JP2007255684A - 管継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の管継手のようなナット(押輪)を用いることなく、樹脂製短管を継手本体に抜止め状にかつシール状に簡易迅速に接続することができる管継手を提供する。
【解決手段】継手本体1の受口部6に挿入される樹脂製短管2と、この樹脂製短管2の外周に装着され、外周に抜止めリング収容凹溝11を有するアウターリング3と、抜止めリング収容凹溝11に遊嵌され、自由状態で樹脂製短管2の外径よりも大きい外径を有しかつ拡縮径変形自在な抜止めリング4、及び樹脂製短管2の挿入側先端部の外周と受口部6の内周との間に介在されたシールリング5とを備える。継手本体1の受口部6の内周には、樹脂製短管2が受口部6内に所定深さにまで挿入されたときに抜止めリング収容凹溝11の外周に対応する環状の抜止め溝7が設けられている。樹脂製短管2が抜止めリング4を縮径させながら受口部6内に所定深さにまで挿入されると抜止めリング4が拡径復元して該抜止めリング4の外径部が抜止め溝7に抜止め状に係合する。
【選択図】図1
【解決手段】継手本体1の受口部6に挿入される樹脂製短管2と、この樹脂製短管2の外周に装着され、外周に抜止めリング収容凹溝11を有するアウターリング3と、抜止めリング収容凹溝11に遊嵌され、自由状態で樹脂製短管2の外径よりも大きい外径を有しかつ拡縮径変形自在な抜止めリング4、及び樹脂製短管2の挿入側先端部の外周と受口部6の内周との間に介在されたシールリング5とを備える。継手本体1の受口部6の内周には、樹脂製短管2が受口部6内に所定深さにまで挿入されたときに抜止めリング収容凹溝11の外周に対応する環状の抜止め溝7が設けられている。樹脂製短管2が抜止めリング4を縮径させながら受口部6内に所定深さにまで挿入されると抜止めリング4が拡径復元して該抜止めリング4の外径部が抜止め溝7に抜止め状に係合する。
【選択図】図1
Description
本発明は、給水・給湯、冷温水、冷却水などの配管に用いられ、それら配管の一端部を給水栓等の器具に接続するのに用いられる管継手に関する。
給水・給湯等の配管に用いられる管継手として、例えば、図5に示すような管継手が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この管継手は、給水栓等の器具に接続可能でかつ一端に受口部20を開口した継手本体21と、継手本体21の受口部20に挿入される樹脂製短管(特許文献1では「ソケット」と称す。)22と、継手本体21の受口部20の外周に設けられた雄ねじ23に螺合されるナット(押輪)24と、受口部20の開口端内周と樹脂製短管22の外周との間に介在されるワッシャ25、Oリング26、環状リーフ27とを備える。
この管継手の現場施工に際しては、先ず、継手本体21を給水栓等器具に接続する一方、樹脂製短管22にワッシャ25、Oリング26、環状リーフ27、更にはナット24をこの順で挿入しておき、樹脂製短管22に給水管Pを挿入して接着接合したうえで、樹脂製短管22をこの挿入側先端が継手本体21の受口部20に該受口部20内のストッパーリブ28に当接するまで挿入するとともに、ナット24を継手本体21に締付けるというものである。
しかしながら、上記管継手では、現場での施工終了後に、ナット24の締付け不足を確認し難いという締付け管理面での問題がある。このため、振動や外部からの荷重等によりナット24の締付けが緩むと、給水管P内の水が漏洩する可能性がある。また、ナット24を継手本体21に対し締付ける構造上、呼び径が小口径でも、継手本体21の外周及びナット24の外周に六角形や八角形など多角形の工具掛け部21a,24aを形成しておく必要があるため、その分だけ継手本体21及びナット24が大きくなり、継手全体の材料コストアップ、大型化を招き、重量的にも重くなるという難点があった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、前述した従来の管継手のようなナット(押輪)の使用を省略化することでコスト低減、小型化、コンパクト化を図り得、またナットの締付け作業の省略化により組立て作業性の向上を図れ、しかも施工後のナットの緩み問題も解消できて水漏れ事故の発生を確実に防止できて信頼性の高い管継手を提供することにある。
本発明の管継手は、請求項1に記載のように、少なくとも一端に受口部を有する継手本体と、この継手本体の前記受口部に挿入された樹脂製短管と、この樹脂製短管の外周に装着され、外周に環状の抜止めリング収容凹溝を有するアウターリングと、前記抜止めリング収容凹溝に遊嵌され、自由状態で前記樹脂製短管の外径よりも大きい外径部を有しかつ拡縮径変形自在な抜止めリングと、前記受口部内に挿入された前記樹脂製短管の挿入側先端部と前記受口部との重合面間に介在されたシールリングとを備えており、前記継手本体の受口部の内周には環状の抜止め溝が、前記樹脂製短管に前記アウターリングが装着された状態下で前記受口部内に挿入された前記アウターリングの抜止めリング収容凹溝の外周に対応するように設けられており、前記樹脂製短管が前記抜止めリングを縮径させながら前記受口部内に所定深さにまで挿入されたときに前記抜止めリングが拡径復元して該抜止めリングの外径部が前記抜止め溝に抜止め状に係合するように構成していることに特徴を有するものである。
このような構成によれば、樹脂製短管をアウターリング及び抜止めリングを装着したまま継手本体の受口部に挿入するだけで抜止めリングの外径部が抜止め溝に抜止め状に係合するため、樹脂製短管を継手本体に抜止め状にかつシール状に簡易迅速に接続することができる。
このような構成によれば、樹脂製短管をアウターリング及び抜止めリングを装着したまま継手本体の受口部に挿入するだけで抜止めリングの外径部が抜止め溝に抜止め状に係合するため、樹脂製短管を継手本体に抜止め状にかつシール状に簡易迅速に接続することができる。
請求項1記載の管継手は、請求項2記載のように、前記樹脂製短管に樹脂管の一端部を接合することができる。また請求項3記載のように、前記樹脂製短管は前記受口部に相対回転可能に挿入することができる。これによれば、樹脂製短管に樹脂管を接合した後でも、給水栓、バルブ等の器具に継手本体をねじ込むことができて該継手本体を前記器具に簡易に取付けることができる。
また、請求項1ないし3のいずれかに記載の管継手は、請求項4記載のように、前記アウターリングは一対の半円形状の分割リングで構成するか、請求項5記載のように、前記アウターリングは前記樹脂製短管の外周に一体成形することができる。
請求項1、2、4、5のいずれか1項に記載の管継手は、請求項6記載のように、前記樹脂製短管の挿入側先端部に、先方向へ向かって突出する円筒状突出部を形成する一方、前記受口部の内奥に、前記円筒状突出部の圧入に伴い径方向の面圧を発生させてシール部を形成する円筒状溝部を形成することができる。この場合、円筒状溝部9に対し円筒状突出部10の外周面のみ又は内周面のみを密着させてシール部を構成することもできる。このような構成によれば、継手本体内を流通する水の漏れ防止を講じるシール効果を一層高めることができる。
本発明によれば、樹脂製短管を継手本体の受口部に挿入するだけで樹脂製短管を継手本体に抜止め状にかつシール状に接続することができ、前述した従来の管継手のような多角形の工具掛け部を有するナット(押輪)は省略することができるのでコスト低減、小型化、コンパクト化を図ることができ、しかもナットの締付け作業を省略でき樹脂製短管を継手本体の受口部に挿入するだけの簡単な作業で足りるため組立て作業性に優れ、しかも施工後のナットの緩みや締付け不足の問題も解消できて水漏れ事故の発生を確実に防止できる。
本発明の好適な実施形態を図面に基づき説明する。図1は本発明の一実施例を示す管継手の半欠截断面図、図2は図1におけるA部の拡大図、図3は図1の管継手の組立て過程を示す断面図である。
本発明に係る管継手は、図1に示すように、継手本体1、樹脂製短管2、アウターリング3、抜止めリング4、およびシールリング5を主要構成部材とする。
図1〜図3に示すように、継手本体1は金属や樹脂などからなり、一端に樹脂製短管2を挿入可能とする受口部6を開口し、この受口部6の内周に環状の抜止め溝7を設け、他端の外周には、給水栓やバルブ等の器具にねじ込み可能な雄ねじ8を設けている。継手本体1の受口部6の内奥には円筒状溝部9を継手本体1の軸心と同心状に形成している。継手本体1の受口部6の外周には多角形の工具掛け部1aを設けている。なお、図示例の継手本体1はストレート型であるが、エルボ型やティ−型などの場合もある。また、図示例の継手本体1はこれの他端の外周に雄ねじ8を設けてあるが、他端の内周に雌ねじを設けることもある。
樹脂製短管2は、ポリブテン、ポリエチレン、塩化ビニルなど樹脂材料で図示例のごとくストレート、或いは図外のエルボ形状などに形成される。継手本体1の受口部6内に挿入される樹脂製短管2の挿入側先端部には先方向へ向かって突出する円筒状突出部10を樹脂製短管2の筒軸心と同心状に設けている。この円筒状突出部10は、樹脂製短管2が受口部6に挿入されるとき円筒状溝部9に嵌入する形に形成している。樹脂製短管2は継手本体1の受口部6に相対回転可能に接続される場合は、図2に示すように円筒状突出部10が円筒状溝部9内に嵌入されたときにそれら円筒状突出部10と円筒状溝部9間に隙間が生じて遊嵌されるようになしている。樹脂製短管2の後端開口部の内径は、図1に二点鎖線で示すように、樹脂製短管2の材料と同じようにポリブテン、ポリエチレン、塩化ビニルなど樹脂材料からなる樹脂管Pの一端部が挿入されて熱融着または電気融着で接合できるように構成している。樹脂製短管2と樹脂管Pの一端部との接合手段としては熱融着・電気融着以外に、接着手段でも可能である。
アウターリング3は銅合金など金属材料や硬質樹脂などからなり、外周に環状の抜止めリング収容凹溝11を設けており、樹脂製短管2の外周に装着される。その装着にあたっては、図3(a)に示すように、樹脂製短管2の外周に環状の凹溝12を設ける一方、アウターリング3を一対の半円形状の分割リング3a,3bで構成して、図3(b)に示すように、その分割リング3a,3bを樹脂製短管2の凹溝12内に抱合状に嵌合させ、分割リング3a,3b外周の抜止めリング収容凹溝11に抜止めリング4を遊嵌させることにより装着され、この装着状態が保持される。
抜止めリング4はステンレス等からなり、円周一部に開離部4a(図3(b)参照)を有する断面C形状に形成して拡縮径変形可能に構成している。この抜止めリング4は、自由状態において、アウターリング3の抜止めリング収容凹溝11を備えた外周部の外径よりも小さい内径部を有し、かつ外径部が前記外径より大きく形成されて抜止めリング収容凹溝11に遊嵌状に収容される。
上記継手本体1の抜止め溝7とアウターリング3の抜止めリング収容凹溝11との位置関係については、図1のように、樹脂製短管2がアウターリング3及び抜止めリング4を装着した状態で継手本体1の受口部6内に所定深さにまで挿入されると、抜止め溝7が抜止めリング収容凹溝11の外周に対応して両者が合致するように設定されている。
シールリング5はOリング等からなって樹脂製短管2の先端部の外径より小さい内径部を有し、継手本体1の受口部6の内奥に収容されるように形成している。
次に、上記管継手の組立て要領を図3(a),(b)を参照して説明する。
先ず、図3(a)に示すアウターリング3の一対の分割リング3a,3bを、樹脂製短管2の凹溝12内に抱合状に嵌合させ、分割リング3a,3b外周の抜止めリング収容凹溝11に抜止めリング4を遊嵌させることによりアウターリング3を樹脂製短管2に装着する(図3(b)参照)。
しかる後、樹脂製短管2が抜止めリング4を縮径させながら継手本体1の受口部6内に円筒状突出部10が円筒状溝部9に嵌入する所定深さにまで挿入されると、図1、図2に示すように、抜止めリング収容凹溝11と抜止め溝7とが合致し、これに伴い抜止めリング収容凹溝11内の抜止めリング4が弾性復元作用により拡径して該抜止めリング4の外径部が抜止め溝7に係合することにより樹脂製短管2が受口部6から抜止めされる状態が得られるとともに、シールリング5が継手本体1の受口部6の内周と樹脂製短管2の先端外周との間で圧縮されてその間で水漏れのないシール状態が得られる。
先ず、図3(a)に示すアウターリング3の一対の分割リング3a,3bを、樹脂製短管2の凹溝12内に抱合状に嵌合させ、分割リング3a,3b外周の抜止めリング収容凹溝11に抜止めリング4を遊嵌させることによりアウターリング3を樹脂製短管2に装着する(図3(b)参照)。
しかる後、樹脂製短管2が抜止めリング4を縮径させながら継手本体1の受口部6内に円筒状突出部10が円筒状溝部9に嵌入する所定深さにまで挿入されると、図1、図2に示すように、抜止めリング収容凹溝11と抜止め溝7とが合致し、これに伴い抜止めリング収容凹溝11内の抜止めリング4が弾性復元作用により拡径して該抜止めリング4の外径部が抜止め溝7に係合することにより樹脂製短管2が受口部6から抜止めされる状態が得られるとともに、シールリング5が継手本体1の受口部6の内周と樹脂製短管2の先端外周との間で圧縮されてその間で水漏れのないシール状態が得られる。
この組立て状態では樹脂製短管2は継手本体1に対し相対回転可能であるので、図1のように樹脂製短管2に給水用等の樹脂管Pを接合した後でも、継手本体1の雄ねじ8を給水栓、バルブ等の器具(図示せず)にねじ込むことができて該器具に継手本体1を簡易に取付けることができる。
上記のように、抜止めリング4の外径部が抜止め溝7に抜止め状に係合した状態によれば、施工後、地震などにより樹脂管Pと共に樹脂製短管2が抜出し方向に強く引っ張られるようなことがあっても、抜止めリング4の外径部が抜止め溝7に対する係合力を増すため樹脂製短管2が受口部6から抜け出るのを確実に阻止できる。
上記実施例ではアウターリング3を一対の半円形状の分割リング3a,3bで構成するが、これに代えて、アウターリング3は非分割の円筒状に形成し、これを樹脂製短管2の樹脂成形時に同時に該樹脂製短管2の外周に一体成形することもできる。
また、上記実施例では、樹脂製短管2は継手本体1の受口部6に相対回転すべく接続する目的で、樹脂製短管2先端の円筒状突出部10は継手本体1内の円筒状溝部9内に遊嵌するように構成しているが、樹脂製短管2を回転させる必要がない場合は、樹脂製短管2先端の円筒状突出部10を継手本体1内の円筒状溝部9に圧入できるように該円筒状突出部10の厚み寸法および円筒状溝部9の溝幅寸法を設定し、その圧入に伴い円筒状突出部10と円筒状溝部9間で径方向の面圧を発生させてシール部を形成するように構成することができる。これによれば、継手本体1内を流通する水の漏れ防止効果を一段と高めることができる。この場合、円筒状溝部9に対し円筒状突出部10の外周面のみ又は内周面のみを密着させてシール部を構成することもできる。
また、上記実施例では、樹脂製短管2は継手本体1の受口部6に相対回転すべく接続する目的で、樹脂製短管2先端の円筒状突出部10は継手本体1内の円筒状溝部9内に遊嵌するように構成しているが、樹脂製短管2を回転させる必要がない場合は、樹脂製短管2先端の円筒状突出部10を継手本体1内の円筒状溝部9に圧入できるように該円筒状突出部10の厚み寸法および円筒状溝部9の溝幅寸法を設定し、その圧入に伴い円筒状突出部10と円筒状溝部9間で径方向の面圧を発生させてシール部を形成するように構成することができる。これによれば、継手本体1内を流通する水の漏れ防止効果を一段と高めることができる。この場合、円筒状溝部9に対し円筒状突出部10の外周面のみ又は内周面のみを密着させてシール部を構成することもできる。
なお、上記実施形態では、継手本体1の他端部を給水栓等器具に接続する場合について説明したが、継手本体1の他端側にも一端側の受口部6と同じ受口部を設けてこの受口部にも、一端側の樹脂製短管2と同一構成の樹脂製短管2を同様に挿入接続することで、両端の樹脂製短管2にそれぞれ接合する樹脂管Pどうしを接続する形態の管継手とすることもできる。
また、上記実施形態では、樹脂製短管2先端の円筒状突出部10の外周と継手本体1の受口部6の内周との間にシールリング5を介在させてあるが、これに代えて、図4に示すように、シールリング5は継手本体1の円筒状溝部9の内径部と樹脂製短管2先端の円筒状突出部10の内周との間に介在させることもできる。
また、上記実施形態では、樹脂製短管2先端の円筒状突出部10の外周と継手本体1の受口部6の内周との間にシールリング5を介在させてあるが、これに代えて、図4に示すように、シールリング5は継手本体1の円筒状溝部9の内径部と樹脂製短管2先端の円筒状突出部10の内周との間に介在させることもできる。
1 継手本体
2 樹脂製短管
3 アウターリング
4 抜止めリング
5 シールリング
6 受口部
7 抜止め溝
9 円筒状溝部
10 円筒状突出部
11 抜止めリング収容凹溝
2 樹脂製短管
3 アウターリング
4 抜止めリング
5 シールリング
6 受口部
7 抜止め溝
9 円筒状溝部
10 円筒状突出部
11 抜止めリング収容凹溝
Claims (6)
- 少なくとも一端に受口部を有する継手本体と、この継手本体の前記受口部に挿入された樹脂製短管と、この樹脂製短管の外周に装着され、外周に環状の抜止めリング収容凹溝を有するアウターリングと、前記抜止めリング収容凹溝に遊嵌され、自由状態で前記樹脂製短管の外径よりも大きい外径部を有しかつ拡縮径変形自在な抜止めリングと、前記受口部内に挿入された前記樹脂製短管の挿入側先端部と前記受口部との重合面間に介在されたシールリングとを備えており、前記継手本体の受口部の内周には環状の抜止め溝が、前記樹脂製短管に前記アウターリングが装着された状態下で前記受口部内に挿入された前記アウターリングの抜止めリング収容凹溝の外周に対応するように設けられており、前記樹脂製短管が前記抜止めリングを縮径させながら前記受口部内に所定深さにまで挿入されたときに前記抜止めリングが拡径復元して該抜止めリングの外径部が前記抜止め溝に抜止め状に係合するように構成していることを特徴とする管継手。
- 前記樹脂製短管に樹脂管の一端部を接合している、請求項1記載の管継手。
- 前記樹脂製短管は前記受口部に相対回転可能に挿入されている、請求項1又は2に記載の管継手。
- 前記アウターリングは一対の半円形状の分割リングからなる、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の管継手。
- 前記アウターリングは前記樹脂製短管の外周に一体成形されている、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の管継手。
- 前記樹脂製短管の挿入側先端部に、先方向へ向かって突出する円筒状突出部を形成する一方、前記受口部の内奥に、前記円筒状突出部の圧入に伴い径方向の面圧を発生させてシール部を形成する円筒状溝部を形成している、請求項1、2、4、5のいずれか1項に記載の管継手。
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