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JP2008221971A - 車両の電動パワーステアリング装置 - Google Patents

車両の電動パワーステアリング装置 Download PDF

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JP2008221971A JP2007061585A JP2007061585A JP2008221971A JP 2008221971 A JP2008221971 A JP 2008221971A JP 2007061585 A JP2007061585 A JP 2007061585A JP 2007061585 A JP2007061585 A JP 2007061585A JP 2008221971 A JP2008221971 A JP 2008221971A
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Abstract

【課題】電動パワーステアリング装置において、助手席シートへの乗員の着座の有無に応じて操舵力の左右アンバランスが発生することを解消する。
【解決手段】乗員検知ユニット34の着座状態検出手段34aが助手席シートに乗員が着座していることを検知すると、補正電流値生成手段30bが、車速Svと操舵トルクStに応じて決定されている目標電流値Itの補正電流値Iaを算出し、この目標電流値Itと補正電流値Iaを合算した電流値を、ステアリングハンドルの手動による操舵力をアシストするEPS制御電流値IepsとしてEPSモータ36に供給する。
【選択図】図3

Description

この発明は、ステアリングハンドル(以下、ハンドルという。)の軽い操舵力で車両を旋回できるように、電動モータの動力を操舵系に伝えて前記ハンドルの操舵力を軽減する車両の電動パワーステアリング装置に関する。
電動パワーステアリング装置では、基本的には、車速が低くなるほど、ハンドルの操舵力(操舵トルク)に対する電動モータによるアシスト量、換言すれば電動モータに供給されるアシスト電流が大きくなるように設定されている(特許文献1)。
この特許文献1には、車速をパラメータとして操舵トルクに対するアシスト電流の特性をドライバが再設定できるようにした電動パワーステアリングの操舵特性設定方法が開示されている。
特開2002−293257号公報(図5)
ところで、電動パワーステアリングの操舵力設定は、ドライバ一人乗車の状態で最適な設定となっている。
このため、特に助手席側に同乗者が乗車し、車重の左右配分が一人乗車の状態から変化した場合には最適な操舵力設定からずれる。結果として、ハンドル操作による操舵力の左右アンバランスが発生する。
この発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、ドライバ一人乗車の状態から車重の左右配分が変化した場合においても、最適な操舵力となるようアシスト電流を自動的に設定することを可能とする車両の電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
この項では、理解の容易化のために添付図面中の符号を付けて説明する。したがって、この項に記載した内容がその符号を付けたものに限定して解釈されるものではない。
この発明に係る車両の電動パワーステアリング装置は、車速を検出する車速センサ32と、操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ16と、電動モータ36を含む車輪の操舵機構11と、前記車速及び前記操舵トルクに基づいて目標電流値Itを決定し、前記目標電流値に基づいて前記電動モータを制御するコントローラ30と、を備える車両の電動パワーステアリング装置10において、助手席への着座の有無を検出する助手席着座状態検出手段34Pを備え、前記コントローラは、前記助手席着座状態検出手段で検出された助手席への着座の有無に応じて前記目標電流値を補正する補正電流値Iaを生成する目標電流値補正手段30cを含むことを特徴とする。
この発明によれば、助手席への着座の有無を検出する助手席着座状態検出手段で検出された助手席への着座の有無に応じて、目標電流値補正手段により、電動モータに供給される目標電流値を補正する補正電流値を生成するようにしているので、ドライバ一人乗車のみならず、助手席に乗員が乗車している場合にも、すなわち、ドライバ一人乗車の状態から車重の左右配分が変化した場合においても、最適な操舵力を自動的に設定することができる。
この場合、前記助手席着座状態検出手段は、助手席への着座の有無及び乗員が大人であるか小人であるかを識別して検出し、前記目標電流値補正手段は、前記助手席着座状態検出手段で検出された大人であるか小人であるかの識別結果に応じて前記補正電流値を変更する。
あるいは、前記助手席着座状態検出手段は、助手席への着座の有無及び乗員の荷重を検出し、前記目標電流値補正手段は、前記助手席着座状態検出手段で検出された乗員の荷重に応じて前記補正電流値を変更する。
ここで、さらに、運転席の乗員の荷重を検出する運転席着座状態検出手段34Dを備えることで、前記目標電流値補正手段は、前記助手席着座状態検出手段で検出された乗員の荷重及び前記運転席着座状態検出手段で検出された乗員の荷重に応じて前記補正電流値を変更することができる。
この発明に係る車両の電動パワーステアリング装置は、車速を検出する車速センサ32と、操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ16と、電動モータ36を含む車輪22の操舵機構11と、前記車速及び前記操舵トルクに基づいて目標電流値Itを決定し、前記目標電流値に基づいて前記電動モータを制御するコントローラ30と、を備える車両の電動パワーステアリング装置10において、運転席の乗員の荷重を検出する運転席着座状態検出手段34Dと、助手席の乗員の荷重を検出する助手席着座状態検出手段34Pと、を備え、前記コントローラは、前記運転席着座状態検出手段で検出された乗員の荷重及び前記助手席着座状態検出手段で検出された乗員の荷重に応じて前記目標電流値を補正する補正電流値Iaを生成する目標電流値補正手段を含むことを特徴とする。
この発明によれば、運転席着座状態検出手段で検出された乗員の荷重及び助手席着座状態検出手段で検出された乗員の荷重に応じて、電動モータに供給される目標電流値を補正する補正電流値を生成するようにしているので、ドライバ一と助手席に乗員が乗車している場合に、最適な操舵力を自動的に設定することができる。
この発明に係る車両の電動パワーステアリング装置は、車速を検出する車速センサ32と、操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ16と、電動モータ36を含む車輪の操舵機構11と、前記車速及び前記操舵トルクに基づいて目標電流値Itを決定し、前記目標電流値に基づいて前記電動モータを制御するコントローラと、を備える車両の電動パワーステアリング装置10において、左右操舵車輪の接地荷重の設定値からの変化量に応じて前記目標電流値を補正する補正電流値Iaを生成する目標電流値補正手段を含むことを特徴とする。
この発明によれば、目標電流値補正手段により、左右操舵車輪の接地荷重の設定値からの変化量に応じて、電動モータに供給される目標電流値を補正する補正電流値を生成するようにしているので、左右操舵車輪の接地荷重に応じて、最適な操舵力を自動的に設定することができる。
この発明によれば、ドライバ一人乗車の状態から助手席に同乗者が着座して車重の左右配分が変化した場合においても、ステアリングハンドルの最適な操舵力を自動的に設定することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る車両の電動パワーステアリング装置10の概略的構成図である。
この電動パワーステアリング装置10は、ピニオン18aとラック18bとからなるラック・ピニオン機構18と、電動モータであるEPS(Electric Power Steering)モータ36を含む補助ラック・ピニオン機構38とを備える車輪22の操舵機構11を備える。
手動によるステアリングハンドル(ハンドル)12の操舵力は、ステアリングシャフト14及び操舵トルクセンサ16を介して操舵機構11を構成するラック・ピニオン機構18に伝えられる。
この場合、ステアリングシャフト14からピニオン18aが受けた回転力は、ラック18bの軸方向の直線運動に変換され、タイロッド20を介して前輪22の走行方向を変化させる。
このときハンドル12の手動による操舵力をアシストするために、操舵トルクセンサ16により検出された操舵トルクStがEPSコントローラ30に入力される。
EPSコントローラ30には、操舵トルクStの他、車速センサ32からの車速Sv、乗員検知ユニット34からの乗員検知情報Pinfが入力され、これらの入力情報に応じて、手動によるハンドル12の操舵力をアシストするEPS制御電流値Iepsを決定し、EPSモータ36に補助トルクを発生させるためのEPS制御電流値Iepsに対応するEPS制御電流(アシスト電流)を供給する。
上述したように、EPSモータ36は、補助ラック・ピニオン機構38を形成し、EPSモータ36の駆動軸であるピニオンが受けた回転力がラック18bの軸方向の直線運動に変換され、ステアリングシャフト14に作用してハンドル12の操舵力を軽減する。
乗員検知情報Pinfを取得するために、図2に示すように、前席シート50(運転席シート50Dと助手席シート50P)のシートバックの中には、座高値を測定するための複数の感圧センサが上下方向に並べられた座高センサ52(運転席シート座高センサ52Dと助手席シート座高センサ52P)が取り付けられ、前席シート50のシートクッションの中には、荷重値を測定するために荷重(体重)センサ54(運転席シート荷重センサ54Dと助手席シート荷重センサ54P)が取り付けられている。なお、上述した両席の座高センサ52は、例えば、バックミラーの上部に車内の運転席と助手席を撮影視野とする広角度カメラを1つ設け、その広角度カメラからの情報を処理することで代替することができる。
図1に示すように、運転席シート座高センサ52Dで検知されたドライバ座高情報(ドライバ座高値)Dshと、助手席シート座高センサ52Pで検知された助手席乗員座高情報(助手席座高値)Pshは、乗員検知ユニット34に入力される。
また、運転席シート荷重センサ54Dで検知されたドライバ荷重情報(ドライバ体重値含む)Dwと、助手席シート荷重センサ54Pで検知された助手席乗員荷重情報(助手席乗員体重値含む)Pwも、乗員検知ユニット34に入力される。
乗員検知ユニット34は、運転席シート座高センサ52Dで検知されたドライバ座高情報Dshと、助手席シート座高センサ52Pで検知された助手席乗員座高情報Pshと、運転席シート荷重センサ54Dで検知されたドライバ荷重情報Dwと、助手席シート荷重センサ54Pで検知された助手席乗員荷重情報Pwを取り込み、処理結果の乗員検知情報PinfをEPSコントローラ30に供給する。
乗員検知ユニット34及びEPSコントローラ30は、それぞれマイクロコンピュータにより構成される。マイクロコンピュータは、計算機であり、CPU(中央処理装置)、メモリであるROM(EEPROMも含む。)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、その他、A/D変換器、D/A変換器等の入出力装置、計時手段としてのタイマ等を有しており、CPUがROMに記録されているプログラムを読み出して実行することで各種機能実現部、たとえば制御部、演算部、処理部等として機能する。
図3は、この実施形態に係る車両の電動パワーステアリング装置10の機能ブロック図を示している。
乗員検知ユニット34は、ドライバ座高情報Dsh、助手席乗員座高情報Psh、ドライバ荷重情報Dw、及び助手席乗員荷重情報Pwを取り込んで処理し、処理結果の乗員検知情報Pinfを出力する着座状態検出手段34aとして機能する。着座状態検出手段34aは、助手席着座状態検出手段34Pと運転席着座状態検出手段34Dとから構成される。
助手席着座状態検出手段34Pは、助手席乗員座高情報Psh又は助手席乗員荷重情報Pwに基づき、助手席シート50Pへの乗員の着座の有無情報、着座した乗員が大人であるか小人であるかの識別情報を乗員検知情報PinfとしてEPSコントローラ30に供給するとともに、助手席乗員荷重情報Pwに基づき着座した乗員の荷重値(体重値)情報を乗員検知情報PinfとしてEPSコントローラ30に供給する。
同様に、運転席着座状態検出手段34Dは、運転席乗員座高情報Dsh又は運転席乗員荷重情報Dwに基づき、運転席シート50Dへのドライバの着座の有無情報、着座したドライバが座高の高い人であるか低い人であるかの識別情報を乗員検知情報PinfとしてEPSコントローラ30に供給するとともに、運転席乗員荷重情報Dwに基づき着座したドライバの荷重値(体重値)情報を乗員検知情報PinfとしてEPSコントローラ30に供給する。
EPSコントローラ30は、車速センサ32からの車速Svと操舵トルクセンサ16からの操舵トルクStに基づきドライバ一人乗車の場合の、そのドライバによるハンドル12の手動での操舵力をアシストするEPS制御電流値Iepsに対応する目標電流値Itを生成する目標電流値生成手段30aと、乗員検知情報Pinfに基づき目標電流値Itを補正する補正電流値Iaを生成する補正電流値生成手段30bと目標電流値Itに補正電流値Iaを加算する加算手段(加算器)30dとからなる目標電流値補正手段30cとして機能する。
ここで、図3に示した機能ブロック図に係る車両の電動パワーステアリング装置10の概略動作を説明する。
まず、EPSコントローラ30の目標電流値生成手段30aは、車速センサ32からの車速Sv及び操舵トルクセンサ16からの操舵トルクSt等に基づき、ドライバ一人乗車の場合のEPSモータ36に入力する目標電流値Itを生成する。
目標電流値Itは、公知のように、例えば、図4に示すような車速Sv(V0<V1<V2<V3)をパラメータとして、操舵トルクStに対するアシスト電流である目標電流値Itのマップ(操舵トルク目標電流値マップ)60により算出する。この操舵トルク目標電流値マップ60は、EPSコントローラ30のROMに記憶されている。
次に、補正電流値生成手段30bは、着座状態検出手段34aにより検出された乗員検知情報Pinfに応じて補正電流値Ia(値は正又は負をとる。)を生成する。
次いで、加算手段30dは、目標電流値Itを補正電流値Iaにより補正したEPS制御電流値Ieps(Ieps=It+Ia)を生成して、EPSモータ36に供給する。
この実施形態に係る車両の電動パワーステアリング装置10は、基本的には以上のように構成され、かつ動作するものであり、次に、目標電流値補正手段30c(補正電流値生成手段30b)の詳細な動作について説明する。
第1実施例
図5は、第1実施例に係る補正電流値生成手段30b(30b1とする。)の機能ブロック図である。
この第1実施例において、補正電流値生成手段30b1は、乗員検知ユニット34からEPSコントローラ30に供給される乗員検知情報Pinfとして、助手席乗員座高情報Pshによる助手席乗員座高値又は助手席乗員荷重情報Pwによる助手席乗員荷重値を利用する。換言すれば、この第1実施例に係る電動パワーステアリング装置10は、少なくとも助手席シート50Pのみに助手席シート座高センサ52P又は助手席シート荷重センサ54Pが取り付けられた車両により実施可能である。この第1実施例においては、制御処理に助手席乗員座高値又は助手席乗員荷重値を直接的に利用するのではなく、助手席乗員の有無、助手席乗員が大人であるか小人であるかの識別情報を利用している。
図5例の補正電流値生成手段30b1は、切替手段61、62を有する。切替手段62は、助手席着座状態検出手段34Pから制御ポート62dに入力される乗員検知情報Pinfにより助手席乗員が着座していないと判定した場合、出力ポート62aを入力ポート62c側に切り替える。この場合、ドライバ一人乗車のみの電流補正値である0値を、補正電流値Ia(Ia=0)として加算手段30dに出力する。
その一方、制御ポート62dに入力される情報により、助手席乗員が着座していると判定した場合、出力ポート62aを入力ポート62b側へ切り替え、電流補正値Ioffsetを取り込む。
切替手段61は、制御ポート61dに入力される乗員検知情報Pinfが助手席乗員が大人であることを示す情報である場合、出力ポート61aを入力ポート61b側に切り替える。このとき、電流補正値IoffsetとしてROMに記憶されている電流補正値Ioffset_a(Ioffset_a>0)を加算手段30dに出力する(補正電流値Iaは、Ia=Ioffset_aになる。)。また、助手席乗員が小人であることを示す情報である場合、出力ポート61aを入力ポート61c側に切り替える。このとき、電流補正値IoffsetとしてROMに記憶されている電流補正値Ioffset_c(Ioffset_a>Ioffset_c)を加算手段30d(図3参照)に出力する(補正電流値Iaは、Ia=Ioffset_cになる。)。
以上説明したように、上述した実施形態の第1実施例に係る車両の電動パワーステアリング装置10は、車速Svを検出する車速センサ32と、操舵トルクStを検出する操舵トルクセンサ16と、EPSモータ36を含む前輪22の操舵機構11と、車速Sv及び操舵トルクStに基づいて目標電流値Itを決定し、目標電流値Itに基づいてEPSモータ36を制御するEPSコントローラ30と、さらに、助手席への着座の有無を検出する助手席着座状態検出手段34Pを備え、EPSコントローラ30は、助手席着座状態検出手段34Pで検出された助手席への乗員の着座の有無に応じて目標電流値Itを補正する補正電流値Iaを生成する目標電流値補正手段30c1を含んで構成される。
この構成によれば、助手席への着座の有無を検出する荷重センサ54P又は座高センサ52Pで検出される助手席シート50Pへの着座の有無に応じて、目標電流値補正手段30cにより、EPSモータ36に供給される目標電流値Itを補正する補正電流値Iaが生成されるので、ドライバ一人乗車のみならず、助手席シートに乗員が乗車している場合にも、すなわち、ドライバ一人乗車の状態から車重の左右配分が変化した場合においても、最適な操舵力を自動的に設定することができる。
この場合、図5に示したように、荷重センサ54P又は座高センサ52Pの値から助手席着座状態検出手段34Pとして機能する乗員検知ユニット34は、助手席シート50Pへの乗員の着座の有無及び乗員が大人であるか小人であるかを識別して検出し、目標電流値補正手段30c1は、助手席着座状態検出手段34Pで検出された乗員の識別結果に応じて補正電流値Iaを電流補正値Ioffset_a又は電流補正値Ioffset_bに変更する。電流補正値Ioffset_aは、助手席乗員が大人の場合の補正電流値であり補正量が大きい、一方で、電流補正値Ioffset_bは、助手席乗員が小人(子供)の場合の補正電流値であり補正量が小さい。すなわち、助手席乗員の体重に応じてアシスト量の補正制御を行っていることから、精度の高い操舵力のアンバランス補正が可能となる。
第2実施例
図6は、第2実施例に係る補正電流値生成手段30b(30b2とする。)の機能ブロック図である。
この第2実施例において、補正電流値生成手段30b2は、乗員検知ユニット34からEPSコントローラ30に供給される乗員検知情報Pinfとして、助手席乗員荷重情報Pwによる助手席乗員荷重値(以下、Pwvと符号を付ける)のみを利用する。すなわち、この第2実施例に係る電動パワーステアリング装置10は、少なくとも助手席シート50Pのみに助手席シート荷重センサ54Pが取り付けられた車両であれば実施することができる。この第2実施例においては、制御処理に助手席乗員荷重値Pwvを直接的に利用する。
図6例の補正電流値生成手段30b2は、切替手段71を有する。切替手段71は、助手席着座状態検出手段34Pから制御ポート71dに入力される助手席乗員荷重値Pwvによる乗員検知情報Pinfにより助手席乗員が着座していないと判定した場合、出力ポート71aを入力ポート71c側に切り替える。すなわち、この場合、ドライバ一人のみの乗車である電流補正値0値を、補正電流値Ia(Ia=0)として加算手段30d(図3参照)に出力する。
その一方、制御ポート71dに入力される助手席荷重値Pwvにより助手席乗員が着座していると判定した場合、出力ポート71aを入力ポート71b側へ切り替え、ドライバと助手席乗員を考慮した乗員補正制御電流値Ia´を取り込む。
この乗員補正制御電流値Ia´を決定するために、3つのマップ(ルックアップテーブル)が使用される。
図7は乗員補正制御ベース(基本)電流値マップ74、図8は乗員補正オフセットマップ78、図9は乗員補正制御車速レシオマップ80である。
ここで、助手席乗員荷重値Pwvの瞬時値がローパスフィルタ70により雑音が除去され安定した値として加算手段(加算器)72の一方の入力ポートに供給される。このとき、まず、車速Svによって助手席乗員荷重値Pwvのオフセット値(荷重オフセット値)を図8の乗員補正オフセットマップ78から検索する。この荷重オフセット値は、助手席乗員荷重値Pwvの不感帯を設定するものである。図8に示すように、低車速時には助手席乗員荷重値Pwvによる操舵力の左右アンバランスが発生し難いか、ドライバにより感じ難いため、荷重オフセット値を大きめに設定し、不感帯を大きくする。逆に、高車速側では、助手席乗員荷重値Pwvによる左右のアンバランスが操舵力のアンバランスに影響し易いので、荷重オフセット値を小さくし、不感帯を小さくして補正制御が効くようにする。
荷重オフセット値は負の値で加算手段72の他方の入力ポートに供給される。加算手段72の出力ポートには、荷重オフセット値を考慮した助手席乗員荷重値Pwv´(Pwv´=Pwv−荷重オフセット値)が現れる。
次に、この車速対応荷重オフセット値考慮助手席乗員荷重値Pwv´により、図7に示す乗員補正制御ベース電流値マップ74を検索し、補正制御のためのベース補正電流値(基本補正電流値)Ia´´を決定する。乗員補正制御ベース電流値マップ74は、助手席乗員荷重値Pwv´の大きさによってベース補正電流値Ia´´を決定するものである。助手席乗員荷重値Pwv´が小さいときには操舵力の左右アンバランス量も小さいので、ベース補正電流値Ia´´を小さな値に設定する。逆に、乗員荷重値Pwv´が大きいときには操舵力のアンバランス量も大きくなるため、ベース補正電流値Ia´´を大きな値に設定する。
ベース補正電流値Ia´´は乗算手段(乗算器)76の一方の入力ポートに供給される。
次に、図9の乗員補正制御車速レシオマップ80を参照して車速Svによる制御レシオrを決定し乗算手段76の他方の入力ポートに供給する。乗算手段76により制御レシオrをベース補正電流値Ia´´にかけ合わせることで、最終的な乗員補正制御電流値Ia´(Ia´=r×Ia´´)を決定する。
制御レシオrは、図9に示すように、低車速時には操舵力の左右アンバランスの影響が小さいので、乗員補正制御電流値Ia´を相対的に小さくするため、制御レシオrを小さい値(0<r<0.5)に設定する。逆に、高車速時には操舵力の左右アンバランスの影響が大きいので、乗員補正制御電流値Ia´を相対的に大きくするため、制御レシオrを大きな値(0.5≦r<1)に設定する。なお、乗員補正制御電流値Ia´を大きな値にしすぎると左右アンバランスの解消(中立への調整)がオーバー調整になり、逆のアンバランスを生じる可能性もあるため、所定車速、例えば80[km/h]以上では制御レシオrを一定値(r=1)にする。
このようにして決定した乗員補正制御電流値Ia´を補正電流値Ia(Ia=Ia´)として加算手段30dの他方の入力ポートに供給し、目標電流値Itに合算することで、ハンドル12の手動による操舵力をアシストするEPS制御電流値Ieps(Ieps=It+Ia)を決定し、EPSモータ36にEPS制御電流として供給する。
この第2実施例による補正制御の結果を図10A、図10Bの操舵角・操舵力特性図を参照して説明する。ドライバ一人乗車時の図10Aの点線に示す左右バランスのとれた操舵力特性90が、助手席乗員荷重値Pwvによって発生した左右の荷重アンバランスにより操舵力特性91になるが、図10Bに示すように、アンバランスの発生した操舵力特性91を、上述した助手席乗員の荷重に応じた補正制御を実施することにより図10Bに示すバランスの取れた操舵力特性92に補正する(もどす)ことができる。この補正後の操舵力特性92は、補正前のドライバ一人乗車時の操舵力特性90に略等しい。
なお、上述した第1実施例及び第2実施例では、助手席シート座高センサ52P及び(又は)助手席シート荷重センサ54Pを利用した助手席着座状態検出手段34Pからの乗員検知情報Pinfによる補正電流値Iaの算出の仕方について説明しているが、これに限らず、運転席シート座高センサ52D及び(又は)運転席シート荷重センサ54Dを利用した運転席着座状態検出手段34Dからの乗員検知情報Pinfに基づき、目標電流値補正手段30c(補正電流値生成手段30b)が、上記した助手席着座状態検出手段34Pで検出された助手席乗員の荷重に加えて運転席着座状態検出手段34Dで検出されたドライバの荷重に応じて補正電流値Iaをより精密に変更することができる。
この実施形態によれば、助手席乗員の荷重に加えてドライバの荷重も考慮した最適な操舵力を自動的に設定することができる。
なお、実質的には、左右操舵車輪である両前輪22の接地荷重の設定値からの変化量(ずれ量)に応じて目標電流値Itを補正する補正電流値Iaを生成するようにすることもできる。そのようにすれば、両前輪22の接地荷重に応じて、最適な操舵力を自動的に設定することができる。接地荷重の設定値からの変化量は、運転席荷重値と助手席荷重値との差の変化量から間接的に、あるいは平地で前輪22のサスペンションに設けた図示しないストロークセンサにより検出される左右サスペンションの沈み込み量の差から算出することができる。
この実施形態によれば、車重の左右配分が変化した場合においても、最適な操舵力を自動的に設定することができる。
なお、この発明は、上述した実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
この発明の一実施形態に係る車両の電動パワーステアリング装置の概略的構成図である。 シートに埋め込まれた状態の座高センサと荷重センサの説明図である。 図1例の車両の電動パワーステアリング装置の機能ブロック図である。 車速をパラメータとする公知技術に係る目標電流値算出テーブルの説明図である。 第1実施例に係る補正電流値生成手段の機能ブロック図である。 第2実施例に係る補正電流値生成手段の機能ブロック図である。 乗員補正制御ベース(基本)電流値マップの説明図である。 乗員補正オフセットマップの説明図である。 乗員補正制御車速レシオマップの説明図である。 図10Aは操舵力の左右アンバランス発生の説明図、図10Bは乗員補正制御による左右アンバランス補正の説明図である。
符号の説明
10…電動パワーステアリング装置 11…操舵機構
12…ステアリングハンドル 16…操舵トルクセンサ
30…EPSコントローラ 30a…目標電流値生成手段
30c、30c1…目標電流値補正手段
30b、30b1、30b2…補正電流値生成手段
32…車速センサ 34…乗員検知ユニット
34a…着座状態検出手段 34D…運転席着座状態検出手段
34P…助手席着座状態検出手段 52…座高センサ
52D…運転席シート座高センサ 52P…助手席シート座高センサ
54…荷重センサ 54D…運転席シート荷重センサ
54P…助手席シート荷重センサ

Claims (6)

  1. 車速を検出する車速センサと、
    操舵トルクを検出する操舵トルクセンサと、
    電動モータを含む車輪の操舵機構と、
    前記車速及び前記操舵トルクに基づいて目標電流値を決定し、前記目標電流値に基づいて前記電動モータを制御するコントローラと、
    を備える車両の電動パワーステアリング装置において、
    助手席への着座の有無を検出する助手席着座状態検出手段を備え、
    前記コントローラは、前記助手席着座状態検出手段で検出された助手席への着座の有無に応じて前記目標電流値を補正する補正電流値を生成する目標電流値補正手段を含む
    ことを特徴とする車両の電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1記載の車両の電動パワーステアリング装置において、
    前記助手席着座状態検出手段は、助手席への着座の有無及び乗員が大人であるか小人であるかを識別して検出し、
    前記目標電流値補正手段は、前記助手席着座状態検出手段で検出された大人であるか小人であるかの識別結果に応じて前記補正電流値を変更する
    ことを特徴とする車両の電動パワーステアリング装置。
  3. 請求項1記載の車両の電動パワーステアリング装置において、
    前記助手席着座状態検出手段は、助手席への着座の有無及び乗員の荷重を検出し、
    前記目標電流値補正手段は、前記助手席着座状態検出手段で検出された乗員の荷重に応じて前記補正電流値を変更する
    ことを特徴とする車両の電動パワーステアリング装置。
  4. 請求項3記載の車両の電動パワーステアリング装置において、
    運転席の乗員の荷重を検出する運転席着座状態検出手段を備え、
    前記目標電流値補正手段は、前記助手席着座状態検出手段で検出された乗員の荷重及び前記運転席着座状態検出手段で検出された乗員の荷重に応じて前記補正電流値を変更する
    ことを特徴とする車両の電動パワーステアリング装置。
  5. 車速を検出する車速センサと、
    操舵トルクを検出する操舵トルクセンサと、
    電動モータを含む車輪の操舵機構と、
    前記車速及び前記操舵トルクに基づいて目標電流値を決定し、前記目標電流値に基づいて前記電動モータを制御するコントローラと、
    を備える車両の電動パワーステアリング装置において、
    運転席の乗員の荷重を検出する運転席着座状態検出手段と、
    助手席の乗員の荷重を検出する助手席着座状態検出手段と、
    を備え、
    前記コントローラは、前記運転席着座状態検出手段で検出された乗員の荷重及び前記助手席着座状態検出手段で検出された乗員の荷重に応じて前記目標電流値を補正する補正電流値を生成する目標電流値補正手段を含む
    ことを特徴とする車両の電動パワーステアリング装置。
  6. 車速を検出する車速センサと、
    操舵トルクを検出する操舵トルクセンサと、
    電動モータを含む車輪の操舵機構と、
    前記車速及び前記操舵トルクに基づいて目標電流値を決定し、前記目標電流値に基づいて前記電動モータを制御するコントローラと、
    を備える車両の電動パワーステアリング装置において、
    左右操舵車輪の接地荷重の設定値からの変化量に応じて前記目標電流値を補正する補正電流値を生成する目標電流値補正手段を含む
    ことを特徴とする車両の電動パワーステアリング装置。
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