JP2017069752A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献2の構成では、画像読取装置を作動させてからしばらくは、前記閉塞部材によって放熱用の孔部が閉塞されているので、装置内に熱が溜まり易い状態となる。また、前記閉塞部材を開放するための機構が複雑化する。
従って、装置使用時における効果的な放熱と、装置非使用時における前記放熱孔からの埃や塵の侵入の抑制を、構成簡単にして実現することができる。
本態様によれば、前記放熱孔が、前記媒体サポートが閉じた状態において前記装置本体の筐体と前記媒体サポートとの間を埋める前記他の開閉体によって閉じた状態とされ、前記媒体サポート及び前記他の開閉体が開くと前記放熱孔が開いた状態とされるので、前記媒体の画像を読み取る際に確実に前記放熱孔を開放することができる。
まず、本発明の一実施例に係る画像読取装置の概略について説明する。本実施例の画像読取装置の一例として、媒体の一例としての原稿の表面及び裏面の少なくとも一面を読み取り可能なドキュメントスキャナー(以下、単にスキャナー10と称する)を例に挙げる。
図1は、本発明に係るスキャナーを示す斜視図である。図2は、本発明に係るスキャナーにおける給送状態を示す斜視図である。図3は、本発明に係るスキャナーにおいて上部ユニットを下部ユニットに対して開状態とした場合の斜視図である。図4は、本発明に係るスキャナーにおける給送経路を示す側断面図である。図5は、本発明に係るスキャナーを示す背面斜視図である。図6は、本発明に係るスキャナーにおける給送状態を示す背面斜視図である。
本発明に係る画像読取装置としてのスキャナー10は、図1に示すように、原稿の画像を読み取る読取部(後述する画像読取部34)を備える装置本体11を構成する下部ユニット12及び上部ユニット14と、上部ユニット14に対して開閉する「開閉体」としてのペーパーサポート16と、排紙トレイ18とを備えている。尚、ペーパーサポート16は、開状態において媒体の一例としての原稿(以下「用紙P」と称する場合がある)を支持する「媒体サポート」である。
また、スキャナー10において、媒体としての用紙Pは各図の+Y方向へ搬送される構成である。以下において、用紙Pが搬送されていく方向(+Y方向側)を「下流」といい、これと反対の方向(−Y方向側)を「上流」という。
ペーパーサポート16は、下部ユニット12の背面側の上部に用紙Pの搬送方向と交差する方向(X軸方向)に延びる回動軸44を有し(図4)、回動軸44を中心に回動可能に取り付けられている。本実施形態においてペーパーサポート16は、ユーザーが手で操作して開閉するように構成されている。
より具体的には、カバーペーパーサポート17は、ペーパーサポート16が閉じた状態において装置本体11の筐体(下部ユニット12)とペーパーサポート16との間(図5の符号45で示す部分)を埋めるように構成されている。
また、下部ユニット12の背面側には、吸気孔46(図5、図7)が設けられている。吸気孔46から下部ユニット12内に空気が入り、下部ユニット12内において発生した熱により温められた空気が放熱孔42から放出される。
尚、放熱孔42及び、カバーペーパーサポート17がペーパーサポート16の開閉に連動して開閉する開閉機構については後で更に詳述する。
次に、図4を参照して、スキャナー10における用紙搬送経路について説明する。
給送口20にセットされる用紙Pは、その先端側(下流側)が媒体載置部材22の媒体載置面22aに支持され、後端側(上流側)が下部ユニット12に対して装置背面側に回動した姿勢にあるペーパーサポート16の裏面である支持面16aによって支持されて載置される。給送口20には、複数枚の用紙Pをセットすることができる。
また、図示しないが第1給送ローラー26が設けられた位置には用紙戻しレバーが設けられ、用紙Pの重送を防止している。
搬送ローラー対32は下部ユニット12に設けられた搬送駆動ローラー32aと、上部ユニット14に設けられ、搬送駆動ローラー32aに対して従動回転する搬送従動ローラー32bを備えている。
次に、放熱孔42について説明する。図7及び図8に示すように、放熱孔42は、前述したように下部ユニット12の背面側の上部に設けられており、下部ユニット12の背面側に設けられた吸気孔46から装置外部の空気が下部ユニット12内に入り(図13に示す矢印Aを参照)、下部ユニット12内において発生した熱により温められた空気が放熱孔42(図13に示す矢印Bを参照)から放出されるように構成されている。
更に、ペーパーサポート16が開いた状態において、放熱孔42がペーパーサポート16の下側に位置するように構成されている。言い換えると、開状態のペーパーサポート16が放熱孔42に対して庇状に覆い被さるように構成されている。
放熱孔42は、図8に示すようにペーパーサポート16を開状態にした時(装置使用時)に、放熱孔42が開状態のペーパーサポート16と開状態のカバーペーパーサポート17の間に位置し、放熱孔42から放出される下部ユニット12内の熱の少なくとも一部がペーパーサポート16とカバーペーパーサポート17との間を通って(図8、図13に示す矢印Cを参照)下部ユニット12の外部に抜けるようになっている。
以って、装置使用時における効果的な放熱と、装置非使用時における放熱孔42からの埃や塵の侵入の抑制を、構成簡単にして実現することができる。
本実施形態においては、開状態において画像読取部34に送る用紙Pを支持するペーパーサポートの開閉に連動して放熱孔42が開閉されるので、用紙Pの画像を読み取る際に確実に放熱孔42を開放することができる。
尚、放熱孔42全体がペーパーサポート16の下側に位置する場合の他、放熱孔42の少なくとも一部がペーパーサポート16の下側に位置するようにしてもよい。
このことによって、モーター48が駆動することにより発生する熱を効果的に装置本体11の外に放出することができる。
尚、本実施形態において隙間49は、媒体載置部材22にセットされる用紙Pの幅方向(X軸方向)の端部をガイドするエッジガイド58のスライド部58aのスライド溝を兼ねている。エッジガイド58は、異なる幅の用紙Pに合わせてX軸方向にスライド可能に構成されている。
次に、ペーパーサポート16の開閉に連動して開閉するカバーペーパーサポート17の開閉機構について図9〜図12を参照して説明する。
ペーパーサポート16とカバーペーパーサポート17の間には、ペーパーサポート16の開放動作をカバーペーパーサポート17の開放動作に変えるカム機構50が設けられている。
カバーペーパーサポート17は、「付勢部材」の一例としてのねじりコイルバネ56(図9)によって閉まる方向に付勢されている。カバーペーパーサポート17は、ねじりコイルバネ56の付勢力に抗してカム機構50により解放される。
閉状態のペーパーサポート16が開かれると(図10、図11)、接触部52は被接触部54に沿って下流側に変位するとともに、接触部52がねじりコイルバネ56の付勢力に抗して被接触部54を押すことにより、カバーペーパーサポート17が開かれる。
14 上部ユニット、16 ペーパーサポート、16a 支持面、
17 カバーペーパーサポート、18 排紙トレイ、20 給送口、
22 媒体載置部材、22a 媒体載置面、24 排出口、
26 第1給送ローラー、28 第2給送ローラー、30 分離ローラー、
32 搬送ローラー対、32a 搬送駆動ローラー、32b 搬送従動ローラー、
34 画像読取部、36 排出ローラー対、36a 排出駆動ローラー、
36b 排出従動ローラー、38 上部画像読取センサー、40 下部画像読取センサー、
42 放熱孔、44 回動軸、46 吸気孔、48 モーター、49 隙間、
50 カム機構、52 接触部、54 被接触部、56 ねじりコイルバネ、
P 用紙
Claims (7)
- 媒体を読み取る読取部を備える装置本体と、
前記装置本体に設けられる放熱孔と、
前記装置本体の一部に対して開閉可能であり、装置使用時に開かれる開閉体と、を備え、
前記放熱孔が、前記開閉体の開閉に連動して開閉する構成である、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1に記載の画像読取装置において、前記開閉体の開閉に連動して前記装置本体の他の一部に対して開閉する他の開閉体を備え、前記放熱孔が、前記他の開閉体によって開閉される、ことを特徴とする画像読取装置。
- 請求項2に記載の画像読取装置において、前記開閉体が、前記媒体の送り方向と交差する方向に延びる回動軸を中心に回動可能であり、開状態において前記読取部に送る媒体を支持する媒体サポートであり、
前記放熱孔は、前記媒体サポートが閉じた状態において前記装置本体の筐体と前記媒体サポートとの間を埋める前記他の開閉体によって閉じた状態とされ、
前記媒体サポート及び前記他の開閉体が開くと前記放熱孔が開いた状態とされ、前記放熱孔から放出される前記装置本体内の熱の少なくとも一部が前記媒体サポートと前記他の開閉体との間を通って装置外部に抜ける、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像読取装置において、前記開閉体が開いた状態において、前記放熱孔の少なくとも一部は、前記開閉体の下側に位置する、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項2に記載の画像読取装置において、前記開閉体が、前記媒体の送り方向と交差する方向に延びる回動軸を中心に回動可能であり、開状態において前記読取部に送る媒体を支持する媒体サポートであり、
前記媒体サポートが開いた状態において、当該媒体サポートと、その下流側の媒体搬送経路を形成する経路形成部材との間には隙間が形成され、
前記放熱孔から放出される前記装置本体内の熱の少なくとも一部が、前記隙間を通って装置外部に抜ける、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項2、請求項3、請求項5、のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
前記他の開閉体を閉まる方向に付勢する付勢部材と、
前記開閉体と前記他の開閉体との間に介在し、前記開閉体の開放動作によって、前記付勢部材の付勢力に抗して前記他の開閉体を開放するカム機構と、を備える、
ことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像読取装置において、前記媒体を給送する給送ローラーと、前記給送ローラーを駆動する駆動源を有し、前記放熱孔が、前記駆動源に対応する位置に設けられている、ことを特徴とする画像読取装置。
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