JP2000278592A - 撮像装置、その制御方法および記憶媒体 - Google Patents
撮像装置、その制御方法および記憶媒体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 様々な撮像条件下および多様な撮像装置の機
能に対し、常に映像を良好な状態に維持することができ
る撮像装置を提供する。 【解決手段】 システム制御部21は、電子ズーム部1
7およびズームレンズ11を停止させた状態では、ノイ
ズリダクションの制御モードをズーム停止モードとして
ノイズリダクション部18を制御する。そして、電子ズ
ーム部17およびズームレンズ11の一方を動作させた
状態では、ノイズリダクションの制御モードをズーム動
作モードとしてノイズリダクション部18を制御する。
ズーム停止モードでは、ノイズリダクションの巡回係数
Kは、被写体の明るさが最も明るいと判別される領域A
の「31/32」の値から最も明るくないとされる領域
Dの「255/256」の値までの範囲で切換わる。ズ
ーム動作モードでは、領域Aの「3/4」の値から領域
Dの「31/32」の値までの範囲で切り換わる。
能に対し、常に映像を良好な状態に維持することができ
る撮像装置を提供する。 【解決手段】 システム制御部21は、電子ズーム部1
7およびズームレンズ11を停止させた状態では、ノイ
ズリダクションの制御モードをズーム停止モードとして
ノイズリダクション部18を制御する。そして、電子ズ
ーム部17およびズームレンズ11の一方を動作させた
状態では、ノイズリダクションの制御モードをズーム動
作モードとしてノイズリダクション部18を制御する。
ズーム停止モードでは、ノイズリダクションの巡回係数
Kは、被写体の明るさが最も明るいと判別される領域A
の「31/32」の値から最も明るくないとされる領域
Dの「255/256」の値までの範囲で切換わる。ズ
ーム動作モードでは、領域Aの「3/4」の値から領域
Dの「31/32」の値までの範囲で切り換わる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノイズリダクショ
ン回路を備えた撮像装置およびその制御方法に関する。
また、本発明は、撮像装置内のCPUによって実行さ
れ、被写体の画像を撮像するプログラムが格納された記
憶媒体に関する。
ン回路を備えた撮像装置およびその制御方法に関する。
また、本発明は、撮像装置内のCPUによって実行さ
れ、被写体の画像を撮像するプログラムが格納された記
憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラには、映像信号から
ノイズを除去するためのノイズリダクション回路が設け
られている。ノイズリダクション回路では、デジタルビ
デオ(DV)カセット(SDフォーマット)の登場など
により、他の様々な映像信号処理回路と共にデジタル化
が進んでいる。
ノイズを除去するためのノイズリダクション回路が設け
られている。ノイズリダクション回路では、デジタルビ
デオ(DV)カセット(SDフォーマット)の登場など
により、他の様々な映像信号処理回路と共にデジタル化
が進んでいる。
【0003】デジタルノイズリダクション回路は、フィ
ールドメモリを使用した巡回型が一般的であり、近年、
メモリが安価になったこともあって、民生用ビデオカメ
ラの普及機に至るまで搭載されるようになった。
ールドメモリを使用した巡回型が一般的であり、近年、
メモリが安価になったこともあって、民生用ビデオカメ
ラの普及機に至るまで搭載されるようになった。
【0004】ここで、時間的に相関関係にあるフィール
ド画像を用いてノイズを除去する巡回型ノイズリダクシ
ョン回路について示す。図3に示すように、巡回型ノイ
ズリダクション回路は、入力端子51、加算回路52、
減算回路53、乗算回路54、フィールドメモリ55、
リミッタ56および出力端子57から構成される。
ド画像を用いてノイズを除去する巡回型ノイズリダクシ
ョン回路について示す。図3に示すように、巡回型ノイ
ズリダクション回路は、入力端子51、加算回路52、
減算回路53、乗算回路54、フィールドメモリ55、
リミッタ56および出力端子57から構成される。
【0005】入力端子51からの信号Siは、加算回路
52および減算回路53に供給される。減算回路53で
は、信号Siとフィールドメモリ55によって遅延され
た信号Sfとが減算され、フィールド間のノイズ信号S
n1が検出される。検出された信号Sn1はリミッタ5
6に供給される。
52および減算回路53に供給される。減算回路53で
は、信号Siとフィールドメモリ55によって遅延され
た信号Sfとが減算され、フィールド間のノイズ信号S
n1が検出される。検出された信号Sn1はリミッタ5
6に供給される。
【0006】信号Sn1には動き成分が含まれているの
で、リミッタ56で動き成分が除去され、信号Sn2と
なる。信号Sn2は乗算回路54で外部より与えられる
係数K(以降、巡回係数という)により乗算され、信号
K・Sn2となり、加算回路52に供給される。
で、リミッタ56で動き成分が除去され、信号Sn2と
なる。信号Sn2は乗算回路54で外部より与えられる
係数K(以降、巡回係数という)により乗算され、信号
K・Sn2となり、加算回路52に供給される。
【0007】加算回路52では、信号Siと信号K・S
n2とを加算することにより、信号Siからノイズ成分
を除去する。この加算回路52からの信号Soは、フィ
ールドメモリ55に供給されると共に、出力端子57か
ら出力される。
n2とを加算することにより、信号Siからノイズ成分
を除去する。この加算回路52からの信号Soは、フィ
ールドメモリ55に供給されると共に、出力端子57か
ら出力される。
【0008】ここで、説明を簡略化するために、Sn1
=Sn2=Snとすると、信号Snは数式(1)で示さ
れる。
=Sn2=Snとすると、信号Snは数式(1)で示さ
れる。
【0009】Sn=Sf−Si ……… (1)
【0010】信号Soは数式(2)で示される。
【0011】 So=Si+K・Sn =Si+K・(Sf−Si) =(1−K)・Si+K・Sf ……… (2) 数式(2)から、よりノイズ成分の少ない信号Soを得
る方法を考えると、信号Siにはノイズ成分が含まれ、
信号Sfはノイズ成分が除去された信号Soの遅延信号
であるので、巡回係数Kを限りなく、値1に近似させて
いけばよいことがわかる。また、逆に巡回係数Kを値0
にした場合、信号Siがそのまま信号Soとなる。
る方法を考えると、信号Siにはノイズ成分が含まれ、
信号Sfはノイズ成分が除去された信号Soの遅延信号
であるので、巡回係数Kを限りなく、値1に近似させて
いけばよいことがわかる。また、逆に巡回係数Kを値0
にした場合、信号Siがそのまま信号Soとなる。
【0012】このように、巡回係数Kを値1に近似させ
ていく程、ノイズの除去には有効である。そして、ビデ
オカメラでは、映像信号を生成する過程で、小型化のた
めの部品の高密度実装化、デジタル化、信号処理および
ビデオカメラ各部の制御の高速化に伴い、映像信号はノ
イズの影響を受けやすくなっている。この対策として、
ノイズリダクションの効き量を大きく設定しなければな
らない状況にある。
ていく程、ノイズの除去には有効である。そして、ビデ
オカメラでは、映像信号を生成する過程で、小型化のた
めの部品の高密度実装化、デジタル化、信号処理および
ビデオカメラ各部の制御の高速化に伴い、映像信号はノ
イズの影響を受けやすくなっている。この対策として、
ノイズリダクションの効き量を大きく設定しなければな
らない状況にある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ノイズ
リダクションの効き量を大きくすると、ノイズ除去効果
が上がる反面、映像の各フィールドにおいて前のフィー
ルドの影響が強くなるので、被写体に動きのあるような
シーンでは残像が目立つ映像となってしまう。
リダクションの効き量を大きくすると、ノイズ除去効果
が上がる反面、映像の各フィールドにおいて前のフィー
ルドの影響が強くなるので、被写体に動きのあるような
シーンでは残像が目立つ映像となってしまう。
【0014】この問題は、実際には被写体が動いていな
くても、ズームすることによって結果的に被写体像の大
きさが変化する場合でも同様である。
くても、ズームすることによって結果的に被写体像の大
きさが変化する場合でも同様である。
【0015】そこで、本発明は、様々な撮像条件下およ
び多様な撮像装置の機能に対し、最適なノイズリダクシ
ョン処理を実現することによって、常に映像を良好な状
態に維持することができる撮像装置、その制御方法およ
び記憶媒体を提供することを目的とする。
び多様な撮像装置の機能に対し、最適なノイズリダクシ
ョン処理を実現することによって、常に映像を良好な状
態に維持することができる撮像装置、その制御方法およ
び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の撮像装置は、請求項1に
記載の撮像装置は、被写体の画像を撮像する撮像装置に
おいて、前記撮像された画像のノイズを除去するノイズ
除去手段と、前記撮像された画像を変倍する変倍手段
と、前記変倍手段の変倍動作に応じて前記ノイズ除去手
段の制御値を設定する制御手段とを備えたことを特徴と
する。
に、本発明の請求項1に記載の撮像装置は、請求項1に
記載の撮像装置は、被写体の画像を撮像する撮像装置に
おいて、前記撮像された画像のノイズを除去するノイズ
除去手段と、前記撮像された画像を変倍する変倍手段
と、前記変倍手段の変倍動作に応じて前記ノイズ除去手
段の制御値を設定する制御手段とを備えたことを特徴と
する。
【0017】請求項2に記載の撮像装置では、請求項1
に係る撮像装置において、前記制御手段は、変倍動作モ
ードにおける前記ノイズ除去手段の制御値を、変倍停止
モードに比べてノイズ除去効果が低減された値に設定す
ることを特徴とする。
に係る撮像装置において、前記制御手段は、変倍動作モ
ードにおける前記ノイズ除去手段の制御値を、変倍停止
モードに比べてノイズ除去効果が低減された値に設定す
ることを特徴とする。
【0018】請求項3に記載の撮像装置では、請求項1
に係る撮像装置において、前記変倍手段は、前記撮像さ
れた画像を光学的に変倍する光学ズーム手段および前記
撮像された画像を電子的信号処理によって変倍する電子
ズーム手段の少なくとも一方を有することを特徴とす
る。
に係る撮像装置において、前記変倍手段は、前記撮像さ
れた画像を光学的に変倍する光学ズーム手段および前記
撮像された画像を電子的信号処理によって変倍する電子
ズーム手段の少なくとも一方を有することを特徴とす
る。
【0019】請求項4に記載の撮像装置では、請求項2
に係る撮像装置において、前記制御手段は、前記変倍停
止モードから前記変倍動作モードに移行する際、前記ノ
イズ除去手段の制御値を段階的に切り換えることを特徴
とする。
に係る撮像装置において、前記制御手段は、前記変倍停
止モードから前記変倍動作モードに移行する際、前記ノ
イズ除去手段の制御値を段階的に切り換えることを特徴
とする。
【0020】請求項5に記載の撮像装置では、請求項2
に係る撮像装置において、前記制御手段は、前記変倍動
作モードから前記変倍停止モードに移行する際、前記ノ
イズ除去手段の制御値を段階的に切り換えることを特徴
とする。
に係る撮像装置において、前記制御手段は、前記変倍動
作モードから前記変倍停止モードに移行する際、前記ノ
イズ除去手段の制御値を段階的に切り換えることを特徴
とする。
【0021】請求項6に記載の撮像装置は、請求項1に
係る撮像装置において、前記被写体からの光信号の量に
対し、生成する映像信号のレベルを維持する露出調整手
段を備え、前記制御手段は、前記露出調整手段の制御値
に応じて、前記ノイズ除去手段の制御値を切り換えるこ
とを特徴とする。
係る撮像装置において、前記被写体からの光信号の量に
対し、生成する映像信号のレベルを維持する露出調整手
段を備え、前記制御手段は、前記露出調整手段の制御値
に応じて、前記ノイズ除去手段の制御値を切り換えるこ
とを特徴とする。
【0022】請求項7に記載の撮像装置では、請求項1
に係る撮像装置において、前記制御手段は、前記変倍手
段の単位時間当たりの変倍率に応じて、前記ノイズ除去
手段の制御値を切り換えることを特徴とする。
に係る撮像装置において、前記制御手段は、前記変倍手
段の単位時間当たりの変倍率に応じて、前記ノイズ除去
手段の制御値を切り換えることを特徴とする。
【0023】請求項8に記載の撮像装置の制御方法は、
被写体の画像を撮像する撮像装置の制御方法において、
撮像された画像を変倍する工程と、前記撮像された画像
のノイズを除去する際の制御値を、変倍動作に応じて設
定する工程とを有することを特徴とする。
被写体の画像を撮像する撮像装置の制御方法において、
撮像された画像を変倍する工程と、前記撮像された画像
のノイズを除去する際の制御値を、変倍動作に応じて設
定する工程とを有することを特徴とする。
【0024】請求項9に記載の記憶媒体は、撮像装置内
のCPUによって実行され、被写体の画像を撮像するプ
ログラムが格納された記憶媒体において、前記プログラ
ムは、前記撮像された画像のノイズを除去する際の制御
値を、変倍動作情報に基づいて設定する手順を含むこと
を特徴とする。
のCPUによって実行され、被写体の画像を撮像するプ
ログラムが格納された記憶媒体において、前記プログラ
ムは、前記撮像された画像のノイズを除去する際の制御
値を、変倍動作情報に基づいて設定する手順を含むこと
を特徴とする。
【0025】請求項10に記載の撮像装置は、時間的に
相関関係にある画像を用いて撮像画像のノイズを除去す
るノイズ除去手段と、前記撮像装置のズーム倍率の変倍
動作を実行するズーム手段と、前記ズーム手段によるズ
ーム倍率の変倍動作を指示する変倍動作指示手段と、前
記変倍動作指示手段によってズーム倍率の変倍動作が実
行中であるかどうかを判定する判定手段と、前記判定手
段の判定結果に基いて前記ノイズ除去手段の制御値を設
定する設定手段とを有することを特徴とする。
相関関係にある画像を用いて撮像画像のノイズを除去す
るノイズ除去手段と、前記撮像装置のズーム倍率の変倍
動作を実行するズーム手段と、前記ズーム手段によるズ
ーム倍率の変倍動作を指示する変倍動作指示手段と、前
記変倍動作指示手段によってズーム倍率の変倍動作が実
行中であるかどうかを判定する判定手段と、前記判定手
段の判定結果に基いて前記ノイズ除去手段の制御値を設
定する設定手段とを有することを特徴とする。
【0026】請求項11に記載の撮像装置は、請求項1
0において、前記設定手段は、前記判定手段によってズ
ーム倍率の変倍動作が実行中であると判定された場合、
ズーム倍率の変倍動作が停止している場合よりもノイズ
除去効果が低減された値に設定することを特徴とする。
0において、前記設定手段は、前記判定手段によってズ
ーム倍率の変倍動作が実行中であると判定された場合、
ズーム倍率の変倍動作が停止している場合よりもノイズ
除去効果が低減された値に設定することを特徴とする。
【0027】請求項12に記載の撮像装置は、請求項1
0において、前記設定手段は、ズーム倍率の変倍動作の
単位時間当たりの変倍率に応じて前記ノイズ除去手段の
制御値を設定することを特徴とする。
0において、前記設定手段は、ズーム倍率の変倍動作の
単位時間当たりの変倍率に応じて前記ノイズ除去手段の
制御値を設定することを特徴とする。
【0028】請求項13に記載の撮像装置は、請求項1
0において、さらに、撮像画像の露出を調整する露出制
御手段を有し、前記設定手段は、前記露出調整手段の制
御値に応じて前記ノイズ除去手段の制御値を切換えるこ
とを特徴とする。
0において、さらに、撮像画像の露出を調整する露出制
御手段を有し、前記設定手段は、前記露出調整手段の制
御値に応じて前記ノイズ除去手段の制御値を切換えるこ
とを特徴とする。
【0029】請求項14に記載の撮像装置は、請求項1
0において、前記設定手段は、ズーム倍率の変倍動作が
実行状態から停止状態に移行する場合、前記ノイズ制御
手段の制御値を段階的に切換えることを特徴とする。
0において、前記設定手段は、ズーム倍率の変倍動作が
実行状態から停止状態に移行する場合、前記ノイズ制御
手段の制御値を段階的に切換えることを特徴とする。
【0030】請求項15に記載の撮像装置は、請求項1
0において、前記設定手段は、ズーム倍率の変倍動作が
実行状態から停止状態に移行する場合、前記ノイズ制御
手段の制御値を段階的に切換えることを特徴とする。
0において、前記設定手段は、ズーム倍率の変倍動作が
実行状態から停止状態に移行する場合、前記ノイズ制御
手段の制御値を段階的に切換えることを特徴とする。
【0031】請求項16に記載の撮像装置は、請求項1
0において、前記ズーム手段は、被写体を光学的にズー
ムする光学ズーム手段と、被写体を電子的な処理によっ
てズームする電子ズーム手段とを有し、前記電子ズーム
手段は、前記ノイズ除去手段によってノイズが除去され
た画像に対してズーム処理を行い、前記設定手段は、前
記光学ズーム手段によってズーム動作が実行中であると
判定された場合、前記電子ズーム手段によってズーム動
作が実行している場合よりもノイズ除去効果が低減され
た値に設定することを特徴とする。
0において、前記ズーム手段は、被写体を光学的にズー
ムする光学ズーム手段と、被写体を電子的な処理によっ
てズームする電子ズーム手段とを有し、前記電子ズーム
手段は、前記ノイズ除去手段によってノイズが除去され
た画像に対してズーム処理を行い、前記設定手段は、前
記光学ズーム手段によってズーム動作が実行中であると
判定された場合、前記電子ズーム手段によってズーム動
作が実行している場合よりもノイズ除去効果が低減され
た値に設定することを特徴とする。
【0032】請求項17に記載の撮像装置の制御方法
は、被写体を撮像する撮像装置の制御方法において、時
間的に相関関係にある画像を用いて撮像画像のノイズを
除去するノイズ除去工程と、前記撮像装置のズーム倍率
の変倍動作を指示する変倍動作指示工程と、前記変倍動
作指示工程によってズーム倍率の変倍動作が実行中であ
るかどうかを判定する判定工程と、前記判定工程の判定
結果に基いて前記ノイズ除去手段の制御値を設定する設
定工程とを有することを特徴とする。
は、被写体を撮像する撮像装置の制御方法において、時
間的に相関関係にある画像を用いて撮像画像のノイズを
除去するノイズ除去工程と、前記撮像装置のズーム倍率
の変倍動作を指示する変倍動作指示工程と、前記変倍動
作指示工程によってズーム倍率の変倍動作が実行中であ
るかどうかを判定する判定工程と、前記判定工程の判定
結果に基いて前記ノイズ除去手段の制御値を設定する設
定工程とを有することを特徴とする。
【0033】請求項18に記載の撮像装置の制御方法
は、請求項17において、前記設定工程は、前記判定工
程によってズーム倍率の変倍動作が実行中であると判定
された場合、ズーム倍率の変倍動作が停止している場合
よりもノイズ除去効果が低減された値に設定することを
特徴とする。
は、請求項17において、前記設定工程は、前記判定工
程によってズーム倍率の変倍動作が実行中であると判定
された場合、ズーム倍率の変倍動作が停止している場合
よりもノイズ除去効果が低減された値に設定することを
特徴とする。
【0034】請求項19に記載の撮像装置の制御方法
は、請求項17において、前記設定工程は、ズーム倍率
の変倍動作の単位時間当たりの変倍率に応じて前記ノイ
ズ除去工程の制御値を設定することを特徴とする。
は、請求項17において、前記設定工程は、ズーム倍率
の変倍動作の単位時間当たりの変倍率に応じて前記ノイ
ズ除去工程の制御値を設定することを特徴とする。
【0035】請求項20に記載の撮像装置の制御方法
は、請求項17において、さらに、撮像画像の露出を調
整する露出制御工程を有し、前記設定工程は、前記露出
調整工程の制御値に応じて前記ノイズ除去工程の制御値
を切換えることを特徴とする。
は、請求項17において、さらに、撮像画像の露出を調
整する露出制御工程を有し、前記設定工程は、前記露出
調整工程の制御値に応じて前記ノイズ除去工程の制御値
を切換えることを特徴とする。
【0036】請求項21に記載の撮像装置の制御方法
は、請求項17において、前記設定工程は、ズーム倍率
の変倍動作が実行状態から停止状態に移行する場合、前
記ノイズ制御工程の制御値を段階的に切換えることを特
徴とする。
は、請求項17において、前記設定工程は、ズーム倍率
の変倍動作が実行状態から停止状態に移行する場合、前
記ノイズ制御工程の制御値を段階的に切換えることを特
徴とする。
【0037】請求項22に記載の撮像装置の制御方法
は、請求項17において、前記設定工程は、ズーム倍率
の変倍動作が実行状態から停止状態に移行する場合、前
記ノイズ制御手段の制御値を段階的に切換えることを特
徴とする。
は、請求項17において、前記設定工程は、ズーム倍率
の変倍動作が実行状態から停止状態に移行する場合、前
記ノイズ制御手段の制御値を段階的に切換えることを特
徴とする。
【0038】請求項23に記載の撮像装置の制御方法
は、請求項17において、被写体を光学的にズームする
光学ズーム工程と、被写体を電子的な処理によってズー
ムする電子ズーム工程とを有し、前記電子ズーム工程
は、前記ノイズ除去工程によってノイズが除去された画
像に対してズーム処理を行い、前記設定工程は、前記光
学ズーム工程によってズーム動作が実行中であると判定
された場合、前記電子ズーム工程によってズーム動作が
実行している場合よりもノイズ除去効果が低減された値
に設定することを特徴とする。
は、請求項17において、被写体を光学的にズームする
光学ズーム工程と、被写体を電子的な処理によってズー
ムする電子ズーム工程とを有し、前記電子ズーム工程
は、前記ノイズ除去工程によってノイズが除去された画
像に対してズーム処理を行い、前記設定工程は、前記光
学ズーム工程によってズーム動作が実行中であると判定
された場合、前記電子ズーム工程によってズーム動作が
実行している場合よりもノイズ除去効果が低減された値
に設定することを特徴とする。
【0039】請求項23に記載の撮像装置の制御方法を
記憶した記憶媒体は、時間的に相関関係にある画像を用
いて撮像画像のノイズを除去を実行させ、前記変倍動作
指示工程によってズーム倍率の変倍動作が実行中である
かどうかを判定させ、その判定結果に基いて前記ノイズ
除去手段の制御値を設定させるプログラムを記憶したこ
とを特徴とする。
記憶した記憶媒体は、時間的に相関関係にある画像を用
いて撮像画像のノイズを除去を実行させ、前記変倍動作
指示工程によってズーム倍率の変倍動作が実行中である
かどうかを判定させ、その判定結果に基いて前記ノイズ
除去手段の制御値を設定させるプログラムを記憶したこ
とを特徴とする。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明の撮像装置、その制御方法
および記憶媒体の実施の形態について説明する。図1は
実施の形態における撮像装置の構成を示すブロック図で
ある。図において、11は被写体を結像させるズームレ
ンズ、12は光量を調節する絞り、13は入力した光を
電気信号に変換するCCDからなる撮像素子、14はサ
ンプルホールドおよびゲイン調整を行うサンプルホール
ド・AGC回路である。
および記憶媒体の実施の形態について説明する。図1は
実施の形態における撮像装置の構成を示すブロック図で
ある。図において、11は被写体を結像させるズームレ
ンズ、12は光量を調節する絞り、13は入力した光を
電気信号に変換するCCDからなる撮像素子、14はサ
ンプルホールドおよびゲイン調整を行うサンプルホール
ド・AGC回路である。
【0041】15はアナログデジタル変換(A/D変
換)を行うA/D変換部、16は信号を処理して映像信
号を生成する映像信号処理部である。17はフィールド
メモリを有し、映像の切り出し、拡大および補間処理を
行う電子ズーム部である。18はフィールドメモリを有
し、映像信号のノイズを除去するノイズリダクション部
(NR)である。19はレンズの位置を検出するレンズ
位置検出部、20はレンズを駆動するレンズ駆動部であ
る。
換)を行うA/D変換部、16は信号を処理して映像信
号を生成する映像信号処理部である。17はフィールド
メモリを有し、映像の切り出し、拡大および補間処理を
行う電子ズーム部である。18はフィールドメモリを有
し、映像信号のノイズを除去するノイズリダクション部
(NR)である。19はレンズの位置を検出するレンズ
位置検出部、20はレンズを駆動するレンズ駆動部であ
る。
【0042】21は撮像装置全体を制御するシステム制
御部である。図2はシステム制御部21の構成を示すブ
ロック図である。システム制御部21は周知のCPU3
1、ROM32、RAM33およびI/Oインターフェ
ース34を有する。ROM32には、CPU31によっ
て実行される後述のプログラム、テーブル値などが格納
されている。
御部である。図2はシステム制御部21の構成を示すブ
ロック図である。システム制御部21は周知のCPU3
1、ROM32、RAM33およびI/Oインターフェ
ース34を有する。ROM32には、CPU31によっ
て実行される後述のプログラム、テーブル値などが格納
されている。
【0043】22はズームを操作するキーが配置された
ズーム操作キー部である。23はズームをワイド(広角
=画像縮小)方向に動作させるワイド・キー、24はテ
レ(望遠=画像拡大)方向に移動させるテレ・キーであ
る。ワイド・キー23およびテレ・キー24は、例えば
シーソー型の連動したキーであり、どちらのキーがどの
程度の押し圧により押されているかを示す出力信号をシ
ステム制御部21に出力する。尚、ノイズリダクション
部(NR)18は従来と同様の巡回型ノイズリダクショ
ン回路で構成される。図3は巡回型ノイズリダクション
回路の構成を示す図である。巡回型ノイズリダクション
回路は、入力端子51、加算回路52、減算回路53、
乗算回路54、フィールドメモリ55、リミッタ56お
よび出力端子57から構成される。巡回型ノイズリダク
ション回路の動作については、従来技術の項で説明した
通りである。
ズーム操作キー部である。23はズームをワイド(広角
=画像縮小)方向に動作させるワイド・キー、24はテ
レ(望遠=画像拡大)方向に移動させるテレ・キーであ
る。ワイド・キー23およびテレ・キー24は、例えば
シーソー型の連動したキーであり、どちらのキーがどの
程度の押し圧により押されているかを示す出力信号をシ
ステム制御部21に出力する。尚、ノイズリダクション
部(NR)18は従来と同様の巡回型ノイズリダクショ
ン回路で構成される。図3は巡回型ノイズリダクション
回路の構成を示す図である。巡回型ノイズリダクション
回路は、入力端子51、加算回路52、減算回路53、
乗算回路54、フィールドメモリ55、リミッタ56お
よび出力端子57から構成される。巡回型ノイズリダク
ション回路の動作については、従来技術の項で説明した
通りである。
【0044】ズームレンズ11より受光した被写体から
の光は、絞り12によりその光量が調整され、撮像素子
13の面上に結像する。そして、撮像素子13によって
電気信号に変換された後、サンプルホールド・AGC部
14を介してA/D変換部15によりA/D変換され、
映像信号処理部16に入力する。
の光は、絞り12によりその光量が調整され、撮像素子
13の面上に結像する。そして、撮像素子13によって
電気信号に変換された後、サンプルホールド・AGC部
14を介してA/D変換部15によりA/D変換され、
映像信号処理部16に入力する。
【0045】映像信号処理部16では、入力信号に対し
て輝度および色成分毎にアパーチャ補正、ガンマ補正、
ホワイトバランス補正などの処理が施されて映像信号が
生成され、電子ズーム部17に出力される。電子ズーム
部17は、出力映像が入力映像に対してシステム制御部
21からの制御信号に基づいた倍率となるように、フィ
ールドメモリを用いて映像を切り出し、拡大および補間
処理を行って出力する。
て輝度および色成分毎にアパーチャ補正、ガンマ補正、
ホワイトバランス補正などの処理が施されて映像信号が
生成され、電子ズーム部17に出力される。電子ズーム
部17は、出力映像が入力映像に対してシステム制御部
21からの制御信号に基づいた倍率となるように、フィ
ールドメモリを用いて映像を切り出し、拡大および補間
処理を行って出力する。
【0046】ノイズリダクション部18では、システム
制御部21からの制御信号により制御され、映像信号の
ノイズを除去する。ノイズが除去された映像信号は、ノ
イズリダクション部18に接続された記録装置などに出
力される。
制御部21からの制御信号により制御され、映像信号の
ノイズを除去する。ノイズが除去された映像信号は、ノ
イズリダクション部18に接続された記録装置などに出
力される。
【0047】システム制御部21は、撮像装置各部を制
御するとともに、ズーム操作キー部22のワイド・キー
23およびテレ・キー24が押されていると、レンズ駆
動部20の制御または電子ズーム部17の制御を行い、
ズームをワイド方向またはテレ方向に移動させる。
御するとともに、ズーム操作キー部22のワイド・キー
23およびテレ・キー24が押されていると、レンズ駆
動部20の制御または電子ズーム部17の制御を行い、
ズームをワイド方向またはテレ方向に移動させる。
【0048】また、システム制御部21は、レンズ位置
検出部19からのレンズ位置検出信号により、ズームレ
ンズ11がテレ端(最望遠端点)、ワイド端(最広角端
点)あるいはテレ端とワイド端のどこに位置する(ズー
ム倍率)のかを判断する。ここで、レンズ光学系によっ
て撮像する画像を拡大する機能を光学ズームといい、レ
ンズ光学系によらず電子的信号処理によって画像を垂
直、水平方向に拡大する機能を電子ズームという。
検出部19からのレンズ位置検出信号により、ズームレ
ンズ11がテレ端(最望遠端点)、ワイド端(最広角端
点)あるいはテレ端とワイド端のどこに位置する(ズー
ム倍率)のかを判断する。ここで、レンズ光学系によっ
て撮像する画像を拡大する機能を光学ズームといい、レ
ンズ光学系によらず電子的信号処理によって画像を垂
直、水平方向に拡大する機能を電子ズームという。
【0049】システム制御部21は、通常、光学ズーム
で設定可能な倍率の範囲ではズームレンズ11の駆動に
よる光学ズームを行い、ズームレンズ11がテレ端に到
達した後は、電子ズーム部17の制御による電子ズーム
で電子的に画像を拡大する。本実施形態では、光学ズー
ム最大倍率12倍、電子ズーム最大倍率4倍とし、掛け
合わせた48倍の高倍率ズーム動作を可能にする。
で設定可能な倍率の範囲ではズームレンズ11の駆動に
よる光学ズームを行い、ズームレンズ11がテレ端に到
達した後は、電子ズーム部17の制御による電子ズーム
で電子的に画像を拡大する。本実施形態では、光学ズー
ム最大倍率12倍、電子ズーム最大倍率4倍とし、掛け
合わせた48倍の高倍率ズーム動作を可能にする。
【0050】また、システム制御部21は、光学ズーム
または電子ズームの停止時と動作時でノイズリダクショ
ンの制御値を切り換えてノイズリダクション部18に制
御信号を出力することにより、ノイズリダクションの効
き量、つまりノイズの除去量を可変する。このとき、切
り換えられる制御値は巡回係数Kである。
または電子ズームの停止時と動作時でノイズリダクショ
ンの制御値を切り換えてノイズリダクション部18に制
御信号を出力することにより、ノイズリダクションの効
き量、つまりノイズの除去量を可変する。このとき、切
り換えられる制御値は巡回係数Kである。
【0051】また、制御値の切り換えは被写体の明るさ
によっても行う。被写体の明るさが暗くなるにつれて映
像信号のS/Nが悪くなるので、それを補うためにノイ
ズリダクションの効き量を大きくするように、制御値の
切り換えを行う。
によっても行う。被写体の明るさが暗くなるにつれて映
像信号のS/Nが悪くなるので、それを補うためにノイ
ズリダクションの効き量を大きくするように、制御値の
切り換えを行う。
【0052】システム制御部21は、被写体からの光信
号の量に対し、生成する映像信号のレベルを所定値に維
持するため、絞り12、サンプルホールド・AGC部1
4、電子シャッタ(図1では、電子シャッタを省略)な
どを制御しており、これらの露出制御に用いる絞り値、
AGCゲイン、電子シャッタスピードなど(以降、露出
制御データという)により、被写体の明るさを総合的に
判断する。
号の量に対し、生成する映像信号のレベルを所定値に維
持するため、絞り12、サンプルホールド・AGC部1
4、電子シャッタ(図1では、電子シャッタを省略)な
どを制御しており、これらの露出制御に用いる絞り値、
AGCゲイン、電子シャッタスピードなど(以降、露出
制御データという)により、被写体の明るさを総合的に
判断する。
【0053】つぎに、システム制御部21による光学ズ
ーム、電子ズームおよびノイズリダクションの制御につ
いて示す。図4および図5はノイズリダクション制御処
理手順を示すフローチャートである。この処理プログラ
ムはシステム制御部21内のROM32に格納されてお
り、CPU31によって実行される。
ーム、電子ズームおよびノイズリダクションの制御につ
いて示す。図4および図5はノイズリダクション制御処
理手順を示すフローチャートである。この処理プログラ
ムはシステム制御部21内のROM32に格納されてお
り、CPU31によって実行される。
【0054】まず、システム制御部21はテレ・キー2
4がオンしているか否かを判別する(ステップS20
1)。テレ・キー24がオンしている場合、ズームレン
ズ11の位置がテレ端(光学ズーム倍率12倍)である
か否かを判別する(ステップS203)。ズームレンズ
11の位置がテレ端である場合、ズームレンズ11を引
き続きテレ端停止とする(ステップS204)。
4がオンしているか否かを判別する(ステップS20
1)。テレ・キー24がオンしている場合、ズームレン
ズ11の位置がテレ端(光学ズーム倍率12倍)である
か否かを判別する(ステップS203)。ズームレンズ
11の位置がテレ端である場合、ズームレンズ11を引
き続きテレ端停止とする(ステップS204)。
【0055】そして、電子ズーム部17による電子ズー
ム倍率が最大の4倍であるか否かを判別し(ステップS
205)、最大の4倍である場合、電子ズーム倍率を引
き続き4倍固定とする(ステップS206)。一方、最
大の4倍でない場合、倍率を所定の変倍率で拡大するよ
うに、電子ズーム部17を制御する(ステップS20
7)。なお、本実施の形態では、光学ズーム倍率を最高
12倍、電子ズーム倍率を最高4倍としたがこの限りで
はない。
ム倍率が最大の4倍であるか否かを判別し(ステップS
205)、最大の4倍である場合、電子ズーム倍率を引
き続き4倍固定とする(ステップS206)。一方、最
大の4倍でない場合、倍率を所定の変倍率で拡大するよ
うに、電子ズーム部17を制御する(ステップS20
7)。なお、本実施の形態では、光学ズーム倍率を最高
12倍、電子ズーム倍率を最高4倍としたがこの限りで
はない。
【0056】一方、ステップS203でズームレンズ1
1の位置がテレ端でない場合、ズームレンズ11の倍率
を所定の変倍率で拡大するように、(テレ方向駆動)レ
ンズ駆動部20を制御する(ステップS208)。そし
て、電子ズームの倍率を引き続き1倍固定とする(ステ
ップS209)。
1の位置がテレ端でない場合、ズームレンズ11の倍率
を所定の変倍率で拡大するように、(テレ方向駆動)レ
ンズ駆動部20を制御する(ステップS208)。そし
て、電子ズームの倍率を引き続き1倍固定とする(ステ
ップS209)。
【0057】一方、ステップS201でテレ・キー20
1がオンしていない場合、ワイド・キー23がオンして
いるか否かを判別し(ステップS202)、ワイド・キ
ー23がオンしている場合、電子ズーム部17による電
子ズーム倍率が最小の1倍であるか否かを判別する(ス
テップS212)。
1がオンしていない場合、ワイド・キー23がオンして
いるか否かを判別し(ステップS202)、ワイド・キ
ー23がオンしている場合、電子ズーム部17による電
子ズーム倍率が最小の1倍であるか否かを判別する(ス
テップS212)。
【0058】電子ズーム倍率が最小の1倍である場合、
電子ズームの倍率を引き続き1倍に固定するように、電
子ズーム部17を制御する(ステップS213)。ズー
ムレンズ11の位置がワイド端(光学ズーム倍率1倍)
であるか否かを判別し(ステップS214)、ワイド端
である場合、ズームレンズ11を引き続きワイド端停止
とする(ステップS215)。
電子ズームの倍率を引き続き1倍に固定するように、電
子ズーム部17を制御する(ステップS213)。ズー
ムレンズ11の位置がワイド端(光学ズーム倍率1倍)
であるか否かを判別し(ステップS214)、ワイド端
である場合、ズームレンズ11を引き続きワイド端停止
とする(ステップS215)。
【0059】一方、ズームレンズ11の位置がワイド端
でない場合、ズームレンズ11の倍率を所定の変倍率で
縮小するように(ワイド方向駆動)、レンズ駆動部20
を制御する(ステップS216)。
でない場合、ズームレンズ11の倍率を所定の変倍率で
縮小するように(ワイド方向駆動)、レンズ駆動部20
を制御する(ステップS216)。
【0060】一方、ステップS212で電子ズーム倍率
が1倍でない場合、電子ズームの倍率を所定の変倍率で
縮小するように、電子ズーム部17を制御する(ステッ
プS217)。そして、ズームレンズ11を引き続きテ
レ端停止とする(ステップS218)。
が1倍でない場合、電子ズームの倍率を所定の変倍率で
縮小するように、電子ズーム部17を制御する(ステッ
プS217)。そして、ズームレンズ11を引き続きテ
レ端停止とする(ステップS218)。
【0061】一方、ステップS202でワイド・キー2
3がオンしていない場合、電子ズームの倍率を変倍させ
ないで固定するように、電子ズーム部17を制御する
(ステップS210)。ズームレンズ11の倍率を変倍
させないで固定するように、レンズ駆動部20を制御
し、ズームレンズ11を停止させる(ステップS21
1)。
3がオンしていない場合、電子ズームの倍率を変倍させ
ないで固定するように、電子ズーム部17を制御する
(ステップS210)。ズームレンズ11の倍率を変倍
させないで固定するように、レンズ駆動部20を制御
し、ズームレンズ11を停止させる(ステップS21
1)。
【0062】そして、電子ズーム部17およびズームレ
ンズ11を停止させた状態では、ノイズリダクションの
制御モードをズーム停止モードとしてノイズリダクショ
ン部18を制御する(ステップS219)。
ンズ11を停止させた状態では、ノイズリダクションの
制御モードをズーム停止モードとしてノイズリダクショ
ン部18を制御する(ステップS219)。
【0063】一方、電子ズーム部17およびズームレン
ズ11のどちらか一方を動作させた状態では、ノイズリ
ダクションの制御モードをズーム動作モードとしてノイ
ズリダクション部18を制御する(ステップS22
0)。この後、システム制御部21は一旦、処理を終了
し、撮像装置各部を制御しつつ、再びステップS201
からステップS220の処理を繰り返す。
ズ11のどちらか一方を動作させた状態では、ノイズリ
ダクションの制御モードをズーム動作モードとしてノイ
ズリダクション部18を制御する(ステップS22
0)。この後、システム制御部21は一旦、処理を終了
し、撮像装置各部を制御しつつ、再びステップS201
からステップS220の処理を繰り返す。
【0064】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、ズームの変倍動作中であるか否かを判定し、その判
定結果に基づいてノイズリダクションの巡回係数を切換
えるように構成している。これは、ズームの変倍動作に
よって生じる画像の動きベクトルを検出し、その検出結
果に基づいてノイズリダクションの巡回係数を切換える
構成より効果的であるといえる。なぜなら、画像の動き
ベクトルを検出する構成は、フィードバックループであ
るため、ノイズリダクションの巡回係数を切換えるのに
遅延が生じるという不都合があるからである。また、ズ
ームの変倍動作では画像中の動きベクトルが発散してし
まい、画像全体として見ると動きベクトルは結果として
零に収束してしまい、適切な検出ができないからであ
る。
ば、ズームの変倍動作中であるか否かを判定し、その判
定結果に基づいてノイズリダクションの巡回係数を切換
えるように構成している。これは、ズームの変倍動作に
よって生じる画像の動きベクトルを検出し、その検出結
果に基づいてノイズリダクションの巡回係数を切換える
構成より効果的であるといえる。なぜなら、画像の動き
ベクトルを検出する構成は、フィードバックループであ
るため、ノイズリダクションの巡回係数を切換えるのに
遅延が生じるという不都合があるからである。また、ズ
ームの変倍動作では画像中の動きベクトルが発散してし
まい、画像全体として見ると動きベクトルは結果として
零に収束してしまい、適切な検出ができないからであ
る。
【0065】図6はズーム停止モードおよびズーム動作
モードにおける被写体の明るさに対する巡回係数Kの値
を示すグラフである。前述したステップS219および
ステップS220の処理は、図6に示すグラフに基づい
て行われる。図中、縦軸はノイズリダクションの巡回係
数Kを示しており、値が「0」から「1」に近くなる
程、ノイズリダクションの効き量は大きくなる一方で残
像が強くなる。図6に示すように、ズーム動作中のとき
(ズーム動作モード)は、ズーム動作が停止していると
きよりもノイズリダクションの巡回係数を小さくしてそ
の効き量を押さえているので、画像中の残像現象を抑制
することができる。一方、横軸は露出制御データにより
判断される被写体の明るさを示している。被写体の明る
さは所定の基準値により明るい方から領域A、B、C、
Dに分割される。
モードにおける被写体の明るさに対する巡回係数Kの値
を示すグラフである。前述したステップS219および
ステップS220の処理は、図6に示すグラフに基づい
て行われる。図中、縦軸はノイズリダクションの巡回係
数Kを示しており、値が「0」から「1」に近くなる
程、ノイズリダクションの効き量は大きくなる一方で残
像が強くなる。図6に示すように、ズーム動作中のとき
(ズーム動作モード)は、ズーム動作が停止していると
きよりもノイズリダクションの巡回係数を小さくしてそ
の効き量を押さえているので、画像中の残像現象を抑制
することができる。一方、横軸は露出制御データにより
判断される被写体の明るさを示している。被写体の明る
さは所定の基準値により明るい方から領域A、B、C、
Dに分割される。
【0066】ズーム停止モードにおいて、ノイズリダク
ションの巡回係数Kは、被写体の明るさが最も明るいと
判別される領域Aでは、「31/32」の値となる。被
写体の明るさが変化し、領域Bになると、「63/6
4」の値に切り換わる。その後領域C、Dへの移行に伴
い、順次、「127/128」、「255/256」の
値へと切り換わる。領域Dより領域Aへの移行に際して
も同様に、巡回係数Kは「255/256」の値から
「31/32」の値へと順次切り換わる。
ションの巡回係数Kは、被写体の明るさが最も明るいと
判別される領域Aでは、「31/32」の値となる。被
写体の明るさが変化し、領域Bになると、「63/6
4」の値に切り換わる。その後領域C、Dへの移行に伴
い、順次、「127/128」、「255/256」の
値へと切り換わる。領域Dより領域Aへの移行に際して
も同様に、巡回係数Kは「255/256」の値から
「31/32」の値へと順次切り換わる。
【0067】一方、ズーム動作モードにおいて、ノイズ
リダクションの巡回係数Kは、領域Aでは「3/4」の
値となる。その後、領域B、C、Dへの移行に伴い、順
次、「7/8」、「15/16」、「31/32」の値
へと、ズーム停止モードと同様に切り換わる。
リダクションの巡回係数Kは、領域Aでは「3/4」の
値となる。その後、領域B、C、Dへの移行に伴い、順
次、「7/8」、「15/16」、「31/32」の値
へと、ズーム停止モードと同様に切り換わる。
【0068】このように、ノイズリダクションの巡回係
数Kは、被写体の明るさの変化に対し、図6に示すズー
ム停止モード制御線上またはズーム動作モード制御線上
の値を取る。各被写体の明るさにおいて、ズーム動作モ
ード制御線上の値は、ズーム停止モード制御線上の値に
対して「0」に近い値を取ることになる。
数Kは、被写体の明るさの変化に対し、図6に示すズー
ム停止モード制御線上またはズーム動作モード制御線上
の値を取る。各被写体の明るさにおいて、ズーム動作モ
ード制御線上の値は、ズーム停止モード制御線上の値に
対して「0」に近い値を取ることになる。
【0069】尚、本実施形態でノイズリダクションの制
御値として示した巡回係数Kの値は、ズーム動作モード
時の値がズーム停止モード時の値に比べ、撮像された画
像のノイズを除去する効果を小さくするものであればよ
く、各モードでの値を限定するものではない。また、ノ
イズリダクションの効き量を可変可能なものである限
り、巡回係数以外のものを制御値としてもよい。
御値として示した巡回係数Kの値は、ズーム動作モード
時の値がズーム停止モード時の値に比べ、撮像された画
像のノイズを除去する効果を小さくするものであればよ
く、各モードでの値を限定するものではない。また、ノ
イズリダクションの効き量を可変可能なものである限
り、巡回係数以外のものを制御値としてもよい。
【0070】また、上記実施形態では、ズーム停止モー
ド、ズーム動作モード、ズーム停止モードからズーム動
作モードへの移行、およびズーム動作モードからズーム
停止モードへの移行において取り得るノイズリダクショ
ンの巡回係数Kを、図6のズーム停止モード制御線およ
びズーム動作モード制御線上の値だけに限定していた。
しかし、ズーム停止モード時のノイズリダクションの制
御値とズーム動作モード時のノイズリダクションの制御
値との間に、画像のノイズを除去する効果に大きな差が
ある場合、図7に示すように、ズーム停止モードとズー
ム動作モード間にステップ1とステップ2を設け、モー
ド移行時にはステップ1およびステップ2を順次経由す
るようにすることで、モード移行に伴うノイズリダクシ
ョンの制御値の切り換えが映像に与える影響を軽減する
ことができる。図7はズーム停止モード、ズーム動作モ
ード、ステップ1およびステップ2における被写体の明
るさに対する巡回係数Kの値を示すグラフである。
ド、ズーム動作モード、ズーム停止モードからズーム動
作モードへの移行、およびズーム動作モードからズーム
停止モードへの移行において取り得るノイズリダクショ
ンの巡回係数Kを、図6のズーム停止モード制御線およ
びズーム動作モード制御線上の値だけに限定していた。
しかし、ズーム停止モード時のノイズリダクションの制
御値とズーム動作モード時のノイズリダクションの制御
値との間に、画像のノイズを除去する効果に大きな差が
ある場合、図7に示すように、ズーム停止モードとズー
ム動作モード間にステップ1とステップ2を設け、モー
ド移行時にはステップ1およびステップ2を順次経由す
るようにすることで、モード移行に伴うノイズリダクシ
ョンの制御値の切り換えが映像に与える影響を軽減する
ことができる。図7はズーム停止モード、ズーム動作モ
ード、ステップ1およびステップ2における被写体の明
るさに対する巡回係数Kの値を示すグラフである。
【0071】さらに、上記実施形態では、光学ズームま
たは電子ズームのズーム動作において、ワイド・キー2
3、テレ・キー24が押された場合の押し圧に応じて、
単位時間当たりの倍率変化量を増減させて多段階的にズ
ーム速度を切り換え、強く押される程、よりズーム速度
を早くする場合、ズーム速度に応じてノイズリダクショ
ンの制御値を切り換えるようにしてもよく、例えば、ズ
ーム速度が低速、中速、高速の3段階である場合、低速
時を図7のステップ1、中速時をステップ2、高速時を
ズーム動作モード制御線とすることも可能である。これ
により、ズーム速度によってノイズリダクションの制御
値の切り換えが映像に与える影響を軽減できる。
たは電子ズームのズーム動作において、ワイド・キー2
3、テレ・キー24が押された場合の押し圧に応じて、
単位時間当たりの倍率変化量を増減させて多段階的にズ
ーム速度を切り換え、強く押される程、よりズーム速度
を早くする場合、ズーム速度に応じてノイズリダクショ
ンの制御値を切り換えるようにしてもよく、例えば、ズ
ーム速度が低速、中速、高速の3段階である場合、低速
時を図7のステップ1、中速時をステップ2、高速時を
ズーム動作モード制御線とすることも可能である。これ
により、ズーム速度によってノイズリダクションの制御
値の切り換えが映像に与える影響を軽減できる。
【0072】また、上記実施形態では、撮像された画像
を光学的に変倍するズームレンズ11および画像を電子
的信号処理によって変倍する電子ズーム部17を組み合
わせて使用する場合が示されていたが、どちらか一方だ
けを使用する場合にも同様に適用可能である。
を光学的に変倍するズームレンズ11および画像を電子
的信号処理によって変倍する電子ズーム部17を組み合
わせて使用する場合が示されていたが、どちらか一方だ
けを使用する場合にも同様に適用可能である。
【0073】なお、本実施の形態では、図1に示すよう
に、画像信号に対して電子ズーム部17によって画像の
電子ズーム処理を行ってからノイズリダクション部18
においてノイズリダクションを行っていた。他の実施の
形態として、図9に示すように、ノイズリダクション部
18の後段に電子ズーム部17を配置するように構成し
てもよい。
に、画像信号に対して電子ズーム部17によって画像の
電子ズーム処理を行ってからノイズリダクション部18
においてノイズリダクションを行っていた。他の実施の
形態として、図9に示すように、ノイズリダクション部
18の後段に電子ズーム部17を配置するように構成し
てもよい。
【0074】図9のような構成の撮像装置の動作処理フ
ローチャートを図10および図11に示す。なお、図1
0および図11において、図4および図5に示す符号と
同じ符号のものは同じ動作を行うものとしてその説明は
省略する。
ローチャートを図10および図11に示す。なお、図1
0および図11において、図4および図5に示す符号と
同じ符号のものは同じ動作を行うものとしてその説明は
省略する。
【0075】図10のS207において、電子ズームに
よる画像の拡大動作が行われている場合、S219に進
み、ズーム停止モードNRに切り換え、ノイズリダクシ
ョンの巡回係数Kをズーム動作の停止時と同様に大きく
する。
よる画像の拡大動作が行われている場合、S219に進
み、ズーム停止モードNRに切り換え、ノイズリダクシ
ョンの巡回係数Kをズーム動作の停止時と同様に大きく
する。
【0076】また、図11のS217において、電子ズ
ームによる画像の縮小動作が行われている場合、ズーム
レンズをテレ端に駆動停止したまま(S218)、S2
19に進み、ズーム停止モードNRに切り換え、ノイズ
リダクションの巡回係数Kをズーム動作の停止時と同様
に大きくする。
ームによる画像の縮小動作が行われている場合、ズーム
レンズをテレ端に駆動停止したまま(S218)、S2
19に進み、ズーム停止モードNRに切り換え、ノイズ
リダクションの巡回係数Kをズーム動作の停止時と同様
に大きくする。
【0077】このような実施の形態の場合、電子ズーム
の駆動中はノイズリダクションの巡回係数Kをズーム停
止モードの巡回係数と同様にその値を高くしても、画像
信号に対してノイズリダクションを行ってから電子ズー
ム処理を行っているため、電子ズームの駆動中は残像現
象を生じることなくしかもノイズが低減されることとな
る。
の駆動中はノイズリダクションの巡回係数Kをズーム停
止モードの巡回係数と同様にその値を高くしても、画像
信号に対してノイズリダクションを行ってから電子ズー
ム処理を行っているため、電子ズームの駆動中は残像現
象を生じることなくしかもノイズが低減されることとな
る。
【0078】さらに、本発明は複数の機器から構成され
るシステムに適用してもよいし、1つの機器からなる装
置に適用してもよい。また、本発明はシステムあるいは
装置にプログラムを供給することによって達成される場
合にも適用できることはいうまでもない。この場合、本
発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプ
ログラムを格納した記憶媒体をシステムあるいは装置に
読み出すことによってそのシステムあるいは装置が本発
明の効果を享受することが可能となる。
るシステムに適用してもよいし、1つの機器からなる装
置に適用してもよい。また、本発明はシステムあるいは
装置にプログラムを供給することによって達成される場
合にも適用できることはいうまでもない。この場合、本
発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプ
ログラムを格納した記憶媒体をシステムあるいは装置に
読み出すことによってそのシステムあるいは装置が本発
明の効果を享受することが可能となる。
【0079】図8は記憶媒体としてのROM32のメモ
リマップを示す図である。ROM32には、図4および
図5のフローチャートに示すノイズリダクション制御処
理プログラムモジュール、図6のグラフに示す巡回係数
Kのテーブル値、図7のグラフに示す巡回係数Kのテー
ブル値が格納されている。
リマップを示す図である。ROM32には、図4および
図5のフローチャートに示すノイズリダクション制御処
理プログラムモジュール、図6のグラフに示す巡回係数
Kのテーブル値、図7のグラフに示す巡回係数Kのテー
ブル値が格納されている。
【0080】プログラムモジュールを供給する記憶媒体
としては、ROMに限らず、例えばフロッピーディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、DVD、磁気テープ、不揮発性
のメモリカードなどを用いることができる。
としては、ROMに限らず、例えばフロッピーディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、DVD、磁気テープ、不揮発性
のメモリカードなどを用いることができる。
【0081】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれる。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれる。
【0082】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の撮像装置によ
れば、変倍手段により撮像された画像を変倍し、制御手
段により変倍手段の変倍動作に応じてノイズ除去手段の
制御値を設定し、ノイズ除去手段により前記撮像された
画像のノイズを除去するので、実際に被写体が動いてい
なくても、ズームすることによって結果的に被写体像が
変化する場合にも適用することができる。このように、
様々な撮像条件下および多様な撮像装置の機能に対し、
最適なノイズリダクション処理を実現することにより、
常に映像を良好な状態に維持することができる。尚、請
求項8に記載の撮像装置の制御方法および請求項9に記
載の記憶媒体においても、同様の効果を得ることができ
る。
れば、変倍手段により撮像された画像を変倍し、制御手
段により変倍手段の変倍動作に応じてノイズ除去手段の
制御値を設定し、ノイズ除去手段により前記撮像された
画像のノイズを除去するので、実際に被写体が動いてい
なくても、ズームすることによって結果的に被写体像が
変化する場合にも適用することができる。このように、
様々な撮像条件下および多様な撮像装置の機能に対し、
最適なノイズリダクション処理を実現することにより、
常に映像を良好な状態に維持することができる。尚、請
求項8に記載の撮像装置の制御方法および請求項9に記
載の記憶媒体においても、同様の効果を得ることができ
る。
【0083】請求項2に記載の撮像装置によれば、前記
制御手段は、変倍動作モードにおける前記ノイズ除去手
段の制御値を、変倍停止モードに比べてノイズ除去効果
が低減された値に設定するので、テレまたはワイドのズ
ーム動作方向に拘わらず、ズーム動作中ではズーム停止
時に対し、ノイズリダクションの効き量を小さくするこ
とによってズーム動作による被写体像の大きさの変化に
伴う残像現象を軽減することができる。
制御手段は、変倍動作モードにおける前記ノイズ除去手
段の制御値を、変倍停止モードに比べてノイズ除去効果
が低減された値に設定するので、テレまたはワイドのズ
ーム動作方向に拘わらず、ズーム動作中ではズーム停止
時に対し、ノイズリダクションの効き量を小さくするこ
とによってズーム動作による被写体像の大きさの変化に
伴う残像現象を軽減することができる。
【0084】請求項3に記載の撮像装置によれば、前記
変倍手段は、前記撮像された画像を光学的に変倍する光
学ズーム手段および前記撮像された画像を電子的信号処
理によって変倍する電子ズーム手段の少なくとも一方を
有するので、光学ズームまたは電子ズームなどのズーム
方式において、特に有効である。
変倍手段は、前記撮像された画像を光学的に変倍する光
学ズーム手段および前記撮像された画像を電子的信号処
理によって変倍する電子ズーム手段の少なくとも一方を
有するので、光学ズームまたは電子ズームなどのズーム
方式において、特に有効である。
【0085】請求項4および請求項5に記載の撮像装置
によれば、モード移行に伴うノイズリダクションの制御
値の切り換えが映像に与える影響を軽減することができ
る。
によれば、モード移行に伴うノイズリダクションの制御
値の切り換えが映像に与える影響を軽減することができ
る。
【0086】請求項6に記載の撮像装置によれば、前記
被写体からの光信号の量に対し、生成する映像信号のレ
ベルを維持する露出調整手段を備え、前記制御手段は、
前記露出調整手段の制御値に応じて、前記ノイズ除去手
段の制御値を切り換えるので、被写体の明るさが暗くな
るにつれて映像信号のS/Nが悪くなるのを補うために
ノイズリダクションの効き量を大きくすることができ
る。このように、被写体が低照度下にあり、十分な照度
下に比べてノイズリダクションの効き量を大きくしたい
場合にも適用可能である。
被写体からの光信号の量に対し、生成する映像信号のレ
ベルを維持する露出調整手段を備え、前記制御手段は、
前記露出調整手段の制御値に応じて、前記ノイズ除去手
段の制御値を切り換えるので、被写体の明るさが暗くな
るにつれて映像信号のS/Nが悪くなるのを補うために
ノイズリダクションの効き量を大きくすることができ
る。このように、被写体が低照度下にあり、十分な照度
下に比べてノイズリダクションの効き量を大きくしたい
場合にも適用可能である。
【0087】請求項7に記載の撮像装置によれば、前記
制御手段は、前記変倍手段の単位時間当たりの変倍率に
応じて、前記ノイズ除去手段の制御値を切り換えるの
で、ズーム速度によってノイズリダクションの制御値の
切り換えが映像に与える影響を軽減できる。また、ズー
ム速度を多段階に設定する場合にも適用可能である。
制御手段は、前記変倍手段の単位時間当たりの変倍率に
応じて、前記ノイズ除去手段の制御値を切り換えるの
で、ズーム速度によってノイズリダクションの制御値の
切り換えが映像に与える影響を軽減できる。また、ズー
ム速度を多段階に設定する場合にも適用可能である。
【0088】請求項9に記載の記憶媒体によれば、撮像
装置内のCPUによって実行され、被写体の画像を撮像
するプログラムが格納された記憶媒体において、前記プ
ログラムは、前記撮像された画像のノイズを除去する際
の制御値を、変倍動作情報に基づいて設定する手順を含
むので、撮像装置の拡張性、汎用性を高めることができ
る。
装置内のCPUによって実行され、被写体の画像を撮像
するプログラムが格納された記憶媒体において、前記プ
ログラムは、前記撮像された画像のノイズを除去する際
の制御値を、変倍動作情報に基づいて設定する手順を含
むので、撮像装置の拡張性、汎用性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における撮像装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】システム制御部21の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】巡回型ノイズリダクション回路の構成を示す図
である。
である。
【図4】ノイズリダクション制御処理手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】図4につづくノイズリダクション制御処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図6】ズーム停止モードおよびズーム動作モードにお
ける被写体の明るさに対する巡回係数Kの値を示すグラ
フである。
ける被写体の明るさに対する巡回係数Kの値を示すグラ
フである。
【図7】ズーム停止モード、ズーム動作モード、ステッ
プ1およびステップ2における被写体の明るさに対する
巡回係数Kの値を示すグラフである。
プ1およびステップ2における被写体の明るさに対する
巡回係数Kの値を示すグラフである。
【図8】記憶媒体としてのROM32のメモリマップを
示す図である。
示す図である。
【図9】実施の形態における撮像装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図10】ノイズリダクション制御処理手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図11】図10につづくノイズリダクション制御処理
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
11 ズームレンズ 17 電子ズーム部 18 ノイズリダクション部 20 レンズ駆動部 21 システム制御部 22 ズーム操作キー部 23 ワイド・キー 24 テレ・キー
Claims (24)
- 【請求項1】 被写体の画像を撮像する撮像装置におい
て、 前記撮像された画像のノイズを除去するノイズ除去手段
と、 前記撮像された画像を変倍する変倍手段と、 前記変倍手段の変倍動作に応じて前記ノイズ除去手段の
制御値を設定する制御手段とを備えたことを特徴とする
撮像装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、変倍動作モードにおけ
る前記ノイズ除去手段の制御値を、変倍停止モードに比
べてノイズ除去効果が低減された値に設定することを特
徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 【請求項3】 前記変倍手段は、前記撮像された画像を
光学的に変倍する光学ズーム手段および前記撮像された
画像を電子的信号処理によって変倍する電子ズーム手段
の少なくとも一方を有することを特徴とする請求項1記
載の撮像装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記変倍停止モードか
ら前記変倍動作モードに移行する際、前記ノイズ除去手
段の制御値を段階的に切り換えることを特徴とする請求
項2記載の撮像装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記変倍動作モードか
ら前記変倍停止モードに移行する際、前記ノイズ除去手
段の制御値を段階的に切り換えることを特徴とする請求
項2記載の撮像装置。 - 【請求項6】 前記被写体からの光信号の量に対し、生
成する映像信号のレベルを維持する露出調整手段を備
え、 前記制御手段は、前記露出調整手段の制御値に応じて、
前記ノイズ除去手段の制御値を切り換えることを特徴と
する請求項1記載の撮像装置。 - 【請求項7】 前記制御手段は、前記変倍手段の単位時
間当たりの変倍率に応じて、前記ノイズ除去手段の制御
値を切り換えることを特徴とする請求項1記載の撮像装
置。 - 【請求項8】 被写体の画像を撮像する撮像装置の制御
方法において、 撮像された画像を変倍する工程と、 前記撮像された画像のノイズを除去する際の制御値を、
変倍動作に応じて設定する工程とを有することを特徴と
する撮像装置の制御方法。 - 【請求項9】 撮像装置内のCPUによって実行され、
被写体の画像を撮像するプログラムが格納された記憶媒
体において、 前記プログラムは、 前記撮像された画像のノイズを除去する際の制御値を、
変倍動作情報に基づいて設定する手順を含むことを特徴
とする記憶媒体。 - 【請求項10】 被写体を撮像する撮像装置において、 時間的に相関関係にある画像を用いて撮像画像のノイズ
を除去するノイズ除去手段と、 前記撮像装置のズーム倍率の変倍動作を実行するズーム
手段と、 前記ズーム手段によるズーム倍率の変倍動作を指示する
変倍動作指示手段と、 前記変倍動作指示手段によってズーム倍率の変倍動作が
実行中であるかどうかを判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に基いて前記ノイズ除去手段の
制御値を設定する設定手段とを有することを特徴とする
撮像装置。 - 【請求項11】 請求項10において、前記設定手段
は、前記判定手段によってズーム倍率の変倍動作が実行
中であると判定された場合、ズーム倍率の変倍動作が停
止している場合よりもノイズ除去効果が低減された値に
設定することを特徴とする撮像装置。 - 【請求項12】 請求項10において、前記設定手段
は、ズーム倍率の変倍動作の単位時間当たりの変倍率に
応じて前記ノイズ除去手段の制御値を設定することを特
徴とする撮像装置。 - 【請求項13】 請求項10において、さらに、撮像画
像の露出を調整する露出制御手段を有し、前記設定手段
は、前記露出調整手段の制御値に応じて前記ノイズ除去
手段の制御値を切換えることを特徴とする撮像装置。 - 【請求項14】 請求項10において、前記設定手段
は、ズーム倍率の変倍動作が実行状態から停止状態に移
行する場合、前記ノイズ制御手段の制御値を段階的に切
換えることを特徴とする撮像装置。 - 【請求項15】 請求項10において、前記設定手段
は、ズーム倍率の変倍動作が実行状態から停止状態に移
行する場合、前記ノイズ制御手段の制御値を段階的に切
換えることを特徴とする撮像装置。 - 【請求項16】 請求項10において、前記ズーム手段
は、被写体を光学的にズームする光学ズーム手段と、被
写体を電子的な処理によってズームする電子ズーム手段
とを有し、前記電子ズーム手段は、前記ノイズ除去手段
によってノイズが除去された画像に対してズーム処理を
行い、前記設定手段は、前記光学ズーム手段によってズ
ーム動作が実行中であると判定された場合、前記電子ズ
ーム手段によってズーム動作が実行している場合よりも
ノイズ除去効果が低減された値に設定することを特徴と
する撮像装置。 - 【請求項17】 被写体を撮像する撮像装置の制御方法
において、 時間的に相関関係にある画像を用いて撮像画像のノイズ
を除去するノイズ除去工程と、 前記撮像装置のズーム倍率の変倍動作を指示する変倍動
作指示工程と、 前記変倍動作指示工程によってズーム倍率の変倍動作が
実行中であるかどうかを判定する判定工程と、 前記判定工程の判定結果に基いて前記ノイズ除去手段の
制御値を設定する設定工程とを有することを特徴とする
撮像装置の制御方法。 - 【請求項18】 請求項17において、前記設定工程
は、前記判定工程によってズーム倍率の変倍動作が実行
中であると判定された場合、ズーム倍率の変倍動作が停
止している場合よりもノイズ除去効果が低減された値に
設定することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 【請求項19】 請求項17において、前記設定工程
は、ズーム倍率の変倍動作の単位時間当たりの変倍率に
応じて前記ノイズ除去工程の制御値を設定することを特
徴とする撮像装置の制御方法。 - 【請求項20】 請求項17において、さらに、撮像画
像の露出を調整する露出制御工程を有し、前記設定工程
は、前記露出調整工程の制御値に応じて前記ノイズ除去
工程の制御値を切換えることを特徴とする撮像装置の制
御方法。 - 【請求項21】 請求項17において、前記設定工程
は、ズーム倍率の変倍動作が実行状態から停止状態に移
行する場合、前記ノイズ制御工程の制御値を段階的に切
換えることを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 【請求項22】 請求項17において、前記設定工程
は、ズーム倍率の変倍動作が実行状態から停止状態に移
行する場合、前記ノイズ制御手段の制御値を段階的に切
換えることを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 【請求項23】 請求項17において、被写体を光学的
にズームする光学ズーム工程と、被写体を電子的な処理
によってズームする電子ズーム工程とを有し、前記電子
ズーム工程は、前記ノイズ除去工程によってノイズが除
去された画像に対してズーム処理を行い、前記設定工程
は、前記光学ズーム工程によってズーム動作が実行中で
あると判定された場合、前記電子ズーム工程によってズ
ーム動作が実行している場合よりもノイズ除去効果が低
減された値に設定することを特徴とする撮像装置の制御
方法。 - 【請求項24】 被写体を撮像する撮像装置の制御方法
を記憶した記憶媒体において、 時間的に相関関係にある画像を用いて撮像画像のノイズ
を除去を実行させ前記変倍動作指示工程によってズーム
倍率の変倍動作が実行中であるかどうかを判定させ、 その判定結果に基いて前記ノイズ除去手段の制御値を設
定させるプログラムを記憶した記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000009913A JP2000278592A (ja) | 1999-01-22 | 2000-01-19 | 撮像装置、その制御方法および記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-13945 | 1999-01-22 | ||
JP1394599 | 1999-01-22 | ||
JP2000009913A JP2000278592A (ja) | 1999-01-22 | 2000-01-19 | 撮像装置、その制御方法および記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000278592A true JP2000278592A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=26349805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000009913A Withdrawn JP2000278592A (ja) | 1999-01-22 | 2000-01-19 | 撮像装置、その制御方法および記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000278592A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2003087636A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-20 | Olympus Optical Co Ltd | 電子カメラおよび電子ズーム制御方法 |
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JP2016208307A (ja) * | 2015-04-23 | 2016-12-08 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、その制御方法及びプログラム |
-
2000
- 2000-01-19 JP JP2000009913A patent/JP2000278592A/ja not_active Withdrawn
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