JP2011158002A - 電磁クラッチ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】従動側回転体30、31、33は、回転軸11の径方向に広がる形状を有し、従動側回転体のうち径方向における中間部位には、駆動側回転体21から従動側回転体に伝達されるトルクが所定トルク以上になったときに破断する破断部33gが形成され、従動側回転体のうち破断部33gよりも回転軸11と反対側の部分を反回転軸側部分とし、従動側回転体のうち破断部33gよりも回転軸11側の部分を回転軸側部分としたとき、従動側回転体の回転軸側部分に対して回転軸11の軸方向に対向して配置され、破断部33gが破断したときに従動側回転体の回転軸側部分との間で従動側回転体の反回転軸側部分を保持する保持部材35を備える。
【選択図】図4
Description
駆動側回転体(21)に連結されることによって駆動対象装置(10)の回転軸(11)とともに回転する従動側回転体(30、31、33)と、
従動側回転体を駆動側回転体(21)に連結させる電磁力を発生する電磁石(22)とを備え、
駆動側回転体(21)は、回転軸(11)の外周側に配置され、
従動側回転体は、回転軸(11)の径方向に広がる形状を有し、
従動側回転体のうち径方向における中間部位には、駆動側回転体から従動側回転体に伝達されるトルクが所定トルク以上になったときに破断する破断部(33g)が形成され、
従動側回転体のうち破断部(33g)よりも回転軸(11)側の部分を回転軸側部分とし、従動側回転体のうち破断部(33g)よりも回転軸(11)と反対側の部分を反回転軸側部分としたとき、
従動側回転体の回転軸側部分に対して回転軸(11)の軸方向に対向して配置され、破断部(33g)が破断したときに従動側回転体の回転軸側部分との間で従動側回転体の反回転軸側部分を保持する保持部材(35)を備えることを特徴とする。
ハブ(31、33)は、回転軸(11)の径方向に広がる形状を有し、
従動側回転体の回転軸側部分は、ハブ(31、33)のうち破断部(33g)よりも回転軸(11)側の部分であり、
従動側回転体の反回転軸側部分は、ハブ(31、33)のうち破断部(33g)よりも回転軸(11)と反対側の部分、およびアーマチュア(30)であるようにすればよい。
傾斜部(35b)は、従動側回転体の反回転軸側部分に向かうにつれて回転軸(11)の径方向の内側から回転軸(11)の径方向の外側へ傾斜しており、
破断部(33g)が破断したときに、保持部材(35)と従動側回転体の回転軸側部分との間で保持された従動側回転体の反回転軸側部分は、傾斜部(35b)に当接することを特徴とする。
傾斜部(35b)は、従動側回転体の反回転軸側部分に向かうにつれて回転軸(11)の径方向の外側から回転軸(11)の径方向の内側へ傾斜しており、
破断部(33g)が破断したときに、保持部材(35)と従動側回転体の回転軸側部分との間で保持された従動側回転体の反回転軸側部分は、傾斜部(35b)に当接することを特徴とする。
保持部材(35)は、ボルト(36)と一体に形成されていることを特徴とする。
保持部材(35)は、少なくとも従動側回転体の回転軸側部分と対向する部位が永久磁石で形成されていることを特徴とする。
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1は、本実施形態における動力伝達装置20の断面図(軸方向断面図)である。図1中の上下の矢印は、動力伝達装置20の設置状態における上下方向を示している。
上記第1実施形態では、破断部33gが破断した際に、インナーハブ33の外周側部分のうち溝部33eの側壁面が、インナーハブ33の内周側部分に残った破断部33gに当接することによってインナーハブ33の外周側部分を上下方向に保持するが、本第2実施形態では、図6に示すように、破断部33gが破断した際に、インナーハブ33の外周側部分の下端面が保持部材35の傾斜部35bに当接することによってインナーハブ33の外周側部分を上下方向に保持する。
上記第2実施形態では、保持部材35の傾斜部35bは対向部35a側からインナーハブ33の環状板部33c側に向かうにつれて外径が縮小したテーパー形状になっているが、本第3実施形態では、図7に示すように、傾斜部35bのテーパー形状が上記第2実施形態に対して逆になっている。
上記各実施形態では、保持部材35を独立した部材として形成しているが、本第4実施形態では、図8に示すように、保持部材35をボルト36と一体に形成している。具体的には、保持部材35の内周部がボルト36の頭部に繋げられている。これにより、部品点数を削減してコストを低減できる。なお、保持部材35をインナーハブ33と一体に形成してもよい。
なお、上述の各実施形態は、電磁クラッチに適用されるリミッタの一具体例を示しているに過ぎず、種々のリミッタを電磁クラッチに適用することができる。例えば、破断部にかかる剪断応力が所定以上になると破断部が破断するように構成されたリミッタや、破断部にかかる引張応力が所定以上になると破断部が破断するように構成されたリミッタ等を電磁クラッチに適用することができる。
21 プーリ(駆動側回転体)
22 電磁石
30 アーマチュア(従動側回転体)
31 アウターハブ(ハブ、従動側回転体)
33 インナーハブ(ハブ、従動側回転体)
33g 破断部
35 保持部材
35a 対向部
35b 傾斜部
Claims (8)
- 駆動源から出力される回転駆動力によって回転する駆動側回転体(21)と、
前記駆動側回転体(21)に連結されることによって駆動対象装置(10)の回転軸(11)とともに回転する従動側回転体(30、31、33)と、
前記従動側回転体を前記駆動側回転体(21)に連結させる電磁力を発生する電磁石(22)とを備え、
前記駆動側回転体(21)は、前記回転軸(11)の外周側に配置され、
前記従動側回転体は、前記回転軸(11)の径方向に広がる形状を有し、
前記従動側回転体のうち前記径方向における中間部位には、前記駆動側回転体から前記従動側回転体に伝達されるトルクが所定トルク以上になったときに破断する破断部(33g)が形成され、
前記従動側回転体のうち前記破断部(33g)よりも前記回転軸(11)側の部分を回転軸側部分とし、前記従動側回転体のうち前記破断部(33g)よりも前記回転軸(11)と反対側の部分を反回転軸側部分としたとき、
前記回転軸側部分に対して前記回転軸(11)の軸方向に対向して配置され、前記破断部(33g)が破断したときに前記回転軸側部分との間で前記反回転軸側部分を保持する保持部材(35)を備えることを特徴とする動力伝達装置。 - 前記従動側回転体は、前記によって吸引されることで前記駆動側回転体(21)に連結されるアーマチュア(30)と、前記アーマチュア(30)から前記回転軸(11)にトルクを伝達するハブ(31、33)とを有し、
前記ハブ(31、33)は、前記回転軸(11)の径方向に広がる形状を有し、
前記破断部(33g)は、前記ハブ(31、33)のうち前記径方向における中間部位に形成され、
前記回転軸側部分は、前記ハブ(31、33)のうち前記破断部(33g)よりも前記回転軸(11)側の部分であり、
前記反回転軸側部分は、前記ハブ(31、33)のうち前記破断部(33g)よりも前記回転軸(11)と反対側の部分、および前記アーマチュア(30)であることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。 - 前記保持部材(35)は、前記反回転軸側部分に対して前記軸方向に対向する対向部(35a)と、前記対向部(35a)のうち前記径方向の内側端部から前記反回転軸側部分に向かって前記軸方向に対して傾斜して延びる傾斜部(35b)とを有し、
前記傾斜部(35b)は、前記反回転軸側部分に向かうにつれて前記径方向の内側から前記径方向の外側へ傾斜しており、
前記破断部(33g)が破断したときに、前記保持部材(35)と前記回転軸側部分との間で保持された前記反回転軸側部分は、前記傾斜部(35b)に当接することを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。 - 前記保持部材(35)は、前記反回転軸側部分に対して前記軸方向に対向する対向部(35a)と、前記対向部(35a)のうち前記径方向の内側端部から前記反回転軸側部分に向かって前記軸方向に対して傾斜して延びる傾斜部(35b)とを有し、
前記傾斜部(35b)は、前記反回転軸側部分に向かうにつれて前記径方向の外側から前記径方向の内側へ傾斜しており、
前記破断部(33g)が破断したときに、前記保持部材(35)と前記回転軸側部分との間で保持された前記反回転軸側部分は、前記傾斜部(35b)に当接することを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。 - 前記破断部(33g)が破断したときに、前記反回転軸側部分が前記回転軸側部分に残った前記破断部(33g)に当接することを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
- 前記保持部材(35)は、前記回転軸側部分に対して圧入によって固定されていることを特徴とする請求項5に記載の動力伝達装置。
- 前記回転軸側部分を前記回転軸(11)に固定するボルト(36)を備え、
前記保持部材(35)は、前記ボルト(36)と一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。 - 前記反回転軸側部分は、少なくとも前記保持部材(35)と前記回転軸側部分との間で保持される部位が磁性材で形成され、
前記保持部材(35)は、少なくとも前記回転軸側部分と対向する部位が永久磁石で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
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