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JP2009269076A - プレス成形用金型及びその成形方法 - Google Patents

プレス成形用金型及びその成形方法 Download PDF

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JP2009269076A
JP2009269076A JP2008123514A JP2008123514A JP2009269076A JP 2009269076 A JP2009269076 A JP 2009269076A JP 2008123514 A JP2008123514 A JP 2008123514A JP 2008123514 A JP2008123514 A JP 2008123514A JP 2009269076 A JP2009269076 A JP 2009269076A
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Kaoru Hirotani
薫 廣谷
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】プレス工程を短縮化して所望のプレス成形品を迅速且つ確実に得ると共に成形品の品質を高める。
【解決手段】上型80の装着部90には、可動ダイ機構84を構成する第1及び第2可動ダイ104、106が変位自在に設けられ、複数のガススプリング94によってそれぞれ独立して変位させると共に、その変位量も第2可動ダイ106が前記第1可動ダイ104に対して大きくなるように設定される。そして、上型80と共に変位した可動ダイ機構84において、第1可動ダイ104が先行して鋼板に対するプレス成形を行い、その後、隣接する部位のプレス成形を第2可動ダイ106が行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車等のボディパネルを板材からプレス成形するプレス成形用金型及びその成形方法に関する。
従来から、鋼板をプレス成形して車両用のボディパネル等を製造する場合には、該鋼板の周縁部を予めブランクホルダで押さえた後、プレス成形用金型を進退させてプレス成形を行っている。一般的に、このようなプレス成形用金型を有するプレス装置で、薄鋼板のプレス成形を行う際、成形不良である割れやしわが生じることがある。
そこで、薄鋼板のプレス成形を行う際に懸念される割れやしわの発生を回避可能なプレス装置が知られている。
このようなプレス装置1は、図12に示されるように、パンチ2と、該パンチ2に対峙するダイ3と、前記パンチ2の周りに配置されるブランクホルダ4と、前記ダイ3とブランクホルダ4との間に設けられる可変ブロック5とから構成される(例えば、特許文献1参照)。そして、パンチ2及びブランクホルダ4とダイ3との間に被成形材6が配置され、前記被成形材6の周縁部6aが前記ブランクホルダ4によって保持された状態で、パンチ2をダイ3側に向かって変位させることにより前記被成形材6の中央部を前記パンチ2によって成形している。
特開2005−95909号公報
ところで、特許文献1に係る従来技術においては、被成形材6の周縁部6aにおける割れやしわの発生を防止できるが、例えば、自動車用のボディパネルにおけるルーフを保持するフロントピラー部のように、前記被成形材6の成形部位を比較的小さな曲げRで略直角形状に成形する場合には、複数回のプレス(リストライク)を行って成形部位の曲げ部を大きな曲げRから段階的に小さな曲げRへと成形していくこととなる。そのため、被成形材6を成形する際のプレス工程の時間が長くなるという問題がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、プレス工程を短縮化して所望のプレス成形品を迅速且つ確実に得ると共に、成形品の品質を高めることが可能なプレス成形用金型及びその成形方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、板材に対して加圧力を付与することにより、成形品を成形するプレス成形装置に用いられるプレス成形用金型において、
前記プレス成形装置における駆動部の駆動作用下に軸線方向に沿って変位する上型と、
前記上型に対峙する位置に配設される下型と、
前記上型又は下型のいずれか一方に設けられ、互いに相対変位可能な第1及び第2ダイを有する可動ダイ機構と、
前記上型及び下型によって前記成形品が成形される際、前記板材に対して付与される張力を調整可能な張力調整手段と、
を備え、
前記第1ダイと第2ダイとが隣接して配置され、それぞれ別個に独立して変位し、且つ、その変位量が異なるように設定されると共に、前記成形品は、自動車を構成するパネルであり、前記第1ダイによって成形される第1成形部と、前記第1成形部に隣接し、前記第2ダイによって成形されると共に該第1成形部に対して所定深さで窪んだ第2成形部とを有し、前記第2成形部が該自動車において外部から視認されない部位に用いられることを特徴とする。
本発明によれば、可動ダイ機構を相対変位可能な第1及び第2ダイから構成し、それぞれ別個に独立した構成とし、第1ダイによって板材にプレス成形を行い自動車を構成するパネルである成形品に第1成形部を形成すると共に、第2ダイによって板材にプレス成形を行って該自動車において外部から視認されない部位に用いられる第2成形部を形成している。また、プレス成形を行う際の第1ダイの変位量と第2ダイの変位量とをそれぞれ異なるように設定し、成形品における第1成形部と第2成形部とを段付状に成形可能としている。さらに、可動ダイ機構、上型及び下型によって板材が成形される際、該板材に対して付与される張力を張力調整手段によって調整可能としている。
従って、板材から自動車を構成するパネルである成形品を成形する際に、第1及び第2ダイをそれぞれ別個に変位させて成形を行うことにより、該第2ダイによる成形が行われる時点で、前記第1成形部を第1ダイによって予め確実且つ好適に保持しておくことが可能となる。これにより、単一の可動ダイによってプレス成形を行う際に生じる板材の浮き上がりを防止し、成形品の第1成形部に生じるたわみ、しわ等を回避することができる。その結果、自動車を構成するパネルにおいて外部から視認可能な第1成形部にたわみ、しわ等を発生させることなく、前記第2成形部にたわみ、しわ等が生じた場合でも外部から視認されることがないため、前記パネルが用いられた自動車の品質を低下させることがなく好適である。
また、第1及び第2ダイを、上型及び下型に対して先行して動作させ、プレス成形を行うことにより、第1成形部と第2成形部との境界部位を小さな曲げRで略直角形状に成形することができる。これにより、従来のプレス装置において、複数回のプレス工程を経て被成形材に対して段階的に略直角形状のプレス成形を行う場合と比較し、単一のプレス工程で所望のプレス成形品を得ることができる。その結果、プレス工程の短縮化を図ることができ、迅速且つ確実に自動車を構成するパネルである成形品が得られる。
さらに、張力調整手段を、上型に設けられる凸部と、下型に設けられ、前記凸部と対峙する凹部とから構成するとよい。これにより、成形時において板材に付与される張力の調整を簡便な構成で行うことが可能となる。
さらにまた、第1成形部を、自動車においてルーフ部とドアフレームとを接続するフロントピラーとし、第2成形部を、フロントフェンダーによって覆われる部位とすることにより、前記第2成形部にたわみ、しわ等が生じた場合でも前記フロントフェンダーによって好適に覆われて外部から視認されることがないため、前記パネルが用いられた自動車の品質を低下させることがなく好適である。
また、本発明は、プレス成形装置のプレス成形用金型を用いて板材に対して加圧力を付与し、自動車を構成するパネルとなるプレス成形品を成形する成形方法において、
前記プレス成形装置における駆動部の駆動作用下に軸線方向に沿って上型を変位させる工程と、
前記上型と共に変位する可動ダイ機構において、第1ダイを該上型に対して相対変位させ、前記板材をプレス成形して第1成形部を形成する工程と、
前記可動ダイを構成する第2ダイが、前記第1ダイとは別個に変位し、前記板材における他の部位をプレス成形し、前記第1成形部と隣接し、且つ、該第1成形部に対して所定深さで窪んで該自動車において外部から視認されない部位となる第2成形部を形成する工程と、
前記上型が前記下型側へと変位し、該下型との間で前記板材における他の部位を成形する工程と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、可動ダイ機構を第1及び第2ダイから構成し、その第1ダイによって板材のプレス成形を先行して行って第1成形部を形成した後、該第1成形部を前記第1ダイで保持した状態で第2ダイによって第2成形部の成形を行う。そして、第1及び第2成形部が形成された後に、上型及び下型を介して前記板材における他の部位に成形を行っている。
従って、板材から成形品を成形する際、第2ダイによる成形が行われる時点で、第1ダイによって第1成形部が予め確実且つ好適に保持されているため、単一の可動ダイによってプレス成形を行う際に生じる板材の浮き上がりを防止し、成形品に生じるたわみ、しわ等を回避することができると共に、可動ダイ機構を上型及び下型に対して先行して動作させてプレス成形を行うことにより、第1及び第2成形部の成形時には、板材に長手方向に沿った張力が付与されていないため、その変形部位に応力集中が生じることを回避し、従来のプレス成形装置で懸念されていた亀裂の発生を阻止できる。この結果、プレス成形された成形品に対して亀裂、しわ等が生じることがなく、該成形品の品質を向上させることができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、板材から自動車を構成するパネルである成形品を成形する際に、可動ダイ機構を構成する第1及び第2ダイをそれぞれ別個に変位させて成形を行うことにより、該第2ダイによる成形が行われる時点で、前記第1成形部を第1ダイによって予め確実且つ好適に保持しておくことが可能となるため、単一の可動ダイによってプレス成形を行う際に生じる板材の浮き上がりを防止し、前記成形品に生じるたわみ、しわ等を回避することができると共に、その変形部位に応力集中が生じることを防止することができる。そのため、従来のプレス成形装置で懸念されていた成形品における亀裂の発生を阻止することができる。その結果、プレス成形された成形品に対して亀裂、しわ等が生じることがなく、該成形品の品質を向上させることができる。
また、第1及び第2ダイを上型及び下型に対して先行して動作させてプレス成形を行うことにより、第1成形部と第2成形部との境界部位を単一のプレス工程において、小さな曲げRで略直角形状に成形することができる。これにより、従来のプレス装置において、被成形材に対して段階的にプレス成形を行う場合と比較し、プレス工程の短縮化を図ることができ、迅速且つ確実に自動車を構成するパネルである成形品が得られる。
本発明に係るプレス成形用金型について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号50は、本発明の実施の形態に係るプレス成形用金型が用いられたプレス成形装置を示す。ここでは、図2及び図3に示されるように、自動車の側部を構成するサイドアウターパネル(成形品)52をブランク材となる鋼板(板材)からプレス成形する場合について説明する。
先ず、上述したプレス成形装置50でプレス成形がなされたサイドアウターパネル52について図2及び図3を参照しながら簡単に説明する。
このサイドアウターパネル52は、自動車における両側面にそれぞれ用いられ、ルーフの側部を保持し、略水平方向に延在するルーフレール部56と、該ルーフレール部56に対して下方に延在する第1及び第2ピラー部58、60と、前記自動車において後方となるリアフェンダー62を有したリアクォーター部64と、前記ルーフレール部56の下方に略平行に設けられ、前記第1及び第2ピラー部58、60に接続された第1及び第2ドアフレーム部66、68によって接続されるアンダーフレーム部70とを含む。
この第1ピラー部58及び第1ドアフレーム部66が自動車の前方側に配置され、リアクォーター部64が前記自動車の後方側となるように配置されると共に、第2ピラー部60及び第2ドアフレーム部68が、前記第1ピラー部58及び第1ドアフレーム部66とリアクォーター部64との間に所定間隔離間して配置されている。
また、第1ピラー部58、第1ドアフレーム部66、第2ピラー部60、第2ドアフレーム部68及びアンダーフレーム部70によって囲まれた第1開口部72には、図示しないフロントドアが装着されると共に、前記第2ピラー部60、リアクォーター部64及びアンダーフレーム部70によって囲まれた第2開口部74には、図示しないリアドアが装着される。なお、第1ドアフレーム部66は、隣接する第1ピラー部58に対して窪んだ段付状に形成され(図8参照)、フロントフェンダー(フェンダーパネル)76(図9参照)が装着される。これにより、第1ドアフレーム部66がフロントフェンダー76によって覆われると共に、該フロントフェンダー76が第1ピラー部58と略面一となる。
このようなサイドアウターパネル52をプレス成形するプレス成形装置50は、図1〜図6に示されるように、鋼板54に対してプレス成形を行う金型部78を備え、図示しない駆動部の駆動作用下に前記金型部78が軸線方向(矢印A1、A2方向)に沿って変位する。
金型部78は、上型80と、該上型80に対峙する下型111と、前記上型80に設けられ、該上型80に対して相対変位可能な可動ダイ機構84と、該可動ダイ機構84の軸線方向に沿った変位量を制御する制御機構(制御部)86と、前記上型80及び下型111によってプレス成形を行う際に前記鋼板54を保持可能なホルダ部88とを含む。
上型80は、プレス成形装置50における上部に設けられ、下型111及び該下型111の上部に載置された鋼板54に臨む。そして、上型80は、図示しない駆動部の駆動作用下に下型111側(矢印A1方向)に向かってストローク変位するように設けられている。この上型80の中央部には、可動ダイ機構84が設けられる装着部90が形成されると共に、前記装着部90の外周側には、前記鋼板54に当接してプレス成形を行う外縁部92が形成される(図1参照)。
装着部90には、第1及び第2可動ダイ104、106を含む可動ダイ機構84が挿入され、軸線方向に変位自在に設けられる。装着部90の底面には、可動ダイ機構84との間に制御機構86が設けられ、該制御機構86によって前記可動ダイ機構84を軸線方向(矢印A1、A2方向)に沿って変位させることが可能となり、且つ、その変位量が自在に制御される。
外縁部92には、鋼板54に臨む成形面80aに凸状の第1凸部(凸部)93が形成される。第1凸部93は、例えば、断面略半円状に形成され、成形面80aから所定高さで突出して形成されると共に、装着部90を取り囲むように環状に形成される。また、第1凸部93の外側には、該第1凸部93に対して所定間隔離間して第2凸部(凸部)95が設けられる。この第2凸部95は、第1凸部93と同様に、断面略半円状に形成され、成形面80aから所定高さで突出して形成される。第2凸部95の高さは、第1凸部93の高さに対して低く設定される。なお、第1凸部93及び第2凸部95は、上述したような数量、配置及び高さで形成される場合に限定されるものではない。
制御機構86は、例えば、ガスが充填された複数のガススプリング94からなる。詳細には、ガススプリング94は、ガスの充填されたガス室にピストンが内装され、該ピストンがガス室側(矢印A2方向)に向かって押圧されることによって前記ガスが圧縮されると共に、圧縮された前記ガスの反発によって前記ピストンが軸線方向(矢印A1方向)に押圧されて押圧力が得られる。これにより、可動ダイ機構84が上型80に対して軸線方向に沿って押圧されて変位することとなる。すなわち、ガススプリング94は、可動ダイ機構84を上型80から離間させる方向(矢印A1方向)に所定距離だけ押圧可能に設けられる。
また、複数のガススプリング94は、互いに所定間隔離間され、可動ダイ機構84を構成する第1及び第2可動ダイ104、106を軸線方向に沿って均等に押圧して一定距離で変位させることができる。
下型111は、プレス成形装置50における下部に設けられ、上型80に対して略平行に配置されると共に、該上型80に対して大きく形成される。この下型111の上面には、鋼板54に当接してプレス成形によってサイドアウターパネル52を成形する成形部が形成される。また、下型111の外縁部には、上型80との間に鋼板54を保持可能なホルダ部88が設けられる。
ホルダ部88は、上型80に対向するように設けられ、該上型80側(矢印A2方向)に向かって変位自在に設けられたブランクホルダ96からなる。このブランクホルダ96は、例えば、シリンダ等の付勢手段によって上方へと変位自在に設けられ、その上面となる成形面96aには、該成形面96aに沿って延在し、且つ、上型80の第1凸部93に対応した位置に形成された環状の第1凹部(凹部)98が形成される。この第1凹部98は、断面略半円状に窪んで形成され、該第1凹部98の深さは、第1凸部93の高さに対応して設定される。そして、プレス成形時において、前記第1凹部98には上型80の第1凸部93が挿入される。
また、第1凹部98の外側には、該第1凹部98に対して所定間隔離間して第2凹部(凹部)99が設けられる。この第2凹部99は、第1凹部98と同様に、断面略半円状に窪んで形成され、該第2凹部99の深さは、第2凸部95の高さに対応して設定される。そして、プレス成形時において、第2凹部99には上型80の第2凸部95が挿入される。
これにより、鋼板54においてプレス成形が行われる際に、ブランクホルダ96が上型80側に向かって変位し、該上型80との間に鋼板54を挟んで保持すると共に、前記ブランクホルダ96と上型80との間に配置された鋼板54が成形されて断面半円状の第1及び第2ビード102a、102bがそれぞれ成形される。
なお、上述した第1及び第2凸部93、95、第1及び第2凹部98、99は、断面半円状に形成される場合に限定されるものではなく、例えば、断面矩形状、断面三角形状としてもよい。すなわち、第1及び第2凸部93、95によって第1及び第2凹部98、99の内部に流入させる鋼板54の押込量を、断面形状に応じて自在に調整することができる。
可動ダイ機構84は、装着部90を介して上型80の下部に設けられ、該上型80とは別個に独立して変位可能に設けられる。この可動ダイ機構84は、プレス成形されるサイドアウターパネル52に応じた大きさで形成され、第1ドアフレーム部66を除くサイドアウターパネル52の全体を成形可能な第1可動ダイ(第1ダイ)104と、該第1可動ダイ104に隣接して設けられ、該第1ドアフレーム部66のプレス成形を行う第2可動ダイ(第2ダイ)106と、前記第1可動ダイ104の孔部110に設けられるインサートダイ108とを含む。また、インサートダイ108の下方には、インナーブランクホルダ109が設けられる。
第1可動ダイ104は、鋼板54から成形されるサイドアウターパネル52のルーフレール部56、第1及び第2ピラー部58、60、リアクォーター部64、第2ドアフレーム部68及びアンダーフレーム部70を成形可能に形成され、第1及び第2開口部72、74に対応する部位がそれぞれ開口した孔部110が形成される。すなわち、第1可動ダイ104は、サイドアウターパネル52におけるフロントドア、リアドアの配置される部位が開口した孔部110を有し、その孔部110にそれぞれインサートダイ108が装着される。
また、第1可動ダイ104は、パンチ82に臨み、サイドアウターパネル52のプレス成形を行う第1成形面112が、該サイドアウターパネル52における各部位の断面形状に応じた形状で形成されると共に、上型80に臨む端面が平面状に形成され、複数のガススプリング94が当接している。そして、第1可動ダイ104は、ガススプリング94によってパンチ82側に向かって付勢されて所定距離だけ変位する。なお、第1可動ダイ104の側面には、図4に示されるように、上型80に設けられたピン113が溝部を介して挿入される。これにより、第1可動ダイ104は、上下方向に沿った変位がピン113によって案内される。
第2可動ダイ106は、第1可動ダイ104と別個に設けられ、サイドアウターパネル52を構成する第1ドアフレーム部66に臨む位置に配置されると共に、該第1ドアフレーム部66を成形可能な大きさで形成される。
この第2可動ダイ106は、第1可動ダイ104と同様に、上型80に臨む端面が平面状に形成され、複数のガススプリング94が当接している。そして、第2可動ダイ106は、ガススプリング94による押圧作用下にパンチ82側に向かって付勢されて所定距離だけ変位する。このように、第1可動ダイ104及び第2可動ダイ106は、ガススプリング94による付勢作用下に互いに相対変位自在に設けられている。
一方、第2可動ダイ106には、下側に臨み、サイドアウターパネル52のプレス成形を行う第2成形面114が形成され、この第2成形面114は、サイドアウターパネル52における第1ドアフレーム部66の断面形状に応じた形状で形成される。
すなわち、第1可動ダイ104によって成形された第1ピラー部58に隣接するように、第2可動ダイ106によって第1ドアフレーム部66が成形される。この際、制御機構86によって第2可動ダイ106のストローク変位量C2を、第1可動ダイ104のストローク変位量C1に対して大きく設定することにより(C2>C1)、前記第1ピラー部58と第1ドアフレーム部66とが段付状となって段差部116が形成される。換言すれば、第1ピラー部58と第1ドアフレーム部66との高低差は、第1可動ダイ104と第2可動ダイ106とのストローク変位量C1、C2の差に基づいたものとなる。
インサートダイ108は、第1可動ダイ104における孔部110の形状に対応してブロック状に形成され、前記孔部110に対してそれぞれ挿入される。そして、ブランク材となる鋼板54に臨む端面には成形面が形成され、該成形面を介して第1可動ダイ104の内側における鋼板54をインナーブランクホルダ109との間に保持する。
本発明の実施の形態に係るプレス成形用金型が用いられたプレス成形装置50は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
先ず、ブランク材となる鋼板54を、金型部78を構成する上型80と下型111との間に配置し、駆動部(図示せず)の駆動作用下に上型80を可動ダイ機構84と共に下方へと変位させると共に、ホルダ部88が付勢手段(図示せず)によって前記上型80側(矢印A1方向)に向かって付勢され、ブランクホルダ96が前記鋼板54に当接して前記上型80側に向かって押圧する。これにより、鋼板54がホルダ部88によって上型80の端面に当接した状態で保持される。
また、同時に、上型80の第1及び第2凸部93、95とブランクホルダ96の第1及び第2凹部98、99によって鋼板54の外縁部位54aにビード102a、102bが環状に成形される(図6参照)。そして、ホルダ部88を構成するブランクホルダ96は、前記付勢手段の付勢作用下に上型80の下面となる成形面80aに当接し、前記鋼板54を保持した状態で維持される。これにより、鋼板54の外縁部位54aに成形されたビード102a、102bが、上型80及びブランクホルダ96に係合され保持されているので、前記鋼板54が前記上型80及びブランクホルダ96に対して位置決めされる。すなわち、鋼板54の長手方向(矢印B方向)に沿った変位が規制される。
次に、可動ダイ機構84を構成する第1可動ダイ104を、ガススプリング94の制御作用下に所定距離だけ変位し、その第1成形面112とパンチ82との間において鋼板54がプレスされる。これにより、鋼板54が塑性変形して所望の形状にプレス成形される。詳細には、可動ダイ機構84を構成する第1可動ダイ104とパンチ82とによってサイドアウターパネル52を構成するルーフレール部56、第1及び第2ピラー部58、60、リアクォーター部64、第2ドアフレーム部68及びアンダーフレーム部70が成形される。なお、この場合、第1ドアフレーム部66に相当する部位のみが、未だプレス成形されていない状態にある。
次に、第2可動ダイ106をガススプリング94の制御作用下に所定距離だけ変位し、前記第2可動ダイ106の第2成形面114とパンチ82との間において鋼板54が塑性変形して第1ドアフレーム部66が所望の形状でプレス成形される。なお、この場合、先にプレス成形を行った第1可動ダイ104は、ガススプリング94による押圧力が付与されたままの状態となり、サイドアウターパネル52の成形部位をパンチ82との間に保持したままの状態にある。
この第2可動ダイ106のストローク量C2は、第1可動ダイ104のストローク量C1に対して大きく設定されているため(C2>C1)、サイドアウターパネル52を構成する第1ピラー部58と第1ドアフレーム部66とが段付状となるように形成される。すなわち、第2可動ダイ106によって成形された第1ドアフレーム部66が、第1可動ダイ104によって成形された第1ピラー部58に対して窪むように成形される。
また、第1可動ダイ104によって第1及び第2ピラー部58、60等の成形部位が予め保持されているため、第2可動ダイ106によって成形が行われる場合に、鋼板54がパンチ82に対して離間して浮いてしまうことがなく、しかも、前記鋼板54の外縁部位54aが、上型80とホルダ部88によって保持された状態で、その長手方向(矢印B方向)への変位が規制されているため、第2可動ダイ106による成形時に張力が生じることがない。その結果、第2可動ダイ106による成形時において、サイドアウターパネル52における段差部116の近傍に亀裂が生じることが阻止される。
最後に、上型80が可動ダイ機構84と共に下方へと変位し、予め設定された変位終端位置まで変位することにより、該上型80と下型111との間において可動ダイ機構84の外側となる鋼板54が塑性変形して所望の形状にプレス成形される。これにより、自動車のボディを構成するサイドアウターパネル52がプレス成形によって形成される。そして、図示しない駆動部の駆動作用下に可動ダイ機構84を含む上型80を下型111から離間する方向(矢印A2方向)へと変位させた後、プレス成形が施されたプレス成形品が取り出されることとなる。
このように、第1可動ダイ104、第2可動ダイ106及びパンチ82によって鋼板54が所望の形状にプレス成形される際、該鋼板54には、前記第1可動ダイ104、第2可動ダイ106及びパンチ82によって押圧される中心側に向かって引張力(張力)Eが付与される。しかしながら、鋼板54の外側が、ビード102a、102bによって上型80とブランクホルダ96との間に保持されているため、前記鋼板54が引張力Eによって中心側へと変位してしまうことが防止される(図6参照)。換言すれば、ビード102a、102bを設けることによって鋼板54の引張力Eに打ち勝つ反力Rを発生させ、該鋼板54の変位を阻止している。
また、ビード102a、102bは、鋼板54の中心側となる一方のビード102aの高さが高く設定され、該鋼板54の外縁部位54a側となる他方のビード102bの高さが低く設定されているため、前記鋼板54の中心側へと流入する流入量を任意に制御することが可能となる。
すなわち、ビード102a、102bの数量、配置、高さ等を、鋼板54における成形形状、部位等に応じて自在に設定することにより、金型部78によってプレス成形される際に中心側に流入する鋼板54の流入量を自在にコントロールすることができる。換言すれば、ビード102a、102bは、プレス成形時において鋼板54に生じる引張力Eを、その設定(数量、高さ等)を調整することによって確実且つ簡便に規制することが可能な張力調整手段として機能する。
また、鋼板54に付与される引張力の調整は、ブランクホルダ96を軸線方向に沿って付勢する付勢量を調整し、該ブランクホルダ96と上型80との間に保持される鋼板54の保持力を調整して行うようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態では、金型部78を構成する上型80に可動ダイ機構84を設け、該可動ダイ機構84の第1及び第2可動ダイ104、106をそれぞれ別個に独立した構成としている。そして、第1可動ダイ104によって鋼板54のプレス成形を行い、サイドアウターパネル52のルーフレール部56、第1及び第2ピラー部58、60、リアクォーター部64、第2ドアフレーム部68及びアンダーフレーム部70を成形した後、第2可動ダイ106を前記第1可動ダイ104に対して大きな変位量で変位させて第1ドアフレーム部66を成形している。このように、第2可動ダイ106の変位量が、第1可動ダイ104の変位量に対して大きく設定されているので、前記第1可動ダイ104によって成形された第1ピラー部58と、該第1ピラー部58に隣接した第1ドアフレーム部66とを段付状に形成することができる。
このように、鋼板54から段差部116を有するサイドアウターパネル52を成形する際、第1及び第2可動ダイ104、106によるプレス成形に時間差tを設けて行うことにより、前記第2可動ダイ106による成形が行われる時点で、前記第1可動ダイ104による成形部位を予め確実且つ好適に保持しておくことが可能となる。そのため、図10A〜図10Cに示されるような単一の可動ダイ150によって段付状のプレス成形を行う際に生じる鋼板54のパンチ82からの浮き上がり(図10B参照)を防止することができる。その結果、パンチ82に対して離間して浮き上がった鋼板54を成形した際に懸念されるたわみ、しわ等の発生を回避することができる。
また、第1及び第2可動ダイ104、106を、上型80に対して先行して動作させ、プレス成形を行うことにより、第1ピラー部58と第1ドアフレーム部66との境界部位を小さな曲げRで略直角な段付状に成形することができる。これにより、従来のプレス装置において、複数回のプレス工程を経て被成形材に対して段階的に略直角形状のプレス成形を行う場合と比較し、単一のプレス工程で所望のプレス成形品を得ることができる。その結果、プレス工程の短縮化を図ることができ、迅速且つ確実に成形品であるサイドアウターパネル52が得られる。
さらに、第1及び第2可動ダイ104、106を、上型80に対して先行して動作させてプレス成形を行うことにより、プレス成形がなされる鋼板54には外縁部位54a方向に向かった引張力Eが付与されていないため、前記第1及び第2可動ダイ104、106による成形時に前記鋼板54を第1及び第2成形面112、114の形状に応じて好適に変形させることが可能となり、且つ、その変形部位に過度な応力集中が生じることがない。その結果、図11A〜図11Cに示されるような鋼板54の外縁部位54a側に向かって張力Fが生じた状態で単一の可動ダイ160を上型と同じタイミングで変位させ、プレス成形を同時に行っていた従来のプレス成形装置で懸念された鋼板54の変形部位における亀裂Tの発生を阻止できる。
これにより、プレス成形されたサイドアウターパネル52に対して亀裂、しわ等が生じることがなく、該サイドアウターパネル52を含む自動車のボディ品質を向上させることができる。
さらに、上述したように、第1可動ダイ104による成形部位は、第2可動ダイ106のプレス成形が行われる際に好適に保持されているため、たわみ、しわ等が生じることがないが、前記第2可動ダイ106による成形部位は、該第2可動ダイ106に対峙する部位の鋼板54が何ら保持されていないため、その成形によってたわみ、しわ等が生じることが懸念される(図7A〜図7C参照)。
しかしながら、この第2可動ダイ106によって成形された第1ドアフレーム部66は、図8に示されるように、段付状に窪んで形成され、ボディの組み付け時においてフロントフェンダー76によって覆われるため、サイドアウターパネル52に生じたしわ等が外部から視認されることがない(図9参照)。
すなわち、サイドアウターパネル52において外部に露呈するルーフレール部56、第1及び第2ピラー部58、60、リアクォーター部64、第2ドアフレーム部68及びアンダーフレーム部70を、第1可動ダイ104によって先行して成形し、第2可動ダイ106による成形時に確実に保持しておくことにより、前記ルーフレール部56、第1及び第2ピラー部58、60、リアクォーター部64、第2ドアフレーム部68及びアンダーフレーム部70等にしわが生じることを確実に阻止し、且つ、フロントフェンダー76によって覆われる第1ドアフレーム部66側にたわみ、しわ等を寄せることによって前記しわ等が外部に露呈することがなく、サイドアウターパネル52を含む自動車の品質を向上させることができる。
換言すれば、サイドアウターパネル52において人目につくルーフレール部56、第1及び第2ピラー部58、60、リアクォーター部64、第2ドアフレーム部68及びアンダーフレーム部70等にたわみ、しわ等を生じさせることなく、フロントフェンダー76によって覆われ、人目につくことのない第1ドアフレーム部66に、たわみやしわ等を生じさせるように調整することができる。
本発明に係るプレス成形用金型は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本発明の実施の形態に係るプレス成形用金型が用いられたプレス成形装置の概略構成を示す分解斜視図である。 図1のプレス成形装置を構成する可動ダイ機構及び上型を示す平面図である。 図1のプレス成形装置を構成する可動ダイ機構、下型及び成形されたサイドアウターパネルを示す平面図である。 図2のIV−IV線に沿った断面図である。 図2のV−V線に沿った断面図である。 図1のプレス成形装置によって成形が行われる際の上型、下型及びブランクホルダ近傍を示す拡大概念図である。 図7Aは、可動ダイ機構を構成する第1可動ダイによってプレス成形が行われた状態を示し、図7Bは、前記第1可動ダイによって成形部位が保持され、第2可動ダイによるプレス成形が開始された状態を示し、さらに、図7Cは、前記第2可動ダイによってプレス成形が完了し、段差部が形成された状態を示す動作原理図である。 第1及び第2可動ダイによって成形された第1ピラー部と第1ドアフレーム部との間の段差部近傍を示す拡大斜視図である。 サイドアウターパネルの第1ドアフレーム部に、フロントフェンダーが組み付けられて覆われた状態を示す拡大平面図である。 図10A〜図10Cは、単一の可動ダイによって鋼板をプレス成形し、段差部を形成する場合の比較例を示す動作原理図である。 図11A〜図11Cは、単一の可動ダイによって鋼板をプレス成形し、段差部を形成する場合の別の比較例を示す動作原理図である。 従来技術に係るプレス成形用金型の断面図である。
符号の説明
50…プレス成形装置 52…サイドアウターパネル
54…鋼板 56…ルーフレール部
58…第1ピラー部 60…第2ピラー部
66…第1ドアフレーム部 68…第2ドアフレーム部
78…金型部 80…上型
82…パンチ 84…可動ダイ機構
86…制御機構 88…ホルダ部
90…装着部 92…外縁部
93…第1凸部 95…第2凸部
98…第1凹部 99…第2凹部
104…第1可動ダイ 106…第2可動ダイ
108…インサートダイ 111…下型
116…段差部

Claims (4)

  1. 板材に対して加圧力を付与することにより、成形品を成形するプレス成形装置に用いられるプレス成形用金型において、
    前記プレス成形装置における駆動部の駆動作用下に軸線方向に沿って変位する上型と、
    前記上型に対峙する位置に配設される下型と、
    前記上型に設けられ、互いに相対変位可能な第1及び第2ダイを有する可動ダイ機構と、
    前記上型及び下型によって前記成形品が成形される際、前記板材に対して付与される張力を調整可能な張力調整手段と、
    を備え、
    前記第1ダイと第2ダイとが隣接して配置され、それぞれ別個に独立して変位し、且つ、その変位量が異なるように設定されると共に、前記成形品は、自動車を構成するパネルであり、前記第1ダイによって成形される第1成形部と、前記第1成形部に隣接し、前記第2ダイによって成形されると共に該第1成形部に対して所定深さで窪んだ第2成形部とを有し、前記第2成形部が該自動車において外部から視認されない部位に用いられることを特徴とするプレス成形用金型。
  2. 請求項1記載のプレス成形用金型において、
    前記張力調整手段は、前記上型に設けられる凸部と、前記下型に設けられ、前記凸部と対峙する凹部とからなることを特徴とするプレス成形用金型。
  3. 請求項1又は2記載のプレス成形用金型において、
    前記第1成形部は、前記自動車においてルーフ部とドアフレームとを接続するフロントピラーであり、前記第2成形部は、フロントフェンダーによって覆われる部位であることを特徴とするプレス成形用金型。
  4. プレス成形装置のプレス成形用金型を用いて板材に対して加圧力を付与し、自動車を構成するパネルとなるプレス成形品を成形する成形方法において、
    前記プレス成形装置における駆動部の駆動作用下に軸線方向に沿って上型を変位させる工程と、
    前記上型と共に変位する可動ダイ機構において、第1ダイを該上型に対して相対変位させ、前記板材をプレス成形して第1成形部を形成する工程と、
    前記可動ダイを構成する第2ダイが、前記第1ダイとは別個に変位し、前記板材における他の部位をプレス成形し、前記第1成形部と隣接し、且つ、該第1成形部に対して所定深さで窪んで該自動車において外部から視認されない部位となる第2成形部を形成する工程と、
    前記上型が前記下型側へと変位し、該下型との間で前記板材における他の部位を成形する工程と、
    を有することを特徴とするプレス成形用金型による成形方法。
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