JP2010208090A - プライ部材の製造方法、短冊状プライ及び空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】生産性を阻害することなく、プライ部材の厚みとモジュラスの均一化を図ることができるプライ部材の製造方法、その方法に用い得る短冊状プライ、及び、その短冊状プライよりなるプライ部材を備えた空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】平行に配列された複数本のコードをゴム被覆してなる長尺の帯状プライを、所定の長さで切断して短冊状プライ11を得る切断工程と、短冊状プライ11を幅方向Wに並べて順次に接合する接合工程と、を備えるプライ部材の製造方法において、短冊状プライ11が、幅方向Wの中央側に位置する本体部11Aと、その本体部11Aよりも薄肉をなして両側に位置し、本体部11Aのコード構造よりも低モジュラスのコード構造を有する接合部11Bとを備え、前記接合工程では、相互に隣接した短冊状プライ11の一方の接合部11Bを、他方の接合部11Bに重ねて接合する。
【選択図】図3
【解決手段】平行に配列された複数本のコードをゴム被覆してなる長尺の帯状プライを、所定の長さで切断して短冊状プライ11を得る切断工程と、短冊状プライ11を幅方向Wに並べて順次に接合する接合工程と、を備えるプライ部材の製造方法において、短冊状プライ11が、幅方向Wの中央側に位置する本体部11Aと、その本体部11Aよりも薄肉をなして両側に位置し、本体部11Aのコード構造よりも低モジュラスのコード構造を有する接合部11Bとを備え、前記接合工程では、相互に隣接した短冊状プライ11の一方の接合部11Bを、他方の接合部11Bに重ねて接合する。
【選択図】図3
Description
本発明は、空気入りタイヤの構成部材であるプライ部材の製造方法と、その方法に用い得る短冊状プライと、その短冊状プライよりなるプライ部材を備えた空気入りタイヤとに関する。
通常、空気入りタイヤの構成部材には、平行に配列された複数本のコードをゴム被覆してなる各種のプライ部材が含まれる。プライ部材の代表的なものとしては、タイヤの骨格となるカーカス層を構成するカーカスプライや、そのカーカス層をたが効果により補強するためのベルト層を構成するベルトプライが挙げられる。
プライ部材は、ロール状に巻き取った長尺の帯状プライから必要な長さを引き出し、タイヤ周長に相当する長さで切断して、それを成形ドラムに貼り付けることで、タイヤ成形に供される。しかし、タイヤの仕様やサイズに応じて、必要となるプライ部材の幅寸法やコード角度が異なることから、多種類の帯状プライを準備し、それらのロールを保管しておく必要があり、そのことが問題となっていた。そこで、これに代わるものとして、多数の短冊状プライを順次に接合して帯状に形成し、これをタイヤ成形に供する方法が提案されている。
下記特許文献1には、幅狭の短冊状プライを成形ドラム上で順次に貼着して、カーカスプライを成形する方法が記載されている。この方法では、長尺で幅狭の帯状プライを定尺で切断して短冊状プライとし、その短冊状プライを両側縁が成形ドラムの軸線と平行をなす姿勢で順次に貼着する。そして、図9に示すように、相互に隣接する短冊状プライ41を強制的に引き寄せて、それらの端面同士を突き合わせ接合する。これにより、多種類の帯状プライを準備せずとも、タイヤの仕様やサイズに応じたカーカスプライを適宜に成形できる。
ところで、このように突き合わせ接合してなるジョイント箇所では、タイヤの加硫成形時に端面同士が離れて口開きするトラブルの発生を防ぐべく、図9の如くジッパー45を掛けて接合強度を高める必要があり、これによって工数が増大するという問題があった。特に最近では、小型のカレンダー装置により幅狭化した短冊状プライが用いられる傾向にあり、多数のジョイント箇所が形成されるため、その各々にジッパーを掛けるとなると、工数が過大となって生産性を阻害してしまう。
他方、図10に示すように、相互に隣接する短冊状プライ41の端部同士を重ねて、オーバーラップ接合する方法が考えられる。しかし、この場合には、プライ部材の厚みやモジュラスがジョイント箇所で局部的に大きくなることにより、タイヤ周方向の剛性変動が増大する、タイヤのユニフォミティの高次成分が出現し易くなる、プライ部材がカーカスプライである場合にはサイドウォール部の外表面に凹凸が形成されるなど、種々の不具合を招来することになる。
下記特許文献2には、幅狭の短冊状プライを搬送コンベア上で順次に貼着して、ベルトプライを成形する方法が記載されている。この方法では、長尺で幅狭の帯状プライを定尺で切断して短冊状プライとし、その短冊状プライを両側縁が搬送コンベアの搬送方向に対して所定角度で傾斜する姿勢にして、上記と同様に相互に隣接する端面同士を接合する。これにより、多種類の帯状プライを準備せずとも、タイヤの仕様やサイズに応じたベルトプライを適宜に成形できる。
しかし、かかるベルトプライの場合でも、短冊状プライの端面同士を突き合わせ接合する場合には、やはりジッパーの工数が過大となって生産性を阻害してしまう。また、加硫成形時にはベルトプライにエンド数の乱れが発生し易く、プランジャーエネルギのバラツキが大きくなるという問題もある。加えて、タイヤ周長分のベルトプライの長さが短冊状プライの幅寸法の整数倍でない場合、幅違いの短冊状プライが別個に必要となるため非効率である。一方、端部同士を重ねて接合した場合には、厚みやモジュラスが周上で不均一となるため、タイヤ周方向の剛性変動が増大する、タイヤのユニフォミティの高次成分が出現し易くなる、ベルト補強層の周長が必要以上に長くなってテンションが適切に得られない、といった不具合が生じる。
下記特許文献3には、カーカスプライやベルトプライの成形に供される短冊状プライにおいて、その両端縁からゴムを僅かに突出させて耳ゴム部を形成し、幅方向に並べた短冊状プライの一方の耳ゴム部を、他方の耳ゴム部又はプライ本体に重ねて接合する方法が記載されている。しかし、耳ゴム部同士を重ねる場合に、その重ね代を十分に確保しようとすると、ジョイント箇所にてコード間隔が局所的に拡がり、モジュラスが周上で不均一となり易い。また、耳ゴム部をプライ本体に重ねる場合には、厚みが周上で不均一となる。
下記特許文献4には、幅方向の半分を太径のコードを有する太径範囲とし、もう半分を太径範囲よりも薄肉で且つ細径のコードを有する細径範囲とした帯状プライを、幅方向に順次に並べ、一方の帯状プライの細径範囲を他方の帯状プライの太径範囲に重ねて接合する方法が記載されている。しかし、当該方法は、長尺の帯状プライを螺旋に巻回してベルト補強層を形成する技術であり、ジョイント箇所がタイヤ周方向に沿って螺旋状に形成されるものである。したがって、多数の短冊状プライを接合したときの上記不具合を解消するための解決手段について、何ら開示又は示唆するものではない。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、生産性を阻害することなく、プライ部材の厚みとモジュラスの均一化を図ることができるプライ部材の製造方法、その方法に用い得る短冊状プライ、及び、その短冊状プライよりなるプライ部材を備えた空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。即ち、本発明に係るプライ部材の製造方法は、平行に配列された複数本のコードをゴム被覆してなる長尺の帯状プライを、所定の長さで切断して短冊状プライを得る切断工程と、前記短冊状プライを幅方向に並べて順次に接合する接合工程と、を備えるプライ部材の製造方法において、前記短冊状プライが、幅方向の中央側に位置する本体部と、その本体部よりも薄肉をなして両側に位置し、前記本体部のコード構造よりも低モジュラスのコード構造を有する接合部とを備え、前記接合工程では、相互に隣接した前記短冊状プライの一方の前記接合部を、他方の前記接合部に重ねて接合するものである。
本発明によれば、相互に隣接した短冊状プライが、本体部よりも薄肉で且つ低モジュラスのコード構造を有する接合部同士を重ねて接合されるため、口開きを防止するべくジョイント箇所にジッパーを掛ける必要がなく、プライ部材の生産性を阻害することがない。しかも、厚みやモジュラスがジョイント箇所で局部的に大きくなることを抑制して、プライ部材の厚みとモジュラスを周上で均一化できる。このため、タイヤ周方向の剛性変動を抑制すると共に、タイヤのユニフォミティを確保して高次成分の出現を防ぐことができる。
上記において、前記接合部に埋設されたコードが、前記本体部に埋設されたコードよりも小径であることが好ましい。これにより、接合部のコード構造を、本体部のコード構造よりも容易且つ確実に低モジュラス化できる。また、接合部を薄肉化し易くなるため、プライ部材の厚みの均一化を適切に図ることができる。
本発明に係るプライ部材の製造方法の好ましい実施形態として、前記接合工程にて、コードの延在方向がタイヤ周方向に略直交するように、前記短冊状プライを幅方向に並べて順次に接合し、タイヤのカーカス層を構成するプライ部材を製造するものが挙げられる。本発明により製造されるプライ部材が、カーカス層を構成するプライ部材、即ちカーカスプライである場合、上述したような厚みとモジュラスを均一化する効果に加えて、サイドウォール部の外表面に凹凸が形成されることを抑制できるという効果が奏され、非常に有用である。
本発明に係るプライ部材の製造方法の好ましい実施形態として、前記接合工程にて、コードの延在方向がタイヤ周方向に対して所定角度で傾斜するように、前記短冊状プライを幅方向に並べて順次に接合し、タイヤのベルト層を構成するプライ部材を製造するものが挙げられる。本発明により製造されるプライ部材が、ベルト層を構成するプライ部材、即ちベルトプライである場合、上述したような厚みとモジュラスを均一化する効果に加えて、ベルト補強層の周長が必要以上に長くなることがなくテンションが適切に得られるという効果が奏され、非常に有用である。
また、本発明の短冊状プライは、平行に配列された複数本のコードをゴム被覆してなる短冊状プライにおいて、幅方向の中央側に位置する本体部と、その本体部よりも薄肉をなして両側に位置し、前記本体部のコード構造よりも低モジュラスのコード構造を有する接合部とを備えるものである。かかる短冊状プライは、上記のプライ部材の製造方法に供することができ、その接合部同士を重ねて接合することによって、プライ部材に係る生産性を阻害することがなく、そのうえプライ部材の厚みとモジュラスの均一化を図ることができる。
上記において、前記接合部に埋設されたコードが、前記本体部に埋設されたコードよりも小径であるものが好ましい。これにより、接合部のコード構造を、本体部のコード構造よりも容易且つ確実に低モジュラス化できる。また、接合部を薄肉化し易くなるため、プライ部材の厚みの均一化を適切に図ることができる。
上記において、前記接合部が、幅方向外側に向かって厚みを漸減させているものが好ましい。これにより、接合部同士を重ねて接合し易くなると共に、ジョイント箇所におけるプライ部材の厚みを良好に均一化できる。
また、本発明の空気入りタイヤは、タイヤ周方向に沿って環状に配設されたプライ部材を備える空気入りタイヤにおいて、前記プライ部材が、上記の短冊状プライを幅方向に多数並べて、その相互に隣接した前記短冊状プライの一方の前記接合部を、他方の前記接合部に重ねて接合して成るものである。
この空気入りタイヤでは、プライ部材の厚みとモジュラスが周上で均一化されたものとなるため、タイヤ周方向の剛性変動が抑制されると共に、ユニフォミティを確保して高次成分の出現を防ぐことができる。このプライ部材が、カーカスプライである場合には、サイドウォール部の外表面に凹凸が形成されることを抑制でき、ベルトプライである場合には、ベルト補強層の周長が必要以上に長くなることがなくテンションが適切に得られる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。第1実施形態では、プライ部材が、タイヤのカーカス層を構成するカーカスプライである例について説明する。第2実施形態では、プライ部材が、タイヤのベルト層を構成するベルトプライである例について説明する。但し、本発明は、カーカスプライ及びベルトプライ以外のプライ部材にも適用できるものである。
[第1実施形態]
図1は、カーカスプライを製造するための装置を概略的に示す説明図である。後述するとおり、カーカスプライ14は、多数の短冊状プライ11を成形ドラム12上で幅方向Wに並べて順次に接合することにより製造される。帯状プライ10は、平行に配列された複数本のコードをゴム被覆してなり、該コードの延在方向は長手方向Nに一律に揃えられている。短冊状プライ11は、帯状プライ10をカッター13により所定の長さL1で切断することで得られる。
図1は、カーカスプライを製造するための装置を概略的に示す説明図である。後述するとおり、カーカスプライ14は、多数の短冊状プライ11を成形ドラム12上で幅方向Wに並べて順次に接合することにより製造される。帯状プライ10は、平行に配列された複数本のコードをゴム被覆してなり、該コードの延在方向は長手方向Nに一律に揃えられている。短冊状プライ11は、帯状プライ10をカッター13により所定の長さL1で切断することで得られる。
帯状プライ10は、例えば図2に示すような装置を用いて成形できる。押出機30は、スクリューを内蔵するシリンダ31と、シリンダ31内にゴム材料を投入するためのホッパー32とを備える。シリンダ31内に投入されたゴム材料は、回転するスクリューによってシリンダ31の先端に搬送される。押出機30には多数のボビン35からコード36が供給され、位置決め部材33により平行に配列された複数本のコード36が、シリンダ31から送り込まれたゴム材料で被覆され、ダイ34を介して所定の断面形状で押出成形される。
帯状プライ10は、図2のような押出機30を利用する方法のほか、平行に配列した複数本のコードを一対のカレンダーロールの間に送り込み、該カレンダーロールで成形したシート状のゴム材料により被覆する方法、或いは平行に配列した複数本のコードを上下に重なるゴムシートで挟み込む方法などによっても成形可能である。図1の装置では、成形直後の帯状プライ10を供給しても構わないが、成形した帯状プライ10を一旦ロール状に巻き取って保管し、必要な時にロールから巻き戻して供給するようにしてもよい。
短冊状プライ11の長さL1は、タイヤ成形に必要とされるカーカスプライ14の幅CWと同等に設定され、作製するタイヤの仕様やサイズに応じて適宜に変更可能である。短冊状プライ11は、図3に示すように、幅方向Wの中央側に位置する本体部11Aと、その本体部11Aの両側に位置する接合部11Bとを備え、本体部11A及び接合部11Bの各々にコード17A,17Bが埋設されている。接合部11Bは、本体部11Aよりも薄肉をなし、本体部11Aのコード構造よりも低モジュラスのコード構造を有する。本実施形態では、接合部11Bが断面台形状に形成され、幅方向W外側に向かって厚みを漸減させている。
本実施形態では、接合部11Bに埋設されたコード17Bが、本体部11Aに埋設されたコード17Aよりも小径であり、それによって接合部11Bのコード構造が本体部11Aのコード構造よりも低モジュラスとなっている。かかる短冊状プライ11を得るには、図2の装置により帯状プライ10を成形するに際して、幅方向Wの中央側に供給されるコード36を大径のコード17Aとし、その両側に供給されるコード36を小径のコード17Bとすればよく、それぞれの本数も適宜に設定可能である。図3では、本体部11Aに6本のコード17Aが埋設され、接合部11Bの各々に4本のコード17Bが埋設された例を示すが、本発明はこれに限定されない。
カーカスプライ14を製造する手順は、次のとおりである。まず、長尺の帯状プライ10をカッター13により長さL1で切断し、短冊状プライ11を得る(前記切断工程に相当)。次に、短冊状プライ11を成形ドラム12上に搬送し、幅方向Wに並べて順次に接合する(前記接合工程に相当)。短冊状プライ11は、コード17A,17Bの延在方向がタイヤ周方向に略直交するように並べられる。該タイヤ周方向は、成形ドラム12の周方向と同じ方向である。成形ドラム12を軸12a周りに回転させながら、多数の短冊状プライ11を次々に接合していき、成形ドラム12の外周に円筒状のカーカスプライ14を成形する。
短冊状プライ11を接合するに際しては、図4に示すように、相互に隣接した短冊状プライ11の一方の接合部11Bを、他方の接合部11Bに重ねて接合する。モジュラスが低いコード構造を有する接合部11Bを重ねることにより、厚みやモジュラスがジョイント箇所で局部的に大きくなることを抑制し、カーカスプライ14の厚みとモジュラスを周上で均一化できる。このため、タイヤ周方向の剛性変動を抑制すると共に、タイヤのユニフォミティを確保して高次成分の出現を防ぐことができる。また、カーカスプライ14を備えたタイヤにおいて、サイドウォール部の外表面に凹凸が形成されることを抑制できる。
なお、必要に応じて、ジョイント箇所をローラー等で厚み方向に押圧し、接合強度を高めるようにしてもよい。かかる場合であっても、従来の突き合わせ接合のようにジョイント箇所にジッパーを掛ける必要がないため、カーカスプライ14の生産性を阻害することはない。
本実施形態では、接合部11Bが幅方向W外側に向かって厚みを漸減させていることから、図4のように接合部11B同士を重ねて接合し易く、ジョイント箇所におけるカーカスプライ14の厚みを良好に均一化できる。かかる形状の短冊状プライ11を得るには、これに対応した形状、即ち幅方向W外側に向かって厚みが漸減したダイ34を用いて、帯状プライ10を成形すればよい。
カーカスプライ14の成形後は、他のタイヤ構成部材を成形ドラム12上に順次に供給し、所定の作業を行ってグリーンタイヤを成形する。本実施形態では、成形ドラム12上で短冊状プライ11を接合し、それによってカーカスプライ14を円筒状に成形する例を示すが、例えばドラムやコンベアよりなる接合用基台の上で短冊状プライ11を接合して、タイヤ周長に相当する長さのシート状のカーカスプライ14を成形し、それを成形ドラムに円筒状に貼り付けてタイヤ成形に供するようにしても構わない。
コード17Aのコード径としては0.5〜0.9mmが例示され、この場合のコード17Bのコード径は例えば0.3〜0.5mmである。接合部11Bは、少なくとも1本のコードを含むものであるが、端部の重ね代を確保するうえでは、接合部11Bの各々が3本以上のコードを含むことが好ましい。カーカスプライ14に用いられるコード17A,17Bの材質としては、ポリエステルやレーヨン、ナイロン、アラミド等の有機繊維コード、或いはスチール等の金属性コードが挙げられ、通常は撚り加工が施されている。
接合部11Bのコード構造は、本体部11Aのコード構造よりも低モジュラスであるが、その単位幅あたりの引張モジュラスの比は0.4〜0.6であることが好ましく、これによりカーカスプライ14のモジュラスを周上で良好に均一化できる。この引張モジュラスは、JISL 1017に準じて引張試験を行い、2%伸び時の引張応力から算出した値である。
本実施形態では、短冊状プライ11が含むコード17A,17Bのコード径の相違により、接合部11Bのコード構造を、本体部11Aのコード構造よりも低モジュラス化しているが、本発明はこれに限られない。即ち、後述するように、コード径の相違に代えて又は加えて、コード17A,17Bの材質やエンド数(単位幅あたりのコード本数)、撚りピッチを互いに異ならせ、それによって接合部11Bのコード構造を本体部11Aのコード構造よりも低モジュラス化するものでも構わない。
上述したカーカスプライ14を備える空気入りタイヤの一例を図5に示す。空気入りタイヤTは、一対のビード部1と、ビード部1から各々タイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部2と、そのサイドウォール部2の各々の外側端に連なるトレッド部3とを備える。ビード部1には、環状のビードコア1aと、硬質ゴムからなるビードフィラー1bが配設され、その外側がサイドプライ8により補強されている。
カーカス層4は、1枚以上のプライにより構成され、図例では1枚のカーカスプライ14により構成されている。カーカスプライ14は、ビード部1の間に架け渡されるようにして配され、タイヤ周方向に対して略直交して延びるコードを含んでいる。カーカスプライ14は、多数の短冊状プライ11を既述の如く接合して成り、厚みやモジュラスが周上で均一化されたものとなる。それ故、この空気入りタイヤTは、タイヤ周方向の剛性変動が抑制されると共にユニフォミティが良好であり、サイドウォール部2の外表面での凹凸が抑制されたものとなる。
カーカス層4のトレッド部3外周には、積層された2枚のベルトプライ15を有するベルト層5が配設され、たが効果によってカーカス層4を補強している。各ベルトプライ15は、タイヤ周方向に対して例えば25°前後の角度で傾斜して延びるコードを含んでおり、該コードがプライ間で互いに逆向きに交差するように配設されている。ベルト層5の外周側には、ベルト補強層6とトレッドゴム層7が配設されている。下記の第2実施形態は、このベルトプライ15に関するものである。
[第2実施形態]
第2実施形態は、短冊状プライを接合してなるプライ部材が、ベルト層5を構成するベルトプライ15であること以外は、基本的に第1実施形態と同様の構成・作用であるため、共通点を省略して主に相違点について説明する。なお、第1実施形態で説明した部材、部位と同一の部材、部位には、同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
第2実施形態は、短冊状プライを接合してなるプライ部材が、ベルト層5を構成するベルトプライ15であること以外は、基本的に第1実施形態と同様の構成・作用であるため、共通点を省略して主に相違点について説明する。なお、第1実施形態で説明した部材、部位と同一の部材、部位には、同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図6は、ベルトプライ15を製造するための装置を概略的に示す説明図である。短冊状プライ21は、帯状プライ20をカッター23により所定の長さL2で切断することで得られ、コードがタイヤ周方向に対して所定の角度で傾斜するように幅方向に並べられる。短冊状プライ21の長さL2は、短冊状プライ21を幅方向に並べた際に、タイヤ成形に必要とされるベルトプライ15の幅BWが得られるように設定され、作製するタイヤの仕様やサイズに応じて適宜に変更可能である。
短冊状プライ21は、図7に示すように本体部21Aと接合部21Bとを備え、それぞれにコード27A,27Bが埋設されている。接合部21Bに埋設されたコード27Bは、本体部21Aに埋設されたコード27Aよりも小径であり、それによって接合部21Bのコード構造が本体部21Aのコード構造よりも低モジュラスとなっている。接合部21Bは、断面三角形状に形成され、幅方向外側に向かって厚みが漸減させている。図7では、本体部21Aに6本のコード27Aが埋設され、接合部21Bの各々に1本のコード27Bが埋設された例を示すが、本発明はこれに限定されない。
ベルトプライ15を製造する手順は、次のとおりである。まず、長尺の帯状プライ20をカッター23により長さL2で切断し、短冊状プライ21を得る(前記切断工程に相当)。このとき、切断面が長手方向Nに対して斜めになるように切断する。次に、短冊状プライ21を成形ドラム22上に搬送し、幅方向に並べて順次に接合する(前記接合工程に相当)。短冊状プライ21は、コード27A,27Bの延在方向がタイヤ周方向に対して所定角度で傾斜するように並べられる。ベルトプライ15は、成形ドラム22を軸22a周りに回転させながら、多数の短冊状プライ31を次々に接合することで、成形ドラム22の外周に円筒状に成形される。
短冊状プライ21を接合するに際しては、図8に示すように、相互に隣接した短冊状プライ21の一方の接合部21Bを、他方の接合部21Bに重ねて接合する。これにより、ベルトプライ15の厚みとモジュラスを周上で均一化でき、タイヤ周方向の剛性変動を抑制できると共に、タイヤのユニフォミティを確保して高次成分の出現を防ぐことができる。また、ベルト補強層6の周長が必要以上に長くなることを防いで、テンションを適切に得ることができる。
ベルトプライ15の成形後は、ベルト補強層6やトレッドゴム層7などを構成する他のタイヤ構成部材を貼り付けて、円筒状成形体を作製する。そして、カーカスプライ14等が配設された別の成形ドラムに、この円筒状成形体を搬送し、所定の作業を行ってグリーンタイヤを成形する。本実施形態では、成形ドラム22上で短冊状プライ21を接合し、それによってベルトプライ15を円筒状に成形する例を示すが、別個に設置した接合用基台の上で短冊状プライ21を接合して、タイヤ周長に相当する長さのシート状のベルトプライ15を成形し、それを成形ドラムに貼り付けて円筒状にしても構わない。
コード27Aのコード径としては0.6〜1.5mmが例示され、この場合のコード27Bのコード径は例えば0.5〜0.9mmである。ベルトプライ15に用いられるコード27A,27Bの材質としては、スチール等の金属性コード、或いはポリエステルやレーヨン、ナイロン、アラミド等の有機繊維コードが使用され、通常は撚り加工が施されている。
接合部21Bのコード構造は、本体部21Aのコード構造よりも低モジュラスであるが、その単位幅あたりの引張モジュラスの比は0.4〜0.6であることが好ましく、これによりベルトプライ15のモジュラスを周上で良好に均一化できる。この引張モジュラスは、JISG 3510に準じて引張試験を行い、0.5%伸び時の引張応力から算出した値である。
[他の実施形態]
(1)短冊状プライは、接合部のコード構造が本体部のコード構造よりも低モジュラスとなるものであるが、これはコード径の相違に依拠するものに限られず、その他の要素、例えばコードの材質やエンド数、撚りピッチなどに基づくものでも構わない。コードの材質に依拠する場合には、接合部のコードに、本体部のコードよりもモジュラスが低い材質のコードを適用すればよい。また、エンド数に依拠する場合には、接合部のエンド数を本体部のエンド数よりも小さくすればよく、撚りピッチに依拠する場合には、接合部のコードの撚りピッチを本体部のコードの撚りピッチよりも大きくすればよい。
(1)短冊状プライは、接合部のコード構造が本体部のコード構造よりも低モジュラスとなるものであるが、これはコード径の相違に依拠するものに限られず、その他の要素、例えばコードの材質やエンド数、撚りピッチなどに基づくものでも構わない。コードの材質に依拠する場合には、接合部のコードに、本体部のコードよりもモジュラスが低い材質のコードを適用すればよい。また、エンド数に依拠する場合には、接合部のエンド数を本体部のエンド数よりも小さくすればよく、撚りピッチに依拠する場合には、接合部のコードの撚りピッチを本体部のコードの撚りピッチよりも大きくすればよい。
(2)短冊状プライの形状は、接合部が本体部よりも薄肉であれば特に制限されるものではない。したがって、接合部の断面形状としては、前述した台形状や三角形状のほか、例えば矩形状をなすものであっても構わない。
(3)前述した第1,第2実施形態では、多数の短冊状プライを接合してなるプライ部材がカーカスプライ,ベルトプライである例を示したが、本発明は、これら以外の他のプライ部材にも適用可能であり、例えば図5で示したサイドプライ8に適用することができる。
10 帯状プライ
11 短冊状プライ
11A 本体部
11B 接合部
12 成形ドラム
14 カーカスプライ
15 ベルトプライ
17A コード
17B コード
20 帯状プライ
21 短冊状プライ
21A 本体部
21B 接合部
22 成形ドラム
27A コード
27B コード
11 短冊状プライ
11A 本体部
11B 接合部
12 成形ドラム
14 カーカスプライ
15 ベルトプライ
17A コード
17B コード
20 帯状プライ
21 短冊状プライ
21A 本体部
21B 接合部
22 成形ドラム
27A コード
27B コード
Claims (8)
- 平行に配列された複数本のコードをゴム被覆してなる長尺の帯状プライを、所定の長さで切断して短冊状プライを得る切断工程と、前記短冊状プライを幅方向に並べて順次に接合する接合工程と、を備えるプライ部材の製造方法において、
前記短冊状プライが、幅方向の中央側に位置する本体部と、その本体部よりも薄肉をなして両側に位置し、前記本体部のコード構造よりも低モジュラスのコード構造を有する接合部とを備え、
前記接合工程では、相互に隣接した前記短冊状プライの一方の前記接合部を、他方の前記接合部に重ねて接合することを特徴とするプライ部材の製造方法。 - 前記接合部に埋設されたコードが、前記本体部に埋設されたコードよりも小径である請求項1記載のプライ部材の製造方法。
- 前記接合工程にて、コードの延在方向がタイヤ周方向に略直交するように、前記短冊状プライを幅方向に並べて順次に接合し、タイヤのカーカス層を構成するプライ部材を製造する請求項1又は2記載のプライ部材の製造方法。
- 前記接合工程にて、コードの延在方向がタイヤ周方向に対して所定角度で傾斜するように、前記短冊状プライを幅方向に並べて順次に接合し、タイヤのベルト層を構成するプライ部材を製造する請求項1又は2記載のプライ部材の製造方法。
- 平行に配列された複数本のコードをゴム被覆してなる短冊状プライにおいて、幅方向の中央側に位置する本体部と、その本体部よりも薄肉をなして両側に位置し、前記本体部のコード構造よりも低モジュラスのコード構造を有する接合部とを備えることを特徴とする短冊状プライ。
- 前記接合部に埋設されたコードが、前記本体部に埋設されたコードよりも小径である請求項5記載の短冊状プライ。
- 前記接合部が、幅方向外側に向かって厚みを漸減させている請求項5又は6記載の短冊状プライ。
- タイヤ周方向に沿って環状に配設されたプライ部材を備える空気入りタイヤにおいて、前記プライ部材が、請求項5〜7いずれか1項に記載の短冊状プライを幅方向に多数並べて、その相互に隣接した前記短冊状プライの一方の前記接合部を、他方の前記接合部に重ねて接合して成るものであることを特徴とする空気入りタイヤ。
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