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JP2007259517A - 回転体駆動制御装置、画像形成装置および位置ずれ補正方法 - Google Patents

回転体駆動制御装置、画像形成装置および位置ずれ補正方法 Download PDF

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JP2007259517A
JP2007259517A JP2006077103A JP2006077103A JP2007259517A JP 2007259517 A JP2007259517 A JP 2007259517A JP 2006077103 A JP2006077103 A JP 2006077103A JP 2006077103 A JP2006077103 A JP 2006077103A JP 2007259517 A JP2007259517 A JP 2007259517A
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slits
rotation angle
rotation
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JP2006077103A
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English (en)
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Takanao Koike
孝尚 小池
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】構成のコストアップを招くことがなく、かつ、迅速に伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正する。
【解決手段】伝達駆動系10,11を介してモータ4の回転力が伝達される回転体2の回転軸12を中心に環状に配設され、回転体2の回転方向に沿ってそれぞれの幅が異なる複数種類のスリットで構成されていて、回転体2が1回転する間に一定のスリット数毎の周期性を有しているスリット群14と、回転体2の回転に従って各スリットの回転体2の回転方向の幅に応じた検知信号を出力する検知信号出力手段15と、検出された検知信号に基づいて基準位置を判定する基準位置判定手段と、判定された基準位置からの所定数のスリットの並びに基づいて回転体2の回転角度を算出する回転角度算出手段と、算出された回転角度に基づいてモータ4の回転を制御し、伝達駆動系10,11の誤差による位置ずれを補正する補正手段と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回転体駆動制御装置、画像形成装置および位置ずれ補正方法に関する。
一般にタンデム型と称されているカラー画像形成装置においては、各色の感光ドラムはDCブラシレスモータ等で駆動されている。より詳細には、図13に示すように、感光体ドラム100の回転軸とモータ101との間は、遊星歯車による伝達機構102により連結されている。
ところが、このような形態においては、以下に示す(i)(ii)により、形成した画像において副走査方向の位置ずれが発生する。
(i)トルクリップル等によるモータ回転周期変動
(ii)歯車の累積ピッチ誤差、回転軸の偏心等による伝達駆動系誤差
このような位置ずれは、カラー画像を高速に出力することが可能であるタンデム型では、特に各色で形成した画像の位置ずれが色の重ね合せのずれ、いわゆる色ずれとなり、画質の劣化が顕著に現れる。
なお、タンデム型に限らず、1つの感光体を用いてリボルバー方式で複数の色を形成し、重ねて出力する形態や、1つの感光体で単色画像を形成する形態においても、同様の影響により画像の位置ずれが発生する。
そこで、従来の画像形成装置では、画質を向上するために、いくつかの対応策を施している。例えば、DCブラシレスモータ等のモータ回転周期変動に対しては、モータ軸回転角速度を検出してフィードバックする制御系を用いている。また、伝達駆動系の誤差に対しては、感光体ドラム軸にロータリーエンコーダを設け、その検知結果によりモータの回転を制御する方法を用いている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−312262号公報
ところで、前述したように、感光体ドラム軸にロータリーエンコーダを設け、回転体である感光体ドラムの回転速度を検知するような場合には、回転角度の検知の基準となる位置が必要となってくる。このため、ロータリーエンコーダとは別に、ホームポジション検知センサを設ける必要がある。しかしながら、これでは、センサ数が増え、構成のコストアップを招くという問題がある。
この点、基準位置のみエンコーダスリット幅を変えて回転体のホームポジションを検知することも可能であるが、この場合は、回転体が一回転しないとどこが基準かを判断することができないため、基準位置の検出に時間がかかるという問題がある。例えば、回転体である感光体ドラムの回転速度補正を行おうとする場合、最初の一回転は基準が分からないため、補正を行うことはできない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、構成のコストアップを招くことがなく、かつ、迅速に伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正することができる回転体駆動制御装置、画像形成装置および位置ずれ補正方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、伝達駆動系を介してモータの回転力を回転体に対して伝達する回転体駆動制御装置において、前記回転体の回転軸を中心に環状に配設され、前記回転体の回転方向に沿ってそれぞれの幅が異なる複数種類のスリットで構成されていて、前記回転体が1回転する間に一定のスリット数毎の周期性を有しているスリット群と、前記回転体の回転に従って前記各スリットの前記回転体の回転方向の幅に応じた検知信号を出力する検知信号出力手段と、この検知信号出力手段により検出された前記検知信号に基づいて基準位置を判定する基準位置判定手段と、この基準位置判定手段により判定された前記基準位置からの所定数の前記スリットの並びに基づいて前記回転体の回転角度を算出する回転角度算出手段と、この回転角度算出手段により算出された前記回転角度に基づいて前記モータの回転を制御し、前記伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正する補正手段と、を備える。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1記載の回転体駆動制御装置において、前記回転角度算出手段は、前記検知信号に応じた前記スリットの組合せから、一定の規則に従った前記スリットの並びであるコードを形成するスリットコード形成手段と、前記コードと前記回転体の回転角度とを対応付けて記憶している角度変換テーブルと、前記スリットコード形成手段により形成された前記コードに基づいて前記角度変換テーブルを参照して前記回転体の回転角度を算出する算出手段と、を備える。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2記載の回転体駆動制御装置において、前記スリットの種類には、基準位置を意味するスタートビットが含まれており、前記基準位置判定手段は、前記検知信号出力手段により検出された前記検知信号に基づいて前記スタートビットを判定する、を備える。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1または2記載の回転体駆動制御装置において、前記基準位置判定手段は、前記検知信号出力手段により検出された前記検知信号に応じた前記スリットの並びに基づいて前記基準位置を判定する。
また、請求項5にかかる発明は、伝達駆動系を介してモータの回転力を回転体に対して伝達する回転体駆動制御装置において、前記回転体の回転軸を中心に環状に配設され、前記回転体の径方向に沿ってそれぞれの長さが順に変化する複数のスリットで構成されていて、前記回転体が1回転する間に一定のスリット数毎の周期性を有しているスリット群と、前記回転体の回転に従って前記各スリットの前記回転体の径方向に長さに応じた検知信号を検出する検知信号出力手段と、この検知信号出力手段により検出された前記検知信号に基づいて基準位置を判定する基準位置判定手段と、この基準位置判定手段により判定された前記基準位置からの所定数の前記スリットの並びに基づいて前記回転体の回転角度を算出する回転角度算出手段と、この回転角度算出手段により算出された前記回転角度に基づいて前記モータの回転を制御し、前記伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正する補正手段と、を備える。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5記載の回転体駆動制御装置において、前記スリットから検出したアナログ検知信号を2値化し、この信号を前記回転体の速度制御信号として使用する。
また、請求項7にかかる発明は、請求項5または6記載の回転体駆動制御装置において、前記回転角度算出手段は、前記検知信号のアナログレベルをデジタル変換するA/D変換手段と、前記レベルと前記回転体の回転角度とを対応付けて記憶している角度変換テーブルと、前記A/D変換手段によりデジタル変換された前記レベルに基づいて前記角度変換テーブルを参照して前記回転体の回転角度を算出する算出手段と、を備える。
また、請求項8にかかる発明は、請求項1ないし7の何れか一記載の回転体駆動制御装置において、前記スリット群は、前記回転体の回転速度を検知する円板上に形成されている。
また、請求項9にかかる発明は、伝達駆動系を介してモータの回転力を像担持体に対して伝達し、前記像担持体の回転に従って転写紙にトナー像を転写する画像形成装置において、前記像担持体の回転軸を中心に環状に配設され、前記像担持体の回転方向に沿ってそれぞれの幅が異なる複数種類のスリットで構成されていて、前記像担持体が1回転する間に一定のスリット数毎の周期性を有しているスリット群と、前記像担持体の回転に従って前記各スリットの前記像担持体の回転方向の幅に応じた検知信号を出力する検知信号出力手段と、この検知信号出力手段により検出された前記検知信号に基づいて基準位置を判定する基準位置判定手段と、この基準位置判定手段により判定された前記基準位置からの所定数の前記スリットの並びに基づいて前記像担持体の回転角度を算出する回転角度算出手段と、この回転角度算出手段により算出された前記回転角度に基づいて前記モータの回転を制御し、前記伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正する補正手段と、を備える。
また、請求項10にかかる発明は、請求項9記載の画像形成装置において、前記回転角度算出手段は、前記検知信号に応じた前記スリットの組合せから、一定の規則に従った前記スリットの並びであるコードを形成するスリットコード形成手段と、前記コードと前記像担持体の回転角度とを対応付けて記憶している角度変換テーブルと、前記スリットコード形成手段により形成された前記コードに基づいて前記角度変換テーブルを参照して前記像担持体の回転角度を算出する算出手段と、を備える。
また、請求項11にかかる発明は、請求項9または10記載の画像形成装置において、前記スリットの種類には、基準位置を意味するスタートビットが含まれており、前記基準位置判定手段は、前記検知信号出力手段により検出された前記検知信号に基づいて前記スタートビットを判定する。
また、請求項12にかかる発明は、請求項9または10記載の画像形成装置において、前記基準位置判定手段は、前記検知信号出力手段により検出された前記検知信号に応じた前記スリットの並びに基づいて前記基準位置を判定する。
また、請求項13にかかる発明は、伝達駆動系を介してモータの回転力を像担持体に対して伝達し、前記像担持体の回転に従って転写紙にトナー像を転写する画像形成装置において、前記像担持体の回転軸を中心に環状に配設され、前記像担持体の径方向に沿ってそれぞれの長さが順に変化する複数のスリットで構成されていて、前記像担持体が1回転する間に一定のスリット数毎の周期性を有しているスリット群と、前記像担持体の回転に従って前記各スリットの前記像担持体の径方向に長さに応じた検知信号を検出する検知信号出力手段と、この検知信号出力手段により検出された前記検知信号に基づいて基準位置を判定する基準位置判定手段と、この基準位置判定手段により判定された前記基準位置からの所定数の前記スリットの並びに基づいて前記像担持体の回転角度を算出する回転角度算出手段と、この回転角度算出手段により算出された前記回転角度に基づいて前記モータの回転を制御し、前記伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正する補正手段と、を備える。
また、請求項14にかかる発明は、請求項13記載の画像形成装置において、前記スリットから検出したアナログ検知信号を2値化し、この信号を前記像担持体の速度制御信号として使用する。
また、請求項15にかかる発明は、特徴とする請求項13または14記載の画像形成装置において、前記回転角度算出手段は、前記検知信号のアナログレベルをデジタル変換するA/D変換手段と、前記レベルと前記像担持体の回転角度とを対応付けて記憶している角度変換テーブルと、前記A/D変換手段によりデジタル変換された前記レベルに基づいて前記角度変換テーブルを参照して前記像担持体の回転角度を算出する算出手段と、を備える。
また、請求項16にかかる発明は、請求項9ないし15の何れか一記載の画像形成装置において、前記スリット群は、前記像担持体の回転速度を検知する円板上に形成されている。
また、請求項17にかかる発明は、伝達駆動系を介してモータの回転力を回転体に対して伝達する回転体駆動制御装置における位置ずれ補正方法であって、前記回転体の回転方向に沿ってそれぞれの幅が異なる複数種類のスリットで構成されていて、前記回転体が1回転する間に一定のスリット数毎の周期性を有しているスリット群を前記回転体の回転軸を中心に環状に配設し、前記回転体の回転に従って前記各スリットの前記回転体の回転方向の幅に応じた検知信号を出力し、検出された前記検知信号に基づいて基準位置を判定し、判定された前記基準位置からの所定数の前記スリットの並びに基づいて前記回転体の回転角度を算出し、算出された前記回転角度に基づいて前記モータの回転を制御し、前記伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正する。
また、請求項18にかかる発明は、請求項17記載の位置ずれ補正方法において、前記回転体の回転角度の算出は、前記検知信号に応じた前記スリットの組合せから、一定の規則に従った前記スリットの並びであるコードを形成し、前記コードに基づいて、前記コードと前記回転体の回転角度とを対応付けて記憶している角度変換テーブルを参照して前記回転体の回転角度を算出する。
また、請求項19にかかる発明は、伝達駆動系を介してモータの回転力を回転体に対して伝達する回転体駆動制御装置における位置ずれ補正方法であって、前記回転体の径方向に沿ってそれぞれの長さが順に変化する複数のスリットで構成されていて、前記回転体が1回転する間に一定のスリット数毎の周期性を有しているスリット群を前記回転体の回転軸を中心に環状に配設し、前記回転体の回転に従って前記各スリットの前記回転体の径方向に長さに応じた検知信号を検出し、検出された前記検知信号に基づいて基準位置を判定し、判定された前記基準位置からの所定数の前記スリットの並びに基づいて前記回転体の回転角度を算出し、算出された前記回転角度に基づいて前記モータの回転を制御し、前記伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正する。
また、請求項20にかかる発明は、請求項19記載の位置ずれ補正方法において、前記回転体の回転角度の算出は、前記検知信号のアナログレベルをデジタル変換し、デジタル変換された前記レベルに基づき、前記レベルと前記回転体の回転角度とを対応付けて記憶している角度変換テーブルを参照して前記回転体の回転角度を算出する。
また、請求項21にかかる発明は、請求項17ないし20の何れか一記載の位置ずれ補正方法において、前記スリット群を、前記回転体の回転速度を検知する円板上に形成する。
請求項1,9,17にかかる発明によれば、回転体(像担持体)を1回転させる前に基準位置を検知して当該回転体(像担持体)の回転角度を算出することができるので、構成のコストアップを招くことがなく、かつ、迅速に伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正することができる、という効果を奏する。
また、請求項5,13,19にかかる発明によれば、回転体(像担持体)を1回転させる前に基準位置をアナログレベルで検知して当該回転体(像担持体)の回転角度を簡単に算出することができるので、構成のコストアップを招くことがなく、かつ、迅速に伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正することができる、という効果を奏する。また、アナログ値なので、静止状態でもスリットの検出レベルで角度をすることができる、という効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる回転体駆動制御装置、画像形成装置および位置ずれ補正方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図8に基づいて説明する。本実施の形態は画像形成装置として一般にタンデム型と称されている4色タンデム型フルカラープリンタ(以下、カラープリンタと称する)を適用した例である。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるカラープリンタ1の構成を示す模式図である。図1に示すように、カラープリンタ1は、回転体である像担持体としての4色分の感光体ドラム2a〜2dをベルト6に沿って並べて配設している。また、感光体ドラム2a〜2dの近傍には、露光装置3a〜3dが備えられており、所望の潜像を感光体ドラム2a〜2d上に形成する。ここで、感光体ドラム2aはK(ブラック)、感光体ドラム2bはC(シアン)、感光体ドラム2cはM(マゼンタ)、感光体ドラム2dはY(イエロー)がそれぞれ潜像される。このような感光体ドラム2a〜2dは、DCブラシレスモータであるモータ4a〜4dによってそれぞれ個別に回転駆動される。
ベルト6はベルト駆動モータ7により回転駆動され、ベルト6上の転写紙5を各感光体ドラム2a〜2dに順次搬送する。
また、8は制御部であって、露光装置3a〜3d、モータ4a〜4d、ベルト駆動モータ7などの装置全体を制御する。
次に、図1のカラープリンタ1の動作について簡単に説明する。画像形成が開始されると、転写紙5が図示しない給紙ユニットからベルト6まで搬送される。そして、ベルト6に受け渡された転写紙5は、各色の感光体ドラム2a〜2d上に順次搬送される。このとき、露光装置3a〜3dが、上方から感光体ドラム2a〜2dに対して露光することにより、感光体ドラム2a〜2d上に静電潜像が形成される。この静電潜像部分に図示しない現像装置によってトナーが吸着されてトナー像が形成され、転写紙5の通過とともに感光体ドラム2a〜2dの下方にある転写紙5へトナー像が転写される。
次に、モータ駆動系の構成について説明する。図2は、モータ駆動系の構成を示す模式図である。図2は、図1に示した4色分の回転体駆動制御装置のうちの単色の回転体駆動制御装置について示したものである。
図2に示すように、モータ4が駆動ギア10を回転駆動すると、駆動ギア10は従動ギア11に駆動力を伝達し、従動ギア11は感光体ドラム2を回転させる。すなわち、駆動ギア10および従動ギア11により、モータ4の回転力を回転体である感光体ドラム2に対して伝達する伝達駆動系が構成されている。感光体ドラム2の回転軸12には、被検出部となるスリット群14を備えた円板(エンコーダ)13が設けられ、回転軸12とともに回転する。このとき、スリット群14が検出器15を通過すると、検知信号出力手段として機能する検出器15はパルス信号を制御部8に送信する。なお、検出器15が上下2箇所に配設されているのは、円板13の取付け偏心を補正するためである。
図3は、円板13を示す平面図である。図3に示すように、本実施の形態の円板13に形成されているスリット群14は、同じスリット幅で等間隔に並んでいる通常のエンコーダとは異なり、各エンコーダスリットの幅が回転方向に沿って周期的に異なるように構成されている。このようなエンコーダスリットの回転方向の並びを横方向に変換すると、図4に示すような並びとなる。詳細は後述するが、このようなエンコーダスリットの並びは、回転角度に対応した値に対応しており、1コード分(例えば、8ビット)読み取った時点で、エンコーダの回転角を知ることができ、すぐに補正制御を行うことが可能になる。
図4に示すスリット群14を構成するエンコーダスリットは、そのスリット幅を3段階(スタート、0、1)に設定している。この場合、スリット群14を構成するエンコーダスリットのスリット幅(t1)とその次のスリットが来るまでの時間(t2)の組合せを検出することにより、精度の良い検知を行うことができる。
次に、制御部8における回転角度検知について説明する。
図5は、制御部8の構成を示すブロック図である。図5に示すように、制御部8は、センサタイミング検出ブロック21と、補正データ格納RAM22と、感光体ドラム回転制御ブロック23とにより構成されている。
ここで、図6はセンサタイミング検出ブロック21の構成を示すブロック図である。図6に示すように、センサタイミング検出ブロック21のセンサ検知部21bは、円板13に形成されたスリット群14の各エンコーダスリットの幅に応じた検出器15からのパルス信号(検知信号)がスタートビット(図4参照)であった場合に、検知スタート遅延回路21aにその旨を伝えて検知スタート信号を出力させ(基準位置判定手段)、各色の感光体ドラム2a〜2dに設けられている検出器15からのパルス信号(検知信号)に基づいてセンサ検知部21bで検知された1,0のデータを順次スリットコード判別回路(スリットコード形成手段)21cに送信し、スリットコード判別回路21cはエンコーダスリットの並びを所定のビット数(1コード分)読み取ったと判断した時点で、エンコーダスリットの並びと回転角度とを対応付けて記憶している角度変換テーブル21dを参照することにより、各色の感光体ドラム2a〜2dのドラム回転角度を算出して(算出手段)、ドラム回転角度情報として感光体ドラム回転制御ブロック23のモータ回転速度制御部24に出力する。ここに、回転角度算出手段が実現されている。また、ドラム回転角度情報は、RAM格納コントローラ21eへ送られる。
加えて、センサタイミング検出ブロック21においては、ドラム回転角度の算出の際の時間をフリーランニングカウンタ21fからキャプチャレジスタ21gに取り込む。このタイマ値を、そのドラム回転角度に対応する補正データ格納RAM22のアドレスに格納する。図7は、上記処理を示すフローチャートである。
図8は、感光体ドラム回転制御ブロック23の構成を示すブロック図である。一方、感光体ドラム回転制御ブロック23が備えているモータ回転速度制御部24は、センサタイミング検出ブロック21からドラム回転角度情報が与えられると、RAM読み出しコントローラ24aによりドラム回転角度情報に対応する速度補正値を補正データ格納RAM22から読み出し、タイマインターバルレジスタ24bに格納する。そして、タイマオーバーフローのタイミングでこの値をタイマ24cにロードする(補正手段)。以下この動作を繰り返すことにより、ドラム回転角度に対応した速度指示クロックを出力することが可能になる。なお、図8では、Y,M,C,Kの4色分記載してある。
上述した処理により、制御部8における回転角度検知が実行される。すなわち、制御部8は、各色の感光体ドラム2a〜2dの回転角度情報を検出して、ドラム回転角度に対応した速度指示クロックをモータ4a〜4dに向けて送信する。
このようにして回転角度に応じたコードを円板13上に刻み、基準クロックと比較してPLL制御を行えば、速度制御と回転角度検知とを同時に行うことができる。
このように本実施の形態によれば、回転体である感光体ドラム2a〜2dを1回転させる前に基準位置を検知して当該感光体ドラム2a〜2dの回転角度を算出することができるので、構成のコストアップを招くことがなく、かつ、迅速に伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を図9に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。
図9は、本実施の形態にかかる円板13に形成されているスリット群14を構成するエンコーダスリットの並びを示す模式図である。第1の実施の形態においては、スリット群14を構成するエンコーダスリットのスリット幅を3段階(スタート、0、1)に設定するようにしたが、図9に示すように、本実施の形態においては、スリット群14を構成するエンコーダスリットのスリット幅を2段階(0、1)に設定するようにしたものである。そして、スタートビットについては、2本のエンコーダスリットで構成するようにしたものである。すなわち、図9に示すようなエンコーダスリットの並びによれば、スタートビットを2本のスリット幅が細いエンコーダスリット(1)で構成することにより、これをスタートビットとして判断することが可能になる。
なお、スタートビットを構成するエンコーダスリットの種類はこれに限るものではなく、2本のスリット幅が太いエンコーダスリット(0)で構成するようにしても良いし、2種類のエンコーダスリット(0、1)を組み合わせるものであっても良い。また、スタートビットを構成するエンコーダスリットの数は、3本以上であっても良い。
このように本実施の形態によれば、回転体である感光体ドラム2a〜2dを1回転させる前に基準位置を検知して当該感光体ドラム2a〜2dの回転角度を算出することができるので、構成のコストアップを招くことがなく、かつ、迅速に伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態を図10ないし図12に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施の形態または第2の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。
図10は、本発明の第3の実施の形態にかかる円板13を示す平面図である。図10に示すように、本実施の形態の円板13に形成されているスリット群14は、各エンコーダスリットの回転角度方向にスリットの径方向の長さを少しずつ変えていくようにしたものである。ここでは、スリットの径方向の長さを基準位置からの角度に対応して変化させるようにした。このようにすると光の透過率が少しずつ変化するので、エンコーダスリットの回転方向の並びを横方向に変換すると、図11に示すような並びとなる。この検知信号のアナログレベルを見ることによって現在の角度を知ることができる。
すなわち、第1の実施の形態および第2の実施の形態では、スリット幅でコードを形成し、回転角度情報を得るようにしたが、本実施の形態においては、コードをアナログ量で実現するようにしたものである。
次に、制御部8における回転角度検知について説明する。図12は、制御部8の構成を示すブロック図である。図12に示すように、制御部8は、検出器15からのアナログ検知信号をフィルタ31を介して受け取ると、A/D変換手段であるA/D変換器32において検知信号のアナログレベルをデジタルに変換した後、レベルデータバッファ33に出力するとともに、シーケンサ34からの信号に応じてレベルデータバッファ33内のレベルデータについて、レベルと回転角度とを対応付けて記憶している角度変換テーブル35を参照することにより、各色の感光体ドラム2a〜2dの基準位置からのドラム回転角度を算出する(算出手段)。ここに、回転角度算出手段が実現されている。
一方、制御部8は、検出器15からのアナログ検知信号を2値化器36で2値化し、この信号を速度制御信号として使用する。
このように本実施の形態によれば、回転体である感光体ドラム2a〜2dを1回転させる前に基準位置をアナログレベルで検知して当該感光体ドラム2a〜2dの回転角度を簡単に算出することができるので、構成のコストアップを招くことがなく、かつ、迅速に伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正することができる。また、アナログ値なので、静止状態でもスリットの検出レベルで角度をすることができる。
なお、各実施の形態においては、画像形成装置として4色タンデム型フルカラープリンタを適用したが、これに限るものではなく、1つの感光体を用いてリボルバー方式で複数の色を形成し、重ねて出力するリボルバー型フルカラープリンタや、1つの感光体で単色画像を形成するプリンタに適用しても良い。
本発明の第1の実施の形態にかかるカラープリンタの構成を示す模式図である。 モータ駆動系の構成を示す模式図である。 円板を示す平面図である。 スリット群を構成するエンコーダスリットの回転方向の並びおよびその検出信号を示す模式図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 センサタイミング検出ブロックの構成を示すブロック図である。 センサタイミング検出ブロックにおける処理を示すフローチャートである。 感光体ドラム回転制御ブロックの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態にかかる円板に形成されているスリット群を構成するエンコーダスリットの並びを示す模式図である。 本発明の第3の実施の形態にかかる円板を示す平面図である。 スリット群を構成するエンコーダスリットの回転方向の並びを示す模式図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 従来のモータ駆動系の構成を示す模式図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2(2a〜2b) 回転体、像担持体
4(4a〜4b) モータ
5 転写紙
10,11 伝達駆動系
13 円板
14 スリット群
15 検知信号出力手段
21c スリットコード形成手段
21d 角度変換テーブル
32 A/D変換手段
35 角度変換テーブル

Claims (21)

  1. 伝達駆動系を介してモータの回転力を回転体に対して伝達する回転体駆動制御装置において、
    前記回転体の回転軸を中心に環状に配設され、前記回転体の回転方向に沿ってそれぞれの幅が異なる複数種類のスリットで構成されていて、前記回転体が1回転する間に一定のスリット数毎の周期性を有しているスリット群と、
    前記回転体の回転に従って前記各スリットの前記回転体の回転方向の幅に応じた検知信号を出力する検知信号出力手段と、
    この検知信号出力手段により検出された前記検知信号に基づいて基準位置を判定する基準位置判定手段と、
    この基準位置判定手段により判定された前記基準位置からの所定数の前記スリットの並びに基づいて前記回転体の回転角度を算出する回転角度算出手段と、
    この回転角度算出手段により算出された前記回転角度に基づいて前記モータの回転を制御し、前記伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とする回転体駆動制御装置。
  2. 前記回転角度算出手段は、
    前記検知信号に応じた前記スリットの組合せから、一定の規則に従った前記スリットの並びであるコードを形成するスリットコード形成手段と、
    前記コードと前記回転体の回転角度とを対応付けて記憶している角度変換テーブルと、
    前記スリットコード形成手段により形成された前記コードに基づいて前記角度変換テーブルを参照して前記回転体の回転角度を算出する算出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の回転体駆動制御装置。
  3. 前記スリットの種類には、基準位置を意味するスタートビットが含まれており、
    前記基準位置判定手段は、前記検知信号出力手段により検出された前記検知信号に基づいて前記スタートビットを判定する、
    を備えることを特徴とする請求項1または2記載の回転体駆動制御装置。
  4. 前記基準位置判定手段は、前記検知信号出力手段により検出された前記検知信号に応じた前記スリットの並びに基づいて前記基準位置を判定する、
    を備えることを特徴とする請求項1または2記載の回転体駆動制御装置。
  5. 伝達駆動系を介してモータの回転力を回転体に対して伝達する回転体駆動制御装置において、
    前記回転体の回転軸を中心に環状に配設され、前記回転体の径方向に沿ってそれぞれの長さが順に変化する複数のスリットで構成されていて、前記回転体が1回転する間に一定のスリット数毎の周期性を有しているスリット群と、
    前記回転体の回転に従って前記各スリットの前記回転体の径方向に長さに応じた検知信号を検出する検知信号出力手段と、
    この検知信号出力手段により検出された前記検知信号に基づいて基準位置を判定する基準位置判定手段と、
    この基準位置判定手段により判定された前記基準位置からの所定数の前記スリットの並びに基づいて前記回転体の回転角度を算出する回転角度算出手段と、
    この回転角度算出手段により算出された前記回転角度に基づいて前記モータの回転を制御し、前記伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とする回転体駆動制御装置。
  6. 前記スリットから検出したアナログ検知信号を2値化し、この信号を前記回転体の速度制御信号として使用する、
    ことを特徴とする請求項5記載の回転体駆動制御装置。
  7. 前記回転角度算出手段は、
    前記検知信号のアナログレベルをデジタル変換するA/D変換手段と、
    前記レベルと前記回転体の回転角度とを対応付けて記憶している角度変換テーブルと、
    前記A/D変換手段によりデジタル変換された前記レベルに基づいて前記角度変換テーブルを参照して前記回転体の回転角度を算出する算出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項5または6記載の回転体駆動制御装置。
  8. 前記スリット群は、前記回転体の回転速度を検知する円板上に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし7の何れか一記載の回転体駆動制御装置。
  9. 伝達駆動系を介してモータの回転力を像担持体に対して伝達し、前記像担持体の回転に従って転写紙にトナー像を転写する画像形成装置において、
    前記像担持体の回転軸を中心に環状に配設され、前記像担持体の回転方向に沿ってそれぞれの幅が異なる複数種類のスリットで構成されていて、前記像担持体が1回転する間に一定のスリット数毎の周期性を有しているスリット群と、
    前記像担持体の回転に従って前記各スリットの前記像担持体の回転方向の幅に応じた検知信号を出力する検知信号出力手段と、
    この検知信号出力手段により検出された前記検知信号に基づいて基準位置を判定する基準位置判定手段と、
    この基準位置判定手段により判定された前記基準位置からの所定数の前記スリットの並びに基づいて前記像担持体の回転角度を算出する回転角度算出手段と、
    この回転角度算出手段により算出された前記回転角度に基づいて前記モータの回転を制御し、前記伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記回転角度算出手段は、
    前記検知信号に応じた前記スリットの組合せから、一定の規則に従った前記スリットの並びであるコードを形成するスリットコード形成手段と、
    前記コードと前記像担持体の回転角度とを対応付けて記憶している角度変換テーブルと、
    前記スリットコード形成手段により形成された前記コードに基づいて前記角度変換テーブルを参照して前記像担持体の回転角度を算出する算出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記スリットの種類には、基準位置を意味するスタートビットが含まれており、
    前記基準位置判定手段は、前記検知信号出力手段により検出された前記検知信号に基づいて前記スタートビットを判定する、
    ことを特徴とする請求項9または10記載の画像形成装置。
  12. 前記基準位置判定手段は、前記検知信号出力手段により検出された前記検知信号に応じた前記スリットの並びに基づいて前記基準位置を判定する、
    ことを特徴とする請求項9または10記載の画像形成装置。
  13. 伝達駆動系を介してモータの回転力を像担持体に対して伝達し、前記像担持体の回転に従って転写紙にトナー像を転写する画像形成装置において、
    前記像担持体の回転軸を中心に環状に配設され、前記像担持体の径方向に沿ってそれぞれの長さが順に変化する複数のスリットで構成されていて、前記像担持体が1回転する間に一定のスリット数毎の周期性を有しているスリット群と、
    前記像担持体の回転に従って前記各スリットの前記像担持体の径方向に長さに応じた検知信号を検出する検知信号出力手段と、
    この検知信号出力手段により検出された前記検知信号に基づいて基準位置を判定する基準位置判定手段と、
    この基準位置判定手段により判定された前記基準位置からの所定数の前記スリットの並びに基づいて前記像担持体の回転角度を算出する回転角度算出手段と、
    この回転角度算出手段により算出された前記回転角度に基づいて前記モータの回転を制御し、前記伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  14. 前記スリットから検出したアナログ検知信号を2値化し、この信号を前記像担持体の速度制御信号として使用する、
    ことを特徴とする請求項13記載の画像形成装置。
  15. 前記回転角度算出手段は、
    前記検知信号のアナログレベルをデジタル変換するA/D変換手段と、
    前記レベルと前記像担持体の回転角度とを対応付けて記憶している角度変換テーブルと、
    前記A/D変換手段によりデジタル変換された前記レベルに基づいて前記角度変換テーブルを参照して前記像担持体の回転角度を算出する算出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項13または14記載の画像形成装置。
  16. 前記スリット群は、前記像担持体の回転速度を検知する円板上に形成されている、
    ことを特徴とする請求項9ないし15の何れか一記載の画像形成装置。
  17. 伝達駆動系を介してモータの回転力を回転体に対して伝達する回転体駆動制御装置における位置ずれ補正方法であって、
    前記回転体の回転方向に沿ってそれぞれの幅が異なる複数種類のスリットで構成されていて、前記回転体が1回転する間に一定のスリット数毎の周期性を有しているスリット群を前記回転体の回転軸を中心に環状に配設し、
    前記回転体の回転に従って前記各スリットの前記回転体の回転方向の幅に応じた検知信号を出力し、
    検出された前記検知信号に基づいて基準位置を判定し、
    判定された前記基準位置からの所定数の前記スリットの並びに基づいて前記回転体の回転角度を算出し、
    算出された前記回転角度に基づいて前記モータの回転を制御し、前記伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正する、
    ことを特徴とする位置ずれ補正方法。
  18. 前記回転体の回転角度の算出は、
    前記検知信号に応じた前記スリットの組合せから、一定の規則に従った前記スリットの並びであるコードを形成し、
    前記コードに基づいて、前記コードと前記回転体の回転角度とを対応付けて記憶している角度変換テーブルを参照して前記回転体の回転角度を算出する、
    ことを特徴とする請求項17記載の位置ずれ補正方法。
  19. 伝達駆動系を介してモータの回転力を回転体に対して伝達する回転体駆動制御装置における位置ずれ補正方法であって、
    前記回転体の径方向に沿ってそれぞれの長さが順に変化する複数のスリットで構成されていて、前記回転体が1回転する間に一定のスリット数毎の周期性を有しているスリット群を前記回転体の回転軸を中心に環状に配設し、
    前記回転体の回転に従って前記各スリットの前記回転体の径方向に長さに応じた検知信号を検出し、
    検出された前記検知信号に基づいて基準位置を判定し、
    判定された前記基準位置からの所定数の前記スリットの並びに基づいて前記回転体の回転角度を算出し、
    算出された前記回転角度に基づいて前記モータの回転を制御し、前記伝達駆動系の誤差による位置ずれを補正する、
    ことを特徴とする位置ずれ補正方法。
  20. 前記回転体の回転角度の算出は、
    前記検知信号のアナログレベルをデジタル変換し、
    デジタル変換された前記レベルに基づき、前記レベルと前記回転体の回転角度とを対応付けて記憶している角度変換テーブルを参照して前記回転体の回転角度を算出する、
    ことを特徴とする請求項19記載の位置ずれ補正方法。
  21. 前記スリット群を、前記回転体の回転速度を検知する円板上に形成する、
    ことを特徴とする請求項17ないし20の何れか一記載の位置ずれ補正方法。
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