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JP2006009761A - 排ガス浄化システム - Google Patents

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Abstract

【課題】容易かつ安価に窒素酸化物の吸着能力を維持することができる排ガス浄化システムを提供すること。
【解決手段】内燃機関の排ガス中の窒素酸化物を除去して上記排ガスを浄化するための排ガス浄化システム。排ガス浄化システムは、排ガスG中の一酸化窒素を酸化させる酸化手段と、酸化手段によって酸化された窒素酸化物を吸着してイオン化する吸着部3と、吸着部3に洗浄液41を流通させて、吸着部3に吸着した窒素酸化物を洗浄液41中に拡散させると共に吸着部3の外部である貯留槽52に移動させる洗浄液流通手段(循環ポンプ42等)と、吸着部3を通過した洗浄液41中の窒素酸化物を、吸着部3の外部において除去する窒素酸化物除去手段としての電気分解用電極51とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の排ガス中の窒素酸化物を除去して上記排ガスを浄化するための排ガス浄化システムに関する。
従来より、内燃機関の排ガス中の窒素酸化物を除去して排ガスを浄化する方法として、例えば、三元触媒、NSR触媒、SCR触媒、DNPR触媒等を用いた触媒法がある。
しかし、これらの触媒法は、貴金属触媒を用いる必要があるため、製造コストが高くなるという問題がある。また、排ガス中の硫黄分による被毒の問題も生ずる。また、排ガス温度が低い場合や、排ガス中の酸素濃度が高い場合などには、触媒による窒素酸化物の還元が困難となるという問題もある。
また、尿素還元により排ガスを浄化する方法があるが、これにはインフラ整備が必要となる。
また、酸素イオン伝導体を用いた電気化学セルにより、窒素酸化物を除去する方法もあるが、排ガス中に酸素が存在すると、窒素酸化物の分解よりも酸素の透過が優先的に起こり、窒素酸化物を充分に分解するには大きな電力が必要となる。
そこで、貴金属触媒を用いず、硫黄分や酸素の影響を受けず、インフラ整備が特に不要であり、また、特に大きな電力を必要としない窒素酸化物の除去方法として、放電と電気分解とを用いる窒素酸化物の除去方法が開示されている(特許文献1参照)。
即ち、この方法においては、一酸化窒素を放電によって酸化し、これにより得られた窒素酸化物を吸着部に吸着してイオン化する。次いで、吸着部に電界を加えることにより、吸着部における硝酸イオンを正極性電極側に移動する。そして、この正極性電極側に移動した硝酸イオンを電気分解によって還元する。このように、吸着部に吸着した硝酸イオンを順次移動させることにより、吸着部の窒素酸化物吸着能力を維持している。
しかしながら、上記の方法では、硝酸イオンを移動させるに当って、吸着部に電界を加える必要があり、電気エネルギーが必要となる。また、硝酸イオンの移動は吸着部の中で行われるだけであり、硝酸イオンの電気分解による還元も、結局は吸着部の中で行う必要がある。そして、該吸着部は、電気抵抗が大きいため、大きな電気エネルギーが必要となる。
特開2004−668797号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、容易かつ安価に窒素酸化物の吸着能力を維持することができる排ガス浄化システムを提供しようとするものである。
本発明は、内燃機関の排ガス中の窒素酸化物を除去して上記排ガスを浄化するための排ガス浄化システムにおいて、
該排ガス浄化システムは、上記排ガス中の一酸化窒素を酸化させる酸化手段と、
該酸化手段によって酸化された窒素酸化物を吸着する吸着部と、
該吸着部に洗浄液を流通させて、上記吸着部に吸着した窒素酸化物を上記洗浄液中に拡散させると共に上記吸着部の外部に移動させる洗浄液流通手段と、
上記吸着部を通過した上記洗浄液中の窒素酸化物を、上記吸着部の外部において除去する窒素酸化物除去手段とを有することを特徴とする排ガス浄化システムにある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記排ガス浄化システムは、上記洗浄液流通手段を有し、上記吸着部に吸着した二酸化窒素(NO2)や硝酸(HNO3)等の窒素酸化物(NOx)を洗浄液中に拡散させると共に、吸着部の外部に移動させることができる。そのため、上記吸着部の吸着能力を容易に維持することができる。
また、上記排ガス浄化システムは、上記窒素酸化物除去手段を有し、上記洗浄液中に拡散させた窒素酸化物を、吸着部の外部において除去することができる。そのため、窒素酸化物(硝酸イオン)を含む洗浄液を、処理しやすい状態にして、例えば電気分解による還元や選択吸着剤による吸着等によって、窒素酸化物を除去することができる。それ故、容易かつ安価に窒素酸化物の除去を行うことができる。
以上のごとく、本発明によれば、容易かつ安価に窒素酸化物の吸着能力を維持することができる排ガス浄化システムを提供することができる。
本発明(請求項1)において、上記排ガス浄化システムは、例えば、自動車の排ガスの浄化処理、特にハイブリッド自動車や水素エンジン自動車等の排ガス浄化処理に適用することができる。
また、上記洗浄液は、アルカリ性水溶液である(請求項2)。
この場合には、上記吸着部に吸着した酸性を示す窒素酸化物の上記洗浄液中への拡散を促進することができる。
上記アルカリ性水溶液としては、例えば水酸化ナトリウム(NaOH)水溶液等がある。
また、上記窒素酸化物除去手段は、上記吸着部を通過した上記洗浄液に直流電圧を印加して、上記洗浄液中の窒素酸化物を電気分解により還元する電圧印加手段を有することが好ましい(請求項3)。
この場合には、容易かつ安価に上記洗浄液中の窒素酸化物(硝酸イオン)を還元することができる。
本発明においては、上述のごとく、吸着部の外部において、洗浄液中における窒素酸化物の除去が行われるため、電気抵抗の小さい状態で電気分解を行うことができる。それ故、低電圧で大きな電流を流すことができ、窒素酸化物の電気分解を容易かつ安価に促進させることができる。
また、上記窒素酸化物除去手段は、上記洗浄液中の窒素酸化物を選択的に吸着することができる選択吸着剤を有することが好ましい(請求項4)。
この場合には、電力を用いずに洗浄液中から窒素酸化物(硝酸イオン)を容易かつ安価に除去することができる。
上記選択吸着剤としては、例えば、アルカリ性のゼオライト、活性炭等を用いることができる。
また、上記排ガス浄化システムは、上記吸着部を複数設けてなり、該複数の吸着部のうちの一部の吸着部に上記排ガスを流通させて窒素酸化物を吸着させながら、他の吸着部に上記洗浄液を流通させて、上記他の吸着部に吸着している窒素酸化物を上記洗浄液中に拡散させることができるよう構成してあることが好ましい(請求項5)。
この場合には、一部の吸着部により窒素酸化物を吸着しつつ、他の吸着部における窒素酸化物の吸着能力を回復させることができ、これを交互に行うことで、排ガスの浄化を連続的に行うことができる。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる排ガス浄化システムにつき、図1〜図3を用いて説明する。
本例の排ガス浄化システム1は、内燃機関の排ガスG中の窒素酸化物を除去して上記排ガスGを浄化する。
上記排ガス浄化システム1は、図1、図2に示すごとく、下記の酸化手段(放電酸化部2)と吸着部3と洗浄液流通手段(循環ポンプ42等)と窒素酸化物除去手段(電気分解用電極51等)とを有する。
上記酸化手段としての放電酸化部11は、排ガスG中の一酸化窒素(NO)を酸化させる。
上記吸着部3は、上記酸化手段によって酸化されたNO2、HNO3等の窒素酸化物(NOx)を吸着する。
上記洗浄液流通手段は、上記吸着部3に洗浄液41を流通させて、上記吸着部3に吸着した窒素酸化物を洗浄液41中に拡散させると共に上記吸着部3の外部に移動させる。
上記窒素酸化物除去手段は、上記吸着部3を通過した上記洗浄液41中の窒素酸化物(硝酸イオン)を、上記吸着部3の外部である貯留槽52において除去する。
また、上記窒素酸化物除去手段は、上記吸着部3を通過した上記洗浄液41に直流電圧を印加して、上記洗浄液41中の窒素酸化物を電気分解により還元する電圧印加手段として、一対の電気分解用電極51を有する。
また、上記洗浄液41は、アルカリ性水溶液であり、例えば水酸化ナトリウム(NaOH)水溶液を用いることができる。
以下、図1、図2に基づいて、排ガス浄化システム1につき具体的に説明する。
図1に示すごとく、排ガス浄化システム1は、排ガス源となるエンジンの下流における排気管の途中に組み込まれ、酸化手段としての放電酸化部2と、該放電酸化部2の下流側の第1吸着除去部11及び第2吸着除去部12とを有する。上記第1吸着除去部11及び第2吸着除去部12の入口側には、排ガスGの導入を切り替える切替バルブ13が配設されている。
上記第1吸着除去部11及び第2吸着除去部12は、それぞれ、図2に示すごとく、上記吸着部3、循環ポンプ42、電気分解用電極51、貯留槽52を有する。即ち、第1吸着除去部11及び第2吸着除去部12には、吸着部3と洗浄液流通手段と窒素酸化物除去手段とが配されている。
上記吸着部3は、ハニカム状或いは粒状のγアルミナやゼオライト等の多孔質体を充填してなる。
また、上記吸着部3の下方に、上記貯留槽52が配設されている。そして、該貯留槽52と吸着部3の上部との間には循環パイプ43が配設され、該循環パイプ43の途中に、貯留槽52において窒素酸化物が除去された洗浄液41を吸着部3へ循環させる循環ポンプ42が設けてある。
また、図1に示すごとく、第1吸着除去部11及び第2吸着除去部12の下流側と入口との間には、浄化された排ガスG1の一部を第1吸着除去部11及び第2吸着除去部12に送り込むフィードバック配管151、152がそれぞれ配設されている。そして、該フィードバック配管151、152の途中には、開閉バルブ161、162がそれぞれ配設されている。
上述のごとく、上記排ガス浄化システム1は、上記吸着部3を2個設けてなり、この2個の吸着部3のうちの一方の吸着部3に排ガスGを流通させて窒素酸化物を吸着させながら、他の吸着部3に洗浄液41を流通させて、当該他の吸着部3に吸着している窒素酸化物を洗浄液41中に拡散させることができるよう構成してある。
即ち、図3に示すごとく、上記排ガス浄化システム1は以下のプロセスを経ることにより、連続して排ガスGの浄化を行う。
まず、上記放電酸化部2において、排ガスG中の一酸化窒素(NO)を、二酸化窒素(NO2)及び硝酸(HNO3)に酸化する(ステップS1)。放電酸化部2は、例えば、外周に接地電極を設けた絶縁管の中心に放電線を設け、該放電線にパルス高電圧を印加することによりパルス放電させるもの等を用いることができる(図示略)。これにより、酸素分子(O2)や水分子(H2O)などから反応性の高いラジカル(O、H、OH)を生成し、このラジカル化学反応により、排ガスG中の一酸化窒素(NO)を酸化して、二酸化窒素(NO2)及び硝酸(HNO3)とすることができる。
次いで、酸化された窒素酸化物(NO2、HNO3)とを含む排ガスGは、第1吸着除去部11に導入される。このとき、上記切替バルブ13によって、第2吸着除去部12の入口を閉塞しておくことにより、第1吸着除去部11にのみ排ガスGを導入することができる。
上記第1吸着除去部11に導入された排ガスG中の窒素酸化物は、吸着部3に吸着される(ステップS11)。該吸着部3は、連続供給される排ガスG中の窒素酸化物を次々と吸着し、浄化された排ガスG1は、吸着部3の下流の排気管へ送り出される。
そして、該吸着部3のNOx吸着能力が、初期の吸着能力に対して90%以下となったとき、図1に示す上記切替バルブ13を切り替えて、排ガスGを第2吸着除去部12へ導入する(ステップS12、S20)。
上記第2吸着除去部12においても、上記第1吸着除去部11と同様に排ガスG中の窒素酸化物を吸着部3に吸着する(ステップS21)。
第2吸着除去部12の吸着部3において窒素酸化物の吸着を行っている間、図2に示すごとく、第1吸着除去部11においては、吸着部3に洗浄液41を流通させる(ステップS13)。これにより、上述したごとく吸着部3に吸着させた窒素酸化物を洗浄液41中に拡散させ、その洗浄液41を貯留槽52へ移動させる。洗浄液41中の上記窒素酸化物は、硝酸イオンとして存在する。
そして、貯留槽52に貯留された洗浄液41に、電気分解用電極51に直流電圧をかけて、洗浄液41中に抽出された窒素酸化物(硝酸イオン)を電気分解により還元する(ステップS14)。
次いで、開閉バルブ161を開き、フィードバック配管151を通じて第1吸着除去部11における吸着部3に、浄化された排ガスG1を送り込み、吸着部3を乾燥する(ステップS15)。これにより、吸着部3の吸着能力を再生させる。
そして、第2吸着除去部12のNOx吸着能力が初期の吸着能力に対して90%以下となったとき、切替バルブ13を切り替えて、再び、排ガスGを第1吸着除去部11へ導入する(ステップS10、S22)。
その後、第2吸着除去部12についても、同様に、吸着させた窒素酸化物の除去等を行うことにより、吸着部3の吸着能力を再生させる(ステップS23〜S25)。
以上のプロセスを繰り返すことにより、排ガス浄化システム1の連続稼動を行う。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記排ガス浄化システム1は、上記洗浄液流通手段を有し、上記吸着部3に吸着した窒素酸化物(二酸化窒素、硝酸等)を洗浄液41中に拡散させると共に、吸着部3の外部である貯留槽52に移動させることができる。そのため、上記吸着部3の吸着能力を容易に維持することができる。
また、上記排ガス浄化システム1は、上記窒素酸化物除去手段を有し、上記洗浄液41中に拡散させた窒素酸化物を、吸着部3の外部において除去することができる。そのため、窒素酸化物(硝酸イオン)を含む洗浄液41を、処理しやすい状態にして、電気分解による還元によって、窒素酸化物を除去することができる。それ故、容易かつ安価に窒素酸化物の除去を行うことができる。
また、上記洗浄液41はアルカリ性水溶液であるため、上記吸着部3に吸着した酸性を示す窒素酸化物の洗浄液41中への拡散を促進することができる。
また、上記窒素酸化物除去手段は、電圧印加手段としての電気分解用電極51を有するため、容易かつ安価に洗浄液41中の窒素酸化物(硝酸イオン)を還元することができる。本例においては、上述のごとく、吸着部3の外部である貯留槽52において、洗浄液41中における窒素酸化物の除去が行われるため、電気抵抗の小さい状態で電気分解を行うことができる。それ故、低電圧で大きな電流を流すことができ、窒素酸化物の電気分解を容易かつ安価に促進させることができる。
また、上記排ガス浄化システム1は、吸着部3を複数設け、一方の吸着部3に排ガスGを流通させて窒素酸化物を吸着させながら、他の吸着部3に洗浄液41を流通させて、上記他の吸着部3に吸着している窒素酸化物を洗浄液41中に拡散させることができる。そのため、一方の吸着部3により窒素酸化物を吸着しつつ、他方の吸着部3における窒素酸化物の吸着能力を回復させることができ、これを交互に行うことで、排ガスGの浄化を連続的に行うことができる。
以上のごとく、本例によれば、容易かつ安価に窒素酸化物の吸着能力を維持することができる排ガス浄化システムを提供することができる。
(実施例2)
本例は、図4に示すごとく、窒素酸化物除去手段として、洗浄液41中の窒素酸化物(硝酸イオン)を選択的に吸着することができる選択吸着剤53を設けた排ガス浄化システム1の例である。
即ち、図4に示すごとく、貯留槽52と循環パイプ43との間に、上記選択吸着剤53を配設する。本例においては、実施例1に示した電気分解用電極51(図2参照)は設けていないが、選択吸着剤53と電気分解用電極51との双方を設けてもよい。
上記選択吸着剤53としては、アルカリ性のゼオライトを用いることができる。
本例の場合には、洗浄液41中に拡散された窒素酸化物(硝酸イオン)を、上述した電気分解による還元(図3のステップS14、S24)の代わりに、選択吸着剤53による選択吸着により除去する。これにより、窒素酸化物の除去された洗浄液41が、循環パイプ43を通じて吸着部3の上部へ供給される。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合には、電力を用いずに洗浄液41中から窒素酸化物(硝酸イオン)を容易かつ安価に除去することができる。それ故、安価な排ガス浄化システム1を得ることができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例3)
本例は、図5、図6に示すごとく、窒素酸化物の吸着除去部10を1個にした排ガス浄化システム1の例である。
この排ガス浄化システム1は、内燃機関(ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等)と電気(バッテリ)とを併用するハイブリッド自動車の排ガス浄化に適用される。
図5において概念的に示すように、本例の排ガス浄化システム1は、放電酸化部2と吸着除去部10とを有する。
該吸着除去部10は、図6に示すごとく、実施例1において示した第1吸着除去部11あるいは第2吸着除去部12と同様の構成及び機能を有する。なお、図7に示すごとく、実施例2において示した第1吸着除去部11あるいは第2吸着除去部12と同様の構成及び機能を有するものを本例の吸着除去部10として用いることもできる。
上記排ガス浄化システム1においては、図5に示すごとく、エンジンを使用して運転している間は、排ガスGを吸着除去部10の吸着部3に導入して、窒素酸化物を吸着する。そして、バッテリを使用して運転している間は、洗浄液41によって吸着部3の再生処理を行う。この再生処理に当っては、基本的には、実施例1と同様の方法を用いるが、吸着部3の乾燥については、図5に示すごとく、エアポンプ17を用いて吸着部3にエアAを送り込むことにより乾燥する。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合には、容易かつ安価に窒素酸化物の吸着能力を維持することができる排ガス浄化システムを、ハイブリッド自動車用として提供することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
実施例1における、排ガス浄化システムの説明図。 実施例1における、吸着除去部の斜視図。 実施例1における、排ガス浄化システムによる排ガス浄化プロセスの説明図。 実施例2における、吸着除去部の斜視図。 実施例3における、排ガス浄化システムの概念説明図。 実施例3における、吸着除去部の斜視図。 実施例3における、他の吸着除去部の斜視図。
符号の説明
1 排ガス浄化システム
10 吸着除去部
11 第1吸着除去部
12 第2吸着除去部
13 切替バルブ
2 放電酸化部
3 吸着部
41 洗浄液
51 電気分解用電極
52 貯留槽
53 選択吸着剤

Claims (5)

  1. 内燃機関の排ガス中の窒素酸化物を除去して上記排ガスを浄化するための排ガス浄化システムにおいて、
    該排ガス浄化システムは、上記排ガス中の一酸化窒素を酸化させる酸化手段と、
    該酸化手段によって酸化された窒素酸化物を吸着する吸着部と、
    該吸着部に洗浄液を流通させて、上記吸着部に吸着した窒素酸化物を上記洗浄液中に拡散させると共に上記吸着部の外部に移動させる洗浄液流通手段と、
    上記吸着部を通過した上記洗浄液中の窒素酸化物を、上記吸着部の外部において除去する窒素酸化物除去手段とを有することを特徴とする排ガス浄化システム。
  2. 請求項1において、上記洗浄液は、アルカリ性水溶液であることを特徴とする排ガス浄化システム。
  3. 請求項1又は2において、上記窒素酸化物除去手段は、上記吸着部を通過した上記洗浄液に直流電圧を印加して、上記洗浄液中の窒素酸化物を電気分解により還元する電圧印加手段を有することを特徴とする排ガス浄化システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記窒素酸化物除去手段は、上記洗浄液中の窒素酸化物を選択的に吸着することができる選択吸着剤を有することを特徴とする排ガス浄化システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、上記排ガス浄化システムは、上記吸着部を複数設けてなり、該複数の吸着部のうちの一部の吸着部に上記排ガスを流通させて窒素酸化物を吸着させながら、他の吸着部に上記洗浄液を流通させて、上記他の吸着部に吸着している窒素酸化物を上記洗浄液中に拡散させることができるよう構成してあることを特徴とする排ガス浄化システム。
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