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JP2008114645A - インストルメントパネルモジュール組付構造 - Google Patents

インストルメントパネルモジュール組付構造 Download PDF

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JP2008114645A
JP2008114645A JP2006297641A JP2006297641A JP2008114645A JP 2008114645 A JP2008114645 A JP 2008114645A JP 2006297641 A JP2006297641 A JP 2006297641A JP 2006297641 A JP2006297641 A JP 2006297641A JP 2008114645 A JP2008114645 A JP 2008114645A
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JP
Japan
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instrument panel
vehicle
cowl
bracket
panel module
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JP2006297641A
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Inventor
Katsuya Nakagawa
勝也 中川
Katsunori Nakamura
克則 中村
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】インストルメントパネルモジュールの車体への組付作業の作業性向上を図ることを目的とする。
【解決手段】カウルの縦壁部22Aに車両前側へ凹んだ凹部であるブラケット66を配設し、インストルメントパネル40とモジュール化されたブラケット44のカウルトゥブレース58の車両前側端部に、固定部62を形成する。この固定部62を、ブラケット66に挿入して車両外方からブラケット66に締結固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インストルメントパネルモジュール組付構造に関する。
インストルメントパネル及びインパネリインホース(ステアリングメンバ)とモジュール化されたステアリング取付ブラケットを、カウルに組付けられたカウルブレース(カウルトゥブレース)に、ボルトにより車両下側から固定するインストルメントパネルモジュール組付構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このインストルメントパネルモジュール組付構造では、組付作業を行う作業者が、車室内でしゃがむ等の動作を必要とする可能性があるので、該作業者の作業性を良くするためには改善の余地がある。
特開2000−38056号公報
本発明は上記事実を考慮し、インストルメントパネルモジュールの車体への組付作業の作業性向上を図ることを目的とする。
請求項1に記載のインストルメントパネルモジュール組付構造は、車室前部に配設されたインストルメントパネルと、前記インストルメントパネルの車両前側に配設されたカウルの縦壁部に配設され、車両前側に凹んだ凹部と、前記凹部に挿入され前記凹部の車両外方から前記凹部に固定される固定部が設けられ、前記インストルメントパネルとモジュール化されたブラケットと、を有することを特徴とする。
請求項1に記載のインストルメントパネルモジュール組付構造では、インストルメントパネルが車室前部に配設され、インストルメントパネルの車両前側に配設されたカウルの縦壁部に、車両前側に凹んだ凹部が配設されている。この凹部には、インストルメントパネルとモジュール化されたブラケットに設けられた固定部が挿入されて固定される。
ここで、固定部は、凹部の車両外方から凹部に固定されるようになっている。このため、車室内での無理な体勢での組付け作業が不要となるので、組付作業の作業性向上を図ることができる。
請求項2に記載のインストルメントパネルモジュール組付構造は、請求項1に記載のインストルメントパネルモジュール組付構造であって、前記固定部は、前記凹部の車幅外方から前記凹部に固定されることを特徴とする。
請求項2に記載のインストルメントパネルモジュール組付構造では、ブラケットに設けられた固定部が、カウルの縦壁部に配設された凹部に凹部の車幅外方から固定される。このため、凹部の車両前方から組付作業を行う場合と比較して、凹部から近い位置での組付作業が可能となるので、組付作業の作業性向上をより一層図ることができる。
請求項3に記載のインストルメントパネルモジュール組付構造は、請求項2に記載のインストルメントパネルモジュール組付構造であって、前記固定部は、前記凹部の車両斜め前方から前記凹部に固定されることを特徴とする。
請求項3に記載のインストルメントパネルモジュール組付構造では、ブラケットに設けられた固定部が、カウルの縦壁部に配設された凹部に、凹部の車幅外方且つ凹部の車両斜め前方から固定されるようになっている。このため、カウルの縦壁部から車両前方に離れた位置からの組付作業が可能となり、作業スペースが広がるので、組付作業の作業性向上をより一層図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、インストルメントパネルモジュールの車体への組付作業の作業性向上を図ることができる。
次に、本発明のインストルメントパネルモジュール組付構造の一実施形態を図1乃至図5に従って説明する。
なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示す。
図1に示すように、本実施形態に係る車両10の前部では、車室14とエンジンルーム16とを仕切るダッシュパネル18が、フロアパネル19の車両前端部に立設され、また、ダッシュパネル18の車両上側においてカウル20が車幅方向に延在している。
カウル20は、ダッシュパネル18の車両上側端部に結合された、車幅方向から見た断面が略L字状のカウルインナロアパネル22と、カウルインナロアパネル22の車両後端部に結合され、フロントガラス24の車両下端側を支持するカウルアッパパネル26と、カウルインナロアパネル22の車両前端部に結合され、フード28の車両後端部を支持するカウルインナアッパパネル(カウルフロントパネル)30とで構成されている。
カウルインナロアパネル22は、カウル20の車両後側壁部を構成する縦壁部22Aと、カウル20の底壁部を構成する底板22Bとで構成されている。また、カウルインナアッパパネル30がカウル20の車両前側壁部を構成している。また、カウル20の車両下側には、アクセルペダル等のペダル48を支持するボックス状のペダルブラケット50が配設されている。
また、車両10の前部には、ステアリング装置32が配設されている。このステアリング装置32は、車両後側端部にステアリングホイール34が結合されたステアリングシャフト36と、このステアリングシャフト36をその中心軸回りに回転自在に支持する円筒状のステアリングコラムチューブ38とを含んで構成されたステアリングコラム39を備えている。
ステアリングシャフト36の車両前側端部が、自在継手52を介してインタミディエイトシャフト54に接続され、このインタミディエイトシャフト54が、ダッシュパネル18の下部に設けられた穴部を貫通してエンジンルーム16内でステアリングギアボックス(図示省略)に連結されている。
また、車室14の前部には、インストルメントパネル40が配設されている。このインストルメントパネル40内には、車幅方向に延在するインパネリインホース(ステアリングメンバ)42と、インパネリインホース42に結合されたブラケット44とが配設されている。また、インストルメントパネル40の上部には、フロントガラス24の車両下端部の近傍から車両後側へ張出したダッシュボード部40Aが形成されており、このダッシュボード部40Aの下部に、各種メータ類を備えたメータユニット46が取付けられている。
インパネリインホース42は、ステアリングコラム38の車両上側に配置されており、車幅方向両端部をブラケット(図示省略)を介して車体側部(図示しない左右一対のフロントピラー)に結合されている。また、インストルメントパネル40は、ブラケット(図示省略)を介して、インパネリインホース42に取付けられている。
また、ブラケット44は、インパネリインホース42に結合され、車幅方向両側に締結用のフランジ部56Aが形成されたステアリングサポート56と、ステアリングサポート56と一体で形成され、インパネリインホース42及びステアリングサポート56から車両前方へ延在するカウルトゥブレース58とで構成されている。なお、必ずしも、ステアリングサポート56とカウルトゥブレース58とを一体で形成する必要は無く、両者を個別にインパネリインホース42に取付けても良い。
ステアリングサポート56には、一対の取付金具(コラムブラケット)60が締結されている。この取付金具60は、車幅方向両側にフランジ部60Aが形成され、車幅方向中央部にU字状の湾曲部60Bが形成されている。フランジ部60Aとフランジ部56Aとが締結され、湾曲部60Bによって、ステアリングコラム38の車両前後方向後側が支持されている。これによって、ステアリング装置32の車両前後方向中央部がステアリングサポート56を介してインパネリインホース42に支持されている。
また、図2、図3に示すように、カウルトゥブレース58は車両上下方向両端部にフランジ部58Aが形成され、一対のフランジ部58Aの間には縦壁部58Bが形成されている。この縦壁部58Bの車両前側端部には、固定部62が形成されている。
固定部62は、縦壁部58Bの車両前側端部から車幅方向に突出し、車両後側から前側へかけて次第に薄肉となるテーパ状の小片であり、固定部62には、車両後側から前側へかけて車幅内側へ傾斜した傾斜面62Aが形成されている。また、固定部62は、車両前側を縦壁部58Bから車両前側へ突出させており、固定部62の縦壁部58Bから車両前側へ突出した位置には、ボルト挿通孔64が形成され、ボルト挿通孔64に挿通されたボルト68が螺合するウェルドナット(図示省略)が配設されている。なお、ウェルドナットには、傾斜面62Aの法線方向に沿って螺子孔が形成されている。
また、図4に示すように、カウルインナロアパネル22の縦壁部22Aには、固定部62の車両前側端部が挿通される矩形状の穴22Hが形成されている。また、カウルインナロアパネル22の縦壁部22Aには、車両前側へ凹んだ凹部としてのブラケット66が配設されている。このブラケット66は、車両後側が矩形状の開口部とされ、車両前側が矩形状の底部とされた箱体であり、開口部に形成されたフランジ部66Bを穴22Hの周縁部に溶接されている。
また、図2、図3に示すように、ブラケット66には、車両後側から前側へかけて車幅内側へ傾斜し、固定部62の傾斜面62Aに当接する傾斜面66Aが形成され、この傾斜面66Aには、ボルト68の螺子部を挿通可能な挿通孔70が、螺子孔64に面して形成されており、傾斜面66Aと傾斜面62Aとが、ボルト68により、ブラケット66の車幅外方且つ車両斜め前方から締結固定されるようになっている。
また、図5に示すように、カウルトゥブレース58の縦壁部58Bは、インパネリインホース42の車幅方向から見た断面の接線Lに沿って、インパネリインホース42の外周部と締結固定点Pとを繋いでいる。さらに、カウルトゥブレース58は、車両下側へ幅を広げてステアリングサポート56に結合されている。
ところで、本実施形態では、車体前部の組付工程において、まず、インストルメントパネル40と、メータユニット46と、ステアリング装置32と、インパネリインホース42と、ブラケット44とを組み合わせて(モジュール化して)サブアッセンブリ(以下、インストルメントパネルモジュールという)100を形成し、このインストルメントパネルモジュール100を車体側に組付けるようにしている。
インストルメントパネルモジュール100の組付工程では、ステアリング装置32の軸部材(ステアリングシャフト36、ステアリングコラム38、インタミディエイトシャフト54)をインストルメントパネル40内に挿入し、取付金具60、ブラケット44のカウルトゥブレース58を介してステアリングコラム38の車両前後方向中央部及び後部をインパネリインホース42のステアリングサポート56に固定する。
そして、インストルメントパネルモジュール100の車体側への組付工程では、まず、インストルメントパネルモジュール100を、例えば、車体のフロントドア開口部(図示省略)から車室14内に挿入し、ステアリング装置32の車両下側端部に位置するインタミディエイトシャフト54をエンジンルーム16側に挿通させると共に、インストルメントパネルモジュール100を、カウル20の車両後方に位置させる。この状態において、インパネリインホース42の車幅方向両端部をブラケット(図示省略)を介して車体側部に固定する。
その後、ブラケット44の車両前側端部に配設された固定部62をカウルインナロアパネル22の縦壁部22Aに配設されたブラケット66に車室14側から挿入して、次述する要領でボルト68により締結固定することにより、インストルメントパネルモジュール100の車体への組付作業が終了する。
ここで、ブラケット66が縦壁部22Aから車両前側へ凹んだ凹部、固定部62が車両前側をブラケット66に挿入され係合されたテーパ状の小片となっており、ボルト68が挿通される挿通孔70が、ブラケット66の車幅外側の壁部である傾斜面66Aに形成され、ボルト68が螺合する螺子孔64が、傾斜面66Aに当接する固定部62の傾斜面62Aに、挿通孔70に面して形成されている。
このため、図4に示すように、固定部62をブラケット66にボルト68により締結固定する作業を、縦壁部22Aの車両前側において車幅外方(車両外方)から行うことができるので、車室内での無理な体勢での組付作業が不要となり、組付作業の作業性向上を図ることができる。
また、ボルト68を保持した締結工具80を、縦壁部22Aとカウルインナアッパパネル30との間からカウル20内に挿入して、締結固定する作業を行うことができるので、カウルインナアッパパネル30に締結工具80を通すための作業孔を空ける必要が無い。また、ブラケット66と縦壁部22Aとの間は、溶接部により水密性が確保されている。このため、カウル20の水密性を保つためのグロメット等の部品を追加する必要が無いので、コストを低減できる。また、ボルト68を保持した締結工具80を作用孔に通す作業が不要となり、作業中にボルト68等の固定部材が締結工具80から落下することを抑制できるので、組付作業の作業性向上をさらに図ることができる。
また、螺子孔64が、車両後側から前側へかけて車幅内側へ傾斜した傾斜面62Aに、傾斜面62Aの法線方向に沿って形成されていることにより、固定部62をブラケット66に締結固定する作業を、ブラケット66の車両斜め前方から行うことができる。即ち、縦壁部22Aから車両前方に離れた位置からの締結固定作業が可能となり、作業スペースが広がるので、締結固定作業の作業者向上をより一層図ることができる。
また、図5に示すように、カウルトゥブレース58の縦壁部58Bが、インパネリインホース42の車幅方向から見た断面の接線Lに沿って、インパネリインホース42の外周部と締結固定点Pとを繋いでいることによって、ステアリング装置32の重力方向(図5の矢印A方向)への振動により締結固定点Pに発生する折れモードを抑制できる。また、カウルトゥブレース58の縦壁部58Bを、インパネリインホース42だけではなくステアリングサポート56にも結合したことによって、カウルトゥブレース58の縦壁部58Bの剛性が向上されている。従って、補強リブの追加や肉厚増加等によるカウルトゥブレース58の剛性向上を行うことなく、即ち、カウルトゥブレース58の重量を全体的に増加させることなく、ステアリング装置32の重力方向への振動による固定点Pの折れを抑制できる。
以上、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、本実施形態では、ステアリング装置32等をインストルメントパネル40とモジュール化したが、これらをインストルメントパネル40とモジュール化することは必須では無く、また、これら以外のものをインストルメントパネル40とモジュール化しても良い。
本発明の一実施形態に係るインストルメントパネル組付構造を備える車両の前部を示す側断面図である。 本発明の一実施形態に係るインストルメントパネル組付構造を拡大して示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るインストルメントパネル組付構造を拡大して示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るインストルメントパネル組付構造を備える車両の前部に配設されたカウルを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るインストルメントパネル組付構造を拡大して示す側面図である。
符号の説明
10 インストルメントパネルモジュール
20 カウル
22A 縦壁部
40 インストルメントパネル
44 ブラケット
62 固定部
66 ブラケット(凹部)

Claims (3)

  1. 車室前部に配設されたインストルメントパネルと、
    前記インストルメントパネルの車両前側に配設されたカウルの縦壁部に配設され、車両前側に凹んだ凹部と、
    前記凹部に挿入され前記凹部の車両外方から前記凹部に固定される固定部が設けられ、前記インストルメントパネルとモジュール化されたブラケットと、
    を有することを特徴とするインストルメントパネルモジュール組付構造。
  2. 前記固定部は、前記凹部の車幅外方から前記凹部に固定されることを特徴とする請求項1に記載のインストルメントパネルモジュール組付構造。
  3. 前記固定部は、前記凹部の車両斜め前方から前記凹部に固定されることを特徴とする請求項2に記載のインストルメントパネルモジュール組付構造。
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