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JP2020034131A - バルブ - Google Patents

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JP2020034131A JP2018162693A JP2018162693A JP2020034131A JP 2020034131 A JP2020034131 A JP 2020034131A JP 2018162693 A JP2018162693 A JP 2018162693A JP 2018162693 A JP2018162693 A JP 2018162693A JP 2020034131 A JP2020034131 A JP 2020034131A
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高志 船越
Takashi Funakoshi
高志 船越
洋一郎 前川
Yoichiro Maekawa
洋一郎 前川
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Abstract

【課題】数多くの配管が設置されている場所でも容易に設置でき、耐震性が向上したバルブを提供する。【解決手段】流体の流路11が設けられ、流体の流れ方向と平行な方向に開口した凹所12を有するバルブボディ10と、前記バルブボディ10に備えられた弁座17と当接離間して前記流路を開閉する弁体21と、前記弁体21を前記流路11側の一端部に有するステム20と、前記流路11の開閉のために前記ステム20を流体の流れ方向と同軸または平行な軸に沿って移動させるアクチュエータ30と、を有するバルブ1であって、前記ステム20の他端部は、前記アクチュエータ30より突出し、前記凹12所内にあるステム20の側面に流体を導入する流体導入口23を有し、ステム20の軸方向内部に前記流体導入口23とつながる内部流路25を有する。【選択図】 図1

Description

この発明は、流路を開閉するバルブに関し、特に流体の流れ方向に弁体を移動することで弁本体を流路と平行に配設することができるバルブに関する。
特許文献1に開示の弁は、高圧流体用制御弁であり、その構造は、図5に示すように、流入流路123と流出流路124を有するバルブボディ102と、バルブボディ102の流路を上下動により弁座125と当接離間してバルブを開閉する弁体103と、弁体103を上下動させるアクチュエータ104とを備えている。アクチュエータ104には、アクチュエータ104の動作により上下動するシャフト141が設けられている。シャフト141と弁体103とはステム105によって連結されている。シャフト141とステム105との間の連結において、連結構造110を有している。
ステム105は、バルブボディ102の上部凹所に嵌入し、ボンネットナット181によって連結されたボンネット108の内部を貫通し、ボンネット108とアクチュエータ104とはヨーク109によって連結されている。
特開2018−96473号公報
特許文献1に記載の制御弁のように、一般に弁体とアクチュエータの間に介在するステムは、流体の流れ方向と垂直な方向に設置され、バルブボディとアクチュエータ間の距離は長い。
半導体製造装置や水素ステーションなどが設置されている工場やプラントでは、多数の配管が使用されており、配管と垂直方向にボンネット、ヨーク、アクチュエータ等の部材が必要とされる特許文献1に記載の一般的なバルブでは、流体の流れる方向に多数の配管が配備されている場合、バルブを設置したい場所に設置できない場合もあり、設置したい場所から離れた場所に設置せざるをえないという問題があった。
さらに、特許文献1に記載の一般的なバルブではバルブボディとつながるアクチュエータまでの距離が長いため、地震等の振動を受けた場合にバルブが影響を受けないように耐震対策を別途講じなければならない場合もある。
従来のバルブは、弁体を制御するためのステムが流体の流れ方向と垂直な方向に備えられているためこのような問題は不可避であり、これを解決するようなバルブは開発されてこなかった。
この発明の目的は、数多くの配管が設置されている場所でも容易に設置でき、耐震性が向上したバルブを提供することにある。
本発明(1)は、流体の流路が設けられ、流体の流れ方向と平行な方向に開口した凹所を有するバルブボディと、前記バルブボディに備えられた弁座と当接離間して前記流路を開閉する弁体と、前記弁体を一端部に有するステムと、前記流路の開閉のために前記ステムを流体の流れ方向に沿ってに移動させるアクチュエータと、を有するバルブであって、前記ステムは、前記凹所内にあるステムの周面及び/又は弁体に流体を導入する流体導入口を形成するとともに、前記ステムの軸方向内部に前記流体導入口とつながる内部流路を形成し、他端部が前記アクチュエータより突出しているバルブである。
本件発明者らは、従来のバルブが持つ解決不可能と思われる設置場所の問題と耐震性の問題を根本的に解決する新たな構造のバルブを創作するに至った。この新たな創作は、弁体とアクチュエータとをつなぐステムを流体の流れ方向に沿って配置し、流体をステムの内部を流すという画期的なものである。
本発明(1)は、主たる構成要素としてバルブボディ、弁体、ステム及びアクチュエータを有している。バルブボディの流路からバルブボディ内部に入った流体は、ステムに形成された流体導入口からステム内部に流れ込み、ステム内の軸方向に形成された内部流路を通ってアクチュエータ方向に流れる。ステムは、アクチュエータから突出しており、ステムの内部流路を通った流体は、アクチュエータ内部を通ってバルブの外部に流出する。
本発明(1)は、ステムが流体の流れ方向に配置されているため、流体が流れる配管に沿ってバルブを取り付けることができるので、バルブを設置するためのスペースは従来のバルブに比べて省スペースとすることができる。また、バルブボディからアクチュエータまでのバルブの構造体は、このバルブを流れる流体が通る配管に挟まれて設置されるので、揺れに対してのバルブにかかるモーメントが小さく、振動に対する影響が少なくなるため、耐震性が向上する。
本発明(2)は、前記アクチュエータより突出した前記ステムの他端部側の一部または全部が、流体の流れ方向と平行な方向に伸縮自在な可撓製部材によって構成されていることを特徴とする本発明(1)に記載のバルブである。
ステムがアクチュエータによって流体の流れ方向に動かされると、ステムのアクチュエータ側端面は流体の流れ方向に動かされる。流体がバルブボディ側からアクチュエータ側に流れている場合、ステムのアクチュエータ側端面から流体は流出するので、バルブの流出側に接続された配管とはフレキシブルに接続されなければならない。本発明(2)に記載の発明のようにステムの一部または全部が、流体の流れ方向に伸縮自在な可撓製部材によって構成されていることによって、流出側に接続された配管と問題なく接続することができる。
本発明(3)は、流体の流路が設けられ、流体の流れ方向と平行な方向に開口した凹所を有するボディと、前記凹所の底面に備えられた弁座と当接して前記流路を開閉する弁体と、前記弁体を一端部に有するステムと、前記流路の開閉のために前記ステムを流体の流れ方向に沿って移動させるアクチュエータと、を有するバルブであって、前記アクチュエータは、前記バルブボディと反対側の端部に前記ステムと同軸または平行な方向に貫通する貫通孔を有し、前記ステムは、前記凹所内にあるステムの周面及び/又は弁体に流体を導入する流体導入口を形成するとともに、前記ステムの軸方向内部に前記流体導入口とつながる内部流路を形成し、他端部が前記貫通孔内にあり、当該貫通孔内には前記ステムの他端部から離れて流体をアクチュエータ外部に流出入させる流出入管が配置され、前記ステムと前記流出入管との対向端面の間の距離は、前記ステムの可動距離よりも長いことを特徴とするバルブである。
本発明(2)においては、アクチュエータより突出したステムの一部または全部が、流体の流れ方向に伸縮自在な可撓製部材によって構成されていることによって、流出側に接続される配管と問題なく接続することができる。本発明(3)は、本発明(2)のような可撓性部材を用いずにアクチュエータ側の流出入管と接続できる構造となっている。
本発明(3)の構造にすることによって、アクチュエータより突出したステムの一部または全部を可撓製部材とすることなく配管と接続できるので、構造をシンプルにすることが出来、製造コストを削減できる。
この発明のバルブによると、従来のバルブと比べてバルブを設置するためのスペースを小さくすることが出来、また、流路に対しバルブを平行に配置することができるので従来のバルブよりも耐震性を向上させることができる。
この発明によるバルブの実施例1を示す縦断面図である。 この発明によるバルブの実施例2を示す縦断面図である。 この発明によるバルブの実施例3を示す縦断面図である。 この発明によるバルブの実施例4を示す縦断面図である。 特許文献1に記載のバルブの一部縦断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1においては、流体は左から右方向に流れるとしている。図1に示すように、バルブ1は、流路11を有するバルブボディ10と、流路11を左右動により開閉する弁体21と、弁体21を左右動させるアクチュエータ30と、アクチュエータ30に備えられたピストン32によって左右に動かされるステム20を備えている。
バルブボディ10の左側端面には、第1継手部材60が取り付けられている。第1継手部材60は、ナット61、第1配管63、ベアリング64を備えており、ナット61には別の配管と接続するための雌ねじ62が切られている。第1配管63には第1配管内流路66が形成され、第1配管63はバルブボディ10の左側端面の溶接部65で溶接され、第1配管内流路66と流路11とは気密に連通している。
バルブボディ10には、アクチュエータ30側である流体の流れ方向に開口する凹所12が形成されており、右側に突出する突出部13が形成されている。突出部13の右側端部の外周には雄ねじ部14が設けられている。凹所12の右開口部には蓋部材15が嵌入され突出部13と蓋部材15の間はOリング28でシールされている。蓋部材15の右端面にはボンネット16が接しており、ボンネット16と蓋部材15は、ボンネット固定ナット26によって、バルブボディ10と固定されている。固定は、雄ねじ部14とボンネット固定ナット雌ねじ部26bのかみ合わせで行われている。ボンネット16は、ボンネット固定ナット26の中央に形成されたボンネット固定ナット貫通孔26aを貫通している。蓋部材15、ボンネット16には、それぞれ蓋部材貫通孔15a、ボンネット貫通孔16aがステム20の軸方向に貫通しており、これらの貫通孔をステム20は貫通している。
ステム20の一端部(図例左側)には弁体21が形成され、弁体21側にはフランジ部24が形成される。フランジ部24の図例右側の端面と蓋部材15の図例左側の端面との間にはベローズ27が設けられ、流体が外部に漏れださないようにシールされている。ステム20の一端部の弁体21には、当接部材22が設けられ、これとバルブボディ10の弁座17とが当接離間してバルブは開閉される。当接部材22は、弁座17との間で気密性を確保することのできる部材であれば特に限定するものではなく、本実施形態では環状の弾性部材(例えばOリング等のシールリング)を用いている。なお、ベローズ27は、使用する流体によっては配設する必要はない。
アクチュエータ30は、有底円筒形状のアクチュエータボディ31を有し、アクチュエータボディ31の底面にはボンネット16の端部が嵌入する貫通孔があけられている。アクチュエータボディ31とボンネット16とはボンネット固定部材37で固定されている。アクチュエータボディ31には開放端側の外周面にアクチュエータボディ雄ねじ部40が刻設され、有底円筒形状のアクチュエータカバー33の開放端側の内周面に刻設されたアクチュエータカバー雌ねじ部41とねじ合わされて固定されている。アクチュエータ30の内部には、ピストン32が配され、ピストン32は、ステム固定部材38によってステム20と固定されている。
ピストン32の中央部には、ピストン貫通孔32aが形成され、アクチュエータカバー33の中央部にもアクチュエータカバー貫通孔33aが形成されている。ステム20は、蓋部材貫通孔15a、ボンネット貫通孔16a、ピストン貫通孔32a及びアクチュエータカバー貫通孔33aを貫通してアクチュエータカバー33の閉鎖端側から外部に突き出している。
ステム20の弁体21近くには流体導入口27があけられ、流体はここからステム20の内部に流れ込み、ステム20内部に形成された内部流路25を通ってステム20の右端から外部に流出する。本実施形態にいおいては、流体導入口27は凹所に位置するステム20の周面に開口するようにしているが、機密性の確保に問題が生じない弁体21に開口したり、両方に開口することもできる。
ステム20とボンネット16間、ステム20とピストン32間は、Oリング28によってシールされている。アクチュエータボディ31には駆動ガス導入口35があけられ、ここから駆動ガスがピストン制御空間36に導入される。ピストン32とボンネットボディ31との間は、Oリング39によってシールされている。
アクチュエータカバー33とピストン32との間には圧縮コイルばねであるスプリング34が備えられ、ピストン32は常に左方に付勢されている。駆動ガスがピストン制御空間36に導入されて内部圧力が高まり、スプリング34の付勢力よりも大きな力が右方向にかかるとピストン32に連結されたステム20は右方向に動き、バルブは開状態となる。逆に、駆動ガスが抜かれてピストン制御空間36の内圧が下がってスプリング34の付勢力が勝るとピストン32に連結されたステム20は左方向に動き、バルブは閉状態となる。
アクチュエータ30の右には第2継手部材70がある。第2継手部材70は、ナット71、第2配管73、ベアリング74を備えており、ナット71には別の配管と接続するための雌ねじ72が刻設されている。第2配管73には第2配管内流路76が形成され、第2配管73は、フレキシブルチューブ(可撓製部材)50を経由してステム20とつながっており、第2配管内流路76とフレキシブルチューブ50とは気密に連通している。フレキシブルチューブ50は、ステム20の他端側の一部を可撓製部材で構成する他、ステム20の他端部とフレキシブルチューブ50を接続して構成することもできる。
この図1に示す構造とすることによって、多数の配管が配された状況でも本バルブの設置スペースは小さなスペースで済むので、このバルブを必要とする場所に設置することができる。また、バルブの耐震性の向上も図ることができる。
図1に示す実施例1のバルブ1はガスで駆動する自動バルブであるが、図2に示す実施例2のバルブ1は、手動バルブである。図1と同じ構造の箇所は説明を省略する。
ボンネット16のバルブボディ10から突出する突出部16bの端部側近くにボンネット突出部雄ねじ16cが刻設され、ハンドル42の中央貫通孔内面に切られたハンドル雌ねじ42aと噛み合っている。ボンネット突出部16bの端面にはステム固定部材47が取り付けられ、ステム20と固定されている。ステム固定部材47にはベアリング43が取り付けられている。
ステム20は、ボンネット貫通孔16aを貫通して、ハンドル42から外方(図例右方)に向けて突出している。図2に示す構造の手動式バルブにおいても、図1に示す自動バルブと同様に、多数の配管が配された状況でも本バルブの設置スペースは小さなスペースで済むので、このバルブを必要とする場所に設置することができる。また、バルブの耐震性の向上も図ることができる。ハンドル42から突出するステム20の他端(突出端)は、実施例1と同様にフレキシブルチューブ50を経由してステム20とつながっている。また、後述する実施例3の特徴的構造と同様の構造を突出部16bに形成し、フレキシブルチューブ50を介在させないように構成することもできる。
図3は、実施例3の縦断面図である。図1の蓋部材15はボンネット16と一体化しているので、蓋部材15は必要でなくなくなっている。図1のボンネット固定ナット26がなくなり、アクチュエータボディ31の開放端側端部に形成された凹部内面のアクチュエータボディ雌ねじ部31aと雄ねじ部14とが螺合してバルブボディ10、ボンネット16及びアクチュエータ30とが一体化している。
アクチュエータカバー33の内側端面45から肉厚の凸部46aが形成され、その中央部に貫通孔46aがあけられている。この貫通孔46aに図例左方からステム20が挿入され、右方から流出入管78が挿入され、ステム20と流出入管78との間は、離間している。その離間する距離は、ステム20が可動できる距離よりも大きな距離が確保されステム20の作動によって両者が接触することがないように構成されている。
ステム20の他端側の外周面と凸部46の貫通孔46aの内面との間はOリング28でシールされ、流出入管78の外周面と凸部46の貫通孔46aの内面との間はOリング77でシールされている。ステム20の内部流路25と流出入管流路79とは連通しており、実施例1または2に示すようなフレキシブルチューブ50を介在させなくともよいので、製造コストの低減を図ることができる。
図4は、実施例4の縦断面図である。図3に示す実施例3との違いは、ボンネット16とベローズ27を無くしてシンプルな構造とした点にある。このシンプルな構造にすることによって製造コストを下げることができる。図3、図4のシンプル化した構造は、実施例1の構成にも応用することができる。
1:バルブ(実施例1、2)
2:バルブ(実施例3、4)
10:バルブボディ
11:流路
12:凹所
13:突出部
14:雄ねじ部
15:蓋部材
15a:蓋部材貫通孔
16:ボンネット
16a:ボンネット貫通孔
16b:ボンネット突出部
16c:ボンネット突出部雄ねじ
17:弁座
20:ステム
21:弁体
22:当接部材
23:流体導入口
24:フランジ部
25:内部流路
26:ボンネット固定ナット
26a:ボンネット固定ナット貫通孔
26b:ボンネット固定ナット雌ねじ部
27:ベローズ
28:Oリング
29:スプリング
30:アクチュエータ
31:アクチュエータボディ
31a:アクチュエータボディ雌ねじ部
32:ピストン
32a:ピストン貫通孔
33:アクチュエータカバー
33a:アクチュエータカバー貫通孔
34:スプリング
35:駆動ガス導入口
36:ピストン制御空間
37:ボンネット固定部材
38:ステム固定部材
39:Oリング
40:アクチュエータボディ雄ねじ部
41:アクチュエータカバー雌ねじ部
42:ハンドル
42a:ハンドル雌ねじ
43:ベアリング
45:内側端面
46:凸部
46a:貫通孔
47:ステム固定部材
50:フレキシブルチューブ(可撓製部材)
60:第1継手部材
61:ナット
62:雌ねじ
63:第1配管
64:ベアリング
65:溶接部
66:第1配管内流路
70:第2継手部材
71:ナット
72:雌ねじ
73:第2配管
74:ベアリング
76:第2配管流路
77:Oリング
78:流出入管
79:流出入管流路

Claims (3)

  1. 流体の流路が設けられ、流体の流れ方向と平行な方向に開口した凹所を有するバルブボディと、
    前記バルブボディに備えられた弁座と当接離間して前記流路を開閉する弁体と、
    前記弁体を一端部に有するステムと、
    前記流路の開閉のために前記ステムを流体の流れ方向に沿って移動させるアクチュエータと、を有するバルブであって、
    前記ステムは、前記凹所内にあるステムの周面及び/又は弁体に流体を導入する流体導入口を形成するとともに、前記ステムの軸方向内部に前記流体導入口とつながる内部流路を形成し、他端部が前記アクチュエータより突出していることを特徴とするバルブ。
  2. 前記アクチュエータより突出した前記ステムの他端部側の一部または全部が、流体の流れ方向と平行な方向に伸縮自在な可撓製部材によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載のバルブ。
  3. 流体の流路が設けられ、流体の流れ方向と平行な方向に開口した凹所を有するボディと、
    前記凹所の底面に備えられた弁座と当接して前記流路を開閉する弁体と、
    前記弁体を一端部に有するステムと、
    前記流路の開閉のために前記ステムを流体の流れ方向に沿って移動させるアクチュエータと、を有するバルブであって、
    前記アクチュエータは、前記バルブボディと反対側の端部に前記ステムと同軸または平行な方向に貫通する貫通孔を有し、
    前記ステムは、前記凹所内にあるステムの周面及び/又は弁体に流体を導入する流体導入口を形成するとともに、前記ステムの軸方向内部に前記流体導入口とつながる内部流路を形成し、他端部が前記貫通孔内にあり、当該貫通孔内には前記ステムの他端部から離れて流体をアクチュエータ外部に流出入させる流出入管が配置され、
    前記ステムと前記流出入管との対向端面の間の距離は、前記ステムの可動距離よりも長いことを特徴とするバルブ。
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