JP2003026556A - Tooth paste composition - Google Patents
Tooth paste compositionInfo
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- JP2003026556A JP2003026556A JP2001210708A JP2001210708A JP2003026556A JP 2003026556 A JP2003026556 A JP 2003026556A JP 2001210708 A JP2001210708 A JP 2001210708A JP 2001210708 A JP2001210708 A JP 2001210708A JP 2003026556 A JP2003026556 A JP 2003026556A
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Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯の象牙質知覚過
敏症を有効に予防し、治療することができる歯磨組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】象牙質
知覚過敏症とは、歯のエナメル質又はセメント質が消失
して象牙質が露出し、この象牙質に温度的、化学的、機
械的などの外来刺激が与えられることによって、一過性
の非常に不快な痛みを生じるものである。この原因は、
象牙細管を通じて神経が刺激されるためと考えられてお
り、歯磨剤などの口腔衛生製品による予防策としては、
象牙細管を封鎖させたり、神経を鈍麻させるといった方
法がなされている。象牙細管を封鎖させるものとしては
特開昭61−36212号公報、神経を鈍麻させるもの
として米国特許第3863006号に記載の方法などが
ある。また、象牙質知覚過敏症を予防する歯磨剤とし
て、乳酸アルミニウムを配合したデリケート(サンスタ
ー(株))やシュミテクト(アース製薬(株))等が市
販されている。
【0003】象牙質知覚過敏を発症すると、例えば甘味
や酸味の強い果物を食べた時、冷たい水を飲んだ時、歯
磨をした時などに痛みを感じるため、日常の食生活や口
腔衛生の維持に多くの悪影響を与えるものである。
【0004】しかしながら、これらの痛みの低減、除去
を目的として前述したような方法が提案されているが、
それらの方法を用いても、痛みの低減、除去には通常1
ヶ月以上の期間を要し、発症者の苦痛を伴っているのが
現状である。
【0005】従って、短期間で痛みを低減、除去でき
る、より優れた知覚過敏症の予防、治療効果を有する口
腔用組成物が強く望まれている。
【0006】一方、歯磨に使用される研磨剤としては微
粉末ケイ酸、炭酸カルシウム、第2リン酸カルシウム、
水酸化アルミニウム等があるが、近年、フッ素配合歯磨
が主流になりつつあり、上記研磨剤のうちフッ素との相
容性に最も優れた微粉末ケイ酸が研磨剤の主流となって
おり、これを配合した種々の歯磨剤の開発が重要となっ
ている。
【0007】しかしながら、微粉末ケイ酸は4.5〜
5.0のモース硬度を有するため、研磨力が高すぎる欠
点を有する。また、象牙質知覚過敏症者の場合、象牙質
が露出しているため、この高い研磨力はより重大な欠点
となる。
【0008】この欠点をカバーするため、歯牙を損傷さ
せない適度な研磨性を有する研磨剤としてジルコニウム
結合ケイ酸塩が提案されている(特公昭62−3472
1号公報、特公平4−35402号公報)。しかしなが
ら、この研磨剤を用いて、象牙細管の封鎖効果を有する
乳酸アルミニウムを配合した歯磨剤を調製すると、知覚
過敏の予防効果を消失するという欠点を有していた。
【0009】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
研磨剤として微粉末ケイ酸を配合し、知覚過敏予防効果
が飛躍的に優れた歯磨組成物を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った
結果、ジルコニウムがZrO2としてSiO2に対し1.
5〜3.5質量%の範囲で結合し、900℃で1時間焼
成した場合のX線回折角2θ=21〜23°(d=4.
07〜4.09)と2θ=35〜37°(d=2.48
〜2.50)に回折ピークを有し、かつ5質量%スラリ
ーのpHが8.8〜10.5である合成無定形ケイ酸塩
を研磨剤として、及び乳酸アルミニウムを知覚過敏予防
の有効成分として配合した歯磨組成物が上記目的を達成
でき、優れた知覚過敏症の予防、治療効果を与えること
を知見し、本発明をなすに至ったものである。
【0011】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の歯磨組成物は、ジルコニウムがZrO2として
SiO2に対し1.5〜3.5%(質量百分率、以下同
じ)の範囲で結合し、900℃で1時間焼成した場合の
X線回折角2θ=21〜23°(d=4.07〜4.0
9)と2θ=35〜37°(d=2.48〜2.50)
に回折ピークを有し、かつ5%スラリーのpHが8.8
〜10.5である合成無定形ケイ酸塩を研磨剤として含
有するものである。
【0012】この場合、5%スラリーのpHが8.8よ
り低いものはフッ素との相容性に劣り、pHが10.5
より高いと香味への悪影響が発現し、使用感の低下とい
う不利が生じる。
【0013】上記ケイ酸塩としては、その一次平均粒子
径が0.01〜0.5μm、凝集粒子径が1.5〜30
μmのものが好ましく使用される。また、そのBET比
表面積は5〜800m2/gであるものが好ましい。
【0014】上記ケイ酸塩を製造する方法は、特に限定
されるものではないが、例えば、反応槽に予め水溶性ア
ルカリ金属ケイ酸塩を仕込んでおき、これに水溶性ジル
コニウム塩及び鉱酸を添加し、得られたウェットケーキ
を数倍量の水に分散させ洗浄する際に、このスラリーp
Hを調整するという方法を採用することができる。
【0015】本研磨剤の歯磨への配合量は必ずしも制限
されないが、通常、組成物全体の1〜50%、好ましく
は5〜40%である。
【0016】また、本発明の歯磨組成物には、知覚過敏
予防成分として、乳酸アルミニウムを配合する。この場
合の配合量は、可溶化されたものが組成物全体の0.0
1〜10%、特に0.1〜5%であることが好ましい。
0.01%より少ないと、期待される効果が得られない
場合があり、10%を超えると使用感が低下するおそれ
がある。
【0017】更に、知覚過敏症の予防、治療効果を相加
的に向上させる成分として、硝酸カリウムを組成物全体
の0.005〜20%、特に0.1〜7%配合すること
が可能である。
【0018】本発明の歯磨組成物は、上記ケイ酸塩及び
乳酸アルミニウムに加えて、研磨剤、粘稠剤、粘結剤、
界面活性剤、甘味剤、防腐剤、有効成分、色素、香料等
を配合でき、これら成分と水とを混合し、製造できる。
【0019】研磨剤としては、上記ケイ酸塩に加えて以
下の1種類以上のものと組み合わせて使用することが可
能である。即ち、かかる研磨剤として、シリカゲル、沈
降性シリカ、火成性シリカ、アルミノシリケート、ジル
コノシリケート等のシリカ系研磨剤、第2リン酸カルシ
ウム2水和物、第2リン酸カルシウム無水和物、ピロリ
ン酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、2酸
化チタン、結晶性ジルコニウムシリケート、ポリメチル
メタアクリレート、不溶性メタリン酸カルシウム、軽質
炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、第3リン酸マグネシウム、ゼオライト、ケイ酸ジル
コニウム、第3リン酸カルシウム、ハイドロキシアパタ
イト、フルオロアパタイト、カルシウム欠損アパタイ
ト、第4リン酸カルシウム、第8リン酸カルシウム、合
成樹脂系研磨剤などが挙げられる。
【0020】粘稠剤としては、グリセリン、ソルビッ
ト、プロピレングリコール、分子量200〜6000の
ポリエチレングリコール、エチレングリコール、還元で
んぷん糖化物等の多価アルコール等の1種又は2種以上
が使用できる。
【0021】粘結剤としては、キサンタンガム、アルギ
ン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン
酸プロピレングリコールエステル、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセ
ルロース、カラギーナン、カーボポール、グアガム、ゼ
ラチン、アビセル、モンモリロナイト、カオリン、ベン
トナイト等の無機粘結剤等が挙げられる。
【0022】界面活性剤としては、アニオン界面活性
剤、カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤等が挙げ
られ、具体的にはラウリル硫酸ナトリウム、N−ラウロ
イルタウリンナトリウム、N−アシルサルコシネート、
α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、N−アシルグル
タメート、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、N−アシ
ルタウレート、ショ糖脂肪酸エステル、アルキロールア
マイド、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレー
ト、プルロニック、ラウリン酸デカグリセリル等が挙げ
られる。
【0023】甘味剤としては、サッカリンナトリウム、
アスパルテーム、ステビオサイド、ステビアエキス、パ
ラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペリジル
ジヒドロカルコン、ペリラルチン等、防腐剤としては、
ブチルパラベン、エチルパラベン等のパラベン類、パラ
オキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム等が挙げ
られる。
【0024】各種有効成分としては、フッ化ナトリウ
ム、フッ化カリウム、フッ化第1錫、フッ化ストロンチ
ウム、モノフルオロリン酸ナトリウム等のフッ化物、正
リン酸のカリウム塩、ナトリウム塩等の水溶性リン酸化
合物、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、ヒ
ノキチオール、アスコルビン酸、塩化リゾチーム、グリ
チルリチン酸及びその塩類、塩化ナトリウム、トラネキ
サム酸、イプシロンアミノカプロン酸、酢酸dl−トコ
フェロール、ジヒドロコレステロール、α−ビサボロー
ル、イソプロピルメチルフェノール、クロルヘキシジン
塩類、トリクロサン、ビオゾール、塩化セチルピリジニ
ウム、アズレン、グリチルレチン、グリチルレチン酸、
銅クロロフィリンナトリウム、クロロフィル、グリセロ
ホスフェートなどのキレート性リン酸化合物、グルコン
酸銅等の銅化合物、塩化ストロンチウム、ベルベリン、
ヒドロキサム酸及びその誘導体、トリポリリン酸ナトリ
ウム、ゼオライト、メトキシエチレン、無水マレイン酸
共重合体、ポリビニルピロリドン、エピジヒドロコレス
テリン、塩化ベンゼトニウム、塩化ナトリウム、ジヒド
ロコレステロール、トリクロロカルバニリド、クエン酸
亜鉛、トウキ軟エキス、オウバクエキス、カミツレ、チ
ョウジ、ローズマリー、オウゴン、ベニバナ等の抽出物
などが挙げられる。
【0025】香料としては、ペパーミント油、スペアミ
ント油、アニス油、ユーカリ油、ウインターグリーン
油、カシア油、クローブ油、タイム油、セージ油、レモ
ン油、オレンジ油、ハッカ油、カルダモン油、コリアン
ダー油、マンダリン油、ライム油、ラベンダー油、ロー
ズマリー油、ローレル油、カモミル油、キャラウェイ
油、マジョラム油、ベイ油、レモングラス油、オリガナ
ム油、パインニードル油、ネロリ油、ローズ油、ジャス
ミン油、イリスコンクリート、アブソリュートペパーミ
ント、アブソリュートローズ、オレンジフラワー等の天
然香料、及び、これら天然香料の加工処理(前溜部カッ
ト、後溜部カット、分留、液液抽出、エッセンス化、粉
末香料化等)した香料、及び、メントール、カルボン、
アネトール、シネオール、サリチル酸メチル、シンナミ
ックアルデヒド、オイゲノール、3,1−メントキシプ
ロパン−1,2−ジオール、チモール、リナロール、リ
ナリールアセテート、リモネン、メントン、メンチルア
セテート、N−置換−パラメンタン−3−カルボキサミ
ド、ピネン、オクチルアルデヒド、シトラール、プレゴ
ン、カルビールアセテート、アニスアルデヒド、エチル
アセテート、エチルブチレート、アリルシクロヘキサン
プロピオネート、メチルアンスラニレート、エチルメチ
ルフェニルグリシデート、バニリン、ウンデカラクト
ン、ヘキサナール、エチルアルコール、プロピルアルコ
ール、ブタノール、イソアミルアルコール、ヘキセノー
ル、ジメチルサルファイド、シクロテン、フルフラー
ル、トリメチルピラジン、エチルラクテート、エチルチ
オアセテート等の単品香料、更に、ストロベリーフレー
バー、アップルフレーバー、バナナフレーバー、パイナ
ップルフレーバー、グレープフレーバー、マンゴーフレ
ーバー、バターフレーバー、ミルクフレーバー、フルー
ツミックスフレーバー、トロピカルフルーツフレーバー
等の調合香料等、口腔用組成物に用いられる公知の香料
素材を使用することができ、実施例の香料に限定されな
い。
【0026】また、配合量も特に限定されないが、上記
の香料素材は、製剤組成中に0.000001〜1%使
用するのが好ましい。また、上記香料素材を使用した賦
香用香料としては、製剤組成中に0.1〜2%使用する
のが好ましい。
【0027】着色剤としては青色1号、黄色4号、緑色
3号等が例示される。なお、これら成分の配合量は、本
発明の効果を妨げない範囲で通常量とすることができ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明の歯磨組成物は、知覚過敏症の予
防、治療効果を有する。
【0029】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。なお、下記の例において%は質量百分率
を示す。
【0030】[実施例1〜4、比較例1〜3]表1に示
す研磨剤を用いて、表2に示す各組成の歯磨組成物を調
製した。次に、歯磨後の水すすぎ時に一過性の痛みを有
し、水すすぎができず、通常はぬるま湯によりすすぎを
行っている知覚過敏症の有症者をパネルとして、下記の
基準、方法により知覚過敏症の改善効果を評価した。な
お、水すすぎに使用した水の温度は10℃のものを用い
た。結果を表2に示す。
[試験方法]前述の条件に合致する知覚過敏有症者を各
5名づつ群分けし、表2に示す各組成の歯磨を1日2回
(起床時、就寝時)、1週間使用してもらい、1週間後
の水すすぎ(10℃)時の痛みを下記の基準で評価し
た。試験開始前の痛みは、全パネルで下記基準の1点で
あった。
[痛み評価基準]
1点:非常に痛みが強い
2点:かなり痛みが強い
3点:やや痛みがある
4点:わずかに痛みがある
5点:全く痛みがない
【0031】
【表1】
注:研磨剤A〜Cは、900℃で1時間焼成した場合の
X線回折角2θ=21〜23°(d=4.07〜4.0
9)と2θ=35〜37°(d=2.48〜2.50)
に回折ピークを有するものであった。研磨剤D〜Fは、
回折ピークを有さないものであった。
【0032】
【表2】【0033】表2に示したように、本発明の研磨剤及び
乳酸アルミニウムを配合した歯磨組成物は、知覚過敏症
者の痛みを著しく改善することがわかった。
【0034】
[実施例4]
研磨剤A 15%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.75
乳酸アルミニウム 2.0
硝酸カリウム 3.0
プロピレングリコール 3.0
カラギーナン 0.8
ヒドロキシメチルセルロース 0.4
水酸化ナトリウム 0.5
グリセリン 30
ラウリル硫酸ナトリウム 0.5
サッカリンナトリウム 0.02
香料 0.8精製水 残
計 100.0%
【0035】
[実施例5]
研磨剤B 12%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.73
乳酸アルミニウム 3.0
硝酸カリウム 5.0
トラネキサム酸 1.0
プロピレングリコール 3.0
カラギーナン 0.7
キサンタンガム 0.6
グリセリン 30
水酸化ナトリウム 0.5
ラウリル硫酸ナトリウム 0.9
サッカリンナトリウム 0.02
香料 0.8精製水 残
計 100.0%
【0036】
[実施例6]
研磨剤B 18%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.75
乳酸アルミニウム 2.0
硝酸カリウム 5.0
酢酸dl−トコフェロール 0.5
プロピレングリコール 3.0
カラギーナン 0.2
ヒドロキシメチルセルロース 0.5
キサンタンガム 0.3
ソルビット 30
水酸化ナトリウム 0.6
ラウリル硫酸ナトリウム 1.8
サッカリンナトリウム 0.15
香料 1.4精製水 残
計 100.0%
【0037】
[実施例7]
研磨剤C 12%
フッ化ナトリウム 0.2
乳酸アルミニウム 2.0
硝酸カリウム 3.0
トリクロサン 0.3
プロピレングリコール 2.0
ポリエチレングリコール400 1.0
カラギーナン 0.7
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.5
ソルビット 30
水酸化ナトリウム 0.5
ラウリル硫酸ナトリウム 1.2
サッカリンナトリウム 0.18
香料 1.1精製水 残
計 100.0%
【0038】
[実施例8]
研磨剤A 10%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.75
乳酸アルミニウム 5.0
硝酸カリウム 5.0
プロピレングリコール 3.0
カラギーナン 0.8
ヒドロキシメチルセルロース 0.4
ソルビット 28
水酸化ナトリウム 1.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.5
サッカリンナトリウム 0.1
香料 1.2精製水 残
計 100.0%
【0039】
[実施例9]
研磨剤B 12%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.75
乳酸アルミニウム 3.0
塩化セチルピリジニウム 0.3
プロピレングリコール 3.0
リン酸水素2ナトリウム 0.5
カラギーナン 0.8
ヒドロキシメチルセルロース 0.4
ソルビット 34
水酸化ナトリウム 0.5
ラウリル硫酸ナトリウム 1.0
サッカリンナトリウム 0.1
香料 1.2精製水 残
計 100.0%
【0040】
[実施例10]
研磨剤A 10%
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.75
乳酸アルミニウム 2.0
硝酸カリウム 5.0
塩化ナトリウム 5.0
プロピレングリコール 3.0
カラギーナン 0.6
キサンタンガム 0.6
ソルビット 35
水酸化ナトリウム 0.5
ラウリル硫酸ナトリウム 1.3
サッカリンナトリウム 0.15
香料 1.2精製水 残
計 100.0%
【0041】[参考例]本発明に係るジルコニウム結合
合成無定形ケイ酸塩を下記方法で製造した。150mm
φタービン翼を有する撹拌機を設けた20L容邪魔板付
き反応容器に、10%ケイ酸ナトリウム(Na2O・
3.14SiO2)水溶液10kgを入れ、反応温度を
90℃に保持し、これに塩化ナトリウム105gを混合
し、更に表1のような割合になるように、オキシ塩化ジ
ルコニウム溶液(ZrO2:21.6%)と10%硫酸
の混合溶液を添加し、次いで10%硫酸をpH7.0に
なるまで添加した。次に、生成したスラリーを濾過し、
得られたウェットケーキをリパルプした。このリパルプ
時に10%硫酸を添加してスラリーpHを8.0に調整
した。その後、濾過・乾燥・粉砕した。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a dentifrice composition which can effectively prevent and treat dental dentin hypersensitivity. 2. Description of the Related Art Dentin hypersensitivity is a phenomenon in which the enamel or cementum of a tooth is lost and dentin is exposed, and the dentin is exposed to heat and chemicals. When a mechanical exogenous stimulus is given, it causes temporary very unpleasant pain. This is because
It is thought that nerves are stimulated through dentinal tubules, and as a preventive measure with oral hygiene products such as dentifrice,
Methods have been used to block ivory tubules and blunt the nerves. Japanese Patent Application Laid-Open No. 61-36212 discloses a method for blocking dentinal tubules, and a method described in U.S. Pat. No. 3,863,006 for dulling nerves. As dentifrices for preventing dentin hypersensitivity, delicate (Sunstar Co., Ltd.) and Schmitect (Earth Pharmaceutical Co., Ltd.) containing aluminum lactate are commercially available. [0003] When dentin hypersensitivity develops, for example, when eating a sweet or sour fruit, drinking cold water, or brushing teeth, the patient feels pain. Has many adverse effects on [0004] However, the above-mentioned methods have been proposed for the purpose of reducing and eliminating these pains.
Even with these methods, pain reduction and elimination usually require 1
At present, it requires a period of more than a month and is accompanied by pain of the affected person. [0005] Accordingly, there is a strong demand for a composition for the oral cavity which can reduce and eliminate pain in a short period of time and has a more excellent effect of preventing and treating hyperesthesia. On the other hand, abrasives used for toothpaste include finely divided silica, calcium carbonate, dibasic calcium phosphate,
Although there is aluminum hydroxide and the like, in recent years, fluorine-containing toothpaste is becoming mainstream, and among the above-mentioned abrasives, fine powdered silica having the best compatibility with fluorine has become the mainstream of abrasives. It has become important to develop various dentifrices containing. However, the fine silica powder is 4.5 to 4.5.
Since it has a Mohs hardness of 5.0, it has the disadvantage that the polishing power is too high. Also, in the case of hypersensitive dentin, this high abrasive power is a more serious drawback because the dentin is exposed. In order to cover this drawback, zirconium-bonded silicate has been proposed as an abrasive having an appropriate abrasiveness without damaging the teeth (Japanese Patent Publication No. 62-3472).
No. 1, Japanese Patent Publication No. 4-35402). However, when using this abrasive to prepare a dentifrice containing aluminum lactate having an effect of blocking dentinal tubules, there is a disadvantage that the effect of preventing hypersensitivity is lost. The present invention has been made in view of the above circumstances,
An object of the present invention is to provide a dentifrice composition in which fine silicic acid is blended as an abrasive, and the effect of preventing hyperesthesia is remarkably excellent. [0010] [Means for Solving the Problems and DESCRIPTION OF THE INVENTION The present inventors have, as a result of intensive investigations to achieve the above object, zirconium respect SiO 2 as ZrO 2 1.
X-ray diffraction angle 2θ = 21 to 23 ° (d = 4. 3%) when bound in the range of 5 to 3.5% by mass and fired at 900 ° C for 1 hour.
07-4.09) and 2θ = 35-37 ° (d = 2.48)
-2.50), a synthetic amorphous silicate having a pH of 8.8 to 10.5 having a diffraction peak of 5% by mass as a slurry, and aluminum lactate as an active ingredient for preventing hyperesthesia. The present inventors have found that a dentifrice composition formulated as the above can achieve the above-mentioned object and provide excellent preventive and therapeutic effects for hyperesthesia, and have accomplished the present invention. Hereinafter, the present invention will be described in more detail.
Dentifrice composition of the present invention, zirconium bound in the range of 1.5 to 3.5% with respect to SiO 2 as ZrO 2 (mass percentage, hereinafter the same), in the case of baked 1 hour at 900 ° C. X Senkai Angle 2θ = 21-23 ° (d = 4.07-4.0)
9) and 2θ = 35-37 ° (d = 2.48-2.50)
And the pH of the 5% slurry was 8.8.
~ 10.5 synthetic amorphous silicate as an abrasive. In this case, a 5% slurry having a pH lower than 8.8 has poor compatibility with fluorine and has a pH of 10.5.
If it is higher, an adverse effect is exerted on the flavor, resulting in a disadvantage that the feeling of use is lowered. The silicate has a primary average particle size of 0.01 to 0.5 μm and an aggregated particle size of 1.5 to 30 μm.
μm is preferably used. Further, the one having a BET specific surface area of 5 to 800 m 2 / g is preferable. The method for producing the silicate is not particularly limited. For example, a water-soluble alkali metal silicate is charged in a reaction vessel in advance, and a water-soluble zirconium salt and a mineral acid are added thereto. When the obtained wet cake is dispersed in several times the amount of water and washed, the slurry p
A method of adjusting H can be adopted. The amount of the present abrasive in toothpaste is not necessarily limited, but is usually 1 to 50%, preferably 5 to 40% of the whole composition. The dentifrice composition of the present invention contains aluminum lactate as a component for preventing hypersensitivity. In this case, the amount of the solubilized component is 0.0% of the total composition.
It is preferably from 1 to 10%, particularly preferably from 0.1 to 5%.
If it is less than 0.01%, the expected effect may not be obtained, and if it exceeds 10%, the feeling of use may be reduced. Further, potassium nitrate may be added as a component for additionally improving the effect of preventing and treating hypersensitivity to 0.005 to 20%, particularly 0.1 to 7% of the total composition. . The dentifrice composition of the present invention comprises, in addition to the above silicate and aluminum lactate, an abrasive, a thickener, a binder,
Surfactants, sweeteners, preservatives, active ingredients, pigments, fragrances and the like can be blended, and these components can be mixed with water to produce. As the abrasive, it is possible to use in combination with one or more of the following in addition to the above silicate. That is, as such abrasives, silica-based abrasives such as silica gel, precipitated silica, igneous silica, aluminosilicate, zirconosilicate, dibasic calcium phosphate dihydrate, dibasic calcium phosphate anhydrate, calcium pyrophosphate, water Aluminum oxide, alumina, titanium dioxide, crystalline zirconium silicate, polymethyl methacrylate, insoluble calcium metaphosphate, light calcium carbonate, heavy calcium carbonate, magnesium carbonate, magnesium triphosphate, zeolite, zirconium silicate, calcium triphosphate , Hydroxyapatite, fluoroapatite, calcium-deficient apatite, quaternary calcium phosphate, octacalcium phosphate, synthetic resin abrasives and the like. As the thickener, one or two or more of glycerin, sorbitol, propylene glycol, polyethylene glycol having a molecular weight of 200 to 6000, polyhydric alcohols such as reduced starch saccharified products and the like can be used. Examples of the binder include xanthan gum, sodium alginate, sodium polyacrylate, propylene glycol alginate, carboxymethyl cellulose, polyvinyl alcohol, hydroxyethyl cellulose, carrageenan, carbopol, guar gum, gelatin, Avicel, montmorillonite, kaolin, bentonite and the like. Inorganic binders and the like. Examples of the surfactant include anionic surfactants, cationic surfactants, nonionic surfactants, and the like. Specific examples include sodium lauryl sulfate, sodium N-lauroyltaurine, N-acyl sarcosinate,
α-olefin sodium sulfonate, N-acyl glutamate, 2-alkyl-N-carboxymethyl-N-
Examples include hydroxyethyl imidazolinium betaine, N-acyl taurate, sucrose fatty acid ester, alkylol amide, polyoxyethylene sorbitan monostearate, pluronic, decaglyceryl laurate and the like. As sweeteners, sodium saccharin,
Preservatives such as aspartame, stevioside, stevia extract, paramethoxycinamic aldehyde, neohesperidyl dihydrochalcone, perillartin,
Examples thereof include parabens such as butylparaben and ethylparaben, paraoxybenzoic acid esters, and sodium benzoate. Various active ingredients include fluorides such as sodium fluoride, potassium fluoride, stannous fluoride, strontium fluoride and sodium monofluorophosphate, and water-soluble compounds such as potassium and sodium phosphates of orthophosphoric acid. Phosphate compounds, allantoinchlorohydroxyaluminum, hinokitiol, ascorbic acid, lysozyme chloride, glycyrrhizic acid and salts thereof, sodium chloride, tranexamic acid, epsilon aminocaproic acid, dl-tocopherol acetate, dihydrocholesterol, α-bisabolol, isopropylmethylphenol, chlorhexidine Salts, triclosan, biosol, cetylpyridinium chloride, azulene, glycyrrhetin, glycyrrhetinic acid,
Copper chlorophyllin sodium, chlorophyll, chelating phosphate compounds such as glycerophosphate, copper compounds such as copper gluconate, strontium chloride, berberine,
Hydroxamic acid and its derivatives, sodium tripolyphosphate, zeolite, methoxyethylene, maleic anhydride copolymer, polyvinylpyrrolidone, epidihydrocholesterine, benzethonium chloride, sodium chloride, dihydrocholesterol, trichlorocarbanilide, zinc citrate, touki soft Extract, oak extract, chamomile, clove, rosemary, ogre, safflower and the like. As the fragrance, peppermint oil, spearmint oil, anise oil, eucalyptus oil, winter green oil, cassia oil, clove oil, thyme oil, sage oil, lemon oil, orange oil, peppermint oil, cardamom oil, coriander oil, Mandarin oil, lime oil, lavender oil, rosemary oil, laurel oil, camomill oil, caraway oil, marjoram oil, bay oil, lemongrass oil, origanum oil, pine needle oil, neroli oil, rose oil, jasmine oil, iris Natural fragrances such as concrete, absolute peppermint, absolute rose, orange flower, etc., and processing of these natural fragrances (forehead cut, rear reservoir cut, fractionation, liquid-liquid extraction, essence, powdered fragrance, etc.) Fragrance, menthol, carvone,
Anethole, cineole, methyl salicylate, cinamic aldehyde, eugenol, 3,1-menthoxypropane-1,2-diol, thymol, linalool, linalool acetate, limonene, menthone, menthyl acetate, N-substituted-paramenthane-3- Carboxamide, pinene, octylaldehyde, citral, pulegone, carbyl acetate, anisaldehyde, ethyl acetate, ethyl butyrate, allylcyclohexanepropionate, methyl anthranilate, ethyl methylphenylglycidate, vanillin, undecalactone, hexanal, Ethyl alcohol, propyl alcohol, butanol, isoamyl alcohol, hexenol, dimethyl sulfide, cycloten, furfural, trimethylpyrazine , Ethyl lactate, ethyl thioacetate, etc., and mixed flavors such as strawberry flavor, apple flavor, banana flavor, pineapple flavor, grape flavor, mango flavor, butter flavor, milk flavor, fruit mix flavor, tropical fruit flavor, etc. In addition, known perfume materials used for oral compositions can be used, and are not limited to the perfume of the examples. The amount of the perfume material is not particularly limited, but it is preferable that the above-mentioned perfume material is used in an amount of 0.000001 to 1% in the pharmaceutical composition. Moreover, it is preferable to use 0.1 to 2% as a flavoring perfume using the above-mentioned perfume material in a pharmaceutical composition. Examples of the colorant include Blue No. 1, Yellow No. 4, Green No. 3, and the like. In addition, the compounding amount of these components can be made into a usual amount as long as the effect of the present invention is not hindered. EFFECT OF THE INVENTION The dentifrice composition of the present invention has the effect of preventing and treating hyperesthesia. EXAMPLES Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to Examples and Comparative Examples, but the present invention is not limited to the following Examples. In the following examples,% indicates mass percentage. Examples 1 to 4 and Comparative Examples 1 to 3 Using the abrasives shown in Table 1, dentifrice compositions having the compositions shown in Table 2 were prepared. Next, having a temporary pain at the time of rinsing with water after brushing the tooth, not having a rinsing with water, usually using a patient with hypersensitivity who is rinsing with lukewarm water as a panel, according to the following criteria and methods The effect of improving hyperesthesia was evaluated. The temperature of water used for water rinsing was 10 ° C. Table 2 shows the results. [Test Method] Hypersensitive individuals with the above-mentioned conditions were divided into groups of 5 each, and toothpastes of each composition shown in Table 2 were used twice a day (at wake-up and at bedtime) for one week. After one week, pain during water rinsing (10 ° C.) was evaluated according to the following criteria. The pain before the start of the test was one point of the following criteria in all panels. [Pain evaluation criteria] 1 point: very painful 2 points: considerably painful 3 points: slightly painful 4 points: slightly painful 5 points: no pain at all [Table 1] Note: Abrasives A to C have X-ray diffraction angles 2θ = 21 to 23 ° (d = 4.07 to 4.0) when baked at 900 ° C. for 1 hour.
9) and 2θ = 35-37 ° (d = 2.48-2.50)
Had a diffraction peak. Abrasives DF are
It had no diffraction peak. [Table 2] As shown in Table 2, it was found that the dentifrice composition containing the abrasive of the present invention and aluminum lactate significantly improved the pain of hypersensitive individuals. Example 4 Abrasive A 15% sodium monofluorophosphate 0.75 aluminum lactate 2.0 potassium nitrate 3.0 propylene glycol 3.0 carrageenan 0.8 hydroxymethylcellulose 0.4 sodium hydroxide 0.5 Glycerin 30 Sodium lauryl sulfate 0.5 Sodium saccharin 0.02 Fragrance 0.8 Purified water Balance 100.0% [Example 5] Abrasive B 12% Sodium monofluorophosphate 0.73 Aluminum lactate 3.0 potassium nitrate 5.0 tranexamic acid 1.0 propylene glycol 3.0 carrageenan 0.7 xanthan gum 0.6 glycerin 30 sodium 0.5 sodium lauryl sulfate hydroxide 0.9 sodium saccharin 0.02 perfume 0.8 purified water balance total 10 Example 6 Polishing Agent B 18% Sodium Monofluorophosphate 0.75 Aluminum Lactate 2.0 Potassium Nitrate 5.0 dl-Tocopherol Acetate 0.5 Propylene Glycol 3.0 Carrageenan 0.2 Hydroxy Methylcellulose 0.5 Xanthan gum 0.3 Sorbit 30 Sodium hydroxide 0.6 Sodium lauryl sulfate 1.8 Saccharin sodium 0.15 Fragrance 1.4 Purified water Balance 100.0% [Example 7] Abrasive C12 % Sodium fluoride 0.2 Aluminum lactate 2.0 Potassium nitrate 3.0 Triclosan 0.3 Propylene glycol 2.0 Polyethylene glycol 400 1.0 Carrageenan 0.7 Sodium carboxymethylcellulose 0.5 Sorbit 30 Hydroxide Thorium 0.5 1.2 Saccharin sodium 0.18 Perfume 1.1 Purified water balance Total 100.0% sodium lauryl sulfate [0038] Example 8 Sodium abrasive A 10% monofluorophosphate 0.75 aluminum lactate 5 2.0 Potassium nitrate 5.0 Propylene glycol 3.0 Carrageenan 0.8 Hydroxymethylcellulose 0.4 Sorbit 28 Sodium hydroxide 1.0 Sodium lauryl sulfate 1.5 Saccharin sodium 0.1 Fragrance 1.2 Purified water Balance 100.0% Example 9 Abrasive B 12% sodium monofluorophosphate 0.75 aluminum lactate 3.0 cetylpyridinium chloride 0.3 propylene glycol 3.0 disodium hydrogen phosphate 0.5 carrageenan 0.8 hydroxy Methylse Loin 0.4 sorbitol 34 1.0 Saccharin sodium 0.1 Perfume 1.2 Purified water balance Total 100.0% sodium 0.5 Sodium lauryl sulfate hydroxide [0040] Example 10 abrasive A 10% monofluorophosphate Sodium acidate 0.75 Aluminum lactate 2.0 Potassium nitrate 5.0 Sodium chloride 5.0 Propylene glycol 3.0 Carrageenan 0.6 Xanthan gum 0.6 Sorbit 35 Sodium hydroxide 0.5 Sodium lauryl sulfate 1.3 Saccharin sodium 0.15 Perfume 1.2 Purified water Balance: 100.0% Reference Example A zirconium-bonded synthetic amorphous silicate according to the present invention was produced by the following method. 150mm
In a reaction vessel equipped with a 20-L baffle provided with a stirrer having a φ turbine blade, 10% sodium silicate (Na 2 O ·
3.14 SiO 2 ) aqueous solution (10 kg) was added, the reaction temperature was maintained at 90 ° C., and sodium chloride (105 g) was added thereto, and further the zirconium oxychloride solution (ZrO 2 : 21. 6%) and 10% sulfuric acid, and then 10% sulfuric acid until pH 7.0. Next, the resulting slurry is filtered,
The obtained wet cake was repulped. During this repulping, 10% sulfuric acid was added to adjust the slurry pH to 8.0. Then, it was filtered, dried and pulverized.
フロントページの続き (72)発明者 荒井 将人 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 海老根 慶周 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AB032 AB171 AB211 AB272 AB371 AB472 AC122 AC132 AC301 AC302 AC622 AC782 AC812 AC862 AD042 AD282 AD352 AD662 CC41 EE38Continuation of front page (72) Inventor Masato Arai Rio, 1-3-7, Honjo, Sumida-ku, Tokyo Incorporated (72) Inventor Keishu Ebine Rio, 1-3-7, Honjo, Sumida-ku, Tokyo Incorporated F term (reference) 4C083 AB032 AB171 AB211 AB272 AB371 AB472 AC122 AC132 AC301 AC302 AC622 AC782 AC812 AC862 AD042 AD282 AD352 AD662 CC41 EE38
Claims (1)
対し1.5〜3.5質量%の範囲で結合し、900℃で
1時間焼成した場合のX線回折角2θ=21〜23°
(d=4.07〜4.09)と2θ=35〜37°(d
=2.48〜2.50)に回折ピークを有し、かつ5質
量%スラリーのpHが8.8〜10.5である合成無定
形ケイ酸塩を研磨剤として含有すると共に、乳酸アルミ
ニウムを含有してなることを特徴とする歯磨組成物。Claims: 1. An X-ray diffraction angle 2θ when zirconium is bonded as ZrO 2 to SiO 2 in a range of 1.5 to 3.5 mass% with respect to SiO 2 and calcined at 900 ° C. for 1 hour = 21-23 °
(D = 4.07 to 4.09) and 2θ = 35 to 37 ° (d
= 2.48-2.50) and a synthetic amorphous silicate having a pH of 8.8-10.5 having a diffraction peak at 5% by mass of the slurry as an abrasive, and aluminum lactate was added. A dentifrice composition characterized by comprising:
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JP2013155166A (en) * | 2012-02-01 | 2013-08-15 | Lion Corp | Dentifrice composition |
KR101624764B1 (en) * | 2008-12-24 | 2016-05-26 | 라이온 가부시키가이샤 | Dentifrice composition |
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- 2001-07-11 JP JP2001210708A patent/JP2003026556A/en active Pending
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