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JP2004168780A - 特に黒髪用の化粧用組成物 - Google Patents

特に黒髪用の化粧用組成物 Download PDF

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JP2004168780A JP2003391162A JP2003391162A JP2004168780A JP 2004168780 A JP2004168780 A JP 2004168780A JP 2003391162 A JP2003391162 A JP 2003391162A JP 2003391162 A JP2003391162 A JP 2003391162A JP 2004168780 A JP2004168780 A JP 2004168780A
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シルバナ・マシーロ
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Abstract

【課題】低度の目に対する刺激性、改善された光沢および紫外線に対する色の維持能力および保護能力を有する特に黒髪用の一定の化粧品毛髪用組成物を提供する。
【解決手段】(1)ローズマリー(ロズマリナス・オフィシナリス・L抽出物)−0.001%乃至10%、(2)ヘンナ(ローソニア・イネルミス・L抽出物)−0.001%乃至10%、(3)メラニン−0.000005%乃至5%を含有している化粧品組成物に関連しており、上記の天然成分の組み合わせ物は一定の許容可能な化粧品用の基本成分を伴う仕上げ状態の種々の化粧品組成物の調製に適している。これらの組成物は黒髪に特に有用であり、UV放射線に対する太陽光からの保護能力、毛髪繊維の化学的構造の保護能力、毛髪の色および適当な光沢の維持能力を示す。
【選択図】図1

Description

本発明は低度の目に対する刺激性、改善された光沢および紫外線に対する色の維持能力および保護能力を有する特に黒髪用の一定の化粧品毛髪用組成物に関連している。さらに具体的に言えば、本発明は化粧品組成物において通常的に用いられている一定の基本的な組成物に付随している特定の天然成分の組み合わせを有する種々の組成物に関連している。
目および皮膚の刺激をほとんどまたは全く生じない低度の目に対する刺激性および数種類の界面活性剤を伴う幼児、子供および成人における多様な化粧品組成物が存在している。また、低度の刺激性を伴う多数の界面活性剤がこれまでに開発されている。
さらに、利用可能な化粧品組成物における別の通常において望ましい態様はそれぞれの発泡性である。発泡は洗浄用組成物、特に、種々のシャンプー、身体、手および顔用の液体石鹸等のような個人用のケア製品に密接に関連している。この発泡の品質および量はこのような特性を製品の品質および効果に関連付けている消費者に対する種々の要因を決定付けている。機能については、発泡は汚れの乳化に役立ち、比較的に効果的な洗浄およびその洗浄過程において汚れを懸濁する。
毛髪の色の維持作用を伴う化粧品用組成物もまた当業界において有用である。このような組成物は、その標準的な光沢および発泡性を賦与する成分(通常的に種々の界面活性剤および発泡剤)および配合補助物質に加えて、さらに毛髪の自然な色を保持するための特定の色素または通常的なUVサンスクリーン剤(オクチル・メトキシシンナメート、ベンゾフェノン4、ベンゾフェノン3)を含有している。
とりわけ、ヘンナ(Henna)抽出物を含有している種々の化粧品組成物が上記のような周知の組成物である。例えば、特許文献1および特許文献2および特許文献3はこのヘンナ成分を含有している化粧品組成物を開示している当該技術の代表例である。
特許文献4はメラニンまたはメラニン様の合成化合物および毛髪着色用の物質または色素としてのこれらの用法を開示している。この文献はメラニンの洗髪中における非固定性およびリンス時における当該非固定性の損失による天然メラニンによる色素の使用に伴う一部の問題点を示している。さらに、この文献は毛髪着色用の組成物における色素としてのメラニンの用法を開示している。同様に特許文献5は類似の化合物および組成物を開示している。
さらに、紫外線に対する毛髪保護用の種々の組成物が当業界において見出されている。このような目的のために特に開発されている組成物の例が、とりわけ、特許文献6、特許文献7および特許文献8において見ることができる。
英国特許第465456号明細書 欧州特許第768,865号明細書 欧州特許出願第0084545号(PCT国際公開第WO 8300434号)明細書 米国特許第5,686,084号明細書 米国特許第5,702,712号明細書 PCT特許出願/フランス国第01/03637号(PCT/FR01/03637)(PCT国際公開第WO 02/49597号)明細書 米国特許6,375,936号明細書 中華人民共和国特許第1,341,413号明細書
本発明は低度の目に対する刺激性、改善された光沢および紫外線に対する色の維持能力および保護能力を有する特に黒髪用の一定の化粧品毛髪用組成物を提供することを目的としている。
本発明の目的は毛髪のために特に開発されている化粧品組成物を提供することである。
本発明の目的は低度の目に対する刺激性を有していて、改善された光沢、毛髪の色の保持性および紫外線に対する保護性を賦与する毛髪用の、とりわけ、黒髪のために特に開発されている化粧品組成物を提供することである。
本発明の別の目的は低度の目に対する刺激性を有していて、改善された光沢および毛髪の色の保持性を賦与すると共に天然の成分を基本としている黒髪用に特に開発されている化粧品組成物を提供することである。
本発明の化粧品組成物に関連する別の態様は現段階において開発されている組成物が濁りが無く透明であることである。従来の組成物において通常的に用いられている種々の化学スクリーン剤の使用はこれらが含まれている種々のシャンプー組成物中において濁り(不透明な生成物)を生じており、このような欠陥が本発明の組成物により解消されている。
本発明の化粧品組成物は低度の目に対する刺激性および改善された光沢を有しており、毛髪の色の保持性および紫外線に対する保護性を賦与し、種々の天然産物の組み合わせ物をその実質的な成分として含有している。本発明の組成物は実質的に、
(1)ローズマリー(ロズマリナス・オフィシナリス・L(Rosmarinus officinalis L.)抽出物)−0.001%乃至10%
(2)ヘンナ(ローソニア・イネルミス・L(Lawsonia inermis L.)抽出物)−0.001%乃至10%、
(3)メラニン−0.000005%乃至5%を含有しており、
上記の各パーセント値は最終的な化粧品組成物の全重量に基づいている。
本発明の別の実施形態において、毛髪、特に黒髪用の化粧品組成物が提供されており、この組成物は、上記の各成分に加えて、さらに、一定の付加的なヒマワリの天然成分を以下のように、すなわち、
(1)ローズマリー(ロズマリナス・オフィシナリス・L(Rosmarinus officinalis L.)抽出物)−0.001%乃至10%
(2)ヘンナ(ローソニア・イネルミス・L(Lawsonia inermis L.)抽出物)−0.001%乃至10%、
(3)メラニン−0.000005%乃至5%、
(4)ヒマワリ(ヘリアンサス・アヌス・L(Helianthus annuss L.)抽出物)−0.0001%乃至10%を含有しており、
これらの各パーセント値は最終的な化粧品組成物の全重量に基づいている。
特に、本発明の化粧品組成物において用いられる天然産物の組み合わせ物は好ましくは、
(1)ローズマリー(ロズマリナス・オフィシナリス・L(Rosmarinus officinalis L.)抽出物)−0.001%乃至0.03%
(2)ヘンナ(ローソニア・イネルミス・L(Lawsonia inermis L.)抽出物)−0.001%乃至0.03%、
(3)メラニン−0.0001%乃至0.01%、
(4)ヒマワリ(ヘリアンサス・アヌス・L(Helianthus annuss L.)抽出物)−0.001%乃至0.005%を含有しており、
これらの各パーセント値は最終的な化粧品組成物の全重量に基づいている。
本発明の組成物はさらに有効な発泡性を備えており、毛髪に対する供給中に安定な発泡を生じる。
従って、本発明によれば、低度の目に対する刺激性、改善された光沢および紫外線に対する色の維持能力および保護能力を有する特に黒髪用の一定の化粧品毛髪用組成物が提供できる。
本発明の化粧品組成物は種々の天然成分、すなわち、ヘンナ、ローズマリーおよびメラニンおよび、随意的に、ヒマワリの一定の組み合わせ物に基づいている。本発明の組成物におけるこれらの本質的な成分の大部分が通常的に市場において入手可能な種々の抽出物として存在している。さらに、メラニンは合成的に生成することも可能である。
本発明の組成物において用いられているヘンナ成分はローソニア・イネルミス・L(Lawsonia inermis L.)抽出物により構成されている。さらに、このヘンナ成分における主要な活性物質はローソニア(2−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン)である。このヘンナ成分はテオキシジグリコール(theoxydiglycol)、プロピレン・グリコールおよびブチレン・グリコールを含むグリコール酸媒体中において通常的に利用可能である。市場において入手可能であり、特に本発明の組成物中において適しているヘンナを基本成分としている製品はドラゴコ・パーフュームズ・エ・アロマス社(Dragoco Perfumes e Aromas Ltda)から入手可能なエクストラポン・ヘンナ(EXTRAPON HENNA)である。
ロズマリナスとしても知られているローズマリーはロズマリナス・オフィシナリス・L(Rosmarinus officinalis L.)から由来している。この成分は通常的に上記と同様のグリコール酸媒体中におけるロズマリナス・オフィシナリス・L(Rosmarinus officinalis L.)抽出物として市場において入手可能である。市場において入手可能であり、特に本発明の組成物中において適しているローズマリーを基本成分としている製品はドラゴコ・パーフュームズ・エ・アロマス社(Dragoco Perfumes e Aromas Ltda)から入手可能なエクストラポン・ロズマリノ(EXTRAPON ROSMARINHO)である。
本発明において用いられているメラニンは天然のメラニンと同等の一定の合成により誘導されている生成物である。このメラニンは一定の不規則に接続している非晶質の生体ポリマーと言える。また、このメラニンは多数の前駆体(L−ドパ、チロシンおよびその他の当該技術分野において既知の前駆体)から合成できる。また、このメラニンは一定の溶液として一般的に市場において入手可能である。市場において入手可能であり、特に本発明の組成物中において適しているメラニンはリポ・ド・ブラジル社(LIPO DO BRASIL)から入手可能なリポ・メラニン(LIPO MELANIN)として知られている一定の10%メラニン溶液である。
本発明において用いられているヒマワリは一定のヒマワリ(ヘリアンサス・アヌス・L(Helianthus anus L.))のオイル・ケーキ抽出物により構成されている。この本質的な各成分はグリコール酸溶液中における種々のポリフェノールである。本発明において特に適しているヒマワリを基本成分としている製品は商品名をセデルマ(SEDERMA)として市場において入手可能なヘリオゲノル(HELIOGENOL)である。
本発明の化粧品組成物は、一方の側に、天然の成分、すなわち、(1)ローズマリー(ロズマリナス・オフィシナリス・L抽出物)、(2)ヘンナ(ローソニア・イネルミス・L抽出物)、(3)メラニンおよび、随意的に、付加的な天然成分の(4)ヒマワリ(ヘリアンサス・アヌス・L抽出物)を含有しており、別の側に、一定の化粧品として許容可能な基本成分を含有している。この場合に、子供用の基本成分に対応するシャンプーおよび成人用の基本成分に対応するシャンプーの両方に対応する適当な化粧品の基本成分が使用できる。
本発明の化粧品組成物に適している化粧品用の基本成分は当業界において周知である。このような化粧品組成物において通常的に用いられている化粧品用の基本成分は、とりわけ、種々の非イオン性、アニオン性および両性の界面活性剤およびこれらの混合物、サンスクリーン剤、コンディショニング剤、加湿剤、香料、キレート剤、増粘剤、保存剤、着色剤、パール光沢剤、および種々の化粧品組成物において一般的に用いられているキャリヤーを含むことができる。
本発明は特定の種類の基本成分に限定されず、許容な程度の目および皮膚に対する刺激ならびに毛髪、特に黒髪用のシャンプーにおいて適当な配合物を提供する任意の基本成分が本発明により使用できる。毛髪用のシャンプーにおける化粧品用の基本成分において通常的に用いられているこれらの成分の非制限的な例は硫酸ナトリウム・トリデシル・エーテル、硫酸ナトリウム・ラウリル・エーテル、炭酸カルシウム・ラウリル・エーテル(13)、ラウリル硫酸アンモニウム、硫酸アンモニウム・ラウリル・エーテル等のようなアニオン性界面活性剤、ココアミドプロピル・ベタイン、ラウロアムホ二酢酸二ナトリウムおよびラウロアムホ酢酸ナトリウム等のような両性界面活性剤、PEG−80ソルビタン・ラウレート、コカミドMEAポリソルベート20、ラウリル・ポリグリコシド等のような非イオン性界面活性剤、グリセリン等のような加湿剤、ポリクオーターニウム10およびグアー・ヒドロキシプロピルトリモニウム・クロリド等のような帯電防止剤、PEG−150ジステアレートおよび塩化ナトリウム等のような増粘剤、グリコール・モノ−および/またはジ−ステアレート等のようなパール光沢剤、ジメチコーン・コポリオール、ポリクオーターニウム47、ポリクオーターニウム7、シリコーン・クオーターニウム2パンテノール・スクシネート、PEG−14Mおよびアクリルアミドおよびアクリルアミドプロピルトリモニウム・クロリド等のようなコンディショニング剤、EDTA四ナトリウムおよびEDTA二ナトリウム等のようなキレート化剤、クエン酸および水酸化ナトリウム等のようなpH調節剤、FD&Cブルー1、D&Cレッド33、D&Cバイオレット2等のような色素、メチルクロロイソチアゾリノンおよびメチルイソチアゾリノン等のような保存剤、水等のようなキャリヤー、パンテノールおよび加水分解小麦タンパク質およびさらに別の添加物等のような添加物、芳香剤および通常的な種々の配合剤を含む。
本発明による得に好ましい化粧品用の基本成分はココアミドプロピル・ベタイン、硫酸ナトリウム・ドデシル・エーテル、PEG−80ソルビタン・ラウレート、ラウロアムホ二酢酸二ナトリウム、グリセリン、PEG−150ジステアレート、カルボン酸ナトリウム・ラウリル・エーテル(13)、EDTA四ナトリウム、ポリクオーターニウム10、クエン酸、クオーターニウム15、D&Cレッド33、FD&Cブルー1を含む。
本発明の組成物における天然成分との組み合わせにおいて使用するために適している別の基本成分がジョンソン・アンド・ジョンソン(JOHNSON & JOHNSON)に発行されているブラジル国特許第PI7607893号において記載されている。
以下の例は本発明において用いられている特定の化粧品用の基本成分の代表例である。これら特定の基本成分の配合物は例示のみを目的としていて、以下の各表において示されているように、特定の種類の化粧品用の基本成分の非限定的な例である。また、各量はそれぞれ本発明の主要な成分に付随して対応している化粧品用の基本成分を含有している仕上げ状態のシャンプー組成物に基づく重量部である。
A−シャンプー基本成分A
Figure 2004168780
B−シャンプー基本成分B
Figure 2004168780
C−シャンプー基本成分C
Figure 2004168780
以下の実施例は本発明を例示しており、本発明を限定しているものとして解釈すべきではない。
実施例1
本発明の抽出調製物と共に上記の特定の化粧品用の基本成分により毛髪用の組成物を調製した。種々のシャンプー組成物に対応する一定の化粧品用基本成分(上記基本成分A)を以下の表D(表4)において示されているように水およびメラニン、ローソニア・イネルミス・L(ヘンナ)抽出物およびロズマリナス・オフィシナリス・L(ローズマリー)抽出物と共に混合した。
D−混合物1
Figure 2004168780
実施例2
本発明の抽出調製物と共に上記の特定の化粧品用の基本成分により毛髪用の組成物を調製した。種々のシャンプー組成物に対応する一定の化粧品用基本成分(上記基本成分B)を以下の表D(表5)において示されているように水およびメラニン、ローソニア・イネルミス・L(ヘンナ)抽出物およびロズマリナス・オフィシナリス・L(ローズマリー)抽出物と共に混合した。
D−混合物1
Figure 2004168780
実施例3
上記の組成Cを伴う一定の化粧品用基本成分(基本成分C)を用いて一定の毛髪トリートメント組成物を調製するために上記実施例2と同一の手順を採用した。
実施例4
本発明の抽出調製物と共に上記の特定の化粧品用基本成分により毛髪用の組成物を調製した。種々のシャンプー組成物に対応する一定の化粧品用基本成分(上記基本成分A)を以下の表E(表6)において示されているように水およびメラニン、ローソニア・イネルミス・L(ヘンナ)抽出物、ロズマリナス・オフィシナリス・L(ローズマリー)抽出物およびヘリアンサス・アヌス・L(ヒマワリ)抽出物と共に混合した。
E−混合物2
Figure 2004168780
実施例5
本発明の抽出調製物と共に上記の特定の化粧品用基本成分により毛髪用の組成物を調製した。種々のシャンプー組成物に対応する一定の化粧品用基本成分(上記基本成分B)を以下の表E(表7)において示されているように水およびメラニン、ローソニア・イネルミス・L(ヘンナ)抽出物、ロズマリナス・オフィシナリス・L(ローズマリー)抽出物およびヘリアンサス・アヌス・L(ヒマワリ)抽出物と共に混合した。
E−混合物2
Figure 2004168780
実施例6
本発明の抽出調製物と共に上記の特定の化粧品用基本成分により毛髪用の組成物を調製した。種々のシャンプー組成物に対応する一定の化粧品用基本成分(上記基本成分C)を以下の表E(表8)において示されているように水およびメラニン、ローソニア・イネルミス・L(ヘンナ)抽出物、ロズマリナス・オフィシナリス・L(ローズマリー)抽出物およびヘリアンサス・アヌス・L(ヒマワリ)抽出物と共に混合した。
E−混合物2
Figure 2004168780
図1は日光への曝露に対する時間の関数として本発明の種々の組成物により処理した毛髪の光保護率(%)を示している棒グラフである。本発明の組成物により処理した毛髪の2種類のサンプルを完全に損傷した毛髪の一定のサンプルおよび損傷の全く無い未処理の毛髪の一定のサンプルに比較してそれぞれ評価した。これら対照のサンプル(極端例)はそれぞれ完全な保護(100%)を仮定した場合における完全に損傷した毛髪(0%の保護)および完全に未処理の毛髪のサンプルである。上記の評価は熱重量分析(TGA)により行ない、これにより、温度および時間の関数として一定の毛髪サンプルの重量変化を観察した。この技法は毛髪の化学的構造における保護の確認を可能にする。この実験は約10mgの合計重量の繊維による約3mmの太さの各サンプルにおける毛髪繊維により行なわれている。
各サンプルを5℃/分の一定速度において150℃から600℃に到る一定の温度上昇に曝した。
上記のアッセイまたは定量を一組の4個のサンプルにより行ない、これらの結果が図1においてそれぞれプロットされている。本発明の種々の組成物により処理した毛髪の各サンプルを対照の各サンプル(完全に損傷した毛髪および完全に未処理の毛髪)に対してそれぞれ評価した。これらの光保護率対露光時間(時)の各結果が図1において報告されている。これらの結果から、本発明による2種類のシャンプー配合物(上記実施例1および実施例4による各配合物)により光保護の効果が得られることが分かる。
図2は本発明の種々の化粧品組成物により賦与される光沢に対する固有の特性を示している図である。種々の毛髪サンプルを本発明の組成物により処理して光沢についてそれぞれ評価した。
光沢を評価するために、カール状の各サンプルを最初に日光に対する一定のキセノン・アーク・シミュレーター中において150時間にわたり露光することにより光損傷を与えて光損傷した乾燥した毛髪を得た。その後、これらの損傷した毛髪のサンプルを1:1のエタノール/クロロホルムの溶液により処理してから、3%のラウリル硫酸アンモニウム(ALS)により処理した。その後、処理した各サンプルを38℃および0.5リットル/分において30秒間にわたり水によりすすぎ洗いした。
その後、上記のすすぎ洗いした各サンプルを30秒間にわたり本発明の種々の組成物により処理してから、さらに30秒間にわたりすすぎ洗いした。光沢の評価を一定のグロスメーター(GLOSSMETER)(ローポイント(Rhopoint)(商標))により行なった。一定の対照の無シャンプー処理および3%のALSによる1回の洗浄工程のみを受けているサンプルに対する光沢特性が図2において示されている。各アッセイにおいて使用した各組成物はそれぞれ図2において示されているように実施例1および実施例4によるサンプルである。この結果、平均で約36.56%および60.57%の光沢の増加が対照に比べてそれぞれ達成されている。従って、本発明の各組成物により光沢についての有意差のある特性が得られている。さらに、改善された(60.57%)光沢がヒマワリ成分を含有している本発明の組成物(実施例4による組成物)により得られている。
図3は太陽光に曝した黒髪の色の保護に関連している上記実施例1および実施例4において使用した各組成物の効果を示している図である。この保護は各毛髪繊維における着色の一定の測定値により示されている。この着色は一定の比色計を使用しているカラー・システムL* * bCIE(コミッション・インターナシオナーレ・デ・ル’エクレージ(Comission Internacionale de l’ Eclairage)、1976年)におけるパラメーターLによりモニターされている。上記の熱重量分析と同様に、本発明の種々の組成物により処理した2種類の毛髪サンプルを完全に損傷している一定の毛髪サンプルおよび変色の無い一定の未処理の毛髪サンプルに対比してそれぞれ評価した。これらの対照サンプル(極端例)は完全に損傷している(100%変色している)毛髪サンプルおよび全く変色していない未処理の毛髪サンプルである。
図1において示されている各結果は太陽光による劣化に対する毛髪の化学的構造の保護を行なうための本発明の種々の組成物における能力を示している。また、図2はこれらの組成物により与えられる光沢における有意差のある増加を示している。
さらに、図3は本発明の種々の組成物による一定の処理による黒髪における色の保護を示している。
本発明の具体的な実施態様は以下のとおりである。
(1)前記組成物が(1)ローズマリー(ロズマリナス・オフィシナリス・L抽出物)−0.001%乃至10%、(2)ヘンナ(ローソニア・イネルミス・L抽出物)−0.001%乃至10%、(3)メラニン−0.000005%乃至5%、(4)ヒマワリ(ヘリアンサス・アヌス・L抽出物)−0.0001%乃至10%を含有しており、これらの各パーセント値が仕上げ状態の化粧品組成物の全体の重量にそれぞれ基づいている請求項1に記載の化粧品組成物。
(2)前記組成物が(1)ローズマリー(ロズマリナス・オフィシナリス・L抽出物)−0.001%乃至0.03%、(2)ヘンナ(ローソニア・イネルミス・L抽出物)−0.001%乃至0.03%、(3)メラニン−0.0001%乃至0.01%、(4)ヒマワリ(ヘリアンサス・アヌス・L抽出物)−0.001%乃至0.005%を含有しており、これらの各パーセント値が仕上げ状態の化粧品組成物の全体の重量にそれぞれ基づいている請求項1または実施態様(1)に記載の化粧品組成物。
(3)さらに、シャンプーにおいて化粧品用として許容可能な基本組成を含有している請求項1、または実施態様(1)または実施態様(2)に記載の化粧品組成物。
(4)前記基本組成が種々の非イオン性、アニオン性および両性の界面活性剤およびこれらの混合物、サンスクリーン剤、コンディショニング剤、加湿剤、芳香剤、キレート化剤、増粘剤、保存剤、着色剤、パール光沢剤、および種々の化粧品組成物の配合において一般的に用いられている種々のキャリヤーを含む請求項1、または実施態様(1)、実施態様(2)または実施態様(3)に記載の化粧品組成物。
(5)前記基本組成が硫酸ナトリウム・トリデシル・エーテル、硫酸ナトリウム・ラウリル・エーテル、炭酸カルシウム・ラウリル・エーテル(13)、ラウリル硫酸アンモニウム、硫酸アンモニウム・ラウリル・エーテル等のようなアニオン性界面活性剤、ココアミドプロピル・ベタイン、ラウロアムホ二酢酸二ナトリウムおよびラウロアムホ酢酸ナトリウム等のような両性界面活性剤、PEG−80ソルビタン・ラウレート、コカミドMEAポリソルベート20、ラウリル・ポリグリコシド等のような非イオン性界面活性剤、グリセリン等のような加湿剤、ポリクオーターニウム10およびグアー・ヒドロキシプロピルトリモニウム・クロリド等のような帯電防止剤、PEG−150ジステアレートおよび塩化ナトリウム等のような増粘剤、グリコール・モノ−および/またはジ−ステアレート等のようなパール光沢剤、ジメチコーン・コポリオール、ポリクオーターニウム47、ポリクオーターニウム7、シリコーン・クオーターニウム2パンテノール・スクシネート、PEG−14Mおよびアクリルアミドおよびアクリルアミドプロピルトリモニウム・クロリド等のようなコンディショニング剤、EDTA四ナトリウムおよびEDTA二ナトリウム等のようなキレート化剤、クエン酸および水酸化ナトリウム等のようなpH調節剤、FD&Cブルー1、D&Cレッド33、D&Cバイオレット2等のような色素、メチルクロロイソチアゾリノンおよびメチルイソチアゾリノン等のような保存剤、水等のようなキャリヤー、パンテノールおよび加水分解小麦タンパク質およびさらに別の添加物等のような添加物、芳香剤および通常的な種々の配合剤を含む請求項1、または実施態様(1)、実施態様(2)、実施態様(3)または実施態様(4)に記載の化粧品組成物。
(6)前記基本組成がココアミドプロピル・ベタイン、硫酸ナトリウム・トリデシル・エーテル、PEG80ソルビタン・ラウレート、ラウロアムホ二酢酸二ナトリウム、グリセリン、PEG150ジステアレート、炭酸ナトリウム・ラウリル・エーテル(13)、EDTA四ナトリウム、ポリクオーターニウム10、クエン酸、クオーターニウム15、D&Cレッド33、ED&Cブルー1を含む請求項1、または実施態様(1)、実施態様(2)、実施態様(3)または実施態様(4)に記載の化粧品組成物。
(7)前記組成物が(1)ローズマリー(ロズマリナス・オフィシナリス・L抽出物)−0.001%乃至10%、(2)ヘンナ(ローソニア・イネルミス・L抽出物)−0.001%乃至10%、(3)メラニン−0.000005%乃至5%、(4)ヒマワリ(ヘリアンサス・アヌス・L抽出物)−0.0001%乃至10%を含有しており、これらの各パーセント値が仕上げ状態の化粧品組成物の全体の重量にそれぞれ基づいている実施態様(5)に記載の化粧品組成物。
日光の曝露時間に対する関数としての本発明の種々の組成物により処置した毛髪の化学的構造における光保護率(%)を示しているグラフ図である。 本発明の組成物の光沢に固有の特性を示しているグラフ図である。 日光の曝露時間に対する関数としての黒髪に対する色の保護を示しているグラフ図である。

Claims (2)

  1. 化粧品組成物において、
    (1)ローズマリー(ロズマリナス・オフィシナリス・L抽出物)−0.001%乃至10%、
    (2)ヘンナ(ローソニア・イネルミス・L抽出物)−0.001%乃至10%、
    (3)メラニン−0.000005%乃至5%を含有しており、
    これらの各パーセント値が仕上げ状態の化粧品組成物の全体の重量にそれぞれ基づいている化粧品組成物。
  2. 化粧品組成物における使用に適している濃縮組成物において、
    (1)ローズマリー(ロズマリナス・オフィシナリス・L抽出物)−0.001%乃至10%、
    (2)ヘンナ(ローソニア・イネルミス・L抽出物)−0.001%乃至10%、
    (3)メラニン−0.000005%乃至5%を含有しており、
    これらの各パーセント値が仕上げ状態の化粧品組成物の全体の重量にそれぞれ基づいている濃縮組成物。
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