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JP2004041248A - 内視鏡の先端部構造 - Google Patents

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JP2004041248A
JP2004041248A JP2002199061A JP2002199061A JP2004041248A JP 2004041248 A JP2004041248 A JP 2004041248A JP 2002199061 A JP2002199061 A JP 2002199061A JP 2002199061 A JP2002199061 A JP 2002199061A JP 2004041248 A JP2004041248 A JP 2004041248A
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JP
Japan
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endoscope
distal end
supply tube
flow path
nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002199061A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoya Ouchi
大内 直哉
Takayuki Ogino
荻野 隆之
Masahiro Takano
高野 雅弘
Motoko Kawamura
川村 素子
Takashi Sawai
澤井 貴司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Pentax Corp
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Publication date
Application filed by Pentax Corp filed Critical Pentax Corp
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Publication of JP2004041248A publication Critical patent/JP2004041248A/ja
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Abstract

【目的】内視鏡の先端部に開口する管路に流路曲折ノズルを着脱する内視鏡の先端部構造において、該流路曲折ノズルの着脱作業が容易な内視鏡の先端部構造を得る。
【構成】管路の開口端に挿入する流路曲折ノズルだけを金属製とし、この金属製流路曲折ノズルを挿入部先端に着脱可能に被着される合成樹脂製またはゴム製のキャップにインサート成形した。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、内視鏡の先端部構造に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
内視鏡の挿入部には、各種の管路が挿通されている。このうち、例えば対物レンズ表面の洗浄を目的とする送気チャンネルや送水チャンネルの先端は、挿入部先端に開口していて、その開口端に、流路を対物レンズ側に向けて曲折する流路曲折ノズルが設けられている。この流路曲折ノズルは、管路をブラシ洗浄する際には邪魔になるため、着脱式とすることが好ましく、このため従来、挿入部先端に着脱されるゴム製のキャップに一体に設けるのが普通であった。
【0003】
ところが、送気チャンネルや送水チャンネルの管路内径は1mm程度と非常に細径であり、流路曲折ノズルはキャップと同じ軟質なゴム製であるため、これらチャンネルへの挿入作業が非常に困難である。挿入部先端の径は、一層の細径化が求められており、チャンネルへのノズルの着脱の困難性は増している。一方、硬質材料からなる流路曲折ノズルを単独で設けると、脱着作業は一層困難であるばかりか、不用意に外れて体内に残る事故が発生する。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、内視鏡の先端部に開口する管路に流路曲折ノズルを着脱する内視鏡の先端部構造において、該流路曲折ノズルの着脱作業が容易な内視鏡の先端部構造を得ることを目的とする。
【0005】
【発明の概要】
本発明は、管路の開口端に挿入する流路曲折ノズルだけを金属製とし、この金属製流路曲折ノズルを挿入部先端に着脱可能に被着される合成樹脂製またはゴム製のキャップにインサート成形すれば、キャップの被着性を犠牲にすることなく、流路曲折ノズルの着脱操作性を格段に向上させることができるという着眼に基づいてなされたものである。
【0006】
すなわち、本発明は、内視鏡の挿入部内に管路を挿通し、該管路の先端を該挿入部先端に開口させ、この管路の開口端に、流路を曲折する流路曲折ノズルを着脱可能に設けた内視鏡の先端部構造において、流路曲折ノズルを金属材料から構成し、この金属製流路曲折ノズルを、挿入部先端に被着する合成樹脂製またはゴム製のキャップにインサート成形したことを特徴としている。
【0007】
本発明を適用する内視鏡挿入部内の管路は、例えば、送気チューブと送水チューブである。送気チューブと送水チューブが独立している場合には、金属製流路曲折ノズルを両チューブ用に一対設け、一つのチューブで兼用されている場合には、一つを設ければよい。この送気チューブと送水チューブに被着される金属製流路曲折ノズルは、挿入部先端に配置した対物レンズに向けて流路を曲折する。
流路曲折ノズルは例えばステンレスから構成することができる。
キャップは上述のように合成樹脂またはゴムから構成する。合成樹脂から構成する場合には、挿入部外周に嵌合する筒状部の筒状部の内周面に環状溝を形成し、挿入部外周には、この環状溝に嵌まるスナップリング支持することで脱着の作業性を高めることができる。
【0008】
【発明の実施形態】
図4は、内視鏡10の全体構成の一例を示すもので、体腔内に挿入される挿入部11とその基部側に接続された操作部12を有している。挿入部11は、先端側から順に先端部13、湾曲部14及び可撓管部15を有しており、さらに可撓管部15が連結部16を介して操作部12に接続している。操作部12からはユニバーサルチューブ17が延設されており、該ユニバーサルチューブ17の末端に設けたコネクタ部18は、内視鏡本体とは別体の図示しないプロセッサに着脱可能となっている。
【0009】
先端部13の端面には、図1、図2に示すように、対物レンズ21、一対の配光レンズ22、処置具挿通チャンネル出口23、送気チューブ24の出口開口24a、送水チューブ25の出口開口25a、及び副送水口26が配置されている。処置具挿通チャンネル出口23は、操作部12の処置具挿入口20に連通している。送気チューブ24は送気源に接続されており、操作部12の送気ボタン27の操作により空気を噴出する。送水チューブ25は送水源に接続されており、操作部12の送水ボタン28の操作により水を噴出する。副送水口26は、送水チューブ25による送水とは別に、先端部13から観察対象へ向けて液体を送出する送出口であり、操作部12の副送水注入口29から洗浄液や染色液が送出される。
【0010】
対物レンズ21は、観察物体の像を先端部13内のCCD19上に結像させる。CCD19による像信号は、信号伝送ケーブルを介してプロセッサに送られ、TVモニタに表示される。配光レンズ22は、ライトガイドファイバを介してプロセッサの光源に接続されている。
【0011】
先端部13の外周面には、合成樹脂製のキャップ30が被着されている。この合成樹脂製キャップ30は、先端部13の外周に位置する筒状部30aと、この筒状部30aの先端部を、先端部13のエッジ部に沿うように内方に曲折した形の内方フランジ部30bと、この内方フランジ部30bの一部を延長した先端部13の端面に沿うノズルインサート成形部30cとを有している。
【0012】
本実施形態の特徴は、出口開口24aに装着され送気チューブ24の流路を対物レンズ21方向に曲げる流路曲折ノズル34と、出口開口25aに装着され送水チューブ25の流路を対物レンズ21方向に曲げる流路曲折ノズル35とを、キャップ30とは別体のステンレス製(金属製)とし、かつこれら流路曲折ノズル34と35をキャップ30のノズルインサート成形部30cにインサート成形した点にある。
【0013】
ステンレス製流路曲折ノズル34と35は実質的に同一形状であり、出口開口24a(25a)に挿入される筒状部34a(35a)と、その端部を閉塞する蓋部34b(35b)と、蓋部34b(35b)の下部において筒状部34a(35a)に連通させた横穴34c(35c)とを有している。そしてキャップ30のインサート成形部30cは、この流路曲折ノズル34(35)の蓋部34b(35b)と横穴34c(35c)を除く筒状部34a(35a)の外周に位置している。
【0014】
合成樹脂製キャップ30の筒状部30aの内周面には、図2に示すように、環状溝30dが形成されており、先端部13の外周面には、この環状溝30dに対応する環状溝13aが形成されている。この環状溝13aには、ばね材料からなるスナップリング(不完全環体)13bが嵌まっている。このスナップリング13bは、キャップ30を先端部13の先端に嵌めて、筒状部30aにより圧縮力を加えると環状溝13a内に逃げ、環状溝30dとスナップリング13bの位置が合致すると、環状溝30d内に弾性復帰して係止が係る。キャップ30を外すときには、キャップ30に一定以上の抜き力を作用させればよい。
【0015】
上記構成の本内視鏡10は従って、キャップ30を外した状態においては、ステンレス製流路曲折ノズル34と35は出口開口24aと25aから外れた状態にある。よって送気チューブ24と送水チューブ25にブラシを通して洗浄することができる。洗浄後、キャップ30を先端部13の先端に被着するときには、流路曲折ノズル34と35を同時に出口開口24aと25aに嵌める。流路曲折ノズル34と35はステンレス製(金属製)で硬いため、小さくても容易に出口開口24aと25aに嵌めることができる。そして、2つのステンレス製流路曲折ノズル34と35が正しく出口開口24aと25aに嵌まった状態では、キャップ30の挿入部11に対する回転位相(挿入部11の軸線を中心とする回転位相)が自動的に定まるため、流路曲折ノズル34と35を正しく、対物レンズ21に向けることができる。また、出口開口24aと25aに嵌まる、ステンレス製流路曲折ノズル34と35の筒状部34aと35aの外周はインサート成形部30cの樹脂材料で覆われているため、金属同士の接触を防ぎ、樹脂材料による液漏れ防止効果を得ることができる。従来は、流路曲折ノズルがゴム製のキャップと一体に形成されていたため、出口開口24aと25aに挿入することが非常に困難であった。
【0016】
そして、キャップ30を正しく先端部13に装着すると、スナップリング13bが環状溝30d内に弾性復帰して係止が係るから、容易に脱落することがない。
【0017】
以上のキャップ30装着状態における内視鏡観察時に対物レンズ21の表面に汚れが発生したときには、送気ボタン27を操作すれば、送気チューブ24からの空気は流路曲折ノズル34で曲げられて対物レンズ21方向に噴出され、送水ボタン28を操作すれば、送水チューブ25から水は流路曲折ノズル35で曲げられて同様に対物レンズ21方向に噴出される。よって対物レンズ21表面の汚れを除去することができる。
【0018】
図3は、本発明の別の実施形態を示している。この実施形態は、キャップ30Gをゴム製とし、先端部13の外周面には、第一の実施形態の環状溝13aに比較して大きい断面台形状の環状凹部13cを形成し、ゴム製キャップ30Gの内周面に、この環状凹部13cに対応する環状凸部30Pを形成している。流路曲折ノズル34と35は、第一の実施形態と同様に、ゴム製キャップ30Gのノズルインサート成形部30cにインサート成形されている。
【0019】
以上の実施形態は、送気チューブ24と送水チューブ25を独立させるタイプの内視鏡に本発明を適用したものであるが、送気チューブ24と送水チューブ25を単一の流路曲折ノズルに連通させる送気送水兼用タイプにも本発明は同様に適用可能である。
【0020】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、内視鏡の先端部に開口する管路に対し、流路曲折ノズルを容易に着脱することができる内視鏡の先端部構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内視鏡の先端部構造の一実施形態を示す、内視鏡先端部の正面図である。
【図2】図1の2箇所のII‐II線に沿う断面を合成した断面図である。
【図3】本発明による内視鏡の先端部構造の別の実施形態を示す、図2に対応する断面図である。
【図4】内視鏡の全体を示す図である。
【符号の説明】
10 内視鏡
11 挿入部
12 操作部
13 先端部
13a 環状溝
13b スナップリング
13c 環状凹部
21 対物レンズ
22 配光レンズ
23 処置具挿通チャンネル出口
24 送気チューブ
25 送水チューブ
24a 25a 出口開口(開口端)
27 送気ボタン
28 送水ボタン
30 合成樹脂製キャップ
30G ゴム製キャップ
30a 筒状部
30b 内方フランジ部
30c ノズルインサート成形部
30d 環状溝
34 35 ステンレス製(金属製)流路曲折ノズル
34a 35a 筒状部
34b 35b 蓋部
34c 35c 横穴

Claims (5)

  1. 内視鏡の挿入部内に管路を挿通し、該管路の先端を該挿入部先端に開口させ、この管路の開口端に、流路を曲折する流路曲折ノズルを着脱可能に設けた内視鏡の先端部構造において、
    上記流路曲折ノズルを金属材料から構成し、この金属製流路曲折ノズルを、挿入部先端に被着する合成樹脂製またはゴム製のキャップにインサート成形したことを特徴とする内視鏡の先端部構造。
  2. 請求項1記載の内視鏡の先端部構造において、内視鏡挿入部内の管路は、送気チューブと送水チューブであり、上記金属製流路曲折ノズルはこの送気チューブと送水チューブ用に一対が備えられている内視鏡の先端部構造。
  3. 請求項1または2記載の内視鏡の先端部構造において、挿入部先端には対物レンズが配置されており、上記送気チューブと送水チューブにそれぞれ被着される金属製流路曲折ノズルは、該対物レンズに向けて流路を曲折する内視鏡の先端部構造。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の内視鏡の先端部構造において、流路曲折ノズルはステンレス製である内視鏡の先端部構造。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項記載の内視鏡の先端部構造において、上記キャップは合成樹脂製で、挿入部外周に嵌合する筒状部を有していて、この筒状部の内周面に環状溝が形成されており、挿入部外周には、この環状溝に嵌まるスナップリングが支持されている内視鏡の先端部構造。
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JP2006223763A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡
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