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JP2009041517A - 遠心送風機および車両用空気調和装置 - Google Patents

遠心送風機および車両用空気調和装置 Download PDF

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JP2009041517A JP2007209703A JP2007209703A JP2009041517A JP 2009041517 A JP2009041517 A JP 2009041517A JP 2007209703 A JP2007209703 A JP 2007209703A JP 2007209703 A JP2007209703 A JP 2007209703A JP 2009041517 A JP2009041517 A JP 2009041517A
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敦 鈴木
Tetsuo Tominaga
哲雄 冨永
Mitsuhiro Nakao
光宏 中尾
Shoji Suzuki
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Abstract

【課題】 特に小流量時に翼上流端近傍の吸い込み部に発生する逆流による騒音を防止することができる遠心送風機を提供することを目的とする。
【解決手段】 複数のメインブレード25によって、吸い込んだ空気を外周側へと吹出す羽根車20と、羽根車20に回転させる駆動用モータ33と、記羽根車20を格納するとともに、羽根車20の外周側にて舌部を起点として形成されたスクロール状流路22a、及び、各メインブレード25の主流上流側にて吸い込まれる空気の吸込口を形成するベルマウス31を有するケーシング22と、ベルマウス31の内周側に離間して位置するインナーベルマウス32とを備えた遠心送風機1において、インナーベルマウス32とベルマウス31との間には、インナーベルマウス32を支持するステーが周方向に複数設けられ、これらステーの隣り合う周方向間隔がそれぞれ異なることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用空気調和装置に用いて好適な遠心送風機に関するものである。
車両用空気調和装置には、HVAC(Heating Ventilation & Air Conditioning)ユニットが多用されている。このHVACユニットは、送風装置として、例えば遠心送風機を備えている。この遠心送風機は、複数の翼を備えた羽根車の回転によってベルマウスから空気を吸い込み、半径方向外側に空気を吹き出す。
このような遠心送風機では、フットモードやデフロストモードのような小風量時に、翼上流端近傍の吸い込み部で、吸込空気の主流に対して逆方向に流れる逆流現象が発生する。この逆流が主流や翼上流端と干渉することによって発生する騒音が問題となる。
これを解決するために、特許文献1では、ベルマウスを内周側に延長して翼上流端を覆い、その間に逆流領域を閉じ込めて主流から隔離することによって主流との干渉を防止している。
また、特許文献2では、ベルマウスの内周側に案内壁を設けることによって、逆流領域と主流領域とを分離するようにしている。
特開平9−126193号公報(図3参照) 特開平10−274198号公報([0040],図2参照)
しかし、特許文献1記載の技術は、ベルマウスによって逆流を閉じ込めるだけであり、ベルマウスと翼上流端との間には依然として逆流が存在することになる。この逆流によって生じる循環流が翼上流端と干渉することによって騒音が発生するおそれがある。したがって、同文献に記載の技術では、翼上流端近傍の吸い込み部に発生する逆流による騒音対策としては十分といえない。
また、特許文献2記載の技術は、案内壁とベルマウスとの間に、多数の副翼が設けられている。これらの副翼は、周方向に一定間隔で設けられているので、羽根車の回転数に応じて規則的な騒音(周期音)が生じるおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、特に小流量時に翼上流端近傍の吸い込み部に発生する逆流による騒音を防止するとともに、周期音の低減をも可能とした遠心送風機および車両用空気調和装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の遠心送風機および車両用空気調和装置は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる遠心送風機は、軸線回りに回転する底板上に立設されるとともに該底板の周方向に所定間隔を隔てて配置された複数の翼を有し、これらの翼によって、前記軸線側から吸い込んだ気体を外周側へと吹き出す羽根車と、該羽根車を前記軸線回りに回転させる駆動装置と、前記羽根車を格納するとともに、該羽根車の外周側にて舌部を起点として形成された渦巻状流路、及び、各前記翼の気体流れ上流側にて前記軸線側から吸い込まれる気体の吸込口を形成するベルマウスを有するケーシングと、前記ベルマウスの内周側に離間して位置するとともに、略前記軸線方向に延在する内側壁部とを備えた遠心送風機において、前記内側壁部と前記ベルマウスとの間には、該内側壁部を支持する支持部材が周方向に複数設けられ、これら支持部材の隣り合う周方向間隔がそれぞれ異なることを特徴とする。
駆動装置によって羽根車を軸線回りに回転させることによって底板上に立設された翼が回転し、軸線側から気体が吸い込まれて外周側へと吹き出される。このように、気体の主流は軸線側から外周側へと流れるが、気体流量が少ないときには、翼上流端近傍の吸い込み部にて一部の気体が主流に対して逆流する現象が発生する。本発明では、ベルマウス内周側に離間して位置するとともに、略軸線方向に延在する内側壁部を採用することによって、ベルマウス内周側との間に逆流を導く流路を形成し、逆流を内側壁部に沿って略軸線方向に流して、翼上流端から遠ざけるようにした。このように逆流を翼上流端から遠ざけることで、翼上流端近傍の吸い込み部にて発生する逆流による循環流が解消され、騒音の発生を抑えることができる。また、逆流を翼の吸い込み部から排除することによって主流に沿う順流のみを羽根車へと導くことができるので、小流量であっても安定動作させることができる。
なお、内側壁部に沿って流れて内側壁部を通過した逆流は、翼上流端から遠ざけられた位置にて再び主流に合流し、翼へと導かれる。
また、周方向に設けた複数の支持部材によって、内側壁部がベルマウスの内周側に支持される。そして、それぞれの支持部材が隣り合う周方向間隔を異なることとした。すなわち、支持部材を周方向に等間隔で配置することを避ける。これにより、羽根車の回転数に応じて発生する規則的な騒音(周期音)を防止することができる。
さらに、本発明の遠心送風機によれば、前記内側壁部の下流端には、下流側に向けて拡径する下流側曲部が形成されていることを特徴とする。
内側壁部の下流端に、下流側に向けて拡径する下流側曲部を形成することによって、内側壁部の内周に沿って流れる主流気体を加速し、翼へと円滑に導くことができる。
さらに、本発明の遠心送風機によれば、前記翼の先端には、その内面で気体流れを下流側へと導くように形成されたシュラウドが設けられ、前記下流側曲部は、該下流側曲部の内周からさらに下流側へと延長される延長線上に前記シュラウドの内面が位置するように形成されていることを特徴とする。
翼の先端にシュラウドが設けられている場合には、下流側曲部の内周からさらに下流側へと延長される延長線上にシュラウドの内面(底板側の面)が位置することが好ましい。これにより、内側壁部の下流側曲部の内周に沿って流れる主流気体の流れがシュラウドの内面に沿うように導かれることとなり、さらに騒音低減の効果が増大される。
さらに、本発明の遠心送風機によれば、前記内側壁部の上流端には、上流側に向けて拡径する上流側曲部が形成されていることを特徴とする。
内側壁部の上流端に、上流側に向けて拡径する上流側曲部を形成することによって、曲部の壁面上の圧力が低下し、より多くの気体を内側壁部の内周側に取り込むことができる。これにより、小風量時における騒音をより低減することができる。
さらに、本発明の遠心送風機によれば、前記支持部材は、前記舌部近傍に位置する領域にのみ設けられていることを特徴とする。
支持部材を舌部近傍の領域にのみ設けることとして、それ以外の領域には支持部材を設けないこととした。これにより、支持部材が設けられていない領域では、支持部材によって流れが阻害されることがなく、流量を確保することができる。
なお、舌部近傍に位置する領域とは、舌部を羽根車に吸い込まれる気体の上流側から平面視した場合に、舌部を基準として例えば±90°程度の領域を意味する。
さらに、本発明の遠心送風機によれば、略前記軸線方向に延在する前記内側壁部の延在寸法は、その周方向位置に応じて異なることを特徴とする。
小流量時に発生する逆流は、主として舌部近傍に発生するが、逆流の程度の大きさは、周方向位置に応じて異なる。そこで、内側壁部の延在寸法を周方向位置に応じて異なることとした。具体的には、逆流の程度が大きい周方向位置の内側壁部ほど、他の位置よりも大きい延在寸法とする。これにより、程度が大きい逆流ほど翼の吸い込み部から離間させることができ、さらに騒音を低減させることができる。
なお、逆流の程度は舌部直近とは限らない。したがって、逆流の程度が大きい位置が舌部直近の位置よりも離れた位置にある場合には、この離れた位置における延在寸法が舌部直近の延在寸法よりも大きい寸法となる。
なお、内側壁部の延在寸法が大きいとは、内側壁部の上端側への延長寸法が大きい場合と、下端側への延長寸法が大きい場合の両方を含む。好ましくは、逆流の程度が大きい位置では、上流側の寸法を可及的に大きくすると良い。
さらに、本発明の遠心送風機によれば、前記内側壁部と前記ベルマウスの内周面との離間間隔は、その周方向位置に応じて異なることを特徴とする。
小流量時に発生する逆流は、主として舌部近傍に発生するが、逆流の程度の大きさは、周方向位置に応じて異なる。そこで、内側壁部とベルマウス内周面との離間間隔を周方向位置に応じて異なることとした。具体的には、逆流の程度が大きい周方向位置ほど、離間間隔を大きくする。これにより、逆流の程度に応じて適切な離間間隔を設定することができる。
なお、逆流の程度は舌部直近とは限らない。したがって、逆流の程度が大きい位置が舌部直近の位置よりも離れた位置にある場合には、この離れた位置における離間間隔が舌部直近の延在寸法よりも大きくなる。
さらに、本発明の遠心送風機によれば、前記内側壁部が形成される周方向領域は、前記羽根車に吸い込まれる気体の上流側から平面視した場合に、前記舌部を含んだ略円弧状領域に設けられていることを特徴とする。
内側壁部は、羽根車に吸い込まれる気体の上流側から平面視した場合に、円形状として360°の範囲にわたって形成してもよいが、小流量時に発生する逆流は、主として舌部近傍に発生する。したがって、内側壁部が形成される周方向領域は、舌部を含んだ円弧状領域に設定することが好ましい。このように、逆流が発生する領域にのみ内側壁部を設けることとして、それ以外の領域には内側壁部が存在しないことになるので、気体流れの抵抗を減らすことができ、気体流量を確保することができる。
なお、舌部を含んだ円弧状領域としては、舌部を基準として例えば±90°程度の領域を意味する。
さらに、本発明の遠心送風機によれば、前記内側壁部は、前記羽根車に吸い込まれる気体から見て、下流端の肉厚が上流側よりも薄くされた先細り形状とされていることを特徴とする。
内側壁部の下流端の肉厚を上流側よりも薄くして先細り形状としたので、内側壁部に沿って流れた気体が内側壁部の下流端から規則的に発生する渦を防止し、騒音の発生を抑える。
さらに、本発明の遠心送風機によれば、前記羽根車に吸い込まれる気体から見た前記内側壁部の上流端には、内周側に突出する凸部が形成されていることを特徴とする。
内側壁部とベルマウスとの間の流路を流れた逆流は、内側壁部の上流端を回り込んで主流へと合流する。この逆流が内側壁部の上流端を回り込む際に、内側壁部の内周側に突出する凸部が設けられているので、回り込んだ逆流が内側壁部の内周面に付着して流れることになる。これにより、主流を乱すことなく円滑に逆流を主流へと合流させることができる。
また、本発明の車両用空気調和装置は、上記のいずれかに記載された遠心送風機を備え、該遠心送風機から吹き出される気体に対して冷却及び/又は加熱して空気調和を行い、フェイスダクト、フットダクト及びデフロストダクトのいずれかから空気調和後の気体を車両室内に供給することを特徴とする。
車両用空気調和装置では、フットダクトまたはデフロストダクトから空気調和後の気体を供給するフットモードまたはデフロストモードのときに気体流量が小さくなり、遠心送風機の翼上流端近傍の吸い込み部に発生する逆流による騒音が問題となる。本発明の車両用空気調和装置では、上述したいずれかの遠心送風機を備えているので、フットモードまたはデフロストモードのような小流量時であっても、逆流による騒音を防止することができる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
ベルマウスから離間した内周側に内側壁部を設けることによって、翼上流端近傍の吸い込み部に生じる逆流を翼から遠ざけることができるので、逆流との干渉による異音の発生を抑制することができる。
また、小流量時であっても羽根車を安定的に動作させることができ、回転数変動による異音の発生や羽根車の失速による異音の発生を防止することができる。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
図1には、車両用空調装置であるHVACユニットに用いられる遠心送風機1が示されている。
HVACユニットは、周知のように、遠心送風機から吹き出される空気(気体)に対して、蒸発器等の冷却器と、ヒータコア、電気ヒータ、凝縮器等の加熱器とを備えている。冷却器によって冷却された空気と加熱器によって加熱された空気とが、エアミックスダンパによって適宜混合されて空気調和が行われ、フェイスダクト、フットダクト及びデフロストダクトのいずれか又はこれらの組合せから車両室内に空気調和後の空気が供給される。
図1に示すように、遠心送風機1は、駆動用モータ(駆動装置)33と、ケーシング22と、遠心式の羽根車20とを備えている。
駆動用モータ33は、電動モータとされ、図示しない電源から電力が供給されるようになっている。駆動用モータ33の回転軸50は、図において上方に軸線P方向に沿って延在しており、羽根車20のボス部28に連結されている。
ケーシング22は、その上部略中央に円形の空気取入口を形成するベルマウス31を備えている。ケーシング22の外周側、すなわち羽根車20の出口側には、スクロール状流路(渦巻き状流路)22aが形成されている。スクロール状流路22aは、図3に示されているように、舌部23を起点とした例えば対数螺旋にしたがった形状となっている。
羽根車20は、底板24と、多数のメインブレード(翼)25と、シュラウド26とを備えている。
底板24は、駆動用モータ33の回転軸50側を包囲するように中央部分が突出したコーン形状となっている。この底板24の中心位置には、駆動用モータ33からの駆動力が伝達されるボス部28が設けられている。
メインブレード25は、その一端側(図1において下側)が底板24の外周部に差し込まれた状態で固定されており、その長手方向が駆動用モータ33の回転軸線方向に向いた状態で立設されている。各メインブレード25は、円周方向に所定間隔をおいて多数配置されている。
シュラウド26は、各メインブレード25の他端(図1において上端)に接続されている。
図2に示すように、シュラウド26は、内周側から外周側に向かうにつれて底板24に接近するように、駆動用モータ33の回転軸線に対して傾斜した形状を有している。シュラウド26の上端は、ベルマウス31の外周側に設けられた下方に開口する凹部内に位置している。
ベルマウス31の内周側には、インナーベルマウス(内側壁部)32が設けられている。インナーベルマウス32は、ベルマウス31に対して半径方向に離間しており、これらの間にはガイド流路34(図4(a)参照)が形成されている。インナーベルマウス32は、長手方向が軸線P方向に延在する縦断面を有する帯状の無端リング体となっている。
図4(a)には、インナーベルマウス32、ベルマウス31およびメインブレード25の位置関係が示されている。
同図に示すように、シュラウド26は、メインブレード25の上流端部である上端の外周側(図において右方)に固定されている。すなわち、メインブレード25の上端の内周側(図において左方)にはシュラウド26が固定されていない。しかも、メインブレード25の上端の内周側はベルマウス31の内周面31aよりも内周側に位置している。したがって、メインブレード25の上端の内周側は、シュラウド26を介さずにベルマウス31の内周側の上方空間に露出している。また、この上方空間には、ベルマウス31とインナーベルマウス32によって形成されたガイド流路34が形成されている。後述するように、このガイド流路34によって、逆流RFがガイドされることになる。
なお、インナーベルマウス32の形状は、以下のように変形することができる。
図4(b)に示すように、円弧形状とされた縦断面を有するインナーベルマウス40としても良い。このような形状とすることにより、下流側に向けて拡径する下流側曲部40aと、上流側に向けて拡径する上流側曲部40bが形成されることになる。
下流側曲部40aを設けることにより、インナーベルマウス40の内周に沿って流れる主流気体を加速し、メインブレード25へと円滑に導くことができる。また、図4(b)に示しているように、インナーベルマウス40の下流側曲部40aの内周からさらに下流側へと延長される延長線L2上に、シュラウド26の内面(底板側の面)が位置している。これにより、下流側曲部40aの内周に沿って流れる主流気体の流れがシュラウド26の内面に沿うように導かれることとなり、さらに騒音低減の効果が増大される。
また、上流側曲部40bを設けることにより、曲部の壁面上の圧力が低下するので、より多くの気体をインナーベルマウス40の内周側に取り込むことができる。これにより、小風量時における騒音をより低減することができる。
さらに、図4(c)に示すように、図4(b)のインナーベルマウス40の上流側曲部40bを直線状とした上流端42bを有するインナーベルマウス42としても良い。このインナーベルマウス42は、図4(b)のインナーベルマウス40と同様に下流側曲部42aを有している。インナーベルマウス42の上流端を直線状としたので、型成形が容易になるという利点がある。
図5に示すように、インナーベルマウス32は、ベルマウス31に対して、ステー(支持部材)36によって支持されている。ステー36は、半径方向に延在するとともに周方向に複数(同図では4本)設けられている。各ステー36間の周方向間隔L1は、それぞれ異なるように設定されている。すなわち、ステー36を周方向に等間隔で配置することを避けている。これにより、羽根車20の回転数に応じて発生する規則的な騒音(周期音)を防止するようになっている。
次に、上記構成の遠心送風機1を備えたHVACユニットの作用効果について説明する。
駆動用モータ33により羽根車20が回転させられると、羽根車20のメインブレード25の作用により、図1において軸線P方向下側に流れ、ベルマウス31から空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気は、主流MFとして、シュラウド26と底板24との間を流れ、メインブレード25を通過してケーシング22のスクロール状流路22aへと流出する。スクロール状流路22aへと流出した空気は、エバポレータやヒータコアが設けられたHVACユニット本体部へと導かれる。
HVACユニットが、フットモードやデフロストモードのような小流量の流れとなっている場合には、図4に示すように、メインブレード25の上流端近傍の吸い込み部にて主流MFとは逆方向に流れる逆流RFが発生する。発生した逆流RFは、インナーベルマウス32とベルマウス31との間のガイド流路34を通り、主流MFと干渉せずにガイドされる。ガイド流路34を通過した後の逆流RFは、インナーベルマウス31の上端(主流MFから見た上流端)を回り込み、主流MFに合流する。このように、メインブレード25の上流端近傍の吸い込み部にて発生した逆流RFは、メインブレード25の上流端近傍から遠ざけられる。したがって、メインブレード25の上流端近傍の吸い込み部にて発生する逆流による循環流が解消され、騒音の発生を抑えることができる。また、逆流RFをメインブレード25の吸い込み部から排除することによって主流に沿う順流のみを羽根車20へと導くことができるので、小流量であっても安定動作させることができる。
図6には、本実施形態の遠心送風機1の空力特性が示されている。同図において横軸は風量、縦軸は圧力である。
曲線C1は本実施形態の遠心送風機1の空力特性を示し、曲線C2はインナーベルマウスを設けていない従来の遠心送風機の空力特性を示している。また、曲線PL1はフェイスモード時の圧力損失を示し、曲線PL2はフットモード時またはデフロストモード時の圧力損失を示す。したがって、フェイスモード時の圧力損失を示す曲線PL1との交点Aがフェイスモード時の運転点を示し、フットモード時またはデフロストモード時の圧力損失を示す曲線PL2との交点B1,B2がフットモード時またはデフロストモード時の運転点を示す。
同図に示されているように、風量が大きいフェイスモード時では、本実施形態の遠心送風機であっても従来の遠心送風機であっても、逆流が発生しないので運転点は点Aにおいて一致し、安定的な運転が行われる。
一方、風量が小さいフットモード時またはデフロストモード時では、従来の遠心送風機は逆流がメインブレードの上流端の吸い込み部にて発生し、逆流によって生じる循環渦とメインブレードとの干渉などによって不安定な動作となり、運転点は点B2となる。また、点B2の辺りでは、羽根車の回転数が変動し易く安定した動作ができない。これに対して、本実施形態の遠心送風機では、インナーベルマウス32によって発生した逆流をメインブレード25の吸い込み部から遠ざけ、羽根車20には主流のみが流入することとしたので、風量が小さいフットモード時またはデフロストモード時であっても、風量の減少に伴って圧力が一定に上昇し、従来の運転点B2よりも高い圧力となる運転点B1にて安定的に動作する。すなわち、本実施形態の遠心送風機は、小風量時であっても安定動作することができるので、逆流と主流との干渉による異音だけでなく、羽根車20の回転数変動による異音や羽根車20の失速による異音をも抑制することができる。
なお、本実施形態は、以下のように変形することもできる。
本実施形態では、例えば図1に示したように、インナーベルマウス32は軸線P方向に一定の高さを有することとしたが、図7に示すように、周方向位置に応じて異なる高さ(延在寸法)としても良い。図7は、横軸がインナーベルマウス32の周方向位置を示し、縦軸がインナーベルマウス32の高さ寸法を示す。なお、横軸は右方が羽根車20の回転方向の上流側を意味する。なお、横軸の数値は、舌部の位置を基準(0°)とした角度を示している。
同図の曲線D1に示されているように、舌部23(図3参照)近傍に対応する周方向位置近傍にて最も大きい高さとし、当該位置から離れるにしたがって小さい高さとする。これによる作用効果は以下の通りである。
小流量時に発生する逆流は、主として舌部23近傍に発生するが、逆流の程度の大きさは、周方向位置に応じて異なる。そこで、インナーベルマウス32の高さを周方向位置に応じて異ならせて、逆流の程度が大きい周方向位置ほど、他の位置よりも大きい高さとする。これにより、程度が大きい逆流ほどメインブレード25の吸い込み部から離間させることができ、さらに騒音を低減させることができる。
なお、逆流の程度は舌部直近が最も大きいとは限らない。したがって、逆流の程度が大きい位置が舌部直近の位置よりも離れた位置にある場合には、例えば同図にて曲線D2で示したように、この離れた位置におけるインナーベルマウス32の高さが舌部直近の高さよりも大きい寸法となる。曲線D2では、舌部に対応する位置よりも羽根車の回転方向の上流側の領域に大きい高さを有するインナーベルマウス32となっている。
また、インナーベルマウス32とベルマウス31との間の半径方向距離(離間間隔)、すなわちガイド流路34(図4(a)参照)の流路幅についても、インナーベルマウス32の高さ寸法と同様に、周方向位置に応じて異なるようにしても良い。具体的には、図7と同様に、逆流の程度が大きい周方向位置ほど、流路幅を大きくする。これにより、逆流の程度に応じて適切な離間間隔を設定することができる。
また、本実施形態のインナーベルマウス32の縦断面形状は、例えば図4(a)に示したように矩形形状としたが、図8に示すように、主流MFから見て下流端の肉厚が上流端よりも薄くされた先細り形状とされていることが好ましい。具体的には、同図に示すように、所定角度αをもって下流端に向かうにつれて肉厚が漸次減少する形状とし、小径の曲率半径を有する後縁Rとする。これにより、インナーベルマウス32の内周に沿って流れた主流MFにより後縁から発生する規則的な渦を防止し、騒音の発生を抑えることができる。
なお、所定角度αは略30度とすることが望ましい。
また、図8に示した先細り形状は、図4(b)及び図4(c)に示したインナーベルマウス40,42に適用しても良い。
さらに、図8のインナーベルマウス32の断面形状に加えて、上流端に、内周側に突出する凸部32aを形成することが好ましい。これにより、インナーベルマウス32とベルマウス31との間のガイド流路34を流れた逆流RFがインナーベルマウス32の上流端を回り込んで流れる際に、凸部32aによってインナーベルマウス32の内周面に付着させることができる。これにより、主流MFを乱すことなく円滑に逆流RFを主流MFへと合流させることができる。なお、図9では、内周側に向けて突出する円弧状断面を有する凸部32aとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、インナーベルマウス32の内周面に付着する流れを促進する形状であればよい。例えば、同図にて符号32bで示したように、外周側のガイド流路32側へも円弧状に突出させた略円形断面を有する凸部としても良い。
なお、凸部32aは、図8に示した先細り形状と組み合わせることは必須ではなく、別個に設けることとしても良い。
また、凸部32aは、図4(b)及び図4(c)に示したインナーベルマウス40,42に適用しても良い。
また、図10に示したように、ステー36を、舌部23近傍に位置する領域A1にのみ設けることとして、それ以外の領域にはステー36を設けないこととしても良い。これにより、ステー36が設けられていない領域では、ステー36によって主流MFの流れが阻害されることがなく、流量を確保することができる。なお、領域A1は、逆流が発生する領域に対応した領域とすることが好ましい。
また、本実施形態では、例えば図5に示したように、インナーベルマウス32を360°にわたって設けることとしたが、図11に示すように、所定の円弧状領域A2にのみインナーベルマウス32’を設けることとしても良い。この円弧状領域A2は、逆流が発生する舌部23を含んだ領域に設定することが好ましい。このように、逆流が発生する領域にのみインナーベルマウス32’を設けることとして、それ以外の領域にはインナーベルマウスが存在しないことになるので、空気流れの抵抗を減らすことができ、流量を確保することができる。
本発明の一実施形態にかかる遠心式送風機を示した部分断面斜視図である。 図1の遠心送風機のベルマウス近傍を拡大視した部分断面斜視図である。 遠心送風機の舌部を有するスクロール状流路を示した平面図である。 図1の遠心送風機の縦断面を示し、(a)には矩形断面とされたインナーベルマウス、(b)には全体が曲線状とされたインナーベルマウス、(c)では上流側が直線状とされるとともに下流側が曲線状とされたインナーベルマウスが示されている。 インナーベルマウスを支持するステーの位置を示した平面図である。 本発明および従来の遠心送風機の空力特性を示したP(圧力)−Q(風量)線図である。 周方向位置に対するインナーベルマウスの高さ寸法(又はガイド流路幅)を示したグラフである。 インナーベルマウスの変形例を示した縦断面図である。 インナーベルマウスの他の変形例を示した縦断面図である。 インナーベルマウスを支持するステーの位置の変形例を示した平面図である。 インナーベルマウスを所定の円弧状領域にのみ設けた変形例を示した平面図である。
符号の説明
1 遠心送風機
20 羽根車
22 ケーシング
23 舌部
24 底板
25 メインブレード(翼)
31 ベルマウス
32,40,42 インナーベルマウス(内側壁部)
36 ステー(支持部材)
MF 主流
RF 逆流
P 軸線

Claims (11)

  1. 軸線回りに回転する底板上に立設されるとともに該底板の周方向に所定間隔を隔てて配置された複数の翼を有し、これらの翼によって、前記軸線側から吸い込んだ気体を外周側へと吹き出す羽根車と、
    該羽根車を前記軸線回りに回転させる駆動装置と、
    前記羽根車を格納するとともに、該羽根車の外周側にて舌部を起点として形成された渦巻状流路、及び、各前記翼の気体流れ上流側にて前記軸線側から吸い込まれる気体の吸込口を形成するベルマウスを有するケーシングと、
    前記ベルマウスの内周側に離間して位置するとともに、略前記軸線方向に延在する内側壁部と、を備えた遠心送風機において、
    前記内側壁部と前記ベルマウスとの間には、該内側壁部を支持する支持部材が周方向に複数設けられ、これら支持部材の隣り合う周方向間隔がそれぞれ異なることを特徴とする遠心送風機。
  2. 前記内側壁部の下流端には、下流側に向けて拡径する下流側曲部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遠心送風機。
  3. 前記翼の先端には、その内面で気体流れを下流側へと導くように形成されたシュラウドが設けられ、
    前記下流側曲部は、該下流側曲部の内周からさらに下流側へと延長される延長線上に前記シュラウドの内面が位置するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の遠心送風機。
  4. 前記内側壁部の上流端には、上流側に向けて拡径する上流側曲部が形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の遠心送風機。
  5. 前記支持部材は、前記舌部近傍に位置する領域にのみ設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の遠心送風機。
  6. 略前記軸線方向に延在する前記内側壁部の延在寸法は、その周方向位置に応じて異なることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の遠心送風機。
  7. 前記内側壁部と前記ベルマウスの内周面との離間間隔は、その周方向位置に応じて異なることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の遠心送風機。
  8. 前記内側壁部が形成される周方向領域は、前記羽根車に吸い込まれる気体の上流側から平面視した場合に、前記舌部を含んだ略円弧状領域に設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の遠心送風機。
  9. 前記内側壁部は、前記羽根車に吸い込まれる気体から見て、下流端の肉厚が上流側よりも薄くされた先細り形状とされていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の遠心送風機。
  10. 前記羽根車に吸い込まれる気体から見た前記内側壁部の上流端には、内周側に突出する凸部が形成されていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の遠心送風機。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載された遠心送風機を備え、
    該遠心送風機から吹き出される気体に対して冷却及び/又は加熱して空気調和を行い、フェイスダクト、フットダクト及びデフロストダクトのいずれかから空気調和後の気体を車両室内に供給することを特徴とする車両用空気調和装置。
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