JP2008287611A - 情報管理システム、および、情報管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】飲食店の顧客が複数の店舗で飲食する場合に、既に飲食した物の種類等に対応して、飲食物の提供等を受けられるようにする。
【解決手段】飲食物を提供する店舗に設置されたオーダー管理システム1において、オーダー管理装置4により、顧客が注文した商品に関する情報を示す画像コードを生成し、生成した画像コードを、レジ端末装置5が備えるプリンタ14によって、レシート上に印刷する。
【選択図】図1
【解決手段】飲食物を提供する店舗に設置されたオーダー管理システム1において、オーダー管理装置4により、顧客が注文した商品に関する情報を示す画像コードを生成し、生成した画像コードを、レジ端末装置5が備えるプリンタ14によって、レシート上に印刷する。
【選択図】図1
Description
本発明は、飲食店において顧客の注文に係る情報を管理する情報管理システム、および、情報管理方法に関する。
飲食店において宴会等が開催された場合に、その参加者が退店後に別の飲食店舗に行って二次会を催すことがある。どの店で二次会を行うかは、多くの場合、短時間で速やかに決定されるため、二次会を行う店を選ぶ際には、予算や場所、あるいは空き状況等の情報が重視されていた。このような顧客の利便を図るため、例えば、特定地域における店舗の空席状況に係る情報を提供する情報サービスセンタにより、電話と音声により、店舗の空き状況を案内するシステムが提案された(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−136904号公報
ところで、二次会の席においては、最初の宴会とは異なる傾向の飲食物が好まれる。例えば、最初の宴会で脂っこい料理が出された場合、二次会においては、あっさりした料理やデザート類が好まれる。最初の宴会においてどのような物を飲食したかは顧客自身しか知り得ないため、二次会で飲食する物を選ぶ作業は顧客自身が行う必要がある。しかしながら、飲食店で提供される商品の中には店が独自に創作したものもあるので、例えば、それぞれの商品があっさりしているか否かを速やかに判断することは難しい。このため、注文を決めるにあたって、どのような物を望むかを従業員に口頭で説明し、従業員の助言を得る等しなければならなかった。
本発明は、飲食店の顧客が複数の店舗で飲食する場合に、既に飲食した物の種類等に対応して、飲食物の提供等を受けられるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、飲食物を提供する店舗に設置され、前記店舗において顧客が注文した商品に関する情報を示す画像コードを生成するコード生成装置と、前記コード生成装置により生成された画像コードを印刷する印刷装置と、を備えたことを特徴とする情報管理システムを提供する。
この構成によれば、飲食物を提供する店舗において、顧客が注文した商品に関する情報が画像コードとして印刷されるので、画像コードを読み取る装置を用いれば、容易に、その顧客が一つの店舗で注文した商品に関する情報を得ることができる。これにより、例えば複数の店舗間において顧客の注文の傾向等に関する情報を容易に共有できるので、ある店舗に来店した顧客について、前に訪れた飲食店で注文した商品に係る情報を画像コードから取得し、取得した情報に基づいていくつかの商品を勧めるといった対応が可能となる。このように、顧客は、自分が飲食した商品に関する情報を、次に訪れた店に容易に伝えることができ、この情報に基づいて容易に商品を選ぶことが可能となる。
この構成によれば、飲食物を提供する店舗において、顧客が注文した商品に関する情報が画像コードとして印刷されるので、画像コードを読み取る装置を用いれば、容易に、その顧客が一つの店舗で注文した商品に関する情報を得ることができる。これにより、例えば複数の店舗間において顧客の注文の傾向等に関する情報を容易に共有できるので、ある店舗に来店した顧客について、前に訪れた飲食店で注文した商品に係る情報を画像コードから取得し、取得した情報に基づいていくつかの商品を勧めるといった対応が可能となる。このように、顧客は、自分が飲食した商品に関する情報を、次に訪れた店に容易に伝えることができ、この情報に基づいて容易に商品を選ぶことが可能となる。
上記構成において、前記店舗において提供される各々の飲食物の特徴を示す商品情報を記憶した商品情報記憶装置と、前記顧客により注文された飲食物について前記商品情報記憶装置に記憶された商品情報を参照することにより、前記顧客の注文の傾向を判定する注文傾向判定装置と、を備え、前記コード生成装置は、前記注文傾向判定装置により判定された傾向を示す画像コードを生成するものとしてもよい。
この場合、顧客が注文した商品の特徴に基づいて顧客の注文の傾向が判定され、この傾向を示す画像コードが印刷されるので、画像コードを読み取る装置を用いて、その顧客が一つの店舗で注文した商品の傾向に関する情報を得ることができる。この画像コードの情報を利用すれば、例えば他の店舗で顧客に対して商品を勧めたり、顧客自身が別の店舗で商品を選ぶ参考にしたりすることができる。
この場合、顧客が注文した商品の特徴に基づいて顧客の注文の傾向が判定され、この傾向を示す画像コードが印刷されるので、画像コードを読み取る装置を用いて、その顧客が一つの店舗で注文した商品の傾向に関する情報を得ることができる。この画像コードの情報を利用すれば、例えば他の店舗で顧客に対して商品を勧めたり、顧客自身が別の店舗で商品を選ぶ参考にしたりすることができる。
また、上記構成において、前記注文傾向判定装置は、前記商品情報記憶装置に記憶された商品情報に基づいて、前記顧客の注文の傾向を表す数値を算出するものであり、前記コード生成装置は、前記注文傾向判定装置により算出された数値を示す画像コードを生成するものとしてもよい。
この場合、顧客が注文した商品の特徴が数値化され、この数値が画像コードとして印刷されるので、顧客の注文の傾向に関する処理を高速に実行できる。また、情報を数値化することで情報量が非常に小さくなるので、非常に小さく単純な画像コードに変換できるという利点がある。
この場合、顧客が注文した商品の特徴が数値化され、この数値が画像コードとして印刷されるので、顧客の注文の傾向に関する処理を高速に実行できる。また、情報を数値化することで情報量が非常に小さくなるので、非常に小さく単純な画像コードに変換できるという利点がある。
上記課題を解決するため、本発明は、飲食物を提供する店舗に設置され、前記店舗とは別の店舗において顧客が注文した商品に関する情報を示す画像コードを読み取るコード読取装置と、前記コード読取装置により読み取った画像コードに基づいて、前記別の店舗において顧客が注文した商品に関する情報を取得し、取得した情報をもとに前記店舗で提供される飲食物から1または複数の飲食物を選択する商品選択装置と、前記商品選択装置により選択された飲食物に係る情報を表示する表示装置と、を備えたことを特徴とする情報管理システムを提供する。
この構成によれば、画像コードを読み取ることによって別の店舗において顧客が注文した商品に関する情報が取得され、取得された情報に基づいて選択された商品に係る情報が表示される。ここで選択された商品は、顧客が別の店で注文した内容に基づいて選択されたものであり、既に飲食した物と種類が重複する等といったことがなく、顧客にとって満足度の高い商品である可能性が高い。このため、顧客は、表示された情報を参照すれば、興味のある商品を速やかに選ぶことができる。このように、顧客が別の店で注文した商品に関する情報を速やかに取得することができ、この情報に基づいて顧客対応を行うことで、顧客の利便性と満足度を高めることができる。
この構成によれば、画像コードを読み取ることによって別の店舗において顧客が注文した商品に関する情報が取得され、取得された情報に基づいて選択された商品に係る情報が表示される。ここで選択された商品は、顧客が別の店で注文した内容に基づいて選択されたものであり、既に飲食した物と種類が重複する等といったことがなく、顧客にとって満足度の高い商品である可能性が高い。このため、顧客は、表示された情報を参照すれば、興味のある商品を速やかに選ぶことができる。このように、顧客が別の店で注文した商品に関する情報を速やかに取得することができ、この情報に基づいて顧客対応を行うことで、顧客の利便性と満足度を高めることができる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、飲食物を提供する店舗に設置された情報管理システムにより、前記店舗において顧客が注文した商品に関する情報を示す画像コードを生成し、この生成した画像コードを印刷すること、を特徴とする情報管理方法を提供する。
この方法によれば、飲食物を提供する店舗において、顧客が注文した商品に関する情報が画像コードとして印刷されるので、画像コードを読み取る装置を用いれば、容易に、その顧客が一つの店舗で注文した商品に関する情報を得ることができる。これにより、例えば複数の店舗間において顧客の注文の傾向等に関する情報を容易に共有できるので、顧客は、自分が飲食した商品に関する情報を、次に訪れた店に容易に伝えることができ、この情報に基づいて容易に商品を選ぶことが可能となる。
この方法によれば、飲食物を提供する店舗において、顧客が注文した商品に関する情報が画像コードとして印刷されるので、画像コードを読み取る装置を用いれば、容易に、その顧客が一つの店舗で注文した商品に関する情報を得ることができる。これにより、例えば複数の店舗間において顧客の注文の傾向等に関する情報を容易に共有できるので、顧客は、自分が飲食した商品に関する情報を、次に訪れた店に容易に伝えることができ、この情報に基づいて容易に商品を選ぶことが可能となる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、飲食物を提供する店舗に設置され、画像コードを読み取るコード読取装置を備えた情報管理システムにより、前記コード読取装置により読み取った画像コードに基づいて、前記別の店舗において顧客が注文した商品に関する情報を取得し、この取得した情報をもとに前記店舗で提供される飲食物から1または複数の飲食物を選択し、選択した飲食物に係る情報を表示すること、を特徴とする情報管理方法を提供する。
この方法によれば、画像コードを読み取ることによって別の店舗において顧客が注文した商品に関する情報を取得し、取得された情報に基づいて選択された商品に係る情報を表示するので、顧客が別の店で注文した商品に関する情報を速やかに取得することができ、この情報に基づいて顧客対応を行い、顧客の利便性と満足度を高めることができる。
この方法によれば、画像コードを読み取ることによって別の店舗において顧客が注文した商品に関する情報を取得し、取得された情報に基づいて選択された商品に係る情報を表示するので、顧客が別の店で注文した商品に関する情報を速やかに取得することができ、この情報に基づいて顧客対応を行い、顧客の利便性と満足度を高めることができる。
本発明によれば、画像コードを利用して、飲食店の顧客が注文した飲食物に関する情報を複数の店舗間等において容易に、かつ正確に共有することが可能となり、この情報に基づいて顧客対応を行うことで、店舗においては顧客の利便性と満足度を高めることができ、顧客にとっては、自分が望むサービスを速やかに受けることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用した実施形態に係るオーダー管理システム1の概略構成を示す図である。
情報管理システムとしてのオーダー管理システム1は、外食産業の店舗に設置され、顧客が注文した商品(飲食物)の情報を管理して、調理、商品の提供、代金の支払等を管理するシステムである。
図1のオーダー管理システム1は、顧客が着席するテーブルに設置されたテーブル端末装置2、店舗の従業員のうち接客担当者が使用するハンディターミナル3、オーダー管理システム1を集中制御するオーダー管理装置4、上記店舗における会計・精算業務を行うためのレジ端末装置5、および、調理場に設置される調理側端末装置6を備える。なお、図1にはテーブル端末装置2およびハンディターミナル3を1台ずつ図示しているが、オーダー管理システム1におけるテーブル端末装置2およびハンディターミナル3の数は特に制限されない。
図1は、本発明を適用した実施形態に係るオーダー管理システム1の概略構成を示す図である。
情報管理システムとしてのオーダー管理システム1は、外食産業の店舗に設置され、顧客が注文した商品(飲食物)の情報を管理して、調理、商品の提供、代金の支払等を管理するシステムである。
図1のオーダー管理システム1は、顧客が着席するテーブルに設置されたテーブル端末装置2、店舗の従業員のうち接客担当者が使用するハンディターミナル3、オーダー管理システム1を集中制御するオーダー管理装置4、上記店舗における会計・精算業務を行うためのレジ端末装置5、および、調理場に設置される調理側端末装置6を備える。なお、図1にはテーブル端末装置2およびハンディターミナル3を1台ずつ図示しているが、オーダー管理システム1におけるテーブル端末装置2およびハンディターミナル3の数は特に制限されない。
テーブル端末装置2は1つのテーブルに1台設置され、そのテーブルに着席した顧客グループに割り当てられ、この顧客グループの注文に関する情報を処理する。本実施形態では、一つのテーブルに着席した一人または複数人の顧客が、一つの顧客グループを構成するものとして説明する。
テーブル端末装置2は、略平板状の本体20の表面に表示画面21を備えている。表示画面21は、液晶表示パネルや有機EL表示パネル等により構成され、各種画像を表示する。表示画面21の表面にはタッチパネルが重ねて配設され、表示画面21の表面に対する接触操作を検出する。また、本体20には、オーダー管理装置4との間で無線通信を実行するためのアンテナ22が配設されている。
テーブル端末装置2は、略平板状の本体20の表面に表示画面21を備えている。表示画面21は、液晶表示パネルや有機EL表示パネル等により構成され、各種画像を表示する。表示画面21の表面にはタッチパネルが重ねて配設され、表示画面21の表面に対する接触操作を検出する。また、本体20には、オーダー管理装置4との間で無線通信を実行するためのアンテナ22が配設されている。
テーブル端末装置2は、CPU(図示略)、CPUにより実行される制御プログラムや画面表示用のデータ等を記憶した不揮発性メモリ(図示略)、オーダー管理装置4との間でデータを送受信する無線通信回路(図示略)等を内蔵し、CPUにより制御プログラムを実行することで、表示画面21に各種画面を表示するとともに、画面の表示中における表示画面21への接触操作を検知して、この操作により指示された内容を、アンテナ22を介してオーダー管理装置4へ無線送信する。具体的には、テーブル端末装置2は、商品としての飲食物を注文するための注文用画面を表示画面21に表示し、この注文用画面の表示中における操作に応じて、注文する商品の商品名または商品コードと、注文数量と、注文を行うテーブル端末装置2が設置されたテーブルを特定するテーブルNo.と、現在時刻とを含むオーダー情報を生成して、オーダー管理装置4へ送信する。
また、テーブル端末装置2は、後述するように、オーダー管理装置4から紹介店舗情報が送信された場合に、この紹介店舗情報の内容を表示する。
また、テーブル端末装置2は、後述するように、オーダー管理装置4から紹介店舗情報が送信された場合に、この紹介店舗情報の内容を表示する。
ハンディターミナル3は、上記店舗において接客を担当する従業員が携帯する端末装置である。ハンディターミナル3は、液晶表示パネルや有機EL表示パネル等により構成される表示画面31と、従業員が入力操作を行うための操作部32とを備え、さらに、オーダー管理装置4との間で無線通信を実行するためのアンテナ33が配設されている。
ハンディターミナル3は、CPU(図示略)、CPUにより実行される制御プログラムや画面表示用のデータ等を記憶した不揮発性メモリ(図示略)、オーダー管理装置4との間でデータを送受信する無線通信回路(図示略)等を内蔵し、CPUにより制御プログラムを実行することで、表示画面31に各種画面を表示するとともに、操作部32における操作を検知して、この操作により指示された内容を、アンテナ33を介してオーダー管理装置4へ無線送信する。
ハンディターミナル3は、テーブルに着席した顧客が商品の注文を求めた場合、この求めに応じた従業員の操作に従って、注文する商品の商品名または商品コードと、注文数量と、注文した顧客が着席しているテーブルを特定するテーブルNo.と、現在時刻とを含むオーダー情報を生成して、オーダー管理装置4へ送信する。
このため、オーダー管理システム1が設置された店舗において、顧客は、テーブル端末装置2を自分で操作して商品を注文することができ、ハンディターミナル3を携帯する従業員に口頭で注文を伝えて、注文を行うこともできる。
ハンディターミナル3は、CPU(図示略)、CPUにより実行される制御プログラムや画面表示用のデータ等を記憶した不揮発性メモリ(図示略)、オーダー管理装置4との間でデータを送受信する無線通信回路(図示略)等を内蔵し、CPUにより制御プログラムを実行することで、表示画面31に各種画面を表示するとともに、操作部32における操作を検知して、この操作により指示された内容を、アンテナ33を介してオーダー管理装置4へ無線送信する。
ハンディターミナル3は、テーブルに着席した顧客が商品の注文を求めた場合、この求めに応じた従業員の操作に従って、注文する商品の商品名または商品コードと、注文数量と、注文した顧客が着席しているテーブルを特定するテーブルNo.と、現在時刻とを含むオーダー情報を生成して、オーダー管理装置4へ送信する。
このため、オーダー管理システム1が設置された店舗において、顧客は、テーブル端末装置2を自分で操作して商品を注文することができ、ハンディターミナル3を携帯する従業員に口頭で注文を伝えて、注文を行うこともできる。
オーダー管理装置4は、顧客が注文した内容を示すオーダー情報を記憶するオーダー情報データベース11と、上記店舗で提供される商品に関する商品情報を記憶した商品情報記憶装置としての商品情報データベース12とを備えている。
図2は、オーダー管理装置4が備える各データベースに記憶されるデータの構成を模式的に示す図である。図2(A)はオーダー情報11Aの構成例を示し、図2(B)は商品情報12Aの構成例を示す。
図2(A)に示すように、オーダー情報データベース11に記憶されるオーダー情報11Aは、商品を注文した顧客が着席しているテーブルNo.と、テーブル端末装置2またはハンディターミナル3において注文が入力された時刻を示す注文受付時刻、注文された商品の商品コード、および、商品の注文数量を含んでいる。オーダー情報11Aは、テーブル端末装置2またはハンディターミナル3による1回の注文の操作毎に生成されるので、たとえば1回の注文操作で複数の商品がまとめて注文された場合、オーダー情報11Aには、複数の商品の商品コードと、各商品の注文数量とが含まれる。
図2は、オーダー管理装置4が備える各データベースに記憶されるデータの構成を模式的に示す図である。図2(A)はオーダー情報11Aの構成例を示し、図2(B)は商品情報12Aの構成例を示す。
図2(A)に示すように、オーダー情報データベース11に記憶されるオーダー情報11Aは、商品を注文した顧客が着席しているテーブルNo.と、テーブル端末装置2またはハンディターミナル3において注文が入力された時刻を示す注文受付時刻、注文された商品の商品コード、および、商品の注文数量を含んでいる。オーダー情報11Aは、テーブル端末装置2またはハンディターミナル3による1回の注文の操作毎に生成されるので、たとえば1回の注文操作で複数の商品がまとめて注文された場合、オーダー情報11Aには、複数の商品の商品コードと、各商品の注文数量とが含まれる。
図2(B)に示すように、商品情報データベース12に記憶される商品情報12Aには、商品コードと、商品の名称、単価、および、商品の分類を示す情報が対応づけて含まれている。
本実施形態においては、商品を「焼き物、揚げ物、煮物、丼物・ご飯物、寿司、鍋料理、麺類、軽食・喫茶・甘味」の8種類に分類している。商品情報12Aには、上記8種類の分類のうち、その商品が属する分類名が含まれる。
さらに、本実施形態では、商品の分類を数値化して処理することが可能である。
図3は、オーダー管理装置4により記憶されている分類別スコアテーブル4Aの構成を示す図である。この分類別スコアテーブル4Aは、上述した8種類の商品の分類をスコアに対応づけたテーブルであり、主として、各分類の商品(料理)の濃さ、油の多さ等を基準としている。例えば、分類「B.揚げ物」のスコアは「70」となっており、分類「E.寿司」のスコアは「30」となっている。
本実施形態においては、商品を「焼き物、揚げ物、煮物、丼物・ご飯物、寿司、鍋料理、麺類、軽食・喫茶・甘味」の8種類に分類している。商品情報12Aには、上記8種類の分類のうち、その商品が属する分類名が含まれる。
さらに、本実施形態では、商品の分類を数値化して処理することが可能である。
図3は、オーダー管理装置4により記憶されている分類別スコアテーブル4Aの構成を示す図である。この分類別スコアテーブル4Aは、上述した8種類の商品の分類をスコアに対応づけたテーブルであり、主として、各分類の商品(料理)の濃さ、油の多さ等を基準としている。例えば、分類「B.揚げ物」のスコアは「70」となっており、分類「E.寿司」のスコアは「30」となっている。
また、図1に示すように、オーダー管理装置4はプリンタ13を備え、このプリンタ13により、顧客グループ毎に、注文した商品の明細や支払代金等が記された支払伝票を印刷する。
レジ端末装置5はレシートを印刷するプリンタ14を備え、さらに、各種帳票または紙片に記録されている画像コードを読み取る二次元コードリーダ15を備えている。二次元コードリーダ15は、いわゆる二次元コードと呼ばれる画像コードを撮影するカメラを備え、レジ端末装置5は、このカメラにより撮影された画像コードをデコードして、情報を取得する。調理側端末装置6は、調理場の従業員に注文内容を知らせるための調理伝票を印刷するプリンタ16を備えている。
レジ端末装置5はレシートを印刷するプリンタ14を備え、さらに、各種帳票または紙片に記録されている画像コードを読み取る二次元コードリーダ15を備えている。二次元コードリーダ15は、いわゆる二次元コードと呼ばれる画像コードを撮影するカメラを備え、レジ端末装置5は、このカメラにより撮影された画像コードをデコードして、情報を取得する。調理側端末装置6は、調理場の従業員に注文内容を知らせるための調理伝票を印刷するプリンタ16を備えている。
オーダー管理装置4は、CPU(図示略)、CPUにより実行される制御プログラムや各種データ等を記憶した不揮発性メモリ(図示略)、後述するカウンタのデータ等を一時的に記憶するメモリ(図示略)、テーブル端末装置2およびハンディターミナル3との間でデータを送受信する無線通信回路(図示略)等を内蔵し、CPUにより制御プログラムを実行することで、テーブル端末装置2またはハンディターミナル3から送信されたオーダー情報を受信してオーダー情報データベース11に記憶する。また、オーダー管理装置4は、レジ端末装置5から特定の顧客グループの精算に要する情報が要求された場合に、要求された顧客グループに関するオーダー情報11Aをオーダー情報データベース11から読み出して、レジ端末装置5へ送信する。さらに、オーダー管理装置4は、読み出したオーダー情報11Aに含まれる商品の商品情報12Aを商品情報データベース12から読み出して、レジ端末装置5へ送信する。
オーダー管理装置4は、注文を行った顧客グループ宛ての支払伝票をプリンタ13によって印刷させ、接客担当の従業員は、注文された商品を顧客グループのテーブルに運ぶ際に、プリンタ13により印刷された支払伝票を届ける。
オーダー管理装置4は、注文を行った顧客グループ宛ての支払伝票をプリンタ13によって印刷させ、接客担当の従業員は、注文された商品を顧客グループのテーブルに運ぶ際に、プリンタ13により印刷された支払伝票を届ける。
レジ端末装置5は、上記店舗の会計場所に設置され、上記店舗の従業員による操作に応じて、精算処理を行う。具体的には、プリンタ13により印刷された支払伝票の番号が入力されると、この番号に対応するオーダー情報11Aをオーダー管理装置4から取得し、顧客グループが注文した商品および注文数量を特定する。ここでレジ端末装置5は、取得したオーダー情報11Aに含まれる各商品の価格を、オーダー管理装置4から送信された商品情報12Aをもとに取得し、取得した情報および税率等の情報をもとに総支出金額を算出する。顧客により支払が行われると、レジ端末装置5は釣り銭の計算を行ってドロワ(図示略)を開放し、従業員による釣り銭の受け渡しを可能とする。さらに、レジ端末装置5はプリンタ14によってレシートを印刷する。また、レジ端末装置5は、上記店舗における総支出金額のデータを集積し、上記店舗の売り上げ計算処理等を行う。
調理側端末装置6は、上記店舗の調理場に設置され、オーダー管理装置4からオーダー情報が送信された場合に、このオーダー情報に基づいて、プリンタ16によって調理伝票を印刷する。この調理伝票は、調理を担当する従業員に対して注文の内容を伝達し、調理の進行状況を確認する等の目的で用いられる。
調理側端末装置6は、上記店舗の調理場に設置され、オーダー管理装置4からオーダー情報が送信された場合に、このオーダー情報に基づいて、プリンタ16によって調理伝票を印刷する。この調理伝票は、調理を担当する従業員に対して注文の内容を伝達し、調理の進行状況を確認する等の目的で用いられる。
このように構成されるオーダー管理システム1において、オーダー管理装置4は、コード生成装置および注文傾向判定装置として機能し、オーダー情報データベース11に記憶されるオーダー情報11Aに基づいて、顧客が注文した商品に関する情報を顧客毎に生成し、生成した情報を示す二次元コードを生成する。ここで生成された二次元コードは、レジ端末装置5において顧客の精算処理を行う際に、印刷装置として機能するプリンタ14により印刷されるレシートの下部に印刷される。
以下、この動作について説明する。
以下、この動作について説明する。
図4は、オーダー管理システム1の動作を示すフローチャートである。
この図4に示す動作に先立って、オーダー管理装置4は、テーブルNo.毎にカウンタを設定する。このカウンタは、CPU(図示略)の動作により実現され、テーブルNo.ごと、および、商品の分類毎に、注文数量をカウントする。カウント値はオーダー管理装置4が備える記憶装置41に格納される。
この図4に示す動作に先立って、オーダー管理装置4は、テーブルNo.毎にカウンタを設定する。このカウンタは、CPU(図示略)の動作により実現され、テーブルNo.ごと、および、商品の分類毎に、注文数量をカウントする。カウント値はオーダー管理装置4が備える記憶装置41に格納される。
顧客がテーブル端末装置2を操作し、或いは顧客の求めに応じてハンディターミナル3が操作されて、注文の操作が開始され(ステップS11)、オーダー情報がテーブル端末装置2またはハンディターミナル3からオーダー管理装置4へ送信されると(ステップS12)、オーダー管理装置4は、送信されたオーダー情報を受信してオーダー情報データベース11に格納するとともに、このオーダー情報に含まれる商品の種類を、商品情報データベース12内の商品情報12Aに基づいて判別する(ステップS13)。
続いて、オーダー管理装置4は、顧客のテーブルNo.に対応するカウント値を記憶装置41から読み出して取得し(ステップS14)、ステップS13で判別した分類のカウント値を、注文数量の分だけ増加させて更新する(ステップS15)。
続いて、オーダー管理装置4は、顧客のテーブルNo.に対応するカウント値を記憶装置41から読み出して取得し(ステップS14)、ステップS13で判別した分類のカウント値を、注文数量の分だけ増加させて更新する(ステップS15)。
オーダー管理装置4は、精算を開始するか否かを判別する(ステップS16)。オーダー管理システム1においては、顧客が精算を要求すること、および、レジ端末装置5の操作によって精算開始の要求が行われることによって、精算が開始される。
精算を開始しない場合(ステップS16;No)、オーダー管理装置4はステップS11に戻る。一方、精算を開始する場合(ステップS16;Yes)、オーダー管理装置4は、精算を行う顧客のテーブルNo.に対応するカウント値を記憶装置41から読み出して取得し(ステップS17)、取得した各分類のカウント値と分類別スコアテーブル4A(図3)に定められた各分類のスコアに基づいて、顧客の注文の傾向を数値化する(ステップS18)。
精算を開始しない場合(ステップS16;No)、オーダー管理装置4はステップS11に戻る。一方、精算を開始する場合(ステップS16;Yes)、オーダー管理装置4は、精算を行う顧客のテーブルNo.に対応するカウント値を記憶装置41から読み出して取得し(ステップS17)、取得した各分類のカウント値と分類別スコアテーブル4A(図3)に定められた各分類のスコアに基づいて、顧客の注文の傾向を数値化する(ステップS18)。
このステップS18では、例えば、顧客に注文に係るスコアの合計を、注文された全商品の数で除算した平均値を算出する。一例として、顧客が焼き物を5品、揚げ物を7品、寿司を2品注文した場合には、下記式により、顧客の注文の傾向を表す数値は、60.7と求められる。
(60×5+70×7+30×2)÷(5+7+2)=60.7
この数値は、図4のテーブルに従えば、脂っこさが焼き物・麺類〜揚げ物に相当することを示す。
そして、オーダー管理装置4は、ステップS18で得た数値を表す二次元コードを生成する(ステップS19)。生成された二次元コードは、精算を行うためのオーダー情報11Aや商品情報12Aとともにレジ端末装置5へ送信され、レジ端末装置5のプリンタ14によって、レシートと合わせて印刷される(ステップS20)。
(60×5+70×7+30×2)÷(5+7+2)=60.7
この数値は、図4のテーブルに従えば、脂っこさが焼き物・麺類〜揚げ物に相当することを示す。
そして、オーダー管理装置4は、ステップS18で得た数値を表す二次元コードを生成する(ステップS19)。生成された二次元コードは、精算を行うためのオーダー情報11Aや商品情報12Aとともにレジ端末装置5へ送信され、レジ端末装置5のプリンタ14によって、レシートと合わせて印刷される(ステップS20)。
図5は、プリンタ14により印刷されるレシート50の構成例を示す図である。
この図5に例示するレシート50は、一般的に用いられているレシートと同様に、店の名前や連絡先等が記載された店名表示部51と、顧客が注文した商品名と商品毎の請求金額および合計金額が記載された金額表示部52とが配されている。そして、レシート50の下部には、二次元コード53が記載されている。
この二次元コード53は、二次元コードを読み取る機能を備えた装置を用いれば、誰であっても利用できる。このため、例えば、オーダー管理システム1が設置された飲食店や他の飲食店において、顧客が持参したレシート50の二次元コード53を読み取ることにより、その顧客が先に飲食した料理の傾向を知ることができる。
この図5に例示するレシート50は、一般的に用いられているレシートと同様に、店の名前や連絡先等が記載された店名表示部51と、顧客が注文した商品名と商品毎の請求金額および合計金額が記載された金額表示部52とが配されている。そして、レシート50の下部には、二次元コード53が記載されている。
この二次元コード53は、二次元コードを読み取る機能を備えた装置を用いれば、誰であっても利用できる。このため、例えば、オーダー管理システム1が設置された飲食店や他の飲食店において、顧客が持参したレシート50の二次元コード53を読み取ることにより、その顧客が先に飲食した料理の傾向を知ることができる。
図6は、オーダー管理システム1において、二次元コード53を利用する場合の動作の一例を示すフローチャートである。この図6に示す動作において、二次元コードリーダ15はコード読取装置として機能し、オーダー管理装置4は商品選択装置として機能し、テーブル端末装置2は表示装置として機能する。
顧客がレシート50を持参した場合、オーダー管理システム1においては、レジ端末装置5が備える二次元コードリーダ15によって二次元コード53が読み取られる(ステップS31)。レジ端末装置5は二次元コード53を読み取ってデコードし、二次元コード53が表すデータを取得する。ここで、レジ端末装置5においては、レシート50を持参した顧客が着席するテーブルNo.が入力され(ステップS32)、レジ端末装置5は、入力されたテーブルNo.と読み取った二次元コード53のデータとを対応づけてオーダー管理装置4に送信する。
顧客がレシート50を持参した場合、オーダー管理システム1においては、レジ端末装置5が備える二次元コードリーダ15によって二次元コード53が読み取られる(ステップS31)。レジ端末装置5は二次元コード53を読み取ってデコードし、二次元コード53が表すデータを取得する。ここで、レジ端末装置5においては、レシート50を持参した顧客が着席するテーブルNo.が入力され(ステップS32)、レジ端末装置5は、入力されたテーブルNo.と読み取った二次元コード53のデータとを対応づけてオーダー管理装置4に送信する。
オーダー管理装置4は、レジ端末装置5から送信されたデータを取得して、テーブルNo.に対応づけて記憶装置41に記憶する(ステップS33)。さらに、オーダー管理装置4は、取得したデータと商品情報データベース12内の商品情報12Aとに基づいて、おすすめ商品を選択し、選択した商品を示すデータをテーブルNo.に対応づけて記憶装置41に記憶する(ステップS34)。
おすすめの商品を選択する処理は、例えば、以下のように行われる。
オーダー管理装置4は、分類別スコアテーブル4Aに基づいて、二次元コード53から取得された数値に対応する分類を求め、この分類の逆の分類として、予め定められた分類を決定する。続いて、オーダー管理装置4は、商品情報データベース12内の商品情報12Aを参照し、上記の逆の分類に該当する商品情報12Aを選択する。
この処理の後、オーダー管理システム1は、顧客がテーブル端末装置2を操作するまで待機する(ステップS35)。
おすすめの商品を選択する処理は、例えば、以下のように行われる。
オーダー管理装置4は、分類別スコアテーブル4Aに基づいて、二次元コード53から取得された数値に対応する分類を求め、この分類の逆の分類として、予め定められた分類を決定する。続いて、オーダー管理装置4は、商品情報データベース12内の商品情報12Aを参照し、上記の逆の分類に該当する商品情報12Aを選択する。
この処理の後、オーダー管理システム1は、顧客がテーブル端末装置2を操作するまで待機する(ステップS35)。
顧客がテーブル端末装置2の操作を開始すると(ステップS35;Yes)、テーブル端末装置2からオーダー管理装置4に対してテーブルNo.が送信され、オーダー管理装置4は、送信されたテーブルNo.に対応するおすすめの商品のデータを記憶装置41から読み出して、テーブル端末装置2へ送信する。テーブル端末装置2は、オーダー管理装置4から送信されたおすすめ商品のデータに基づいて、おすすめ商品の商品名、画像、単価等を表示画面21に表示する(ステップS36)。
その後、テーブル端末装置2の操作によって注文する商品が選択されると(ステップS37)、テーブル端末装置2は、選択された商品を注文するためのオーダー情報を生成して、オーダー管理装置4へ送信する。
その後、テーブル端末装置2の操作によって注文する商品が選択されると(ステップS37)、テーブル端末装置2は、選択された商品を注文するためのオーダー情報を生成して、オーダー管理装置4へ送信する。
オーダー管理システム1は、図4を参照して説明した動作と、図6を参照して説明した動作とを独立して実行することが可能である。従って、例えば、図4の動作により二次元コード53が印刷されたレシート50を、顧客が他の店に持参して、この他の店に設置されたシステムが、図6により説明したオーダー管理システム1の動作と同様の動作を行う形態も実現可能である。また、例えば、他の店に設置されたシステムが、図4により説明したオーダー管理システム1の動作と同様の動作を行って、二次元コードが付されたレシートを印刷し、このレシートを顧客が持参した場合に、オーダー管理システム1が図6に示した動作を行う形態も実現可能である。
以上のように、本発明を適用した実施形態に係るオーダー管理システム1によれば、予め、オーダー管理システム1が設置された店舗において提供される商品について、商品の分類を示す商品情報12Aが商品情報データベース12に格納されており、顧客が注文した商品の分類に基づいて顧客の注文の傾向が判定され、判定された傾向が二次元コード化されて、精算時にレシートに印刷される。
この画像コードは、二次元コードリーダ15等を用いることによって、容易に読み取り可能であるため、例えば、複数の店舗間において顧客の注文の傾向等に関する情報を容易に共有できる。すなわち、ある店舗に来店した顧客について、前に訪れた飲食店で注文した商品に係る情報を画像コードから取得し、取得した情報に基づいていくつかの商品を勧めるといった対応が可能となる。このように、顧客は、自分が飲食した商品に関する情報を、次に訪れた店に容易に伝えることができ、この情報に基づいて容易に商品を選ぶことが可能となる。特に、顧客が注文した商品の特徴に基づいて顧客の注文の傾向を判定し、この傾向を示す画像コードを印刷することで、この顧客が一つの店舗で注文した商品の傾向に関する情報を共有できる。
この画像コードは、二次元コードリーダ15等を用いることによって、容易に読み取り可能であるため、例えば、複数の店舗間において顧客の注文の傾向等に関する情報を容易に共有できる。すなわち、ある店舗に来店した顧客について、前に訪れた飲食店で注文した商品に係る情報を画像コードから取得し、取得した情報に基づいていくつかの商品を勧めるといった対応が可能となる。このように、顧客は、自分が飲食した商品に関する情報を、次に訪れた店に容易に伝えることができ、この情報に基づいて容易に商品を選ぶことが可能となる。特に、顧客が注文した商品の特徴に基づいて顧客の注文の傾向を判定し、この傾向を示す画像コードを印刷することで、この顧客が一つの店舗で注文した商品の傾向に関する情報を共有できる。
そして、二次元コード53が印刷されたレシート50を利用する場合、オーダー管理システム1は、二次元コードリーダ15によって読み取った画像コードから、顧客が既に注文した商品の傾向を示す情報を取得し、この情報に基づいて、1または複数の商品情報12Aを選択して、選択した情報をテーブル端末装置2によって表示する。ここで選択された商品は、顧客が既に注文し、飲食した飲食物の内容に基づいて選択されたものであり、既に飲食した物と種類が重複する等といったことがなく、顧客にとって満足度の高い商品である可能性が高い。このため、顧客は、表示された情報を参照すれば、興味のある商品を速やかに選ぶことができる。このように、顧客が別の店で注文した商品に関する情報を速やかに取得することができ、この情報に基づいて顧客対応を行うことで、顧客の利便性と満足度を高めることができる。
また、オーダー管理システム1がプリンタ14によって印刷する二次元コード53は、オーダー管理装置4により数値化されたデータをコード化したものである。このため、二次元コード53の情報量は非常に小さく抑えられているので、二次元コード53は小さく単純な画像コードであってよく、レシート50において大きなスペースを占めないという利点がある。さらに、数値化された情報に基づいて、顧客の注文の傾向に応じた商品を選択する等の処理を行うことで、高速に処理を行えるという利点もある。
なお、上記実施形態においては、オーダー管理装置4が、テーブル端末装置2またはハンディターミナル3から送信されるオーダー情報に基づいて顧客の注文の傾向を判定し、画像コードを生成し、この画像コードが、レジ端末装置5が備えるプリンタ14によって印刷される構成として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、テーブル端末装置2が記憶装置(図示略)を内蔵する構成とし、この記憶装置に商品情報データベース12に相当する情報を記憶しておき、顧客がテーブル端末装置2の操作によって注文した商品について、分類を判定し、分類毎のカウントを行い、このカウント値に基づいて顧客の注文の傾向を示す数値を求めて、画像コードを生成してもよい。さらに、テーブル端末装置2に小型のプリンタを搭載または接続し、このプリンタによって画像コードを印刷してもよい。
さらにまた、二次元コード53を読み取るカメラをテーブル端末装置2に設け、このカメラにより読み取った情報に基づいて、テーブル端末装置2がおすすめ商品を選択する処理を行い、選択した商品に係る情報を表示画面21に表示してもよい。この場合、レジ端末装置5において、二次元コード53を読み取った後に、読み取った二次元コード53の情報とテーブルNo.とを対応づける処理が必要なくなるという利点がある。
また、ハンディターミナル3において二次元コード53を読み取るカメラを設け、このカメラにより二次元コード53を読み取って得た情報と、テーブルNo.とを対応づける入力操作を、ハンディターミナル3によって行う構成としてもよい。
さらにまた、二次元コード53を読み取るカメラをテーブル端末装置2に設け、このカメラにより読み取った情報に基づいて、テーブル端末装置2がおすすめ商品を選択する処理を行い、選択した商品に係る情報を表示画面21に表示してもよい。この場合、レジ端末装置5において、二次元コード53を読み取った後に、読み取った二次元コード53の情報とテーブルNo.とを対応づける処理が必要なくなるという利点がある。
また、ハンディターミナル3において二次元コード53を読み取るカメラを設け、このカメラにより二次元コード53を読み取って得た情報と、テーブルNo.とを対応づける入力操作を、ハンディターミナル3によって行う構成としてもよい。
また、上記実施形態においては、顧客が注文した商品の分類に基づいて顧客の注文の傾向を数値化し、この数値を画像コードに変換して二次元コード53として印刷していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、顧客が注文した商品の商品名や分類と注文数量とを羅列したテキストデータを生成し、このテキストデータを画像コード化して二次元コード53を生成してもよい。
この場合には、二次元コードリーダ15のような画像コード読み取り装置を有する人または店舗において、数値に関する処理を行うことなく、容易に、先の店で顧客が注文した内容を知ることができる。
さらに、二次元コード53に代えて、一次元のコード(いわゆるバーコード)を用いることも可能であるし、二次元コード53やバーコードの情報量、桁数、サイズ、規格の種類等は何ら制限されない。
この場合には、二次元コードリーダ15のような画像コード読み取り装置を有する人または店舗において、数値に関する処理を行うことなく、容易に、先の店で顧客が注文した内容を知ることができる。
さらに、二次元コード53に代えて、一次元のコード(いわゆるバーコード)を用いることも可能であるし、二次元コード53やバーコードの情報量、桁数、サイズ、規格の種類等は何ら制限されない。
また、レシート50を印刷するプリンタ14としては、例えば、所定幅のロール紙を使用するサーマルプリンタ、或いはインクジェット式プリンタが挙げられるが、その具体的な構成等は任意である。
さらに、プリンタ14により二次元コード53を印刷する際に、レシート50とは別の紙片やシート、或いはレシート50から切り離し可能な紙片やシートに二次元コード53を印刷してもよい。この構成では、例えば、レシート50を領収書として別途保管するなど、レシート50を別の店に持って行くことが難しい場合であっても、二次元コード53を容易に利用できるという利点がある。さらに、顧客が複数の人を含むグループ客であり、このグループ全体として注文や精算を行った場合に、プリンタ14によって、グループの人数分だけ、二次元コード53を印刷した紙片またはシートを印刷する構成としてもよい。
さらに、プリンタ14により二次元コード53を印刷する際に、レシート50とは別の紙片やシート、或いはレシート50から切り離し可能な紙片やシートに二次元コード53を印刷してもよい。この構成では、例えば、レシート50を領収書として別途保管するなど、レシート50を別の店に持って行くことが難しい場合であっても、二次元コード53を容易に利用できるという利点がある。さらに、顧客が複数の人を含むグループ客であり、このグループ全体として注文や精算を行った場合に、プリンタ14によって、グループの人数分だけ、二次元コード53を印刷した紙片またはシートを印刷する構成としてもよい。
また、上記実施形態においては、商品の脂っこさを指標とする数値を用い、分類別スコアテーブル4Aに従って顧客の注文を数値化する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、商品の塩分量、甘さ、熱量等を指標として商品を分類し、分類毎にスコアを設定してもよい。また、複数の指標に基づいて、商品毎にスコアを定めてもよいし、複数の指標に基づく複数のスコアを個別に演算して、顧客の注文を示す複数の数値を求め、この複数の数値に基づいて商品情報12Aを選択することも可能である。この場合、顧客の注文の傾向をより的確に反映して商品を勧めることができる。
その他、オーダー管理システム1における各装置の機能分担については任意に変更可能であり、他の具体的な細部構成についても任意に変更可能である。
その他、オーダー管理システム1における各装置の機能分担については任意に変更可能であり、他の具体的な細部構成についても任意に変更可能である。
1…オーダー管理システム(情報管理システム)、2…テーブル端末装置(表示装置)、3…ハンディターミナル、4…オーダー管理装置(コード生成装置、注文傾向判定装置、商品選択装置)、4A…分類別スコアテーブル、5…レジ端末装置、6…調理側端末装置、11…オーダー情報データベース、11A…オーダー情報、12…商品情報データベース(商品情報記憶装置)、12A…商品情報、13、16…プリンタ、14…プリンタ(印刷装置)、15…二次元コードリーダ(コード読取装置)、41…記憶装置。
Claims (6)
- 飲食物を提供する店舗に設置され、
前記店舗において顧客が注文した商品に関する情報を示す画像コードを生成するコード生成装置と、
前記コード生成装置により生成された画像コードを印刷する印刷装置と、
を備えたことを特徴とする情報管理システム。 - 前記店舗において提供される各々の飲食物の特徴を示す商品情報を記憶した商品情報記憶装置と、
前記顧客により注文された飲食物について前記商品情報記憶装置に記憶された商品情報を参照することにより、前記顧客の注文の傾向を判定する注文傾向判定装置と、を備え、
前記コード生成装置は、前記注文傾向判定装置により判定された傾向を示す画像コードを生成すること、
を特徴とする請求項1記載の情報管理システム。 - 前記注文傾向判定装置は、前記商品情報記憶装置に記憶された商品情報に基づいて、前記顧客の注文の傾向を表す数値を算出するものであり、
前記コード生成装置は、前記注文傾向判定装置により算出された数値を示す画像コードを生成すること、
を特徴とする請求項2記載の情報管理システム。 - 飲食物を提供する店舗に設置され、
前記店舗とは別の店舗において顧客が注文した商品に関する情報を示す画像コードを読み取るコード読取装置と、
前記コード読取装置により読み取った画像コードに基づいて、前記別の店舗において顧客が注文した商品に関する情報を取得し、取得した情報をもとに前記店舗で提供される飲食物から1または複数の飲食物を選択する商品選択装置と、
前記商品選択装置により選択された飲食物に係る情報を表示する表示装置と、
を備えたことを特徴とする情報管理システム。 - 飲食物を提供する店舗に設置された情報管理システムにより、前記店舗において顧客が注文した商品に関する情報を示す画像コードを生成し、この生成した画像コードを印刷すること、
を特徴とする情報管理方法。 - 飲食物を提供する店舗に設置され、画像コードを読み取るコード読取装置を備えた情報管理システムにより、前記コード読取装置により読み取った画像コードに基づいて、前記別の店舗において顧客が注文した商品に関する情報を取得し、この取得した情報をもとに前記店舗で提供される飲食物から1または複数の飲食物を選択し、選択した飲食物に係る情報を表示すること、
を特徴とする情報管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007133611A JP2008287611A (ja) | 2007-05-21 | 2007-05-21 | 情報管理システム、および、情報管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007133611A JP2008287611A (ja) | 2007-05-21 | 2007-05-21 | 情報管理システム、および、情報管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008287611A true JP2008287611A (ja) | 2008-11-27 |
Family
ID=40147257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007133611A Withdrawn JP2008287611A (ja) | 2007-05-21 | 2007-05-21 | 情報管理システム、および、情報管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008287611A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015084166A (ja) * | 2013-10-25 | 2015-04-30 | シャープ株式会社 | レシート情報生成装置、レシート情報生成方法およびレシート情報生成システム |
JP2020057310A (ja) * | 2018-10-04 | 2020-04-09 | 株式会社ぐるなび | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JP2021140794A (ja) * | 2020-03-06 | 2021-09-16 | 株式会社Showcase Gig | 注文管理支援サーバ、注文管理支援システム、注文管理支援方法 |
-
2007
- 2007-05-21 JP JP2007133611A patent/JP2008287611A/ja not_active Withdrawn
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