JP2002021567A - 予混合圧縮自着火エンジン - Google Patents
予混合圧縮自着火エンジンInfo
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- JP2002021567A JP2002021567A JP2000204154A JP2000204154A JP2002021567A JP 2002021567 A JP2002021567 A JP 2002021567A JP 2000204154 A JP2000204154 A JP 2000204154A JP 2000204154 A JP2000204154 A JP 2000204154A JP 2002021567 A JP2002021567 A JP 2002021567A
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/12—Engines characterised by fuel-air mixture compression with compression ignition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B23/00—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation
- F02B23/08—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with positive ignition
- F02B23/10—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with positive ignition with separate admission of air and fuel into cylinder
- F02B23/101—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with positive ignition with separate admission of air and fuel into cylinder the injector being placed on or close to the cylinder centre axis, e.g. with mixture formation using spray guided concepts
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- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、燃料と酸素含有ガスとの予混合気
を燃焼室7において圧縮して自着火燃焼させる予混合圧
縮自着火運転を行って、クランク軸6の回転を維持する
予混合圧縮自着火エンジン100において、過給機17
を備えた場合でも、過給機17の出力を上昇させ、充分
に新気を過給することができる技術を得ることを目的と
する。 【解決手段】 排気路12に設けられた排気タービン1
7bに燃焼室7から排出されるガスを供給し、排ガスタ
ービン17bに連結され吸気路に設けられた吸気コンプ
レッサ17aによって燃焼室に吸気される新気を過給す
る過給機17を備え、排気タービン17bに供給される
ガスのエネルギを増加させるエネルギ増加手段Aを備え
る。
を燃焼室7において圧縮して自着火燃焼させる予混合圧
縮自着火運転を行って、クランク軸6の回転を維持する
予混合圧縮自着火エンジン100において、過給機17
を備えた場合でも、過給機17の出力を上昇させ、充分
に新気を過給することができる技術を得ることを目的と
する。 【解決手段】 排気路12に設けられた排気タービン1
7bに燃焼室7から排出されるガスを供給し、排ガスタ
ービン17bに連結され吸気路に設けられた吸気コンプ
レッサ17aによって燃焼室に吸気される新気を過給す
る過給機17を備え、排気タービン17bに供給される
ガスのエネルギを増加させるエネルギ増加手段Aを備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料と酸素含有ガ
スとの予混合気を燃焼室において圧縮して自着火燃焼さ
せる予混合圧縮自着火運転を行って、クランク軸の回転
を維持する予混合圧縮自着火エンジンに関する。
スとの予混合気を燃焼室において圧縮して自着火燃焼さ
せる予混合圧縮自着火運転を行って、クランク軸の回転
を維持する予混合圧縮自着火エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、自着火を積極的に利用する予混合
圧縮自着火エンジンのコンセプトが話題になっている。
この種の予混合圧縮自着火エンジンは、ディーゼルエン
ジンのパティキュレートを防止する目的で開発されたも
のであって、研究開発の端緒についたところである。着
火形式は、ディーゼルエンジンと同様に、断熱圧縮を利
用した自着火形式であるが、圧縮空気中に燃料を噴射す
るのではなく、主には、火花点火式のエンジンのように
空気(酸素含有ガスの一例)と燃料の予混合気を燃焼室
に形成し、その予混合気を断熱圧縮して自着火燃焼さ
せ、クランク軸の回転を続ける。この手法をガスエンジ
ンに適用すれば、圧縮比を増大させると共に希薄な予混
合気を圧縮自着火させ、高熱効率及び低NOxが可能と
なる。このような、予混合圧縮自着火エンジンは、希薄
予混合気を断熱圧縮によって昇温させ自着火させるの
で、燃焼室においてその予混合気を充分に圧縮する必要
がある。そこで、予混合圧縮自着火エンジンに、排気路
に設けられた排ガスタービンに燃焼室から排出される排
ガスを供給し、排ガスタービンに連結され吸気路に設け
られた吸気コンプレッサによって燃焼室に吸気される新
気を過給する過給機を設ける場合がある。
圧縮自着火エンジンのコンセプトが話題になっている。
この種の予混合圧縮自着火エンジンは、ディーゼルエン
ジンのパティキュレートを防止する目的で開発されたも
のであって、研究開発の端緒についたところである。着
火形式は、ディーゼルエンジンと同様に、断熱圧縮を利
用した自着火形式であるが、圧縮空気中に燃料を噴射す
るのではなく、主には、火花点火式のエンジンのように
空気(酸素含有ガスの一例)と燃料の予混合気を燃焼室
に形成し、その予混合気を断熱圧縮して自着火燃焼さ
せ、クランク軸の回転を続ける。この手法をガスエンジ
ンに適用すれば、圧縮比を増大させると共に希薄な予混
合気を圧縮自着火させ、高熱効率及び低NOxが可能と
なる。このような、予混合圧縮自着火エンジンは、希薄
予混合気を断熱圧縮によって昇温させ自着火させるの
で、燃焼室においてその予混合気を充分に圧縮する必要
がある。そこで、予混合圧縮自着火エンジンに、排気路
に設けられた排ガスタービンに燃焼室から排出される排
ガスを供給し、排ガスタービンに連結され吸気路に設け
られた吸気コンプレッサによって燃焼室に吸気される新
気を過給する過給機を設ける場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、予混合圧縮自
着火エンジンは、希薄予混合気を燃焼させるので、燃焼
室から排出される排ガスの温度は全負荷運転時でも35
0℃程度と低く、排ガスのエネルギを利用する過給機を
効率良く運転させることは困難であった。さらに、予混
合圧縮自着火エンジンの起動時においては、吸気路及び
燃焼室の壁面温度が低く、予混合気を自着火するのに必
要な温度に達するまで断熱圧縮することができない。そ
こで、燃焼室において予混合気を圧縮して自着火させる
ために、過給機における新気の過給圧を上昇させるよう
としても、運転初期において過給機を運転させるために
必要なエネルギーを有する排ガスを殆ど得ることができ
ないので、エンジン自身を何らかの手法によって暖機し
た後に、予混合気を圧縮自着火させる運転を行う必要が
あった。従って、本発明は、上記問題点を解消し、高熱
効率且つ低NOxの予混合圧縮自着火エンジンにおい
て、過給機を備えた場合でも、過給機の出力を上昇さ
せ、充分に新気を過給することができる技術を得ること
を目的とする。
着火エンジンは、希薄予混合気を燃焼させるので、燃焼
室から排出される排ガスの温度は全負荷運転時でも35
0℃程度と低く、排ガスのエネルギを利用する過給機を
効率良く運転させることは困難であった。さらに、予混
合圧縮自着火エンジンの起動時においては、吸気路及び
燃焼室の壁面温度が低く、予混合気を自着火するのに必
要な温度に達するまで断熱圧縮することができない。そ
こで、燃焼室において予混合気を圧縮して自着火させる
ために、過給機における新気の過給圧を上昇させるよう
としても、運転初期において過給機を運転させるために
必要なエネルギーを有する排ガスを殆ど得ることができ
ないので、エンジン自身を何らかの手法によって暖機し
た後に、予混合気を圧縮自着火させる運転を行う必要が
あった。従って、本発明は、上記問題点を解消し、高熱
効率且つ低NOxの予混合圧縮自着火エンジンにおい
て、過給機を備えた場合でも、過給機の出力を上昇さ
せ、充分に新気を過給することができる技術を得ること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】〔構成1〕本発明に係る
予混合圧縮自着火エンジンは、請求項1に記載したごと
く、排気路に設けられた排気タービンに前記燃焼室から
排出されるガスを供給し、前記排ガスタービンに連結さ
れ吸気路に設けられた吸気コンプレッサによって燃焼室
に吸気される新気を過給する過給機を備え、前記排気タ
ービンに供給されるガスのエネルギを増加させるエネル
ギ増加手段を備えたことを特徴とする。
予混合圧縮自着火エンジンは、請求項1に記載したごと
く、排気路に設けられた排気タービンに前記燃焼室から
排出されるガスを供給し、前記排ガスタービンに連結さ
れ吸気路に設けられた吸気コンプレッサによって燃焼室
に吸気される新気を過給する過給機を備え、前記排気タ
ービンに供給されるガスのエネルギを増加させるエネル
ギ増加手段を備えたことを特徴とする。
【0005】〔作用効果〕本構成のごとく、前記過給機
を備えた予混合圧縮自着火エンジンに、前記排ガスエネ
ルギ増加手段を設け、前記燃焼室から前記排ガスタービ
ンへ供給される排ガス等のガスを加熱したり、前記排ガ
スに高エネルギガスを供給して前記排ガスタービンへ供
給されるガスのエネルギを増加させることができ、過給
機の出力を上昇させることができる。即ち、予混合圧縮
自着火エンジンは、希薄予混合気を燃焼させるので、燃
焼室から排出される排ガスの温度は350℃程度と低温
であるが、例えば前記排ガス加熱手段によって、その低
温の排ガスを500℃程度に加熱して、そのエネルギが
上昇した排ガスを排ガスタービンに供給することができ
るので、過給機を高い能力で運転して、新気としての空
気若しくは希薄予混合気の過給圧を上昇させることがで
きる。よって、充分に過給された新気を利用して燃焼室
に形成された予混合気の圧力は上昇し、その予混合気を
充分に自着火に至らしめることができ、例えば熱効率の
向上を図ることができる。
を備えた予混合圧縮自着火エンジンに、前記排ガスエネ
ルギ増加手段を設け、前記燃焼室から前記排ガスタービ
ンへ供給される排ガス等のガスを加熱したり、前記排ガ
スに高エネルギガスを供給して前記排ガスタービンへ供
給されるガスのエネルギを増加させることができ、過給
機の出力を上昇させることができる。即ち、予混合圧縮
自着火エンジンは、希薄予混合気を燃焼させるので、燃
焼室から排出される排ガスの温度は350℃程度と低温
であるが、例えば前記排ガス加熱手段によって、その低
温の排ガスを500℃程度に加熱して、そのエネルギが
上昇した排ガスを排ガスタービンに供給することができ
るので、過給機を高い能力で運転して、新気としての空
気若しくは希薄予混合気の過給圧を上昇させることがで
きる。よって、充分に過給された新気を利用して燃焼室
に形成された予混合気の圧力は上昇し、その予混合気を
充分に自着火に至らしめることができ、例えば熱効率の
向上を図ることができる。
【0006】〔構成2〕本発明に係る予混合圧縮自着火
エンジンは、請求項2に記載したごとく、上記構成1の
予混合圧縮自着火エンジンの構成に加えて、前記排ガス
加熱手段が、バーナ用燃料を燃焼させて前記排ガスター
ビンに供給されるガスを加熱するバーナ装置であること
を特徴とする。
エンジンは、請求項2に記載したごとく、上記構成1の
予混合圧縮自着火エンジンの構成に加えて、前記排ガス
加熱手段が、バーナ用燃料を燃焼させて前記排ガスター
ビンに供給されるガスを加熱するバーナ装置であること
を特徴とする。
【0007】〔作用効果〕本構成のごとく、排ガス加熱
手段として前記バーナ装置を設けることで、前記過給機
の排ガスタービンに供給される排ガス等のガスを、前記
燃焼室に供給する燃料若しくはその他のバーナ用燃料等
を燃焼させて加熱して、前記排ガスタービンへ供給され
るガスのエネルギを増加することができ、簡単な構成
で、過給機の出力を上昇させることができる本発明の予
混合圧縮自着火エンジンを構成することができる。
手段として前記バーナ装置を設けることで、前記過給機
の排ガスタービンに供給される排ガス等のガスを、前記
燃焼室に供給する燃料若しくはその他のバーナ用燃料等
を燃焼させて加熱して、前記排ガスタービンへ供給され
るガスのエネルギを増加することができ、簡単な構成
で、過給機の出力を上昇させることができる本発明の予
混合圧縮自着火エンジンを構成することができる。
【0008】〔構成3〕本発明に係る予混合圧縮自着火
エンジンは、請求項3に記載したごとく、上記構成2の
予混合圧縮自着火エンジンの構成に加えて、前記バーナ
装置が、前記バーナ用燃料を、前記排気路の前記排ガス
タービンの上流側流路内で燃焼させ、前記バーナ用燃料
が燃焼後の燃焼ガスを前記上流側流路に供給するもので
あることを特徴とする。
エンジンは、請求項3に記載したごとく、上記構成2の
予混合圧縮自着火エンジンの構成に加えて、前記バーナ
装置が、前記バーナ用燃料を、前記排気路の前記排ガス
タービンの上流側流路内で燃焼させ、前記バーナ用燃料
が燃焼後の燃焼ガスを前記上流側流路に供給するもので
あることを特徴とする。
【0009】〔作用効果〕本構成のごとく、バーナ装置
によって排ガスタービンに供給されるガスのエネルギを
増加させるに、燃焼室から排出される排ガスが流通する
排気路の排ガスタービンの上流側流路内においてバーナ
用燃料を燃焼させるようにバーナ装置を構成することが
できる。即ち、バーナ装置において、前記上流側流路に
バーナ燃料を供給して、バーナ用燃料を、燃焼室から排
出される排ガス等のガス中の酸素を利用して燃焼させる
ことで、燃焼室から排出されるガスを加熱すると共に、
バーナ用燃料が燃焼後の排ガスを加えて、過給機の排ガ
スタービンへ高温且つ多量の高エネルギのガスを供給す
ることができ、一層過給機の出力を上昇させ、新気の過
給圧を上昇させることができる。また、このように排気
路内においてバーナ用燃料を燃焼させることで、前記排
ガス中の未燃成分をも燃焼させることができる。
によって排ガスタービンに供給されるガスのエネルギを
増加させるに、燃焼室から排出される排ガスが流通する
排気路の排ガスタービンの上流側流路内においてバーナ
用燃料を燃焼させるようにバーナ装置を構成することが
できる。即ち、バーナ装置において、前記上流側流路に
バーナ燃料を供給して、バーナ用燃料を、燃焼室から排
出される排ガス等のガス中の酸素を利用して燃焼させる
ことで、燃焼室から排出されるガスを加熱すると共に、
バーナ用燃料が燃焼後の排ガスを加えて、過給機の排ガ
スタービンへ高温且つ多量の高エネルギのガスを供給す
ることができ、一層過給機の出力を上昇させ、新気の過
給圧を上昇させることができる。また、このように排気
路内においてバーナ用燃料を燃焼させることで、前記排
ガス中の未燃成分をも燃焼させることができる。
【0010】〔構成4〕本発明に係る予混合圧縮自着火
エンジンは、請求項4に記載したごとく、上記構成1か
ら3の何れかの予混合圧縮自着火エンジンの構成に加え
て、前記クランク軸を強制的に回転させる強制運転手段
と、前記過給機における新気の過給圧を検出する過給圧
検出手段を備え、エンジンの運転開始に伴って、前記過
給圧検出手段により検出される前記過給圧が所定の目標
過給圧値になるまで、前記強制運転手段を働かせなが
ら、前記エネルギ増加手段を働かせ、前記過給圧が前記
目標過給圧になった後に、前記予混合圧縮自着火運転を
行う起動運転手段を備えたことを特徴とする。
エンジンは、請求項4に記載したごとく、上記構成1か
ら3の何れかの予混合圧縮自着火エンジンの構成に加え
て、前記クランク軸を強制的に回転させる強制運転手段
と、前記過給機における新気の過給圧を検出する過給圧
検出手段を備え、エンジンの運転開始に伴って、前記過
給圧検出手段により検出される前記過給圧が所定の目標
過給圧値になるまで、前記強制運転手段を働かせなが
ら、前記エネルギ増加手段を働かせ、前記過給圧が前記
目標過給圧になった後に、前記予混合圧縮自着火運転を
行う起動運転手段を備えたことを特徴とする。
【0011】〔作用効果〕予混合圧縮自着火エンジンの
起動運転を行うに、運転開始時は、燃焼室や吸気路が低
温であり、且つ燃焼室から排ガスが排出されないので、
運転開始すぐに過給機を働かせることができず、前記予
混合圧縮自着火運転を行うことができない。そこで、本
発明の予混合圧縮自着火エンジンは、本構成のごとく、
前記起動運転手段によって、先ず、クランク軸を強制回
転させることで、燃焼室から排気路へ強制的にガスを排
出すると共に、前記エネルギ増加手段によって燃焼室か
ら排出されたガスのエネルギを増加して、前記過給機の
排ガスタービンに供給することができ、前記過給機の出
力は徐々に増加されることになる。そこで、例えば、圧
力センサによって吸気路の過給機の吸気コンプレッサの
下流側流路の圧力を検出する、若しくは過給機の回転数
を検出して検出された回転数から前記過給圧を推測する
等のように構成された過給圧検出手段によって、前記過
給圧が前記予混合圧縮自着火運転を行うことができる程
度の目標過給圧値になったときに、前記燃焼室に前記予
混合圧縮自着火運転のための予混合気を形成して、前記
予混合圧縮自着火運転に移行することができる。よっ
て、予混合圧縮自着火エンジンの起動運転時において
も、過給機の出力を増加させて、予混合圧縮自着火運転
にスムーズに移行することができる。
起動運転を行うに、運転開始時は、燃焼室や吸気路が低
温であり、且つ燃焼室から排ガスが排出されないので、
運転開始すぐに過給機を働かせることができず、前記予
混合圧縮自着火運転を行うことができない。そこで、本
発明の予混合圧縮自着火エンジンは、本構成のごとく、
前記起動運転手段によって、先ず、クランク軸を強制回
転させることで、燃焼室から排気路へ強制的にガスを排
出すると共に、前記エネルギ増加手段によって燃焼室か
ら排出されたガスのエネルギを増加して、前記過給機の
排ガスタービンに供給することができ、前記過給機の出
力は徐々に増加されることになる。そこで、例えば、圧
力センサによって吸気路の過給機の吸気コンプレッサの
下流側流路の圧力を検出する、若しくは過給機の回転数
を検出して検出された回転数から前記過給圧を推測する
等のように構成された過給圧検出手段によって、前記過
給圧が前記予混合圧縮自着火運転を行うことができる程
度の目標過給圧値になったときに、前記燃焼室に前記予
混合圧縮自着火運転のための予混合気を形成して、前記
予混合圧縮自着火運転に移行することができる。よっ
て、予混合圧縮自着火エンジンの起動運転時において
も、過給機の出力を増加させて、予混合圧縮自着火運転
にスムーズに移行することができる。
【0012】〔構成5〕本発明に係る予混合圧縮自着火
エンジンは、請求項5に記載したごとく、上記構成4の
予混合圧縮自着火エンジンの構成に加えて、前記強制運
転手段が、前記クランク軸に連結された電動モータであ
ることを特徴とする。
エンジンは、請求項5に記載したごとく、上記構成4の
予混合圧縮自着火エンジンの構成に加えて、前記強制運
転手段が、前記クランク軸に連結された電動モータであ
ることを特徴とする。
【0013】〔作用効果〕本構成のごとく、前記クラン
ク軸強制回転手段として、前記クランク軸に連結された
モータを利用することができ、簡単な構成で、起動運転
時において過給機の出力を増加させて、予混合圧縮自着
火運転にスムーズに移行することができる予混合圧縮自
着火エンジンを実現することができる。
ク軸強制回転手段として、前記クランク軸に連結された
モータを利用することができ、簡単な構成で、起動運転
時において過給機の出力を増加させて、予混合圧縮自着
火運転にスムーズに移行することができる予混合圧縮自
着火エンジンを実現することができる。
【0014】〔構成6〕本発明に係る予混合圧縮自着火
エンジンは、請求項6に記載したごとく、上記構成4の
予混合圧縮自着火エンジンの構成に加えて、前記強制運
転手段が、前記燃焼室において圧縮された予混合気を火
花点火燃焼させる火花点火運転を行う火花点火運転手段
であることを特徴とする。
エンジンは、請求項6に記載したごとく、上記構成4の
予混合圧縮自着火エンジンの構成に加えて、前記強制運
転手段が、前記燃焼室において圧縮された予混合気を火
花点火燃焼させる火花点火運転を行う火花点火運転手段
であることを特徴とする。
【0015】〔作用効果〕本構成のごとく、前記強制運
転手段としての前記火花点火運転手段は、先ず、充分に
暖機されておらず予混合圧縮自着火運転が不可能な状態
である起動運転時において、燃焼室に火花点火可能な当
量比の予混合気を吸気して圧縮し、TDCより遅いタイ
ミング、好ましくは10°ATDC程度の実圧縮比が1
7か18程度となるタイミングで燃焼室に設けられた点
火プラグにより火花発生させ、前記予混合気を点火して
火花点火運転を行う。このように火花点火運転を行うこ
とで、エンジンの暖機状態は徐々に進行すると共に、燃
焼室からは火花点火され燃焼後の高温の排ガスが排出さ
れ、さらにエネルギ増加手段によりエネルギを増加させ
られた排ガスを過給機の排ガスタービンに供給すること
ができるので、起動運転時において過給機の出力を増加
させて、予混合圧縮自着火運転にスムーズに移行するこ
とができる予混合圧縮自着火エンジンを実現することが
できる。
転手段としての前記火花点火運転手段は、先ず、充分に
暖機されておらず予混合圧縮自着火運転が不可能な状態
である起動運転時において、燃焼室に火花点火可能な当
量比の予混合気を吸気して圧縮し、TDCより遅いタイ
ミング、好ましくは10°ATDC程度の実圧縮比が1
7か18程度となるタイミングで燃焼室に設けられた点
火プラグにより火花発生させ、前記予混合気を点火して
火花点火運転を行う。このように火花点火運転を行うこ
とで、エンジンの暖機状態は徐々に進行すると共に、燃
焼室からは火花点火され燃焼後の高温の排ガスが排出さ
れ、さらにエネルギ増加手段によりエネルギを増加させ
られた排ガスを過給機の排ガスタービンに供給すること
ができるので、起動運転時において過給機の出力を増加
させて、予混合圧縮自着火運転にスムーズに移行するこ
とができる予混合圧縮自着火エンジンを実現することが
できる。
【0016】〔構成7〕本発明に係る予混合圧縮自着火
エンジンは、請求項7に記載したごとく、上記構成4の
予混合圧縮自着火エンジンの構成に加えて、前記強制運
転手段が、前記燃焼室において圧縮された新気に、着火
用燃料を噴射して自着火させる噴射着火運転を行う噴射
着火運転手段であることを特徴とする。
エンジンは、請求項7に記載したごとく、上記構成4の
予混合圧縮自着火エンジンの構成に加えて、前記強制運
転手段が、前記燃焼室において圧縮された新気に、着火
用燃料を噴射して自着火させる噴射着火運転を行う噴射
着火運転手段であることを特徴とする。
【0017】本構成のごとく、前記強制運転手段として
の前記噴射着火運転手段は、先ず、充分に暖機されてお
らず予混合圧縮自着火運転が不可能な状態である起動運
転時において、燃焼室に空気若しくは希薄混合気等の新
気を吸気して圧縮し、TDCより遅いタイミング、好ま
しくは10°ATDC程度の実圧縮比が17か18程度
となるタイミングで、軽油等の着火用燃料を噴射して自
着火させて噴射着火運転を行う。このように噴射着火運
転を行うことで、エンジンの暖機状態は徐々に進行する
と共に、燃焼室からは噴射着火され燃焼後の高温の排ガ
スが排出され、さらにエネルギ増加手段によりエネルギ
を増加させられた排ガスを過給機の排ガスタービンに供
給することができるので、起動運転時において過給機の
出力を増加させて、予混合圧縮自着火運転にスムーズに
移行することができる予混合圧縮自着火エンジンを実現
することができる。
の前記噴射着火運転手段は、先ず、充分に暖機されてお
らず予混合圧縮自着火運転が不可能な状態である起動運
転時において、燃焼室に空気若しくは希薄混合気等の新
気を吸気して圧縮し、TDCより遅いタイミング、好ま
しくは10°ATDC程度の実圧縮比が17か18程度
となるタイミングで、軽油等の着火用燃料を噴射して自
着火させて噴射着火運転を行う。このように噴射着火運
転を行うことで、エンジンの暖機状態は徐々に進行する
と共に、燃焼室からは噴射着火され燃焼後の高温の排ガ
スが排出され、さらにエネルギ増加手段によりエネルギ
を増加させられた排ガスを過給機の排ガスタービンに供
給することができるので、起動運転時において過給機の
出力を増加させて、予混合圧縮自着火運転にスムーズに
移行することができる予混合圧縮自着火エンジンを実現
することができる。
【0018】〔構成8〕さらに本発明に係る予混合圧縮
自着火エンジンは、上記構成7の予混合圧縮自着火エン
ジンの構成に加えて、前記燃焼室に、前記着火用燃料の
着火温度以上に加熱されたグロープラグを備えておいて
もよい。
自着火エンジンは、上記構成7の予混合圧縮自着火エン
ジンの構成に加えて、前記燃焼室に、前記着火用燃料の
着火温度以上に加熱されたグロープラグを備えておいて
もよい。
【0019】この構成では、燃焼室にグロープラグを設
けることで、例えば着火用燃料として、着火温度が高い
天然ガス系都市ガス等を利用する場合においても、噴射
着火運転において、燃焼室において圧縮された新気に、
着火用燃料を噴射して確実に着火させることができ、好
ましい状態で予混合圧縮自着火エンジンを起動すること
ができる。
けることで、例えば着火用燃料として、着火温度が高い
天然ガス系都市ガス等を利用する場合においても、噴射
着火運転において、燃焼室において圧縮された新気に、
着火用燃料を噴射して確実に着火させることができ、好
ましい状態で予混合圧縮自着火エンジンを起動すること
ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の予混合圧縮自着火
エンジン100に関する実施の形態を図面に基づいて説
明する。図1に示すように、予混合圧縮自着火エンジン
100は、燃料と空気(酸素含有ガスの一例)との予混
合気を、吸気路11から吸気弁1を介してシリンダ3内
に形成された燃焼室7に吸気し、燃焼室7において圧縮
して自着火燃焼させる予混合圧縮自着火運転を行って、
ピストン4の往復運動を連結棒5を介してクランク軸6
の回転として出力するものである。また、燃焼後の排ガ
スは、燃焼室7から排気弁2を介して排気路12へ排出
される。尚、この予混合圧縮自着火エンジン100の仕
様は、以下の通りである。ボア径:φ110mm×スト
ローク:106mm圧縮比:18定格クランク軸回転
数:1200rpm
エンジン100に関する実施の形態を図面に基づいて説
明する。図1に示すように、予混合圧縮自着火エンジン
100は、燃料と空気(酸素含有ガスの一例)との予混
合気を、吸気路11から吸気弁1を介してシリンダ3内
に形成された燃焼室7に吸気し、燃焼室7において圧縮
して自着火燃焼させる予混合圧縮自着火運転を行って、
ピストン4の往復運動を連結棒5を介してクランク軸6
の回転として出力するものである。また、燃焼後の排ガ
スは、燃焼室7から排気弁2を介して排気路12へ排出
される。尚、この予混合圧縮自着火エンジン100の仕
様は、以下の通りである。ボア径:φ110mm×スト
ローク:106mm圧縮比:18定格クランク軸回転
数:1200rpm
【0021】予混合圧縮自着火エンジン100は、排気
路12に設けられた排ガスタービン17bに燃焼室7か
ら排出される排ガスを供給して、排ガスタービン17b
を回転させて、排ガスタービン17bに連結され吸気路
11に設けられた吸気コンプレッサ17aを回転させ、
吸気路11に供給される空気を加圧する過給機17が設
けられている。
路12に設けられた排ガスタービン17bに燃焼室7か
ら排出される排ガスを供給して、排ガスタービン17b
を回転させて、排ガスタービン17bに連結され吸気路
11に設けられた吸気コンプレッサ17aを回転させ、
吸気路11に供給される空気を加圧する過給機17が設
けられている。
【0022】燃料としての天然ガス系都市ガスは、流量
調整弁8を介して過給機によって加圧された空気に供給
され、吸気路11に予混合気を形成することができ、制
御装置20は、クランク軸6の角度を検出するクランク
軸角センサ10の検出結果からクランク軸6の回転数を
検出し、吸気される空気量を算出しながら、流量調整弁
8を働かせて燃料の供給量を制御し、燃焼室7に吸気さ
れる予混合気の空気比を設定することができる。
調整弁8を介して過給機によって加圧された空気に供給
され、吸気路11に予混合気を形成することができ、制
御装置20は、クランク軸6の角度を検出するクランク
軸角センサ10の検出結果からクランク軸6の回転数を
検出し、吸気される空気量を算出しながら、流量調整弁
8を働かせて燃料の供給量を制御し、燃焼室7に吸気さ
れる予混合気の空気比を設定することができる。
【0023】吸気路11の吸気コンプレッサ17aの下
流側には、冷却水が流量調整弁14を介して供給され、
加圧された予混合気を冷却する冷却器13が設けられ、
制御装置20は、吸気路11の冷却器13の下流側に設
けられた温度センサ15の検出結果に基づいて、流量調
整弁14を制御して、冷却器13の予混合気に対する冷
却量を調整し、燃焼室7に吸気される予混合気の温度を
設定することができ、たとえば制御装置20は、燃焼室
7の内圧を検出する内圧センサ9の検出結果によって、
燃焼室における予混合気の自着火タイミングを検出しな
がら、燃焼室7に吸気される予混合気の温度を設定し
て、その自着火タイミングを好ましいものに調整するこ
とができる。
流側には、冷却水が流量調整弁14を介して供給され、
加圧された予混合気を冷却する冷却器13が設けられ、
制御装置20は、吸気路11の冷却器13の下流側に設
けられた温度センサ15の検出結果に基づいて、流量調
整弁14を制御して、冷却器13の予混合気に対する冷
却量を調整し、燃焼室7に吸気される予混合気の温度を
設定することができ、たとえば制御装置20は、燃焼室
7の内圧を検出する内圧センサ9の検出結果によって、
燃焼室における予混合気の自着火タイミングを検出しな
がら、燃焼室7に吸気される予混合気の温度を設定し
て、その自着火タイミングを好ましいものに調整するこ
とができる。
【0024】このような予混合圧縮自着火エンジン10
0は、希薄予混合気を圧縮自着火させる予混合圧縮自着
火運転を行うために、燃焼室7においてその予混合気を
充分に圧縮する必要がある。そこで、予混合圧縮自着火
エンジン100は、過給機17によって燃焼室7に予混
合気を過給するのであるが、燃焼室7から排出され排気
路12を流通する排ガスの温度は全負荷運転時でも35
0℃程度と低く、排ガスのエネルギを利用する過給機1
7を効率良く運転させることは困難である。
0は、希薄予混合気を圧縮自着火させる予混合圧縮自着
火運転を行うために、燃焼室7においてその予混合気を
充分に圧縮する必要がある。そこで、予混合圧縮自着火
エンジン100は、過給機17によって燃焼室7に予混
合気を過給するのであるが、燃焼室7から排出され排気
路12を流通する排ガスの温度は全負荷運転時でも35
0℃程度と低く、排ガスのエネルギを利用する過給機1
7を効率良く運転させることは困難である。
【0025】そこで、本発明の予混合圧縮自着火エンジ
ン100においては、排気路12において、排ガスター
ビン17bに供給される排ガスのエネルギを増加させ過
給機の出力を上昇させる排ガスエネルギ増加手段Aとし
て、バーナ用燃料として天然ガス系都市ガスを排気路1
2の排ガスタービン17bの上流側流路内で燃焼させ、
燃焼ガスを排ガスタービン17bに供給される排ガスに
供給し排ガスを加熱するバーナ装置25を備えている。
詳しくは、バーナ装置25は、バーナ用燃料燃料を互い
に衝突するように噴出して燃焼させるインパクトバーナ
であり、排気路12の一部を形成し両端が絞られたバー
ナ燃焼室23を備え、さらに、バーナ燃焼室23内に設
けられたバーナノズル21と、バーナノズル21の噴出
方向の近傍に火花を発生するスパークロット22とを備
え、制御装置20によって、開閉弁24を開状態として
バーナノズル21に設けられた複数の噴孔に燃料を供給
すると共に、スパークロット22を働かせてこの噴出し
たバーナ用燃料を着火し、排ガス中に残留する酸素の一
部を利用して、燃料をコンパクトな火炎を形成させて燃
焼させることができ、排ガスタービン17bに供給され
る排ガスを加熱すると共に、排ガス中の未燃成分を燃焼
させることができる。
ン100においては、排気路12において、排ガスター
ビン17bに供給される排ガスのエネルギを増加させ過
給機の出力を上昇させる排ガスエネルギ増加手段Aとし
て、バーナ用燃料として天然ガス系都市ガスを排気路1
2の排ガスタービン17bの上流側流路内で燃焼させ、
燃焼ガスを排ガスタービン17bに供給される排ガスに
供給し排ガスを加熱するバーナ装置25を備えている。
詳しくは、バーナ装置25は、バーナ用燃料燃料を互い
に衝突するように噴出して燃焼させるインパクトバーナ
であり、排気路12の一部を形成し両端が絞られたバー
ナ燃焼室23を備え、さらに、バーナ燃焼室23内に設
けられたバーナノズル21と、バーナノズル21の噴出
方向の近傍に火花を発生するスパークロット22とを備
え、制御装置20によって、開閉弁24を開状態として
バーナノズル21に設けられた複数の噴孔に燃料を供給
すると共に、スパークロット22を働かせてこの噴出し
たバーナ用燃料を着火し、排ガス中に残留する酸素の一
部を利用して、燃料をコンパクトな火炎を形成させて燃
焼させることができ、排ガスタービン17bに供給され
る排ガスを加熱すると共に、排ガス中の未燃成分を燃焼
させることができる。
【0026】このような排ガスエネルギ増加手段Aとし
てのバーナ装置25によって、燃焼室7から排出される
低温の排ガスを500℃程度に加熱して、そのエネルギ
が上昇した排ガスを排ガスタービン17bに供給するこ
とができるので、過給機を高い能力で運転して、予混合
気の過給圧を上昇させることができ、燃焼室7において
予混合気を充分に自着火に至らしめることができる。
てのバーナ装置25によって、燃焼室7から排出される
低温の排ガスを500℃程度に加熱して、そのエネルギ
が上昇した排ガスを排ガスタービン17bに供給するこ
とができるので、過給機を高い能力で運転して、予混合
気の過給圧を上昇させることができ、燃焼室7において
予混合気を充分に自着火に至らしめることができる。
【0027】次に、本発明の予混合圧縮自着火エンジン
100の起動運転について、以下に説明する。予混合圧
縮自着火エンジン100の起動運転を行うに、運転開始
時は、燃焼室7や吸気路11が低温で、燃焼室から排ガ
スが排出されないので過給機17を働かせることができ
ないので、すぐに予混合圧縮自着火運転を行うことがで
きない。そこで、本発明の予混合圧縮自着火エンジン1
00の制御装置20には、起動運転手段201が設けら
れており、起動運転手段201は、起動運転において、
排ガスエネルギ増加手段Aとしてのバーナ装置25を利
用して、過給機17の出力を増加させ、前記予混合圧縮
自着火エンジン100をスムーズに起動させることがで
きる。
100の起動運転について、以下に説明する。予混合圧
縮自着火エンジン100の起動運転を行うに、運転開始
時は、燃焼室7や吸気路11が低温で、燃焼室から排ガ
スが排出されないので過給機17を働かせることができ
ないので、すぐに予混合圧縮自着火運転を行うことがで
きない。そこで、本発明の予混合圧縮自着火エンジン1
00の制御装置20には、起動運転手段201が設けら
れており、起動運転手段201は、起動運転において、
排ガスエネルギ増加手段Aとしてのバーナ装置25を利
用して、過給機17の出力を増加させ、前記予混合圧縮
自着火エンジン100をスムーズに起動させることがで
きる。
【0028】即ち、制御装置20に運転開始指令が入力
された後に、起動運転手段201は、先ず、流量調整弁
8を閉じて燃料の供給を停止した状態で、クランク軸6
を回転自在に設けられたモータ30(強制運転手段の一
例)によって、クランク軸6を例えば1200rpm程
度で強制回転させ、燃焼室7から排気路12へ強制的に
空気を排出させる。そして、バーナ装置25において1
0L/minで供給されたバーナ用燃料を燃焼させ、排
ガスタービン17bに供給される空気に高温の燃焼ガス
を供給することで、排ガスタービン17bには高エネル
ギのガスが供給されることになるので、前記過給機17
の出力は徐々に増加することになる。そして、圧力セン
サ16(過給圧検出手段の一例)において検出される吸
気路11の圧力が、100kPa程度の予混合圧縮自着
火運転を行うことができる程度の目標過給圧値になり、
冷却器13を働かせて吸気路11の予混合気の温度が8
0℃程度になったときに、流量調整弁8を働かせて、空
気比2.5(当量比0.4)程度の希薄状態の予混合気
を燃焼室7に吸気して、予混合圧縮自着火運転に移行す
ることができる。また、予混合圧縮自着火運転に移行後
においては、バーナ装置25は停止若しくは低燃焼量運
転を行う。
された後に、起動運転手段201は、先ず、流量調整弁
8を閉じて燃料の供給を停止した状態で、クランク軸6
を回転自在に設けられたモータ30(強制運転手段の一
例)によって、クランク軸6を例えば1200rpm程
度で強制回転させ、燃焼室7から排気路12へ強制的に
空気を排出させる。そして、バーナ装置25において1
0L/minで供給されたバーナ用燃料を燃焼させ、排
ガスタービン17bに供給される空気に高温の燃焼ガス
を供給することで、排ガスタービン17bには高エネル
ギのガスが供給されることになるので、前記過給機17
の出力は徐々に増加することになる。そして、圧力セン
サ16(過給圧検出手段の一例)において検出される吸
気路11の圧力が、100kPa程度の予混合圧縮自着
火運転を行うことができる程度の目標過給圧値になり、
冷却器13を働かせて吸気路11の予混合気の温度が8
0℃程度になったときに、流量調整弁8を働かせて、空
気比2.5(当量比0.4)程度の希薄状態の予混合気
を燃焼室7に吸気して、予混合圧縮自着火運転に移行す
ることができる。また、予混合圧縮自着火運転に移行後
においては、バーナ装置25は停止若しくは低燃焼量運
転を行う。
【0029】〔別実施の形態〕 〈1〉 上記の実施の形態において、強制運転手段とし
てモータ30を備え、クランク軸6を強制回転させなが
ら起動運転を行う構成を示したが、別に、強制運転手段
として、図2に示すように、燃焼室7に火花発生可能な
点火プラグ31を備え、さらに、制御装置20に、火花
点火運転手段202が備えることができる。即ち、火花
点火運転手段202は、例えば運転開始指示が入力され
た後に、モータ30によりクランク軸6を回転させ、流
量調整弁8を調整して当量比が0.6程度の予混合気を
燃焼室7に吸気して圧縮し、点火プラグ31をTDC以
降の10°ATDC程度で働かせ、予混合気を点火して
火花点火運転を行う。そして、圧力センサ16(過給圧
検出手段の一例)において検出される吸気路11の圧力
が、120kPa程度になり、冷却器13を働かせて吸
気路11の予混合気の温度が85℃程度になったとき
に、点火プラグ31による火花発生の時期をさらに遅ら
せ、内圧センサ9によりTDC付近における圧縮自着火
が確認できた時点で、空気比2.5(当量比0.4)程
度の希薄状態の予混合気を燃焼室7に吸気して、予混合
圧縮自着火運転に移行する。
てモータ30を備え、クランク軸6を強制回転させなが
ら起動運転を行う構成を示したが、別に、強制運転手段
として、図2に示すように、燃焼室7に火花発生可能な
点火プラグ31を備え、さらに、制御装置20に、火花
点火運転手段202が備えることができる。即ち、火花
点火運転手段202は、例えば運転開始指示が入力され
た後に、モータ30によりクランク軸6を回転させ、流
量調整弁8を調整して当量比が0.6程度の予混合気を
燃焼室7に吸気して圧縮し、点火プラグ31をTDC以
降の10°ATDC程度で働かせ、予混合気を点火して
火花点火運転を行う。そして、圧力センサ16(過給圧
検出手段の一例)において検出される吸気路11の圧力
が、120kPa程度になり、冷却器13を働かせて吸
気路11の予混合気の温度が85℃程度になったとき
に、点火プラグ31による火花発生の時期をさらに遅ら
せ、内圧センサ9によりTDC付近における圧縮自着火
が確認できた時点で、空気比2.5(当量比0.4)程
度の希薄状態の予混合気を燃焼室7に吸気して、予混合
圧縮自着火運転に移行する。
【0030】〈2〉 上記の実施の形態において、強制
運転手段としてモータ30を備え、クランク軸6を強制
回転させながら起動運転を行う構成を示したが、別に、
強制運転手段として、図3に示すように、燃焼室7に着
火用燃料としての軽油を噴射可能な燃料噴射弁32を備
え、さらに、制御装置20に、噴射着火運転手段203
が備えることができる。即ち、噴射着火運転手段203
は、例えば運転開始指示が入力された後に、モータ30
によりクランク軸6を回転させ、当量比が希薄状態の予
混合気を燃焼室7に吸気して圧縮し、TDC以降の10
°ATDC程度の時期に、燃料噴射弁32により軽油を
噴射して自着火させる噴射着火運転を行う。そして、圧
力センサ16(過給圧検出手段の一例)において検出さ
れる吸気路11の圧力が、120kPa程度になり、冷
却器13を働かせて吸気路11の予混合気の温度が85
℃程度になったときに、点火プラグ31による火花発生
の時期をさらに遅らせ、内圧センサ9によりTDC付近
における圧縮自着火が確認できた時点で、燃料噴射弁3
2からの軽油の噴射を停止し、空気比2.5(当量比
0.4)程度の希薄状態の予混合気を燃焼室7に吸気し
て、予混合圧縮自着火運転に移行する。また、着火用燃
料としては、発火点が比較的低い軽油を利用することが
好適であるが、別に予混合圧縮自着火運転時に燃焼室に
供給する燃料と同じ燃料を噴射しても構わない。しか
し、着火用燃料として、着火温度が高い天然ガス系都市
ガス等を利用する場合、燃焼室7の着火用燃料が噴射さ
れる領域にグロープラグを設けることが好ましく、燃焼
室7において圧縮された新気に、着火用燃料を噴射して
確実に着火させることができ、好ましい状態で予混合圧
縮自着火エンジンを起動することができる。また、グロ
ープラグを設け、着火用燃料として天然ガス系都市ガス
を利用する場合、グロープラグを1300K(約100
0℃)程度に加熱するこのが好ましく、燃焼室における
当量比が0.5となるように燃料が噴射され、燃焼室か
ら500℃程度の排ガスを排出させることができるの
で、上記の排ガスエネルギ増加手段Aとしてのバーナ装
置25の燃焼負荷を低く押えることができる。
運転手段としてモータ30を備え、クランク軸6を強制
回転させながら起動運転を行う構成を示したが、別に、
強制運転手段として、図3に示すように、燃焼室7に着
火用燃料としての軽油を噴射可能な燃料噴射弁32を備
え、さらに、制御装置20に、噴射着火運転手段203
が備えることができる。即ち、噴射着火運転手段203
は、例えば運転開始指示が入力された後に、モータ30
によりクランク軸6を回転させ、当量比が希薄状態の予
混合気を燃焼室7に吸気して圧縮し、TDC以降の10
°ATDC程度の時期に、燃料噴射弁32により軽油を
噴射して自着火させる噴射着火運転を行う。そして、圧
力センサ16(過給圧検出手段の一例)において検出さ
れる吸気路11の圧力が、120kPa程度になり、冷
却器13を働かせて吸気路11の予混合気の温度が85
℃程度になったときに、点火プラグ31による火花発生
の時期をさらに遅らせ、内圧センサ9によりTDC付近
における圧縮自着火が確認できた時点で、燃料噴射弁3
2からの軽油の噴射を停止し、空気比2.5(当量比
0.4)程度の希薄状態の予混合気を燃焼室7に吸気し
て、予混合圧縮自着火運転に移行する。また、着火用燃
料としては、発火点が比較的低い軽油を利用することが
好適であるが、別に予混合圧縮自着火運転時に燃焼室に
供給する燃料と同じ燃料を噴射しても構わない。しか
し、着火用燃料として、着火温度が高い天然ガス系都市
ガス等を利用する場合、燃焼室7の着火用燃料が噴射さ
れる領域にグロープラグを設けることが好ましく、燃焼
室7において圧縮された新気に、着火用燃料を噴射して
確実に着火させることができ、好ましい状態で予混合圧
縮自着火エンジンを起動することができる。また、グロ
ープラグを設け、着火用燃料として天然ガス系都市ガス
を利用する場合、グロープラグを1300K(約100
0℃)程度に加熱するこのが好ましく、燃焼室における
当量比が0.5となるように燃料が噴射され、燃焼室か
ら500℃程度の排ガスを排出させることができるの
で、上記の排ガスエネルギ増加手段Aとしてのバーナ装
置25の燃焼負荷を低く押えることができる。
【0031】〈3〉 上記の実施の形態において、排ガ
スタービン17bに供給される排ガスのエネルギを増加
させ過給機の出力を上昇させる排ガスエネルギ増加手段
Aとして、燃焼ガスを排ガスタービン17bに供給され
る排ガスに供給し排ガスを加熱するバーナ装置25を備
えた構成について説明したが、このバーナ装置を、バー
ナ用燃料が燃焼する燃焼ガスにより排ガスタービンに供
給される排ガスを間接的に加熱するように構成すること
もでき、排ガスエネルギ増加手段Aとして、バーナ装置
の代わりに、電気ヒータ等を設けることもできる。
スタービン17bに供給される排ガスのエネルギを増加
させ過給機の出力を上昇させる排ガスエネルギ増加手段
Aとして、燃焼ガスを排ガスタービン17bに供給され
る排ガスに供給し排ガスを加熱するバーナ装置25を備
えた構成について説明したが、このバーナ装置を、バー
ナ用燃料が燃焼する燃焼ガスにより排ガスタービンに供
給される排ガスを間接的に加熱するように構成すること
もでき、排ガスエネルギ増加手段Aとして、バーナ装置
の代わりに、電気ヒータ等を設けることもできる。
【0032】〈4〉 本発明の予混合圧縮自着火エンジ
ンに使用できる燃料としては、都市ガスが好適である
が、ガソリン、プロパン、メタノール、水素等、任意の
燃料を使用することができる。
ンに使用できる燃料としては、都市ガスが好適である
が、ガソリン、プロパン、メタノール、水素等、任意の
燃料を使用することができる。
【0033】〈5〉 予混合気を生成するにあたって
は、燃料とこの燃料の燃焼のための酸素を含有するガス
とを混合すれば良いが、例えば、燃焼用酸素含有ガスと
して空気を使用することが一般的である。しかしなが
ら、このようなガスとしては、例えば、酸素成分含有量
が空気に対して高い酸素富化ガス等を使用することが可
能である。
は、燃料とこの燃料の燃焼のための酸素を含有するガス
とを混合すれば良いが、例えば、燃焼用酸素含有ガスと
して空気を使用することが一般的である。しかしなが
ら、このようなガスとしては、例えば、酸素成分含有量
が空気に対して高い酸素富化ガス等を使用することが可
能である。
【0034】〈6〉 上記の実施の形態例においては、
所謂、4サイクルエンジンに関連して説明したが、本願
は、2サイクルエンジンにおいても適応可能である。
所謂、4サイクルエンジンに関連して説明したが、本願
は、2サイクルエンジンにおいても適応可能である。
【0035】〈7〉 上記の実施の形態において、燃焼
室7で圧縮自着火燃焼する予混合気を、吸気路11にお
いて形成する構成を示したが、別に、燃焼室7に直接噴
射する燃料噴射弁を備え、空気のみを吸気し、吸気行程
若しくは圧縮行程初期において燃料を噴射して燃焼室に
予混合気を形成し、この予混合気を圧縮して自着火させ
るように構成することもできる。
室7で圧縮自着火燃焼する予混合気を、吸気路11にお
いて形成する構成を示したが、別に、燃焼室7に直接噴
射する燃料噴射弁を備え、空気のみを吸気し、吸気行程
若しくは圧縮行程初期において燃料を噴射して燃焼室に
予混合気を形成し、この予混合気を圧縮して自着火させ
るように構成することもできる。
【0036】〈8〉 上記の実施の形態において、過給
機17における予混合気の過給圧を検出するための過給
圧検出手段として、圧力センサ16を設けたが、別に、
過給圧検出手段を過給機17の回転数を検出する回転数
検出センサによって過給圧を推定するように構成しても
構わない。
機17における予混合気の過給圧を検出するための過給
圧検出手段として、圧力センサ16を設けたが、別に、
過給圧検出手段を過給機17の回転数を検出する回転数
検出センサによって過給圧を推定するように構成しても
構わない。
【図1】本発明に係る予混合圧縮自着火エンジンの実施
の形態を示す概略構成図
の形態を示す概略構成図
【図2】本発明に係る予混合圧縮自着火エンジンの別の
実施の形態を示す概略構成図
実施の形態を示す概略構成図
【図3】本発明に係る予混合圧縮自着火エンジンの別の
実施の形態を示す概略構成図
実施の形態を示す概略構成図
1 吸気弁 2 排気弁 3 シリンダ 4 ピストン 5 連結棒 6 クランク軸 7 燃焼室 8 流量調整弁 9 内圧センサ 10 クランク軸角センサ 11 吸気路 12 排気路 13 冷却器 14 流量調整弁 15 温度センサ 16 圧力センサ(過給圧検出手段) 17 過給機 17a 吸気コンプレッサ 17b 排ガスタービン 20 制御装置 25 バーナ装置 30 モータ(強制運転手段) 31 点火プラグ 32 燃料噴射弁 202 火花点火運転手段(強制運転手段) 203 噴射着火運転手段(強制運転手段) A 排ガスエネルギ増加手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 23/00 F02D 41/02 351 41/02 351 F02B 37/12 301S (72)発明者 守家 浩二 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 佐古 孝弘 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 西垣 雅司 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 3G005 DA02 FA05 GB17 GB24 GD09 HA00 HA04 HA05 HA13 JA16 3G023 AA00 AA02 AA05 AA08 AB03 AB06 AB08 AC00 AC01 AC04 AC06 AC07 AD03 AF02 AF03 AG02 3G092 AA00 AA18 AB08 BB01 DB03 HA16Z HC01Z HE01Z HE03Z 3G301 HA00 HA01 HA11 HA22 MA11 PA16Z PC01Z PE01Z PE03Z
Claims (7)
- 【請求項1】 燃料と酸素含有ガスとの予混合気を燃焼
室において圧縮して自着火燃焼させる予混合圧縮自着火
運転を行って、クランク軸の回転を維持する予混合圧縮
自着火エンジンであって、 排気路に設けられた排気タービンに前記燃焼室から排出
されるガスを供給し、前記排ガスタービンに連結され吸
気路に設けられた吸気コンプレッサによって燃焼室に吸
気される新気を過給する過給機を備え、 前記排気タービンに供給されるガスのエネルギを増加さ
せるエネルギ増加手段を備えた予混合圧縮自着火エンジ
ン。 - 【請求項2】 前記排ガス加熱手段が、バーナ用燃料を
燃焼させて前記排ガスタービンに供給されるガスを加熱
するバーナ装置である請求項1に記載の予混合圧縮自着
火エンジン。 - 【請求項3】 前記バーナ装置が、前記バーナ用燃料
を、前記排気路の前記排ガスタービンの上流側流路内で
燃焼させ、前記バーナ用燃料が燃焼後の燃焼ガスを前記
上流側流路に供給するものである請求項3に記載の予混
合圧縮自着火エンジン。 - 【請求項4】 前記クランク軸を強制的に回転させる強
制運転手段と、 前記過給機における新気の過給圧を検出する過給圧検出
手段を備え、 エンジンの運転開始に伴って、前記過給圧検出手段によ
り検出される前記過給圧が所定の目標過給圧値になるま
で、前記強制運転手段を働かせながら、前記エネルギ増
加手段を働かせ、前記過給圧が前記目標過給圧になった
後に、前記予混合圧縮自着火運転を行う起動運転手段を
備えた請求項1から3の何れか1項に記載の予混合圧縮
自着火エンジン。 - 【請求項5】 前記強制運転手段が、前記クランク軸に
連結された電動モータである請求項4に記載の予混合圧
縮自着火エンジン。 - 【請求項6】 前記強制運転手段が、前記燃焼室におい
て圧縮された予混合気を火花点火燃焼させる火花点火運
転を行う火花点火運転手段である請求項4に記載の予混
合圧縮自着火エンジン。 - 【請求項7】 前記強制運転手段が、前記燃焼室におい
て圧縮された新気に、着火用燃料を噴射して自着火させ
る噴射着火運転を行う噴射着火運転手段である請求項5
に記載の予混合圧縮自着火エンジン。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000204154A JP2002021567A (ja) | 2000-07-05 | 2000-07-05 | 予混合圧縮自着火エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000204154A JP2002021567A (ja) | 2000-07-05 | 2000-07-05 | 予混合圧縮自着火エンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002021567A true JP2002021567A (ja) | 2002-01-23 |
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ID=18701464
Family Applications (1)
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JP2000204154A Pending JP2002021567A (ja) | 2000-07-05 | 2000-07-05 | 予混合圧縮自着火エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002021567A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2000-07-05 JP JP2000204154A patent/JP2002021567A/ja active Pending
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