;R12がクロロである、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;RおよびRが水素であり;Rがメチルであり;R15がメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R13、およびR14が水素であり;R12がフルオロである、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが6−フルオロ−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;R、R、およびRが非存在であり;Rがメチルであり;R15がメチルであり;Rがベンゼンであり;R10、R11、R13、およびR14が水素であり;R12がフルオロである、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが6−フルオロ−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;R、R、およびRが非存在であり;Rがメチルであり;R15がベンゼンであり;R10、R11、R13、およびR14が水素であり;R12がメチルである、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが6−フルオロ−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;R、R、およびRが非存在であり;Rがメチルであり;R15がベンゼンであり;R10、R12、R13、およびR14が水素であり;R11がメトキシである、式(II)を含む。
別の態様において、本開示の化合物は、
Figure 2020519644
が単結合であり;A、B、およびCが窒素であり;Dが硫黄であり;Rが6−フルオロ−3−インドールであり;Rがプロピルであり;R、R、およびRが水素であり;R、R、およびRが非存在であり;Rがメチルであり;R15が5−ピリジニルである、式(II)を含む。
特定の置換基の選択に応じて、一般式(I)の範囲内の特定の化合物が、同じく式(I)の範囲内の別の化合物よりも即座に合成可能であり得ることは、理解されよう。同様に、一般式(II)の範囲内の特定の化合物は、同じく一般式(II)の範囲内の別の化合物よりも即座に合成可能である。本開示の範囲内で最も即座に合成可能な化合物を同定するのに、当該技術分野で認識された原理および日常的方法を用いることができる。
別の態様において、本開示は、本明細書で開示された新規な化合物、およびその任意のプロドラッグ形態の製造工程を提供する。
別の態様において、本開示は、一般式(I)または式(II)により包含される、本明細書で開示された化合物のいずれかの医薬的に許容できる塩、水和物または溶媒和物を提供する。医薬的に許容できる塩としては、例えば当該技術分野で周知の無機または有機酸の塩が挙げられる。一般式(I)もしくは式(II)で示される任意の化合物、またはそのいずれかの医薬的に許容できる塩、水和物、溶媒和物もしくはプロドラッグは、場合により1種または複数の医薬的に許容できる担体または賦形剤と組み合わせられて、医薬組成物を提供する。
別の態様において、本開示は、ソマトスタチン受容体サブタイプ4(SSTR4)に関係する疾患または障害、例えばSSTR4の活性化により誘発または影響される障害の予防および/または処置における使用のための、本明細書に開示された3,4,5−三置換−1,2,4−トリアゾールおよび3,4,5−三置換−3−チオ−1,2,4−トリアゾール類似体をSSTR4アゴニストとして用いる方法を提供する。そのような障害としては、慢性痛、急性痛、内臓痛および神経痛などの様々な形態の疼痛;ならびに炎症および炎症関連の障害が挙げられるが、これらに限定されない。したがって、本明細書に開示された新規な化合物のいずれかを、疼痛、炎症または炎症関連の障害の処置のための医薬として用いることができる。炎症関連の障害としては、炎症を伴う心臓血管、呼吸器、胃腸、神経および骨格系の障害が挙げられる。そのような障害としては、例えばアテローム性硬化症;血栓症;喘息、気管支炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)および気腫などの肺および気道の疾患;膵炎、クローン病、過敏性腸症候群、および潰瘍性大腸炎をはじめとする胃腸系の疾患;糖尿病性腎症、腎症、網膜症、および血管症などの糖尿病関連障害;結膜炎、眼瞼炎、虹彩炎、ブドウ膜炎および緑内障をはじめとする目の障害;関節炎および背部痛をはじめとする関節および結合組織の障害;てんかん、認知症、アルツハイマー病、学習障害をはじめとする中枢神経系の疾患および障害;パーキンソン病、多発性硬化症および筋萎縮性側索硬化症などの神経変性疾患、不安症およびうつなどの精神障害;病的肥満;ならびに良性および悪性腫瘍をはじめとする癌が挙げられる。
式(I)または式(II)で示された化合物のいずれかは、本明細書に開示された疾患または障害の任意の1種に関連する疼痛または炎症など、疼痛または炎症の予防および/または処置に有用である。本開示によれば、疼痛または炎症の処置の方法は、式(I)または式(II)で示される化合物の治療有効量を必要とする対象に投与することを含む。該対象は、哺乳動物、例えばヒトである。式(I)または式(II)で示される化合物の治療有効量は、該化合物、該対象、処置される障害の度合いおよび重症度、ならびに投与経路により変動し、必要とされる最適な日常法を利用して当業者に一般に利用可能なガイダンスに従って即座に決定され得る。通常、有効量は、約0.01ミリグラム(mg)〜約100mg/対象の体重キログラム(kg)の範囲であり、1日あたり単回の用量、または反復投与(例えば、2、3または4回)のために配合される用量に含まれ得る。該化合物の治療有効量は、本明細書に記載された医薬組成物中に医薬的に許容できる担体または賦形剤と共に含有されてもよい。
定義
本明細書に記載された異なる態様の要素を導入する場合、冠詞「a」、「an」、「the」、および「上記」は、1つまたは複数の要素が存在することを意味するものとする。用語「含むこと」、「包含すること」、および「有すること」は、包括的であるとし、列挙された要素以外の追加的要素が存在し得ることを意味する。
他に示されない限り、本明細書で用いられる以下の定義が適用される。本発明の目的では、化学元素は、元素周期表CASバージョンおよびHandbook of Chemistry and Physics, 75th Ed.1994に従って同定される。加えて、有機化学の一般的原理は、“Organic Chemistry,” Thomas Sorrell, University Science Books, Sausalito: 1999、および“March’s Advanced Organic Chemistry,” 5th Ed., Smith, M. B. and March, J., eds. John Wiley & Sons, New York: 2001に記載されており、それらの文献の内容全体は、参照により本明細書に組み入れられる。
本明細書において単独で、または群の一部として用いられる「アルキル」は、直鎖状もしくは分枝状炭化水素鎖を有する、または少なくとも3つの炭素原子が存在する場合には、環状炭化水素もしくはその組み合わせを有する、飽和一価炭化水素ラジカルを指し、1〜20個の炭素原子(C1〜20アルキル)、1〜10個の炭素原子(C1〜10アルキル)、1〜8個の炭素原子(C1〜8アルキル)、1〜6個の炭素原子(C1〜4アルキル)、または1〜4個の炭素原子(C1〜4アルキル)を含有する。アルキルラジカルの例としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソアミル、ヘキシル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなどが挙げられる。
本明細書において単独で、または群の一部として用いられる「アルケニル」は、1つまたは複数の二重結合を有し、2〜約18個の炭素原子、2〜約8個の炭素原子、または2〜約5個の炭素原子を含有する、直鎖状または分枝状炭化水素鎖を有する一価炭化水素ラジカルを指す。適切なアルケニルラジカルの例としては、エテニル、プロペニル、アルキル、1,4−ブタジエニルなどが挙げられる。
本明細書において単独で、または群の一部として用いられる「アルキニル」は、1つまたは複数の三重結合を有し、2〜約10個の炭素原子、または2〜約5個の炭素原子を含有する、直鎖状または分枝状炭化水素鎖を有する一価炭化水素ラジカルを指す。アルキニルラジカルの例としては、エチニル、プロピニル、(プロパルギル)、ブチニルなどが挙げられる。
本明細書において単独で、または群の一部として用いられる「アリール」は、1つの水素の除去により芳香族炭化水素から誘導された有機ラジカルを包含し、フェニル、ビフェニル、ナフチルなどの単環式および多環式ラジカルを包含する。
本明細書において単独で、または群の一部として用いられる「アルコキシ」は、用語アルキルが先に定義された通りである、アルキルエーテルラジカルを指す。アルキルエーテルラジカルの例としては、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ,n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシなどが挙げられる。
本明細書において単独で、または組み合わせて用いられる「シクロアルキル」は、各環状部分が3〜8個の炭素原子または3〜6個の炭素原子を含有する飽和または部分飽和単環式、二環式または三環式アルキルラジカルを意味する。そのようなシクロアルキルラジカルの例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなどが挙げられる。
本明細書において単独で、または組み合わせて用いられる「シクロアルキルアルキル」は、先に定義されたシクロアルキルラジカルにより置換された、先に定義されたアルキルラジカルを意味する。そのようなシクロアルキルアルキルラジカルの例としては、シクロプロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチル、1−シクロペンチルエチル、1−シクロヘキシルエチル、2−シクロペンチルエチル、2−シクロヘキシルエチル、シクロブチルプロピル、シクロペンチルプロピル、シクロヘキシルブチルなどが挙げられる。
「置換された」は、鎖または環の中の炭素原子に結合された水素原子の1つまたは複数が他の置換基で交換されていることを意味する。適切な置換基としては、メチル基などのアルキル基をはじめとする一価炭化水素基、およびメトキシ基などのアルコキシ基をはじめとする一価異種基が挙げられる。「非置換の」は、炭素鎖または環が炭素および水素以外の他の置換基を含有しないことを意味する。
「炭化水素基」は、1〜25個の炭素原子、1〜12個の炭素原子、1〜10個の炭素原子、または1〜8個の炭素原子の鎖を意味する。炭化水素基は、直鎖または分枝鎖構造を有していてもよい。適切には該炭化水素基は、1つの分枝を有する。
「炭素環基」は、飽和または不飽和炭化水素環を意味する。炭素環基は、芳香族でない。炭素環基は、単環式または多環式である。多環式炭素環基は、縮合環系、スピロ環系、または架橋環系であり得る。単環式炭素環基は、環内に4〜10個の炭素原子、4〜7個の炭素原子、または5〜6個の炭素原子を含有する。二環式炭素環基は、環内に8〜12個の炭素原子、または9〜10個の炭素原子を含有する。
「ヘテロ原子」は、例えば複素環基の環内または異種基の鎖内の、炭素以外の原子を意味する。ヘテロ原子は、硫黄、リン、窒素、および酸素原子からなる群から選択され得る。1個より多いヘテロ原子を含有する基は、異なるヘテロ原子を含有していてもよい。
「複素環基」は、環内に炭素原子および1個または複数のヘテロ原子を含有する飽和または不飽和環構造を意味する。複素環基は、芳香族でない。複素環基は、単環式または多環式である。多環式ヘテロ芳香族期は、縮合環系、スピロ環系、または架橋環系であり得る。単環式複素環基は、環内に4〜10個(即ち、炭素原子と少なくとも1個のヘテロ原子の両方を含む)、4〜7個、または5〜6個の環員原子を含有する。二環式複素環基は、環内に8〜18個、9または10個の環員原子を含有する。
本明細書で用いられる「異性体」、「異性体形態」、「立体化学的異性体形態」、または「立体異性体形態」は、同一の結合配列により結合された同一の原子で構成されるが、上記工程の間に得られた化合物または中間体が有し得る、互換性がない異なる三次元構造を有する、全ての可能な異性体形態およびコンフォメーション形態を定義する。他に言及または指示されない限り、化合物の化学的名称は、上記化合物が有し得る全ての可能な立体化学的異性体形態の混合物を包含する。上記混合物は、上記化合物の基本的分子構造の全てのジアステレオ異性体、エピマー、エナンシオマー、および/またはコンフォーマーを含有していてもよい。より特別には、不斉中心は、R−またはS−配置を有していてもよく、ジアステレオ異性体は、syn−またはanti−配置を有していてもよく、二価環状飽和ラジカル上の置換基は、シス−またはトランス−配置のいずれかを有していてもよく、アルケニルラジカルは、E−またはZ−配置を有していてもよい。純粋形態または互いの混合形態での上記化合物の全ての立体化学的異性体形態は、本開示の範囲内に含まれるものとする。
実施例
以下の実施例は、本開示の様々な態様を実証するために含まれる。以下の実施例に開示された技術が本開示の実践の際に十分機能するために本発明者により発見された技術を表し、したがってその実践のための好ましい様式を構成するものと見なされ得ることは、当業者に察知されなければならない。しかし当業者は、本開示に照らして、多くの変更が開示される具体的実施例に施され得て、それでも本開示の主旨および範囲から逸脱することなく同様または類似の結果を得ることができることを察知しなければならない。
本開示の化合物は、有機合成の当業者に周知の複数の方法で調製されてもよい。より具体的には本開示の新規な化合物は、本明細書に記載された反応および技術を利用して調製されてもよい。以下に記載される合成方法の記載において、溶媒の選択、反応雰囲気、反応温度、実験期間および仕上げ手順をはじめとする全ての提案された反応条件がその反応に標準的な条件であるように選択されることが、理解されなければならない。分子の様々な部分に存在する機能性が提案された試薬および反応と適合しなければならないことは、有機合成の当業者に理解されよう。反応条件と適合しない置換基へのそのような制限は、当業者に明白であり、その場合、代替法が、用いられなければならない。他に断りがなければ、本明細書に含まれる実施例の出発原料は、市販されるか、または既知の材料から標準法により即座に調製される。式(I)または(II)で示される化合物は、市販の出発原料および試薬を使用することにより有機合成の技術分野の熟練者に公知の標準的な有機化学方法論および精製を通して合成されてもよい。
他に示されない限り、全ての反応を、ドライアルゴン(dry argon)の陽圧下で実施した。分析的薄層クロマトグラフィー(TLC)は、ANALTECH0.15mmシリカゲル60−GF254プレート上で実施した。視覚化は、UV光への暴露、ヨウ素への暴露、またはエタノール性リンモリブデン酸溶液への浸漬と、続く加熱により成就した。抽出のための溶媒は、HPLCまたはACSグレードであった。フラッシュクロマトグラフィーは、示された溶媒系と共にDYNAMIC ADSORBENTSシリカゲル60A(32〜63μ、230〜400メッシュ)を用いて実施した。NMRスペクトルは、JEOL ECS−400 NMR分光計で回収した。H NMRスペクトルは、δスケールでテトラメチルシラン(TMS)からppmで報告した。データは、以下の通り報告した:化学シフト、多重度(s=一重線、d=二重線、t=三重線、q=四重線、quint=五重線など;m=多重線、重複した多重線が分解されない場合にはcomplex multipletsが用いられる、b=幅広、obs=不明瞭、ABq=AB四重線、非一次効果によりスピン系が歪んだ場合には「apparent」(例えば、apparent t)が用いられる、カップリング定数(Hz)、および適宜、帰属または相対的積分(relative integration)。13C NMRスペクトルは、中央の重水素化溶媒ピークからppmで報告した(多重度は計測の際に示される)。あいまいさが解明されなければ、グループ化されたシフトが提供される。LCMSは、Thermo Scientific HYPERSIL GOLD(C18、4.6×150mm、5ミクロン)カラムおよびアセトニトリル−水(0.05%トリフルオロ酢酸)勾配を用いて、WATERS ALLIANCE−SQ 3100システムで実施した。
以下の略語が本明細書で用いられる:ACN=アセトニトリル;CHCl=ジクロロメタン;DCC=N,N−ジシクロヘキシルカルボジイミド;DIAD=ジイソプロピルアゾジカルボキシラート;DMF=ジメチルホルムアミド;DMSO=ジメチルスルホキシド;EDC=N’−エチルカルボジイミド塩酸塩;HCl=塩酸;HOBt・HO=1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物;HRMS=高分解能質量分析法;Hz=ヘルツ;LCMS=液体クロマトグラフィー質量分析法;LiAlH=水素化リチウムアルミニウム;MeOH=メタノール;NaSO=硫酸ナトリウム;TEA=トリエチルアミン;TFA=トリフルオロ酢酸;THF=テトラヒドロフラン;Trt−Cl=トリチルクロリド;Pd/C=パラジウム/炭素;PPh=トリフェニルホスフィン;ppm=パートパーミリオン;およびSiO=二酸化ケイ素。
実施例1:3,4,5−三置換−1,2,4−トリアゾールの合成
(E)−メチル 3−(1H−イミダゾール−4−イル)アクリラート塩酸(2)の合成
Figure 2020519644
ウロカニン酸 1(25.0g、181mmol)をMeOH(700mL)に懸濁させ、4N HCl/ジオキサン(118mL)で処理した。得られた混合物を室温で一晩撹拌した。反応物の濃縮により、34.0g(100%収率)の化合物2を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.17 (s, 1H), 8.01 (s, 1H), 7.54 (d, J = 16.0 Hz, 1H), 6.81 (d J = 16.0 Hz, 1H), 3.69 (s, 3H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で5−95%アセトニトリル)、保持時間=4.77分間、ESI m/z = 153, [M+H]+
メチル 3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロパノアート塩酸(3)の合成
Figure 2020519644
(E)−メチル 3−(1H−イミダゾール−4−イル)アクリラート塩酸(2)(29.4g、156mmol)を、アルゴン充填グローブボックス内でMeOH(700mL)に溶解した。この溶液に、5% Pd/C(4g)を添加した。この混合物をグローブボックスから取り出し、Hガスのバルーンに取り付けた。混合物を室温で48時間撹拌した。この時間の間、定期的にバルーンにHを充填した。反応が完了したら(LCMS分析による判断)、混合物をアルゴンでバージし、CELITEのパッドで濾過した。濾液の濃縮により、28.9g(98%収率)の化合物3を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.94 (s, 1H), 7.37 (s, 1H), 3.57 (s, 3H), 2.87 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 2.71 (t, J = 7.30 Hz, 2H) 。13C (100 MHz, DMSO-d6) δ 172.58 (s), 133.92 (d), 132.55 (s), 116.13 (d), 52.08(q), 32.42 (t), 20.01 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で5−95%アセトニトリル)、保持時間=3.67分間、ESI m/z = 155, [M+H]+
メチル 3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロパノアート(4)の合成
Figure 2020519644
メチル 3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロパノアート塩酸(3)(15.0g、78.7mmol)をCHCl(400mL)に溶解し、トリメチルアミン(23.0mL、165mmol)で処理した。この撹拌混合物に、CHCl(200mL)中のトリフェニルメチルクロリド(21.9g、78.7mmol)の溶液を滴加した。室温で16時間撹拌した後、混合物を分離漏斗に移し、水で洗浄した(250mLで2回)。有機層を乾燥させ(NaSO)、濾過して濃縮した。残渣をメタノール−水から再結晶化させて、24.1g(77%収率)の化合物4を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CHCl3) δ 7.30-7.34 (complex mutiplets, 10H), 7.08 - 7.13 (m, 5H), 6.53 (s, 1H), 3.60 (s, 3H), 2.86 (t, J = 7.80 Hz, 2H), 2.64 (t, J = 7.30 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, CHCl3) δ 173.70 (s), 142.51 (s), 139.97 (d), 138.46 (s), 129.86 (d), 128.08 (d), 118.18 (d), 75.61 (s), 51.61 (q), 33.97 (t), 23.93 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.78分間、ESI m/z = 397, [M+H]+
3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロパン−1−オール(5)の合成

Figure 2020519644
氷塩浴(ice−salt bath)中で冷却されたTHF(300mL)中のメチル 3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロパノアート(4)(56.6g、143mmol)の溶液に、LiAlH(THF中の2.4M溶液100mL、240mmol)を、5℃未満の温度を維持する速度で滴加した。反応物を0〜5℃で添加後10分間撹拌し、室温まで昇温させて(約1時間)、1時間加熱還流した。その後、混合物を0〜5℃に冷却し、0.5N NaOH(20mL)の滴加により注意深くクエンチした。その後、混合物を濾過して、固体をCHClで洗浄した。濾液を濃縮して、41.2g(78%収率)の化合物5を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CHCl3) δ 7.37 (d, J = 1.40 Hz, 1H), 7.31 - 7.34 (m, 10H), 7.09 - 7.14 (m, 5H), 6.54 (s, 1H), 3.72 (t, J = 6.00 Hz, 2H), 2.68 (t, J = 6.90 Hz, 2H), 1.85 (quint., J = 6.8 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, CHCl3) δ 142.92 (s), 141.57 (d), 138.10 (s), 129.72 (d), 128.69 (d), 128.46 (d), 117.85 (d), 74.84 (s), 60.79 (t), 32.75 (t), 24.96 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=2.97分間、ESI m/z = 369, [M+H]+.
2−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオン(6)の合成
Figure 2020519644
THF(200mL)中の3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロパン−1−オール(5)(11.0g、29.9mmol)の溶液に、フタルイミド(6.51g、44.2mmol)およびトリフェニルホスフィン(11.7g、44.6mmol)を添加した。得られた混合物を0〜5℃に冷却し、THF(50mL)中のジイソプロピルアゾジカルボキシラート(12.6mL、63.8mmol)の溶液で、2.5時間かけて滴加して処理した。反応物を16時間撹拌して、室温まで昇温させた。この固体生成物を濾過して、低温THF(100mL)で洗浄した。この固体を高温ACN(約500mL)と共に研和して濾過し、13.1g(88%収率)の化合物6を白色微粉末として与えた:1H NMR (400 MHz, CHCl3) δ 7.80 (ddd, J = 8.20, 5.00, 1.40 Hz, 2H), 7.68 (ddd, J = 8.20, 5.00, 1.40 Hz, 2H), 7.36 (d, J = 0.90 Hz, 1H), 7.29 - 7.33 (m, 10H), 7.09 - 7.14 (m, 5H), 6.57 (s, 1H), 3.71 (t, J = 6.90 Hz, 2HH), 2.60 (t, J = 7.40 Hz, 2H), 1.99 (quint., J = 7.30 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.35分間、ESI m/z = 498, [M+H]+
3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロパン−1−アミン(7)の合成
Figure 2020519644
エタノール(500mL)中の2−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオン(6)(10.2g、20.6mmol)の懸濁液を、ヒドラジン水和物(98%を8.00mL、162mmol)で処理し、5時間加熱還流した。反応混合物を放冷して、一晩撹拌した。混合物を濾過して、沈殿したフタルヒドラジドを除去し、CHCl(400mL)と共に5時間研和した。濾過して残留するフタルヒドラジドを除去し、濾液を濃縮して、7.66g(100%収率)の純粋なアミン7をオフホワイト色の泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, CHCl3) δ 7.29 - 7.32 (m, 10H), 7.09 - 7.13 (m, 6H), 6.51 (s, 1H), 2.73 (t, J = 6.90 Hz, 2H), 2.57 (t, J = 7.80 Hz, 2H), 2.41 (bs, 2H), 1.77 (quint., J = 6.90 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, CHCl3) δ 142.60 (s), 141.23 (d), 138.37 (s), 129.86 (d), 128.08 (d), 117.92 (s), 75.17 (s), 41.67 (t), 32.77 (t), 25.88 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で25−95%アセトニトリル)、保持時間=5.75分間、ESI m/z = 368, [M+H]+
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンアミド(9)の合成
Figure 2020519644
DMF(80mL)中の3−(1H−インドール−3−イル)プロパン酸(8)(5.66g、29.9mmol)の溶液に、EDC・HCl(8.60g、44.9mmol)およびHOBt・HO(5.70g、37.2mmol)を添加した。得られた混合物を室温で45分間撹拌した。DMF(80mL)およびTEA(6.00mL、43.0mmol)中のアミン7(11.0g、29.9mmol)の溶液を添加して、反応物を室温で16時間撹拌した。混合物を、大きなビーカー内で水(500mL)に注ぎ、室温で30分間撹拌した。この固体を濾過により回収した。ACNから再結晶化させて、11.8g(73%収率)の純粋なアミド9を与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.70 (bs, 1H), 7.78 (t, J = 5.50 Hz, 1H), 7.46 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.31 - 7.38 (complex multiplets, 9H), 7.25 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.20 (s, 1H), 7.02 - 7.05 (m, 7H), 6.99 (t, J = 8.20 Hz, 1H), 6.56 (s, 1H), 2.99 (q, J = 5.9 Hz, 2H), 2.85 (t, J = 7.70 Hz, 2H), 2.34 - 2.38 (m, 4H), 1.58 (quint., J = 7.40 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 172.20 (s), 142.90 (s), 141.17 (d), 138.14 (s), 136.71 (s), 129.72 (d), 128.71 (d), 128.47 (d), 127.54 (s), 122.57 (d), 121.36 (d), 118.87 (d), 118.60 (d), 118.11 (d), 114.3 (s), 111.78 (d), 74.85 (s), 38.58 (t), 36.89 (t), 29.37 (t), 25.79 (t), 21.61 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=4.87分間、ESI m/z = 539, [M+H]+
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)の合成
Figure 2020519644
THF(100mL)中の3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンアミド (9)(6.46g、12.0mmol)とローソン試薬(3.15g、7.80mmol)との混合物を、65℃まで4時間加熱した。反応物を冷却濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO、10/1 CHCl/MeOH)により精製して、3.34g(50%収率)のチオアミド10を黄褐色泡状物として与えた:H NMR(400 MHz, DMSO−d)は、ローソン試薬と共に出発アミンの分離不能なイミドチオホスファート(imidothioic phosphate)中間添加物を少量含有する(ESI m/z = 741, [M+H]+); 所望のチオアミド成分:δ 10.73 (bs, 1H), 9.96 (t, J = 5.10 Hz, 1H), 7.50 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.34 - 7.40 (complex multiplets, 10H), 7.26 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.05 - 7.09 (m, 6H), 6.99 (t, J = 7.70 Hz, 1H), 6.90 (t, J = 7.70 Hz, 1H), 3.43 (apparent q, J = 6.00 Hz, 2H), 3.02 (apparent t, J = 7.80 Hz, 2H), 2.82 (apparent t, J = 7.75 Hz, 2H), 2.42 (t, J = 6.80 Hz, 2H), 1.76 (quint, J = 7.30 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 203.79 (s), 142.45 (s), 137.93 (s), 136.70 (d), 129.74 (d), 128.83 (d), 128.63 (d), 127.54 (s), 122.75 (d), 121.41 (d), 118.91 (d), 118.64 (d), 113.86 (s), 111.83 (s), 75.53 (s), 46.51 (t), 45.22 (t), 27.15 (t), 25.67 (t), 25.02 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.85分間、ESI m/z = 555, [M+H]+
3−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)プロパン酸(12)の合成
Figure 2020519644
アセトン(70mL)中の3−(1H−インドール−3−イル)プロパン酸(8)(3.00g、15.9mmol)の溶液に、0℃のヨウ化メチル(5.00mL、80.3mmol)およびKOH(5.30g、94.4mmol)を添加した。反応物を4時間撹拌して、溶媒を蒸発させた。残渣をHO(100mL)に溶解して、KOH(4.50g、80.2mmol)で処理した。得られた混合物を2時間還流して、0℃に冷却し、6N HClで約pH1まで酸性化した。生成物を濾過により単離して、へプタン(約100mL)で洗浄し、3.20g(99%収率)の化合物12を黄色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.06 (bs, 1H), 7.48 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.33 (d, J = 8.20 Hz, 1 H), 7.09 (t, J = 8.20 Hz, 1H), 7.05 (s, 1H), 6.96 (t, J = 7.80 Hz, 1H), 3.68 (s, 3H), 2.87 (t, J = 7.80 Hz, 2H), 2.53 (t, J = 7.40 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 174.68, 137.13, 127.75, 127.23, 121.59, 118.85, 113.26, 110.06, 35.11, 32.75, 20.66。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.50分間、ESI m/z = 204, [M+H]+
3−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンアミド(13)の合成
Figure 2020519644
DMF(30mL)中の3−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)プロパン酸(12)(503mg、2.47mmol)の溶液に、EDC・HCl(592mg、3.09mmol)およびHOBt・HO(476mg、3.09mmol)を添加した。得られた混合物を室温で45分間撹拌した。DMF(20mL)およびTEA(700μL、5.00mmol)中のアミン7(908mg、2.47mmol)の溶液を添加して、反応物を室温で16時間撹拌した。DMFを蒸発させて、残渣をCHCl(150mL)および水(150mL)に分配させた。層を分離して、有機溶液を飽和NaHCO(150mL)およびブライン(150mL)で洗浄した。その後、有機層を乾燥させ(NaSO)、濾過して濃縮し、650mg(48%収率)の化合物13を黄褐色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.54 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.30 - 7.34 (complex multiplets, 10H), 7.28 (d, J = 4.50 Hz, 1 H), 7.22 - 7.25 (m, 1H), 7.17 (dt, J = 6.80, 0.90 Hz, 1H), 7.08 - 7.11 (m, 5H), 7.02 (dt, J = 6.90, 0.90 Hz, 1H), 6.83 (s, 1H), 6.47 (s, 1H), 6.25 (bt, J = 4.60 Hz, 1H), 3.66 (t, 3H), 3.22 (apparent q, J ~ 6.00 Hz, 2H), 3.07 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 2.51 (t, J = 7.80 Hz, 2H), 2.44 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 1.72 (quint, J = 6.80 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, CDCl3) δ 172.85, 142.40, 140.61, 138.17, 137.05, 129.81, 128.15, 128.01, 126.57, 121.57, 118.93, 118.76, 118.25, 113.72, 109.24, 75.36, 39.11, 37.75, 32.63, 28.55, 25.46, 21.45。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=6.40分間、ESI m/z = 553, [M+H]+
3−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパン−チオアミド(14)の合成
Figure 2020519644
THF(30mL)中の3−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンアミド(13)(トルエンとの同時蒸発により共沸乾燥させた、620mg、1.12mmol)およびローソン試薬(295mg、0.73mmol)の溶液を、65℃まで4時間加熱した。得られた混合物を室温まで放冷し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO、40:1から20:1 CHCl/MeOH)による精製で、470mg(78%収率)の化合物14を黄色泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (bt, J ~ 5.00 Hz, 1H), 7.51 (d, J = 8.20 Hz, 1H), 7.30 - 7.39 (complex multiplets, 10H), 7.27 (t, J = 8.20 Hz, 1H), 7.02 - 7.06 (m, 7H), 6.93 (t, J = 7.30 Hz, 1H), 6.60 (s, 1H), 3.62 (s, 3H), 3.42 (apparent q, J ~ 6.20 Hz, 2H), 3.01 (t, J = 7.40 Hz, 2H), 2.79 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 2.36 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 1.73 (quint, J = 7.30 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 203.59, 142.71, 140.29, 138.09, 137.08, 129.73, 128.77, 128.53, 127.85, 127.25, 121.53, 119.16, 118.73, 118.39, 113.15, 109.98, 75.13, 46.56, 45.33, 40.69, 32.70, 27.27, 25.45。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=6.40分間、ESI m/z = 569, [M+H]+
tert−ブチル(2−(3−(1H−インドール−3−イル)プロパンアミド)エチル)カルバマート(16)の合成
Figure 2020519644
DMF(80mL)中の3−(1H−インドール−3−イル)プロパン酸(8)(3.00g、15.9mmol)の溶液に、EDC・HCl(4.56g、23.8mmol)およびHOBt・HO(3.64g、23.8mmol)を添加した。得られた混合物を室温で30分間撹拌した。DMF(20mL)およびTEA(3.50mL、25.1mmol)中のアミン15(3.00g、18.7mmol)の溶液を添加して、反応物を室温で16時間撹拌した。DMFを蒸発させて、残渣をEtOAc(150mL)および水(150mL)に分配させた。層を分離して。有機溶液を1N NaHSO(150mL)、飽和NaHCO(150mL)およびブライン(150mL)で洗浄した。その後、有機層を乾燥させ(NaSO)、濾過して濃縮し、5.12g(97%収率)の化合物16を白色泡状物として与えた。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=2.87分間、ESI m/z = 332, [M+H]+
tert−ブチル(2−(3−(1H−インドール−3−イル)プロパンチオアミド)エチル)カルバマート(17)の合成
Figure 2020519644
THF(50mL)中のtert−ブチル(2−(3−(1H−インドール−3−イル)プロパンアミド)エチル)カルバマート(16)(トルエンとの同時蒸発により共沸乾燥させた、4.74g、14.3mmol)およびローソン試薬(3.18g、7.86mmol)の溶液を、65℃まで4時間加熱した。得られた混合物を室温まで放冷し、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO、3:1 ヘキサン/EtOAcから1:1)による精製で、3.86g(78%収率)の化合物17を赤橙色泡状物として与えた。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.45分間、ESI m/z = 348, [M+H]+
tert−ブチル(4−(3−(1H−インドール−3−イル)プロパンアミド)ブチル)カルバマート(19)の合成
Figure 2020519644
DMF(40mL)中の3−(1H−インドール−3−イル)プロパン酸(8)(1.00g、5.29mmol)の溶液に、EDC・HCl(1.52g、7.93mmol)およびHOBt・HO(1.21g、7.93mmol)を添加した。得られた混合物を室温で30分間撹拌した。DMF(10mL)およびTEA(1.50mL、10.8mmol)中のアミン18(1.10g、5.82mmol)の溶液を添加して、反応物を室温で16時間撹拌した。DMFを蒸発させて、残渣をEtOAc(150mL)および水(150mL)に分配させた。層を分離して、有機溶液を1N NaHSO(150mL)、飽和NaHCO(150mL)およびブライン(150mL)で洗浄した。その後、有機層を乾燥させ(NaSO)、濾過して濃縮し、1.90g(100%収率)の化合物19を白色泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.59 (bs, 1H0, 7.59 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.36 (d, J = 8.20 Hz, 1H), 7.17 (t, J = 7.30 Hz, 1H), 7.09 (t, J = 7.20 Hz, 1H), 6.99 (d, J = 1.40 Hz, 1H),5.47 (bs, 1H), 4.59 (bs, 1H), 3.09 - 3.13 (m, 4H), 2.97 - 3.02 (m, 2H), 2.54 (t, J = 6.90 Hz, 2H), 1.45 9s, 9H), 1.17 - 1.31 (complex multiplets, 4H)。13C NMR (100 MHz, CDCl3) δ 173.05, 156.39, 136.51, 127.09, 122.33, 121.98, 118.71, 114.53, 111.47, 79.51, 40.30, 39.12, 37.60, 28.57, 27.69, 26.79, 21.68。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で40−95%アセトニトリル)、保持時間=3.83分間、ESI m/z = 360, [M+H]+
tert−ブチル(4−(3−(1H−インドール−3−イル)プロパンチオアミド)ブチル)カルバマート(20)の合成

Figure 2020519644
THF(50mL)中のtert−ブチル(4−(3−(1H−インドール−3−イル)プロパンアミド)ブチル)カルバマート(19)(トルエンとの同時蒸発により共沸乾燥させた、654mg、1.82mmol)およびローソン試薬(404mg、1.00mmol)の溶液を、65℃まで1時間加熱した。得られた混合物を室温まで放冷して、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO、1:1 ヘキサン/EtOAc)による精製で、471mg(69%収率)の化合物20を黄色泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.58 (bs, 1H), 7.61 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.39 (d, J = 8.30 Hz, 1H), 7.32 (bs, 1H), 7.18 (dt, J = 7.10, 0.90 Hz, 1H), 7.10 (dt, J = 7.80, 0.90 Hz, 1H), 7.01 (s, 1H), 4.56 (bs, 1H), 3.46 (apparent q, J = 5.95 Hz, 2H), 3.25 (t, J = 6.90 Hz, 2H), 3.02 (t, J = 6.90 Hz, 2H), 2.95 (bt, J ~ 6.40 Hz, 1H), 1.46 (s, 9H), 1.27 - 1.34 (m, 2H), 1.10 - 1.18 (m, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で40−95%アセトニトリル)、保持時間=5.78分間、ESI m/z = 376, [M+H]+
tert−ブチル(5−(3−(1H−インドール−3−イル)プロパンアミド)ペンチル)カルバマート(22)の合成
Figure 2020519644
DMF(30mL)中の3−(1H−インドール−3−イル)プロパン酸(8)(1.00g、5.29mmol)の溶液に、EDC・HCl(1.52g、7.93mmol)およびHOBt・H2O(1.21g、7.93mmol)を添加した。得られた混合物を室温で30分間撹拌した。DMF(10mL)およびTEA(2.00mL,14.3mmol)中のアミン21(1.18g、5.82mmol)の溶液を添加して、反応物を室温で16時間撹拌した。DMFを蒸発させて、残渣をEtOAc(150mL)および水(150mL)に分配させた。層を分離して、有機溶液を1N NaHSO(150mL)、飽和NaHCO(150mL)およびブライン(150mL)で洗浄した。その後、有機層を乾燥させ(NaSO)、濾過して濃縮し、1.99g(100%収率)の化合物22を黄褐色泡状物と質として与えた:1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.06 (bs, 1H), 7.58 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.38 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.17 (dt, J = 6.90, 1.00 Hz, 1H), 7.09 (dt, J = 7.80, 0.90 Hz, 1H), 7.00 (d, J = 2.30 Hz, 1H), 5.34 (bs, 1H), 4.62 (bs, 1H), 3.07 - 3.13 (m, 4H), 3.02 (apparent q, J ~ 6.75 Hz, 2H), 2.54 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 1.46 (s, 9H), 1.33 (quint, J = 7.30 Hz, 2H), 1.20 - 1.26 (m, 2H), 0.93 - 1.01 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, CDCl3) δ 173.05, 156.49, 136.67, 127.02, 122.42, 121.86, 119.17, 118.60, 114.21, 111.57, 79.57, 40.50, 39.16, 37.59, 30.05, 29.15, 28.55, 23.70, 21.72。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で40−95%アセトニトリル)、保持時間=4.12分間、ESI m/z = 374, [M+H]+
tert−ブチル(5−(3−(1H−インドール−3−イル)プロパンチオアミド)ペンチル)カルバマート(23)の合成
Figure 2020519644
THF(50mL)中のtert−ブチル(5−(3−(1H−インドール−3−イル)プロパンアミド)ペンチル)カルバマート(22)(トルエンとの同時蒸発により共沸乾燥させた、1.99g、5.33mmol)およびローソン試薬(1.19g、2.93mmol)の溶液を、65℃まで1時間加熱した。得られた混合物を室温まで放冷して濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO、1:1 ヘキサン/EtOAc)による精製で、1.20g(58%収率)の化合物23を黄色泡状物として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で40−95%アセトニトリル)、保持時間=6.17分間、ESI m/z = 390, [M+H]+
(R)−tert−ブチル (3−(1H−インドール−3−イル)−1−オキソ−1−((3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−アミノ)プロパン−2−イル)カルバマート(25)の合成
Figure 2020519644
DMF(50mL)中のN−Boc−D−トリプトファン(597mg、1.96mmol、Chem−Impex Internationalから購入、Cat. #01387)(24)の溶液に、EDC・HCl(470mg、2.45mmol)およびHOBt・HO(375mg、2.45mmol)を添加した。得られた混合物を室温で30分間撹拌した。DMF(30mL)およびTEA(400μL、2.87mmol)中のアミン7(721mg、1.96mmol)の溶液を添加して、反応物を室温で16時間撹拌した。DMFを蒸発させて、残渣をEtOAc(75mL)および水(75mL)に分配させた。層を分離して、有機溶液を1N NaHSO(75mL)、飽和NaHCO(75mL)およびブライン(75mL)で洗浄した。その後、有機層を乾燥させ(NaSO)、濾過して濃縮し、1.02g(80%収率)の化合物25を黄褐色固体として与えた:1H NMR (400 MHz DMSO-d6) δ 10.75 (bs, 1H), 7.84 (t, J = 6.00 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 8.30 Hz, 1H), 7.32 - 7.39 (complex m, 10H), 7.27 - 7.27 (m, 2H), 7.20 (d, J = 0.90 Hz, 1H), 7.03 - 7.06 (m, 3H), 6.97 (t, J = 7.30 Hz, 1H), 6.89 (t, J = 6.80 Hz, 1H), 6.69 (d, J = 8.20 Hz, 1H), 6.54 (s, 1H), 4.08 (dt, J = 8.70, 5.00 Hz, 1H), 2.95 - 3.02 (m, 3H), 2.80 -2.86 (m, 1H), 2.33 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 1.56 (quint, J = 7.30 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.88分間、ESI m/z = 654, [M+H]+
(R)−tert−ブチル(3−(1H−インドール−3−イル)−1−チオキソ−1−((3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)アミノ)プロパン−2−イル)カルバマート(26)の合成
Figure 2020519644
THF(40mL)中の(R)−tert−ブチル(3−(1H−インドール−3−イル)−1−オキソ−1−((3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−アミノ)プロパン−2−イル)カルバマート(25)(トルエンとの同時蒸発により共沸乾燥させた、450mg、0.69mmol)およびローソン試薬(240mg、0.59mmol)の溶液を、65℃まで4時間加熱した。得られた混合物を室温まで放冷して、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO、1:1 ヘキサン/EtOAc)による精製で、289mg(58%収率)の化合物26を橙褐色泡状物として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=6.81分間、ESI m/z = 670, [M+H]+
一般的手順1A:Boc−保護ヒドラジド

Figure 2020519644
DMF(50mL)中の該カルボン酸(1.00mmol)と、EDC・HCl(1.25当量)と、HOBt・HO(1.25当量)との混合物を、室温で30分間撹拌した。得られた混合物をtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(1.25当量)およびTEA(5mL)で処理して、16時間撹拌した。溶媒を蒸発させて、残渣をEtOAc(150mL)および1N NaSO(150mL)に分配させた。層を分離して、有機層をHO(150mL)、飽和NaHCO(150mL)およびブライン(150mL)で洗浄した。有機層を乾燥させ(無水NaSO)、濾過して濃縮した。
tert−ブチル2−(2−(4−クロロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28a)の合成
Figure 2020519644
2−(4−クロロフェニル)酢酸(27a)(3.00g、17.6mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(2.91g、22.0mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、4.91g(98%収率)の化合物28aを白色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.79 (bs, 1H), 8.75 (bs, 1H), 7.33 (d, J = 8.70 Hz, 2H), 7.25 (d, J = 8.70 Hz, 2H), 3.30 (s, 2H), 1.34 (s, 9H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.65分間、ESI m/z = 285, [M+H]+
tert−ブチル 2−(2−(3−クロロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28b)の合成
Figure 2020519644
2−(3−クロロフェニル)酢酸(27b)(3.17g、18.6mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(3.07g、23.3mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、5.25g(99%収率)の化合物28bを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.81 (bs, 1H), 7.24 (m, 2H), 7.17 - 7.19 (m, 1H), 6.64 (bs, 1H), 3.55 (s, 2H), 1.43 (s, 9H)。13C NMR (100 MHz, CDCl3) δ 169.71 (s), 155.60 (s) 135.75 (s), 134.72 (s), 130.23 (d), 129.55 (d), 127.77 (d), 127.63 (d), 82.21 (s), 40.84 (t), 28.20 (q)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.73分間、ESI m/z = 285, [M+H]+ m/z = 569 [2M + H]+。
tert−ブチル 2−(2−(2−クロロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28c)の合成
Figure 2020519644
2−(2−クロロフェニル)酢酸(27c)(3.01g、17.6mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(2.91g、22.1mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、2.30g(46%収率)の化合物28cを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.78 (bs, 1H), 8.77 (bs, 1H), 7.36 - 7.39 (m, 2H), 7.22 - 7.27 (m, 2H), 3.53 (s, 2H), 1.35 (s, 9H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 169.17 (s), 155.74 (s), 134 (s), 132.31 (d), 129.49 (d), 129.05 (d), 127.53 (d), 127.45 (s), 79.60 (s), 38.03 (t), 28.57 (q)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.30分間、ESI m/z = 285, [M+H]+ m/z = 569 [2M + H]+。
tert−ブチル 2−(2−(4−メトキシフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28d)の合成
Figure 2020519644
2−(4−メトキシフェニル)酢酸(27d)(3.00g、18.0mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(2.98g、22.5mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、4.97g(98%収率)の化合物28dを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.70 (bs, 1H), 8.70 (bs, 1H), 7.14 (d, J = 8.70 Hz, 2H), 6.82 (d, J = 8.70 Hz, 2H), 3.68 (s, 3H), 3.29 (s, 2H), 1.35 (s, 9H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 171.07, 158.89, 155.76, 130.51, 126.00, 114.34, 81.83, 55.03, 40.39, 28.21。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で40−95%アセトニトリル)、保持時間=3.88分間、ESI m/z = 281, [M+H]+, m/z = 561 [2M + H]+。
tert−ブチル 2−(2−(3−メトキシフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28e)の合成
Figure 2020519644
2−(3−メトキシフェニル)酢酸(27e)(2.43g、14.6mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(2.41g、18.3mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、4.16g(100%収率)の化合物28eを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.40 (bs, 1H), 7.25 (t, J = 8.3 Hz, 1H), 6.81 - 6.87 (m, 3H), 6.51 (bs, 1H), 3.79 (s, 3H), 3.58 (s, 2H), 1.43 (s, 9H)。13C NMR (100 MHz, CDCl3) δ 170.24 (s), 160.06 (s), 155.39 (s), 135.10 (s), 130.17 (d), 121.74 (d), 115.00 (d), 113.28 (d), 82.00 (s), 55.33 (q), 41.71 (t), 28.19 (q)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で40−95%アセトニトリル)、保持時間=4.13分間、ESI m/z = 281, [M+H]+, m/z = 561 [2M + H]+。
tert−ブチル 2−(2−(2−メトキシフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28f)の合成
Figure 2020519644
2−(2−メトキシフェニル)酢酸(27f)(3.00g、18.0mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(2.98g、22.5mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、4.62g(91%収率)の化合物28fを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CDCl3) 回転異性体が観察された, δ 7.52 (bd, J ~ 2.80 Hz, 1H), 7.24 - 7.29 (m, 2H), 6.93 (dt, J = 7.70, 1.30 Hz, 1H), 6.90 (d, J = 8.20 Hz, 1H)。13C NMR (100 MHz, CDCl3) 回転異性体が観察された, δ 170.53, 157.09, 155.30, 131.35, 129.14, 122.50, 121.27, 110.86, 81.74, 55.69, 36.74, 28.16。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.07分間、ESI m/z = 281, [M+H]+, m/z = 561 [2M + H]+。
tert−ブチル 2−(2−(3−フルオロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28g)の合成
Figure 2020519644
2−(3−フルオロフェニル)酢酸(27g)(3.07g、19.9mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(3.29g、24.9mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、5.14g(96%収率)の化合物28gを白色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.81 (bs, 1H), 8.77 (bs, 1H), 7.31 (apparent q, JH,F ~ 6.90, JH,H ~ 6.90 Hz, 1H), 7.01 - 7.08 (m, 3H), 3.41 (s, 2H), 1.35 (s, 9H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=2.98分間、ESI m/z = 269, [M+H]+, m/z = 537 [2M + H]+。
tert−ブチル 2−(2−(3−ブロモフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28h)の合成
Figure 2020519644
2−(3−ブロモフェニル)酢酸(27h)(5.00g、23.2mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(3.84g、29.0mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、7.14g(97%収率)の化合物28hを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.71 (bs, 1H), 7.45 (bs, 1H), 7.40 (d, J = 6.00 Hz, 1H), 7.17 - 7.23 (m, 2H), 6.60 (bs, 1H), 3.55 (s, 2H), 1.44 (s, 9H)。13C NMR (100 MHz, CDCl3) δ 169.68, 155.56, 136.00, 132.43, 130.73, 130.54, 128.10, 122.95, 82.23, 40.83, 28.21。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.97分間、ESI m/z = 329, [M+H]+, m/z = 657 [2M + H]+。
tert−ブチル 2−(2−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28i)の合成
Figure 2020519644
2−(3−ブロモフェニル)酢酸(27i)(3.00g、14.7mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(1.94g、14.7mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、4.52g(97%収率)の化合物28iを白色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.01 (bs, 1H), 7.49 - 7.54 (m, 3H), 7.41 - 7.45 (m, 1H), 3.61 (s, 2H), 1.43 (s, 9H)。13C NMR (100 MHz, CDCl3) δ 169.64, 155.65, 134.81, 132.82, 131.18 (q, JC,F = 32.6 Hz), 129.39, 126.15 (q, JC,F = 3.80 Hz), 124.38 (q, JC,F = 3.90 Hz), 124.00 (q, JC,F = 272.2 Hz), 82.30, 40.78, 28.16。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=4.43分間、ESI m/z = 319, [M+H]+, m/z = 637 [2M + H]+。
tert−ブチル 2−(2−(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28j)の合成
Figure 2020519644
2−(3,5−ジフルオロフェニル)酢酸(27j)(3.00g、17.4mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(2.88g、21.8mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、3.05g(61%収率)の化合物28jを白色固体として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.45分間、ESI m/z = 287, [M+H]+, m/z = 573 [2M + H]+。
tert−ブチル 2−(2−(3,5−ジクロロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28k)の合成

Figure 2020519644
2−(3,5−ジクロロフェニル)酢酸(27k)(5.06g、24.7mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(3.26g、24.7mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、6.81g(86%収率)の化合物28kを白色固体として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=4.90分間、ESI m/z = 319, [M+H]+, m/z = 639, [2M + H]+。
tert−ブチル 2−(2−(3,4−ジクロロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28l)の合成
Figure 2020519644
2−(3,4−ジクロロフェニル)酢酸(27l)(2.43g、11.9mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(1.97g、14.9mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、3.61g(95%収率)の化合物28lを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.95 (bs, 1H), 7.39 (d, J = 2.30 Hz, 1H), 7.38 (d, J = 8.30 Hz, 1H), 7.14 (dd, J = 8.30, 2.30 Hz, 1H), 6.67 (bs, 1H), 3.51 (s, 2H), 1.44 (s, 9H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で40−95%アセトニトリル)、保持時間=2.10分間、ESI m/z = 319, [M+H]+
tert−ブチル 2−(2−([1,1’−ビフェニル]−4−イル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(AH.2.182)の合成
Figure 2020519644
2−([1,1’−ビフェニル]−4−イル)酢酸(27m)(3.00g、14.1mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(3.39g、17.7mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、3.96g(86%収率)の化合物28mを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.80 (bs, 1H), 8.72 (bs, 1H), 7.55 - 7.62 (m, 4H), 7.41 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 7.31 - 7.34 (m, 3H), 3.42 (s, 2H), 1.35 (s, 9H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 170.16, 155.79, 140.49, 138.95, 135.44, 130.16, 129.44, 127.83, 127.08, 127.05, 79.62, 28.57。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.23分間、ESI m/z = 327, [M+H]+, 653 [2M + H]+。
一般的手順1B:ヒドラジド遊離塩基の合成
Figure 2020519644
CHCl中のBoc−ヒドラジド(1.00mmol)に、4N HCl/ジオキサン(10mL)を添加して、反応物を室温で撹拌した。1.5時間後に、白色沈殿物が形成した。沈殿したHCl塩を濾過し、CHClで洗浄して、高真空下で乾燥させた。その塩(1.00mmol)をCHCl(75mL)に懸濁させるか、またはメタノール(またはメタノール/水)に溶解し、TEA(6mL)で処理した。得られた混合物を室温で30分間撹拌し、分離漏斗に移して、さらなるCHCl(75mL)および水(150mL)に分配させた。層を分離して、有機溶液を乾燥させ(無水NaSO)、濾過して濃縮した。この化合物を、さらなる精製を行わずに次のステップで用いた。
2−(4−クロロフェニル)酢酸ヒドラジド(29a)の合成
Figure 2020519644
tert−ブチル2−(2−(4−クロロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28a)(4.90g、17.2mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、3.18g(84%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、そのHCl塩を860mg(32%収率)の遊離塩基29a(2段階で27%)に変換して、白色固体として単離した:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=2.08分間、ESI m/z = 185, [M+H]+
2−(3−クロロフェニル)酢酸ヒドラジド(29b)の合成
Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−(3−クロロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28b)(5.00g、17.6mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、3.02g(78%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、そのHCl塩を1.73g(69%収率)の遊離塩基29b(2段階で54%)に変換して、白色固体として単離した: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.20 (bs, 1H), 7.23 - 7.30 (complex m, 3H), 1.15 - 7.18 (complex m, 1H), 4.20 (bs, 2H), 3.32 (s, 2H)。13C NMR (100 MHz, CDCl3) δ 171.00 (s), 135.92 (s), 134.83 (s), 130.30 (d), 129.52 (d), 127.82 (d), 127.60 (d), 41.4 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.95分間、ESI m/z = 185, [M+H]+, m/z = 369, [2M + H]+; m/z = 391, [2M + Na]+
2−(2−クロロフェニル)酢酸ヒドラジド(29c)の合成
Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−(2−クロロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28c)(2.10g、7.37mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、1.63g(100%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、そのHCl塩(1.23g、5.56mmol)を830mg(81%収率)の遊離塩基29c(2段階で81%) に変換して、白色固体として単離した: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.17 (bs, 1H), 7.31 - 7.38 (complex m, 2H), 7.20 - 7.26 (complex m, 2 H), 4.20 (bs, 2H), 3.47 (s, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 168.95 (s), 134.54 (s), 133.94 (s), 132.32 (d), 129.50 (d), 128.90 (d), 127.51 (d), 38.34 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=2.08分間、ESI m/z = 185, [M+H]+, m/z = 369, [2M + H]+; m/z = 391, [2M + Na]+
2−(4−メトキシフェニル)酢酸ヒドラジド(29d)の合成
Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−(4−メトキシフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28d)(4.67g、16.7mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、2.78g(77%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、そのHCl塩(2.68g、12.4mmol)を1.18g(53%収率)の遊離塩基29d(2段階で41%)に変換して、白色固体として単離した:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.12 (bs, 2H), 7.12 (d, J = 6.40 Hz, 2H), 6.81 (d, J = 6.90 Hz, 2H), 4.15 (bs, 2H), 3.67 (s, 3H), 3.22 (s, 2H)。
2−(3−メトキシフェニル)酢酸ヒドラジド(29e)の合成
Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−(3−メトキシフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28e)(4.09g、14.6mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、3.10g(98%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、そのHCl塩(2.50g、11.5mmol)を1.10g(53%収率)の遊離塩基29e(2段階で52%)に変換して、白色固体として単離した: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.15 (bs, 1H), 7.15 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.79 (s, 1H), 6.74 - 6.77 (complex m, 2H), 4.17 (bs, 2H), 3.68 (s, 3H), 3.26 (s, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 169.93 (s), 159.63 (s), 138.23 (s), 129.69 (d), 121.71 (d), 115.20 (d), 112.27 (d), 55.45 (q), 41.03 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.85分間、ESI m/z = 181, [M+H]+, m/z = 361, [2M + H]+。
2−(2−メトキシフェニル)酢酸ヒドラジド(29f)の合成
Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−(2−メトキシフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28f)(4.61g、16.4mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、3.08g(86%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、そのHCl塩(3.08g、14.2mmol)を1.88g(73%収率)の遊離塩基29f(2段階で63%)に変換して、白色固体として単離した: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.98 (bs, 1H), 7.16 (dt, J = 7.80, 1.90 Hz, 1H), 7.11 (d, J = 7.30 Hz, 1H), 6.90 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 6.82 (t, J = 7.30 Hz, 1H), 4.15 (bs, 1H), 3.70 (s, 3H), 3.28 (s, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 170.13 (s), 157.59 (s), 130.98 (d), 128.33 (d), 124.73 (s), 120.57 (d), 111.10 (d), 55.86 (q), 35.02 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.85分間、ESI m/z = 181, [M+H]+, m/z = 361, [2M + H]+。
2−(3−フルオロフェニル)酢酸ヒドラジド(29g)の合成
Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−(3−フルオロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28g)(5.06g、18.9mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、2.59g(67%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、そのHCl塩(2.47g、12.1mmol)を882mg(43%収率)の遊離塩基29g(2段階で29%)に変換して、白色固体として単離した: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.98 (bs, 1H), 7.29 (dt, J = 6.90, 6.00 Hz, 1H), 6.99 - 7.05 (complex m, 3H), 4.20 (s, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 169.55 (s), 162.52 (d, JC,F = 243 Hz), 139.55 (d, JC,F = 7.60 Hz), 130.57 (d, JC,F = 8.60 Hz), 125.64 (d, JC,F = 2.90 Hz), 116.19 (d, JC,F = 22.1 Hz), 113.72 (d, JC,F = 20.2 Hz), 40.55 (d, JC,F = 1.90 Hz)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.90分間、ESI m/z = 169, [M+H]+
2−(3−ブロモフェニル)酢酸ヒドラジド(29h)の合成
Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−(3−ブロモフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(X28h)(7.41g、22.5mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、4.00g(67%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、そのHCl塩(4.00g、15.1mmol)を2.73g(79%収率)の遊離塩基29h(2段階で53%)に変換して、白色固体として単離した: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.22 (bs, 1H), 7.43 - 7.44 (m, 1H), 7.37 - 7.40 (complex m, 1H), 7.20 - 7.23 (complex m, 2H), 4.26 (bs, 2H)。13C NMR (100 MHz, CDCl3) δ171.01 (s), 136.28 (s), 132.40 (d), 130.71 (d), 130.55 (d), 128.07 (d), 122.99 (s), 41.32 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.98分間、ESI m/z = 229, [M+H]+; 270, [M+H+ACN]+; 459, [2M+H]+。
2−(3−トリフルオロメチル)フェニル)酢酸ヒドラジド(29i)の合成
Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28i)(4.20g、13.2mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、3.26g(97%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、そのHCl塩(3.26g、12.8mmol)を2.14g(77%収率)の遊離塩基29i(2段階で75%)に変換して、白色固体として単離した: 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.59 (bs, 1H), 7.45 - 7.54 (m, 3H), 3.53 (s, 2H)。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 170.92, 136.72, 132.61, 130.42 (q, JC,F = 32.6 Hz), 128.95, 125.42 (q, JC,F = 3.80 Hz), 124.30 (q, JC,F = 271 Hz), 123.37 (q, JC,F = 3.90 Hz), 39.93。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=2.00分間、 ESI m/z = 219, [M+H]+;437[2M + H]+
2−(3,5−ジフルオロフェニル)酢酸ヒドラジド(29j)の合成
Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28j)(3.05g、10.7mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、2.02g(85%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、そのHCl塩(1.91g、8.58mmol)を740mg(46%収率)の遊離塩基29j(2段階で39%)に変換して、白色固体として単離した: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.21 (bs, 1H), 7.05 (tt, J = 9.20, 2.30 Hz, 1 H), 6.91 - 6.96 (m, 2H), 4.21 (bs, 1H), 3.36 (s, 2H)。13C NMR (100 MHz, CDCl3) δ 170.39 (s), 163.64 (dd, JC,F = 249, 13.4 Hz), 137.63 (t, JC,F = 8.60 Hz), 112.39 (dd, JC,F = 25.9, 7.70 Hz), 103.13 (t, JC,F = 24.9 Hz), 41.29 (t, CH2)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.98分間、ESI m/z = 229, [M+H]+; 270, [M+H+ACN]+; 459, [2M+H]+
2−(3,5−ジクロロフェニル)酢酸ヒドラジド(29k)の合成
Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−(3,5−ジクロロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28k)(6.00g、18.8mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、4.34g(90%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、そのHCl塩(4.34g、17.0mmol)を2.65g(71%収率)の遊離塩基29k(2段階で64%)に変換して、白色固体として単離した: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.18 (bs, 1H), 7.42 (t, J = 1.90 Hz, 1H), 7.27 (d, J = 1.90 Hz, 2H), 4.20 (bs, 2H), 3.35 (s, 2H)。13C NMR (100 MHz, CDCl3) δ 170.21, 137.21, 135.44, 127.86, 127.83, 40.93。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=2.10分間、ESI m/z = 219, [M+H] +
2−(3,4−ジクロロフェニル)酢酸ヒドラジド(29l)の合成
Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−(3,4−ジクロロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28l)(3.00g、9.40mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、2.40g(100%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、そのHCl塩(549mg、2.15mmol)を473mg(100%収率)の遊離塩基29l(2段階で100%)に変換して、白色固体として単離した:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で40−95%アセトニトリル)、保持時間=2.38分間、ESI m/z = 219, [M+H]+
2−([1,1’−ビフェニル]−4−イル)酢酸ヒドラジド(29m)の合成
Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−([1,1’−ビフェニル]−4−イル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(AH.2.182)(3.83g、11.7mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、2.75g(89%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、そのHCl塩(2.75g、10.5mmol)を1.84g(77%収率)の遊離塩基29m(2段階で69%)に変換して、白色固体として単離した: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.21 (bs, 1H), 7.53 - 7.61 (m, 4H), 7.41 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 7.29 - 7.32 (m, 3H), 4.19 (bs, 2H), 3.35 (s, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 170.03, 140.53, 138.86, 136.07, 130.05, 129.44, 127.81, 127.08, 127.04, 40.68。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で15−95%アセトニトリル)、保持時間=6.25分間、ESI m/z = 227, [M+H]+; 453, [2M + H]。
2−フェニル酢酸ヒドラジド(29n)の合成
Figure 2020519644
エタノール(50mL)中のメチルフェニルアセタート(30)(1.00g、6.66mmol)の溶液に、ヒドラジン水和物(66.6mmol)を添加した。得られた混合物を4時間、加熱還流した。反応物を冷却して、水(200mL)およびEtOAc(200mL)に分配させた。EtOAc溶液を再度、水(200mLで2回)で洗浄し、乾燥させて(NaSO)、濾過して濃縮し、370mg(37%収率)の化合物29nを粘性油状物として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.18 (bs, 1H), 7.15 - 7.27 (m, 5H), 4.17 (bs, 2H), 3.30 (s, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 170.07, 136.81, 129.47, 128.70, 126.88, 40.99。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で15−95%アセトニトリル)、保持時間=3.43分間、ESI m/z = 151, [M+H]+
一般的手順1C:トリアゾールの合成
Figure 2020519644
チオアミド(1mmol)とヒドラジド(1.2mmol)との混合物をCHCl(30mL)に溶解し、安息香酸銀(2mmol)で処理し、その直後に酢酸(3mmol)で処理した。この黒色溶液を室温で一晩撹拌した。この溶液を濃縮し、残渣を1:1 MeOH/CHClに溶解して、1N HCl(2mmol)で処理した。混合物を5分間撹拌し、ジイソプロピルエチルアミン(約10mmol)で処理して濃縮した。残渣をMeOH(50mL)に懸濁させ、CELITE(1インチ(2.54センチメートル)パッド)で濾過して濃縮した。最終的な残基を、フラッシュクロマトグラフィーにより精製した。
3−(2−(5−(4−クロロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31)の合成
Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(475mg、0.86mmol)および2−(4−クロロフェニル)酢酸ヒドラジド(29a)(190mg、1.03mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、20:1 CHCl/メタノール)による精製で、360mg(61%収率)の化合物31aを白色固体として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=4.35分間、ESI m/z = 687, [M+H]+
3−(2−(5−(3−クロロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31b)の合成
Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(200mg、0.36mmol)および2−(3−クロロフェニル)酢酸ヒドラジド(80.0mg、0.45mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、20:1 CHCl/メタノール)による精製で、147mg(60%収率)の化合物31bを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.83 (bs, 1H), 8.73 (bs, 1H), 7.44 (d, J = 8.20 Hz, 1H), 7.37 - 7.42 (m, 10H), 7.21- 7.33 (complex multiplets, 4H), 7.05 - 7.15 (complex multiplets, 8H), 7.01 (t, J = 8.20 Hz, 1H), 6.90 (t, J = 8.20 Hz, 1H), 4.20 (s, 2H), 3.89 (歪んだ三重線, J = 7.30 Hz, 2H), 3.07 - 3.16 (m, 4H), 2.53 (歪んだt, J = 7.30 Hz, 2H), 1.63 (quint, J = 7.40 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 155.21 (s), 153.37 (s), 140.85 (s), 138.27 (s), 137.71 (s), 133.69 (s), 131.03 (d), 129.68 (d), 129.21 (d), 128.14 (d), 127.59 (d), 127.31 (s), 123.42 (d), 121.57 (d), 119.97 (s), 118.89 (d), 118.65 (d), 113.07 (s), 111.99 (d), 77.85 (s), 43.04 (t), 29.90 (t), 28.15 (t), 25.66 (t), 22.39 (t), 21.88 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=4.38分間、ESI m/z = 687, [M+H]+
3−(2−(5−(2−クロロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31c)の合成
Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(500mg、0.90mmol)および2−(2−クロロフェニル)酢酸ヒドラジド(199mg、1.08mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、20:1 CHCl/メタノール)による精製で、286mg(46%収率)の化合物31cを白色固体として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.90分間、ESI m/z = 687, [M+H]+
3−(2−(5−(4−メトキシベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−5−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−エチル)−1H−インドール(31d)の合成
Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(540mg、0.97mmol)および2−(4−メトキシ−フェニル)酢酸ヒドラジド(209mg、1.16mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、30:1〜20:1 CHCl/メタノール)による精製で、250mg(38%収率)の化合物31dを白色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.74 (bs, 1H), 6.73 - 7.91 (complex multiplets, 25H), 6.51 (s), 3.93 (s, 2H), 3.63 (apparent t, J = 7.40 Hz, 2H), 3.61 (s, 3H), 3.05 (apparent t, J = 7.40 Hz, 2H), 2.89 (apparent t, J = 6.90 Hz, 2H), 2.29 (t, J = 6.90 Hz, 2H), 1.54 (quint, J = 7.30 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 158.44 (s), 154.46 (s), 153.21 (s), 142.82 (s), 140.16, 138.30, 136.67, 130.51, 129.90, 129.66 (d), 128.95, 128.69 (d), 128.46, 127.43, 123.08, 121.40, 118.72, 118.19, 114.38, 114.14, 113.87, 111.84, 74.88 (s), 55.49 (q), 42.43 (t), 29.92 (t), 29.55 (t), 25.88 (t), 25.05 (t), 23.22 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で25−95%アセトニトリル)、保持時間=6.75分間、ESI m/z = 683, [M+H]+
3−(2−(5−(3−メトキシベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31e)の合成
Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(500mg、0.90mmol)および2−(3−メトキシフェニル)酢酸ヒドラジド(195mg、1.08mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、20:1〜10:1 CHCl/メタノール)による精製で、190mg(31%収率)の化合物31eを白色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.99 (bs, 1H), 7.49 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.27 - 7.34 (complex multiplets, 10H), 7.21 (d, J = 8.30 Hz, 1H), 6.99 - 7.11 (complex multiplets, 9H), 6.86 (d, J = 2.30 Hz, 1H), 6.65 - 6.68 (m, 3H), 6.36 (s, 1H), 4.05 (s, 2H), 3.32 (apparent t, J = 7.80 Hz, 2H), 3.26 (t, J = 7.80 Hz, 2H), 2.97 (t, J = 7.80 Hz, 2H), 2.25 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 1.51 (quint, J = 7.80 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, CDCl3) δ 159.91 (s), 155.16 (s), 152.17 (s), 142. 41 (s), 138.49, 137.61, 136.22 129.79, 129.77, 128.20, 128.17, 122.08, 122.00, 120.92, 119.50, 118.62, 118.14, 114.77, 114.16, 112.52, 111.24, 75.33 (s), 55.35 (q), 42.72 (t), 31.70 (t), 29.42 (t), 26.20 (t), 25.20 (t), 23.68 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で25−95%アセトニトリル)、保持時間=6.78分間、ESI m/z = 683, [M+H]+
3−(2−(5−(2−メトキシベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31f)の合成
Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(500mg、0.90mmol)および2−(2−メトキシフェニル)酢酸ヒドラジド(195mg、1.08mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO2、30:1〜20:1 CHCl/メタノール)による精製で、203mg(33%収率)の化合物31fを白色固体として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.70分間、ESI m/z = 683, [M+H]+
3−(2−(5−(3−フルオロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−5−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−エチル)−1H−インドール(31g)の合成

Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(514mg、0.93mmol)および2−(3−フルオロフェニル酢酸ヒドラジド(188mg、1.11mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、20:1CHCl/メタノール)による精製で、300mg(49%収率)の化合物31gを白色固体として与えた:H NMR(400MHz,DMSO−d)、ローソン試薬の過去の使用に関係する微量の分離不能な芳香族不純物を含有する、水素結合形態が観察された、主要形態: δ 10.74 (bs, 1H), 9.20 (bs, 0.5 H), 7.90 (d, J = 6.40 Hz, 1H), 7.58 (t, J = 6.40 Hz, 0.5H), 6.90 - 7.46 (complex multiplets, 23H), 6.84 (t, J = 7.70 Hz, 1H), 6.48 (s, 1H), 4.05 (s, 2H), 3.69 (apparent t, J = 8.20 Hz, 2H), 3.06 (apparent t, J = 7.55 Hz, 2H), 2.91 (apparent, t, J = 7.55 Hz, 2H), 2.30 (apparent t, J = 6.90 Hz, 1H), 1.52 (quint., J = 7.30 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で25−95%アセトニトリル)、保持時間=6.82分間、ESI m/z = 671, [M+H]+
3−(2−(5−(3−ブロモベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−5−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31h)の合成

Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(748mg、1.40mmol)および2−(3−ブロモフェニル)酢酸ヒドラジド(371mg、1.62mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、20:1 CHCl/メタノール)による精製で、492mg(48%収率)の化合物31hを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)、ローソン試薬の過去の使用に関係する微量の分離不能な芳香族不純物を含有する、水素結合形態が観察された、主要形態: δ 10.75 (bs, 1H), 7.90 (d, J = 6.80 Hz, 1H), 6.98 - 7.47 (complex multiplets, 23H), 6.84 (t, J = 8.00 Hz, 1H), 6.49 (s, 1H), 4.03 (s, 2H), 3.70 (apparent t, J = 8.20 Hz, 2H), 3.05 - 3.07 (m, 2H), 2.89 - 2.933 (m, 2H), 2.28 - 2.32 (m, 2H), 1.51 (quint., J = 7.30 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=4.30分間、ESI m/z = 731, [M+H]+
3−(2−(5−(3−(トリフルオロメチル)ベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31i)の合成

Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(500mg、0.90mmol)および2−(3,5−ジフルオロフェニル)酢酸ヒドラジド(236mg、1.08mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、40:1CHCl/メタノールから20:1)による精製で、279mg(36%収率)の化合物31iを白色固体として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=4.90分間、ESI m/z = 721, [M+H]+
3−(2−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−5−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31j)の合成
Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(500mg、0.90mmol)および2−(3,5−ジフルオロフェニル)酢酸ヒドラジド(206mg、1.10mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、20:1 CHCl/メタノール)による精製で、300mg(47%収率)の化合物31jを白色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)コンフォメーション形態が存在する:主要な形態: δ 10.74 (bs, 1H), 7.89 - 7.91 (m, 1H), 7.40 (d, J = 8.20 Hz, 1H), 7.29 - 7.33 (complex multiplets, 9H), 7.26 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.19 (d, J = 1.30 Hz, 1H), 7.08 (d, J = 2.30 Hz, 1H), 6.07 - 7.01 (complex multiplets, 8H), 6.86 - 6.89 (m, 1H), 6.83 (t, J = 6.80 Hz, 1H), 6.51 (s, 1H), 4.07 (s, 2H), 3.72 (apparent t, J = 6.30 Hz, 2H), 3.06 (apparent t, J = 6.90 Hz, 2H), 2.92 (apparent t, J = 6.40 Hz, 2H), 2.33 (t, J = 6.90 Hz, 2H), 1.58 (quint, J = 7.80 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 162.79 (dd, JC,F = 246, 13.4 Hz), 154.70 (s), 152.14 (s), 142.81 (s), 141.82 (t, JC,F = 9.50 Hz), 140.15, 138.30, 136.68, 129.77, 129.65 (d), 129.06, 128.69 (d), 128.45, 127.43, 123.08, 121.40, 118.71, 118.68, 118.13, 113.88, 112.35 (dd, JC,F = 18.2, 6.70 Hz), 111.85, 102.70 (t, JC,F = 24.9 Hz), 74.87 (s), 42.51 (t), 30.17 (t), 29.67 (t), 25.91 (t), 24.99 (t), 23.17 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=4.13分間、ESI m/z = 689, [M+H]+
3−(2−(5−(3,5−ジクロロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31k)の合成
Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(500mg、0.90mmol)および2−(3,5−ジフルオロフェニル)酢酸ヒドラジド(237mg、1.08mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、20:1 CHCl/メタノール)による精製で、378mg(58%収率)の化合物31kを白色固体として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.25分間、ESI m/z = 721, [M+H]+
3−(2−(5−([1,1’−ビフェニル]−4−イルメチル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31m)の合成
Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(500mg、0.90mmol)および2−([1,1’−ビフェニル]−4−イル)酢酸ヒドラジド(244mg、1.08mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、20:1 CHCl/メタノール)による精製およびACNからの生成物の再結晶化により、235mg(36%収率)の化合物31mを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.71 (bs, 1H), 7.54 (d, J = 7.40 Hz, 2H), 7.48 (d, J = 8.20 Hz, 2H), 7.35 - 7.43 (m, 3H), 7.25 - 7.31 (complex m, 11H), 7.16 - 7.19 (complex m, 3H), 7.07 (d, J = 2.30 Hz, 1H), 6.96 - 6.98 (m, 7H), 6.85 (t, J = 7.30 Hz, 1H), 6.50 (s, 1H), 4.05 (s, 2H), 3.68 (apparent t, J = 8.20 Hz, 2H), 3.07 (apparent t, J ~ 7.55 Hz, 2H), 2.92 (apparent t, J ~ 7.80 Hz, 2H), 2.32 (t, J = 6.90 Hz, 2H), 1.61 (quint, J = 7.80 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.54, 152.84, 142.81, 140.34, 140.18, 139.05, 138.31, 136.72, 136.47, 130.11, 129.65, 129.48, 129.39, 128.65, 128.42, 127.85, 127.47, 127.28, 127.06, 123.10, 121.39, 118.73, 118.69, 118.20, 113.90, 111.85, 74.90, 42.53, 30.40, 29.60, 25.95, 25.06, 23.28。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.40分間、ESI m/z = 729, [M+H]+
3−(2−(5−ベンジル−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31n)の合成
Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(580mg、1.04mmol)および2−フェニル酢酸ヒドラジド(187mg、1.24mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、20:1 CHCl/メタノール)による精製で、310mg(46%収率)の化合物31nを白色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.74 (bs, 1H), 9.18 (bs, 1H), 7.90 (d, J = 6.90 Hz, 1H), 6.98 - 7.55 (complex multiplets, 24H), 6.84 (t, J = 6.80 Hz, 1H), 6.45 (s, 1H), 4.01 (s, 2H), 3.65 (apparent t, J = 8.30 Hz, 2H), 3.06 (apparent t, J = 8.20 Hz, 2H), 2.90 (apparent t, J = 7.80 Hz, 2H), 2.27 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 1.47 (quint., J = 7.40 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.54 (s), 152.95 (s), 142.83 (s), 140.17, 138.26, 137.28, 136.81, 136.69, 133.35, 129.79, 129.68 (d), 129.47, 129.09, 128.98, 128.90, 128.70 (d), 128.48, 127.45, 127.08, 126.88, 123.10, 121.41, 118.74, 118.71, 118.16, 113.90, 111.86, 74.88 (s), 42.51 (t), 40.99 (t), 30.77 (t), 29.58 (t), 25.91 (t), 25.09 (t), 23.22 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.97分間、ESI m/z = 653, [M+H]+
(R)−tert−ブチル (1−(5−(3−クロロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(1H−インドール−3−イル)エチル)カルバマート(33)の合成

Figure 2020519644
(R)−tert−ブチル (3−(1H−インドール−3−イル)−1−チオキソ−1−((3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)アミノ)プロパン−2−イル)カルバマート(26)(289mg、0.43mmol)および2−(3−クロロフェニル)酢酸ヒドラジド(95.6mg、0.52mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、20:1 CHCl/メタノール)による精製で、80mg(23%収率)の化合物33を黄褐色泡状物として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.90分間、ESI m/z = 802, [M+H]+
3−(2−(5−(3,4−ジクロロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1−メチル−1H−インドール(35)の合成
Figure 2020519644
3−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(14)(440mg、0.77mmol)および2−(3,4−ジクロロフェニル)酢酸ヒドラジド(29l)(203mg、0.93mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、40:1CHCl/メタノールから20:1)による精製およびACNからの生成物の再結晶化により、390mg(67%収率)の化合物35を白色固体として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.62分間、ESI m/z = 735, [M+H]+
1−メチル−3−(2−(5−(3−(トリフルオロメチル)ベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(37)の合成
Figure 2020519644
3−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(14)(720mg、1.26mmol)および2−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)酢酸ヒドラジド(29i)(331mg、1.52mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、40:1 CHCl/メタノールから20:1)による精製で、463mg(50%収率)の化合物37を白色固体として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.47分間、ESI m/z = 735, [M+H]+
一般的手順1D:トリチル脱保護

Figure 2020519644
エタノール(50mL)中のトリチル保護化合物(1mmol)の混合物に2N HCl(25mL)を添加して、混合物を70℃まで2〜4時間加熱した。反応物を冷却して、分離漏斗に移し、水(50mL)で希釈した。溶液をCHCl(50mLで3回)で洗浄した。得られた水性溶液を、2N NaOH(pH試験紙で確認)で塩基性にして、CHCl(50mLで3回)で抽出した。ひとまとめにした抽出物を乾燥させ(NaSO)、濾過して濃縮した。残渣を再結晶化、フラッシュクロマトグラフィーにより精製するか、または現状のまま使用した。
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(4−クロロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(BN−VI−62)の合成
Figure 2020519644
3−(2−(5−(2−クロロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31a)(257mg、0.37mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、114mg(69%収率)のBN−VI−62を白色固体として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で25−95%アセトニトリル)、保持時間=5.43分間、ESI m/z = 445, [M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−クロロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(BN−VI−56)の合成
Figure 2020519644
3−(2−(5−(3−クロロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31b)(48.0mg、0.07mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、27.0mg(87%収率)のBN−VI−56を白色固体として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で25−95%アセトニトリル)、保持時間=5.38分間、ESI m/z = 445, [M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(2−クロロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(MM−I−17)の合成

Figure 2020519644
3−(2−(5−(2−クロロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31c)(234mg、0.34mmol)から一般的手順1Dに従って調製した。ACNからの再結晶化により、76.0mg(50%収率)のMM−I−17(実施例3)を白色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) イミダゾール互変異性体が観察された:δ11.77および11.70 (2つの重複したbs, 全体で1H), 10.78 (bs, 1H), 7.41 - 7.44 (m, 3H), 7.29 (d, J = 8.20 Hz, 1H), 7.22 - 7.27 (m, 2H), 7.06 - 7.10 (complex multiplet, 2H), 7.02 (t, J = 7.30 Hz, 1H), 6.92 (t, J = 7.30 Hz, 1H), 6.71および6.51 (2つの幅広の一重線, 全体で1H), 4.08 (s, 2H), 3.68 - 3.78 (m, 2H), 3.05 - 3.08 (m, 2H), 2.94 - 2.98 (m, 2H), 2.36 (t, J = 6.90 Hz, 2H), 1.71 (quint, J = 7.30 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で15−95%アセトニトリル)、保持時間=5.98分間、ESI m/z = 445, [M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(4−メトキシベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(SM−I−29)の合成
Figure 2020519644
3−(2−(5−(4−メトキシベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31d)(210mg、0.30mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、110mg(83%収率)のSM−I−29を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) イミダゾール互変異性体が観察された: δ 11.73 (bs, 1H), 10.77 (bs, 1H), 7.49および7.45 (2 bs, 全体で1H), 7.42 (d, J = 7.40 Hz, 1H), 7.11 - 7.34 (complex multiplets, 5H), 7.09 (d, J = 2.30 Hz, 1H), 7.02 (dt, J = 6.60, 0.90 Hz, 1H), 6.97 (d, J = 8.30 Hz, 2H), 6.92 (t, J = 6.90 Hz, 1H), 6.78 - 6.81 (m, 2H), 6.69および6.50 (2 bs, 全体で1H), 3.93 (s, 2H), 3.66 (s, 3H), 3.60 - 3.66 (m, 2H), 3.06 (apparent t, J = 8.20 Hz, 2H), 2.91 (apparent t, J = 6.90 Hz, 2H), 2.29 - 2.38 (m, 2H), 1.53 - 1.62 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6)イミダゾール互変異性体が観察された: δ 158.48 (s), 154.53 (s), 153.24 (s), 148.29, 144.63, 139.80, 136.68, 135.20, 130.43, 129.91, 128.93, 128.65, 128.41, 128.29, 128.06, 127.45, 127.17, 123.11, 121.43, 118.80, 118.71, 114.45, 114.2, 113.90, 112.55, 111.86, 55.54 (q), 42.49 (t), 42.34 (t), 29.99 (t), 29.90 (t), 29.52 (t), 25.88 (t), 25.00 (t), 23.26 (t), 23.18 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で5−95%アセトニトリル)、保持時間=6.30分間、ESI m/z = 441, [M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−メトキシベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(BN−VI−61)の合成
Figure 2020519644
3−(2−(5−(3−メトキシベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31e)(177mg、0.26mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、96mg(84%収率)のBN−VI−61を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.80 (bs, 1H), 10.78 (bs, 1H), 7.49 (s, 1H), 7.43 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.29 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.15 (t, J = 7.80 Hz, 1H), 7.10 (d, J = 1.80 Hz, 1H), 7.02 (t, J = 7.40 Hz, 1H), 6.92 (t, J = 7.40 Hz, 1H), 6.72 - 6.76 (m, 2H), 6.62 - 6.68 (m, 2H), 3.99 (s, 2H), 3.69 (apparent t, J = 7.40 Hz, 2H), 3.07 (apparent t, J = 6.90 Hz, 2H), 2.92 (apparent t, J = 6.90 Hz, 2H), 2.34 (t, J = 6.80 Hz, 2H), 1.59 (quint, J = 7.80 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 159.88 (s), 154.57 (s), 152.91 (s), 138.74, 136.71, 135.19, 130.13, 127.47, 123.10, 121.45, 121.11, 118.81, 118.73, 114.69, 113.94, 112.55, 111.88, 55.50 (q), 42.50 (t), 30.79 (t), 29.74 (t), 25.91 (t), 23.19 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で25−95%アセトニトリル)、保持時間=4.02分間、ESI m/z = 441, [M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(2−メトキシベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(MM−I−21)の合成
Figure 2020519644
3−(2−(5−(2−メトキシベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31f)(102mg、0.15mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、21mg(74%収率)のMM−I−21を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) イミダゾール互変異性体が観察された: δ 11.75および11.69 (2つの重複したbs, 全体で1H), 10.77 (bs, 1H), 7.41 - 7.44 (m, 2H), 7.29 (d, J = 8.30 Hz, 1H), 7.18 (幅広のdt, J = 6.40, 1.80 Hz, 1H), 7.09 (d, J = 1.80 Hz, 1H), 7.02 (dt, J = 6.90, 0.9 Hz, 1H), 6.90 - 6.95 (m, 2H), 6.80 - 6.88 (m, 3H), 6.69および6.50 (2つのbs, 全体で1H), 3.92および3.91 (2つの重複したs, 全体で2H), 3.73および3.72 (2つの重複したs, 全体で3H), 3.64 - 3.73 (m, 2H), 3.04 - 3.09 (m, 2H), 2.91 -2.95 (m, 2H), 2.38および2.33 (2つのt, J = それぞれ7.80および6.90 Hz, 全体で2H), 1.61 - 1.70 (m, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で15−95%アセトニトリル)、保持時間=5.95分間、ESI m/z = 441, [M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−フルオロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(SM−I−38)の合成
Figure 2020519644
3−(2−(5−(3−フルオロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31g)(290mg、0.43mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、120mg(65%収率)のSM−I−38を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)イミダゾール互変異性体が観察された: δ 11.75および9.21 (2つのbs, 全体で1H), 10.78 (bs, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.42 (d, J = 7.70 Hz, 1H), 7.29 (apparent q, J = 7.80 Hz, 2H), 7.10 (bs, 1H), 6.97 - 7.05 (m, 3H), 6.89 - 6.95 (m, 2H), 6.65 (bs, 1H), 4.05 (s, 2H), 3.70 (apparent t, J = 7.80 Hz, 2H), 3.07 (apparent t, J = 7.55 Hz, 2H), 2.93 (apparent t, J = 7.55 Hz, 2H), 2.35 (t, J = 6.90 Hz, 2H), 1.61 (quint, J = 7.30 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6)イミダゾール互変異性体が観察された: δ 162.68 (d, JC,F = 243 Hz), 162.68 (d, JC,F = 243 Hz), (s), 154.68 (s), 152.56 (s), 140.07 (d, JC,F = 7.60 Hz), 139.54 (d, JC,F = 7.60 Hz), 136.60, 135.21, 130.99 (d, JC,F = 8.70 Hz), 130.55 (d, JC,F = 8.70 Hz), 127.45, 125.63, 125.09, 123.11, 121.44, 118.79, 118.70, 116.18 (d, JC,F = 22.1Hz), 115.82 (d, JC,F = 21.1Hz), 114.12, 113.91, 113.71 (d, JC,F = 21.1Hz), 111.87, 42.27 (t), 31.22 (t), 30.35 (t), 29.81 (t), 25.92 (t), 23.2 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で40−95%アセトニトリル)、保持時間=1.88分間、ESI m/z = 429, [M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−ブロモベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(SM−I−50)の合成
Figure 2020519644
3−(2−(5−(3−ブロモベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31h)(270mg、0.37mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、100mg(55%収率)のSM−I−50を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)主な互変異性体δ 11.75 (bs, 1H), 10.77 (bs, 1H), 7.48 (s, 1H), 7.42 (d, J = 8.30 Hz, 1H), 7.38 - 7.40 (m, 2H), 7.15 - 7.34 (complex multiplets, 5H), 7.08 - 7.11 (m, 2H), 7.02 (t, J = 6.90 Hz, 1H), 6.91 (t, J = 7.30 Hz, 1H), 6.66 (bs), 4.04 (s, 2H), 3.71 (apparent t, J = 7.70 Hz, 2H), 3.07 (apparent t, J = 7.55 Hz, 2H), 2.93 (apparent t, J = 7.55 Hz, 2H), 2.36 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 1.62 (quint, J = 7.80 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) 主な互変異性体δ 154.67 (s), 152.57 (s), 140.02, 136.69, 135.20, 131.81, 131.16, 130.08, 128.40, 128.29, 128.17, 128.06, 127.45, 123.11, 122.24, 121.44, 118.80, 118.70, 113.90, 111.87, 42.48 (t), 30.18 (t), 29.94 (t), 25.91 (t), 23.20 (t)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で5−95%アセトニトリル)、保持時間=6.47分間、ESI m/z = 489, [M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−(トリフルオロメチル)ベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(BN−VI−97)の合成

Figure 2020519644
3−(2−(5−(3−(トリフルオロメチル)ベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31i)(268mg、0.37mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、121mg(68%収率)のBN−VI−97を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6, 80℃)イミダゾール互変異性体が観察された δ 11.54および9.06 (2 bs, 全体で1H), 10.56 (bs, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.48 - 7.55 (m, 3H), 7.41 - 7.44 (m, 2H), 7.30 (d, J = 8.20 Hz, 1H), 7.07 (s, 1H), 7.02 (t, J = 6.80 Hz, 1H), 6.92 (t, J = 7.80 Hz, 1H), 6.66 (bs, 1H),4.14 (s, 2H), 3.71 - 3.79 (m, 2H), 3.10 (apparent t, J = 6.80 Hz, 2H), 2.96 (apparent t, J = 7.30 Hz, 2H), 2.36 - 2.41 (m, 2H), 1.69 (b quint, J ~ 6.50 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6, 80℃)イミダゾール互変異性体が観察された δ 156.06, 152.63, 136.92, 136.67, 134.83, 131.88, 130.72 (q, JC,F = 32.6 Hz), 129.46, 126.97, 124.91 (q, JC,F = 3.80 Hz), 124.14 (q, JC,F = 271 Hz), 123.68 (q, JC,F = 3.80 Hz), 122.13, 121.10, 118.46, 117.62, 112.91, 111, 42.08, 29.93, 28.79, 25.81, 23.66。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で5−95%アセトニトリル)、保持時間=6.58分間、ESI m/z = 479, [M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3,5−ジフルオロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(SM−I−55)の合成

Figure 2020519644
3−(2−(5−(3,5−ジフルオロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31j)(250mg、363mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、130mg(80%収率)のSM−I−55を白色固体として与えた。小分画をACNから再結晶化させて、純粋な材料を与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)イミダゾール互変異性体が観察された δ 11.74 (bs, 1H), 10.77 (bs, 1H), 7.48 (bs, 1H), 7.41 (d, J = 7.70 Hz, 1H), 7.28 (d, J = 8.30 Hz, 1H), 7.05 - 7.11 (m, 2H), 7.01 (t, J = 7.40 Hz, 1H), 6.86 - 6.92 (m, 3H), 6.72および6.51 (2つのbs, 全体で1H), 4.07 (s, 2H), 3.66 - 3.76 (m, 2H), 3.05 - 3.08 (m, 2H), 2.92 - 2.95 (m, 2H), 2.33 - 2.37 (m, 2H), 1.59 - 1.68 (m, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で5−95%アセトニトリル)、保持時間=6.40分間、ESI m/z = 447, [M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3,5−ジクロロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(BN−VI−89)の合成

Figure 2020519644
3−(2−(5−(3,5−ジクロロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31k)(328mg、0.45mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、179mg(83%収率)のBN−VI−89をオフホワイト色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)イミダゾール互変異性体が観察された δ 11.73および9.19 (2 bs, 全体で1H), 10.74 (bs, 1H), 7.40 - 7.47 (m, 3H), 7.25 - 7.30 (m, 3H), 7.10 (s, 1H), 7.02 (t, J = 6.90 Hz, 1H), 6.91 (t, J = 6.90 Hz, 1H), 6.72および6.58 (2 bs, 全体で1H), 4.07 (s, 2H), 3.73 - 3.79 (bm, 2H), 3.08 (apparent t, J = 7.40 Hz, 2H), 2.94 (apparent t, J = 7.40 Hz, 2H), 2.35 - 2.42 (bm, 2H), 1.67 (bquint, J = 6.80 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で25−95%アセトニトリル)、保持時間=5.82分間、ESI m/z = 479, [M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−([1,1’−ビフェニル]−4−イルメチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(MM−I−26)の合成

Figure 2020519644
3−(2−(5−([1,1’−ビフェニル]−4−イルメチル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31k)(204mg、0.28mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、36mg(26%収率)のMM−I−26を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.51 - 7.54 (complex m, 3H), 7.47 (d, J = 7.30 Hz, 2H), 7.39 (t, J = 7.40 Hz, 2H), 7.28 - 7.32 (m, 2H), 7.26 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.01 - 7.06 (m, 1H), 7.00 (d, J = 8.30 Hz, 2H), 6.92 (dt, J = 7.80 Hz, 1H), 6.89 (s, 1H), 6.53 (bs, 1H), 4.03 (s, 2H), 3.31 (apparent t, J = 7.30 Hz, 2H), 3.81 (apparent t, J = 6.90 Hz, 2H), 3.01 (apparent t, J = 6.90 Hz, 2H), 2.25 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 1.38 (apparent quint, J ~ 7.80 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 156.03, 153.15, 140.44, 140.06, 136.67, 135.99 (幅広), 134.73, 134.38, 129.21, 128.53, 128.46, 127.13, 127.09, 126.55, 122.19, 121.10, 118.50, 117.68, 115.68, 112.90, 111.00, 42.19, 30.05, 28.68, 25.77, 23.68, 23.13。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で15−95%アセトニトリル)、保持時間=6.30分間、ESI m/z = 487, [M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−ベンジル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(SM−I−26)の合成

Figure 2020519644
3−(2−(5−ベンジル−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31n)(250mg、0.38mmol)から一般的手順1Dに従って調製した。ACNからの再結晶化により、46.0mg(30%収率)のSM−I−26を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)イミダゾール互変異性体が観察された: δ 11.74および9.18 (2 bs, 全体で1H), 10.77 (bs, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.42 (d, J = 8.20 Hz, 1H), 7.15 - 7.30 (complex m, 5H), 7.06 - 7.10 (m, 3H), 7.02 (t, J = 7.30 Hz, 1H), 6.91 (t, J = 7.40 Hz, 1H), 6.67および6.53 (2 bs, 全体で1H), 4.01 (s, 2H), 3.62 - 3.69 (bm, 2H), 3.06 (apparent t, J ~ 7.55 Hz, 2H), 2.92 (apparent t, J ~ 7.80 Hz, 2H), 2.30 - 2.35 (bm, 2H), 1.53 - 1.64 (bm, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6)イミダゾール互変異性体が観察された: δ 154.58, 152.95, 137.18, 136.68, 135.19, 129.46, 129.05, 128.91, 128.69, 127.45, 127.13, 126.87, 123.11, 121.43, 118.80, 118.71, 113.90, 111.87, 42.45, 30.81, 29.78 (幅広), 25.90, 24.86 (幅広), 23.22。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で15−95%アセトニトリル)、保持時間=5.88分間、ESI m/z = 411, [M+H]+
(R)−1−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−クロロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(1H−インドール−3−イル)エタンアミン(BN−VI−87)の合成

Figure 2020519644
(R)−tert−ブチル (1−(5−(3−クロロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−2−(1H−インドール−3−イル)エチル)カルバマート(33)(80.0mg、0.10mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、32mg(72%収率)のBN−VI−87を黄褐色泡状物として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で25−95%アセトニトリル)、保持時間=3.00分間、ESI m/z = 460, [M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3,4−ジクロロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1−メチル−1H−インドール(SM−I−60)の合成
Figure 2020519644
3−(2−(5−(3,4−ジクロロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1−メチル−1H−インドール(35)(320mg、0.44mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、120mg(56%収率)のSM−I−60を白色泡状物として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)イミダゾール互変異性体が観察された δ 11.75および9.20 (2 bs, 全体で1H), 7.52 (d, J = 8.20 Hz, 1H), 7.47 - 7.49 (bm, 1H), 7.45 (d, J = 1.80 Hz, 1H), 7.41 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.32 (d, J = 8.20 Hz, 1H), 7.05 - 7.12 (complex m, 3H), 6.94 (t, J = 7.40 Hz, 1H), 6.66 (bs, 1H), 4.05 (s, 2H), 3.65 - 3.72 (m, 2H), 3.66 (s, 3H), 3.05 (apparent t, J ~ 7.55 Hz, 2H), 2.91 (apparent t, J ~ 7.55 Hz, 2H), 2.36 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 1.61 (quint, J = 7.30 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で15−95%アセトニトリル)、保持時間=6.45分間、ESI m/z = 493, [M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−(トリフルオロメチル)ベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1−メチル−1H−インドール(SM−I−76)の合成
Figure 2020519644
1−メチル−3−(2−(5−(3−(トリフルオロメチル)ベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(37)(0.620g、0.843mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、0.220g(77%収率)の化合物SM−I−76を黄色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.53 - 7.51 (m, 2H), 7.46 - 7.42 (m, 2H), 7.28 (d, J = 8.00 Hz, 1H), 7.24 -7.22 (m, 2H), 7.10 (dt, J = 7.00, 0.84 Hz, 1H), 6.93 (dt, J = 7.23, 0.78 Hz, 1H), 6.77 (s, 1H), 6.55 (bs, 1H), 4.09 (s, 2H), 3.60 (s, 3H), 3.35 - 3.31 (m, 2H), 3.15 (t, J = 7.15 Hz, 2H), 3.00 (t, J = 6.79 Hz, 2H), 2.26 (t, J = 7.07 Hz, 2H), 1.41 (quint., J = 7.18 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 155.98, 152.66, 137.13, 136.96, 134.85, 131.97, 130.74 (q, JC,F = 32.2 Hz), 129.48, 127.48, 126.56, 124.92 (q, JC,F = 3.76 Hz), 124.14 (q, JC,F = 271.3 Hz), 123.71 (q, JC,F = 3.73 Hz), 121.24, 118.53, 117.96, 112.42, 108.93, 42.13, 31.25, 29.94, 28.75, 25.87, 23.47, 23.15。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で25−95%アセトニトリル)、保持時間=5.98分間、ESI m/z = 493, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−ベンジル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(SK−I−25)の合成
Figure 2020519644
3−((5−ベンジル−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(237mg、0.37mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、113mg(77%収率)の化合物SK−I−25を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.53 (s, 1H), 7.35 (d, J = 7.92 Hz, 1H), 7.30 (d, J = 8.21 Hz, 1H), 7.23 - 7.14 (complex m, 3H), 7.06 (dt, J = 7.11, 0.66 Hz, 1H), 7.02 (d, J = 6.89, 2H), 6.94 (apparent t, J = 6.83 Hz, 2H), 6.51 (s, 1H), 4.25 (s, 2H), 4.06 (s, 2H), 3.59 (apparent t, J = 8.33 Hz, 2H), 2.24 (t, J = 7.07 Hz, 2H), 1.35 (quint., J = 7.21 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 154.82, 154.21, 136.84, 135.41, 134.66, 128.59, 128.01, 126.89, 126.66, 122.96, 121.51, 118.83, 117.88, 111.16, 107.93, 42.75, 30.37, 28.88, 23.18, 21.55。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.75分間、ESI m/z = 397, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(4−フルオロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(SK−I−16)の合成

Figure 2020519644
3−((5−(4−フルオロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(150mg、0.23mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、86mg(91%収率)の化合物SK−I−16を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.53 (s, 1H), 7.34 (d, J = 8.02 Hz, 1H), 7.30 (d, J = 8.23 Hz, 1H), 7.28 - 7.25 (m, 1H), 4.26 (s, 2H), 4.04 (s, 2H), 3.63 - 3.59 (m, 2H), 2.27 (t, J = 7.07 Hz, 2H), 1.39 (t, J = 7.10 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.78分間、ESI m/z = 415, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(4−クロロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(SK−I−22)の合成
Figure 2020519644
3−((5−(4−クロロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(220mg、0.33mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、115mg(83%収率)の化合物SK−I−22を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.54 (s, 1H), 7.34 (d, J = 7.91 Hz, 1H), 7.30 (d, J = 8.07 Hz, 1H), 7.26 - 7.20 (m, 4H), 7.07 (dt, J = 8.01, 0.97 Hz, 1H), 7.01 (d, J = 8.43 Hz, 2H), 6.96 - 6.92 (m, 2H), 4.26 (s, 2H), 4.04 (s, 2H), 3.63 - 3.59 (m, 2H), 2.26 (t, J = 7.10 Hz, 2H), 1.38 (t, J = 7.02 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.82分間、ESI m/z = 431, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−(トリフルオロメチル)ベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(MM−I−66)の合成
Figure 2020519644
3−((5−(3−(トリフルオロメチル)ベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(242mg、0.34mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、120mg(75%収率)の化合物MM−I−66を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.53 - 7.49 (m, 2H), 7.45 - 7.41 (m, 2H), 7.32 (m, 3H), 7.06 (dt, J = 8.05, 0.79 Hz, 1H), 6.95 (s, 1H), 6.93 (t, J = 7.30 Hz, 1H), 6.53 (bs, 1H), 4.27 (s, 2H), 4.16 (s, 2H), 3.68 - 3.64 (m, 2H), 2.27 (t, J = 7.10 Hz, 2H), 1.40 (quint., J = 7.20 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 154.93, 153.61, 136.97, 136.85, 134.73, 132.60, 131.99, 130.78 (q, JC,F = 31.9 Hz), 129.40, 128.95, 126.65, 124.80 (q, JC,F = 3.58 Hz), 124.1 (q, JC,F = 271.3 Hz), 123.71(q, JC,F = 3.69 Hz), 122.96, 121.51, 118.86, 117.82, 111.17, 107.88, 42.78, 29.93, 28.76, 23.22, 21.58。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=2.05分間、ESI m/z = 465, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−(トリフルオロメチル)ベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−6−フルオロ−1H−インドール(MM−I−87)の合成
Figure 2020519644
6−フルオロ−3−((5−(3−(トリフルオロメチル)ベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(125mg、0.17mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、60mg(72%収率)の化合物MM−I−87を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.54 (s, 1H), 7.51 (d, J = 7.79 Hz, 1H), 7.44 (t, J = 7.61 Hz, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.34 - 7.28 (m, 2H), 6.99 (dd, J = 9.98, 2.22 Hz, 1H), 6.95 (s, 1H), 6.72 (dt, J = 9.63, 2.32 Hz, 1H), 6.57 (bs, 1H), 4.25 (s, 2H), 4.17 (s, 2H), 3.70 - 3.66 (m, 2H), 2.31 (t, J = 7.08 Hz, 2H), 1.42 (quint., J = 7.12 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ (d, JC,F = 235.96 Hz), 154.71, 153.67, 136.95, 136.80 (d, JC,F = 12.54 Hz), 134.77, 132.60, 132.02, 130.78 (q, JC,F = 32.24 Hz), 129.42, 128.95, 124.80 (q, JC,F = 3.70 Hz), 124.10 (q, JC,F = 271.45 Hz), 123.71(q, JC,F = 3.68 Hz), 123.50 (d, JC,F = 2.84 Hz), 123.37, 122.74, 118.86, 118.76, 108.20, 107.34 (d JC,F = 24.93 Hz), 97.06 (d, JC,F = 26.00 Hz), 42.75, 29.92, 29.4228.78, 21.51。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=2.07分間、ESI m/z = 483, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−(メチルスルホニル)ベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(MM−I−72)の合成

Figure 2020519644
3−((5−(3−(メチルスルホニル)ベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(65mg、0.09mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、37mg(86%収率)の化合物MM−I−72を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.79 (d, J = 7.79 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.54 (bs, 1H), 7.51 (t, J = 7.75 Hz, 1H), 7.42 (d, J = 7.73 Hz, 1H), 7.36 (d, J = 7.91 Hz, 1H), 7.30 (d, J = 8.23 Hz, 1H), 7.06 (dt, J = 8.08, 0.84 Hz, 1H), 6.97 (s, 1H), 6.95 (dt, J = 8.03, 0.77 Hz, 1H), 6.55 (bs, 1H), 4.28 (s, 2H), 4.19 (s, 2H), 3.69 - 3.65 (m, 2H), 2.98 (s, 3H), 2.29 (t, J = 7.07 Hz, 2H), 1.41 (t, J = 6.95 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 154.97, 153.51, 141.35, 137.51, 136.85, 134.81, 133.64, 129.75, 126.91, 126.67, 125.92, 123.02, 121.52, 118.91, 117.85, 111.19, 107.89, 42.89, 42,80, 29.93, 28.84, 23.34, 21.59。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.72分間、ESI m/z = 475, [M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−(メチルスルホニル)ベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(SM−I−92)の合成

Figure 2020519644
3−(2−(5−(3−(メチルスルホニル)ベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(80mg、0.11mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、39mg(73%収率)の化合物SM−I−92を白色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.81 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.54 - 7.50 (m, 2H), 7.30 - 7.25 (m, 4H), 7.04 (t, J = 7.31 Hz, 1H), 6.92 (t, J = 7.69 Hz, 1H), 6.88 (s, 1H), 6.57 (s, 1H), 4.10 (s, 2H), 3.31 - 3.26 (不明瞭なm, 2H), 3.17 (t, J = 7.00 Hz, 2H), 3.08 - 3.01 (m, 1H), 3.05 (s, 3H), 2.26 (t, J = 7.04 Hz, 2H), 1.44 (quint., J = 7.26 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 156.13, 152.45, 141.30, 137.47, 136.64, 134.90, 133.53, 129.80, 126.98, 126.91, 125.88, 122.20, 121.13, 118.51, 117.62, 112.85, 111.02, 42.90, 42.08, 29.94, 28.81, 25.77, 23.72, 23.15。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.73分間、ESI m/z = 489, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−ベンジル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−6−フルオロ−1H−インドール(MM−I−89)の合成

Figure 2020519644
3−((5−ベンジル−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−6−フルオロ−1H−インドール(180mg、0.27mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、89mg(78%収率)の化合物MM−I−89を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.55 (bs, 1H), 7.31 - 7.15 (complex m, 5H), 7.03 (d, J = 6.95 Hz, 2H), 7.99 (dd, J = 9.89, 2.32 Hz, 1H), 6.93 (s, 1H), 6.73 (dt, J = 9.69, 2.31 Hz, 1H), 6.55 (bs, 1H), 4.23 (s, 2H), 4.07 (s, 2H), 3.63 - 3.59 (m, 2H), 2.28 (t, J = 7.04 Hz, 2H), 1.38 (quint., J = 7.09 Hz, 1H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.78分間、ESI m/z = 415, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−ブロモベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−6−フルオロ−1H−インドール(MM−I−83)の合成
Figure 2020519644
3−((5−ベンジル−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−6−フルオロ−1H−インドール(180mg、0.24mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、94mg(78%収率)の化合物MM−I−83を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.56 (bs, 1H), 7.35 (d, J = 8.85 Hz, 1H), 7.29 (dd, J = 8.72, 5.27 Hz, 1H), 7.25 (m, 1H), 7.15 (t, J = 7.84 Hz, 1H), 7.03 - 6.09 (m, 2H), 6.95 (s, 1H), 6.74 (dt, J = 9.59, 2.30 Hz, 1H), 6.59 (bs, 1H), 4.24 (s, 2H), 4.06 (s, 2H), 3.66 - 3.62 (m, 2H), 2.31 (t, J = 7.04 Hz, 2H), 1.38 (quint., J = 7.13 Hz, 1H)。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 159.95 (d, JC,F = 235.84 Hz), 154.70, 153.71, 138.04, 136.82 (d, JC,F = 12.54 Hz), 134.80, 131.71, 131.07, 130.34, 130.08, 126.97, 123.53 (d, JC,F = 2.91Hz), 123.38, 122.44, 118.87, 118.77, 108.20, 107.39 (d, JC,F = 24.81Hz), 97.06 (d, JC,F = 25.93Hz), 42.75, 29.80, 28.79, 23.37, 21.52。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で15−95%アセトニトリル)、保持時間=6.18分間、ESI m/z = 493, 495 [M+H]+
tert−ブチル 2−(2−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28n)の合成
Figure 2020519644
2−(2−トリフルオロメトキシフェニル)酢酸(27n)(3.00g、18.05mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(2.98g、22.6mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、4.62g(91%収率)の化合物28nを黄色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.71 (bd, J = 2.62 Hz, 1H), 7.29 - 7.24 (m, 3H), 6.95 - 6.89 (m, 2H), 6.43 (bs, 1H), 3.86 (s, 3H), 3.60 (s, 2H), 1.41 (bs, 9H)。13C NMR (100 MHz, CDCl3) δ 170.53, 157.09, 155.30, 131.35, 129.14, 122.50, 121.27, 110.86, 81.74, 55.69, 36.74, 28.16。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.07分間、ESI m/z = 281, [M+H]+
tert−ブチル 2−(2−(3−ニトロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28o)の合成

Figure 2020519644
2−(3−ニトロフェニル)酢酸(27o)(3.00g、16.6mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(2.74g、20.7mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、2.32g(47%収率)の化合物28oを黄色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.18-8.23 (m, 1H), 8.07-8.14 (m, 1H), 7.71 (d, J = 7.84 Hz, 1H), 7.54 (t, J = 7.93 Hz, 1H), 3.66 (bs, 2H), 1.44 (s, 9H)。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 171.04, 156.39, 148.35, 137.09, 135.46, 129.30, 123.89, 121.61, 80.58, 39.34, 27.16。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.00分間、ESI m/z = 196, [M-Boc]+
tert−ブチル 2−(2−(3−(ベンジルオキシ)フェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28p)の合成
Figure 2020519644
2−(3−(ベンジルオキシ)フェニル)酢酸(27p)(3.00g、12.4mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(2.05g、15.5mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、4.06g(92%収率)の化合物28pを黄色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.44 - 7.36 (m, 2H), 7.35 - 7.25 (complex m, 3H), 7.18 (t, J = 7.93 Hz, 1H), 6.99 (bs, 1H), 6.90 - 6.80 (m, 2H), 5.04 (s, 2H), 3.48 (bs, 2H), 1.44 (bs, 9 H)。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 172.15, 159.05, 156.39 137.40, 136.31, 129.17, 128.13, 127.50, 127.26, 121.46, 115.34, 113.22, 80.47, 69.56, 40.20, 27.19。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.32分間、ESI m/z = 357, [M+H]+
tert−ブチル 2−(2−(3−シアノフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28q)の合成

Figure 2020519644
2−(3−シアノフェニル)酢酸(27q)(4.95g、30.7mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(5.07g、38.4mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、4.42g(52%収率)の化合物28qを黄色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.83 (bs, 1H), 8.77 (bs, 1H), 7.69 - 7.67 (m, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.57 (d, J = 7.62 Hz, 1H), 7.49 (t, J = 7.94 Hz, 1H), 3.48 (bs, 2H), 1.35 (bs, 9H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 169.53, 155.76, 137.80, 134.69, 133.11, 130.94, 130.03, 119.29, 111.68, 79.72, 28.55。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で25−95%アセトニトリル)、保持時間=5.70分間、ESI m/z = 276, [M+H]+
tert−ブチル 2−(2−(4−フルオロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28r)の合成
Figure 2020519644
2−(4−フルオロフェニル)酢酸(2.00g、12.9mmol)およびtert−ブチルヒドラジンカルボキシラート(2.13g、16.1mmol)から一般的手順1Aに従って調製して、3.34gの化合物28r(97%収率)を白色固体として与えた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.74 (s, 1H), 8.71 (s, 1H), 7.26 (dd, 3JHF = 8.20, JHH = 5.50 Hz, 2H), 7.08 (apparent t, 3JHF = 9.10, JHH = 9.10 Hz, 2H), 3.36 (s, 2H), 1.35 (s, 9H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 170.08, 161.61 (d, 1JCF = 241 Hz), 155.78, 132.34 (d, 4JCF = 2.80 Hz), 131.4 (d, 3JCF = 7.60 Hz), 115.4 (d, 2JCF = 21.1 Hz), 79.62, 28.56。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.08分間、ESI m/z = 269, [M+H]+
2−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)酢酸ヒドラジド(29n)の合成

Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28n)(3.76g、11.2mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、2.54g(83%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、このHCl塩(2.54g、9.37mmol)を1.88g(71%収率)の遊離塩基29n(2段階で69%)に変換して、白色固体として単離した: 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.36 (t, J = 5.86 Hz, 1H), 7.19 (bd, J = 7.73 Hz, 1H), 7.16 - 7.11 (m, 2H), 5.54 (s, 2H)。13C NMR (100 MHz, CDCl3) δ 170.86, 149.62, 136.22, 130.37, 127.77, 121.93, 120.47 (q, JC,F = 257.48 Hz), 119.96, 41.39。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で15−95%アセトニトリル)、保持時間=6.17分間、ESI m/z = 235, [M+H]+; 276, [M+H+ACN]+
2−(3−ニトロフェニル)酢酸ヒドラジド(29o)の合成
Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−(3−ニトロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28o)(2.27g、7.69mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、1.66g(93%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、このHCl塩(1.66g、7.17mmol)を1.31g(94%収率)の遊離塩基29o(2段階で87%)に変換して、淡黄色固体として単離した: 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.19 - 8.17 (m, 1H), 8.12 - 8.10 (m, 1H), 7.68 (d, J = 7.10 Hz, 1H), 7.54 (t, J = 8.01 Hz, 1H), 3.59 (s, 2H)。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 170.57, 148.35, 137.60, 135.24, 129.33, 123.59, 121.56, 39.65。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=2.05分間、ESI m/z = 196, [M+H]+; 237, [M+H+ACN]+.
2−(3−(ベンジルオキシ)フェニル)酢酸ヒドラジド(29p)の合成

Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−(3−(ベンジルオキシ)フェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28p)(4.02g、11.3mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、2.65g(81%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、このHCl塩(2.65g、9.07mmol)を2.00g(86%収率)の遊離塩基29p(2段階で70%)に変換して、白色固体として単離した: 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.42 - 7.25 (complex m, 5H), 7.18 (t, J = 8.00 Hz, 1H), 6.93 (apparent t, J = 1.90 Hz, 1H), 6.85 (dd, J = 8.10, 2.06 Hz, 2H), 5.04 (s, 2H), 3.40 (s, 2H)。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 171.69, 159.05, 137.37, 136.73, 129.21, 128.14, 127.51, 127.25, 121.27, 115.37, 113, 69.54, 40.45。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で25−95%アセトニトリル)、保持時間=5.43分(幅広)、ESI m/z = 257, [M+H]+; 535, [2M+Na]+
2−(3−シアノフェニル)酢酸ヒドラジド(29q)の合成
Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−(3−シアノフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート(28q)(4.32g、15.7mmol)から一般的手順1Bに従って調製して、2.60g(79%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、このHCl塩(2.60g、12.3mmol)を1.41g(75%収率)の遊離塩基29q(2段階で59%)に変換して、白色固体として単離した:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.23 (bs, 1H), 7.68 - 7.65 (m, 2H), 7.57 - 7.54 (m, 1H), 7.47 (t, J = 7.79 Hz, 1H), 4.21 (bs, 2H), 3.39 (s, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 169.29, 138.41, 134.59, 132.98, 130.82, 129.98, 119.32, 111.64, DMSO-d6溶媒のピークによりベンジルカーボンが不明瞭になった。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で25−95%アセトニトリル)、保持時間=2.07分間、ESI m/z = 176, [M+H]+
2−(4−フルオロフェニル)酢酸ヒドラジド(29r)の合成

Figure 2020519644
tert−ブチル 2−(2−(4−フルオロフェニル)アセチル)ヒドラジンカルボキシラート28r(3.23g、12.0mmol)から一般的手順Bに従って生成して、2.18g(89%収率)の中間体HCl塩を白色固体として与えた。その後、このHCl塩を遊離塩基に変換して、1.57gの化合物29r(90%収率)(2段階で78%収率)を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.15 (s, 1H), 7.24 (dd, 4JHF = 8.80, JHH = 5.50 Hz, 2H), 7.07 (apparent t, 3JHF = 8.70, JHH =8.70 Hz, 2H), 4.17 (s, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ169.95, 161.54 (d, 1JCF = 243 Hz), 132.96, 131.25 (d, 3JCF = 7.60 Hz), 115.39 (d, 2JCF = 21.1 Hz), 40.73 (DMSO溶媒のピークにより一部不明瞭)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.85分間、ESI m/z = 169, [M+H]+
3−(2−(5−(3−(トリフルオロメトキシ)ベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31o)の合成
Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(325mg、0.59mmol)および2−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)酢酸ヒドラジド(29n)(165.8mg、0.71mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、30:1 CHCl/メタノール)による精製で、203mg(47%収率)の化合物31oを黄褐色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.98 (dd, J = 8.51, 1.45 Hz, 1H), 7.41 (t, J = 7.85 Hz, 1H), 7.33 - 7.30 (m, 9H), 7.28 (t, J = 7.85 Hz, 1H), 7.18 (d, J = 8.16 Hz, 1H), 7.05 - 7.02 (m, 8 H), 6.98 - 6.93 (m, 2H), 6.89 (s, 1H), 6.84 (t, J = 7.65 Hz, 1H), 6.44 (bs, 1H), 4.07 (s, 2H), 3.38 - 3.34 (m, 2H), 3.17 (t, J = 7.03 Hz, 2H), 3.00 (t, J = 7.06 Hz, 2H), 2.19 (t, J = 7.09 Hz, 1H), 1.36 - 1.32 (m, 4H) 。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 155.97, 152.63, 149.38, 142.24, 138.98, 138.28, 138.14, 136.67, 130.29, 129.44, 129.26, 127.99, 127.92, 126.97, 126.90, 122.13, 121.10, 120.88, 120.46 (q, JC,F = 255.77 Hz), 119.41, 118.45, 117.71, 112.95, 111.05, 75.42, 42.26, 29.85, 28.63, 25.79, 24.13, 23.57。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.25分間、ESI m/z = 737, [M+H]+
3−(2−(5−(3−ニトロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31p)の合成
Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(500mg、0.90mmol)および2−(3−ニトロフェニル)酢酸ヒドラジド(29o)(211mg、1.08mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、40:1 CHCl/メタノールから10/1)による精製で、328mg(52%収率)の化合物31pを黄褐色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.02 - 7.97 (m, 1H), 8.00 (s, 1H), 7.47 - 7.42 (m, 1H), 7.40 - 7.35 (m, 1H), 7.34 - 7.28 (m, 11H), 7.15 (d, J = 8.20 Hz, 1H), 7.05 - 7.01 (m, 6H), 6.92 (t, J = 7.63 Hz, 1H), 6.89 (s, 1H), 6.83 (t, J = 7.70 Hz, 1H), 6.43 (s, 1H), 4.13 (s, 2H), 3.35 - 3.31 (m, 2H), 3.17 (t, J = 7.14 Hz, 2H), 3.02 (t, J = 6.92 Hz, 2H), 2.21 (t, J = 7.01 Hz, 2H), 1.38 (quint., J = 7.17 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 156.06, 152.36, 148.46, 142.23, 138.90, 138.20, 137.86, 136.65, 134.45, 132.34, 129.79, 129.44, 129.31, 128.00, 127.93, 126.99, 123.10, 122.20, 121.88, 121.10, 118.46, 117.68, 112.91, 111.07, 75.42, 42.23, 29.74, 28.61, 25.79, 24.08, 23.68。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.87分間、ESI m/z = 698, [M+H] +
3−(2−(5−(3−(ベンジルオキシ)ベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31q)の合成
Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(500mg、0.90mmol)および2−(3−(ベンジルオキシ)フェニル)酢酸ヒドラジド(29p)(277mg、1.08mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、30:1CHCl/メタノールから20/1)による精製で、335mg(49%収率)の化合物31qを白色泡状物として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.35 - 7.26 (m, 11H), 7.25 - 7.23 (m, 4H), 7.18 (d, J = 8.12 Hz, 1H), 7.13 - 7.10 (m, 1H), 7.04 - 7.00 (m, 7H), 6.95 (t, J = 7.01 Hz, 1H), 6.89 (s, 1H), 6.88 (t, J = 7.31 Hz, 1H), 6.68 - 6.64 (m, 2H), 6.55 (d, J = 7.61 Hz, 1H), 6.36 (s, 1H), 5.65 (s, 2H), 4.90 (s, 2H), 3.98 (bs, 2H), 3.16 (t, J = 7.24, 2H), 2.97 (t, J = 7.15 Hz, 2H), 2.10 (t, J = 7.23 Hz, 2H), 1.15 (quint., J = 7.45 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 159.08, 155.83, 153.17, 142.24, 139.07, 138.05, 137.09, 137.01, 136.67, 129.70, 129.47, 128.18, 127.99, 127.94, 127.49, 127.18, 126.99, 122.12, 121.10, 120.43, 118.46, 118.41, 117.71, 114.52, 113.66, 112.98, 111.04, 75.41, 69.40, 42.33, 30.35, 28.45, 25.76, 24.29, 23.52。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.50分間、ESI m/z = 759, [M+H] +
3−((5−(2−(1H−インドール−3−イル)エチル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)ベンゾニトリル(31r)の合成
Figure 2020519644
3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンチオアミド(10)(500mg、0.90mmol)および2−(3−シアノフェニル)酢酸ヒドラジド(29q)(189mg、1.08mmol)から一般的手順1Cに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、40:1 CHCl/メタノールから20/1)による精製で、330mg(54%収率)の化合物31rを白色泡状物として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6)δ 10.75 (bs, 1H), 7.90 (dd, J = 8.34, 1.46 Hz, 1H), 7.64 (s, 1H), 7.60 (dt, J = 7.23, 1.65 Hz, 1H), 7.48 - 7.45 (m, 1H), 7.43 (d, J = 7.50 Hz, 1H), 7.39 (d, J = 7.32 Hz, 1H), 7.35 - 7.29 (m, 9H), 7.26 (d, J = 8.15 Hz, 1H), 7.20 (d, J = 0.93 Hz, 1H), 7.08 (d, J = 2.19 Hz, 1H), 7.01- 6.95 (m, 6H), 6.83 (t, J = 7.26 Hz, 1H), 6.50 (s, 1H), 4.08 (s, 2H), 3.71 (apparent t, J = 7.89 Hz, 2H), 3.05 (apparent t, J = 7.09 Hz, 2H), 2.92 (dd, J = 8.63, 6.70 Hz, 2H), 2.32 (t, J = 7.02 Hz, 2H), 1.56 (quint., J = 7.52 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ154.70, 152.34, 142.81, 140.13, 138.96, 138.31, 136.68, 134.20, 133.39, 132.73, 130.99, 130.18, 129.78, 129.65, 129.10, 128.70, 128.46, 127.43, 123.10, 121.41, 119.20, 118.72, 118.67, 118.10, 113.85, 111.85, 74.85, 42.49, 30.10, 29.64, 25.90, 25.00, 23.20。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.58分間、ESI m/z = 678, [M+H] +
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)ベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(MM−I−36)の合成
Figure 2020519644
3−(2−(5−(3−(トリフルオロメトキシ)ベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31o)(172mg、0.23mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、82mg(71%収率)のMM−I−36を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.52 (s, 1H), 7.34 (t, J = 7.97 Hz, 1H), 7.27 (t, J = 7.74 Hz, 2H), 7.10 (bd, J = 8.24 Hz, 1H), 7.03 (t, J = 7.85 Hz, 1H), 7.02 (bd, J = 1.54 Hz, 1H), 6,92 (d, J = 7.65 Hz, 2H), 6.89 - 6.87 (m, 1H), 6.57 (s, 1H), 4.04 (s, 2H), 3.34 - 3.30 (m, NMRの溶媒により不明瞭, 2H), 3.16 (t, J = 7.13 Hz, 2H), 3.01 (t, J = 7.14 Hz, 2H), 2.26 (t, J = 7.03 Hz, 2H), 1.43 (quint., J = 7.12 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 156.07, 152.61, 149.39, 138.16, 136.67, 134.81, 130.30, 126.97, 126.86, 122.13, 121.10, 120.83, 120.51 (q, JC,F = 255.66 Hz), 119.36, 118.47, 117.62, 112.91, 111.00, 42.10, 29.85, 28.77, 25.81, 23.65, 23.12。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で15−95%アセトニトリル)、保持時間=2.15分間、ESI m/z = 495, [M+H]+, 989 [2M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−ニトロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(MM−I−43)の合成

Figure 2020519644
3−(2−(5−(3−ニトロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31p)(0.148g、0.212mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、0.085g(88%収率)のMM−I−43を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD)イミダゾール互変異性体が観察された:δ8.05 - 8.12 (m, 1H), 7.97 (bs, 1H), 7.44 - 7.55 (m, 2H), 7.21 - 7.37 (m, 4H), 6.98 - 7.05 (m, 1H), 6.85 - 6.95(m, 2H), 6.57 (bs, 1H), 4.10 (s, 2H), 3.31 (obs s, 1H), 3.17 (apparent t, J = 6.9, 2H), 3.03 (apparent t, J = 8.08, 2H), 2.28 (apparent t, J = 7.1, 2H), 1.46 (quint., J = 7.71, 2H). 13C NMR (100 MHz, CD3OD)イミダゾール互変異性体が観察された: δ156.14, 152.36, 148.50, 137.75, 136.66, 134.88, 134.42, 129.80, 126.98, 123.04, 122.19, 121.80, 121.09, 118.47, 117.59, 112.89, 111.00, 42.07, 32.42, 29.75, 28.80, 25.84, 23.74。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.87分間、ESI m/z = 699, [M+H]+
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−(ベンジルオキシ)ベンジル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−エチル)−1H−インドール(MM−I−53)の合成

Figure 2020519644
3−(2−(5−(3−(ベンジルオキシ)ベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(31q)(148mg、0.21mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、85.0mg(88%収率)のMM−I−53を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD),大きな幅広が室温で観察された:δ7.52 (bs, 1H), 7.34 - 7.22 (m, 5H), 7.14 (t, J = 7.90 Hz, 1H), 7.03 (t, J = 7.28 Hz, 1H), 6.92 (t, J = 7.45 Hz, 1H), 6.87 (s, 1H), 6.82 (dd, J = 8.13, 1.31 Hz, 1H), 6.67 (s, 1H), 6.54 (d, J = 7.41 Hz, 1H), 4.99 (s, 2H), 3.96 (s, 2H), 3.29 - 3.25 (m, NMRの溶媒により不明瞭, 2H), 3.16 (bt, J = 6.87 Hz, 2H), 2.98 (bt, J = 6.67 Hz, 2H), 2.22 - 2.15 (bm, 2H), 1.34 - 1.25 (bm, 2H) 。13C NMR (100 MHz, CD3OD): δ 159.15, 137.19, 136.88, 136.67, 129.71, 128.18, 127.52, 127.22, 126.98, 122.11, 121.10, 120.47, 118.48, 117.64, 114.58, 113.52, 112.93, 111.00, 69.45, 42.23, 30.37, 28.63, 25.80, 23.57, 23.25 (幅広)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=2.20分間、ESI m/z = 517, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(2−(1H−インドール−3−イル)エチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)ベンゾニトリル(MM−I−63)の合成

Figure 2020519644
3−((5−(2−(1H−インドール−3−イル)エチル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)ベンゾニトリル(31r)(292mg、0.43mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、135mg(72%収率)のMM−I−63を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6):δ11.74 (bs, 1H), 10.77 (s, 1H), 7.68 (dt, J = 6.91, 1.58 Hz, 1H), 7.64 (s, 1H), 7.50 - 7.44 (m, 3H), 7.40 (d, J = 7.85 Hz, 1H), 7.28 (d, J = 8.11 Hz, 1H), 7.11 (d, J = 2.17 Hz, 1H), 7.01 (dt, J = 7.01, 0.76 Hz, 1H), 6.91 (t, J = 7.26 Hz, 1H), 6.70 (bs, 1H), 4.10 (bs, 2H), 3.72 (bt, J = 6.70 Hz, 2H), 3.07 (dd, J = 8.50, 5.42 Hz, 2H), 2.93 (dd, J = 8.66, 5.49 Hz, 2H), 2.36 (bt, J = 6.23 Hz, 2H), 1.63 (quint., J = 7.29 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6):δ154.74, 152.36, 138.92, 136.68, 135.22, 134.20, 132.71, 131.08, 130.25, 127.45, 123.13, 121.44, 119.25, 118.80, 118.69, 113.88, 111.88, 42.49, 30.18, 29.87 (2つの幅広の炭素), 25.92, 23.22。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.70分間、ESI m/z = 436, [M+H]+
2−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−アセトアミド(B)の合成
Figure 2020519644
DMF(40mL)中の2−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)酢酸(A)(2.00g、4.87mmol)の溶液に、EDC・HCl(1.40g、7.31mmol)およびHOBt・HO(933mg、6.09mmol)を添加した。得られた混合物をRTで45分間撹拌し、化合物7(1.79g、4.87mmol)で処理した。溶液の「pH」を、TEA(約1.35mL)の添加により約9に調整し、反応物をRTで16時間撹拌した。この時間の後、水(200mL)を添加して、得られた沈殿物を濾過により回収し、トルエンとの共沸蒸留により乾燥させて、2.38g(88%収率)の化合物Bを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6): δ 10.64 (bs, 1H), 7.85 (t, J = 5.50 Hz, 1H), 7.38 - 7.30 (m, 9H), 7.18 (s, 1H), 7.15 (d, J = 8.70 Hz, 1H), 7.07 - 6.98 (m, 8H), 6.63 (dd, J = 8.60, 2.80 Hz, 1H), 6.52 (s, 1H), 3.63 (s, 3H), 3.38 (s, 2H), 3.00 (q J = 6.00 Hz, 2H), 2.36 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 1.59 (quint. J = 7.30 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6): δ 171.01, 153.46, 142.90, 141.17, 138.14. 131.75, 129.71, 128.70, 128.45, 128.00, 124.91, 118.02, 112.44, 111.59, 109.29, 100.96, 74.83, 55.75, 38.76, 33.42, 29.53, 25.83。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.87分間、ESI m/z = 555, [M+H]+
2−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)エタン−チオアミド(C)の合成
Figure 2020519644
THF(35mL)中の2−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)アセトアミド(B)(トルエンとの同時蒸発により共沸乾燥させた、2.00g、3.61mmol)およびローソン試薬(946mg、2.34mmol)の溶液を、70℃まで3時間加熱した。得られた混合物を室温まで放冷して、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO、40:1から20:1 CHCl/MeOH)による精製で、1.82g(88%収率)の化合物Cを黄色泡状物として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.69 (bs, 1H), 9.94 (bt, J ~ 5.0 Hz, 1H), 7.38 - 7.30 (m, 9H), 7.15 (d, J = 9.10 Hz, 1H), 7.13 (d, J = 2.30 Hz, 1H), 7.07 - 7.03 (m, 8H), 6.64 (d, J = 2.30 Hz, 1H), 6.61 (bs, 1H), 3.91 (s, 2H), 3.63 (s, 3H), 3.44 (q, J = 6.80 Hz, 2H), 2.40 (t, J = 7.40 Hz, 2H), 1.76 (quint., J = 7.30 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6):δ202.13, 153.50, 142.65, 138.07, 131.71, 129.71, 128.76, 128.53, 127.76, 125.20, 118.39, 112.50, 111.57, 110.33, 101.15, 75.19, 55.78, 45.49, 42.94, 27.43, 25.44。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.32分間、ESI m/z = 571, [M+H]+
2−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)アセトアミド(F)の合成
Figure 2020519644
DMF(50mL)中の2−(1H−インドール−3−イル)酢酸(E)(816mg、4.66mmol)の溶液に、EDC・HCl(1.34g、6.99mmol)およびHOBt・HO(892mg、5.83mmol)を添加した。得られた混合物を室温で45分間撹拌した。DMF(50mL)およびTEA(1.70mL)中のアミン7(1.71g、4.66mmol)の溶液を添加して、反応物を室温で16時間撹拌した。混合物を大きなビーカー内の水(150mL)に注ぎ、室温で30分間撹拌した。この固体を濾過により回収した。高温ACNを用いたこの固体の研和および濾過により、1.10g(45%収率)の純粋なアミドFを与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.80 (bs, 1H), 7.84 (t, J = 5.38 Hz, 1H), 7.47 (d, J = 7.88 Hz, 1H), 7.38 - 7.38 (m, 8H), 7.27 (d, J = 8.13 Hz, 2H), 7.18 (d, = 1.03 Hz, 1H), 7.11 (d, J = 2.03 Hz, 1H), 7.04 - 7.02 (m, 6H), 6.97 (t, J = 7.23 Hz, 1H), 6.84 (t, J = 7.21 Hz, 1H), 6.52 (s, 1H), 3.42 (s, 2H), 2.98 (apparent q, J = 6.59 Hz, 2H), 2.34 (t, J = 7.42 Hz, 2H), 1.59 (quint., J = 7.06 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=4.33分間、ESI m/z = 525, [M+H]+
2−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)エタンチオアミド(G)の合成
Figure 2020519644
THF(45mL)中の3−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)プロパンアミド (F)(1.01g、1.90mmol;トルエンとの3回の共沸同時蒸発(3 azeotropic coevaporations)により予め乾燥。それぞれ30mL)とローソン試薬(499.5mg、1.24mmol)との混合物を、65℃まで3.5時間加熱した。この時間の後、反応物を冷却および濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO、30/1 CHCl/MeOH)により精製して、314mg(31%収率)のチオアミドGを黄褐色泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.84 (bs, 1H), 9.90 (t, J = 5.03 Hz, 1H), 7.53 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.38 - 7.28 (m, 10H), 7.26 (d, J = 7.99 Hz, 1H), 7.16 (d, J = 2.31 Hz, 1H), 7.05 -7.02 (m, 6H), 6.97 (dt, J = 7.02, 0.58 Hz, 1H), 6.84 (dt, J = 7.89, 0.80 Hz, 1H), 6.57 (bs, 1H), 3.95 (s, 2H), 3.45 -3.39 (m, 2H), 2.38 (t, J = 7.33 Hz, 2H), 1.75 (quint., J = 7.31, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 202.11, 142.75, 140.40, 138.10, 136.59, 129.72, 128.74, 128.50, 127.45, 124.53, 121.43, 119.27, 118.82, 118.32, 111.86, 110.61, 75.04, 45.50, 42.84, 27.40, 25.57。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.42分間、ESI m/z = 541, [M+H]+
2−(6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)アセトアミド(I)の合成
Figure 2020519644
DMF(50mL)中の2−(6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)酢酸(H)(1.00g、5.18mmol)の溶液に、EDC・HCl(1.50g、7.77mmol)およびHOBt・HO(1.19g、7.77mmol)を添加した。得られた混合物を室温で1時間撹拌した。アミン7(1.90g、5.18mmol)およびTEA(2.80mL)の溶液を添加して、反応物を室温で16時間撹拌した。混合物をEtOAc(120mL)および1N NaHSO(100mL)に分配させた。層を分離して、EtOAc溶液を水(150mL)、飽和NaHCO(150mL)およびブライン(150mL)で洗浄した。EtOAc層を乾燥させ(NaSO)、濾過して濃縮した。高温ACNを用いた固体の研和および濾過により、1.58g(56%収率)の純粋なアミドIを与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.88 (bs, 1H), 7.89 (t, J = 5.48 Hz, 1H), 7.45 (dd, J = 8.69, 5.53 Hz, 1H), 7.37 - 7.23 (complex m, 9H), 7.19 (d, J = 1.20 Hz, 1H), 7.11 (d, J = 2.36 Hz, 1H), 7.06 - 7.01 (m, 7H), 6.73 (ddd, J = 11.04, 9.73, 2.33 Hz, 1H), 6.53 (bs, 1H), 3.40 (s, 2H), 2.98 (apparent q, J = 6.71 Hz, 2H), 2.35 (t, J = 7.44 Hz, 2H), 1.58 (quint., J = 7.19 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=4.38分間、ESI m/z = 543, [M+H]+
2−(6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)エタン−チオアミド(J)の合成
Figure 2020519644
THF(75mL)中の2−(6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−アセトアミド(I)(1.58g、2.91mmol;トルエンとの3回の共沸同時蒸発(3 azeotropic coevaporations)により予め乾燥。それぞれ30mL)とローソン試薬(789mg、1.95mmol)との混合物を、65℃まで2.5時間加熱した。この時間の後、反応物を冷却および濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO、40/1 CHCl/MeOHから20/1)による精製で、1.18g(73%収率)のチオアミドJを黄褐色泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.88 (bs, 1H), 9.90 (t, J = 4.95 Hz, 1H), 7.52 (dd, J = 8.70, 5.53 Hz, 1H), 7.39 - 7.31 (complex m, 9H), 7.16 (d, J = 2.30 Hz, 1H), 7.08 - 7.03 (m, J = 7H), 6.73 73 (ddd, J = 11.05, 8.80, 2.32 Hz, 1H), 3.93 (s, 2H), 3.42 (apparent q, J = 6.65 Hz, 2H), 2.42 (t, J = 7.43 Hz, 2H), 1.76 (quint., J = 7.36 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 201.98, 159.30 (d, JC,F = 234.1 Hz), 142.56, 139.73, 137.99, 136.44 (d, JC,F = 12.7 Hz), 129.72, 128.78, 128.57, 125.11, 124.36, 120. 30 (d, JC,F = 10.3 Hz), 118.53, 110.95, 107.29 (d, JC,F = 24.3 Hz), 97.80 (d, JC,F = 25.7 Hz), 75.40, 45.44, 42.72, 27.26, 25.22。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.83分間、ESI m/z = 559, [M+H]+
3,3−ジメチル−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)ブタンアミド(L)の合成
Figure 2020519644
DMF(50ml)中の3,3−ジメチルブタン酸 K(1.00g、8.61mmol)の溶液に、EDC・HCl(2.48g、12.9mmol)およびHOBt・HO(1.65g、10.8mmol)を添加して、得られた混合物を室温で30分間撹拌した。この時間の後、DMF(20mL)中のアミン7(3.00g、8.61mmol)およびTEA(1.74g、2.40mL,17.2mmol)の溶液を添加し、その後、反応物を16時間撹拌した。過去の実施例に記載された仕上げにより、3.10gの化合物L(77%収率)を白色で与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.65 (t, J = 5.10 Hz, 1H), 7.35 (m, 9H), 7.20 (apparent d, J = 1.40 Hz, 1H), 7.04 (dd, J = 8.90, J = 2.60 Hz, 6H), 6.56 (apparent d, J = 1.40 Hz, 1H), 2.96 (q, J = 6.90 Hz, 2H), 2.37 (t, J = 7.40 Hz, 2H), 1.87 (s, 2H), 1.58 (quint., J = 7.30 Hz, 2H), 0.88 (s, 9H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 171.07, 142.90, 141.15, 138.17, 129.71, 128.70, 128.46, 118.09, 74.84, 49.38, 38.37, 30.88, 30.21, 29.45, 25.81。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=4.93分間、ESI m/z = 466, [M+H]+
3,3−ジメチル−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)ブタンチオアミド(M)の合成
Figure 2020519644
アミドL(2.95g、6.34mmol)およびローソン試薬(1.67g、4.12mmol)から一般的手順Dに従って生成させ、7時間の還流後に、約5.5gの粗製の材料を褐色油状物として与えた(LCMSにより反応がほぼ完了していることが計測された)。この粗製物を、フラッシュクロマトグラフィー(SiO、80:1 CHCl:MeOHから40:1)により精製して、1.32gのMを黄褐色泡状物として与えた(43%の精製収率):LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=6.13分間、ESI m/z = 482, [M+H]+
3−((5−(4−メトキシベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(70)の合成

Figure 2020519644
2−(1H−インドール−3−イル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)エタンチオアミドG(500mg、0.93mmol)、2−(4−メトキシフェニル)酢酸ヒドラジド(208mg、1.16mmol)、安息香酸銀(424mg、1.85mmol)、および酢酸(167mg、159μL、2.78mmol)から一般的手順1Cに従って調製して、約1.4gの粗製の材料を形成させた。この粗製物を、フラッシュクロマトグラフィー(SiO、40:1 CHCl:MeOHから30:1、から20:1)により精製して、97mg(16%収率)の化合物70を白色固体として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.63分間、ESI m/z = 669, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(4−メトキシベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(SK−I−23)の合成
Figure 2020519644
3−((5−(4−メトキシベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール70(97mg、0.15mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、48mg(77%収率)の化合物SK−I−23を黄褐色固体として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.72分間、ESI m/z = 427, [M+H]+
3−((5−(4−フルオロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−5−メトキシ−1H−インドール(72)の合成
Figure 2020519644
チオアミドC(300mg、0.53mmol)、2−(4−フルオロフェニル)酢酸ヒドラジド(111mg、0.66mmol)、安息香酸銀(243mg、1.06mmol)、および酢酸(95mg、90.9μL、1.59mmol)から一般的手順1Cに従って調製して、735mgの粗製の材料を与えた。この粗製物を、フラッシュクロマトグラフィー(SiO、40:1 CHCl:MeOHから20:1)により精製して、159mg(43%収率)の化合物72を与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.70 (bs, 1H), 7.90 (d, J = 8.20 Hz, 1H), 7.46 (t, J = 8.10 Hz, 1H), 7.36 - 7.29 (m, 9H), 7.21 (bs, 1H), 7.14 - 7.10 (m, 3H), 7.06 (d, J = 1.80 Hz, 1H), 7.00 - 6.98 (m, 6H), 6.91 (d, J = 2.30 Hz, 1H), 6.62 (dd, J = 8.30, 2.30 Hz, 1H), 6.45 (bs, 1H), 4.08 (s, 2H), 3.97 (s, 2H), 3.68 (apparent t, J = 7.80 Hz, 2H), 2.24 (t, J = 7.60 Hz, 2H), 1.41 (quint., J = 7.50 Hz, 2h) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 161.47 (d, 1JCF = 242 Hz), 160.26, 153.80, 153.47, 153.19, 142.82, 140.17, 138.25, 133.39, 133.31 (d, 4JCF = 2.90 Hz), 131.85, 130.83 (3JCF = 8.70 Hz), 129.78, 139.66, 129.10, 128.69, 128.46, 127.63, 124.63 118.11, 115.64 (d, 2JCF = 22.0 Hz), 112.57, 111.66, 109.02, 100.93, 74.87, 55.73, 42.70, 29.84, 29.44, 25.06, 21.87。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.77分間、ESI m/z = 687, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(4−フルオロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−5−メトキシ−1H−インドール(SK−I−55)の合成

Figure 2020519644
3−((5−(4−フルオロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−5−メトキシ−1H−インドール72(144mg、0.21mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、66mg(71%収率)の化合物SK−I−55を黄褐色残渣として与えた。1H NMR (400 MHz, MeOH-d4) δ 7.55 (s, 1H), 7.19 (d, J = 8.70 Hz, 1H), 7.05 - 7.02 (m, 2H), 7.97 - 7.92 (m, 3H), 6.83 (d, J = 2.40 Hz, 1H), 6.72 (dd, J = 8.70, 2.30 Hz, 1H), 6.55 (s, 1H), 4.24 (s, 2H), 4.04 (s, 2H), 3.70 (s, 3H), 3.63 - 3.58 (m, 2H), 2.28 (t, J = 6.80 Hz, 2H), 1.38 (quint., J = 6.80 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, MeOH-d4) δ 162.01 (d, 1JCF = 244 Hz), 154.87, 154.16, 153.92, 134.71, 131.99, 131.38 (d, 4JCF = 2.90 Hz), 129.84 (d, 3JCF = 8.60 Hz), 126.97, 123.61, 115.22 (d, 2JCF = 22.1 Hz), 111.89, 107.52, 99.54, 54.78, 42.75, 29.51, 28.69, 23.33 (幅広), 21.72。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.92分間、ESI m/z = 445, [M+H]+
3−((5−ベンジル−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−5−メトキシ−1H−インドール(74)の合成
Figure 2020519644
チオアミド C(300mg、0.53mmol)、フェニル酢酸ヒドラジド(29n)(99mg、0.66mmol)、安息香酸銀(243mg、1.06mmol)、および酢酸(95mg、90.9μL、1.59mmol)から一般的手順1Cに従って調製して、738mgの粗製の材料を与えた。この粗製物を、フラッシュクロマトグラフィー(SiO、40:1 CHCl:MeOHから20:1)により精製して、118mg(33%収率)の化合物74を与えた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.69 (bs 1H), 7.90 (d, J = 7.40 Hz, 1H), 7.46 (t, J = 7.80 Hz, 1H), 7.36 - 7.32 (m, 9H), 7.20 (s, 1H), 7.14 - 7.03 (complex m, 7H), 7.00 - 6.97 (m, 6H), 6.90 (d, J = 2.30 Hz, 1H), 6.62 (dd, J = 8.70, 2.30 Hz, 1H), 6.39 (s, 1H), 4.08 (s, 2H), 3.98 (s, 2H), 3.68 - 3.64 (m, 2H), 2.22 (apparent t, J = 6.90 Hz, 2H), 1.36 (apparent quint., J ~ 7.00 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 153.79, 153.47, 153.24, 142.81, 140.17, 138.17, 137.19, 133.39, 131.85, 129.78, 129.67, 129.09, 128.91, 128.87, 128.70, 128.47, 127.63, 127.01, 124.62, 118.10, 112.57, 111.68, 109.02, 100.90, 74.88, 55.73, 42.73, 30.71, 29.40, 25.11, 21.89。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.43分間、ESI m/z = 669, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−ベンジル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−5−メトキシ−1H−インドール(SK−I−53)の合成
Figure 2020519644
3−((5−ベンジル−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−5−メトキシ−1H−インドール74(118mg、0.18mmol)から一般的手順1Dに従って合成して、64mg(85%収率)の化合物SK−I−53を黄褐色固体として与えた。1H NMR (400 MHz, MeOH-d4) δ 7.54 (s, 1H), 7.23 - 7.14 (complex m, 4H), 7.02 (d, J = 6.80 Hz, 2H), 6.92 (s, 1H), 6.84 (d, J = 2.20 Hz, 1H), 6.72 (dd, J = 8.70 Hz, 2.70 Hz, 1H), 6.52 (s, 1H), 4.23 (s, 2H), 4.06 (s, 2H), 3.70 (s, 3H), 3.61 - 3.57 (m, 2H), 2.25 (t, J = 6.80 Hz, 2H), 1.35 (quint., J = 7.80 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, MeOH-d4) δ 154.82, 154.27, 153.92, 135.43, 134.67, 131.98, 128.58, 127.99, 126.89, 123.58, 111.91, 107.54, 99.51, 54.77, 42.77, 30.04, 28.61, 23.24 (幅広), 21.73。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.80分間、ESI m/z = 427, [M+H]+
5−メトキシ−3−((5−(4−フルオロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(76)の合成
Figure 2020519644

チオアミドC(311mg、0.54mmol)、2−(4−メトキシフェニル)酢酸ヒドラジド(29d)(123mg、0.68mmol)、安息香酸銀(247mg、1.08mmol)、および酢酸(97mg、93μL、1.62mmol)から一般的手順1Cに従って作製して、760mgの粗製の材料を与えた。この粗製物を、フラッシュクロマトグラフィー(SiO、40:1 CHCl/MeOHから20:1)により精製して、132mg(39%収率)の化合物76を与えた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.7 (s, 1H), 7.90 (d, J = 6.80 Hz, 1H), 7.45 (t, J = 7.80 Hz, 1H), 7.33 (m, 9H), 7.21 (s, 1H), 7.11 (d, J = 8.70 Hz, 1H), 7.04 (apparent d, J = 1.80 Hz, 1H), 6.99 (m, 6H), 6.90 (apparent d, J = 2.30 Hz, 1H), 6.70 (d, J = 8.70 Hz, 2H), 6.62 (dd, J = 8.70, J = 2.30 Hz, 1H) 6.46 (s, 1H), 4.06 (s, 2H), 3.90 (s, 2H), 3.64 (partially obs. t, J = 7.30 Hz, 2H), 3.59 (s, 3H), 3.59 (s, 3H), 2.23 (t, J = 6.80 Hz, 2H), 1.41 (quint., J = 6.80 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.38分間、ESI m/z = 699, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(4−メトキシベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−5−メトキシ−1H−インドール(SK−I−56)の合成

Figure 2020519644
5−メトキシ−3−((5−(4−メトキシベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(76)(112mg、0.16mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、67mg(92%収率)の化合物SK−I−56を淡黄褐色固体として与えた。1H NMR (400 MHz, MeOH-d4) δ 7.54 (s, 1H), 7.18 (d, J = 8.70 Hz, 1H), 6.94 - 6.90 (m, 3H), 6.83 (d, J = 2.70 Hz, 1H), 6.77 - 6.74 (m, 2H), 6.72 (dd, J = 8.70, 2.70 Hz, 1H), 6.53 (bs, 1H), 4.23 (s, 2H), 3.99 (s, 2H), 3.70 (s, 3H), 3.69 (s, 3H), 3.61 - 3.56 (m, 2H), 2.25 (t, J = 7.40 Hz, 2H), 1.33 (quint., J = 7.70 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, MeOH-d4) δ 158.97, 154.78, 154.59, 153.92, 134.64, 131.99, 129.03, 127.12, 126.97, 123.58, 113.93, 111.89, 107.57, 99.54, 54.78, 54.31, 42.77, 29.56, 28.58, 23.59 (幅広), 21.71。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.75分間、ESI m/z = 457, [M+H]+
5−メトキシ−3−((5−(3−(トリフルオロメチル)ベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(78)の合成
Figure 2020519644
チオアミド C(360mg、0.63mmol)、3−(トリフルオロメチル)フェニル酢酸ヒドラジド(29i)(172mg、0.79mmol)、安息香酸銀(286mg、1.26mmol)、および酢酸(113mg、108μL、1.89mmol)から一般的手順1Cに従って調製して、932mgの粗製の材料を与えた。この粗製物を、フラッシュクロマトグラフィー(SiO、20:1 CHCl/MeOHから10:1)により精製して、209mg(45%収率)の化合物78を与えた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.7 (s, 1H), 7.90 (d, J = 8.20 Hz, 1H), 7.60-7.38 (complex m, 3H), 7.32 (m, 9H), 7.19 (s, 1H), 7.11 (d, J = 8.70 Hz, 1H), 7.06 (s, 1H), 6.99 (m, 6H), 6.91 (apparent d, J = 1.80 Hz, 1H), 6.62 (dd, J = 8.70, J = 2.30 Hz, 1H) 6.43 (s, 1H), 4.10 (s, 2H), 4.09 (s, 2H), 3.75 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 3.59 (s, 3H), 2.25 (t, J = 6.90 Hz, 2H), 1.42 (J = 7.70 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=7.98分間、ESI m/z = 737, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−(トリフルオロメチル)ベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−5−メトキシ−1H−インドール(SK−I−57)の合成
Figure 2020519644
5−メトキシ−3−((5−(3−(トリフルオロメチル)ベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−メチル)−1H−インドール(78)(209mg、0.28mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、105mg(76%収率)の化合物SK−I−57を黄褐色固体として与えた。1H NMR (400 MHz, MeOH-d4) δ 7.59 - 7.41 (複雑に重複したm, 5H), 7.31 (d, J = 7.80 Hz, 1H), 7.18 (d, J = 8.70 Hz, 1H), 6.93 (s, 1H), 6.85 (d, J = 2.30 Hz, 1H), 6.72 (dd, J = 8.70, 2.30 Hz, 1H), 6.54 (bs, 1H), 4.25 (s, 2H), 4.16 (s, 2H), 3.70 (s, 3H), 3.69 - 3.66 (m, 2H), 2.28 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 1.39 (quint., J = 7.50 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.85分間、ESI m/z = 495, [M+H]+
6−フルオロ−3−((5−(4−フルオロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(80)の合成
Figure 2020519644
チオアミドJ(547mg、0.98mmol)、2−(4−フルオロフェニル)酢酸ヒドラジド(206mg、1.22mmol)、安息香酸銀(449mg、1.96mmol)、および酢酸(177mg、168μL、2.94mmol)から一般的手順1Cに従って調製して、1.37mgの粗製の材料を与えた。この粗製物を、フラッシュクロマトグラフィー(SiO、40:1 CHCl/MeOHから20:1)により精製して、327mg(49%収率)の化合物80を与えた。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=4.42分間、ESI m/z = 675, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(4−フルオロベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−6−フルオロ−1H−インドール(SK−I−91)の合成
Figure 2020519644
6−フルオロ−3−((5−(4−フルオロベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(80)(136mg、0.20mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、51mg(59%収率)の化合物SK−I−91を黄褐色固体として与えた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.75 (bs, 1H), 10.95 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 7.38 (dd, J = 8.70, 5.5 Hz, 1H), 7.26 - 7.21 (m, 1H), 7.14 - 7.02 (複雑に重複したm, 7H), 6.77 (dt, J = 8.70, 2.30 Hz, 1H), 6.67 (bs, 1H), 4.09 (s, 2H), 3.97 (s, 2H), 3.71 - 3.65 (m, 2H), 2.32 - 2.26 (m, 2H), 1.49 - 1.40 (m, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.83分間、ESI m/z = 433, [M+H]+
6−フルオロ−3−((5−(4−メトキシベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(82)の合成
Figure 2020519644
チオアミド C(300mg、0.54mmol)、2−(4−メトキシフェニル)酢酸ヒドラジド(29d)(121mg、0.67mmol)、安息香酸銀(247mg、1.08mmol)、および酢酸(97mg、93μL、1.62mmol)から一般的手順1Cに従って調製して、737mgの粗製の材料を形成させた。この粗製物を、フラッシュクロマトグラフィー(SiO、40:1 CHCl/MeOHから20:1)により精製して、234mg(63%収率)の化合物82を与えた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.92 (bs, 1H), 7.91 - 7.89 (m, 2H), 7.45 (t, J = 7.80 Hz, 2H), 7.39 - 7.30 (複雑に重複したm, 8H), 7.22 (d, J = 1.40 Hz, 1H), 7.11 (d, J = 2.30 Hz, 1H), 7.01 - 6.97 (m, 6H), 6.73 - 6.68 (m, 3H), 6.47 (bs, 1H), 4.08 (s, 2H), 3.90 (s, 2H), 3.59 (s, 3H), 3.67 - 3.63 (m, 2H), 2.25 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 1.41 (apparent quint., J ~ 7.30 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.43分間、ESI m/z = 687, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(4−メトキシベンジル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−6−フルオロ−1H−インドール(SK−I−105)の合成

Figure 2020519644
6−フルオロ−3−((5−(4−メトキシベンジル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(82)(224mg、0.33mmol)から一般的手順1Dに従って合成して、111mg(76%収率)の化合物SK−I−105を黄褐色固体として与えた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.75 (bs, 1H), 10.95 (bs, 1H), 7.51 (s, 1H), 7.38 (dd, J = 8.20, 5.90 Hz, 1H), 7.06 - 7.03 (m, 2H), 6.97 (d, J = 8.20 Hz, 2H), 6.79 - 6.74 (m, 3H), 6.66 (s, 1H), 4.08 (s, 2H), 3.90 (s, 2H), 3.64 (s, 3H), 3.62 - 3.56 (bm, 2H), 2.32 - 2.24 (bm, 2H), 1.48 - 1.38 (bm, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 159.40 (d, 1JCF = 234 Hz), 158.47, 153.63, 153.53, 136.61 (d, JCF = 13.4 Hz), 135.18, 130.42, 129.93, 128.79, 124.57 (d, JCF = 2.80 Hz), 124.16, 120.15 (d, JCF = 9.60 Hz), 114.41, 114.11, 109.59, 107.52 (d, JCF = 24.9 Hz), 98.88 (d, JCF = 25.8 Hz), 55.51, 42.61, 29.96, 29.59, 24.94 (幅広), 21.84。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.78分間、ESI m/z = 445, [M+H]+
6−フルオロ−3−((5−ネオペンチル−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(84)の合成
Figure 2020519644
(ヒドラジド塩酸塩からの調製;一般的方法1Cの変法)CHCl(40mL)中のチオアミド M(300mg、0.62mmol)およびヒドラジド(3m)(189mg、0.78mmol)の溶液に、安息香酸銀(284mg、1.24mmol)を添加し、その直後に酢酸(112mg、106μL、1.86mmol)を添加した。この黒色の溶液(AgSの形成)を室温で16時間撹拌した。極わずかに反応進行がなされたことが、LCMSで決定された;TEA(78mg、108μL、0.78mmol)を添加して、反応物を室温で18時間撹拌した。さらなる反応進行がなされたことが、LCMSで示された;安息香酸銀(284mg、1.24mmol)および酢酸(112mg、106μL、1.86mmol)を反応物に添加して、室温でさらに72時間撹拌した。この溶液を濃縮し、残渣を1:1 MeOH/CHClに溶解して、1N HCl(1.24mmol、1.24mL)で処理した。混合物を5分間撹拌し、ジイソプロピルエチルアミン(約10mmol、約5mL)で処理して、濃縮した。この残渣をMeOH(120mL)に懸濁させ、Celite(1インチ(2.54センチメートル)パッド)で濾過して濃縮し、1.11gの粗製の材料を与えた。この粗製の残渣をフラッシュクロマトグラフィー(SiO、40:1 CHCl/MeOHから20:1)により精製して、200mg(51%収率)の化合物84を与えた。この化合物は、純粋ではなく、「現状のまま」採用した。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=4.62分間、ESI m/z = 637, [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−ネオペンチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−6−フルオロ−1H−インドール(SK−I−119)の合成
Figure 2020519644
6−フルオロ−3−((5−ネオペンチル−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(84)(186mg、0.29mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、112mg(97%収率)の化合物SK−I−119を薄黄色固体として与えた。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.80分間、ESI m/z = 395, [M+H]+
3,3’−((4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3,5−ジイル)ビス(メチレン))ビス(6−フルオロ−1H−インドール)(86)の合成
Figure 2020519644
(ヒドラジド塩酸塩からの調製;一般的方法1Cの変法);CHCl(40mL)中のチオアミドJ(300mg、0.54mmol)およびヒドラジド塩酸塩(3m)(164mg、0.68mmol)の溶液に、安息香酸銀(247mg、1.08mmol)を添加し、その直後に酢酸(97mg、93μL、1.62mmol)を添加した。この黒色の溶液(AgSの形成)を室温で16時間撹拌した。極わずかに反応進行がなされたことが、LCMSで決定された;TEA(68mg、94μL、0.68mmol)を添加して、反応物を室温で18時間撹拌した。さらなる反応進行がなされたことが、LCMSで示された;安息香酸銀(247mg、1.08mmol)および酢酸(97mg、93μL、1.62mmol)を反応物に添加して、室温でさらに72時間撹拌した。この溶液を濃縮し、残渣を1:1 MeOH:CHClに溶解して、1N HCl(1.08mmol、1.08mL)で処理した。混合物を5分間撹拌し、ジイソプロピルエチルアミン(約10mmol、約5mL)で処理して、濃縮した。この残渣をMeOH(120mL)に懸濁させ、Celite(1インチ(2.54センチメートル)パッド)で濾過して濃縮し、1.18gの粗製の材料を与えた。この粗製の残渣をフラッシュクロマトグラフィー(SiO、40:1 CHCl/MeOHから20:1から10:1)により精製して、68mg(18%収率)の化合物86を与えた。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=4.32分間、ESI m/z = 714, [M+H]+
3,3’−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3,5−ジイル)ビス(メチレン))ビス(6−フルオロ−1H−インドール)(SK−I−124)の合成

Figure 2020519644
3,3’−((4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3,5−ジイル)ビス(メチレン))ビス(6−フルオロ−1H−インドール)(86)(68mg、0.095mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、33mg(73%収率)の化合物SK−I−124を黄褐色固体として与えた。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.71 (bs, 1H), 10.90 (bs, 1H), 7.48 (s, 1H), 7.36 - 7.32 (m, 2H), 7.04 - 7.01 (m, 4H), 6.74 - 6.69 (m, 2H), 6.64 (s, 1H), 4.07 (s, 4H), 3.69 (apparent t, J ~7.30 Hz, 2H), 2.30 - 2.24 (m, 2H), 1.53 - 1.44 (m, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=1.97分間、ESI m/z = 472, [M+H]+
実施例2:3,4,5−三置換−3−チオ−1,2,4−トリアゾールの合成
3−[1−(トリフェニルメチル)−1H−イミダゾール−4−イル]プロピルイソチオシアナート(1)の合成
Figure 2020519644
THF(16mL)中のN,N−ジシクロヘキシルカルボジイミド(1.10g、5.3mmol)とCS(3.36mL、53mmol)との混合物を、THF(32mL)中の市販のN−boc−1,4−ジアミノブタン(1.0g、5.3mmol)の溶液で処理した。反応混合物を窒素下で一晩撹拌した。減圧下で溶媒を除去して、白色固体を与えた。この固体をEtO(150mL)と共に研和して、ジシクロヘキシルチオウレアを濾過した。濾液を蒸発させて、黄色固体を与えた。残渣を、さらに精製せずに次のステップで用いた。
tert−ブチル(4−イソチオシアナトブチル)カルバマート(2)の合成

Figure 2020519644
THF(50mL)中のDCC(3.37g、16.3mmol)とCS2(13.3g、174mmol)との混合物を、THF(100mL)中の3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロパン−1−アミン(6.0g、16.3mmol)の溶液で処理した。反応混合物を窒素下で一晩撹拌した。減圧下で溶媒を除去して、白色固体を与えた。この固体をEtO(300mL)と共に研和して、ジシクロヘキシルチオウレアを濾過した。濾液を蒸発させて、油状物を与えた。EtOAc/ヘキサン(2:8)を用いたシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより、所望の化合物2(4.8g、72%)を黄色固体として与えた。
一般的手順2A:一般的縮合反応
イソチオシアナート(1〜2)(1当量)を無水THF(可溶化のために微量)中の所望のヒドラジド(3a〜3l)(1当量)に添加し、反応物をNの下、室温で18〜24時間撹拌した。対応するヒドラジンカルボチオアミド(14a〜l)を、溶媒の蒸発および適当な精製の後に得た。
一般的手順2B:一般的な環化反応
該ヒドラジンカルボチオアミド(14a〜l)(1当量)をEtOH(5mL/mmol)に溶解して、NaOH 1M(1.5当量)を添加する。混合物を85℃で3〜4時間加熱する。反応の終了時に、水を添加した。水層をDCMで洗浄し、1M濃塩酸でpH2に酸性化し、DCMで2回抽出した。蒸発後に、3−チオール−1,2,4−トリアゾール(15a〜k)を沈殿、再結晶化、フラッシュクロマトグラフィーにより精製するか、またはさらなる精製を行わずに使用した。
一般的手順2C:チオール反応物の一般的アルキル化
DCM(8mL/mmol)中の臭化ベンジル誘導体(1当量)と環化誘導体(15a〜k)(1当量)との混合物に、トリエチルアミン(1当量)を添加した。反応混合物を5〜12時間撹拌し、溶媒を蒸発させて、残渣をEtOAc(150mL)およびブライン(150mL)に分配させた。層を分離して、有機層を乾燥させ(無水MgSO)、濾過して濃縮した。反応混合物を蒸発させて、シリカカラムのクロマトグラフィーにより精製した(勾配DCMからEtOAc、またはDCMからDCM/MeOH(9:1))。
一般的手順2D:一般的N−Boc脱保護反応
DCM(5.5mL/mmol)中のN−Boc−保護化合物(1当量)の混合物に、iPrOH(5.5mL/mmol)中の6N HClを添加して、混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を無水EtOHで3回共蒸発させた。所望の脱保護化合物を精製後に得た(再結晶化、またはさらに精製せずに用いた)。
一般的手順2E:一般的トリチル脱保護反応
DCM(26.5mL/mmol)中のトリチル保護化合物(1mmol)の混合物を、1N HCl(10.6mL/mmol)に添加して、混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を無水エタノールで3回共蒸発させ、所望の非保護化合物を精製後に得た(再結晶化、またはさらに精製せずに用いた)。
Figure 2020519644
2−(3−(1H−インドール−3−イル)プロパノイル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)ヒドラジンカルボチオアミド(14a)の合成
Figure 2020519644
化合物1(2.09g、5.1mmol)およびヒドラジン3a(942mg、4.6mmol)から一般的手順2Aに従って調製して、2.41g(77%)の化合物14aを黄色泡状物として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.82 (s, 1H), 9.71 (s, 1H), 9.13 (s, 1H), 7.76 (m, 1H), 7.51 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.40-7.31 (m, 11H), 7.25 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.10-7.02 (m, 8H), 6.96 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 3.33 (m, 2H, under H2O peak), 2.94 (m, 2H), 2.46 (m, 2H under DMSO), 2.43 (m, 2H), 1.68 (m, 2H). 13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 171.70, 142.38, 140.66, 137.65, 136.27, 129.24, 128.22, 127.96, 126.95, 122.23, 120.98, 118.31, 118.22, 117.53, 113.49, 111.38, 74.39, 43.32, 34.14, 28.40, 25.17, 20.39。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.28分間、ESI m/z = 613.36 [M+H]+
2−(キノリン−2−カルボニル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)ヒドラジンカルボチオアミド(14b)の合成
Figure 2020519644
化合物3b(415mg、2.2mmol)および1(1.00g、2.4mmol)から一般的手順2Aに従って調製して、873mg(66%)の化合物10bを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.73 (s, 1H), 9.38 (s, 1H), 8.55 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.29 (s, 1H), 8.11-8.07 (m, 3H), 7.89 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 7.75 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 7.40-7.33 (m, 9H), 7.13 (s, 1H), 7.08-7.03 (m, 6H), 6.61 (s, 1H), 3.47 (m, 2H), 2.45 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 1.75 (m, 2H). 13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 181.25,149.54, 145.91, 142.33, 140.68, 137.62, 137.54, 130.56, 129.26, 129.16, 128.84, 128.25, 128.17, 127.91, 119.00, 117.39, 74.30, 43.58, 28.26, 25.24。
2−(2−ナフトイル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)ヒドラジンカルボチオアミド(14c)の合成

Figure 2020519644
化合物3c(413mg、2.2mmol)および1(1.00g、2.4mmol)から一般的手順2Aに従って調製して、1.26g(95%)の化合物14cを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.49 (bs, 1H), 9.32 (bs, 1H), 8.52 (s, 1H), 8.33 (bs, 1H), 8.00-7.95 (m, 5H), 7.60 (m, 2H), 7.35 (m, 10H), 7.04 (m, 7H), 6.61 (s, 1H), 3.46 (m, 2H), 2.45 (m, 2H), 1.74 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 165.97, 142.34, 140.67, 137.59, 134.33, 131.97, 129.92, 129.18, 128.92, 128.37, 128.19, 127.92, 127.77, 127.68, 126.84, 124.41, 117.45, 74.34, 43.51, 28.35, 25.23。
2−(3−フェニルプロパノイル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)ヒドラジンカルボチオアミド(14d)の合成
Figure 2020519644
化合物3d(417mg、2.5mmol)および1(1.04g、2.5mmol)から一般的手順2Aに従って調製して、558mg(38%)の化合物14dを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.68 (s, 1H), 9.12 (s, 1H), 7.82 (m, 1H), 7.41-7.33 (m, 9H), 7.27-7.23 (m, 3H), 7.19-7.14 (m, 3H), 7.08 (m, 6H), 6.63 (s, 1H), 3.41 (m, 2H), 2.80 (m, 2H), 2.41 (m, 2H), 1.72 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 171.17, 142.38, 141.08, 140.65, 137.64, 129.23, 128.37, 128.22, 127.97, 125.99, 117.54, 74.39, 43.31, 34.90, 30.35, 28.40, 25.15。
2−(1H−インドール−3−カルボニル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)ヒドラジンカルボチオアミド(14e)の合成
Figure 2020519644
化合物3e(396mg、2.3mmol)および1(1.02g、2.5mmol)から一般的手順2Aに従って調製して、1.11g(85%収率)の化合物14eを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.66 (s, 1H), 9.76 (s, 1H), 9.17 (s, 1H), 8.15-8.08 (m, 2H), 7.45 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.40-7.33 (m, 9H), 7.18-7.06 (m, 10H), 6.62 (s, 1H), 3.47 (m, 2H), 2.42 (m, 2H), 1.75 (m, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 164.36, 142.38, 140.73, 137.61, 135.94, 129.22, 128.91, 128.20, 127.94, 126.35, 122.12, 120.95, 120.72, 117.45, 111.92, 108.03, 74.36, 67.05, 43.43, 28.48, 25.29, 25.16。
2−ベンゾイル−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)ヒドラジンカルボチオアミド(14f)の合成
Figure 2020519644
フェニルヒドラジド(3f)(305mg、2.24mmol)および1(1.009g、2.46mmol)から一般的手順2Aに従って調製して、913mg(75%収率)の化合物14fを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.34 (s, 1H), 9.27 (s, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.91 (d, J = 6.8 Hz, 2H), 7.56 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 7.47-7.34 (m, 13H), 7.16 (s, 1H), 7.08-7.06 (m, 7H), 6.62 (s, 7H), 3.48-3.44 (m, 2H), 2.45 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 1.74 (m, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 165.90, 142.36, 140.67, 137.61, 132.48, 131.82, 129.22, 128.22, 127.96, 127.80, 117.45, 74.37, 43.54, 28.34, 25.24。
2−(2−(1H−インドール−3−イル)アセチル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)ヒドラジンカルボチオアミド(14g)の合成
Figure 2020519644
化合物3g(424mg、2.24mmol)および1(1.009g、2.48mmol)から一般的手順2Aに従って調製して、1.002g(75%収率)の化合物14gを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.90 (s, 1H), 9.87 (s, 1H), 9.18 (s, 1H), 7.95 (s, 1H), 7.55 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.42-7.21 (m, 12H), 7.11-7.02 (m, 7H), 6.96 (m, 1H), 6.65 (s, 1H), 3.56 (s, 2H), 3.44 (m, 2H), 2.45 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 1.72 (m, 2H)。 13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 142.40, 140.66, 137.69, 136.06, 129.26, 128.24, 127.99, 127.23, 123.97, 121.00, 118.78, 118.34, 117.56, 111.31, 108.01, 74.42, 43.42, 30.66, 28.36, 25.22。
2−(1−ナフトイル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)ヒドラジンカルボチオアミド(14h)の合成
Figure 2020519644
化合物3h(412mg、2.2mmol)および1(997mg、2.43mmol)から一般的手順2Aに従って調製して、1.27g(96%)の化合物14hを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.30 (s, 1H), 9.39 (s, 1H), 8.29 (m, 2H), 8.06 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.98 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.90 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 7.57-7.50 (m, 3H), 7.43-7.35 (m, 11H), 7.09 (m, 6H), 6.71 (s, 1H), 3.52 (m, 2H), 3.45-3.43 (m, 2H), 1.79 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 168.19, 142.19, 140.07, 137.55, 133.15, 130.77, 130.05, 129.23, 128.27, 128.20, 128.04, 127.81, 127.58, 126.74, 126.45, 126.32, 125.73, 124.73, 117.75, 74.66, 43.43, 28.31, 24.85。
2−(5−フルオロ−1H−インドール−2−カルボニル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)ヒドラジンカルボチオアミド(14i)の合成
Figure 2020519644
化合物3i(434mg、2.25mmol)および1(920mg、2.25mmol)から一般的手順2Aに従って調製して、1.09g(81%)の化合物14iを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.81 (s, 1H), 10.38 (s, 1H), 9.32 (s, 1H), 8.35 (s, 1H), 7.41-7.32 (m, 11H), 7.15 (s, 1H), 7.05 (m, 7H), 6.60 (s, 1H), 3.44 (m, 2H), 2.42 (m, 2H), 1.73 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 160.77, 158.34, 156.02, 142.37, 140.66, 137.61, 133.30, 131.37, 129.19, 128.20, 127.93, 127.01, 126.90, 117.39, 113.59, (d), 112.59 (d), 103.72, 74.34, 56.06, 54.96, 54.96, 43.62, 28.26, 25.29, 18.59。
2−(3−(4−フルオロフェニル)プロパノイル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)ヒドラジンカルボチオアミド(14j)の合成

Figure 2020519644
化合物3j(356mg、1.95mmol)および1(813mg、1.95mmol)から一般的手順2Aに従って調製して、994mg(85%)の化合物14jを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.64 (s, 1H), 9.08 (s, 1H), 7.83 (s, 1H), 7.37-7.30 (m, 9H), 7.22-7.16 (m, 3H), 7.04 (m, 7H), 6.59 (s, 1H), 3.33 (m, 2H, under H2O), 2.75 (m, 2H), 2.36 (m, 2H), 1.67 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 171.20, 161.96, 159.56, 142.41, 140.68, 137.71, 137.23, 130.10, 130.02, 129.30, 128.29, 128.05, 117.63, 115.18, 114.93, 74.46, 43.39, 35.02, 29.55, 25.19。
2−(1H−インドール−2−カルボニル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)ヒドラジンカルボチオアミド(14k)の合成
Figure 2020519644
化合物3k(349mg、1.99mmol)および1(815mg、1.99mmol)から一般的手順2Aに従って調製して、815mg(70%収率)の化合物14kを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.64 (s, 1H), 10.29 (s, 1H), 9.26 (s, 1H), 8.28 (s, 1H), 7.53 (d, J = 7.8 Hz, 1H ), 7.39-7.28 (m, 10H), 7.17-7.13 (m, 3H), 7.02-6.97 (m, 7H), 6.57 (s, 1H), 3.47 (m, 2H, under H2O peak), 2.38 (m, 2H), 1.70 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 164.45, 163.95, 150.26, 150.22, 142.38, 140.64, 140.30, 139.62, 137.64, 129.25, 128.25, 128.01, 121.67, 121.06, 117.53, 74.41, 43.56, 28.36, 25.22。
2−(2−(5−フルオロ−1H−インドール−3−イル)アセチル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)ヒドラジンカルボチオアミド(14l)の合成

Figure 2020519644
化合物1(1g、2.44mmol)およびヒドラジド31(506mg、2.44mmol)から一般的手順2Aに従って調製して、1.38g(92%)の化合物14lを黄色泡状物として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.00 (s, 1H), 9.87 (s, 1H), 9.18 (s, 1H), 8.02 (s, 1H), 7.43-7.26 (m, 13H), 7.10-7.07 (m, 6H), 6.89 (m, 1H), 6.64 (s, 1H), 3.44 (m, 2H), 2.43 (m, 2H), 1.73 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 170.24, 157.86, 155.59, 142.40, 140.63, 137.67, 132.74, 129.25, 128.23, 127.98, 127.52 (d), 126.14, 117.55, 112.28, 109.22 (d), 108.34, 103.72 (d), 74.40, 67.05, 43.43, 30.59, 28.36, 25.1。
2−(2−(6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)アセチル−N−3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)ヒドラジンカルボチオアミド(14m)の合成
Figure 2020519644
化合物1(1.12g、2.73mmol)およびヒドラジド3m(567mg、2.73mmol)から一般的手順Aに従って調製して、1.20g(71%)の化合物14mを黄色泡状物として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.94 (s, 1H), 9.85 (s, 1H), 9.14 (s, 1H), 7.97 (s, 1H), 7.50 (m, 1H), 7.41-7.33 (m, 9H), 7.25 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.19 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.10-7.04 (m, 6H), 6.82-6.76 (m, 1H), 6.63 (s, 1H), 3.51 (s, 2H), 2.41 (m, 2H), 1.75 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 170.26, 160.01, 157.68, 142.39, 140.64, 137.68 135.93 (d), 129.24, 128.22, 124.59 (d), 124.11, 119.93 (d), 117.55, 108.32, 106.90 (d), 97.36 (d), 74.40, 43.42, 30.58, 28.37, 25.21。
2−(2−フェニルアセチル)−N−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)ヒドラジンカルボチオアミド(14n)の合成

Figure 2020519644
化合物1(1.10g、2.69mmol)およびヒドラジド3n(403mg、2.69mmol)から一般的手順Aに従って調製して、1.05g(70%)の化合物14nを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 9.05 (s, 1H), 7.94 (s, 1H), 7.35-7.28 (m, 10H), 7.22 (m, 1H), 7.20-7.10 (m, 4H), 7.02-6.99 (m, 6H), 6.59 (s, 1H), 3.39 (s, 2H), 3.34 (m, 2H), 2.34 (m, 2H), 1.65 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 142.38, 140.65, 137.65, 135.49, 129.23, 128.20, 128.15, 127.95, 117.50, 74.37, 43.39, 33.37, 28.35, 25.19。
Figure 2020519644
5−(2−(1H−インドール−3−イル)エチル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15a)の合成

Figure 2020519644
誘導体14a(2.41g、3.9mmol)から一般的手順2Bに従って調製した。シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(勾配DCM/MeOH 9:1)により、所望の生成物15aを黄色泡状物として与えた(1.78g、76%): 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.77 (s, 1H), 7.45 (d, J= 7.8 Hz, 1H), 7.37-7.26 (m, 11H), 7.17 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.09 (s, 1H), 7.05-6.96 (m, 7H), 6.85 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 3.83 (t, J = 8.2 Hz, 2H), 2.99 (m, 4H), 2.41 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 1.82 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 166.65, 152.61, 142.86, 140.37, 138.23, 136.69, 129.71, 128.70, 128.43, 127.35, 123.15, 121.48, 118.79, 118.70, 118.18, 113.27, 111.90, 74.87, 43.04, 27.80, 26.20, 25.39, 22.03。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で25−95%アセトニトリル)、保持時間=7.08分間、ESI m/z = 595.41 [M+H]+. HRMS (ESI+): C37H35N6S (M+H) +の m/z 計算値595.2630、観測値595.2638。
5−(キノリン−2−イル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15b)の合成
Figure 2020519644
化合物14b(873mg、1.46mmol)から一般的手順2Bに従って調製して、800mg(94%)の化合物15bを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.56 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.13 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.08-8.02 (m, 2H), 7.77-7.68 (m, 2H), 7.38-7.34 (m, 9H), 7.23 (s, 1H), 7.05-7.03 (m, 6H), 6.69 (s, 1H), 4.69 (t, J = 7.6 Hz, 2H), 2.63 (t, J = 7.3 Hz, CH2), 2.14-2.07 (m, 2H). 13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 168.41, 148.57, 146.46, 145.85, 142.32, 140.13, 137.70, 130.55, 129.19, 128.13, 128.04, 127.90, 127.65, 119.76, 117.67, 74.36, 45.24, 27.99, 25.40。
5−(ナフタレン−2−イル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15c)の合成
Figure 2020519644
化合物14c(1.25g、2.1mmol)から一般的手順2Bに従って調製して、996mg(82%)の化合物15cを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.23 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 8.01 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.95 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.73 (dxd, J = 8.2, 1.4 Hz, 1H), 7.63 (t, J = 8.2 Hz, 1H), 7.55 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 4.07 (m, 2H), 2.39 (m, 2H), 1.94 (m, 2H). 13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 167.25, 151.29, 137.67, 133.40, 132.33, 129.14, 128.73, 128.60, 128.49, 128.11, 127.89, 127.75, 127.70, 126.97, 125.17, 123.40, 118.01, 74.28, 56.07, 43.75, 27.31, 24.73, 18.59。
5−フェネチル−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15d)の合成
Figure 2020519644
14d(464mg、0.81mmol)から一般的手順2Bに従って調製して、418mg(93%)の化合物15dを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.82 (s, 1H), 8.76 (s, 1H), 7.47-7.43 (m, 10H), 7.32-7.24 (m, 5H), 7.21-7.15 (m, 8H), 3.91 (t, J = 8.2 Hz, 2H), 3.01-2.93 (m, 4H), 2.68-264 (m, 2H), 1.95-1.88 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 166.33, 166.24, 151.75, 147.77, 140.68, 140.31, 136.62, 133.66, 132.55, 129.23, 128.61, 128.56, 128.46, 128.37, 128.33, 127.78, 127.55, 126.67, 126.25, 119.64, 115.56, 80.57, 41.94, 31.17, 26.49, 26.27, 21.24。
5−(3a,7a−ジヒドロ−1H−インドール−3−イル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15e)の合成
Figure 2020519644
化合物14e(1.09g、1.90mmol)から一般的手順2Bに従って調製して、1.00g(93%)の化合物15eを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.88 (s, 1H), 8.02 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.97 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.51 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.41-7.37 (m, 9H), 7.25-7.21 (m, 1H), 7.17-7.09 (m, 7H), 6.97 (s, 1H), 4.18 (m, 2H), 2.61 (m, 2H), 2.00 (m, 2H). 13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 166.11, 147.48, 141.54, 137.38, 135.91, 129.19, 128.36, 128.19, 127.77, 127.54, 126.38, 125.28, 122.64, 120.60, 120.48, 118.89, 112.03, 100.46, 75.57, 43.24, 26.60, 23.46。
5−フェニル−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15f)の合成
Figure 2020519644
化合物14f(890mg、1.63mmol)から一般的手順2Bに従って調製して、851mg(99%)の化合物15fを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.52 (m, 2H), 7.39-7.34 (m, 12H), 7.22 (s, 1H), 7.04-7.02 (m, 6H), 6.53 (s, 1H), 3.95 (t, J = 7.8 Hz, 2H), 2.37 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 1.85 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 167.70, 150.66, 142.32, 140.02, 137.73, 129.25, 128.73, 128.64, 128.20, 127.99, 127.58, 117.83, 74.37, 43.16, 28.17, 25.05。
5−((1H−インドール−3−イル)メチル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15g)の合成
Figure 2020519644
化合物14g(1.00g、1.67mmol)から一般的手順2Bに従って調製して、829mg(85%)の化合物15gを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.07 (s, 1H), 8.47 (s, 1H), 7.47-7.39 (m, 10H), 7.31-7.28 (m, 2H), 7.14-7.09 (m, 7H), 7.03 (m, 1H), 6.93 (m, 1H), 4.19 (m, 2H), 3.86 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 2.53 (m, 2H), 1.70 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 166.46, 151.36, 140.80, 136.62, 136.22, 134.76, 129.22, 128.56, 128.49, 127.78, 127.54, 126.65, 124.21, 121.29, 119.33, 118.66, 118.29, 111.62, 107.11, 76.68, 42.16, 26.44, 22.19, 21.92。
5−(ナフタレン−1−イル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15h)の合成
Figure 2020519644
化合物14h(1.11g、1.86mmol)から一般的手順2Bに従って調製して、733mg(69%)の15hを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.76 (s, 1H), 8.11 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.04 (d, J = 7.8 Hz, 1H) 7.80 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 7.62-7.54 (m, 4H), 7.41-7.37 (m, 10H), 7.08 (s, 1H), 7.02 (m, 6H), 3.70 (m, 2H), 2.44 (m, 2H), 1.74 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 166.84, 149.71, 140.16, 136.32, 132.98, 132.69, 131.30, 131.23, 129.33, 129.18, 128.71, 127.93, 126.98, 125.44, 124.28, 122.92, 120.22, 77.43, 42.55, 26.47, 20.87。
5−(5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15i)の合成
Figure 2020519644
化合物14i(1.09g、1.81mmol)から一般的手順2Bに従って調製して、410mg(39%)の15iを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.96 (s, 1H), 7.44-7.41 (m, 1H), 7.36-7.34 (m, 10H), 7.19-7.16 (m, 1H), 7.09-7.05 (m, 8H), 6.95 (s, 1H), 6.72 (s, 1H), 4.23 (m, 2H), 2.58 (m, 2H), 2.02 (m, 2H). 13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 166.84, 149.71, 140.16, 136.32, 132.98, 132.69, 131.30, 131.23, 129.33, 129.18, 128.71, 127.93, 126.98, 125.44, 124.28, 122.92, 120.22, 77.43, 42.55, 26.47, 20.87。
5−(4−フルオロフェネチル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15j)の合成
Figure 2020519644
化合物14j(893mg、1.51mmol)から一般的手順2Bに従って調製して、790mg(91%)の15jを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.97 (s, 1H), 7.34-7.28 (m, 9H), 7.20-7.16 (m, 2H), 7.04-6.92 (m, 9H), 3.78 (m, 2H), 2.47 (m, 2H), 1.79 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 166.24, 162.05, 159.64, 151.61, 147.80, 141.21, 136.94, 136.43, 133.61, 132.38, 130.35 (d), 129.24, 128.50 (d), 127.81, 127.57, 126.68, 119.09, 115.09 (d), 76.14, 42.07, 30.26, 26.78, 26.33, 22.85。
5−(1H−インドール−2−イル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15k)の合成
Figure 2020519644
14k(735mg、1.26mmol)から一般的手順2Bに従って調製して、610mg(86%)の化合物15kを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.87 (s, 1H), 8.79 (s, 1H), 7.55 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.45-7.35 (m, 12H), 7.22-7.10 (m, 7H), 7.06-6.99 (m, 2H), 4.23 (m, 2H), 2.75 (m, 2H), 2.04 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 167.28, 147.80, 145.17, 140.51, 136.80, 136.56, 133.63, 129.25, 128.65, 127.81, 127.58, 127.48, 126.69, 123.71, 122.43, 120.20, 120.04, 112.05, 103.31, 77.16, 43.13, 26.54, 25.17。
5−((5−フルオロ−1H−インドール−3−イル)メチル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15l)の合成
Figure 2020519644
誘導体14l(1.23g、2.00mmol)から一般的手順2Bに従って調製した。有機相の蒸発により、所望の生成物15lを黄色泡状物として与えた(860mg、72%):1C NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.19 (s, 1H), 7.48-7.39 (m, 10H), 7.32-7.21 (m, 3H), 7.17-7.14 (m, 6H), 6.90 (s, 1H), 4.17 (s, 2H), 3.86 (d, J = 7.4 Hz, 2H), 2.61 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 1.76 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 166.49, 157.82, 155.52, 151.24, 147.78, 140.47, 136.39, 133.66, 132.89, 129.23, 128.66, 127.79, 127.55, 127.00 (d), 126.67, 126.34, 119.77, 112.71 (d), 109.58 (d), 107.40 (d), 103.21 (d), 77.20, 42.02, 26.36, 21.74, 21.62。
5−((6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)メチル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15m)の合成
Figure 2020519644
誘導体14m(1.50g、2.40mmol)から一般的手順Bに従って調製して、所望の生成物15mを黄色泡状物として与えた(1.46g、定量的収率): 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.21 (s, 1H), 8.59 (s, 1H), 7.47-7.39 (m, 11H), 7.33 (s, 1H), 7.18-7.08 (m, 8H), 6.82 (s, 1H), 4.19 (s, 2H), 3.86 (m, 2H), 2.60 (m, 2H), 1.75 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 166.48, 160.05, 157.72, 151.21, 140.73, 136.58, 136.17 (d), 129.21, 128.58, 128.51, 124.86 (d), 123.55, 119.45 (d), 107.42, 107.34 (d), 97.70, 97.44, 76.80, 42.11, 26.41, 22.05, 21.81。
5−ベンジル−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15n)の合成

Figure 2020519644
誘導体14n(879mg、1.55mmol)から一般的手順Bに従って調製して、所望の生成物15nを黄色泡状物として与えた(703mg、84%): 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.09 (s, 1H), 7.45-7.39 (m, 9H), 7.27-7.22 (m, 4H), 7.17-7.11 (m, 7H), 6.92 (s, 1H), 4.10 (s, 2H), 3.83 (m, 2H), 2.53 (m, 2H), 1.68 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 166.60, 151.15, 141.30, 136.98, 135.07, 129.21, 128.73, 128.63, 128.44, 128.32, 127.02, 118.75, 42.40, 30.72, 26.58, 23.08。
6−フルオロ−3−((5−(3−メチルベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(16m)の合成
Figure 2020519644
環化化合物15m(690mg、1.15mmol)および臭化ベンジル(138μL、1.15mmol)から一般的手順Cに従って調製して、500mg(63%)の所望の生成物16mを黄色泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.03 (s, 1H), 7.47-7.43 (m, 1H), 7.40-7.35 (m, 9H), 7.24 (s, 1H), 7.16-7.04 (m, 13H), 6.79 (m, 1H), 6.54 (s, 1H), 4.26 (s, 2H), 4.17 (s, 2H), 3.61 (t, J = 7.8 Hz, 2H), 2.27 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 1.48 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 160.05, 157.73, 154.40, 148.36, 142.31, 139.56, 137.72, 137.21, 136.19, 136.07, 129.17, 128.73, 128.31, 128.16, 127.93, 127.32, 124.18, 123.60, 119.62 (d), 117.53, 108.76 (d), 107.14 (d), 97.51 (d), 74.35, 42.66, 37.60, 28.66, 24.59, 21.56。
6−フルオロ−3−((5−(3−メチルベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(17m)の合成
Figure 2020519644
環化化合物15m(770mg、1.29mmol)および3−メチルベンジルブロミド(174μL、1.29mmol)から一般的手順Cに従って調製して、545mg(60%)の所望の生成物17mを黄色泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.00 (s, 1H), 7.47-7.43 (m, 1H), 7.39-7.36 (m, 10H), 7.24 (m, 1H), 7.15 (m, 1H), 7.07-6.93 (m, 11H), 6.78 (m, 1H), 6.54 (s, 1H), 4.23 (s, 2H), 4.16 (s, 2H), 3.64 (t, J = 7.8 Hz, 2H), 2.28 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 2.13 (s, 3H), 1.47 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 160.07, 157.75, 154.40, 148.50, 142.31, 139.53, 137.73 (d), 137.02, 136.21 (d), 129.35, 129.18, 128.25, 128.18, 128.03, 127.95, 125.85, 124.17 (d), 123.61, 119.63 (d), 117.56, 108.81, 107.16 (d), 97.54 (d), 74.40, 42.72, 37.53, 28.69, 24.59, 21.54, 20.79。
3−ベンジル−5−(ベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール(17n)の合成

Figure 2020519644
環化化合物15n(333mg、0.61mmol)および3−メトキシベンジルブロミド(86μL、0.61mmol)から一般的手順Cに従って調製して、266mg(65%)の所望の生成物17nを白色泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.39-7.36 (m, 10H), 7.23-7.19 (m, 4H), 7.11-7.02 (m, 9H), 6.80-6.73 (m, 2H), 6.49 (s, 1H), 4.26 (s, 2H), 4.08 (s, 2H), 3.63 (s, 3H), 3.60 (m, 2H), 2.26 (m, 2H), 1.40 (m, 2H). 13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 159.16, 154.31, 148.66, 142.32, 139.50, 138.67, 137.73, 136.27, 129.46, 129.18, 128.51, 128.37, 128.18, 127.97, 126.70, 120.97, 117.55, 114.26, 11305, 74.37, 42.80, 37.41, 30.39, 28.73, 24.64。
3−(3−メトキシベンジルチオ)−5−フェネチル−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール(17d)の合成
Figure 2020519644
環化化合物15d(401mg、0.72mmol)および3−メトキシベンジルブロミド(101μL、0.72mmol)から一般的手順Cに従って調製して、420mg(88%)の17dを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.39-7.33 (m, 9H), 7.21 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.20-7.11 (m, 6H), 7.04-7.02 (m, 6H), 6.81-6.75 (m, 3H), 6.58 (s, 1H), 4.25 (s, 2H), 3.66-3.62 (m, 2H), 3.65 (s, 3H), 2.97-2.86 (m, 4H), 2.36-2.33 (m, 2H), 1.67-1.63 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 159.17, 154.90, 148.11, 142.31, 140.62, 139.55, 138.71, 137.76, 129.50, 129.18, 128.37, 128.24, 128.19, 127.96, 126.11, 121.02, 117.74, 114.33, 113.00, 74.37, 42.42, 37.29, 32.47, 28.79, 26.21, 24.50。
Figure 2020519644
3−(2−(5−(ベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(S16a)の合成
Figure 2020519644
環化化合物15a(272mg、0.46mmol)および臭化ベンジル(55μL、0.46mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、218mg(70%)の16aを黄色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.78 (bs, 1H), 7.44 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 7.36-7.32 (m, 9H), 7.30 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.23-7.19 (m, 6H), 7.10 (m, 1H), 7.04-7.01 (m, 7 H), 6.89 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 6.56 (s, 1H), 4.27 (s, 2H), 3.64 (t, J = 7.8 Hz, 2H), 3.06-2.95 (m, 4H), 2.33 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 1.64 (m, 2H). 13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 155.41, 147.03, 142.31, 139.50, 137.78, 137.22, 136.18, 129.18, 128.86, 128.42, 128.17, 127.94, 127.42, 126.89, 122.61, 120.93, 118.25, 118.15, 117.66, 113.15, 111.35, 74.36, 42.51, 37.40, 28.87, 25.53, 24.59, 22.64。 LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.28分間、ESI m/z = 685.44 [M+H]+
3−(2−(5−(3−クロロベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(17a)の合成
Figure 2020519644
環化化合物15a(323mg、0.54mmol)および3−クロロベンジルブロミド(71μL、0.54mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、320mg(82%)の17aを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.79 (s, 1H), 7.44 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.36-7.33 (m, 9H), 7.30-7.20 (m, 4H), 7.11 (d, J = 3.5 Hz, 1H), 7.04-7.01 (m, 8H), 6.87 (m, 1H), 6.58 (s, 1H), 4.29 (s, 2H), 3.64 (m, 2H), 3.06-2.96 (m, 4H), 2.32 (m, 2H), 1.66 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 155.57, 147.82, 142.32, 140.05, 139.49, 137.83, 136.19, 132.89, 130.26, 129.19, 128.71, 128.19, 127.96, 127.61, 127.35, 126.89, 122.62, 120.94, 118.27, 118.15, 117.67, 113.16, 111.38, 74.37, 42.56, 36.42, 28.89, 25.55, 24.58, 22.65。
3−(3−メトキシベンジルチオ)−5−フェネチル−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール(17d)の合成
Figure 2020519644
環化化合物15d(401mg、0.72mmol)および3−メトキシベンジルブロミド(101μL、0.72mmol)から一般的手順Cに従って調製して、420mg(88%)の17dを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.39-7.33 (m, 9H), 7.21 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.20-7.11 (m, 6H), 7.04-7.02 (m, 6H), 6.81-6.75 (m, 3H), 6.58 (s, 1H), 4.25 (s, 2H), 3.66-3.62 (m, 2H), 3.65 (s, 3H), 2.97-2.86 (m, 4H), 2.36-2.33 (m, 2H), 1.67-1.63 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 159.17, 154.90, 148.11, 142.31, 140.62, 139.55, 138.71, 137.76, 129.50, 129.18, 128.37, 128.24, 128.19, 127.96, 126.11, 121.02, 117.74, 114.33, 113.00, 74.37, 42.42, 37.29, 32.47, 28.79, 26.21, 24.50。
3−(2−(5−(3−フルオロベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(18a)の合成
Figure 2020519644
15a(300mg、0.51mmol)および3−フルオロベンジルブロミド(62μL、0.51mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、250mg(73%)の化合物18aを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.75 (s, 1H), 7.41 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.34-7.19 (m, 12H), 7.18 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.10-7.04 (m, 2H), 7.01-6.96 (m, 8H), 6.85 (m, 1H), 6.54 (s, 1H), 4.27 (s, 2H), 3.64 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 3.05-2.83 (m, 4H), 2.31 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 1.64 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 207.10, 163.71, 161.24, 156.05, 148.36, 142.82, 140.76 (2), 140.00, 138.32, 136.69, 130.84 (2), 129.68, 128.68, 128.45, 127.39, 125.51, 123.11, 121.44, 118.76, 118.65, 118.18, 116.26, 116.04, 114.86, 114.65, 113.65, 111.88, 74.86, 43.06, 37.00, 31.23, 29.42, 26.05, 25.07, 23.15。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で60−95%アセトニトリル)、保持時間=2.77分間、ESI m/z = 703.38 [M+H]+
3−(2−(5−(3,4−ジクロロベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(19a)の合成
Figure 2020519644
15a(526mg、0.88mmol)および3,4−ジクロロベンジルブロミド(128μL、0.88mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、218mg(70%)の化合物19aを白色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.75 (s, 1H), 7.52 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.47 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.41 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.34-7.21 (m, 11H), 7.18 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.08 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.01-6.96 (m, 7H), 6.86 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 6.56 (s, 1H), 4.27 (s, 2H), 3.66 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 3.05-2.92 (m, 4H), 2.32 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 1.66 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 207.08, 156.14, 142.82, 139.99, 139.38*2, 138.34, 136.69, 131.34, 131.03, 130.51, 129.79, 129.72, 128.44, 128.16, 127.41*2, 123.15, 121.44, 118.78*2, 118.57, 118.19, 113.64, 74.87, 43.11, 36.10, 29.45, 26.02, 25.03, 23.10。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で60−95%アセトニトリル)、保持時間=2.67分間、ESI m/z = 753.36 [M+H]+
3−((5−(4−ブロモベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(19o)の合成

Figure 2020519644
環化化合物15g(500mg、0.86mmol)および4−ブロモベンジルブロミド(215mg、0.86mmol)から一般的手順Cに従って調製して、506mg(78%)の19oを黄色泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.94 (s, 1H), 7.46 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.40-7.34 (m, 9H), 7.31 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.24-7.22 (m, 2H), 7.19 (m, 1H), 7.10-7.01 (m, 9H), 6.91 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.54 (s, 1H), 4.23 (s, 2H), 4.18 (s, 2H), 3.61 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 2.26 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 1.49 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.68, 148.11, 142.31, 139.54, 137.73, 136.85, 136.27, 131.18, 130.88, 129.18, 128.17, 127.93, 126.71, 123.64, 121.16, 120.52, 118.51, 118.47, 117.57, 111.50, 108.32, 74.36, 42.66, 36.65, 28.73, 24.57, 21.70。
メチル 4−((5−((1H−インドール−3−イル)メチル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イルチオ)メチル)ベンゾアート(20o)の合成
Figure 2020519644
環化化合物15g(493mg、0.85mmol)およびメチル 4−(ブロモメチル)ベンゾアート(194mg、0.85mmol)から一般的手順Cに従って調製して、395mg(64%)の20oを黄色泡状物として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.87 (s, 1H), 7.65 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.40 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.35-7.31 (m, 9H), 7.26-7.23 (m, 3H), 7.18 (m, 1H), 7.14 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.03-6.96 (m, 7H), 6.85 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 6.49 (s, 1H), 4.29 (s, 2H), 4.13 (s, 2H), 3.78 (s, 3H), 3.58 (t, J = 7.8 Hz, 2H), 2.21 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 1.44 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 165.87, 154.72, 148.02, 142.95, 142.32, 139.54, 137.71, 136.26, 129.21, 129.17, 129.05, 128.51, 128.16, 127.92, 126.69, 123.63, 121.16, 118.47, 117.57, 111.48, 108.30, 74.35, 52.10, 42.68, 38.87, 36.94, 28.75, 24.55, 21.68。
3−ベンジル−5−(ベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール(16n)の合成
Figure 2020519644
環化化合物15n(370mg、0.68mmol)および臭化ベンジル(82μL、0.68mmol)から一般的手順Cに従って調製して、252mg(58%)の所望の生成物16nを白色泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.40-7.35 (m, 10H), 7.23-7.08 (m, 10H), 7.04-7.02 (m, 6H), 6.48 (s, 1H), 4.27 (s, 2H), 4.07 (s, 2H), 3.57 (t, J = 7.6 Hz, 2H), 2.28 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 1.39 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.32, 148.65, 142.32, 139.50, 137.73, 137.21, 136.26, 129.20, 128.80, 128.53, 128.39, 128.20, 128.00, 127.39, 126.71, 117.57, 74.39, 42.76, 37.57, 30.40, 28.67, 24.64。
2−(5−(ベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)キノリン(16b)の合成

Figure 2020519644
15b(550mg、0.95mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、460mg(72%)の化合物16bを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.54 ( d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.30 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.05 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 7.99 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.75-7.55 (m, 5H), 7.37-7.19 (m, 13H), 7.05-7.01 (m, 5H), 6.62 (s, 1H), 4.49 (m, 2H), 4.48 (m, 2H), 2.54 (m, 2H), 1.97 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 152.42, 152.26, 147.16, 146.59, 142.30, 139.77, 137.77, 137.42, 137.06, 130.33, 129.17, 128.97, 128.47, 128.11, 127.99, 127.92, 127.60, 127.53, 127.37, 119.93, 117.72, 74.35, 45.50, 36.80, 29.26, 25.13。
2−(5−(2−(1H−インドール−3−イル)エチルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)キノリン(17b)の合成
Figure 2020519644
環化化合物15b(515mg、0.89mmol)をDMF(7.1mL)に溶解して、KCO(123mg、0.89mmol)および3−(2−ブロモエチル)−1H−インドール(199mg、0.89mmol)を添加した。反応物を40℃で一晩撹拌して、沈殿物を濾過し、低温ジエチルエーテルで洗浄して、496mg(77%)の17bを褐色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.91 (s, 1H), 8.53 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.29 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.04 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 7.99 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.74-7.60 (m, 3H) 7.35-7.32 (m, 10H), 7.25-7.23 (m, 2H), 7.08-6.95 (m, 8H), 6.66 (s, 1H), 4.57 (m, 2H), 3.55 (m, 2H), 3.16 (m, 2H), 2.59 (m, 2H), 2.10 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 152.66, 150.01, 147.78, 146.40, 143.79, 143.65, 138.67, 133.63, 133.53, 133.53, 132.13, 131.38, 129.50, 129.22, 128.27, 127.91, 127.79, 127.55, 127.00, 126.66, 124.40, 120.63, 120.32, 119.58, 115.80, 112.00, 105.17, 80.57, 48.00, 30.43, 27.94, 27.81, 21.12。
2−(5−(3−ブロモベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)キノリン(18b)の合成
Figure 2020519644
環化化合物15b(480mg、0.83mmol)および3−ブロモベンジルブロミド(207mg、0.83mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、325mg(52%)の18bを白色泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.54 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.30 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.06 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.99 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.75-7.64 (m, 2H), 7.60 (m, 1H), 7.41-7.32 (m, 11H), 7.25-7.20 (m, 2H), 7.05-7.01 (m, 6H), 6.64 (s, 1H), 4.49 (m, 4H), 2.55 (m, 2H), 1.99 (m, 2H)。13H NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 152.51, 151.98, 147.11, 146.57, 142.29, 140.13,139.73, 137.79, 137.40, 131.65, 130.54, 130.30, 129.16, 128.09, 127.96, 127.90, 127.58, 127.35, 121.52, 119.91, 117.70, 74.33, 45.53, 35.80, 29.26, 25.12。
3−(ベンジルチオ)−5−(ナフタレン−2−イル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール(16c)の合成

Figure 2020519644
化合物15b(417mg、0.72mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、270mg(56%)の16cを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.12 (s, 1H), 7.98 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.92 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.69 (dxd, J = 8.2, 1.4 Hz, 1H), 7.59 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 7.51 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 7.34-7.19 (m, 14H), 7.14 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.14 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 6.92-6.90 (m, 6H), 6.45 (s, 1H), 4.42 (s, 2H), 3.88 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.31 (t, J = 6.4 Hz, 2H), 1.75 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.95, 150.19, 142.20, 139.16, 137.85, 137.15, 133.11, 132.45, 129.19, 128.99, 128.58, 128.50, 128.10, 127.90, 127.66, 127.53, 127.40, 126.83, 125.39, 124.57, 117.97, 74.28, 43.82, 28.81, 24.50。
3−(ベンジルチオ)−5−フェネチル−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール(16d)の合成
Figure 2020519644
化合物15d(388mg、0.70mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、335mg(74%)の16dを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.37 (m, 9H), 7.24-7.19 (m, 10H), 7.14 (m, 1H), 7.06-7.03 (m, 6H), 6.59 (s, 1H), 4.30 (s, 2H), 2.97-2.87 (m, 4H), 2.36 (m, 2H), 1.65 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.88, 148.11, 142.30, 140.62, 139.55, 137.76, 137.25, 129.18, 128.85, 128.40, 128.38, 128.23, 128.18, 127.96, 127.42, 126.10, 117.74, 74.38, 42.41, 37.34, 32.46, 28.76, 26.20, 24.51。
3−(5−(ベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1H−インドール(16e)の合成
Figure 2020519644
化合物15e(457mg、0.81mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、423mg(80%)の16eを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.65 (s, 1H), 8.05 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.81 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.46 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.34-7.30 (m, 11H), 7.28 (s, 1H), 7.25-7.10 (m, 4H), 7.04-7.02 (m, 6H), 6.59 (s, 1H), 4.37 (s, 2H), 3.88 (t, J = 8.2 Hz, 1H), 2.42 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 1.77 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 171.70, 142.38, 140.66, 137.65, 136.27, 129.24, 128.22, 127.96, 126.95, 122.23, 120.98, 118.31, 118.22, 117.53, 113.49, 111.38, 74.39, 43.32, 34.14, 28.40, 25.17, 20.39。
3−(ベンジルチオ)−5−フェニル−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール(16f)の合成
Figure 2020519644
15f(810mg、1.53mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、440mg(46%)の16fを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.55 (m, 2H), 7.47-7.42 (m, 3H) 7.37-7.19 (m 15H), 7.04-7.00 (m, 6H), 6.48 (s, 1H), 4.41 (s, 2H), 3.81 (t, J = 7.8 Hz, 2H), 2.30 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 1.70 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.95, 149.99, 142.27, 139.13, 137.87, 137.14, 129.99, 129.22, 129.00, 128.93, 128.51, 128.36, 128.20, 128.02, 127.56, 127.27, 117.92, 74.39, 43.60, 37.34, 28.82, 24.48。
3−((5−(ベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(16g)の合成
Figure 2020519644
15g(775mg、1.37mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、647mg(72%)の化合物16gを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.93 (s, 1H), 7.47 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.40-7.35 (m, 9H), 7.30-7.25 (m, 2H), 7.15-7.01 (m, 13H), 6.91 (s, 1H), 6.53 (s, 1H), 4.25 (s, 2H), 4.17 (s, 2H), 3.59 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 2.24 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 1.45 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.62, 148.38, 142.30, 139.45, 137.72, 137.23, 136.30, 129.21, 128.75, 128.36, 128.22, 128.00, 127.36, 126.74, 123.61, 121.24, 118.53, 117.62, 111.47, 108.44, 74.45, 42.68, 37.68, 28.69, 24.57, 21.69。
3−((5−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(17g)の合成
Figure 2020519644
化合物15g(468mg、0.81mmol)および3−トリフルオロメチルベンジルブロミド(123μL、0.81mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、474mg(80%)の化合物17gを薄黄色泡状物として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.88 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.60 (s, 1H), 7.39-6.97 (m, 24H), 6.46 (d, 1H), 4.34 (s, 2H), 4.12 (s, 2H), 3.61 (t, J = 7.4 Hz, 2H), 2.21 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 1.40 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.83, 148.13, 142.37, 139.55, 139.15, 137.81, 136.31, 132.97, 129.42, 129.24, 129.01, 128.25, 128.03, 126.76, 125.49 (d), 124.07 (d), 123.66, 122.76, 121.29, 118.53 (d), 117.64, 111.53, 108.44, 74.45, 42.82, 36.46, 28.76, 24.61, 21.65。
3−((5−(3−フルオロベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(18g)の合成
Figure 2020519644
化合物15g(529mg、0.91mmol)および3−フルオロベンジルブロミド(112μL、0.91mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、610mg(97%)の18gを薄黄色泡状物として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.93 (s, 1H), 7.45 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.40-7.34 (m, 10H), 7.29-7.23 (m, 2H), 7.14-6.98 (m, 12H), 6.90 (s, 1H), 6.53 (s, 1H), 4.30 (s, 2H), 4.18 (s, 2H), 3.66 (t, J = 7.8 Hz, 2H), 2.26 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 1.48 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 163.11, 160.68, 154.68, 148.14, 142.32, 140.23 (d), 139.54, 137.72, 136.24, 130.26 (d), 129.17, 128.16, 127.92, 124.89, 123.57, 121.18, 118.47, 117.54, 115.69 (d), 114.29 (d), 111.43, 108.42, 74.35, 42.75, 36.56, 28.75, 24.58, 21.60。
3−((5−(3,4−ジクロロベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(19g)の合成

Figure 2020519644
15g(519mg、0.89mmol)および3,4−ジクロロベンジルブロミド(130μL、0.89mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、538mg(81%)の化合物19gを薄黄色泡状物として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.93 (s, 1H), 7.55 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.45-7.00 (m, 23H), 6.90 (m, 1H), 6.54 (s, 1H), 4.29 (s, 2H), 4.18 (s, 2H), 3.68 (t, J = 7.6 Hz, 2H), 2.28 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 1.50 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.78, 147.98, 142.32, 139.54, 138.80, 137.75 136.26, 130.83, 130.81, 130.38, 129.97, 129.19, 129.08, 128.16, 127.93, 126.71, 123.64, 121.18, 118.49, 117.58, 111.48, 108.36, 74.36, 42.77, 35.68, 28.78, 24.57, 21.64。
3−((5−(3−ブロモベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(20g)の合成
Figure 2020519644
15g(510mg、0.88mmol)および3−ブロモベンジルブロミド(219mg、0.88mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、544mg(83%)の20gを薄黄色泡状物として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.92 (s, 1H), 7.48-7.00 (m, 24H), 6.92 (m, 1H), 6.53 (s, 1H), 4.28 (s, 2H), 4.17 (s, 2H), 3.68 (t, J = 7.8 Hz, 2H), 2.27 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 1.47 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.71, 148.11, 142.32, 140.27, 139.52, 137.74 136.25, 131.54, 130.41, 130.16, 129.19, 128.17, 127.94, 127.84, 126.71, 123.60, 121.49, 121.19, 118.49, 117.56, 111.45, 108.42, 74.36, 42.77, 36.40, 28.74, 24.60, 21.61。
3−(ベンジルチオ)−5−(ナフタレン−1−イル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール(16h)の合成
Figure 2020519644
15h(733mg、1.3mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、310mg(37%)の化合物16hを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.98-7.92 (m, 2H), 7.53-7.45 (m, 4H), 7.33-7.19 (m, 15H), 7.00 (m, 1H), 6.92-6.88 (m, 6H), 6.21 (s, 1H), 4.37 (s, 2H), 3.46 (m, 2H), 2.02 (m, 2H), 1.39 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 153.65, 149.32, 142.23, 139.04, 137.62, 137.32, 133.00, 131.46, 130.50, 129.16, 129.01, 128.69, 128.55, 128.48, 128.17, 127.98, 127.56, 127.34, 126.63, 125.28, 124.62, 124.55, 117.56, 74.29, 59.83, 43.43, 28.91, 24.32。
2−(5−(ベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−フルオロ−1H−インドール(16i)の合成

Figure 2020519644
15i(340mg、0.58mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、156mg(39%)の化合物16iを薄黄色泡状物として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.96 (s, 1H), 7.40-7.37 (m, 1H), 7.30-7.25 (m, 12H) 7.21-7.10 (m 4H), 7.01-6.99 (m, 7H), 6.74 (s, 1H), 6.58 (s, 1H), 4.38 (s, 2H), 3.96 (m, 2H), 2.43 (m, 2H), 1.78 (m, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 158.31, 155.99, 150.44, 148.67, 142.30, 139.27, 138.02, 137.09, 133.31, 129.21, 128.97, 128.51, 128.19, 128.01, 127.58, 125.55, 118.23, 113.05, 112.94, 111.74, 111.49, 105.27, 105.04, 101.53, 74.44, 43.89, 37.49, 28.54, 24.59。
3−(ベンジルチオ)−5−(4−フルオロフェネチル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール(16j)の合成
Figure 2020519644
化合物15j(740mg、1.29mmol)および臭化ベンジル(154μL、1.29mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、636mg(74%)の化合物16jを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.39-7.35 (m, 9H), 7.25-7.19 (m, 8H) 7.05-6.97 (m, 8H), 6.59 (s, 1H), 4.28 (s, 2H), 3.65 (m, 2H), 2.96-2.84 (m, 4H), 2.35 (m, 2H), 1.65 (m, 2H). 13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 161.99, 159.59, 154.79, 148.18, 142.33, 139.57, 137.81, 137.28, 136.78, 130.29, 130.21, 129.21, 128.89, 128.44, 128.22, 128.01, 128.47, 117.79, 115.02, 114.81, 74.40, 42.42, 37.33, 31.49, 28.80, 26.25, 24.51。
2−(5−(ベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1H−インドール(16k)の合成
Figure 2020519644
化合物15k(590mg、1.04mmol)および臭化ベンジル(125μL、1.04mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、210mg(31%)の16kを白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.86 (s, 1H), 7.44-7.38 (m, 2H), 7.34-7.28 (m, 12H) 7.25-7.14 (m 4H), 7.04-6.96 (m, 7H), 6.76 (s, 1H), 6.62 (s, 1H), 4.40 (s, 2H), 4.00 (m, 2H), 2.46 (m, 2H), 1.82 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.95, 150.19, 142.20, 139.16, 137.85, 137.15, 133.11, 132.45, 129.19, 128.99, 128.58, 128.50, 128.10, 127.90, 127.66, 127.53, 127.40, 126.83, 125.39, 124.57, 117.97, 74.28, 43.82, 28.81, 24.50。
3−((5−(ベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−5−フルオロ−1H−インドール(16l)の合成
Figure 2020519644
環化化合物15l(460mg、0.77mmol)および臭化ベンジル(92μL、0.77mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、460mg(87%)の所望の生成物16lを黄色泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.05 (s, 1H), 7.41-7.36 (m, 10H), 7.30-7.21 (m, 1H), 7.23-7.20 (m, 2H), 7.15-7.04 (m, 11H), 6.91-6.85 (m, 1H), 6.56 (s, 1H), 4.26 (s, 2H), 4.15 (s, 2H), 3.61 (d, J = 7.6 Hz, 2H), 2.27 (d, J = 6.9 Hz, 2H), 1.46 (m, 2H)。13H NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 157.74, 155.44, 154.41, 148.39, 142.22, 139.22, 137.66, 137.21, 132.93, 129.18, 128.73, 128.31, 128.21, 127.99, 127.33, 127.02 (d), 125.71, 117.65, 112.49 (d), 109.47 (d), 108.73 (d), 103.35 (d), 74.51, 42.66, 37.60, 28.63, 24.44, 21.48, 20.78。
3−((5−(3−メトキシベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(21g)の合成
Figure 2020519644
環化化合物15g(500mg、0.86mmol)および3−メトキシベンジルブロミド(121μL、0.86mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、441mg(73%)の21gを黄色泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.93 (s, 1H), 7.47 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.39-7.34 (m, 9H), 7.29 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.23 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.14 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.05-7.00 (m, 8H), 6.90 (m, 1H), 6.82 (m, 1H), 6.74-6.71 (m, 2H), 6.52 (s, 1H), 4.25 (s, 2H), 4.17 (s, 2H), 3.65 (m, 2H), 3.62 (s, 3H), 2.25 (m, 2H), 1.47 (m, 2H). 13H NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 159.16, 154.57, 148.37, 142.31, 139.53, 138.66, 137.71, 136.24, 129.40, 129.17, 128.16, 127.92, 126.71, 123.57, 121.17, 120.93, 118.47, 117.55, 114.22, 113.04, 111.43, 108.46, 74.36, 54.92, 42.74, 37.35, 28.75, 24.60, 21.60。
3−((5−(3−メチルベンジルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(22g)の合成

Figure 2020519644
環化化合物15g(513mg、0.88mmol)および3−メチルベンジルブロミド(119μL、0.88mmol)から一般的手順2Cに従って調製して、485mg(80%)の22gを黄色泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.93 (s, 1H), 7.47 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.40-7.36 (m, 9H), 7.29 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.22 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.14 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.05-6.90 (m, 12H), 6.52 (s, 1H), 4.23 (s, 2H), 4.17 (s, 2H), 3.65 (t, J = 7.6 Hz, 2H), 2.27 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 2.13 (s, 3H), 1.45 (m, 2H)。13H NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.54, 148.41, 142.31, 139.56, 137.70, 137.56, 137.00, 136.25, 129.34, 129.17, 128.25, 128.16, 128.01, 127.92, 126.71, 125.84, 123.55, 121.17, 118.47, 117.53, 111.43, 108.46, 74.35, 42.71, 37.49, 28.72, 24.62, 20.79。
Figure 2020519644
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(ベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(AH−1−47)の合成
Figure 2020519644
トリチル保護16a(218mgg、0.32mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、69mg(49%)のAH−1−47薄黄色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.79 (bs, 1H), 10.83 (bs, 1H), 7.48 (s, 1H), 7.47 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.35 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.29-7.24 (m, 5H), 7.14 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.08 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 6.99 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 6.76 (s, 1H), 4.31 (s, 2H), 3.65 (m, 2H), 3.10-2.97 (m, 4H), 1.72 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 155.47, 148.09, 137.26, 136.19, 134.69, 128.91, 128.47, 127.45, 126.92, 122.65, 120.97, 118.32, 118.15, 113.16, 111.38, 42.68, 37.45, 29.25, 25.55, 22.68。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で05−95%アセトニトリル)、保持時間=6.53分間、ESI m/z = 443.42 [M+H]+。HRMS (ESI+): C25H27N6S (M+H) +のm/z 計算値 443.2012, 観測値443.2000。
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−クロロベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(AH−1−33)の合成
Figure 2020519644
17a(320mg、0.44mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、80mg(38%)のAH−1−33を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.81 (s, 1H), 7.47-7.42 (m, 2H), 7.36-7.23 (m, 5H), 7.13 (d, J = 2.3 Hz, 1H ), 7.07 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.96 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.70 (s, 1H), 4.30 (s, 2H), 3.66 (m, 2H), 3.08-3.04 (m, 2H), 2.99-2.95 (m, 2H), 2.37 (m, 2H), 1.71 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 156.12, 148.37, 140.64, 136.70, 135.21, 133.39, 130.80, 129.23, 128.15, 127.87, 127.41, 123.15, 121.48, 118.84, 118.64, 113.68, 111.90, 43.17, 36.94, 29.64, 26.02, 23.17。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で25−95%アセトニトリル)、保持時間=5.83分間、ESI m/z = 477.34 [M+H]+. HRMS (ESI+): C25H26ClN6S (M+H) +のm/z 計算値 477.1623, 観測値477.1633。
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−フルオロベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(AH−1−40)の合成
Figure 2020519644
18a(250mg、0.36mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、80mg(49%)のAH−1−40を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.82 (s, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.44 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.33-7.28 (m, 2H), 7.16-7.03 (m, 5H), 6.97 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 6.70 (s, 1H), 4.32 (s, 2H), 3.67 (m, 2H), 3.07 (m, 2H), 2.98 (m, 2H), 2.37 (m, 2H), 1.71 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 156.10, 148.89, 140.89 (d), 136.71, 135.21, 130.92 (d), 127.42, 125.57, 125.54, 123.15, 121.47, 118.83 (d), 116.28 (d), 116.28 (d), 114.87 (d), 113.67, 111.90, 43.18, 37.04, 32.83, 29.64, 26.06, 23.18。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で15−95%アセトニトリル)、保持時間=6.27分間、ESI m/z = 461.39 [M+H]+。HRMS (ESI+): C25H26FN6S (M+H) +のm/z 計算値 461.1918, 観測値461.1935。
3−(2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3,4−ジクロロベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル)−1H−インドール(AH−1−41)の合成

Figure 2020519644
化合物19a(450mgg、0.60mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、223mg(73%)のAH−1−41を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.82 (s, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.53-7.43 (m, 3H), 7.34-7.24 (m, 2H), 7.13 (s, 1H), 7.05 (m, 1H), 6.95 (m, 1H), 6.71 (s, 1H), 4.31 (s, 2H), 3.69 (m, 2H), 3.05 (m, 2H), 2.98 (m, 2H), 2.37 (m, 2H), 1.72 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 155.67, 147.71, 139.00, 136.20, 134.71, 130.88, 130.81, 130.55, 129.98, 129.30, 127.78, 127.55, 126.91, 122.64, 120.97, 118.32, 118.15, 113.17, 111.40, 42.71, 35.68, 29.16, 25.56, 22.64。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で15−95%アセトニトリル)、保持時間=6.60分間、ESI m/z = 511.30 [M+H]+。HRMS (ESI+): C25H25Cl2N6S (M+H) +のm/z 計算値 511.1233, 観測値511.1246。
2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(ベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)キノリン(AH−1−84)の合成
Figure 2020519644
化合物16b(310mg、0.46mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、49mg(25%)のAH−1−84を黄色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.53 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.30 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.05 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.93 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.84-7.80 (m, 1H), 7.69-7.65 (m, 1H), 7.46-7.39 (m, 2H), 7.33-7.18 (m, 5H), 6.72 (s, 1H), 4.56 (m, 2H), 4.51 (s, 2H), 2.57 (m, 2H), 1.99 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 171.70, 142.38, 140.66, 137.65, 136.27, 129.24, 128.22, 127.96, 126.95, 122.23, 120.98, 118.31, 118.22, 117.53, 113.49, 111.38, 74.39, 43.32, 34.14, 28.40, 25.17, 20.39。HRMS (ESI+): C24H23N6S (M+H) +のm/z 計算値 427.1693, 観測値427.1699。
2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(2−(1H−インドール−3−イル)エチルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)キノリン(AH.2.132)の合成
Figure 2020519644
化合物17b(400mg、0.55mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、31.2mg(12%)のAH.2.132を黄色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.92 (s, 1H), 8.53 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.32 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.05 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.94 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.85 (m, 2H), 7.71-7.64 (m, 2H), 7.50 (s, 1H), 7.36 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.25 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.08 (m, 1H), 7.00 (m, 1H), 4.65 (s, 2H), 3.59 (m, 2H), 3.18 (m, 4H), 2.11 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 171.70, 142.38, 140.66, 137.65, 136.27, 129.24, 128.22, 127.96, 126.95, 122.23, 120.98, 118.31, 118.22, 117.53, 113.49, 111.38, 74.39, 43.32, 34.14, 28.40, 25.17, 20.39。HRMS (ESI+): C24H23N6S (M+H) +のm/z 計算値 427.169345, 観測値427.169942.
2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−ブロモベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)キノリン(AH.2.160)の合成

Figure 2020519644
誘導体18b(265mg、0.35mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、生成物AH.2.160を白色泡状物として与えた(74mg、41%):1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.84 (s, 1H), 11.73 (s, 1H), 8.54 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.31 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.06 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.93 (m, 1H), 7.85 (t, J = 6.8 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.64 (s, 2H), 7.48-7.42 (m, 3H), 7.28 (m, 1H), 6.81 (s, 1H), 4.58 (m, 2H), 4.52 (s, 2H), 2.55 (m, 2H), 2.01 (m, 2H)。13H NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 152.43, 152.09, 147.15, 146.58, 140.24, 137.43, 134.66, 131.71, 130.63, 130.42, 130.35, 129.13, 128.12, 127.99, 127.64, 127.38, 121.53, 119.90, 45.63, 35.79, 29.58。HRMS (ESI+): C37H35N6S (M+H) +のm/z 計算値 595.2630, 観測値595.2638。
4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−3−(ベンジルチオ)−5−(ナフタレン−2−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(AH−1−75)の合成
Figure 2020519644
16c(226mg、0.34mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、24mg(32%収率)のAH−1−75を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.12 (s, 1H), 8.01-7.95 (m, 3H), 7.67-7.65 (m, 1H), 7.59-7.57 (m, 2H), 7.39-7.16 (m, 6H), 6.63 (s, 1H), 6.41 (s, 1H), 4.41 (s, 2H), 3.93 (m, 2H), 2.27 (m, 2H), 1.75 (m, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 171.70, 142.38, 140.66, 137.65, 136.27, 129.24, 128.22, 127.96, 126.95, 122.23, 120.98, 118.31, 118.22, 117.53, 113.49, 111.38, 74.39, 43.32, 34.14, 28.40, 25.17, 20.39。HRMS (ESI+): C25H24N5S (M+H) +のm/z 計算値 426.1747, 観測値426.1747。
4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−3−(ベンジルチオ)−5−フェネチル−4H−1,2,4−トリアゾール(AH−1−81)の合成
Figure 2020519644
16d(300mg、0.46mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、83mg(44%)のAH−1−81を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.73 (s, 1H), 7.46 (s, 1H), 7.23-7.13 (m, 10H), 6.75 (s, 1H), 4.27 (s, 1H), 3.65 (m, 2H), 2.92-2.85 (m, 4H), 2.34 (m, 2H), 1.69 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 155.05, 148.30, 140.69, 137.32, 134.81, 128.95, 128.54, 128.49, 128.41, 127.55, 126.24, 42.62, 37.46, 32.60, 29.13, 26.29。HRMS (ESI+): C23H26N5S (M+H) +のm/z 計算値 404.1910, 観測値404.1903。
3−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(ベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1H−インドール(AH−1−86)の合成
Figure 2020519644
化合物16e(390mg、0.6mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、154mg(63%)のAH−1−86を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.67 (s, 1H), 8.04 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 7.48-7.46 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.36-7.25 (m, 4H), 7.20 (t, J = 8.2 Hz, 1H), 7.12 (t, J = 8.3 Hz, 1H), 6.67 (s, 1H), 4.40 (s, 2H), 3.94 (m, 2H), 2.43 (m, 2H), 1.81 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 151.16, 148.37, 137.55, 135.93, 134.82, 129.01, 128.53, 127.52, 125.75, 125.02, 122.39, 120.91, 120.27, 111.85, 101.79, 43.63, 37.64, 28.89。HRMS (ESI+): C23H23N6S (M+H) +のm/z 計算値 415.1699, 観測値415.1699。
4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−3−(ベンジルチオ)−5−フェニル−4H−1,2,4−トリアゾール(AH−1−96)の合成
Figure 2020519644
16f(400mg、0.65mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、113mg(47%)の化合物AH−1−96を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.51-7.44 (m, 6H), 7.32-7.14 (m, 8H), 4.38 (s, 2H), 3.79 (m, 2H), 2.25 (m, 2H), 1.70 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 155.05, 150.10, 147.85, 137.20, 134.86, 130.11, 129.09, 129.05, 128.61, 128.41, 127.86, 127.65, 127.27, 126.76, 48.71, 43.79, 37.42, 29.14。HRMS (ESI+): C21H22N5S (M+H) +のm/z 計算値 376.1557, 観測値376.1590。
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(ベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(AH−1−94)の合成
Figure 2020519644
化合物16g(605mg、0.9mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、305mg(79%)のAH−1−94を黄色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.75 (s, 1H), 10.94 (s, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.46 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.32 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.16-7.04 (m, 7H), 6.94 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.69 (s, 1H), 4.25 (s, 2H), 4.15 (s, 2H), 3.58 (m, 2H), 2.28 (m, 2H), 1.54 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.70, 148.56, 137.34, 136.41, 134.81, 128.83, 128.48, 127.45, 126.81, 123.68, 118.65, 111.59, 108.36, 42.78, 37.88, 29.01, 23.54, 21.82. HRMS (ESI+): C24H25N6S (M+H) +のm/z 計算値 429.1886, 観測値429,1856。
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−(トリフルオロメチル)ベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(AH.1.109)の合成
Figure 2020519644
化合物17g(400mg、0.54mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、106mg(44%)のAH.1.109を白色泡状物として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.76 (s, 1H), 10.96 (s, 1H), 7.70 (s, 1H), 7.55-7.43 (m, 4H), 7.35-7.32 (m, 2H), 7.08-7.04 (m, 2H), 6.94 (m, 1H), 6.69 (s, 1H), 4.41 (s, 2H), 4.16 (s, 2H), 3.66 (m, 2H), 2.30 (m, 2H), 1.53 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.73, 148.08, 139.19, 136.30, 134.69, 132.93, 129.36, 126.71, 125.48, 124.02, 123.57, 121.23, 118.53, 111.49, 108.28, 42.77, 36.46, 28.93, 21.67. HRMS (ESI+): C25H24F3N6S (M+H) +のm/z 計算値 497.1764, 観測値497.1730。
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−フルオロベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(AH.1.118)の合成
Figure 2020519644
化合物18g(500mg、0.73mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、151mg(47%)のAH.1.118を黄色泡状物として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.75 (s, 1H), 10.94 (s, 1H), 7.49 (s, 1H), 7.42 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.31 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.15-6.91 (m, 7H), 6.69 (s, 1H), 4.30 (s, 2H), 4.16 (s, 2H), 3.66 (m, 2H), 2.28 (m, 2H), 1.55 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 163.16, 160.74, 154.73, 148.27, 140.36, 140.28, 136.33, 134.72, 130.32 (d), 126.73, 124.93, 123.59, 121.27, 118.58 (d), 115.74 (d), 114.35 (d), 111.52, 108.34, 42.81, 36.70, 28.97, 21.72. HRMS (ESI+): C24H24FN6S (M+H) +のm/z 計算値 447.1747, 観測値447.1762。
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3,4−ジクロロベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(AH.1.116)の合成
Figure 2020519644
19g(412mg、0.56mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、153mg(41%)の化合物AH.1.116を黄色泡状物として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.76 (s, 1H), 10.95 (s, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 7.45 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.34 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.27 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.11-7.10 (m, 2H), 7.06 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.93 (t, J = 7.7 Hz, 1H), 6.69 (s, 1H), 4.28 (s, 2H), 4.17 (s, 2H), 3.67 (m, 2H), 2.29 (m, 2H), 1.54 (m, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.78, 148.03, 138.96, 136.31, 134.68, 130.82, 130.38, 129.95, 129.06, 127.79, 127.55, 126.72, 123.60, 121.23, 118.55, 111.51, 108.26, 42.79, 35.83, 28.93, 21.72. HRMS (ESI+): C24H23Cl2N6S (M+H) +のm/z 計算値 497.1077, 観測値497.1076。
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−ブロモベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(AH.1.112)の合成

Figure 2020519644
化合物20g(440mg、0.59mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、261mg(88%)のAH.1.112を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.73 (s, 1H), 10.93 (s, 1H), 7.505-7.30 (m, 5H), 7.15 (m, 1H), 7.07-7.03 (m, 3H), 6.93 (m, 1H), 6.69 (s, 1H), 4.28 (s, 2H), 4.15 (s, 2H), 3.66 (m, 2H), 2.28 (m, 2H), 1.54 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.81, 148.30, 136.38, 134.78, 131.63, 130.54, 130.27, 127.93, 126.78, 123.64, 121.56 (d), 118.67 (d), 111.58, 108.37, 42.87, 36.56, 28.99, 21.75. HRMS (ESI+): C24H24BrN6S (M+H) +のm/z 計算値 507.0956, 観測値507.0961。
4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−3−(ベンジルチオ)−5−(ナフタレン−1−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(AH.1.102)の合成
Figure 2020519644
化合物16h(264mg、0.40mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、77mg(46%)のAH.1.102を白色泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.56 (s, 1H), 8.09 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 8.00 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.61-7.50 (m, 4H), 7.31-7.24 (m, 7H), 6.32 (s, 1H), 4.39 (s, 2H), 3.49 (m, 2H), 2.03 (m, 2H), 1.46 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 153.76, 149.41, 137.35, 134.62, 133.12, 131.44, 130.66, 129.08, 128.81, 128.63, 127.63, 127.46, 126.72, 125.42, 124.63, 124.55, 43.66, 38.12, 29.15. HRMS (ESI+): C25H23N5S (M+H) +のm/z 計算値 426.1774, 観測値426.1747。
2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(ベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−5−フルオロ−1H−インドール(AH.2.126)の合成
Figure 2020519644
16i(123mg、0.18mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、26mg(33%)の化合物AH.2.126を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.06 (s, 1H), 9.04 (s, 1H), 7.47-7.25 (m, 8H), 7.07 (m, 1H), 6.81 (s, 1H), 4.46 (s, 2H), 4.09 (m, 2H), 2.68 (m, 2H), 1.93 (m, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 171.70, 142.38, 140.66, 137.65, 136.27, 129.24, 128.22, 127.96, 126.95, 122.23, 120.98, 118.31, 118.22, 117.53, 113.49, 111.38, 74.39, 43.32, 34.14, 28.40, 25.17, 20.39. HRMS (ESI+): C24H23N6S (M+H)+のm/z 計算値 427.169345, 観測値427.169942。
4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−3−(ベンジルチオ)−5−(4−フルオロフェネチル)−4H−1,2,4−トリアゾール(AH.2.130)の合成
Figure 2020519644
化合物16j(585mg、0.88mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、84mg(23%収率)のAH.2.130を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.55 (m, 2H), 7.47-7.42 (m, 3H) 7.37-7.19 (m 15H), 7.04-7.00 (m, 6H), 6.48 (s, 1H), 4.41 (s, 2H), 3.81 (t, J = 7.8 Hz, 2H), 2.30 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 1.70 (m, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.95, 150.19, 142.20, 139.16, 137.85, 137.15, 133.11, 132.45, 129.19, 128.99, 128.58, 128.50, 128.10, 127.90, 127.66, 127.53, 127.40, 126.83, 125.39, 124.57, 117.97, 74.28, 43.82, 28.81, 24.50. HRMS (ESI+): C24H23N6S (M+H)+のm/z 計算値 427.169345, 観測値427.169942。
2−(4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(ベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−1H−インドール(AH.2.131)の合成
Figure 2020519644
16k(150mg、0.23mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、47.2mg(50%)の化合物AH.2.131を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.89 (s, 1H), 7.73 (s, 1H), 7.57 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.43 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.37-7.24 (m, 5H), 7.21-7.16 (m, 2H), 7.05 (m, 1H), 6.85 (s, 1H), 6.62 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 4.44 (s, 2H), 4.08 (m, 2H), 2.55 (m, 2H), 1.87 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ171.70, 142.38, 140.66, 137.65, 136.27, 129.24, 128.22, 127.96, 126.95, 122.23, 120.98, 118.31, 118.22, 117.53, 113.49, 111.38, 74.39, 43.32, 34.14, 28.40, 25.17, 20.39。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=2.10分間、ESI m/z = 415.40 [M+H]+. HRMS (ESI+): m/z C24H23N6S (M+H)+の計算値 427.169345, 観測値427.169942。
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(ベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−5−フルオロ−1H−インドール(AH.2.145)の合成

Figure 2020519644
誘導体16l(400mg、0.58mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、生成物AH.2.145を黄色泡状物として与えた(57mg、21%): 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.97 (s, 1H), 11.08 (s, 1H), 7.52 (s, 1H), 7.36-7.32 (m, 1H), 7.23-7.12 (m, 6H), 6.92 (m, 2H), 6.72 (s, 1H), 4.27 (s, 2H), 4.15 (s, 2H), 3.62 (m, 2H), 2.30 (m, 2H), 1.55 (m, 2H)。13H NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 157.75, 155.46, 154.42, 148.46, 137.28, 134.68, 133.00, 128.77, 128.35, 127.36, 127.01 (d), 125.69, 112.55 (d), 109.52 (d), 108.63, 103.36 (d), 42.68, 37.69, 21.56. HRMS (ESI+): C24H24FN6S (M+H) +の m/z 計算値 447.1762, 観測値447.1787。
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−メトキシベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(AH.2.162)の合成
Figure 2020519644
誘導体AH−1−94(441mg、0.63mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、生成物AH.2.162を黄色泡状物として与えた(151mg、53%):1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.76 (s, 1H), 10.95 (s, 1H), 7.51-7.46 (m, 2H), 7.35 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.08-7.02 (m, 3H), 6.97 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.85 (s, 1H), 6.77-6.70 (m, 3H), 4.27 (s, 2H), 4.17 (s, 2H), 3.65 (m, 5H), 2.31 (m, 2H), 1.56 (m, 2H)。13H NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 159.18, 154.57, 148.44, 138.74, 136.29, 134.64, 129.43, 126.72, 123.52, 121.22, 120.95, 118.53, 114.22, 113.06, 111.46, 108.37, 54.93, 42.78, 37.45, 28.96, 24.57, 21.66. HRMS (ESI+): C37H35N6S (M+H) +のm/z 計算値 595.2630, 観測値595.2638。
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−メチルベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(AH.2.165)の合成
Figure 2020519644
誘導体AH.1.109(421mg、0.61mmol)から一般的手順2Eに従って調製して、AH.2.165を黄色泡状物として与えた(139mg、51%): 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.75 (s, 1H), 10.94(s, 1H), 7.50-7.45 (m, 2H), 7.37-7.18 (m, 2H), 7.07-6.92 (m, 6H), 6.69 (s, 1H), 4.23 (s, 2H), 4.16 (s, 2H), 3.64 (m, 2H), 2.30 (m, 2H), 2.17 (s, 3H), 1.54 (m, 2H)。13H NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 157.75, 155.46, 154.42, 148.46, 137.28, 134.68, 133.00, 128.77, 128.35, 127.36, 127.01 (d), 125.69, 112.55 (d), 109.52 (d), 108.63, 103.36 (d), 42.68, 37.69, 21.56. HRMS (ESI+): C37H35N6S (M+H) +のm/z 計算値 595.2630, 観測値595.2638。
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(4−ブロモベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(MS.1.22)の合成
Figure 2020519644
誘導体19o(491mg、0.65mmol)から一般的手順Eに従って調製して、生成物MS.1.22を黄色泡状物として与えた(169mg、51%):1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.75 (s, 1H), 10.95 (s, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.45 (d, J = 8Hz, 1H), 7.34 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.30-7.17 (m, 3H), 7.10-7.04 (m, 4H), 6.94 (m, 1H), 4.21 (s, 2H), 4.16 (s, 2H), 3.59 (m, 2H), 2.28 (m, 2H), 1.53 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.69, 148.16, 147.78, 136.98, 136.33, 134.68, 131.21, 130.88, 128.14, 127.90, 127.79, 127.55, 126.73, 126.67, 123.61, 121.21, 120.52, 118.54, 111.55, 108.21, 42.65, 36.89, 28.90, 21.79. HRMS (ESI+): C24H24BrN6S (M+H)+ のm/z 計算値 507.0961, 観測値507.0974。
メチル 4−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−((1H−インドール−3−イル)メチル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イルチオ)メチル)ベンゾアート(MS.1.27)の合成
Figure 2020519644
誘導体20o(395mg、0.54mmol)から一般的手順Eに従って調製して、MS.1.27を黄色泡状物として与えた(164mg、62%):1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.76 (s, 1H), 10.95 (s, 1H), 7.69-7.67 (m, 2H), 7.50 (s, 1H), 7.45 (m, 1H), 7.35-7.28 (m, 3H), 7.11-7.05 (m, 2H), 6.95 (m, 1H), 6.67 (bs, 1H), 4.34 (s, 2H), 4.17 (s, 2H), 3.8 (s, 3H), 3.60 (m, 2H), 2.29 (m, 2H), 1.53 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 165.90, 154.73, 148.08, 143.09, 136.32, 134.64, 129.24, 129.05, 128.51, 126.70, 123.59, 121.22, 118.51, 111.51, 108.20, 52.11, 42.69, 37.17, 28.90, 21.78. HRMS (ESI+): C26H27N6O2S (M+H) +のm/z 計算値 487.1911, 観測値487.1924。
4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−3−(3−メトキシベンジルチオ)−5−フェネチル−4H−1,2,4−トリアゾール(MS.1.30)の合成
Figure 2020519644
誘導体17d(441mg、0.63mmol)から一般的手順Eに従って調製して、生成物MS.1.30を黄色泡状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.48 (s, 1H), 7.28-7.16 (m, 7H), 6.85-6.80 (m, 7H), 6.85-6.79 (m, 4H), 4.28 (s, 2H), 3.68 (m, 5H), 2.96-2.90 (m, 4H), 2.39 (m, 2H), 1.71 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 159.18, 154.57, 148.44, 138.74, 136.29, 134.64, 129.43, 126.72, 123.52, 121.22, 120.95, 118.53, 114.22, 113.06, 111.46, 108.37, 54.93, 42.78, 37.45, 28.96, 24.57, 21.66. HRMS (ESI+): C24H28N5OS (M+H) +のm/z 計算値 434.2009, 観測値434.2009。
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(3−メチルベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−6−フルオロ−1H−インドール(AH.2.182)の合成
Figure 2020519644
誘導体17m(445mg、0.63mmol)から一般的手順Eに従って調製して、生成物AH.2.182を黄色泡状物として与えた(129mg、44%): 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.76 (s, 1H), 11.03 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 7.45 (m, 1H), 7.13-6.95 (m, 7H), 6.81 (m, 1H), 4.25 (s, 2H), 4.16 (s, 2H), 3.65 (m, 2H), 2.31 (m, 2H), 1.55 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 160.16, 157.83, 154.50, 148.65, 137.71, 137.11, 136.30 (d), 134.75, 129.43, 128.33 (d), 127.84 (d), 126.74, 125.91, 124.24 (d), 123.65, 119.70 (d), 108.73, 107.28 (d), 97.62 (d), 42.81, 37.68, 28.95, 21.62, 20.96. HRMS (ESI+): C25H26FN6S (M+H) +のm/z 計算値 461.1918, 観測値461.1926。
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(ベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−6−フルオロ−1H−インドール(AH.2.178)の合成

Figure 2020519644
誘導体16m(405mg、0.59mmol)から一般的手順Eに従って調製して、生成物AH.2.178を黄色泡状物として与えた(112mg、43%): 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.76 (s, 1H), 11.03 (s, 1H), 7.52 (s, 1H), 7.44 (m, 1H), 7.32-7.08 (m, 7H), 6.84 (m, 1H), 6.71 (s, 1H), 4.27 (s, 2H), 4.16 (s, 2H), 3.61 (m, 2H), 2.30 (m, 2H), 1.54 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 160.11, 157.78, 154.46, 148.47, 147.79, 137.28, 136.26 (d), 134.72, 128.78, 128.37, 127.80, 127.56, 127.37, 126.67, 124.20 (d), 123.61, 119.66 (d), 108.64, 107.21 (d), 97.58 (d), 42.68, 37.72, 28.94, 21.64. HRMS (ESI+): C24H24FN6S (M+H) +のm/z 計算値 447.1762, 観測値447.1757。
4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−3−ベンジル−5−(ベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール(AH.2.199)の合成
Figure 2020519644
誘導体17n(200mg、0.32mmol)から一般的手順Eに従って調製して、生成物AH.2.199を白色固体として与えた(72mg、59%): 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.78 (s, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.32-7.28 (m, 2H), 7.25-7.19 (m, 6H), 7.10 (m, 1H), 4.30 (s, 2H), 4.08 (s, 2H), 3.59 (m, 2H), 2.33 (m, 2H), 1.57 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 154.35, 148.67, 137.24, 136.17, 134.69, 128.83, 128.61, 128.44, 128.40, 127.42, 126.78, 42.74, 37.65, 30.44, 28.92. HRMS (ESI+): C25H26FN6S (M+H) +のm/z 計算値 461.1918, 観測値461.1926。
4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−3−ベンジル−5−(ベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール(AH.2.206)の合成
Figure 2020519644
誘導体18n(200mg、0.30mmol)から一般的手順Eに従って調製して、生成物AH.2.206を白色固体として与えた(39mg、31%): 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.75 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 7.30-7.08 (m, 6H), 6.83-6.71 (m, 3H), 4.27 (s, 2H), 4.07 (s, 2H), 3.68 (s, 3H), 3.65 (m, 2H), 2.31 (m, 2H), 1.55 (m, 2H)。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 159.19, 154.34, 148.71, 138.73, 136.18, 134.69, 129.50, 128.60, 128.39, 126.77, 121.00, 114.27, 113.07, 54.98, 42.82, 37.51, 30.44, 28.93. HRMS (ESI+): C25H26FN6S (M+H) +のm/z 計算値 461.1918, 観測値461.1926。
一般的手順2F:一般的なチオールクロスカップリング(89ページの一般的手順2Eの後に挿入される)
Figure 2020519644
主な反応フラスコにおいて、環状誘導体15m−o(1mmol)と、Zn(OAc)(2mmol)と、亜ジチオン酸ナトリウム(Na、2mmol)と、ナトリウムt−ブトキシド(2.5mmol)と、N−XantPhos(0.1mmol)と、Pddba・CHCl(0.05mmol)との混合物を、3回の真空/アルゴンパージサイクルに供して、アルゴン流の下で放置した。分離フラスコにおいて、DMSO(15mL)とハロゲン化アリール(3〜5mmol)との混合物に、ドライアルゴンを15分間注入し、混合物を、加圧カニューレを備えた主な反応フラスコに移した。その後、反応物を90℃で16時間加熱した。混合物を冷却して、EtOAc(150mL)および水(100mL)に分配させた。層を分離して、このEtOAc溶液を水(50mLで2回)およびブライン(50mL)で洗浄した。このEtOAC層を乾燥させ(NaSO)、濾過して濃縮し、所望のアリールスルフィド生成物を与えた。
6−フルオロ−3−((5−((4−フルオロフェニル)チオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(68a)の合成
Figure 2020519644
Zn(OAc)(99mg、0.54mmol)、亜ジチオン酸ナトリウム(125mg、0.72mmol)、ナトリウムt−ブトキシド(86mg、0.90mmol)、N−XantPhos(20mg、0.036mmol)およびPddba・CHCl(10mg、0.018mmol)を用いて、5−((6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)メチル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15m)(216mg、0.36mmol)および1−フルオロ−4−ヨードベンゼン(208μL、400mg、1.80mmol)から一般的手順2Fに従って調製して、307mgの化合物68aを赤橙色油状物として与えた(この材料をさらに精製せずに次のステップで用いた): 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ10.94 (bs, 1H), 7.71 (dd, J = 8.70, 5.10 Hz, 1H), 7.37 - 7.29 (複雑に重複したm, 10H), 7.23 - 7.20 (m, 2H), 7.16 (d, J = 1.80 Hz, 1H), 7.07 (t, J = 8.70 Hz, 1H), 7.03 - 6.97 (m, 6H), 6.73 (dt, J = 8.70, 2.30 Hz, 1H), 6.48 (bs, 1H), 4.19 (s, 2H), 3.84 (apparent t, J ~ 7.00 Hz, 2H), 2.29 (t, J = 6.90 Hz, 2H), 1.49 (quint., J = 7.00 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で40−95%アセトニトリル)、保持時間=8.60分間、ESI m/z = 693 [M+H]+
6−フルオロ−3−((5−(p−トリルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(68b)の合成

Figure 2020519644
Zn(OAc)(138mg、0.75mmol)、亜ジチオン酸ナトリウム(174mg、1.00mmol)、ナトリウムt−ブトキシド(120mg、1.25mmol)、N−XantPhos(28mg、0.05mmol)およびPddba・CHCl(26mg、0.025mmol)を用いて、5−((6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)メチル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15m)(300mg、0.50mmol)および4−ヨ−ドトルエン(545mg、2.50mmol)から一般的手順2Fに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、40:1 CH2Cl2/MeOHから20:1)による精製で、247mg(72%収率)の化合物68bを黄褐色固体として与えた: 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6, t = 100℃) δ10.70 (bs, 1H), 7.38 - 7.30 (複雑に重複したm, 10H), 7.20 (bs, 1H), 7.11 (d, J = 2.30 Hz, 1H), 7.08 - 7.02 (複雑に重複したm, 11H), 7.01 (d, J = 2.30 Hz, 1H), 6.71 (dt, J = 9.00, 2.30 Hz, 1H), 6.50 (bs, 1H), 4.18 (s, 2H), 3.85 (apparent t, J ~ 7.30 Hz, 2H), 2.23 (t, J = 7.30 Hz, 2H),. 1.63 (quint., J = 7.80 Hz, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.55分間、ESI m/z = 689 [M+H]+
6−フルオロ−3−((5−((3−メトキシフェニル)チオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(68c)の合成
Figure 2020519644
Zn(OAc)(138mg、0.75mmol)、亜ジチオン酸ナトリウム(174mg、1.00mmol)、ナトリウムt−ブトキシド(120mg、1.25mmol)、N−XantPhos(28mg、0.05mmol)およびPddba・CHCl(26mg、0.025mmol)を用いて、5−((6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)メチル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15m)(300mg、0.50mmol)および3−ブロモアニソール(317μL、468mg、2.50mmol)から一般的手順2Fに従って調製した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO、40:1 CH2Cl2/MeOHから20:1)による精製で、264mg(75%収率)の化合物68cを黄褐色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6, t = 25℃, 緩やかな回転相互変換(rotational interconversion)によりピークが幅広になった) δ10.96 (bs, 1H), 7.38 - 7.28 (複雑に重複したm, 10H), 7.17 (bs, 2H), 7.07 (t, J = 8.30 Hz, 1H), 7.03 - 6.97 (m, 7H), 6.74 - 6.67 (m, 2H), 6.58 (m, 2H), 6.43 (s, 1H), 4.21 (s, 2H), 3.84 - 3.81 (m, 2H), 3.52 (s, 3H), 2.27 - 2.24 (m, 2H), 1.51 - 1.43 (m, 2H) 。13C NMR (100 MHz, DMSO-d6) δ 160.21, 159.39 (d, 1JCF = 234 Hz), 156.35, 146. 13, 142.82, 140.08, 138.20, 136.62 (d, JCF = 4.40 Hz), 134.55, 130.93, 129.67, 128.69, 128.46, 124.87 (d, JCF = 2.90 Hz), 124.05, 120.09, 119.99 (d, JCF = 9.50 Hz), 117.98, 113.71, 113.50, 109.00, 107.59 (d, JCF = 23.9 Hz), 97.95 (JCF = 24.9 Hz), 74.85, 55.59, 43.93, 29.51, 25.19, 22.38。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=5.67分間、ESI m/z = 705 [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−((4−フルオロフェニル)チオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−6−フルオロ−1H−インドール(SK−I−128)の合成
Figure 2020519644
6−フルオロ−3−((5−((4−フルオロフェニル)チオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(68a)(270mg、0.39mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、77mg(44%収率)の化合物SK−I−128を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6, t = 30℃, 緩やかな回転相互変換によりピークが幅広および/または互変異性平衡になった) δ 11.73 (bs, 1H), 11.00 (bs, 1H), 7.48 (bs, 1H), 7.36 (apparent t, J ~ 6.90 Hz, 1H), 7.27 - 7.22 (m, 2H), 7.16 - 7.12 (m, 3H), 7.06 (bd, J ~ 10.0 Hz, 1H), 6.78 (bt, J = 8.70 Hz, 1H), 6.64 (bs, 0.6H), 6.46 (bs, 0.4H), 4.19 (s, 2H), 3.867 - 3.75 (bm, 2H), 2.38 - 2.25 (bm, 2H), 1.54 - 1.46 (bm, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=2.05分間、ESI m/z = 451 [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(p−トリルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−6−フルオロ−1H−インドール(SK−I−130)の合成
Figure 2020519644
6−フルオロ−3−((5−(p−トリルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(68b)(162mg、0.24mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、94mg(88%収率)の化合物SK−I−130を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, DMSO-d6, t = 100℃, 緩やかな回転相互変換によりピークが幅広および/または互変異性平衡になった) δ 11.43 (bs, 1H), 10.73 (bs, 1H), 7.41 (bs, 1H), 7.37 (dd, J = 8.70, 5.50 Hz, 1H), 7.12 - 7.06 (複雑に重複したm, 5H), 7.04 (d, J = 2.30 Hz, 1H), 6.75 (dt, J = 8.70, 2.30 Hz, 1H), 6.61 (bs, 0.6H), 6.47 (bs, 0.4H), 4.19 (s, 2H), 3.89 - 3.81 (bm, 2H), 2.38 - 2.31 (bm, 2H), 2.22 (s, 3H), 1.69 - 1.60 (bm, 2H)。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=2.15分間、ESI m/z = 447 [M+H]+
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−((3−メトキシフェニル)チオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−6−フルオロ−1H−インドール(SK−I−132)の合成
Figure 2020519644
6−フルオロ−3−((5−((3−メトキシフェニル)チオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(68c)(82mg、0.12mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、49mg(91%収率)の化合物SK−I−132を白色固体として与えた:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.51 (d, J = 1.40 Hz, 1H), 7.29 (dd, J = 8.70, 5.50 Hz, 1H), 7.14 (t, J = 7.80 Hz, 1H), 7.00 (dd, J = 10.0, 2.30 Hz, 1H) 6.98 (s, 1H), 6.75 (dd, J = 8.70, 2.30 Hz, 2H), 6.71 - 6.67 (m, 1H), 6.64 (t, J = 1.80 Hz, 1H), 6.55 (s, 1H), 4.30 (s, 2H), 3.82 - 3.78 (m, 2H), 3.61 (s, 3H), 2.34 (t, J = 7.40 Hz, 2H), 1.53 (quint., J = 7.80 Hz, 2H)。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 160.58, 159.99 (d, 1JCF = 235 Hz), 156.74, 148.15, 136.87 (d, JCF = 12.4 Hz), 134.64, 132.64, 130.25, 123.67 (d, JCF = 2.90 Hz), 123.35, 120.83, 118.80 (d, JCF = 9.50 Hz), 114.03, 113.45, 107.90, 107.45 (d, JCF = 24.9 Hz), 97.12 (d, JCF = 25.9 Hz), 54.44, 43.82, 28.86, 23.50 (幅広), 22.08。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で25−95%アセトニトリル)、保持時間=5.67分間、ESI m/z = 463 [M+H]+
6−フルオロ−3−((5−(ピリジン−3−イルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(BN−VII−95)の合成
Figure 2020519644
Zn(OAc)(138mg、0.75mmol)、亜ジチオン酸ナトリウム(174mg、1.00mmol)、ナトリウムt−ブトキシド(120mg、1.25mmol)、N−XantPhos(28mg、0.05mmol)およびPddba・CHCl(26mg、0.025mmol)を用いて、5−((6−フルオロ−1H−インドール−3−イル)メチル)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール(15m)(300mg、0.50mmol)および3−ヨードピリジン(308mg、1.50mmol)から一般的方法2Fに従って調製した。単離された残渣をCHClと共に研和して、約350mgの粗製の化合物BN−VII−95を黄褐色固体として与えた:LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で50−95%アセトニトリル)、保持時間=3.38分間、ESI m/z = 676 [M+H]+。この材料を、「現状のまま」次のステップに採用した。
3−((4−(3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−5−(ピリジン−3−イルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−6−フルオロ−1H−インドール(BN−VII−97)の合成
Figure 2020519644
6−フルオロ−3−((5−(ピリジン−3−イルチオ)−4−(3−(1−トリチル−1H−イミダゾール−4−イル)プロピル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)メチル)−1H−インドール(BN−VII−95)(350mg、≦0.5mmol)から一般的手順1Dに従って調製して、97mg(2段階で45%収率)の化合物BN−VII−97を無色ガラス状物として与えた: 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.43 - 8.41 (m, 2H), 7.69 (dd, J = 2.30, 1.30 Hz, 1H), 7.67 (dd, J = 2.30, 1.40 Hz, 1H), 7.54 (d, J = 0.90 Hz, 1H), 7.34 - 7.32 (m, 1H), 7.30 (dd, J = 8.70, 5.50 Hz, 1H), 7.01 (dd, J = 9.60, 2.30 Hz, 1H), 7.01 (s, 1H), 6.77 - 6.72 (m, 1H), 6.60 (s, 1H), 4.31 (s, 2H), 3.89 - 3.85 (m, 2H), 2.38 (t, J = 7.30 Hz, 2H), 1.55 (quint., J = 7.60 Hz, 2H) 。13C NMR (100 MHz, CD3OD) δ 159.97 (d, 1JCF = 235.8 Hz), 156.76, 149.34, 148.34, 147.41, 138.23, 136.83 (JCF = 12.4 Hz), 134.75, 129.86, 124.71, 123.74 (d, JCF = 2.90 Hz), 123.36, 118.76 (d, JCF = 9.60 Hz), 107.81, 107.46 (d, JCF = 24.9 Hz), 97.14 (d, JCF = 25.8 Hz), 43.84, 29.09, 23.58, 21.98。LCMS(10分間にわたり0.05%TFA中で15−95%アセトニトリル)、保持時間=5.63分間、ESI m/z = 434 [M+H]+
実施例3:放射性リガンド結合アッセイ
拮抗放射線リガンド結合実験を、ヒトソマトスタチン受容体:SSTR1(ES−520−M400UA)、SSTR2A(ES−521−M400UA)、SSTR3(ES523−M400UA)、SSTR4(ES−524−M400UA)およびSSTR5(ES−522−M400UA)受容体のためのMEMBRANE TARGETシステム(Perkin−Elmer、マサチューセッツ州ボストン所在)を用いて実施した(表1参照)。各膜受容体調製物を、アッセイ緩衝液(25mM HEPES、10mM MgCl、1mM CaCl、0.5%BSA、pH=7.4)中で1:150希釈に調製した。結合アッセイを、1mM HClに溶解された125I−Tyr−SRIF 14(Perkin−Elmer、NEX 3890)を用いて実施した。結合アッセイは、総容量200μLの放射性リガンド(25μLリガンド、25μL放射性リガンド、150μL受容体)中の各リガンド濃度について三重測定で実施し、振とう台を利用して室温で90分間インキュベートした。最短で4時間、0.5%ポリエチレンイミン中に予め浸漬されたGF/Bガラス繊維フィルターでの濾過により、結合を終了させた。フィルターを1000μLの氷冷洗浄緩衝液(50mM Tris−HCl、pH=7.4、0.2%BSA)で9回洗浄した。フィルターを刻んでプラスチック試験管に入れ、ガンマカウンタ(Wizard2、Perkin−Elmer)でカウントした。各化合物のKiの計測を、GraphPad PRISM−5ソフトウエア(GraphPad Software,Inc., カリフォルニア州ラホラ所在)での非線形回帰を利用して実施した。

Figure 2020519644
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実施例4:活性アッセイ
フォルスコリン刺激性cAMP阻害の測定を、時間分解蛍光共鳴エネルギー移動(TR−FRET)LANCEアッセイ(AD0262, PerkinElmer Life Science,Inc.,マサチューセッツ州ボストン所在)を介して実施した。組換えチャイニーズハムスター卵巣(CHO−K1)細胞発現ヒトソマトスタチンSSTR4細胞 (ES−524−CFSE,PerkinElmer Life Science,Inc.,マサチューセッツ州ボストン所在)を解凍して(37℃)、10mLハンクスバランス塩溶液(フェノールレッド不含)(HBSS、Invitrogen、カリフォルニア州カールズバッド所在)に再懸濁させ、その後、遠心分離した(150×gで5分間)。細胞ペレットを、HBSS 1x、5mM HEPES、0.1%プロテアーゼ不含BSA(PerkinElmer)、および0.5mM 3−イソブチル−1−メチルキサンチン(pH 7.4)を含有する刺激緩衝液に再懸濁させ、4000細胞/ウェルで96ウェルプレートに播種した。LANCE cAMPアッセイを、濃度曲線について三重測定で実施された、5μMフォルスコリンに対する各化合物、対照アゴニストとしてのソマトスタチン−28(Sigma−Aldrich Co.,ミズーリ州セントルイス所在)の評定を含む製造説明書により実施した。蛍光シグナルを、TR−FRET(FLUOSTAR Omega−F、BMG Labtech,Inc., ノースカロライナ州キャリー所在)を介して20時間目に測定した(励起340nmおよび発光665nm、400−μs遅延)。データは、GraphPad PRISM−5ソフトウエアを介して計算した。
β−アレスチンの測定は、PATHHUNTER eXpress SSTR4 CHO−K1 β−アレスチンGPCRアッセイ(93−0308E2、Discover Rx)の使用により実施した。PathHunter EXPRESS β−アレスチンSSTR4細胞(CHO−K1、DiscoverX)を操作して、PROLINK(PK)およびエンザイムアクセプター(EA)標識β−アレスチンを同時発現させる。SSTR4−PKの活性化は、β−アレスチン−EA動員を誘導し、2種のβ−ガラクトシダーゼ酵素断片(EAおよびPK)の相補性を促す。細胞を解凍して、細胞播種試薬に希釈し、次に96ウェルプレートに播種して(100μL/ウェル)、37℃/5%COで48時間インキュベートした。対照曲線(ソマトスタチン−28、Sigma−Aldrich Co.,ミズーリ州セントルイス所在)および被験化合物(複数可)の系列希釈物を、48時間のインキュベーション後に添加する。次の対照/化合物との90分間インキュベーションの後、検出試薬を添加して、1時間インキュベートする。得られた機能的酵素は、基質を加水分解して、化学発光シグナルを発生し、それを測定する(FLUOSTAR Omega−F、BMG Labtech,Inc., ノースカロライナ州キャリー所在)。データは、GraphPad PRISM−5ソフトウエアを介して計算した。

Figure 2020519644
Figure 2020519644

Claims (61)

  1. 式(I):
    Figure 2020519644
    (式中、
    Figure 2020519644
    は、独立して、単結合または非存在であり;
    A、B、およびCは、独立して、C、N、OまたはSであり;
    およびRは、独立して、水素、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のヘテロアリール、置換もしくは非置換のC〜Cアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換の縮合環系であり;
    は、置換または非置換のC〜Cアルキルであり;
    、R、およびRは、独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のアルキル、置換または非置換のアルコキシ、置換または非置換のアミン、スルホキシド、スルホン、チオスルフィナート、チオスルホナート、チオアミド、スルフィミド、スルホキシミド、スルホンジイミン、またはハロゲン化硫黄であり;
    およびRは、独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のC〜Cアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のヘテロアリール、または置換もしくは非置換のシクロアルキルであり;
    は、置換または非置換のC〜Cアルキルであるが、
    但し、RがCアルキルであれば、Rが3,4−ジクロロベンゼンでないことを条件とする)
    を含む化合物、またはその医薬的に許容できる塩。

  2. Figure 2020519644
    が、それぞれ単結合であり、A、BおよびCが、Nである、請求項1に記載の化合物。
  3. およびRが、独立して、水素または置換もしくは非置換のC〜Cアルキルである、請求項1または2に記載の化合物。
  4. およびRが、水素である、請求項3に記載の化合物。
  5. およびRが、置換または非置換のC〜Cアルキルである、請求項3に記載の化合物。
  6. およびRが、独立して、置換もしくは非置換のアリール、または置換もしくは非置換の縮合環系である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
  7. が、置換または非置換の縮合環系である、請求項6に記載の化合物。
  8. が、置換または非置換のインドールである、請求項7に記載の化合物。
  9. が、置換または非置換のアリールである、請求項6に記載の化合物。
  10. が、
    Figure 2020519644
    である、請求項9に記載の化合物。
  11. 10、R11、R12、R13、およびR14が、独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のアルキル、置換または非置換のアルコキシ、置換または非置換のアミン、スルホキシド、スルホン、チオスルフィナート、チオスルホナート、チオアミド、スルフィミド、スルホキシミド、スルホンジイミン、またはハロゲン化硫黄である、請求項10に記載の化合物。
  12. 10、R11、R12、R13、およびR14が、独立して、水素、F、Cl、Br、I、CF、OCH、NO、OCH(C)、C、SOCH、またはOCFである、請求項11に記載の化合物。
  13. が、置換または非置換のC〜Cアルキルである、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
  14. が、置換または非置換のプロピルである、請求項13に記載の化合物。
  15. が、非置換のプロピルである、請求項14に記載の化合物。
  16. 、R、およびRが、独立して、水素、F、Cl、Br、I、または置換もしくは非置換のアルキルである、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
  17. 、R、およびRが、水素である、請求項16に記載の化合物。
  18. が、メチルである、請求項1〜17のいずれか1項に記載の化合物。
  19. が、エチルである、請求項1〜17のいずれか1項に記載の化合物。
  20. Figure 2020519644
    Figure 2020519644
    Figure 2020519644
    Figure 2020519644
    Figure 2020519644
    からなる群から選択される、請求項1〜19のいずれか1項に記載の化合物。
  21. 式(II):
    Figure 2020519644
    (式中、
    Figure 2020519644
    は、独立して、単結合または非存在であり;
    A、B、およびCは、独立して、C、N、OまたはSであり;
    Dは、S、O、NR16、またはPであり;
    およびRは、独立して、水素、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のヘテロアリール、置換もしくは非置換のC〜Cアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、または置換もしくは非置換の縮合環系であり;
    は、置換または非置換のC〜Cアルキルであり;
    、R、およびRは、独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のアルキル、置換または非置換のアルコキシ、置換または非置換のアミン、スルホキシド、スルホン、チオスルフィナート、チオスルホナート、チオアミド、スルフィミド、スルホキシミド、スルホンジイミン、またはハロゲン化硫黄であり;
    およびRは、独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のC〜Cアルキル、置換もしくは非置換のアリール、置換もしくは非置換のヘテロアリール、または置換もしくは非置換のシクロアルキルであり;
    およびR15は、独立して、置換または非置換のC〜Cアルキルであり;
    16は、水素、C〜Cアルキル、アリール、またはベンジルである)
    を含む化合物、またはその医薬的に許容できる塩。
  22. Figure 2020519644
    が、それぞれ単結合であり、A、B、およびCが、Nである、請求項21に記載の化合物。
  23. Dが、Sである、請求項21または22に記載の化合物。
  24. が、結合である、請求項21〜23のいずれか1項に記載の化合物。
  25. 15が、非置換のC〜Cアルキルである、請求項21〜24のいずれか1項に記載の化合物。
  26. 15が、非置換のC〜Cアルキルである、請求項25に記載の化合物。
  27. およびRが、独立して、水素または置換もしくは非置換のC〜Cアルキルである、請求項21〜24のいずれか1項に記載の化合物。
  28. およびRが、水素である、請求項23に記載の化合物。
  29. およびRが、独立して置換もしくは非置換のアリール、または置換もしくは非置換の縮合環系である、請求項21〜28のいずれか1項に記載の化合物。
  30. が、置換または非置換の縮合環系である、請求項29に記載の化合物。
  31. が、置換もしくは非置換のインドール、置換もしくは非置換のナフタレン、または置換もしくは非置換のキノロンである、請求項30に記載の化合物。
  32. が、置換もしくは非置換のアリール、または置換もしくは非置換のインドールである、請求項29に記載の化合物。

  33. Figure 2020519644
    である、請求項32に記載の化合物。
  34. 10、R11、R12、R13、およびR14が、独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアミン、スルホキシド、スルホン、チオスルフィナート、チオスルホナート、チオアミド、スルフィミド、スルホキシミド、スルホンジイミン、またはハロゲン化硫黄である、請求項33に記載の化合物。
  35. 10、R11、R12、R13、およびR14が、独立して、水素、F、Cl、Br、I、CF、OCH、NO、OCH(C)、C、SOCH、またはOCFである、請求項34に記載の化合物。
  36. が、置換または非置換のC〜Cアルキルである、請求項32〜35のいずれか1項に記載の化合物。
  37. が、置換または非置換のプロピルである、請求項36に記載の化合物。
  38. が、非置換のプロピルである、請求項37に記載の化合物。
  39. 、R、およびRが、独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換または非置換のアルキルである、請求項21〜38のいずれか1項に記載の化合物。
  40. 、R、およびRが、水素である、請求項39に記載の化合物。

  41. Figure 2020519644
    からなる群から選択される、請求項21〜40のいずれか1項に記載の化合物。
  42. 12が、非置換のC〜Cアルキルである、請求項21〜23のいずれか1項に記載の化合物。
  43. 15が、非置換のC〜Cアルキルである、請求項42に記載の化合物。
  44. 15が、非置換のC〜Cアルキルである、請求項43に記載の化合物。
  45. およびRが、独立して、水素または置換もしくは非置換のC〜Cアルキルである、請求項42〜44のいずれか1項に記載の化合物。
  46. およびRが、水素である、請求項45に記載の化合物。
  47. およびRが、独立して、置換もしくは非置換のアリール、または置換もしくは非置換の縮合環系である、請求項42〜46のいずれか1項に記載の化合物。
  48. が、置換または非置換の縮合環系である、請求項47に記載の化合物。
  49. が、置換または非置換のインドールである、請求項48に記載の化合物。
  50. が、置換または非置換のアリールである、請求項49に記載の化合物。
  51. が、
    Figure 2020519644
    である、請求項50に記載の化合物。
  52. 10、R11、R12、R13、およびR14が、独立して水素、F、Cl、Br、I、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアルコキシ、置換もしくは非置換のアミン、スルホキシド、スルホン、チオスルフィナート、チオスルホナート、チオアミド、スルフィミド、スルホキシミド、スルホンジイミン、またはハロゲン化硫黄である、請求項51に記載の化合物。
  53. 10、R11、R12、R13、およびR14が、独立して、水素、F、Cl、Br、I、CF、OCH、NO、OCH(C)、C、SOCH、またはOCFである、請求項52に記載の化合物。
  54. が、置換または非置換のプロピルである、請求項21〜53のいずれか1項に記載の化合物。
  55. が、非置換のプロピルである、請求項54に記載の化合物。
  56. 、R、およびRが、独立して、水素、F、Cl、Br、I、置換または非置換のアルキルである、請求項21〜55のいずれか1項に記載の化合物。
  57. 、R、およびRが、水素である、請求項56に記載の化合物。
  58. Figure 2020519644
    Figure 2020519644
    からなる群から選択される、請求項21〜57のいずれか1項に記載の化合物。
  59. 疼痛または炎症の処置のための医薬としての使用のための、請求項1〜58のいずれか1項に記載の化合物。
  60. 請求項1〜58のいずれか1項に記載の化合物の治療有効量を、必要とする対象に投与することを含む、疼痛または炎症の処置のための方法。
  61. 請求項1〜58のいずれか1項に記載の化合物と、医薬的に許容できる担体と、を含有する、医薬組成物。
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