JP2006297506A - パンチプレス用タッピング装置及びパンチプレス用タッピング加工制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 サーボモータの温度を検出し、その検出温度によりサーボモータの回転数を制御してタップ温度の上昇を抑制し、タップの寿命の延長を図ることができるパンチプレス用タッピング装置とその制御方法の提供。
【解決手段】 サーボモータ39により回転駆動伝達機構を介して回転駆動されるタッピング装置を設けたパンチプレス用タッピング装置において、前記サーボモータの温度を検出し、該サーボモータの温度が所定の値に達した場合、あるいは前記所定の値を超えた場合、前記サーボモータの回転速度が予め設定された回転速度になるように、該サーボモータを制御することを特徴とするパンチプレス用タッピング加工制御方法。
【選択図】 図5
【解決手段】 サーボモータ39により回転駆動伝達機構を介して回転駆動されるタッピング装置を設けたパンチプレス用タッピング装置において、前記サーボモータの温度を検出し、該サーボモータの温度が所定の値に達した場合、あるいは前記所定の値を超えた場合、前記サーボモータの回転速度が予め設定された回転速度になるように、該サーボモータを制御することを特徴とするパンチプレス用タッピング加工制御方法。
【選択図】 図5
Description
本発明はパンチプレス用タッピング装置及びその制御方法に関する。
通常のタッピング装置では、タップを取り付ける主軸を正逆回転方向に回転駆動自在に設けると共に、この主軸を軸方向へ送る主軸送り機構を備えている。また、タッピング中に何らかの理由により、主軸に過負荷(トルク)が加わったとき、この過負荷(トルク)によりタップが破損するのを防止すべく、主軸回転駆動モータのトルク伝達機構に、摩擦式クラッチを設けて主軸に一定以上のトルクが加わらないようにしている(例えば、特許文献1)。
また、タップを取り付ける主軸を正逆回転方向に回転自在に軸支した中空円筒状のクイルを設けると共に、前記主軸の回転に連動して回転駆動される送りねじを主軸と平行に設け、この送りねじの回転駆動により、前記主軸を昇降作動させる方式のタッピング装置もあり、この例では、タッピング中に何らかの理由により、送りねじに過剰なトルクが加わったとき、送りねじの途中に設けたトルクラッチにより主軸への送り動力の伝達が遮断されるようにしたものもある(例えば、特許文献2)。
特開平9−168909号公報
特開平2001−62631号公報
上述の特許文献1におけるタッピング装置では、主軸に過剰な過負荷(トルク)が加わったとき、摩擦式クラッチにより主軸への過大なトルクの伝達は防止できるが、タップのサイズによって主軸にかかるトルクの大きさを変更するものではなく、また、タッピング加工中の温度を監視して、タップ温度が過熱しないように適宜な主軸の回転速度に制御するものではないので、タップの過熱を抑制してタップ寿命を延長させる機能を有していない。
また、特許文献2におけるタッピング装置では、タッピング中に何らかの理由により、送りねじに過剰なトルクが加わったとき、送りねじの途中に設けたトルクラッチにより主軸への送り動力の伝達が遮断されるので、主軸に装着されたタップが過剰に送られることはないが、特許文献1の場合と同様に、タッピング加工中の温度を監視して、タップ温度が過熱しないように適宜な主軸の回転速度に制御していないので、タップの過熱を抑制してタップ寿命を延長させる機能を有するものでもない。
本発明は上述の如き問題を解決するために成されたものであり、本発明の課題は、タッピング加工中のタップ駆動用のサーボモータの温度を検出し、検出したサーボモータの温度によりサーボモータの回転数を制御してタップ温度の上昇を抑制し、タップの寿命の延長を図ることができるパンチプレス用タッピング装置及びパンチプレス用タッピング加工制御方法を提供することである。
上述の課題を解決する手段として請求項1に記載のパンチプレス用タッピング装置は、サーボモータにより回転駆動伝達機構を介して回転駆動されるタッピング装置を設けたパンチプレス用タッピング装置において、前記サーボモータに該サーボモータの温度を検出する温度センサと、該温度センサが検知した温度に対して予め設定した回転速度により前記サーボモータを回転駆動する制御手段を設けたことを要旨とするものである。
請求項2に記載のパンチプレス用タッピング加工制御方法は、サーボモータにより回転駆動伝達機構を介して回転駆動されるタッピング装置を設けたパンチプレス用タッピング装置において、前記サーボモータの温度を検出し、該サーボモータの温度が所定の値に達した場合、あるいは前記所定の値を超えた場合、前記サーボモータの回転速度が予め設定された回転速度になるように、該サーボモータを制御することを要旨とするものである。
本発明によれば、サーボモータの温度を検出し、検出したサーボモータの温度によりサーボモータの回転数を制御することにより、間接的にタップの温度を監視することが可能となる。また、これによりタップの発熱を抑制できるので、発熱によるタップへの切り粉の溶着や、タップ表面に施したコーティングの剥離等を抑制できるのでタップの寿命が延長する。また、サーボモータへの過負荷も抑制することができるのでサーボモータの寿命も延びるなどの効果がある。
以下本発明の実施の形態を図面によって説明する。
図1は、本願発明に係るタッピング装置を備えた公知のタレットパンチプレスの全体の概要を説明する図であり、タレットパンチプレス1はふところ部3を有した備えたフレーム5を備えている。
このタレットパンチプレス1には、板状のワークを支持する固定テーブル7と、ワークWの位置決めを行うワーク位置決め装置9およびタッピング装置11と複数のパンチ(図示省略)とを装着した円板状の上部タレット13と、前記タッピング装置11やパンチに対応する下方位置にタッピング用の穴付きダイ15と複数の通常ダイ(図示省略)とを装着した円板状の下部タレット17とで構成したタレット装置19が設けてある。
また、上部フレーム21には、上部タレット13のタッピング装置11を押圧する油圧あるいはサーボモータなどの適宜な駆動手段で駆動されるラム23が昇降位置決め可能に設けてある。
上述のタッピング装置11の構成の一例が図2〜図4に示してある。図2は、このタッピング装置11の回転駆動系を示したものであり、上部タレット13にプーリ29を回転自在に支持すると共に、このプーリ29と同軸にかつ一体的に回転する平歯車31が設けてある。
前記平歯車31は、後に詳述するタッピング装置11において、タップ63を回転駆動する従動歯車59に噛合してある。前記プーリ29はクラッチ機構33の固定クラッチ板34に設けた従動側プーリ35と歯付きベルト36により連結してある。
前記クラッチ機構33の駆動側には、可動クラッチ板37が設けてあり、このクラッチ板37は従動プーリ38を介してサーボモータ39の出力軸に設けた駆動プーリ40に歯付きベルト42を介して連結してある。
なお、サーボモータ39は前記上部フレーム21に適宜に固定してある。また、前記クラッチ機構33には、前記可動クラッチ板37を固定クラッチ板34に対して押圧接触自在の流体圧作動手段(図示省略)が設けてある。
上記構成において、流体圧作動手段(図示省略)を作動させて可動クラッチ板37と固定クラッチ板34を押圧接触させ、サーボモータ39を回転駆動させると、可動クラッチ板37と固定クラッチ板34が一体的に回転することにより従動側プーリ35が回転すると共に、プーリ29と平歯車31が回転し、この平歯車31の回転により、タッピング装置11が回転することになる。
次ぎに、図3、図4を参照しながら前記タッピング装置11の構成の一例を説明する。
上述のタッピング装置11は、前記上部タレット13に設けた金型装着穴41に上下方向に摺動可能に装着してある。
パンチガイド43は、前記金型装着穴41に上下方向に摺動可能に挿入されており、このパンチガイド43の上部フランジ部45と金型装着穴41の段部47との間に設置したリフトスプリング49により、常時上方に付勢されている。
なお、前記上部フランジ部45には、スリット51が切ってあり、金型装着穴41の段部の底に立てた複数のボルト53に摺動するようにして、前記パンチガイド43が金型装着穴41に対して回転できないようにしてある。
また、上下方向のストロークの上限は、前記ボルト53の頭部で押さえられ、下限は前記ラムの下限位置か、或いは前記パンチガイド43の外周に設けた段差部55と前記金型装着穴41の段部の底との係合位置となる。
前記パンチガイド43の上部内側には軸受け57が設けてあり、このラジアル軸受け57の内径部に、上方外周に平歯59aを有し、かつ内周にスプライン穴59bを備えた従動歯車59の下端部が嵌合してある。
また、上部外周に前記従動歯車59のスプライン穴59bに係合するスプライン61aを有し、下端部にタップ63を装着する装着部を備えたタップ保持体61が、前記従動歯車59にスプライン係合により上下動自在に設けてある。
上述のタップ保持体61の下部は、前記パンチガイド43の内周に上下に摺動自在に設けた軸受け65に支持してあり、タップ保持体61は上下動自在にかつ回転自在になっている。
なお、タップ保持体61の上端部軸芯には、タップ63をねじ送りするためのリードねじ穴61bが設けてあり、このリードねじ穴61bに螺合するリードねじ部67aを備えたキャップ部材67が、前記パンチガイド43の上面にボルト(図示省略)で締結してある。
また、キャップ部材67の内側上部には、軸受け69が設けてあり、この軸受け69に前記従動歯車59の上部を内側から回転自在に支持してある。そして、この従動歯車59の平歯59a部に前記平歯車31が係合している。
なお、図4に示すように、前記キャップ部材67の上部から下部にかけて、一部に三日月状の切欠き部67bが設けてあり、前記平歯車31およびプーリ29を上方から装着し易くしてある。
次いで、上記構成のタッピング装置11の動作について説明する。
始めに、タレットパンチプレス1における油圧駆動のラム23の直下にタッピング装置11を位置決めする。次いで、ラム23を適宜に下降させ、キャップ部材67の上部を押圧しながら下死点まで下降させると、リフトスプリング49の力に抗してパンチガイド43とタップ63が一定距離hだけ下降するから、タップ63がワークWに急速接近する。
このとき、タッピング装置11の従動歯車59は、平歯車31に係合した状態で軸方向に摺動下降する。次ぎに、クラッチ機構33を接続させ、サーボモータ39を正転させると、従動歯車59は平歯車31を介して正転方向に回転駆動されることになる。
すると、従動歯車59とスプライン係合したタップ保持体61が正転する。ところが、パンチガイド43はボルト53とスリット51の作用により上部タレット13に対して回転しない。従って、それに取り付けたキャップ部材67も回転しない。
よって、リードねじ穴61bに螺合するタップ保持体61が1回転につき、1リード(リードねじの1ピッチ)の割合で、タップ高さtだけ下降するとになる。
上述の動作において、タップ63が既にラム23に押圧されてワーク表面までアプローチしているので、そのままワークWに設けた下穴に進入してタッピング加工を行うことができる。
次いで、公知の手段(図示省略)によりタッピング加工の完了を検出したら、サーボモータ39を逆転させると、従動歯車59が逆転して、タップ63も同様に逆転しながら1回転につき、1リードだけ上昇する。
従って、タップ63は加工したねじ穴を損なうことなくワークWから抜けてワーク表面のアプローチ位置に戻ることができる。その後ラム23を上昇させ、タッピング加工が終了する。続いて、タッピング加工を行う場合は、ワーク位置決め装置9により、ワークWを所定のタッピング加工位置に位置決めして、上記記載の動作を行うことでタッピング加工を行うことにより、ワークWに連続的なタッピング加工を施すことができる。
次ぎに、上述のタッピング加工の制御方法について説明する。
図5に示すように、前記サーボモータ39には、サーボモータ39の温度を検出する例えば、熱電流を利用した公知の温度センサ81と、回転速度を検出する例えば、パルスエンコーダの如き公知の回転速度検出センサ83とが設けてある。
温度センサ81が検出した温度は、タッピング加工制御装置85のA/D(アナログ/デジタル)変換器87を介して温度データ89として中央処理演算装置(CPU)91に入力されるようになっている。
また、回転速度検出センサ83からデータはデジタルの回転速度データ93として、そのまま中央処理演算装置(CPU)91に入力されるようになっている。
タッピング加工制御装置85には、サーボモータ39の温度の閾値と、その閾値に達した場合のサーボモータ39の回転数(rpm)を設定した値がデータベース95として記憶されている。
上述のデータベース95は、次ぎのような、理論に基づいた多数のタッピング加工の実験を行うことにより得られたものである。
すなわち、連続的なタッピング加工によるタップ63の発熱に伴い、サーボモータ39も連続的に駆動されることになり、その温度が上昇することになる。
このことから、多数のタッピング加工を連続的に実施して、タッピング加工時におけるタップ63の温度とサーボモータ39の温度との関係を実験的に習得して、タップ63の発熱によりタップ63に切粉が溶着して、タップ表面に施したコーティングが剥離してタップ63の寿命が短くなるような不具合がないようなタップの許容温度上限に対応するサーボモータ39の温度上限(例えば100℃)を得る。
この温度上限あるいは上限より低いモータ温度をサーボモータの温度の閾値A(例えば80℃)として予め設定する。また、サーボモータ39の温度が閾値Aに達した場合、通常のタッピング加工のサーボモータ39の回転数(rpm)を減速させる回転数(rpm)低速を予め設定しておく。
よって、タッピング加工によりサーボモータ39の温度が、予め設定されたサーボモータ39の温度の閾値Aに達したら、サーボモータ39の回転数(rpm)が予め設定された回転数(rpm)(低速)に切換られることとなり、タップの過熱が抑制されるものである。
また、サーボモータ39の回転数(rpm)の低減の割合(例えば10%減速)を設定しておき、閾値Aを超えたら10%減速し、それでも閾値Aを超えるようであれば、さらに10%減速するという設定にしてもよい。
上記構成の動作としては、まず、タップサイズ等により、選択される所定のサーボモータの回転数(rpm)でサーボモータ39を正回転および逆回転させることで、タップ63を回転させてひとつのタップ加工を行う。
さらに続けて、タップ加工を行う場合には、ワーク位置決め装置により、タップ加工を行う所定の位置にワークWを位置決めし、サーボモータ39の所定の回転数(rpm)でのサーボモータ39を正回転、逆回転を行い、次の位置にタップ加工を行う。
連続的にタップ加工を行う場合には、この位置決めとサーボモータ39の回転を繰り返すことになる。このとき、温度センサ81による検出温度が常に前記タッピング加工制御装置85の中央処理演算装置(CPU)91にフィードバックされ、設定温度の閾値Aと比較される。
その比較の結果、温度センサ81の検出温度が設定した閾値Aに達した場合、あるいは閾値Aを超えた場合には、中央処理演算装置(CPU)91からの信号により、モータ制御手段101およびサーボアンプ103を介して、例えばサーボモータ39の回転数を予め設定された減速された回転数にするような指令信号を出力する。
また、低速でのサーボモータ39の回転を続けると、タップ63の加熱が抑制されるが、タップ加工のタクトタイムは長くなり生産性が下がることになる。そこで、サーボモータ39の回転数を低速で回転させることによりサーボモータ39の温度が下がった場合に、サーボモータ39を低速から通常のタッピング加工の速度に増速するためのサーボモータ39の温度の閾値B(例えば70℃)を予め設定しておくことにより、減速された回転数(rpm)(低速)によりタップ加工を継続し、サーボモータ39の温度が下がり、サーボモータ39の検出温度が予め設定された閾値Bに達したあるいは閾値Bより低い温度になった場合は、減速されたサーボモータ39の低速回転数から、通常のタップ加工のサーボモータ39の回転数に切換えられるため、高速回転数でモータを回転させ高速のタップ加工を行うことができる。
よって、タップの加熱を抑制し、タップの寿命を延長させると共に、高速タップ加工のタクトタイムを短くし生産性を上げることができる。
なお、サーボモータ39の回転数(rpm)は、回転速度検出センサ83で検出されて中央処理演算装置(CPU)91にフィードバックされ、比較手段99により比較判断されて、サーボモータ39の回転数が指令値一致するようにサーボモータ39が制御される。また、前記データベース95はキーボードなどの入力手段97から適宜に更新または変更することが可能である。
また、上述の温度センサ81が検出した温度、回転速度検出センサ83が検出した回転数(rpm)および、出力するサーボモータ39の回転数(rpm)等は、液晶表示装置やCRTなどの出力手段105に表示することができる。なお、前記タッピング加工制御装置85には加工プログラム107が記憶してある。
上述のようなタッピング加工の制御方法により、サーボモータ39温度を検出することにより、間接的にタップの温度を監視することが可能となる。
また、タップ63の発熱を抑制することにより、発熱によるタップへの切り粉の溶着やタップ表面に施したコーティングの剥離等を抑制できるのでタップの寿命が延びると共に、サーボモータ39への過負荷も抑制されるのでのでサーボモータ39の寿命も延びる。
また、従来はタップの温度変化を監視することができず、潤滑性能が高く、かつ冷却効率の良い潤滑油を切削油として使用することで、タップ寿命の延長を図ることが行われていた。このような潤滑性能が高く、かつ冷却効率の良い潤滑油は高価であるが、本願発明のタッピング加工制御方法によれば、タッピング加工中のタップの発熱を監視することができるので、安価な潤滑油を使用しても連続的なタッピング加工を行うことが可能となる。
なお、この実施の形態の説明では、タレットパンチプレスを例に説明したが、タレットパンチプレスに限定されるものではなく、パンチプレスまたは汎用プレスでもよいことは容易に理解できるものである。
1 タレットパンチプレス
5 フレーム
7 固定テーブル
9 ワーク位置決め装置
11 タッピング装置
15 タッピング用穴付きダイ
17 下部タレット
19 タレット装置
21 上部フレーム
23 ラム
29 プーリ
31 平歯車
33 クラッチ機構
34 固定クラッチ板
35、38 従動側プーリ
36、42 歯付きベルト
37 可動クラッチ板
39 サーボモータ
40 駆動プーリ
41 金型装着穴
43 パンチガイド
45 上部フランジ部
47 段部
49 リフトスプリング
51 スリット
53 ボルト
55 段差部
57 軸受け
59 従動歯車
59a 平歯
59b スプライン穴
61 タップ保持体
61a スプライン
61b リードねじ穴
63 タップ
65、69 軸受け
67 キャップ部材
67a リードねじ部
67b 切欠き部
81 温度センサ
83 回転速度検出センサ
85 タッピング加工制御装置
87 A/D(アナログ/デジタル)変換器
89 温度データ
91 中央処理演算装置(CPU)
93 回転速度データ
95 データベース
97 入力手段
99 比較手段
101 モータ制御手段
103 サーボアンプ
105 出力手段
107 プログラム
W ワーク
5 フレーム
7 固定テーブル
9 ワーク位置決め装置
11 タッピング装置
15 タッピング用穴付きダイ
17 下部タレット
19 タレット装置
21 上部フレーム
23 ラム
29 プーリ
31 平歯車
33 クラッチ機構
34 固定クラッチ板
35、38 従動側プーリ
36、42 歯付きベルト
37 可動クラッチ板
39 サーボモータ
40 駆動プーリ
41 金型装着穴
43 パンチガイド
45 上部フランジ部
47 段部
49 リフトスプリング
51 スリット
53 ボルト
55 段差部
57 軸受け
59 従動歯車
59a 平歯
59b スプライン穴
61 タップ保持体
61a スプライン
61b リードねじ穴
63 タップ
65、69 軸受け
67 キャップ部材
67a リードねじ部
67b 切欠き部
81 温度センサ
83 回転速度検出センサ
85 タッピング加工制御装置
87 A/D(アナログ/デジタル)変換器
89 温度データ
91 中央処理演算装置(CPU)
93 回転速度データ
95 データベース
97 入力手段
99 比較手段
101 モータ制御手段
103 サーボアンプ
105 出力手段
107 プログラム
W ワーク
Claims (2)
- サーボモータにより回転駆動伝達機構を介して回転駆動されるタッピング装置を設けたパンチプレス用タッピング装置において、前記サーボモータに該サーボモータの温度を検出する温度センサと、該温度センサが検知した温度に対して予め設定した回転速度により前記サーボモータを回転駆動する制御手段を設けたことを特徴とするパンチプレス用タッピング装置。
- サーボモータにより回転駆動伝達機構を介して回転駆動されるタッピング装置を設けたパンチプレス用タッピング装置において、前記サーボモータの温度を検出し、該サーボモータの温度が所定の値に達した場合、あるいは前記所定の値を超えた場合、前記サーボモータの回転速度が予め設定された回転速度になるように、該サーボモータを制御することを特徴とするパンチプレス用タッピング加工制御方法。
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2005
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