JP2001273544A - 紙幣収納用カセット装置 - Google Patents
紙幣収納用カセット装置Info
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- JP2001273544A JP2001273544A JP2000084893A JP2000084893A JP2001273544A JP 2001273544 A JP2001273544 A JP 2001273544A JP 2000084893 A JP2000084893 A JP 2000084893A JP 2000084893 A JP2000084893 A JP 2000084893A JP 2001273544 A JP2001273544 A JP 2001273544A
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- cassette device
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- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D11/00—Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
- G07D11/10—Mechanical details
- G07D11/12—Containers for valuable papers
- G07D11/13—Containers for valuable papers with internal means for handling valuable papers
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- G07D11/12—Containers for valuable papers
- G07D11/125—Secure containers
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は持ち運びする紙幣収納カセット装置の
大きな開口を閉鎖する目的から開発されたものである。
言い換えると本発明は紙幣収納カセット装置の開口から
紙幣が抜き取られるのを未然に防止する目的から開発さ
れたものである。 【解決手段】本発明は、ほぼ箱形であって複数枚の紙幣
を重ねて収納し且つ開口を有して当該開口から紙幣を取
り出すようにしたカセット装置において少なくとも、前
記開口を開閉するためのシャッタと、このシャッタを移
動するための手段と、前記シャッタが前記開口を閉じた
ときに当該シャッタをロックするための手段と、このロ
ック手段を解除するための手段と、を備えたことを特徴
とするカセット装置である。
大きな開口を閉鎖する目的から開発されたものである。
言い換えると本発明は紙幣収納カセット装置の開口から
紙幣が抜き取られるのを未然に防止する目的から開発さ
れたものである。 【解決手段】本発明は、ほぼ箱形であって複数枚の紙幣
を重ねて収納し且つ開口を有して当該開口から紙幣を取
り出すようにしたカセット装置において少なくとも、前
記開口を開閉するためのシャッタと、このシャッタを移
動するための手段と、前記シャッタが前記開口を閉じた
ときに当該シャッタをロックするための手段と、このロ
ック手段を解除するための手段と、を備えたことを特徴
とするカセット装置である。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は通貨である紙幣を複
数枚収納するための紙幣収納用のカセット装置に関す
る。とくに本発明は重ねられた多数の紙幣をほぼ起立し
て収納するための紙幣収納用カセット装置に関する。本
発明によるカセット装置は例えば紙幣の払い出し装置内
にセットされて紙幣の払い出しに使用される。なお本明
細書の用語「紙幣」には流通している紙シートの貨幣を
含むことは勿論である。
数枚収納するための紙幣収納用のカセット装置に関す
る。とくに本発明は重ねられた多数の紙幣をほぼ起立し
て収納するための紙幣収納用カセット装置に関する。本
発明によるカセット装置は例えば紙幣の払い出し装置内
にセットされて紙幣の払い出しに使用される。なお本明
細書の用語「紙幣」には流通している紙シートの貨幣を
含むことは勿論である。
【0002】さらに本明細書の用語「紙幣」には株券や
小切手などの有価証券を含むことは勿論である。加えて
本明細書の用語「紙幣」にはゲーム用のチケットや模造
紙幣などの小形シートを含むことは勿論である。言い換
えると本明細書の用語「紙幣」には紙あるいは樹脂のシ
ートすなわち紙葉類を含む。
小切手などの有価証券を含むことは勿論である。加えて
本明細書の用語「紙幣」にはゲーム用のチケットや模造
紙幣などの小形シートを含むことは勿論である。言い換
えると本明細書の用語「紙幣」には紙あるいは樹脂のシ
ートすなわち紙葉類を含む。
【従来の技術】これまでに種々の紙幣収納用カセット装
置が開発されて来ている。たとえば此の種の装置が本件
出願人による英国特許出願第9921355.5号に開
示されている。
置が開発されて来ている。たとえば此の種の装置が本件
出願人による英国特許出願第9921355.5号に開
示されている。
【0003】図7の斜面図には上述の開示されたカセッ
ト装置5が概略的に示されている。図8の断面端面図に
は上記のカセット装置5が払い出し装置1内にセットさ
れた状態で示されている。なおカセット装置5は概略箱
形に形成されている(図7を参照)。またカセット装置
5には重ねられた多数の矩形シートSが縦方向に起立傾
斜された状態で収納されている。カセット装置5は大き
な長方形の底板13を有する。そして此の底板13の各
サイドには一対になる台形の大きなサイド板10と11
が起立されている。
ト装置5が概略的に示されている。図8の断面端面図に
は上記のカセット装置5が払い出し装置1内にセットさ
れた状態で示されている。なおカセット装置5は概略箱
形に形成されている(図7を参照)。またカセット装置
5には重ねられた多数の矩形シートSが縦方向に起立傾
斜された状態で収納されている。カセット装置5は大き
な長方形の底板13を有する。そして此の底板13の各
サイドには一対になる台形の大きなサイド板10と11
が起立されている。
【0004】一対のサイド板10と11の間の上部にあ
る矩形の頂板12は例えば後板15に連結されている。
そして後板15と一体的な頂板12はカセット装置5の
取り外し自在な蓋になっている。カセット装置5の残る
開口には矩形の前板14が傾斜して固定されている。前
板14は大きな開口17を有し此の開口17から後記す
るように矩形シートSが抜き出され得る。なお開口17
上部の各角部には矩形シートSの各角部を保持するため
の一対のタブ19が形成されている。
る矩形の頂板12は例えば後板15に連結されている。
そして後板15と一体的な頂板12はカセット装置5の
取り外し自在な蓋になっている。カセット装置5の残る
開口には矩形の前板14が傾斜して固定されている。前
板14は大きな開口17を有し此の開口17から後記す
るように矩形シートSが抜き出され得る。なお開口17
上部の各角部には矩形シートSの各角部を保持するため
の一対のタブ19が形成されている。
【0005】カセット装置5の内部には矩形の押圧板3
が前板14と平行に配設されている(図8を参照)。そ
して更に押圧板3は前板14方向にスライド可能に配設
されている。押圧板3は重ねられた多数の矩形シートS
を縦方向に起立傾斜した状態で保持する(図示略)。ま
た押圧板3はスプリング4の弾性力によって前板14方
向に引き寄せられている。また押圧板3の斜めの姿勢は
軸72と73ならびにスロット74と75によって維持
されている。
が前板14と平行に配設されている(図8を参照)。そ
して更に押圧板3は前板14方向にスライド可能に配設
されている。押圧板3は重ねられた多数の矩形シートS
を縦方向に起立傾斜した状態で保持する(図示略)。ま
た押圧板3はスプリング4の弾性力によって前板14方
向に引き寄せられている。また押圧板3の斜めの姿勢は
軸72と73ならびにスロット74と75によって維持
されている。
【0006】矩形シートSの払い出し装置1は図8に示
されるように大きな概略直方形のボックスである。払い
出し装置1は一対になる大きな矩形のサイド板2と矩形
の頂板(図示略)ならびに底板2Bとからなる。そして
払い出し装置1の右端開口部は大きな端板(図示略)に
よって閉じられている。また払い出し装置1の左端開口
部は上部が小さな端板2Eによって閉じられている。言
い換えるとカセット装置5は払い出し装置1内に出し入
れ自在になっている。
されるように大きな概略直方形のボックスである。払い
出し装置1は一対になる大きな矩形のサイド板2と矩形
の頂板(図示略)ならびに底板2Bとからなる。そして
払い出し装置1の右端開口部は大きな端板(図示略)に
よって閉じられている。また払い出し装置1の左端開口
部は上部が小さな端板2Eによって閉じられている。言
い換えるとカセット装置5は払い出し装置1内に出し入
れ自在になっている。
【0007】カセット装置5が払い出し装置1内に挿入
されると斜めの前板14は矩形シートの抜き取り機構2
5に対面される(図8を参照)。抜き取り機構25は図
9に示されるように少し大きな略U形のフレーム26を
有している。フレーム26両端の各下部には長いシャフ
ト80が回転自在に貫通されている。したがって抜き取
り機構25はカセット装置5の前板14に対して起伏自
在になっている(図8を参照)。なおシャフト80の中
央部には矩形シート送り出し用のローラ28が適宜に固
定されている。
されると斜めの前板14は矩形シートの抜き取り機構2
5に対面される(図8を参照)。抜き取り機構25は図
9に示されるように少し大きな略U形のフレーム26を
有している。フレーム26両端の各下部には長いシャフ
ト80が回転自在に貫通されている。したがって抜き取
り機構25はカセット装置5の前板14に対して起伏自
在になっている(図8を参照)。なおシャフト80の中
央部には矩形シート送り出し用のローラ28が適宜に固
定されている。
【0008】ローラ28は前板14の下部に開口された
小窓18内に挿入自在になっている(図7を参照)。ま
たフレーム26両端の各上部にはやや長いスロット39
と40が開口されている。さらに略U形フレーム26の
中央部内にはファンのハウジング83が固定されてい
る。この立方形のハウジング83には大きな角筒形の吸
引ボックス29が固定されている。そして此の吸引ボッ
クス29の上部外側にはもう一個のファンのハウジング
82が固定されている。
小窓18内に挿入自在になっている(図7を参照)。ま
たフレーム26両端の各上部にはやや長いスロット39
と40が開口されている。さらに略U形フレーム26の
中央部内にはファンのハウジング83が固定されてい
る。この立方形のハウジング83には大きな角筒形の吸
引ボックス29が固定されている。そして此の吸引ボッ
クス29の上部外側にはもう一個のファンのハウジング
82が固定されている。
【0009】また吸引ボックス29の開口中央部にはシ
ャフト84が回転自在に差し渡されている。そしてシャ
フト84の中央部には矩形シート送り出し用のローラ2
7が固定されている。なおローラ27は前板14の大き
な開口17内に貫入自在になっている(図7を参照)。
またシャフト84の外端部にはベルト85が掛け渡され
てシャフト80と同動されるようになっている。図8に
おいてはシャフト80まわりの抜き取り機構25の動き
が上部の電気モータ30によって制御される。
ャフト84が回転自在に差し渡されている。そしてシャ
フト84の中央部には矩形シート送り出し用のローラ2
7が固定されている。なおローラ27は前板14の大き
な開口17内に貫入自在になっている(図7を参照)。
またシャフト84の外端部にはベルト85が掛け渡され
てシャフト80と同動されるようになっている。図8に
おいてはシャフト80まわりの抜き取り機構25の動き
が上部の電気モータ30によって制御される。
【0010】まず電気モータ30は大きなギア31と小
さなギア32を介在して大きなギア36を回転する。回
転するギア36のボルト38がスロット39を介在して
抜き取り機構25を前板14に対して往復移動する。抜
き取り機構25が前板14に接近するとハウジング82
と83のファン(図示略)が駆動される。ファンの駆動
によって吸引ボックス29内が負圧になる。この結果、
前板14の表面にある一枚の矩形シートSのみが吸引ボ
ックス29の開口に吸着されることになる。
さなギア32を介在して大きなギア36を回転する。回
転するギア36のボルト38がスロット39を介在して
抜き取り機構25を前板14に対して往復移動する。抜
き取り機構25が前板14に接近するとハウジング82
と83のファン(図示略)が駆動される。ファンの駆動
によって吸引ボックス29内が負圧になる。この結果、
前板14の表面にある一枚の矩形シートSのみが吸引ボ
ックス29の開口に吸着されることになる。
【0011】言い換えると、カセット装置5の開口17
を介在して表面の矩形シートS一枚が吸引ボックス29
に吸着されることになる。吸引ボックス29に矩形シー
トSが吸着されると電気モータ30の駆動によって抜き
取り機構25は前板14から離れる。すなわち吸引ボッ
クス29に吸着された一枚の矩形シートSのみが開口1
7から抜き出されることになる。この状態が図8の断面
端面図に概略的に示されている。抜き取り機構25によ
って抜き出された矩形シートSは下部の電気モータ41
の駆動によって送り出される。
を介在して表面の矩形シートS一枚が吸引ボックス29
に吸着されることになる。吸引ボックス29に矩形シー
トSが吸着されると電気モータ30の駆動によって抜き
取り機構25は前板14から離れる。すなわち吸引ボッ
クス29に吸着された一枚の矩形シートSのみが開口1
7から抜き出されることになる。この状態が図8の断面
端面図に概略的に示されている。抜き取り機構25によ
って抜き出された矩形シートSは下部の電気モータ41
の駆動によって送り出される。
【0012】電気モータ41が駆動されると大きなギア
42と小さなギア43を介在してシャフト80が回転さ
れる。回転されるシャフト80によってローラ27と2
8が駆動されて吸着された矩形シートSが上方に送り出
される。上方に送り出された矩形シートSは移送機構5
0(説明略)によって払い出し装置1の外部に送り出さ
れる(図8の左を参照)。
42と小さなギア43を介在してシャフト80が回転さ
れる。回転されるシャフト80によってローラ27と2
8が駆動されて吸着された矩形シートSが上方に送り出
される。上方に送り出された矩形シートSは移送機構5
0(説明略)によって払い出し装置1の外部に送り出さ
れる(図8の左を参照)。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
矩形シートSの収納用カセット装置5はやや大きな開口
17を有するために問題点があった。
矩形シートSの収納用カセット装置5はやや大きな開口
17を有するために問題点があった。
【0013】具体的には大きな開口17に矩形シートS
たとえば現金である紙幣が露呈するためにセキュリティ
の点で問題があった。本発明は紙幣収納用カセット装置
に形成される紙幣露呈の開口を閉鎖する目的から開発さ
れたものである。すなわち本発明は持ち運びする紙幣収
納カセット装置の大きな開口を閉鎖する目的から開発さ
れたものである。言い換えると本発明はカセット装置の
開口から紙幣が抜き取られるのを未然に防止する目的か
ら開発されたものである。本発明はカセット装置を払い
出し装置から取り出すと開口が閉じられるようにする目
的から開発されたものである。
たとえば現金である紙幣が露呈するためにセキュリティ
の点で問題があった。本発明は紙幣収納用カセット装置
に形成される紙幣露呈の開口を閉鎖する目的から開発さ
れたものである。すなわち本発明は持ち運びする紙幣収
納カセット装置の大きな開口を閉鎖する目的から開発さ
れたものである。言い換えると本発明はカセット装置の
開口から紙幣が抜き取られるのを未然に防止する目的か
ら開発されたものである。本発明はカセット装置を払い
出し装置から取り出すと開口が閉じられるようにする目
的から開発されたものである。
【0014】また本発明はカセット装置を払い出し装置
に挿入すると開口が開かれるようにする目的から開発さ
れたものである。
に挿入すると開口が開かれるようにする目的から開発さ
れたものである。
【課題を解決するための手段】本発明は、ほぼ箱形であ
って複数枚の紙幣を重ねて収納し且つ開口を有して当該
開口から紙幣を取り出すようにしたカセット装置におい
て少なくとも、前記開口を開閉するためのシャッタと、
このシャッタを移動するための手段と、前記シャッタが
前記開口を閉じたときに当該シャッタをロックするため
の手段と、このロック手段を解除するための手段と、を
備えたことを特徴とするカセット装置である。
って複数枚の紙幣を重ねて収納し且つ開口を有して当該
開口から紙幣を取り出すようにしたカセット装置におい
て少なくとも、前記開口を開閉するためのシャッタと、
このシャッタを移動するための手段と、前記シャッタが
前記開口を閉じたときに当該シャッタをロックするため
の手段と、このロック手段を解除するための手段と、を
備えたことを特徴とするカセット装置である。
【0015】また本発明は、前記シャッタが屈曲自在で
あることを特徴としたカセット装置である。また本発明
は、前記シャッタの移動手段が当該シャッタに配設され
た巻き取りバネならびにストッパであることを特徴とし
たカセット装置である。
あることを特徴としたカセット装置である。また本発明
は、前記シャッタの移動手段が当該シャッタに配設され
た巻き取りバネならびにストッパであることを特徴とし
たカセット装置である。
【発明の実施の形態】以下に本発明を其の実施の形態に
ついて添付の図面を参照しつつ説明する。図1は本発明
による一実施例のカセット装置を前面サイドから見た概
略的な断面図である。図2は図1の実施例を左サイドか
ら見た概略的な側面図である。
ついて添付の図面を参照しつつ説明する。図1は本発明
による一実施例のカセット装置を前面サイドから見た概
略的な断面図である。図2は図1の実施例を左サイドか
ら見た概略的な側面図である。
【0016】図3は紙幣の払い出し装置に本実施例をや
や挿入した場合を示す概略的な側面断面図である。図4
は紙幣の払い出し装置に本実施例を更に挿入した場合を
示す概略的な側面断面図である。図5は紙幣の払い出し
装置に本実施例を深く挿入した場合を示す概略的な側面
断面図である。図6は紙幣の払い出し装置に本実施例を
完全に挿入した場合を示す概略的な側面断面図である。
本発明による一実施例のカセット装置10は長方形の大
きな底板11を有している。
や挿入した場合を示す概略的な側面断面図である。図4
は紙幣の払い出し装置に本実施例を更に挿入した場合を
示す概略的な側面断面図である。図5は紙幣の払い出し
装置に本実施例を深く挿入した場合を示す概略的な側面
断面図である。図6は紙幣の払い出し装置に本実施例を
完全に挿入した場合を示す概略的な側面断面図である。
本発明による一実施例のカセット装置10は長方形の大
きな底板11を有している。
【0017】そして底板11の各サイドにはサイド板1
2と13がそれぞれ起立して形成されている。サイド板
12と13は一対になっており各前端部にはそれぞれ斜
辺部を持つほぼ台形の大きな板である(図2を参照)。
サイド板12と13の各斜辺部は内側にそれぞれ屈曲さ
れて一対のガイドレール14と15に形成されている。
なおサイド板12と13にはガイドレール14と15を
覆うカバー板23と24がそれぞれ固定されている。ま
た底板11の前端部27は突出されると共に上方向に屈
曲されている(図2の右側を参照)。
2と13がそれぞれ起立して形成されている。サイド板
12と13は一対になっており各前端部にはそれぞれ斜
辺部を持つほぼ台形の大きな板である(図2を参照)。
サイド板12と13の各斜辺部は内側にそれぞれ屈曲さ
れて一対のガイドレール14と15に形成されている。
なおサイド板12と13にはガイドレール14と15を
覆うカバー板23と24がそれぞれ固定されている。ま
た底板11の前端部27は突出されると共に上方向に屈
曲されている(図2の右側を参照)。
【0018】すなわち此の前端部27はカバー板23と
24の前端部を覆うと共にカセット装置10前部の先鋭
部を覆っている。サイド板12と13の上辺部には帯状
部16と17がそれぞれ上方向に形成されている(図2
を参照)。そしてサイド板12と13が帯状部16と1
7に連結される各前端部には小さなガイド面21と22
が形成されている。また帯状部16と17の各前端部の
一部がそれぞれ内向きに屈曲されている。加えてサイド
板12と13の各下辺部には細溝25と26がそれぞれ
形成されている。
24の前端部を覆うと共にカセット装置10前部の先鋭
部を覆っている。サイド板12と13の上辺部には帯状
部16と17がそれぞれ上方向に形成されている(図2
を参照)。そしてサイド板12と13が帯状部16と1
7に連結される各前端部には小さなガイド面21と22
が形成されている。また帯状部16と17の各前端部の
一部がそれぞれ内向きに屈曲されている。加えてサイド
板12と13の各下辺部には細溝25と26がそれぞれ
形成されている。
【0019】一対になる細溝25と26はそれぞれカセ
ット装置10の先鋭部から中央部に向けて開口されてい
る。一対になるサイド板12と13の各先鋭部の間には
下軸31が固定されている。そして下軸31の各端部に
は小形の下フック32と33がそれぞれ回転自在に外装
されている。さらに下軸31の各端部には渦巻き状の巻
き取りバネ35と36がそれぞれ外装されている。また
一対になる帯状部16と17の各前端部の間にも同様に
上軸51が固定されている。
ット装置10の先鋭部から中央部に向けて開口されてい
る。一対になるサイド板12と13の各先鋭部の間には
下軸31が固定されている。そして下軸31の各端部に
は小形の下フック32と33がそれぞれ回転自在に外装
されている。さらに下軸31の各端部には渦巻き状の巻
き取りバネ35と36がそれぞれ外装されている。また
一対になる帯状部16と17の各前端部の間にも同様に
上軸51が固定されている。
【0020】そして上軸51の各端部にも同様に小形の
上フック52と53がそれぞれ回転自在に外装されてい
る。またカセット装置10の頂部には端面が平らなU形
になる長手の頂板55が開閉自在に配設されている。す
なわちやや大きな矩形の頂板55は一対のサイド板12
と13の間の開閉自在な蓋になっている。なお頂板55
の各サイドはそれぞれ屈曲されて起立部に形成されてい
る。頂板55の各起立部の前端部は上軸51にそれぞれ
回転自在に外装されている。また頂板55の各起立部の
基部には前端部から後端部に向けて細長いスロット56
と57がそれぞれ形成されている。
上フック52と53がそれぞれ回転自在に外装されてい
る。またカセット装置10の頂部には端面が平らなU形
になる長手の頂板55が開閉自在に配設されている。す
なわちやや大きな矩形の頂板55は一対のサイド板12
と13の間の開閉自在な蓋になっている。なお頂板55
の各サイドはそれぞれ屈曲されて起立部に形成されてい
る。頂板55の各起立部の前端部は上軸51にそれぞれ
回転自在に外装されている。また頂板55の各起立部の
基部には前端部から後端部に向けて細長いスロット56
と57がそれぞれ形成されている。
【0021】さらに頂板55の中央前端部59は突出さ
れると共に下方に湾曲されている。言い換えると中央前
端部59は一対のガイドレール14と15の後端部間に
配置されている。したがってスロット56と57の各上
面はガイドレール14と15の各上面と同じレベルにな
るように形成され得る。また頂板55の各起立部の上サ
イドはそれぞれ外側に屈曲されてカバー片61と62に
形成されている。さらにカバー片61と62の各後端部
には下向きの突起63と64がそれぞれ形成されてい
る。
れると共に下方に湾曲されている。言い換えると中央前
端部59は一対のガイドレール14と15の後端部間に
配置されている。したがってスロット56と57の各上
面はガイドレール14と15の各上面と同じレベルにな
るように形成され得る。また頂板55の各起立部の上サ
イドはそれぞれ外側に屈曲されてカバー片61と62に
形成されている。さらにカバー片61と62の各後端部
には下向きの突起63と64がそれぞれ形成されてい
る。
【0022】これらの各突起63と64は帯状部16と
17の各後端部にそれぞれ接触自在になる。したがって
帯状部16と17の各頂面と各カバー片61と62との
間には細溝65と66がそれぞれ形成されることにな
る。すなわち細溝65と66は各帯状部16と17の前
部から中央部に向けてそれぞれ開口されることになる。
図1の中央部に大きく示されるている71は腕時計バン
ドのように屈曲自在になるシャッタである。シャッタ7
1は例えば多数個の長手になる軸板72を有する。
17の各後端部にそれぞれ接触自在になる。したがって
帯状部16と17の各頂面と各カバー片61と62との
間には細溝65と66がそれぞれ形成されることにな
る。すなわち細溝65と66は各帯状部16と17の前
部から中央部に向けてそれぞれ開口されることになる。
図1の中央部に大きく示されるている71は腕時計バン
ドのように屈曲自在になるシャッタである。シャッタ7
1は例えば多数個の長手になる軸板72を有する。
【0023】軸板72の各端にはピン軸73が外向きに
突出されていると共に軸板72の各サイドには窪みが適
宜に形成されている。軸板72の各窪みにはそれぞれ小
板74が填め込まれ細長い枢軸75によって連結されて
いる。すなわち枢軸75によって軸板72と小板74と
は屈曲自在な長板状のシャッタ71に連結されている。
屈曲自在な長板状のシャッタ71はカセット装置10の
傾斜面すなわち前面の大きな開口76を覆う(図1を参
照)。シャッタ71を構成する左右のピン軸73群は左
右のガイドレール14と15にそれぞれスライド自在に
載置されている。
突出されていると共に軸板72の各サイドには窪みが適
宜に形成されている。軸板72の各窪みにはそれぞれ小
板74が填め込まれ細長い枢軸75によって連結されて
いる。すなわち枢軸75によって軸板72と小板74と
は屈曲自在な長板状のシャッタ71に連結されている。
屈曲自在な長板状のシャッタ71はカセット装置10の
傾斜面すなわち前面の大きな開口76を覆う(図1を参
照)。シャッタ71を構成する左右のピン軸73群は左
右のガイドレール14と15にそれぞれスライド自在に
載置されている。
【0024】シャッタ71下端部すなわち前端部の左右
のピン軸73には巻き取りバネ35と36の各先端部が
それぞれ固定されいる。そして図1の状態の時に最も下
の左右のピン軸73は左右の下フック32と33によっ
てそれぞれ掛け止められ得る(図2を参照)。なお一対
の下フック32と33には適宜に小形のスプリングが配
設されても良いことは勿論である。上述の状態でシャッ
タ71上端部すなわち後端部の左右のピン軸73も左右
の上フック52と53によって掛け止められ得る(図2
を参照)。これら一対の上フック52と53にも適宜に
小形のスプリングが配設されても良いことは勿論であ
る。
のピン軸73には巻き取りバネ35と36の各先端部が
それぞれ固定されいる。そして図1の状態の時に最も下
の左右のピン軸73は左右の下フック32と33によっ
てそれぞれ掛け止められ得る(図2を参照)。なお一対
の下フック32と33には適宜に小形のスプリングが配
設されても良いことは勿論である。上述の状態でシャッ
タ71上端部すなわち後端部の左右のピン軸73も左右
の上フック52と53によって掛け止められ得る(図2
を参照)。これら一対の上フック52と53にも適宜に
小形のスプリングが配設されても良いことは勿論であ
る。
【0025】シャッタ71後端部の軸板72の外サイド
に枢着された両端の各小板74にはストッパ77と78
がそれぞれ起立されている。なお頂板55の後端部には
少し大きな矩形になる後板79の上端部が枢軸されてい
る。また後板79の下部には鍵装置68が配設されてい
る。上述のカセット装置10は例えば図6に概略が示さ
れている紙幣の払い出し装置90内にセットされる。こ
の紙幣払い出し装置90は大きな概略直方形のボックス
からなる。紙幣払い出し装置90の後端部は大きく開口
されており此の開口からカセット装置10が収納自在に
なる。
に枢着された両端の各小板74にはストッパ77と78
がそれぞれ起立されている。なお頂板55の後端部には
少し大きな矩形になる後板79の上端部が枢軸されてい
る。また後板79の下部には鍵装置68が配設されてい
る。上述のカセット装置10は例えば図6に概略が示さ
れている紙幣の払い出し装置90内にセットされる。こ
の紙幣払い出し装置90は大きな概略直方形のボックス
からなる。紙幣払い出し装置90の後端部は大きく開口
されており此の開口からカセット装置10が収納自在に
なる。
【0026】この大きな開口は払い出し装置90の底板
92と、左右のサイド板93と94と、頂部95とから
なる(図1を参照)。頂部95の下面にはカセット装置
10の各カバー片61と62を通過させるための大溝9
6と97がそれぞれ形成されている。さらに頂部95の
下面にはカセット装置10の各ストッパ76と77を通
過させるための小溝98と99がそれぞれ形成されてい
る。なお小溝98と99にはストッパ76と77をそれ
ぞれ阻止するための段部60と70が形成されている。
払い出し装置90の各サイド板93と94の内側下部に
は下レール20と30がそれぞれ形成されている。
92と、左右のサイド板93と94と、頂部95とから
なる(図1を参照)。頂部95の下面にはカセット装置
10の各カバー片61と62を通過させるための大溝9
6と97がそれぞれ形成されている。さらに頂部95の
下面にはカセット装置10の各ストッパ76と77を通
過させるための小溝98と99がそれぞれ形成されてい
る。なお小溝98と99にはストッパ76と77をそれ
ぞれ阻止するための段部60と70が形成されている。
払い出し装置90の各サイド板93と94の内側下部に
は下レール20と30がそれぞれ形成されている。
【0027】下レール20と30はカセット装置10の
細溝25と26内にそれぞれ挿入自在になる(図1を参
照)。さらに各サイド板93と94の内側上部には上レ
ール40と50がそれぞれ形成されている。上レール4
0と50はカセット装置10の細溝65と66内にそれ
ぞれ挿入自在になる。
細溝25と26内にそれぞれ挿入自在になる(図1を参
照)。さらに各サイド板93と94の内側上部には上レ
ール40と50がそれぞれ形成されている。上レール4
0と50はカセット装置10の細溝65と66内にそれ
ぞれ挿入自在になる。
【実施例】本実施例を使用する場合には先ずカセット装
置10から後板79を枢軸まわりに回転して開く(図2
を参照)。
置10から後板79を枢軸まわりに回転して開く(図2
を参照)。
【0028】つぎに頂板55を上軸51まわり回転して
引き上げ各サイド板12と13の間を大きく開口する。
そしてカセット装置10内部にある押圧板(図示略)を
スプリング(図示略)に抗してシャッタ71から離す
(図8の説明を参照)。つぎに多数の重ねられた紙幣を
一対のサイド板12と13の間に挿入し押圧板に立て掛
けて保持する。かくして押圧板は紙幣と共にスプリング
の弾性力によってシャッタ71方向に引き寄せられる。
つぎに上述とは逆に一対のサイド板12と13の間を頂
板55ならびに後板79によって閉じる。
引き上げ各サイド板12と13の間を大きく開口する。
そしてカセット装置10内部にある押圧板(図示略)を
スプリング(図示略)に抗してシャッタ71から離す
(図8の説明を参照)。つぎに多数の重ねられた紙幣を
一対のサイド板12と13の間に挿入し押圧板に立て掛
けて保持する。かくして押圧板は紙幣と共にスプリング
の弾性力によってシャッタ71方向に引き寄せられる。
つぎに上述とは逆に一対のサイド板12と13の間を頂
板55ならびに後板79によって閉じる。
【0029】すなわちカセット装置10の開口は頂板5
5と後板79によって閉鎖される。なお連結された頂板
55と後板79は適宜に鍵装置78によってロックされ
得ることは勿論である。上述の閉じられたカセット装置
10が払い出し装置90内に大きな開口を介在して挿入
される(図3を参照)。すなわち払い出し装置90の大
溝96と97にはカセット装置10のカバー片61と6
2がそれぞれ挿入される(図1を参照)。同時に払い出
し装置90の小溝98と99にはカセット装置10のス
トッパ76と77がそれぞれ挿入される。
5と後板79によって閉鎖される。なお連結された頂板
55と後板79は適宜に鍵装置78によってロックされ
得ることは勿論である。上述の閉じられたカセット装置
10が払い出し装置90内に大きな開口を介在して挿入
される(図3を参照)。すなわち払い出し装置90の大
溝96と97にはカセット装置10のカバー片61と6
2がそれぞれ挿入される(図1を参照)。同時に払い出
し装置90の小溝98と99にはカセット装置10のス
トッパ76と77がそれぞれ挿入される。
【0030】そして上述の状態で更にカセット装置10
を払い出し装置90内に押し込む。この結果、上レール
40と50が細溝65と66内にそれぞれ挿入されるこ
とになる。かくして長い上レール40と50が上フック
52と53を上軸51まわりに回転する(図3を参
照)。このことによってシャッタ71の上端部すなわち
後端部のピン軸73は自由になる。上記の状態で更にカ
セット装置10を払い出し装置90内に押し込む。この
結果、下レール20と30が細溝25と26内にそれぞ
れ挿入されることになる。
を払い出し装置90内に押し込む。この結果、上レール
40と50が細溝65と66内にそれぞれ挿入されるこ
とになる。かくして長い上レール40と50が上フック
52と53を上軸51まわりに回転する(図3を参
照)。このことによってシャッタ71の上端部すなわち
後端部のピン軸73は自由になる。上記の状態で更にカ
セット装置10を払い出し装置90内に押し込む。この
結果、下レール20と30が細溝25と26内にそれぞ
れ挿入されることになる。
【0031】かくして長い下レール20と30が下フッ
ク32と33を下軸31まわりに回転する(図4を参
照)。このことによってシャッタ71の下端部すなわち
前端部のピン軸73は自由になる。この状態においてカ
セット装置10を払い出し装置90内に更に押し込む。
この結果、カセット装置10のストッパ77と78が払
い出し装置90の段部60と70に引っ掛かることにな
る(図5を参照)。さらにカセット装置10を払い出し
装置90内に押し込むとシャッタ71は引き上げられる
ことになる。
ク32と33を下軸31まわりに回転する(図4を参
照)。このことによってシャッタ71の下端部すなわち
前端部のピン軸73は自由になる。この状態においてカ
セット装置10を払い出し装置90内に更に押し込む。
この結果、カセット装置10のストッパ77と78が払
い出し装置90の段部60と70に引っ掛かることにな
る(図5を参照)。さらにカセット装置10を払い出し
装置90内に押し込むとシャッタ71は引き上げられる
ことになる。
【0032】すなわちシャッタ71は巻き取りバネ35
と36の弾性力に抗して引き上げられることになる。カ
セット装置10を払い出し装置90内に完全に押し込む
とシャッタ71は斜めの大きな開口76を開くことにな
る(図6を参照)。かくしてカセット装置10前部の開
口76は大きく開かれてカセット装置10内の紙幣抜き
出しに備えられる。払い出し装置90の抜き取り機構
(図示略)が駆動されると開口76に露呈される紙幣の
みが抜き出される(図8の説明を参照)。抜き出された
紙幣(図示略)は移送機構(図示略)によって払い出し
装置90の外部に送り出される。
と36の弾性力に抗して引き上げられることになる。カ
セット装置10を払い出し装置90内に完全に押し込む
とシャッタ71は斜めの大きな開口76を開くことにな
る(図6を参照)。かくしてカセット装置10前部の開
口76は大きく開かれてカセット装置10内の紙幣抜き
出しに備えられる。払い出し装置90の抜き取り機構
(図示略)が駆動されると開口76に露呈される紙幣の
みが抜き出される(図8の説明を参照)。抜き出された
紙幣(図示略)は移送機構(図示略)によって払い出し
装置90の外部に送り出される。
【0033】図6の状態のカセット装置10が払い出し
装置90から引き出されるとシャッタ71は開口76を
覆うことになる。すなわちカセット装置10が払い出し
装置90から引き出されると巻き取りバネ35と36の
復元力が作用する(図5を参照)。ストッパ77と78
は段部60と70によって其の動きが阻止されている。
しかしながら巻き取りバネ35と36の復元力が作用し
てシャッタ71は下方に引張られることになる。カセッ
ト装置10が払い出し装置90から更に引き出されると
シャッタ71は大きな開口76を完全に閉じる(図4を
参照)。
装置90から引き出されるとシャッタ71は開口76を
覆うことになる。すなわちカセット装置10が払い出し
装置90から引き出されると巻き取りバネ35と36の
復元力が作用する(図5を参照)。ストッパ77と78
は段部60と70によって其の動きが阻止されている。
しかしながら巻き取りバネ35と36の復元力が作用し
てシャッタ71は下方に引張られることになる。カセッ
ト装置10が払い出し装置90から更に引き出されると
シャッタ71は大きな開口76を完全に閉じる(図4を
参照)。
【0034】この状態でカセット装置10を払い出し装
置90内から更に引き出すと下フック32と33が自由
になる。すなわち下フック32と33が下レール20と
30から離れ例えば自重によって起立することになる。
この結果、下フック32と33はシャッタ71下端部の
ピン軸73を引っ掛けることになる(図3を参照)。さ
らにカセット装置10が払い出し装置90から引き出さ
れると上フック52と53が自由になる。すなわち上フ
ック52と53が上レール40と50から離れ例えば自
重によって起立することになる。この結果、上フック5
2と53はシャッタ71上端部のピン軸73を引っ掛け
ることになる(図2を参照)。
置90内から更に引き出すと下フック32と33が自由
になる。すなわち下フック32と33が下レール20と
30から離れ例えば自重によって起立することになる。
この結果、下フック32と33はシャッタ71下端部の
ピン軸73を引っ掛けることになる(図3を参照)。さ
らにカセット装置10が払い出し装置90から引き出さ
れると上フック52と53が自由になる。すなわち上フ
ック52と53が上レール40と50から離れ例えば自
重によって起立することになる。この結果、上フック5
2と53はシャッタ71上端部のピン軸73を引っ掛け
ることになる(図2を参照)。
【0035】したがってシャッタ71は上フック52と
53ならびに下フック32と33によって其の移動が阻
止されることになる。すなわちシャッタ71は上フック
52と53ならびに下フック32と33によってロック
されることになる。かくしてカセット装置10が払い出
し装置90から完全に取り出されても開口76は露呈さ
れないことになる。言い換えるとカセット装置10の開
口76がシャッタ71によって閉じられた状態にて払い
出し装置90から取り出される。上述の実施例において
シャッタ71は腕時計のバンド形状のようなものとして
説明した。
53ならびに下フック32と33によって其の移動が阻
止されることになる。すなわちシャッタ71は上フック
52と53ならびに下フック32と33によってロック
されることになる。かくしてカセット装置10が払い出
し装置90から完全に取り出されても開口76は露呈さ
れないことになる。言い換えるとカセット装置10の開
口76がシャッタ71によって閉じられた状態にて払い
出し装置90から取り出される。上述の実施例において
シャッタ71は腕時計のバンド形状のようなものとして
説明した。
【0036】しかしながらシャッタ71は他の形状のも
のであっても良いことは勿論である。たとえばシャッタ
71は断面S形の細い板を多数並べ屈曲自在に連結した
ものであっても良いことは勿論である。また樹脂製の連
続する各キャップに細い鉄棒の各端部を挿入した曲がり
自在なシャッタにしても良いことは勿論である。また曲
がり自在な薄いスティール板をシャッタにしても良いこ
とは勿論である。さらに上レール40と50を走ること
になる上フック52と53に小さなローラを付けても良
いことは勿論である。同様に下レール20と30を走る
下フック32と33に小さなローラを取り付けても良い
ことは勿論である。
のであっても良いことは勿論である。たとえばシャッタ
71は断面S形の細い板を多数並べ屈曲自在に連結した
ものであっても良いことは勿論である。また樹脂製の連
続する各キャップに細い鉄棒の各端部を挿入した曲がり
自在なシャッタにしても良いことは勿論である。また曲
がり自在な薄いスティール板をシャッタにしても良いこ
とは勿論である。さらに上レール40と50を走ること
になる上フック52と53に小さなローラを付けても良
いことは勿論である。同様に下レール20と30を走る
下フック32と33に小さなローラを取り付けても良い
ことは勿論である。
【0037】またガイドレール14と15を走るシャッ
タ71のピン軸73に小さなローラを付けても良いこと
は勿論である。
タ71のピン軸73に小さなローラを付けても良いこと
は勿論である。
【発明の効果】以上のように本発明によると簡単な構成
を付加することによってカセット装置の開口をシャッタ
で簡単に開閉できることになる。すなわち本発明による
と紙幣収納カセット装置を払い出し装置に挿入すると開
口を自動的に開くことができる。また本発明によると紙
幣収納カセット装置を払い出し装置から抜き出すと開口
を自動的に閉じることができる。
を付加することによってカセット装置の開口をシャッタ
で簡単に開閉できることになる。すなわち本発明による
と紙幣収納カセット装置を払い出し装置に挿入すると開
口を自動的に開くことができる。また本発明によると紙
幣収納カセット装置を払い出し装置から抜き出すと開口
を自動的に閉じることができる。
【0038】したがって本発明によると紙幣収納カセッ
ト装置に形成される紙幣露呈の開口を簡単に開閉できる
という大きな効果が得られる。この結果、本発明による
と紙幣収納カセット装置の開口から紙幣が抜き取られる
のを未然に防止できる。
ト装置に形成される紙幣露呈の開口を簡単に開閉できる
という大きな効果が得られる。この結果、本発明による
と紙幣収納カセット装置の開口から紙幣が抜き取られる
のを未然に防止できる。
【図1】図1は本発明による一実施例のカセット装置を
前面から見た概略的な断面図である。
前面から見た概略的な断面図である。
【図2】図2は図1の実施例を左サイドから見た概略的
な側面図である。
な側面図である。
【図3】図3は紙幣の払い出し装置に本実施例をやや挿
入した場合を示す概略的な側面断面図である。
入した場合を示す概略的な側面断面図である。
【図4】図4は紙幣の払い出し装置に本実施例を更に挿
入した場合を示す概略的な側面断面図である。
入した場合を示す概略的な側面断面図である。
【図5】図5は紙幣の払い出し装置に本実施例を深く挿
入した場合を示す概略的な側面断面図である。
入した場合を示す概略的な側面断面図である。
【図6】図6は紙幣の払い出し装置に本実施例を完全に
挿入した場合を示す概略的な側面断面図である。
挿入した場合を示す概略的な側面断面図である。
【図7】図7は従来の紙幣収納用カセット装置を示す概
略的な斜面図である。
略的な斜面図である。
【図8】図8は図7のカセット装置を使用する矩形シー
ト払い出し装置の断面端面図である。
ト払い出し装置の断面端面図である。
【図9】図9は図8の主要部を示す概略的な斜面図であ
る。
る。
10:紙幣収納用のカセット装置、 71:シャッタ、 76:開口、 90:紙幣の払い出し装置、 ・シャッタの移動手段・・・ 35:巻き取りバネ、 36:巻き取りバネ ・シャッタのロック手段・・・ 32:下フック、 33:下フック、 52:上フック、 53:上フック、 ・ロック手段の解除手段・・・ 20:下レール、 30:下レール、 40:上レール、 50:上レール。
Claims (3)
- 【請求項1】ほぼ箱形であって複数枚の紙幣を重ねて収
納し且つ開口を有して当該開口から紙幣を取り出すよう
にしたカセット装置において少なくとも、前記開口を開
閉するためのシャッタと、このシャッタを移動するため
の手段と、前記シャッタが前記開口を閉じたときに当該
シャッタをロックするための手段と、このロック手段を
解除するための手段と、を備えたことを特徴とするカセ
ット装置。 - 【請求項2】請求項1の記載において、前記シャッタが
屈曲自在であることを特徴としたカセット装置。 - 【請求項3】請求項1あるいは請求項2の記載におい
て、前記シャッタの移動手段が当該シャッタに配設され
た巻き取りバネならびにストッパであることを特徴とし
たカセット装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000084893A JP2001273544A (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 紙幣収納用カセット装置 |
GB0020411A GB2360510A (en) | 2000-03-24 | 2000-08-21 | Cassette for storing paper money in dispensing machine |
KR1020000053005A KR20010030309A (ko) | 1999-09-14 | 2000-09-07 | 지폐 저장용 카세트 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000084893A JP2001273544A (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 紙幣収納用カセット装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001273544A true JP2001273544A (ja) | 2001-10-05 |
Family
ID=18601307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000084893A Pending JP2001273544A (ja) | 1999-09-14 | 2000-03-24 | 紙幣収納用カセット装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001273544A (ja) |
GB (1) | GB2360510A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103679924A (zh) * | 2013-12-26 | 2014-03-26 | 上海古鳌电子科技股份有限公司 | 一种清分机取钞开闭传动装置 |
JP2017049634A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | ローレル精機株式会社 | 紙幣処理機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2223873B1 (en) * | 2005-12-19 | 2013-04-24 | MEI, Inc. | Dispensing unit for notes of value |
DE102008044838A1 (de) | 2008-08-28 | 2010-03-04 | Wincor Nixdorf International Gmbh | Vorrichtung zum Verriegeln und Entriegeln der Jalousie eines Behälters |
US9500022B1 (en) * | 2015-11-01 | 2016-11-22 | Alexey Shesvill | Slide safe apparatus and method |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6117501Y2 (ja) * | 1978-03-03 | 1986-05-28 | ||
GB2039264B (en) * | 1978-12-08 | 1983-09-28 | De La Rue Crosfield | Security cassettes |
GB2131082A (en) * | 1982-11-19 | 1984-06-13 | De La Rue Syst | Secure containers |
GB8404364D0 (en) * | 1984-02-20 | 1984-03-28 | De La Rue Syst | Sheet dispensing apparatus |
JPS60244720A (ja) * | 1984-05-19 | 1985-12-04 | Omron Tateisi Electronics Co | 紙葉類収納装置 |
US4659008A (en) * | 1985-04-12 | 1987-04-21 | Ncr Corporation | Tampering-proof cassette used in a cash dispenser |
US5871209A (en) * | 1996-03-01 | 1999-02-16 | Currency Systems International, Inc. | Cassette based document handling system |
-
2000
- 2000-03-24 JP JP2000084893A patent/JP2001273544A/ja active Pending
- 2000-08-21 GB GB0020411A patent/GB2360510A/en not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103679924A (zh) * | 2013-12-26 | 2014-03-26 | 上海古鳌电子科技股份有限公司 | 一种清分机取钞开闭传动装置 |
CN103679924B (zh) * | 2013-12-26 | 2016-03-30 | 上海古鳌电子科技股份有限公司 | 一种具有取钞开闭传动装置的清分机 |
JP2017049634A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | ローレル精機株式会社 | 紙幣処理機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2360510A (en) | 2001-09-26 |
GB0020411D0 (en) | 2000-10-04 |
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