JP2003335183A - 自動車用モールディング部材およびその製造方法 - Google Patents
自動車用モールディング部材およびその製造方法Info
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Abstract
ルディング部材を一体成形し、その製造コストを低減す
る。また、その製造工程を短縮する。 【解決手段】 プレス成形とインサート射出成形によ
り、ルーフ部とピラー部とからなる自動車用モールディ
ング部材を一体に成形する。これにより、自動車用モー
ルディング部材の製造工程が大幅に削減されるととも
に、製造コストの改善が図られる。また、ルーフ部のド
リップレールとピラー部のリアドリップレールとの隙間
が無くなる。さらに、ルーフ部とピラー部との色の違い
およびそれらの段差もなく自動車の外観の高級化が図れ
る。
Description
ィング部材とその製造方法、詳しくは自動車の外観を美
化する自動車用モールディング部材とその製造方法に関
する。
用モールディング部材を備えている。この自動車用モー
ルディング部材は、自動車の車体と、ドアとの隙間に生
ずる雨水の漏水およびガラス窓の振動を防止する。ま
た、この自動車用モールディング部材は、車体の外観を
美化、高級化する。
ィング部材40の側面図である。この自動車用モールデ
ィング部材40は、ルーフ部34のモールディング部材
(ドリップレール)1と、ピラー部35のモールディン
グ部材(リアピースドリップレール)2とを備えてい
る。これらは、別部品としてそれぞれ製造され、その
後、自動車のサイドボディー6に固着・配設されてい
た。ドリップレール1は、金属板材からロールフォーミ
ング方法により製造される。一方、リアピースドリップ
レール2は、金属板材からプレスインサート方法により
製造される。ドリップレール1とリアピースドリップレ
ール2とは製造方法が異なる。したがって、これらの自
動車モールディング部材の製造工程が多くて煩雑であ
り、しかも製造コストのアップという問題があった。ま
た、サイドボディー6にドリップレール1またはリアピ
ースドリップレール2を取り付ける時に、ガラス窓33
とこれらのドリップレール1またはリアピースドリップ
レール2(自動車モールディング部材40)との間に隙
間が生じる。この隙間により、ドア32のガラス窓33
が振動を起こすという問題があった。さらに、自動洗車
機で洗車するときに、漏水や、汚物などがドリップレー
ル1とリアピースドリップレール2との間に侵入するお
それがあった。
である。また、図6は、図4に示すC−C断面部の拡大
図である。図5において示すように、ドリップレール1
の一部にはPVC(ポリ塩化ビニル)4が、押出法によ
り一体的に固着されている。一方、図6示すように、リ
アピースドリップレール2に固着されたPVC9は射出
法により成形される。このように、ドリップレール1と
リアピースドリップレール2とは、その成形法の違いに
より、使用するPVCの組成・成分が異なっていた。し
たがって、ルーフ部とピラー部とではそのモールディン
グ部材の色の違いが生じており、これが自動車の外観を
損ねていた。
ルーフ部とピラー部とからなるモールディング部材を同
時に製造するとともに、製造コストの低減、製造工程の
短縮を目的とする。また、ルーフ部とピラー部との隙間
への異物の混入および窓部の振動を防止することを目的
とする。さらに、自動車のボディ外観の高級化を図るこ
とを目的とする。
は、自動車のサイドボディーを構成するルーフ部とピラ
ー部とを有する自動車用モールディング部材であって、
プレス成形によりルーフ部とピラー部とが一体に形成さ
れるとともに、その幅方向の両端部が湾曲された金属板
と、この金属板の湾曲された凹面に接着された第1の樹
脂からなる第1の樹脂部材と、金属板の幅方向の両端部
に接着された第1の樹脂とは異なる第2の樹脂からなる
第2の樹脂部材とを有する自動車用モールディング部材
である。自動車用モールディング部材は、サイドボディ
ーを構成するルーフ部とピラー部とを有している。ルー
フ部のモールディング部材は、ドアの上方に配設され、
主に漏水を防止する。一方、ピラー部のモールディング
部材は、ドアの後方に配設され、主にその外観を高級化
する。この場合、この自動車用モールディング部材が採
用される自動車は、普通乗用車、軽自動車に限定され
ず、トラック、タンクローリなどの大型車両でもよい。
金属板の素材は限定されず、例えばステンレス製の鋼板
を使用することができる。第1の樹脂としては、硬質の
樹脂を使用する。例えば、硬質のポリプロピレンを使用
する。また、第2の樹脂は、第1の樹脂より軟質の樹脂
を使用する。例えば、軟質のポリプロピレンを使用す
る。ただし、これらの樹脂に限られるものではない。
部材は、上記第1の樹脂部材より軟質の樹脂を含む請求
項1に記載の自動車用モールディング部材である。第1
の樹脂部材は、第2の樹脂部材より硬質である必要があ
る。第1の樹脂は補強用として、第2の樹脂は装飾用と
して使用する。第1の樹脂部材と第2の樹脂部材とは、
射出成形により一体成形することができる。樹脂として
は例えば軟質のポリプロピレンおよび硬質のポリプロピ
レンを使用することができる。
部材は、その接着面と反対側の面に係止用の突起を設け
た請求項1または請求項2に記載の自動車用モールディ
ング部材である。例えば第1の樹脂部材は補強用とし
て、硬質の樹脂で形成する。この補強用の樹脂部材で係
止突起を同時に形成する。係止用突起は、このモールデ
ィング部材を自動車車体に係止するものである。
起が係止される留め具を有する請求項3に記載の自動車
用モールディング部材である。この留め具は例えば自動
車のボディーに固設される。この留め具は、例えば上記
係止用の突起が係止される孔を有するものとする。
ボディーを構成するルーフ部とピラー部とを有する自動
車用モールディング部材の製造方法であって、金属製の
素材をプレス成形によりルーフ部とピラー部とを一体に
形成するとともに、その幅方向の両端部を湾曲する工程
と、この金属製の素材が湾曲された凹面に第1の樹脂を
射出成形する1次射出成形工程と、この後、金属製の素
材の幅方向の両端部に第1の樹脂とは異なる第2の樹脂
を射出成形する2次射出成形工程とを有する自動車用モ
ールディング部材の製造方法である。
金属製の素材(例えば金属板)をプレス成形し、その幅
方向の両端を湾曲するなど所定の形状に成形する。次い
で、成形された金属製の素材に第1の樹脂部材を射出成
形し、さらに第2の樹脂部材をインサート射出成形する
ことにより、金属板に第1および第2の樹脂部材を一体
に形成する。これにより、自動車用モールディング部材
のルーフ部とピラー部とが一体に形成される。これまで
のロールフォーミング工程、複数の接着工程、押出成
形、および取り付け等の工程が大幅に削減され、製造コ
ストの改善が図られる。また、一体に形成されること
で、ルーフ部とピラー部との隙間が無くなる。さらに、
ルーフ部とピラー部とのモールディング間の部材の色の
違いおよび段差が無くなり、自動車の外観の高級化が図
れる。
樹脂部材と第2の樹脂部材とは射出成形によりそれぞれ
金属板と一体に形成する。また、第1の樹脂部材と第2
の樹脂部材とは一体に成形される。例えばこれらをポリ
プロピレンで軟質のものと硬質のものとを使用すること
ができる。この場合は、同種のポリプロピレンため接着
剤が不要である。なお、比較して硬質の第1の樹脂部材
はモールディング部材の補強に、軟質の第2の樹脂部材
は装飾用にそれぞれ使用することができる。
1次の射出成形により補強用の樹脂部材を成形するとと
もに、サイドボディーへの係止用の突起を形成すること
ができる。この結果、別体の取り付け具が不要である。
硬質の樹脂により突起を形成するため、その強度を高め
ることもできる。
を使用することにより、サイドボディーに自動車用モー
ルディング部材を容易に取り付けられる。しかも簡単に
抜けることがない。サイドボディーへの自動車用モール
ディング部材の取り付けを完全なものにし、サイドボデ
ィーとモールディング部材との接合面の隙間を小さくす
ることができる。その結果、雨水の漏水や、窓の振動を
防止することができる。
ールディング部材の一実施形態を図1〜図3を参照して
説明する。これらの図において、自動車用モールディン
グ部材20は、自動車の車体31と、ドア32との隙間
に生ずる雨水の漏水およびガラス窓33の振動を防止す
るものである。また、この自動車用モールディング部材
20は、車体31の外観を高級化するためのものであ
る。本実施形態に係る自動車用モールディング部材20
は、図1に示すように、自動車のルーフ部分に対応する
ルーフ部34と、そのピラー部分に対応するピラー部3
5とが一体に形成されている。すなわち、1枚の金属板
11を成形し、これに第1の樹脂部材14と第2の樹脂
部材17とを一体に成形したものである。第1の樹脂部
材14には一体的に突起16が複数ヶ所に凸設されてい
る。
造方法について説明する。まず、図2に示すように、一
般的なブランキングプレス方法により、ルーフ部34と
ピラー部35とを有する自動車用モールディング部材2
0を金属製の素材(例えば所定厚さのステンレス製の高
張力鋼板)11から成形する。この金属製の素材として
は、ステンレス製の鋼版に限られることはない。そし
て、この打ち抜いた鋼板をフォーミングプレス方法によ
り、平らにプレス成形し、また、この金属板11の幅方
向の両端部13を、図2に示すように、内側に向かって
湾曲形成する。次に、この金属板11の一面(湾曲した
内側の面)には、所定の接着剤を塗布する。また、その
他面(金属板11の外面)には、搬送時の保護のために
保護テープを付着する。次に、接着剤が塗布されている
面を内側にして金属板11を射出金型に固定する。そし
て、一次のインサート射出成形により、金属板11と第
1の樹脂部材である所定形状の硬質のポリプロピレン1
4とを一体成形する。このとき、一次のインサート射出
成形時の温度は、約200℃から240℃である。よっ
て、塗布した金属板11の接着剤が溶融され、金属板1
1内面にポリプロピレン14が接着される。また、この
金属板11に接着されたポリプロピレン14にあって、
その接着面とは反対側の面(露出面)に係止用の突起1
6を設ける。この係止用の突起16は、1次射出成形用
の金型にスライドコア(Slide Core)を利用
して形成される。さらに、第2の樹脂である軟質のポリ
プロピレン17を、金属板11と上記ポリプロピレン1
4とが一体となった所定長さの部材の幅方向の両側に、
2次のインサート射出成形により成形する。
レン14と、二次のインサート射出成形時のポリプロピ
レン17とは、ほぼ同一の材質のポリプロピレンであ
る。同一の樹脂の結合は、射出熱により接着が容易にな
り、接着力も強く接着剤を必要としない。したがって、
二次の射出成形により、金属板11の両端にポリプロピ
レン17を容易に形成することができる。自動車用モー
ルディング部材20の特性上、一次のインサート射出成
形するポリプロピレン14は、補強用として使用するた
め、硬質なポリプロピレンとしてある。二次のインサー
ト射出成形するポリプロピレン17は、装飾用として用
いるため、軟質なポリプロピレンである。ポリプロピレ
ン14を硬質にするためには、ポリプロピレン14にガ
ラス繊維(Glass Fiber)や滑石(TAL
C)を添加する。一方、ポリプロピレン17を軟質にす
るためには、ポリプロピレン17に天然ゴムまたは合成
ゴム(Glass Tomer)を添加する。以上の結
果、これまでルーフ部とピラー部とに分けて製造してい
た自動車用モールディング部材が、上記製造方法によ
り、ルーフ部34とピラー部35とを一体とした自動車
用モールディング部材20として同時に形成される。こ
れにより、製造工程の短縮、製造コストの低減が図れ
る。また、これまでのルーフ部とピラー部との間に発生
していた雨水による漏水、異物の混入および窓部の振動
を防止することができる。さらに、ルーフ部とピラー部
との部材間の段差の発生およびそれらの色の違いが無く
なり、車体の外観の高級化を図ることができる。
止構造をさらに詳しく説明する。すなわち、車体の一部
であるサイドボディー19には自動車用モールディング
部材20を係止する留め具22が設けられている。この
留め具22は、大略箱形であって、係止用の突起16の
先端部が挿入される挿入孔24を有している。また、挿
入孔24の深さ方向の中間部には、係止の突起16が抜
けないようにストッパー23が凸設されている。この留
め具22の素材は、軟質のゴムまたは樹脂で形成され
る。図2に示すように、自動車のサイドボディー19に
孔21を設け、この留め具22を挿入、固定する。この
留め具22を用いて、自動車用モールディング部材20
を係止する。これにより、サイドボディー19への自動
車用モールディング部材20の取り付けを完全なものに
する。この結果、サイドボディー19と自動車用モール
ディング部材20との接合面の隙間を小さくして、雨水
の漏水や窓の振動、ウインドウノイズ発生を防止するこ
とができる。なお、自動車用モールディング部材として
上記実施形態に示すものに限られず、従来複数の部分で
構成されていた部材を一体化できるものであれば、どの
ような部分に使用される自動車用モールディング部材で
あってもよい。
ート射出成形により、ルーフ部とピラー部とを一体に成
形する。これにより、自動車用モールディング部材の製
造工程が大幅に削減されるとともに、製造コストの改善
が図られる。また、ルーフ部のドリップレールとピラー
部のリアドリップレールとの隙間が無くなる。これによ
り、モールディング間の部材の色の違いおよび段差もな
く外観の高級化が図れる。さらに、1次の射出成形によ
り、補強用の樹脂部材を成形する同時に、サイドボディ
ーへの係止用の突起を形成することができる。これによ
り、モールディング部材の取り付け部材の製造が不要で
ある。さらに、係止用の突起を係止する留め具を設ける
ことで、サイドボディーへの取り付けを完全なものに
し、サイドボディーとモールディング部材との接合面の
隙間を小さくして、雨水の漏水や窓の振動(ウインドウ
ノイズ:風切り音の発生など)を防止することができ
る。
ルディング部材の側面図およびこれが装着された状態を
示す自動車の側面図である。
A線での断面部の拡大図である。
ルディング部材を係止する留め具の斜視図である。
側面図である。
B線断面部の拡大図である。
C線断面部の拡大図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 自動車のサイドボディーを構成するルー
フ部とピラー部とを有する自動車用モールディング部材
であって、 プレス成形によりルーフ部とピラー部とが一体に形成さ
れるとともに、その幅方向の両端部が湾曲された金属板
と、 この金属板の湾曲された凹面に接着された第1の樹脂か
らなる第1の樹脂部材と、 金属板の幅方向の両端部に接着された第1の樹脂とは異
なる第2の樹脂からなる第2の樹脂部材とを有する自動
車用モールディング部材。 - 【請求項2】 上記第2の樹脂部材は、上記第1の樹脂
部材より軟質の樹脂を含む請求項1に記載の自動車用モ
ールディング部材。 - 【請求項3】 上記第1の樹脂部材は、その接着面と反
対側の面に係止用の突起を設けた請求項1または請求項
2に記載の自動車用モールディング部材。 - 【請求項4】 上記係止用の突起が係止される留め具を
有する請求項3に記載の自動車用モールディング部材。 - 【請求項5】 自動車のサイドボディーを構成するルー
フ部とピラー部とを有する自動車用モールディング部材
の製造方法であって、 金属製の素材をプレス成形によりルーフ部とピラー部と
を一体に形成するとともに、その幅方向の両端部を湾曲
する工程と、 この金属製の素材が湾曲された凹面に第1の樹脂を射出
成形する1次射出成形工程と、 この後、金属製の素材の幅方向の両端部に第1の樹脂と
は異なる第2の樹脂を射出成形する2次射出成形工程と
を有する自動車用モールディング部材の製造方法。
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