[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2003219299A - データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、記憶媒体、及びプログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、記憶媒体、及びプログラム

Info

Publication number
JP2003219299A
JP2003219299A JP2002010444A JP2002010444A JP2003219299A JP 2003219299 A JP2003219299 A JP 2003219299A JP 2002010444 A JP2002010444 A JP 2002010444A JP 2002010444 A JP2002010444 A JP 2002010444A JP 2003219299 A JP2003219299 A JP 2003219299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
data
data processing
program
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002010444A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Ono
智之 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002010444A priority Critical patent/JP2003219299A/ja
Publication of JP2003219299A publication Critical patent/JP2003219299A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の映像を視聴中に当該映像が視聴できな
くなった場合、これをトリガーとして当該映像の代替を
可能とし、且つユーザの嗜好性を反映させた情報をユー
ザに提供できるデータ処理装置を提供する。 【解決手段】 嗜好性判別手段123は、複数のデータ
(テレビジョン放送データ、ネットワーク上のデータ)
を受信して処理するにあたり、受信データに関する情
報、及びユーザの受信データの利用履歴に関する情報に
基づいて、ユーザの受信データに対する嗜好性を判別す
る。提供情報生成手段125は、嗜好性判別手段123
の判別結果、及びデータの受信状態に基づいて、ユーザ
に対して提供する情報を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、テレビジ
ョン(TV)放送等によるデータの受信装置或いはシス
テムに用いられる、データ処理装置、データ処理システ
ム、データ処理方法、それを実施するためのプログラム
を記憶したコンピュータ読出可能な記憶媒体、及び当該
プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年において、例えば、地上波アナログ
TV放送や、衛星或いはCATVを用いて、映像や音声
以外のデータの配信サービスが開始されている。今後、
データ圧縮技術や多重化技術によるTV放送のディジタ
ル化が促進され、データ配信サービスは益々、盛んにな
ると考えられる。
【0003】また、例えば、特開平10−191273
号等では、TV放送波に含まれる放送に関連する情報を
取得し、放送以外の他のインフラであるインターネット
との接続を行ない、インターネットに関する情報を表示
するための構成が提案されている。
【0004】具体的には、特開平10−191273号
等に記載の構成は、次のような映像及びデータの表示方
法を提供することを目的としている。 ・主にユーザ(利用者)毎に種別化又は個別化されたデ
ータが、映像と同期して存在することをユーザに通知
し、当該データを映像と同期して表示する映像及びデー
タの表示方法。 ・どのようなデータが映像に関連付けられているのかを
分かり易くユーザに提示する映像及びデータの表示放
送。 ・映像の連続性を損なわず、且つこれに関連するデータ
のユーザへの提供をも保証する映像及びデータの表示方
法。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
特開平10−191273号等に記載されているような
従来のデータ処理装置では、上記の目的の実現のために
(特開平10−191273号における「発明の実施の
形態」の記載等を参照)、情報提供者側サブシステム内
のメディア間リンク定義モジュールにおいて、映像やデ
ータ等のリンクを定義する必要があり、放送局からは衛
星放送等へ、インターネットサーバからはインターネッ
トへ、それぞれ情報を送出する必要があった。これは、
情報提供者側サブシステムに対して多大な負荷をかける
ことになると考えられる。
【0006】また、上記従来のデータ処理装置では、送
出対象の情報に埋め込まれるリンク情報の1つであるイ
ンターネットホームページのURL情報は、情報提供者
側が意図したものだけになるため、それが真にユーザ
(利用者)毎に種別化又は個別化されたデータになり得
ない場合も存在すると考えられる。
【0007】さらに、上述したように、上記従来のデー
タ処理装置では、ユーザ(利用者)毎に種別化又は個別
化されたデータを映像と同期して表示することを目的と
しているため、このとき映像を、例えば、ディジタル衛
星放送から取得したソースを用いて表示している場合、
受信C/Nが降雨等により低下し、映像表示不可能とな
ると、当該データを映像と同期を表示できなくなる。
【0008】そこで、例えば、ユーザが、TV放送を視
聴中、TV放送の映像をメインとして視聴している際に
当該映像が視聴できなくなった場合、これをトリガーと
して、何らかの方法により、その代替を可能とする情報
をユーザに提供するように構成することが考えられ、こ
のメリットはユーザ(利用者)にとって非常に大きいも
のであるが、従来では当該構成を実現できなかった。
【0009】そこで、本発明は、上記の課題を除去する
ために成されたもので、任意の映像を視聴中に当該映像
が視聴できなくなった場合、これをトリガーとして当該
映像の代替を可能とし、且つユーザの嗜好性を反映させ
た情報をユーザに提供する構成を、システム側の負荷を
軽減しつつ実現できるようにすることで、システム側と
ユーザ共にメリットが得られる、データ処理装置、デー
タ処理システム、データ処理方法、それを実施するため
のプログラムを記憶したコンピュータ読出可能な記憶媒
体、及び当該プログラムを提供することを目的とする。
【0010】具体的には例えば、本発明は、TV放送に
よる映像が正常表示不可、又は困難となった場合、それ
をトリガーとして、当該映像の代替となる情報をユーザ
に提供することを目的としている。また、本発明は、上
記目的実現のための情報提供者側のシステムの負荷を軽
減し、且つ、よりユーザの嗜好に合わせた情報をユーザ
に提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、複数のデータを受信して処理するデータ
処理装置であって、上記受信データに関する情報、及び
ユーザの上記受信データの利用履歴に関する情報に基づ
いて、当該ユーザの上記受信データに対する嗜好性を判
別する嗜好性判別手段と、上記データの受信状態、上記
受信データに関する情報、及び上記嗜好性判別手段によ
る判別結果に基づいて、上記ユーザに対して提供する情
報を生成する提供情報生成手段とを備えることを特徴と
する。
【0012】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記提供情報生成手段は、上記嗜好性判別手段による判
別結果に基づいて、上記受信データに関する情報の中か
ら該当する情報を選択して提供することを特徴とする。
【0013】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記データの受信状態情報は、データ受信時のエラー訂
正率情報を含むことを特徴とする。
【0014】第4の発明は、上記第1の発明において、
上記受信データは、ネットワークを介して送信されてく
るデータ、及びテレビジョン放送データを含むことを特
徴とする。
【0015】第5の発明は、上記第1の発明において、
上記受信データに関する情報は、テレビジョン放送にお
いて、番組のジャンルに関する情報、番組の内容に関す
る情報、及び番組名称情報の少なくとも何れかの情報を
含むことを特徴とする。
【0016】第6の発明は、上記第1の発明において、
上記受信データの利用履歴に関する情報は、データの利
用日時情報及び利用回数情報の少なくとも何れかを含む
ことを特徴とする。
【0017】第7の発明は、複数の機器が互いに通信可
能に接続されてなるデータ処理システムであって、上記
複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項1〜
6の何れかに記載のデータ処理装置の機能を有すること
を特徴とする。
【0018】第8の発明は、外部より送信されてくる複
数のデータを受信して処理するためのデータ処理方法で
あって、上記受信データに関する情報、及びユーザの上
記受信データの利用履歴に関する情報に基づいて、当該
ユーザの上記受信データに対する嗜好性を判別する嗜好
性判別ステップと、上記データの受信状態、上記受信デ
ータに関する情報、及び上記嗜好性判別ステップによる
判別結果に基づいて、上記ユーザに対して提供する情報
を生成する提供情報生成ステップとを含むことを特徴と
する。
【0019】第9の発明は、外部より送信されてくる複
数のデータを受信して処理するためのデータ処理方法で
あって、上記送信されてくるデータの受信状態を監視す
る受信状態監視ステップと、上記データに関連する情報
を取得して予め蓄積する関連情報蓄積ステップと、ユー
ザの上記データの利用履歴情報を記憶する利用履歴情報
記憶ステップと、上記関連情報蓄積ステップによる蓄積
情報、及び上記利用履歴情報記憶ステップによる記憶情
報に基づいて、上記ユーザの上記データに関連する情報
に対する嗜好性を判別する嗜好性判別ステップと、上記
受信状態監視ステップによる監視結果、上記関連情報蓄
積ステップによる蓄積情報、及び嗜好性判別ステップに
よる判別結果に基づいて、上記データに関連する情報の
リンク情報を生成して上記ユーザに提示する情報提示ス
テップとを含むことを特徴とする。
【0020】第10の発明は、外部より送信されてくる
複数のデータを受信して処理するためのデータ処理方法
であって、上記送信されてくるデータの受信状態を監視
する受信状態監視ステップと、上記データに関連する情
報を取得して予め蓄積する関連情報蓄積ステップと、ユ
ーザの上記データの利用履歴情報を記憶する利用履歴情
報記憶ステップと、上記関連情報蓄積ステップによる蓄
積情報、及び上記利用履歴情報記憶ステップによる記憶
情報に基づいて、上記ユーザの上記データに関連する情
報に対する嗜好性を判別する嗜好性判別ステップと、上
記受信状態監視ステップによる監視結果、上記関連情報
蓄積ステップによる蓄積情報、及び嗜好性判別ステップ
による判別結果に基づいて、上記データに関連する情報
の中から上記ユーザに対して該当する情報を選択して上
記ユーザに提示する情報提示ステップとを含むことを特
徴とする。
【0021】第11の発明は、上記第9又は10の発明
において、上記データは、テレビジョン放送データを含
み、上記受信状態監視ステップは、テレビジョン放送波
受信時のエラー訂正率により受信状態を監視するステッ
プを含むことを特徴とする。
【0022】第12の発明は、上記第9又は10の発明
において、上記データに関する情報は、インターネット
上の情報を含むことを特徴とする。
【0023】第13の発明は、上記第9又は10の発明
において、上記データに関する情報は、テレビジョン放
送における番組のジャンルに関する情報、及び番組の内
容に関する情報の少なくとも何れかを含むことを特徴と
する。
【0024】第14の発明は、上記第13の発明におい
て、上記番組の内容に関する情報は、番組名称及び番組
出演者名称の少なくとも何れかの情報を含むことを特徴
とする。
【0025】第15の発明は、上記第9又は10の発明
において、上記利用履歴情報は、テレビジョン放送番組
における視聴日付及び時間に関する情報を含むことを特
徴とする。
【0026】第16の発明は、請求項1〜6の何れかに
記載のデータ処理装置の機能、又は請求項7記載のデー
タ処理システムの機能をコンピュータに実現させるため
のプログラムをコンピュータ読出可能な記憶媒体に記録
したことを特徴とする。
【0027】第17の発明は、請求項8〜15の何れか
に記載のデータ処理方法の処理ステップをコンピュータ
に実行させるためのプログラムをコンピュータ読出可能
な記憶媒体に記録したことを特徴とする。
【0028】第18の発明は、請求項1〜6の何れかに
記載のデータ処理装置の機能、又は請求項7記載のデー
タ処理システムの機能をコンピュータに実現させるため
のプログラムであることを特徴とする。
【0029】第19の発明は、請求項8〜15の何れか
に記載のデータ処理方法の処理ステップをコンピュータ
に実行させるためのプログラムであることを特徴とす
る。
【0030】尚、上記番組のジャンルに関する情報とし
ては、例えば、“団法人 日本電波産業会 標準規格
ARIB STD−B10「ディジタル放送に使用する番組配列情
報」”に記載されるイベント情報テーブルEIT(Event
Information Table)に含まれるコンテント記述子(Conte
nt descriptor)に記述される情報を適用可能である。ま
た、上記番組の内容に関する情報としては、“社団法人
日本電波産業会標準規格 ARIB STD−B10「ディジタ
ル放送に使用する番組配列情報」”に記載されるイベン
ト情報テーブルEIT(Event Information Table)に含
まれる短形式イベント記述子(Short event descriptor)
に記述される情報や、拡張形式イベント記述子(Extende
d event descriptor)に記述される情報を適用可能であ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0032】[第1の実施の形態]本発明は、例えば、図
1に示すようなデータ受信装置100に適用される。本
実施の形態のデータ受信装置100は、特に、テレビジ
ョン(TV)放送等の受信により取得した映像等のデー
タ、及びインターネット等を介して配信されるデータを
取得し、これらのデータをユーザの嗜好に適したデータ
としてユーザ提示する構成としている。以下、本実施の
形態のデータ受信装置100の構成及び動作について具
体的に説明する。
【0033】<データ受信装置100の全体構成>デー
タ受信装置100は、ディジタルTV(以下、「DT
V」と言う)放送の受信機能を有し、上記図1に示すよ
うに、アンテナ101、放送受信部102、TSデコー
ダ103、ビデオデコーダ104、オーディオデコーダ
105、セクションデコーダ106、画面制御部10
7、音声制御部108、表示部109、スピーカ11
0、外部出力端子111、通信部112、データ一時記
憶部115を含むメモリ(1)114、履歴データ記憶
部117を含むメモリ(2)116、CPU118、操
作部127、受光部128、及びリモートコントローラ
(リモコン)129を備えれいる。また、CPU118
は、視聴履歴データ管理部119、キーワード検出部1
22、嗜好性判別部123、アプリケーション制御部1
24、UI画面構成部125、及び機器制御部126を
備えている。
【0034】<データ受信装置100を含むシステムの
全体構成>図2は、データ受信装置100を含むシステ
ム200の全体構成を示したものである。システム20
0は、上記図2に示すように、放送事業者201、衛星
202、通信回線網207、インターネット接続のサー
ビスプロバイダ208、インターネット209、及びサ
ーバ210(1)〜210(3)と、上記図1に示した
データ受信装置100とを含んでいる。
【0035】<データ受信装置100の一連の動作>先
ず(上記図2参照)、放送事業者201は、衛星202
を介して、DTV放送波を発信する。次に(上記図1参
照)、データ受信装置100は、受信アンテナ101を
介して、DTV放送を受信する。
【0036】データ受信装置100において、放送受信
部102は、アンテナ101で受信されたDTV放送の
データをケーブル(不図示)を介して取得し、当該放送
データに対して、復調処理及びエラー訂正処理等の処理
を施すことで、トランスポートストリーム(以下、「T
S」と言う)を生成し、これをTSデコーダ103に供
給する。
【0037】TSデコーダ103は、放送受信部102
からのTSに対して、主に所望する映像ストリーム、音
声ストリーム、及びセクションデータに分離する処理を
施して再構成を行ない、映像ストリームをビデオデコー
ダ104に供給し、音声ストリームをオーディオデコー
ダ105に供給し、セクションデータをセクションデコ
ーダ106に供給する。
【0038】尚、通常、1つのTSには、複数の番組の
映像、音声、及びその他のデータが多重されており、こ
のTSから1つのチャンネルを選択するために、TSデ
コーダ103により分離及び再構成されるセクションデ
ータのPSI(Program Specific Information)のうち、
NIT(Network Information Table)、PAT(Program
Association Table)、及びPMT(Program Map Table)
を用いて、基本的なチャンネル選局動作を行なうことに
なる。
【0039】ビデオデコーダ104は、TSデコーダ1
03から供給された映像ストリームをデコードし、当該
デコード後のデータを画面制御部107に供給する。画
面制御部107は、ビデオデコーダ104からのデータ
を、表示部109で画面表示(映像表示)する。
【0040】オーディオデコーダ105は、TSデコー
ダ103から供給された音声ストリームをデコードし、
当該デコード後のデータを音声制御部108に供給す
る。音声制御部108は、オーディオデコーダ105か
らのデータを、スピーカ110及び外部出力端子111
から音声出力する。
【0041】セクションデコーダ106は、TSデコー
ダ103から供給されたセクションデータをデコード
し、当該デコード後のデータをCPU118に供給す
る。セクションデコーダ106でデコードされる主なデ
ータは、上述したPSIの他、例えば、「社団法人 日
本電波産業会 ARIB STD−B10“ディジタル放送に使用す
る番組配列情報”」等で規定されるセクションデータ
(これに含まれる記述子等も含む)である。
【0042】尚、セクションデコーダ106以降の、セ
クションデコーダ106で得られたデータに関するCP
U118の処理については、以下に説明する。
【0043】<視聴履歴管理テーブルの生成処理>ま
ず、本実施の形態において、セクションデコーダ106
でデコードされるセクションデータのうち、最も重要な
データであるEIT(Event Information Table)につ
いて説明する。
【0044】EITは、各サービス(チャンネル)に含
まれるイベント(番組)に関する時系列情報である。E
ITは、次の4種類に大別される。 ・自TSの現在と次のイベント情報(以下、「EITa
_pf」と言う) ・他TSの現在と次のイベント情報(以下、「EITo
_pf」と言う) ・自TSのイベントスケジュール情報(以下、「EIT
a_sch」と言う) ・他TSのイベントスケジュール情報(以下、「EIT
o_sch」と言う)
【0045】EITa_pf、EITo_pf、EIT
a_sch、及びEITo_schのそれぞれには、主
に番組が放送されているチャンネル番号(servic
e_id)、番組の識別番号(event_id)、番組
の開始時間、及び番組の継続時間の各情報が記述されて
いる。
【0046】EITa_pf、EITo_pf、EIT
a_sch、及びEITo_schのそれぞれに挿入さ
れる記述子の情報としては、番組名称(番組タイトルや
番組サブタイトル)、番組のジャンル情報、番組の内容
情報(出演者や番組の内容紹介)、及び番組を構成する
映像や音声のコンポーネントストリームに関する情報が
挙げられる。これらの情報はそれぞれ、番組名称は短形
式イベント記述子(Short event descriptor)、番組のジ
ャンル情報はコンテント記述子(Content descriptor)、
番組の内容情報は拡張形式イベント記述子(Extended ev
ent descriptor)、映像のコンポーネントストリームに
関する情報はコンポーネント記述子(Component descrip
tor)、音声のコンポーネントストリームに関する情報は
音声コンポーネント記述子(Audio component descripto
r)として、EITa_pf、EITo_pf、EITa
_sch、及びEITo_schのそれぞれに対して挿
入される。
【0047】上述のようなEITは、以下に説明するよ
うにして、TSデコーダ103で得られ、セクションデ
コーダ106及びCPU118で処理される。
【0048】ユーザ(視聴者)が、任意の番組を視聴中
において、先ず、TSデコーダ103は、CPU119
に実装される機器制御部126からの制御に基づいて、
受信中のTSから、上述したEITa_pfを分離して
再構成し、これをセクションデコーダ106に対して送
出する。セクションデコーダ106は、TSデコーダ1
03からのEITa_pfに記述される各記述子情報を
デコードし、その結果をCPU118に対して送出す
る。
【0049】CPU118において、視聴履歴データ管
理部119は、セクションデコーダ106によりデコー
ドされた記述子情報の内容から、番組の属性データであ
る番組名称、番組のジャンル情報、及び番組の出演者名
称情報を抽出し、これらの情報から、例えば、図3に示
すような視聴履歴管理テーブル300を作成する。ここ
で生成された視聴履歴管理テーブル300は、メモリ1
16の履歴データ記憶部117へ記憶される。
【0050】視聴履歴管理テーブル300では、上記図
3に示すように、それぞれが“0”〜“255”の項目
からなるINDEX1,INDEX2,INDEX3,
INDEX4別に管理される。これらのINDEX1,
INDEX2,INDEX3,INDEX4は、番組名
称(event_name)、番組ジャンル(event_genre)、及び番
組出演者名称(event_performer)に対するインデックス
である。また、視聴履歴管理テーブル300では、それ
ぞれのINDEX1,INDEX2,INDEX3,I
NDEX4において、番組名称(event_name)、番組ジャ
ンル(event_genre)、及び番組出演者名称(event_perfor
mer)の他に、同一の属性データを抽出した回数を示すco
unt_value、及び該当する属性データを抽出した最近の
日付情報を示すlast_count_dateを登録することが可能
である。
【0051】上記図3に示したような視聴履歴管理テー
ブル300は、例えば、図4に示すフローチャートに従
った動作により生成される。
【0052】ステップS401:ユーザ(視聴者)は、
例えば、図5に示すようなリモコン129や、図6に示
すような操作部127を操作することで、所望するチャ
ンネルの選局を行なう。このユーザからの選局操作は、
CPU118で認識され、データ受信装置100の動作
制御が行なわれることで、データ受信装置100では、
映像及び音声ストリームの選択、及び番組の提示が完了
する。尚、リモコン129による選局操作の場合、その
操作情報は、受光部128を介してデータ受信装置10
0内に取り込まれることになる。
【0053】ステップS402:CPU118に実装さ
れる機器制御部126は、TSデコーダ103を制御す
ることで、現在ユーザが視聴しているチャンネルのEI
Ta_pfを取得する。
【0054】ステップS403:CPU118は、不図
示のタイマにより、3分以上同一のチャンネルが視聴さ
れているか否かを判別し、同一チャンネルの視聴が3分
経過していない場合には再びステップS402に戻り、
該当するチャンネルのEITa_pfの取得動作を実行
する。一方、同一チャンネルの視聴が3分経過した場合
に、次のステップS404へ進む。
【0055】ステップS404:CPU118に実装さ
れる機器制御部126は、TSデコーダ103を制御す
ることで、現在の時刻情報(年月日や時分等の情報)が
記述されているTOT(Time Offset Table)、或いはT
DT(Time Date Table)を取得する。 ステップS405:セクションデコーダ106は、CP
U118の制御によりTSデコーダ103で得られたE
ITa_pfに記述される各記述子情報をデコード(解
析)し、その結果をCPU118に実装される視聴履歴
データ管理部119に対して送出する。
【0056】ステップS406:視聴履歴データ管理部
119は、セクションデコーダ106でデコードされた
EITa_pfに記述される各記述子情報から、必要と
する属性情報である番組名称、番組ジャンル、及び番組
出演者名称情報を抽出し、これらの情報に基づいて、上
記図3の視聴履歴管理テーブル300を生成及び更新す
ることになるが、当該抽出した属性情報が既に視聴履歴
管理テーブル300に登録されているか否かを判別す
る。この判別の結果、登録済みである場合にはステップ
S407へ進み、未登録の場合にはステップS409へ
進む。
【0057】ステップS407:ステップS406の判
別の結果、抽出属性情報が既に視聴履歴管理テーブル3
00に登録されている場合、視聴履歴データ管理部11
9は、視聴履歴管理テーブル300において、該当する
カウント値(同一の属性データを抽出した回数を示すco
unt_value)をインクリメントする。例えば、抽出番組
名称が既に登録済みである場合、そのカウント値(coun
t_value)は、同一の番組名称を有する番組を視聴した
回数を示すため、新たに視聴されたとして、+1カウン
トアップする。
【0058】ステップS408:視聴履歴データ管理部
119は、視聴履歴管理テーブル300において、ステ
ップS407でカウント値を更新した属性情報に対応す
る、日付情報(last_count_date)を更新する。例え
ば、抽出番組名称が既に登録済みであり、そのカウント
値(count_value)が更新された場合、これに対応する
日付情報(last_count_date)を、同一の番組名称を有
する番組を視聴した最後の日付で更新する。この結果、
例えば、上記図3では、INDEX1−1で示される番
組名称「プロ野球中継3」に対して、現在までに48回視
聴され、最後に視聴されたのは、2000年4月13日
であるという視聴履歴が登録されることになる。これと
同様に、INDEX2−5で示される番組ジャンル「国
内ドラマ」に対して、現在までに156回視聴されてお
り、最後に視聴されたのは、2000年4月20日であ
るという視聴履歴が登録されることになる。また、IN
DEX3−4で示される番組出演者名称「坂上●郎」に対
して、「坂上●郎」が出演した番組が現在までに56回視
聴されており、最後に視聴されたのは、2000年4月
18日であるという視聴履歴が登録されることになる。
【0059】ステップS409:ステップS406の判
別の結果、抽出属性情報が視聴履歴管理テーブル300
に登録されていない場合、視聴履歴データ管理部119
は、視聴履歴管理テーブル300に対して当該抽出属性
情報を新規に登録可能であるか否かを判別する。具体的
には、視聴履歴データ管理部119は、視聴履歴管理テ
ーブル300において、インデックスに余裕が有り、新
規登録が可能であるか否かを判別する。この判別の結
果、新規登録可能である場合にはステップS410へ進
み、新規登録が可能でない場合にはステップS411へ
進む。
【0060】ステップS410:ステップS409の判
別の結果、抽出属性情報を視聴履歴管理テーブル300
に新規登録可能な場合、すなわち視聴履歴管理テーブル
300に空きインデックスがある場合、視聴履歴データ
管理部119は、抽出属性情報を空きインデックスに新
規登録する。
【0061】ステップS411:ステップS409の判
別の結果、抽出属性情報を視聴履歴管理テーブル300
に新規登録ができない場合、すなわち視聴履歴管理テー
ブル300に空きインデックスがない場合、視聴履歴デ
ータ管理部119は、視聴履歴管理テーブル300にお
いて、それぞれインデックスに登録されている属性情報
の日付情報(last_count_date)を読み出し、この日付
情報(last_count_date)と、上述のようにして取得し
た現在時刻情報との比較を行なうことで、カウント値
(count_value)の最終更新(登録)日時を調査する。
そして、視聴履歴データ管理部119は、上記の調査の
結果、所定の期間(例えば、1ヶ月間)、カウント値(c
ount_value)が更新されていない属性情報が有るか否か
を判別する。この判別の結果、カウント値(count_valu
e)が所定期間更新されていない属性情報がある場合に
はステップS412に進み、カウント値(count_valu
e)が所定期間更新されていない属性情報がない場合に
はステップS413に進む。
【0062】ステップS412:ステップS411の判
別の結果、カウント値(count_value)が所定期間更新
されていない属性情報がある場合、視聴履歴データ管理
部119は、当該属性情報は視聴者にとって嗜好性の低
い番組属性情報であると判断し、当該属性情報のインデ
ックス部分に、新規に抽出した属性情報を新規登録(上
書き)する。
【0063】ステップS413:ステップS411の判
別の結果、カウント値(count_value)が所定期間更新
されていない属性情報がない場合、視聴履歴データ管理
部119は、最も古い日付情報(last_count_date)が
登録されている属性情報を有するインデックス部分に、
新規に抽出した属性情報を新規登録(上書き)する。
【0064】尚、本実施の形態では、視聴履歴管理テー
ブル300に対して、視聴者が3分以上視聴した番組に
関する属性情報についてのみ登録し、また、所定期間、
カウント値(count_value)の更新(カウントアップ)
がされなかったインデックスに登録されている属性情報
(event_name、event_genre、event_performer)を削除
(上書き)するように構成したが、このときの視聴時間
(3分等)や所定期間(1ヶ月等)については、これに
限られるものではなく、1分や5分、1週間や3ヶ月間
等のように、任意の値を適用可能である。
【0065】上述のようにして、視聴履歴データ管理部
119により生成及び更新される視聴履歴管理テーブル
300は、メモリ116内の履歴データ記憶部117に
記憶されるが、メモリ116としては、不揮発性の半導
体メモリ、又はハードディスク等を適用可能である。
【0066】<映像表示不可能時の処理>ここでは、ア
ンテナ101での受信C/Nが降雨等により低下し、ア
ンテナ101で受信されるDTV放送の映像を正常に表
示することが不可能となった場合、これをトリガーとし
て、当該映像の代替を可能とする情報を提供するため
の、データ受信装置100の動作について説明する。図
7は、上記の動作をフローチャートにより示したもので
ある。
【0067】ステップS701:ユーザ(視聴者)は、
例えば、上記図5に示したようなリモコン129や、上
記図6に示したような操作部127を操作することで、
所望するチャンネルの選局を行ない、所望の番組を視聴
する。
【0068】ステップS702:CPU118に実装さ
れる機器制御部126は、TSデコーダ103を介し
て、現在選局及び視聴中であるチャンネルのEITa_
pfの取得(更新)を行ない、これをセクションデコー
ダ106に対して送出する。 ステップS703:セクションデコーダ106は、CP
U118の機器制御部126の制御により取得(更新)
されたEITa_pfのセクションデータ(番組情報)
に含まれる記述子を解析することで、ユーザが現在視聴
中の番組の属性情報を取得する。
【0069】ステップS704:CPU118に実装さ
れる機器制御部126は、放送受信部102から供給さ
れる、アンテナ101での受信状態情報、及び当該受信
信号の復調時のエラー訂正率の情報等により、アンテナ
101での受信C/Nが低下しているか否かを判別す
る。この判別の結果、受信C/Nが所定レベル以上であ
り、正常な受信が行なわれ、当該受信信号の正常な映像
が表示中である場合、再度ステップS702に戻り、上
述したような動作を繰り返し実行することになる。一
方、受信C/Nが所定レベル以下であり、ユーザに対し
て正常な映像の提示に影響がある、或いは映像の提示が
不可能である場合、次のステップS705に移行する。
【0070】ステップS705:CPU118に実装さ
れるキーワード検出部122は、上述したステップS7
03で得られた番組属性情報から、番組名称、番組ジャ
ンル、及び番組出演者名称の情報を抽出する。
【0071】ステップS706:CPU118に実装さ
れる機器制御部126は、データ受信装置100が、イ
ンターネットに接続可能であるか否かを判別する。具体
的には例えば、機器制御部126は、通信部112がモ
デム等である場合、その電源がON状態であるか否か、
データ受信装置100のケーブル(不図示)が通信回線
網207(上記図2参照)と接続されているか否か等を
確認する。この判別の結果、インターネットに接続可能
である場合にはステップS707に進み、そうでない場
合にはステップS712に進む。
【0072】ステップS707:ステップS706の判
別の結果、データ受信装置100がインターネットに接
続可能である場合、CPU118に実装される機器制御
部126は(上記図2参照)、通信部112、通信回線
網207、及びサービスプロバイダ208を介して、イ
ンターネット209に接続し、サーバ210(1)〜2
10(3)が存在する情報検索のホームページに対して
アクセスする。 ステップS708:機器制御部126は、ステップS7
07におけるアクセス先のホームページ上において、ス
テップS705で抽出した番組名称、番組ジャンル、及
び番組出演者の属性情報に基づいた情報検索を行なう。
【0073】ステップS709:機器制御部126は、
ステップS708での検索結果により取得した抽出属性
情報関連のホームページにリンク接続を行ない、当該ホ
ームページのURL、及び当該ホームページの表示画面
のソースファイル(例えば、HTML形式で記述された
ファイル)を、メモリ114のデータ一時記憶部115
に一時的に保存(キャッシュ)する。
【0074】ステップS710:機器制御部126は、
ステップS709での一時記憶動作が完了したか否かを
判別する。この判別の結果、一時記憶動作が未だ完了し
ていない場合には再びステップS709からの動作を実
行し、一時記憶動作が完了した場合に、次のステップS
711へ進む。これにより、複数の検索結果によるリン
ク接続及びキャッシュを行なう場合、ステップS709
及びS710の処理実行により、ホームページへの接続
動作及びキャッシュ動作が繰り返えされ、これが完了し
た場合にステップS711に移行することになる。
【0075】ステップS711:CPU118に実装さ
れる嗜好性判別部123は、詳細は後述するが、上述の
ようにしてキャッシュされたホームページのソースファ
イルデータ、上記図3に示したような視聴履歴管理テー
ブル300に記述されている属性情報を用いて、どのホ
ームページが視聴者にとって最も嗜好性の高いものであ
るかを判断する。 ステップS712:CPU118に実装されるUI画面
構成部125は、嗜好性判別部123によるユーザの嗜
好性の判断結果に基づいて、該当するホームページに関
する情報をユーザに提供するためのUI(User Interfac
e)画面を生成する。
【0076】ここで、上述したステップS711におい
て嗜好性判別部123が実行する、ユーザの嗜好性の判
断処理について具体的に説明する。図8は、ここでのユ
ーザの嗜好性の判断処理をフローチャートにより示した
ものである。
【0077】ステップS801:嗜好性判別部123
は、データ一時記憶部115にキャッシュされている1
ホームページのソースファイルのデータを読み込む。 ステップS802:嗜好性判別部123は、履歴データ
記憶部117に記憶されている視聴履歴管理テーブル3
00を読み込む。 ステップS803:嗜好性判別部123は、後に視聴者
の嗜好性の判断基準となる”favorite_count値”を初期
化する。
【0078】ステップS804:嗜好性判別部123
は、ステップS802で取得した視聴履歴管理テーブル
300に含まれる番組名称のインデックス情報INDE
X1−n(n=0〜255)(ここでは先頭の“IND
EX1−0”の情報とする)を読み出す。
【0079】ステップS805:嗜好性判別部123
は、ステップS804での取得情報を検索のキーワード
として、ステップS801で取得したホームページのソ
ースファイルのデータ中に、同一のキーワードが含まれ
ているか否かを判別する。この判別の結果、同一のキー
ワードが含まれている場合にはステップS806を介し
てステップS807に進み、そうでない場合にはそのま
まステップS807に進む。
【0080】ステップS806:ステップS805の判
別の結果、同一のキーワードが含まれていた場合、嗜好
性判別部123は、該当するインデックスのカウント値
(count_value値)を、ステップS803で初期化したf
avorite_count値に対して加算する。
【0081】ステップS807:嗜好性判別部123
は、ステップS804で取得したインデックス情報(I
NDEX1−0)、すなわち番組名称のインデックス情
報を全て検索処理したか否かを判別する。この判別の結
果、検索処理が未だ終了していない場合(INDEX1
−nにおいてn<255である場合)、再びステップS
804に戻り、これ以降のステップを繰り返し実行す
る。一方、検索処理が終了した場合(INDEX1−n
においてn=255である場合)に、次のステップS8
08に移行する。
【0082】ステップS808:嗜好性判別部123
は、ステップS802で取得した視聴履歴管理テーブル
300に含まれる番組ジャンルのインデックス情報IN
DEX2−n(n=0〜255)(ここでは先頭の“I
NDEX2−0”の情報とする)を読み出す。
【0083】ステップS809:嗜好性判別部123
は、ステップS808での取得情報を検索のキーワード
として、ステップS801で取得したホームページのソ
ースファイルのデータ中に、同一のキーワードが含まれ
ているか否かを判別する。この判別の結果、同一のキー
ワードが含まれている場合にはステップS810を介し
てステップS811に進み、そうでない場合にはそのま
まステップS811に進む。
【0084】ステップS810:ステップS809の判
別の結果、同一のキーワードが含まれていた場合、嗜好
性判別部123は、該当するインデックスのカウント値
(count_value値)を、ステップS803で初期化したf
avorite_count値に対して加算する。
【0085】ステップS811:嗜好性判別部123
は、ステップS808で取得したインデックス情報(I
NDEX2−0)、すなわち番組ジャンルのインデック
ス情報を全て検索処理したか否かを判別する。この判別
の結果、検索処理が未だ終了していない場合(INDE
X2−nにおいてn<255である場合)、再びステッ
プS808に戻り、これ以降のステップを繰り返し実行
する。一方、検索処理が終了した場合(INDEX2−
nにおいてn=255である場合)に、次のステップS
812に移行する。
【0086】ステップS812:嗜好性判別部123
は、ステップS802で取得した視聴履歴管理テーブル
300に含まれる番組出演者のインデックス情報IND
EX3−n(n=0〜255)(ここでは先頭の“IN
DEX3−0”の情報とする)を読み出す。
【0087】ステップS813:嗜好性判別部123
は、ステップS812での取得情報を検索のキーワード
として、ステップS801で取得したホームページのソ
ースファイルのデータ中に、同一のキーワードが含まれ
ているか否かを判別する。この判別の結果、同一のキー
ワードが含まれている場合にはステップS814を介し
てステップS815に進み、そうでない場合にはそのま
まステップS815に進む。
【0088】ステップS814:ステップS813の判
別の結果、同一のキーワードが含まれていた場合、嗜好
性判別部123は、該当するインデックスのカウント値
(count_value値)を、ステップS803で初期化したf
avorite_count値に対して加算する。
【0089】ステップS815:嗜好性判別部123
は、ステップS812で取得したインデックス情報(I
NDEX3−0)、すなわち番組出演者のインデックス
情報を全て検索処理したか否かを判別する。この判別の
結果、検索処理が未だ終了していない場合(INDEX
3−nにおいてn<255である場合)、再びステップ
S812に戻り、これ以降のステップを繰り返し実行す
る。一方、検索処理が終了した場合(INDEX3−n
においてn=255である場合)に、次のステップS8
16に移行する。
【0090】ステップS816:嗜好性判別部123
は、ステップS801で読み込むべきキャッシュデータ
に関して、全てキーワードの検索処理が完了したか否か
を判別する。この判別の結果、全てキーワードの検索処
理が完了していない場合にはステップS817に進み、
全てキーワードの検索処理が完了した場合にはステップ
S816に進む。
【0091】ステップS817:ステップS816の判
別の結果、全てキーワードの検索処理が完了していない
場合、嗜好性判別部123は、ステップS806、S8
10、及びS814で加算されてきたfavorite_count値
を、当該ホームページのURLと共に保存する。その
後、再びステップS801に戻り、新たなホームページ
のソースファイルのキャッシュデータを読み込み、以降
の処理を上述したようにして繰り返し実行することにな
る。
【0092】ステップS818:ステップS816の判
別の結果、全てキーワードの検索処理が完了した場合、
嗜好性判別部123は、ステップS817において、各
々のホームページのURLと共に保存したfavorite_cou
nt値の比較を行なう。 ステップS819:嗜好性判別部123は、ステップS
818の比較結果に基づいて、ユーザの嗜好性の順位付
けを行なう。ここでは、ステップS818におけるfavo
rite_count値の比較の結果、最大のfavorite_count値を
有するホームページを、ユーザの嗜好性が最も高いもの
と判断する。
【0093】上述のようなユーザの嗜好性の判断処理実
行後(ステップS711)に、CPU118に実装され
るUI画面構成部125は、当該ユーザの嗜好性の判断
結果に基づいて、該当するホームページに関する情報を
ユーザに提供するためのUI(User Interface)画面を生
成することになる(ステップS712)。このUI画面
は、画面制御部107により表示部109で表示され
る。
【0094】図9は、UI画面構成部125で生成され
るUI画面の一例としての、UI画面900を示したも
のである。ここでのUI画面900では、上記図9に示
すように、受信障害のためにTV放送を継続できない旨
のメッセージ901が表示されると共に、その代替とし
てインターネットへの接続を行なうためのホームページ
リスト902が「お勧め順に」表示される。
【0095】ユーザ(視聴者)は、操作部127のテン
キー(数字キー)601(上記図6参照)や、リモコン
129のテンキー501(上記図5参照)を操作するこ
とで、UI画面900上に表示されたホームページリス
ト902の中から所望するホームページを選択し、当該
ホームページにアクセスすることができる。これによ
り、例えば、ユーザが、ホームページリスト902の中
のURL“ HYPERLINK "http://www.ABN.co.jp" http:/
/www.ABN.co.jp”を選択した場合、そのホームページの
内容が表示される。このような機能は、CPU118の
アプリケーション制御部124が有するWebの閲覧ソ
フトウェアにより実施される。
【0096】図10は、UI画面構成部125で生成さ
れるUI画面の他の例としての、UI画面1000を示
したものである。ここでのUI画面1000では、上記
図10に示すように、受信障害のためにTV放送を継続
できない旨のメッセージ1001が表示されると共に、
その代替として、”自動的”に接続された最もユーザの
嗜好性の強いと判断されたホームページの画面1002
と、他のお勧めのホームページリスト1003が「お勧
め順に」表示される。また、ホームページの画面100
2は、CPU118のアプリケーション制御部124が
有するWebの閲覧ソフトウェアによる画面構成され
る。
【0097】ユーザ(視聴者)は、操作部127のテン
キー(数字キー)601(上記図6参照)や、リモコン
129のテンキー501(上記図5参照)を操作して、
UI画面1000上に表示されたホームページリスト1
003の中から所望するホームページを選択すること
で、現在のホームページの画面1002を、当該選択ホ
ームページの画面1002に変更することができる。例
えば、上記図10に示すように、現在の画面1002
が、URL“ HYPERLINK "http://www.ABN.co.jp" htt
p://www.ABN.co.jp”のホームページの画面である場
合、ユーザが、リモコン129のテンキー501の
“2”を押下することで、現在の画面1002は、第2
のお勧めホームページであるURL“ HYPERLINK"http:
//www.CDFU.com" http://www.CDFU.com”の画面に切り
替わる。
【0098】上述したような本実施の形態によれば、T
V放送の受信C/Nが低下し、TV放送の映像が正常表
示不可、或いは困難となった場合、これをトリガーとし
て、当該映像の代替となり、且つユーザの嗜好に合致し
たインターネット上の関連ホームページの情報を提供す
ることができる。また、TV放送受信により得られるT
Sに含まれるセクションデータのPSI及びSIの情報
に関しては、DTV放送において、定常的に送信される
情報であるため、本実施の形態を実現するために必要な
特別な情報を、DTV放送中に多重化して放送する必要
がない。これにより、放送事業者(情報提供者側)20
1における送出システムの負荷を非常に軽微なものとす
ることができる。
【0099】[第2の実施の形態]本実施の形態では、B
Sディジタル放送等で採用される階層変調方式が用いら
れている場合において、アンテナ101での受信C/N
が降雨等により低下し、アンテナ101で受信されるD
TV放送の映像を正常に表示することが不可能となった
場合、これをトリガーとして、当該映像の代替を可能と
する情報を提供するための、データ受信装置100の動
作を、例えば、図11のフローチャートに従ったものと
する。尚、上記図11のフローチャートにおいて、上記
図7のフローチャートと同様に処理実行するステップに
は同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0100】先ず、ステップS704において、機器制
御部126は、放送受信部102から送信される受信及
び復調時のエラー訂正率の情報等から、受信C/Nが低
下しているか否かの判断を行い、受信C/Nが一定レベ
ル以上であり、正常に受信され、正常な映像が表示可能
であると判断すれば、ステップS702に戻り、以降の
処理ステップを実行するが、一方、受信C/Nが一定レ
ベル以下であり、ユーザに対して正常な映像の提示に影
響があると判断した場合に、次のステップS1101に
進むことになる。
【0101】ステップS1101では、機器制御部12
6は、放送受信部102を制御することで、復調方式を
切り替え、低階層変調されている放送波の受信及び復調
に切り替える。例えば、BSディジタル放送において
は、8PSK復調からBPSK復調に切り替える。その
後、ステップS705に移行する。
【0102】図12は、上記図11のステップS712
において、UI画面構成部125により生成されるUI
画面の一例としての、UI画面1200を示したもので
ある。ここでのUI画面1200では、上記図12に示
すように、受信障害のためにTV放送を継続できない旨
のメッセージ1201が表示されると共に、その代替と
してインターネットへの接続を行なうためのホームペー
ジリスト1202が「お勧め順に」表示され、さらに、低
階層変調方式で放送され、放送受信部102により受信
及び復号された低階層映像1203が表示される。ま
た、UI画面1200には、表示画面切り替えボタン1
204,1205が設けられている。
【0103】ユーザ(視聴者)は、操作部127のテン
キー(数字キー)601(上記図6参照)や、リモコン
129のテンキー501(上記図5参照)を操作して、
例えば、ボタン1204を選択することで、ホームペー
ジリスト1202のみを表示させることができ、また、
ボタン1205を選択することで、低階層映像1203
のみを表示させることができる。すなわち、ユーザは、
表示画面切り替えボタン1204,1205の操作によ
り、ホームページリスト1202のみを表示させるか、
或いは低階層映像1203のみを表示させるかを、自在
に選択することができる。
【0104】図13は、上記図11のステップS712
において、UI画面構成部125により生成されるUI
画面の他の例としての、UI画面1300を示したもの
である。ここでのUI画面1300では、上記図13に
示すように、受信障害のためにTV放送を継続できない
旨のメッセージ1301が表示されると共に、“自動
的”に接続された最も嗜好性の強いと判断されたホーム
ページの画面1302、及び他のお勧めのホームページ
リスト1303が「お勧め順に」表示され、さらに、低階
層変調方式で放送され、放送受信部102により受信及
び復号された低階層映像1304が表示される。また、
UI画面1300には、表示画面切り替えボタン130
5〜1307が設けられている。
【0105】ユーザ(視聴者)は、操作部127のテン
キー(数字キー)601(上記図6参照)や、リモコン
129のテンキー501(上記図5参照)を操作して、
例えば、ボタン1305を選択することで、ホームペー
ジの画面1302及びホームページリスト1303のみ
を表示(ホームページ表示)させることができ、また、
ボタン1306を選択することで、低階層映像1304
のみを表示させることができ、さらに、ボタン1307
を選択することで、ホームページの画面1302、ホー
ムページリスト1303、及び低階層映像1304を全
て表示させることができる。すなわち、ユーザは、表示
画面切り替えボタン1305〜1307の操作により、
ホームページ表示のみ、低階層映像表示のみ、及びこれ
らの全ての表示を、自在に選択することができる。
【0106】上述したような本実施の形態によれば、T
V放送の受信C/Nが低下し、TV放送の映像が正常表
示不可、或いは困難となった場合、これをトリガーとし
て、当該映像の代替となり、且つユーザの嗜好に合致し
たインターネット上の関連情報を低階層映像と共に提供
することができる。また、第1の実施の形態と同様に、
TV放送受信により得られるTSに含まれるセクション
データのPSI及びSIの情報に関しては、DTV放送
において、定常的に送信される情報であるため、本実施
の形態を実現するために必要な特別な情報を、DTV放
送中に多重化して放送する必要がない。これにより、放
送事業者(情報提供者側)201における送出システム
の負荷を非常に軽微なものとすることができる。
【0107】尚、本発明の目的は、第1及び第2の実施
の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェア
のプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或
いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュ
ータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプ
ログラムコードを読みだして実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が第1及び第2
の実施の形態の機能を実現することとなり、そのプログ
ラムコードを記憶した記憶媒体及び当該プログラムコー
ドは本発明を構成することとなる。プログラムコードを
供給するための記憶媒体としては、ROM、フレキシブ
ルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディ
スク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性
のメモリカード等を用いることができる。また、コンピ
ュータが読みだしたプログラムコードを実行することに
より、第1及び第2の実施の形態の機能が実現されるだ
けでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コン
ピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又
は全部を行い、その処理によって第1及び第2の実施の
形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまで
もない。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その
処理によって第1及び第2の実施の形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0108】図14は、上記コンピュータの機能140
0を示したものである。コンピュータ機能1400は、
上記図14に示すように、CPU1401と、ROM1
402と、RAM1403と、キーボード(KB)14
09のキーボードコントローラ(KBC)1405と、
表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)1410
のCRTコントローラ(CRTC)1406と、ハード
ディスク(HD)1411及びフレキシブルディスク
(FD)1412のディスクコントローラ(DKC)1
407と、ネットワーク1420との接続のためのネッ
トワークインターフェースコントローラ(NIC)14
08とが、システムバス1404を介して互いに通信可
能に接続された構成としている。
【0109】CPU1401は、ROM1402或いは
HD1411に記憶されたソフトウェア、或いはFD1
412より供給されるソフトウェアを実行することで、
システムバス1404に接続された各構成部を総括的に
制御する。すなわち、CPU1401は、所定の処理シ
ーケンスに従った処理プログラムを、ROM1402、
或いはHD1411、或いはFD1412から読み出し
て実行することで、第1及び第2の実施の形態での動作
を実現するための制御を行う。
【0110】RAM1403は、CPU1401の主メ
モリ或いはワークエリア等として機能する。KBC14
05は、KB1409や図示していないポインティング
デバイス等からの指示入力を制御する。CRTC140
6は、CRT1410の表示を制御する。DKC140
7は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編
集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログ
ラム、及び第1及び第2の実施の形態における所定の処
理プログラム等を記憶するHD1411及びFD141
2とのアクセスを制御する。NIC1408は、ネット
ワーク1420上の装置或いはシステムと双方向にデー
タをやりとりする。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、複数の
データ(テレビジョン放送データや、ネットワーク上の
データ等)を受信して処理するにあたり、受信データに
関する情報、及びユーザの受信データの利用履歴に関す
る情報に基づいて、ユーザの受信データに対する嗜好性
を判別し、その判別結果及びデータの受信状態に基づい
て、ユーザに対して提供する情報を生成するように構成
した。これにより、例えば、あるデータ(テレビジョン
放送データ等)の受信が正常に行なえなくなった場合、
ユーザの嗜好に合致したデータ(ネットワーク上のデー
タ等)に関する情報をユーザに提供することができ、ユ
ーザは、このデータを利用することが可能となる。
【0112】具体的には例えば、受信C/Nが低下し、
テレビジョン放送による番組映像を正常に表示すること
が不可能、或いは困難となった場合、これをトリガーと
して、その映像の代替となり、且つユーザの嗜好に合致
したインターネット等のネットワーク上の関連ホームペ
ージ情報を提供することが可能となる。このとき、その
低階層映像をも合わせて提供することも可能である。
【0113】また、番組のジャンルに関する情報や、番
組の内容に関する情報として、例えば、“団法人 日本
電波産業会 標準規格 ARIB STD−B10「ディジタル放
送に使用する番組配列情報」”に記載される情報を適用
した場合、そのPSI(Program Specific Information)
やSI情報に関しては、ディジタルテレビジョン(DT
V)放送において、定常的に送信される情報であるた
め、本発明を実現するために必要な特別な情報を当該テ
レビジョン放送中に多重化して放送する必要がない。こ
れにより、放送事業者(情報提供者側)の送出システム
の負荷は非常に軽微なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した
データ受信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記データ受信装置を含むシステムの構成を示
すブロック図である。
【図3】上記データ受信装置で生成される視聴履歴管理
テーブルを説明するための図である。
【図4】上記視聴履歴管理テーブルの生成処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図5】上記データ受信装置のリモートコントローラを
説明するための図である。
【図6】上記データ受信装置の操作部を説明するための
図である。
【図7】上記データ受信装置の特徴とする動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】上記データ受信装置の特徴とする動作におい
て、ユーザの嗜好性を判断する処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図9】上記データ受信装置で表示されるUI画面の一
例を説明するための図である。
【図10】上記データ受信装置で表示されるUI画面の
他の例を説明するための図である。
【図11】第2の実施の形態において、上記データ受信
装置の特徴とする動作を説明するためのフローチャート
である。
【図12】上記データ受信装置で表示されるUI画面の
一例を説明するための図である。
【図13】上記データ受信装置で表示されるUI画面の
他の例を説明するための図である。
【図14】上記データ受信装置の機能をコンピュータに
実現させるためのプログラムをコンピュータ読出可能な
記憶媒体から読み出して実行する当該コンピュータの構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 データ受信装置 101 アンテナ 102 放送受信部 103 TSデコーダ 104 ビデオデコーダ 105 オーディオデコーダ 106 セクションデコーダ 107 画面制御部 108 音声制御部 109 表示部 110 スピーカ 111 外部出力端子 112 通信部 114 メモリ(1) 115 データ一時記憶部 116 メモリ(2) 117 履歴データ管理部 118 CPU 119 視聴履歴管理部 122 キーワード検出部 123 嗜好性判別部 124 アプリケーション判別部 125 UI画面構成部 126 機器制御部 127 操作部 128 受光部 129 リモートコントローラ(リモコン) 201 放送事業者 202 衛星 207 通信回線網 208 サービスプロバイダ 209 インターネット 210(1)〜210(3) サーバ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータを受信して処理するデータ
    処理装置であって、 上記受信データに関する情報、及びユーザの上記受信デ
    ータの利用履歴に関する情報に基づいて、当該ユーザの
    上記受信データに対する嗜好性を判別する嗜好性判別手
    段と、 上記データの受信状態、上記受信データに関する情報、
    及び上記嗜好性判別手段による判別結果に基づいて、上
    記ユーザに対して提供する情報を生成する提供情報生成
    手段とを備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 上記提供情報生成手段は、上記嗜好性判
    別手段による判別結果に基づいて、上記受信データに関
    する情報の中から該当する情報を選択して提供すること
    を特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 上記データの受信状態情報は、データ受
    信時のエラー訂正率情報を含むことを特徴とする請求項
    1記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 上記受信データは、ネットワークを介し
    て送信されてくるデータ、及びテレビジョン放送データ
    を含むことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装
    置。
  5. 【請求項5】 上記受信データに関する情報は、テレビ
    ジョン放送において、番組のジャンルに関する情報、番
    組の内容に関する情報、及び番組名称情報の少なくとも
    何れかの情報を含むことを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ処理装置。
  6. 【請求項6】 上記受信データの利用履歴に関する情報
    は、データの利用日時情報及び利用回数情報の少なくと
    も何れかを含むことを特徴とする請求項1記載のデータ
    処理装置。
  7. 【請求項7】 複数の機器が互いに通信可能に接続され
    てなるデータ処理システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜6の何れかに記載のデータ処理装置の機能を有する
    ことを特徴とするデータ処理システム。
  8. 【請求項8】 外部より送信されてくる複数のデータを
    受信して処理するためのデータ処理方法であって、 上記受信データに関する情報、及びユーザの上記受信デ
    ータの利用履歴に関する情報に基づいて、当該ユーザの
    上記受信データに対する嗜好性を判別する嗜好性判別ス
    テップと、 上記データの受信状態、上記受信データに関する情報、
    及び上記嗜好性判別ステップによる判別結果に基づい
    て、上記ユーザに対して提供する情報を生成する提供情
    報生成ステップとを含むことを特徴とするデータ処理方
    法。
  9. 【請求項9】 外部より送信されてくる複数のデータを
    受信して処理するためのデータ処理方法であって、 上記送信されてくるデータの受信状態を監視する受信状
    態監視ステップと、 上記データに関連する情報を取得して予め蓄積する関連
    情報蓄積ステップと、 ユーザの上記データの利用履歴情報を記憶する利用履歴
    情報記憶ステップと、 上記関連情報蓄積ステップによる蓄積情報、及び上記利
    用履歴情報記憶ステップによる記憶情報に基づいて、上
    記ユーザの上記データに関連する情報に対する嗜好性を
    判別する嗜好性判別ステップと、 上記受信状態監視ステップによる監視結果、上記関連情
    報蓄積ステップによる蓄積情報、及び嗜好性判別ステッ
    プによる判別結果に基づいて、上記データに関連する情
    報のリンク情報を生成して上記ユーザに提示する情報提
    示ステップとを含むことを特徴とするデータ処理方法。
  10. 【請求項10】 外部より送信されてくる複数のデータ
    を受信して処理するためのデータ処理方法であって、 上記送信されてくるデータの受信状態を監視する受信状
    態監視ステップと、 上記データに関連する情報を取得して予め蓄積する関連
    情報蓄積ステップと、 ユーザの上記データの利用履歴情報を記憶する利用履歴
    情報記憶ステップと、 上記関連情報蓄積ステップによる蓄積情報、及び上記利
    用履歴情報記憶ステップによる記憶情報に基づいて、上
    記ユーザの上記データに関連する情報に対する嗜好性を
    判別する嗜好性判別ステップと、 上記受信状態監視ステップによる監視結果、上記関連情
    報蓄積ステップによる蓄積情報、及び嗜好性判別ステッ
    プによる判別結果に基づいて、上記データに関連する情
    報の中から上記ユーザに対して該当する情報を選択して
    上記ユーザに提示する情報提示ステップとを含むことを
    特徴とするデータ処理方法。
  11. 【請求項11】 上記データは、テレビジョン放送デー
    タを含み、 上記受信状態監視ステップは、テレビジョン放送波受信
    時のエラー訂正率により受信状態を監視するステップを
    含むことを特徴とする請求項9又は10記載のデータ処
    理方法。
  12. 【請求項12】 上記データに関する情報は、インター
    ネット上の情報を含むことを特徴とする請求項9又は1
    0記載のデータ処理方法。
  13. 【請求項13】 上記データに関する情報は、テレビジ
    ョン放送における番組のジャンルに関する情報、及び番
    組の内容に関する情報の少なくとも何れかを含むことを
    特徴とする請求項9又は10記載のデータ処理方法。
  14. 【請求項14】 上記番組の内容に関する情報は、番組
    名称及び番組出演者名称の少なくとも何れかの情報を含
    むことを特徴とする請求項13記載のデータ処理方法。
  15. 【請求項15】 上記利用履歴情報は、テレビジョン放
    送番組における視聴日付及び時間に関する情報を含むこ
    とを特徴とする請求項9又は10記載のデータ処理方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項1〜6の何れかに記載のデータ
    処理装置の機能、又は請求項7記載のデータ処理システ
    ムの機能をコンピュータに実現させるためのプログラム
    を記録したコンピュータ読出可能な記憶媒体。
  17. 【請求項17】 請求項8〜15の何れかに記載のデー
    タ処理方法の処理ステップをコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記
    憶媒体。
  18. 【請求項18】 請求項1〜6の何れかに記載のデータ
    処理装置の機能、又は請求項7記載のデータ処理システ
    ムの機能をコンピュータに実現させるためのプログラ
    ム。
  19. 【請求項19】 請求項8〜15の何れかに記載のデー
    タ処理方法の処理ステップをコンピュータに実行させる
    ためのプログラム。
JP2002010444A 2002-01-18 2002-01-18 データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、記憶媒体、及びプログラム Pending JP2003219299A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002010444A JP2003219299A (ja) 2002-01-18 2002-01-18 データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、記憶媒体、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002010444A JP2003219299A (ja) 2002-01-18 2002-01-18 データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、記憶媒体、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003219299A true JP2003219299A (ja) 2003-07-31

Family

ID=27648187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002010444A Pending JP2003219299A (ja) 2002-01-18 2002-01-18 データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、記憶媒体、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003219299A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005260758A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Hitachi Ltd 携帯端末、ディジタルデータ配信サーバ、及びデータ送/受信システム
JP2005286743A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Sanyo Electric Co Ltd ディジタル放送受信装置
WO2005114993A1 (ja) * 2004-05-21 2005-12-01 Sanyo Electric Co., Ltd. ディジタル放送受信装置
JP2016111466A (ja) * 2014-12-04 2016-06-20 シャープ株式会社 受信装置、放送システム、受信方法、及びプログラム
JP2018509012A (ja) * 2015-01-21 2018-03-29 ロヴィ ガイズ, インコーポレイテッド 選択されたメディアアセットに対するアクチュエータの機能性を自動的に修正するためのシステムおよび方法
JP2018182762A (ja) * 2018-08-09 2018-11-15 シャープ株式会社 受信装置、テレビジョン装置、記憶媒体、受信方法、及びプログラム
JP2019062549A (ja) * 2018-11-27 2019-04-18 シャープ株式会社 受信装置、テレビジョン装置、記憶媒体、受信方法、及びプログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005260758A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Hitachi Ltd 携帯端末、ディジタルデータ配信サーバ、及びデータ送/受信システム
JP2005286743A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Sanyo Electric Co Ltd ディジタル放送受信装置
WO2005114993A1 (ja) * 2004-05-21 2005-12-01 Sanyo Electric Co., Ltd. ディジタル放送受信装置
JP2016111466A (ja) * 2014-12-04 2016-06-20 シャープ株式会社 受信装置、放送システム、受信方法、及びプログラム
JP2018509012A (ja) * 2015-01-21 2018-03-29 ロヴィ ガイズ, インコーポレイテッド 選択されたメディアアセットに対するアクチュエータの機能性を自動的に修正するためのシステムおよび方法
JP2018182762A (ja) * 2018-08-09 2018-11-15 シャープ株式会社 受信装置、テレビジョン装置、記憶媒体、受信方法、及びプログラム
JP2019062549A (ja) * 2018-11-27 2019-04-18 シャープ株式会社 受信装置、テレビジョン装置、記憶媒体、受信方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6798971B2 (en) Systems and methods for providing continuous recording of repeating programming
KR100754676B1 (ko) 디지털 방송 수신 단말기의 전자 프로그램 가이드 데이터관리 장치 및 방법
EP1631070A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and computer program
JP6043089B2 (ja) 放送通信連携受信装置
KR20040101266A (ko) 개인용 광고방송 채널을 형성하기 위한 방법 및 장치
US20080216117A1 (en) Method and apparatus for collecting user interest information
US7057669B2 (en) Language displaying apparatus for digital TV and method for the same
KR100416553B1 (ko) 일렉트로닉 프로그램 가이드 정보 표시 제어 방법 및 장치
KR101002838B1 (ko) 영상표시기기 및 그 컨텐츠 운용방법
KR101371016B1 (ko) 보조 채널을 이용한 방송 송수신 방법 및 장치
JP2003219299A (ja) データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、記憶媒体、及びプログラム
US20030115596A1 (en) Commercial distribution system, commercial processing apparatus, commercial processing method, and commercial processing program
JPWO2008090799A1 (ja) テレビ情報処理装置、テレビ番組情報表示プログラムおよびウェブ・テレビ連携方法
JP7676622B2 (ja) コンテンツ保護処理方法
EP1641265A2 (en) Method and apparatus for storing digital broadcasting data
US20070073900A1 (en) Parsing apparatus and method for shortening download time delay of data broadcasting application
JP7691405B2 (ja) コンテンツ保護処理方法
KR101422010B1 (ko) 방송 수신기 및 방송 프로그램 검색 방법
KR101333483B1 (ko) 광고정보를 제공하는 방송 수신기 및 그의 동작 방법
US20120263431A1 (en) Video content reproduction apparatus and method of displaying content information
JP3594524B2 (ja) ディジタル放送受信装置
JP7688091B2 (ja) コンテンツ保護処理方法
KR20000034372A (ko) 디지탈 텔레비젼의 예약 모드 실행 방법
KR101102392B1 (ko) 시청률 정보를 이용한 텔레비젼의 튜닝 시스템 및 방법
KR100860173B1 (ko) 채널설정정보 공유 장치 및 방법