JP2015049453A - 撮影レンズおよび車載カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影レンズで発生するゴーストを抑えること。【解決手段】撮影レンズ100は、物体側から像側の順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有し、負の屈折力を有する第1レンズL1と、物体側の面よりも像側の面の曲率半径が小さい形状であり、正の屈折力を有する第2レンズL2と、開口絞りSと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有し、正の屈折力を有する第3レンズL3と、像側に凸面を向けたメニスカス形状を有し、正の屈折力を有する第4レンズL4と、から構成され、第3レンズL3と第4レンズL4とを構成する面のうち少なくとも1つの面が非球面である。【選択図】図2
Description
本発明は、撮影レンズおよび車載カメラに関する。
車載カメラに用いられる撮影レンズが提案されている(特許文献1参照)。
車載カメラでは、ヘッドライトや太陽が撮影画面内に入ってくることが多く、画面内にゴーストが発生して画像情報取得の障害になるという問題があった。
(1)請求項1に記載の撮影レンズは、物体側から像側の順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有し、負の屈折力を有する第1レンズと、物体側の面よりも像側の面の曲率半径が小さい形状であり、正の屈折力を有する第2レンズと、開口絞りと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有し、正の屈折力を有する第3レンズと、像側に凸面を向けたメニスカス形状を有し、正の屈折力を有する第4レンズと、から構成され、第3レンズと第4レンズとを構成する面のうち少なくとも1つの面が非球面であることを特徴とする。
(2)請求項7に記載の車載カメラは、請求項1〜6のいずれか一項に記載の撮影レンズを備えることを特徴とする。
(2)請求項7に記載の車載カメラは、請求項1〜6のいずれか一項に記載の撮影レンズを備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影レンズで発生するゴーストを抑えることができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る撮影レンズ100を備える車載カメラ10の構成を示すブロック図である。車載カメラ10は、たとえば、自動車に搭載され、運転手を撮影して運転手の顔の向きを検知するために用いられる。なお、車載カメラ10の使用用途は一例であり、これに限らなくてよく、たとえば、自動車の前方を撮影するために用いられてもよい。車載カメラ10は、本実施形態に係る撮影レンズ100と、撮像素子101と、制御部102と、記憶部103と、近赤外LED104と、を有する。
近赤外LED104から出射された近赤外光(たとえば波長850nm〜1000nm)は、運転手を照明する。撮影レンズ100は、上記近赤外光で照明された運転手の像を、撮像素子101上に結像させる。なお、近赤外光で撮影を行うのは、夜間などの暗い状況であっても撮影を可能とするためである。撮像素子101は、たとえばCMOS撮像素子などのイメージセンサであり、撮影レンズ100により結像された像を撮像して、得られた画像信号を制御部102へ出力する。制御部102は、撮像素子101から取得した画像信号に対して所定の画像処理を行って画像データを生成し、記憶部103に記憶する。
図2は、本実施形態に係る撮影レンズ100の構成を示す断面図である。撮影レンズ100は、物体側から像側の順に、負の屈折力を有する第1レンズL1と、正の屈折力を有する第2レンズL2と、レンズの明るさを決定する開口絞りSと、正の屈折力を有する第3レンズL3と、正の屈折力を有する第4レンズL4とから構成される。第1レンズL1は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する。第2レンズL2は、物体側の面よりも像側の面の曲率半径が小さい形状を有する。第3レンズL3は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する。第4レンズL4は、像側に凸面を向けたメニスカス形状を有する。第3レンズL3と第4レンズL4とを構成する面のうち、少なくとも1つの面は非球面である。
撮影レンズ100では、第4レンズL4を像側に凸面を向けたメニスカス形状を有する正屈折力レンズとすることで、撮像素子面からの反射光を拡散でき、ゴーストの強度を大幅に減らすことができる。
また、撮影レンズ100では、第3レンズL3と第4レンズL4を構成する面のうち少なくとも1つの面を非球面にすることで、球面収差、コマ収差と像面湾曲が補正しやすい位置に非球面を配置して、所望の明るさ、画角、大きさを満足しつつ良好な結像性能を必要最小限のレンズ構成で確保できる。結果として、ゴーストの発生源であるレンズ面を必要最小限で構成することができるので、ゴーストの発生を抑えることができる。
また、撮影レンズ100では、第1レンズL1を物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有する負屈折力レンズとし、第2レンズL2を物体側の面よりも像側の面の曲率半径が小さい正屈折力レンズとすることで、必要最小限のレンズ構成と必要最小限の非球面レンズを達成している。これにより、低コストを実現することができる。
さらに、本実施形態の撮影レンズ100において、第4レンズL4を構成する面のうち少なくとも1つを非球面にする方が望ましい。こうすることにより、撮影レンズ100の結像性能をより良好に保つことができる。
また、本実施形態の撮影レンズ100において、以下の条件式(1)を満足することが望ましい。
1.5>t3/f>0.4 ・・・(1)
但し、
f:撮影レンズ100の焦点距離
t3:第3レンズL3の中心厚
1.5>t3/f>0.4 ・・・(1)
但し、
f:撮影レンズ100の焦点距離
t3:第3レンズL3の中心厚
条件式(1)の上限値を超えると、第3レンズL3の有効径に対して第3レンズL3の中心厚が大きくなり過ぎてしまい、第3レンズL3の製作工数が増えてコストアップになる。
条件式(1)の下限値を超えると、第3レンズL3のメニスカス形状による球面収差と非点収差の補正のバランスが崩れ、中間像高におけるサジタル像面とタンジェンシャル像面の差が大きくなる。
また、本実施形態の撮影レンズ100において、以下の条件式(2)〜(4)を満足することが望ましい。
2.0>|f1/f|>1.0 ・・・(2)
f3/f>3.0 ・・・(3)
f2>f4 ・・・(4)
但し、
f:撮影レンズ100の焦点距離
f1:第1レンズL1の焦点距離
f2:第2レンズL2の焦点距離
f3:第3レンズL3の焦点距離
f4:第4レンズL4の焦点距離
2.0>|f1/f|>1.0 ・・・(2)
f3/f>3.0 ・・・(3)
f2>f4 ・・・(4)
但し、
f:撮影レンズ100の焦点距離
f1:第1レンズL1の焦点距離
f2:第2レンズL2の焦点距離
f3:第3レンズL3の焦点距離
f4:第4レンズL4の焦点距離
条件式(2)の上限値を超えると、所定のバックフォーカスを確保するために第1レンズL1と第2レンズL2の空気間隔を大きくする必要があり、撮影レンズ100が大型化する。
条件式(2)の下限値を超えると、第1レンズL1の屈折力が強くなり、撮影レンズ100を小型化できる可能性はあるが、歪曲収差が大きくなる。これを補正するためには第1レンズL1に非球面を採用する必要があるので、コストアップを招く。
条件式(3)をはずれて第3レンズL3の屈折力が強くなると、撮影レンズ100において所定の焦点距離を確保するために第4レンズL4の屈折力を弱くしなければならない。その結果、撮影レンズ100の射出瞳位置が近くなり過ぎて画面周辺の光量損失を招く。これは、撮像素子101のマイクロレンズアレイの入射瞳位置を調整すれば解決するが、その場合、マイクロレンズアレイが特注となってコストアップになる可能性が出てくる。
条件式(4)をはずれて第2レンズL2の屈折力が強くなると、所定のバックフォーカスを確保するために、第3レンズL3の中心厚を薄くして、第3レンズL3と第4レンズL4との空気間隔を小さくする必要がある。その結果、周辺像高のコマ収差補正が困難になり、かつ、撮影レンズ100の射出瞳位置が近くなり過ぎる。
また、本実施形態の撮影レンズ100において、以下の条件式(5)〜(7)を満足することが望ましい。
−1.2>(r2+r1)/(r2−r1)>−2.0 ・・・(5)
−0.8>(r4+r3)/(r4−r3)>−2.5 ・・・(6)
|(r7+r6)/(r7−r6)|>6.0 ・・・(7)
但し、
r1:第1レンズL1の物体側の面の曲率半径
r2:第1レンズL1の像側の面の曲率半径
r3:第2レンズL2の物体側の面の曲率半径
r4:第2レンズL2の像側の面の曲率半径
r6:第3レンズL3の物体側の面の曲率半径
r7:第3レンズL3の像側の面の曲率半径
−1.2>(r2+r1)/(r2−r1)>−2.0 ・・・(5)
−0.8>(r4+r3)/(r4−r3)>−2.5 ・・・(6)
|(r7+r6)/(r7−r6)|>6.0 ・・・(7)
但し、
r1:第1レンズL1の物体側の面の曲率半径
r2:第1レンズL1の像側の面の曲率半径
r3:第2レンズL2の物体側の面の曲率半径
r4:第2レンズL2の像側の面の曲率半径
r6:第3レンズL3の物体側の面の曲率半径
r7:第3レンズL3の像側の面の曲率半径
条件式(5)の上限を超えると、第1レンズL1の物体側の面の曲率半径r1が大きくなり過ぎて歪曲収差の補正が困難になる。
条件式(5)の下限を超えると、第1レンズL1の屈折力を確保するために、第1レンズL1の像側の面の曲率半径r2を小さくする必要が生じ、第1レンズL1の製作工数が増え、コストアップを招く。
条件式(6)の上限を超えると、第2レンズL2の物体側の面の正屈折力が強くなり過ぎ、所定のバックフォーカスを確保できなくなる。
条件式(6)式の下限を超えると、コマ収差補正と球面収差補正をバランスさせることが困難になる。
条件式(7)をはずれて第3レンズL3の物体側の面の曲率半径r6が第3レンズL3の像側の面の曲率半径r7よりも小さくなり過ぎると、第3レンズL3の物体側の面の曲率中心と第3レンズL3の像側の面の曲率中心が接近し過ぎるので、第3レンズL3の芯取り作業が困難になる。逆に条件式(7)をはずれて第3レンズL3の物体側の面の曲率半径r6が第3レンズL3の像側の面の曲率半径r7よりも大きくなり過ぎると、周辺像高のコマ収差補正が困難になる。
また、本実施形態の撮影レンズ100は、波長が850nm〜1000nmの範囲に含まれる近赤外光を結像させることが望ましい。
−実施例−
以下、本実施形態に係る撮影レンズ100の各実施例について説明する。なお、以下の各実施例で説明する表において、OBJは物体面、STOは開口絞り、IMGは像面、面番号に*印が付いた面は非球面を表す。曲率半径「INFINITY」は平面または開口を示す。空気の屈折率は省略している。
以下、本実施形態に係る撮影レンズ100の各実施例について説明する。なお、以下の各実施例で説明する表において、OBJは物体面、STOは開口絞り、IMGは像面、面番号に*印が付いた面は非球面を表す。曲率半径「INFINITY」は平面または開口を示す。空気の屈折率は省略している。
また、各実施例で用いられる非球面は、以下の式(8)で定義される。
但し、
z:レンズ面頂点からの光軸方向のサグ量
h:光軸からの距離
c:曲率(曲率半径の逆数)
K:コーニック定数
An:n次の非球面係数
z:レンズ面頂点からの光軸方向のサグ量
h:光軸からの距離
c:曲率(曲率半径の逆数)
K:コーニック定数
An:n次の非球面係数
<第1実施例>
まず、第1実施例について説明する。図2は、第1実施例に係る撮影レンズ100の断面図である。上述した構成については説明を省略する。第1実施例に係る撮影レンズ100では、第4レンズL4の物体側の面と像側の面とが非球面となっている。
まず、第1実施例について説明する。図2は、第1実施例に係る撮影レンズ100の断面図である。上述した構成については説明を省略する。第1実施例に係る撮影レンズ100では、第4レンズL4の物体側の面と像側の面とが非球面となっている。
以下の表1に、第1実施例に係る撮影レンズ100の各種データを示す。なお、表1に示す面番号は、図2に示す面番号と対応している。
[表1]
(全体諸元)
焦点距離 3.467 mm
Fナンバー 2.4
最大像高 2.4 mm
(レンズデータ)
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率(d線) アッベ数
OBJ: INFINITY 700.00000
1: 20.68804 1.00000 1.88300 40.76
2: 3.50000 3.00000
3: -47.50922 3.00000 2.00330 28.27
4: -6.81645 0.30000
STO: INFINITY 0.70000
6: 4.41141 2.00000 1.69680 55.53
7: 5.75888 3.00000
*8: -75.00000 1.50000 1.77030 47.40
*9: -5.00895 2.94831
IMG: INFINITY
[表1]
(全体諸元)
焦点距離 3.467 mm
Fナンバー 2.4
最大像高 2.4 mm
(レンズデータ)
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率(d線) アッベ数
OBJ: INFINITY 700.00000
1: 20.68804 1.00000 1.88300 40.76
2: 3.50000 3.00000
3: -47.50922 3.00000 2.00330 28.27
4: -6.81645 0.30000
STO: INFINITY 0.70000
6: 4.41141 2.00000 1.69680 55.53
7: 5.75888 3.00000
*8: -75.00000 1.50000 1.77030 47.40
*9: -5.00895 2.94831
IMG: INFINITY
また、表1のレンズデータに示したように、第4レンズL4の物体側の面(第8面)と像側の面(第9面)とは、非球面である。以下の表2にこれらの非球面における非球面係数の数値を示す。
[表2]
非球面係数 第8面 第9面
K 0.000000 0.000000
A4 -5.593307E-03 5.306234E-04
A6 -1.064014E-03 -8.214012E-04
A8 1.888741E-04 1.452815E-04
A10 -6.433949E-06 -3.660482E-06
A12 0.000000E+00 0.000000E+00
[表2]
非球面係数 第8面 第9面
K 0.000000 0.000000
A4 -5.593307E-03 5.306234E-04
A6 -1.064014E-03 -8.214012E-04
A8 1.888741E-04 1.452815E-04
A10 -6.433949E-06 -3.660482E-06
A12 0.000000E+00 0.000000E+00
また、第1実施例に係る撮影レンズ100において、上述した条件式(1)〜(7)に関する値は、以下の通りである。以下に示すように、第1実施例に係る撮影レンズ100は、条件式(1)〜(7)を満足するため、上述した効果を得ることができる。
条件式(1) t3/f 0.577
条件式(2) |f1/f| 1.415
条件式(3) f3/f 4.850
条件式(4) f2=7.650 f4=6.904
条件式(5) (r2+r1)/(r2−r1) -1.407
条件式(6) (r4+r3)/(r4−r3) -1.335
条件式(7) |(r7+r6)/(r7−r6)| 7.548
条件式(1) t3/f 0.577
条件式(2) |f1/f| 1.415
条件式(3) f3/f 4.850
条件式(4) f2=7.650 f4=6.904
条件式(5) (r2+r1)/(r2−r1) -1.407
条件式(6) (r4+r3)/(r4−r3) -1.335
条件式(7) |(r7+r6)/(r7−r6)| 7.548
第1実施例に係る撮影レンズ100における球面収差、非点収差および歪曲収差を図3に示し、コマ収差を図4に示す。図3および図4によれば、第1実施例に係る撮影レンズ100において、各収差が良好に補正されており、高い光学性能を有していることがわかる。
なお、第1実施例に係る撮影レンズ100は、近赤外光で最良の結像性能が得られるように設計されている。そのために、図3および図4には波長940nmの光束に対する収差図を示した。しかし、表1で示すバックフォーカスおよび撮影レンズ100の焦点距離と、上記条件式(1)〜(7)の計算に使用する各レンズの焦点距離はd線で規定している。
<第2実施例>
次に、第2実施例について説明する。図5は、第2実施例に係る撮影レンズ100の断面図である。上述した構成については説明を省略する。第2実施例に係る撮影レンズ100では、第4レンズL4の物体側の面と像側の面とが非球面となっている。また、第2実施例では、第4レンズL4と撮像素子101との間に2枚の平行平面板P1,P2が配置されている。これらの平行平面板P1,P2は、可視光カットフィルタおよびカバーガラスである。
次に、第2実施例について説明する。図5は、第2実施例に係る撮影レンズ100の断面図である。上述した構成については説明を省略する。第2実施例に係る撮影レンズ100では、第4レンズL4の物体側の面と像側の面とが非球面となっている。また、第2実施例では、第4レンズL4と撮像素子101との間に2枚の平行平面板P1,P2が配置されている。これらの平行平面板P1,P2は、可視光カットフィルタおよびカバーガラスである。
以下の表3に、第2実施例に係る撮影レンズ100の各種データを示す。なお、表3に示す面番号は、図5に示す面番号と対応している。
[表3]
(全体諸元)
焦点距離 3.451 mm
Fナンバー 2.4
最大像高 2.4 mm
(レンズデータ)
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率(d線) アッベ数
OBJ: INFINITY 700.00000
1: 15.12306 1.00000 1.88300 40.76
2: 3.50000 3.00000
3: -45.03712 3.00000 2.00330 28.27
4: -7.17844 0.30000
STO: INFINITY 0.60000
6: 5.56624 4.30000 1.65160 58.55
7: 5.56671 1.20000
*8: -100.00000 1.10000 1.86400 40.58
*9: -4.55390 1.00000
10: INFINITY 1.10000 1.51680 64.17
11: INFINITY 0.50000
12: INFINITY 0.40000 1.51680 64.17
13: INFINITY 0.84204
IMG: INFINITY
[表3]
(全体諸元)
焦点距離 3.451 mm
Fナンバー 2.4
最大像高 2.4 mm
(レンズデータ)
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率(d線) アッベ数
OBJ: INFINITY 700.00000
1: 15.12306 1.00000 1.88300 40.76
2: 3.50000 3.00000
3: -45.03712 3.00000 2.00330 28.27
4: -7.17844 0.30000
STO: INFINITY 0.60000
6: 5.56624 4.30000 1.65160 58.55
7: 5.56671 1.20000
*8: -100.00000 1.10000 1.86400 40.58
*9: -4.55390 1.00000
10: INFINITY 1.10000 1.51680 64.17
11: INFINITY 0.50000
12: INFINITY 0.40000 1.51680 64.17
13: INFINITY 0.84204
IMG: INFINITY
また、表3のレンズデータに示したように、第4レンズL4の物体側の面(第8面)と像側の面(第9面)とは、非球面である。以下の表4にこれらの非球面における非球面係数の数値を示す。
[表4]
非球面係数 第8面 第9面
K 0.000000 0.000000
A4 -1.948020E-03 2.815286E-03
A6 -2.933776E-03 -2.253020E-03
A8 7.625820E-04 4.607817E-04
A10 -5.648299E-05 -2.382408E-05
A12 0.000000E+00 0.000000E+00
[表4]
非球面係数 第8面 第9面
K 0.000000 0.000000
A4 -1.948020E-03 2.815286E-03
A6 -2.933776E-03 -2.253020E-03
A8 7.625820E-04 4.607817E-04
A10 -5.648299E-05 -2.382408E-05
A12 0.000000E+00 0.000000E+00
また、第2実施例に係る撮影レンズ100において、上述した条件式(1)〜(7)に関する値は、以下の通りである。以下に示すように、第2実施例に係る撮影レンズ100は、条件式(1)〜(7)を満足するため、上述した効果を得ることができる。
条件式(1) t3/f 1.246
条件式(2) |f1/f| 1.557
条件式(3) f3/f 8.121
条件式(4) f2=8.187 f4=5.493
条件式(5) (r2+r1)/(r2−r1) -1.602
条件式(6) (r4+r3)/(r4−r3) -1.379
条件式(7) |(r7+r6)/(r7−r6)| 23687.128
条件式(1) t3/f 1.246
条件式(2) |f1/f| 1.557
条件式(3) f3/f 8.121
条件式(4) f2=8.187 f4=5.493
条件式(5) (r2+r1)/(r2−r1) -1.602
条件式(6) (r4+r3)/(r4−r3) -1.379
条件式(7) |(r7+r6)/(r7−r6)| 23687.128
第2実施例に係る撮影レンズ100における球面収差、非点収差および歪曲収差を図6に示し、コマ収差を図7に示す。図6および図7によれば、第2実施例に係る撮影レンズ100において、各収差が良好に補正されており、高い光学性能を有していることがわかる。
なお、第2実施例に係る撮影レンズ100は、近赤外光で最良の結像性能が得られるように設計されている。そのために、図6および図7には波長940nmの光束に対する収差図を示した。しかし、表3で示すバックフォーカスおよび撮影レンズ100の焦点距離と、上記条件式(1)〜(7)の計算に使用する各レンズの焦点距離はd線で規定している。
<第3実施例>
次に、第3実施例について説明する。図8は、第3実施例に係る撮影レンズ100の断面図である。第3実施例に係る撮影レンズ100では、第4レンズL4の物体側の面と像側の面とが非球面となっている。また、第3実施例では、第4レンズL4と撮像素子101との間に2枚の平行平面板P1,P2が配置されている。これらの平行平面板P1,P2は、可視光カットフィルタおよびカバーガラスである。
次に、第3実施例について説明する。図8は、第3実施例に係る撮影レンズ100の断面図である。第3実施例に係る撮影レンズ100では、第4レンズL4の物体側の面と像側の面とが非球面となっている。また、第3実施例では、第4レンズL4と撮像素子101との間に2枚の平行平面板P1,P2が配置されている。これらの平行平面板P1,P2は、可視光カットフィルタおよびカバーガラスである。
以下の表5に、第3実施例に係る撮影レンズ100の各種データを示す。なお、表5に示す面番号は、図8に示す面番号と対応している。
[表5]
(全体諸元)
焦点距離 3.451 mm
Fナンバー 2.4
最大像高 2.4 mm
(レンズデータ)
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率(d線) アッベ数
OBJ: INFINITY 700.00000
1: 14.79079 1.00000 1.88300 40.76
2: 3.50000 3.00000
3: -51.56752 3.00000 2.00330 28.27
4: -7.19699 0.30000
STO: INFINITY 0.60000
6: 5.24325 4.00000 1.65160 58.55
7: 5.02891 1.20000
*8: -50.00000 1.20000 1.86400 40.58
*9: -4.32558 1.00000
10: INFINITY 1.10000 1.51680 64.17
11: INFINITY 0.50000
12: INFINITY 0.40000 1.51680 64.17
13: INFINITY 0.81865
IMG: INFINITY
[表5]
(全体諸元)
焦点距離 3.451 mm
Fナンバー 2.4
最大像高 2.4 mm
(レンズデータ)
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率(d線) アッベ数
OBJ: INFINITY 700.00000
1: 14.79079 1.00000 1.88300 40.76
2: 3.50000 3.00000
3: -51.56752 3.00000 2.00330 28.27
4: -7.19699 0.30000
STO: INFINITY 0.60000
6: 5.24325 4.00000 1.65160 58.55
7: 5.02891 1.20000
*8: -50.00000 1.20000 1.86400 40.58
*9: -4.32558 1.00000
10: INFINITY 1.10000 1.51680 64.17
11: INFINITY 0.50000
12: INFINITY 0.40000 1.51680 64.17
13: INFINITY 0.81865
IMG: INFINITY
また、表5のレンズデータに示したように、第4レンズL4の物体側の面(第8面)と像側の面(第9面)とは、非球面である。以下の表6にこれらの非球面における非球面係数の数値を示す。
[表6]
非球面係数 第8面 第9面
K 0.000000 0.000000
A4 -3.626731E-03 1.638367E-03
A6 -2.892586E-03 -2.000042E-03
A8 7.190983E-04 3.852942E-04
A10 -5.958750E-05 -2.264035E-05
A12 0.000000E+00 0.000000E+00
[表6]
非球面係数 第8面 第9面
K 0.000000 0.000000
A4 -3.626731E-03 1.638367E-03
A6 -2.892586E-03 -2.000042E-03
A8 7.190983E-04 3.852942E-04
A10 -5.958750E-05 -2.264035E-05
A12 0.000000E+00 0.000000E+00
また、第3実施例に係る撮影レンズ100において、上述した条件式(1)〜(7)に関する値は、以下の通りである。以下に示すように、第3実施例に係る撮影レンズ100は、条件式(1)〜(7)を満足するため、上述した効果を得ることができる。
条件式(1) t3/f 1.159
条件式(2) |f1/f| 1.570
条件式(3) f3/f 8.599
条件式(4) f2=8.064 f4=5.415
条件式(5) (r2+r1)/(r2−r1) -1.620
条件式(6) (r4+r3)/(r4−r3) -1.324
条件式(7) |(r7+r6)/(r7−r6)| 47.925
条件式(1) t3/f 1.159
条件式(2) |f1/f| 1.570
条件式(3) f3/f 8.599
条件式(4) f2=8.064 f4=5.415
条件式(5) (r2+r1)/(r2−r1) -1.620
条件式(6) (r4+r3)/(r4−r3) -1.324
条件式(7) |(r7+r6)/(r7−r6)| 47.925
第3実施例に係る撮影レンズ100における球面収差、非点収差および歪曲収差を図9に示し、コマ収差を図10に示す。図9および図10によれば、第3実施例に係る撮影レンズ100において、各収差が良好に補正されており、高い光学性能を有していることがわかる。
なお、第3実施例に係る撮影レンズ100は、近赤外光で最良の結像性能が得られるように設計されている。そのために、図9および図10には波長940nmの光束に対する収差図を示した。しかし、表5で示すバックフォーカスおよび撮影レンズ100の焦点距離と、上記条件式(1)〜(7)の計算に使用する各レンズの焦点距離はd線で規定している。
<第4実施例>
次に、第4実施例について説明する。図11は、第4実施例に係る撮影レンズ100の断面図である。第4実施例に係る撮影レンズ100では、第4レンズL4の物体側の面のみが非球面となっている。また、第4実施例では、第4レンズL4と撮像素子101との間に2枚の平行平面板P1,P2が配置されている。これらの平行平面板P1,P2は、可視光カットフィルタおよびカバーガラスである。
次に、第4実施例について説明する。図11は、第4実施例に係る撮影レンズ100の断面図である。第4実施例に係る撮影レンズ100では、第4レンズL4の物体側の面のみが非球面となっている。また、第4実施例では、第4レンズL4と撮像素子101との間に2枚の平行平面板P1,P2が配置されている。これらの平行平面板P1,P2は、可視光カットフィルタおよびカバーガラスである。
以下の表7に、第4実施例に係る撮影レンズ100の各種データを示す。なお、表7に示す面番号は、図11に示す面番号と対応している。
[表7]
(全体諸元)
焦点距離 3.452 mm
Fナンバー 2.4
最大像高 2.4 mm
(レンズデータ)
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率(d線) アッベ数
OBJ: INFINITY 700.00000
1: 11.60670 1.00000 1.88300 40.76
2: 3.50000 3.00000
3: -21.00000 2.90000 2.00330 28.27
4: -7.08842 0.30000
STO: INFINITY 0.70000
6: 4.73871 4.00000 1.58913 61.14
7: 5.26428 1.00000
*8: -200.00000 1.40000 1.85400 40.39
9: -4.54691 1.00000
10: INFINITY 1.10000 1.51680 64.17
11: INFINITY 0.50000
12: INFINITY 0.40000 1.51680 64.17
13: INFINITY 0.93805
IMG: INFINITY
[表7]
(全体諸元)
焦点距離 3.452 mm
Fナンバー 2.4
最大像高 2.4 mm
(レンズデータ)
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率(d線) アッベ数
OBJ: INFINITY 700.00000
1: 11.60670 1.00000 1.88300 40.76
2: 3.50000 3.00000
3: -21.00000 2.90000 2.00330 28.27
4: -7.08842 0.30000
STO: INFINITY 0.70000
6: 4.73871 4.00000 1.58913 61.14
7: 5.26428 1.00000
*8: -200.00000 1.40000 1.85400 40.39
9: -4.54691 1.00000
10: INFINITY 1.10000 1.51680 64.17
11: INFINITY 0.50000
12: INFINITY 0.40000 1.51680 64.17
13: INFINITY 0.93805
IMG: INFINITY
また、表7のレンズデータに示したように、第4レンズL4の物体側の面(第8面)は、非球面である。以下の表8に、この非球面における非球面係数の数値を示す。
[表8]
非球面係数 第8面
K 0.000000
A4 -5.545826E-03
A6 5.950405E-04
A8 -2.683160E-04
A10 2.873463E-05
A12 0.000000E+00
[表8]
非球面係数 第8面
K 0.000000
A4 -5.545826E-03
A6 5.950405E-04
A8 -2.683160E-04
A10 2.873463E-05
A12 0.000000E+00
また、第4実施例に係る撮影レンズ100において、上述した条件式(1)〜(7)に関する値は、以下の通りである。以下に示すように、第4実施例に係る撮影レンズ100は、条件式(1)〜(7)を満足するため、上述した効果を得ることができる。
条件式(1) t3/f 1.159
条件式(2) |f1/f| 1.745
条件式(3) f3/f 6.107
条件式(4) f2=9.657 f4=5.430
条件式(5) (r2+r1)/(r2−r1) -1.863
条件式(6) (r4+r3)/(r4−r3) -2.019
条件式(7) |(r7+r6)/(r7−r6)| 19.032
条件式(1) t3/f 1.159
条件式(2) |f1/f| 1.745
条件式(3) f3/f 6.107
条件式(4) f2=9.657 f4=5.430
条件式(5) (r2+r1)/(r2−r1) -1.863
条件式(6) (r4+r3)/(r4−r3) -2.019
条件式(7) |(r7+r6)/(r7−r6)| 19.032
第4実施例に係る撮影レンズ100における球面収差、非点収差および歪曲収差を図12に示し、コマ収差を図13に示す。図12および図13によれば、第4実施例に係る撮影レンズ100において、各収差が良好に補正されており、高い光学性能を有していることがわかる。
なお、第4実施例に係る撮影レンズ100は、近赤外光で最良の結像性能が得られるように設計されている。そのために、図12および図13には波長940nmの光束に対する収差図を示した。しかし、表7で示すバックフォーカスおよび撮影レンズ100の焦点距離と、上記条件式(1)〜(7)の計算に使用する各レンズの焦点距離はd線で規定している。
<第5実施例>
次に、第5実施例について説明する。図14は、第5実施例に係る撮影レンズ100の断面図である。第5実施例に係る撮影レンズ100では、第3レンズL3の像側の面のみが非球面となっている。また、第5実施例では、第4レンズL4と撮像素子101との間に2枚の平行平面板P1,P2が配置されている。これらの平行平面板P1,P2は、可視光カットフィルタおよびカバーガラスである。
次に、第5実施例について説明する。図14は、第5実施例に係る撮影レンズ100の断面図である。第5実施例に係る撮影レンズ100では、第3レンズL3の像側の面のみが非球面となっている。また、第5実施例では、第4レンズL4と撮像素子101との間に2枚の平行平面板P1,P2が配置されている。これらの平行平面板P1,P2は、可視光カットフィルタおよびカバーガラスである。
以下の表9に、第5実施例に係る撮影レンズ100の各種データを示す。なお、表9に示す面番号は、図14に示す面番号と対応している。
[表9]
(全体諸元)
焦点距離 3.440 mm
Fナンバー 2.4
最大像高 2.4 mm
(レンズデータ)
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率(d線) アッベ数
OBJ: INFINITY 700.00000
1: 28.69721 1.00000 1.833300 40.76
2: 3.50000 3.00000
3: 100.00000 2.90000 2.00330 28.27
4: -7.95414 0.30000
STO: INFINITY 0.70000
6: 8.42804 5.00000 1.65160 58.55
*7: 9.62735 0.50000
8: -25.00000 1.40000 1.86400 40.58
9: -4.49098 1.00000
10: INFINITY 1.10000 1.51680 64.17
11: INFINITY 0.50000
12: INFINITY 0.40000 1.51680 64.17
13: INFINITY 1.74427
IMG: INFINITY
[表9]
(全体諸元)
焦点距離 3.440 mm
Fナンバー 2.4
最大像高 2.4 mm
(レンズデータ)
面番号 曲率半径 面間隔 屈折率(d線) アッベ数
OBJ: INFINITY 700.00000
1: 28.69721 1.00000 1.833300 40.76
2: 3.50000 3.00000
3: 100.00000 2.90000 2.00330 28.27
4: -7.95414 0.30000
STO: INFINITY 0.70000
6: 8.42804 5.00000 1.65160 58.55
*7: 9.62735 0.50000
8: -25.00000 1.40000 1.86400 40.58
9: -4.49098 1.00000
10: INFINITY 1.10000 1.51680 64.17
11: INFINITY 0.50000
12: INFINITY 0.40000 1.51680 64.17
13: INFINITY 1.74427
IMG: INFINITY
また、表9のレンズデータに示したように、第3レンズL3の像側の面(第7面)は、非球面である。以下の表10に、この非球面における非球面係数の数値を示す。
[表10]
非球面係数 第7面
K 0.000000
A4 6.459051E-03
A6 -6.621031E-04
A8 9.826798E-05
A10 -8.707881E-06
A12 0.000000E+00
[表10]
非球面係数 第7面
K 0.000000
A4 6.459051E-03
A6 -6.621031E-04
A8 9.826798E-05
A10 -8.707881E-06
A12 0.000000E+00
また、第5実施例に係る撮影レンズ100において、上述した条件式(1)〜(7)に関する値は、以下の通りである。以下に示すように、第5実施例に係る撮影レンズ100は、条件式(1)〜(7)を満足するため、上述した効果を得ることができる。
条件式(1) t3/f 1.454
条件式(2) |f1/f| 1.337
条件式(3) f3/f 11.413
条件式(4) f2=7.444 f4=6.142
条件式(5) (r2+r1)/(r2−r1) -1.278
条件式(6) (r4+r3)/(r4−r3) -0.853
条件式(7) |(r7+r6)/(r7−r6)| 15.055
条件式(1) t3/f 1.454
条件式(2) |f1/f| 1.337
条件式(3) f3/f 11.413
条件式(4) f2=7.444 f4=6.142
条件式(5) (r2+r1)/(r2−r1) -1.278
条件式(6) (r4+r3)/(r4−r3) -0.853
条件式(7) |(r7+r6)/(r7−r6)| 15.055
第4実施例に係る撮影レンズ100における球面収差、非点収差および歪曲収差を図15に示し、コマ収差を図16に示す。図15および図16によれば、第5実施例に係る撮影レンズ100において、各収差が良好に補正されており、高い光学性能を有していることがわかる。
なお、第5実施例に係る撮影レンズ100は、近赤外光で最良の結像性能が得られるように設計されている。そのために、図15および図16には波長940nmの光束に対する収差図を示した。しかし、表9で示すバックフォーカスおよび撮影レンズ100の焦点距離と、上記条件式(1)〜(7)の計算に使用する各レンズの焦点距離はd線で規定している。
以上説明した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
撮影レンズ100は、物体側から像側の順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有し、負の屈折力を有する第1レンズL1と、物体側の面よりも像側の面の曲率半径が小さい形状であり、正の屈折力を有する第2レンズL2と、開口絞りSと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有し、正の屈折力を有する第3レンズL3と、像側に凸面を向けたメニスカス形状を有し、正の屈折力を有する第4レンズL4と、から構成され、第3レンズL3と第4レンズL4とを構成する面のうち少なくとも1つの面が非球面であるようにした。このような構成により、撮影レンズ100で発生するゴーストを抑えることができ、ヘッドライトなどの高輝度の物体が撮影画面内に入ってもゴーストを目立たなくすることができる。特に、撮像素子面で反射した光が撮影レンズ100のレンズ面で反射して撮像素子面に戻ってくる光は、撮像素子面の反射率が高いために、撮影レンズ100内の2面反射ゴ−ストに比べて数十倍も明るいゴーストになる。これに対して、本実施形態の撮影レンズ100では、第4レンズL4によって撮像素子面からの反射光を拡散できるので、ゴーストの強度を減らすことができる。また、本実施形態の撮影レンズ100では、第3レンズL3と第4レンズL4を構成する面のうち少なくとも1つの面を非球面にすることで、ゴーストの発生源であるレンズ面を必要最小限で構成することができるので、ゴーストの発生を抑えることができる。
撮影レンズ100は、物体側から像側の順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有し、負の屈折力を有する第1レンズL1と、物体側の面よりも像側の面の曲率半径が小さい形状であり、正の屈折力を有する第2レンズL2と、開口絞りSと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有し、正の屈折力を有する第3レンズL3と、像側に凸面を向けたメニスカス形状を有し、正の屈折力を有する第4レンズL4と、から構成され、第3レンズL3と第4レンズL4とを構成する面のうち少なくとも1つの面が非球面であるようにした。このような構成により、撮影レンズ100で発生するゴーストを抑えることができ、ヘッドライトなどの高輝度の物体が撮影画面内に入ってもゴーストを目立たなくすることができる。特に、撮像素子面で反射した光が撮影レンズ100のレンズ面で反射して撮像素子面に戻ってくる光は、撮像素子面の反射率が高いために、撮影レンズ100内の2面反射ゴ−ストに比べて数十倍も明るいゴーストになる。これに対して、本実施形態の撮影レンズ100では、第4レンズL4によって撮像素子面からの反射光を拡散できるので、ゴーストの強度を減らすことができる。また、本実施形態の撮影レンズ100では、第3レンズL3と第4レンズL4を構成する面のうち少なくとも1つの面を非球面にすることで、ゴーストの発生源であるレンズ面を必要最小限で構成することができるので、ゴーストの発生を抑えることができる。
−変形例−
上述した実施の形態では、撮影レンズ100が近赤外光での撮影に用いられる例について説明したが、これに限らなくてよく、可視光での撮影に用いられるようにしてもよい。この場合は、可視光で最良の結像性能を有するように撮影レンズを設計すればよい。
上述した実施の形態では、撮影レンズ100が近赤外光での撮影に用いられる例について説明したが、これに限らなくてよく、可視光での撮影に用いられるようにしてもよい。この場合は、可視光で最良の結像性能を有するように撮影レンズを設計すればよい。
上記では、種々の実施例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
10…車載カメラ、100…撮影レンズ、101…撮像素子、L1…第1レンズ、L2…第2レンズ、L3…第3レンズ、L4…第4レンズ、S…開口絞り
Claims (7)
- 物体側から像側の順に、
物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有し、負の屈折力を有する第1レンズと、
物体側の面よりも像側の面の曲率半径が小さい形状であり、正の屈折力を有する第2レンズと、
開口絞りと、
物体側に凸面を向けたメニスカス形状を有し、正の屈折力を有する第3レンズと、
像側に凸面を向けたメニスカス形状を有し、正の屈折力を有する第4レンズと、
から構成され、
前記第3レンズと前記第4レンズとを構成する面のうち少なくとも1つの面が非球面であることを特徴とする撮影レンズ。 - 請求項1に記載の撮影レンズにおいて、
前記第4レンズを構成する面のうち少なくとも1つの面が非球面であることを特徴とする撮影レンズ。 - 請求項1または2に記載の撮影レンズにおいて、
以下の条件式(1)を満足することを特徴とする撮影レンズ。
1.5>t3/f>0.4 ・・・(1)
但し、
f:前記撮影レンズの焦点距離
t3:前記第3レンズの中心厚 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の撮影レンズにおいて、
以下の条件式(2)〜(4)を満足することを特徴とする撮影レンズ。
2.0>|f1/f|>1.0 ・・・(2)
f3/f>3.0 ・・・(3)
f2>f4 ・・・(4)
但し、
f:前記撮影レンズの焦点距離
f1:前記第1レンズの焦点距離
f2:前記第2レンズの焦点距離
f3:前記第3レンズの焦点距離
f4:前記第4レンズの焦点距離 - 請求項4に記載の撮影レンズにおいて、
以下の条件式(5)〜(7)を満足することを特徴とする撮影レンズ。
−1.2>(r2+r1)/(r2−r1)>−2.0 ・・・(5)
−0.8>(r4+r3)/(r4−r3)>−2.5 ・・・(6)
|(r7+r6)/(r7−r6)|>6.0 ・・・(7)
但し、
r1:前記第1レンズの物体側の面の曲率半径
r2:前記第1レンズの像側の面の曲率半径
r3:前記第2レンズの物体側の面の曲率半径
r4:前記第2レンズの像側の面の曲率半径
r6:前記第3レンズの物体側の面の曲率半径
r7:前記第3レンズの像側の面の曲率半径 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の撮影レンズにおいて、
波長が850nm〜1000nmの範囲に含まれる近赤外光を結像させることを特徴とする撮影レンズ。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の撮影レンズを備えることを特徴とする車載カメラ。
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