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JP2010278276A - 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法および電子機器 - Google Patents

固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法および電子機器 Download PDF

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JP2010278276A JP2009129784A JP2009129784A JP2010278276A JP 2010278276 A JP2010278276 A JP 2010278276A JP 2009129784 A JP2009129784 A JP 2009129784A JP 2009129784 A JP2009129784 A JP 2009129784A JP 2010278276 A JP2010278276 A JP 2010278276A
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Abstract

【課題】受光部のセルサイズが縮小しても光導波路に効率よく光を導入し受光部まで導くことができるようにすること。
【解決手段】本発明は、受光部PDの上方の絶縁膜Iに形成される溝Hと、溝Hの内壁側に設けられる第1の導波路コア部C1と、第1の導波路コア部C1を介して溝H内に埋め込まれる第2の導波路コア部C2と、第2の導波路コア部C2と同一材料で一体に設けられる矩形レンズDLとを有する固体撮像装置である。また、この固体撮像装置を用いた電子機器でもある。
【選択図】図2

Description

本発明は、固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法および電子機器に関する。詳しくは、受光部上方の絶縁膜内に光導波路を有する固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法および電子機器に関する。
固体撮像装置は、受光部を中心とした単位であるセルの微細化にともない集光力が低下することから、従来より受光部上方に光導波路を備えた構成が採用されている。また、更なる集光力向上、特に画角依存、F値依存改善のため、光導波路上端にレンズ機能を備えた構成も考えられている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開2008−91771号公報 特開2006−49825号公報
しかしながら、従来の技術では、次のような問題がある。すなわち、セルサイズが縮小するにしたがい、球面レンズ(屈折型)での集光に限界があり、特に長波長側の集光が困難となっている。また、光導波路上端に設けられるレンズによって瞳補正を行おうとした場合、従来の構造では隣接するセルとの間隔の問題から十分な瞳補正を行うことができないという問題が生じている。
本発明は、受光部のセルサイズが縮小しても光導波路に効率よく光を導入し受光部まで導くことができるようにすることを目的とする。
本発明は、受光部の上方の絶縁膜に形成される溝と、溝の内壁側に設けられる第1の導波路コア部と、第1の導波路コア部を介して溝内に埋め込まれる第2の導波路コア部と、第2の導波路コア部と同一材料で一体に設けられる矩形レンズとを有する固体撮像装置である。また、この固体撮像装置を用いた電子機器でもある。
このような本発明では、第2の導波路コア部と同一材料で一体に矩形レンズが設けられていることから、矩形レンズの光回折作用によって導波路内に光を効率よく導くことができるようになる。
ここで、第2の導波路コア部と矩形レンズとが一体となっているとは、両者間に境界がなく同一材料によって連続して形成されていることを言う。
また、本発明は、第1の導波路コア部が無機材料で形成され、第2の導波路コア部および矩形レンズが有機材料で形成されているものでもある。特に、第1の導波路コア部が窒化シリコン、第2の導波路コア部および矩形レンズが感光性材料で形成されていることで、第2の導波路コア部および矩形レンズを露光および現像によって直接形成できるようになる。
また、本発明は、受光部の上方に形成された絶縁膜に溝を形成する工程と、溝の内壁側に第1の導波路コア部を形成する工程と、第1の導波路コア部を介して溝内に感光性材料を埋め込む工程と、感光性材料を露光および現像することで溝内に残った感光性材料で第2の導波路コア部を構成し、溝の上方に矩形状に残った感光性材料で矩形レンズを構成する工程とを有する固体撮像装置の製造方法である。
このような本発明では、溝内に埋め込んだ感光性材料を露光、現像することで溝内に第2の導波路コア部を形成するとともに、この第2の導波路コア部と一体となる矩形レンズを形成できるようになる。
また、本発明は、受光部の上方に形成された絶縁膜に溝を形成する工程と、溝の内壁側に第1の導波路コア部を形成する工程と、第1の導波路コア部を介して溝内に有機材料を埋め込む工程と、有機材料の上に感光性材料を塗布し、感光性材料を露光および現像することで溝の上方に感光性材料のパターンが残るよう構成する工程と、感光性材料のパターンをマスクとして有機材料をエッチングすることで溝内に残った有機材料で第2の導波路コア部を構成し、溝の上方に矩形状に残った有機材料で矩形レンズを構成する工程とを有する固体撮像装置の製造方法である。
このような本発明では、第1の導波路コア部を介して溝内に埋め込まれた有機材料によって第2の導波路コア部およびこれと一体となる矩形レンズとを形成できるようになる。
本発明によれば、光導波路上端の矩形レンズによって光導波路に効率よく光を導入し、受光部まで導くことが可能となる。
本実施形態に係る固体撮像装置の主要部である固体撮像素子の一例を説明する概略平面図である。 本実施形態に係る固体撮像装置の主要部である固体撮像素子の部分断面図である。 本実施形態に係る固体撮像装置の第1の製造方法を説明する模式断面図(その1)である。 本実施形態に係る固体撮像装置の第1の製造方法を説明する模式断面図(その2)である。 本実施形態に係る固体撮像装置の第2の製造方法を説明する模式断面図(その1)である。 本実施形態に係る固体撮像装置の第2の製造方法を説明する模式断面図(その2)である。 シミュレーション条件を説明する模式図である。 平行光の受光感度について矩形レンズの厚さとギャップとの関係を示すシミュレーション結果を示す図である。 平行光の受光感度について、矩形レンズのテーパの有無による影響をシミュレーション計算した結果を示す図である。 平行光の受光感度について、平坦化膜の屈折率による影響をシミュレーション計算した結果を示す図である。 矩形レンズで瞳補正を行った場合の感度のシミュレーション計算結果を示す図である。 矩形レンズの段数による瞳補正の効果をシミュレーション計算した結果示す図である。 本実施形態に係る電子機器の一例である撮像装置の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.固体撮像装置の構造(主要部平面構造の例、断面構造の例)
2.固体撮像装置の製造方法(第1の製造方法、第2の製造方法の例)
3.受光感度シミュレーション(受光感度、瞳補正の効果のシミュレーション計算例)
4.電子機器(撮像装置への適用例)
<1.固体撮像装置の構造>
[本実施形態に係る固体撮像装置の主要部平面構造]
図1は、本実施形態に係る固体撮像装置の主要部である固体撮像素子の一例を説明する概略平面図である。固体撮像素子20は、複数の画素10、垂直信号線VDL、垂直選択回路11、水平選択/信号処理回路12、出力回路13を備えている。
複数の画素10は、シリコン基板等の半導体基板上にマトリクス状に配置されている。各画素10は、受光光量に応じた電荷を生成する受光部(フォトダイオード)と各種トランジスタを含む周辺回路とを各々有している。
垂直信号線VDLは、各画素10で取り込んだ電荷に応じた信号を水平選択/信号処理回路12へ送る配線であり、画素10の並びの垂直方向に沿って配線されている。垂直選択回路11は、行単位で画素10を選択し、垂直方向に沿って順次走査する回路である。
水平選択/信号処理回路12は、列単位で画素10を選択し、水平方向に沿って順次走査する回路および垂直信号線VDLを介して送られてきた信号を処理する回路である。水平選択/信号処理回路12は、垂直選択回路11による走査に同期して水平方向に沿った画素10を順次選択する。選択の順に応じて画素10の信号が垂直信号線VDLを介して順次水平選択/信号処理回路12へ送られる。水平選択/信号処理回路12は、順次送られてきた画素10の信号を出力回路13へ送る。
出力回路13は、水平選択/信号処理回路12から順に送られる画素10の信号に対して種々の信号処理を施して出力する。
[固体撮像装置の断面構造]
図2は、本実施形態に係る固体撮像装置の主要部である固体撮像素子の部分断面図である。この図では、一つの受光部PDに対応した部分の断面構造を示している。受光部PDは図示しない半導体基板に形成されている。この受光部PDの上方には配線部Lが設けられており受光部PDとの間、各配線層の層間ならびに配線部Lの上方には絶縁膜Iが設けられている。配線部Lの上方に設けられる絶縁膜Iの表面は平坦化されている。
絶縁膜Iにおける受光部PDの上方には、受光部PDの光軸に沿って溝Hが設けられており、この溝Hの内壁側に第1の導波路コア部C1が形成されている。第1の導波路コア部C1は、溝Hの底部および側面に沿って設けられているとともに、絶縁膜Iの表面側にも設けられている。第1の導波路コア部C1としては、プラズマCVD法によってシリコン窒化膜、SiON膜、フォトレジスト膜、酸化チタン膜等が用いられる。
また、溝H内には第1の導波路コア部C1を介して第2の導波路コア部C2が埋め込まれている。第2の導波路コア部C2は、第1の導波路コア部C1を介して溝Hの凹部内に埋め込まれているとともに、表面側は第1の導波路コア部C1を覆う状態で形成されている。
さらに、溝Hに埋め込まれた第2の導波路コア部C2の上側には、第2の導波路コア部C2と同一材料で一体に矩形レンズDLが設けられている。矩形レンズDLは第2の導波路コア部C2との間に境界なく同一材料によって連続した状態で形成されている。矩形レンズDLは、光の回折を利用したレンズであり、第2の導波路コア部C2からの厚さおよび隣接する矩形レンズとの間隔などの条件によって所定の集光を行う。なお、矩形レンズDLは、製造上、側面にテーパが付いた台形状となる場合もあるが、凸型が所定のピッチで連続し、隣接する凸型の間に隙間が設けられる構成となる。
矩形レンズDLの上には平坦化膜Mが設けられており、表面が平坦化されている。また、平坦化膜Mの上には各受光部PDに対応した色のカラーフィルタCFが設けられ、さらにその上にオンチップレンズOCLが形成されている。
このような固体撮像素子20では、受光部PDの光軸に沿って形成される絶縁膜Iの溝に第1の導波路コア部C1および第2の導波路コア部C2が設けられ、絶縁膜Iをクラッドとした光導波路構造が構成されている。
また、本実施形態では、第1の導波路コア部C1が無機材料で形成され、第2の導波路コア部C2および矩形レンズDLが有機材料で形成されていることも特徴の一つである。例えば、第1の導波路コア部C1は、窒化シリコン、酸窒化シリコン、酸化チタン膜等で形成されている。また、第2の導波路コア部C2および矩形レンズDLは、アクリル系樹脂、ポリイミド、ポリシロキサン樹脂、スチレン系樹脂等で形成されている。
このように、第1の導波路コア部C1が無機材料、第2の導波路コア部C2および矩形レンズDLが有機材料で形成されることにより、第2の導波路コア部C2をエッチングして矩形レンズDLを形成する際、第1の導波路コア部C1との間にエッチングストッパーを設ける必要がなくなる。
つまり、第1の導波路コア部C1と第2の導波路コア部C2とが無機材料もしくは有機材料のいずれか一方で形成されている場合、第2の導波路コア部C2をエッチングによって形成する際のエッチング条件で第1の導波路コア部C1が不要にエッチングされてしまうことがある。これを防止するため、第1の導波路コア部C1と第2の導波路コア部C2との間にエッチングストッパーを設ける必要が生じる。
一方、本実施形態のように、第1の導波路コア部C1が無機材料、第2の導波路コア部C2および矩形レンズDLが有機材料で形成されることで、無機材料と有機材料とのエッチングレートの相違から第2の導波路コア部C2にオーバエッチングが生じても、第1の導波路コア部C1はエッチングされない。したがって、第1の導波路コア部C1と第2の導波路コア部C2との間にエッチングストッパーを設ける必要がなくなる。
このようにエッチングストッパーが不要になると、第1の導波路コア部C1と第2の導波路コア部C2との間にエッチングストッパーによる境界が発生せず、不要な光の屈折を発生させずに済む。
また、第2の導波路コア部C2および矩形レンズDLは、感光性材料で形成されていてもよい。第2の導波路コア部C2および矩形レンズDLが感光性材料で形成されていると、第2の導波路コア部C2をエッチングして矩形レンズDLを形成する際、マスクを用いた露光および現像によって直接矩形レンズDLが形成されることになる。
また、第1の導波路コア部C1が無機材料であると、CVD(Chemical Vapor Deposition)法によって溝Hの内壁側に所望の厚さで制御性良く形成することができる。一方、第2の導波路コア部C2が有機材料であると、第1の導波路コア部C1を介して溝H内に埋め込む際、スピンコートによって溝H内まで確実に埋め込むことができるようになる。
第1の導波路コア部C1の屈折率と第2の導波路コア部C2および矩形レンズDLの屈折率とは、なるべく近い値の材料を用いることが望ましい。これにより、第2の導波路コア部C2をエッチングして矩形レンズDLを形成する際、エッチングされる部分(矩形レンズDLに隣接する部分)に第2の導波路コア部C2が残っても、また残らずにエッチングされても、光の屈折の影響を少なくすることができる。このため、第2の導波路コア部C2のエッチング量の制御に余裕を持たせることができ、製造上有利となる。
図2に示す固体撮像素子20の構造のように、矩形レンズDLがオンチップレンズOCLと光導波路との間に設けられることでインナーレンズとしての役目を果たす。これによって、オンチップレンズOCLを通過した光がインナーレンズとして矩形レンズDLによって効率良く光導波路内に導かれることになる。
インナーレンズが矩形レンズDLとなっていることで、曲面レンズに比べて集光性を高めることができる。このため、隣接画素との間での位置調整に余裕を持たせることができる。このような位置調整の余裕分を利用して、矩形レンズDLによる瞳補正を行うようにしてもよい。すなわち、受光部PDの光軸に対する矩形レンズDLの位置を、受光部PDのチップ内での位置に応じて設定する。例えば、受光部PDがチップの中央付近に配置されている場合、矩形レンズDLは受光部PDの光軸に対してずれなく配置される。一方、受光部PDがチップの中央から離れるほど、矩形レンズDLは受光部PDの光軸に対するずれ量が放射方向に沿って多くなる。これにより、光の入射角度によるずれを補間し、効率よく光導波路内へ光を導くことになる。
図2に示す本実施形態では、矩形レンズDLの凸型が1段となっているが、凸型が2第以上の多段に設けられているものであってもよい。
このような構造から成る本実施形態の固体撮像装置では、光導波路上に矩形レンズDLを配置することから、球面レンズの場合に比べ狭小領域でありながら集光能力を高めることができる。これにより、微細セルへの対応が可能となる。また、球面レンズに比べて狭小範囲で済むことから、画素サイズが小さくなっても光導波路上で十分な瞳補正を行うことが可能となる。さらに、矩形レンズでは複雑な曲面を持たないことから、感光材料を利用した単純なフォトリソグラフィで形成でき、簡単な工程で、しかもマスク設計による精度の高い転写で製造を行うことが可能となる。
なお、上記本実施形態の固体撮像装置の構成では、主として受光側に配線部がある表面照射型のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサを例としたが、受光側とは反対側に配線部がある裏面照射型のCMOSセンサであってもよい。また、CMOSセンサに限らず、CCD(Charge Coupled Devices)センサであっても適用可能である。
<2.固体撮像装置の製造方法>
[第1の製造方法]
図3〜図4は、本実施形態に係る固体撮像装置の第1の製造方法を説明する模式断面図である。なお、この図では、半導体基板に受光部が形成され、その上に配線部Lおよび絶縁膜Iが形成された後の状態を示している。絶縁膜Iは、例えば酸化シリコンから成り、配線部Lの下側、層間、上側に形成されている。
先ず、図3(a)に示すように、絶縁膜Iに所定深さの溝Hを形成し、この状態で無機材料31を全面に被着する。無機材料は、例えば窒化シリコンを用い、CVD法によって成膜する。この無機材料31が第1の導波路コア部C1となる。
次に、図3(b)に示すように、溝H内の第1の導波路コア部C1を介して有機材料32を埋め込む処理を行う。有機材料32としては、感光性を備えた材料を用いる。例えば、アクリル系樹脂、ポリイミド、ポリシロキサン樹脂、スチレン系樹脂を用いる。有機材料32は、スピンコートによって塗布される。有機材料32は無機材料に比べて溝H内への埋め込み性が良いため、スピンコートによって溝H内にボイドなく確実に埋め込まれる。有機材料32は、基板上、すなわち、第1の導波路コア部C1の上に約500nm厚で塗布される。
次いで、図3(c)に示すように、フォトマスクを用いて感光性を備えた有機材料32を露光する。フォトマスクは、光導波路上にパターンが残るような露光を行うため、遮光部と透光部とが設けられる。遮光部および透光部は、有機材料32の感光性がポジ型かネガ型かによって異なる。いずれの型を用いてもよい。露光機は、i線、KrF、ArF等の露光光を照射するものが用いられる。有機材料32としてスチレン系樹脂を用いる場合、一例として5000J/m2で照射する。露光の際に用いるフォトマスクの設計によって、後に形成される矩形レンズの位置(瞳補正による配置)を設定することができる。
次に、有機材料32を露光した後、現像を行うと、図4(a)に示すようなパターニングが成される。現像後は、ベーキングさらに必要に応じてUV(紫外線)キュア等を施し、有機材料32を硬化させる。有機材料32としてスチレン系樹脂を用いる場合、170℃、2分間のベーキングおよび約20mW/cm2のUV照射を100秒間施し、100℃から150℃に昇温して硬化させる。これにより、溝H内に埋め込まれた有機材料32は第2の導波路コア部C2となるとともに、パターニングされた部分が矩形レンズDLとなる。
次に、図4(b)に示すように、形成された矩形レンズDLを覆うよう平坦化膜Mを形成する。その後、平坦化膜Mの上にカラーフィルタおよびオンチップレンズを形成する。本実施形態では、材料にもよるが、絶縁膜Iの屈折率が約1.4、第1の導波路コア部C1の屈折率が約1.7〜約1.9、第2の導波路コア部C2および矩形レンズDLの屈折率が約1.6、平坦化膜Mの屈折率が約1.4〜約1.5となっている。
第1の製造方法では、有機材料32として感光性を備えているものを用いるため、フォトマスクによる露光、現像によるパターニングで矩形レンズDLを形成することができる。このため、フォトマスクの位置決め精度と同等な精度によって矩形レンズDLを製造できることになる。
[第2の製造方法]
図5〜図6は、本実施形態に係る固体撮像装置の第2の製造方法を説明する模式断面図である。なお、この図では、半導体基板に受光部が形成され、その上に配線部Lおよび絶縁膜Iが形成された後の状態を示している。絶縁膜Iは、例えば酸化シリコンやBPSGから成り、配線部Lの下側、層間、上側に形成されている。
先ず、図5(a)に示すように、絶縁膜Iに所定深さの溝Hを形成し、この状態で無機材料31を全面に被着する。無機材料は、例えば窒化シリコンを用い、CVD法によって成膜する。この無機材料31が第1の導波路コア部C1となる。
次に、図5(b)に示すように、溝H内の第1の導波路コア部C1を介して有機材料32を埋め込む処理を行う。有機材料32としては、感光性を備えていない材料を用いる。例えば、アクリル系樹脂、ポリイミド、ポリシロキサン樹脂、スチレン系樹脂を用いる。有機材料32は、スピンコートによって塗布される。有機材料32は無機材料に比べて溝H内への埋め込み性が良いため、スピンコートによって溝H内にボイドなく確実に埋め込まれる。有機材料32は、基板上、すなわち、第1の導波路コア部C1の上に約500nm厚で塗布される。例えば、ポリシロキサン樹脂を用いる場合、スピンコート後、120℃、220℃、310℃の昇温ステップによってベーキングを行い、膜厚を約500nmにする。
次いで、図5(c)に示すように、有機材料32の上にレジストRを塗布し、図示しないフォトマスクによる露光および現像によってパターニングを行う。レジストRのパターニングは、矩形レンズの形状に対応して同じもしくは僅かに大きく形成される。例えば、レジストRは膜厚1μm、隣接のレジストパターンとの間、0.4μmで形成される。
次に、図6(a)に示すように、パターニングしたレジストRをマスクとしてドライエッチングを行う。ドライエッチングの条件の一例は、CF4ガスを用いて700Wの出力で行う。
これにより、レジストRのパターンが有機材料32に転写され、図6(b)に示すように矩形レンズDLが形成される。有機材料32は、溝Hに埋め込まれた部分が第2の導波路コア部C2となり、溝Hの上方にエッチングされずに残った凸型部分が矩形レンズDLとなる。なお、有機材料32のドライエッチングを行う際、矩形レンズDLの周辺部分の有機材料32を50nm〜100nm厚程度残すようにしてもよい。有機材料32のオーバエッチによって第1の導波路コア部C1が影響を受けるのを防止するためである。なお、有機材料32のエッチング条件によっては無機材料である第1の導波路コア部C1がエッチングされないため、矩形レンズDLの周辺の有機材料32を完全に除去してもよい。
次に、図6(c)に示すように、形成された矩形レンズDLを覆うよう平坦化膜Mを形成する。その後、平坦化膜Mの上にカラーフィルタおよびオンチップレンズを形成する。本実施形態では、材料にもよるが、絶縁膜Iの屈折率が約1.4、第1の導波路コア部C1の屈折率が約1.7〜約1.9、第2の導波路コア部C2および矩形レンズDLの屈折率が約1.75〜約1.8、平坦化膜Mの屈折率が約1.4〜約1.5となっている。
第2の製造方法では、有機材料32として感光性を備えていないものを用いるため、第1の導波路コア部C1である無機材料との間で屈折率差の小さいものを適用することができる。
なお、矩形レンズDLとして多段構成にする場合、上記第2の製造方法を適用すればよい。すなわち、図5(c)に示すレジストRのパターニングの際、多段の矩形レンズの形状に対応したパターニングを行い、エッチバックすることで多段形状を有機材料32に転写できることになる。
<3.受光感度シミュレーション>
次に、本実施形態に係る固体撮像装置の光学特性のシミュレーションについて説明する。
[シミュレーション条件]
図7は、シミュレーション条件を説明する模式図である。この図では、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色に対応した3つの画素が隣接している構成を示しており、シミュレーションではG(緑)の画素を中心とした計算を行っている。図7では、シミュレーションで用いるパラメータとして、矩形レンズDLの厚さVL、矩形レンズDLの隙間Gap、平坦化膜Mの膜厚d、オンチップレンズOCLの膜厚Dを示している。矩形レンズDLの厚さVLは、矩形レンズDLの底部から最上部までの厚さである。矩形レンズDLの間隔Gapは、隣りの画素の矩形レンズDLの隙間である。平坦化膜Mの膜厚dは、矩形レンズDLの底部からの厚さである。オンチップレンズOCLの膜厚Dは、オンチップレンズOCLの曲面の底部から最上部までの厚さである。
シミュレーションで用いるパラメータは以下の通りである。
光の波長:550nm±20nm
断面数:HH断面
屈折率パラメータ:VF材料屈折率
入射角:F値依存(−25度〜0度)
上記のシミュレーションパラメータを用い、矩形レンズDLのテーパの有無、矩形レンズDLの厚さd(0.3μm〜0.5μm)、矩形レンズDLの隙間Gap(0.3μm〜0.6μm)、オンチップレンズOCLの膜厚D(0.15μm、0.22μm)、平坦化膜の膜厚d(500nm)についてシミュレーションを行った。
[シミュレーション結果]
(矩形レンズの厚さとギャップとの関係)
図8は、平行光の受光感度について矩形レンズの厚さとギャップとの関係を示すシミュレーション結果を示す図である。図8(a)はオンチップレンズOCLの膜厚Dが150nmの場合、図8(b)はオンチップレンズOCLの膜厚Dが220nmの場合である。各々横軸が矩形レンズの厚さVL、縦軸が矩形レンズの隙間Gapを示し、平行光の受光感度の分布を示している。
シミュレーションの結果、オンチップレンズOCLの膜厚が0.15μmの場合、矩形レンズの最適な隙間Gapは、0.3〜0.6μmの中では0.4μmであることが分かる。この場合、矩形レンズの厚さdは0.5μmがよい。なお、5%以上の感度向上を見込めるのは、矩形レンズの厚さdが0.4μm以上である。
また、オンチップレンズOCLの膜厚が0.22μmの場合、5%以上の感度向上を見込めるのは、矩形レンズの厚さdが0.5μm、矩形レンズの隙間Gapが0.4μmとなる。
(テーパ依存性)
図9は、平行光の受光感度について、矩形レンズのテーパの有無による影響をシミュレーション計算した結果を示す図である。ここでは、矩形レンズの隙間Gapが0.3μm、0.4μmの場合について、各々矩形レンズにテーパが有る場合、無い場合の受光感度(規格化感度)をシミュレーションした。テーパが有る場合のテーパ角度は30度とした。
図9に示すように、いずれの隙間Gapであっても、テーパの有り、無しによる感度の影響は1%程度であり、テーパの有無による感度への影響は少ないことが分かる。
(平坦化膜の屈折率依存性)
図10は、平行光の受光感度について、平坦化膜の屈折率による影響をシミュレーション計算した結果を示す図である。ここでは、矩形レンズの膜厚VLが0.3μmから0.5μmについて、第1の屈折率に対して0.2低い第2の屈折率の2つについて、矩形レンズが無い場合に対する相対感度をシミュレーション計算した。
これにより、屈折率が0.2低くなると、2%程度感度を向上できることが分かる。例えば、平坦化膜Mとして、中空シリカ等を混入した樹脂を用いることで屈折率を下げると、感度向上を図ることができる。
[矩形レンズによる瞳補正のシミュレーション]
次に、瞳補正についてのシミュレーション計算結果を説明する。ここでのシミュレーションで用いるパラメータは以下の通りである。
光の波長:550nm±20nm
断面数:HH断面
入射角:15度、20度、25度
上記のシミュレーションパラメータを用い、矩形レンズDLの厚さd(0.3μm〜0.5μm)、矩形レンズDLの隙間Gap(0.4μm)、オンチップレンズOCLの膜厚D(0.15μm)、平坦化膜の膜厚d(500nm)についてシミュレーションを行った。
(瞳補正による感度向上)
図11は、矩形レンズで瞳補正を行った場合の感度のシミュレーション計算結果を示す図である。ここでは、光の入射角度が15度、20度、25度の各々について、矩形レンズで瞳補正を行った場合の感度向上率(矩形レンズでの瞳補正を行わなかった場合の感度に対する向上率)を示している。なお、瞳補正は、受光部の光軸を基準としてレンズのずれ量によって表される。
入射角度15度の場合は、オンチップレンズでの瞳補正(−0.5μm)について矩形レンズでの瞳補正(−0.1μm)を加えたものとなっている。この場合には、矩形レンズでの瞳補正を行わない場合に比べ、約6.5%の感度向上となっている。
入射角度20度の場合は、オンチップレンズでの瞳補正(−0.5μm)について矩形レンズでの瞳補正(−0.1μm)を加えたものとなっている。この場合には、矩形レンズでの瞳補正を行わない場合に比べ、約11%の感度向上となっている。
入射角度25度の場合は、オンチップレンズでの瞳補正(−0.4μm)について、矩形レンズでの瞳補正(−0.3μm)を加えたものとなっている。この場合には、矩形レンズでの瞳補正を行わない場合に比べ、約13%の感度向上となっている。
(矩形レンズの段数による感度向上)
図12は、矩形レンズの段数による瞳補正の効果をシミュレーション計算した結果示す図である。ここでは、光の入射角度を20度として、矩形レンズが無い場合の受光感度を基準に、1段の矩形レンズの場合、2段の矩形レンズの場合の受光感度向上率を示している。なお、シミュレーションのパラメータは上記瞳補正のシミュレーションパラメータに加え、2段目の矩形レンズとして、膜厚VL2が0.4μm、隙間Gap2が0.5μmを加えている(図12下図参照)。
このシミュレーション結果より、例えば入射角度20度の場合には、矩形レンズを2段にして瞳補正を最適化することで、矩形レンズが無い場合に比べて約20%の感度向上を図ることができる。
<4.電子機器>
図13は、本実施形態に係る電子機器の一例である撮像装置の構成例を示すブロック図である。図13に示すように、撮像装置90は、レンズ群91を含む光学系、固体撮像装置92、カメラ信号処理回路であるDSP(Digital Signal Processor)回路93、フレームメモリ94、表示装置95、記録装置96、操作系97および電源系98等を有している。これらのうち、DSP回路93、フレームメモリ94、表示装置95、記録装置96、操作系97および電源系98がバスライン99を介して相互に接続された構成となっている。
レンズ群91は、被写体からの入射光(像光)を取り込んで固体撮像装置92の撮像面上に結像する。固体撮像装置92は、レンズ群91によって撮像面上に結像された入射光の光量を画素単位で電気信号に変換して画素信号として出力する。この固体撮像装置92として、先述した本実施形態の固体撮像装置が用いられる。
表示装置95は、液晶表示装置や有機EL(electro luminescence)表示装置等のパネル型表示装置からなり、固体撮像装置92で撮像された動画または静止画を表示する。記録装置96は、固体撮像装置92で撮像された動画または静止画を、不揮発性メモリやビデオテープ、DVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に記録する。
操作系97は、ユーザによる操作の下に、本撮像装置が持つ様々な機能について操作指令を発する。電源系98は、DSP回路93、フレームメモリ94、表示装置95、記録装置96および操作系97の動作電源となる各種の電源を、これら供給対象に対して適宜供給する。
このような撮像装置90は、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ、さらには携帯電話機等のモバイル機器向けカメラモジュールに適用される。この固体撮像装置92として先述した本実施形態に係る固体撮像装置を用いることで、不要なゴミによるノイズの発生を抑制でき、高画質の撮像装置を提供できることになる。
1…固体撮像装置、10…画素、20…固体撮像素子、C1…第1の導波路コア部、C2…第2の導波路コア部、CF…カラーフィルタ、DL…矩形レンズ、H…溝、I…絶縁膜、L…配線部、M…平坦化膜、OCL…オンチップレンズ、PD…受光部

Claims (9)

  1. 受光部の上方の絶縁膜に形成される溝と、
    前記溝の内壁側に設けられる第1の導波路コア部と、
    前記第1の導波路コア部を介して前記溝内に埋め込まれる第2の導波路コア部と、
    前記第2の導波路コア部と同一材料で一体に設けられる矩形レンズと、
    を有する固体撮像装置。
  2. 前記第1の導波路コア部は無機材料で形成され、前記第2の導波路コア部および前記矩形レンズは有機材料で形成されている
    請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記第1の導波路コア部は窒化シリコンで形成され、前記第2の導波路コア部および前記矩形レンズは感光性材料で形成されている
    請求項1記載の固体撮像装置。
  4. 前記受光部の光軸に対する前記矩形レンズの位置が、前記受光部のチップ内での位置に応じて設定されている
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記矩形レンズは多段に形成されている
    請求項1から4のうちいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 前記矩形レンズの上方にオンチップレンズが設けられている
    請求項1から5のうちいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  7. 受光部の上方に形成された絶縁膜に溝を形成する工程と、
    前記溝の内壁側に第1の導波路コア部を形成する工程と、
    前記第1の導波路コア部を介して前記溝内に感光性材料を埋め込む工程と、
    前記感光性材料を露光および現像することで前記溝内に残った前記感光性材料で第2の導波路コア部を構成し、前記溝の上方に矩形状に残った前記感光性材料で矩形レンズを構成する工程と
    を有する固体撮像装置の製造方法。
  8. 受光部の上方に形成された絶縁膜に溝を形成する工程と、
    前記溝の内壁側に第1の導波路コア部を形成する工程と、
    前記第1の導波路コア部を介して前記溝内に有機材料を埋め込む工程と、
    前記有機材料の上に感光性材料を塗布し、前記感光性材料を露光および現像することで前記溝の上方に感光性材料のパターンが残るよう構成する工程と、
    前記感光性材料のパターンをマスクとして前記有機材料をエッチングすることで前記溝内に残った前記有機材料で第2の導波路コア部を構成し、前記溝の上方に矩形状に残った前記有機材料で矩形レンズを構成する工程と
    を有する固体撮像装置の製造方法。
  9. 固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置で生成した電荷に基づく信号を処理する信号処理部を有し、
    前記固体撮像装置が、
    受光部の上方の絶縁膜に形成される溝と、
    前記溝の内壁側に設けられる第1の導波路コア部と、
    前記第1の導波路コア部を介して前記溝内に埋め込まれる第2の導波路コア部と、
    前記第2の導波路コア部と同一材料で一体に設けられる矩形レンズと、
    を有する電子機器。
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