JP2002196665A - 情報提供装置 - Google Patents
情報提供装置Info
- Publication number
- JP2002196665A JP2002196665A JP2000395812A JP2000395812A JP2002196665A JP 2002196665 A JP2002196665 A JP 2002196665A JP 2000395812 A JP2000395812 A JP 2000395812A JP 2000395812 A JP2000395812 A JP 2000395812A JP 2002196665 A JP2002196665 A JP 2002196665A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- destination
- vehicle
- unit
- service center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000013500 data storage Methods 0.000 abstract description 39
- 238000000034 method Methods 0.000 description 101
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 25
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 7
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 5
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 3
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、情報提供装置に関し、一緒に行動
する人達全員の経験や嗜好を反映させた目的地に関する
情報を提供することを目的とする。 【解決手段】 各利用者がそれぞれ訪問した目的地や経
由地等の情報を適当なタイミングでナビゲーションユニ
ット20及び携帯端末24から送信することにより、利
用者ごとに履歴としてサービスセンタ22の訪問地等履
歴データ記憶部54に蓄積する。車両乗員がサービスセ
ンタ22に対して経路提供要求を行う場合、ナビゲーシ
ョンユニット20に車両乗員全員の識別IDコードを送
信させ、サービスセンタ22に車両乗員すべての訪問地
等履歴データに基づいて目的地までの経路として車両乗
員にとって最適な道路を検索させる。そして、その検索
結果をサービスセンタ22からナビゲーションユニット
20へ向けて送信し、ナビゲーションユニット20の映
像出力部44から車両乗員へ提供する。
する人達全員の経験や嗜好を反映させた目的地に関する
情報を提供することを目的とする。 【解決手段】 各利用者がそれぞれ訪問した目的地や経
由地等の情報を適当なタイミングでナビゲーションユニ
ット20及び携帯端末24から送信することにより、利
用者ごとに履歴としてサービスセンタ22の訪問地等履
歴データ記憶部54に蓄積する。車両乗員がサービスセ
ンタ22に対して経路提供要求を行う場合、ナビゲーシ
ョンユニット20に車両乗員全員の識別IDコードを送
信させ、サービスセンタ22に車両乗員すべての訪問地
等履歴データに基づいて目的地までの経路として車両乗
員にとって最適な道路を検索させる。そして、その検索
結果をサービスセンタ22からナビゲーションユニット
20へ向けて送信し、ナビゲーションユニット20の映
像出力部44から車両乗員へ提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者の移動すべ
き目的地に関する情報を提供する情報提供装置に係り、
特に、複数の利用者が一群となって移動する際に目的地
に関する情報を提供する装置として好適な情報提供装置
に関する。
き目的地に関する情報を提供する情報提供装置に係り、
特に、複数の利用者が一群となって移動する際に目的地
に関する情報を提供する装置として好適な情報提供装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平10−1856
04号公報に開示される如く、車両運転者の好みに合致
した経路検索を行うナビゲーション装置が知られてい
る。一般に、車両運転者は、目的地までの経路につい
て、例えば、ゆったりとした走行環境下で走行したい、
高速走行が可能な経路を採りたい、とにかく早く目的地
に到着したい、或いは、遠回りであっても車内からの景
観が楽しめる経路を採りたい等の多様な意向又は事情を
有している。そこで、上記従来のナビゲーション装置
は、走行環境についての車両運転者の意向が入力設定さ
れることで、車両運転者の意向の走行環境に最も近い経
路が選択されるように自車両の現在位置から目的地まで
の経路の検索を行う。従って、上記従来のナビゲーショ
ン装置によれば、車両運転者にとって満足度の高い経路
誘導を行うことができる。
04号公報に開示される如く、車両運転者の好みに合致
した経路検索を行うナビゲーション装置が知られてい
る。一般に、車両運転者は、目的地までの経路につい
て、例えば、ゆったりとした走行環境下で走行したい、
高速走行が可能な経路を採りたい、とにかく早く目的地
に到着したい、或いは、遠回りであっても車内からの景
観が楽しめる経路を採りたい等の多様な意向又は事情を
有している。そこで、上記従来のナビゲーション装置
は、走行環境についての車両運転者の意向が入力設定さ
れることで、車両運転者の意向の走行環境に最も近い経
路が選択されるように自車両の現在位置から目的地まで
の経路の検索を行う。従って、上記従来のナビゲーショ
ン装置によれば、車両運転者にとって満足度の高い経路
誘導を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば車両
においてナビゲーション装置による経路誘導が行われる
際に、その車両に車両運転者以外に同乗者が存在する場
合がある。かかる場合に上記従来のナビゲーション装置
の如く車両運転者一人の好みに応じた経路検索が行われ
るものとすると、その検索結果として同乗者の意向が全
く反映されないものが生じてしまう。この点、上記従来
のナビゲーション装置は、車両乗員全員にとって満足度
の高い経路誘導を行うものではなかった。
においてナビゲーション装置による経路誘導が行われる
際に、その車両に車両運転者以外に同乗者が存在する場
合がある。かかる場合に上記従来のナビゲーション装置
の如く車両運転者一人の好みに応じた経路検索が行われ
るものとすると、その検索結果として同乗者の意向が全
く反映されないものが生じてしまう。この点、上記従来
のナビゲーション装置は、車両乗員全員にとって満足度
の高い経路誘導を行うものではなかった。
【0004】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、一緒に行動する人達全員の経験や嗜好を反映さ
せた目的地に関する案内情報を提供することが可能な情
報提供装置を提供することを目的とする。
であり、一緒に行動する人達全員の経験や嗜好を反映さ
せた目的地に関する案内情報を提供することが可能な情
報提供装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、利用者が移動すべき目的地に関する情
報を提供する情報提供装置であって、一群となって移動
する複数の利用者の各個人情報を取得する個人情報取得
手段と、前記個人情報取得手段により取得された前記複
数の利用者の各個人情報に基づいて、該利用者間で所定
の関連性が認められる前記目的地に関する情報を検索す
る目的地情報検索手段と、を備えることを特徴とする情
報提供装置により達成される。
に記載する如く、利用者が移動すべき目的地に関する情
報を提供する情報提供装置であって、一群となって移動
する複数の利用者の各個人情報を取得する個人情報取得
手段と、前記個人情報取得手段により取得された前記複
数の利用者の各個人情報に基づいて、該利用者間で所定
の関連性が認められる前記目的地に関する情報を検索す
る目的地情報検索手段と、を備えることを特徴とする情
報提供装置により達成される。
【0006】請求項1記載の発明において、目的地情報
検索手段は、個人情報取得手段により取得された一群と
なって移動する複数の利用者の各個人情報に基づいて、
それらの利用者間で所定の関連性が認められる目的地に
関する情報を検索する。このため、一緒に行動する複数
の利用者には、利用者間で関連性を有する目的地に関す
る情報が提供される。
検索手段は、個人情報取得手段により取得された一群と
なって移動する複数の利用者の各個人情報に基づいて、
それらの利用者間で所定の関連性が認められる目的地に
関する情報を検索する。このため、一緒に行動する複数
の利用者には、利用者間で関連性を有する目的地に関す
る情報が提供される。
【0007】ところで、一緒に行動する複数の利用者の
全員が以前に訪問したことのない地点や地区が目的地と
して提供されると、目的地について利用者全員に新鮮味
を与えることができる。
全員が以前に訪問したことのない地点や地区が目的地と
して提供されると、目的地について利用者全員に新鮮味
を与えることができる。
【0008】従って、請求項2に記載する如く、請求項
1記載の情報提供装置において、前記目的地情報検索手
段は、前記複数の利用者が以前に訪問したことのない地
点又は地区を前記目的地として検索することとしてもよ
い。
1記載の情報提供装置において、前記目的地情報検索手
段は、前記複数の利用者が以前に訪問したことのない地
点又は地区を前記目的地として検索することとしてもよ
い。
【0009】この場合、請求項3に記載する如く、請求
項2記載の情報提供装置において、前記個人情報取得手
段により取得される前記個人情報は、少なくとも、該利
用者が以前に訪問したことのある地点又は地区の情報で
あることとしてもよい。
項2記載の情報提供装置において、前記個人情報取得手
段により取得される前記個人情報は、少なくとも、該利
用者が以前に訪問したことのある地点又は地区の情報で
あることとしてもよい。
【0010】また、一緒に行動する複数の利用者の全員
が以前に通行したことのない道路が目的地までの経路の
全体又は一部として提供されると、経路について利用者
全員に新鮮味を与えることができる。
が以前に通行したことのない道路が目的地までの経路の
全体又は一部として提供されると、経路について利用者
全員に新鮮味を与えることができる。
【0011】従って、請求項4に記載する如く、請求項
1記載の情報提供装置において、前記目的地に関する情
報が、該目的地までの経路であると共に、前記目的地情
報検索手段は、前記目的地までの経路の全体又は一部と
して、前記複数の利用者が以前に通行したことのない道
路を優先して選択することとしてもよい。
1記載の情報提供装置において、前記目的地に関する情
報が、該目的地までの経路であると共に、前記目的地情
報検索手段は、前記目的地までの経路の全体又は一部と
して、前記複数の利用者が以前に通行したことのない道
路を優先して選択することとしてもよい。
【0012】この場合、請求項5に記載する如く、請求
項4記載の情報提供装置において、前記個人情報取得手
段により取得される前記個人情報は、少なくとも、各利
用者が以前に通行したことのある道路の情報であること
としてもよい。
項4記載の情報提供装置において、前記個人情報取得手
段により取得される前記個人情報は、少なくとも、各利
用者が以前に通行したことのある道路の情報であること
としてもよい。
【0013】ところで、ある時点で一緒に行動する複数
の利用者は、常に一緒に行動するとは限らず、別の時点
で別の利用者と行動することもある。従って、一緒に行
動する人達全員の経験や嗜好を的確に反映させるために
は、目的地に関する情報を検索する時点で、各利用者別
に過去に訪れたことのある地点や通行したことのある道
路等の個人情報を蓄積している必要がある。
の利用者は、常に一緒に行動するとは限らず、別の時点
で別の利用者と行動することもある。従って、一緒に行
動する人達全員の経験や嗜好を的確に反映させるために
は、目的地に関する情報を検索する時点で、各利用者別
に過去に訪れたことのある地点や通行したことのある道
路等の個人情報を蓄積している必要がある。
【0014】従って、請求項6に記載する如く、請求項
1記載の情報提供装置において、前記個人情報取得手段
は、外部端末から供給される各利用者の個人情報を蓄積
する記憶手段から、前記複数の利用者の各個人情報を取
得することとしてもよい。
1記載の情報提供装置において、前記個人情報取得手段
は、外部端末から供給される各利用者の個人情報を蓄積
する記憶手段から、前記複数の利用者の各個人情報を取
得することとしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例の利用
者の目的地に関する情報を提供する情報提供装置を備え
るナビゲーションシステムのシステム構成図を示す。図
1に示す如く、本実施例のナビゲーションシステムは、
利用者が搭乗する車両に搭載されたナビゲーションユニ
ット20と、各利用者別に目的地に関する情報を記憶す
るサービスセンタ22と、各利用者が携帯可能な携帯端
末24と、により構成されている。
者の目的地に関する情報を提供する情報提供装置を備え
るナビゲーションシステムのシステム構成図を示す。図
1に示す如く、本実施例のナビゲーションシステムは、
利用者が搭乗する車両に搭載されたナビゲーションユニ
ット20と、各利用者別に目的地に関する情報を記憶す
るサービスセンタ22と、各利用者が携帯可能な携帯端
末24と、により構成されている。
【0016】本実施例において、ナビゲーションユニッ
ト20は、制御部30を備えている。制御部30には、
入力部32及び位置検出部34が接続されている。入力
部32は、車室内に設けられており、例えば目的地まで
の経路の検索等を指示する,車両乗員すべての各識別I
Dコードを入力する等のナビゲーションユニット20に
対する各種入力を行うために車両乗員により操作され
る。位置検出部34は、GPS受信機及び自立航法セン
サ(共に図示せず)を有し、GPS衛星からの電波信号
及び自立航法センサの出力信号に基づいて車両の走行す
る現在位置に応じた信号を出力する。入力部32は車両
乗員の操作に応じた信号を、また、位置検出部34は車
両の現在位置に応じた信号を、それぞれ制御部30に供
給する。制御部30は、入力部32及び位置検出部34
の出力信号に基づいて、車両乗員による操作及び車両の
現在位置を検出する。
ト20は、制御部30を備えている。制御部30には、
入力部32及び位置検出部34が接続されている。入力
部32は、車室内に設けられており、例えば目的地まで
の経路の検索等を指示する,車両乗員すべての各識別I
Dコードを入力する等のナビゲーションユニット20に
対する各種入力を行うために車両乗員により操作され
る。位置検出部34は、GPS受信機及び自立航法セン
サ(共に図示せず)を有し、GPS衛星からの電波信号
及び自立航法センサの出力信号に基づいて車両の走行す
る現在位置に応じた信号を出力する。入力部32は車両
乗員の操作に応じた信号を、また、位置検出部34は車
両の現在位置に応じた信号を、それぞれ制御部30に供
給する。制御部30は、入力部32及び位置検出部34
の出力信号に基づいて、車両乗員による操作及び車両の
現在位置を検出する。
【0017】制御部30には、また、目的地設定処理部
36及びPOI検索処理部38が接続されている。目的
地設定処理部36は、車両乗員による入力部32への操
作により設定された車両が到達すべき目的地を特定し、
ナビゲーションユニット20の有するCD−ROMやD
VD等の記録媒体に格納された地図に基づいてその目的
地までの経路を検索する。また、POI検索処理部38
は、車両乗員による入力部32への操作により、記録媒
体に格納された地図上の主な施設についてジャンル(観
光名所、温泉、ゴルフ場、スキー場、遊園地、キャンプ
場等)別に詳細な施設情報(施設概要・利用可能時間・
利用料金・施設外観写真・地図・電話番号等)を検索す
る処理を行う。
36及びPOI検索処理部38が接続されている。目的
地設定処理部36は、車両乗員による入力部32への操
作により設定された車両が到達すべき目的地を特定し、
ナビゲーションユニット20の有するCD−ROMやD
VD等の記録媒体に格納された地図に基づいてその目的
地までの経路を検索する。また、POI検索処理部38
は、車両乗員による入力部32への操作により、記録媒
体に格納された地図上の主な施設についてジャンル(観
光名所、温泉、ゴルフ場、スキー場、遊園地、キャンプ
場等)別に詳細な施設情報(施設概要・利用可能時間・
利用料金・施設外観写真・地図・電話番号等)を検索す
る処理を行う。
【0018】ナビゲーションユニット20は、また、C
D−ROMやDVD等の記録媒体により構成されたデー
タ記憶部40を有している。制御部30は、位置検出部
34による検出結果並びに目的地設定処理部36及びP
OI検索処理部38の処理結果をデータ記憶部40に記
憶させる。データ記憶部40は、車両乗員により設定さ
れた目的地、車両が実際に目的地まで走行する過程で通
過した経由地(通過道路,通過地点,立ち寄った地点
等)及びその通過時刻、車両乗員全員の識別IDコー
ド、並びにPOI検索を行った施設等を記憶する。
D−ROMやDVD等の記録媒体により構成されたデー
タ記憶部40を有している。制御部30は、位置検出部
34による検出結果並びに目的地設定処理部36及びP
OI検索処理部38の処理結果をデータ記憶部40に記
憶させる。データ記憶部40は、車両乗員により設定さ
れた目的地、車両が実際に目的地まで走行する過程で通
過した経由地(通過道路,通過地点,立ち寄った地点
等)及びその通過時刻、車両乗員全員の識別IDコー
ド、並びにPOI検索を行った施設等を記憶する。
【0019】ナビゲーションユニット20は、更に、送
受信部42を備えている。ナビゲーションユニット20
の送受信部42は、上記したサービスセンタ22及び携
帯端末24と双方向に無線通信が行えるように構成され
ている。このため、ナビゲーションユニット20は、自
己の取得した情報(すなわち、データ記憶部40に記憶
された情報)をサービスセンタ22及び携帯端末24へ
送信することが可能となっていると共に、サービスセン
タ22及び携帯端末24の送信した情報を受信すること
が可能となっている。
受信部42を備えている。ナビゲーションユニット20
の送受信部42は、上記したサービスセンタ22及び携
帯端末24と双方向に無線通信が行えるように構成され
ている。このため、ナビゲーションユニット20は、自
己の取得した情報(すなわち、データ記憶部40に記憶
された情報)をサービスセンタ22及び携帯端末24へ
送信することが可能となっていると共に、サービスセン
タ22及び携帯端末24の送信した情報を受信すること
が可能となっている。
【0020】ナビゲーションユニット20の制御部30
には、更に、車室内に配置され、車両乗員が視認可能な
映像出力部44が接続されている。制御部30は、位置
検出部34を用いて検出された車両の現在位置に基づい
て記録媒体に格納されたその位置周辺の地図データを読
み出し、車両の現在位置を表すマークを表示画面中の所
定位置に固定しつつ縮尺度に応じた大きさで地図画像を
表示画面上に描画するように映像出力部44を制御す
る。そして、車両の現在位置が変化するに従って、地図
画像を表示画面上でスクロールさせる。また、制御部3
0は、後述の如くサービスセンタ22から提供された目
的地までの経路データに基づいて、その経路を地図画像
に重畳して表示するように映像出力部44を制御する。
更に、制御部30は、POI検索時にその内容を表示
し、また、車両乗員の要求時にサービスセンタ22から
提供された車両乗員の訪問すべきスポット又はエリアを
表示するように、映像出力部44に指令信号を供給す
る。
には、更に、車室内に配置され、車両乗員が視認可能な
映像出力部44が接続されている。制御部30は、位置
検出部34を用いて検出された車両の現在位置に基づい
て記録媒体に格納されたその位置周辺の地図データを読
み出し、車両の現在位置を表すマークを表示画面中の所
定位置に固定しつつ縮尺度に応じた大きさで地図画像を
表示画面上に描画するように映像出力部44を制御す
る。そして、車両の現在位置が変化するに従って、地図
画像を表示画面上でスクロールさせる。また、制御部3
0は、後述の如くサービスセンタ22から提供された目
的地までの経路データに基づいて、その経路を地図画像
に重畳して表示するように映像出力部44を制御する。
更に、制御部30は、POI検索時にその内容を表示
し、また、車両乗員の要求時にサービスセンタ22から
提供された車両乗員の訪問すべきスポット又はエリアを
表示するように、映像出力部44に指令信号を供給す
る。
【0021】また、サービスセンタ22は、送受信部5
0及び利用者認証部52を備えている。サービスセンタ
22の送受信部50は、ナビゲーションユニット20及
び携帯端末24と双方向に無線通信が行えるように構成
されている。このため、サービスセンタ22は、自己の
取得した情報をナビゲーションユニット20及び携帯端
末24へ送信することが可能となっていると共に、ナビ
ゲーションユニット20及び携帯端末24の送信した情
報を受信することが可能となっている。また、利用者認
証部52は、送受信部50の受信した情報の提供者(す
なわち、車両乗員全員)を、その情報内に含まれる識別
IDコードから認証・特定する。
0及び利用者認証部52を備えている。サービスセンタ
22の送受信部50は、ナビゲーションユニット20及
び携帯端末24と双方向に無線通信が行えるように構成
されている。このため、サービスセンタ22は、自己の
取得した情報をナビゲーションユニット20及び携帯端
末24へ送信することが可能となっていると共に、ナビ
ゲーションユニット20及び携帯端末24の送信した情
報を受信することが可能となっている。また、利用者認
証部52は、送受信部50の受信した情報の提供者(す
なわち、車両乗員全員)を、その情報内に含まれる識別
IDコードから認証・特定する。
【0022】サービスセンタ22は、CD−ROMやD
VD、ハードディスク等の読み込み専用あるいは書き込
みも可能な記録媒体により構成されたデータベースとし
ての訪問地等履歴データ記憶部54及びPOI検索履歴
データ記憶部56を有している。サービスセンタ22
は、ナビゲーションユニット20及び携帯端末24から
提供された情報を、訪問地等履歴データ記憶部54及び
POI検索履歴データ記憶部56に記憶させる。訪問地
等履歴データ記憶部54は、ナビゲーションユニット2
0及び携帯端末24の提供した目的地、経由地及びその
通過時刻、並びに一緒に行動した利用者名等の訪問地等
データを各利用者別に履歴として記憶する。また、PO
I検索履歴データ記憶部56は、ナビゲーションユニッ
ト20の提供したPOI検索を行った施設のPOI検索
データを各利用者別に履歴として記憶する。
VD、ハードディスク等の読み込み専用あるいは書き込
みも可能な記録媒体により構成されたデータベースとし
ての訪問地等履歴データ記憶部54及びPOI検索履歴
データ記憶部56を有している。サービスセンタ22
は、ナビゲーションユニット20及び携帯端末24から
提供された情報を、訪問地等履歴データ記憶部54及び
POI検索履歴データ記憶部56に記憶させる。訪問地
等履歴データ記憶部54は、ナビゲーションユニット2
0及び携帯端末24の提供した目的地、経由地及びその
通過時刻、並びに一緒に行動した利用者名等の訪問地等
データを各利用者別に履歴として記憶する。また、PO
I検索履歴データ記憶部56は、ナビゲーションユニッ
ト20の提供したPOI検索を行った施設のPOI検索
データを各利用者別に履歴として記憶する。
【0023】サービスセンタ22は、また、利用者嗜好
判定部58、並びに、最新の地図及びその地図上の主な
施設の情報を格納した記録媒体(図示せず)を備えてい
る。利用者嗜好判定部58は、ナビゲーションユニット
20からの車両乗員による指示に従って、訪問地等履歴
データ記憶部54及びPOI検索履歴データ記憶部56
に記憶された利用者別の情報に基づいて、後に詳述する
如く、車両乗員の訪問すべき目的地としてのスポット又
はエリアを検索すると共に、地図上において目的地まで
の経路として車両乗員にとって最適な道路を検索する。
サービスセンタ22は、利用者嗜好判定部58の検索結
果を送受信部50を介してナビゲーションユニット20
へ送信・提供する。
判定部58、並びに、最新の地図及びその地図上の主な
施設の情報を格納した記録媒体(図示せず)を備えてい
る。利用者嗜好判定部58は、ナビゲーションユニット
20からの車両乗員による指示に従って、訪問地等履歴
データ記憶部54及びPOI検索履歴データ記憶部56
に記憶された利用者別の情報に基づいて、後に詳述する
如く、車両乗員の訪問すべき目的地としてのスポット又
はエリアを検索すると共に、地図上において目的地まで
の経路として車両乗員にとって最適な道路を検索する。
サービスセンタ22は、利用者嗜好判定部58の検索結
果を送受信部50を介してナビゲーションユニット20
へ送信・提供する。
【0024】更に、携帯端末24は、制御部70を備え
ている。制御部70には、位置検出部72が接続されて
いる。位置検出部72は、ナビゲーションユニット20
の位置検出部34と同様の構成を有しており、例えばG
PS衛星からの信号に基づいて該携帯端末24の現在位
置に応じた信号を出力する。制御部70は、位置検出部
72の出力信号に基づいて携帯端末24の現在位置を検
出する。
ている。制御部70には、位置検出部72が接続されて
いる。位置検出部72は、ナビゲーションユニット20
の位置検出部34と同様の構成を有しており、例えばG
PS衛星からの信号に基づいて該携帯端末24の現在位
置に応じた信号を出力する。制御部70は、位置検出部
72の出力信号に基づいて携帯端末24の現在位置を検
出する。
【0025】携帯端末24は、所定の記録媒体により構
成されたデータ記憶部74を有している。携帯端末24
の制御部70は、位置検出部72による検出結果をデー
タ記憶部74に記憶させる。データ記憶部74は、該携
帯端末24の利用者が通行した位置及びその日時を記憶
する。携帯端末24は、また、送受信部76を備えてい
る。携帯端末24の送受信部76は、ナビゲーションユ
ニット20及びサービスセンタ22と双方向に無線通信
が行えるように構成されている。このため、携帯端末2
4は、自己の取得した情報をナビゲーションユニット2
0及びサービスセンタ22へ送信することが可能となっ
ていると共に、ナビゲーションユニット20及びサービ
スセンタ22の送信した情報を受信することが可能とな
っている。
成されたデータ記憶部74を有している。携帯端末24
の制御部70は、位置検出部72による検出結果をデー
タ記憶部74に記憶させる。データ記憶部74は、該携
帯端末24の利用者が通行した位置及びその日時を記憶
する。携帯端末24は、また、送受信部76を備えてい
る。携帯端末24の送受信部76は、ナビゲーションユ
ニット20及びサービスセンタ22と双方向に無線通信
が行えるように構成されている。このため、携帯端末2
4は、自己の取得した情報をナビゲーションユニット2
0及びサービスセンタ22へ送信することが可能となっ
ていると共に、ナビゲーションユニット20及びサービ
スセンタ22の送信した情報を受信することが可能とな
っている。
【0026】尚、本実施例において、ナビゲーションユ
ニット20は、車両のアクセサリスイッチがオン状態か
らオフ状態に変化する直前に、車両乗員が携帯する携帯
端末24に対して、訪問地や経由地の履歴を保存するよ
うに依頼する指令信号(以下、履歴保存指令信号と称
す)を供給する。携帯端末24は、ナビゲーションユニ
ット20から履歴保存指令信号を受信した場合、その後
車両乗員の訪問地や経由地を自己の位置検出部72を用
いて検出し、それらのデータをデータ記憶部74に記憶
していく。
ニット20は、車両のアクセサリスイッチがオン状態か
らオフ状態に変化する直前に、車両乗員が携帯する携帯
端末24に対して、訪問地や経由地の履歴を保存するよ
うに依頼する指令信号(以下、履歴保存指令信号と称
す)を供給する。携帯端末24は、ナビゲーションユニ
ット20から履歴保存指令信号を受信した場合、その後
車両乗員の訪問地や経由地を自己の位置検出部72を用
いて検出し、それらのデータをデータ記憶部74に記憶
していく。
【0027】そして、車両乗員が訪問地から車両に戻っ
た後に車両のアクセサリスイッチがオフ状態からオン状
態に変化した際、ナビゲーションユニット20は、車両
に搭乗する乗員の携帯端末24に対して、データ記憶部
74に記憶されたデータを送信するように依頼する指令
信号(以下、データ送信指令信号と称す)を供給すると
共に、位置検出部34を用いて検出される現在位置を車
両乗員の立ち寄り地点として記憶する。そして、携帯端
末24は、ナビゲーションユニット20からのデータ送
信指令信号を受信した場合、データ記憶部74に記憶さ
れたデータをナビゲーションユニット20へ向けて送信
する。ナビゲーションユニット20は、携帯端末24か
らのデータを受信した場合、そのデータをデータ記憶部
40に記憶し、適当なタイミングで自己の収集したデー
タと共にサービスセンタ22に送信する。
た後に車両のアクセサリスイッチがオフ状態からオン状
態に変化した際、ナビゲーションユニット20は、車両
に搭乗する乗員の携帯端末24に対して、データ記憶部
74に記憶されたデータを送信するように依頼する指令
信号(以下、データ送信指令信号と称す)を供給すると
共に、位置検出部34を用いて検出される現在位置を車
両乗員の立ち寄り地点として記憶する。そして、携帯端
末24は、ナビゲーションユニット20からのデータ送
信指令信号を受信した場合、データ記憶部74に記憶さ
れたデータをナビゲーションユニット20へ向けて送信
する。ナビゲーションユニット20は、携帯端末24か
らのデータを受信した場合、そのデータをデータ記憶部
40に記憶し、適当なタイミングで自己の収集したデー
タと共にサービスセンタ22に送信する。
【0028】次に、図2乃至図9を参照して、本実施例
のシステムの動作について説明する。
のシステムの動作について説明する。
【0029】まず、図2乃至図4を参照して、サービス
センタ22に訪問地等データ及びPOI検索データを蓄
積する処理について説明する。
センタ22に訪問地等データ及びPOI検索データを蓄
積する処理について説明する。
【0030】図2は、本実施例のシステムにおいて、サ
ービスセンタ22に訪問地等データを蓄積すべく、ナビ
ゲーションユニット20及びサービスセンタ22が実行
する制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図2
に示すルーチンは、ナビゲーションユニット20におい
て目的地が設定される毎に繰り返し起動されるルーチン
である。図2に示すルーチンが起動されると、まずステ
ップ100の処理が実行される。尚、ステップ100〜
110の処理はナビゲーションユニット20において、
また、ステップ112〜120の処理はサービスセンタ
22において、それぞれ行われる。
ービスセンタ22に訪問地等データを蓄積すべく、ナビ
ゲーションユニット20及びサービスセンタ22が実行
する制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図2
に示すルーチンは、ナビゲーションユニット20におい
て目的地が設定される毎に繰り返し起動されるルーチン
である。図2に示すルーチンが起動されると、まずステ
ップ100の処理が実行される。尚、ステップ100〜
110の処理はナビゲーションユニット20において、
また、ステップ112〜120の処理はサービスセンタ
22において、それぞれ行われる。
【0031】ステップ100では、車両乗員が向かうべ
き目的地を設定する処理が実行される。尚、この設定に
は、車両乗員の入力部32への入力による設定、POI
検索による設定、及び、サービスセンタ22により提供
されたスポット又はエリアの目的地としての設定が含ま
れる。本ステップ100の処理が終了すると、次にステ
ップ102の処理が実行される。
き目的地を設定する処理が実行される。尚、この設定に
は、車両乗員の入力部32への入力による設定、POI
検索による設定、及び、サービスセンタ22により提供
されたスポット又はエリアの目的地としての設定が含ま
れる。本ステップ100の処理が終了すると、次にステ
ップ102の処理が実行される。
【0032】ステップ102では、車両に搭乗する車両
乗員すべての各識別IDコードをそれぞれ取得する処理
が実行される。尚、この取得は、車両乗員の入力部34
への手入力により実現されてもよいし、或いは、ナビゲ
ーションユニット20が車両に乗車する各車両乗員の携
帯する携帯端末24と無線通信を行うことにより実現さ
れてもよい。
乗員すべての各識別IDコードをそれぞれ取得する処理
が実行される。尚、この取得は、車両乗員の入力部34
への手入力により実現されてもよいし、或いは、ナビゲ
ーションユニット20が車両に乗車する各車両乗員の携
帯する携帯端末24と無線通信を行うことにより実現さ
れてもよい。
【0033】ステップ104では、位置検出部34を用
いて、車両が目的地まで走行する過程で実際に通過した
経由地を取得し、データ記憶部40にその経由地及び通
過時刻を記憶する処理が実行される。尚、この取得は、
車両が目的地まで走行する過程で一定時間ごとに行うこ
ととしてもよいし、或いは、車両が分岐路において何れ
かに進入するごとに行うこととしてもよい。
いて、車両が目的地まで走行する過程で実際に通過した
経由地を取得し、データ記憶部40にその経由地及び通
過時刻を記憶する処理が実行される。尚、この取得は、
車両が目的地まで走行する過程で一定時間ごとに行うこ
ととしてもよいし、或いは、車両が分岐路において何れ
かに進入するごとに行うこととしてもよい。
【0034】ステップ106では、上記ステップ100
で設定した目的地付近に車両が到着したか否かが判別さ
れる。その結果、否定判定がなされた場合は、上記ステ
ップ104の処理が繰り返し実行され、車両が実際に通
過する経由地が取得される。一方、肯定判定がなされた
場合は、次にステップ108の処理が実行される。そし
て、ステップ108では、データ記憶部40に記憶され
ている各データを読み込む処理が実行される。
で設定した目的地付近に車両が到着したか否かが判別さ
れる。その結果、否定判定がなされた場合は、上記ステ
ップ104の処理が繰り返し実行され、車両が実際に通
過する経由地が取得される。一方、肯定判定がなされた
場合は、次にステップ108の処理が実行される。そし
て、ステップ108では、データ記憶部40に記憶され
ている各データを読み込む処理が実行される。
【0035】ステップ110では、車両乗員が訪問した
目的地、車両が目的地まで走行した際に通過した経由地
及びその通過時刻、並びに車両乗員すべての識別IDコ
ードを送受信部42から送信する処理が実行される。本
ステップ110の処理が実行されると、以後、ナビゲー
ションユニット20のデータ記憶部40はクリアされ、
ナビゲーションユニット20における処理は終了する。
ナビゲーションユニット20から送信された情報は、サ
ービスセンタ22に受信される。
目的地、車両が目的地まで走行した際に通過した経由地
及びその通過時刻、並びに車両乗員すべての識別IDコ
ードを送受信部42から送信する処理が実行される。本
ステップ110の処理が実行されると、以後、ナビゲー
ションユニット20のデータ記憶部40はクリアされ、
ナビゲーションユニット20における処理は終了する。
ナビゲーションユニット20から送信された情報は、サ
ービスセンタ22に受信される。
【0036】ステップ112では、ナビゲーションユニ
ット20が送信した上記車両乗員が訪問した目的地、車
両が目的地まで走行した際に通過した経由地及びその通
過時刻、並びに車両乗員すべての識別IDコードを、送
受信部50において受信する処理が実行される。そし
て、ステップ114では、利用者認証部52において、
上記ステップ112で受信された車両乗員すべての識別
IDコードに基づいて、ある目的地に一群となって到着
した利用者すべてを特定する処理が実行される。
ット20が送信した上記車両乗員が訪問した目的地、車
両が目的地まで走行した際に通過した経由地及びその通
過時刻、並びに車両乗員すべての識別IDコードを、送
受信部50において受信する処理が実行される。そし
て、ステップ114では、利用者認証部52において、
上記ステップ112で受信された車両乗員すべての識別
IDコードに基づいて、ある目的地に一群となって到着
した利用者すべてを特定する処理が実行される。
【0037】ステップ116では、訪問地等履歴データ
記憶部54から、上記ステップ114で特定した利用者
すべてについて各利用者別に記憶されている訪問地等履
歴データをそれぞれ読み込む処理が実行される。ステッ
プ118では、上記ステップ112で受信した目的地、
経由地及びその通過時刻、並びに車両における同乗者I
Dコードを、各利用者別に訪問地等履歴データに追加す
る処理が実行される。そして、ステップ120では、上
記ステップ118で各情報が追加された訪問地等履歴デ
ータをサービスセンタ22の訪問地等履歴データ記憶部
54に記憶させる処理が実行される。本ステップ120
の処理が終了すると、今回のルーチンは終了される。
記憶部54から、上記ステップ114で特定した利用者
すべてについて各利用者別に記憶されている訪問地等履
歴データをそれぞれ読み込む処理が実行される。ステッ
プ118では、上記ステップ112で受信した目的地、
経由地及びその通過時刻、並びに車両における同乗者I
Dコードを、各利用者別に訪問地等履歴データに追加す
る処理が実行される。そして、ステップ120では、上
記ステップ118で各情報が追加された訪問地等履歴デ
ータをサービスセンタ22の訪問地等履歴データ記憶部
54に記憶させる処理が実行される。本ステップ120
の処理が終了すると、今回のルーチンは終了される。
【0038】上記図2に示すルーチンによれば、車両乗
員の向かうべき目的地が設定された後に車両がその目的
地まで走行する過程で通過した経由地をそれぞれ車載の
ナビゲーションユニット20に記憶させると共に、車両
が目的地付近に到着した際にナビゲーションユニット2
0に記憶された目的地や経由地等のデータをサ−ビスセ
ンタ22に提供し、各車両乗員ごとにサービスセンタ2
2に記憶させることができる。このため、目的地の設定
された車両がその目的地に到着するごとに、その目的地
に関する情報をその車両に搭乗する利用者別にサービス
センタ22に履歴として蓄積していくことが可能とな
る。
員の向かうべき目的地が設定された後に車両がその目的
地まで走行する過程で通過した経由地をそれぞれ車載の
ナビゲーションユニット20に記憶させると共に、車両
が目的地付近に到着した際にナビゲーションユニット2
0に記憶された目的地や経由地等のデータをサ−ビスセ
ンタ22に提供し、各車両乗員ごとにサービスセンタ2
2に記憶させることができる。このため、目的地の設定
された車両がその目的地に到着するごとに、その目的地
に関する情報をその車両に搭乗する利用者別にサービス
センタ22に履歴として蓄積していくことが可能とな
る。
【0039】図3は、本実施例のシステムにおいて、サ
ービスセンタ22に訪問地等データを蓄積すべく、携帯
端末24及びサービスセンタ22が実行する制御ルーチ
ンの一例のフローチャートを示す。図3に示すルーチン
は、その処理が終了するごとに繰り返し起動されるルー
チンである。図3に示すルーチンが起動されると、まず
ステップ140の処理が実行される。尚、ステップ14
0〜144の処理は携帯端末24において、また、ステ
ップ146〜154の処理はサービスセンタ22におい
て、それぞれ行われる。
ービスセンタ22に訪問地等データを蓄積すべく、携帯
端末24及びサービスセンタ22が実行する制御ルーチ
ンの一例のフローチャートを示す。図3に示すルーチン
は、その処理が終了するごとに繰り返し起動されるルー
チンである。図3に示すルーチンが起動されると、まず
ステップ140の処理が実行される。尚、ステップ14
0〜144の処理は携帯端末24において、また、ステ
ップ146〜154の処理はサービスセンタ22におい
て、それぞれ行われる。
【0040】ステップ140では、携帯端末24の利用
者が現時点で通行する位置をサービスセンタ22へ提供
すべきか否かが判別される。本ステップ140における
肯定判定は、利用者が目的地に到着した場合や経由地と
してサービスセンタ22に登録したい場合等に、利用者
が携帯端末24に対して所定の操作を行うことにより実
現される。本ステップ140の処理は、肯定判定がなさ
れるまで、すなわち、利用者による操作が行われたと判
別されるまで繰り返し実行される。その結果、肯定判定
がなされた場合は、次にステップ142の処理が実行さ
れる。
者が現時点で通行する位置をサービスセンタ22へ提供
すべきか否かが判別される。本ステップ140における
肯定判定は、利用者が目的地に到着した場合や経由地と
してサービスセンタ22に登録したい場合等に、利用者
が携帯端末24に対して所定の操作を行うことにより実
現される。本ステップ140の処理は、肯定判定がなさ
れるまで、すなわち、利用者による操作が行われたと判
別されるまで繰り返し実行される。その結果、肯定判定
がなされた場合は、次にステップ142の処理が実行さ
れる。
【0041】ステップ142では、位置検出部72を用
いて携帯端末24の現時点での位置を取得する処理が実
行される。そして、ステップ144では、上記ステップ
142で取得された現在位置を自己の識別IDコードと
共に送受信部76から送信する処理が実行される。本ス
テップ144の処理が終了すると、携帯端末24におけ
る処理は終了する。携帯端末24から送信された情報
は、サービスセンタ22に受信される。
いて携帯端末24の現時点での位置を取得する処理が実
行される。そして、ステップ144では、上記ステップ
142で取得された現在位置を自己の識別IDコードと
共に送受信部76から送信する処理が実行される。本ス
テップ144の処理が終了すると、携帯端末24におけ
る処理は終了する。携帯端末24から送信された情報
は、サービスセンタ22に受信される。
【0042】ステップ146では、携帯端末24の現在
位置及び識別IDコードを送受信部50において受信す
る処理が実行される。ステップ148では、利用者認証
部52においてその識別IDコードの利用者を特定する
処理が実行される。ステップ150では、訪問地等履歴
データ記憶部54から、上記ステップ148で特定した
利用者の訪問地等履歴データを読み込む処理が実行され
る。ステップ152では、上記ステップ146で受信し
た現在位置をその時刻と共に、上記ステップ150で読
み込んだ自己の訪問地等履歴データに履歴として追加す
る処理が実行される。そして、ステップ154では、上
記ステップ152で現在位置が追加された訪問地等履歴
データを訪問地等履歴データ記憶部54に記憶させる処
理が実行される。本ステップ154の処理が終了する
と、今回のルーチンは終了される。
位置及び識別IDコードを送受信部50において受信す
る処理が実行される。ステップ148では、利用者認証
部52においてその識別IDコードの利用者を特定する
処理が実行される。ステップ150では、訪問地等履歴
データ記憶部54から、上記ステップ148で特定した
利用者の訪問地等履歴データを読み込む処理が実行され
る。ステップ152では、上記ステップ146で受信し
た現在位置をその時刻と共に、上記ステップ150で読
み込んだ自己の訪問地等履歴データに履歴として追加す
る処理が実行される。そして、ステップ154では、上
記ステップ152で現在位置が追加された訪問地等履歴
データを訪問地等履歴データ記憶部54に記憶させる処
理が実行される。本ステップ154の処理が終了する
と、今回のルーチンは終了される。
【0043】上記図3に示すルーチンによれば、利用者
が、ナビゲーションユニット20を搭載しない車両や車
両以外の移動手段で目的地に到着した場合等でも、携帯
端末24を携帯していれば、その目的地及びその目的地
まで移動する過程で通過した経由地をサービスセンタ2
2に記憶させることができる。このため、利用者が携帯
端末24を操作することによっても、目的地や経由地に
関する情報をサービスセンタ22に履歴として蓄積して
いくことが可能となる。
が、ナビゲーションユニット20を搭載しない車両や車
両以外の移動手段で目的地に到着した場合等でも、携帯
端末24を携帯していれば、その目的地及びその目的地
まで移動する過程で通過した経由地をサービスセンタ2
2に記憶させることができる。このため、利用者が携帯
端末24を操作することによっても、目的地や経由地に
関する情報をサービスセンタ22に履歴として蓄積して
いくことが可能となる。
【0044】また、図4は、本実施例のシステムにおい
て、サービスセンタ22にPOI検索データを蓄積すべ
く、ナビゲーションユニット20及びサービスセンタ2
2が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを示
す。図4に示すルーチンは、ナビゲーションユニット2
0においてPOI検索が行われる毎に繰り返し起動され
るルーチンである。図4に示すルーチンが起動される
と、まずステップ160の処理が実行される。尚、ステ
ップ160〜168の処理はナビゲーションユニット2
0において、また、ステップ170〜178の処理はサ
ービスセンタ22において、それぞれ行われる。
て、サービスセンタ22にPOI検索データを蓄積すべ
く、ナビゲーションユニット20及びサービスセンタ2
2が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを示
す。図4に示すルーチンは、ナビゲーションユニット2
0においてPOI検索が行われる毎に繰り返し起動され
るルーチンである。図4に示すルーチンが起動される
と、まずステップ160の処理が実行される。尚、ステ
ップ160〜168の処理はナビゲーションユニット2
0において、また、ステップ170〜178の処理はサ
ービスセンタ22において、それぞれ行われる。
【0045】ステップ160では、車両乗員の操作によ
りPOI検索を行う処理が実行される。ステップ162
では、上記ステップ102と同様に、車両乗員すべての
各識別IDコードをそれぞれ取得する処理が実行され
る。そして、ステップ164では、車両乗員が、POI
検索によるジャンル検索で得られた施設を映像出力部4
4の表示画面で確認した時点で、車両の現在位置、日
時、検索ジャンル、検索施設、及び車両乗員すべての識
別IDコード等により構成されるPOI検索データを生
成し、データ記憶部40に記憶させる処理が実行され
る。
りPOI検索を行う処理が実行される。ステップ162
では、上記ステップ102と同様に、車両乗員すべての
各識別IDコードをそれぞれ取得する処理が実行され
る。そして、ステップ164では、車両乗員が、POI
検索によるジャンル検索で得られた施設を映像出力部4
4の表示画面で確認した時点で、車両の現在位置、日
時、検索ジャンル、検索施設、及び車両乗員すべての識
別IDコード等により構成されるPOI検索データを生
成し、データ記憶部40に記憶させる処理が実行され
る。
【0046】上記ステップ164の処理が実行される
と、以後、適当なタイミング(例えば、上記図2に示す
ルーチン中のステップ110で所定の情報を送信する直
前)で、ステップ166の処理が実行される。ステップ
166では、データ記憶部40に記憶されたPOI検索
データを読み込む処理が実行される。そして、ステップ
168では、そのPOI検索データを送受信部42から
送信する処理が実行される。本ステップ168の処理が
実行されると、以後、ナビゲーションユニット20にお
ける処理は終了する。
と、以後、適当なタイミング(例えば、上記図2に示す
ルーチン中のステップ110で所定の情報を送信する直
前)で、ステップ166の処理が実行される。ステップ
166では、データ記憶部40に記憶されたPOI検索
データを読み込む処理が実行される。そして、ステップ
168では、そのPOI検索データを送受信部42から
送信する処理が実行される。本ステップ168の処理が
実行されると、以後、ナビゲーションユニット20にお
ける処理は終了する。
【0047】ステップ170では、ナビゲーションユニ
ット20が送信したPOI検索データを送受信部50に
おいて受信する処理が実行される。ステップ172で
は、利用者認証部52において、上記ステップ170で
受信されたPOI検索データ中の車両乗員すべての識別
IDコードに基づいて、利用者すべてを特定する処理が
実行される。
ット20が送信したPOI検索データを送受信部50に
おいて受信する処理が実行される。ステップ172で
は、利用者認証部52において、上記ステップ170で
受信されたPOI検索データ中の車両乗員すべての識別
IDコードに基づいて、利用者すべてを特定する処理が
実行される。
【0048】ステップ174では、POI検索履歴デー
タ記憶部56から、上記ステップ172で特定した利用
者すべてについて各利用者別に記憶されているPOI検
索履歴データをそれぞれ読み込む処理が実行される。ス
テップ176では、上記ステップ170で受信したPO
I検索データ、具体的には、検索位置、検索日時、検索
ジャンル、検索施設、及び車両における同乗者IDコー
ドを、各利用者別にPOI検索履歴データに追加する処
理が実行される。そして、ステップ178では、上記ス
テップ176で各情報が追加されたPOI検索履歴デー
タをPOI検索履歴データ記憶部56に記憶させる処理
が実行される。本ステップ178の処理が終了すると、
今回のルーチンは終了される。
タ記憶部56から、上記ステップ172で特定した利用
者すべてについて各利用者別に記憶されているPOI検
索履歴データをそれぞれ読み込む処理が実行される。ス
テップ176では、上記ステップ170で受信したPO
I検索データ、具体的には、検索位置、検索日時、検索
ジャンル、検索施設、及び車両における同乗者IDコー
ドを、各利用者別にPOI検索履歴データに追加する処
理が実行される。そして、ステップ178では、上記ス
テップ176で各情報が追加されたPOI検索履歴デー
タをPOI検索履歴データ記憶部56に記憶させる処理
が実行される。本ステップ178の処理が終了すると、
今回のルーチンは終了される。
【0049】上記図4に示すルーチンによれば、車両乗
員がPOI検索を行った際にそのPOI検索データを車
載のナビゲーションユニット20に記憶させると共に、
適当なタイミングでナビゲーションユニット20に記憶
されたPOI検索データをサービスセンタ22に提供
し、各車両乗員ごとに履歴としてサービスセンタ22に
記憶させることができる。このため、車両乗員により行
われたPOI検索に関する情報を各車両乗員ごとにサー
ビスセンタ22に履歴として蓄積していくことが可能と
なる。
員がPOI検索を行った際にそのPOI検索データを車
載のナビゲーションユニット20に記憶させると共に、
適当なタイミングでナビゲーションユニット20に記憶
されたPOI検索データをサービスセンタ22に提供
し、各車両乗員ごとに履歴としてサービスセンタ22に
記憶させることができる。このため、車両乗員により行
われたPOI検索に関する情報を各車両乗員ごとにサー
ビスセンタ22に履歴として蓄積していくことが可能と
なる。
【0050】このように、上記図2乃至図4に示すルー
チンによれば、利用者ごとに、訪問した目的地に関する
情報及び興味を持っているジャンルに関する情報をサー
ビスセンタ22に履歴として蓄積することができる。
チンによれば、利用者ごとに、訪問した目的地に関する
情報及び興味を持っているジャンルに関する情報をサー
ビスセンタ22に履歴として蓄積することができる。
【0051】次に、図5乃至図9を参照して、サービス
センタ22からナビゲーションユニット20へ訪問地等
履歴データ及びPOI検索履歴データを用いて得た情報
を送信することにより車両乗員へ該情報を提供する処理
について説明する。
センタ22からナビゲーションユニット20へ訪問地等
履歴データ及びPOI検索履歴データを用いて得た情報
を送信することにより車両乗員へ該情報を提供する処理
について説明する。
【0052】図5は、本実施例のシステムにおいて、車
両乗員の要求に従って車両乗員のいずれもが訪問したこ
とのない未訪問スポットを車両乗員へ提供すべく、ナビ
ゲーションユニット20及びサービスセンタ22が実行
する制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図5
に示すルーチンは、ナビゲーションユニット20におい
て、サービスセンタ22から目的地の提供を受けたいと
希望した車両乗員による要求がなされる毎に繰り返し起
動されるルーチンである。図5に示すルーチンが起動さ
れると、まずステップ200の処理が実行される。尚、
ステップ200〜204並びに216及び218の処理
はナビゲーションユニット20において、また、ステッ
プ206〜214の処理はサービスセンタにおいて、そ
れぞれ行われる。
両乗員の要求に従って車両乗員のいずれもが訪問したこ
とのない未訪問スポットを車両乗員へ提供すべく、ナビ
ゲーションユニット20及びサービスセンタ22が実行
する制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図5
に示すルーチンは、ナビゲーションユニット20におい
て、サービスセンタ22から目的地の提供を受けたいと
希望した車両乗員による要求がなされる毎に繰り返し起
動されるルーチンである。図5に示すルーチンが起動さ
れると、まずステップ200の処理が実行される。尚、
ステップ200〜204並びに216及び218の処理
はナビゲーションユニット20において、また、ステッ
プ206〜214の処理はサービスセンタにおいて、そ
れぞれ行われる。
【0053】ステップ200では、車両乗員が現時点で
目的地として訪問したい観光名所,温泉等のジャンル
を、入力部32を操作することにより設定する処理が実
行される。ステップ202では、上記したステップ10
2と同様に、車両に搭乗する車両乗員すべての各識別I
Dコードをそれぞれ取得する処理が実行される。そし
て、ステップ204では、上記ステップ200で設定さ
れたジャンル、車両乗員すべての識別IDコード、及び
車両の現在位置の各データを送受信部42から送信する
処理が実行される。ナビゲーションユニット20から送
信された情報は、サービスセンタ22に受信される。
目的地として訪問したい観光名所,温泉等のジャンル
を、入力部32を操作することにより設定する処理が実
行される。ステップ202では、上記したステップ10
2と同様に、車両に搭乗する車両乗員すべての各識別I
Dコードをそれぞれ取得する処理が実行される。そし
て、ステップ204では、上記ステップ200で設定さ
れたジャンル、車両乗員すべての識別IDコード、及び
車両の現在位置の各データを送受信部42から送信する
処理が実行される。ナビゲーションユニット20から送
信された情報は、サービスセンタ22に受信される。
【0054】ステップ206では、ナビゲーションユニ
ット20が送信した設定ジャンル、車両乗員すべての識
別IDコード、及び車両の現在位置の各データを、送受
信部50において受信する処理が実行される。そして、
ステップ208では、利用者認証部52において、上記
ステップ206で受信された車両乗員すべての識別ID
コードに基づいて利用者すべてを特定する処理が実行さ
れる。
ット20が送信した設定ジャンル、車両乗員すべての識
別IDコード、及び車両の現在位置の各データを、送受
信部50において受信する処理が実行される。そして、
ステップ208では、利用者認証部52において、上記
ステップ206で受信された車両乗員すべての識別ID
コードに基づいて利用者すべてを特定する処理が実行さ
れる。
【0055】ステップ210では、訪問地等履歴データ
記憶部54から、上記ステップ208で特定した利用者
すべてについて各利用者別に記憶されている訪問地等履
歴データをそれぞれ読み込む処理が実行される。そし
て、ステップ212では、設定ジャンルと、上記ステッ
プ210で読み込まれた車両乗員すべての訪問地等履歴
データとの関係に基づいて、車両乗員のいずれもが今ま
でに訪問したことのない未訪問スポットを特定する処理
が実行される。
記憶部54から、上記ステップ208で特定した利用者
すべてについて各利用者別に記憶されている訪問地等履
歴データをそれぞれ読み込む処理が実行される。そし
て、ステップ212では、設定ジャンルと、上記ステッ
プ210で読み込まれた車両乗員すべての訪問地等履歴
データとの関係に基づいて、車両乗員のいずれもが今ま
でに訪問したことのない未訪問スポットを特定する処理
が実行される。
【0056】図6は、本実施例のサービスセンタ22に
おいて、訪問地等履歴データに基づいて車両乗員のいず
れもが今までに訪問したことのない未訪問スポットを特
定する手法を説明するための図を示す。尚、図6におい
ては、2人の車両乗員が車両に乗車する場合について表
している。
おいて、訪問地等履歴データに基づいて車両乗員のいず
れもが今までに訪問したことのない未訪問スポットを特
定する手法を説明するための図を示す。尚、図6におい
ては、2人の車両乗員が車両に乗車する場合について表
している。
【0057】まず、各車両乗員について、図6(A)に
示す如く、訪問地等履歴データに基づいて、上記した設
定ジャンルに属するスポットの中で現在位置からある程
度近距離にあるスポットのうち、訪問履歴のある既訪問
スポットの集合(関数F(u(利用者名),j(設定ジ
ャンル),p(現在位置)))を求める。そして、図6
(B)に示す如く各車両乗員u1,u2についての既訪
問スポットの和集合をとることにより、図6(C)に示
す如く車両乗員のいずれかが今までに訪問したことのあ
る既訪問スポットの集合G(F(u1,・・),F(u
2,・・))を求める。そして、上記した設定ジャンル
に属するスポットの中で現在位置からある程度近距離に
あるスポットの集合SPOT(j,p)において、図6
(D)に示す如く車両乗員全員の既訪問スポットの集合
G(F)についての補集合H(G(F))(=反転G
(F))をとる。
示す如く、訪問地等履歴データに基づいて、上記した設
定ジャンルに属するスポットの中で現在位置からある程
度近距離にあるスポットのうち、訪問履歴のある既訪問
スポットの集合(関数F(u(利用者名),j(設定ジ
ャンル),p(現在位置)))を求める。そして、図6
(B)に示す如く各車両乗員u1,u2についての既訪
問スポットの和集合をとることにより、図6(C)に示
す如く車両乗員のいずれかが今までに訪問したことのあ
る既訪問スポットの集合G(F(u1,・・),F(u
2,・・))を求める。そして、上記した設定ジャンル
に属するスポットの中で現在位置からある程度近距離に
あるスポットの集合SPOT(j,p)において、図6
(D)に示す如く車両乗員全員の既訪問スポットの集合
G(F)についての補集合H(G(F))(=反転G
(F))をとる。
【0058】上記の手法によれば、車両乗員により設定
されたジャンルの中から、現在位置にある程度近距離に
あり、かつ、車両乗員のいずれもが訪問したことのない
未訪問スポットを特定することが可能となる。
されたジャンルの中から、現在位置にある程度近距離に
あり、かつ、車両乗員のいずれもが訪問したことのない
未訪問スポットを特定することが可能となる。
【0059】そこで、上記図5に示すルーチン中のステ
ップ212においては、図6に示す手法を参照して、車
両乗員のいずれもが今までに訪問したことのない未訪問
スポットを特定する。そして、ステップ214では、上
記ステップ212で特定した未訪問スポットのデータを
送受信部50から、上記ステップ206で受信した情報
に係るサービスセンタ22に対して目的地の提供を要求
した車両乗員が搭乗する車両のナビゲーションユニット
20へ送信する処理が実行される。本ステップ214の
処理が実行されると、以後、サービスセンタ22におけ
る処理は終了する。サービスセンタ20から送信された
情報は、当該ナビゲーションユニット22に受信され
る。
ップ212においては、図6に示す手法を参照して、車
両乗員のいずれもが今までに訪問したことのない未訪問
スポットを特定する。そして、ステップ214では、上
記ステップ212で特定した未訪問スポットのデータを
送受信部50から、上記ステップ206で受信した情報
に係るサービスセンタ22に対して目的地の提供を要求
した車両乗員が搭乗する車両のナビゲーションユニット
20へ送信する処理が実行される。本ステップ214の
処理が実行されると、以後、サービスセンタ22におけ
る処理は終了する。サービスセンタ20から送信された
情報は、当該ナビゲーションユニット22に受信され
る。
【0060】ステップ216では、車両乗員の要求に対
してサービスセンタ22が送信した未訪問スポットのデ
ータを、送受信部42において受信する処理が実行され
る。そして、ステップ218では、上記ステップ216
で受信した未訪問スポットが車両乗員に提供されるよう
に映像出力部44の表示画面に表示する処理が実行され
る。この際、映像出力部44の表示画面には、車両乗員
の便宜のため、未訪問スポットの一覧が例えば現在位置
から近距離にある順や所要時間の少ない順で表示される
ものとしてもよい。本ステップ218の処理が終了する
と、今回のルーチンは終了される。
してサービスセンタ22が送信した未訪問スポットのデ
ータを、送受信部42において受信する処理が実行され
る。そして、ステップ218では、上記ステップ216
で受信した未訪問スポットが車両乗員に提供されるよう
に映像出力部44の表示画面に表示する処理が実行され
る。この際、映像出力部44の表示画面には、車両乗員
の便宜のため、未訪問スポットの一覧が例えば現在位置
から近距離にある順や所要時間の少ない順で表示される
ものとしてもよい。本ステップ218の処理が終了する
と、今回のルーチンは終了される。
【0061】上記図5に示すルーチンによれば、サービ
スセンタ22が、車両乗員が設定したジャンルの中から
その車両乗員のいずれもが訪問したことのない未訪問ス
ポットを検索し、ナビゲーションユニット20へ送信・
提供することができる。このため、本実施例のシステム
によれば、車両乗員全員に対して目的地に関し新鮮味を
与えることができる。
スセンタ22が、車両乗員が設定したジャンルの中から
その車両乗員のいずれもが訪問したことのない未訪問ス
ポットを検索し、ナビゲーションユニット20へ送信・
提供することができる。このため、本実施例のシステム
によれば、車両乗員全員に対して目的地に関し新鮮味を
与えることができる。
【0062】このように、本実施例においては、サービ
スセンタ22からナビゲーションユニット20へ送信さ
れる情報に、車両運転者以外に一緒に行動する同乗者の
目的地に関する情報が加味されている。すなわち、車両
乗員の要求に対して、運転者だけでなく同乗者の履歴も
反映された未訪問スポットが提供される。従って、本実
施例のシステムによれば、車両乗員全体にとって総合的
に満足度の高い目的地に関する情報提供を行うことが可
能となっている。
スセンタ22からナビゲーションユニット20へ送信さ
れる情報に、車両運転者以外に一緒に行動する同乗者の
目的地に関する情報が加味されている。すなわち、車両
乗員の要求に対して、運転者だけでなく同乗者の履歴も
反映された未訪問スポットが提供される。従って、本実
施例のシステムによれば、車両乗員全体にとって総合的
に満足度の高い目的地に関する情報提供を行うことが可
能となっている。
【0063】尚、上記図6に示す未訪問スポットを特定
する手法において、設定ジャンルを別にして車両乗員が
訪問履歴のあるスポットが近くに存在する場合には、そ
の未訪問スポットを、車両乗員に提供する未訪問スポッ
トから除くこととしてもよい。この場合には、車両乗員
に対して更に新鮮な未訪問スポットが提供されることと
なるので、車両乗員によって更に満足度の高い目的地に
関する情報提供を得ることが可能となる。
する手法において、設定ジャンルを別にして車両乗員が
訪問履歴のあるスポットが近くに存在する場合には、そ
の未訪問スポットを、車両乗員に提供する未訪問スポッ
トから除くこととしてもよい。この場合には、車両乗員
に対して更に新鮮な未訪問スポットが提供されることと
なるので、車両乗員によって更に満足度の高い目的地に
関する情報提供を得ることが可能となる。
【0064】図7は、本実施例のシステムにおいて、車
両乗員の設定した目的地に対してその目的地までの経路
として最適な道路を車両乗員へ提供すべく、ナビゲーシ
ョンユニット20及びサービスセンタ22が実行する制
御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図7に示す
ルーチンは、ナビゲーションユニット20において目的
地が設定される毎に繰り返し起動されるルーチンであ
る。図7に示すルーチンが起動されると、まずステップ
240の処理が実行される。尚、ステップ240〜24
4並びに256及び258の処理はナビゲーションユニ
ット20において、また、ステップ246〜254の処
理はサービスセンタ22において、それぞれ行われる。
両乗員の設定した目的地に対してその目的地までの経路
として最適な道路を車両乗員へ提供すべく、ナビゲーシ
ョンユニット20及びサービスセンタ22が実行する制
御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図7に示す
ルーチンは、ナビゲーションユニット20において目的
地が設定される毎に繰り返し起動されるルーチンであ
る。図7に示すルーチンが起動されると、まずステップ
240の処理が実行される。尚、ステップ240〜24
4並びに256及び258の処理はナビゲーションユニ
ット20において、また、ステップ246〜254の処
理はサービスセンタ22において、それぞれ行われる。
【0065】ステップ240では、上記したステップ1
00と同様に、車両乗員が向かうべき目的地を設定する
処理が実行される。ステップ242では、上記したステ
ップ102と同様に、車両乗員すべての各識別IDコー
ドをそれぞれ取得する処理が実行される。そして、ステ
ップ244では、上記ステップ240で設定された目的
地、車両乗員すべての識別IDコード、及び車両の現在
位置の各データを送受信部42から送信する処理が実行
される。
00と同様に、車両乗員が向かうべき目的地を設定する
処理が実行される。ステップ242では、上記したステ
ップ102と同様に、車両乗員すべての各識別IDコー
ドをそれぞれ取得する処理が実行される。そして、ステ
ップ244では、上記ステップ240で設定された目的
地、車両乗員すべての識別IDコード、及び車両の現在
位置の各データを送受信部42から送信する処理が実行
される。
【0066】ステップ246では、ナビゲーションユニ
ット20が送信した目的地、車両乗員すべての識別ID
コード、及び車両の現在位置の各データを、送受信部5
0において受信する処理が実行される。そして、ステッ
プ248では、利用者認証部52において、上記ステッ
プ246で受信された車両乗員すべての識別IDコード
に基づいて利用者すべてを特定する処理が実行される。
ット20が送信した目的地、車両乗員すべての識別ID
コード、及び車両の現在位置の各データを、送受信部5
0において受信する処理が実行される。そして、ステッ
プ248では、利用者認証部52において、上記ステッ
プ246で受信された車両乗員すべての識別IDコード
に基づいて利用者すべてを特定する処理が実行される。
【0067】ステップ250では、訪問地等履歴データ
記憶部54から、上記ステップ248で特定した利用者
すべてについて各利用者別に記憶されている訪問地等履
歴データをそれぞれ読み込む処理が実行される。そし
て、ステップ252では、上記ステップ250で読み込
まれた車両乗員すべての訪問地等履歴データに基づい
て、目的地までの経路として車両乗員にとって最適な道
路を特定する処理が実行される。
記憶部54から、上記ステップ248で特定した利用者
すべてについて各利用者別に記憶されている訪問地等履
歴データをそれぞれ読み込む処理が実行される。そし
て、ステップ252では、上記ステップ250で読み込
まれた車両乗員すべての訪問地等履歴データに基づい
て、目的地までの経路として車両乗員にとって最適な道
路を特定する処理が実行される。
【0068】図8は、本実施例のサービスセンタ22に
おいて、訪問地等履歴データに基づいて現在位置Pから
目的地Gまでの経路として車両乗員にとって最適な道路
を特定する手法を説明するための図を示す。
おいて、訪問地等履歴データに基づいて現在位置Pから
目的地Gまでの経路として車両乗員にとって最適な道路
を特定する手法を説明するための図を示す。
【0069】まず、例えば図8(A)において実線で示
す道路において、各車両乗員について訪問地等履歴デー
タに基づいて、設定された目的地Gへの訪問履歴がある
か否か、及び、現在位置Pと目的地Gとの間に通行履歴
のある道路が存在するか否かが判別される。そして、そ
の結果、車両乗員のいずれかに訪問履歴又は通行履歴が
ある場合は、その際に走行した目的地Gまでの経路(図
8(A)において破線で示す)をすべて特定する。尚、
以下、例えば同図(A)に示す如く2つの経路が特定さ
れたものとし、それらの経路を特定経路TK1,TK2
とし、また、それらの特定経路を総称する場合は単にT
Kとして説明する。
す道路において、各車両乗員について訪問地等履歴デー
タに基づいて、設定された目的地Gへの訪問履歴がある
か否か、及び、現在位置Pと目的地Gとの間に通行履歴
のある道路が存在するか否かが判別される。そして、そ
の結果、車両乗員のいずれかに訪問履歴又は通行履歴が
ある場合は、その際に走行した目的地Gまでの経路(図
8(A)において破線で示す)をすべて特定する。尚、
以下、例えば同図(A)に示す如く2つの経路が特定さ
れたものとし、それらの経路を特定経路TK1,TK2
とし、また、それらの特定経路を総称する場合は単にT
Kとして説明する。
【0070】また、現在位置Pから目的地Gまでの最短
経路(又は最速経路)(図8(B)において太実線で示
す)に対して走行距離差(又は走行時間差)が所定範囲
内にある経路(最短経路以外を図8(B)において破線
で示す)をすべて抽出する。尚、以下では、例えば同図
(B)に示す如く4つの経路が抽出されたものとし、そ
れらの経路を抽出経路CK0,CK1,CK2,CK3
とし、また、それらの抽出経路を総称する場合は単にC
Kとして説明する。
経路(又は最速経路)(図8(B)において太実線で示
す)に対して走行距離差(又は走行時間差)が所定範囲
内にある経路(最短経路以外を図8(B)において破線
で示す)をすべて抽出する。尚、以下では、例えば同図
(B)に示す如く4つの経路が抽出されたものとし、そ
れらの経路を抽出経路CK0,CK1,CK2,CK3
とし、また、それらの抽出経路を総称する場合は単にC
Kとして説明する。
【0071】そして、抽出経路CKと特定経路TKとを
比較し、その結果として抽出経路CKのうち特定経路T
Kと同一のものが存在する場合、具体的には、抽出経路
CK0と特定経路TK1とが一致する場合は、その抽出
経路CK0を車両乗員に提供する経路としては排除す
る。そして、残りの抽出経路CK1〜CK3についてそ
れぞれ、及び(D)に示す如く、経路全体に対する車両
乗員が通行したことのある道路の割合(以下、新鮮度と
称す)、及び、経路上に例えばお城等の観光名所や景色
のきれいな場所等の見所となる箇所が存在するか否か
(以下、見所度と称す)等を判定し、その判定結果に基
づいて抽出経路CK1〜CK3を総合評価する。
比較し、その結果として抽出経路CKのうち特定経路T
Kと同一のものが存在する場合、具体的には、抽出経路
CK0と特定経路TK1とが一致する場合は、その抽出
経路CK0を車両乗員に提供する経路としては排除す
る。そして、残りの抽出経路CK1〜CK3についてそ
れぞれ、及び(D)に示す如く、経路全体に対する車両
乗員が通行したことのある道路の割合(以下、新鮮度と
称す)、及び、経路上に例えばお城等の観光名所や景色
のきれいな場所等の見所となる箇所が存在するか否か
(以下、見所度と称す)等を判定し、その判定結果に基
づいて抽出経路CK1〜CK3を総合評価する。
【0072】具体的には、例えば抽出経路CK1〜CK
3の新鮮度が図8(C)に示す如くそれぞれ順に“0.
6”,“0.8”,“0.3”であり、見所となる箇所
として「お城」が存在することにより抽出経路CK1の
見所度が“1.0”で、見所となる箇所が存在しないこ
とにより抽出経路CK2,CK3の見所度が“0”であ
る場合、それら新鮮度及び見所度を加算等することによ
り各抽出経路CK1〜CK3の総合評価点を求める。そ
の結果、最も総合評価点が高く、総合的に車両乗員に新
鮮さと見所を与える経路CK1(図8(E)において太
実線で示す)を、車両乗員に提供する目的地までの経路
として特定する。
3の新鮮度が図8(C)に示す如くそれぞれ順に“0.
6”,“0.8”,“0.3”であり、見所となる箇所
として「お城」が存在することにより抽出経路CK1の
見所度が“1.0”で、見所となる箇所が存在しないこ
とにより抽出経路CK2,CK3の見所度が“0”であ
る場合、それら新鮮度及び見所度を加算等することによ
り各抽出経路CK1〜CK3の総合評価点を求める。そ
の結果、最も総合評価点が高く、総合的に車両乗員に新
鮮さと見所を与える経路CK1(図8(E)において太
実線で示す)を、車両乗員に提供する目的地までの経路
として特定する。
【0073】上記の手法によれば、車両乗員すべての訪
問地等履歴データに基づいて、ある設定された目的地ま
での経路として車両乗員にとって総合的に最適な道路を
検索・特定することが可能となる。
問地等履歴データに基づいて、ある設定された目的地ま
での経路として車両乗員にとって総合的に最適な道路を
検索・特定することが可能となる。
【0074】そこで、上記図7に示すルーチン中のステ
ップ252においては、図8に示す手法を参照して、目
的地までの経路として車両乗員にとって最適な道路を特
定する。そして、ステップ254では、上記ステップ2
52で特定した目的地までの経路として最適な道路のデ
ータを送受信部50から、上記ステップ246で受信し
た情報に係るサービスセンタ22に対して経路提供要求
を行った車両乗員が搭乗する車両のナビゲーションユニ
ット20へ送信する処理が実行される。本ステップ25
4の処理が実行されると、以後、サービスセンタ22に
おける処理は終了する。
ップ252においては、図8に示す手法を参照して、目
的地までの経路として車両乗員にとって最適な道路を特
定する。そして、ステップ254では、上記ステップ2
52で特定した目的地までの経路として最適な道路のデ
ータを送受信部50から、上記ステップ246で受信し
た情報に係るサービスセンタ22に対して経路提供要求
を行った車両乗員が搭乗する車両のナビゲーションユニ
ット20へ送信する処理が実行される。本ステップ25
4の処理が実行されると、以後、サービスセンタ22に
おける処理は終了する。
【0075】ステップ256では、車両乗員の経路提供
要求に対してサービスセンタ22が送信した最適な道路
のデータを、送受信部42において受信する処理が実行
される。そして、ステップ258では、上記ステップ2
56で受信した最適な道路が目的地までの経路として車
両乗員に提供されるように映像出力部44の表示画面に
表示する処理が実行される。本ステップ258の処理が
終了すると、今回のルーチンは終了される。
要求に対してサービスセンタ22が送信した最適な道路
のデータを、送受信部42において受信する処理が実行
される。そして、ステップ258では、上記ステップ2
56で受信した最適な道路が目的地までの経路として車
両乗員に提供されるように映像出力部44の表示画面に
表示する処理が実行される。本ステップ258の処理が
終了すると、今回のルーチンは終了される。
【0076】上記図7に示すルーチンによれば、サービ
スセンタ22が車両乗員の経路提供要求に対して車両乗
員全体にとって最適な経路を検索し、ナビゲーションユ
ニット20へ送信・提供することができる。この際、最
適な経路の検索は、新鮮度の高い道路を加味しつつ行う
ので、その提供を受ける車両乗員全体に対して経路に関
し新鮮味が与えられることとなる。
スセンタ22が車両乗員の経路提供要求に対して車両乗
員全体にとって最適な経路を検索し、ナビゲーションユ
ニット20へ送信・提供することができる。この際、最
適な経路の検索は、新鮮度の高い道路を加味しつつ行う
ので、その提供を受ける車両乗員全体に対して経路に関
し新鮮味が与えられることとなる。
【0077】このように、本実施例においては、サービ
スセンタ22からナビゲーションユニット20へ送信さ
れる最適な道路データに、一緒に行動する車両乗員すべ
ての目的地周辺における通行履歴が加味されている。す
なわち、車両乗員の経路提供要求に対して、運転者だけ
でなく同乗者の履歴も反映された経路が提供される。従
って、本実施例のシステムによれば、車両乗員全体にと
って総合的に満足度の高い経路提供を行うことが可能と
なっている。
スセンタ22からナビゲーションユニット20へ送信さ
れる最適な道路データに、一緒に行動する車両乗員すべ
ての目的地周辺における通行履歴が加味されている。す
なわち、車両乗員の経路提供要求に対して、運転者だけ
でなく同乗者の履歴も反映された経路が提供される。従
って、本実施例のシステムによれば、車両乗員全体にと
って総合的に満足度の高い経路提供を行うことが可能と
なっている。
【0078】図9は、本実施例のシステムにおいて、車
両乗員が訪問したいジャンルを設定することなく車両乗
員の嗜好を反映させたスポットを目的地として車両乗員
へ提供すべく、ナビゲーションユニット20及びサービ
スセンタ22が実行する制御ルーチンの一例のフローチ
ャートを示す。図9に示すルーチンは、ナビゲーション
ユニット20において、サービスセンタ22から目的地
の提供を受けたいと希望した車両乗員による要求がなさ
れる毎に繰り返し起動されるルーチンである。図9に示
すルーチンが起動されると、まずステップ280の処理
が実行される。尚、ステップ280、282、298、
及び300処理はナビゲーションユニット20におい
て、また、ステップ284〜296の処理はサービスセ
ンタにおいて、それぞれ行われる。
両乗員が訪問したいジャンルを設定することなく車両乗
員の嗜好を反映させたスポットを目的地として車両乗員
へ提供すべく、ナビゲーションユニット20及びサービ
スセンタ22が実行する制御ルーチンの一例のフローチ
ャートを示す。図9に示すルーチンは、ナビゲーション
ユニット20において、サービスセンタ22から目的地
の提供を受けたいと希望した車両乗員による要求がなさ
れる毎に繰り返し起動されるルーチンである。図9に示
すルーチンが起動されると、まずステップ280の処理
が実行される。尚、ステップ280、282、298、
及び300処理はナビゲーションユニット20におい
て、また、ステップ284〜296の処理はサービスセ
ンタにおいて、それぞれ行われる。
【0079】ステップ280では、上記したステップ1
02と同様に、車両に搭乗する車両乗員すべての各識別
IDコードをそれぞれ取得する処理が実行される。そし
て、ステップ282では、車両乗員すべての識別IDコ
ード及び車両の現在位置の各データを送受信部42から
送信する処理が実行される。
02と同様に、車両に搭乗する車両乗員すべての各識別
IDコードをそれぞれ取得する処理が実行される。そし
て、ステップ282では、車両乗員すべての識別IDコ
ード及び車両の現在位置の各データを送受信部42から
送信する処理が実行される。
【0080】ステップ284では、ナビゲーションユニ
ット20が送信した車両乗員すべての識別IDコード及
び車両の現在位置の各データを、送受信部50において
受信する処理が実行される。そして、ステップ286で
は、利用者認証部52において、上記ステップ284で
受信された車両乗員すべての識別IDコードに基づいて
利用者すべてを特定する処理が実行される。
ット20が送信した車両乗員すべての識別IDコード及
び車両の現在位置の各データを、送受信部50において
受信する処理が実行される。そして、ステップ286で
は、利用者認証部52において、上記ステップ284で
受信された車両乗員すべての識別IDコードに基づいて
利用者すべてを特定する処理が実行される。
【0081】ステップ288では、POI検索履歴デー
タ記憶部56から、上記ステップ286で特定した利用
者すべてについて各利用者別に記憶されているPOI検
索履歴データをそれぞれ読み込む処理が実行される。そ
して、ステップ290では、上記ステップ288で読み
込まれた車両乗員すべてのPOI検索履歴データに基づ
いて、車両乗員全体として興味を持っている可能性が大
きいジャンルを特定する処理が実行される。具体的に
は、本ステップ290においては、まず、各車両乗員そ
れぞれについて、POI検索履歴データから施設のジャ
ンル別に当該車両乗員がPOI検索を行った回数をそれ
ぞれ算出し、そのPOI検索が一定回数以上行われてい
たジャンルを当該車両乗員の興味あるジャンルと認定す
る。そして、興味あるジャンルと認定した車両乗員の数
が最も多いジャンルを、車両乗員全体として最も興味の
あるジャンルと特定する。
タ記憶部56から、上記ステップ286で特定した利用
者すべてについて各利用者別に記憶されているPOI検
索履歴データをそれぞれ読み込む処理が実行される。そ
して、ステップ290では、上記ステップ288で読み
込まれた車両乗員すべてのPOI検索履歴データに基づ
いて、車両乗員全体として興味を持っている可能性が大
きいジャンルを特定する処理が実行される。具体的に
は、本ステップ290においては、まず、各車両乗員そ
れぞれについて、POI検索履歴データから施設のジャ
ンル別に当該車両乗員がPOI検索を行った回数をそれ
ぞれ算出し、そのPOI検索が一定回数以上行われてい
たジャンルを当該車両乗員の興味あるジャンルと認定す
る。そして、興味あるジャンルと認定した車両乗員の数
が最も多いジャンルを、車両乗員全体として最も興味の
あるジャンルと特定する。
【0082】ステップ292では、訪問地等履歴データ
記憶部54から、上記ステップ286で特定した利用者
すべてについて各利用者別に記憶されている訪問地等履
歴データをそれぞれ読み込む処理が実行される。ステッ
プ294では、上記図6に示す手法を参照して、上記ス
テップ290で特定したジャンルと、上記ステップ29
2で読み込まれた車両乗員すべての訪問地等履歴データ
との関係に基づいて、車両乗員のいずれもが今までに訪
問したことのない未訪問スポットを特定する処理が実行
される。そして、ステップ296では、上記ステップ2
94で特定した未訪問スポットのデータを送受信部50
から、サービスセンタ22に対して目的地の提供を要求
した車両乗員が搭乗する車両のナビゲーションユニット
20へ送信する処理が実行される。本ステップ296の
処理が実行されると、以後、サービスセンタ22におけ
る処理は終了する。
記憶部54から、上記ステップ286で特定した利用者
すべてについて各利用者別に記憶されている訪問地等履
歴データをそれぞれ読み込む処理が実行される。ステッ
プ294では、上記図6に示す手法を参照して、上記ス
テップ290で特定したジャンルと、上記ステップ29
2で読み込まれた車両乗員すべての訪問地等履歴データ
との関係に基づいて、車両乗員のいずれもが今までに訪
問したことのない未訪問スポットを特定する処理が実行
される。そして、ステップ296では、上記ステップ2
94で特定した未訪問スポットのデータを送受信部50
から、サービスセンタ22に対して目的地の提供を要求
した車両乗員が搭乗する車両のナビゲーションユニット
20へ送信する処理が実行される。本ステップ296の
処理が実行されると、以後、サービスセンタ22におけ
る処理は終了する。
【0083】ステップ298では、車両乗員の要求に対
してサービスセンタ22が送信した未訪問スポットのデ
ータを、送受信部42において受信する処理が実行され
る。そして、ステップ300では、上記ステップ298
で受信した未訪問スポットが車両乗員に提供されるよう
に映像出力部44の表示画面に表示する処理が実行され
る。本ステップ300の処理が終了すると、今回のルー
チンは終了される。
してサービスセンタ22が送信した未訪問スポットのデ
ータを、送受信部42において受信する処理が実行され
る。そして、ステップ300では、上記ステップ298
で受信した未訪問スポットが車両乗員に提供されるよう
に映像出力部44の表示画面に表示する処理が実行され
る。本ステップ300の処理が終了すると、今回のルー
チンは終了される。
【0084】上記図9に示すルーチンによれば、サービ
スセンタ22が、POI検索履歴データから車両乗員全
体として興味のあるジャンルを特定することで、車両乗
員が訪問したいジャンルを設定しなくても、その車両乗
員のいずれもが訪問したことのない未訪問スポットを検
索し、ナビゲーションユニット20へ送信・提供するこ
とができる。このため、この場合にも、車両乗員全員に
対して目的地に関し新鮮味を与えることができる。
スセンタ22が、POI検索履歴データから車両乗員全
体として興味のあるジャンルを特定することで、車両乗
員が訪問したいジャンルを設定しなくても、その車両乗
員のいずれもが訪問したことのない未訪問スポットを検
索し、ナビゲーションユニット20へ送信・提供するこ
とができる。このため、この場合にも、車両乗員全員に
対して目的地に関し新鮮味を与えることができる。
【0085】このように、本実施例においては、車両乗
員全体として興味あるジャンルが特定される際に車両乗
員すべてのPOI検索履歴データが加味され、また、未
訪問スポットが検索される際に車両乗員すべての訪問地
等履歴データが加味されることとなる。このため、本実
施例のシステムによれば、運転者だけでなく同乗者の履
歴も反映させた未訪問スポットを車両乗員へ提供するこ
とができる。従って、本実施例のシステムによれば、車
両乗員全体にとって総合的に満足度の高い目的地に関す
る情報提供を行うことが可能となっている。
員全体として興味あるジャンルが特定される際に車両乗
員すべてのPOI検索履歴データが加味され、また、未
訪問スポットが検索される際に車両乗員すべての訪問地
等履歴データが加味されることとなる。このため、本実
施例のシステムによれば、運転者だけでなく同乗者の履
歴も反映させた未訪問スポットを車両乗員へ提供するこ
とができる。従って、本実施例のシステムによれば、車
両乗員全体にとって総合的に満足度の高い目的地に関す
る情報提供を行うことが可能となっている。
【0086】ところで、ナビゲーションユニット20
は、車両に搭載されているものであるので、車両のアク
セサリスイッチがオン状態からオフ状態に変化した後は
その機能を果たすことができなくなる。また、車両乗員
が車両を降車した場合にはその後車両乗員がいずれの場
所を経由しいずれの場所を訪問したのかを検知すること
ができなくなる。
は、車両に搭載されているものであるので、車両のアク
セサリスイッチがオン状態からオフ状態に変化した後は
その機能を果たすことができなくなる。また、車両乗員
が車両を降車した場合にはその後車両乗員がいずれの場
所を経由しいずれの場所を訪問したのかを検知すること
ができなくなる。
【0087】これに対して、本実施例においては、上述
の如く、車両のアクセサリスイッチがオン状態からオフ
状態に変化する直前にナビゲーションユニット20が携
帯端末24に対して履歴保存指令信号を供給することに
より、携帯端末24が車両乗員の訪問地等を記憶する。
そして、携帯端末24がナビゲーションユニット20の
要求に従ってそのデータを送信することにより、ナビゲ
ーションユニットが車両乗員の降車後における訪問地等
をデータ記憶部40に記憶する。
の如く、車両のアクセサリスイッチがオン状態からオフ
状態に変化する直前にナビゲーションユニット20が携
帯端末24に対して履歴保存指令信号を供給することに
より、携帯端末24が車両乗員の訪問地等を記憶する。
そして、携帯端末24がナビゲーションユニット20の
要求に従ってそのデータを送信することにより、ナビゲ
ーションユニットが車両乗員の降車後における訪問地等
をデータ記憶部40に記憶する。
【0088】このため、本実施例によれば、車両乗員が
車両を降車した後の訪問地等もサービスセンタ22へ提
供することで、サービスセンタ22に詳細な情報を蓄積
することが可能となる。従って、本実施例のシステムに
よれば、サービスセンタ22がナビゲーションユニット
20側からの要求に対して送信・提供すべき未訪問スポ
ットや車両乗員にとって最適な経路を適正に検索するこ
とが可能となり、その結果、ナビゲーションユニット2
0から車両乗員に対して提供する情報を満足度の更に高
いものにすることが可能となる。
車両を降車した後の訪問地等もサービスセンタ22へ提
供することで、サービスセンタ22に詳細な情報を蓄積
することが可能となる。従って、本実施例のシステムに
よれば、サービスセンタ22がナビゲーションユニット
20側からの要求に対して送信・提供すべき未訪問スポ
ットや車両乗員にとって最適な経路を適正に検索するこ
とが可能となり、その結果、ナビゲーションユニット2
0から車両乗員に対して提供する情報を満足度の更に高
いものにすることが可能となる。
【0089】尚、上記の実施例においては、サービスセ
ンタ22が、上記ステップ210、250、288、又
は292の処理を実行することにより特許請求の範囲に
記載された「個人情報取得手段」が、上記ステップ21
2、252、290、又は294の処理を実行すること
により特許請求の範囲に記載された「目的地情報検索手
段」が、それぞれ実現されていると共に、訪問地等履歴
データ記憶部54及びPOI検索履歴データ記憶部56
が特許請求の範囲に記載された「記憶手段」に、ナビゲ
ーションユニット20及び携帯端末24が特許請求の範
囲に記載された「外部端末」に、それぞれ相当してい
る。
ンタ22が、上記ステップ210、250、288、又
は292の処理を実行することにより特許請求の範囲に
記載された「個人情報取得手段」が、上記ステップ21
2、252、290、又は294の処理を実行すること
により特許請求の範囲に記載された「目的地情報検索手
段」が、それぞれ実現されていると共に、訪問地等履歴
データ記憶部54及びPOI検索履歴データ記憶部56
が特許請求の範囲に記載された「記憶手段」に、ナビゲ
ーションユニット20及び携帯端末24が特許請求の範
囲に記載された「外部端末」に、それぞれ相当してい
る。
【0090】ところで、上記の実施例においては、目的
地が設定された後に車両がその目的地まで走行する過程
で通過した経由地をそれぞれ車載のナビゲーションユニ
ット20に記憶させ、その後車両が目的地付近に到着し
た際にそのナビゲーションユニット20に記憶された目
的地や経由地等のデータをまとめてサービスセンタ22
に送信することとしているが、かかるデータをサービス
センタ22に送信する手法はこれに限らず、車両が目的
地まで走行する過程で経由地を取得するごとに随時サー
ビスセンタ22に送信することとしてもよい。
地が設定された後に車両がその目的地まで走行する過程
で通過した経由地をそれぞれ車載のナビゲーションユニ
ット20に記憶させ、その後車両が目的地付近に到着し
た際にそのナビゲーションユニット20に記憶された目
的地や経由地等のデータをまとめてサービスセンタ22
に送信することとしているが、かかるデータをサービス
センタ22に送信する手法はこれに限らず、車両が目的
地まで走行する過程で経由地を取得するごとに随時サー
ビスセンタ22に送信することとしてもよい。
【0091】また、上記の実施例においては、車両のア
クセサリスイッチがオン状態からオフ状態に変化した後
の車両乗員の訪問地等を携帯端末24に記憶させ、その
後に携帯端末24からナビゲーションユニット20を介
してサービスセンタ22へ送信することとしているが、
携帯端末24が直接にサービスセンタ22へ送信するこ
ととしてもよい。
クセサリスイッチがオン状態からオフ状態に変化した後
の車両乗員の訪問地等を携帯端末24に記憶させ、その
後に携帯端末24からナビゲーションユニット20を介
してサービスセンタ22へ送信することとしているが、
携帯端末24が直接にサービスセンタ22へ送信するこ
ととしてもよい。
【0092】また、上記の実施例においては、車両乗員
の要求に従って車両乗員のいずれもが訪問したことのな
い未訪問スポットを特定し車両乗員に提供することとし
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、車
両乗員のいずれかが訪問した経験のあるスポットであっ
ても、例えば以前に訪問した回数や季節、以前に訪問し
てから現在までの期間、そのスポットに訪問履歴のある
車両乗員の人数等を加味して、重みを付けてこれから訪
問すべきスポットを特定し、車両乗員に提供することと
してもよい。
の要求に従って車両乗員のいずれもが訪問したことのな
い未訪問スポットを特定し車両乗員に提供することとし
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、車
両乗員のいずれかが訪問した経験のあるスポットであっ
ても、例えば以前に訪問した回数や季節、以前に訪問し
てから現在までの期間、そのスポットに訪問履歴のある
車両乗員の人数等を加味して、重みを付けてこれから訪
問すべきスポットを特定し、車両乗員に提供することと
してもよい。
【0093】また、上記の実施例においては、車両乗員
の要求に従って車両乗員のいずれもが訪問したことのな
い未訪問スポット(地点)を特定し車両乗員へ提供する
こととしているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、車両乗員のいずれもが行ったことのないエリア
(地域)、例えば多くの観光スポットがある伊豆,日光
等の地区や地域を特定し提供することとしてもよい。
の要求に従って車両乗員のいずれもが訪問したことのな
い未訪問スポット(地点)を特定し車両乗員へ提供する
こととしているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、車両乗員のいずれもが行ったことのないエリア
(地域)、例えば多くの観光スポットがある伊豆,日光
等の地区や地域を特定し提供することとしてもよい。
【0094】また、上記の実施例においては、車両乗員
全体にとって最適な経路を図8に示す如く新鮮度及び見
所度を総合的に判断して特定することとしているが、以
下に示す手法を用いることとしてもよい。
全体にとって最適な経路を図8に示す如く新鮮度及び見
所度を総合的に判断して特定することとしているが、以
下に示す手法を用いることとしてもよい。
【0095】図10は、本実施例の変形例において、訪
問地等履歴データに基づいて現在位置Pから目的地Gま
での経路として車両乗員にとって最適な道路を特定する
手法を説明するための図を示す。まず、例えば図10
(A)において実線で示す道路において、各車両乗員に
ついて訪問地等履歴データに基づいて、設定された目的
地Gへの訪問履歴があるか否か、及び、現在位置Pと目
的地Gとの間に通行履歴のある道路が存在するか否かが
判別される。その結果、車両乗員のいずれかに訪問履歴
又は通行履歴がある場合は、その際に走行した目的地G
までの経路をすべて特定する。
問地等履歴データに基づいて現在位置Pから目的地Gま
での経路として車両乗員にとって最適な道路を特定する
手法を説明するための図を示す。まず、例えば図10
(A)において実線で示す道路において、各車両乗員に
ついて訪問地等履歴データに基づいて、設定された目的
地Gへの訪問履歴があるか否か、及び、現在位置Pと目
的地Gとの間に通行履歴のある道路が存在するか否かが
判別される。その結果、車両乗員のいずれかに訪問履歴
又は通行履歴がある場合は、その際に走行した目的地G
までの経路をすべて特定する。
【0096】そして、例えば同図(A)に示す如く3つ
の経路TK11,TK12,TK13が特定されたもの
とすると、図8(B)において太実線及び破線で示す抽
出経路CK0〜CK3についてそれぞれ、3つの特定経
路TKと重複する部分の重み付けを行う。この重み付け
は、経路中に重複する部分が多いほど重みを大きくし、
また、同一部分であっても重複する回数が多いほど重み
を大きくする。その結果、重みの最も小さく、車両乗員
全体として新鮮さを与える経路CK1(図10(B)に
おいて太実線で示す)を、車両乗員に提供する目的地ま
での経路として特定する。
の経路TK11,TK12,TK13が特定されたもの
とすると、図8(B)において太実線及び破線で示す抽
出経路CK0〜CK3についてそれぞれ、3つの特定経
路TKと重複する部分の重み付けを行う。この重み付け
は、経路中に重複する部分が多いほど重みを大きくし、
また、同一部分であっても重複する回数が多いほど重み
を大きくする。その結果、重みの最も小さく、車両乗員
全体として新鮮さを与える経路CK1(図10(B)に
おいて太実線で示す)を、車両乗員に提供する目的地ま
での経路として特定する。
【0097】かかる手法においても、車両乗員すべての
訪問地等履歴データに基づいて、ある設定された目的地
までの経路として車両乗員にとって総合的に最適な道路
を検索・特定することが可能となる。この場合も、最適
な経路の検索は、車両乗員がすでに通過したことのある
道路と重複部分が多く、また、重複回数が多い経路が選
択されないように行うので、車両乗員全体に対して経路
に関し新鮮味が与えられることとなる。
訪問地等履歴データに基づいて、ある設定された目的地
までの経路として車両乗員にとって総合的に最適な道路
を検索・特定することが可能となる。この場合も、最適
な経路の検索は、車両乗員がすでに通過したことのある
道路と重複部分が多く、また、重複回数が多い経路が選
択されないように行うので、車両乗員全体に対して経路
に関し新鮮味が与えられることとなる。
【0098】更に、上記の実施例においては、車両に搭
載されたナビゲーションユニット20から車両乗員へ目
的地に関する情報を提供することとしているが、目的地
に関する情報を提供する手段はこれに限定されるもので
はなく、車載のナビゲーションユニット20に代えて、
情報表示機能付きの携帯電話や通信機能付きのパソコン
を用いる構成に適用することも可能である。
載されたナビゲーションユニット20から車両乗員へ目
的地に関する情報を提供することとしているが、目的地
に関する情報を提供する手段はこれに限定されるもので
はなく、車載のナビゲーションユニット20に代えて、
情報表示機能付きの携帯電話や通信機能付きのパソコン
を用いる構成に適用することも可能である。
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、一緒に行動する人達の経験や嗜好を反映させた目的
地に関する案内情報を提供することができる。
ば、一緒に行動する人達の経験や嗜好を反映させた目的
地に関する案内情報を提供することができる。
【0099】請求項2及び3記載の発明によれば、一緒
に行動する人達のいずれもが以前に訪問したことのない
地点や地区が目的地として提供されることで、目的地に
関し全員に新鮮味を与えることができる。
に行動する人達のいずれもが以前に訪問したことのない
地点や地区が目的地として提供されることで、目的地に
関し全員に新鮮味を与えることができる。
【0100】請求項4及び5記載の発明によれば、一緒
に行動する人達のいずれもが以前に通行したことのない
道路が目的地までの経路として他の道路よりも優先的に
選択されることで、経路に関し新鮮味を与えることがで
きる。
に行動する人達のいずれもが以前に通行したことのない
道路が目的地までの経路として他の道路よりも優先的に
選択されることで、経路に関し新鮮味を与えることがで
きる。
【0101】また、請求項6記載の発明によれば、一緒
に行動する人達の経験や嗜好を的確に反映させた目的地
に関する案内情報を提供することができる。
に行動する人達の経験や嗜好を的確に反映させた目的地
に関する案内情報を提供することができる。
【図1】本発明の第1実施例の利用者の目的地に関する
情報を提供する情報提供装置を備えるナビゲーションシ
ステムのシステム構成図である。
情報を提供する情報提供装置を備えるナビゲーションシ
ステムのシステム構成図である。
【図2】本実施例のシステムにおいて、サービスセンタ
に訪問地等データを記憶させるべく、ナビゲーションユ
ニット及びサービスセンタが実行する制御ルーチンの一
例のフローチャートである。
に訪問地等データを記憶させるべく、ナビゲーションユ
ニット及びサービスセンタが実行する制御ルーチンの一
例のフローチャートである。
【図3】本実施例のシステムにおいて、サービスセンタ
に訪問地等データを記憶させるべく、携帯端末及びサー
ビスセンタが実行する制御ルーチンの一例のフローチャ
ートである。
に訪問地等データを記憶させるべく、携帯端末及びサー
ビスセンタが実行する制御ルーチンの一例のフローチャ
ートである。
【図4】本実施例のシステムにおいて、サービスセンタ
にPOI検索データを記憶させるべく、ナビゲーション
ユニット及びサービスセンタが実行する制御ルーチンの
一例のフローチャートである。
にPOI検索データを記憶させるべく、ナビゲーション
ユニット及びサービスセンタが実行する制御ルーチンの
一例のフローチャートである。
【図5】本実施例のシステムにおいて、車両乗員の要求
に従って車両乗員のいずれもが訪問したことのない未訪
問スポットを目的地として車両乗員へ提供すべく、ナビ
ゲーションユニット及びサービスセンタが実行する制御
ルーチンの一例のフローチャートである。
に従って車両乗員のいずれもが訪問したことのない未訪
問スポットを目的地として車両乗員へ提供すべく、ナビ
ゲーションユニット及びサービスセンタが実行する制御
ルーチンの一例のフローチャートである。
【図6】本実施例のシステムにおいて、訪問地等履歴デ
ータに基づいて車両乗員のいずれもが今までに訪問した
ことのない未訪問スポットを特定する手法を説明するた
めの図である。
ータに基づいて車両乗員のいずれもが今までに訪問した
ことのない未訪問スポットを特定する手法を説明するた
めの図である。
【図7】車両乗員の設定した目的地に対してその目的地
までの経路として最適な道路を車両乗員へ提供すべく、
ナビゲーションユニット及びサービスセンタが実行する
制御ルーチンの一例のフローチャートである。
までの経路として最適な道路を車両乗員へ提供すべく、
ナビゲーションユニット及びサービスセンタが実行する
制御ルーチンの一例のフローチャートである。
【図8】本実施例のシステムにおいて、訪問地等履歴デ
ータに基づいて目的地までの経路として車両乗員にとっ
て最適な道路を特定する手法を説明するための図であ
る。
ータに基づいて目的地までの経路として車両乗員にとっ
て最適な道路を特定する手法を説明するための図であ
る。
【図9】本実施例のシステムにおいて、車両乗員の嗜好
を反映させたスポットを目的地として車両乗員へ提供す
べく、ナビゲーションユニット及びサービスセンタが実
行する制御ルーチンの一例のフローチャートである。
を反映させたスポットを目的地として車両乗員へ提供す
べく、ナビゲーションユニット及びサービスセンタが実
行する制御ルーチンの一例のフローチャートである。
【図10】本実施例の変形例のシステムにおいて、訪問
地等履歴データに基づいて目的地までの経路として車両
乗員にとって最適な道路を特定する手法を説明するため
の図である。
地等履歴データに基づいて目的地までの経路として車両
乗員にとって最適な道路を特定する手法を説明するため
の図である。
20 ナビゲーションユニット 22 サービスセンタ 24 携帯端末 54 訪問地等履歴データ記憶部 56 POI検索履歴データ記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HC08 HD27 2F029 AA02 AA07 AB01 AB07 AC02 AC09 AC14 5H180 AA01 AA21 BB04 BB05 BB13 BB15 CC12 FF04 FF05 FF14 FF22 FF27 FF32
Claims (6)
- 【請求項1】 利用者が移動すべき目的地に関する情報
を提供する情報提供装置であって、 一群となって移動する複数の利用者の各個人情報を取得
する個人情報取得手段と、 前記個人情報取得手段により取得された前記複数の利用
者の各個人情報に基づいて、該利用者間で所定の関連性
が認められる前記目的地に関する情報を検索する目的地
情報検索手段と、 を備えることを特徴とする情報提供装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の情報提供装置において、 前記目的地情報検索手段は、前記複数の利用者が以前に
訪問したことのない地点又は地区を前記目的地として検
索することを特徴とする情報提供装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の情報提供装置において、 前記個人情報取得手段により取得される前記個人情報
は、少なくとも、該利用者が以前に訪問したことのある
地点又は地区の情報であることを特徴とする情報提供装
置。 - 【請求項4】 請求項1記載の情報提供装置において、 前記目的地に関する情報が、該目的地までの経路である
と共に、 前記目的地情報検索手段は、前記目的地までの経路の全
体又は一部として、前記複数の利用者が以前に通行した
ことのない道路を優先して選択することを特徴とする情
報提供装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の情報提供装置において、 前記個人情報取得手段により取得される前記個人情報
は、少なくとも、各利用者が以前に通行したことのある
道路の情報であることを特徴とする情報提供装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の情報提供装置において、 前記個人情報取得手段は、外部端末から供給される各利
用者の個人情報を蓄積する記憶手段から、前記複数の利
用者の各個人情報を取得することを特徴とする情報提供
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000395812A JP3501122B2 (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 情報提供装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000395812A JP3501122B2 (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 情報提供装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002196665A true JP2002196665A (ja) | 2002-07-12 |
JP3501122B2 JP3501122B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=18861210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000395812A Expired - Fee Related JP3501122B2 (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 情報提供装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3501122B2 (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004184338A (ja) * | 2002-12-05 | 2004-07-02 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用情報提供システム及びその通信方法 |
JP2005010035A (ja) * | 2003-06-19 | 2005-01-13 | Denso Corp | 車両用ナビゲーション装置 |
JP2006162270A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Nissan Motor Co Ltd | 地図更新システム、ナビゲーション装置、配信装置 |
JP2006162269A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Nissan Motor Co Ltd | 地図更新システム、ナビゲーション装置、配信装置 |
JP2007078366A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Ibm Japan Ltd | 地図情報の付加情報を取得する方法およびコンピュータ |
JP2007328469A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Navitime Japan Co Ltd | 地図情報提供システムおよび地図情報提供サーバならびに端末装置および地図情報提供方法 |
US7492284B2 (en) | 2005-09-07 | 2009-02-17 | International Business Machines Corporation | Method and system for acquiring additional information of map information |
JP2009222503A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Denso Corp | ナビゲーション用通信システム、携帯端末、ナビゲーション装置、携帯端末用プログラム及びナビゲーション装置用プログラム |
JP2009245222A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Denso It Laboratory Inc | 行動履歴管理システム |
JP2013210954A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Canon Marketing Japan Inc | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム |
WO2014103399A1 (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-03 | 日産自動車株式会社 | 車両用情報提供装置 |
JP2016057121A (ja) * | 2014-09-08 | 2016-04-21 | 株式会社ナビタイムジャパン | 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置、および、情報処理方法 |
US9919599B2 (en) | 2015-04-17 | 2018-03-20 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle action suggestion device and method |
JP2018132321A (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-23 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 移動履歴送信システム、移動履歴管理システム、移動履歴案内システムおよび移動履歴送信プログラム |
JP7297137B1 (ja) | 2022-11-07 | 2023-06-23 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 | プログラム、方法、およびシステム |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09245097A (ja) * | 1995-09-06 | 1997-09-19 | Sabre Group Inc | 団体の旅行計画及び管理システム |
JPH10307038A (ja) * | 1997-05-07 | 1998-11-17 | Alpine Electron Inc | 車載用ナビゲーション装置 |
JPH11134407A (ja) * | 1997-10-30 | 1999-05-21 | Toyota Motor Corp | 旅行計画管理システム |
JP2000011047A (ja) * | 1998-06-23 | 2000-01-14 | Fujitsu Ten Ltd | 旅行計画装置、旅行情報提供装置、および旅行情報提供用端末装置 |
JP2002008195A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-11 | Aisin Seiki Co Ltd | 乗車予約システム |
JP2002140402A (ja) * | 2000-11-01 | 2002-05-17 | Alpine Electronics Inc | 車両の乗合サービス提供方法、システムおよび装置 |
-
2000
- 2000-12-26 JP JP2000395812A patent/JP3501122B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09245097A (ja) * | 1995-09-06 | 1997-09-19 | Sabre Group Inc | 団体の旅行計画及び管理システム |
JPH10307038A (ja) * | 1997-05-07 | 1998-11-17 | Alpine Electron Inc | 車載用ナビゲーション装置 |
JPH11134407A (ja) * | 1997-10-30 | 1999-05-21 | Toyota Motor Corp | 旅行計画管理システム |
JP2000011047A (ja) * | 1998-06-23 | 2000-01-14 | Fujitsu Ten Ltd | 旅行計画装置、旅行情報提供装置、および旅行情報提供用端末装置 |
JP2002008195A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-11 | Aisin Seiki Co Ltd | 乗車予約システム |
JP2002140402A (ja) * | 2000-11-01 | 2002-05-17 | Alpine Electronics Inc | 車両の乗合サービス提供方法、システムおよび装置 |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004184338A (ja) * | 2002-12-05 | 2004-07-02 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用情報提供システム及びその通信方法 |
JP2005010035A (ja) * | 2003-06-19 | 2005-01-13 | Denso Corp | 車両用ナビゲーション装置 |
JP2006162270A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Nissan Motor Co Ltd | 地図更新システム、ナビゲーション装置、配信装置 |
JP2006162269A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Nissan Motor Co Ltd | 地図更新システム、ナビゲーション装置、配信装置 |
US7492284B2 (en) | 2005-09-07 | 2009-02-17 | International Business Machines Corporation | Method and system for acquiring additional information of map information |
JP2007078366A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Ibm Japan Ltd | 地図情報の付加情報を取得する方法およびコンピュータ |
JP2007328469A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Navitime Japan Co Ltd | 地図情報提供システムおよび地図情報提供サーバならびに端末装置および地図情報提供方法 |
JP2009222503A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Denso Corp | ナビゲーション用通信システム、携帯端末、ナビゲーション装置、携帯端末用プログラム及びナビゲーション装置用プログラム |
JP2009245222A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Denso It Laboratory Inc | 行動履歴管理システム |
JP2013210954A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Canon Marketing Japan Inc | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム |
WO2014103399A1 (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-03 | 日産自動車株式会社 | 車両用情報提供装置 |
JP2014126486A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用情報提供装置 |
US9347784B2 (en) | 2012-12-27 | 2016-05-24 | Nissan Motor Co., Ltd. | Vehicle information providing device |
JP2016057121A (ja) * | 2014-09-08 | 2016-04-21 | 株式会社ナビタイムジャパン | 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置、および、情報処理方法 |
US9919599B2 (en) | 2015-04-17 | 2018-03-20 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle action suggestion device and method |
JP2018132321A (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-23 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 移動履歴送信システム、移動履歴管理システム、移動履歴案内システムおよび移動履歴送信プログラム |
JP7297137B1 (ja) | 2022-11-07 | 2023-06-23 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 | プログラム、方法、およびシステム |
JP2024067948A (ja) * | 2022-11-07 | 2024-05-17 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 | プログラム、方法、およびシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3501122B2 (ja) | 2004-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3395737B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
CN100389303C (zh) | 导航装置 | |
US6999875B2 (en) | Display method and apparatus for navigation system | |
JP3985230B2 (ja) | 車両用ナビゲーション装置及びプログラム | |
US7813874B2 (en) | On-vehicle navigation system, route guide method, and computer-readable recording medium | |
US20150300837A1 (en) | Area map provision system, terminal device, and server device | |
JP3501122B2 (ja) | 情報提供装置 | |
JP4742916B2 (ja) | ナビゲーションシステム | |
JP4402047B2 (ja) | 移動体位置表示装置および方法 | |
US20080221792A1 (en) | Navigation apparatus | |
JP3874924B2 (ja) | 車載用ナビゲーション装置 | |
JP2003121182A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP4096819B2 (ja) | 駐車場案内システム | |
JP2002342330A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP4494858B2 (ja) | 車両用情報システム、車載情報端末、コンピュータ装置 | |
JP4555583B2 (ja) | 案内経路探索装置、ナビゲーション装置および案内経路探索方法 | |
JP3832284B2 (ja) | ナビゲーションシステム及びナビゲーションプログラム | |
JP2002039779A (ja) | ナビゲーションシステム | |
JP4332854B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2000111351A (ja) | 車載用ナビゲーション装置 | |
JP2010060322A (ja) | 情報提供システム | |
JP3991320B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP4080370B2 (ja) | ナビゲーションシステム及び車載用ナビゲーション装置 | |
JP2006133141A (ja) | ナビゲーションシステム | |
JP3879861B2 (ja) | ナビゲーション装置及びナビゲーション方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031124 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |