JP2004157718A - Order terminal, restaurant system, and charging method for data usage charge - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、注文端末、飲食店システム及びデータ使用料の課金方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、レストラン等の飲食店で客の注文を正確かつ迅速に調理人に伝達するために利用されている注文会計システムであるオーダーシステムは、客係の店員が個々に携帯する多数のハンディターミナルと、キッチンに設置した所定数のキッチンプリンタと、チェックアウトカウンタに設置される会計装置であるPOS(Point of Sales:販売時点管理)端末と、システム全体を制御する注文管理制御装置であるコントロールステーションとを通信自在に設けたものである。より詳細には、ハンディターミナルは、少なくとも顧客情報や注文情報等の各種情報をキーボードを用いて操作入力するようになっており、キッチンプリンタは、各種情報に従って生成された注文データを所定のフォーマットで連続紙に印字するようになっている。
【0003】
このようなオーダーシステムでは、客が要望した注文の注文情報やコメント等を店員がハンディターミナルのキーボードを用いて入力操作すると、ハンディターミナルから入力された各種情報に従って生成された注文データがコントロールステーションへと無線送信される。また、注文データは、キッチンプリンタにも送信される。キッチンプリンタでは送信された注文データに従い調理指示伝票が発行されるので、調理人は、この調理指示伝票の印字内容に従うことにより、注文された料理を迅速かつ確実に調理することができる。
【0004】
ところで、今日のようなデフレ時代下においては、飲食店はますますオペレーションの効率化を迫られており、人件費等の削減が緊急課題となっている。
【0005】
そこで、近年においては、店員の負担を低減させるべく、各テーブルにそれぞれ備えられて、客が自らオーダーを行うことができるセルフオーダー端末が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
この特許文献1に開示されているようなセルフオーダー端末によれば、セルフオーダー端末から入力された各種情報に従って生成された注文データがコントロールステーションへと無線送信される。そして、注文データを受信したコントロールステーションは、注文データをキッチンプリンタ及びPOS端末に有線送信する。キッチンプリンタでは送信された注文データに従い調理指示伝票が発行されるので、調理人は、この調理指示伝票の印字内容に従うことにより、注文された料理を迅速かつ確実に調理することができる。このようなセルフオーダー端末によれば、オーダーは客が自ら行うことにより、店員が客のところに注文を聞きに行く必要がないので、店員の作業効率を向上させることが可能になっている。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−288772号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、特許文献1に記載されているようなセルフオーダー端末を用いることで注文処理における店員の作業効率を向上させることができる。
【0009】
しかしながら、特許文献1に記載されているようなセルフオーダー端末を用いた場合であっても、現状においては、集客力を飛躍的に向上させるまでには至っておらず、なお改善の余地がある。
【0010】
本発明は、顧客に対して飲食以外の付加価値を提供することで、集客力を飛躍的に向上させるとともに、飲食に係る収益に加えて飲食以外の収益をも増加させることができる注文端末、飲食店システム及びデータ使用料の課金方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、メニュー品目の注文に係る注文情報の入力を許容する注文端末において、携帯型電子端末とのデータ通信を行うデータ通信手段と、前記携帯型電子端末に対する所定のデータのダウンロード要求を受け付けるダウンロード要求受付手段と、このダウンロード要求受付手段により所定のデータのダウンロード要求があった場合、当該データの送信要求をネットワークを通じてデータサーバに対して送信し、前記データサーバから当該データを取得するデータ取得手段と、このデータ取得手段により取得したデータを、前記データ通信手段を介して前記携帯型電子端末に対して送信するダウンロードデータ送信手段と、前記携帯型電子端末に対するデータの送信が完了した場合、前記データサーバに対して完了した旨を通知する完了通知手段と、を備える。
【0012】
したがって、携帯型電子端末に対する所定のデータのダウンロード要求が注文端末において受け付けられると、当該データの送信要求がネットワークを通じてデータサーバに対して送信され、当該データがデータサーバから取得される。そして、取得されたデータが、データ通信手段により注文端末から携帯型電子端末に対して送信される。加えて、携帯型電子端末に対するデータの送信が完了した場合、データサーバに対して完了した旨が通知される。これにより、メニュー品目の注文に係る注文情報の入力を許容する注文端末を用い、各種データ(例えば、当該端末を設置する店舗のオリジナルの待ち受け画面、着メロ、ゲーム、クーポン等)を携帯型電子端末(例えば、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)等)に送信してダウンロードさせることが可能になるとともに、携帯型電子端末に対するデータのダウンロードが完了した旨をデータサーバに対して通知することが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図13に基づいて説明する。
【0014】
図1は、飲食店システム100の全体構成を概略的に示すシステム構成図である。図1に示すように、飲食店システム100は、レストラン等の飲食店において使用される注文会計システムであるオーダーシステム1、このオーダーシステム1に対してインターネット網等のネットワークNを介して接続されるコンテンツ配信システム200によって構成されている。そして、このような飲食店システム100は、携帯型電子端末300との間でのデータ通信が可能な構成とされている。
【0015】
コンテンツ配信システム200は、画像や音楽等で構成される情報(コンテンツ)を製作・供給するコンテンツ・プロバイダに設けられるものであって、各種情報を保持してデータサーバとして機能する情報提供サーバ201、ネットワークNを介してのオーダーシステム1との通信を可能とするブロードバンドルータ202、情報提供サーバ201とブロードバンドルータ202とを接続する通信回線203等によって構成されている。情報提供サーバ201は、周知のコンピュータ構成であり、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、CPUのワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)等で構成される制御手段211が設けられており、この制御手段211は各種演算やデータ転送などを制御する。この制御手段211には、データである各種情報資源(コンテンツ)や制御プログラムを格納してデータ記憶手段として機能するHDD(HardDisk Drive)等の記憶装置212が接続されている。この記憶装置212は、情報提供サーバ201の内部に設けられるものであっても良いし、情報提供サーバ201の外部に設けられるものであっても良い。
【0016】
携帯型電子端末300としては、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)等が適用される。いずれにせよ、本実施の形態の携帯型電子端末300は、データの送受信を赤外線により行う赤外線通信I/F(図示せず)を備えている。なお、携帯電話、PHS、PDA等については、周知の技術であるため、ここでは携帯型電子端末300の構造及び機能についての説明を省略する。
【0017】
次に、オーダーシステム1及びその構成機器について詳述する。オーダーシステム1はレストラン等の飲食店で用いられるものであって、図1に示すように、店員が個々に携帯する複数のハンディターミナル3と、天井などに設置されてハンディターミナル3との無線通信を可能とする無線通信ユニット4と、注文メニュー品目をキッチンの調理人に指示するための調理指示伝票(図示せず)を印字発行するキッチンプリンタ5と、チェックアウトカウンタに設置される会計装置であるPOS(Point of Sales:販売時点管理)端末6と、システム全体を制御する注文管理制御装置であるコントロールステーション7とを備えており、無線通信ユニット4とキッチンプリンタ5とPOS端末6とを通信回線8によってコントロールステーション7に接続することにより構成されている。なお、無線通信ユニット4とキッチンプリンタ5との台数はいずれも任意である。また、通信回線8には、ネットワークNを介してのコンテンツ配信システム200との通信を可能とするブロードバンドルータ9も接続されている。
【0018】
加えて、オーダーシステム1には、卓上注文端末2が備えられている。詳細については後述するが、この卓上注文端末2は、各テーブルにそれぞれ備えられ、客が自らオーダーを行うことができる注文端末であるセルフオーダー端末である。この卓上注文端末2は、ハンディターミナル3と同様に、無線通信ユニット4との無線通信が可能になっている。
【0019】
ここで、卓上注文端末2について詳細に説明する。ここで、図2は卓上注文端末2を概略的に示す斜視図、図3はその側面図である。卓上注文端末2の筐体10は曲面形状の前面10cを有しており、この前面10cには、各種操作キー11と、注文内容や金額を表示するためのLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)12が配設されている。また、卓上注文端末2の筐体10においては、テーブル上に載置される底面10aと背面10bとが略直角を成している。さらに、筐体10の上部には、メニュー品目を視覚的に識別可能な形態で一覧表示した印刷物であって、紙やプラスチックでシート状に形成されたメニュー表Mを挿し込んで着脱自在に保持するためのメニュー表保持部である溝形状のスリットSが形成されている。加えて、卓上注文端末2の前面10cには、携帯型電子端末300とのデータの送受信を赤外線により行う赤外線通信I/F37も設けられている。
【0020】
ここで、卓上注文端末2の筐体10の前面10cに配設される各種操作キー11について図4を参照しつつ説明する。操作キー11としては、「0」から「9」まで数字を入力するためのテンキー11aと、テンキー11aにより入力した数字をクリアするためのクリアキー11bと、テンキー11aからの数字入力での品番登録による注文を宣言する「番号注文」キー11cと、店員を呼び出すための「係員呼出」キー11dと、現時点における料金を確認するための「料金確認」キー11eと、現時点における注文したメニュー品目を確認するための「注文確認」キー11fと、お勧めメニュー品目に係る情報や所定の項目に係る情報を予めプリセットしたプリセットキーである5種類のダイレクトキー11gと、が設けられている。
【0021】
なお、本実施の形態の卓上注文端末2のダイレクトキー11gは5個設けられており、スリットSに挿し込んで装着されるメニュー表Mに印刷されている5種類のメニュー品目や所定の項目に対応付けられている。なお、ダイレクトキー11gの数は、これに限るものではない。そして、ダイレクトキー11gは、メニュー表Mが挿し込まれるスリットSの近傍に配設されている。より詳細には、スリットSにメニュー表Mが保持された状態では、ダイレクトキー11gは、当該メニュー表Mに表示されているメニュー品目や所定の項目に近接して位置している。これは、スリットSに挿し込まれるメニュー表Mに印刷されている5種類のメニュー品目や所定の項目と、5個のダイレクトキー11gとの対応付けを明確化するためである。このようにスリットSに挿し込まれるメニュー表Mに印刷されている5種類のメニュー品目や所定の項目と、5個のダイレクトキー11gとの対応付けを明確化することにより、お勧めメニュー品目をメニュー表Mに印刷した場合には、大きな販促効果を期待することができるとともに、注文ミスの発生を確実に防止することができ、店員の作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0022】
ここで、卓上注文端末2に保持されるメニュー表Mについて図5を参照しつつ説明する。メニュー表Mは、紙やプラスチックでシート状に形成された印刷物を主体に構成されている。また、このメニュー表Mの下部には、データキャリアの一種である無線タグ30が備えられている。無線タグ30は、コイルアンテナ31と各種データを記憶する記憶部として機能するICチップ32とを備えており、このコイルアンテナ31に誘導起電力を発生させることによりICチップ32に対するデータの送受信が可能な構成になっている。このようなICチップ32には、メニュー表Mに印刷されている5種類の各メニュー品目や所定の項目を識別するための識別番号が記憶されている。なお、図5においては説明のためにコイルアンテナ31とICチップ32とを図示しているが、実際には外部からは見えない構造になっている。
【0023】
そして、卓上注文端末2のスリットSの内部であって、メニュー表MがスリットSへと正しく挿し込まれた場合(装着された場合)にメニュー表Mの無線タグ30に対向する位置には、無線タグ30のICチップ32に記録されているデータの書込及び読取を電磁誘導により行う無線タグリーダライタ35(図3参照)が配設されている。
【0024】
このような卓上注文端末2に内蔵される各部の電気的接続について図6を参照しつつ説明する。図6に示すように、卓上注文端末2にはMicrocomputer(以下、マイコンという)15が備えられており、このマイコン15が各部を駆動制御する。マイコン15は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)16にバスライン17を介して、マイコン15を動作させる制御プログラム等の固定的データを予め格納するROM(Read Only Memory)18と各種データを書き換え自在に格納するワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)19とが接続されて構成されている。ROM18には、各種メニュー品目のメニュー品目名及び当該メニュー品目の価格をメニュー品目コード毎に記憶保持する商品マスタファイル(図示せず)や、メニュープリセットテーブルPTも格納されている。
【0025】
ここで、図7はメニュープリセットテーブルPTのデータ構成を示す説明図である。図7に示すように、このメニュープリセットテーブルPTは、識別番号qに基づいて、メニュー表Mに印刷されている5種類のメニュー品目や所定の項目である表示項目rをダイレクトキー11gに対応付けるものである。なお、メニュープリセットテーブルPT中、各表示項目rに付されたA〜Eは、ダイレクトキー11gのA〜Eを示している。なお、図7では説明のために表示項目rをメニュー品目名やコンテンツ名(待ち受け画面、着メロ、ゲーム、クーポン等)で記載したが、実際には、メニュー品目名の場合にはメニュー品目コード、コンテンツ名の場合にはURL(Uniform Resource locator)が記憶されている。
【0026】
このようなマイコン15には、キー入力回路20を介して各種キー11が接続され、表示制御部21を介してLCD12が接続されており、マイコン15によって駆動制御される。また、卓上注文端末2には、無線通信ユニット4との間で無線通信するための無線通信I/F22が備えられており、バスライン17を介してマイコン15に接続されている。これにより、卓上注文端末2は、コントロールステーション7との間でのデータの送受信を可能にしている。
【0027】
また、前述した赤外線通信I/F37もバスライン17を介してマイコン15に接続されており、マイコン15により駆動制御される。このマイコン15の制御により、携帯型電子端末300との間でのデータの送受信を可能にしている。ここに、携帯型電子端末300とのデータ通信を行うデータ通信手段が実現されている。
【0028】
さらに、前述した無線タグリーダライタ35も、入出力制御部36を介してマイコン15に接続されており、マイコン15により駆動制御される。この無線タグリーダライタ35は、コイル状の無線タグ用リーダライタアンテナ(図示せず)を備えており、通電により磁界を発生させる構成とされている。そして、この無線タグ用リーダライタアンテナが発生する磁界へとメニュー表Mの無線タグ30が接近した場合には、無線タグ30のコイルアンテナ31に誘導起電力が発生して無線タグ30のICチップ32に記憶されたデータが無線タグ用リーダアンテナに対して送信されて読み取られ、または、無線タグ用リーダライタアンテナから無線タグ30のICチップ32に対してデータが送信されて書き込まれることになる。
【0029】
したがって、卓上注文端末2においては、卓上注文端末2のスリットSに挿し込まれたメニュー表Mの無線タグ30に記憶されている識別番号qを無線タグリーダライタ35で読み取って取得することで、識別番号qに応じた表示項目(メニュー品目コード、URL)rがダイレクトキー11gのA〜Eにそれぞれ対応付けられる。これにより、ダイレクトキー11gが、スリットSに挿し込まれているメニュー表Mに印刷されている5種類のメニュー品目や所定の項目に対応付けられることになる。
【0030】
そして、このようなダイレクトキー11gが操作された場合には、操作されたダイレクトキー11gの所定のキーに予めプリセットされているメニュー品目に応じたメニュー品目コードがコントロールステーション7へと送信され、または、操作されたダイレクトキー11gの所定のキーに予めプリセットされている所定の項目に応じたURLに基づいてコンテンツ配信システム200の情報提供サーバ201の情報資源(コンテンツ)が特定されることになる。
【0031】
続いて、オーダーシステム1を構成するハンディターミナル3と、コントロールステーション7とについて、その構造を簡単に説明する。なお、オーダーシステム1を構成する無線通信ユニット4と、キッチンプリンタ5と、POS端末6とについては、その構造及び機能は従来のものと何ら変わるものではないためその説明は省略する。
【0032】
まず、ハンディターミナル3について説明する。ここで、図8はハンディターミナル3に内蔵される各部の電気的接続を示すブロック図である。図1及び図8に示すように、ハンディターミナル3には、各種操作キーを配設したキーボード51と、注文内容や金額を表示するためのLCDである表示部50とが設けられている。特に図示しないが、キーボード51に配設された操作キーとしては、「0」から「9」まで数字を入力するためのテンキー、所望のメニュー品目を指定するために予めメニュー品目がプリセットされたメニューキー等が含まれている。
【0033】
そして、図8に示すように、このハンディターミナル3には、Microcomputer(以下、マイコンという)52が備えられており、このマイコン52が各部を駆動制御する。マイコン52は、各部を集中的に制御するCPU53にバスライン54を介して、CPU53を動作させる制御プログラム等の固定的データを予め格納するROM55と各種データを書き換え自在に格納するワークエリアとして機能するRAM56とが接続されて構成されている。このようなマイコン52には、キーボード入力回路57を介してキーボード51が接続され、表示制御部58を介して表示部50が接続されている。また、ハンディターミナル3には、無線通信ユニット4との間で無線通信するための無線通信装置59が備えられており、バスライン54を介してマイコン52に接続されている。
【0034】
次に、コントロールステーション7について説明する。ここで、図9はコントロールステーション7に内蔵される各部の電気的接続を示すブロック図である。図1及び図9に示すように、コントロールステーション7には、各種操作キーを配設したキーボード40と、LCDである表示部41とが設けられている。特に図示しないが、キーボード40に配設された操作キーとしては、「0」から「9」まで数字を入力するためのテンキーが含まれている。
【0035】
そして、図9に示すように、このコントロールステーション7には、Microcomputer(以下、マイコンという)42が備えられており、このマイコン42が各部を駆動制御する。マイコン42は、各部を集中的に制御するCPU43にバスライン44を介して、CPU43を動作させる制御プログラム等の固定的データを予め格納するROM45と各種データを書き換え自在に格納するワークエリアとして機能するRAM46とが接続されて構成されている。このようなマイコン42には、キーボード入力回路47を介してキーボード40が接続され、表示制御部48を介して表示部41が接続されている。また、コントロールステーション7には、通信回線8を介して各装置と通信するためのライン通信装置49が備えられており、バスライン44を介してマイコン42に接続されている。
【0036】
また、コントロールステーション7のRAM46内には、オーダーデータ(注文情報)を記憶するための顧客注文情報ファイルFが設けられている。図10に示すように、この顧客注文情報ファイルFには、伝票番号h毎に、人数i、端末番号j、注文メニュー品目k、注文数量l、注文時刻m、担当者n等が記憶される。この顧客注文情報ファイルFに記憶された内容は、該当する伝票番号についての会計処理がPOS端末6で終了するまで保持される。
【0037】
加えて、コントロールステーション7のRAM46内には、端末指定テーブルTが設けられている。図11に示すように、この端末指定テーブルTは、各卓上注文端末2に付与される端末番号oに対して、卓上注文端末2が備えられる各テーブルに予め付与されるテーブル番号pを対応付けるものである。
【0038】
次に、このようなオーダーシステム1の運用について図12を参照して説明する。
【0039】
このようなオーダーシステム1を使用する飲食店では、客が入店すると、客係の店員は、ハンディターミナル3のキーボード51のキー操作により入店処理を行う。入店処理としては、まず、客係の店員によるハンディターミナル3のキーボード51のテンキーのキー操作により、客を案内したテーブルに予め付与されているテーブル番号と、当該テーブルに備えられている卓上注文端末2(客が大人数のために複数のテーブルを用いる場合には、所定の卓上注文端末2)に予め付与されている端末番号とが、端末指定情報として端末指定テーブルTにおいて対応付けをするために入力される。前述したように、端末指定テーブルTにおいてテーブル番号が対応付けられている端末番号の卓上注文端末2のみが利用可能になる。
【0040】
加えて、入店処理として、客係の店員によるハンディターミナル3のキーボード51のテンキーのキー操作により、客の人数やテーブル番号等の顧客情報や担当者の情報が入力される。
【0041】
入店処理として入力された客の入店に係る各種情報である顧客情報及び端末指定情報(テーブル番号、端末番号)は、無線通信ユニット4を介して、コントロールステーション7へと送信される。そして、コントロールステーション7においては、端末指定情報(テーブル番号、端末番号)を端末指定テーブルTに記憶し、顧客情報を顧客注文情報ファイルFにオーダーデータ(注文情報)の一部として記憶する。
【0042】
なお、入店処理は、ハンディターミナル3からの入力に限るものではなく、キッチンプリンタ5、POS端末6、コントロールステーション7等からの入力により行うようにしても良い。
【0043】
客係の店員による入店処理が終了すると、客係の店員により所定のテーブルに案内された客は、テーブル上に備えられていて利用可能となった卓上注文端末2を用い、前述したような卓上注文端末2の操作キー11のキー操作により自らオーダーを行う。ここで、卓上注文端末2の操作キー11のキー操作により入力されたメニュー品目に係る情報(メニュー品目名、当該メニュー品目の価格及び数量)は、当該卓上注文端末2の端末番号に対応付けられてオーダーデータ(注文情報)となる。
【0044】
一方、このような卓上注文端末2の操作に不慣れな客のオーダーについては、従来通り、客係の店員が、手渡されたメニュー表を見ながら客が口頭で告げたオーダーをハンディターミナル3のキーボード51のメニューキーやテンキーをキー操作することにより入力することになる。
【0045】
なお、卓上注文端末2を用いて客自らがしたオーダーを取り消したい場合には、従来通り、客係の店員が、ハンディターミナル3のキーボード51のキー操作によりオーダーを取り消すことになる。
【0046】
すなわち、セルフオーダー端末である卓上注文端末2は、客の入店に係る各種情報の入力を許容する入店処理の終了後、コントロールステーション7に対するオーダーデータ(注文情報)の送信を許可される。これにより、入店処理は店員がハンディターミナル3等を用いて行うことから、客は入店処理を行うことなく卓上注文端末2を利用することができ、また、卓上注文端末2とハンディターミナル3とを使い分けることが可能になり、卓上注文端末2とハンディターミナル3とを共存させることができるので、客が自らオーダーを行うセルフオーダーにおけるサービスの質を向上させることができる。
【0047】
このようにして入力されたオーダー内容は、無線通信ユニット4を介して、コントロールステーション7へと送信される。そして、コントロールステーション7においては、オーダー内容を顧客注文情報ファイルFにオーダーデータ(注文情報)の一部として顧客情報に対応付けて記憶する。また、顧客情報及びオーダー内容は、キッチンプリンタ5へ送信される。キッチンプリンタ5では、送信されたオーダー内容に従い調理指示伝票が発行される。このようなキッチンプリンタ5で発行された調理指示伝票により、注文された料理がキッチンの調理人に通知される。
【0048】
ところで、コントロールステーション7は、卓上注文端末2からのオーダーがあった場合には、オーダーデータ(注文情報)に含まれる当該卓上注文端末2の端末番号に応じて端末指定テーブルTを検索し、当該端末番号にテーブル番号が対応付けられている場合にのみ、当該卓上注文端末2からのオーダーを受け付けるものとする。すなわち、例えば各テーブルに一台ずつ卓上注文端末2が備えられている場合に、3つのテーブルに一組の客を案内した時には、二台の卓上注文端末2を無効とし、一台の卓上注文端末2のみを有効にすることが可能になっている。
【0049】
全てのオーダーについての調理が終了して食事が終了すると、客は、POS端末6で会計処理を受ける。この場合、客はテーブル番号等が付された会計札をチェックアウトカウンタに持っていくことになる。チェックアウトカウンタのキャッシャは、会計札を提示されると、POS端末6を操作して、コントロールステーション7に対して問合せをして会計データを取得する。そして、チェックアウトカウンタのキャッシャは、この取得した会計データに従ってPOS端末6を操作して、会計処理を実行する。会計処理が終了すると、コントロールステーション7の顧客注文情報ファイルFに記憶されているオーダーデータ(注文情報)及び端末指定テーブルTの内容はクリアされる。
【0050】
本実施の形態のオーダーシステム1においては、会計処理用の伝票は発行せず、テーブル番号等が付された会計札をチェックアウトカウンタのキャッシャに対して提示するようにしている。これは、前述したように、卓上注文端末2の「料金確認」キー11eを操作すれば現時点における料金データ(請求額及び一人あたりの金額)を見ることができ、卓上注文端末2の「注文確認」キー11fを操作すれば現時点における注文したメニュー品目を見ることができるからである。
【0051】
このような構成において、本実施の形態の飲食店システム100が発揮する機能のうち、この飲食店システム100を構成するオーダーシステム1の各種装置やコンテンツ配信システム200の各種装置が制御プログラムに従って各部をコンピュータ制御されることにより実現される特長的な機能について以下に説明する。
【0052】
ここでは、卓上注文端末2のスリットSに挿し込まれているメニュー表Mがアミューズメント用(例えば、図7中、識別番号rが“99”のもの)である場合に発揮する機能であるコンテンツダウンロード処理について図13を参照しつつ説明する。
【0053】
図13に示すように、卓上注文端末2(ハンディターミナル3も可)からコントロールステーション7に対してオーダーデータ(注文情報)が送信されると(注文情報送信)、コントロールステーション7から卓上注文端末2に対して情報提供サーバ201に対するコンテンツの送信要求を許可する旨の応答信号が送信される(コンテンツ要求許可)。これにより、情報提供サーバ201に対するコンテンツ要求の送信が許可される。
【0054】
このようにして情報提供サーバ201に対するコンテンツ要求の送信が許可された卓上注文端末2のスリットSに挿し込まれているメニュー表Mがアミューズメント用である場合において、卓上注文端末2のダイレクトキー11gが操作された場合には(ダウンロード要求受付手段)、卓上注文端末2からコンテンツ配信システム200の情報提供サーバ201に対し、ダイレクトキー11gの所定のキーに予めプリセットされているURLに基づく情報資源(例えば、待ち受け画面、着メロ、ゲーム、クーポン等)の提供を要求する(コンテンツ要求)。
【0055】
そして、コンテンツ配信システム200の情報提供サーバ201において卓上注文端末2からのURLを受け取ると(データ送信要求受付手段)、卓上注文端末2からのURLに基づいて情報資源を特定した情報資源を情報提供サーバ201から卓上注文端末2に対して送信し(データ送信手段)、卓上注文端末2に記憶させる(コンテンツ取得:データ取得手段)。
【0056】
このようにして情報資源を情報提供サーバ201から取得した卓上注文端末2は、情報資源を赤外線通信によって携帯型電子端末300に対して送信し(ダウンロードデータ送信手段)、携帯型電子端末300に情報資源をダウンロードする(コンテンツダウンロード)。この場合、赤外線は指向性があって通信距離が短いことから、情報の提供を受ける客は、携帯型電子端末300の赤外線通信I/F(図示せず)を卓上注文端末2の前面10cに設けられた赤外線通信I/F37に近づけて待機していれば良い。
【0057】
また、卓上注文端末2は、携帯型電子端末300に対する情報資源のダウンロードが完了すると、情報提供サーバ201に対して携帯型電子端末300に対する情報資源のダウンロードが完了した旨の応答信号を送信する(ダウンロード完了通知:完了通知手段)。
【0058】
そして、情報提供サーバ201は、卓上注文端末2から携帯型電子端末300に対する情報資源のダウンロードが完了した旨の応答信号を受け取ると、コントロールステーション7に対して携帯型電子端末300にダウンロードした情報資源の使用料を送信して課金する(コンテンツ使用料課金)。
【0059】
ここで、図14は「注文確認」キーからのキー入力があった場合の画面の一例を示す説明図である。「注文確認」キー11fからのキー入力があった場合には、コントロールステーション7より現時点における注文したメニュー品目である注文メニューデータを取得し、図14に示すようにLCD12の所定位置に注文メニューデータ(メニュー品目名、数量及び金額)eを表示する。なお、現時点における注文したメニュー品目である注文メニューデータは、コントロールステーション7の顧客注文情報ファイルF(図9参照)に記憶されている各種データに基づいてコントロールステーション7において生成される。この注文メニューデータ(メニュー品目名、数量及び金額)eは、約10秒間表示された後、クリアされる。なお、注文メニュー品目が4種類以上の場合には、「注文確認」キー11fの連続操作により、注文メニューデータ(メニュー品目名、数量及び金額)eをスクロール表示することができる。なお、図14に示すように、注文メニューデータには、飲食に係るメニュー品目のみならず携帯型電子端末300にダウンロードした情報資源(図14では、着メロ)も含まれる。
【0060】
したがって、POS端末6からコントロールステーション7に対して会計データを問合せし(会計データ問合せ)、コントロールステーション7からPOS端末6に対して送信される会計データは飲食料とコンテンツ使用料とを合せたものとなる(会計データの送信:データ使用料送信手段)。
【0061】
なお、本実施の形態においては、卓上注文端末2(ハンディターミナル3も可)からコントロールステーション7に対してオーダーデータ(注文情報)を送信しただけで情報提供サーバ201に対するコンテンツ要求の送信を許可するようにしたが、さらに条件を加えることも可能である。例えば、注文に係る金額が所定金額を超えた場合にのみ情報提供サーバ201に対するコンテンツ要求の送信を許可するようにしたり、特定メニューを注文した場合にのみ情報提供サーバ201に対するコンテンツ要求の送信を許可するようにしても良い。
【0062】
このように本実施の形態においては、携帯型電子端末300に対する所定のデータのダウンロード要求が卓上注文端末2において受け付けられ、当該データの送信要求がネットワークNを通じてデータサーバである情報提供サーバ201に対して送信され、当該データがデータサーバである情報提供サーバ201から取得される。そして、取得されたデータが、赤外線通信により卓上注文端末2から携帯型電子端末300に対して送信される。加えて、携帯型電子端末300に対するデータの送信が完了した場合、データサーバである情報提供サーバ201に対して完了した旨が通知される。これにより、メニュー品目の注文に係る注文情報の入力を許容する卓上注文端末2を用い、各種データ(例えば、当該端末を設置する店舗のオリジナルの待ち受け画面、着メロ、ゲーム、クーポン等)を携帯型電子端末300(例えば、携帯電話、PHS、PDA等)に送信してダウンロードさせることが可能になるので、顧客に対して飲食以外の付加価値を提供することが可能になり、集客力を飛躍的に向上させることが可能になる。また、携帯型電子端末300に対するデータのダウンロードが完了した旨をデータサーバである情報提供サーバ201に対して通知することが可能になることにより、情報提供サーバ201から当該データに係るデータ使用料を会計装置であるPOS端末6に送信するようにすれば、会計処理の際に注文情報及びデータ使用料に基づく会計を行うことが可能になるので、コンテンツの使用に対する課金を飲食代金に上乗せして請求することでその回収が容易になり、飲食に係る収益に加えて飲食以外の収益をも増加させることが可能になる。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、顧客に対して飲食以外の付加価値を提供することで、集客力を飛躍的に向上させるとともに、飲食に係る収益に加えて飲食以外の収益をも増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の飲食店システムの全体構成を概略的に示すシステム構成図である。
【図2】卓上注文端末を概略的に示す斜視図である。
【図3】その側面図である。
【図4】各種操作キーを示す正面図である。
【図5】メニュー表を概略的に示す斜視図である。
【図6】卓上注文端末に内蔵される各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図7】メニュープリセットテーブルのデータ構成を示す説明図である。
【図8】ハンディターミナルに内蔵される各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図9】コントロールステーションに内蔵される各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図10】顧客注文情報ファイルのデータ構成を示す説明図である。
【図11】端末指定テーブルのデータ構成を示す説明図である。
【図12】オーダーシステムの運用の流れを示す説明図である。
【図13】コンテンツダウンロード処理の手順を示す説明図である。
【図14】「注文確認」キーからのキー入力があった場合の画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
2…注文端末、6…会計装置、7…注文管理制御装置、100…飲食店システム、201…データサーバ、212…データ記憶手段、300…携帯型電子端末、N…ネットワーク[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an order terminal, a restaurant system, and a data usage fee charging method.
[0002]
[Prior art]
In recent years, an order accounting system, which is an order accounting system used to accurately and quickly transmit a customer's order to a cook at a restaurant or the like, has a number of handy terminals individually carried by a clerk of a customer clerk. A predetermined number of kitchen printers installed in a kitchen, a POS (Point of Sales) terminal as an accounting device installed in a checkout counter, and a control station as an order management control device for controlling the entire system. Are provided for communication freely. More specifically, the handy terminal is configured to operate and input at least various information such as customer information and order information using a keyboard, and the kitchen printer converts order data generated according to the various information in a predetermined format. It is designed to print on continuous paper.
[0003]
In such an order system, when a clerk inputs and operates order information and comments of an order requested by a customer using a keyboard of the handy terminal, order data generated according to various information input from the handy terminal is transmitted to the control station. Is transmitted wirelessly. The order data is also transmitted to the kitchen printer. Since the kitchen printer issues a cooking instruction slip according to the transmitted order data, the cook can quickly and reliably cook the ordered food by following the printed content of the cooking instruction slip.
[0004]
By the way, in the deflationary era such as today, restaurants are increasingly required to operate more efficiently, and reduction of labor costs and the like is an urgent issue.
[0005]
Therefore, in recent years, in order to reduce the burden on the clerk, a self-order terminal that is provided at each table and that allows a customer to place an order by himself has been developed (for example, see Patent Document 1).
[0006]
According to the self-order terminal disclosed in
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-9-288772
[Problems to be solved by the invention]
As described above, by using a self-order terminal as described in
[0009]
However, even when a self-order terminal as described in
[0010]
The present invention provides an added value other than eating and drinking to the customer, while dramatically improving the ability to attract customers, an order terminal that can also increase non-food eating and drinking in addition to food and beverages, It is an object to provide a restaurant system and a method of charging a data usage fee.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, in an order terminal that allows input of order information relating to an order for a menu item, a data communication means for performing data communication with a portable electronic terminal, and a request for downloading predetermined data to the portable electronic terminal are received. Download request receiving means and, when a request for downloading predetermined data is issued by the download request receiving means, transmitting a transmission request for the data to a data server via a network and obtaining the data from the data server Means, download data transmitting means for transmitting the data obtained by the data obtaining means to the portable electronic terminal via the data communication means, and when data transmission to the portable electronic terminal is completed, Completion notification notifying the data server of completion And means, the.
[0012]
Therefore, when a request to download predetermined data to the portable electronic terminal is received by the order terminal, a request to transmit the data is transmitted to the data server via the network, and the data is acquired from the data server. Then, the obtained data is transmitted from the order terminal to the portable electronic terminal by the data communication means. In addition, when the data transmission to the portable electronic terminal is completed, the data server is notified of the completion. With this, various data (for example, an original standby screen, a ringtone, a game, a coupon, or the like of a store where the terminal is installed) can be transferred to a portable electronic terminal using an order terminal that allows input of order information relating to an order for a menu item. (E.g., a mobile phone, a PHS (Personal Handyphone System), a PDA (Personal Digital Assistants), etc.), and download the data to the portable electronic terminal. Notification to the user.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0014]
FIG. 1 is a system configuration diagram schematically showing an overall configuration of a
[0015]
The
[0016]
As the portable
[0017]
Next, the
[0018]
In addition, the
[0019]
Here, the
[0020]
Here, various operation keys 11 arranged on the
[0021]
Note that five
[0022]
Here, the menu table M stored in the
[0023]
Then, inside the slit S of the
[0024]
The electrical connection of each unit built in the
[0025]
Here, FIG. 7 is an explanatory diagram showing the data configuration of the menu preset table PT. As shown in FIG. 7, the menu preset table PT associates five types of menu items printed on the menu table M and display items r, which are predetermined items, with the direct key 11g based on the identification number q. It is. Note that, in the menu preset table PT, A to E attached to each display item r indicate A to E of the direct key 11g. In FIG. 7, the display item r is described as a menu item name or a content name (standby screen, ringtone, game, coupon, etc.) for the sake of explanation. However, in the case of a menu item name, a menu item code, In the case of a content name, a URL (Uniform Resource locator) is stored.
[0026]
Various keys 11 are connected to such a
[0027]
Further, the above-mentioned infrared communication I /
[0028]
Further, the above-described wireless tag reader /
[0029]
Therefore, in the table-
[0030]
When such a direct key 11g is operated, a menu item code corresponding to a menu item preset in a predetermined key of the operated direct key 11g is transmitted to the
[0031]
Subsequently, the structure of the
[0032]
First, the
[0033]
As shown in FIG. 8, the
[0034]
Next, the
[0035]
As shown in FIG. 9, the
[0036]
In the
[0037]
In addition, a terminal designation table T is provided in the
[0038]
Next, the operation of the
[0039]
In a restaurant using such an
[0040]
In addition, as entry processing, customer information such as the number of customers and table numbers and information of the person in charge are input by the key operation of the ten keys of the
[0041]
The customer information and the terminal designation information (table number, terminal number), which are various types of information relating to the customer entering the store, which are input as the store entry process, are transmitted to the
[0042]
Note that the store entry process is not limited to the input from the
[0043]
When the customer clerk finishes the store entry process, the customer guided to the predetermined table by the customer clerk uses the
[0044]
On the other hand, as for the order of a customer unfamiliar with the operation of the
[0045]
If the customer wants to cancel the order by using the
[0046]
That is, the
[0047]
The order content thus input is transmitted to the
[0048]
By the way, when there is an order from the
[0049]
When the cooking for all the orders is completed and the meal is completed, the customer receives the accounting processing at the
[0050]
In the
[0051]
In such a configuration, among the functions exhibited by the
[0052]
Here, content download, which is a function to be exhibited when the menu table M inserted into the slit S of the
[0053]
As shown in FIG. 13, when the order data (order information) is transmitted from the desk order terminal 2 (and the
[0054]
When the menu table M inserted into the slit S of the
[0055]
When the
[0056]
The
[0057]
When the download of the information resources to the portable
[0058]
When the
[0059]
Here, FIG. 14 is an explanatory diagram showing an example of a screen when a key is input from the “order confirmation” key. When there is a key input from the "confirm order" key 11f, the order menu data which is the menu item ordered at the present time is obtained from the
[0060]
Therefore, the
[0061]
In the present embodiment, the transmission of the content request to the
[0062]
As described above, in the present embodiment, a request for downloading predetermined data to the portable
[0063]
【The invention's effect】
Advantageous Effects of Invention According to the present invention, by providing customers with added value other than eating and drinking, it is possible to dramatically improve the ability to attract customers and to increase profits other than eating and drinking in addition to profits related to eating and drinking.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system configuration diagram schematically showing an overall configuration of a restaurant system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view schematically showing a tabletop order terminal.
FIG. 3 is a side view thereof.
FIG. 4 is a front view showing various operation keys.
FIG. 5 is a perspective view schematically showing a menu table.
FIG. 6 is a block diagram showing an electrical connection of each unit built in the tabletop order terminal.
FIG. 7 is an explanatory diagram showing a data configuration of a menu preset table.
FIG. 8 is a block diagram showing an electrical connection of each unit built in the handy terminal.
FIG. 9 is a block diagram showing an electrical connection of each unit built in the control station.
FIG. 10 is an explanatory diagram showing a data structure of a customer order information file.
FIG. 11 is an explanatory diagram showing a data configuration of a terminal designation table.
FIG. 12 is an explanatory diagram showing a flow of operation of the order system.
FIG. 13 is an explanatory diagram showing a procedure of a content download process.
FIG. 14 is an explanatory diagram illustrating an example of a screen when a key is input from an “order confirmation” key.
[Explanation of symbols]
2 Order terminal, 6 Accounting device, 7 Order management control device, 100 Restaurant system, 201 Data server, 212 Data storage means, 300 Portable electronic terminal, N Network
Claims (3)
携帯型電子端末とのデータ通信を行うデータ通信手段と、
前記携帯型電子端末に対する所定のデータのダウンロード要求を受け付けるダウンロード要求受付手段と、
このダウンロード要求受付手段により所定のデータのダウンロード要求があった場合、当該データの送信要求をネットワークを通じてデータサーバに対して送信し、前記データサーバから当該データを取得するデータ取得手段と、
このデータ取得手段により取得したデータを、前記データ通信手段を介して前記携帯型電子端末に対して送信するダウンロードデータ送信手段と、
前記携帯型電子端末に対するデータの送信が完了した場合、前記データサーバに対して完了した旨を通知する完了通知手段と、
を備えることを特徴とする注文端末。In an order terminal that allows input of order information pertaining to an order for a menu item,
Data communication means for performing data communication with the portable electronic terminal;
Download request receiving means for receiving a request to download predetermined data to the portable electronic terminal;
When a request for downloading predetermined data is issued by the download request receiving unit, a data acquisition unit that transmits a transmission request for the data to a data server via a network, and acquires the data from the data server;
Download data transmitting means for transmitting the data obtained by the data obtaining means to the portable electronic terminal via the data communication means;
When the transmission of the data to the portable electronic terminal is completed, a completion notification unit that notifies the data server of the completion,
An order terminal, comprising:
メニュー品目の注文に係る注文情報の入力を許容し、その入力された注文情報を前記注文管理制御装置に対して送信する請求項1記載の注文端末と、
データを記憶するデータ記憶手段と、前記注文端末から所定のデータの送信要求を受け付けるデータ送信要求受付手段と、このデータ送信要求受付手段により送信要求を受け付けたデータを前記注文端末に送信するデータ送信手段と、前記注文端末から前記携帯型電子端末に対するデータの送信が完了した旨の通知を受け取った場合に、前記注文管理制御装置に当該データに係るデータ使用料を送信するデータ使用料送信手段と、を備えて前記注文端末にネットワーク接続されるデータサーバと、
前記注文管理制御装置に記憶されている注文情報及びデータ使用料に基づいて会計処理を行う会計装置と、
を具備することを特徴とする飲食店システム。An order management control device that manages order information pertaining to an order for a menu item;
The order terminal according to claim 1, wherein input of order information relating to the order of the menu item is permitted, and the input order information is transmitted to the order management control device.
A data storage unit for storing data; a data transmission request receiving unit for receiving a transmission request for predetermined data from the order terminal; and a data transmission for transmitting data received by the data transmission request reception unit to the order terminal. Means, and a data usage fee transmission unit for transmitting a data usage fee for the data to the order management control device when receiving a notification that transmission of data to the portable electronic terminal is completed from the order terminal. A data server having a network connection to the order terminal, comprising:
An accounting device for performing accounting based on order information and data usage fee stored in the order management control device;
A restaurant system comprising:
注文端末から入力されたメニュー品目の注文に係る注文情報を注文管理制御装置に対して送信するステップと、
メニュー品目の注文に係る注文情報の入力を許容する注文端末で前記携帯型電子端末に対する所定のデータのダウンロード要求を受け付けるステップと、
所定のデータのダウンロード要求があった場合、当該データの送信要求を前記注文端末からネットワークを通じてデータサーバに対して送信し、前記データサーバから当該データを前記注文端末で取得するステップと、
前記データサーバから取得したデータを、前記注文端末から前記携帯型電子端末に対して送信するステップと、
前記携帯型電子端末に対するデータの送信が完了した場合、前記データサーバに対して完了した旨を通知するステップと、
前記注文端末から前記携帯型電子端末に対するデータの送信が完了した旨の通知を受け取った前記データサーバが、注文管理制御装置に当該データに係るデータ使用料を送信するステップと、
前記注文管理制御装置に記憶されている注文情報及びデータ使用料に基づいて会計装置で会計処理を行うステップと、
を含むことを特徴とするデータ使用料の課金方法。In a method of charging a data usage fee for providing data to a portable electronic terminal,
Transmitting order information relating to the order of the menu item input from the order terminal to the order management control device;
Receiving a request to download predetermined data to the portable electronic terminal at an order terminal that allows input of order information relating to an order for a menu item;
When there is a download request of predetermined data, transmitting a transmission request of the data from the order terminal to a data server through a network, and acquiring the data from the data server at the order terminal;
Transmitting the data obtained from the data server from the order terminal to the portable electronic terminal;
When the transmission of the data to the portable electronic terminal is completed, a step of notifying the data server of the completion,
The data server receiving the notification that the transmission of data to the portable electronic terminal is completed from the order terminal, transmitting a data usage fee for the data to the order management control device,
Performing an accounting process with an accounting device based on the order information and the data usage fee stored in the order management control device;
A method for charging a data usage fee, comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002322173A JP2004157718A (en) | 2002-11-06 | 2002-11-06 | Order terminal, restaurant system, and charging method for data usage charge |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006259907A (en) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Nec Corp | Musical content selling method, system, distribution device, distribution company device, terminal, program and recording medium |
JP2018010459A (en) * | 2016-07-13 | 2018-01-18 | 東芝テック株式会社 | Information processor, system and program |
JP2021089762A (en) * | 2021-02-12 | 2021-06-10 | 東芝テック株式会社 | Information processor, system and program |
-
2002
- 2002-11-06 JP JP2002322173A patent/JP2004157718A/en active Pending
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