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JP2010086281A - 携帯端末 - Google Patents

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JP2010086281A
JP2010086281A JP2008254629A JP2008254629A JP2010086281A JP 2010086281 A JP2010086281 A JP 2010086281A JP 2008254629 A JP2008254629 A JP 2008254629A JP 2008254629 A JP2008254629 A JP 2008254629A JP 2010086281 A JP2010086281 A JP 2010086281A
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Abstract

【課題】防犯機能の設定の変更を制限するためのパスワードの管理者が遠隔地にいる場合であっても、このパスワードによるロックを好適に解除することができるようにする。
【解決手段】本発明に係る携帯端末においては、制御部は、第1の認証情報を用いて携帯端末に設けられる機能をロックし、携帯電話用の無線通信部は、携帯端末に設けられる機能がロックされた状態でロック解除依頼指示情報を少なくとも含むメールを第1の機器に送信し、第2の認証情報を少なくとも含むメールを第1の機器から受信し、制御部は、受信されたメールに含まれる第2の認証情報を抽出し、抽出された第2の認証情報が非表示の状態で第2の認証情報が第1の認証情報と一致するか否かを判定し、第2の認証情報が第1の認証情報と一致すると判定された場合、携帯端末に設けられる機能のロックを解除する。
【選択図】 図3

Description

本発明は携帯端末に係り、特に、防犯機能を搭載した携帯端末に関する。
近年、子供や女性などを狙った略取誘拐などの犯罪が増加しており、これらの犯罪から子供や女性を未然に守るために、例えば子供向けの携帯電話機のように、種々の防犯機能が搭載された携帯電話機が提案されている。
防犯機能が搭載されていない携帯電話機においては、一般的に、重要な設定が他人によって改変されることを防止するために、重要な設定を変更する場合にパスワード入力を要求し、設定変更に関してパスワード入力を用いた制限を行っている。前述した防犯機能が搭載された携帯電話機の中には、比較的に低年齢の学生向けの携帯電話機も含まれているが、このような携帯電話機の場合、防犯機能が搭載されていない携帯電話機において重要な設定の変更を制限するパスワードと異なるパスワード(以下、「親パスワード」という)を用いて、携帯電話機における重要な設定変更の制限とは別に、防犯機能の設定の変更を制限している。防犯機能の設定の変更の制限を親パスワードを用いて特に行っている理由は、管理能力や判断能力が乏しい子供が意図的にあるいは不用意に防犯機能の設定を変更してしまうことを防止し、携帯電話機に搭載された防犯機能の実効性を維持するためである。
なお、パスワードに関連する技術として、次のような技術が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に提案されている技術によれば、クライアント装置がPINロックした時に、ユーザ識別番号Uを乱数化した乱数Aと利用者のユーザ識別番号Uを遠隔地の管理者に伝え、管理者は、乱数Aとユーザ識別番号UをPINロック解除装置に入力して通知した者が正当なユーザであることを検証後、管理者PINを暗号化した符号Bを作成し、これを通知した利用者に伝え、利用者がクライアント装置に符号Bを入力することでPINロックを解除する管理者PINを得ることができる。これにより、ユーザと管理者が離れていても第三者にロック解除用パスワードを知られることなく容易にユーザのICカードのPINロック解除を行うことができる。
特開2003−157412号公報
親パスワードを用いて携帯電話機にて防犯機能の設定の変更を制限する場合、親パスワードを管理する管理者(例えば親など)が子供の携帯電話機の近くに存在しないと、たとえ子供が正当な理由で防犯機能の設定を変更したいと所望したとしても、防犯機能の設定を変更することができず、ユーザである子供に不都合が生じてしまう。具体的には、防犯機能に関する設定として、例えば緊急時にメールや発信を行う緊急連絡先が予め設定される、そのため、緊急連絡先のリストが子供によって意図的にあるいは不用意に改変されないように、緊急連絡先のリストが存在する電話帳の機能自体の使用が制限される。しかし、例えば子供が友達のメールアドレスを新たに加えたいと所望する場合であっても、電話帳機能が使用できないことから、友達のメールアドレスを電話帳に加えることができない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、防犯機能の設定の変更を制限するためのパスワードの管理者が遠隔地にいる場合であっても、このパスワードによるロックを好適に解除することができる携帯端末を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末は、上述した課題を解決するために、第1の認証情報を用いて、携帯端末に設けられる機能をロックするロック手段と、ロック手段により携帯端末に設けられる機能がロックされた状態で、携帯端末に設けられる機能のロック解除の依頼を指示するロック解除依頼指示情報を少なくとも含むメールを第1の機器に送信するメール送信手段と、第2の認証情報を少なくとも含むメールを第1の機器から受信するメール受信手段と、メール受信手段により受信されたメールに含まれる第2の認証情報を抽出し、抽出された第2の認証情報が非表示の状態で第2の認証情報が第1の認証情報と一致するか否かを判定する認証情報判定手段と、認証情報判定手段により第2の認証情報が第1の認証情報と一致すると判定された場合、携帯端末に設けられる機能のロックを解除するロック解除手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、防犯機能の設定の変更を制限するためのパスワードの管理者が遠隔地にいる場合であっても、このパスワードによるロックを好適に解除することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1(A)と図1(B)は、本発明に係る携帯端末に適用可能な携帯電話機1の外観斜視図である。図1(A)および(B)に示されるように、携帯電話機1は、中央のヒンジ部11を境に第1の筐体12と第2の筐体13とがヒンジ結合されており、ヒンジ部11を介して矢印X方向に開閉可能(折り畳み可能)に形成される。携帯電話機1の内部の所定の位置には、送受信用のアンテナ(後述する図2のアンテナ31)が設けられており、内蔵されたアンテナを介して図示せぬ基地局との間で電波を送受信する。また、第2の筐体の中央の位置には、外部に音声を出力する音声出力手段としてのスピーカ14が設けられている。さらに、第1の筐体には、携帯電話機1の操作を行うサイドキー15が設けられている。
また、第2の筐体13の所定の位置には、防犯ブザースイッチ16が設けられており、この防犯ブザースイッチ16にはプルトップ式タブ17が装着されている。プルトップ式タブ17が防犯ブザースイッチ16に装着される場合、プルトップ式タブ17が、防犯ブザースイッチ16の開口部Mに巻き付けられる。図1(B)に示されるように、防犯ブザースイッチ16に装着されたプルトップ式タブ17が矢印P方向に引っ張られると、防犯ブザースイッチ16は図示せぬ案内体(ガイド体)を介して第2の筐体13に対して面方向にスライドされる。そのとき、防犯ブザースイッチ16の押下(スライド)に伴い、防犯ブザーがスピーカ14から出力される。なお、図1(A)に示されるように、防犯ブザースイッチ16は、ユーザにより矢印P方向の逆方向にスライドされて引き上げられることで、第2の筐体13に装着されて元の位置に戻る。このとき、スピーカ14からの防犯ブザーの出力は停止する。
図2は、本発明に係る携帯端末に適用可能な携帯電話機1の内部の構成を表している。図示せぬ基地局から送信されてきた無線信号は、アンテナ31で受信された後、アンテナ共用器(DUP)32を介して受信回路(RX)33に入力される。受信回路33は、受信された無線信号を周波数シンセサイザ(SYN)34から出力された局部発振信号とミキシングして中間周波数信号に周波数変換(ダウンコンバート)する。そして、受信回路33は、このダウンコンバートされた中間周波数信号を直交復調して受信ベースバンド信号を出力する。なお、周波数シンセサイザ34から発生される局部発振信号の周波数は、制御部41から出力される制御信号SYCによって指示される。
受信回路33からの受信ベースバンド信号は、CDMA信号処理部36に入力される。CDMA信号処理部36は、図示せぬRAKE受信機を備える。このRAKE受信機では、受信ベースバンド信号に含まれる複数のパスがそれぞれの拡散符号(すなわち、拡散された受信信号の拡散符号と同一の拡散符号)で逆拡散処理される。そして、この逆拡散処理された各パスの信号は、位相が調整された後、コヒーレントRake合成される。Rake合成後のデータ系列は、デインタリーブおよびチャネル復号(誤り訂正復号)が行われた後、2値のデータ判定が行われる。これにより、所定の伝送フォーマットの受信パケットデータが得られる。この受信パケットデータは、圧縮伸張処理部37に入力される。
圧縮伸張処理部37は、DSP(Digital Signal Processor)などにより構成され、CDMA信号処理部36から出力された受信パケットデータを図示せぬ多重分離部によりメディアごとに分離し、分離されたメディアごとのに対してそれぞれ復号処理を行う。例えば通話モードにおいては、受信パケットデータに含まれる通話音声などに対応するオーディオデータをスピーチコーデックにより復号する。また、例えばテレビ電話モードなどのように、受信パケットデータに動画像データが含まれていれば、この動画像データをビデオコーデックにより復号する。さらに、受信パケットデータがダウンロードコンテンツであれば、このダウンロードコンテンツを伸張した後、伸張されたダウンロードコンテンツを制御部41に出力する。
復号処理により得られたディジタルオーディオ信号はPCMコーデック38に供給される。PCMコーデック38は、圧縮伸張処理部37から出力されたディジタルオーディオ信号をPCM復号し、PCM復号後のアナログオーディオ信号を受話増幅器39に出力する。このアナログオーディオ信号は、受話増幅器39にて増幅された後、レシーバ19により出力される。
圧縮伸張処理部37によりビデオコーデックにて復号されたディジタル動画像信号は、制御部41に入力される。制御部41は、圧縮伸張処理部37から出力されたディジタル動画像信号に基づく動画像を、図示せぬビデオRAM(例えばVRAMなど)を介してメインディスプレイ22に表示させる。なお、制御部41は、受信された動画像データだけでなく、CCDカメラ24により撮像された動画像データに関しても、図示せぬビデオRAMを介してメインディスプレイ22に表示させることも可能である。
また、圧縮伸張処理部37は、受信パケットデータが電子メールである場合、この電子メールを制御部41に供給する。制御部41は、圧縮伸張処理部37から供給された電子メールを記憶部42に記憶させる。そして、制御部41は、ユーザによる入力部としての操作キー21の操作に応じて、記憶部42に記憶されているこの電子メールを読み出し、読み出された電子メールをメインディスプレイ22に表示させる。
一方、通話モードにおいて、マイクロフォン20に入力された話者(ユーザ)の音声信号(アナログオーディオ信号)は、送話増幅器40により適正レベルまで増幅された後、PCMコーデック38によりPCM符号化される。このPCM符号化後のディジタルオーディオ信号は、圧縮伸張処理部37に入力される。また、CCDカメラ24から出力される動画像信号は、制御部41によりディジタル化されて圧縮伸張処理部37に入力される。さらに、制御部41にて作成されたテキストデータである電子メールも、圧縮伸張処理部37に入力される。
圧縮伸張処理部37は、PCMコーデック38から出力されたディジタルオーディオ信号を所定の送信データレートに応じたフォーマットで圧縮符号化する。これにより、オーディオデータが生成される。また、圧縮伸張処理部37は、制御部41から出力されたディジタル動画像信号を圧縮符号化して動画像データを生成する。そして、圧縮伸張処理部37は、これらのオーディオデータや動画像データを図示せぬ多重分離部で所定の伝送フォーマットに従って多重化した後にパケット化し、パケット化後の送信パケットデータをCDMA信号処理部36に出力する。なお、圧縮伸張処理部37は、制御部41から電子メールが出力された場合にも、この電子メールを送信パケットデータに多重化する。
CDMA信号処理部36は、圧縮伸張処理部37から出力された送信パケットデータに対し、送信チャネルに割り当てられた拡散符号を用いてスペクトラム拡散処理を施し、スペクトラム拡散処理後の出力信号を送信回路(TX)35に出力する。送信回路35は、スペクトラム拡散処理後の信号をQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式などのディジタル変調方式を使用して変調する。送信回路35は、ディジタル変調後の送信信号を、周波数シンセサイザ34から発生される局部発振信号と合成して無線信号に周波数変換(アップコンバート)する。そして、送信回路35は、制御部41により指示される送信電力レベルとなるように、このアップコンバートにより生成された無線信号を高周波増幅する。この高周波増幅された無線信号は、アンテナ共用器32を介してアンテナ31に供給され、このアンテナ31から基地局に向けて送信される。
また、携帯電話機2は、外部メモリインタフェース45を備えている。この外部メモリインタフェース45は、メモリカード46を着脱することが可能なスロットを備えている。メモリカード46は、NAND型フラッシュメモリカードやNOR型フラッシュメモリカードなどに代表されるフラッシュメモリカードの一種であり、10ピン端子を介して画像や音声、音楽等の各種データの書き込み及び読み出しが可能となっている。さらに、携帯電話機1には、現在の時刻を測定する時計回路(タイマ)47が設けられている。
制御部41は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などからなり、CPUは、ROMに記憶されているプログラムまたは記憶部42からRAMにロードされた各種のアプリケーションプログラムに従って各種の処理を実行するとともに、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより携帯電話機2を統括的に制御する。RAMは、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなどを適宜記憶する。
記憶部42は、例えば、電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ素子やHDD(Hard Disc Drive)などからなり、制御部41のCPUにより実行される種々のアプリケーションプログラムや種々のデータ群を格納している。電源回路44は、バッテリ43の出力を基に所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路部に供給する。
また、図示せぬGPS衛星からのGPS波(GPS情報)は、GPS用アンテナ18で受信される。このGPS情報には、例えばそれぞれのGPS衛星からの発信時刻情報が含まれている。その後、このGPS情報はCDMA信号処理部36を経由して制御部41に入力される。そして、制御部41にて、取得されたGPS情報を用いて、携帯電話機1の現在地を示す位置情報(緯度経度の情報)が計算され(例えば3つ乃至4つのGPS情報から計算することが望ましい)、携帯電話機1の現在地を示す位置情報が求められる。なお、このGPS情報に基づいて求められる位置情報として、緯度経度を取得することが一般的であるが、更に緯度経度に対応した住所情報を取得するようにしてもよい。緯度経度や、緯度経度に対応した住所情報を取得する際には、外部のサーバ(図示せず)などにアクセスして住所情報を得るようにしてもよい。
なお、例えば防犯ブザースイッチ16の押下(スライド)に伴い防犯ブザーがスピーカ14から出力される場合に、GPS測位に基づく位置情報を取得し、GPS測位に基づく位置情報を用いてメールを作成し、作成されたメールをCDMA信号処理部36、アンテナ31などを介して他の携帯電話機1などに送信することができる。
赤外線通信部48は、赤外線による無線通信を行い、制御部41からのデータを、赤外線を媒介としてURAT(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)を介して他の機器に送信するとともに、他の機器から送信されたデータをURATを介して受信する。
ブルートゥース通信部49は、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))による無線通信を行い、携帯電話機1の近傍に存在する他の機器(例えば他の携帯電話機1など)と無線通信を行う。なお、制御部41は、他の機器との間でデータの授受を行う際に、例えばOBEX(Object Exchange)やRFCOMM(RS232 Serial Cable Emulation Profile)、SDP(Service Discovery Protocol)などの通信プロトコルを用いて、A2DPやHFP、AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)などの種々のプロファイルに応じたブルートゥース通信部49による通信を統括的に制御する。なお、これらの通信プロトコルやプロファイルなどは、上位のアプリケーションプログラムから下位の物理層まで順次積み重なったスタック構造をなしている。
種々の犯罪などから子供や女性を未然に守るために、例えば子供向けの携帯電話機1のように、種々の防犯機能が搭載された携帯電話機が提案されている。防犯機能が搭載された携帯電話機1の中には、比較的に低年齢の学生向けの携帯電話機1も含まれており、このような携帯電話機1の場合、親パスワードを用いて、携帯電話機1における防犯機能の設定の変更を制限している。この親パスワードを管理する者は、一般的に、防犯機能が搭載された携帯電話機1を子供に与える親である。そこで、以下、本発明の実施形態を説明するに際し、子供と親がそれぞれ所有する携帯電話機1とのやり取りを想定する。そして、比較的に低年齢の学生である子供のユーザを便宜上「子ユーザ」と称し、子ユーザが所有する携帯電話機1を「子ユーザの携帯電話機1−1」と称する。また、子供の親を便宜上「親ユーザ」と称し、親ユーザが所有する携帯電話機1を「親ユーザの携帯電話機1−2」と称する。
図3は、親パスワードの管理者である親ユーザが遠隔地に居る状況で親パスワードによるロックを解除する場合での、子ユーザの携帯電話機1−1と親ユーザの携帯電話機1−2との間におけるシーケンスを表している。なお、図3のシーケンス図の場合、例えば子ユーザが友達のメールアドレスを新たに加えたいと所望するときに、電話帳機能(アドレス帳機能)を使用して新たにメールアドレスを追加する状況を想定する。また、子ユーザの携帯電話機1−1では、親パスワードによるロックがかけられているものとする。
ステップS1において、子ユーザは、入力部を操作し、メインディスプレイ22に表示されるメニュー画面上で電話帳機能を示すアイコン(「指示情報」と定義する)を選択(クリック等)するとともに、メニュー画面の1つ下の階層の画面上で電話帳機能のうちの新規登録機能を示すアイコンを選択する。ステップS21において、子ユーザの携帯電話機1−1は、親パスワードロックが解除されている場合には所定の操作に応じて新規登録機能を起動するが、子ユーザの携帯電話機1−1には親パスワードロックがかけられていることから、新規登録機能を直ちに起動せずに、現在親パスワードロックがかけられている旨のメッセージが含まれる親パスワードロック解除依頼確認画面をメインディスプレイ22に表示させる。図4(A)は、子ユーザの携帯電話機1−1のメインディスプレイ22に表示される親パスワードロック解除依頼確認画面の表示例を示している。図4(A)の場合、「親パスワードによるロックがかかっています。解除依頼を行いますか?」とのメッセージが表示されるとともに、親パスワードロックの解除依頼を行うか否かに関する「Yes」と「No」のアイコンが表示される。そして、子ユーザは、入力部を操作することで、図4(A)に示される親パスワードロック解除依頼確認画面上で親パスワードロック解除依頼を行うか否かを子ユーザの携帯電話機1−1に指示することができる。
ステップS2において、子ユーザは、親パスワードロック解除を親ユーザに依頼する場合、入力部を操作し、親パスワードロック解除依頼確認面上において「Yes」のアイコンを選択し、親パスワードロック解除依頼の操作を行う。ステップ22において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、子ユーザにより親パスワードロック解除依頼確認画面上で親パスワードロック解除依頼の操作が行われると、親パスワードロック解除依頼確認画面上で例えば「Yes」のアイコンの指示入力を受け付ける。なお、親パスワードロック解除依頼確認画面上で「No」のアイコンの指示入力が受け付けられると、以降に説明する親パスワードロック解除依頼処理は実行されない。
ステップS23において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、親パスワードロック解除依頼確認画面上で「Yes」のアイコンの指示入力を受け付けると、親パスワードロック解除依頼画面をメインディスプレイ22に表示させる。図4(B)は、子ユーザの携帯電話機1−1のメインディスプレイ22に表示される親パスワードロック解除依頼画面の表示例を示している。図4(B)の場合、「親パスワードロックの解除を依頼します。」とのメッセージが表示されるとともに、親パスワードロックが解除される機能は電話帳機能のうちの新規登録機能である旨が表示される。
ステップS24において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、親パスワードロック解除依頼に関する情報(親パスワードロック解除依頼情報)に基づいてメール(SMS(short message service)などのメール)を作成する。図5は、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41により作成されるメールのデータ構造例を示している。メールのテキストデータには、親パスワードロック解除依頼情報とその他の情報が含まれている。親パスワードロック解除依頼情報は、親パスワードロックの解除依頼を指示する親パスワードロック解除依頼指示情報と、親パスワードロックの解除依頼を行う対象となる機能に関する親パスワードロック解除依頼機能情報からなる。
ステップS25において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、作成されたメールを、アンテナ31、アンテナ共用器32、送信回路35、CDMA信号処理部36、および圧縮伸張処理部37を介して親ユーザの携帯電話機1−2に送信する。このとき、メインディスプレイ22に表示される表示画面は、図4(B)に示される表示画面から図4(C)に示される表示画面に遷移する。図4(C)は、子ユーザの携帯電話機1−1のメインディスプレイ22に表示される親パスワードロック解除依頼中画面の表示例を示している。図4(C)の場合、「親パスワードロックの解除依頼中」とのメッセージが表示される。これにより、子ユーザは、現在、親パスワードの管理者である親ユーザに対して、親パスワードロックの解除依頼中であることを知ることができる。
親ユーザの携帯電話機1−2は子ユーザの携帯電話機1−1から送信されたメールを受信すると、親ユーザの携帯電話機1−2の制御部41はステップS31で、受信されたメールに含まれる親パスワードロック解除依頼情報および親パスワードロック解除パスワードロック解除依頼指示情報などに基づいて、親パスワードロック解除確認画面をメインディスプレイ22に表示させ、親パスワードロック解除依頼があったことを親ユーザ(親パスワードを管理する管理者)に通知する。図6(A)は、親ユーザの携帯電話機1−2のメインディスプレイ22に表示される親パスワードロック解除確認画面の表示例を示している。図6(A)の場合、「親パスワードによるロックの解除依頼がきました。解除しますか?」とのメッセージが表示されるとともに、親パスワードロックが解除される機能は電話帳機能のうちの新規登録機能である旨が表示される。また、親パスワードロック解除確認画面上には、親パスワードロックを解除するか否かに関する「Yes」と「No」のアイコンが表示される。そして、親ユーザは、入力部を操作することで、図6(A)に示される親パスワードロック解除確認画面上で親パスワードロックを解除するか否かを親ユーザの携帯電話機1−2に指示することができる。
ステップS41において、親ユーザは、親ユーザの携帯電話機1−2のメインディスプレイ22に表示される親パスワードロック解除確認画面を見ることで、子ユーザの携帯電話機1−1から親パスワードロック解除依頼があったことを知ることができる。ステップS42において、親ユーザは、親パスワードロックを解除する場合、入力部を操作し、親パスワードロック解除確認画面上において「Yes」のアイコンを選択し、親パスワードロック解除依頼があった子ユーザの携帯電話機1−1に対して、親パスワードロック解除の操作を行う。ステップ32において、親ユーザの携帯電話機1−2の制御部41は、親ユーザにより親パスワードロック解除確認画面上で親パスワードロック解除の操作が行われると、親パスワードロック解除確認画面上で例えば「Yes」のアイコンの指示入力を受け付ける。なお、親パスワードロック解除確認画面上で「No」のアイコンの指示入力が受け付けられると、以降に説明する親パスワードロック解除処理は実行されない。
ステップS33において、親ユーザの携帯電話機1−2の制御部41は、親ユーザにより親パスワードロック解除確認画面上で親パスワードロック解除の操作が行われると、親パスワードを入力するための親パスワード入力画面をメインディスプレイ22に表示させる。図6(B)は、親ユーザの携帯電話機1−2のメインディスプレイ22に表示される親パスワード入力画面の表示例を示している。図6(B)の場合、「親パスワードを入力してください。」とのメッセージが表示されるとともに、親パスワード入力欄が表示される。また、親パスワード入力画面上には、親パスワードの入力完了を指示するための「OK」のアイコンが表示される。親ユーザは、親パスワード入力画面上の「OK」のアイコンを選択することで、親ユーザの携帯電話機1−2に対して、親パスワードの入力完了を指示することができる。
ステップS43において、親ユーザは、入力部を操作し、親パスワード入力画面上の親パスワード入力欄に親パスワードを入力した後、親パスワード入力画面上において「OK」のアイコンを選択する。例えば予め設定されている親パスワードが「983267」である場合、親パスワード入力画面上で「983267」の親パスワードが入力される。
ステップS34において、親ユーザの携帯電話機1−2の制御部41は、親ユーザにより親パスワード入力画面上で親パスワードの入力が行われると、親パスワード入力画面上で例えば「983267」の親パスワード入力を受け付ける。ステップS35において、親ユーザの携帯電話機1−2の制御部41は、親パスワードロック解除依頼情報と親パスワード情報に基づいてメールを作成する。なお、親パスワード情報には、例えば「983267」の親パスワードに関する情報が含まれている。図7は、親ユーザの携帯電話機1−2の制御部41により作成されるメールのデータ構造例を示している。メールのテキストデータには、親パスワードロック解除依頼情報、親パスワード情報とその他の情報が含まれている。親パスワードロック解除依頼情報は、親パスワードロックの解除依頼を指示する親パスワードロック解除依頼指示情報と、親パスワードロックの解除依頼を行う対象となる機能に関する親パスワードロック解除依頼機能情報からなる。
ステップS36において、親ユーザの携帯電話機1−2の制御部41は、作成されたメールを、アンテナ31、アンテナ共用器32、送信回路35、CDMA信号処理部36、および圧縮伸張処理部37を介して子ユーザの携帯電話機1−1に送信する。このとき、メインディスプレイ22に表示される表示画面は、図6(B)に示される表示画面から図6(C)に示される表示画面に遷移する。図6(C)は、親ユーザの携帯電話機1−2のメインディスプレイ22に表示される親パスワード送信完了画面の表示例を示している。図6(C)の場合、「親パスワードを送信しました。」とのメッセージが表示される。これにより、親ユーザは、親パスワードによるロックの解除を所望する子ユーザに対して、親パスワードを送信したことを知ることができる。
子ユーザの携帯電話機1−1は、アンテナ31、アンテナ共用器32、および受信回路33などを介して、親ユーザの携帯電話機1−2から送信されたメールを受信する。ステップS26において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、受信されたメールから親パスワード情報を抽出し、抽出された親パスワード情報に基づく親パスワードが記憶部42に予め記憶されている親パスワードと一致するか否か(メールから抽出された親パスワード情報に基づく親パスワードが正しいか否か)を判定する。例えば記憶部42に予め記憶されている親パスワードが「983267」である場合に、親ユーザの携帯電話機1−2から送信されてきた親パスワード情報に基づく親パスワードが「983267」であるとき、親パスワードが一致すると判定される。なお、本発明の実施形態においては、子ユーザの携帯電話機1−1の記憶部42に予め記憶されている親パスワードを「第1の認証情報」と定義し、親ユーザの携帯電話機1−2から送信されてきたメールに含まれる親パスワード情報を「第2の認証情報」と定義する。
ステップS27において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、抽出された親パスワード情報に基づく親パスワードが記憶部42に予め記憶されている親パスワードと一致する否かを示すメッセージをメインディスプレイ22に表示させ、親パスワードの正否を子ユーザに通知する。図4(D)は、抽出された親パスワード情報に基づく親パスワードが記憶部42に予め記憶されている親パスワードと一致した場合における、子ユーザの携帯電話機1−1のメインディスプレイ22に表示される親パスワード一致表示画面の表示例を示している。図4(D)の場合、「親パスワードが一致しました。親パスワードによるロックを解除します。」とのメッセージが表示される。また、親パスワード一致表示画面上には、親パスワードによるロックの解除の実行を指示するための「OK」のアイコンが表示される。子ユーザは、親パスワードが一致したことを知るとともに、入力部を操作して親パスワード一致表示画面上の「OK」のアイコンを選択することで、子ユーザの携帯電話機1−1に対して、親パスワードによるロックの解除の実行を指示することができる。
一方、図4(E)は、抽出された親パスワード情報に基づく親パスワードが記憶部42に予め記憶されている親パスワードと一致しない場合における、子ユーザの携帯電話機1−1のメインディスプレイ22に表示される親パスワード不一致表示画面の表示例を示している。図4(E)の場合、「親パスワードが一致しません。再度、解除依頼を行いますか?」とのメッセージが表示される。また、親パスワードロックの解除依頼を再度行うか否かに関する「Yes」と「No」のアイコンが表示される。そして、子ユーザは、親パスワードが一致しないことを知ることができ、入力部を操作することで、図4(E)に示される親パスワード不一致表示画面上で親パスワードロック解除依頼を再度行うか否かを子ユーザの携帯電話機1−1に指示することができる。
ステップS3において、子ユーザは、子ユーザの携帯電話機1−1のメインディスプレイ22に表示される親パスワード一致表示画面または親パスワード不一致表示画面を見ることで、親パスワードの一致または不一致を知ることができる。ステップS4において、親パスワードが一致する場合、子ユーザは、入力部を操作し、親パスワード一致表示画面上において「OK」のアイコンを選択し、親パスワードロック解除実行の操作を行う。一方、親パスワードが一致しない場合、子ユーザは、入力部を操作し、親パスワード不一致表示画面上において「Yes」のアイコンを選択し、親パスワードロック解除再依頼の操作を行う。なお、子ユーザは、入力部を操作し、親パスワード不一致表示画面上において「No」のアイコンを選択すると、子ユーザの携帯電話機1−1に対して、親パスワードロック解除再依頼のキャンセルの操作を指示することができる。
ステップS28において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、親パスワード一致表示画面または親パスワード不一致表示画面上での入力を受け付ける。ステップS29において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、親パスワード一致表示画面上で「OK」の入力を受け付け、親パスワードによるロック解除を実行する。このとき、子ユーザの携帯電話機1−1のメインディスプレイ22に表示される表示画面は、図4(D)から図4(F)に遷移する。図4(F)は、子ユーザの携帯電話機1−1のメインディスプレイ22に表示される親パスワードロック解除画面の表示例を示している。これにより、親パスワードによるロックを解除することができ、例えば子ユーザが友達のメールアドレスを新たに加えたいと所望するときに、子ユーザは、電話帳機能(アドレス帳機能)を使用して新たにメールアドレスを追加することができる。
一方、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、親パスワード不一致表示画面上で「Yes」または「No」の入力を受け付け、親パスワードロック解除再依頼またはそのキャンセルを行う。親パスワードロック解除再依頼を行う場合、処理はステップS24に戻る。
本発明の実施形態においては、第1の認証情報(親パスワード)を用いて子ユーザの携帯電話機1−1に設けられる機能をロックし、子ユーザの携帯電話機1−1に設けられる機能がロックされた状態で、子ユーザの携帯電話機1−1に設けられる機能のロック解除の依頼を指示するロック解除依頼指示情報を少なくとも含むメールを他の機器に送信し、第2の認証情報を少なくとも含むメールを他の機器(例えば親ユーザの携帯電話機1−2)から受信し、受信されたメールに含まれる第2の認証情報を抽出し、抽出された第2の認証情報が非表示の状態で第2の認証情報が第1の認証情報と一致するか否かを判定し、第2の認証情報が第1の認証情報と一致すると判定された場合、子ユーザの携帯電話機1−1に設けられる機能のロックを解除することができる。これにより、親パスワードを用いて携帯電話機にて防犯機能の設定の変更を制限する場合に、親パスワードを管理する管理者(例えば親など)が子供の携帯電話機の近くに存在しなくても、このパスワードによるロックを好適に解除することができ、かつ、管理者が意図する目的以外のデータまで子ユーザによって変更されることを防止することができる。また、子ユーザには親パスワードが知れることがないために、親パスワードの再設定が不要となる。
なお、他の機器には、親ユーザの携帯電話機1−2以外にも、パーソナルコンピュータや他の携帯端末が含まれる。また、図3の場合、例えば子ユーザが友達のメールアドレスを新たに加えたいと所望するときに、電話帳機能(アドレス帳機能)を使用して新たにメールアドレスを追加する状況を想定しているが、このような場合に限られない。すなわち、親パスワードを用いて携帯電話機にて防犯機能の設定の変更を制限する場合に、子ユーザが電話帳機能以外に他の機能の使用を所望するときにも本発明を適用することができる。また、子ユーザと親ユーザとの間でのやり取りだけでなく、例えば会社から支給される携帯電話機1を使用する従業員が携帯電話機1を使用する場合に、予め使用時間制限やネットワーク制限などが付されているときにその制限を解除する場合にも本発明を適用することができる。
次に、図8および図9は、親パスワードの管理者である親ユーザが遠隔地に居る状況で親パスワードによるロックを解除する場合での、子ユーザの携帯電話機1−1と親ユーザの携帯電話機1−2との間における他のシーケンスを表している。なお、図8および図9のシーケンス図の場合、例えば子ユーザが友達のメールアドレスを新たに加えたいと所望するときに、電話帳機能(アドレス帳機能)を使用して新たにメールアドレスを追加する状況を想定する。そして、図3の場合と異なり、電話帳機能を示すアイコンが選択されるときと、例えば子ユーザの携帯電話機1−1にて外部からのデータを赤外線通信部48またはブルートゥース通信部49を介して受信するときを想定する。また、子ユーザの携帯電話機1−1では、親パスワードによるロックがかけられているものとする。
なお、図3の処理に対応する部分の説明は繰り返しになるので適宜省略する。また、図8および図9のシーケンスにおいて子ユーザの携帯電話機1−1と親ユーザの携帯電話機1−2のメインディスプレイ22で表示される表示画面の遷移は、図11と図13に示される。なお、図4と図6の表示画面の遷移と重複する部分については適宜省略する。
ステップS101において、子ユーザは、入力部を操作し、メインディスプレイ22に表示されるメニュー画面上で電話帳機能を示すアイコンを選択するとともに、メニュー画面の1つ下の階層の画面上で電話帳機能のうちの新規登録機能を示すアイコンを選択する。あるいは、子ユーザは、友人が所有する携帯電話機1から送信されてくるデータを赤外線通信部48またはブルートゥース通信部49を介して受信するために、赤外線またはブルートゥースを介した受信操作をメニュー画面から行う。
ステップS121において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、親パスワードロックが解除されている場合には所定の操作に応じて新規登録機能を起動するが、子ユーザの携帯電話機1−1には親パスワードロックがかけられていることから、使用制限が課されている新規登録機能を直ちに起動しない。そして、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、記憶部42に記憶されている親パスワードロック解除承認履歴データベースを読み出し、読み出された親パスワードロック解除承認履歴データベースを参照して、使用制限下で起動が指示された機能が規定回数(例えば3回)以上親ユーザからの承認がある機能であるか否かを判定する。図10は、記憶部42に記憶されている親パスワードロック解除承認履歴データベースの構成例を示している。図10の場合、使用制限下で起動が指示された機能として例えば「電話帳機能のうちの新規登録機能」、「α機能」、「β機能」、および「γ機能」などが記述されており、それぞれの親ユーザによる承認回数として「3回」、「2回」、「0回」、および「1回」が対応付けられて登録されている。「電話帳機能のうちの新規登録機能」に対応付けられた親ユーザによる承認回数は「3回」であり、これは、電話帳機能のうちの新規登録機能に関してこれまでに親ユーザによる承認が「3回」行われたことを示している。
そして、電話帳機能のうちの新規登録機能に関して使用制限下で起動指示がなされ、新たに親パスワードロック解除依頼が行われる場合、電話帳機能のうちの新規登録機能に関してこれまでに親ユーザによる承認が「3回」行われていることから、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、使用制限下で起動が指示された機能が規定回数以上親ユーザからの承認がある機能であると判定する。一方、子ユーザの携帯電話機1−1のα機能に関して使用制限下で起動指示がなされ、新たに親パスワードロック解除依頼が行われる場合、α機能に関してこれまでに親ユーザによる承認が「2回」しか行われていないことから、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、使用制限下で起動が指示された機能が規定回数以上親ユーザからの承認がある機能ではないと判定する。
ステップS121において子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41が、使用制限下で起動が指示された機能が規定回数以上親ユーザからの承認がある機能ではないと判定した場合、処理はステップS122に進み、図11(A)に示される親パスワードロック解除依頼確認画面がメインディスプレイ22に表示されるとともに、ステップS122以降の処理が実行される。なお、図11(H)は、子ユーザの携帯電話機1−1のメインディスプレイ22に表示される親パスワードロック解除依頼確認画面の他の表示例を示している。図11(H)の場合、親パスワードロック解除依頼確認画面上で、使用制限が課せられている機能の一時的な解除だけでなく、永久的な使用制限の解除を選択することもできる。永久的な使用制限の解除の場合、その旨が親パスワードロック解除依頼指示情報に含められるとともに、親ユーザにその旨が通知される。また、図11(I)に示されるように、個別の機能の使用制限の解除だけでなく、制限されるすべての機能の一括的な解除を選択することができるようにしてもよい。
その後、ステップS124において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、親パスワードロック解除依頼確認画面上で「Yes」のアイコンの指示入力を受け付けると、親パスワードロック解除依頼画面をメインディスプレイ22に表示させる。図11(B)は、子ユーザの携帯電話機1−1のメインディスプレイ22に表示される親パスワードロック解除依頼画面の表示例を示している。図11(B)の場合、「親パスワードロックの解除を依頼します。」とのメッセージが表示されるとともに、親パスワードロックが解除される機能は電話帳機能のうちの新規登録機能である旨が表示される。また、親パスワードロック解除依頼画面の下段には、子ユーザが親ユーザに対して親パスワードロック解除依頼に際して伝えたいコメントを入力するためのコメント入力欄が設けられている。ステップS103において、子ユーザは、親パスワードロック解除依頼画面の下段のコメント入力欄に、親ユーザに対して親パスワードロック解除依頼に際して伝えたいコメントを入力する。例えば図11(B)の場合、「Aちゃんの新しいメールアドレスを入力したい。」というコメントが入力される。
ステップS125において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、親パスワードロック解除依頼画面上での入力を受け付ける。そして、ステップS126において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、受け付けられた親パスワードロック解除依頼画面上での入力、および親パスワードロック解除依頼に関する情報(親パスワードロック解除依頼情報)に基づいてメールを作成する。図12は、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41により作成されるメールのデータ構造例を示している。メールのテキストデータには、親パスワードロック解除依頼情報、入力が受け付けられたコメントに関するテキストデータ、およびその他の情報が含まれている。親パスワードロック解除依頼情報は、親パスワードロックの解除依頼を指示する親パスワードロック解除依頼指示情報と、親パスワードロックの解除依頼を行う対象となる機能に関する親パスワードロック解除依頼機能情報からなる。その後、処理はステップS127に進み、ステップS127以降の処理が実行される。
一方、ステップS121において子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41が、使用制限下で起動が指示された機能が規定回数以上親ユーザからの承認がある機能であると判定した場合、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、使用制限下で起動が指示された機能に関しすでに規定回数以上の親ユーザからの承認があることから更なる親ユーザからの承認は必要ないと判断し、子ユーザの携帯電話機1−1と親ユーザの携帯電話機1−2との間での承認シーケンスを行わず、ステップS122乃至S130の処理をスキップする。そして、ステップS131において使用制限されている機能のロックが解除される。なお、ステップS132で親パスワードロック解除承認履歴データベースを更新するようにしてもよいし、すでに所定の規定回数以上であることから更新しなくてもよい。この場合であっても、後述するように親パスワードロック解除後の子ユーザの操作履歴情報を含むメールが親ユーザの携帯電話機1−2に送信される。
次に、ステップS132において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、記憶部42に記憶されている親パスワードロック解除承認履歴データベースを更新する。例えば子ユーザの携帯電話機1−1のα機能に関して使用制限下で起動指示がなされ、新たに親パスワードロック解除依頼が行われる場合、親ユーザからの新たな承認があると、α機能に関する親ユーザによる承認が「2回」から「3回」に更新される。ステップS133において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、アンテナ31、アンテナ共用器32、および受信回路33などを介して子ユーザの携帯電話機1−1が圏外であるか否かを監視し、子ユーザの携帯電話機1−1が圏外にいる時間が所定の時間(例えば5分間など)以上となったか否かを判定する。ステップS133において子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41が、子ユーザの携帯電話機1−1が圏外にいる時間が所定の時間(例えば5分間など)以上となったと判定した場合、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41はステップS134で、記憶部42に記憶されている親パスワード情報を用いて、一旦使用制限を解除した機能のロックを実行する。これにより、圏外などのように、親ユーザが子ユーザを監視することが物理的に不可能な状況において、例えば子ユーザが親ユーザに黙って予め防犯機能のために設定されている種々の設定が改変されることを防止することができる。
ステップS136において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、子ユーザによる所定の機能での操作内容に応じて、親パスワードロック解除後の子ユーザの操作履歴情報を含むメールを作成する。ステップS137において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、作成されたメールを、アンテナ31、アンテナ共用器32、送信回路35、CDMA信号処理部36、および圧縮伸張処理部37を介して親ユーザの携帯電話機1−2に送信する。
親ユーザの携帯電話機1−2は子ユーザの携帯電話機1−1から送信されたメールを受信する。そして、ステップS157において、親ユーザの携帯電話機1−2の制御部41は、受信されたメールに含まれる親パスワードロック後の子ユーザの操作履歴情報に基づいて、親パスワードロック解除後操作履歴確認画面をメインディスプレイ22に表示させ、親パスワードロック解除後の子ユーザによる操作履歴(操作内容)を親ユーザ(親パスワードを管理する管理者)に通知する。図13(D)は、親ユーザの携帯電話機1−2のメインディスプレイ22に表示される親パスワードロック解除後操作履歴確認画面の表示例を示している。図13(D)の場合、「子ユーザの操作履歴:友人Aのメールアドレスの追加 取消要求をしますか?」とのメッセージが表示される。これにより、親ユーザは、子ユーザに対して親パスワードによるロックの解除を行った後にどのような操作が行われたかを知ることができる。また、親パスワードロック解除後の子ユーザの操作履歴を取り消すか否かに関する「Yes」と「No」のアイコンが表示される。そして、親ユーザは、入力部を操作することで、図13(D)に示される親パスワードロック解除後操作履歴確認画面上で親パスワードロック解除後の子ユーザの操作履歴を取り消すか否かを親ユーザの携帯電話機1−2に指示することができる。
ステップS174において、親ユーザは、親ユーザの携帯電話機1−2のメインディスプレイ22に表示される親パスワードロック解除後操作履歴確認画面を見ることで、子ユーザに対して親パスワードによるロックの解除を行った後にどのような操作が行われたかを知ることができる。ステップS175において、親ユーザが、親パスワードロック解除後操作履歴確認画面上の子ユーザの操作履歴が許可した範囲外の操作であった場合、入力部を操作して親パスワードロック解除後操作履歴確認画面上で「Yes」のアイコンを選択し、親パスワードロック解除後の子ユーザの操作内容(操作履歴)の取消操作を行う。
ステップS158において、親ユーザの携帯電話機1−2の制御部41は、親パスワードロック解除後操作履歴確認画面上での入力を受け付ける。ステップS159において、親ユーザの携帯電話機1−2の制御部41は、親パスワードロック解除後操作履歴確認画面上で「Yes」の入力を受け付けると、親パスワードロック解除後操作内容取消要求情報(ロールバック要求情報)を生成し、この親パスワードロック解除後操作内容取消要求情報を含むメールを作成する。なお、この親パスワードロック解除後操作内容取消要求情報には、親パスワードロック解除後の子ユーザの操作内容(操作履歴)の取消を要求する情報が含まれている。ステップS160において、親ユーザの携帯電話機1−2の制御部41は、作成されたメールを、アンテナ31、アンテナ共用器32、送信回路35、CDMA信号処理部36、および圧縮伸張処理部37を介して子ユーザの携帯電話機1−2に送信する。
子ユーザの携帯電話機1−1は、親ユーザの携帯電話機1−2から送信されたメールを受信する。ステップS138において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、受信されたメールに含まれる親パスワードロック解除後操作内容取消要求情報に基づいて、すでに実行されている親パスワードロック解除後の操作内容を取り消し、前の状態に戻す(ロールバックする)。これにより、子ユーザの操作履歴が許可した範囲外の操作であった場合に、すでに実行された操作内容を親パスワードロックの解除が行われる前の状態に戻すことができる。ステップS139において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、親パスワードロック解除後操作内容取消表示画面をメインディスプレイ22に表示させる。図11(G)は、子ユーザの携帯電話機1−1のメインディスプレイ22に表示される親パスワードロック解除後操作内容取消表示画面の表示例を示している。図11(G)の場合、「親パスワードの管理者の取消要求により、操作内容が取り消されました。」とのメッセージが表示される。これにより、子ユーザは、親ユーザからの取消要求により操作内容が親パスワードロック解除前の状態に戻ったことを知ることができる。ステップS106において、子ユーザは、子ユーザの携帯電話機1−1のメインディスプレイ22に表示される親パスワードロック解除後操作内容取消表示画面を見ることで、親ユーザからの取消要求により操作内容が親パスワードロック解除前の状態に戻ったことを知ることができる。
なお、一定時間親ユーザから親パスワードロック解除依頼に対する応答がない場合、親パスワードの2次的な管理者に対して親パスワードロック解除依頼を転送するようにしてもよい。例えば前述の親ユーザが父親である場合、2次的な管理者として母親が想定される。例えば図14に示されるように、ステップS228において、子ユーザの携帯電話機1−1の制御部41は、ステップS227のメール送信処理後であって所定の時間(例えば10分間)が経過するまでの間に親ユーザの携帯電話機1−2から何らかの応答がない場合、作成されたメールを2次管理者の携帯電話機1−3に転送する。2次管理者の携帯電話機1−3は、子ユーザの携帯電話機1−1から送信されたメールを受信すると、ステップS281で親ユーザの携帯電話機1−2の場合と同様に承認処理を実行する。これにより、たとえ第1次的な管理者である親ユーザが解除依頼に対して応答することができない場合であっても、解除依頼を2次管理者に転送することができ、親パスワードロックの解除をスムーズに行うことができる。
また、一旦行った親パスワードロック解除依頼を、事後的にその必要性がなくなったときにキャンセルするようにしてもよい。例えば図15に示されるように、子ユーザが図11(C)の親パスワードロック解除依頼中画面上でキャンセル操作を行うと、ステップS328において、子ユーザの携帯電話機1−1は、親ユーザの携帯電話機1−2に対してキャンセル情報を含むメールを送信する。親ユーザの携帯電話機1−2は、子ユーザの携帯電話機1−1から送信されたメールを承認処理中に受信すると、親パスワードロック解除依頼のキャンセル処理を実行する。
なお、本発明は、携帯電話機1以外にも、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、携帯型音楽再生機、携帯型動画再生機、その他の携帯端末にも適用することができる。
また、本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。
さらに、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
(A)および(B)は、本発明に係る携帯端末に適用可能な携帯電話機の外観の構成を示す図。 本発明に係る携帯端末に適用可能な携帯電話機の内部の構成を示すブロック図。 親パスワードの管理者である親ユーザが遠隔地に居る状況で親パスワードによるロックを解除する場合での、子ユーザの携帯電話機と親ユーザの携帯電話機との間におけるシーケンス図。 (A)乃至(F)は、子ユーザの携帯電話機のメインディスプレイに表示される表示画面の遷移図。 子ユーザの携帯電話機の制御部により作成されるメールのデータ構造例を示す図。 (A)乃至(C)は、親ユーザの携帯電話機のメインディスプレイに表示される表示画面の遷移図。 親ユーザの携帯電話機の制御部により作成されるメールのデータ構造例を示す図。 親パスワードの管理者である親ユーザが遠隔地に居る状況で親パスワードによるロックを解除する場合での、子ユーザの携帯電話機と親ユーザの携帯電話機との間における他のシーケンス図。 親パスワードの管理者である親ユーザが遠隔地に居る状況で親パスワードによるロックを解除する場合での、子ユーザの携帯電話機と親ユーザの携帯電話機との間における他のシーケンス図。 子ユーザの携帯電話機の記憶部に記憶されている親パスワードロック解除承認履歴データベースの構成例を示す図。 (A)乃至(I)は、子ユーザの携帯電話機のメインディスプレイに表示される表示画面の遷移図。 子ユーザの携帯電話機の制御部により作成されるメールのデータ構造例を示す図。 (A)乃至(D)は、親ユーザの携帯電話機のメインディスプレイに表示される表示画面の遷移図。 親パスワードの管理者である親ユーザが遠隔地に居る状況で親パスワードによるロックを解除する場合での、子ユーザの携帯電話機と親ユーザの携帯電話機との間における他のシーケンス図。 親パスワードの管理者である親ユーザが遠隔地に居る状況で親パスワードによるロックを解除する場合での、子ユーザの携帯電話機と親ユーザの携帯電話機との間における他のシーケンス図。
符号の説明
1…携帯電話機、11…ヒンジ部、12…第1の筐体、13…第2の筐体、14…スピーカ、15…サイドキー、16…防犯ブザースイッチ、16a…防犯ブザースイッチ16の端部、17…プルトップ式タブ、18…GPS用アンテナ、19…レシーバ、20…マイクロフォン、21…操作キー、22…メインディスプレイ、23…サブディスプレイ、24…CCDカメラ、25…センサ群、31…アンテナ、32…アンテナ共用器(DUP)、33…受信回路(RX)、34…周波数シンセサイザ(SYN)、35…送信回路(TX)、36…CDMA信号処理部、37…圧縮伸張処理部、38…PCMコーデック、39…受話増幅器、40…送話増幅器、41…制御部、42…記憶部、43…バッテリ、44…電源回路、45…外部メモリインタフェース、46…メモリカード、47…時計回路、48…赤外線通信部、49…ブルートゥース通信部。

Claims (10)

  1. 第1の認証情報を用いて、携帯端末に設けられる機能をロックするロック手段と、
    前記ロック手段により前記携帯端末に設けられる機能がロックされた状態で、前記携帯端末に設けられる機能のロック解除の依頼を指示するロック解除依頼指示情報を少なくとも含むメールを第1の機器に送信するメール送信手段と、
    第2の認証情報を少なくとも含むメールを前記第1の機器から受信するメール受信手段と、
    前記メール受信手段により受信された前記メールに含まれる前記第2の認証情報を抽出し、抽出された前記第2の認証情報が非表示の状態で前記第2の認証情報が前記第1の認証情報と一致するか否かを判定する認証情報判定手段と、
    前記認証情報判定手段により前記第2の認証情報が前記第1の認証情報と一致すると判定された場合、前記携帯端末に設けられる機能のロックを解除するロック解除手段とを備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記認証情報判定手段により前記第2の認証情報が前記第1の認証情報と一致しないと判定された場合、前記ロック解除手段は、前記携帯端末に設けられる機能のロックを解除しないことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 少なくとも1つ以上の筐体と、
    前記筐体に設けられる防犯用スイッチと、
    前記防犯用スイッチの操作に応じて報知音を出力する出力手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  4. 前記メール送信手段は、前記携帯端末に設けられる機能がロックされた状態で所定の操作に応じてロックされた機能の起動が指示されたとき、または外部からのデータ受信動作に伴ってロックされた機能が起動するとき、前記ロック解除依頼指示情報を少なくとも含むメールを前記第1の機器に送信することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  5. 前記第1の機器からのメールに応じて前記ロック解除手段によりロックが解除された解除回数を、前記携帯端末に設けられた機能ごとに対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶されている前記解除回数が予め設定された所定の回数以上であるか否かを判定する解除回数判定手段と、
    前記解除回数判定手段により前記解除回数が予め設定された所定の回数以上であると判定された場合、前記メール送受信手段は前記ロック解除依頼指示情報を少なくとも含むメールを前記第1の機器に送信せず、前記ロック解除手段は、前記携帯端末に設けられる機能のロックを解除することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  6. 前記解除回数判定手段により前記解除回数が予め設定された所定の回数未満であると判定された場合、前記メール送受信手段は前記ロック解除依頼指示情報を少なくとも含むメールを前記第1の機器に送信し、前記記憶手段は、前記ロック解除手段により前記携帯端末に設けられる機能のロックが解除されたとき、前記解除回数を更新することを特徴とする請求項5に記載の携帯端末。
  7. 前記メール送信手段により前記ロック解除依頼指示情報を少なくとも含むメールを前記第1の機器に送信してから所定の時間が経過するまでの間に、前記メール受信手段により前記第1の機器から前記第2の認証情報を少なくとも含むメールが受信されない場合、前記メール送信手段は、前記ロック解除依頼指示情報を少なくとも含むメールを第2の機器に送信することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  8. 前記メール送信手段は、前記ロック解除手段により前記携帯端末に設けられる機能のロックが解除された後に実行された操作履歴に関する情報を含むメールを前記第1の機器に送信することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  9. 前記メール受信手段は、前記ロック解除手段により前記携帯端末に設けられる機能のロックが解除された後に実行された操作履歴の取消要求に関する取消要求情報を含むメールを、前記第1の機器から受信し、
    前記ロック手段は、受信されたメールに含まれる前記取消要求情報に従い、前記第1の認証情報を用いて、前記ロック解除手段によりロックが解除された前記携帯端末に設けられる機能をロックすることを特徴とする請求項8に記載の携帯端末。
  10. 前記ロック手段は、前記ロック解除手段により前記携帯端末に設けられる機能のロックが解除された後に前記携帯端末の状態が予め設定された所定の時間以上圏外であった場合、前記ロック解除手段によりロックが解除された前記携帯端末に設けられる機能をロックすることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
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